JPH11313731A - 布団空調機 - Google Patents

布団空調機

Info

Publication number
JPH11313731A
JPH11313731A JP12218398A JP12218398A JPH11313731A JP H11313731 A JPH11313731 A JP H11313731A JP 12218398 A JP12218398 A JP 12218398A JP 12218398 A JP12218398 A JP 12218398A JP H11313731 A JPH11313731 A JP H11313731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
futon
air
tube
machine
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12218398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenro Mitsuta
憲朗 光田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP12218398A priority Critical patent/JPH11313731A/ja
Publication of JPH11313731A publication Critical patent/JPH11313731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、空調機付きベッドのように特殊
なベッドや特殊な敷き布団を用いることなく使用できる
布団空調機を得る。 【解決手段】 この発明の布団空調機は、布団7、8内
に置かれる布団内機1と、布団7、8外に置かれる布団
外機4と、布団内機1と布団外機4とに接続され空気の
通路となる接続チューブ5とを備え、布団内機1は、複
数個の通気孔2aが形成された通気チューブ2およびこ
の通気チューブ2に装着された通気性を有するカバー部
3を有し、布団外機4は、外気を取り入れる給気機構、
接続チューブ5を介して布団内機1に空気を送る送風機
構、および布団内機1に送る空気の温度調整を行う温度
調整機構を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば布団内を
空調して就寝中に使用できる布団空調機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、就寝時に用いる暖房器具としては
電気毛布や電気あんか等があった。しかし、温度設定が
単純なので、寝入ったあと暖房過剰で寝汗をかいたり、
毛布やあんかを蹴飛ばして、せっかくの暖房効果が失わ
れたり、寝冷えをしてしまったりするなどの問題点があ
った。また、暖房はできても冷房はできないという問題
点もあった。
【0003】このため、就寝時に冷暖房および乾燥が可
能な寝具が開発されている。例えば、特開昭55−91
318号公報(発明の名称 送風マット)、特開平3−
244414号公報(発明の名称 就寝装置)および特
開平6−14825号公報(発明の名称 寝台)には、
敷き布団の下のベッドに送風装置を組み込んで、マット
に形成された多数の通気孔から冷房空気、暖房空気、乾
燥空気を敷き布団に送り込んで空調を行う構成が開示さ
れている。
【0004】図7は特開平3−244414号公報に記
載されている空調機付きベッドを示したものである。図
において、7は掛け布団、8は敷き布団、9は枕、30
はベット、31はベット30に載置されたマットレス、
32はマットレス31の下に載置された空調機、33は
送風穴である。
【0005】この例では、空調機32で冷房、暖房また
は除湿が制御された空気が、送風穴33を通って敷き布
団8の下に供給され、通気孔のある敷き布団8から上へ
空気が供給されるようになっている。
【0006】この他にも、ベットを用いて敷き布団の下
から空調された空気を送り込む方法や敷き布団と掛け布
団との間の空間を袋状にして、敷き布団の足下の方から
空気を送風し、敷き布団の頭に近い側から排気する方法
などが知られている。しかしながら、これらはいずれも
ベットを対象にしたもので、日本の家庭に一般的な和室
で畳に直接布団を敷くような場合や一般的なベッドには
適用できないものであった。また、敷き布団に通気孔を
形成する特別の仕掛けが必要であり、敷き布団の厚さが
異なれば通気条件も異なるので、一般的な敷き布団に適
用することができなかった。
【0007】さらに、布団を乾燥する手段として、布団
乾燥機が発明されたが、大きな袋体を広げて敷き布団と
掛け布団との間に設置し、就寝時にはこれを利用できな
いという問題点があった。
【0008】ところで、空調機付きベッドや布団乾燥機
の運転制御方法についてはさまざまな方法が提案されて
いる。例えば、特開平4−307005号公報には、温
度センサー、湿度センサーおよび圧力センサーを寝床内
に設置して、圧力センサーで人がベッドに入ったことを
検知し、温度センサーおよび湿度センサーを用いて温湿
度を制御する空調機付きベッドの運転制御方法が開示さ
れている。しかしながら、この制御方法では、温度セン
サー、湿度センサー、圧力センサーおよびセンサーの駆
動回路、データの演算処理回路など高価な部品を多数必
要とし、高コストになるという問題点があった。しか
も、敷き布団にセンサーを取り付ける必要があるので、
敷き布団の取り替え時にそれだけ面倒な作業を伴うとい
う問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
ることを課題とするものであって、空調機付きベッドの
ように特殊なベッドや特殊な敷き布団を用いる必要がな
く、また布団乾燥機のように就寝時には袋体を撤去しな
ければならないといったことのない布団空調機を提供す
ることを目的とする。また、低コストで適切な運転制御
を行うことができる布団空調機を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る布団空調機は、布団内に置かれる布団内機と、前記布
団外に置かれる布団外機と、前記布団内機と前記布団外
機とに接続され空気の通路となる接続チューブとを備
え、前記布団内機は、複数個の通気孔が形成された通気
チューブおよびこの通気チューブに装着された通気性を
有するカバー部を有し、前記布団外機は、外気を取り入
れる給気機構、前記接続チューブを介して前記布団内機
に空気を送る送風機構、および前記布団内機に送る空気
の温度調整を行う温度調整機構を有しているものであ
る。
【0011】また、請求項2に係る布団空調機では、布
団外機は、除湿機能、脱臭機構、殺菌機構、空気清浄機
構、および芳香機構の少なくとも1つの機構を有してい
る。
【0012】また、請求項3に係る布団空調機では、通
気チューブは、布団内に空気を送る送風チューブと、前
記布団内の空気を布団外に排出する排気チューブを有
し、接続チューブは、送風チューブに接続され空気を送
風チューブに送る送風管と、排気チューブに接続され排
出チューブからの空気を布団外機に送る排気管とを有し
ている。
【0013】また、請求項4に係る布団空調機では、布
団内機において、送風チューブに形成された複数個の通
気孔は枕元側および足元側に設けられており、排気チュ
ーブに形成された複数個の通気孔は中間部に設けられて
いる。
【0014】また、請求項5に係る布団空調機では、布
団外機は、排気チューブから排気された空気を排気管、
送風管を介して送風チューブに送る空気循環機構を有す
る。
【0015】また、請求項6に係る布団空調機では、布
団外機は、排気チューブから排気される空気を脱臭また
は殺菌する機構を有する。
【0016】また、請求項7に係る布団空調機では、接
続チューブは伸縮自在である。
【0017】また、請求項8に係る布団空調機では、布
団内機は可撓性を有している。
【0018】また、請求項9に係る布団空調機では、カ
バー部は通気チューブに対して着脱自在である。
【0019】また、請求項10に係る布団空調機は、予
め定められた布団外機の駆動時間の経過後には布団外機
の駆動を停止させる制御部を有する。
【0020】また、請求項11に係る布団空調機は、布
団外機の駆動経過時間と、その時の布団内機に送風され
る空気温度とが予め定められた空気温度パターンに応じ
て布団外機を駆動させる制御部を有する。
【0021】また、請求項12に係る布団空調機は、布
団外機の駆動時間の長短に応じて空気温度パターンを変
動させる制御部を有している。
【0022】また、請求項13に係る布団空調機は、季
節によって、空気温度パターンの空気温度を変化させる
制御部を有する。
【0023】また、請求項14に係る布団空調機は、制
御部に誤った季節に対応した空気温度パターンが入力さ
れたときに誤りを警告する警告部を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は実施の形態
1による布団空調機の概略平面図であり、図2は図1の
布団空調機の概略側面図である。図において、1は布団
内機、2は複数個の通気孔2aが形成された可撓性を有
する合成樹脂で構成された通気チューブ、3は通気チュ
ーブ2に装着された通気性およびクッション性を有する
円筒形状のカバー部、4は掛け布団7および敷き布団8
の外部に設けられた布団外機であって、外気を取り入れ
るファンで構成された給気機構と、布団内機1に空気を
送るファンで構成された送風機構と、取り入れられた空
気温度を検知するセンサおよびそのセンサからの信号に
より布団内機1に送る空気の温度調整を行うヒートポン
プで構成された温度調整機構を有している。5は通気チ
ューブ2と布団外機4とを接続する伸縮自在の接続チュ
ーブ、6はリモコン、9は枕、10は寝ている人の頭、
11は外気の流れ、12は空調された空気の流れであ
る。人の頭10は人の寝ている位置を示すために図示し
ていて、体については省略している。
【0025】なお、布団内機1は通気チューブ2および
カバー部3から構成されている。また、カバー部3は有
底円筒形状で、通気チューブ2を被せて装着してもよい
し、あるいは毛布を巻いてボタンで止めるようにしても
よい。また、例えば、カバー部3の形は動物やテレビの
アニメのキャラクターのぬいぐるみでもよい。
【0026】上記の布団空調機では、布団外機4は電気
で駆動し、外気を給気機構であるファンで取り込んで温
度調整機構の一構成要素であるヒートポンプの熱交換に
よって加熱または冷却し、接続チューブ5を通じて布団
内機1に送風機構で空気を送り込むようになっている。
送り込まれた空気は通気チューブ2にある複数の通気孔
2aからカバー部3を通って敷き布団8と掛け布団7と
の間の空間に吹き出される。布団外機4による動作、つ
まり外気を取り入れる給気機構、布団内機1に空気を送
る送風機構、および布団内機1に送る空気の温度調整を
行う温度調整機構の各機構の動作は、寝たままで枕元に
置かれたワイヤレスのリモコン6の操作で行うことがで
きる。
【0027】また、カバー部3を自由に替えることがで
きるので、カバー部3以外を替えることなく、子供や女
性、男性、お年寄りなど、利用者が異なってもその利用
者の用途に応じて、カバー部3のみを替えて対応でき、
経済的である。
【0028】なお、布団外機4に、布団空調機の運転開
始後、所定時間経過後に布団空調機の運転を自動的に停
止させる制御部を設けるようにしてもよい。このものの
場合には、人が布団内機1を抱いて寝る時に、自動的に
布団外機4への通電を切断する時間を1時間後、2時間
後などと設定して運転することができる。また、布団空
調機は人が寝ていない時には布団乾燥機として使用し、
一定時間後に運転を停止するようにしてもよい。
【0029】さらに、給気機構、布団内機1に空気を送
る送風機構、および布団内機1に送る空気の温度調整を
行う温度調整機構の各機構以外に、除湿機構、脱臭機
構、殺菌機構、空気清浄機構、芳香機構等を布団外機4
に設けるようにすれば、さらに快適な布団空調機とな
る。例えば、除湿機構としてヒートポンプ、ペルチェ素
子、あるいは電気化学的な除湿素子を用いて空気を冷却
して除湿を行うことができ、その結果、寝汗を乾かし蒸
れることなく寝られるので、掛け布団7を蹴飛ばして寝
冷えする恐れがなくなる。また、布団外機4に脱臭機構
である活性炭などの脱臭剤を用いて空気を脱臭し、また
殺菌機構であるオゾン発生器、紫外線照射器を用いて空
気を殺菌することで、より快適な空気を布団内機1に供
給することができる。また、布団外機4にフィルターな
どを設けて空気清浄機構を付設すれば、埃等を除去でき
る。さらに、布団外機4に芳香剤や薬草などを設置して
空気にその成分を添加すれば、体臭を抑えることができ
ると共に寝ている間に薬草効果やアロマティー効果を得
ることができる。
【0030】実施の形態2.図3は実施の形態2による
布団空調機の概略平面図、図4は図3の通気チューブ4
0の模式図である。図において、14は排気の流れ、1
5は送風チューブ、16は排気チューブ、17は送風チ
ューブ15の先端側の通気孔、18は送風チューブ15
の基端部の通気孔、19は排気チューブ16の先端部に
形成された通気孔、20は接続チューブ42とのジョイ
ント部である。実施の形態1と異なり、布団内機41
は、送風チューブ15および排気チューブ16で構成さ
れた通気チューブ40と、カバー部3とから構成されて
いる。また、接続チューブ42は排気チューブ16に接
続された排気管43と、送風チューブ15に接続された
送風管44とから構成されている。また、排気チューブ
16から排気された空気を排気管43、送風管44を介
して送風チューブ15に送る空気循環機構が布団外機5
0の内部に設けられている。
【0031】従って、布団内機41に空調された空気を
送るだけでなく、布団内機41の周辺から空気を取り込
んで、布団外機50で空気温度を調整した後、循環させ
ている。これによって、布団内機41の周辺から空気を
取り込んだ空気の温度をモニターして、適正になるよう
に自動設定することができる。また、布団の中が充分に
冷えているかあるいは充分に暖まっていれば、それ以上
の冷却や加熱を行う必要がないので、消費電力を節約で
き、経済的である。例えば、布団乾燥機として用いる場
合、温風が布団内機41と布団外機50との間で循環す
るので、消費電力を節約して高温空気を循環でき、効率
的であり、室内を高温空気に晒して温度環境を悪化させ
たり、綿ぼこりを部屋にまき散らしたりする心配がな
い。
【0032】さらに、温度調節機構以外に、除湿機構、
脱臭機構、殺菌機構、空気清浄機構、芳香機構等を布団
外機50に設けるようにすれば、より快適な布団空調機
をできるとともに、布団の綿ぼこりを自動的に除去する
ことができ、室内の環境を改善することができる。ま
た、限られた容積の空気を繰り返し処理することになる
ので、除湿機構、脱臭機構、殺菌機構、空気清浄機構、
芳香機構の効果を高めることができる。
【0033】また、循環空気に外気を混ぜて循環させれ
ば、空気の新鮮さを保ち、人体での皮膚呼吸などで酸素
が消費された場合でも循環空気の酸素量を高く保つこと
ができる。従って、皮膚呼吸を促進して健康的であり、
酸素不足による発汗を防止することができる。
【0034】また、送風チューブ15の通気孔17、1
8を布団内機41の枕元側と足元側とに形成し、排気チ
ューブ16の位置を布団内機41の中間部に形成するこ
とで、冷房した場合にでも、腹部が冷えにくい。また、
布団の中でおならをしてもただちに排気され、布団の中
に臭いがこもらない。また、暖房の場合に足や胸部を効
果的に暖めることができ、特に冷え性の多い女性に適し
ている。
【0035】実施の形態3.図5はこの実施の形態3の
布団空調機の概略平面図であり、この実施の形態3の布
団空調機では、設定時間(睡眠時間)が経過した後に布
団内機41への送風を停止し、またその設定時間内にお
いて、布団内機41に送られる空気温度を時間とともに
変化させ、かつ設定時間の長さに応じて空気温度パター
ンを比例させて変化させる制御部60が布団外機61に
内蔵されている点が実施の形態2の布団空調機と異な
る。図6はその空気温度パターンを示した図である。こ
の図において、21は運転初期、22は運転中間、23
は運転終了前の通気チューブ40に送風される送風空気
の温度である。運転初期では、早く眠りにつけるように
急速に昇温(28℃)し、眠りについたころを想定して
降温し、深夜は比較的低温(20℃)で保持している。
これには体温の低下と過剰な寝汗を防止する効果があ
る。朝方は気温が低下するので、徐々に昇温し、起床に
備える(28℃)。従って、寝るときから起きるときま
で気持ちよく寝むることができる。
【0036】人によって熟睡するパターンが異なってい
るので、適正なパターンも人によって異なる。しかし、
いくつかの空気温度パターンを用意してリモコン6で選
択できるようにしておけば、幾晩か試すことで、自分に
合った空気温度パターンを容易に見いだすことが可能に
なる。
【0037】また、同じ人でも、睡眠時間は日によって
異なるが、この布団空調機では、設定時間の長さに応じ
て空気温度パターンが比例して変化するようになってい
るので、睡眠時間の長短の影響を受けずに最適な睡眠が
確保される。
【0038】また、この制御部60は、季節によって空
気温度パターンを変えるようになっている。つまり、冬
は夏に比べて設定温度を若干低く設定することで、一年
中最適な睡眠を確保できる。また、利用者が季節の選定
を誤り、制御部60に誤った空気温度パターンが入力さ
れたときには、布団外機61に設けられた警告部62が
作動して利用者に音、または光により間違いを気づかせ
るようにしてある。
【0039】なお、上記実施の形態では、制御部60を
布団外機61に内蔵し、かつその制御部60を操作する
操作部63も布団外機61に設けたが、リモコンにその
制御部および操作部を設けるようにしてもよい。リモコ
ンに操作部を設けた場合、枕元で布団空調機を駆動でき
る利点があるものの、寝ている間に枕元のリモコンの操
作部にさわって誤動作する恐れがあり、またお年寄りや
幼い子供、病院の重病患者に対しては、この実施の形態
で示したように布団外機61にある操作部63を母親や
看護婦が操作した方が安心である。また、上記各実施の
形態の布団空調機は何れも布団乾燥機として利用できる
のは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る布団空調機では、布団内に置かれる布団内機
と、前記布団外に置かれる布団外機と、前記布団内機と
前記布団外機とに接続され空気の通路となる接続チュー
ブとを備え、前記布団内機は、複数個の通気孔が形成さ
れた通気チューブおよびこの通気チューブに装着された
通気性を有するカバー部を有し、前記布団外機は、外気
を取り入れる給気機構、前記接続チューブを介して前記
布団内機に空気を送る送風機構、および前記布団内機に
送る空気の温度調整を行う温度調整機構を有しているの
で、空調機付きベッドのように特殊なベッドや特殊な敷
き布団を用いることなく使用できる。また、布団外機が
布団から距離を離して置かれるので、例えば送風機構の
駆動音等に煩わされずに就寝できる。
【0041】また、請求項2に係る布団空調機では、布
団外機は、除湿機能、脱臭機構、殺菌機構、空気清浄機
構、および芳香機構の少なくとも1つの機構を有してい
るので、例えば、寝汗を乾かしたり、臭いの無い空気を
布団に供給したり、病原菌を殺菌して布団に供給して布
団の衛生を保ったり、綿ぼこり等を取り除いり、体臭を
緩和させることができる。
【0042】また、請求項3に係る布団空調機では、布
団内に空気を送る送風チューブと、前記布団内の空気を
布団外に排出する排気チューブを有し、接続チューブ
は、送風チューブに接続され空気を送風チューブに送る
送風管と、排気チューブに接続され排気チューブからの
空気を布団外機に送る排気管とを有しているので、布団
の中の臭いや病原菌などを部屋にまき散らすことを防止
できる。
【0043】また、請求項4に係る布団空調機では、布
団内機において、送風チューブに形成された複数個の通
気孔は枕元側および足元側に設けられており、排気チュ
ーブに形成された複数個の通気孔は中間部に設けられて
いるので、冷気のときには腹部が冷えにくい。また、布
団の中でおならをしても直ちに排気され、布団の中に臭
いがこもらない。また、暖気のときには足や胸部を暖め
ることができ、特に冷え性の多い女性に適している。
【0044】また、請求項5に係る布団空調機では、布
団外機は、排気チューブから排気された空気を排気管、
送風管を介して送風チューブに送る空気循環機構を有す
るので、暖気や冷気が無駄に外に排出することなく循環
でき、それだけ消費電力を低減することができる。
【0045】また、請求項6に係る布団空調機では、布
団外機は、排気チューブから排気される空気を脱臭また
は殺菌する機構を有するので、布団の中の空気に含まれ
る体臭や病原菌が部屋内でまき散らかされるといったこ
とを防止できる。
【0046】また、請求項7に係る布団空調機では、接
続チューブは伸縮自在であるので、布団外機の設置位置
の自由度が高い。
【0047】また、請求項8に係る布団空調機では、布
団内機は可撓性を有しているので、布団内機を抱いて寝
るときに自在に変形でき、自由な姿勢での睡眠が可能と
なる。
【0048】また、請求項9に係る布団空調機では、カ
バー部は通気チューブに対して着脱自在であるので、カ
バー部の洗濯や取り替えを容易にできる。また、子供、
女性、男性、お年寄り等の使用者の好みに応じたカバー
部を自由に選択して使用できる。
【0049】また、請求項10に係る布団空調機によれ
ば、予め定められた布団外機の駆動時間の経過後には布
団外機の駆動を停止させる制御部を有するので、寝た後
でも所定時間経過後は布団外機の駆動が停止し、それだ
け消費電力を節減できる。
【0050】また、請求項11に係る布団空調機によれ
ば、布団外機の駆動経過時間と、その時の布団内機に送
風される空気温度が予め定められた空気温度パターンに
応じて布団外機を駆動させる制御部を有するので、より
快適な睡眠が可能となる。
【0051】また、請求項12に係る布団空調機によれ
ば、布団外機の駆動時間の長短に応じて空気温度パター
ンを変動させる制御部を有しているので、睡眠時間が変
わっても快適な睡眠が可能となる。
【0052】また、請求項13に係る布団空調機によれ
ば、季節によって空気温度パターンの空気温度を変化さ
せる制御部を有するので、年間を通じて快適が睡眠が可
能となる。
【0053】また、請求項14に係る布団空調機によれ
ば、制御部に誤った季節に対応した空気温度パターンが
入力されたときに誤りを警告する警告部を有するので、
利用者の操作ミスを防止でき、また例えば寝冷えを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による布団空調機の
概略平面図である。
【図2】 図1の布団空調機の概略側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による布団空調機の
概略平面図である。
【図4】 実施の形態2による布団空調機の通気チュー
ブの模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による布団空調機の
概略平面図である。
【図6】 図5の制御部による空気温度パターンを示す
図である。
【図7】 従来の布団空調機の概略側面図である。
【符号の説明】
1,41 布団内機、2,40 通気チューブ、2a
通気孔、3 カバー部、4,50,61 布団外機、
5,42 接続チューブ、7 掛け布団、8 敷き布
団、15 送風チューブ、16 排気チューブ、17,
19 通気孔、43排気管、44 送風管、60 制御
部、62 警告部、63 操作部。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布団内に置かれる布団内機と、 前記布団外に置かれる布団外機と、 前記布団内機と前記布団外機とに接続され空気の通路と
    なる接続チューブとを備え、 前記布団内機は、複数個の通気孔が形成された通気チュ
    ーブおよびこの通気チューブに装着された通気性を有す
    るカバー部を有し、 前記布団外機は、外気を取り入れる給気機構、前記接続
    チューブを介して前記布団内機に空気を送る送風機構、
    および前記布団内機に送る空気の温度調整を行う温度調
    整機構を有している布団空調機。
  2. 【請求項2】 布団外機は、除湿機能、脱臭機構、殺菌
    機構、空気清浄機構、および芳香機構の少なくとも1つ
    の機構を有している請求項1に記載の布団空調機。
  3. 【請求項3】 通気チューブは、布団内に空気を送る送
    風チューブと、前記布団内の間の空気を布団外に排出す
    る排気チューブを有し、 接続チューブは、前記送風チューブに接続され空気を送
    風チューブに送る送風管と、前記排気チューブに接続さ
    れ排気チューブからの空気を布団外機に送る排気管とを
    有している請求項1または請求項2に記載の布団空調
    機。
  4. 【請求項4】 布団内機において、送風チューブに形成
    された複数個の通気孔は枕元側および足元側に設けられ
    ており、排気チューブに形成された複数個の通気孔は中
    間部に設けられている請求項3に記載の布団空調機。
  5. 【請求項5】 布団外機は、排気チューブから排気され
    た空気を排気管、送風管を介して送風チューブに送る空
    気循環機構を有する請求項3または請求項4に記載の布
    団空調機。
  6. 【請求項6】 布団外機は、排気チューブから排気され
    る空気を脱臭または殺菌する機構を有する請求項3ない
    し請求項5の何れかに記載の布団空調機。
  7. 【請求項7】 接続チューブは伸縮自在である請求項1
    ないし請求項6の何れかに記載の布団空調機。
  8. 【請求項8】 布団内機は可撓性を有している請求項1
    ないし請求項7の何れかに記載の布団空調機。
  9. 【請求項9】 カバー部は通気チューブに対して着脱自
    在である請求項1ないし請求項8の何れかに記載の布団
    空調機。
  10. 【請求項10】 予め定められた布団外機の駆動時間の
    経過後には布団外機の駆動を停止させる制御部を有する
    請求項1ないし請求項9の何れかに記載の布団空調機。
  11. 【請求項11】 布団外機の駆動経過時間と、その時の
    布団内機に送風される空気温度とが予め定められた空気
    温度パターンに応じて布団外機を駆動させる制御部を有
    する請求項1ないし請求項10の何れかに記載の布団空
    調機。
  12. 【請求項12】 布団外機の駆動時間の長短に応じて空
    気温度パターンを変動させる制御部を有している請求項
    11に記載の布団空調機。
  13. 【請求項13】 季節によって、空気温度パターンの空
    気温度を変化させる制御部を有する請求項11または請
    求項12に記載の布団空調機。
  14. 【請求項14】 制御部に誤った季節に対応した空気温
    度パターンが入力されたときに誤りを警告する警告部を
    有する請求項13に記載の布団空調機。
JP12218398A 1998-05-01 1998-05-01 布団空調機 Pending JPH11313731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12218398A JPH11313731A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 布団空調機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12218398A JPH11313731A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 布団空調機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11313731A true JPH11313731A (ja) 1999-11-16

Family

ID=14829640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12218398A Pending JPH11313731A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 布団空調機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11313731A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002355147A (ja) * 2001-06-04 2002-12-10 Daikin Ind Ltd ベッド
JP2003125908A (ja) * 2001-10-25 2003-05-07 Sanyo Electric Co Ltd 睡眠制御温熱器具
JP2004166735A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Iwamoto:Kk 入眠誘導装置
JP2005003241A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Sanyo Electric Co Ltd 布団送風機
JP2005168621A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Sanyo Electric Co Ltd エアーコントロールふとん
JP2010094521A (ja) * 2008-09-21 2010-04-30 Yoshio Suzuki エコスリープ寝具
WO2011030923A1 (ja) * 2009-09-09 2011-03-17 Suzuki Yoshio エコスリープ寝具
KR101283458B1 (ko) * 2011-01-19 2013-07-10 육정환 강제송풍식 요
KR101284942B1 (ko) * 2011-06-16 2013-07-10 고호진 온풍 순환 난방 매트
CN114484792A (zh) * 2022-01-04 2022-05-13 青岛海尔空调器有限总公司 用于被褥保养的方法及装置、智能家居系统、存储介质

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002355147A (ja) * 2001-06-04 2002-12-10 Daikin Ind Ltd ベッド
JP2003125908A (ja) * 2001-10-25 2003-05-07 Sanyo Electric Co Ltd 睡眠制御温熱器具
JP2004166735A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Iwamoto:Kk 入眠誘導装置
JP2005003241A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Sanyo Electric Co Ltd 布団送風機
JP2005168621A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Sanyo Electric Co Ltd エアーコントロールふとん
JP2010094521A (ja) * 2008-09-21 2010-04-30 Yoshio Suzuki エコスリープ寝具
JP2011189116A (ja) * 2008-09-21 2011-09-29 Yoshio Suzuki エコスリープ寝具
CN102595974A (zh) * 2008-09-21 2012-07-18 Enubi-Kei有限公司 生态睡眠寝具
WO2011030923A1 (ja) * 2009-09-09 2011-03-17 Suzuki Yoshio エコスリープ寝具
KR101283458B1 (ko) * 2011-01-19 2013-07-10 육정환 강제송풍식 요
KR101284942B1 (ko) * 2011-06-16 2013-07-10 고호진 온풍 순환 난방 매트
CN114484792A (zh) * 2022-01-04 2022-05-13 青岛海尔空调器有限总公司 用于被褥保养的方法及装置、智能家居系统、存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2268633C2 (ru) Кровать
JP5445919B2 (ja) 暖房及び殺菌装置部を備えた固定形状の寝台マットレス
JP5168701B2 (ja) エコスリープ寝具
WO2003009644A2 (en) A temperature control device for sleeping
JPH11313731A (ja) 布団空調機
JP2011189116A5 (ja)
TWM616975U (zh) 可調節溫度的通風床墊
KR200422541Y1 (ko) 온풍, 냉풍, 자연풍 송풍 기능 및 온열 기능을 구비한 에어매트리스
JPH06315424A (ja) ベッド装置
JP3115154B2 (ja) ベッド装置
JP2884706B2 (ja) 就寝装置
JP4617064B2 (ja) 就寝装置
CN112369860A (zh) 一种内部带有环境监测的保健空调垫子
CN205410634U (zh) 抱枕空调
JP2004000397A (ja) エアーコントロール寝具の衛生維持方法
JP2005137867A (ja) 褥瘡治療用の「除湿、体圧分散エアーマット」
JP2009201977A (ja) エコスリープ寝具
JP2019038273A (ja) 冷暖房送風装置
JP2005168620A (ja) エアーコントロールふとん
KR20170119587A (ko) 냉난방 송풍장치
JP2010200795A (ja) 温度調節マットレス
KR200252907Y1 (ko) 매트리스
JPH08229079A (ja) 介護ベッド用脱臭装置
JP2006255354A (ja) 寝具用暖房装置
JP2001299832A (ja) エアーコントロール方式のシーツまたは、ベッドパッドと冷暖房送風装置を組み合わせる事で、快適な寝床環境を作り上げるシステムであると同時に床ずれ予防マットレスとの併用で相乗効果が得られる床ずれ予防寝具。

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040816

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040907

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20041104

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050526

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050617

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050902