JP2004266952A - ケーブルの布設方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】少数の作業員と短い作業時間で埋設電線管内にケーブルを布設することのできる作業効率のよいケーブルの布設方法および装置を提供する。
【解決手段】ケーブル21を巻き取る巻取りローラ5を備え、内部に前記ケーブルを布設すべき埋設電線管6の開口部に設けられたケーブルトレイ3の近傍に設けられるケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4と、前記ケーブルを支持し円滑に走行させる上部ローラ9および下部ローラ12を備え、前記埋設電線管6に接続された中継端子ボックス7に設けられるケーブル誘導機8と、前記ケーブル21を巻き取る巻取りローラ5を備え、前記ケーブル誘導機8に対向して設けられる中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10とを備えている構成とする。
【選択図】 図1
【解決手段】ケーブル21を巻き取る巻取りローラ5を備え、内部に前記ケーブルを布設すべき埋設電線管6の開口部に設けられたケーブルトレイ3の近傍に設けられるケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4と、前記ケーブルを支持し円滑に走行させる上部ローラ9および下部ローラ12を備え、前記埋設電線管6に接続された中継端子ボックス7に設けられるケーブル誘導機8と、前記ケーブル21を巻き取る巻取りローラ5を備え、前記ケーブル誘導機8に対向して設けられる中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10とを備えている構成とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工場、プラント等において、埋設電線管内にケーブルを通すケーブルの布設方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場やプラントにおいては、動力設備に電力を供給したり、通信設備や制御設備に信号を伝達するために、ケーブルトレイや埋設電線管を利用して電気ケーブル(以下、単にケーブルという)が施設内に布設される。
【0003】
図2は埋設電線管6内にケーブルが布設された状態を示す図である。順番としてはまず建屋20が完成すると、制御盤14及びケーブル接続先の電磁弁15、配管16及びケーブルトレイ3の搬入・据付けを行う。搬入が完了したのちにケーブル21の布設に入る。ケーブル布設順番は制御盤14側よりスタートし埋設電線管6内およびケーブルトレイ3を通して電磁弁15まで布設される。
【0004】
次に図2に示したような状態にするための従来のケーブルの布設方法について図3を用いて説明する。
まず中継端子ボックス7より埋設電線管6を通して制御盤室17へワイヤーロープを垂らす。次に制御盤室17へケーブルドラム18を搬入し、ワイヤーロープにケーブル21の先端を取り付け、電磁弁室2へケーブル21を延線し布設する。埋設電線管6内に一度に布設できる距離は、ケーブル21を保護するため30m以内と規定されており、30m間隔で中継端子ボックス7が設置してある。ケーブル布設作業は埋設電線管6内面の摩擦抵抗により1名では行うことができず、作業員2〜4名で行う。
【0005】
制御盤室17から電磁弁室2の中継端子ボックス7までの布設が完了したら、次に電磁弁室2内のケーブルトレイ3までの布設に入る。同じように中継端子ボックス7上部の埋設電線管6からワイヤーロープを垂らし、ケーブル21の先端をワイヤーロープに取り付けて引き上げる。この作業は、ケーブルトレイ3上部及びケーブル延線足場19に2〜4名の作業員が腰掛けて行っている。
【0006】
電線管の一端から電線を引込む装置や開放空間で動作するケーブル延線機は下記特許文献1や2に記載されているが、埋設電線管内へのケーブル延伸を効率よく行う方法あるいは装置は未だ知られていない。
【0007】
【特許文献1】
特公昭63−64121号公報
【特許文献2】
特開平9−140019号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の埋設電線管のケーブル布設方法は、人の力でのみケーブル布設を行っているため、多くの作業員と作業時間を要して作業効率が悪いという問題がある。
そこで本発明は、少数の作業員と短い作業時間で埋設電線管内にケーブルを布設することのできる作業効率のよいケーブルの布設方法および装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ケーブルを巻き取る巻取りローラを備え、内部に前記ケーブルを布設すべき埋設電線管の開口部に設けられたケーブルトレイの近傍に設けられるケーブルトレイ部ケーブル自動延線機と、前記ケーブルを支持し円滑に走行させる上部ローラおよび下部ローラを備え、前記埋設電線管に接続された中継端子ボックスに設けられるケーブル誘導機と、前記ケーブルを巻き取る巻取りローラを備え、前記ケーブル誘導機に対向して設けられる中継端子ボックス部ケーブル自動延線機とを備えている構成とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、前記ケーブルトレイ部自動延線機は自走ローラを備え、ケーブルトレイに沿って移動する構成とする。
請求項3に記載の発明は、ケーブル引き込み先から埋設電線管内を通して中継端子ボックスまでのケーブル布設を請求項1に記載の中継端子ボックス部ケーブル自動延線機によって行い、前記中継端子ボックスから埋設電線管内を通してケーブルトレイまでのケーブル布設を請求項1に記載のケーブルトレイ部ケーブル布設自動延線機によって行う構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図1を参照して説明する。
図1(a)は、本実施の形態のケーブルの布設装置の全体および本実施の形態のケーブルの布設方法による作業の状況を示している。図1(b)はケーブル延線機4の詳細を示し、図1(c)はケーブル誘導機8の詳細を示している。
【0012】
ケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4は巻取りローラ5と自走ローラ13を備えている。中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10は巻き取りローラ5を備えている。ケーブル誘導機8は上部ローラ9と下部ローラ12を備え、上下に中継端子ボックス7に固定するための脚8aを備えている。巻取りローラ5と自走ローラ13は、作業員22による運転端末23の操作により回転、停止する。上部ローラ9および下部ローラ12はケーブル21の走行に伴って回転する。
【0013】
まずケーブル延線機4,10を使用する前のセット方法について説明する。電磁弁室2のケーブルトレイ3の部分にケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4を設置する。次に自動延線機4の巻取りローラ5にワイヤーロープをセットしてから埋設電線管6内を通し中継端子ボックス7まで引き出す。中継端子ボックス7内にケーブル誘導機8をセットしケーブル誘導機8の上部ローラ9にワイヤーロープを通す。
【0014】
次に中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10をケーブル延線機固定架台11にセットし、再びケーブル誘導機8の下部ローラ12にワイヤーロープを通し、図示されていない下部の制御盤室まで垂らす。次に制御盤室にケーブルドラムを搬入し、そのケーブルの先端にワイヤーロープを取り付けてセットが完了する。
【0015】
次にケーブル延線機4,10を使用しての作業方法について説明する。まずワイヤーロープのたるみを取るために、ケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4を作動させる。ケーブル自動延線機4にはロードリミッタがつけられておりたるみがなくなると巻取りローラ5が止まる仕組みになっている。
【0016】
なお、抵抗が減ると自動的に再起動する。次に中継端子ボックスケーブル自動延線機10を作動させる。下部のケーブルが巻き上げられ、それに伴いケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4の抵抗が減り作動しケーブル21が巻き上げられ、ケーブル布設が完了する。
【0017】
同じケーブルトレイ3上で別の場所の埋設電線管6よりケーブルを布設することが多々あるが、そのときは、ケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4は自走ローラ13によってケーブルトレイ3上を移動する。
【0018】
本実施の形態によれば、埋設電線管6内にケーブル21を布設する手段としてケーブル自動延線機4,10を使用した工事工法にすることにより、作業員の削減を図ることができる。ケーブル引き込み先から中継端子ボックス7までのケーブル布設を自動で行う中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10を用いることにより作業員を2〜4名から1名に削減することができる。
【0019】
中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10でケーブルを布設する際に、中継端子ボックス7部にケーブル誘導機8を設置することにより、スムーズにケーブルが送られ埋設配管6内の摩擦抵抗によるケーブル21の損傷や断線を防ぎ品質を維持することができる。中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10を固定するためのケーブル延線機固定架台11を設置することによりケーブル巻き取り時に起こるケーブル自動延線機10のずれを防ぐことができる。
【0020】
中継端子ボックス7からケーブルトレイ3までのケーブル布設を自動で行うケーブルトレイ部ケーブル布設自動延線機4を用いることによりケーブルトレイ3上部での作業員が2〜4名削減できる。さらに、ケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4はケーブルトレイ3に沿って移動することができるので、別の個所の埋設電線管ケーブル布設作業への切り替えをスムーズに行うことができる。
【0021】
【発明の効果】
本実施の形態によれば、少数の作業員と短い作業時間で埋設電線管内にケーブルを布設することのできる作業効率のよいケーブルの布設方法および装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のケーブルの布設方法および装置を示し、(a)は全体図、(b)はケーブル延線機の詳細図、(c)はケーブル誘導機の詳細図。
【図2】埋設電線管内にケーブルが布設された状態を示す図。
【図3】従来の埋設電線管内ケーブル布設作業状況を示す図。
【符号の説明】
2…電磁弁室、3…ケーブルトレイ、4…ケーブルトレイ部ケーブル自動延線機、5…巻取りローラ、6…埋設電線管、7…中継端子ボックス、8…ケーブル誘導機、8a…脚、9…上部ローラ、10…中継端子ボックス部ケーブル自動延線機、11…ケーブル延線機固定架台、12…下部ローラ、13…自走ローラ、14…制御盤、15…電磁弁、16…配管、17…制御盤室、18…ケーブルドラム、19…ケーブル延線足場、20…建屋、21…ケーブル、22…作業員、23…運転端末。
【発明の属する技術分野】
本発明は、工場、プラント等において、埋設電線管内にケーブルを通すケーブルの布設方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場やプラントにおいては、動力設備に電力を供給したり、通信設備や制御設備に信号を伝達するために、ケーブルトレイや埋設電線管を利用して電気ケーブル(以下、単にケーブルという)が施設内に布設される。
【0003】
図2は埋設電線管6内にケーブルが布設された状態を示す図である。順番としてはまず建屋20が完成すると、制御盤14及びケーブル接続先の電磁弁15、配管16及びケーブルトレイ3の搬入・据付けを行う。搬入が完了したのちにケーブル21の布設に入る。ケーブル布設順番は制御盤14側よりスタートし埋設電線管6内およびケーブルトレイ3を通して電磁弁15まで布設される。
【0004】
次に図2に示したような状態にするための従来のケーブルの布設方法について図3を用いて説明する。
まず中継端子ボックス7より埋設電線管6を通して制御盤室17へワイヤーロープを垂らす。次に制御盤室17へケーブルドラム18を搬入し、ワイヤーロープにケーブル21の先端を取り付け、電磁弁室2へケーブル21を延線し布設する。埋設電線管6内に一度に布設できる距離は、ケーブル21を保護するため30m以内と規定されており、30m間隔で中継端子ボックス7が設置してある。ケーブル布設作業は埋設電線管6内面の摩擦抵抗により1名では行うことができず、作業員2〜4名で行う。
【0005】
制御盤室17から電磁弁室2の中継端子ボックス7までの布設が完了したら、次に電磁弁室2内のケーブルトレイ3までの布設に入る。同じように中継端子ボックス7上部の埋設電線管6からワイヤーロープを垂らし、ケーブル21の先端をワイヤーロープに取り付けて引き上げる。この作業は、ケーブルトレイ3上部及びケーブル延線足場19に2〜4名の作業員が腰掛けて行っている。
【0006】
電線管の一端から電線を引込む装置や開放空間で動作するケーブル延線機は下記特許文献1や2に記載されているが、埋設電線管内へのケーブル延伸を効率よく行う方法あるいは装置は未だ知られていない。
【0007】
【特許文献1】
特公昭63−64121号公報
【特許文献2】
特開平9−140019号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の埋設電線管のケーブル布設方法は、人の力でのみケーブル布設を行っているため、多くの作業員と作業時間を要して作業効率が悪いという問題がある。
そこで本発明は、少数の作業員と短い作業時間で埋設電線管内にケーブルを布設することのできる作業効率のよいケーブルの布設方法および装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ケーブルを巻き取る巻取りローラを備え、内部に前記ケーブルを布設すべき埋設電線管の開口部に設けられたケーブルトレイの近傍に設けられるケーブルトレイ部ケーブル自動延線機と、前記ケーブルを支持し円滑に走行させる上部ローラおよび下部ローラを備え、前記埋設電線管に接続された中継端子ボックスに設けられるケーブル誘導機と、前記ケーブルを巻き取る巻取りローラを備え、前記ケーブル誘導機に対向して設けられる中継端子ボックス部ケーブル自動延線機とを備えている構成とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、前記ケーブルトレイ部自動延線機は自走ローラを備え、ケーブルトレイに沿って移動する構成とする。
請求項3に記載の発明は、ケーブル引き込み先から埋設電線管内を通して中継端子ボックスまでのケーブル布設を請求項1に記載の中継端子ボックス部ケーブル自動延線機によって行い、前記中継端子ボックスから埋設電線管内を通してケーブルトレイまでのケーブル布設を請求項1に記載のケーブルトレイ部ケーブル布設自動延線機によって行う構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図1を参照して説明する。
図1(a)は、本実施の形態のケーブルの布設装置の全体および本実施の形態のケーブルの布設方法による作業の状況を示している。図1(b)はケーブル延線機4の詳細を示し、図1(c)はケーブル誘導機8の詳細を示している。
【0012】
ケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4は巻取りローラ5と自走ローラ13を備えている。中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10は巻き取りローラ5を備えている。ケーブル誘導機8は上部ローラ9と下部ローラ12を備え、上下に中継端子ボックス7に固定するための脚8aを備えている。巻取りローラ5と自走ローラ13は、作業員22による運転端末23の操作により回転、停止する。上部ローラ9および下部ローラ12はケーブル21の走行に伴って回転する。
【0013】
まずケーブル延線機4,10を使用する前のセット方法について説明する。電磁弁室2のケーブルトレイ3の部分にケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4を設置する。次に自動延線機4の巻取りローラ5にワイヤーロープをセットしてから埋設電線管6内を通し中継端子ボックス7まで引き出す。中継端子ボックス7内にケーブル誘導機8をセットしケーブル誘導機8の上部ローラ9にワイヤーロープを通す。
【0014】
次に中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10をケーブル延線機固定架台11にセットし、再びケーブル誘導機8の下部ローラ12にワイヤーロープを通し、図示されていない下部の制御盤室まで垂らす。次に制御盤室にケーブルドラムを搬入し、そのケーブルの先端にワイヤーロープを取り付けてセットが完了する。
【0015】
次にケーブル延線機4,10を使用しての作業方法について説明する。まずワイヤーロープのたるみを取るために、ケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4を作動させる。ケーブル自動延線機4にはロードリミッタがつけられておりたるみがなくなると巻取りローラ5が止まる仕組みになっている。
【0016】
なお、抵抗が減ると自動的に再起動する。次に中継端子ボックスケーブル自動延線機10を作動させる。下部のケーブルが巻き上げられ、それに伴いケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4の抵抗が減り作動しケーブル21が巻き上げられ、ケーブル布設が完了する。
【0017】
同じケーブルトレイ3上で別の場所の埋設電線管6よりケーブルを布設することが多々あるが、そのときは、ケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4は自走ローラ13によってケーブルトレイ3上を移動する。
【0018】
本実施の形態によれば、埋設電線管6内にケーブル21を布設する手段としてケーブル自動延線機4,10を使用した工事工法にすることにより、作業員の削減を図ることができる。ケーブル引き込み先から中継端子ボックス7までのケーブル布設を自動で行う中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10を用いることにより作業員を2〜4名から1名に削減することができる。
【0019】
中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10でケーブルを布設する際に、中継端子ボックス7部にケーブル誘導機8を設置することにより、スムーズにケーブルが送られ埋設配管6内の摩擦抵抗によるケーブル21の損傷や断線を防ぎ品質を維持することができる。中継端子ボックス部ケーブル自動延線機10を固定するためのケーブル延線機固定架台11を設置することによりケーブル巻き取り時に起こるケーブル自動延線機10のずれを防ぐことができる。
【0020】
中継端子ボックス7からケーブルトレイ3までのケーブル布設を自動で行うケーブルトレイ部ケーブル布設自動延線機4を用いることによりケーブルトレイ3上部での作業員が2〜4名削減できる。さらに、ケーブルトレイ部ケーブル自動延線機4はケーブルトレイ3に沿って移動することができるので、別の個所の埋設電線管ケーブル布設作業への切り替えをスムーズに行うことができる。
【0021】
【発明の効果】
本実施の形態によれば、少数の作業員と短い作業時間で埋設電線管内にケーブルを布設することのできる作業効率のよいケーブルの布設方法および装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のケーブルの布設方法および装置を示し、(a)は全体図、(b)はケーブル延線機の詳細図、(c)はケーブル誘導機の詳細図。
【図2】埋設電線管内にケーブルが布設された状態を示す図。
【図3】従来の埋設電線管内ケーブル布設作業状況を示す図。
【符号の説明】
2…電磁弁室、3…ケーブルトレイ、4…ケーブルトレイ部ケーブル自動延線機、5…巻取りローラ、6…埋設電線管、7…中継端子ボックス、8…ケーブル誘導機、8a…脚、9…上部ローラ、10…中継端子ボックス部ケーブル自動延線機、11…ケーブル延線機固定架台、12…下部ローラ、13…自走ローラ、14…制御盤、15…電磁弁、16…配管、17…制御盤室、18…ケーブルドラム、19…ケーブル延線足場、20…建屋、21…ケーブル、22…作業員、23…運転端末。
Claims (3)
- ケーブルを巻き取る巻取りローラを備え、内部に前記ケーブルを布設すべき埋設電線管の開口部に設けられたケーブルトレイの近傍に設けられるケーブルトレイ部ケーブル自動延線機と、前記ケーブルを支持し円滑に走行させる上部ローラおよび下部ローラを備え、前記埋設電線管に接続された中継端子ボックスに設けられるケーブル誘導機と、前記ケーブルを巻き取る巻取りローラを備え、前記ケーブル誘導機に対向して設けられる中継端子ボックス部ケーブル自動延線機とを備えていることを特徴とするケーブルの布設装置。
- 前記ケーブルトレイ部自動延線機は自走ローラを備え、ケーブルトレイに沿って移動することを特徴とする請求項1記載のケーブルの布設装置。
- ケーブル引き込み先から埋設電線管内を通して中継端子ボックスまでのケーブル布設を請求項1に記載の中継端子ボックス部ケーブル自動延線機によって行い、前記中継端子ボックスから埋設電線管内を通してケーブルトレイまでのケーブル布設を請求項1に記載のケーブルトレイ部ケーブル布設自動延線機によって行うことを特徴とするケーブルの布設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003055778A JP2004266952A (ja) | 2003-03-03 | 2003-03-03 | ケーブルの布設方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003055778A JP2004266952A (ja) | 2003-03-03 | 2003-03-03 | ケーブルの布設方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004266952A true JP2004266952A (ja) | 2004-09-24 |
Family
ID=33119687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003055778A Withdrawn JP2004266952A (ja) | 2003-03-03 | 2003-03-03 | ケーブルの布設方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004266952A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102478838A (zh) * | 2010-11-22 | 2012-05-30 | 上海市电力公司 | 一种电动滚轮集中自动控制系统 |
CN102722147A (zh) * | 2012-05-24 | 2012-10-10 | 广东明阳风电产业集团有限公司 | 用于海上风力发电机组的智能化远程安防监控系统 |
CN106786185A (zh) * | 2016-12-23 | 2017-05-31 | 上海久隆电力(集团)有限公司 | 一种用于隧道内电缆敷设的提升机 |
CN112421498A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-02-26 | 国家电网有限公司 | 一种电缆铺设装置 |
-
2003
- 2003-03-03 JP JP2003055778A patent/JP2004266952A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102478838A (zh) * | 2010-11-22 | 2012-05-30 | 上海市电力公司 | 一种电动滚轮集中自动控制系统 |
CN102722147A (zh) * | 2012-05-24 | 2012-10-10 | 广东明阳风电产业集团有限公司 | 用于海上风力发电机组的智能化远程安防监控系统 |
CN106786185A (zh) * | 2016-12-23 | 2017-05-31 | 上海久隆电力(集团)有限公司 | 一种用于隧道内电缆敷设的提升机 |
CN106786185B (zh) * | 2016-12-23 | 2018-12-25 | 上海久隆电力(集团)有限公司 | 一种用于隧道内电缆敷设的提升机 |
CN112421498A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-02-26 | 国家电网有限公司 | 一种电缆铺设装置 |
CN112421498B (zh) * | 2020-12-09 | 2021-12-17 | 国家电网有限公司 | 一种电缆铺设装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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