JP2004267249A - 布団送風機 - Google Patents

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JP2004267249A
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air
blower
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futon
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JP2003058190A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Marukawa
康彦 丸川
Yukio Ito
幸夫 伊藤
Masami Fukumoto
正美 福本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Home Appliance Tottori Co Ltd
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Abstract

【課題】運転開始時に、温度設定(風温)や風量設定を行わない場合であっても自動で予め設定した温度(風温)と風量で運転を開始し、取り敢えず標準的な風温の温風と風量を得るようにしたものである。
【解決手段】加熱手段2と、送風手段3と、温風の温度(風温)を低温、中温、高温の何れかに選択する温度調節手段7と、送風手段による風量を強風、中風、弱風に設定する風量調節手段4と、初期設定手段12があり、通電初期の温度、風量を設定しない時には前記初期設定手段によって自動で中温、中風に設定して運転を開始するもので、その後は使用者が風量調節手段や温度調節手段を操作して好みに応じた風量、風温の温風を得る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はふとん自体に形成した排気路、或は2枚のふとん間に介在した通気性シートの排気路内に温風或は室温の空気を送風するふとん送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に知られている布団乾燥機は、敷布団と掛布団間に介装した通気性シートに温風を送り込んで敷布団と掛布団の両方を乾燥するようにしたものである。
【0003】
布団乾燥機は前述のように、もともと布団を乾燥することを目的として提案されたものであり、基本的には布団の乾燥中に人間が布団間に入ることはない。
【0004】
即ち、布団乾燥機は、乾燥時において、単にヒータとファンに交流電源を供給し、タイマーによって設定された時間の間、布団に室温+ヒータ温度の温風を吹きつけ乾燥させるものである。
【0005】
換言すれば、布団乾燥機には温風温度のコントロールや風量設定を行うことができない布団乾燥専用機である。
【0006】
ところが、布団乾燥機とは若干似た構成の布団送風機が特許第3186632号公報で提案された。これは、敷布団と掛布団間に人間が入った状態で好みの温風と風量を取り込み、快い睡眠や寝たきり病人の床づれを防止する点で布団乾燥機と全く機能が異なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述の先行技術では確かに人間が入っている布団に温風や冷風を送り込んで快適な就寝環境を作り出す点ではその目的を同じくするものであるが、送風の開始(運転開始)初期に電源スイッチをオンにしても温度設定や風量設定を行わない限り実際の運転を開始しない欠点があった。
【0008】
本発明は、運転開始時に、仮に温度設定や風量設定を行わない状態であっても自動で予め設定された風温と風量で運転を開始するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、送風体により布団に温風或は室温空気の送風を行う送風装置であって、前記送風装置内に設けた加熱手段と、吸気した空気を前記加熱手段に送り込んで温風を取り出す或は室温のままで送風する送風手段と、前記加熱手段による温風の風温を少なくとも低温、中温、高温の何れかに設定する温度調節手段と、前記送風手段による風量を少なくとも強風、中風、弱風に設定する風量調節手段と、初期設定手段とを備え、送風装置の運転初期において、前記初期設定手段により前記温度調節手段を中温、前記風量調節手段を中風に設定したものである。
【0010】
また、前記送風体は、布団自体に形成した送風袋部である。
【0011】
そして、前記送風体は、2つの布団間に介在した通気性シートにより形成したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の布団送風機のブロック図、図2は同じくフローチャート、図3は同じくコントロール部の平面図、図4は同じく実使用状態を示す説明図である。
【0013】
(1)は箱形の送風装置で、以下の機能部品により構成している。(2)はヒータよりなる加熱手段(以下ヒータとする)、(3)は大気中の空気を送風装置内に吸気するモータとファンよりなる送風手段(以下ファンとする)、(4)は前記ファン(3)による送風量を設定する風量調節手段(以下風量ボタンとする)、(5)は前記風量ボタンの操作により強風、中風、弱風の3段階のうちの1つを選択して設定する風量設定手段、(6)は前記風量設定手段(5)により設定されたデータによりファン(3)の回転数を制御する風量制御手段である。
【0014】
(7)は前記ヒータ(2)による発熱量を設定する図3に示した温度ボタン(8)、(9)からなる温度調節手段で、一方の温度ボタン(8)は設定温度を0.5度ずつ上昇するアップ設定用、他方の温度ボタン(9)は設定温度を0.5度ずつ下降するダウン設定用である。(10)は前記温度ボタン(8)、(9)の操作により低温〜中温〜高温の複数段階のうちの1つを選択して設定する温度設定手段で、実際には低温〜中温及び中温〜高温間は0.5度ずつの温度幅で任意に設定するが、説明上、図1では低温、中温、高温の3段階で表示している。(11)は前記温度設定手段で設定されたデータによりヒータ(2)の発熱量を制御する温度制御手段で、図示していないが、温度設定手段で設定された1つの温度は、温度センサによって維持されるように温度制御手段(11)をコントロールする。
【0015】
(12)は図3に示す運転スイッチ(13)が入状態の時に作動する初期設定手段で、風量設定手段(15)の中風設定と温度設定手段(10)の中温設定の信号レベルラインに連係している。
【0016】
図3は送風装置(1)の外装面に直接、或はリモコンの形態にして設けたコントローラーで、前述の温度ボタン(8)、(9)、運転スイッチ(13)、風量ボタン(8)、(9)の他に、風量ボタンによって設定された風量の表示器(14)、急激に風温を上昇させる速暖ボタン(15)とその表示器(16)、ふとん乾燥時に使用する乾燥ボタン(17)とその表示器(18)、温度ボタンによって設定された風温の設定温度の表示器(19)、室温を検出して設定温度との比較を行い常に規定の風温を取り出すようにした室温センサー(20)を備えている。
【0017】
次に図2のフローチャートと図4の実使用状態を参照して動作を説明する。
【0018】
先ず、送風装置(1)の電源コード(図示せず)から交流電源を供給し、温度ボタン(8)を節動操作(ステップ押し)して風温を高温側に設定する(S1)〜(S3)。表示器(19)を見ながら希望の設定温度(T)に設定されると(S4)、温度設定の作業が終了し(T)=X℃となり、風温が(X℃)で運転されるモードとなる(S5)〜(S7)。
【0019】
もし、希望温度を低温側に設定する場合は、温度ボタン(9)により判定ステップ(S3)の時点で温度設定下降の操作を行い(S8)、(S9)、前述と同様に表示器(19)を見ながら希望の設定温度(T)に設定されると(S4)、風温が(X℃)で運転されるモードとなる(S5)〜(S7)。
【0020】
同様に交流電源の供給後、風量ボタン(4)を操作して希望の風量を設定するわけであるが、風量ボタン(4)の操作により風量を「強風」に設定した場合は、「強風」となり強風運転(S11)、(S12)、風量を「中風」に設定した場合は、「中風」となり中風運転(S13)、(S14)、風量を「弱風」に設定した場合は「弱風」となり弱風運転(S15)、(S16)でファン(4)が回転する。
【0021】
しかしながら、前述の交流電源の供給後の例えば30秒間に意図的或は操作忘れにより温度ボタン(8)、(9)、風量ボタン(4)の何れも操作しない場合には、この非操作状態をマイコン(図示せず)が検知し温度設定(T)を中温レベルの32℃に自動設定した運転モードとなり(S17)、(S18)、同時にマイコンは風量を「中風」に自動設定した運転モードとなる。
【0022】
上述の様に風温と風量が設定された後、送風装置(1)から吐出する温風は、図4に示す様に、敷布団(21)と掛布団(22)に形成された送風ダクト(23)、(24)よりなる送風体(25)、(26)に送出し、矢印の様に敷布団と掛布団内に送り込まれる。勿論、人体は図示していないが、掛布団と敷布団間に入り込む。
【0023】
尚、本発明では送風体を敷布団と掛布団の両方に直接設けたが一方の布団のみに設けてもよく、また布団とは別に通気性のシートを敷布団と掛布団との間に介在し、このシートから各布団に向けて温風を吐出するようにしてもよい。又、詳図していないが温風ボタンは室温のままで送風するモードを選択することもできる。
【0024】
【発明の効果】
以上の様に本発明は、送風装置本体の通電初期に風温の温度設定及び風量設定を行わなかった時には、初期設定手段により自動で中温、中風に設定して運転を開始するものであるから、使用者が仮に運転スイッチを操作して運転を開始する意志があるにも拘らず温度設定と風量設定を行わなかったために運転を開始しないといった使用者の意志に反する停止状態になることがない。
【0025】
通電初期の自動設定は、中温、中風であるため、使用者に不快を与えない温度、風量であり、布団中にいる使用者に寝苦しさを起こさないものである。
【0026】
また、送風体は、布団自体に構成したものであるから、風の通る送風路を布団の縫製と同時に作り容易に形成することができる。
【0027】
そして、送風体を2つの布団間に介在させる通気性シートにより形成した場合には、必ずしも送風路を有した布団でなくとも汎用の布団を用いることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の布団送風機のブロック図である。
【図2】同じくフローチャートである。
【図3】同じく実使用状態を示す説明図である。
【図4】同じく実使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 送風装置
2 加熱手段
3 送風手段
4 風量調節手段
7 温度調節手段
12 初期設定手段
21 敷布団
22 掛布団
23 送風ダクト(送風体)
24 送風ダクト(送風体)

Claims (3)

  1. 送風体により布団に温風或は室温空気の送風を行う送風装置であって、前記送風装置内に設けた加熱手段と、吸気した空気を前記加熱手段に送り込んで温風を取り出す或は室温のままで送風する送風手段と、前記加熱手段による温風の風温を少なくとも低温、中温、高温の何れかに設定する温度調節手段と、前記送風手段による風量を少なくとも強風、中風、弱風に設定する風量調節手段と、初期設定手段とを備え、送風装置の運転初期において、前記初期設定手段により前記温度調節手段を中温、前記風量調節手段を中風に設定したことを特徴とする布団送風機。
  2. 前記送風体は、布団自体に形成した送風袋部であることを特徴とする請求項1に記載の布団送風機。
  3. 前記送風体は、2つの布団間に介在した通気性シートにより形成したことを特徴とする請求項1に記載の布団送風機。
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JP2008017888A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Sanyo Electric Co Ltd 布団用送風機

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