JP2001127456A - バッテリーカバーの開閉機構 - Google Patents

バッテリーカバーの開閉機構

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JP2001127456A
JP2001127456A JP30710799A JP30710799A JP2001127456A JP 2001127456 A JP2001127456 A JP 2001127456A JP 30710799 A JP30710799 A JP 30710799A JP 30710799 A JP30710799 A JP 30710799A JP 2001127456 A JP2001127456 A JP 2001127456A
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battery
electronic device
battery cover
lock
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリー室への水等の浸入を防止し、バッ
テリーカバーの蓋明け操作を容易に行なうことができ、
バッテリーが外される前に処理中のデータ等を退避させ
ることができる電子機器を提供することにある。 【解決手段】 バッテリー3を収納するために電子機器
1の本体10の一部に設けられたバッテリー室20を覆
うバッテリーカバー30と、本体10とバッテリーカバ
ー30とを係合するロック機構部40とを備え、ロック
機構部40がバッテリー室20と隔離している。また、
ロック機構部40は、ロック軸を中心に回転可能に設け
られ、回転操作を行なうためのロックつまみと本体10
の一部である係止部と係合する係合ツメとを備える。ま
た、バッテリーカバー30が外れる状態になったことを
検出した場合、本体10へ信号を送るマイクロスイッチ
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の本体に
対してカバーを開閉可能に構成してなる電子機器筐体に
関し、特に、携帯型電子機器のバッテリー室におけるバ
ッテリーカバーの開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノート型パソコン、無線電話機、
カメラ一体型VTR等のようにバッテリーを電源とする
携帯型の電子機器においては、電子機器筐体の一部にバ
ッテリー室を設け、このバッテリー室を覆うバッテリー
カバーを開閉することによりバッテリー室に収納するバ
ッテリーの交換を行うように構成されている。また、こ
のような電子機器は、バッテリーカバーが電子機器の本
体から不用意に外れることがないように、バッテリーカ
バーと本体とをロックするためのロック機構部を有して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような電子機器は、バッテリーカバーと本体とをロック
するためのロック機構部の隙間からバッテリー室へ水等
が浸入することにより、バッテリーが破損してしまった
り、さらには破損したバッテリーの影響で電子機器自体
が破損してしまうことがあるという問題点がある。
【0004】図17は、従来の電子機器の一部分の側面
断面図である。
【0005】図17において、電子機器2は、本体1
1、バッテリーカバー31、ロック機構部41、パッキ
ン部材51とを備え、バッテリー4からの電力供給によ
り動作する。バッテリー4は、本体11の一部に設けら
れたバッテリー室21に収納され、バッテリーカバー3
1がバッテリー室21を覆うことにより外部から遮蔽さ
れている。バッテリーカバー31は、本体11に対し
て、その一端に設けられたヒンジ部317を回転中心に
して開閉自在に設置されている。また、本体11とバッ
テリーカバー31とは、バッテリーカバー31の一端
(ヒンジ部317の反対側の端)に設けられたロック機
構部41により係合されている。ロック機構部41は、
バッテリーカバー31に設けられた開口部と本体11に
設けられた開口部とを貫通し、回転あるいはスライド等
することにより、バッテリーカバー31と本体11とを
係合する。パッキン部材51は、本体11に対してバッ
テリーカバー31を閉じた状態のときに、本体11とバ
ッテリーカバー31とが接する部分に設けられ、電子機
器2の外部から水等が浸入するのを防ぐ。このパッキン
部材51により水等の浸入はほとんど防ぐことができる
が、僅かな水分は、ロック機構部41をバッテリーカバ
ー31に貫通させるために設けられた開口部からバッテ
リー室21に浸入してしまう。
【0006】また、バッテリー室からバッテリーを取り
出したり、バッテリーをバッテリー室に収納したりする
ためには、ロック機構部のロックを解除する操作と、バ
ッテリーカバーの蓋明けの操作との2操作が必要とな
り、バッテリーの交換等が煩わしいという問題点があ
る。
【0007】また、落下等の衝撃によりロック機構部の
ロックが解除されてしまい、外れたバッテリーカバー等
が破損してしまったり、バッテリーが脱落することによ
り、処理中のデータやメモリに格納されているデータが
消失してしまうという問題点がある。
【0008】本発明の目的は、ロック機構部からバッテ
リー室への水等の浸入を防止し、また、ロック機構部の
ロックが確実に行なわれるとともにバッテリーカバーの
蓋明け操作を容易に行なうことができ、また、バッテリ
ーが外される前に処理中のデータ等を退避させることが
できるバッテリーカバーの開閉機構を備えた電子機器を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、以下のような手段を採用した。
【0010】すなわち、本発明の一態様によれば、本発
明の電子機器は、バッテリーからの電力供給により動作
する電子機器であって、上記バッテリーを収納するため
に上記電子機器の本体の一部に設けられたバッテリー室
を覆うバッテリーカバーと、上記本体と上記バッテリー
カバーとを係合するロック機構部とを備え、上記ロック
機構部が上記バッテリー室と隔離している。
【0011】このことにより、バッテリー室が密閉され
るので、バッテリー室内に水等が浸入するのを防ぐこと
ができる。
【0012】また、本発明の一態様によれば、本発明の
電子機器は、バッテリーからの電力供給により動作する
電子機器であって、上記バッテリーを収納するために上
記電子機器の本体の一部に設けられたバッテリー室を覆
うバッテリーカバーと、上記バッテリーカバーの一端に
設けら、上記本体と上記バッテリーカバーとを係合する
ロック機構部とを備え、上記バッテリーカバーは、上記
ロック機構部に対して他端に設けられたヒンジ部を回転
中心として開閉し、上記ロック機構部は、ロック軸を中
心に回転可能に設けられ、回転操作を行なうためのロッ
クつまみと上記本体の一部である係止部と係合する係合
ツメとを備える。
【0013】このことにより、1回の操作で、ロック機
構部のロック解除と、バッテリーカバーの蓋明けとを行
なうことができる。
【0014】また、好適には、上記ロック機構部は、上
記バッテリー室と隔離していることが望ましい。
【0015】また、好適には、上記バッテリーカバー
は、上記バッテリー室と上記ロック機構部とを隔離する
隔離壁を備えることが望ましい。
【0016】また、好適には、上記バッテリーカバー
は、上記バッテリー室と上記ロック機構部とを隔離する
薄膜を備えることが望ましい。
【0017】また、好適には、上記バッテリー室を密閉
するために、上記本体と上記バッテリーカバーとの間に
設けられたパッキン部材を備えることが望ましい。
【0018】また、好適には、上記係止部および上記係
合ツメは、鉤形状を呈していることが望ましい。
【0019】また、好適には、上記ロック機構部は、凸
形状の凸部を備え、上記バッテリーカバーは、開口部を
備え、上記凸部が上記開口部の一の位置で嵌合すると、
上記係止部と上記係合ツメとが係合し、上記凸部が上記
開口部の他の位置で嵌合すると、上記係止部と上記係合
ツメとが係合しないことが望ましい。
【0020】また、好適には、上記ロック機構部は、凸
形状の第1の凸部を備え、上記バッテリーカバーは、凸
形状の第2の凸部を備え、上記ロック機構部の回転によ
る上記係止部と上記係合ツメとが係合する状態と係合し
ない状態との移行に際し、上記第1の凸部と上記第2の
凸部とが接触することが望ましい。
【0021】また、好適には、上記ロック機構部は、上
記ロック機構部の2ヶ所が上記バッテリーカバーの2ヶ
所と略同時に当接することにより、上記係止部と上記係
合ツメとの係合が外れる方向への回転が停止されること
が望ましい。
【0022】また、好適には、上記係止部と上記係合ツ
メとが係合している状態において、上記ロック機構部の
一部と当接することにより上記ロック機構部の回転を阻
止するスイッチ部材をさらに備えることが望ましい。
【0023】また、好適には、上記ロック機構部の一部
は、上記ロックつまみであることが望ましい。
【0024】また、好適には、上記スイッチ部材は、上
記ロック機構部に対して移動可能であり、上記ロック機
構部は、上記スイッチ部材の移動により上記ロック機構
部の回転が阻止されている状態と阻止されていない状態
とを移行し、上記移行によりオン・オフ作動するマイク
ロスイッチをさらに備えることが望ましい。
【0025】また、好適には、上記スイッチ部材は、凸
形状の第3の凸部を備え、上記バッテリーカバーは、凸
形状の第4の凸部を備え、上記スイッチ部材の移動によ
る上記ロック機構部の回転が阻止されている状態と阻止
されていない状態との移行に際し、上記第3の凸部と上
記第4の凸部とは、互いに接触することが望ましい。
【0026】また、好適には、上記スイッチ部材の移動
に伴って移動するジョイント部材をさらに備え、上記ジ
ョイント部材の移動により上記マイクロスイッチをオン
・オフ作動させることが望ましい。
【0027】また、好適には、上記ジョイント部材の移
動に伴って動作する棒状のプローブ部材をさらに備える
ことが望ましい。
【0028】また、好適には、上記ジョイント部材は、
棒状のプローブ部材であることが望ましい。
【0029】また、本発明の一態様によれば、本発明の
電子機器は、バッテリーからの電力供給により動作する
電子機器であって、上記バッテリーを収納するために上
記電子機器の本体の一部に設けられたバッテリー室を覆
うバッテリーカバーと、上記バッテリーカバーが外れる
状態になったことを検出した場合、上記本体へ信号を送
るマイクロスイッチとを備える。
【0030】このことにより、バッテリー交換時等に処
理中のデータやメモリに格納されているデータを自動的
に退避し保持しておくので、これらのデータを失うこと
がない。
【0031】また、好適には、上記本体と上記バッテリ
ーカバーとを係合するロック機構部とをさらに備え、上
記ロック機構部のロックが解除された場合、上記信号を
送ることが望ましい。
【0032】また、好適には、上記ロック機構部のロッ
クの解除を阻止するスイッチ部材をさらに備え、上記ス
イッチ部材が上記ロック部材のロックの解除を阻止しな
い状態になった場合、上記信号を送ることが望ましい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0034】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る電子機器の一部分の側面断面図である。
【0035】図1において、電子機器1は、本体10、
バッテリーカバー30、ロック機構部40、パッキン部
材50とを備え、バッテリー3からの電力供給により動
作する。
【0036】バッテリー3は、本体10の一部に設けら
れたバッテリー室20に収納され、バッテリーカバー3
0がバッテリー室20を覆うことにより外部から遮蔽さ
れている。バッテリーカバー30は、本体10に対し
て、その一端に設けられたヒンジ部307を回転中心に
して開閉自在に設置されている。また、本体10とバッ
テリーカバー30とは、バッテリーカバー30の一端
(ヒンジ部307の反対側の端)に設けられたロック機
構部40により係合されている。ロック機構部40は、
バッテリーカバー30に設けられた開口部と本体10に
設けられた開口部とを貫通し、回転あるいはスライド等
することにより、バッテリーカバー30と本体10とを
係合する。
【0037】さらに、バッテリーカバー30は、ロック
機構部40がバッテリー室20から隔離されるための隔
離壁301を備えている。そして、パッキン部材50
は、本体10に対してバッテリーカバー30を閉じた状
態のときに、バッテリー室20が密閉されるようにバッ
テリーカバー30と本体10との間および隔離壁301
と本体10との間に全周囲を取り囲んで設けられ、電子
機器1の外部からバッテリー室20へ水等が浸入するの
を防ぐのはもちろんのこと、ロック機構部40をバッテ
リーカバー30に貫通させるために設けられた開口部か
らバッテリー室20への浸入をも防いでいる。
【0038】このように、隔離壁301によりバッテリ
ー室20がロック機構部40から隔離され、さらにパッ
キン部材50によりバッテリー室20が密閉されるの
で、バッテリー室20への水等の浸入を完全に防ぐこと
ができる。
【0039】さらに、本体10が本体内壁102を備え
ることにより、ロック機構部40を本体10に貫通させ
るために設けられた開口部から本体10の内部への水等
の浸入を防ぐことができる。
【0040】次に、図2乃至図15を用いて本発明の第
2の実施の形態を説明する。
【0041】図2は、本発明の第2の実施の形態におけ
る電子機器の正面断面図である。図2(a)は、ロック
状態を示しており、図2(b)は、ロック解除状態を示
している。
【0042】図2において、電子機器1は、本体10、
バッテリーカバー30、ロック機構部40、パッキン部
材50、マイクロスイッチ60を備え、不図示のバッテ
リーからの電力供給により動作する。
【0043】バッテリーカバー30は、本体10に対し
て、その一端に設けられた不図示のヒンジ部を回転中心
にして開閉自在に設置されている。また、本体10とバ
ッテリーカバー30とは、バッテリーカバー30の一端
(ヒンジ部の反対側の端)に設けられたロック機構部4
0により係合されている。ロック機構部40は、バッテ
リーカバー30に設けられた開口部と本体10に設けら
れた開口部とを貫通し、ロック軸401を中心にして回
転することにより、係止部101と係合ツメ403とが
係合している。係止部101と係合ツメ403は、鉤形
状を呈しており、互いに傾斜部分において接している。
【0044】一方、バッテリーカバー30を外すために
は、操作者がロックつまみ402を図中の上方へ移動さ
せる。そうすることにより、ロック機構部40は、ロッ
ク軸401を回転中心として回転する。ロック機構部4
0が回転すると、係合ツメ403が係止部101から外
れる(図2(b))。さらに操作者がそのままロックつ
まみ402を上方へ移動させようとすることにより、バ
ッテリーカバー30が本体10から離れる。
【0045】また、ロック機構部40は、蒲鉾状のクリ
ック凸部404bを備えており、バッテリーカバー30
は、U字状の開口であるU字開口部303が形成されて
いる。操作者は、バッテリーカバー30を外すためにロ
ックつまみ402を図中の上方へ移動させるようとす
る。この時操作者は、抵抗力を感じ取る。詳細について
は、図5および図6を用いて後述する。
【0046】また、ロック機構部40は、突起状のロッ
クストッパー部405aおよびロックストッパー部40
5bを備える。ロックストッパー部405a、405b
とバッテリーカバー30とが衝突し、ロック軸401は
軸受けから外れ難くなる。詳細については、図7を用い
て後述する。
【0047】また、ロックスイッチ部材406aは、図
中左右方向にスライドするようバッテリーカバー30に
設けられる。ロック機構部40がロック状態(図2
(a))のときに、ロックスイッチ部材406aが図中
の左方向にスライドすることで、ロックスイッチ部材4
06aとロックストッパー部405bとが当接し、ロッ
ク機構部40の回転を阻止している。詳細については、
図8乃至図11を用いて後述する。
【0048】また、ジョイント部材70は、ロックスイ
ッチ部材406aのスライドに連動してスライドする。
操作者がロックスイッチ部材406aをスライドさせる
ことにより、ジョイント部材70が連動してスライド
し、ジョイント部材70の備える突起状の作動ツメ70
1がマイクロスイッチ60をオンまたはオフする。マイ
クロスイッチ60は、作動ツメ407によりオンまたは
オフされた場合、電子機器の本体へ信号を送る。
【0049】そして、電子機器の本体は、マイクロスイ
ッチ60がオンまたはオフされたことによりバッテリー
室に収納されているバッテリーが外される可能性がある
ので、送られてきた信号を受信したら、処理中のデータ
あるいはRAM等の揮発性メモリに一時的に記憶されて
いるデータをハードディスク等の不揮発性メモリに退避
させる。詳細については、図12乃至図15を用いて後
述する。
【0050】図3は、1回の操作でバッテリーカバーを
開けることができる機構を説明するための図である。図
3(a)は、斜視図であり、図3(b)は、正面断面図
である。
【0051】図3において、電子機器は、本体10、バ
ッテリーカバー30、ロック機構部40を備え、不図示
のバッテリーからの電力供給により動作する。
【0052】バッテリーカバー30は、本体10に対し
て、その一端に設けられた不図示のヒンジ部を回転中心
にして開閉自在に設置されている。また、本体10とバ
ッテリーカバー30とは、バッテリーカバー30の一端
(ヒンジ部の反対側の端)に設けられたロック機構部4
0により係合されている。ロック機構部40は、バッテ
リーカバー30に設けられた開口部と本体10に設けら
れた開口部とを貫通し、ロック軸401を中心にして回
転することにより、係止部101と係合ツメ403とが
係合している。係止部101と係合ツメ403とが係合
している状態においては、落下等の衝撃により矢印A2
の方向に力が加わったとしてもバッテリーカバー30が
外れる可能性は少ない。
【0053】一方、バッテリーカバー30を外すために
は、操作者がロックつまみ402を矢印A1の方向へ移
動させる。そうすることにより、ロック機構部40は、
ロック軸401を回転中心として回転する。ロック機構
部40が回転すると、係合ツメ403が係止部101か
ら外れる。さらに操作者がそのままロックつまみ402
を矢印A1の方向へ移動させようとすることにより、バ
ッテリーカバー30が矢印A2の方向へ移動し、バッテ
リーカバー30が本体10から離れる。
【0054】このように、操作者は、ロックつまみ40
2を矢印A1の方向へ移動させようとする1回の操作
で、ロック機構部40のロックの解除およびバッテリー
カバー30の蓋明けが行われるので、操作の煩雑性がな
い。また、ロック機構部40のロックの解除に引き続い
て自然にバッテリーカバー30の蓋明けが行われるの
で、ロック機構部40に無理な力が加わることがなくロ
ック機構部40を破損する可能性が極めて低くなる。
【0055】図4は、係止部および係合ツメの形状の特
徴を説明するための正面断面図である。
【0056】図4において、係止部101および係合ツ
メ403以外の部分は、図3と同様である。すなわち、
図4中の係止部101および係合ツメ403は、鉤形状
を呈しており、互いに傾斜部分において接している。
【0057】図4(a)において、落下等の衝撃により
矢印B2の方向に力が加わったとしても、係止部101
および係合ツメ403が鉤形状を呈しているので、バッ
テリーカバー30が外れる可能性は、図3の場合よりさ
らに少ない。
【0058】一方、操作者がロックつまみ402を矢印
B1の方向へ移動させることにより(図4(b))、ロ
ック機構部40がロック軸401を回転中心として回転
し、係合ツメ403が係止部101から外れ(図4
(c))、さらに操作者がそのままロックつまみ402
を矢印B1の方向へ移動させようとすることにより、バ
ッテリーカバー30が本体10から離れるのは、図3の
場合と全く同じである。
【0059】図5は、操作者が操作感を得ることができ
るロック機構部を説明するための図である。図5(a)
と図5(c)は、正面断面図であり、図5(b)は、下
面断面図である。
【0060】図5において、ロック機構部40は、突起
状のクリック凸部404aを備えており、バッテリーカ
バー30は、U字状の開口であるU字開口部303が形
成されることにより、爪状のクリックツメ304を備え
ている。これら以外は、図4と同様である。
【0061】図5(a)は、ロック機構部40によりバ
ッテリーカバー30が本体10と係合している状態を示
しており、図5(b)は、図5(a)のAA矢視図で、
ロック機構部40が回転することにより、クリック凸部
404aがクリックツメ304を乗り越えている状態を
示しており、図5(c)は、ロック機構部40のロック
が解除されている状態を示している。
【0062】図5(a)において、クリック凸部404
aは、U字開口部303の一の位置で嵌合しているの
で、ロック機構部40は、容易には回転できない。この
状態からバッテリーカバー30を外すためには、操作者
がロックつまみ402を矢印C1の方向へ移動させるよ
うとする。この時、クリック凸部404aがクリックツ
メ304と接触するので、操作者は、抵抗力を感じ取
る。そのまま操作者がロックつまみ402を矢印C1の
方向へ移動させることにより、ロック機構部40は、ロ
ック軸401を回転中心として回転する。
【0063】ロック機構部40が回転することにより、
クリック凸部404aがクリックツメ304を乗り越え
ようとし、その乗り越えようとする力により、クリック
ツメ304は、矢印C2の方向に屈曲させられる(図5
(b))。
【0064】そして、さらにロック機構部40が回転す
ると、係合ツメ403が係止部101から外れ、クリッ
ク凸部404aは、U字開口部303の他の位置で勘合
する(図5(c))。
【0065】このように、クリック凸部404aがU字
開口部303の一の位置で嵌合している状態から他の位
置で勘合している状態に変わる過程において、操作者が
抵抗力を感じるので、操作者は、ロックつまみ402を
操作している実感を強く感じ取ることができ、ロック機
構部40の不完全なロックを防ぎ、バッテリーの脱落を
防止することができる。
【0066】なお、図5(b)は、U字開口部303が
隔離壁301側に設けられている。この場合、U字開口
部303を覆うポリエステルフィルム等の薄膜を隔離壁
301のバッテリー室20側に設けることにより、バッ
テリー室20は密閉される。あるいは、U字開口部30
3をカバー外壁302に設けるようにすれば、ポリエス
テルフィルム等の薄膜は必要無くなる。
【0067】図6は、操作者が操作感を得ることができ
るロック機構部の変形例を説明するための図である。図
6(a)は、斜視図であり、図6(b)は、図6(a)
のクリックツメ304の周辺を拡大した図である。
【0068】図6において、図5と異なる点は、ロック
機構部40が備えるクリック凸部404bの形状が突起
状ではなく蒲鉾状である点と、クリックツメ304が蒲
鉾状のクリックツメ凸部305を備えている点である。
【0069】そして、上記のように図5と図6とが異な
ることにより、クリック凸部404bは、U字開口部3
03に勘合する必要はなくなり、図6の場合の操作者
は、クリック凸部404bがクリックツメ凸部305を
乗り越えることにより、操作感を得ることができる。
【0070】図7は、軸受けから外れ難いロック機構部
を説明するための図である。
【0071】図2乃至図6を用いて上述してきたよう
に、操作者がロックつまみ402を操作してロック機構
部40を回転させることにより、係止部101と係合ツ
メ403との係合は外れる。この時、操作者がロックつ
まみ402を矢印E1の方向へさらに移動させようとす
ると、ロック機構部40は、図7(a)中の矢印Xの位
置でバッテリーカバー30と衝突するとともに、てこの
原理によりXの位置を支点にしてロック軸401に矢印
E2の方向の力が加わる。この力が強いとロック軸40
1が軸受けから外れてしまうことがある。
【0072】そこで、ロック機構部40に突起状のロッ
クストッパー部405aおよびロックストッパー部40
5bを設けた。そうすることにより、ロックストッパー
部405a、405bとバッテリーカバー30とは、図
7(b)中の矢印YおよびZの位置で衝突し、ロック軸
401は軸受けから外れ難くなる。なお、ロック機構部
40に設けるのは、ロックストッパー部405aまたは
ロックストッパー部405bの何れか一方のみでもよ
い。この場合、ロック機構部40がバッテリーカバー3
0と衝突する位置は、位置YとXあるいは位置ZとXに
なる。
【0073】図8乃至図11は、ロック機構部の回転を
阻止するロックスイッチ部材を説明するための図であ
る。図8乃至図11は、ロック機構部およびロックスイ
ッチ部材の変形例を示している。また、図8(a)、図
9(a)、図10(a)、図11(a)は、斜視図であ
り、図8(b)、図9(b)、図11(b)は、正面断
面図であ、図10(b)は、上面断面図である。
【0074】図8乃至図11の全てにおいて、電子機器
は、本体10、バッテリーカバー30、ロック機構部4
0を備え、図8および図9において、ロックスイッチ部
材406aを備え、図10において、ロックスイッチ部
材406bを備え、図11において、ロックスイッチ部
材406cを備え、不図示のバッテリーからの電力供給
により動作する。
【0075】バッテリーカバー30は、本体10に対し
て、その一端に設けられた不図示のヒンジ部を回転中心
にして開閉自在に設置されている。また、本体10とバ
ッテリーカバー30とは、バッテリーカバー30の一端
(ヒンジ部の反対側の端)に設けられたロック機構部4
0により係合されている。ロック機構部40は、バッテ
リーカバー30に設けられた開口部と本体10に設けら
れた開口部とを貫通し、ロック軸401を中心にして回
転することにより、係止部101と係合ツメ403とが
係合している。
【0076】図8において、ロックスイッチ部材406
aは、図中の矢印Fの方向にスライドするようバッテリ
ーカバー30に設けられる。ロック機構部40がロック
状態のときに、ロックスイッチ部材406aが矢印Fの
左方向にスライドすることで、ロックスイッチ部材40
6aとロックストッパー部405bとが当接し、ロック
機構部40の回転を阻止している。この場合、ロックス
トッパー部405bは、図7を用いて説明したようにロ
ック機構部40が軸受けから外れないようにする役目
と、ロック機構部40が回転しないようにする役目を果
たしている。
【0077】図9において、ロックスイッチ部材406
aは、図中の矢印Gの方向にスライドするようバッテリ
ーカバー30に設けられる。また、ロック機構部40
は、ロック固定部409を備える。ロック機構部40が
ロック状態のときに、ロックスイッチ部材406aが矢
印Gの左方向にスライドすることで、ロックスイッチ部
材406aとロック固定部409とが当接し、ロック機
構部40の回転を阻止している。
【0078】図9は、図8と比べ、ロック機構部40の
回転を阻止するためにロック固定部409を別に設ける
必要がある点が異なっている。言い換えれば、図8は、
図9と比べ、軸受けから外れ難くするために設けたロッ
クストッパー部405bをロック機構部40の回転を阻
止するためにも用いている点が異なっている。
【0079】図10において、ロックスイッチ部材40
6bは、図中の矢印Hの方向にスライドするようバッテ
リーカバー30に設けられる。ロックスイッチ部材40
6bをバッテリーカバー30の内部(図9(b)中の上
方向)へ押すことにより、ロック機構部40の回転が阻
止され、逆に外(図9(b)中の下方向)に引き出され
ることにより、ロック機構部40が回転可能になる。引
き出す場合の機構は、周知のプッシュ式ボタンの機構を
適用している。図9に比べ、ロックスイッチ部材のスラ
イドする方向が90度異なっているだけで、他の構成や
原理は同様である。
【0080】図11において、ロックスイッチ部材40
6cは、図中の矢印Iの方向にスライドするようにバッ
テリーカバー30の上面に設けられている。ロックスイ
ッチ部材406cは、ロックつまみ402と当接するこ
とでロック機構部40の回転を阻止している。このよう
な構成をとることにより、図9および図10のようにロ
ック固定部409を設ける必要がなくなる。
【0081】図12は、データ破損の防止を説明するた
めの図である。図12(a)は、斜視図であり、図12
(b)は、正面断面図である。
【0082】図12において、電子機器は、本体10、
バッテリーカバー30、ロック機構部40、ロックスイ
ッチ部材406d、マイクロスイッチ60を備え、不図
示のバッテリーからの電力供給により動作する。
【0083】図12において、ロックスイッチ部材40
6dは、図中の矢印Jの方向にスライドするようバッテ
リーカバー30に設けられる。また、ロック機構部40
は、ロック固定部409を備える。ロック機構部40が
ロック状態のときに、ロックスイッチ部材406dが矢
印Jの左方向にスライドすることで、ロックスイッチ部
材406dとロック固定部409とが当接し、ロック機
構部40の回転を阻止している。さらに、ロックスイッ
チ部材406dは、マイクロスイッチ60をオンまたは
オフするための突起状の作動ツメ407を備える。マイ
クロスイッチ60は、作動ツメ407によりオンまたは
オフされた場合、電子機器の本体へ信号を送る。
【0084】電子機器の本体は、マイクロスイッチ60
がオンまたはオフされたことによりバッテリー室に収納
されているバッテリーが外される可能性があるので、送
られてきた信号を受信したら、処理中のデータあるいは
RAM等の揮発性メモリに一時的に記憶されているデー
タをハードディスク等の不揮発性メモリに退避させる。
【0085】なお、マイクロスイッチ60をオンまたは
オフするのは、ロックスイッチ部材406dではなく、
直接ロック機構部40が行なってもよい。例えば、ロッ
ク機構部40がロック軸401を中心にして回転するこ
とによりロック状態からロック解除状態に移行する際、
係合ツメ403がマイクロスイッチ60をオンまたはオ
フするようにしてもよい。
【0086】図13は、操作者が操作感を得ることがで
きるロックスイッチ部材を説明するための図である。図
13(a)は、正面断面図であり、図13(b)は、図
13(a)のスイッチ凸部408とカバー凸部306の
周辺を拡大した図である。
【0087】図13の電子機器が、本体10、バッテリ
ーカバー30、ロック機構部40、ロックスイッチ部材
406d、マイクロスイッチ60を備え、マイクロスイ
ッチ60が、作動ツメ407によりオンまたはオフされ
て電子機器の本体へ信号を送るのは、図12と同様であ
る。
【0088】図13が図12と異なるのは、ロックスイ
ッチ部材406dが凸状のスイッチ凸部408を備え、
バッテリーカバー30が凸状のカバー凸部306を備え
ている点である。スイッチ凸部408とカバー凸部30
6は、ロックスイッチ部材406dが矢印Kの左方向に
スライドすることでロック機構部40の回転を阻止して
いる状態と、ロックスイッチ部材406dが矢印Kの右
方向にスライドすることでロック機構部40の回転を阻
止していない状態との間を移行する際、一方が他方を乗
り越えることにより、操作者は、抵抗力を感じ、ロック
スイッチ部材406dを操作している実感を強く感じ取
ることができる。
【0089】図14および図15は、マイクロスイッチ
の設置場所の応用例を説明するための図である。
【0090】図14において、電子機器は、本体10、
バッテリーカバー30、ロック機構部40、ロックスイ
ッチ部材406e、ジョイント部材70、マイクロスイ
ッチ60を備え、不図示のバッテリーからの電力供給に
より動作する。
【0091】図14の電子機器が、本体10、バッテリ
ーカバー30、ロック機構部40、ロックスイッチ部材
406d、マイクロスイッチ60を備え、マイクロスイ
ッチ60がオンまたはオフされて電子機器の本体へ信号
を送るのは、図12および図13と同様である。
【0092】図14が図12または図13と異なるの
は、ロックスイッチ部材406eのスライドに連動して
スライドするジョイント部材70を備え、操作者がロッ
クスイッチ部材406eをスライドさせることにより、
ジョイント部材70が連動してスライドし、ジョイント
部材70の備える突起状の作動ツメ701がマイクロス
イッチ60をオンまたはオフする点である。ジョイント
部材70を備えることにより、マイクロスイッチ60の
設置場所に設計的自由度が増す。すなわち、図12また
は図13のようにマイクロスイッチ60をロックスイッ
チ部材406dの近傍に設ける必要がなくなる。また、
図14の電子機器は、さらに弾性機能を有するパッキン
部材50を備えることもできる。パッキン部材50を備
えることにより、ジョイント部材70を設けたためにロ
ック機構部40の周辺から浸入してくる水等がマイクロ
スイッチ60に達するのを防ぐことができる。
【0093】なお、図14においては、ロックスイッチ
部材406eとジョイント部材70とが直接当接して連
動しているが、ロックスイッチ部材406eとジョイン
ト部材70とが共に磁石を有し、本体10を構成する壁
を挟んで磁力により連動するようにしてもよい。
【0094】図15において、電子機器は、さらにプロ
ーブ部材80を備える。プローブ部材80は、ジョイン
ト部材70の移動により、マイクロスイッチ60をオン
またはオフする。あるいは、ジョイント部材70の代わ
りにプローブ部材80を設けてもよい。この場合、ロッ
クスイッチ部材406eのスライドに連動して直接プロ
ーブ部材80がマイクロスイッチ60をオンまたはオフ
する。このような構成をとることにより、マイクロスイ
ッチ60の設置場所の設計的自由度は、ますます大きく
なる。
【0095】図16は、本発明の電子機器の回路構成図
である。
【0096】図16において、電子機器1は、画像情報
等を取り込むスキャナ901、文字情報等の入力または
命令等の指示を行なうためのキーボード903、取り込
んだ画像情報や文字情報等を表示する液晶ディスプレイ
902、取り込んだ画像情報等のデータや制御プログラ
ム等を記憶するメモリ904、メモリカードやISDN
ターミナルアダプタカード等のPCカードを接続するP
Cカードインタフェース905、プリンタやスピーカ等
を接続する拡張インタフェース906、光信号を入出力
するための光インタフェース907、電力の供給を制御
する電源部908、リチウム(Li)2次電池909、
リチウムイオン(Li−ion)電池910、マイクロ
スイッチ911、これらの各部を制御する制御部912
を備える。
【0097】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたたが、本発明は、動作電源としてバッテリーを用
いる各種の電子機器に幅広く適用可能なものである。例
えば、ハンディターミナル、電子手帳、電子卓上計算
機、ノート型パソコン、無線電話機、個別選択呼出受信
機、カメラ、カメラ一体型VTR、ハンディスキャナー
等の電子機器に適用することができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、バッテリーカバーと本体とをロックするためのロッ
ク機構部の隙間からバッテリー室へ水等が浸入すること
を防ぎ、バッテリーが破損してしまったり、さらには破
損したバッテリーの影響で電子機器自体が破損してしま
うことを防止することができる。
【0099】また、本発明によれば、バッテリー室から
バッテリーを取り出したり、バッテリーをバッテリー室
に収納したりするために、1回の操作で、ロック機構部
のロック解除と、バッテリーカバーの蓋明けとを行なう
ことができ、バッテリーの交換等の煩わしさを軽減する
ことができる。
【0100】また、本発明によれば、バッテリー交換時
等に処理中のデータやメモリに格納されているデータを
自動的に退避し保持しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電子機器の
一部分の側面断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における電子機器の
正面断面図である。
【図3】1回の操作でバッテリーカバーを開けることが
できる機構を説明するための図である。
【図4】係止部および係合ツメの形状の特徴を説明する
ための正面断面図である。
【図5】操作者が操作感を得ることができるロック機構
部を説明するための図である。
【図6】操作者が操作感を得ることができるロック機構
部の変形例を説明するための図である。
【図7】軸受けから外れ難いロック機構部を説明するた
めの図である。
【図8】ロック機構部の回転を阻止するロックスイッチ
部材を説明するための図(その1)である。
【図9】ロック機構部の回転を阻止するロックスイッチ
部材を説明するための図(その2)である。
【図10】ロック機構部の回転を阻止するロックスイッ
チ部材を説明するための図(その3)である。
【図11】ロック機構部の回転を阻止するロックスイッ
チ部材を説明するための図(その4)である。
【図12】データ破損の防止を説明するための図であ
る。
【図13】操作者が操作感を得ることができるロックス
イッチ部材を説明するための図である。
【図14】マイクロスイッチの設置場所の応用例を説明
するための図(その1)である。
【図15】マイクロスイッチの設置場所の応用例を説明
するための図(その2)である。
【図16】本発明の電子機器の回路構成図である。
【図17】従来の電子機器の一部分の側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1、2 電子機器 3、4 バッテリー 10、11 本体 20、21 バッテリー室 30、31 バッテリーカバー 40、41 ロック機構部 50、51 パッキン部材 60 マイクロスイッチ 70 ジョイント部材 80 プローブ部材 101 係止部 102 本体内壁 301 隔離壁 302 カバー外壁 303 U字開口部 304 クリックツメ 305 クリックツメ凸部 306 カバー凸部 307、317 ヒンジ部 401 ロック軸 402 ロックつまみ 403 係合ツメ 404a、404b クリック凸部 405a、405b ロックストッパー部 406a、406b、406c、406d、406e
ロックスイッチ部材 407 作動ツメ 408 スイッチ凸部 409 ロック固定部 701 作動ツメ 901 スキャナ 902 液晶ディスプレイ 903 キーボード 904 メモリ 905 PCカードインタフェース 906 拡張インタフェース 907 光インタフェース 908 電源部 909 リチウム(Li)2次電池 910 リチウムイオン(Li−ion)電池 911 マイクロスイッチ 912 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 5/02 G06F 1/00 312S // H04N 5/225 331A Fターム(参考) 4E360 BA03 BA04 BB02 BB22 BB30 FA02 FA12 GA07 GA11 GA29 GA41 GA46 GA60 GB06 GB46 5B011 DA06 DB16 EA04 EA05 HH04 JA04 5C022 AA11 AC65 AC73 AC77 AC78 AC79 5H040 AA23 AA32 CC06 CC13 CC43 CC54 DD26 DD27

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーからの電力供給により動作す
    る電子機器において、 該バッテリーを収納するために該電子機器の本体の一部
    に設けられたバッテリー室を覆うバッテリーカバーと、 該本体と該バッテリーカバーとを係合するロック機構部
    とを備え、 該ロック機構部は、該バッテリー室と隔離していること
    を特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 バッテリーからの電力供給により動作す
    る電子機器において、 該バッテリーを収納するために該電子機器の本体の一部
    に設けられたバッテリー室を覆うバッテリーカバーと、 該バッテリーカバーの一端に設けら、該本体と該バッテ
    リーカバーとを係合するロック機構部とを備え、 該バッテリーカバーは、該ロック機構部に対して他端に
    設けられたヒンジ部を回転中心として開閉し、 該ロック機構部は、ロック軸を中心に回転可能に設けら
    れ、回転操作を行なうためのロックつまみと該本体の一
    部である係止部と係合する係合ツメとを備えることを特
    徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構部は、前記バッテリー室
    と隔離していることを特徴とする請求項2に記載の電子
    機器。
  4. 【請求項4】 前記バッテリーカバーは、前記バッテリ
    ー室と前記ロック機構部とを隔離する隔離壁を備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の電子
    機器。
  5. 【請求項5】 前記バッテリーカバーは、前記バッテリ
    ー室と前記ロック機構部とを隔離する薄膜を備えること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の電子機
    器。
  6. 【請求項6】 前記バッテリー室を密閉するために、前
    記本体と前記バッテリーカバーとの間に設けられたパッ
    キン部材を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何
    れか1項記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記係止部および前記係合ツメは、鉤形
    状を呈していることを特徴とする請求項2乃至6の何れ
    か1項記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 前記ロック機構部は、凸形状の凸部を備
    え、 前記バッテリーカバーは、開口部を備え、 該凸部が該開口部の一の位置で嵌合すると、前記係止部
    と前記係合ツメとが係合し、 該凸部が該開口部の他の位置で嵌合すると、前記係止部
    と前記係合ツメとが係合しないことを特徴とする請求項
    2乃至7の何れか1項記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 前記ロック機構部は、凸形状の第1の凸
    部を備え、 前記バッテリーカバーは、凸形状の第2の凸部を備え、 該ロック機構部の回転による前記係止部と前記係合ツメ
    とが係合する状態と係合しない状態との移行に際し、該
    第1の凸部と該第2の凸部とが接触することを特徴とす
    る請求項2乃至7の何れか1項記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 前記ロック機構部は、該ロック機構部
    の2ヶ所が前記バッテリーカバーの2ヶ所と略同時に当
    接することにより、前記係止部と前記係合ツメとの係合
    が外れる方向への回転が停止されることを特徴とする請
    求項2乃至9の何れか1項記載の電子機器。
  11. 【請求項11】 前記係止部と前記係合ツメとが係合し
    ている状態において、前記ロック機構部の一部と当接す
    ることにより該ロック機構部の回転を阻止するスイッチ
    部材をさらに備えることを特徴とする請求項2乃至10
    の何れか1項記載の電子機器。
  12. 【請求項12】 前記ロック機構部の一部は、前記ロッ
    クつまみであることを特徴とする請求項11記載の電子
    機器。
  13. 【請求項13】 前記スイッチ部材は、前記ロック機構
    部に対して移動可能であり、 該ロック機構部は、該スイッチ部材の移動により該ロッ
    ク機構部の回転が阻止されている状態と阻止されていな
    い状態とを移行し、 該移行によりオン・オフ作動するマイクロスイッチをさ
    らに備えることを特徴とする請求項11または12記載
    の電子機器。
  14. 【請求項14】 前記スイッチ部材は、凸形状の第3の
    凸部を備え、 前記バッテリーカバーは、凸形状の第4の凸部を備え、 該スイッチ部材の移動による該ロック機構部の回転が阻
    止されている状態と阻止されていない状態との移行に際
    し、該第3の凸部と該第4の凸部とは、互いに接触する
    ことを特徴とする請求項11乃至13の何れか1項記載
    の電子機器。
  15. 【請求項15】 前記スイッチ部材の移動に伴って移動
    するジョイント部材をさらに備え、 該ジョイント部材の移動により前記マイクロスイッチを
    オン・オフ作動させることを特徴とする請求項13また
    は14記載の電子機器。
  16. 【請求項16】 前記ジョイント部材の移動に伴って動
    作する棒状のプローブ部材をさらに備えることを特徴と
    する請求項15記載の電子機器。
  17. 【請求項17】 前記ジョイント部材は、棒状のプロー
    ブ部材であることを特徴とする請求項15記載の電子機
    器。
  18. 【請求項18】 バッテリーからの電力供給により動作
    する電子機器において、 該バッテリーを収納するために該電子機器の本体の一部
    に設けられたバッテリー室を覆うバッテリーカバーと、 該バッテリーカバーが外れる状態になったことを検出し
    た場合、該本体へ信号を送るマイクロスイッチとを備え
    ることを特徴とする電子機器。
  19. 【請求項19】 前記本体と前記バッテリーカバーとを
    係合するロック機構部とをさらに備え、 該ロック機構部のロックが解除された場合、前記信号を
    送ることを特徴とする請求項18記載の電子機器。
  20. 【請求項20】 前記ロック機構部のロックの解除を阻
    止するスイッチ部材をさらに備え、 該スイッチ部材が該ロック部材のロックの解除を阻止し
    ない状態になった場合、前記信号を送ることを特徴とす
    る請求項19記載の電子機器。
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