JPH07136392A - 布団用温風送風機 - Google Patents

布団用温風送風機

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JPH07136392A
JPH07136392A JP5288243A JP28824393A JPH07136392A JP H07136392 A JPH07136392 A JP H07136392A JP 5288243 A JP5288243 A JP 5288243A JP 28824393 A JP28824393 A JP 28824393A JP H07136392 A JPH07136392 A JP H07136392A
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JP
Japan
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course
buzzer
time
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sound
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Application number
JP5288243A
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English (en)
Inventor
Akio Arinaka
昭雄 有中
Somin Okano
宗民 岡野
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、布団乾燥の他に就寝用の暖房を行
うことができる温風送風機において、就寝用の暖房運転
中のブザーによる安眠妨害を改善することを目的とす
る。 【構成】 本発明は、布団乾燥用の温風送風と就寝暖房
用の温風送風を選択的に実行することができる布団用温
風送風機において、就寝暖房用の温風送風実行中に発せ
られるブザー音を布団乾燥用の温風送風実行中に発せら
れるブザー音よりも小さな音となるようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布団に布団乾燥用と就寝
暖房用の温風を送風することができる布団用温風送風機
に関する。
【0002】
【従来の技術】布団用温風送風機は、例えば実公昭62
−630号公報をはじめとして種々提案されているが、
従来のものは布団乾燥専用に設計されているので、温風
温度が50〜70℃と高温である。従って、従来のもの
は就寝前に布団を加熱するために用いることはできる
が、温風温度が高いため、これを就寝中の暖房として使
用するとができなかった。
【0003】そこで、本願出願人は、特願平4−348
887号等にて、布団乾燥のほかにも就寝用の暖房を行
うことができるものを提案した。しかしながら、この出
願のものは、キーの押下をブザー音で報知するキーアン
サー音やその他のブザー音が布団乾燥運転中と就寝用暖
房運転中のいずれの場合も全て同じ大きさで発音する構
成であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
布団用温風送風機は、布団乾燥を行う場合、他の家事を
行いながら布団乾燥を実施する事が多いため、布団乾燥
運転中のブザー音はできるだけ大きな音で発した方が使
用者によくわかって便利であるが、就寝時の暖房に使う
場合には、まわりがかなり静かな状況で使われるので、
あまり大きな音だと使用者の耳障りであるばかりでな
く、周囲の人の安眠を妨害してしまうという恐れがあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、送風機と加熱
手段とブザーと選択手段を備え、前記選択手段の操作に
よって布団乾燥用の温風送風と就寝暖房用の温風送風を
選択的に実行する制御手段を備える布団用温風送風機に
おいて、前記制御手段は、就寝暖房用の温風送風実行中
に発せられるブザー音を布団乾燥用の温風送風実行中に
発せられるブザー音よりも小さな音となるように前記ブ
ザーを制御する構成としたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成したので、布団乾燥
を行うときには、大きな音でブザー報知がなされるた
め、多少雑音がある環境でもブザー音を聞き取ることが
でき使用者の操作性・使用性を良くし、就寝時の暖房用
に使用している場合には、小さな音でブザー報知がなさ
れるため、周囲の人の安眠を妨害することがなく、また
使用者にとっても耳障りでない程度の音の大きさで操作
状況などを確認することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を温風暖房機と布団乾
燥機を兼ねる温風送風機を例にとって説明する。図1は
本発明の実施例に係る温風送風機及び布団の正面図。図
2は図1のA−A断面図、図3は図1の平面図である。
これらの図に於いて、温風送風機1は外面に吸気口(図
示せず)と吐出口2と操作パネル3を有し、内部にファ
ン(図示せず)と強回転と弱回転の切替ができるファン
モータ4を備えた送風機5と、ヒータ6(加熱手段)等
が設けられている。布団7は左右両側の内部に通風路8
を有した例えば羽毛よりなる掛け布団であり、通風路8
の入り口に接続口9が設けられている。ホース10は温風
送風機1の吐出口2と布団7の接続口9を連結するもの
であり、温風送風機1から導入した温風が通風路8に設
けられた布のメッシュを通して、布団7の内部に拡散さ
れている。これらの部材により本実施例の温風送風機組
立11が構成されている。使用者11aは敷布団11bと上述の
布団7とに包まれて睡眠をとるようになっている。
【0008】また、温風送風機1は図4に示すように布
団乾燥機としても使用することができる。布団乾燥機と
して使用する場合は、ホース10の先に乾燥シート12を連
結し、この乾燥シートを掛け布団13と敷布団14にはさん
だ状態にし、温風を乾燥シート内に送出する。これによ
り、乾燥シートの布のメッシュを通して布団の内部に温
風が送り込まれ布団を乾燥させる。
【0009】次に、温風送風機1の回路ブロックを図5
に、操作パネルの摸式図を図6に示す。トライアック15
はモータ4の強回転用端子に接続され、そのゲートは抵
抗17を介しマイコン39の出力Po1に接続されている。ト
ライアック16はヒータ6と直列に接続され、そのゲート
は抵抗18を介してマイコン39の出力Po2に接続されてい
る。トライアック44はモータ4の弱回転用端子に接続さ
れ、そのゲートは抵抗43を介しマイコン39の出力Po13に
接続されている。19は温風温度検出回路で温度センサー
18を介し、吐出口2の温風温度を検出する。マイコン39
はこの温度データをPi1より取り込む。マイコン39は、
予め記憶された処理プログラムによって以下に述べる各
種制御を実行する制御手段を構成する。
【0010】21は数値表示器(図6参照)で、温度設定
ランプ22と、切りタイマーランプ23と組み合わせて、時
間及び設定温度を表示する。すなわち温度設定ランプ22
が点灯の状態は、設定温度の変更可能モードを示し、表
示器21に表示されている数字は設定温度を表わす。ま
た、切りタイマーランプ23が点灯の状態は、タイマー時
間の変更可能モードを示し、表示器21に表示されている
数字は残り時間を表す。25はアップキー、26はダウンキ
ーで、温度設定あるいは時間設定を上げ下げする時に押
下する。24は設定切換キーで、温度設定を変更できる温
度設定変更可能モードと切りタイマー時間を変更できる
時間設定変更可能モードを押下する毎に切り換えること
ができる。これら設定切換キー24,アップキー25,ダウ
ンキー26は温度設定手段と時間設定手段を構成する。27
は連続コースランプ、29はリズムコースランプ、31は速
熱コースランプであり、暖房に用いる運転コースの内、
どのコースが選択されているかを表示する。28は連続コ
ースキー、30はリズムコースキー、32は速熱コースキー
であり、各運転コースを開始させるタクトキーで構成し
ている。連続コースキー28とリズムコースキー30は暖房
コース選択手段を、速熱コースキー32は速熱指示手段を
構成する。
【0011】33は羽毛羊毛コースランプ、34は綿コース
ランプ、35は送風コースランプであり、布団乾燥に用い
る運転コースの内、どのコースが選択されているかを表
示する。36は乾燥運転キーで、押下する毎に羽毛羊毛コ
ース、綿コース、送風コース、羽毛羊毛コース・・と順
番に各運転コースが選択されスタートする。37は取消を
行う切キーで、押下するとモータ4、ヒータ6への通電
を止め電源投入直後の状態(どの運転コースも選択され
ていない状態)にもどる。
【0012】38はキーの操作状態のモニターや、各運転
の終了を報知するブザーで、マイコン39の出力Po11へ抵
抗40を介して接続されている。またブザー38はマイコン
39の出力Po12へも抵抗40と抵抗41を直列に介して接続さ
れている。出力Po11を2KHzまたは4KHzの周波数
で発振させることによりブザー38が発音する。また出力
Po11をオフさせておいて(ハイインピーダンス状態にし
て)出力Po12を同様に発振させると、出力Po11を発振さ
せた時よりもブザーに印可される電圧が小さくなるの
で、小さな音でブザーが発音する。このようにして、ブ
ザー38は音量の大小を使い分けることができるようにな
っている。具体的なブザー音の大小の使い分けは後述す
るが、暖房に用いる運転の時には、温風送風機1の近く
で就寝しようとする使用者のみが確認できる程度にブザ
ー音を小さく、布団乾燥に用いる運転の時には温風送風
機1から離れた使用者でも確認できるようにブザー音を
大きく設定している。これは、布団乾燥はほかの家事を
行いながら実施することがよくあるため、できるだけ大
きな音でブザー音を発した方が良く分かって便利である
が、就寝時の暖房に使う場合には、近くに人が寝ていた
場合に、あまり大きなブザー音を発すると、安眠を妨害
してしまう恐れがあるためである。
【0013】42はEEROMなどで構成された設定デー
タ記憶手段で、AC電源がオフされると、その時点でマ
イコン39のRAMに設定されていた各運転コースの設定
温度と設定時間のデータが記憶される。また、AC電源
が投入されると、設定データ記憶手段42に記憶している
設定データがRAMに読み込こまれて各運転コースの設
定データとして使用される。
【0014】次にこのような構成の温風送風機の動作に
ついて説明する。なお、以下の動作は、マイコン39内に
設定された処理プログラムに従って行われる。
【0015】まず電源が投入されると、前述のように設
定データ記憶手段42に記憶していた前回の使用状態を表
す各種設定データをマイコン39がそのRAMに一旦取り
込む(データが無い場合や記憶データに異常があった場
合は既定値をRAMにセットする)。その後、連続コー
スランプ27、リズムコースランプ29、速熱コースランプ
31、羽毛羊毛コースランプ33を点滅させて、いずれかの
コースのスタート待ちの状態となる。この状態におい
て、モータ4、ヒータ6はオフ状態で、その他の表示も
消灯している(以降、この状態をイニシャル状態と呼
ぶ)。
【0016】次に各運転コースをスタートさせた時の動
作について説明する。
【0017】まず連続コースの運転について説明する。
イニシャル状態で連続コースキー28を押下すると、ブザ
ー38を小さな音で鳴らし、RAMにセットされている連
続コースの運転時間設定tr(4時間00分から9時間55
分の間のある時間)を表示器21に表示し、連続コースラ
ンプ27と切りタイマーランプ23を点灯し、その他の運転
コースランプは消灯させ、同時にトライアック44を点孤
してモータ4を弱回転させ、RAMにセットされている
連続コースの温度設定Tr(28,30,32,34,36(℃)の
うちのいずれかの温度)と風温検出回路19から得られる
温風温度データとにより、トライアック16の点孤を制御
してヒータ6の発熱量を制御し、温風温度を設定温度T
rに制御する動作を開始する。同時に、運転を開始して
からの経過時間を計時するタイマーM1(マイコン39内
に内蔵)による計時をスタートする(タイマーM1によ
る計時時間はt1)。以後、連続運転の残時間(tr−t
1)が零になるまで中温弱送風を行いながら、温風温度
をTrに制御する動作を継続する。残時間(tr−t1)
が零になるとブザー38で運転が終了したことを小さな音
で報知した後、イニシャル状態にもどる。
【0018】連続コースの運転中に設定データの変更
を、設定切換キー24、アップキー25、ダウンキー26を使
って行うことができる。切りタイマーランプ23が点灯し
時間変更可能モードを示している時、アップキー25また
はダウンキー26を押下すると連続コースの時間設定が4
時間00分から9時間55分の範囲で5分刻みで変更でき
る。例えば表示されている残時間が8時間12分の時にア
ップキー25を1回押下すると表示器21に8時間15分が表
示されタイマーM1の時間t1が零にクリアーされ連続
コースの運転時間設定trに8時間15分がセットされ
る。アップキー25の押下を繰り返すことにより、9時間
55分まで5分刻みで変更できる。また表示されている残
時間が8時間12分の時にダウンキー26を1回押下すると
8時間10分が表示され、タイマーM1の時間t1が零に
クリアーされ、連続コースの運転時間設定trに8時間1
0分がセットされる。ダウンキー26の押下を繰り返す
と、5分刻みで4時間00分まで変更できる。設定切換キ
ー24を押下すると温度設定ランプ22の点灯に切り替わ
り、温度変更可能モードとなる。
【0019】温度設定ランプ22が点灯すると、表示器21
は連続コースの温度設定Trの表示に切り替わる。この
状態でアップキー25またはダウンキー26を押下すると、
連続コースの温度設定が28から36℃の範囲で2℃きざみ
で変更できる。例えば表示器21に表示されている設定温
度が32℃の時、アップキー25を1回押下すると表示器21
に34℃が表示され、連続コースの温度設定Trに34℃が
セットされる。設定温度が32℃の時にダウンキー26を1
回押下すると表示器21に30℃が表示され、連続コースの
温度設定Trに30℃がセットされる。連続コースの設定
を変更するためにキー操作を行った時のブザー38による
アンサー音は小さな音量で行う。
【0020】これら時間設定データtr、温度設定デー
タTrは、AC電源が断たれると、直ちに設定データ記
憶手段42に待避記憶される。これにより、次に使う時
は、今回使用した時の設定データが自動的にセットされ
ることとなる。よって使用者は一度自分の好みの設定を
行えば次の使用からは、新たに時間設定と温度設定をや
り直す必要がない。
【0021】次にリズムコースの運転について説明す
る。イニシャル状態でリズムコースキー30を押下する
と、ブザー38を小さな音で鳴らし、RAMにセットされ
ているデータのうちリズムコースの運転時間設定tz
(4時間00分から9時間55分の間のある時間)を表示器
21に表示し、リズムコースランプ29と切りタイマーラン
プ23を点灯し、その他の運転コースランプは消灯させ、
同時にトライアック44を点孤してモータ4を弱回転さ
せ、RAMにセットされているリズムコースの温度設定
Tz(28,30,32,34,36(℃)のうちのいずれかの温
度)と風温検出回路19から得られる温風温度データとに
より、トライアック16の点孤を制御してヒータ6の発熱
量を制御し、温風温度を設定温度Tzに制御する動作を
開始する。同時に、運転を開始してからの経過時間を計
時するタイマーM1による計時をスタートする(タイマ
ーM1による計時時間はt1)。リズムコース運転で
は、この中温度弱送風で温風温度を制御する動作を5分
間行った後、モータ4もヒータ6もオフさせた状態を1
時間継続し、以後は5分間の中温度の弱送風と1時間の
モータ4及びヒータ6のオフとを交互に行う運転を実施
する。リズム運転の残時間(tz−t1)が零になるまで
この交互運転を行う。残時間(tz−t1)が零になる
と、5分間の中温度弱送風の途中でも1時間のオフ状態
の途中でも、ブザー38で運転が終了したことを小さな音
で報知した後、イニシャル状態にもどる。
【0022】また、リズムコースにおいても、連続コー
スと同様にして、その運転中に時間や温度の設定データ
変更を行うことができ、その時のブザー38によるアンサ
ー音は小さな音量で行われ、時間設定データtz、温度
設定データTzは、AC電源が断たれると設定データ記
憶手段42に記憶される。
【0023】次に速熱コースの運転について説明する。
イニシャル状態で速熱コースキー32を押下すると、ブザ
ー38を小さな音で鳴らし、速熱コースの運転時間設定t
sの初期値0時間15分(速熱コースの前回の時間設定は
設定データ記憶手段42に記憶されない)を表示器21に表
示し、速熱コースランプ31と切りタイマーランプ23を点
灯し、その他の運転コースランプは消灯させ、同時にト
ライアック15を点孤してモータ4を強回転させ、RAM
にセットされているデータのうち速熱コースの温度設定
Ts(40,45,50(℃)のうちのいずれかの温度)と風温
検出回路19から得られる温風温度データとにより、トラ
イアック16の点孤を制御してヒータ6の発熱量を制御
し、温風温度を設定温度Ts(速熱目標温度)に制御す
る動作を開始する。同時に、運転を開始してからの経過
時間を計時するタイマーM1による計時をスタートする
(タイマーM1による計時時間はt1)。以後、速熱運
転の残時間(ts−t1)が零になるまで高温強送風を行
いながら、温風温度をTsに制御し急速に暖める運転を
継続する。残時間(ts−t1)が零になるとブザー38で
運転が終了したことを小さな音で報知した後、イニシャ
ル状態にもどる。
【0024】速熱コースの運転中も設定データの変更
を、設定切換キー24、アップキー25、ダウンキー26を使
って行うことができる。切りタイマーランプ23が点灯し
て時間変更可能モードにある時、表示器21は速熱運転の
残時間(ts−t1)を表示している。この状態でアップ
キー25またはダウンキー26を押下すると速熱コースの時
間設定が0時間05分から1時間00分の範囲で5分刻みで
変更できる。例えば表示が0時間12分の時、アップキー
25を1回押下すると0時間15分に表示が変更され、タイ
マーM1の時間t1が零にクリアーされるとともに、速
熱コースの運転時間設定tsに0時間15分がセットされ
る。
【0025】設定切換キー24を押下すると、温度設定ラ
ンプ22の点灯に切り替わって温度変更可能モードにな
る。この時表示器21は速熱コースの温度設定Tsを表示
しており、この状態でアップキー25またはダウンキー26
を押下すると、速熱コースの温度設定が40から50℃の範
囲で5℃刻みで変更できる。例えば設定温度が45℃の
時、アップキー25を1回押下すると表示器21に50℃が表
示され、速熱コースの温度設定Tsに50℃がセットされ
る。速熱コース中も上記各コースと同様に設定変更する
ためにキー操作を行った時のアンサー音を小さな音量に
設定している。
【0026】AC電源が断たれると、温度設定データT
sが設定データ記憶手段42に記憶され、次に使う時は、
今回使用した時の温度設定データTsが自動的にセット
される。なお、速熱コース中に変更された時間設定デー
タtsは、設定データ記憶手段42に記憶しないので、速
熱運転を次に開始する時は、0時間15分(一番使用頻度
の高いと思われる時間)が常に初期設定される。
【0027】次に布団乾燥の各コースの運転について説
明する。使用者が図4に示すように布団乾燥の用意を
し、イニシャル状態で乾燥運転キー36を一回押下する
と、ブザー38を大きな音で鳴らし、RAMにセットされ
ている羽毛羊毛コースの運転時間設定tu(0時間50分
から2時間00分の間のある時間)を表示器21に表示し、
羽毛羊毛コースランプ33と切りタイマーランプ23を点灯
し、その他の運転コースランプは消灯させ、同時にトラ
イアック15を点孤してモータ4を強回転させ、プログラ
ムで固定された羽毛羊毛コースの温度設定Tu(例えば5
0℃)と風温検出回路19から得られる温風温度データと
により、トライアック16の点孤を制御してヒータ6の発
熱量を制御し、温風温度を設定温度Tuに制御する動作
を開始する。
【0028】同時に、運転を開始してからの経過時間を
計時するタイマーM1による計時をスタートする(タイ
マーM1による計時時間はt1)。以後、羽毛羊毛コー
ス運転の残時間(tu−t1)が零になるまで高温強送風
を行いながら、温風温度をTuに制御する運転を継続す
る。残時間(tu−t1)が零になるとブザー38で運転が
終了したことを大きな音で報知した後、イニシャル状態
にもどる。羽毛羊毛コースの場合は温度設定はTuに固
定されているため、設定切換キー24の入力は受付けず、
温度設定の変更はできない。したがって、時間設定デー
タの変更のみをアップキー25ダウンキー26を使って行う
ことができる。
【0029】羽毛羊毛コースの運転中は、常に時間設定
変更モードになっており、表示器21は羽毛羊毛コース運
転の残時間(tu−t1)を表示している。この状態でア
ップキー25またはダウンキー26を押下すると、羽毛羊毛
コースの時間設定が0時間50分から2時間00分の範囲で
5分刻みで変更できる。RAMにセットされている時間
設定データtuは、AC電源が断たれると設定データ記
憶手段42に記憶される。これにより、次に使う時は、今
回使用した時の時間設定データtuが自動的にセットさ
れることになる。
【0030】綿コースへの運転の変更は、前記のように
イニシャル状態で乾燥運転キー36を一回押下して羽毛羊
毛コースの運転が開始された後、続けてもう一度乾燥運
転キー36を押下することによって行う。さらにもう一度
乾燥運転キー36を押下すると綿コースの運転から送風コ
ースの運転に変更される。それからさらにもう一度乾燥
運転キー36を押下すると、送風コースの運転から再び羽
毛羊毛コースの運転にもどる。このように、乾燥運転キ
ー36を押下する毎に、羽毛羊毛コース、綿コース、送風
コース、羽毛羊毛コース、・・・とコースを変更でき
る。
【0031】次に綿コースの運転について説明する。綿
コースの場合は、羽毛羊毛コースとは別に綿コースの運
転時間設定tm(設定できる時間範囲は羽毛羊毛コース
と同じ)有する点、羽毛羊毛コースランプに代えて綿コ
ースランプ34を点灯させる点、温度設定Tmが羽毛羊毛
コースのTuよりも高温の例えば65℃である点を除いて
て上述した羽毛羊毛コースと基本的に同じであり、羽毛
羊毛コースと同様の制御が実行される。
【0032】次に送風コースの運転について説明する。
送風コースを開始すると、ブザー38を鳴らし、前述と同
様にしてRAMにセットされている送風コースの運転時
間設定tf(0時間05分から2時間00分の間のある時
間)から羽毛羊毛コースをスタートさせた時に計時を開
始しているタイマーM1の計時時間t1を引いた時間
(tf−t1)を表示器21に表示し、送風コースランプ35
と切りタイマーランプ23を点灯し、その他の運転コース
ランプは消灯させ、モータ4を強回転させ、ヒータ6は
オフさせたままで、強送風のみを行う動作を開始する。
以後、送風コース運転の残時間(tf−t1)が零になる
まで強送風のみを行う運転を継続する。残時間(tf−
t1)が零になるとブザー38で運転が終了したことを報
知した後、イニシャル状態にもどる。送風コースの場合
はヒータ6はオフさせたままなので、設定切換キー24は
受け付けず、温度設定の変更はできない。送風コースの
運転中は、常に切りタイマーランプ23が点灯して時間変
更可能モードにあり、表示器21は送風コース運転の残時
間(tf−t1)を表示している。この状態でアップキー
25またはダウンキー26を押下すると送風コースの時間設
定が0時間05分から2時間00分の範囲で5分刻みで変更
できる。変更後の時間設定データtfは,AC電源が断
たれると設定データ記憶手段42に記憶され、次に使う時
は、今回使用した時の時間設定データtfが自動的にセ
ットされる。
【0033】上記した布団乾燥を行うための羽毛羊毛、
綿、送風の各コース運転時のブザー38の音はいずれも出
力Po11によって大きな音量となるようにしている。
【0034】次に連続コースの運転の途中に使用者が寒
さを感じた時に急速に暖を取るために速熱運転を挿入す
る場合についての説明を行う。前述のようにして、連続
コースの運転をスターとした後、使用者は速熱コースキ
ー32を押下することにより、連続コースの運転途中に速
熱運転を挿入することができる。連続コースの運転途中
で速熱コースキー32を押下すると、ブザー38を小さな音
で鳴らし、速熱コースの運転時間設定tsの初期値0時
間15分を表示器21に表示し、速熱コースランプ31と切り
タイマーランプ23を点灯し、連続コースランプ27を点滅
させ、その他の運転コースランプは消灯し、同時にトラ
イアック44はオフさせて、トライアック15を点孤し、モ
ータ4を強回転させ、マイコン39のRAMにセットされ
ている速熱コースの温度設定Ts(例えば45℃)と風温
検出回路19から得られる温風温度データとにより、トラ
イアック16の点孤を制御し、ヒータ6の発熱量を制御し
て温風温度を設定温度Tsに制御する動作を開始する。
【0035】同時に、この速熱コース運転を開始してか
らの経過時間を計時するタイマーM2(マイコン39に内
蔵)による計時をスタートする(タイマーM2による計
時時間はt2)。以後、速熱コース運転の残時間(ts−
t2)を表示器21に表示しながら、これが零になるまで
高温強送風を行い、温風温度をTsに制御し急速に暖め
る速熱コース運転を行う。残時間(ts−t2)が零にな
るとブザー38で速熱コース運転が終了したことを小さな
音で報知した後、通常の連続コースの運転にもどる。ま
た、速熱コース運転挿入中に再度速熱コースキー32を押
下すると通常の連続コースの運転に戻るようにしてあ
る。
【0036】連続コース運転の途中で速熱コース運転を
挿入実行中は、連続コースランプ27を点滅させ、速熱コ
ース運転の後に連続コース運転が控えていることを示
す。連続コースをイニシャル状態からスタートした時に
計時を開始したタイマーM1は、速熱コース運転を挿入
実行中も計時を続けるので、連続コースに戻ると、速熱
コース運転を開始した時点での連続コース運転残時間か
ら速熱コース運転時間分減った状態の連続コース運転残
時間となっている。速熱コース運転挿入中は、速熱コー
ス運転の説明のところで述べたようにして、速熱コース
運転の時間設定と温度設定を自由に変更できるようにし
ている。
【0037】次にリズムコースの運転の途中に使用者が
寒さを感じた時に急速に暖を取るために速熱コース運転
を挿入する場合についての説明を行う。前述のようにし
てリズムコースの運転をスタートした後、連続コースの
場合と同様にその運転途中に速熱コース運転を挿入する
ことができる。リズムコースの運転途中で速熱コースキ
ー32を押下すると、ブザー38を小さな音で鳴らし、速熱
コースの運転時間設定tsの初期値0時間15分を表示器2
1に表示し、速熱コースランプ31と切りタイマーランプ2
3を点灯にし、リズムコースランプ29を点滅させ、その
後は上述の連続コース運転の場合と同様の制御により、
マイコン39に設定されている速熱コースの温度設定Ts
(例えば45℃)と風温検出回路19から得られる温風温度
データとにより、トライアック16の点孤を制御し、ヒー
タ6の発熱量を制御して温風温度を設定温度Tsに制御
する動作を開始する。
【0038】同時に、この速熱コース運転を開始してか
らの経過時間を計時するタイマーM2による計時をスタ
ートする(タイマーM2による計時時間はt2)。以
後、速熱コース運転の残時間(ts−t2)を表示器21に
表示しながら、これが零になるまで強送風を行い、温風
温度をTsに制御し急速に暖める速熱コース運転を行
う。残時間(ts−t2)が零になるとブザー38で速熱コ
ース運転が終了したことを小さな音で報知した後、通常
のリズムコースの運転にもどる。また、速熱コース運転
挿入中に再度速熱コースキー32を押下するとリズムコー
スの運転に戻るようにしてある。尚、リズムコースの運
転に戻った時は、まずモータ4もヒータ6もオフさせた
状態を1時間継続した後、中温弱送風で温風温度を制御
する動作を5分間行い、以後は1時間のモータ4及びヒ
ータ6のオフと5分間の温風の弱送風とを交互に行う通
常運転を実施する。リズムコース運転の途中で速熱コー
ス運転を挿入実行中は、リズムコースランプ29を点滅さ
せ、速熱コース運転の後にリズムコース運転が控えてい
ることを示す。リズムコースをイニシャル状態からスタ
ートした時に計時を開始したタイマーM1は、速熱コー
ス運転を挿入実行中も計時を続けるので、リズムコース
に戻ると、速熱コース運転を開始した時点でのリズムコ
ース運転残時間から速熱コース運転時間分減った状態の
リズムコース運転残時間となっている。速熱コース運転
挿入中は、速熱コース運転の説明のところで述べたのと
同様にして、速熱運転の時間設定と温度設定が自由に変
更できる。
【0039】また、連続コース運転の途中で速熱コース
運転を挿入しており、連続コースランプ27が点滅してい
る状態でリズムコースキー30を押下すると、リズムコー
スランプ29の点滅にかわり、挿入した速熱コース運転終
了後に実施する運転コースを連続コースからリズムコー
スに変更することができる。同様に、リズムコース運転
の途中で速熱コース運転を挿入しておりリズムコースラ
ンプ29が点滅している状態で、連続コースキー28を押下
すると連続コースランプ27の点滅に代わり、挿入した速
熱コース運転終了後に実施する運転コースをリズムコー
スから連続コースに変更することができる。
【0040】次に、暖房を開始した当初は速熱コース運
転で布団を急速に暖め、引き続いて連続コースまたはリ
ズムコースの運転を行う場合について説明する。
【0041】イニシャル状態で速熱コースキー32を押下
し、前に説明したように速熱コース運転を開始した後、
連続コースキー28を押下すると、連続コースランプ27の
点滅が表示に追加され、連続コース運転の予約が実行さ
れる。従って、速熱コース運転が終了すると、連続コー
ス運転に切り替わり、上述したと同様にRAMにセット
されている連続コースの設定データに基づいた制御が実
行される。尚、速熱コースをイニシャル状態からスター
トした時に計時を開始したタイマーM1は、速熱コース
運転終了後の連続コース運転でも引き続いて計時を続
け、速熱コース運転後に連続コースに入った時の連続コ
ース運転残時間は連続コース運転時間設定trから速熱
コース運転時間分減ったものとなっている。
【0042】イニシャル状態で速熱コース運転を開始し
た後、リズムコースキー30を押下すると、リズムコース
ランプ29の点滅が表示に追加され、リズムコース運転の
予約が実行される。従って、速熱コース運転が終了する
と、連続コース運転に切り替わり、上述したと同様にR
AMにセットされているリズムコースの設定データに基
づいた制御が実行される。尚、速熱コースをイニシャル
状態からスタートした時に計時を開始したタイマーM1
は、速熱コース運転終了後のリズム運転でも引き続いて
計時を続け、速熱コース運転後にリズムコースに入った
時のリズム運転コース残時間は、リズムコース運転時間
設定tzから速熱コース運転時間分減ったものとなって
いる。
【0043】また、速熱コース運転をスタートさせた後
に、連続コースキー28を押下し、連続コースランプ27が
点滅しており、連続コース運転を速熱コース運転の後に
引き続いて実施するよう予約している状態で、リズムコ
ースキー30を押下するとリズムコースランプ29の点滅に
かわり、速熱コース運転終了後に実施する運転コースを
連続コースからリズムコースに予約変更することができ
るようにしている。
【0044】同様に、リズムコース運転を速熱コース運
転の後に引き続いて実施するよう予約している状態で、
連続コースキー28を押下すると、連続コースランプ27の
点滅にかわり、速熱コース運転終了後に実施する運転コ
ースをリズムコースから連続コースに予約変更すること
ができる。
【0045】尚、上記実施例においては、ブザー38への
印加電圧を変化させてブザー音の大小を切り替えるよう
にしたが、ブザー38の発振周波数を変化させても同様の
効果を得ることができる。
【0046】このように、布団乾燥を行うための羽毛羊
毛コース、綿コース、送風コースにおける各ブザー音は
大きな音で発せられるので、使用者が離れた場所にいて
もブザー音を聞き取ることができる。一方、就寝用暖房
を行うための連続コース、リズムコース、速熱コースに
おける各ブザー音は、温風送風機1の近くで就寝しよう
とする使用者が確認できる程度の小さな音で発せられる
ので、使用者はもちろんその近くの人の耳障りになるこ
とがなく、就寝時の安眠妨害を防止することができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように本発明の布団用温風送
風機によれば、布団乾燥を行う時には、大きな音でブザ
ー報知がなされるため、多少雑音がある環境でもブザー
音を聞き取ることができ使用者の操作性・使用性を良く
することができ便利であるとともに、就寝時の暖房用に
使用している場合には、小さな音でブザー報知がなされ
るため、周囲の人の安眠を妨害することがなく、また使
用者にとっても耳障りでない程度の心地よい音の大きさ
で操作を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る温風送風機の使用状態
を示す正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る温風送風機の他の使用
状態を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る温風送風機の電気回路
ブロック図である。
【図6】本発明の一実施例に係る温風送風機の操作表示
部の模式図である。
【符号の説明】
1 温風送風機 3 操作パネル 5 送風機 6 ヒータ 19 温風温度検出回路 21 数値表示器 24 設定切替キー 25 アップキー 26 ダウンキー 38 ブザー 39 マイコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機と加熱手段とブザーと選択手段を
    備え、前記選択手段の操作によって布団乾燥用の温風送
    風と就寝暖房用の温風送風を選択的に実行する制御手段
    を備える布団用温風送風機において、前記制御手段は、
    就寝暖房用の温風送風実行中に発せられるブザー音を布
    団乾燥用の温風送風実行中に発せられるブザー音よりも
    小さな音となるように前記ブザーを制御する構成とした
    ことを特徴とする布団用温風送風機。
JP5288243A 1993-11-17 1993-11-17 布団用温風送風機 Pending JPH07136392A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025994A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Gastar Corp 温風マットシステムおよびその風温制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006025994A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Gastar Corp 温風マットシステムおよびその風温制御方法

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