JP3048892U - 金銭登録器 - Google Patents

金銭登録器

Info

Publication number
JP3048892U
JP3048892U JP1997000088U JP8897U JP3048892U JP 3048892 U JP3048892 U JP 3048892U JP 1997000088 U JP1997000088 U JP 1997000088U JP 8897 U JP8897 U JP 8897U JP 3048892 U JP3048892 U JP 3048892U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
upper lid
inner box
switch
cash register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997000088U
Other languages
English (en)
Inventor
徳興 簡
Original Assignee
徳興 簡
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 徳興 簡 filed Critical 徳興 簡
Priority to JP1997000088U priority Critical patent/JP3048892U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3048892U publication Critical patent/JP3048892U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】開閉操作が簡易であって、且つ、コストダウン
を計られる金銭登録器の内箱及び上蓋装置を提供する。 【解決手段】後端に後方へ延びている楔差し込み孔10
2が設けられ、上方には両側に向って延びている嵌め込
み槽103を有し、更に前端には槽口104を有してい
るケーシング10と、後端には凸縁111があってケー
シング10の楔差し込み孔102に挿し込む紙幣押え切
れと、方形の板状体を呈し、其の後端部をケーシング1
0の嵌め込み槽内に嵌めこんでケーシング10の上方と
かぶせ合わすことができる上蓋20と、ケーシング10
の槽口104と相対応して上蓋20に設置され、ケーシ
ング10の槽口104と止め合い、よって、上蓋20を
強固に前記ケーシング10にかぶせ合わすことができる
開閉器30とから構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、金銭登録器の内箱及び上蓋装置に関するものであり、特に、開閉操 作を簡便にした上蓋の金銭登録器の内箱及び上蓋装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンビニエンスストア及び大型生鮮スーパーマートの経営方式は2シ フト制或いは3シフト制を採用している。然し乍ら、当シフトの営業状況を統計 するにあたってシフト交替時は、同時に金銭登録器の内箱を更新して営業金額を 申告して納めるのに便を来している方式をとっている。然るに、一般の金銭登録 器の内箱は図10に示す如く上蓋を設置していない。この為、シフト交替時、厚 紙或いは布で内箱の上面を被蔽し、内箱内の財物を遮蔽して、しかも注意深く内 箱を取り出して申告所へ持って行かなければならない。而して、申告所へ持って 行く途中、不用意に内箱を転倒せしめて小銭が散落する恐れがある。よってこれ を防止する必要がある。
【0003】 そこで、一般に金銭登録器の上面に上蓋を加設して金銭登録器の内箱の上面開 口部と蓋合わせをしている。又、上蓋を安定的に蓋装させることができるように するため、内箱の後端の上面に上蓋を嵌め込むのに供する水平横向の槽口を加設 していると同時に内箱前端の上蓋に錠を取りつけている。かくして上蓋をかぶせ る時、鍵で錠の止め合わせ端部を縮み込ませなければ上蓋を容易に内箱の内縁上 にかぶせることができない。然るに上蓋を蓋装した後、再び鍵で錠の止め合わせ 端部を内箱に取りじめしなければならない。このような方式で上蓋が開かないよ うにしている。よって内箱内の金銭を申告所に持っていく途中で金銭登録器を落 として小銭を散落させるような恐れがなくなる。このような上蓋をかぶせる方式 は必ず鍵を利用して先に錠をあけなければ上蓋をかぶせることができない上、金 銭申告時再度鍵を利用しなければ上蓋を開けることができないので非常に不便で ある。
【0004】 又、図11に示す如く、内箱の後端上面に上蓋を嵌め合わせる水平横向きの槽 口を加設することは、一般の下向きに垂直に嵌合して止める方式で紙幣押え切れ を固定する内箱に対しては、加工上一回で加工を完成することができない。必ず 嵌合して止める紙幣押え切れの垂直楔槽と水平横向きの槽口を別々に加工しなけ ればならない。よって、内箱の製作コストを増すことになる。
【0005】 本考案は金銭登録器の内箱に上蓋を加設する必要性と目前の金銭登録器の内箱 に加設している上蓋の種々欠点等に鑑みて為されたものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は開閉操作が極めて便利で、且つ、製造コストの低廉なる金銭登録器の 内箱及び上蓋装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために提案せられたものであり、大略上方が開放 になっている方形の箱状を呈し、其の後端の端面には水平に後方へ延びている若 干の楔差し込み孔が設けられていて、其の上方には両側に向って水平に延びてい る嵌め込み槽を有し、更に其の前端には少なくても一個以上の槽口を有している ケーシングと、後端には後方へ向って水平に延びて突き出た若干の凸縁があって 前記ケーシングの楔差し込み孔に挿し込む若干の紙幣押え切れと、大略方形の板 状体を呈し、其の後端部を前記ケーシングの嵌め込み槽内に嵌めこんで前記ケー シングの上方とかぶせ合わすことができる上蓋と、前記ケーシングの槽口と相対 応して前記上蓋に設置され、前記ケーシングの槽口と止め合い、よって、前記上 蓋を強固に前記ケーシングにかぶせ合わすことができる開閉器とから構成され、 上蓋の開閉が非常に便利で、且つ、安全で、其の上製造コストが安い金銭登録器 の内箱及び上蓋装置を提供するものである。
【0008】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の一実施の形態を図に従って詳述する。図に於て、本考案の金銭 登録器の内箱及び上蓋装置は主として金銭登録器の金銭を置く内箱1の上面に上 蓋20を設置して、カウンターが交替時前記内箱1を取り出す時、容易に前記上 蓋20を前記内箱1にかぶせることができて、小銭が前記内箱1から散落するの を防止することができるように構成されている。
【0009】 図1〜図3に示す如く、前記内箱1は主としてケーシング10及び若干の紙幣 押え切れ11の組合せで構成されている。其の中、前記ケーシング10は大略上 方が開放になっている方形の箱状体で、前記ケーシング10の中は置き槽101 が仕切られていて金銭の分類と金銭を置くのに用いる。又、前記ケーシング10 の後端の上方に近い位置には楔差し込み孔102が設けられている。前記楔差し 込み孔102は相互に等距離間隔の方式で前記ケーシング10の後端面に設置さ れ、更に水平に後方へ延びて前記ケーシング10を貫いていて、前記紙幣押え切 れ11を挿し込むのに用いる。其の中、前記楔差し込み孔102は上下並列の方 式で設置することができる。斯くの如く設置すると前記紙幣押え切れ11を挿し 込むと更に安定性がある。
【0010】 前記紙幣押え切れ11は大略長矩形の肘状を呈し、前記ケーシング10の後端 にある置き槽101に取り分けて置かれ、更にスプリングによって肘の前端の端 部を前記置き槽101に対して差し押さえすることができるようになっていて、 紙幣を押さえるのに便を来している。又、前記紙幣押え切れ11の後端にはそれ ぞれ突き出た凸縁111が設置されている。前記凸縁111は前記紙幣押え切れ 11の後端から後方へ水平に一定の長さだけ延伸されていて、前記ケーシング1 0の前記楔差し込み孔102と相対応して設置されていて、前記楔差し込み孔1 02内に差し込むのに用いる。かくして前記紙幣押え切れ11は前記ケーシング 10と連接することができる。
【0011】 此処に於て注意することは、若し前記楔差し込み孔102が上下並列の方式で 設置した場合、前記紙幣押え切れ11の前記凸縁111も前記楔差し込み孔10 2の方式に対応して、上下並列に設置しなければならない。かくすることによっ て安定的に差し置くことができる状態を形成するものである。
【0012】 此の外、前記ケーシング10の後端面には更に嵌め込み槽103が設けられて いる。前記嵌め込み槽103は前記楔差し込み孔102と相互に垂直な方式で前 記ケーシング10の両側端面に向って水平に延伸して前記楔差し込み孔102の 上方の位置に設置されていて、前記上蓋20の後端を嵌め込むのに用いる。又、 前記ケーシング10の前端面には少なくても一個以上の槽口104が設けられて いて、前記上蓋20の前端と止め合うのに便を来し、前記上蓋20はこれによっ て安定して前記ケーシング10の上部を被蔽することができるよう形成されてい る。
【0013】 前記上蓋20は大略方形の板状体で、前記ケーシング10の上部開放口をかぶ すものである。其の中前記上蓋20の幅は多少前記ケーシング10の上部開放口 より小さく、よって前記上蓋20を前記ケーシング10にかぶした時、前記上蓋 20の後端を前記ケーシング10の前記嵌め込み槽103内に確実と嵌め込むこ とができる上、前記ケーシング10の上端と平面状を呈することができる。又、 前記上蓋20の前端面に近い所には少なくても一個以上の切欠け口21が設けら れている。該切欠け口21は垂直に前記上蓋20の上下両板面を貫通していて、 前記ケーシング10の前記槽口104と相互に対応した方式で設置され、開閉器 30を設置するのに用いる。該開閉器30を利用して前記槽口104に止め込み 、前記上蓋20を前記ケーシング10の上に確実にかぶせることができる。
【0014】 図4〜図7に示す如く、前記開閉器30は主として本体31、スライドブロッ ク32、プル・ロッド33及び作動レバー34で組成されている。其の中、前記 本体31は大略矩形の塊状体で、前記ケーシング10の前記槽口104に対応し た方式で前記上蓋20の前記切欠け口21の下方板面上に設置されている。且つ 、前記本体31の前端面はほぼ前記上蓋20の前端面と取り揃えられている。前 記本体31の中央位置に近い所には前後に配列した二個のくぼんだ受容部311 ,312が設けられている。前記受容部311,312は大略前後方向へ延びた 適当な長さを有する矩形の凹槽で、其の中前記受容部311,312の第一受容 部311の長さは前記スライドブロック32が後向きに所定距離スライドできる のに供する長さである。而して、第二受容部312は前記プル・ロッド33が後 方へスライドできるのに供するものである。前記第一受容部311の上方前後位 置には夫々滑路313,314が設置されていて、前記二つの滑路は相互に一直 線を呈して水平に延び、其の中前記滑路313,314の前方滑路313は前方 に向って延び、前記本体31の前端を貫通して前記ケーシング10の前記槽口1 04と相対応し、前記スライドブロック32を装置するのに用いる。而して、前 記後方滑路314は前記前方滑路313よりやや小さく後方へ延び、前記第二受 容部312と相通じて前記プル・ロッドを取り付けるのに用い、且つ、前記プル ・ロッドの後端を第二受容部312内に延伸させている。
【0015】 前記スライドブロック32は大略長形の塊状体を呈し、前記本体31の前記滑 路313内でスライドできるように設置され、且つ、其の前端の凸出部321は 前記本体31の前端面より所定長さ突出していて、前記ケーシング10の前記槽 口104と止め合うことができるようになっている。又、前記スライドブロック 32の凸出部321の下方には下向きに逐次前記本体31の前方滑路313内に 縮み込んだ傾斜面322が設けられていて、前記上蓋20の前端が下向きに前記 ケーシング10とかぶし合わした時、前記スライドブロック32の凸出部321 は前記傾斜面322が衝撃を受けた時に生じる水平分力によって、前記本体31 の前記前方滑路313内でスライドし、かくして、前記上蓋20は容易に前記ケ ーシング10と蓋合することができて、前記凸出部321を先に前記本体31の 前方滑路313内に縮み込ませる必要がない。
【0016】 此の外、前記スライドブロック32の上端面の中間に近い所に前記スライドブ ロック32の長手方向に延伸して、くぼんだ長形凹口323が設置されている。 該長形凹口323の長さは前記スライドブロック32の前記凸出部321の突出 長さよりも長く、更に前記長形凹口323の後端面上には滑槽324が設けられ ている。該滑槽324は前記本体31の後方滑路314と相対応し一直線に設置 され、前記プル・ロッド33を受け持つのに用い、更に前記プル・ロッド33の 前端は前記スライドブロック32の前記長形凹口323の中に取り置くようにな っている。
【0017】 図4及び図5に示す如く、前記プル・ロッド33は大略棒状体の 形状を呈し 、前記プル・ロッド33の上端棒状部331はスライドできるように前記本体3 1の前記後方滑路314及び前記スライドブロック32の前記滑槽324に設置 されていて、前記棒状部331の後端は前記本体31の前記第二受容部312内 に延伸している。前記プル・ロッド33の前記棒状部331の前端には突出した 頭部332が設けられていて、前記スライドブロック32の前記長形凹口323 の後端に嵌め込むのに用いる。前記スライドブロック32の前記凸出部321は 前記傾斜面322が衝撃を受けた時に生ずる分力作用によって前記本体31の前 記前方滑路313に縮み込む。此の時、前記頭部332は前記スライドブロック 32の前記長形凹口323の前端面を衝撃しないようになっている。又、前記棒 状部331の後端下方には後向きに後尾部333が設置されていて、該後尾部3 33の両側端面には夫々突き出た凸縁334が設けられ、前記作動レバー34と 連接するのに用いる。かくして、前記プル・ロッド33は前記作動レバー34の 制御によって後方へスライドすることができると共に前記スライドブロック32 を移動して前記スライドブロック32の前記凸出部321を前記本体31の前記 前方滑路313内に縮み込ませることができて、前記上蓋20を開けるのに便を 来している。
【0018】 前記作動レバー34は枢接軸341にて前記プル・ロッド33の前記凸縁33 4上方の前記本体31の前記第二受容部312の両側端上に枢接されていて、其 の上端は前記上蓋20の切欠け口を突き出る方式で設置されている。前記作動レ バー34の枢接軸341の下端には作動爪342が設けられている。前記作動爪 342は前記プル・ロッド33の前記棒状部331と干渉しない状態で下向きに 延伸して前記プル・ロッド33の前記凸縁334の前端にあてがっている。又、 前記作動レバー34の上端には突き出て設置されている把手343があって、前 記上蓋20の上板面と水平に後方へ所定距離だけ延びていて前記作動レバー34 を特定角度転動させるのに用い、前記作動レバーの前記作動爪342はかくして 前記枢接軸341を中心に後向きに転動して、前記プル・ロッド33を押して後 方へスライドさせて前記上蓋20を開けるようになっている。
【0019】 又、前記本体31の前記滑路313,314の間には弾性構成部品40が設け られている。該弾性構成部品40はスプリングであってもよい。前記プル・ロッ ド33の前記棒状部331上に嵌め込み、其の一端は前記本体31の前記第一受 容部311の後端面上にあてがい、他の一端は前記スライドブロック32の後端 面にあてがっていて、前記スライドブロック32を前方へ押すのに用いる。前記 作動レバー34の前記把手343を上向きに作動した時、前記プル・ロッド33 は前記スライドブロック32を連動して後方へスライドさせる。此の時、前記弾 性構成部品40は前記スライドブロック32に押されて収縮する。然るに、前記 作動レバー34の前記把手343が下向きに回復して水平状態になった時、前記 弾性構成部品40は前記スライドブロック32を前方へ押し、これにより前記ス ライドブロック32の前記凸出部321は前記本体31から所定距離突き出ると 共に前記スライドブロック32は前記プル・ロッド33を連動して前方へスライ ドさせるようになっている。
【0020】 本考案の金銭登録器の内箱及び上蓋装置は前記開閉器30に取り付けている前 記スライドブロック32の前記傾斜面322の作用を利用している故、前記上蓋 20を前記ケーシング10の上端の開放口にかぶせる時、唯、前記上蓋20を下 向きに移動させる作用力を与えるだけで、前記スライドブロック32の前記凸出 部321を内向きに縮め込ませることができる。よって、容易に前記上蓋20を 前記ケーシング10にかぶせることができる。又、前記上蓋20を開放する時も 唯前記開閉器30上の前記作動レバー34を上向きに或る角度を引き上げるだけ で、前記上蓋を開放することができる。従って、鍵等を利用して前記上蓋20を 開ける必要がなく、前記上蓋20の開閉操作は非常に簡便である。
【0021】 更に、本考案の中、前記ケーシング10の後端に設置している前記楔差し込み 孔102及び前記紙幣押え切れ11の前記凸縁111は共に水平延伸的方式で設 置しているため、前記紙幣押え切れ11は安定して前記ケーシング10の前記楔 差し込み孔102内に固定することができる。そればかりでなく、前記楔差し込 み孔102の延伸方向と前記上蓋20を嵌め込む前記嵌め込み槽103の開口方 向は相互に平行になっているので、前記ケーシング10を加工する時一回で加工 することができる。故に、金銭登録器の内箱加工を簡素化することができて、加 工コストを低減することができる。
【0022】 図8及び図9に示す如く、本考案の具体的な他の実施の形態で、其の中、前記 開閉器30aの本体31a上に比較的幅の広い、且つ、深さの深い後方滑路31 4aが設置されている。並びに前記後方滑路314a上にスライドできる定位座 35aが設けられている。よって、前記開閉器30aは前記と同様に開閉するこ とができ、同時に、前記定位座35aを利用して前記作動レバー34aと相互に 嵌め合わせることができて、前記開閉器30aを開放状態にすることができる。
【0023】 前記定位座35aは大略長形の塊状体を呈し、前記後方滑路314aから所定 距離突き出た方式で前記後方滑路314a上に設置されている。前記定位座35 aの上端面には前記プル・ロッド33の前記棒状部331を受け持つ滑路351 aが設けられていて、前記プル・ロッド33の前記棒状部331が前記滑路35 1a上で前後スライドできるようになっている。又、前記定位座35aの後端の 端面上には後向きに凸縁352aが設けられている。該凸縁352aは半円状で もよい。前記プル・ロッド33の前記棒状部331に嵌め込まれている弾性構成 部品40の弾性力を利用して、前記定位座35aの前記凸縁352aを後向きに 前記作動レバー34aに当接させている。
【0024】 前記作動レバー34aは大略円板状を呈した作動爪342aを具有している。 該作動爪342aは前記プル・ロッド33の前記凸縁334に設けているくぼん だ切欠け口344aと相対応し、其の中、前記切欠け口344aの前端の端面は 前記プル・ロッド33の前記凸縁334の前端の端面と相対応して設置されてい る。かくして、前記作動レバー34aを上向きに一定角度の位置に引き上げた時 、前記プル・ロッド33を後方へ推移させることができ、これにより前記開閉器 30aは開放状態となる。又、前記作動レバー34aの前端に近い上部の円周上 に凹槽345aが設けられていて、前記作動レバー34aを上向きに一定角度に 引き上げた時、前記凹槽345aは前記定位座35aの前記凸縁352aと相対 応し、よって、前記定位座35aの前記凸縁352aは前記弾性構成部品40の 作用力で後方へ移動して前記凹槽345aと嵌合することができて、前記開閉器 30aを開放状態にする。而して、前記開閉器30aを切換えて閉じた状態にす る時は、唯、前記作動レバー34aを下向きに転動させる作動力を施すことだけ で、前記定位座35aの前記凸縁352aを前記作動レバー34aの前記凹槽3 45aから滑り出させることができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案の金銭登録器の内箱及び上蓋装置は開閉が非常に簡便で、且つ、確実性 を有し、加工も容易であって製造コストを低減することができ、コンビニエンス ストア及び大型生鮮スーパーマートの経営管理上に大きな効果を奏するものであ る。
【提出日】平成9年1月21日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 図4及び図5に示す如く、前記プル・ロッド33は大略棒状体の略鍵形状を呈 し、前記プル・ロッド33の上端棒状部331はスライドできるように前記本体 31の前記後方滑路314及び前記スライドブロック32の前記滑槽324に設 置されていて、前記棒状部331の後端は前記本体31の前記第二受容部312 内に延伸している。前記プル・ロッド33の前記棒状部331の前端には突出し た頭部332が設けられていて、前記スライドブロック32の前記長形凹口32 3の後端に嵌め込むのに用いる。前記スライドブロック32の前記凸出部321 は前記傾斜面322が衝撃を受けた時に生ずる分力作用によって前記本体31の 前記前方滑路313に縮み込む。此の時、前記頭部332は前記スライドブロッ ク32の前記長形凹口323の前端面を衝撃しないようになっている。又、前記 棒状部331の後端下方には後向きに後尾部333が設置されていて、該後尾部 333の両側端面には夫々突き出た凸縁334が設けられ、前記作動レバー34 と連接するのに用いる。かくして、前記プル・ロッド33は前記作動レバー34 の制御によって後方へスライドすることができると共に前記スライドブロック3 2を移動して前記スライドブロック32の前記凸出部321を前記本体31の前 記前方滑路313内に縮み込ませることができて、前記上蓋20を開けるのに便 を来している。
【提出日】平成9年11月17日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、金銭登録器に関するものであり、特に、上蓋の開閉操作を簡便にし た金銭登録器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 一般に、コンビニエンスストア及び大型生鮮スーパーマートの経営方式は2シ フト制或いは3シフト制を採用している。然し乍ら、当シフトの営業状況を統計 するにあたってシフト交替時は、同時に金銭登録器の内箱を更新して営業金額を 申告して納めるのに便を来している方式をとっている。然るに、一般の金銭登録 器の内箱は図10に示す如く上蓋を設置していない。この為、シフト交替時、厚 紙或いは布で内箱の上面を被蔽し、内箱内の財物を遮蔽して、しかも注意深く内 箱を取り出して申告所へ持って行かなければならない。而して、申告所へ持って 行く途中、不用意に内箱を転倒せしめて小銭が散落する恐れがある。よってこれ を防止する必要がある。
【0003】 そこで、一般に金銭登録器の上面に上蓋を加設して金銭登録器の内箱の上面開 口部と蓋合わせをしている。又、上蓋を安定的に蓋装させることができるように するため、内箱の後端の上面に上蓋を嵌め込むのに供する水平横向の槽口を加設 していると同時に内箱前端の上蓋に錠を取りつけている。かくして上蓋をかぶせ る時、鍵で錠の止め合わせ端部を縮み込ませなければ上蓋を容易に内箱の内縁上 にかぶせることができない。然るに上蓋を蓋装した後、再び鍵で錠の止め合わせ 端部を内箱に取りじめしなければならない。このような方式で上蓋が開かないよ うにしている。よって内箱内の金銭を申告所に持っていく途中で金銭登録器を落 として小銭を散落させるような恐れがなくなる。このような上蓋をかぶせる方式 は必ず鍵を利用して先に錠をあけなければ上蓋をかぶせることができない上、金 銭申告時再度鍵を利用しなければ上蓋を開けることができないので非常に不便で ある。
【0004】 又、図11に示す如く、内箱の後端上面に上蓋を嵌め合わせる水平横向きの槽 口を加設することは、一般の下向きに垂直に嵌合して止める方式で紙幣押えを固 定する内箱に対しては、加工上一回で加工を完成することができない。必ず嵌合 して止める紙幣押えの垂直楔槽と水平横向きの槽口を別々に加工しなければなら ない。よって、内箱の製作コストを増すことになる。
【0005】 本考案は金銭登録器の内箱に上蓋を加設する必要性と目前の金銭登録器の内箱 に加設している上蓋の種々欠点等に鑑みて為されたものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上蓋の開閉操作が極めて便利で、且つ、製造コストの低廉なる金銭登 録器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために提案せられたものであり、金銭登録器の内 箱及び上蓋装置を有する金銭登録器であって、該金銭登録器はケーシングを有し 、該ケーシングは上面開放の方形の箱状を呈し、端面の上端に近い位置には等間 隔で、且つ、水平に後方に延びている楔差し込み孔を具有しており、該楔差し込 み孔の上方には前記ケーシングの両側端面に向って水平に延びている嵌め込み溝 が設けられており、又、前記ケーシングの前端面の上部に近い位置には少なくて も一個以上の孔が設けられており、更に、紙幣押えを有し、該紙幣押えは略長矩 形の肘状を呈していて、前記ケーシング内に設けられ、その後端には後方に向っ て水平に延びて突出された凸縁が設けられていて、前記ケーシングの楔差し込み 孔に差し込むことができるように構成され、一方、前記上蓋は、略方形を呈した 板状体から成り、その後端部は前記ケーシングの嵌め込み溝内に嵌め込むことが できるように形成されることにより、該上蓋の後端部を該ケーシングの嵌め込み 溝に嵌め込んで、該ケーシング上方の開放口に合わせて該上蓋を蓋装することが できるように構成され、又、その前端板面に近い所にはその上下板を貫通した少 なくとも一個以上の切欠け口が設けられており、且つ、開閉器を有し、前記ケー シングの孔と少なくても一個以上と相対して前記上蓋の切欠け口の位置に取り付 けられていて、前記ケーシングの孔と止合することができるように構成され、前 記各部品の組合せによって、該上蓋を該ケーシングの上面に蓋装した時、前記開 閉器は該ケーシングの孔と止合して該上蓋を強固に該ケーシングの上に蓋装する ことができ、該上蓋を開放した時、該開閉器は前記ケーシングの孔から脱離する ことができるように構成されて成る金銭登録器を提供するものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態を図に従って詳述する。図に於て、金銭登録器の 内箱及び上蓋装置は主として金銭登録器の金銭を置く内箱1の上面に上蓋20を 設置して、カウンターが交替時前記内箱1を取り出す時、容易に前記上蓋20を 前記内箱1にかぶせることができて、小銭が前記内箱1から散落するのを防止す ることができるように構成されている。
【0009】 図1〜図3に示す如く、前記内箱1は主としてケーシング10及び若干の紙幣 押え11の組合せで構成されている。該ケーシング10は上面開放の方形状の箱 状体で構成され、前記ケーシング10の中は置き槽101が仕切られていて金銭 の分類と金銭を置くのに用いる。又、前記ケーシング10の後端の上方に近い位 置には楔差し込み孔102が設けられている。該楔差し込み孔102は相互に等 距離間隔の方式で前記ケーシング10の後端面に設けられ、更に水平に後方へ延 びて前記ケーシング10を貫いていて、前記紙幣押え11を挿し込むのに用いる 。又、前記楔差し込み孔102は上下並列の方式で設置することもできる。この ように設けると前記紙幣押え11を挿し込むと更に安定性がある。
【0010】 前記紙幣押え11は大略長矩形の肘状を呈し、先端部が前記ケーシング10の 後方にある置き槽101上に配設され、更に、スプリングによって肘の前端部を 前記置き槽101に対して圧接することができ、斯くして、紙幣押えに供せられ るのである。又、前記紙幣押え11の後端にはそれぞれ突き出た凸縁111が突 設されており、該凸縁111は前記紙幣押え11の後端から後方へ水平に一定の 長さだけ延伸されていて、前記ケーシング10の前記楔差し込み孔102と相対 応して設けられて、前記楔差し込み孔102内に差し込まれる。かくして、前記 紙幣押え11は前記ケーシング10に取り付けられる。
【0011】 此処に於て注意することは、若し前記楔差し込み孔102が上下並列の方式で 設けられている場合は、前記紙幣押え11の前記凸縁111も前記楔差し込み孔 102の方式に対応して、上下並列に設けなければならない。かくすることによ って安定的に設置せられることができる。
【0012】 此の外、前記ケーシング10の後端面には更に嵌め込み溝103が設けられて いる。該嵌め込み溝103は前記楔差し込み孔102の上方部に前記ケーシング 10の両側端面に向って水平に延設されていて前記上蓋20の後端を嵌め込むの に用いる。又、前記ケーシング10の前端面には少なくても一個以上の孔104 が設けられている。
【0013】 一方、前記上蓋20は略方形の板状体で形成され、前記ケーシング10の上部 開放部に蓋装される。又、該上蓋20の幅は多少前記ケーシング10の上部開放 部より小さく、よって前記上蓋20を前記ケーシング10に蓋装した時、該上蓋 20の後端を前記ケーシング10の前記嵌め込み溝103内に確実に嵌め込むこ とができ、そして、該ケーシング10の上面と平面状を呈することができる。又 、該上蓋20の前端面に近い所には少なくても一個以上の切欠け口21が設けら れている。該切欠け口21は垂直に前記上蓋20の上下両板面を貫通していて、 前記ケーシング10の前記孔104と相互に対応した方式で設置され、開閉器3 0を設置するのに用いる。該開閉器30を前記孔104に係止し、前記上蓋20 を前記ケーシング10の上に確実にかぶせることができる。
【0014】 図4〜図7に示す如く、前記開閉器30は主として本体31、スライドブロッ ク32、プル・ロッド33及び作動レバー34で組成されている。その中、前記 本体31は大略矩形の塊状体で、前記ケーシング10の前記孔104に向い合っ た位置であって、且つ、前記上蓋20の内側面に配設されている。又、前記本体 31の前端面はほぼ前記上蓋20の前端面と一致するように形成されている。更 に、該本体31の中央位置には前後に配列した二個のくぼんだ第一受容部311 と第二受容部312が設けられている。該第一及び第二受容部311,312は 前後方向へ延びた適当な長さを有する矩形の凹溝から成る。該第一受容部311 の長さは前記スライドブロック32が後向きに所定距離スライドできるのに供す る長さである。而して、第二受容部312は前記プル・ロッド33が後方へスラ イドできるのに供するものである。前記第一受容部311の上方前後位置には夫 々滑路313,314が設けられていて、該二つの滑路は相互に一直線を呈して 水平に延び、その中、前方の滑路313は前方に向って延び、前記本体31の前 端を貫通して前記ケーシング10の前記孔104と対峙し、該滑路313内に前 記スライドブロック32をスライド自在に遊挿する。而して、前記後方の滑路3 14は前記前方の滑路313よりやや小さく後方へ延び、前記第二受容部312 と連通して前記プル・ロッド33をスライド自在に遊挿し、且つ、前記プル・ロ ッドの後端を第二受容部312内に延伸させている。
【0015】 前記スライドブロック32は長形の塊状体を呈し、前記本体31の前記滑路3 13内でスライドできるように設置され、且つ、その前端の凸出部321は前記 本体31の前端面より所定長さ突出していて、前記ケーシング10の前記孔10 4に嵌合することができるように形成されている。又、前記スライドブロック3 2の凸出部321の下面は斜欠されて傾斜面322が設けられており、前記上蓋 20の前端でケーシング10を閉塞したとき、該スライドブロック32の凸出部 321は前記傾斜面322が衝撃を受けた時に生じる水平分力によって、前記本 体31の前記前方の滑路313内でスライドし、かくして、前記上蓋20は容易 に前記ケーシング10と蓋合することができる。斯くして、該凸出部321を先 ず前記本体31の前方の滑路313内に引き込ませる必要がない。
【0016】 又、前記スライドブロック32の中間部位に凹部323が設けられている。該 凹部323の長さは前記スライドブロック32の前記凸出部321の突出長さよ りも長く、更に該凹部323の後端面上には滑溝324が設けられている。該滑 溝324は前記本体31の後方の滑路314と対応して一直線上に設れられ、前 記プル・ロッド33がスライド自在に遊挿される。更に前記プル・ロッド33の 前端は前記スライドブロック32の前記凹部323の中に突出するように形成さ れている。
【0017】 図4及び図5に示す如く、前記プル・ロッド33は棒状体から成り、図に於て 右端部を下方へ折曲して略鍵形に形成されている。更に、該プル・ロッド33の 水平方向の棒状部331はスライドできるように前記本体31の前記後方の滑路 314及び前記スライドブロック32の前記滑溝324へ遊挿されていて、前記 棒状部331の後端は前記本体31の前記第二受容部312内に延伸している。 前記プル・ロッド33の前記棒状部331の前端には突出した頭部332が設け られていて、前記スライドブロック32の前記凹部323の後端に嵌め込んであ る。又、前記スライドブロック32の前記凸出部321は前記傾斜面322が衝 撃を受けた時に生ずる分力作用によって前記本体31の前記前方の滑路313に 入り込む。此の時、前記頭部332は前記スライドブロック32の前記凹部32 3の前端面を衝撃しないように形成されている。又、前記棒状部331の後端下 方には後向きに後尾部333が設けられていて、該後尾部333の両側端面には 夫々突き出た凸縁334が設けられ、前記作動レバー34と連接するのに用いる 。かくして、前記プル・ロッド33は前記作動レバー34の制御によって後方へ スライドすることができると共に前記スライドブロック32を移動して前記スラ イドブロック32の前記凸出部321を前記本体31の前記前方の滑路313内 に入り込ませることができて、前記上蓋20を開放することが可能となる。
【0018】 前記作動レバー34は枢軸341にて前記プル・ロッド33の前記凸縁334 上方であって、且つ、前記本体31の前記第二受容部312の両側に枢着されて おり、そして、該作動レバー34の上片は前記上蓋20の切欠け口21から外側 へ突出し、更に、上蓋20上面に延設して把手343が設けられている。又、該 作動レバー34の枢軸341の下方部位には作動爪342が設けられている。該 作動爪342は前記プル・ロッド33の前記棒状部331と干渉しない状態で下 向きに延伸して前記プル・ロッド33の前記凸縁334の前端に当接するように 形成される。更に又、前記把手343は前記上蓋20の上板面と水平に後方へ所 定距離だけ延びており、そして該把手343を把持して該作動レバー34を特定 角度回転転させることができるように形成されている。斯くして、該作動レバー の前記作動爪342は前記枢軸341を回動中心として反時計方向に回転し、前 記プル・ロッド33の凸縁334を押して該プル・ロッド33を後方へスライド させ、前記上蓋20を開放するように構成されている。
【0019】 又、前記本体31の前記滑路313,314の間には弾性構成部品40が設け られている。該弾性構成部品40はスプリングであってもよい。前記プル・ロッ ド33の前記棒状部331上に嵌め込み、その一端部は前記本体31の前記第一 受容部311の後端面上に当接し、他端部は前記スライドブロック32の後端面 に当接し、そして、該スライドブロック32を前方へ付勢している。又、前記作 動レバー34の前記把手343を上向きに作動した時、前記プル・ロッド33は 前記スライドブロック32を連動して後方へスライドさせる。此の時、前記弾性 構成部品40は前記スライドブロック32に押されて収縮する。然るに、前記作 動レバー34の前記把手343が下向きに回復して水平状態になった時、前記弾 性構成部品40は前記スライドブロック32を前方へ押し、これにより前記スラ イドブロック32の前記凸出部321は前記本体31から所定距離突き出ると共 に前記スライドブロック32は前記プル・ロッド33を連動して前方へスライド させるようになっている。
【0020】 本考案の金銭登録器の内箱及び上蓋装置は前記開閉器30に取り付けている前 記スライドブロック32の前記傾斜面322の作用を利用しているので、前記上 蓋20を前記ケーシング10の上面の開放部を蓋装する時、前記上蓋20を下向 きに移動させる作用力を与えるだけで、前記スライドブロック32の前記凸出部 321の傾斜面322がケーシング10の上縁に衝突し、そして、該スライドブ ロック32が該傾斜面322に沿って凹部323内に入り込み、更に、前記弾性 構成部品40の付勢によって該凸出部321がケーシング10に設けた孔104 に嵌合してロックされる。斯くして、容易に前記上蓋20を該ケーシング10に 蓋装することができる。又、前記上蓋20を開放する時も前記開閉器30上の前 記作動レバー34を上向きに或る角度を引き上げるだけで、前記上蓋20を開放 することができる。従って、鍵等を利用して前記上蓋20を開ける必要がなく、 前記上蓋20の開閉操作は非常に簡便である。
【0021】 更に、本考案の中、前記ケーシング10の後端に設置している前記楔差し込み 孔102及び前記紙幣押え11の前記凸縁111は共に水平に延設されているた め、該紙幣押え11は安定して前記ケーシング10の前記楔差し込み孔102内 に固定することができる。又、該楔差し込み孔102の延伸方向と前記上蓋20 を嵌め込む前記嵌め込み溝103の開口方向は相互に平行になっているので、前 記ケーシング10を加工する時一回で加工することができる。故に、金銭登録器 の内箱加工を簡素化することができて、加工コストを低減することができる。
【0022】 図8及び図9は、本考案の他の実施の形態を示す。上記実施の形態と共通する 部分は説明を省略する。図に於て、開閉器30aの本体31a上に後方滑路31 4aが設けられており、該後方滑路314a上にスライドできる定位座35aが 設けられている。よって、前記開閉器30aは前述と同様に開閉することができ 、同時に、前記定位座35aを利用して前記作動レバー34aと相互に嵌め合わ せることができて、前記開閉器30aを開放状態にすることができる。
【0023】 前記定位座35aは長形の塊状体を呈し、前記後方滑路314aから所定距離 突き出た方式で前記後方滑路314a上に配設されている。又、該定位座35a の上端面には前記プル・ロッド33の前記棒状部331を遊挿する滑路351a が設けられていて、該プル・ロッド33の該棒状部331が該滑路351a上で 前後スライドできるようになって形成されている。又、該定位座35aの後端の 端面上には後向きに凸縁352aが設けられている。該凸縁352aは半円状で もよい。前記プル・ロッド33の前記棒状部331に嵌め込まれている弾性構成 部品40の弾性力を利用して、前記定位座35aの前記凸縁352aを後向きに 押圧して前記作動レバー34aに当接させている。
【0024】 前記作動レバー34aは円板状を呈した作動爪342aを有している。該作動 爪342aは前記プル・ロッド33の前記凸縁334に対峙して切欠け口344 aが設けられており、該切欠け口344aの前端の端面は該プル・ロッド33の 前記凸縁334の前端の端面と、前記弾性構成部品40の付勢によって相互に接 触するように構成されている。かくして、前記作動レバー34aを上向きに一定 角度の位置に引き上げた時、前記プル・ロッド33を後方へスライドさせること ができ、これにより、前記開閉器30aは開放状態となる。又、前記作動レバー 34aの前端に近い上部の円周上に凹部345aが設けられていて、前記作動レ バー34aを上向きに一定角度に引き上げた時、前記凹部345aは前記定位座 35aの前記凸縁352aと対応し、よって、前記定位座35aの前記凸縁35 2aは前記弾性構成部品40の付勢によって後方へ移動して前記凹部345aと 嵌合することができて、前記開閉器30aを開放状態にする。而して、前記開閉 器30aを閉じた状態にする時は、前記作動レバー34aを下向きに回動させる ことにより、前記定位座35aの前記凸縁352aを前記作動レバー34aの前 記凹部345aから滑り出させることができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案の金銭登録器の内箱及び上蓋は開閉が非常に簡便で、且つ、確実性を有 し、加工も容易であって製造コストを低減することができ、コンビニエンススト ア及び大型生鮮スーパーマートの経営管理上に大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の上視図で、金銭登録器の内箱に上蓋を
かぶした後の各部品の相関位置を示している。
【図2】本考案の側視図で、上蓋を金銭登録器の内箱に
かぶした状況を示している。
【図3】本考案の金銭登録器の内箱及び上蓋装置の後端
断面図で、前記内箱後端の各部品の設置状況を示してい
る。
【図4】本考案の開閉器の上視図で、開閉器の機構を示
している。
【図5】本考案の開閉器の側面断面図で、開閉器が止め
合っている状態を示している。
【図6】本考案の側面断面図で、開閉器が開放した時の
状況を示している。
【図7】本考案の開閉器の作動示意図で、開閉器が止め
合った状態を呈している時でも、上蓋を容易に内箱にか
ぶせる状況を示している。
【図8】本考案の開閉器の他の実施の形態を示し、その
側面断面図である。
【図9】本考案の開閉器の他の実施の形態の開放状態に
於ける側面断面図である。
【図10】従来の金銭登録器の内箱の後端断面図であ
る。
【図11】従来の金銭登録器の内箱後端に上蓋を嵌め合
う槽口を加設した断面図である。
【符号の説明】
1 内箱 10 ケーシング 11 紙幣押え切れ 20 上蓋 21 切欠け口 30,30a 開閉器 31,31a 本体 32 スライドブロック 33 プル・ロッド 34,34a 作動レバー 35a 定位座 40 弾性構成部品 101 槽 102 楔差し込み孔 103 嵌め込み槽 104 槽口 111 凸縁 311 第一受容部 312 第二受容部 313 前方滑路 314,314a 後方滑路 321 凸出部 322 傾斜面 323 長形凹口 324 滑槽 331 棒状部 332 頭部 333 後尾部 334 凸縁 334a 切欠け口 341 枢接軸 342,342a 作動爪 343 把手 345a 凹槽 351a 滑路 352a 凸縁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項3】 上記金銭登録器の内箱及び上蓋装置に使
用する開閉器で、其の中には下記のものを含んでいる:
本体があって、大略矩形の塊状体を呈していて、其の中
央位置に近い所に第一受容部と、其の後端に第二受容部
を具有している。前記第一受容部の前端上方には前方に
向って延伸し、且つ、前記本体の前端面を貫通した前方
滑路があって、又、前記第一受容部の後端上方には後方
に延伸し、且つ、前記第二受容部と相通じる後方滑路が
設けられている;スライドブロックがあって、大略長形
の塊状態を呈し、前記本体の前方滑路でスライドするこ
とができる。其の前端は前記本体の前端から一定の距離
だけ突出させた凸出部を具有している;プル・ロッドが
あって、大略長い棒状体の略鍵形状を呈し、其の上端の
棒状部は前記本体の後部滑路でスライドできるように設
けられていて、其の垂直端は前記本体の第二受容部内に
延伸するようになっている。其の前端は前記スライドブ
ロックと相連接することができて、前記スライドブロッ
クを後方へスライドさせるのに用いる。又、其の後端は
両側端面に突設された凸縁を具有している。作動レバー
があって、前記プル・ロッドの上側の前記第二受容部上
に枢設されていて、且つ、下向きに前記プル・ロッドの
前端まで延伸している作動爪を具有し、前記プル・ロッ
ドを作動して後方へスライドさせるのに用いる;弾性構
成部品があって、前記プル・ロッドに設置され、其の一
端は前記第一受容部の後端面にあてがい、他の一端は前
記スライドブロックの後端面にあてがっていて、前記ス
ライドブロックを前方へ推すのに用いる;前記各部品の
組合せにより、前記作動レバーが作動して前記プル・ロ
ッドを後方へスライドさせた時、前記プル・ロッドは前
記スライドブロックを後方の前記本体内に向って引っ張
り開放状態にならしめ、前記プル・ロッドが元の未作動
時のプル・ロッドの位置に回復した時、前記スライドブ
ロックは前記弾性構成部品の回復力によって前方へ推さ
れ、其の前端凸出部を前記本体から一定の距離だけ突出
させて閉鎖状態にならしめ、同時に前記プル・ロッドを
前方へスライドさせることができるように構成された請
求項1記載の金銭登録器の内箱及び上蓋装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項11】 上記開閉器、前記作動レバーの上端
には水平に延びた把手を設けることができるように形成
されて成る請求項3記載の金銭登録器の内箱及び上蓋装
置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月17日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 金銭登録器
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の上視図で、金銭登録器の内箱に上蓋を
かぶした後の各部品の相関位置を示している。
【図2】本考案の側視図で、上蓋を金銭登録器の内箱に
かぶした状況を示している。
【図3】本考案の金銭登録器の内箱及び上蓋装置の後端
断面図で、前記内箱後端の各部品の設置状況を示してい
る。
【図4】本考案の開閉器の上視図で、開閉器の機構を示
している。
【図5】本考案の開閉器の側面断面図で、開閉器が止め
合っている状態を示している。
【図6】本考案の側面断面図で、開閉器が開放した時の
状況を示している。
【図7】本考案の開閉器の作動示意図で、開閉器が止め
合った状態を呈している時でも、上蓋を容易に内箱にか
ぶせる状況を示している。
【図8】本考案の開閉器の他の実施の形態を示し、その
側面断面図である。
【図9】本考案の開閉器の他の実施の形態の開放状態に
於ける側面断面図である。
【図10】従来の金銭登録器の内箱の後端断面図であ
る。
【図11】従来の金銭登録器の内箱後端に上蓋を嵌め合
う槽口を加設した断面図である。
【符号の説明】 1 内箱 10 ケーシング 11 紙幣押え 20 上蓋 21 切欠け口 30,30a 開閉器 31,31a 本体 32 スライドブロック 33 プル・ロッド 34,34a 作動レバー 35a 定位座 40 弾性構成部品 101 置き槽 102 楔差し込み孔 103 嵌め込み溝 104 孔 111 凸縁 311 第一受容部 312 第二受容部 313 前方滑路 314,314a 後方滑路 321 凸出部 322 傾斜面 323 凹部 324 滑溝 331 棒状部 332 頭部 333 後尾部 334 凸縁 334a 切欠け口 341 枢軸 342,342a 作動爪 343 把手 345a 凹部 351a 滑路 352a 凸縁

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金銭登録器の内箱及び上蓋装置で、其の
    中には下記のものを含んでいる:ケーシングがあって、
    大略上方が開放になっている方形の箱状を呈し、其の後
    端面の上端に近い位置には等間隔で、且つ、水平で後方
    に延びている楔差し込み孔を具有している;該楔差し込
    み孔の上方には前記ケーシングの両側端面に向って水平
    に延びている嵌め込み槽が設けられている;又、前記ケ
    ーシングの前端面の上部に近い位置には少なくても一個
    以上の槽口が設置されている;若干の紙幣押え切れがあ
    って、大略長矩形の肘状を呈していて、前記ケーシング
    内に取り分けて設けられ、其の後端には後方に向って水
    平に延びて突き出た若干の凸縁が設置されていて、前記
    ケーシングの楔差し込み孔に差し込むのに用いられる;
    上蓋があって、大略方形を呈した板状体で其の後端部は
    前記ケーシングの嵌め込み槽内に嵌め込むことができる
    ようになっている。即ち、前記上蓋の後端部を前記ケー
    シングの嵌め込み槽に嵌め込んで、前記ケーシング上方
    の開放口に合わせて前記上蓋を蓋装することができるも
    のである。又、其の前端板面に近い所には其の上下板を
    貫通した少なくとも一個以上の切欠け口が設けられてい
    る;若干の開閉器があって、前記ケーシングの槽口と少
    なくても一個以上と相対して前記上蓋の切欠け口の位置
    に取り付けられていて、前記ケーシングの槽口と止め合
    わすのに用いられる;前記各部品の組合せによって、前
    記上蓋を前記ケーシングの上面に蓋装した時、前記開閉
    器は前記ケーシングの槽口と止め合わせることができる
    ようになっている。斯くして、前記上蓋を強固し前記ケ
    ーシングの上に蓋装することができる。然して、前記上
    蓋を開放した時、前記開閉器は前記ケーシングの槽口か
    ら脱離することができるようになっているので、前記上
    蓋は前記ケーシングと容易に分離することができる。
  2. 【請求項2】 上記金銭登録器の内箱及び上蓋装置は、
    其の中、前記ケーシングの若干の楔差し込み孔は上下並
    列の方式で設置することができる。又、前記若干の紙幣
    押え切れの若干の凸縁は相対応した上下並列の方式で設
    置し、かくして前記若干の凸縁は強固に前記若干の楔差
    し込み孔に差し込むことができる上、前記差し込み孔の
    中にて安定することができるように構成された請求項1
    記載の金銭登録器の内箱及び上蓋装置。
  3. 【請求項3】 上記金銭登録器の内箱及び上蓋装置に使
    用する開閉器で、其の中には下記のものを含んでいる:
    本体があって、大略矩形の塊状体を呈していて、其の中
    央位置に近い所に第一受容部と、其の後端に第二受容部
    を具有している。前記第一受容部の前端上方には前方に
    向って延伸し、且つ、前記本体の前端面を貫通した前方
    滑路があって、又、前記第一受容部の後端上方には後方
    に延伸し、且つ、前記第二受容部と相通じる後方滑路が
    設けられている;スライドブロックがあって、大略長形
    の塊状態を呈し、前記本体の前方滑路でスライドするこ
    とができる。其の前端は前記本体の前端から一定の距離
    だけ突出させた凸出部を具有している;プル・ロッドが
    あって、大略長い棒状体の 形状を呈し、其の上端の棒
    状部は前記本体の後部滑路でスライドできるように設け
    られていて、其の垂直端は前記本体の第二受容部内に延
    伸するようになっている。其の前端は前記スライドブロ
    ックと相連接することができて、前記スライドブロック
    を後方へスライドさせるのに用いる。又、其の後端は両
    側端面に突設された凸縁を具有している。作動レバーが
    あって、前記プル・ロッドの上側の前記第二受容部上に
    枢設されていて、且つ、下向きに前記プル・ロッドの前
    端まで延伸している作動爪を具有し、前記プル・ロッド
    を作動して後方へスライドさせるのに用いる;弾性構成
    部品があって、前記プル・ロッドに設置され、其の一端
    は前記第一受容部の後端面にあてがい、他の一端は前記
    スライドブロックの後端面にあてがっていて、前記スラ
    イドブロックを前方へ推すのに用いる;前記各部品の組
    合せにより、前記作動レバーが作動して前記プル・ロッ
    ドを後方へスライドさせた時、前記プル・ロッドは前記
    スライドブロックを後方の前記本体内に向って引っ張り
    開放状態にならしめ、前記プル・ロッドが元の未作動時
    のプル・ロッドの位置に回復した時、前記スライドブロ
    ックは前記弾性構成部品の回復力によって前方へ推さ
    れ、其の前端凸出部を前記本体から一定の距離だけ突出
    させて閉鎖状態にならしめ、同時に前記プル・ロッドを
    前方へスライドさせることができるように構成された請
    求項1記載の金銭登録器の内箱及び上蓋装置。
  4. 【請求項4】 上記開閉器で、其の中前記スライドブロ
    ック凸出部の下側は更に下向きに逐次前記本体から縮め
    こんだ傾斜面を設置している。前記傾斜面が衝撃を受け
    た時、其の発生する水平分力によって前記スライドブロ
    ックの凸出部は前記本体内に直接縮みこむことができる
    ように構成されて成る請求項3記載の金銭登録器の内箱
    及び上蓋装置。
  5. 【請求項5】 上記開閉器で、其の中、前記スライドブ
    ロックの上端面の中央位置に近い所には更に長形の凹口
    を設置することができる。又、前記長形の凹口の後端は
    延伸して前記本体の後方の滑路と一直線に形成された滑
    槽が設置されている。これにより前記プル・ロッドの前
    端を前記長形の凹口内の後端に嵌め込んで設置すること
    ができるように構成されて成る請求項3記載の金銭登録
    器の内箱及び上蓋装置。
  6. 【請求項6】 上記開閉器で、其の中、前記スライドブ
    ロックは前記プル・ロッドと相互に干渉を発生しない方
    式で前記本体内に縮みこむことができるように構成され
    て成る請求項5記載の金銭登録器の内箱及び上蓋装置。
  7. 【請求項7】 上記開閉器で、其の中、前記本体の後方
    滑路上には更にスライドできる一定位座を設けることが
    できる。これは前記開閉器を開放状態に定位するのに用
    いることができるように構成されて成る請求項3記載の
    金銭登録器の内箱及び上蓋装置。
  8. 【請求項8】 上記開閉器で、其の中、前記定位座上端
    面上には前記プル・ロッドがスライドできるのに供する
    滑路が設けられている請求項7記載の金銭登録器の内箱
    及び上蓋装置。
  9. 【請求項9】 上記開閉器で、其の中、前記定位座の後
    端には更に後向きに突き出た半円状の凸縁が設置されて
    いる。前記半円状の凸縁は前記開閉器が開放した時、前
    記作動レバーと嵌合するように構成されて成る請求項7
    記載の金銭登録器の内箱及び上蓋装置。
  10. 【請求項10】 上記開閉器で、其の中、前記作動レバ
    ーには半円状の凹槽が設けられていて、前記開閉器が開
    放した時、前記定位座の凸縁と相対応して嵌合するよう
    に構成されて成る請求項9記載の金銭登録器の内箱及び
    上蓋装置。
  11. 【請求項11】 上記開閉器で、其の中、前記作動レバ
    ーの上端には更に水平に延びた把手を設けることができ
    るように形成されて成る請求項3記載の金銭登録器の内
    箱及び上蓋装置。
JP1997000088U 1997-01-13 1997-01-13 金銭登録器 Expired - Lifetime JP3048892U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997000088U JP3048892U (ja) 1997-01-13 1997-01-13 金銭登録器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997000088U JP3048892U (ja) 1997-01-13 1997-01-13 金銭登録器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3048892U true JP3048892U (ja) 1998-05-29

Family

ID=43183159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997000088U Expired - Lifetime JP3048892U (ja) 1997-01-13 1997-01-13 金銭登録器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3048892U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60244720A (ja) 紙葉類収納装置
JPH01308352A (ja) 紙幣スタック装置
US2973139A (en) Locking coin box
US20090101724A1 (en) Apparatus for receiving and storing banknotes
US10565815B2 (en) Self-locking cash deposit equipment and cashbox thereof
JP3048892U (ja) 金銭登録器
US6490411B1 (en) APS loyalty camera with locking film door and external key therefor
KR101615088B1 (ko) 버스 요금 수납기의 현금 보관함
JP3308106B2 (ja) 硬貨処理装置
JP6518533B2 (ja) 金銭処理機
CA2157974A1 (en) Coin and Currency Receptacle Assembly for Money Operated Machines
EP3509043A1 (en) Self-locking cash deposit equipment and cashbox thereof
KR20070014491A (ko) 금융자동화기기의 잠금장치
JPS6126117B2 (ja)
KR102034450B1 (ko) 카드 수납 및 자동 배출을 겸하는 휴대폰 백 커버
JP2000048863A (ja) バッテリー充電装置
JPH09128650A (ja) ドロワ
JPS5850462Y2 (ja) シヘイルイウケイレソウチ
JPH08170463A (ja) 傘立て用錠前
US2848137A (en) Envelope dispensing device
JPH08135277A (ja) 傘立て用錠前
JPS6017013Y2 (ja) 硬貨出し入れ装置
JP2521192Y2 (ja) 台間遊技用貸機の据付構造
JPS5813398Y2 (ja) 紙幣などの取扱装置
JP3487538B2 (ja) ドロワ装置