JP2003125908A - 睡眠制御温熱器具 - Google Patents

睡眠制御温熱器具

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JP2003125908A JP2001328350A JP2001328350A JP2003125908A JP 2003125908 A JP2003125908 A JP 2003125908A JP 2001328350 A JP2001328350 A JP 2001328350A JP 2001328350 A JP2001328350 A JP 2001328350A JP 2003125908 A JP2003125908 A JP 2003125908A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度調整によって速やかな入眠と心地よい起
床を支援することが出来る睡眠制御温熱器具を提供す
る。 【解決手段】 本発明に係る睡眠制御温熱器具は、上半
身を加熱するための上部ヒータ2と、下半身を加熱する
ための下部ヒータ3と、両ヒータ2、3を制御して、上
半身の加熱温度と下半身の加熱温度を個別に調整するコ
ントローラ6とを具えている。コントローラ6は、入床
時からの時間経過に伴って、体を温めるための予熱モー
ド、入眠を支援するための入眠モード、安眠を支援する
ための安眠モード、及び起床を支援するための起床モー
ドを順次設定する。入眠モードでは、上半身の加熱温度
を快適温度帯に調整すると共に、下半身の加熱温度を前
記快適温度帯よりも高く、且つ体温よりも僅かに低い温
度に調整する。起床モードでは、上半身の加熱温度を体
温若しくは体温を僅かに越える温度に調整すると共に、
下半身の加熱温度を上半身の加熱温度よりも低い温度に
調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気毛布の如く睡
眠中の人体を加熱するための温熱器具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電気毛布においては、就寝時の快
適さと入眠を速めることを目的として、毛布本体に埋設
された発熱線の密度を足元では密、胸元では粗にしたも
の(特開平4-366582号)、発熱部を上半部と下半部に分離
して、各発熱部の発熱量を個別に調整することが出来る
もの(実開昭58-193486号、実開昭59-91690号、実開昭62
-116483号)、最初の一定時間は比較的高温に設定し、そ
の後に設定温度を下げることによって快適な睡眠を実現
せんとするもの(特開昭63-254690号、特公平5-42793号)
等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気毛布においては、温度調整によって入眠や起床を積
極的に支援する技術は知られておらず、十分な安眠や心
地良い起床を実現することが出来ない問題があった。そ
こで本発明の第1の目的は、温度調整によって速やかな
入眠を支援することが出来る睡眠制御温熱器具を提供す
ることである。又、本発明の第2の目的は、温度調整に
よって心地よい起床を支援することが出来る睡眠制御温
熱器具を提供することである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る睡眠制御温熱
器具は、上半身を加熱するための上部加熱手段と、下半
身を加熱するための下部加熱手段と、上部加熱手段及び
下部加熱手段を制御して、上半身の加熱温度と下半身の
加熱温度を個別に調整する温度調整手段と、入床時から
の経過時間を計測する計時手段とを具えている。温度調
整手段は、入床時からの時間経過に伴って、体を温める
ための予熱モード、入眠を支援するための入眠モード、
安眠を支援するための安眠モード、及び起床を支援する
ための起床モードを順次設定するものである。即ち、予
熱モードでは、上半身の加熱温度と下半身の加熱温度を
それぞれ体温よりも僅かに高い温度に調整する。入眠モ
ードでは、上半身の加熱温度を体温よりも僅かに低い快
適温度帯に調整すると共に、下半身の加熱温度を前記快
適温度帯よりも高く、且つ体温よりも僅かに低い温度に
調整する。安眠モードでは、上半身の加熱温度と下半身
の加熱温度をそれぞれ体温よりも僅かに低い快適温度帯
に調整する。起床モードでは、上半身の加熱温度を体温
若しくは体温を僅かに越える温度に調整すると共に、下
半身の加熱温度を上半身の加熱温度よりも低い温度に調
整する。
【0005】上記本発明の睡眠制御温熱器具によれば、
入床時から経過時間の計測が開始されると共に、先ず予
熱モードが設定されて、上半身の加熱温度と下半身の加
熱温度がそれぞれ体温(人体の体幹部の温度:35℃〜
37℃)よりも僅かに高い温度(例えば38℃〜40℃)
に調整される。これによって、人体の深部体温が上昇し
て、入浴時と同様の効果が得られる。その後、入眠モー
ドが設定されて、上半身の加熱温度が体温よりも僅かに
低い快適温度帯(一般に33℃±1℃)に調整されると共
に、下半身の加熱温度が前記快適温度帯よりも高く、且
つ体温よりも僅かに低い温度(例えば35℃〜37℃)に
調整される。これによって、上半身の加熱温度が予熱モ
ード時の加熱温度から低下することになり、これに伴う
体幹部(脳)の温度低下によって、入眠のための生理現象
が促進される。又、下半身の加熱温度が上半身の加熱温
度よりも高く設定されることによって、頭寒足熱の状態
となって、足からの放熱が促進される。この結果、人体
の覚醒度が低下して、入眠が支援されることになる。
【0006】続いて、安眠モードが設定されて、上半身
の加熱温度と下半身の加熱温度がそれぞれ体温よりも僅
かに低い快適温度帯(一般に33℃±1℃)に調整され
る。これによって、入眠後の寝床温度が安眠にとって好
適な温度に保たれ、安眠が支援される。その後、起床モ
ードが設定されて、上半身の加熱温度が体温若しくは体
温を僅かに越える温度(例えば38℃)に調整されると共
に、下半身の加熱温度が上半身の加熱温度よりも低い温
度(例えば31℃〜33℃)に調整される。これによっ
て、頭熱足寒の状態となり、足からの放熱が抑制され
て、体幹部の温度が上昇する。この結果、睡眠中の人体
の覚醒度が上昇して、起床が支援されることになる。
【0007】具体的構成においては、更に、起床時刻を
入力するための入力手段を具え、温度調整手段は、起床
時刻よりも所定時間(例えば30分〜45分)だけ遡った
時刻が到来した時点で、起床モードを設定する。該具体
的構成によれば、起床モードの設定によって人体の覚醒
度が徐々に上昇し、ノンレム睡眠からレム睡眠に移行し
た状態で、睡眠から目覚めることになる。従って、目覚
めは心地よいものとなる。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る睡眠制御温熱器具によれ
ば、入眠モードの設定によって速やかな入眠を支援する
ことが出来ると共に、起床モードの設定によって心地よ
い起床を支援することが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電気毛布に実施し
た形態につき、図面に沿って具体的に説明する。本発明
に係る電気毛布は、図1に示す如く、毛布本体(1)の上
半部と下半部にそれぞれ上部ヒータ(2)と下部ヒータ
(3)が埋設されており、上部ヒータ(2)によって人体の
上半身を加熱し、下部ヒータ(3)によって人体の下半身
を加熱することが出来る。又、毛布本体(1)の上半部と
下半部に、それぞれサーミスタからなる上部温度センサ
ー(4)と下部温度センサー(5)が埋設されており、上部
温度センサー(4)によって上半身の加熱温度を検知し、
下部温度センサー(5)によって下半身の加熱温度を検知
することが出来る。
【0010】上部ヒータ(2)、下部ヒータ(3)、上部温
度センサー(4)及び下部温度センサー(5)は、コントロ
ーラ(6)に接続されており、商用電源から供給される電
力を各ヒータ(2)(3)に供給すると共に、各温度センサ
ー(4)(5)からの温度検知信号に基づいて、各ヒータ
(2)(3)による上半身及び下半身の加熱温度の個別調整
が可能となっている。
【0011】図2は、コントローラ(6)の具体的な構成
を表わしている。毛布本体(1)に埋設された上部温度セ
ンサー(4)及び下部温度センサー(5)からの温度検知信
号Ta、Tbは、A/D変換器(61)(62)を経て、マイク
ロコンピュータからなる制御回路(64)へ供給される。
又、コントローラ(6)には実時間クロック(63)が装備さ
れ、該実時間クロック(63)から得られる現在時刻データ
が制御回路(64)へ供給される。制御回路(64)から出力さ
れる温度制御信号は、駆動回路(68)(69)へ供給されて、
ヒータ駆動信号Va、Vbに変換された後、毛布本体
(1)に埋設された上部ヒータ(2)及び下部ヒータ(3)へ
供給される。
【0012】制御回路(64)には、起床時刻等を入力する
ための入力器(65)や、設定温度等を表示するための表示
器(66)が接続されている。又、制御回路(64)には、メモ
リ(67)が接続されており、該メモリ(67)に格納されてい
る後述の手続きに従って温度制御信号を作成し、駆動回
路(68)(69)へ出力する。尚、温度制御信号の作成におい
ては、上部温度センサー(4)及び下部温度センサー(5)
からの温度検知信号Ta、Tbに基づくフィードバック
制御を実行する。
【0013】図3は、制御回路(64)による温度制御信号
の作成手続きを表わしている。ステップS1にて、ユー
ザによる起床時刻設定が行なわれ、ステップS2にて電
気毛布のスイッチがオン操作されると、先ずステップS
3にて現在時刻を確認する。そして、ステップS4で
は、スイッチオンから10分間が経過したか否かが判断
され、ノーの場合はステップS5にて予熱モードが設定
されて、予熱制御が実行される。予熱制御においては、
上半身の加熱温度と下半身の加熱温度をそれぞれ体温
(人体の体幹部の温度:35℃〜37℃)よりも僅かに高
い温度(例えば38℃〜40℃)に調整するための温度制
御信号が作成される。
【0014】その後、ステップS4にて、スイッチオン
から10分間が経過した(イエス)と判断されると、ステ
ップS6に移行して、その後に更に45分間が経過した
か否かが判断され、ノーの場合はステップS7にて入眠
モードが設定されて、入眠制御が行なわれる。入眠制御
においては、上半身の加熱温度を体温よりも僅かに低い
快適温度帯(一般に33℃±1℃)に調整すると共に、下
半身の加熱温度を前記快適温度帯よりも高く、且つ体温
よりも僅かに低い温度(例えば36℃〜37℃)に調整す
るための温度制御信号が作成される。
【0015】その後、ステップS6にて、その後に更に
45分間が経過した(イエス)と判断されると、ステップ
S8に移行して、起床時刻の45分前となったか否かが
判断され、ノーの場合はステップS9にて安眠モードが
設定されて、安眠制御が行なわれる。安眠制御において
は、上半身の加熱温度と下半身の加熱温度をそれぞれ体
温よりも僅かに低い快適温度帯(一般に33℃±1℃)に
調整するための温度制御信号が作成される。
【0016】その後、ステップS8にて、起床時刻の4
5分前となった(イエス)と判断されると、ステップS1
0に移行して、起床時刻となったか否かが判断され、ノ
ーの場合はステップS11にて起床モードが設定され
て、起床制御が行なわれる。起床制御においては、上半
身の加熱温度を体温若しくは体温を僅かに越える温度
(例えば38℃)に調整すると共に、下半身の加熱温度を
上半身の加熱温度よりも低い温度(例えば31℃〜33
℃)に調整するための温度制御信号が作成される。
【0017】その後、ステップS10にて起床時刻とな
った(イエス)と判断された時点で、一連の温度調整手続
きを終了し、上部ヒータ(2)及び下部ヒータ(3)への電
力の供給を停止する。
【0018】図4は、上記手続きによって調整される上
半身及び下半身の加熱温度の変化を表わしている。スイ
ッチオンから10分間の予熱モードにおいては、上半身
の加熱温度と下半身の加熱温度がそれぞれ38℃〜40
℃に調整されることにより、人体の深部体温が上昇し、
これによって血管が膨張する等、入浴時と同様の効果が
得られる。但し、40℃以上では、交感神経の活動が高
まって、覚醒度が上昇することとなる。
【0019】その後、45分間の入眠モードにおいて
は、上半身の加熱温度が33℃±1℃に調整されると共
に、下半身の加熱温度が36℃〜37℃に調整されるこ
とによって、上半身の加熱温度が予熱モード時の加熱温
度から低下することになり、これに伴う体幹部(特に脳)
の温度低下が眠気を誘う。又、下半身の加熱温度が上半
身の加熱温度よりも高く設定されることによって、頭寒
足熱の状態となる。これによって足等の末梢部に血流が
集中し、足からの放熱が促進される。この結果、人体の
覚醒度が低下して、入眠が支援されることになる。尚、
入眠から深い眠りにつくまでの所要時間は、個人差があ
るが、40分〜45分程度であるので、入眠モードを4
5分間程度に設定することによって、十分な入眠支援効
果を得て、次の安眠モードへの移行をスムーズに行なう
ことが出来る。
【0020】その後、起床45分前までの安眠モードに
おいては、上半身の加熱温度と下半身の加熱温度がそれ
ぞれ33℃±1℃に調整されることによって、入眠後の
寝床温度が安眠にとって好適な温度に保たれる。これに
よって、途中で目覚めることが防止され、安眠が支援さ
れる。
【0021】起床45分前から起床までの起床モードに
おいては、上半身の加熱温度が37℃〜38℃に調整さ
れると共に、下半身の加熱温度が31℃〜33℃に調整
されることによって、頭熱足寒の状態となり、足からの
放熱が抑制されて、体幹部の温度が上昇する。この結
果、睡眠中の人体の覚醒度が徐々に上昇し、ノンレム睡
眠からレム睡眠に移行した状態で、睡眠から目覚めるこ
とになる。従って、目覚めは心地よいものとなる。尚、
睡眠の深さは約90分間の周期(レム睡眠・ノンレム睡
眠)で変化し、すっきりとした目覚めを保証するために
は、浅い眠り(レム睡眠)で起床することが重要である。
そこで、45分間の起床モードによって覚醒度を上げ、
所定の起床時刻にはレム睡眠の状態とするのである。
【0022】上述の如く、本発明に係る睡眠制御電気毛
布によれば、入床時からの時間経過に伴って、予熱モー
ド、入眠モード、安眠モード、及び起床モードを順次設
定して、上半身と下半身の加熱温度を個別に調整するこ
とにより、速やかな入眠と、深い眠りと、心地よい起床
を支援することが出来る。
【0023】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、本発明は電気毛布に限ら
ず、電気カーペット等、睡眠中に体を加熱するものであ
れば、種々の温熱器具に実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る睡眠制御電気毛布の概略構成を示
す図である。
【図2】コントローラの構成を表わすブロック図であ
る。
【図3】コントローラの温度調整手続きを示すフローチ
ャートである。
【図4】上半身及び下半身の加熱温度の変化を表わすタ
イムチャートである。
【符号の説明】
(1) 毛布本体 (2) 上部ヒータ (3) 下部ヒータ (4) 上部温度センサー (5) 下部温度センサー (6) コントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 睡眠中の人体を加熱して睡眠を制御する
    温熱器具において、上半身を加熱するための上部加熱手
    段と、下半身を加熱するための下部加熱手段と、上部加
    熱手段及び下部加熱手段を制御して、上半身の加熱温度
    と下半身の加熱温度を個別に調整する温度調整手段と、
    入床時からの経過時間を計測する計時手段とを具え、温
    度調整手段は、入床時からの時間経過に伴って、体を温
    めるための予熱モード、入眠を支援するための入眠モー
    ド、及び安眠を支援するための安眠モードを順次設定
    し、 予熱モードでは、上半身の加熱温度と下半身の加熱温度
    をそれぞれ体温よりも僅かに高い温度に調整し、 入眠モードでは、上半身の加熱温度を体温よりも僅かに
    低い快適温度帯に設定すると共に、下半身の加熱温度を
    前記快適温度帯よりも高く、且つ体温よりも僅かに低い
    温度に調整し、 安眠モードでは、上半身の加熱温度と下半身の加熱温度
    をそれぞれ体温よりも僅かに低い快適温度帯に調整する
    ことを特徴とする睡眠制御温熱器具。
  2. 【請求項2】 睡眠中の人体を加熱して睡眠を制御する
    温熱器具において、上半身を加熱するための上部加熱手
    段と、下半身を加熱するための下部加熱手段と、上部加
    熱手段及び下部加熱手段を制御して、上半身の加熱温度
    と下半身の加熱温度を個別に調整する温度調整手段と、
    入床時からの経過時間を計測する計時手段とを具え、温
    度調整手段は、入床時からの時間経過に伴って、体を温
    めるための予熱モード、安眠を支援するための安眠モー
    ド、及び起床を支援するための起床モードを順次設定
    し、 予熱モードでは、上半身の加熱温度と下半身の加熱温度
    をそれぞれ体温よりも僅かに高い温度に調整し、 安眠モードでは、上半身の加熱温度と下半身の加熱温度
    をそれぞれ体温よりも僅かに低い快適温度帯に調整し、 起床モードでは、上半身の加熱温度を体温若しくは体温
    を僅かに越える温度に設定すると共に、下半身の加熱温
    度を上半身の加熱温度よりも低い温度に調整することを
    特徴とする睡眠制御温熱器具。
  3. 【請求項3】 更に、起床時刻を入力するための入力手
    段を具え、温度調整手段は、起床時刻よりも所定時間だ
    け遡った時刻が到来した時点で、起床モードを設定する
    請求項2に記載の睡眠制御温熱器具。
  4. 【請求項4】 睡眠中の人体を加熱して睡眠を制御する
    温熱器具において、上半身を加熱するための上部加熱手
    段と、下半身を加熱するための下部加熱手段と、上部加
    熱手段及び下部加熱手段を制御して、上半身の加熱温度
    と下半身の加熱温度を個別に調整する温度調整手段と、
    入床時からの経過時間を計測する計時手段とを具え、温
    度調整手段は、入床時からの時間経過に伴って、体を温
    めるための予熱モード、入眠を支援するための入眠モー
    ド、安眠を支援するための安眠モード、及び起床を支援
    するための起床モードを順次設定し、 予熱モードでは、上半身の加熱温度と下半身の加熱温度
    をそれぞれ体温よりも僅かに高い温度に調整し、 入眠モードでは、上半身の加熱温度を体温よりも僅かに
    低い快適温度帯に調整すると共に、下半身の加熱温度を
    前記快適温度帯よりも高く、且つ体温よりも僅かに低い
    温度に調整し、 安眠モードでは、上半身の加熱温度と下半身の加熱温度
    をそれぞれ体温よりも僅かに低い快適温度帯に調整し、 起床モードでは、上半身の加熱温度を体温若しくは体温
    を僅かに越える温度に調整すると共に、下半身の加熱温
    度を上半身の加熱温度よりも低い温度に調整することを
    特徴とする睡眠制御温熱器具。
  5. 【請求項5】 更に、起床時刻を入力するための入力手
    段を具え、温度調整手段は、起床時刻よりも所定時間だ
    け遡った時刻が到来した時点で、起床モードを設定する
    請求項4に記載の睡眠制御温熱器具。
  6. 【請求項6】 前記快適温度帯は、33℃±1℃である
    請求項1乃至請求項5の何れかに記載の睡眠制御温熱器
    具。
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