JP2004270620A - スタータ - Google Patents
スタータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004270620A JP2004270620A JP2003064849A JP2003064849A JP2004270620A JP 2004270620 A JP2004270620 A JP 2004270620A JP 2003064849 A JP2003064849 A JP 2003064849A JP 2003064849 A JP2003064849 A JP 2003064849A JP 2004270620 A JP2004270620 A JP 2004270620A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- carrier plate
- plate
- clutch outer
- starter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N15/00—Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
- F02N15/02—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
- F02N15/04—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears
- F02N15/06—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears the toothed gears being moved by axial displacement
- F02N15/062—Starter drives
- F02N15/063—Starter drives with resilient shock absorbers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N15/00—Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
- F02N15/02—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
- F02N15/04—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears
- F02N15/06—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears the toothed gears being moved by axial displacement
- F02N15/067—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears the toothed gears being moved by axial displacement the starter comprising an electro-magnetically actuated lever
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/13—Machine starters
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/13—Machine starters
- Y10T74/131—Automatic
- Y10T74/134—Clutch connection
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/13—Machine starters
- Y10T74/131—Automatic
- Y10T74/137—Reduction gearing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Retarders (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
【解決手段】衝撃吸収装置は、キャリアプレート14を摩擦面として利用し、その摩擦面とクラッチアウタ4Aとの間に配置される摩擦板28と、この摩擦板28をキャリアプレート14(摩擦面)に押圧する弾性体29とで構成される。摩擦板28は、キャリアプレート14の摩擦面に摩擦接触すると共に、クラッチアウタ4Aに設けられたボス部4bに係合して回転規制されている。弾性体29は、クラッチカバー4Dの巻き締めによって一定の弾力が保持されている。この構成では、インターナルギヤ10に摩擦板28を係合させる必要がないので、インターナルギヤ10を単独に形成できる。その結果、インターナルギヤ10に焼結金属などの高強度材を使用しても、コストアップを抑えることができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊星ギヤ減速装置と一方向クラッチとの間に衝撃吸収装置を配置したスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、衝撃吸収装置を備えたスタータが公知である(特許文献1参照)。
このスタータに用いられる衝撃吸収装置は、図4に示す様に、センタケース100 に回転規制された固定ディスク110 と、センタケース100 と固定ディスク110 との間に配置されて、両者にそれぞれ摩擦接触する回転ディスク120 とを有している。回転ディスク120 は、インターナルギヤ部材130 に形成された係合溝131 に係合して、そのインターナルギヤ部材130 と共に、センタケース100 に対し回転可能に設けられ、インターナルギヤ部材130 を介して回転ディスク120 に所定トルク以上の衝撃力が加わると、摩擦力に抗して回転ディスク120 が滑る(回転する)ことにより、衝撃力を吸収することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開昭63−277859 号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の衝撃吸収装置は、インターナルギヤ部材130 に回転ディスク120 を係合させる係合溝131 を設けているため、その係合溝131 とギヤ部132 との距離が軸方向(図4の左右方向)に離れることから、必然的にインターナルギヤ部材130 を軸方向に長く形成する必要がある。この場合、出力が大きい減速型スタータでは、インターナルギヤ部材130 に焼結金属などの高強度材を使用する必要があるため、インターナルギヤ部材130 の形状が大きくなる程、コストアップを招くという問題が生じる。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、遊星ギヤ減速装置と一方向クラッチとの間に衝撃吸収装置を配置することにより、インターナルギヤを小型化できるスタータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の発明)
本発明のスタータは、モータの回転速度を減速する遊星ギヤ減速装置と、この遊星ギヤ減速装置で減速された回転を出力軸に伝達する一方向クラッチと、モータからピニオンギヤまでの動力伝達系に加わる過大な衝撃力を吸収するための衝撃吸収装置とを備える。
その衝撃吸収装置は、キャリアプレートとクラッチアウタとの間に少なくとも1枚の摩擦板を配置し、動力伝達系に加わる回転トルクが所定値以下の時には、摩擦板を介してキャリアプレートとクラッチアウタとが回転規制され、動力伝達系に加わる回転トルクが所定値を超える時には、キャリアプレートとクラッチアウタとが相対回転することを特徴とする。
【0006】
上記の構成によれば、キャリアプレートとクラッチアウタとの間に少なくとも1枚の摩擦板を配置するだけで衝撃吸収装置を構成できるので、衝撃吸収装置の小型化が可能になる。また、従来の様に、摩擦板をインターナルギヤ部材に係合させる必要がないため、インターナルギヤ部材に係合溝を形成する必要もなく、インターナルギヤ部材の大型化によるコストアップを回避できる。
【0007】
(請求項2の発明)
請求項1に記載したスタータにおいて、
衝撃吸収装置は、キャリアプレートとクラッチアウタの何方か一方に摩擦板と摩擦接触する摩擦面が形成され、この摩擦面に対し摩擦板を押圧する弾性体を備えていることを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、キャリアプレートとクラッチアウタの何方か一方を摩擦板の相手材として利用できるので、使用する摩擦板の数を少なくでき(最少で1枚)、衝撃吸収装置の軸方向長さを抑えることが可能である。また、キャリアプレートとクラッチアウタの何方か一方に摩擦面を形成した場合、その摩擦面の面積を広く確保できるので、摩擦板の面圧を低減することができ、寿命の長い衝撃吸収装置を実現できる。
【0009】
(請求項3の発明)
請求項1または2に記載したスタータにおいて、
衝撃吸収装置は、クラッチアウタに係合して回転規制された第1の摩擦板と、ギヤ軸に係合してキャリアプレートに回転規制された第2の摩擦板とを有していることを特徴とする。
この構成によれば、キャリアプレートに固定されるギヤ軸を利用して第2の摩擦板を回転規制するので、第2の摩擦板を直接キャリアプレートに係合させる必要がなく、キャリアプレートに第2の摩擦板を回転規制するための突起や溝等の係合部を設ける必要もない。
【0010】
(請求項4の発明)
請求項1に記載したスタータにおいて、
摩擦板は、キャリアプレートとクラッチアウタとの間に弾力を発生して挟持される弾性体であり、キャリアプレートとクラッチアウタは、それぞれ弾性体との接触面が摩擦面として形成されていることを特徴とする。
この構成では、弾性体自体を摩擦板としても利用するので、その他に摩擦板を使用する必要がなく、衝撃吸収装置の構成を簡素化でき、且つ軸方向長さも短縮できる。
【0011】
(請求項5の発明)
請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、
衝撃吸収装置は、摩擦板の表面に潤滑剤が塗布された湿式摩擦板を使用することを特徴とする。
この構成では、一方向クラッチあるいは遊星ギヤ減速装置で使用されるグリスが摩擦板に付着しても何ら問題はなく、安定した滑り性能を確保できる。
【0012】
(請求項6の発明)
請求項1〜5に記載した何れかのスタータにおいて、
一方向クラッチは、クラッチアウタの外側を覆うクラッチカバーを有し、このクラッチカバーがキャリアプレート側まで延設されて、衝撃吸収装置とキャリアプレートの外側を覆っていることを特徴とする。
この構成では、クラッチカバーによって弾性体を撓ませた状態に保持できるので、弾性体の初期荷重を設定するための部品を使用する必要がなく、部品点数の増加を抑えることができ、且つ衝撃吸収装置の小型化が可能になる。
【0013】
また、キャリアプレートの外径がクラッチカバーに規制されるので、そのクラッチカバーを介してキャリアプレートの回転中心をクラッチアウタの回転中心と略一致させることができる。これにより、キャリアプレートとクラッチアウタとの間に偏心荷重が加わらないため、キャリアプレートからクラッチアウタへトルクロスを伴うことなく回転を伝達できる。
【0014】
(請求項7の発明)
請求項2〜5に記載した何れかのスタータにおいて、
弾性体に弾力を発生させる弾力発生手段を有し、この弾力発生手段が、キャリアプレートまたはクラッチアウタに設けられていることを特徴とする。
この構成では、クラッチカバーによって弾性体を撓ませる必要がないので、キャリアプレートの回転時にクラッチカバーの摩耗を抑制できる。
【0015】
(請求項8の発明)
請求項1〜7に記載した何れかのスタータにおいて、
キャリアプレートまたはクラッチアウタには、クラッチアウタまたはキャリアプレートの芯出しを行う軸部が設けられ、クラッチアウタまたはキャリアプレートには、軸部に嵌合する嵌合穴が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、クラッチカバーに掛かる偏心荷重を抑制できるので、クラッチカバーの肉厚を薄くできると共に、クラッチカバーの内径を高い精度に仕上げる必要がなくなり、小型で低コストな衝撃吸収装置を提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1はスタータ1の断面図である。
スタータ1は、回転力を発生するモータ2と、このモータ2の回転速度を減速する遊星ギヤ減速装置(下述する)、この遊星ギヤ減速装置で減速された回転を出力軸3に伝達する一方向クラッチ4、出力軸3上に配置されるピニオンギヤ5、モータ2の通電電流をON/OFFすると共に、シフトレバー6を介して出力軸3を軸方向に移動させる電磁スイッチ7、及びモータ2からピニオンギヤ5までの動力伝達系に加わる過大な衝撃力を吸収するための衝撃吸収装置(後述する)等より構成される。
【0017】
モータ2は、周知の直流電動機であり、電磁スイッチ7に内蔵されたモータ接点(図示せず)が閉じると、車載バッテリからアーマチャ8に通電されて、そのアーマチャ8に回転力が発生する。
【0018】
遊星ギヤ減速装置は、モータ2の回転軸8aに形成されたサンギヤ9と、このサンギヤ9と同心に配置されるリング状のインターナルギヤ10とに噛み合う複数の遊星ギヤ11を有し、この遊星ギヤ11の回転運動(自転運動と公転運動)によってアーマチャ8の回転速度を減速する。遊星ギヤ11は、軸受12を介してギヤ軸13に回転自在に支持され、そのギヤ軸13が固定されるキャリアプレート14に遊星ギヤ11の公転運動が伝達される。
【0019】
一方向クラッチ4は、多くのスタータに用いられる周知のローラ式クラッチであり、クラッチアウタ4A、ローラ4B、クラッチインナ4C、及びクラッチカバー4D等から構成される。
クラッチアウタ4Aは、衝撃吸収装置を介してキャリアプレート14の回転が伝達され、キャリアプレート14に同期して回転する。
【0020】
ローラ4Bは、クラッチアウタ4Aの内側に形成されたカム室(図示せず)に配設され、クラッチアウタ4Aが回転すると、カム室の内壁面とクラッチインナ4Cの外周面との間に挟持されて、クラッチアウタ4Aからクラッチインナ4Cへトルク伝達を行う。
【0021】
クラッチインナ4Cは、ローラ4Bとの接触面より軸方向反モータ側(図示左側)に芯出部が一体に設けられ、この芯出部の外周に配置された軸受15を介してセンタケース16に回転自在に支持されている。このクラッチインナ4Cの内側には、雌側ヘリカルスプライン4aが形成され、更に芯出部の径方向内側に出力軸3の前進位置を規制するストッパが設けられている。
【0022】
クラッチカバー4Dは、クラッチアウタ4Aの外周を覆って装着され、ローラ4B等の飛び出しを防止すると共に、軸方向モータ側端部(図示右側端部)がキャリアプレート14側まで延設されて、キャリアプレート14に巻き締めされている。
【0023】
センタケース16は、電磁スイッチ7のスイッチケース17と一体に設けられ、且つ一方向クラッチ4と衝撃吸収装置及び遊星ギヤ減速装置の外周を覆ってモータヨーク18の前端に組み付けられ、モータ2の軸方向後端部を覆うエンドカバー(図示せず)と共に、スルーボルト19によってフロントハウジング20に固定されている。
【0024】
出力軸3は、軸受21を介してフロントハウジング20に回転自在に支持され、自身の後端部(モータ側端部)に形成された雄側ヘリカルスプライン3aがクラッチインナ4Cの内側に挿入されて、雌側ヘリカルスプライン4aに噛み合わされている。従って、出力軸3は、両ヘリカルスプライン3a、4aの相対回転に伴って軸方向に移動可能である。軸受21のピニオンギヤ5側には、ハウジング内部への水や埃などの侵入を防止するために、シール部材22(例えばオイルシール)が配置されている。
【0025】
ピニオンギヤ5は、出力軸3の先端部(軸受21より前方へ突き出ている部分)にスプライン結合されて、出力軸3と一体に回転可能に設けられると共に、ピニオンスプリング23により図示左方向へ付勢され、カラー24に当接して保持されている。
【0026】
電磁スイッチ7は、始動スイッチ(図示せず)のON操作により通電されるコイル25と、このコイル25の内側を往復動可能に配置されたプランジャ26等を有し、コイル25が通電されると、プランジャ26がスプリング26aを撓ませながら図示右方向へ吸引されて移動する。このプランジャ26の移動により、プランジャ26にフック27を介して連結されたシフトレバー6が駆動されて出力軸3が反モータ方向へ押し出されると共に、前記モータ接点が閉成される。
【0027】
衝撃吸収装置は、キャリアプレート14のクラッチ側端面を摩擦面として利用し、その摩擦面とクラッチアウタ4Aとの間に配置される摩擦板28と、この摩擦板28を所定の荷重でキャリアプレート14(摩擦面)に押圧する弾性体29とで構成される。
【0028】
摩擦板28は、弾性体29に押圧されてキャリアプレート14の摩擦面に摩擦接触すると共に、クラッチアウタ4Aと一体に設けられたボス部4bに係合して回転規制されている。
弾性体29は、例えば皿ばねであり、クラッチアウタ4Aの裏面(反ローラ側端面)と摩擦板28との間に配置され、クラッチカバー4Dの巻き締めによって一定の弾力(押圧荷重)が保持されている。
【0029】
次に、スタータ1の作動を説明する。
電磁スイッチ7のコイル25が通電されてプランジャ26が吸引されると、シフトレバー6を介して出力軸3が反モータ方向へ押し出される。出力軸3は、クラッチインナ4Cに対し雄側ヘリカルスプライン3aが雌側ヘリカルスプライン4aに沿って回転しながら図示左方向へ移動し、ピニオンギヤ5がエンジンのリングギヤ30に当接した後、ピニオンスプリング23を押し縮めた状態で一旦停止する。
【0030】
一方、プランジャ26の移動によりモータ接点が閉じると、アーマチャ8が通電されて回転し、そのアーマチャ8の回転速度が遊星ギヤ減速装置で減速されてクラッチアウタ4Aに伝達され、更にクラッチアウタ4Aからローラ4Bを介してクラッチインナ4Cにトルク伝達される。その結果、クラッチインナ4Cが回転して、その回転力が出力軸3に伝達され、ピニオンギヤ5がリングギヤ30と噛み合った後、出力軸3の回転をリングギヤ30に伝達してエンジンをクランキングさせる。
【0031】
エンジン始動後、始動スイッチがOFF 操作されると、コイル25への通電が停止して磁力(吸引力)が消滅するため、プランジャ26がスプリング26aの反力を受けて初期位置まで押し戻される。このプランジャ26の移動により、モータ接点が開いてアーマチャ8への通電が停止される。
【0032】
また、プランジャ26が初期位置へ押し戻されることにより、シフトレバー6を介して出力軸3が図示右方向へ戻され、ピニオンギヤ5がリングギヤ30から離脱した後、出力軸3の軸方向後端面(モータ側端面)がボス部4bの端面に当接して出力軸3の移動が停止する。
【0033】
続いて、衝撃吸収装置の作用を説明する。
衝撃吸収装置は、モータ2からピニオンギヤ5までの動力伝達系に加わる回転トルクが所定値以下の時(摩擦板28とキャリアプレート14の摩擦面との間に生じる摩擦力より回転トルクが小さい時)には、摩擦板28によりキャリアプレート14とクラッチアウタ4Aとが回転規制されるため、キャリアプレート14の回転が摩擦板28を介してクラッチアウタ4Aに伝達され、キャリアプレート14とクラッチアウタ4Aとが同期して回転する。
【0034】
一方、前記動力伝達系に加わる回転トルクが所定値を超える時(摩擦板28とキャリアプレート14の摩擦面との間に生じる摩擦力より回転トルクが大きい時)には、摩擦板28がキャリアプレート14に対し滑る(回転する)ことにより、過大な衝撃力が吸収される。
なお、一方向クラッチ4は、カム面での拘束側滑りトルクが摩擦板28の摩擦トルクより大きく設定されているため、通常時にクラッチ機能が損なわれることはない。
【0035】
(本実施形態に記載したスタータ1の効果)
上記のスタータ1は、キャリアプレート14とクラッチアウタ4Aとの間に衝撃吸収装置を配置し、摩擦板28をクラッチアウタ4Aと一体に設けられたボス部4bに係合させて回転規制しているため、インターナルギヤ10を単独に形成できる。つまり、従来技術で説明した様に、インターナルギヤ10を軸方向に延長して大型化する必要がないので、インターナルギヤ10に焼結金属などの高強度材を使用しても、コストアップを抑えることができる。
【0036】
また、上述した衝撃吸収装置は、キャリアプレート14のクラッチ側端面を摩擦面として利用するので、使用する摩擦板28の数を少なくでき(本実施形態では1枚)、衝撃吸収装置の軸方向長さを抑えることが可能である。なお、本実施形態では、キャリアプレート14に摩擦面を形成して、その摩擦面に摩擦板28を押圧しているが、その逆に、クラッチアウタ4Aの裏面に摩擦面を形成して、その摩擦面に摩擦板28を押圧する構成でも良い。但し、この場合、摩擦板28は、キャリアプレート14に対し回転規制される。
【0037】
この様に、キャリアプレート14またはクラッチアウタ4Aに摩擦面を形成した場合、その摩擦面の面積を広く確保できるので、摩擦板28の面圧を低減することができ、寿命の長い衝撃吸収装置を実現できる。
また、クラッチカバー4Dをキャリアプレート14に巻き締めすることで弾性体29を撓ませているので、その他に弾性体29の初期荷重を設定するための部品を設ける必要がなく、部品点数の増加を抑えることができる。
【0038】
更に、キャリアプレート14の外径がクラッチカバー4Dに規制されるので、そのクラッチカバー4Dを介してキャリアプレート14の回転中心をクラッチアウタ4Aの回転中心と略一致させることができる(キャリアプレート14を芯出しできる)。これにより、キャリアプレート14とクラッチアウタ4Aとの間に偏心荷重が加わらないため、キャリアプレート14からクラッチアウタ4Aへトルクロスを伴うことなく回転を伝達できる。
【0039】
(第2実施形態)
図2は衝撃吸収装置の断面図である。
本実施形態の衝撃吸収装置は、摩擦板28を複数枚設けた一例である。
摩擦板28は、図2に示す様に、クラッチアウタ4Aと一体に設けられた円筒壁部4cに係合する第1の摩擦板28aと、キャリアプレート14に圧入固定されたギヤ軸13に係合する第2の摩擦板28bとを有し、第1の摩擦板28aと第2の摩擦板28bとが交互に配置され、互いに摩擦接触している。
【0040】
この構成では、ギヤ軸13を利用して第2の摩擦板28bを回転規制する(具体的には、第2の摩擦板28bに丸穴が開けられ、この丸穴にギヤ軸13を挿通して回転規制される)ので、キャリアプレート14に突起や溝等の係合部を設ける必要がなく、キャリアプレート14への加工が不要であり、且つ部品点数が増加することもない。
【0041】
(第3実施形態)
図3は衝撃吸収装置の断面図である。
本実施形態の衝撃吸収装置は、クラッチアウタ4Aとキャリアプレート14との間に芯出し機能を持たせた一例である。
キャリアプレート14には、図3に示す様に、自身の径方向中央部にクラッチ側へ突出する軸部14aが設けられ、クラッチアウタ4Aには、自身の径方向中央部に嵌合穴4dが形成されて、その嵌合穴4dに軸部14aが挿通されている。また、軸部14aには、クラッチアウタ4Aを回転可能な状態で軸方向に固定するかしめ部14b(本発明の弾力発生手段)が設けられ、このかしめ部14bによって弾性体29に初期荷重が与えられている。
【0042】
この構成によれば、軸部14aと嵌合穴4dとの関係によってクラッチアウタ4Aの芯出しが可能になるため、クラッチカバー4Dに芯出し機能を持たせる必要がない。従って、クラッチカバー4Dは、キャリアプレート14に巻き締めする必要がなく、クラッチアウタ4Aの円筒壁部4cに巻き締めされる。これにより、クラッチカバー4Dに掛かる偏心荷重を抑制できるので、クラッチカバー4Dの肉厚を薄くできると共に、クラッチカバー4Dの内径を高い精度に仕上げる必要がなくなり、小型で低コストな衝撃吸収装置を提供できる。
【0043】
(変形例)
本発明の衝撃吸収装置は、表面に潤滑剤が塗布された湿式摩擦板を使用しても良い。この場合、一方向クラッチ4あるいは遊星ギヤ減速装置で使用されるグリスが摩擦板28に付着しても何ら問題はなく、安定した滑り性能を確保できる。また、摩擦板28に塗布された潤滑剤が遠心力で外径側へ移動しても、クラッチカバー4Dが衝撃吸収装置の外周を覆っているため、潤滑剤の流出がなく、焼き付きを防止できる。
【0044】
上記の実施形態に記載した衝撃吸収装置では、摩擦板28と弾性体29とを使用しているが、弾性体29に摩擦板28の機能を持たせることにより、摩擦板28を廃止することも可能である。つまり、キャリアプレート14とクラッチアウタ4Aとの間に弾性体29のみを配置し、その弾性体29とキャリアプレート14及びクラッチアウタ4Aとをそれぞれ摩擦接触させても良い。この場合、弾性体29自体を摩擦板28としても利用するので、その他に摩擦板28を使用する必要がなく、衝撃吸収装置の構成を簡素化できると共に、軸方向長さも短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるスタータの断面図である。
【図2】衝撃吸収装置の断面図である(第2実施例)。
【図3】衝撃吸収装置の断面図である(第3実施例)。
【図4】スタータの断面図である(従来技術)。
【符号の説明】
1 スタータ
2 モータ
3 出力軸
3a 雄側ヘリカルスプライン
4 一方向クラッチ
4A クラッチアウタ
4B ローラ
4C クラッチインナ
4D クラッチカバー
4a 雌側ヘリカルスプライン
4d 嵌合穴
5 ピニオンギヤ
11 遊星ギヤ
13 ギヤ軸
14 キャリアプレート
14a 軸部
14b かしめ部(弾力発生手段)
28 摩擦板
28a 第1の摩擦板
28b 第2の摩擦板
29 弾性体
30 リングギヤ
Claims (8)
- 回転力を発生するモータと、
キャリアプレートにギヤ軸を介して回転自在に支持された遊星ギヤを有し、この遊星ギヤを介して前記モータの回転速度を減速する遊星ギヤ減速装置と、
この遊星ギヤ減速装置で減速された回転がクラッチアウタに伝達され、このクラッチアウタからローラを介してクラッチインナにトルク伝達を行う一方向クラッチと、
前記クラッチインナの内周に形成された雌側ヘリカルスプラインに噛み合う雄側ヘリカルスプラインを有し、両ヘリカルスプラインの相対回転により前記クラッチインナの内側を移動可能に設けられた出力軸と、
この出力軸上に配置され、前記出力軸と一体に反モータ方向へ移動してエンジンのリングギヤに噛み合うピニオンギヤと、
前記モータから前記ピニオンギヤまでの動力伝達系に加わる過大な衝撃力を吸収するための衝撃吸収装置とを備えるスタータであって、
前記衝撃吸収装置は、前記キャリアプレートと前記クラッチアウタとの間に少なくとも1枚の摩擦板を配置し、前記動力伝達系に加わる回転トルクが所定値以下の時には、前記摩擦板を介して前記キャリアプレートと前記クラッチアウタとが回転規制され、前記動力伝達系に加わる回転トルクが所定値を超える時には、前記キャリアプレートと前記クラッチアウタとが相対回転することを特徴とするスタータ。 - 請求項1に記載したスタータにおいて、
前記衝撃吸収装置は、前記キャリアプレートと前記クラッチアウタの何方か一方に前記摩擦板と摩擦接触する摩擦面が形成され、この摩擦面に対し前記摩擦板を押圧する弾性体を備えていることを特徴とするスタータ。 - 請求項1または2に記載したスタータにおいて、
前記衝撃吸収装置は、前記クラッチアウタに係合して回転規制された第1の摩擦板と、前記ギヤ軸に係合して前記キャリアプレートに回転規制された第2の摩擦板とを有していることを特徴とするスタータ。 - 請求項1に記載したスタータにおいて、
前記摩擦板は、前記キャリアプレートと前記クラッチアウタとの間に弾力を発生して挟持される弾性体であり、
前記キャリアプレートと前記クラッチアウタは、それぞれ前記弾性体との接触面が摩擦面として形成されていることを特徴とするスタータ。 - 請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、
前記衝撃吸収装置は、前記摩擦板の表面に潤滑剤が塗布された湿式摩擦板を使用することを特徴とするスタータ。 - 請求項1〜5に記載した何れかのスタータにおいて、
前記一方向クラッチは、前記クラッチアウタの外側を覆うクラッチカバーを有し、このクラッチカバーが前記キャリアプレート側まで延設されて、前記衝撃吸収装置と前記キャリアプレートの外側を覆っていることを特徴とするスタータ。 - 請求項2〜5に記載した何れかのスタータにおいて、
前記弾性体に弾力を発生させる弾力発生手段を有し、この弾力発生手段が、前記キャリアプレートまたは前記クラッチアウタに設けられていることを特徴とするスタータ。 - 請求項1〜7に記載した何れかのスタータにおいて、
前記キャリアプレートまたは前記クラッチアウタには、前記クラッチアウタまたは前記キャリアプレートの芯出しを行う軸部が設けられ、前記クラッチアウタまたは前記キャリアプレートには、前記軸部に嵌合する嵌合穴が形成されていることを特徴とするスタータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003064849A JP4174820B2 (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | スタータ |
US10/795,351 US7018314B2 (en) | 2003-03-11 | 2004-03-09 | Engine starter with impact absorber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003064849A JP4174820B2 (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | スタータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004270620A true JP2004270620A (ja) | 2004-09-30 |
JP4174820B2 JP4174820B2 (ja) | 2008-11-05 |
Family
ID=32959164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003064849A Expired - Fee Related JP4174820B2 (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | スタータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7018314B2 (ja) |
JP (1) | JP4174820B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009156116A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Denso Corp | スタータ |
JP2009250394A (ja) * | 2008-04-09 | 2009-10-29 | Sanden Corp | 動力伝達装置 |
JP2010255590A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Denso Corp | スタータ |
DE102010028415A1 (de) * | 2010-04-30 | 2011-11-03 | Robert Bosch Gmbh | Freilauf mit integrierter Dämpfung |
DE102012216143A1 (de) * | 2012-09-12 | 2014-04-03 | Robert Bosch Gmbh | Startvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
JP2019023451A (ja) * | 2017-07-25 | 2019-02-14 | 三菱電機株式会社 | エンジン始動装置 |
CN112628375A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-04-09 | 西南大学 | 三轮车中央驱动自适应变速总成 |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004060520A (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-26 | Denso Corp | スタータ |
NL1023145C2 (nl) * | 2003-04-10 | 2004-10-14 | Skf Ab | Electromechanische tandwielkoppeling. |
JP4165362B2 (ja) * | 2003-10-08 | 2008-10-15 | 株式会社デンソー | スタータ |
KR100760006B1 (ko) * | 2004-12-17 | 2007-09-19 | 가부시키가이샤 덴소 | 토크 업쇼바를 구비한 엔진 스타터 |
JP2006233930A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Denso Corp | スタータ |
JP4375314B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2009-12-02 | 株式会社デンソー | スタータ |
JP5176868B2 (ja) * | 2008-10-24 | 2013-04-03 | 株式会社デンソー | スタータ |
JP5251693B2 (ja) * | 2009-04-10 | 2013-07-31 | 株式会社デンソー | スタータ |
JP5501891B2 (ja) * | 2009-10-23 | 2014-05-28 | 株式会社マキタ | ギヤ列の緩衝機構 |
FR2963392B1 (fr) * | 2010-07-27 | 2016-03-04 | Valeo Equip Electr Moteur | Demarreur a lanceur equipe d'un systeme d'accouplement pour accoupler un pignon monte fou a son arbre rotor et son procede |
DE102010040531A1 (de) * | 2010-09-09 | 2012-03-15 | Robert Bosch Gmbh | Freilaufeinrichtung in einer Startvorrichtung für Brennkraftmaschinen |
US8636619B2 (en) * | 2010-11-19 | 2014-01-28 | Remy Technologies, L.L.C. | Gear shock control member for a drive train component gear set |
JP2013083176A (ja) | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Denso Corp | スタータ |
JP2013083177A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Denso Corp | スタータ |
DE102013226927A1 (de) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | Robert Bosch Gmbh | Freilauf mit Rutschkupplung |
CN105332843B (zh) * | 2014-08-12 | 2017-08-29 | 北京佩特来电器有限公司 | 一种起动机及其起动装置和其单向及减速机构 |
CN104500672A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-04-08 | 宁波中意液压马达有限公司 | 一种带自动保护装置的旋耕机 |
CN105781846B (zh) * | 2016-05-26 | 2020-06-09 | 朔州市三通亿达汽车电器有限责任公司 | 一种紧凑外置电磁开关的内燃机起动机 |
CN106763645B (zh) * | 2016-12-20 | 2019-01-25 | 同济大学 | 基于浮动针齿的摆线针轮传动装置及其修形方法 |
CN107339337B (zh) * | 2017-03-10 | 2022-12-20 | 利恩传动设备(常州)有限公司 | 单向打滑扭矩限制器 |
CN109915563A (zh) * | 2019-03-01 | 2019-06-21 | 江苏泰隆减速机股份有限公司 | 一种碟片式过载保护防冲击减速机 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60184965A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-20 | Nippon Denso Co Ltd | スタ−タ |
JPS61106974A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | Nippon Denso Co Ltd | 遊星歯車減速機構付スタ−タ |
US5101953A (en) * | 1986-09-16 | 1992-04-07 | Borg-Warner Automotive Transmission & Engine Components Corporation | High capacity viscous pumping groove pattern for a wet clutch |
JPS63277859A (ja) | 1987-04-10 | 1988-11-15 | Nippon Denso Co Ltd | ブレ−キもしくはクラツチ装置 |
JP3158514B2 (ja) * | 1991-08-22 | 2001-04-23 | 株式会社デンソー | スタータ |
JP3603508B2 (ja) * | 1996-02-15 | 2004-12-22 | 株式会社デンソー | スタータ |
EP1433977B1 (en) * | 1999-10-22 | 2006-06-21 | Denso Corporation | Shock absorber and overload protection device |
JP3478211B2 (ja) * | 1999-11-24 | 2003-12-15 | 株式会社デンソー | マグネットスイッチ |
JP2003074449A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Denso Corp | スタータ |
JP2004060520A (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-26 | Denso Corp | スタータ |
-
2003
- 2003-03-11 JP JP2003064849A patent/JP4174820B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-03-09 US US10/795,351 patent/US7018314B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009156116A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Denso Corp | スタータ |
JP2009250394A (ja) * | 2008-04-09 | 2009-10-29 | Sanden Corp | 動力伝達装置 |
JP2010255590A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Denso Corp | スタータ |
US8402849B2 (en) | 2009-04-28 | 2013-03-26 | Denso Corporation | Starter for vehicles |
DE102010028415A1 (de) * | 2010-04-30 | 2011-11-03 | Robert Bosch Gmbh | Freilauf mit integrierter Dämpfung |
DE102010028415B4 (de) * | 2010-04-30 | 2020-02-13 | Seg Automotive Germany Gmbh | Freilauf mit integrierter Dämpfung |
DE102012216143A1 (de) * | 2012-09-12 | 2014-04-03 | Robert Bosch Gmbh | Startvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
DE102012216143B4 (de) * | 2012-09-12 | 2021-03-18 | Seg Automotive Germany Gmbh | Startvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
JP2019023451A (ja) * | 2017-07-25 | 2019-02-14 | 三菱電機株式会社 | エンジン始動装置 |
CN112628375A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-04-09 | 西南大学 | 三轮车中央驱动自适应变速总成 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4174820B2 (ja) | 2008-11-05 |
US20040180746A1 (en) | 2004-09-16 |
US7018314B2 (en) | 2006-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4174820B2 (ja) | スタータ | |
JP3815446B2 (ja) | スタータ | |
KR100936289B1 (ko) | 컴팩트한 구성을 갖는 스타터 | |
US7451668B2 (en) | Starter having excessive-torque-absorbing device | |
US7520190B2 (en) | Structure of engine starter equipped with planetary gear speed reducer | |
US5905310A (en) | Starter with shock absorbing device | |
US5905309A (en) | Starter with shock absorbing device | |
JP2006336491A (ja) | スタータ | |
JP4572912B2 (ja) | スタータ | |
JP2013083176A (ja) | スタータ | |
JP2004060520A (ja) | スタータ | |
JP2003074449A (ja) | スタータ | |
JP3874707B2 (ja) | スタータ | |
JP2009068389A (ja) | スタータ | |
JP2003214304A (ja) | スタータ | |
JP2001227439A (ja) | 始動電動機 | |
JP5874288B2 (ja) | スタータ | |
US8567364B2 (en) | Starter equipped with planetary speed reducer and shock absorber | |
JP2009180211A (ja) | スタータ | |
JP2013083178A (ja) | スタータ | |
JP4013784B2 (ja) | 緩衝装置 | |
JP5472367B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2008014196A (ja) | スタータ | |
JP2009036071A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2007327443A (ja) | スタータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050418 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080212 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080704 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080728 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080810 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |