JP2004272109A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004272109A5 JP2004272109A5 JP2003065521A JP2003065521A JP2004272109A5 JP 2004272109 A5 JP2004272109 A5 JP 2004272109A5 JP 2003065521 A JP2003065521 A JP 2003065521A JP 2003065521 A JP2003065521 A JP 2003065521A JP 2004272109 A5 JP2004272109 A5 JP 2004272109A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- polyphenylene sulfide
- manufactured
- adhesive
- liquid crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
[実施例17]
実施例7で使用したポリマー16.00gと合成例3で得たポリマーAの4.00gを80gのN,N−ジメチルアセトアミドに溶解させ溶液を調製した。この溶液を、レーヨン布にてラビング処理したポリフェニレンスルフィドフィルム(東レ社製トレリナ)上に、スピンコート法により塗布し、オーブン中55℃で溶媒を乾燥除去した後、さらに230℃で10分熱処理することでハイブリッド配向構造を形成させた。熱処理後、オーブンから取り出して自然冷却することでハイブリッド配向構造をガラス状態として固定化した(フィルム2)。
フィルム2は不透明かつ光学的に異方性のあるポリフェニレンスルフィドフィルム上に形成されているため、このままでは光学フィルムとして使用しにくい。このため、フィルム2の空気界面側にUV硬化型接着剤(東亞合成(株)製UV−3400)を約5μmの厚みに塗布し、この上に80μmの光学的等方性フィルムであるトリアセチルセルロースフィルム(富士写真フィルム(株)製フジタックT80SZ)をラミネートし、約600mJのUV照射により該接着剤を硬化させた。この後、トリアセチルセルロースフィルム/接着剤層/液晶層/ポリフェニレンスルフィドフィルムが一体となった積層体からポリフェニレンスルフィドフィルムを剥離することにより、液晶層をトリアセチルセルロースフィルム上に転写した。さらにポリフェニレンスルフィドフィルムを剥離した側の液晶層表面にUV硬化型接着剤(東亞合成(株)製UV−3400)を約5μmの厚みに塗布し、酸素遮断状態で約600mJのUV光(高圧水銀灯)を照射して該接着剤を硬化させて、オーバーコート層を設け、光学フィルムとした。この光学フィルムの複屈折の波長分散値Dを求めたところ、D=1.085であった。結果を表3に示す。また、図1に王子計測機器(株)製KOBRA−21ADHを使用し、測定波長590nmにおけるフィルムの面内リターデーションの視野角依存性を測定した結果を示す。
実施例7で使用したポリマー16.00gと合成例3で得たポリマーAの4.00gを80gのN,N−ジメチルアセトアミドに溶解させ溶液を調製した。この溶液を、レーヨン布にてラビング処理したポリフェニレンスルフィドフィルム(東レ社製トレリナ)上に、スピンコート法により塗布し、オーブン中55℃で溶媒を乾燥除去した後、さらに230℃で10分熱処理することでハイブリッド配向構造を形成させた。熱処理後、オーブンから取り出して自然冷却することでハイブリッド配向構造をガラス状態として固定化した(フィルム2)。
フィルム2は不透明かつ光学的に異方性のあるポリフェニレンスルフィドフィルム上に形成されているため、このままでは光学フィルムとして使用しにくい。このため、フィルム2の空気界面側にUV硬化型接着剤(東亞合成(株)製UV−3400)を約5μmの厚みに塗布し、この上に80μmの光学的等方性フィルムであるトリアセチルセルロースフィルム(富士写真フィルム(株)製フジタックT80SZ)をラミネートし、約600mJのUV照射により該接着剤を硬化させた。この後、トリアセチルセルロースフィルム/接着剤層/液晶層/ポリフェニレンスルフィドフィルムが一体となった積層体からポリフェニレンスルフィドフィルムを剥離することにより、液晶層をトリアセチルセルロースフィルム上に転写した。さらにポリフェニレンスルフィドフィルムを剥離した側の液晶層表面にUV硬化型接着剤(東亞合成(株)製UV−3400)を約5μmの厚みに塗布し、酸素遮断状態で約600mJのUV光(高圧水銀灯)を照射して該接着剤を硬化させて、オーバーコート層を設け、光学フィルムとした。この光学フィルムの複屈折の波長分散値Dを求めたところ、D=1.085であった。結果を表3に示す。また、図1に王子計測機器(株)製KOBRA−21ADHを使用し、測定波長590nmにおけるフィルムの面内リターデーションの視野角依存性を測定した結果を示す。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003065521A JP2004272109A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 光学フィルムおよび液晶表示素子 |
PCT/JP2004/003124 WO2004081622A1 (ja) | 2003-03-11 | 2004-03-10 | 光学フィルムおよび液晶表示素子 |
CNB2004800065299A CN100442091C (zh) | 2003-03-11 | 2004-03-10 | 光学薄膜及液晶显示元件 |
KR1020057016923A KR20050121203A (ko) | 2003-03-11 | 2004-03-10 | 광학 필름 및 액정 표시 소자 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003065521A JP2004272109A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 光学フィルムおよび液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004272109A JP2004272109A (ja) | 2004-09-30 |
JP2004272109A5 true JP2004272109A5 (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=33126522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003065521A Pending JP2004272109A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 光学フィルムおよび液晶表示素子 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004272109A (ja) |
CN (1) | CN100442091C (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5252611B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2013-07-31 | 日東電工株式会社 | 位相差フィルム、光学積層体、液晶パネル、及び液晶表示装置 |
JP6379443B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2018-08-29 | エルジー・ケム・リミテッド | 光学フィルム、光学積層体、光学フィルムの製造方法、およびディスプレイ装置 |
CN109293907B (zh) * | 2018-06-22 | 2020-12-29 | 武汉科技大学 | 一种基于生物质为单体的高分子量聚酯、制备方法及用途 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04359015A (ja) * | 1991-06-04 | 1992-12-11 | Chisso Corp | ビシクロヘキサンジカルボン酸のポリエステル |
US6080833A (en) * | 1996-07-31 | 2000-06-27 | Mitsui Chemicals, Inc. | Low-birefringent organic optical component and a spirobiindan polymer |
US6113811A (en) * | 1998-01-13 | 2000-09-05 | 3M Innovative Properties Company | Dichroic polarizing film and optical polarizer containing the film |
CN1104325C (zh) * | 1998-01-13 | 2003-04-02 | 美国3M公司 | 改性共聚聚酯和改进的多层反射薄膜 |
CN1192255C (zh) * | 1998-07-31 | 2005-03-09 | 美国3M公司 | 可后成形的多层光学薄膜及其成形方法 |
JP4242971B2 (ja) * | 1999-07-01 | 2009-03-25 | 新日本石油株式会社 | 液晶性ポリエステル組成物 |
JP2003011261A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Inaba Denki Seisakusho:Kk | 落書き対策用の構造体と、その構造体の製造方法、及びその構造体の再生方法 |
JP2003048966A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-21 | New Japan Chem Co Ltd | 飽和環状脂肪族2級アルコールを原料とする脂環式ポリエステルの製造方法 |
-
2003
- 2003-03-11 JP JP2003065521A patent/JP2004272109A/ja active Pending
-
2004
- 2004-03-10 CN CNB2004800065299A patent/CN100442091C/zh not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100732325B1 (ko) | 수직 배향 액정 필름을 포함하는 위상차 필름 및 그제조방법 | |
JP5569773B2 (ja) | 複合偏光板およびそれを用いたipsモード液晶表示装置 | |
JP2007004120A5 (ja) | ||
JP2008523443A (ja) | 配向膜の要らないホメオトロピック配向液晶フィルム及びその製造方法 | |
JP2002372622A (ja) | 複合位相差板、円偏光板及び液晶表示装置、有機el表示装置 | |
JP2006163343A (ja) | 楕円偏光板およびそれを用いた画像表示装置 | |
JP6719552B2 (ja) | 光学装置および表示装置 | |
WO2019022156A1 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス表示装置 | |
JP2008181091A (ja) | 光学積層体およびそれを用いた液晶パネル | |
JP3620839B2 (ja) | 液晶表示装置、およびそれに用いる位相差薄膜、積層偏光板 | |
WO2006100830A1 (ja) | 光学フィルムの製造方法、およびそのような製造方法により得られる光学フィルムを用いた画像表示装置 | |
JP2014006493A (ja) | 位相差板の製造方法 | |
JP2015014712A (ja) | 光学フィルム及び光学フィルムの作製方法 | |
JP2004046195A (ja) | 光学補償子の製造方法 | |
JP2008209872A (ja) | 垂直配向型液晶表示装置用楕円偏光板およびそれを用いた垂直配向型液晶表示装置 | |
JP2002372623A (ja) | 複合位相差板、円偏光板及び液晶表示装置、有機el表示装置 | |
JP2008181090A (ja) | 光学積層体およびそれを用いた液晶パネル | |
WO2020085310A1 (ja) | 液晶化合物配向層転写用フィルム | |
WO2021230019A1 (ja) | 視角制御システムおよび画像表示装置 | |
JP4756639B2 (ja) | 偏光子、及び光学フィルム、及び液晶パネル、及び画像表示装置 | |
JP2004272109A5 (ja) | ||
WO2021246441A1 (ja) | 光学フィルム、光学積層体および画像表示装置 | |
KR20200110182A (ko) | 화상 표시 장치 및 상기 화상 표시 장치에 사용되는 원편광판 | |
JP2008216782A (ja) | 光学積層体 | |
WO2020026674A1 (ja) | 偏光板及び液晶表示装置 |