JP3762590B2 - バッテリーカバーの開閉機構 - Google Patents

バッテリーカバーの開閉機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器の本体に対してカバーを開閉可能に構成してなる電子機器筐体に関し、特に、携帯型電子機器のバッテリー室におけるバッテリーカバーの開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ノート型パソコン、無線電話機、カメラ一体型VTR等のようにバッテリーを電源とする携帯型の電子機器においては、電子機器筐体の一部にバッテリー室を設け、このバッテリー室を覆うバッテリーカバーを開閉することによりバッテリー室に収納するバッテリーの交換を行うように構成されている。また、このような電子機器は、バッテリーカバーが電子機器の本体から不用意に外れることがないように、バッテリーカバーと本体とをロックするためのロック機構部を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような電子機器は、バッテリーカバーと本体とをロックするためのロック機構部の隙間からバッテリー室へ水等が浸入することにより、バッテリーが破損してしまったり、さらには破損したバッテリーの影響で電子機器自体が破損してしまうことがあるという問題点がある。
【0004】
図17は、従来の電子機器の一部分の側面断面図である。
【0005】
図17において、電子機器2は、本体11、バッテリーカバー31、ロック機構部41、パッキン部材51とを備え、バッテリー4からの電力供給により動作する。バッテリー4は、本体11の一部に設けられたバッテリー室21に収納され、バッテリーカバー31がバッテリー室21を覆うことにより外部から遮蔽されている。バッテリーカバー31は、本体11に対して、その一端に設けられたヒンジ部317を回転中心にして開閉自在に設置されている。また、本体11とバッテリーカバー31とは、バッテリーカバー31の一端(ヒンジ部317の反対側の端)に設けられたロック機構部41により係合されている。ロック機構部41は、バッテリーカバー31に設けられた開口部と本体11に設けられた開口部とを貫通し、回転あるいはスライド等することにより、バッテリーカバー31と本体11とを係合する。パッキン部材51は、本体11に対してバッテリーカバー31を閉じた状態のときに、本体11とバッテリーカバー31とが接する部分に設けられ、電子機器2の外部から水等が浸入するのを防ぐ。このパッキン部材51により水等の浸入はほとんど防ぐことができるが、僅かな水分は、ロック機構部41をバッテリーカバー31に貫通させるために設けられた開口部からバッテリー室21に浸入してしまう。
【0006】
また、バッテリー室からバッテリーを取り出したり、バッテリーをバッテリー室に収納したりするためには、ロック機構部のロックを解除する操作と、バッテリーカバーの蓋明けの操作との2操作が必要となり、バッテリーの交換等が煩わしいという問題点がある。
【0007】
また、落下等の衝撃によりロック機構部のロックが解除されてしまい、外れたバッテリーカバー等が破損してしまったり、バッテリーが脱落することにより、処理中のデータやメモリに格納されているデータが消失してしまうという問題点がある。
【0008】
本発明の目的は、ロック機構部からバッテリー室への水等の浸入を防止し、また、ロック機構部のロックが確実に行なわれるとともにバッテリーカバーの蓋明け操作を容易に行なうことができ、また、バッテリーが外される前に処理中のデータ等を退避させることができるバッテリーカバーの開閉機構を備えた電子機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、以下のような手段を採用した。
【0012】
すなわち、本発明の一態様に係る電子機器は、バッテリーからの電力供給により動作する電子機器であって、上記バッテリーを収納するために上記電子機器の本体の一部に設けられたバッテリー室を覆うバッテリーカバーと、上記バッテリーカバーの一端に設けら、上記本体と上記バッテリーカバーとを係合するロック機構部とを備え、上記バッテリーカバーは、上記ロック機構部に対して他端に設けられたヒンジ部を回転中心として開閉し、上記ロック機構部は、ロック軸を中心に回転可能に設けられ、回転操作を行なうためのロックつまみと上記本体の一部である係止部と係合する係合ツメとを備え、上記ロック機構部の2ヶ所が上記バッテリーカバーの2ヶ所と略同時に当接することにより、上記係止部と上記係合ツメとの係合が外れる方向への回転が停止されるように構成したものである
【0013】
このことにより、1回の操作で、ロック機構部のロック解除と、バッテリーカバーの蓋明けとを行なうことができ、しかも、ロック機構部のロック軸がその軸受けから外れにくい構成が得られる
【0022】
また、本発明の他の態様に係る電子機器は、バッテリーからの電力供給により動作する電子機器であって、上記バッテリーを収納するために上記電子機器の本体の一部に設けられたバッテリー室を覆うバッテリーカバーと、上記バッテリーカバーの一端に設けられ、上記本体と上記バッテリーカバーとを係合するロック機構部とを備え、上記バッテリーカバーは、上記ロック機構部に対して他端に設けられたヒンジ部を回転中心として開閉し、上記ロック機構部は、ロック軸を中心に回転可能に設けられ、回転操作を行なうためのロックつまみと上記本体の一部である係止部と係合する係合ツメとを備え、上記係止部と上記係合ツメとが係合している状態において、上記ロック機構部の一部と当接することにより上記ロック機構部の回転を阻止するスイッチ部材をさらに備えるように構成したものである
このことにより、1回の操作で、ロック機構部のロック解除と、バッテリーカバーの蓋明けとを行なうことができ、しかも、上記スイッチ部材によりロック機構部の回転を阻止しうる構成が得られる
【0023】
また、好適には、上記ロック機構部の一部は、上記ロックつまみであることが望ましい。
【0024】
また、好適には、上記スイッチ部材は、上記ロック機構部に対して移動可能であり、上記ロック機構部は、上記スイッチ部材の移動により上記ロック機構部の回転が阻止されている状態と阻止されていない状態とを移行し、上記移行によりオン・オフ作動するマイクロスイッチをさらに備えることが望ましい。
【0025】
また、好適には、上記スイッチ部材は、凸形状の第の凸部を備え、上記バッテリーカバーは、凸形状の第の凸部を備え、上記スイッチ部材の移動による上記ロック機構部の回転が阻止されている状態と阻止されていない状態との移行に際し、上記第の凸部と上記第の凸部とは、互いに接触することが望ましい。
【0026】
また、好適には、上記スイッチ部材の移動に伴って移動するジョイント部材をさらに備え、上記ジョイント部材の移動により上記マイクロスイッチをオン・オフ作動させることが望ましい。
【0027】
また、好適には、上記ジョイント部材の移動に伴って動作する棒状のプローブ部材をさらに備えることが望ましい。
【0028】
また、好適には、上記ジョイント部材は、棒状のプローブ部材であることが望ましい。
【0029】
また、本発明のさらに他の態様に係る電子機器は、バッテリーからの電力供給により動作する電子機器であって、上記バッテリーを収納するために上記電子機器の本体の一部に設けられたバッテリー室を覆うバッテリーカバーと、上記バッテリーカバーが外れる状態になったことを検出して、上記本体へ信号を送るマイクロスイッチと、上記本体と上記バッテリーカバーとを係合するロック機構部と、上記ロック機構部のロックの解除を阻止する位置と阻止しない位置とに移動可能なスイッチ部材とを備え、上記スイッチ部材が上記ロック機構部のロックの解除を阻止しない位置に移動した場合、この状態を上記マイクロスイッチが検出して上記信号を送るように構成する
【0030】
このことにより、バッテリーカバーが外れる状態になったことをスイッチ部材の位置に基づいてマイクロスイッチが検出して本体へ信号を送るため、バッテリー交換時等に処理中のデータやメモリに格納されているデータを自動的に退避し保持しておくので、これらのデータを失うことがない。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0034】
図1は、本発明の第1の実施の形態における電子機器の一部分の側面断面図である。
【0035】
図1において、電子機器1は、本体10、バッテリーカバー30、ロック機構部40、パッキン部材50とを備え、バッテリー3からの電力供給により動作する。
【0036】
バッテリー3は、本体10の一部に設けられたバッテリー室20に収納され、バッテリーカバー30がバッテリー室20を覆うことにより外部から遮蔽されている。バッテリーカバー30は、本体10に対して、その一端に設けられたヒンジ部307を回転中心にして開閉自在に設置されている。また、本体10とバッテリーカバー30とは、バッテリーカバー30の一端(ヒンジ部307の反対側の端)に設けられたロック機構部40により係合されている。ロック機構部40は、バッテリーカバー30に設けられた開口部と本体10に設けられた開口部とを貫通し、回転あるいはスライド等することにより、バッテリーカバー30と本体10とを係合する。
【0037】
さらに、バッテリーカバー30は、ロック機構部40がバッテリー室20から隔離されるための隔離壁301を備えている。そして、パッキン部材50は、本体10に対してバッテリーカバー30を閉じた状態のときに、バッテリー室20が密閉されるようにバッテリーカバー30と本体10との間および隔離壁301と本体10との間に全周囲を取り囲んで設けられ、電子機器1の外部からバッテリー室20へ水等が浸入するのを防ぐのはもちろんのこと、ロック機構部40をバッテリーカバー30に貫通させるために設けられた開口部からバッテリー室20への浸入をも防いでいる。
【0038】
このように、隔離壁301によりバッテリー室20がロック機構部40から隔離され、さらにパッキン部材50によりバッテリー室20が密閉されるので、バッテリー室20への水等の浸入を完全に防ぐことができる。
【0039】
さらに、本体10が本体内壁102を備えることにより、ロック機構部40を本体10に貫通させるために設けられた開口部から本体10の内部への水等の浸入を防ぐことができる。
【0040】
次に、図2乃至図15を用いて本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0041】
図2は、本発明の第2の実施の形態における電子機器の正面断面図である。図2(a)は、ロック状態を示しており、図2(b)は、ロック解除状態を示している。
【0042】
図2において、電子機器1は、本体10、バッテリーカバー30、ロック機構部40、パッキン部材50、マイクロスイッチ60を備え、不図示のバッテリーからの電力供給により動作する。
【0043】
バッテリーカバー30は、本体10に対して、その一端に設けられた不図示のヒンジ部を回転中心にして開閉自在に設置されている。また、本体10とバッテリーカバー30とは、バッテリーカバー30の一端(ヒンジ部の反対側の端)に設けられたロック機構部40により係合されている。ロック機構部40は、バッテリーカバー30に設けられた開口部と本体10に設けられた開口部とを貫通し、ロック軸401を中心にして回転することにより、係止部101と係合ツメ403とが係合している。係止部101と係合ツメ403は、鉤形状を呈しており、互いに傾斜部分において接している。
【0044】
一方、バッテリーカバー30を外すためには、操作者がロックつまみ402を図中の上方へ移動させる。そうすることにより、ロック機構部40は、ロック軸401を回転中心として回転する。ロック機構部40が回転すると、係合ツメ403が係止部101から外れる(図2(b))。さらに操作者がそのままロックつまみ402を上方へ移動させようとすることにより、バッテリーカバー30が本体10から離れる。
【0045】
また、ロック機構部40は、蒲鉾状のクリック凸部404bを備えており、バッテリーカバー30は、U字状の開口であるU字開口部303が形成されている。操作者は、バッテリーカバー30を外すためにロックつまみ402を図中の上方へ移動させるようとする。この時操作者は、抵抗力を感じ取る。詳細については、図5および図6を用いて後述する。
【0046】
また、ロック機構部40は、突起状のロックストッパー部405aおよびロックストッパー部405bを備える。ロックストッパー部405a、405bとバッテリーカバー30とが衝突し、ロック軸401は軸受けから外れ難くなる。詳細については、図7を用いて後述する。
【0047】
また、ロックスイッチ部材406aは、図中左右方向にスライドするようバッテリーカバー30に設けられる。ロック機構部40がロック状態(図2(a))のときに、ロックスイッチ部材406aが図中の左方向にスライドすることで、ロックスイッチ部材406aとロックストッパー部405bとが当接し、ロック機構部40の回転を阻止している。詳細については、図8乃至図11を用いて後述する。
【0048】
また、ジョイント部材70は、ロックスイッチ部材406aのスライドに連動してスライドする。操作者がロックスイッチ部材406aをスライドさせることにより、ジョイント部材70が連動してスライドし、ジョイント部材70の備える突起状の作動ツメ701がマイクロスイッチ60をオンまたはオフする。マイクロスイッチ60は、作動ツメ407によりオンまたはオフされた場合、電子機器の本体へ信号を送る。
【0049】
そして、電子機器の本体は、マイクロスイッチ60がオンまたはオフされたことによりバッテリー室に収納されているバッテリーが外される可能性があるので、送られてきた信号を受信したら、処理中のデータあるいはRAM等の揮発性メモリに一時的に記憶されているデータをハードディスク等の不揮発性メモリに退避させる。詳細については、図12乃至図15を用いて後述する。
【0050】
図3は、1回の操作でバッテリーカバーを開けることができる機構を説明するための図である。図3(a)は、斜視図であり、図3(b)は、正面断面図である。
【0051】
図3において、電子機器は、本体10、バッテリーカバー30、ロック機構部40を備え、不図示のバッテリーからの電力供給により動作する。
【0052】
バッテリーカバー30は、本体10に対して、その一端に設けられた不図示のヒンジ部を回転中心にして開閉自在に設置されている。また、本体10とバッテリーカバー30とは、バッテリーカバー30の一端(ヒンジ部の反対側の端)に設けられたロック機構部40により係合されている。ロック機構部40は、バッテリーカバー30に設けられた開口部と本体10に設けられた開口部とを貫通し、ロック軸401を中心にして回転することにより、係止部101と係合ツメ403とが係合している。係止部101と係合ツメ403とが係合している状態においては、落下等の衝撃により矢印A2の方向に力が加わったとしてもバッテリーカバー30が外れる可能性は少ない。
【0053】
一方、バッテリーカバー30を外すためには、操作者がロックつまみ402を矢印A1の方向へ移動させる。そうすることにより、ロック機構部40は、ロック軸401を回転中心として回転する。ロック機構部40が回転すると、係合ツメ403が係止部101から外れる。さらに操作者がそのままロックつまみ402を矢印A1の方向へ移動させようとすることにより、バッテリーカバー30が矢印A2の方向へ移動し、バッテリーカバー30が本体10から離れる。
【0054】
このように、操作者は、ロックつまみ402を矢印A1の方向へ移動させようとする1回の操作で、ロック機構部40のロックの解除およびバッテリーカバー30の蓋明けが行われるので、操作の煩雑性がない。また、ロック機構部40のロックの解除に引き続いて自然にバッテリーカバー30の蓋明けが行われるので、ロック機構部40に無理な力が加わることがなくロック機構部40を破損する可能性が極めて低くなる。
【0055】
図4は、係止部および係合ツメの形状の特徴を説明するための正面断面図である。
【0056】
図4において、係止部101および係合ツメ403以外の部分は、図3と同様である。すなわち、図4中の係止部101および係合ツメ403は、鉤形状を呈しており、互いに傾斜部分において接している。
【0057】
図4(a)において、落下等の衝撃により矢印B2の方向に力が加わったとしても、係止部101および係合ツメ403が鉤形状を呈しているので、バッテリーカバー30が外れる可能性は、図3の場合よりさらに少ない。
【0058】
一方、操作者がロックつまみ402を矢印B1の方向へ移動させることにより(図4(b))、ロック機構部40がロック軸401を回転中心として回転し、係合ツメ403が係止部101から外れ(図4(c))、さらに操作者がそのままロックつまみ402を矢印B1の方向へ移動させようとすることにより、バッテリーカバー30が本体10から離れるのは、図3の場合と全く同じである。
【0059】
図5は、操作者が操作感を得ることができるロック機構部を説明するための図である。図5(a)と図5(c)は、正面断面図であり、図5(b)は、下面断面図である。
【0060】
図5において、ロック機構部40は、突起状のクリック凸部404aを備えており、バッテリーカバー30は、U字状の開口であるU字開口部303が形成されることにより、爪状のクリックツメ304を備えている。これら以外は、図4と同様である。
【0061】
図5(a)は、ロック機構部40によりバッテリーカバー30が本体10と係合している状態を示しており、図5(b)は、図5(a)のAA矢視図で、ロック機構部40が回転することにより、クリック凸部404aがクリックツメ304を乗り越えている状態を示しており、図5(c)は、ロック機構部40のロックが解除されている状態を示している。
【0062】
図5(a)において、クリック凸部404aは、U字開口部303の一の位置で嵌合しているので、ロック機構部40は、容易には回転できない。この状態からバッテリーカバー30を外すためには、操作者がロックつまみ402を矢印C1の方向へ移動させるようとする。この時、クリック凸部404aがクリックツメ304と接触するので、操作者は、抵抗力を感じ取る。そのまま操作者がロックつまみ402を矢印C1の方向へ移動させることにより、ロック機構部40は、ロック軸401を回転中心として回転する。
【0063】
ロック機構部40が回転することにより、クリック凸部404aがクリックツメ304を乗り越えようとし、その乗り越えようとする力により、クリックツメ304は、矢印C2の方向に屈曲させられる(図5(b))。
【0064】
そして、さらにロック機構部40が回転すると、係合ツメ403が係止部101から外れ、クリック凸部404aは、U字開口部303の他の位置で勘合する(図5(c))。
【0065】
このように、クリック凸部404aがU字開口部303の一の位置で嵌合している状態から他の位置で勘合している状態に変わる過程において、操作者が抵抗力を感じるので、操作者は、ロックつまみ402を操作している実感を強く感じ取ることができ、ロック機構部40の不完全なロックを防ぎ、バッテリーの脱落を防止することができる。
【0066】
なお、図5(b)は、U字開口部303が隔離壁301側に設けられている。この場合、U字開口部303を覆うポリエステルフィルム等の薄膜を隔離壁301のバッテリー室20側に設けることにより、バッテリー室20は密閉される。あるいは、U字開口部303をカバー外壁302に設けるようにすれば、ポリエステルフィルム等の薄膜は必要無くなる。
【0067】
図6は、操作者が操作感を得ることができるロック機構部の変形例を説明するための図である。図6(a)は、斜視図であり、図6(b)は、図6(a)のクリックツメ304の周辺を拡大した図である。
【0068】
図6において、図5と異なる点は、ロック機構部40が備えるクリック凸部404bの形状が突起状ではなく蒲鉾状である点と、クリックツメ304が蒲鉾状のクリックツメ凸部305を備えている点である。
【0069】
そして、上記のように図5と図6とが異なることにより、クリック凸部404bは、U字開口部303に勘合する必要はなくなり、図6の場合の操作者は、クリック凸部404bがクリックツメ凸部305を乗り越えることにより、操作感を得ることができる。
【0070】
図7は、軸受けから外れ難いロック機構部を説明するための図である。
【0071】
図2乃至図6を用いて上述してきたように、操作者がロックつまみ402を操作してロック機構部40を回転させることにより、係止部101と係合ツメ403との係合は外れる。この時、操作者がロックつまみ402を矢印E1の方向へさらに移動させようとすると、ロック機構部40は、図7(a)中の矢印Xの位置でバッテリーカバー30と衝突するとともに、てこの原理によりXの位置を支点にしてロック軸401に矢印E2の方向の力が加わる。この力が強いとロック軸401が軸受けから外れてしまうことがある。
【0072】
そこで、ロック機構部40に突起状のロックストッパー部405aおよびロックストッパー部405bを設けた。そうすることにより、ロックストッパー部405a、405bとバッテリーカバー30とは、図7(b)中の矢印YおよびZの位置で衝突し、ロック軸401は軸受けから外れ難くなる。なお、ロック機構部40に設けるのは、ロックストッパー部405aまたはロックストッパー部405bの何れか一方のみでもよい。この場合、ロック機構部40がバッテリーカバー30と衝突する位置は、位置YとXあるいは位置ZとXになる。
【0073】
図8乃至図11は、ロック機構部の回転を阻止するロックスイッチ部材を説明するための図である。図8乃至図11は、ロック機構部およびロックスイッチ部材の変形例を示している。また、図8(a)、図9(a)、図10(a)、図11(a)は、斜視図であり、図8(b)、図9(b)、図11(b)は、正面断面図であ、図10(b)は、上面断面図である。
【0074】
図8乃至図11の全てにおいて、電子機器は、本体10、バッテリーカバー30、ロック機構部40を備え、図8および図9において、ロックスイッチ部材406aを備え、図10において、ロックスイッチ部材406bを備え、図11において、ロックスイッチ部材406cを備え、不図示のバッテリーからの電力供給により動作する。
【0075】
バッテリーカバー30は、本体10に対して、その一端に設けられた不図示のヒンジ部を回転中心にして開閉自在に設置されている。また、本体10とバッテリーカバー30とは、バッテリーカバー30の一端(ヒンジ部の反対側の端)に設けられたロック機構部40により係合されている。ロック機構部40は、バッテリーカバー30に設けられた開口部と本体10に設けられた開口部とを貫通し、ロック軸401を中心にして回転することにより、係止部101と係合ツメ403とが係合している。
【0076】
図8において、ロックスイッチ部材406aは、図中の矢印Fの方向にスライドするようバッテリーカバー30に設けられる。ロック機構部40がロック状態のときに、ロックスイッチ部材406aが矢印Fの左方向にスライドすることで、ロックスイッチ部材406aとロックストッパー部405bとが当接し、ロック機構部40の回転を阻止している。この場合、ロックストッパー部405bは、図7を用いて説明したようにロック機構部40が軸受けから外れないようにする役目と、ロック機構部40が回転しないようにする役目を果たしている。
【0077】
図9において、ロックスイッチ部材406aは、図中の矢印Gの方向にスライドするようバッテリーカバー30に設けられる。また、ロック機構部40は、ロック固定部409を備える。ロック機構部40がロック状態のときに、ロックスイッチ部材406aが矢印Gの左方向にスライドすることで、ロックスイッチ部材406aとロック固定部409とが当接し、ロック機構部40の回転を阻止している。
【0078】
図9は、図8と比べ、ロック機構部40の回転を阻止するためにロック固定部409を別に設ける必要がある点が異なっている。言い換えれば、図8は、図9と比べ、軸受けから外れ難くするために設けたロックストッパー部405bをロック機構部40の回転を阻止するためにも用いている点が異なっている。
【0079】
図10において、ロックスイッチ部材406bは、図中の矢印Hの方向にスライドするようバッテリーカバー30に設けられる。ロックスイッチ部材406bをバッテリーカバー30の内部(図9(b)中の上方向)へ押すことにより、ロック機構部40の回転が阻止され、逆に外(図9(b)中の下方向)に引き出されることにより、ロック機構部40が回転可能になる。引き出す場合の機構は、周知のプッシュ式ボタンの機構を適用している。図9に比べ、ロックスイッチ部材のスライドする方向が90度異なっているだけで、他の構成や原理は同様である。
【0080】
図11において、ロックスイッチ部材406cは、図中の矢印Iの方向にスライドするようにバッテリーカバー30の上面に設けられている。ロックスイッチ部材406cは、ロックつまみ402と当接することでロック機構部40の回転を阻止している。このような構成をとることにより、図9および図10のようにロック固定部409を設ける必要がなくなる。
【0081】
図12は、データ破損の防止を説明するための図である。図12(a)は、斜視図であり、図12(b)は、正面断面図である。
【0082】
図12において、電子機器は、本体10、バッテリーカバー30、ロック機構部40、ロックスイッチ部材406d、マイクロスイッチ60を備え、不図示のバッテリーからの電力供給により動作する。
【0083】
図12において、ロックスイッチ部材406dは、図中の矢印Jの方向にスライドするようバッテリーカバー30に設けられる。また、ロック機構部40は、ロック固定部409を備える。ロック機構部40がロック状態のときに、ロックスイッチ部材406dが矢印Jの左方向にスライドすることで、ロックスイッチ部材406dとロック固定部409とが当接し、ロック機構部40の回転を阻止している。さらに、ロックスイッチ部材406dは、マイクロスイッチ60をオンまたはオフするための突起状の作動ツメ407を備える。マイクロスイッチ60は、作動ツメ407によりオンまたはオフされた場合、電子機器の本体へ信号を送る。
【0084】
電子機器の本体は、マイクロスイッチ60がオンまたはオフされたことによりバッテリー室に収納されているバッテリーが外される可能性があるので、送られてきた信号を受信したら、処理中のデータあるいはRAM等の揮発性メモリに一時的に記憶されているデータをハードディスク等の不揮発性メモリに退避させる。
【0085】
なお、マイクロスイッチ60をオンまたはオフするのは、ロックスイッチ部材406dではなく、直接ロック機構部40が行なってもよい。例えば、ロック機構部40がロック軸401を中心にして回転することによりロック状態からロック解除状態に移行する際、係合ツメ403がマイクロスイッチ60をオンまたはオフするようにしてもよい。
【0086】
図13は、操作者が操作感を得ることができるロックスイッチ部材を説明するための図である。図13(a)は、正面断面図であり、図13(b)は、図13(a)のスイッチ凸部408とカバー凸部306の周辺を拡大した図である。
【0087】
図13の電子機器が、本体10、バッテリーカバー30、ロック機構部40、ロックスイッチ部材406d、マイクロスイッチ60を備え、マイクロスイッチ60が、作動ツメ407によりオンまたはオフされて電子機器の本体へ信号を送るのは、図12と同様である。
【0088】
図13が図12と異なるのは、ロックスイッチ部材406dが凸状のスイッチ凸部408を備え、バッテリーカバー30が凸状のカバー凸部306を備えている点である。スイッチ凸部408とカバー凸部306は、ロックスイッチ部材406dが矢印Kの左方向にスライドすることでロック機構部40の回転を阻止している状態と、ロックスイッチ部材406dが矢印Kの右方向にスライドすることでロック機構部40の回転を阻止していない状態との間を移行する際、一方が他方を乗り越えることにより、操作者は、抵抗力を感じ、ロックスイッチ部材406dを操作している実感を強く感じ取ることができる。
【0089】
図14および図15は、マイクロスイッチの設置場所の応用例を説明するための図である。
【0090】
図14において、電子機器は、本体10、バッテリーカバー30、ロック機構部40、ロックスイッチ部材406e、ジョイント部材70、マイクロスイッチ60を備え、不図示のバッテリーからの電力供給により動作する。
【0091】
図14の電子機器が、本体10、バッテリーカバー30、ロック機構部40、ロックスイッチ部材406d、マイクロスイッチ60を備え、マイクロスイッチ60がオンまたはオフされて電子機器の本体へ信号を送るのは、図12および図13と同様である。
【0092】
図14が図12または図13と異なるのは、ロックスイッチ部材406eのスライドに連動してスライドするジョイント部材70を備え、操作者がロックスイッチ部材406eをスライドさせることにより、ジョイント部材70が連動してスライドし、ジョイント部材70の備える突起状の作動ツメ701がマイクロスイッチ60をオンまたはオフする点である。ジョイント部材70を備えることにより、マイクロスイッチ60の設置場所に設計的自由度が増す。すなわち、図12または図13のようにマイクロスイッチ60をロックスイッチ部材406dの近傍に設ける必要がなくなる。また、図14の電子機器は、さらに弾性機能を有するパッキン部材50を備えることもできる。パッキン部材50を備えることにより、ジョイント部材70を設けたためにロック機構部40の周辺から浸入してくる水等がマイクロスイッチ60に達するのを防ぐことができる。
【0093】
なお、図14においては、ロックスイッチ部材406eとジョイント部材70とが直接当接して連動しているが、ロックスイッチ部材406eとジョイント部材70とが共に磁石を有し、本体10を構成する壁を挟んで磁力により連動するようにしてもよい。
【0094】
図15において、電子機器は、さらにプローブ部材80を備える。プローブ部材80は、ジョイント部材70の移動により、マイクロスイッチ60をオンまたはオフする。あるいは、ジョイント部材70の代わりにプローブ部材80を設けてもよい。この場合、ロックスイッチ部材406eのスライドに連動して直接プローブ部材80がマイクロスイッチ60をオンまたはオフする。このような構成をとることにより、マイクロスイッチ60の設置場所の設計的自由度は、ますます大きくなる。
【0095】
図16は、本発明の電子機器の回路構成図である。
【0096】
図16において、電子機器1は、画像情報等を取り込むスキャナ901、文字情報等の入力または命令等の指示を行なうためのキーボード903、取り込んだ画像情報や文字情報等を表示する液晶ディスプレイ902、取り込んだ画像情報等のデータや制御プログラム等を記憶するメモリ904、メモリカードやISDNターミナルアダプタカード等のPCカードを接続するPCカードインタフェース905、プリンタやスピーカ等を接続する拡張インタフェース906、光信号を入出力するための光インタフェース907、電力の供給を制御する電源部908、リチウム(Li)2次電池909、リチウムイオン(Li−ion)電池910、マイクロスイッチ911、これらの各部を制御する制御部912を備える。
【0097】
以上、本発明の実施の形態について説明してきたたが、本発明は、動作電源としてバッテリーを用いる各種の電子機器に幅広く適用可能なものである。例えば、ハンディターミナル、電子手帳、電子卓上計算機、ノート型パソコン、無線電話機、個別選択呼出受信機、カメラ、カメラ一体型VTR、ハンディスキャナー等の電子機器に適用することができる。
【0098】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、バッテリーカバーと本体とをロックするためのロック機構部の隙間からバッテリー室へ水等が浸入することを防ぎ、バッテリーが破損してしまったり、さらには破損したバッテリーの影響で電子機器自体が破損してしまうことを防止することができる。
【0099】
また、本発明によれば、バッテリー室からバッテリーを取り出したり、バッテリーをバッテリー室に収納したりするために、1回の操作で、ロック機構部のロック解除と、バッテリーカバーの蓋明けとを行なうことができ、バッテリーの交換等の煩わしさを軽減することができる。
【0100】
また、本発明によれば、バッテリー交換時等に処理中のデータやメモリに格納されているデータを自動的に退避し保持しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電子機器の一部分の側面断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における電子機器の正面断面図である。
【図3】1回の操作でバッテリーカバーを開けることができる機構を説明するための図である。
【図4】係止部および係合ツメの形状の特徴を説明するための正面断面図である。
【図5】操作者が操作感を得ることができるロック機構部を説明するための図である。
【図6】操作者が操作感を得ることができるロック機構部の変形例を説明するための図である。
【図7】軸受けから外れ難いロック機構部を説明するための図である。
【図8】ロック機構部の回転を阻止するロックスイッチ部材を説明するための図(その1)である。
【図9】ロック機構部の回転を阻止するロックスイッチ部材を説明するための図(その2)である。
【図10】ロック機構部の回転を阻止するロックスイッチ部材を説明するための図(その3)である。
【図11】ロック機構部の回転を阻止するロックスイッチ部材を説明するための図(その4)である。
【図12】データ破損の防止を説明するための図である。
【図13】操作者が操作感を得ることができるロックスイッチ部材を説明するための図である。
【図14】マイクロスイッチの設置場所の応用例を説明するための図(その1)である。
【図15】マイクロスイッチの設置場所の応用例を説明するための図(その2)である。
【図16】本発明の電子機器の回路構成図である。
【図17】従来の電子機器の一部分の側面断面図である。
【符号の説明】
1、2 電子機器
3、4 バッテリー
10、11 本体
20、21 バッテリー室
30、31 バッテリーカバー
40、41 ロック機構部
50、51 パッキン部材
60 マイクロスイッチ
70 ジョイント部材
80 プローブ部材
101 係止部
102 本体内壁
301 隔離壁
302 カバー外壁
303 U字開口部
304 クリックツメ
305 クリックツメ凸部
306 カバー凸部
307、317 ヒンジ部
401 ロック軸
402 ロックつまみ
403 係合ツメ
404a、404b クリック凸部
405a、405b ロックストッパー部
406a、406b、406c、406d、406e ロックスイッチ部材
407 作動ツメ
408 スイッチ凸部
409 ロック固定部
701 作動ツメ
901 スキャナ
902 液晶ディスプレイ
903 キーボード
904 メモリ
905 PCカードインタフェース
906 拡張インタフェース
907 光インタフェース
908 電源部
909 リチウム(Li)2次電池
910 リチウムイオン(Li−ion)電池
911 マイクロスイッチ
912 制御部

Claims (9)

  1. バッテリーからの電力供給により動作する電子機器において、
    前記バッテリーを収納するために前記電子機器の本体の一部に設けられたバッテリー室を覆うバッテリーカバーと、
    該バッテリーカバーの一端に設けられ、前記本体と該バッテリーカバーとを係合するロック機構部とを備え、
    前記バッテリーカバーは、前記ロック機構部に対して他端に設けられたヒンジ部を回転中心として開閉し、
    前記ロック機構部は、ロック軸を中心に回転可能に設けられ、回転操作を行なうためのロックつまみと、前記本体の一部である係止部と係合する係合ツメとを備え、前記ロック機構部の2ヶ所が前記バッテリーカバーの2ヶ所と略同時に当接することにより、前記係止部と前記係合ツメとの係合が外れる方向への回転が停止されることを特徴とする電子機器。
  2. バッテリーからの電力供給により動作する電子機器において、
    前記バッテリーを収納するために前記電子機器の本体の一部に設けられたバッテリー室を覆うバッテリーカバーと、
    該バッテリーカバーの一端に設けられ、前記本体と該バッテリーカバーとを係合するロック機構部とを備え、
    前記バッテリーカバーは、前記ロック機構部に対して他端に設けられたヒンジ部を回転中心として開閉し、
    前記ロック機構部は、ロック軸を中心に回転可能に設けられ、回転操作を行なうためのロックつまみと、前記本体の一部である係止部と係合する係合ツメとを備え、
    係止部と係合ツメとが係合している状態において、前記ロック機構部の一部と当接することにより該ロック機構部の回転を阻止するスイッチ部材をさらに備えることを特徴とする電子機器。
  3. 前記ロック機構部の一部は、前記ロックつまみであることを特徴とする請求項記載の電子機器。
  4. 前記スイッチ部材は、前記ロック機構部に対して移動可能であり、
    前記ロック機構部は、前記スイッチ部材の移動により前記ロック機構部の回転が阻止されている状態と阻止されていない状態とを移行し、
    該移行によりオン・オフ作動するマイクロスイッチをさらに備えることを特徴とする請求項または記載の電子機器。
  5. 前記スイッチ部材は、凸形状の第の凸部を備え、
    前記バッテリーカバーは、凸形状の第の凸部を備え、
    前記スイッチ部材の移動による前記ロック機構部の回転が阻止されている状態と阻止されていない状態との移行に際し、前記の凸部と前記の凸部とは、互いに接触することを特徴とする請求項乃至の何れか1項記載の電子機器。
  6. 前記スイッチ部材の移動に伴って移動するジョイント部材をさらに備え、
    該ジョイント部材の移動により前記マイクロスイッチをオン・オフ作動させることを特徴とする請求項または記載の電子機器。
  7. 前記ジョイント部材の移動に伴って動作する棒状のプローブ部材をさらに備えることを特徴とする請求項記載の電子機器。
  8. 前記ジョイント部材は、棒状のプローブ部材であることを特徴とする請求項記載の電子機器。
  9. バッテリーからの電力供給により動作する電子機器において、
    前記バッテリーを収納するために前記電子機器の本体の一部に設けられたバッテリー室を覆うバッテリーカバーと、
    該バッテリーカバーが外れる状態になったことを検出して、前記本体へ信号を送るマイクロスイッチと、
    前記本体と前記バッテリーカバーとを係合するロック機構部と、
    ロック機構部のロックの解除を阻止する位置と阻止しない位置とに移動可能なスイッチ部材とを備え、
    該スイッチ部材が前記ロック機構部のロックの解除を阻止しない位置に移動した場合、この状態を前記マイクロスイッチが検出して前記信号を送ることを特徴とする電子機器。
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