JPH09128650A - ドロワ - Google Patents

ドロワ

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JPH09128650A
JPH09128650A JP28475395A JP28475395A JPH09128650A JP H09128650 A JPH09128650 A JP H09128650A JP 28475395 A JP28475395 A JP 28475395A JP 28475395 A JP28475395 A JP 28475395A JP H09128650 A JPH09128650 A JP H09128650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin case
case
coin
paper money
cash box
Prior art date
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Pending
Application number
JP28475395A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinobu Murakoshi
昭延 村越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP28475395A priority Critical patent/JPH09128650A/ja
Publication of JPH09128650A publication Critical patent/JPH09128650A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高額紙幣の収容作業を軽力で迅速に行えかつ取
扱い容易とする。 【解決手段】コインケース40をマネーケース30内で
スライド機構50を介してキャッシュボックス20の出
没方向に移動可能に装着し、コインケース40を紙幣収
容部31側の方向(XB方向)に押込むことにより高額
紙幣収容部35の上方を開放可能に構成されている。ま
た、バネ機構60を設け、コインケース40を元の位置
に自動的に戻すことができるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドロワ本体に出没
可能に装着されたキャッシュボックスと,このキャッシ
ュボックスの出没方向の後側に配設される紙幣収容部と
出没方向の前側に配設される高額紙幣収容部とを有しキ
ャッシュボックスに装着可能なマネーケースと,このマ
ネーケースの高額紙幣収容部の上方位置に装着可能なコ
インケースとを具備したドロワに関する。
【0002】
【従来の技術】図4において、後側にローラ29が装着
されたキャッシュボックス20は、ドロワ本体10の前
後方向に出没可能に装着される。このキャッシュボック
ス20には、マネーケース30が装着される。さらに、
このマネーケース30の前後にコインケース40が装着
される。
【0003】マネーケース30の仕切壁36Pを挟んだ
出没方向の後側には複数の仕切板32で区画された複数
の紙幣収容部31が形成され、各紙幣収容部31にはバ
ネ式の札押え33が設けられている。また、出没方向の
前側には高額紙幣収容部35が設けられ、この上方位置
にコインケース40(コイン収容部41,仕切板42)
が装着される。なお、小型のコインケース40Sを設け
る場合もある。
【0004】かくして、登録商品についての会計処理に
際し、キャッシュボックス20をドロワ本体10の前方
に突出させれば、千円札等の紙幣を紙幣収容部31に収
容でき、百円玉等のコインをコイン収容部41へ収容さ
せることができる。高額紙幣(1万円札)は、コインケ
ース40を上方に持上げ、その下方の高額紙幣収容部3
5に収容させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、店内繁忙時
にコインケース40を持上げかつ高額紙幣の収容後に元
へ戻すことは非常に煩わしい。しかも、営業時間が長引
くにつれて、コインケース40(41)に収容されたコ
インの量が増大して大重量化すると、その肉体的負担も
増大し作業速度も低下するばかりか、誤ってコインを床
上に落下飛散させてしまう場合も生ずる。
【0006】本発明の目的は、高額紙幣の収容作業を軽
力で迅速に行えかつ取扱い容易なドロワを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ドロ
ワ本体に出没可能に装着されたキャッシュボックスと,
このキャッシュボックスの出没方向の後側に配設される
紙幣収容部と出没方向の前側に配設される高額紙幣収容
部とを有しキャッシュボックスに装着可能なマネーケー
スと,このマネーケースの高額紙幣収容部の上方位置に
装着可能なコインケースとを具備したドロワにおいて、
前記コインケースを、前記マネーケースの左右内面と前
記コインケースの左右外面との間のスライド機構を介し
て前記マネーケース内で前記キャッシュボックスの出没
方向に移動可能に装着し、前記コインケースを紙幣収容
部側に押込むことにより前記高額紙幣収容部の上方を開
放可能に構成した、ことを特徴とする。
【0008】かかる構成の発明では、コインケースを所
定位置から出没方向の後側に押込むと、コインケースは
スライド機構を介してマネーケース内を後方向に移動す
る。これによりマネーケース内の出没方向の前側に形成
された高額紙幣収容部の上方を開放することができる。
したがって、重いコインケースを上方に持上げなくとも
高額紙幣を軽力でかつ迅速に収容させられる。その後
に、コインケースを前側に引戻せば、コインケースを元
の位置に簡単に戻せる。
【0009】また、請求項2の発明は、前記紙幣収容部
側に押込まれた前記コインケースを前記高額紙幣収容部
側に付勢するバネ機構を設け、前記高額紙幣収容部に高
額紙幣を収容させた後にコインケースを前記上方位置に
自動的に戻すことが可能に形成されたドロワである。
【0010】かかる構成の発明では、高額紙幣を収容さ
せた後に、コインケースから手を離せばあるいはロック
を解けば、コインケースはバネ機構の付勢力によって自
動的に元に戻る。したがって、請求項1の発明の場合と
同様な作用効果を奏することができる他、さらに取扱い
が一段と容易である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本ドロワは、図1〜図3に示す如
く、基本的構造(10,20,30,40)が従来例
(図4)の場合と同様であるが、コインケース40をマ
ネーケース30内でスライド機構50を介してキャッシ
ュボックス20の出没方向に移動可能に装着し、コイン
ケース40を紙幣収容部31側の方向(XB方向)に押
込むことにより高額紙幣収容部35の上方を開放可能に
構成されている。
【0012】また、XB方向に押込まれたコインケース
40を高額紙幣収容部35側の方向(XF方向)に付勢
するバネ機構60を設け、高額紙幣収容部35に高額紙
幣HPMを収容させた後にコインケース40を元の位置
(上方位置)に自動的に戻すことが可能に形成されてい
る。
【0013】さらに、この実施形態では、ロック機構
(52,56)を設け、バネ機構60の付勢力に抗して
コインケース40を紙幣収容部31側へ押込んだ状態を
一時的にロック可能に形成してある。
【0014】なお、従来例(図4)の場合と共通する部
分については、同一の符号を付しこれらの説明について
は簡単化または省略する。
【0015】マネーケース30の左右内面には、図1
(C)に示す如く、スライド機構50の一部を構成しか
つキャッシュボックス20の出没方向に延びる一対のガ
イド溝51,51が設けられている。このガイド溝5
1,51には、図1(A)に示すコインケース40の左
右外面に設けられた摺動板55,55が前後方向に往復
移動可能に装着される。
【0016】このために、マネーケース30の出没方向
の後側に配設される紙幣収容部31とその前側に配設さ
れる高額紙幣収容部35とを区分けする便宜上の仕切壁
36は、従来例(図4)の仕切壁36Pよりも背低に形
成されている。また、各仕切板32の先端側を切欠いて
ストッパー32Sを形成してある。
【0017】また、図1(A)に示すコインケース40
の後端側には、バネ機構60を形成する複数枚の板バネ
61が係止され、各板バネ61の後端には係止片62が
設けられている。この係止片62は、図2(B)に示す
ように、マネーケース30の後端面に穿設された係止穴
63に嵌挿係止されている。
【0018】したがって、コインケース40を図2
(B)に示すXB方向に押込めば、各板バネ61が下方
に凸形状に湾曲し、コインケース40のXB方向の移動
を許容する。一方、押込んだコインケース40から手を
離せば、図3(B)に示すように下方に凸形状に湾曲さ
れた各板バネ61の弾性復帰による付勢力によって、コ
インケース40をXF方向に自動的に戻すことができ
る。
【0019】この実施形態において、バネ機構60を複
数枚の板バネ61から形成した理由は、各紙幣収容部3
1を区画する各仕切板32,32間に各板バネ61を挿
入可能とし、収容された紙幣PMが押込まれて来たコイ
ンケース40によってぐしゃぐしゃに折曲げられてしま
うことを防止するとともに、各紙幣収容部31ごとの紙
幣PMの出入れを容易とするためである。
【0020】さらに、この実施形態では、図3に示す如
く、コインケース40を後側に押込んで、高額紙幣収容
部35の上方を開放した状態を保持可能とするために、
ロック機構が設けられている。このロック機構は、図3
(B)に示す如く、各ガイド溝51を形成する下板51
Dに穿設されたロック穴52と,各摺動片55の下方に
突出配設されたロック片56とから形成されている。
【0021】したがって、コインケース40をXB方向
に押込んだ状態〔図3(B)〕では、各ロック片56が
対応する各ロック穴52に嵌るので、バネ機構60(6
1)の付勢力に抗しコインケース40をその位置にロッ
クすることができる。このロック解除するには、その先
端縁55Fを僅かに上方に押上げ(持上げ)ればよい。
【0022】かかる構成の実施形態の場合、登録商品に
ついての会計処理後にドロワが自動開放される。すなわ
ち、キャッシュボックス20が、図2に示す如く、ドロ
ワ本体10からXF方向に突出される。
【0023】ここで、高額紙幣HPNを収容させようと
する場合は、図2(B)に示す如く、コインケース40
に手を掛けかつ板バネ61の付勢力に抗してコインケー
ス40をXB方向に押込む。
【0024】各紙弊収容部31内に収容された紙幣PM
は、各板バネ61に載置された状態であるから、スライ
ド機構50を介してXB方向に移動するコインケース4
0によって押潰されたりぐちゃぐちゃに折曲げられるこ
とはない。また、札押え33で押付けられているので、
浮上ることもない。
【0025】かくして、コインケース40を図3(B)
に示すように、仕切板32の先端に設けられたストッパ
ー32Sに当接するまで押込むと、ロック機構(52,
56)が働き、手を離してもコインケース40はその位
置に保持されたままとなる。
【0026】したがって、高額紙幣収容部35の上方が
開放されるので、コインケース40を持上げなくとも、
高額紙幣収容部35に高額紙幣HPMを簡単かつ迅速に
収容させられる。
【0027】収容後に、コインケース40の先端縁55
Fを僅かに持上げると、ロック機構(52,56)が解
除される。すると、バネ機構60が働き、コインケース
40をXF方向に自動的に戻すことができる。しかる後
に、キャッシュボックス30をドロワ本体10内に手動
で押込む。
【0028】しかして、この実施形態によれば、コイン
ケース40をマネーケース30内でスライド機構50を
介してキャッシュボックス20の出没方向に移動可能に
装着し、コインケース40を紙幣収容部31側の方向
(XB方向)に押込むことにより高額紙幣収容部35の
上方を開放可能に構成されているので、高額紙幣の収容
作業を軽力で迅速に行えかつ取扱いが非常に容易であ
る。
【0029】また、スライド機構50が、左右一対のガ
イド溝51と摺動板55とからなる簡単な構造であるか
ら、安定した往復移動ができるとともに低コストで具現
化できる。
【0030】また、XB方向に押込まれたコインケース
40をXF方向に付勢するバネ機構60を設け、高額紙
幣収容部35に高額紙幣HPMを収容させた後にコイン
ケース40を元の位置(上方位置)に自動的に戻すこと
が可能に形成されているので、取扱いが一段と容易であ
る。
【0031】また、バネ機構60が板バネ61から形成
されかつコインケース40の移動に伴って湾曲するもの
と形成されているので、紙幣収容部31に収容された紙
幣PMがぐしゃぐしゃになることを防止できるととも
に、紙幣PMの出入れが一段と楽になる。
【0032】また,ロック機構(52,56)を設け、
バネ機構60の付勢力に抗してコインケース40をXB
方向に押込んだ状態を一時的にロック可能に形成してあ
るので、両手で高額紙幣HPMの出入れができるから、
作業能率を一層向上できる。
【0033】さらに、各仕切板32に切欠きを設けると
ともにストッパー32Sが形成されているので、紙幣収
容部31に収容された紙幣PMの出入れを妨げずかつ板
バネ61に過度な変形を与えない。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、コインケース
をマネーケース内でスライド機構を介してキャッシュボ
ックスの出没方向に移動可能に装着し、コインケースを
紙幣収容部側の方向に押込むことにより高額紙幣収容部
の上方を開放可能に構成されているので、高額紙幣の収
容作業を軽力で迅速に行えかつ取扱いが非常に容易であ
る。
【0035】また、請求項2の発明によれば、紙幣収容
部側に押込まれたコインケースを高額紙幣収容部側に付
勢するバネ機構を設け、高額紙幣収容部に高額紙幣を収
容させた後にコインケースを元の位置(上方位置)に自
動的に戻すことが可能に形成されているので、請求項1
の発明の場合と同様な作用効果を奏することができる
他、さらに取扱いが一段と容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同じく、キャッシュボックスの突出時における
高額紙幣収容部の閉鎖状態を説明するための図である。
【図3】同じく、キャッシュボックスの突出時における
高額紙幣収容部の開放状態を説明するための図である。
【図4】従来例を説明するための分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ドロワ本体 20 キャッシュボックス 30 マネーケース 31 紙幣収容部 32 仕切板 32S ストッパー 35 高額紙幣収容部 36 仕切壁 40 コインケース 41 コイン収容部 42 仕切板 50 スライド機構 51 ガイド溝 51D 下板 52 ロック穴(ロック機構) 55 摺動板 56 ロック片(ロック機構) 60 バネ機構 61 板バネ 62 係止片 63 係止穴 PM 紙幣 HPM 高額紙幣

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドロワ本体に出没可能に装着されたキャ
    ッシュボックスと,このキャッシュボックスの出没方向
    の後側に配設される紙幣収容部と出没方向の前側に配設
    される高額紙幣収容部とを有しキャッシュボックスに装
    着可能なマネーケースと,このマネーケースの高額紙幣
    収容部の上方位置に装着可能なコインケースとを具備し
    たドロワにおいて、 前記コインケースを、前記マネーケースの左右内面と前
    記コインケースの左右外面との間のスライド機構を介し
    て前記マネーケース内で前記キャッシュボックスの出没
    方向に移動可能に装着し、前記コインケースを紙幣収容
    部側に押込むことにより前記高額紙幣収容部の上方を開
    放可能に構成した、ことを特徴とするドロワ。
  2. 【請求項2】 前記紙幣収容部側に押込まれた前記コイ
    ンケースを前記高額紙幣収容部側に付勢するバネ機構を
    設け、前記高額紙幣収容部に高額紙幣を収容させた後に
    コインケースを前記上方位置に自動的に戻すことが可能
    に形成されている請求項1記載のドロワ。
JP28475395A 1995-11-01 1995-11-01 ドロワ Pending JPH09128650A (ja)

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JP28475395A JPH09128650A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 ドロワ

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JP28475395A JPH09128650A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 ドロワ

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JPH09128650A true JPH09128650A (ja) 1997-05-16

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ID=17682561

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28475395A Pending JPH09128650A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 ドロワ

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JP (1) JPH09128650A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015060369A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 カシオ計算機株式会社 売上データ処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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