JP2004270178A - Pc橋の桁構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外ケーブル方式のPC桁で、支点間中央部や支点部上でもPC鋼材配置の偏心量を多く取り、大きなプレストレスを導入すると共に、外ケーブル方式の利点を生かしてデビエータを必要としないPC桁構造とPC鋼材の配置方法の提供。
【解決手段】上フランジ2と下フランジ3がウエブ4で連結されたPC桁27の躯体の外側にPC鋼材8を配置する外ケーブル方式の単純PC橋15で、PC桁27の支点6間の中央部では、PC桁27の下部躯体の外側にPC鋼材8を配置すると共に、支点6の部位では、PC桁27の上部躯体内に偏向管24を埋設し、この偏向管24内に前記PC桁27の下部躯体の外側から伸びるPC鋼材8を挿入配置し、その端部をウエブ4の上方から引出したうえ、このPC鋼材8にプレストレスを導入したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、PC橋におけるの桁構造とPC鋼材の配置方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種の橋梁において、自動車等の荷重を直接支持するコンクリート桁には支点間で常時曲げモーメントが作用することから、T桁、箱桁、中空床版、版桁等を、コンクリート躯体にPC鋼材を緊張、配置してプレストレスを導入したPC桁として構成し、これによって桁の強度向上を図ることが通常行われている。
【0003】
PC桁における曲げモーメントとPC鋼材との関係を更に説明する。橋台や橋脚などの支点によって支持されるPC桁に上方から荷重が作用するとき、支点間の中央部、つまり桁長手方向中央部では当該PC桁が下方に凸となる曲げモーメントが作用し、支点上部位では当該PC桁が上方に凸となる曲げモーメントが作用する。
【0004】
下方に凸となる曲げモーメントが作用するPC桁の支点間中央部では、当該PC桁の上下方向中央部(中立軸)より下部では引張力がはたらき、上下方向中央部より上部では圧縮力が働く。また、この引張力と圧縮力は、支点間中央部、つまりPC桁の支点間中央部で最も大きく、支点部位に近づくにつれて小さくなる。したがって、曲げモーメントは桁長手方向の全長にわたって均一ではない。
【0005】
PC桁にあっては、既述のようにコンクリート躯体にPC鋼材を緊張して配置することにより、当該コンクリート躯体に圧縮力を導入することで引張力が作用したときに、その引張力を低減しコンクリートの耐力を向上させるものである。
したがって、曲げモーメントによって引張力が働かないPC桁の上下方向中央部(中立軸)にPC鋼材を配置したのでは殆ど意味がない。つまりPC鋼材は、曲げモーメントにより引張力の作用する上下方向中央部よりできるだけ離して配置するのが有効である。
【0006】
曲げモーメントが大きく作用するPC桁の支点間中央部では、PC鋼材を桁の上下中央部から最も離れた位置に配置し、支点部に近づくにつれてPC鋼材を桁上下方向中央部よりも上方になるように配置することが行われている。また、PC鋼材はコンクリート躯体中に配置する内ケーブル方式と、躯体の外側に配置する外ケーブル方式があり、それぞれに長所と短所があるが、桁の上下方向中央部からより遠く離して大きなプレストレスを導入する点では、外ケーブル方式が有利である。
【0007】
図6〜図9によって、従来例を説明する。
【0008】
図6(a)、(c)は第1従来例を示す外ケーブル方式の単純PC桁1で、上フランジ2と下フランジ3がウエブ4で結合されたコンクリート躯体5の両端部が橋台、橋脚など上端の支承(以下、支点という)6で支持されている。また、コンクリート躯体5の下部にPC鋼材(外ケーブル)8が平行に配置され、該PC鋼材にプレストレスを導入したうえ、その両端部が下フランジ3に設けられた定着ブロック7に定着されている。この第1従来例は、最も単純な外ケーブル(以下、PC鋼材という)8の配置例で、PC桁1に作用する曲げモーメントによる引張力に対し抵抗するが効率的とはいえない。
【0009】
図6(b)、(d)は、第2従来例を示す外ケーブル方式の単純PC桁1で、上フランジ2と下フランジ3がウエブ4で結合されたコンクリート躯体の両端部が支点6で支持されている。コンクリート躯体の中央部寄りの部位に所定の間隔をおいて、かつ上下のフランジ3、4とウエブ4で囲まれる部位にデビエータ(偏向版)11を固着し、このデビエータ11によってPC鋼材(外ケーブル)8を支点間中央部では、受け部材28を介して当該桁上下方向中央部から下方に離れた部位に配置している。また桁の端部では、上下のフランジ3、4とウエブ4で囲まれる部位に端部定着壁12を固着し、桁上下方向中央部から上方寄りの位置では、偏向管24に挿通したPC鋼材8の端部を定着装置10にて定着している。
【0010】
第2従来例は、大きな引張力が作用する支点間中央部では、PC鋼材8が桁上下方向中央部から下方に離れた部位になるように配置しているから、第1従来例よりも曲げモーメントによる引張力に対し強く抵抗する。しかし、この第2従来例の問題として、PC鋼材8を桁上下方向中央部から下方に離しているが、それでも下ウエブ4よりも上部位置であり、その配置構造からして未だ最大の圧縮力(プレストレス)を支点間中央部に導入しているとはいえない。
【0011】
図7は第3従来例を示し、複数の主桁13を横桁兼用定着壁16を介して一体化して構築した外ケーブル方式の単純PC橋15を示す。主桁13は、上フランジ2と下フランジ3がウエブ4で結合されたコンクリート躯体からなり、主桁13の端部が支点6で支持されている。主桁13の中央部寄りの部位に所定の間隔をおいて、かつ隣合う主桁13における上下のフランジ2,3とウエブ4で囲まれる部位にデビエータ(偏向版)を兼用する中間隔壁14を配置し、この中間隔壁14の下部にPC鋼材(外ケーブル)8を配置する。したがって、PC鋼材8は支点間中央部おいては、桁上下方向中央部から下方に離れた部位に配置されている。また、主桁13の端部では、隣り合う主桁13の上下のフランジ2、3とウエブ4で囲まれる部位に設けられた横桁兼用定着壁16において、桁上下方向中央部から上方寄りの位置にPC鋼材8の端部が導かれ、定着装置10にて定着されている。
【0012】
第3従来例には、第2従来例と共通する問題がある。すなわち、中間隔壁14の下部では、PC鋼材8を桁上下方向中央部から下方に離しているが、中間隔壁14の下部は、主桁13の下ウエブ4の位置より上方部であり、その配置構造からして、未だ最大の圧縮力(プレストレス)を支点間中央部に導入しているとはいえない。
【0013】
図8は第4従来例を示す内ケーブル方式の単純PC桁1で、上フランジ2と下フランジ3がウエブ4で結合されたコンクリート躯体の両端部が支点6で支持されている。PC鋼材(内ケーブル)8は、支点間中央部では、下フランジ3内に挿通されていて、桁上下方向中央部から下方に離れた部位に配置している。また、PC桁1(コンクリート躯体)の端部では、上下のフランジ2、3とウエブ4で囲まれる部位に端部定着壁12を固着し、桁上下方向中央部から上方寄りの位置では、PC鋼材8を端部定着壁12に挿通させた上、PC鋼材8の端部を定着装置10にて定着している。
【0014】
第4従来例は、大きな引張力が作用する支点間中央部では、PC鋼材8が桁上下方向中央部から下方に離れた部位になるように配置しているが、内ケーブル方式であるが故に、PC鋼材8を桁上下方向中央部から下方に離れた部位になるように配置することに限界があり、未だ最大の圧縮力(プレストレス)を支点間中央部に導入しているとはいえない。
【0015】
図9は、第5従来例を示す外ケーブル方式の単純PC箱桁18で、上床版19と下床版20が両側版21で連結され内部が中空の箱桁が構築されていて、PC箱桁18の端部は支点6で支持されている。PC箱桁18の中央部寄り中空部内にデビエータ22が設けられていて、支点間中央部では、PC鋼材(外ケーブル)8は、デビエータ22によって桁上下方向中央部から下方に離れた部位に配置している。また、PC箱桁18の端部では、PC箱桁18の中空部内に端部定着壁23が設けられていて、桁上下方向中央部から上方寄りの位置では、端部定着壁23にPC鋼材8を挿通させた上、PC鋼材8の端部を定着装置10にて定着している。
【0016】
第5従来例のPC箱桁18は、PC鋼材8をコンクリート躯体の外側に配置するという点で、大きいプレストレスを導入するうえで具合がよい外ケーブル方式であるが、PC鋼材8は、下床版20の下側に配置するのではなく、支点間中央部では、デビエータ22によって偏向されているので、PC鋼材を桁上下方向中央部から下方に離れた部位に配置する点で限界があり、PC箱桁18の支点間中央部の下部に大きな引張力が作用する部位に最大の圧縮力をに導入しているとはいえない。なお、前記と関連する先行技術としては下記の特許がある。
【0017】
【特許文献1】
特許第2759755号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
PC桁にプレストレスを導入するPC鋼材は、桁上下方向中央部よりもより遠く離して配置した方が、より大きな圧縮力(プレストレス)をコンクリート躯体に導入する上で有利であり、この点ではPC鋼材をコンクリート躯体内に配置する内ケーブル方式よりも、コンクリート躯体の外に配置する外ケーブル方式が有利である。
【0019】
このことから、従来も外ケーブル方式は、橋梁の桁構造あるいは箱桁構造に実施されているが、外ケーブル(PC鋼材)の配置は、桁の場合は下フランジ内、箱桁の場合は下床版上に配置されていることが多い。なお、箱桁では、支間中央部のみ下床版内にPC鋼材を配置した例(つまり内ケーブル方式)があり、これは箱桁の上下方向中央部(中立軸)からの偏心量を多くとり、プレストレスを有効に働かせることを考えたものである。
【0020】
従来PC桁では外ケーブル方式はむしろ少なく、内ケーブル方式が多かったが、近年、桁の外部にPC鋼材を配置する外ケーブル方式が多く採用されるようになり、新たなPC技術の展開が開けてきた。しかし、この外ケーブル方式ではPC鋼材の配置に関しては、従来の概念が支配しており、従来通りのPC鋼材の偏心配置が行われているのが現状である。
【0021】
本発明は、PC桁が▲1▼外ケーブル方式で、しかも支点間中央部ではPC鋼材配置の偏心量を多く取り、かつデビエータを必要としない。▲2▼支点部上でも偏心量を多く取ることのできるPC橋のPC桁構造を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明は次のように構成する。
【0023】
第1の発明は、PC桁躯体の外側にPC鋼材を配置する外ケーブル方式のPC橋における桁構造であって、前記PC桁の支点間中央部において、かつ桁の下部躯体外側に前記PC鋼材を配置すると共に、前記PC桁の端部に位置する支点部位においてPC桁の躯体上部に偏向管を埋設し、この偏向管内に前記桁の下部躯体外側から伸びる前記PC鋼材を挿入配置したうえプレストレスを導入したことを特徴とする。
【0024】
第2の発明は、PC桁躯体の外側にPC鋼材を配置する外ケーブル方式のPC橋における連続桁構造であって、複数の支点間に位置するPC桁の支点間中央部において、桁の下部躯体外側に前記PC鋼材を配置すると共に、前記支点部位において、PC桁の上部躯体内に偏向管を埋設し、この偏向管内に前記桁の下部躯体外側から伸びる前記PC鋼材を挿入配置したうえプレストレスを導入したことを特徴とする。
【0025】
第3の発明は、第1または第2の発明で、前記PC桁の支点間中央下部外側に溝または受け部材を設け、この溝または受け部材に前記PC鋼材を配置することを特徴とする。
【0026】
第4の発明は、第1〜第3発明のPC橋の桁構造では、橋梁の自重を負担する1次ケーブルと、活荷重を負担する2次ケーブルを設けた桁構造において、前記2次ケーブルが、第1〜第3発明の何れか1項記載のPC鋼材であることを特徴とする。
【0027】
【作用】
本発明によると、PC橋における支点間中央部では、PC鋼材を桁の中立軸(イ)からできるだけ離し偏心量を多くとるうえで有利となるよう、当該PC鋼材を桁の躯体外側に配置する外ケーブル方式とし、支点部位では、上床版近傍に偏向管を配置しその中にPC鋼材を配置することで、当該PC鋼材を桁の中立軸(イ)からできるだけ離し偏心量を多くとる構造とすることができ、それにより、桁に作用する大きな引張力に対し、より大きな圧縮力(プレストレス)を導入して有効に対応させることができる。さらに、下床版の下部(躯体外側)に溝を形成しまたは、受け部材を配設してそこにPC鋼材を配置することで、PC鋼材を強制的に下方に偏位させるため上下の床版の間に配設するデビエータ(偏向版)を必要としない構造にでき、PC橋の全体構造を簡潔にできる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図を参照して本発明に実施形態を説明する。
【0029】
図1は第1実施形態を示し、図(a)は、複数の主桁13を横桁兼用定着壁16を介して一体化して構築した外ケーブル方式の単純PC桁橋15の側面図、図(b)は、同図(a)の支点中央部のA−A断面図、(d)は、同図(a)の支点部のB−B断面図である。
【0030】
図1において、主桁13は、上フランジ2と下フランジ3がウエブ4で結合されたコンクリート躯体からなり、複数の上フランジ2によって上床版19が構成されている。この主桁13の端部は支点(支承部)6で支持されている。また、主桁13の中央部寄りの部位に所定の間隔をおいて、かつ隣合う主桁13における上下のフランジ2,3とウエブ4で囲まれる部位にデビエータ(偏向版)を兼用する中間隔壁14が配置され、この中間隔壁14の下部にPC鋼材(外ケーブル)8を配置する。したがって、PC鋼材8は、支点間中央部では、当該桁上下方向中央部(イ)から下方に離れた部位に配置している。
【0031】
また主桁13の端部、つまり支点6では、かつ隣り合う主桁13の上下のフランジ2、3とウエブ4で囲まれる部位に横桁兼用定着壁16を固着している。さらに、本発明では、横桁兼用定着壁16と上フランジ2にかけてコンクリート躯体中に偏向管24が傾斜して埋設されていて、この偏向管24の下端側は横桁兼用定着壁16の肉厚を貫通して支点間中央下部に向けて開口している。また、偏向管24の上端側は上フランジ(上床版)の端部に開口している。
【0032】
このPC橋におけるPC鋼材8は、支点間中央部における中間隔壁14の下側に配置され、両端側は斜め上方に延長されてその端部は横桁兼用定着壁16と上床版19に渡って埋設された偏向管24における支点間中央下部に向けて開口している下端開口部25に挿入されたうえ、偏向管24の上端開口部26から引出され、引出したPC鋼材端部は定着装置10により定着されている。
【0033】
また、支点6の上部におけるPC鋼材8の配置位置は、従来のように横桁兼用定着壁16の壁面上部(図7参照)としてもよいが、図1(c)のように横桁兼用定着壁16よりもさらに上方に位置する上床版19とすれば、支点6の上部においても桁の中立軸(イ)からより遠い位置にPC鋼材8が配置でき、このように構成することで、支点6近傍において、桁の中立軸(イ)から上方部位で作用する引張力を打ち消す一層大きなプレストレスをできる。
【0034】
図2(a)〜(c)は第2実施形態を示し、図(a)は、単純PC橋15における外ケーブル方式のPC桁27の側面図、図(b)は、同図(a)の支点間中央部のC−C断面図、図(c)は、同図(a)の支点部のD−D断面図である。
【0035】
第2実施形態では、PC桁27は、上フランジ2と下フランジ3がウエブ4で結合されたコンクリート躯体で構成され、PC桁27の両端部が支点6で支持されている。PC鋼材(外ケーブル)8は、支点間中央部では、下フランジ3の下部に溝または断面が円弧状の受け部材28を設け、この溝または受け部材28にPC鋼材8が配置してある。したがって、PC鋼材8は、大きな引張力が作用する支点間中央部位においては、PC桁27の上下方向中央部(イ)から下方に離れた部位に位置しており大きなプレストレスを有効に導入でき、大きな引張力に抵抗できる。
【0036】
また、PC桁27(コンクリート躯体)の端部では、上下のフランジ2、3とウエブ4で囲まれる部位に端部定着壁12を固着し、この端部定着壁12におけるコンクリート躯体中に偏向管24が傾斜して埋設されている。この偏向管24の下端部は端部定着壁12の肉厚を貫通して支点間中央下部に向けて、下フランジ3の下部に開口している。また、偏向管24の上端側は端部定着壁12の上部に導かれたうえブロック端部に開口しており、この偏向管24の上端開口部25の位置はウエブ4の上端の高さ位置よりもさらに上方部に位置しており、したがってPC鋼材8の引出し端部は、ウエブ4の上端位置(図2点線4aで示す)よりもさらに上方の位置にある。
【0037】
前記のPC桁27におけるPC鋼材8は、支点間中央部では下フランジ3の下側に配置され、更に両端部は斜め上方に延長され、その端部は端部定着壁12の上部の偏向管24内に挿通され、支点間中央下部に向けて下フランジ3の下部に開口している下端開口部25に挿入されたうえ、偏向管24の上端開口部26から引出され、引出したPC鋼材端部は定着装置10により定着されている。
【0038】
第2実施形態においては、PC桁27に作用する下向きの曲げモーメントにより大きな引張力が発生する支点間中央部では、PC鋼材8が下フランジ3の下部に配置されているので、桁上下方向中央部(中立軸イ)から下方に離れた部位になるように配置されることになる。これにより大きな引張力が作用する支点間中央部では、PC桁27の下フランジ3に大きなプレストレスを導入することが出来る。また、支点6の上方部では、PC鋼材8の端部はウエブ4の上端4aよりもさらに上方の位置にあるので、支点6の近傍において、PC桁27に作用する引張力に抵抗するように大きなプレストレスを導入することが出来る。
【0039】
図3(a)〜(d)は第3実施形態を示し、図(a)は、単純PC橋15における外ケーブル方式のPC桁27の側面図、図(b)は、同図(a)の支点間中央部のE−E断面図、図(c)は、同図(a)の支点部のF−F断面図、図(d)は、同図(c)の部分拡大図である。
【0040】
第3実施形態のPC桁27では、コンクリート躯体内に内ケーブル方式で橋梁の自重を負担する1次ケーブル29が配置されていて、またコンクリート躯体外に外ケーブル方式で橋梁の活荷重を負担する2次ケーブル30が配置されている。2次ケーブル30は、第2実施形態におけるPC鋼材8に相当するものであり、支点間中央部では、下フランジ3の下側に配置され、支点6の部位の端部では端部定着壁12の上方部の偏向管24内に挿通された上、支点間中央下部に向けて下フランジ3の下部に開口している下端開口部25に挿入されたうえ、偏向管24の上端開口部26から引出され、引出したPC鋼材8の端部は定着装置10により定着されている。
【0041】
第3実施形態によると、2次ケーブル30(PC鋼材8)によって、第2実施形態と同様の作用効果が奏されるうえ、橋梁の自重を負担する1次ケーブル29によって、PC桁の強度が一層増大する。
【0042】
第2、第3実施形態では、偏向管24を配置しながらPC桁27を構築する工程の例を概要的に説明する
【0043】
(A)固定支保工の場合(第2実施形態に示す1次ケーブルを使用しない場合)▲1▼固定支保工を組む。▲2▼形鋼枠鉄筋を組む。▲3▼桁の支点間中央部では、桁の下部に溝となるような半円形の形枠を取付ける。桁の端部、つまり支点6側かに上向きになるよう偏向管24を配置、上フランジ2(上床版19)に入るまで偏向管24の上端を上げる。▲4▼コンクリートを打設する。▲5▼偏向管24にPC鋼材(外ケーブル)8を挿入してコンクリート強度が所定の強度に達したのを確認して、緊張定着する。▲6▼支保工を解体する。
【0044】
(B)固定支保工以外の場合(第3実施形態に示すように、1次、2次ケーブルを使用する場合)
▲1▼桁を製作し、1次ケーブルを緊張定着する。▲2▼ガーダーまたはレッカー等で架設する。▲3▼2次ケーブル(PC鋼材8)を配置緊張する。▲4▼上床版等を打設する。
【0045】
次に、図4(a)〜(c)は第4実施形態を示す。図(a)は、単純PC箱桁橋31における外ケーブル方式のPC箱桁32の側面図、図(b)は、同図(a)の支点間中央部のG−G断面図、図(c)は、同図(a)の支点部のH−H断面図である。
【0046】
第4実施形態では、上床版19と下床版20が両側版21で連結され内部が中空のPC箱桁32が構築されていて、PC箱桁32の端部は支点6で支持されている。また、支点間中央部では、下床版の下側(躯体の外側)に溝または受け部材28を設け、この溝または受け部材28にPC鋼材8が配置してある。
【0047】
このようにしてPC鋼材8は、PC箱桁32における大きな引張力が作用する支点間中央部では、PC箱桁32の上下方向中央部(イ)から下方に大きく離れた部位に位置しており、したがって、最も大きな引張力が作用するPC箱桁32の支点間の中央下部にプレストレスを有効に導入でき、大きな引張力に抵抗できる。
【0048】
また、PC箱桁32の端部、つまり支点6では、PC箱桁32中空部内に端部定着壁23が設けられていて、本発明では、この端部定着壁23と上床版19にかけてコンクリート躯体中に偏向管24が傾斜して埋設されていて、この偏向管24の下端側は、端部定着壁23の肉厚を貫通して支点間中央下部に向けて開口している。また、偏向管24の上端側は上床版19の端部に開口している。
【0049】
このPC箱桁橋31におけるPC鋼材8は、支点間中央部では、下床版20の下側(躯体外側)に配置され、さらにPC鋼材8の両端部は斜め上方に延長され、その端部は端部定着壁23と上床版19に渡って埋設された偏向管24における支点間中央下部に向けて開口している下端開口部25に挿入されたうえ、偏向管24の上端開口部26から引出され、引出したPC鋼材端部は定着装置10により定着されている。
【0050】
第4実施形態の構成で、従来例と最も相異している点は次のとおりである。すなわち、従来構造は、PC箱桁18の支点6におけるPC鋼材8の配置位置が端部定着壁23の壁面上部(図7参照)である。それ故に、支点6近傍において、桁の中立軸(イ)から上方に作用する引張力を打ち消すプレストレスの導入量に限界があった。これに比べ本発明では、PC鋼材8の支点6における配置位置が、端部定着壁23ではなく、それよりも更に上方の上床版19(図1参照)である。それ故、支点6の近傍において、桁の中立軸(イ)から上方部部位に作用する引張力を打ち消す大きなプレストレス導入することができることである。
【0051】
このように、下向きに凸の曲げモーメントが作用するPC箱桁32の支点間中央部では、PC鋼材8を下床版20の下側(躯体外側)に配置することで、下床版20に作用する引張力を打ち消す大きなプレストレスを導入でき、また、上向きに凸の曲げモーメントが作用するPC箱桁32の支点6近傍では、PC鋼材8を上床版19の上側に配置することで、PC箱桁32に作用する引張力を打ち消す大きなプレストレスを導入できる。
【0052】
図5は第5実施形態を示し、図1の単純PC桁橋15の構成を連続PC桁橋33に適用した例を示す。基本的な構成は図1と共通であるので、図1と共通要素には共通符号を付して詳細説明を省略し、図1と異なる部分を説明する。連続PC桁橋33は、複数の上フランジ2と下フランジ3をウエブ4で連結してなる複数のPC桁27を横組工で構築される。すなわち、PC鋼材8は支点間中央部では、複数のデビエータ兼用の中間隔壁34によって偏向されてPC桁27の下部に配置されており、支点6では、デビエータ兼用の中間支点横桁34が設けられている。
【0053】
さらに、中間支点6aに設けられるデビエータ兼用の中間支点横桁35の上部において、上フランジ2(上床版19)内には、中間支点横桁34の両側部位において上フランジ2下面に両端が開口する断面ほぼ「く」の字状の偏向管24が埋設してある。そして、支点間中央部に位置する複数のデビエータ兼用の中間隔壁34の下部から伸びるPC鋼材8は、この中間支点6aにおいて、上フランジ2に埋設の偏向管24を挿通することで、中間支点6aにおいて山型に上下に大きく乗り越えて連続PC桁橋33の橋軸方向一端側から他端側に向けて導かれる。
【0054】
したがって、この第5実施形態では、中間支点6aの近傍において、上に凸の曲げモーメントによりPC桁27に作用する引張力を、桁の中立軸(イ)から離れた上フランジ2に配置のPC鋼材8により導入する大きなプレストレスにより効率的に打ち消すことが出来る。
【0055】
本発明において、各実施形態の構成を適宜設計変更して実施することは構わない。
【0056】
【発明の効果】
本発明によると、PC橋における支点間中央部では、PC鋼材を中立軸(上下方向中央部)(イ)からできるだけ離し偏心量を多くとるうえで有利となるよう、当該PC鋼材を桁の躯体外側に配置する外ケーブル方式とし、支点部位では、上床版内に偏向管を配置しその中にPC鋼材を配置することで、当該PC鋼材を中立軸(イ)からできるだけ離し偏心量を多くとる構造とすることができ、それにより、桁に作用する大きな引張力に対し、より大きな圧縮力(プレストレス)を導入して有効に対応させることができる。さらに、下床版の下部(躯体外側)に溝を形成しまたは、受け部材を配設してそこにPC鋼材を配置することで、PC鋼材を強制的に下方に偏位させるため上下の床版の間に配設するデビエータ(偏向版)を必要としない構造にでき、PC橋の全体構造を簡潔にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示し、(a)は、複数の主桁を横桁兼用定着壁を介して一体化して構築した外ケーブル方式の単純PC橋の側面図、(b)は、同図(a)のA−A断面図、同図(b)は、同図(a)のB−B断面図である。
【図2】第2実施形態を示し、(a)は、単純PC橋における外ケーブル方式のPC桁の側面図、(b)は、同図(a)のC−C断面図、同図(b)は、同図(a)のD−D断面図である。
【図3】第3実施形態を示し、(a)は、単純PC橋における外ケーブル方式の単純PC橋の側面図、(b)は、同図(a)のE−E断面図、(c)は、同図(b)の部分拡大図、(d)は、同図(a)のF−F断面図である。
【図4】第4実施形態を示し、図(a)は、単純PC箱桁橋における外ケーブル方式のPC箱桁の側面図、図(b)は、同図(a)のG−G断面図、(c)は、同図(a)のH−H断面図である。
【図5】第5実施形態を示し、図(a)は、連続PC桁橋の側面図、図(b)は、同図(a)のI−I断面図、(c)は、同図(a)のJ−J断面図、(d)は、同図(a)のK部の拡大断面図である。
【図6】(a)は、第1従来例を示す外ケーブル方式の単純PC桁の側面図、(c)は、同図(a)のL−L断面図、(b)は、第2従来例を示す外ケーブル方式の単純PC桁の側面図、(d)は、同図(b)のM−M断面図である。
【図7】第3従来例を示し、図(a)は、複数の主桁を横桁兼用端部定着壁を介して一体化して構築した外ケーブル方式の単純PC橋の側面図、図(b)は、同図(a)のN−N断面図、同図(b)は、同図(a)のO−O断面図である。
【図8】第4従来例を示し、図(a)は、単純PC橋における外ケーブル方式のPC桁の側面図、図(b)は、同図(a)のP−P断面図、図(c)は、同図(a)のQ−Q断面図である。
【図9】第5従来例を示し、図(a)は、単純PC箱桁橋における外ケーブル方式のPC箱桁の側面図、図(b)は、同図(a)R−R断面図、図(c)は、同図(a)のS−S断面図である。
【符号の説明】
1 単純PC桁
2 上フランジ
3 下フランジ
4 ウエブ
5 コンクリート躯体
6 支点(支承)
7 定着ブロック
8 PC鋼材
10 定着装置
11 デビエータ
12 端部定着壁
13 主桁
14 中間隔壁
15 単純PC桁
16 横桁兼用定着壁
18 単純PC箱桁
19 上床版
20 下床版
21 両側壁
22 デビエータ
23 端部定着壁
24 偏向管
25 下端開口部
26 上端開口部
27 PC桁
28 溝または受け部材
29 1次ケーブル
30 2次ケーブル
31 単純PC箱桁橋
32 PC箱桁
33 連続
34 デビエータ兼用中間隔壁
35 デビエータ兼用中間支点横桁

Claims (4)

  1. PC桁躯体の外側にPC鋼材を配置する外ケーブル方式のPC橋における桁構造であって、前記PC桁の支点間中央部において、かつ桁の下部躯体外側に前記PC鋼材を配置すると共に、前記PC桁の端部に位置する支点部位においてPC桁の躯体上部に偏向管を埋設し、この偏向管内に前記桁の下部躯体外側から伸びる前記PC鋼材を挿入配置したうえプレストレスを導入したことを特徴とするPC橋の桁構造。
  2. PC桁躯体の外側にPC鋼材を配置する外ケーブル方式のPC橋における連続桁構造であって、複数の支点間に位置するPC桁の支点間中央部において、桁の下部躯体外側に前記PC鋼材を配置すると共に、前記支点部位において、PC桁の上部躯体内に偏向管を埋設し、この偏向管内に前記桁の下部躯体外側から伸びる前記PC鋼材を挿入配置したうえプレストレスを導入したことを特徴とするPC橋の桁構造。
  3. 前記PC桁の支点間中央下部外側に溝または受け部材を設け、この溝または受け部材に前記PC鋼材を配置することを特徴とする請求項1または2記載のPC橋の桁構造。
  4. 請求項1〜3の何れか1項記載のPC橋の桁構造では、橋梁の自重を負担する1次ケーブルと、活荷重を負担する2次ケーブルを設けた桁構造において、前記2次ケーブルが、請求項1〜3の何れか1項記載のPC鋼材であるPC橋の桁構造。
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