JP6078795B2 - ロック機構 - Google Patents

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Description

本開示は筐体内に収納した収納物を筐体内に保持するためのロック機構に関する。
携帯電話機等に代表される携帯機器において、落下等による衝撃や振動等が筐体に加わった場合に電池カバーが外れないように、電池カバーを固定するための様々なロック機構が提案されている。
例えば、特許文献1では、ロック部材をロックばね部材でロック位置に保持させることで電池カバーを固定している。
特開2003−217536号公報
本開示では、落下等の際に意図せぬ電池カバーの外れを防止し、且つ、電池カバーを取り外す操作を容易にすることが出来るロック機構を提供することを目的とする。
本開示におけるロック機構は、収納部および収納部の外側に第1の溝部と開口部を有する筐体と、収納部を覆い、着脱可能または開閉可能に取り付けられた蓋部と、一端に前記蓋部と嵌合する第1の突出部と、他端に開口部に差し込まれる第2の突出部と、を有するロック部と、第1の溝部に配置され、筐体、蓋部およびロック部の第2の突出部と当接し、弾性変形可能な緩衝部材と、を備える。ロック部は、第1の突出部と第2の突出部との間に位置する回転軸回りに回動する。
本開示によれば、落下等の際に意図せぬ電池カバーの外れを防止し、且つ、電池カバーを取り外す操作を容易にすることが出来るロック機構を提供することができる。
実施の形態1における電子機器を正面側から見た外観を示す斜視図 実施の形態1における電子機器を裏面側から見た外観を示す斜視図 実施の形態1における電子機器を裏面側から見た分解斜視図 図2のA−A線による断面を示すロック機構の一構成例の模式図 実施の形態1におけるロック機構のロック状態を説明する図 実施の形態1におけるロック機構のロック部の微小回動状態を説明する図 実施の形態1におけるロック機構のロック解除動作を説明する図 実施の形態1におけるロック機構のロック解除状態を説明する図 実施の形態1におけるロック機構の蓋部が取り外された状態を説明する図 緩衝部材の他の一例(変形例A)を示す図 緩衝部材の他の一例(変形例B)を示す図 緩衝部材の他の一例(変形例C)を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図9を用いて、本開示の一実施形態について説明する。
本開示では、本開示のロック機構を備えた電子機器を一例として説明する。
[1.構成]
[1−1.電子機器の構成]
図1は、電子機器を正面側から見た外観を示す斜視図である。図2は、電子機器を裏面側から見た外観を示す斜視図である。図3は、電子機器を裏面側から見た分解斜視図である。
図1〜図3に示すように、電子機器1は、フロントカバー12とバックカバー13、蓋部2とからなる外装ケース内に、表示部14、電池51、回路基板(図示せず)等を収容している。フロントカバー12とバックカバー13は、筐体の一例である。
電子機器1は、正面上部に表示部14、表示部14の下方に操作部15を備えている。電子機器1は、裏面側の下方に電池51を収容する収納部5と、収納部5を塞ぐことで、電池51を収納部5に保持する着脱可能または開閉可能に取り付けられた蓋部2を備える。収納部5は、電池51が着脱自在に収納可能に形成されている。また、電子機器1は、蓋部2をバックカバー13と嵌め合わせる(ロックする)ロック部3を設ける。バックカバー13には、収納部5の外側に第1の溝部17と開口部16が設けられている。電池51は収納部5の被収納物の一例である。
[1−2.ロック機構の構成]
図4は、図2のA−A線による断面を示すロック機構の一構成例の模式図である。図4は電池51が収納部5に収容され、蓋部2とバックカバー13がロック部3で嵌め合わされたロック状態を示す。図4に示すように、実施の形態1のロック機構は、バックカバー13、蓋部2、ロック部3、緩衝部材6で構成される。
図4に示すように、バックカバー13の第1の溝部17は、壁部4を挟んで収納部5の外側に形成され、裏面側(蓋部2側)に開口している。バックカバー13の開口部16は、第1の溝部17の外側に形成され、電子機器1の下方側(ロック部3側)に開口している。そして、第1の溝部17と開口部16とは、バックカバー13の内部で繋がっている。また、第1の溝部17は、開口部16に対して、正面側(フロントカバー12側)と裏面側(蓋部2側)の両側に形成されている。
蓋部2は、ロック部3と嵌合する第2の溝部21と、緩衝部材6の方向に突出して緩衝部材6と当接する第1の当接部22を有する。
ロック部3は、バックカバー13の開口部16を塞ぐように略コの字状に形成される。ロック部3は、一端が蓋部2の第2の溝部21と嵌合する第1の突出部31と、他端がバックカバー13の開口部16に差し込まれる第2の突出部32とが設けられ、第1の突出部31と第2の突出部32との間に、両端がバックカバー13の凹部に嵌め込まれる回転軸33を備える。第1の突出部31は蓋部2の方向に延びた後、バックカバー13の方向に突出している。第2の突出部32は、収納部5の方向に突出している。
緩衝部材6は、バックカバー13に設けた第1の溝部17内に配置され、蓋部2の当接部22とロック部3の第2の突出部32とに当接し、当接部22と第2の突出部32からの押圧力により圧縮変形された状態で配置される。緩衝部材6は、図4に示すように、T字状の断面形状を有し、3つの挿入部(第1の挿入部61、第2の挿入部62、第3の挿入部63)を有する。第1の挿入部61は、第1の溝部17のフロントカバー12側に挿入され、バックカバー13と当接する。第2の挿入部62は、第1の挿入部61と対向した位置にあり、第1の溝部17の蓋部2側に挿入され、第1の溝部17内で蓋部2の当接部22と当接する。第3の挿入部63は、開口部16に挿入され、開口部16内でロック部3の第2の突出部32と当接する。
緩衝部材6は、速度依存性を有し、変形速度により反力が変化する弾性変形可能な部材が望ましい。一例として、シリコン系樹脂やゴム材が該当する。
[2.動作]
[2.1 ロック状態]
図5は、ロック機構のロック状態を説明する図である。図5は、図4におけるロック機構の部分のみを拡大した図である。
緩衝部材6は、蓋部2の当接部22とロック部3の第2の突出部32から力を受け圧縮変形されている。そのため、緩衝部材6には、蓋部2に向かう反力(矢印F10)と、ロック部3に向かう反力(矢印F20)が生じる。この時、緩衝部材6が反力(矢印F10)により蓋部2を上方向へ押し上げることで、蓋部2の第2の溝部21がロック部3の第1の突出部31に嵌合し、ロック部3が嵌合の解除方向(図5における右回り)に回動することを規制する。また、緩衝部材6の反力(矢印F20)がロック部3の第2の突出部32を右方向へ押し返し、ロック部3の回転軸33の効果(矢印F21)により、第1の突出部31は、第2の溝部21の方向に回動する(矢印F22)。このように、ロック部3の第1の突出部31がロック方向(図5における左回り)へ回動し、ロック状態(蓋部2の第2の溝部21とロック部3の第1の突出部31との嵌合)を維持する。
[2.2 電子機器が衝撃を受けた時の状態]
図6は、落下等の衝撃により、ロック部3がロック位置から解除方向に微小回動した瞬間の状態を説明する図である。
落下などの衝撃により、ロック部3が解除方向に微少回動する(矢印F30)ことによって、ロック部3の第1の突出部31が蓋部2を押し下げる(矢印F34)。この動きにより、蓋部2の第1の当接部22が緩衝部材6を下方向に圧縮させる(矢印F35)。一方、ロック部3の回転軸33の効果(矢印F31)により、ロック部3の第2の突出部32が緩衝部材6を左方向に圧縮させる(矢印F32、F33)。
その後、図5に示す通り、緩衝部材6は、その復元力により、反力(矢印F10)によって蓋部2の当接部22を押し上げ、蓋部2を上に持ち上げる。その結果、蓋部2の第2の溝部21がロック部3の第1の突出部31に嵌合し、ロック部3がさらに解除方向に回動することを規制する。また、緩衝部材6の復元力により、反力(矢印F20)がロック部3の第2の突出部32を押し返し、ロック部3は回転軸33の効果(矢印F21)により、ロック方向へ回動する(矢印F22)。
[2.3 ロック解除状態]
図7は、ロック機構のロック解除動作を説明する図である。図8は、ロック機構のロック解除状態を説明する図である。図9は、ロック機構の蓋部が取り外された状態を説明する図である。
図7に示すように、蓋部2を下方向に押し込む(矢印F40)と、緩衝部材6が当接部22により押圧され(矢印F41)て、圧縮変形する。これにより、第2の溝部21と第1の突出部31の嵌合が解除される。その後、図8に示すように、ロック部3を手操作で完全にロック状態を解除する位置まで回動させる(矢印F42)。緩衝部材6はその性質により、手操作による変形速度では簡単に変形するため、ロック部3を容易に解除位置まで回動することが可能となる。その結果、図9に示すとおり、蓋部2を取り外す(矢印F43)ことが可能となり、収納部5から電池51を取り出すことができる。
収納する場合は、収納部5に電池51を設置し、蓋部2で収納部5を覆った後、蓋部2をバックカバー13の方向に押し込んだ状態で、ロック部3の第1の突出部31を第2の溝部21に嵌め込む。
[3.効果など]
以上のように、本実施の形態の電子機器1は、収納部5を有するバックカバー13と、収納部5を覆い、着脱可能または開閉可能に取り付けられた蓋部2を嵌め合わせるロック機構を備える。
バックカバー13は、収納部5の外側に第1の溝部17と開口部16を有する。ロック部3は、一端に蓋部2と嵌合する第1の突出部31と、他端に開口部16に差し込まれる第2の突出部32と、を有し、第1の突出部31と第2の突出部32との間に位置する回転軸33回りに回動する。緩衝部材6は、第1の溝部17に配置され、バックカバー13、蓋部2およびロック部3の第2の突出部32と当接し、弾性変形可能である。そして、蓋部2は、ロック部3と嵌合する第2の溝部21と、緩衝部材6の方向に伸びて緩衝部材6と当接する当接部22とを有する。また、ロック部3の第1の突出部31は、蓋部2の方向に伸びた後、バックカバー13の方向に突出し、第2の突出部32は、収納部5の方向に突出している。
これにより、緩衝部材6は、当接部22と第2の突出部32より押圧され、緩衝部材6の反力による、蓋部2をロック部3の突起と嵌合する方向に押し返す力と、ロック部を蓋部2に嵌合する方向に回転させる方向に押し返す力によって、ロック状態を維持することができる。そのため、筐体であるバックカバー13から蓋部2が外れることを防ぐことができる。
そして、緩衝部材6は、第1の溝部17の蓋部2側において、当接部22と当接している。そのため、緩衝部材6の第1の溝部17方向の長さを確保することができ、緩衝部材6が当接部22により押圧されたときの反力を十分確保できるとともに、蓋部2を押圧し緩衝部材6を圧縮変形させて第2の溝部21と第1の突出部31との嵌合を解除する場合に必要な蓋部2の変位量を確保することが容易となる。
また、緩衝部材6は、開口部16において、第2の突出部32と当接している。そのため、緩衝部材6の開口部16方向の長さを確保することができ、緩衝部材6が第2の突出部32により押圧されたときの反力を十分確保できる。
また、ロック機構は、第2の溝部21と第1の突出部31との嵌合が解除される方向に外力が加わると、当接部22と第2の突出部32からの押圧力により緩衝部材6が圧縮変形し、圧縮変形により発生する緩衝部材6の反力により、ロック状態に戻るように構成される。
これにより、落下等の衝撃によりロック部3が解除方向に回動しても、ロック部3が元のロック位置に戻るように力が掛かるため、ロック状態を維持することが可能となる。また、速度依存性を有する緩衝部材を有することで、落下等の衝撃が大きくなり、ロック部3により大きな回動速度が加わった場合でも、緩衝部材6は変形しにくくなり、ロック部3の解除方向への回動を規制することが可能となる。
また、ロック機構は、蓋部2が押圧されることにより緩衝部材6が圧縮変形し、第2の溝部21と第1の突出部31との嵌合が解除すされるように構成される。
これにより、手操作では緩衝部材が容易に変形するため簡単にロック部3を開方向に回転することができる。また、緩衝部材を速度依存性のある緩衝部材にすることで、落下等の衝撃による大きな変形速度では緩衝部材が変形しにくいためロック部3を解除方向に回動しにくくすることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
緩衝部材6は、実施の形態1で説明した形状に限定されるものではない。図10は、緩衝部材の変形例Aを示す図である。図10に示すように、緩衝部材7は、蓋部2の当接部22とロック部材の第2の突出部32と接触している形であればよい。即ち、緩衝部材7は、図10に示すように、L字状の断面形状を有し、第2の挿入部72及び第3の挿入部73を備えている。そして、実施の形態1の緩衝部材6と同様に、第2の挿入部72は、第1の溝部19の蓋部2側に挿入され、第1の溝部19内で蓋部2の当接部22と当接し、第3の挿入部73は、開口部16に挿入され、開口部16内でロック部3の第2の突出部32と当接する。この場合も、緩衝部材7は、蓋部2の当接部22とロック部材の第2の突出部32とに接触しており、上記実施の形態1の図5から図9で説明したロック機構と同様の動作を行う。
緩衝部材7は、図10に示すように、第1の挿入部61を有しておらず、バックカバー18の第1の溝部19は、蓋部2側に形成され、フロントカバー12側には形成されていない。そのため、緩衝部材7は、実施の形態1の緩衝部材6と比べて、第1の溝部の方向の長さを確保することを制約されるが、図5から図9で説明したロック機構としての反力やロック状態を解除するために必要な蓋部2の変位量を確保できれば、緩衝部材7のような形状を採用できる。
次に、緩衝部材の変形例Bを説明する。図11は、緩衝部材の変形例Bを示す図である。緩衝部材8は、図11に示すように、L字状の断面形状を有し、第1の挿入部81及び第3の挿入部83を備えている。そして、実施の形態1の緩衝部材6と同様に、第1の挿入部81は、第1の溝部17のフロントカバー12側に挿入され、バックカバー13と当接し、第3の挿入部83は、開口部16に挿入され、開口部16内でロック部3の第2の突出部32と当接する。この場合も、緩衝部材8は、蓋部2の当接部23とロック部材の第2の突出部32とに接触し、上記実施の形態1の図5から図9で説明したロック機構と同様の動作を行う。
緩衝部材8は、図11に示すように、第3の挿入部63を有しておらず、第1の溝部17の蓋部2側には、挿入されていない。そして、蓋部2の当接部23は、実施の形態1の当接部22に比べて、第1の溝部の方向に長く形成され、緩衝部材8に当接している。そのため、緩衝部材8は、実施の形態1の緩衝部材6と比べて、第1の溝部の方向の長さを確保することを制約されるが、図5から図9で説明したロック機構としての反力やロック状態を解除するために必要な蓋部2の変位量を確保できれば、緩衝部材8のような形状を採用できる。
次に、緩衝部材の変形例Cを説明する。図12は、緩衝部材の変形例Cを示す図である。緩衝部材9は、図12に示すように、I字状の断面形状を有し、第1の挿入部91及び第2の挿入部92を備えている。そして、実施の形態1の緩衝部材6と同様に、第1の挿入部91は、第1の溝部17のフロントカバー12側に挿入されて、バックカバー13と当接し、第2の挿入部92は、第1の溝部17の蓋部2側に挿入されて、蓋部2の当接部22と当接する。この場合も、緩衝部材9は、蓋部2の当接部22とロック部材の第2の突出部34とに接触しており、上記実施の形態1の図5から図9で説明したロック機構と同様の動作を行う。
緩衝部材9は、図12に示すように、第3の挿入部63を有しておらず、開口部16には、挿入されていない。そして、ロック部3の第2の突出部34は、実施の形態1の第2の突出部32に比べて、開口部16の方向に長く形成され、緩衝部材9に当接している。そのため、緩衝部材9は、実施の形態1の緩衝部材6と比べて、開口部16方向の長さを確保することを制約されるが、図5から図9で説明したロック機構としての反力を確保できれば、緩衝部材9のような形状を採用できる。
なお、緩衝部材7、8、9の形状は、緩衝部材6に比べて、単純であるため、それらの製作及びバックカバーへの取り付けは、比較的容易である。
また、緩衝部材は防水部材と兼用してもよい。この場合、図4に示す実施の形態1のように、緩衝部材6が、第1の溝部17のフロントカバー12側と蓋部2側の両側を埋め、かつ、開口部16を埋めるような形状であれば、防水効果が向上する。
また、上記実施の形態1では、回転軸33はロック部3に備えられている。しかし、ロック部3が必ずしも回転軸33を備える必要なく、ロック部3がバックカバー13に対して回動するように構成されていればよい。すなわち、ロック部3の一端に設けられた第1の突出部31と他端に設けられた第2の突出部32との間に位置する回転軸の回りに、ロック部3が回動すればよい。例えば、バックカバー13に回転軸を設け、ロック部3に嵌合する凹部を設けて、ロック部3の回動機構を構成してもよい。また、回転軸を別部材とし、その回転軸をバックカバー13に設けた凹部とロック部3に設けた凹部とに嵌合させることにより、ロック部3の回動機構を構成することもできる。
本開示は、蓋構造を有する機器ケースに適用可能である。具体的には、POS端末、携帯電話、リモコンなどの携帯端末に、本開示は適用可能である。
1 電子機器
12 フロントカバー
13,18 バックカバー
16 開口部
17,19 第1の溝部
2 蓋部
21 第2の溝部
22,23 当接部
3 ロック部
31 第1の突出部
32,34 第2の突出部
33 回転軸
4 壁部
5 収納部
51 電池
6,7,8,9 緩衝部材
61,81,91 第1の挿入部
62,72,92 第2の挿入部
63,73,83 第3の挿入部

Claims (8)

  1. 収納部および前記収納部の外側に第1の溝部と開口部を有する筐体と、
    前記収納部を覆い、前記筐体に着脱可能または開閉可能に取り付けられる蓋部と、
    一端に前記蓋部と嵌合する第1の突出部と、他端に前記開口部に差し込まれる第2の突出部と、を有し、前記第1の突出部と前記第2の突出部との間に位置する回転軸回りに回動するロック部と、
    前記第1の溝部に配置され、前記筐体、前記蓋部および前記ロック部の前記第2の突出部と当接し、弾性変形可能な緩衝部材と、を備えたロック機構。
  2. 前記蓋部は、前記ロック部と嵌合する第2の溝部と、前記緩衝部材の方向に延出して前記緩衝部材と当接する当接部と、を有し、
    前記ロック部の前記第1の突出部は、前記蓋部の方向に延出した後、前記筐体の方向に突出し、前記第2の突出部は、前記収納部の方向に突出している、請求項1記載のロック機構。
  3. 前記緩衝部材は、前記第1の溝部の前記蓋部側において、前記当接部と当接している、請求項2記載のロック機構。
  4. 前記緩衝部材は、前記開口部において、前記第2の突出部と当接している、請求項1記載のロック機構。
  5. 前記緩衝部材は、前記当接部と前記第2の突出部からの押圧力により圧縮変形し、
    前記圧縮変形により発生する反力により前記蓋部と前記筐体がロック状態になるように構成された、請求項1記載のロック機構。
  6. 前記蓋部と前記第1の突出部との嵌合が解除される方向に外力が加わると、前記当接部と前記第2の突出部からの押圧力により前記緩衝部材が圧縮変形し、前記圧縮変形により発生する前記緩衝部材の反力により、前記第2の溝部と前記第1の突出部とが嵌合する状態に戻るように構成された、請求項5記載のロック機構。
  7. 前記蓋部が押圧されることにより前記緩衝部材が圧縮変形し、前記蓋部と前記第1の突出部との嵌合が解除されるように構成された、請求項1記載のロック機構。
  8. 前記収納部の被収納物が電池である、請求項1記載のロック機構。
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