JP6894710B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、プリンタに関する。
従来、例えばラベルプリンタ等のような、表示部および操作部を備えていて入力操作や印字内容の確認から印字発行まで単体で完了するプリンタがある。ラベルプリンタが備える表示部は、少ない文字数をセグメント表示するだけのものとは異なり、ラベルのレイアウトを確認できる程度に大きい画面を備えている。
ラベルプリンタは、例えばスーパーマーケットなどの小売店舗のバックヤードに据え置かれて使用される。ラベルプリンタに対しても、設置スペースを広く確保しておくことは難しいので、小型化や省スペース化が望まれている。
例えば、先行技術文献に示すような従来のラベルプリンタは、用紙収納部および印字部を内蔵した本体部の上面の蓋が、背面側の回動軸まわりに回動自在であって、回動に伴って本体部を開閉する。このラベルプリンタの表示部は、蓋の上面に取り付けられているので、用紙補充などの際に蓋を開けたときに、蓋とともに表示部が背面側へと移動する。このため、このようなラベルプリンタの使用に際しては、背面側に空間を確保しておく必要がある。
蓋開放時のための空間確保により、設置面積が大きくなってしまう。また、背面側の空間は、蓋を閉めた状態では使用されない空間であるので、普段は活用されない空間を確保することとなり、好ましくない。
本発明が解決しようとする課題は、省スペース化を実現し、空間を有効に活用し無駄を少なくしながら、使い勝手が損なわれていない構成のプリンタを提供することである。
実施形態のプリンタは、用紙を収納する用紙収納部と、前記用紙収納部から給紙された用紙に印字する印字部と、上面を部分的に開閉可能な蓋を有し、前記用紙収納部および前記印字部を収納する筐体と、前記筐体を閉じる位置にある前記蓋を、当該位置に留め置くロック状態にするロック部と、前記筐体および前記蓋の上に設けられた表示部と、前記筐体と前記表示部との間に位置して前記筐体と前記表示部とを連結するものであって、前記表示部を前記筐体に対してスイーベル方向に回動自在に支持するスイーベル部と、前記表示部を前記蓋の上から移動させる方向の前記スイーベル部による回動に連動して前記ロック部によるロック状態を解除する連動部と、前記連動部によらず前記ロック状態を解除するための解除操作部と、を備える。
図1は、実施形態のラベルプリンタの外観を示す斜視図である。 図2は、上カバーおよび前カバーが開放された状態のラベルプリンタの斜視図である。 図3は、ラベルプリンタの概略平面図である。 図4は、ラベルプリンタの内部構造を概略的に示す縦断右側面図である。 図5は、ロック部の構造を示す縦断右側面図である。 図6は、上カバーの内側のフックの近傍を拡大して示す斜視図である。 図7は、上方から見たフックの斜視図であって、上カバーの上面外装を除いて示す外観斜視図である。 図8は、連動部と、連動部の動作に関係する各部とを模式的に示した平面図である。 図9は、連動部の構造を示す斜視図である。 図10は、上カバーを閉じた状態を示すラベルプリンタの斜視図である。 図11は、図10に示す状態から表示操作部を上カバーの上へ戻す方向にスイーベルさせた場合の連動部の動きを説明する概略平面図である。
(第1の実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、ラベルプリンタ1の外観を示す斜視図である。ラベルプリンタ1は、プリンタの一例である。ラベルプリンタ1は、本体部100と、表示操作部200とを備える。
表示操作部200は、表示部210および操作部220を備えている。表示部210は、例えばLCD(liquid crystal display)であって、画像や文字で操作者に情報を示す。操作部220は、キーボード221およびタッチパネル222を備えている。タッチパネル222は、表示部210の表面に重ねて設けられていて、表示部210の表示内容に応じた操作を受け付ける。キーボード221は、複数の押しボタン(キー)を備えている。
本体部100は、ほぼ直方体の筐体110を備えている。筐体110は、各部を収納する箱状の容器である。筐体110は、ベース部111、上カバー112、および前カバー113を備えている。
図2は、上カバー112および前カバー113が開放された状態のラベルプリンタ1の斜視図である。この図が示すように、筐体110は、本体部100を構成する用紙収納部120や印字部130、台紙巻取部140、制御部150等を収納する。制御部150は、表示操作部200等の各部を制御するものであって、基板等で構成されている。
ベース部111は、筐体110を構成するもののうち、上カバー112および前カバー113以外の部分である。ベース部111は、平面視において左右に二分されていて、片側(本実施形態では右側部分)がもう片側(左側部分)よりも大きい。ベース部111の左側部分と右側部分とは、壁114で隔てられている。
上カバー112は、筐体110の壁114で分けられた片側(本実施形態では右側部分)の上面を構成する。つまり、上カバー112は、筐体110の上面を部分的に開閉する蓋である。上カバー112は、概ね長方形状の外形を有し、奥側の短辺を、ベース部111の右側部分の背面側の上端部に、回動自在に取り付けられている。上カバー112の回動の中心となる軸を回動軸112aとして図に示す。上カバー112は、回動に伴って、筐体110を開放する位置(開放位置)と閉塞する位置(閉塞位置)との間で移動する。筐体110は、上カバー112の回動に伴って、開閉される。
前カバー113は、筐体110の壁114で分けられた片側(本実施形態では右側部分)の前面を構成する。つまり、前カバー113は、筐体110の前面を部分的に開閉する扉である。前カバー113は、概ね正方形状の外形を有し、下辺を、ベース部111の右側部分の手前側の下端部に、回動自在に取り付けられている。前カバー113の回動の中心となる軸を回動軸113aとして図に示す。前カバー113は、回動に伴って、筐体110を開放する位置(開放位置)と閉塞する位置(閉塞位置)との間で移動する。筐体110は、前カバー113の回動に伴って、開閉される。
用紙収納部120や印字部130、台紙巻取部140は、筐体110の上カバー112で開閉される側(本実施形態では右側部分)に設けられている。制御部150は、上カバー112や前カバー113を開けても開放されない、壁114で隔てられた側(本実施形態では左側部分)に収納されている。
用紙収納部120は、ロール紙を収納する。用紙収納部120は、ロール紙の巻き中心に通す軸121と、ロール紙の両側端を押さえる一対の側板122と、を備えている。
ロール紙は、用紙を巻いたものである。用紙は、例えば、ラベルロールや台紙なしラベル、レシート用紙などである。ラベルロールは、帯状の台紙にラベルが並べて貼付されたものである。ラベルは、所定サイズの紙片の片面が印字面であって、印字面の裏面に粘着剤層が設けられたものである。台紙なしラベルは、帯状のラベルが台紙なしで巻かれたものである。レシート用紙は、帯状の用紙である。
印字部130は、用紙収納部120から給紙された用紙に印字する。印字部130は、印字ヘッド131およびプラテンローラ132を備えている。印字ヘッド131は例えばサーマルヘッドであって、感熱紙の印字面が備える発色剤を発色させる熱を発する。プラテンローラ132は、表層部に弾性を有するローラであって、印字ヘッド131に用紙(ラベルやレシート用紙)を押し当てながら回転して用紙を搬送する。印字ヘッド131は、上カバー112の内側面に取り付けられている。プラテンローラ132は、ベース部111に設けられている。
印字部130が印字した用紙は、筐体110の前面に設けられた発行口115(図1参照)から排出される。発行口115は、上カバー112および前カバー113がともに筐体110を閉じる位置にあるときに、上カバー112の移動端と前カバー113の移動端との間に、形成される。前カバー113は、上端部の中央部に、両側端部よりも一段下げられた凹部113bを有している。この凹部113bと、上カバー112の前端部112bとにより、発行口115は形成される。
台紙巻取部140は、用紙収納部120がラベルロールを収納している場合に、ラベルが剥離された後の台紙を巻き取る。台紙巻取部140は、台紙の先端部を保持して巻き中心となる巻取軸141と、台紙の側端を規制する側板142と、を備えている。
台紙巻取部140は、前カバー113の内側の面に取り付けられていて、前カバー113の開放に伴って筐体110の外に出てくる。前カバー113が閉じられている状態では、印字部130の下側に位置する。
ここで、ラベルプリンタ1は、スイーベル部300をさらに備えている。表示操作部200は、向かって左側の下端部を、スイーベル部300によって、本体部100の左側部分の上面に、連結されている。スイーベル部300は、表示操作部200を、スイーベル方向に回動自在に、支持している。
図3は、ラベルプリンタ1の概略平面図である。表示操作部200は、図1に示すような向きの操作受付状態であると、上カバー112の上方に位置するので、上カバー112を開放することができない。そこで、上カバー112を開放するためには、表示操作部200が上カバー112の移動を妨げない位置へ移動(スイーベル)される必要がある。このときのスイーベル方向は、図3に示す矢印Aの方向である。
本実施形態のラベルプリンタ1は、表示操作部200が矢印Aで示す方向へスイーベルされて所定位置へ至ると、このときのスイーベルに伴って上カバー112が開放される構造とされている。この構造について以下に説明する。
図4は、ラベルプリンタ1の内部構造を概略的に示す縦断右側面図である。上カバー112は、筐体110がさらに備える第1付勢部により、筐体110を開放する方向に付勢されている。第1付勢部としては、例えば、トーションばねや板ばね、弦巻ばね等のばね部材がある。
本体部100はさらに、ロック部400を備えている。ロック部400は、オペレータの操作により施開錠する。ロック部400は、施錠状態のとき、第1付勢部の付勢力に抗して上カバー112を閉塞位置に留め置いて、筐体110をロック状態にする。ロック部400が開錠状態のとき、上カバー112は、第1付勢部の付勢力により、筐体110を開放する方向(図4中に矢印で示す時計回り方向)に動く。
図5は、ロック部400の構造を示す縦断右側面図である。ロック部400は、ラベルプリンタ1の幅方向両側(左右)に設けられている。ロック部400は、フック410、突部420、回動軸430を備えている。図6は、上カバー112の内側のフック410の近傍を拡大して示す斜視図である。フック410および回動軸430は、上カバー112の内側に設けられている。突部420は、ベース部111に設けられている。
フック410は、一端部に鉤形状411を有し、他端部を回動軸430によって回動自在に支持されている。突部420は、例えば、短い軸形状を有し、軸方向をラベルプリンタ1の幅方向に一致させている。
また、ロック部400は、第2付勢部を備えている。第2付勢部としては、例えば、板ばねやトーションばね等のばね部材がある。第2付勢部は、フック410を、図4に示す矢印Bの方向に付勢する。この方向は、鉤形状411を突部420に引っかける方向である。突部420に鉤形状411が引っかかることによって、上カバー112が閉塞位置に留め置かれる(ロック状態)。
図5に戻り、フック410は、鉤形状411の外側に、案内面411aを有している。案内面411aは、上カバー112を閉じる方向に対して斜めを向いている。案内面411aは、上カバー112が開放位置から閉塞位置へ向かって回動されたときに突部420に接する。さらに上カバー112が回動されると、突部420に案内面411aが摺動することにより、フック410が、第2付勢部の付勢に抗して回動軸430回りに回動する。このときの回動の方向は、図4の矢印Bの逆方向である。さらに上カバー112が回動されて突部420が案内面411aの終端を超えると、フック410が第2付勢部の付勢により矢印B方向に回動して、鉤形状411が突部420に引っかかる。
図7は、上方から見たフック410の斜視図であって、上カバー112の上面外装1120(図5参照)を除いて示す外観斜視図である。フック410は、一方の側端部に突起412を、他方の側端部にレバー413を、備えている。また、フック410は、長手方向をラベルプリンタ1の幅方向に沿わせた長方形状の平面部414を有している。
回動軸430は、平面部414の長手方向に平行であって、平面部414の短手方向の中央部を通っている。突起412は、平面部414の上面から上へ突出している。レバー413は、平面部414を長手方向に延長する方向へ突出している。また、突起412およびレバー413は、回動軸430からずれた位置に設けられている。
上述のような位置関係により、突起412が、ラベルプリンタ1の後ろから前へ向かう力を受けると、フック410が回動して突部420との引っかかり(ロック状態)が解除される。また、レバー413が、上から下へ向かう力を受けると、同様にフック410が回動する。なお、レバー413には、上カバー112に設けられた押しボタン440(図5参照)の下端部441が接している。押しボタン440が押されると、フック410が回動する。この押しボタン440は、解除操作部の一例である。
ラベルプリンタ1は、連動部500をさらに備えている。図8は、連動部500と、連動部500の動作に関係する各部とを模式的に示した平面図である。図9は、連動部500の構造を示す斜視図である。
連動部500は、表示操作部200に加えるスイーベル動作に連動して、ロック部400によるロック状態を解除する。連動部500は、回動部510と押圧部520とを備えている。回動部510は、スイーベル部300内に設けられていて、表示操作部200のスイーベルに伴って回動する。押圧部520は、スイーベル時に、スイーベル動作に伴って、突部420を、ロック状態を解除する方向に押圧するものである。
回動部510は、概ね円盤状の部材であって、円盤の中心が、スイーベル部300の回動軸に一致する。押圧部520は、回動部510の外周の一部に設けられている。押圧部520は、押材521、軸522、付勢部材523、ストッパー524、弾性部材525、押し当て部526、板ばね部527、および切欠き528を備えている。
ストッパー524は、回動部510の外周のある箇所から接線方向の一方向へ延びた形状であって、回動部510の面と同一平面にある面524aと、この面524aに直交する面524bと、を備えている。弾性部材525は、面524bに貼付されている。
押材521は、棒状の部材である。押材521は、一端部を、軸522により、ストッパー524の根本であって回動部510の外周部である位置に、回動自在に取り付けられている。また、押材521は、ストッパー524の弾性部材525が貼付された側に設けられている。
本実施形態の付勢部材523はトーションばねである。付勢部材523として他には、例えば、板ばね等のばね部材がある。
板ばね部527は、回動部510の外周の一部が外側へ延びた形状であって、回動部510と同一平面に位置する。切欠き528は、板ばね部527と回動部510との間に位置して、板ばね部527と回動部510とを分けて板ばね部527に弾性を持たせている。
押し当て部526は、板ばね部527の先端部に設けられた、板ばね部527に直交する小さな平面部である。押し当て部526は、ストッパー524との間に、押材521を挟む位置に位置している。
付勢部材523の一端部は、押し当て部526に取り付けられていて、他端部は、押材521に取り付けられている。これにより、付勢部材523は、押材521を、弾性部材525へ押し付ける方向に付勢する。
このような構成の連動部500は、表示操作部200が矢印A(図3参照)に示す方向へスイーベルされるとき、上カバー112を開放させるよう動作する。この動作について、図8を参照して説明する。
まず、回動部510は、表示操作部200のスイーベルに伴って回動する。回動部510が図8(a)に示す矢印A2方向に回動するとき、ストッパー524が押材521を押圧する。
ここで、図8(a)は、表示操作部200がラベルプリンタ1の正面を向いている状態を示す。この状態から、矢印A2が示す方向に表示操作部200がスイーベルされて、図8(b)に示す状態になるまでは、連動部500は上カバー112に対して作用しない。
図8(b)に示す状態からさらに、矢印A3が示す方向に表示操作部200がスイーベルされると、押材521が突起412に干渉する。この動きにより、押材521は、突起412に、ラベルプリンタ1の後ろから前へ向かう力を加え、これにより、フック410が回動して突部420との引っかかりが解除され、上カバー112が開放される。
用紙収納部120の用紙交換や印字部130の紙詰まりの対処などに際して、上カバー112を開放する必要があるとき、オペレータが、表示操作部200をスイーベルさせて上カバー112に干渉しない位置まで移動させると、この動きに連動して上カバー112が開放される。上カバー112を閉じるときには、オペレータが、上カバー112を閉じる方向へ押し下げる。
図10は、上カバー112を閉じた状態を示すラベルプリンタ1の斜視図である。表示操作部200のスイーベルによって開放された上カバー112を閉じた後の状態から、再度上カバー112を開放したい場合には、押しボタン440を押し下げる。押しボタン440が押下されると、押しボタン440の下端部441(図5参照)でレバー413が押されて、フック410が回動してロック状態が解除されて、上カバー112が開放される。
図11は、図10に示す状態から表示操作部200を上カバー112の上へ戻す方向にスイーベルさせた場合の連動部500の動きを説明する概略平面図である。ここで、上述の「戻す方向」は、図11中の矢印AXが示す方向であり、図3中の矢印Aが示す方向の逆方向である。
表示操作部200を戻す方向にスイーベルさせると、回動部510は、矢印AXが示す方向へ回動する。すると、押材521は、突起412に触れる。しかしながら、押材521は、付勢部材523の付勢力に抗してストッパー524から離れる方向つまり矢印Cが示す方向に回動可能である。これにより、回動部510が矢印AX方向へ回動する際は、押材521は先端部を突起412の側面412aに摺動させながら移動し、図8(a)に示す状態に復帰する。このように、連動部500は、表示操作部200を上カバー112の上へ戻す際には、ロック部400に干渉しない。
以上のように、本実施形態では、表示操作部200を本体部100と別体に構成した。これにより、本体部100を開放しても、表示操作部200が背面側に移動されないようになり、設置面積が縮小(省スペース化)される。
また、本実施形態では、使用中の表示操作部200は、省スペース化のための配置により、本体部100を開閉する蓋である上カバー112を開放する際の移動軌跡に干渉する。しかしながら、本実施形態では、表示操作部200が上カバー112に干渉しない位置までスイーベル可能に構成し、また、スイーベル動作に伴って上カバー112が開放されるように構成した。これにより、上カバー112を開放する際の操作手数が増えることなく、使い勝手のよいラベルプリンタ1とすることができる。
なお、上記実施形態では、印字ヘッド131が上カバー112側に設けられ、プラテンローラ132がベース部111側に設けられているが、実施にあたっては、印字ヘッド131とプラテンローラ132との位置が逆であってもよい。
また、上記実施形態では、ロック部400は、突部420がベース部111に設けられてそれ以外の部分が上カバー112に設けられる構成であるが、実施にあたっては、突部420が上カバー112に設けられて、他の部分(フック410など)がベース部111に設けられる構成であってもよい。
さらに、上記実施形態では、押しボタン440を上カバー112に設けているが、実施にあたっては、押しボタン440相当の働きの部品がベース部111に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、押しボタン440を押し下げることによってロック解除されるよう構成しているが、実施にあたってはこれに限らない。実施にあたっては、押しボタン440の押し方向は上から下に限らず、他の押し方向を受けてロック解除に作用するよう構成して構わない。
さらに、上記実施形態では、図11に示す構造によって、表示操作部200を戻す方向のスイーベル時に押材521と突起412との干渉を回避するようにしているが、実施にあたっては、これを他の構造によって実現してもよい。例えば、突起412の天面を前側から後ろ側へ上る斜面にして平面部414から上下方向に移動自在に構成し、表示操作部200を戻すスイーベル時に、斜面に摺動する押材521で突起412が押し下げられて押材521が通過するよう構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 …ラベルプリンタ
100…本体部
110…筐体
111…ベース部
112…上カバー、1120…上面外装、112a…回動軸、112b…前端部
113…前カバー、113a…回動軸、113b…凹部
114…壁
115…発行口
120…用紙収納部、121…軸、122…側板
130…印字部、131…印字ヘッド、132…プラテンローラ
140…台紙巻取部、141…巻取軸、142…側板
150…制御部
200…表示操作部
210…表示部
220…操作部、221…キーボード、222…タッチパネル
300…スイーベル部
400…ロック部
410…フック
411…鉤形状、411a…案内面
412…突起、412a…側面
413…レバー
414…平面部
420…突部
430…回動軸
440…押しボタン(解除操作部)、441…下端部
500…連動部
510…回動部
520…押圧部
521…押材
522…軸
523…付勢部材
524…ストッパー、524a…面、524b…面
525…弾性部材
526…押し当て部
527…板ばね部
528…切欠き
特開2007−130967号公報

Claims (4)

  1. 用紙を収納する用紙収納部と、
    前記用紙収納部から給紙された用紙に印字する印字部と、
    上面を部分的に開閉可能な蓋を有し、前記用紙収納部および前記印字部を収納する筐体と、
    前記筐体を閉じる位置にある前記蓋を、当該位置に留め置くロック状態にするロック部と、
    前記筐体および前記蓋の上に設けられた表示部と、
    前記筐体と前記表示部との間に位置して前記筐体と前記表示部とを連結するものであって、前記表示部を前記筐体に対してスイーベル方向に回動自在に支持するスイーベル部と、
    前記表示部を前記蓋の上から移動させる方向の前記スイーベル部による回動に連動して前記ロック部によるロック状態を解除する連動部と、
    前記連動部によらず前記ロック状態を解除するための解除操作部と、
    を備えるプリンタ。
  2. 前記連動部は、前記表示部を前記蓋の上へ戻す方向の前記スイーベル部による回動に際しては、前記ロック部に干渉しない
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記ロック部は、前記蓋又は前記筐体の一方にフックを備え、他方に前記フックが引っかけられる突部を備え、
    前記連動部は、前記フックを動かすことにより前記ロック状態を解除する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
  4. 前記筐体は、平面視で左右に二分された一方に前記蓋を有し、
    前記蓋は、背面側に回動軸を有し、該回動軸まわりの回動に伴って前記筐体を開閉し、
    前記スイーベル部は、前記筐体の平面視で左右に二分された他方と前記表示部とを連結し、
    前記連動部は、前記表示部の前記スイーベル部から遠い方の側部を、前記スイーベル部による回動により手前に移動させる動きに連動して、前記ロック状態を解除する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のプリンタ。
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