JP2004262463A - 充填装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液状物が包装容器のシール部に付着することを確実に防止でき、かつ安定した連続充填が確保できる充填装置を提供する。
【解決手段】ホルダ1に保持された包装容器20をノズル11の下に搬送し、包装容器20にノズル11により所定量の液状物Cを充填する充填装置であって、ホルダ1は、包装容器20を保持するホルダ本体2と、ホルダ本体2に支持されて、ノズル11の先端11aから垂下もしくは落下する液状物C(D)を受ける受け部材6とを備え、受け部材6は、包装容器20がノズル11の下に位置したときに、少なくとも包装容器20の搬送方向Vの後方において、包装容器20とノズル11の先端11aとの間に位置するように、ホルダ1に設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホルダに保持された包装容器に液状物を充填する充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液状物の充填装置においては、ノズルの先端部に残留した液状物が、包装容器への充填を意図していないときに落下し(いわゆる液垂れ)、不用意に包装容器に付着して汚損することを防止するため、充填後に包装容器とノズルとの間隙に、液垂れを受ける受け皿を配置し、また、充填中は受け皿が前記間隙から回避するように構成したものがある(例えば特許文献1参照)。
また、充填後にノズルの先端にエアを吹き付けて、ノズルからの液切れを改善し、液垂れの発生を抑制したものも知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平07−040906号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、接着剤やインキなどのように、粘稠な液状物やペースト状物の場合、ノズルからの液切れが悪く、糸状に垂れ下がっていわゆる糸引きを起こしやすく、糸引きがノズルから落下するまでの時間が長いため、包装容器とノズルとの間隙に受け皿を配置したのでは、充填の能率が著しく低下するという問題がある。また、エアなどで糸引きを切断するようにした場合、ノズルから切り離された糸状の液状物が包装容器に付着することを防止することが困難であり、包装容器に付着して汚損したり、液状物が包装容器のシール部に付着した場合には、液状物の液噛みにより、包装容器をシールできないことがあった。
さらに、充填する液状物の中に気泡が絡んでいる場合、充填時に気泡の影響で充填圧力が不安定となり過充填や充填不足が発生することがあり、計量の正確性に劣っていた。
【0005】
従って、上記問題を解決し、液状物が包装容器のシール部に付着することを確実に防止できる充填装置を提供することが本発明の課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、ホルダに保持された包装容器をノズルの下に搬送し、前記包装容器に前記ノズルにより所定量の液状物を充填する充填装置であって、
前記ホルダは、包装容器を保持するホルダ本体と、ホルダ本体に支持されて、前記ノズルの先端から落下もしくは垂下する液状物を受ける受け部材とを備えており、
前記受け部材は、前記包装容器が前記ノズルの下に位置したときに、少なくとも前記包装容器の搬送方向後方において、前記包装容器と前記ノズルの先端との間に位置するように、前記ホルダに設けられていることを特徴とする充填装置を提供する。
【0007】
前記受け部材は筒状であることが好ましい。また、前記受け部材は、充填時に下端部が前記包装容器の開口端縁より下方に位置するように設けられていることが好ましい。包装容器としては、例えば袋体を採用することができる。
前記液状物の重量を測定する計量手段を備え、前記包装容器が前記ノズルの下に位置したときに、前記包装容器および受け部材を含めた前記ホルダの全体が前記計量手段により計量されるようになっていることが好ましい。
前記計量手段はロードセルが好ましい。さらに、前記液状物の正確な重量を計量するために、先に計量した物の重量を基に後計量物の計量に補正をかける手段を備えることが好ましい。
前記包装容器に所定量の液状物を充填する充填弁として、流量調整手段を有する弁を用いることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に基づいて、本発明を詳しく説明する。
図1は、本実施の形態の充填装置の要部を示す概略斜視図である。図2は、図1の充填装置において包装容器を保持するホルダを示す概略斜視図である。図3は、このホルダの受け部材により、ノズルからの液だれを受ける様子を示す図である。図4は、包装容器をシールする様子を示す概略斜視図である。
【0009】
本実施の形態の充填装置は、図1〜4に示すようなホルダ1を備えることを特徴とする。このホルダ1は、包装容器20ごとに個別に設けられ、充填装置において所定の経路を搬送されるようになっており、包装容器20を保持するホルダ本体2と、ノズル11の先端11aから落下もしくは垂下する液状物Cの液だれ(糸引き)を受ける受け部材6を備えている。
【0010】
本発明の充填装置は、例えば、食品、飲料、工業化学品、医薬品、化粧品など種々の分野における液状物の充填に利用できる。包装容器20は特に限定されるものではないが、ここでは、2つの収納室23を備える袋体となっている。一般に、本発明の充填装置に適用可能な包装容器20の形態としては、プラスチックフィルムやラミネートフィルムなどの可撓性を有する材料からなる袋体(パウチ)の他、カップや箱体、缶体などが例示される。
【0011】
包装容器20に充填される液状物Cも特に限定されるものではないが、ノズル11の先端11aからの液だれや糸引きDが顕著な、粘稠性の高い液状物やペースト状物、さらにそれら粘稠性の高い液状物やペースト状物に気泡を含んだものに好適である。
また、図示したように、2種以上の液状物Cを1つの包装容器20に充填するものとして特に例示をすれば、開封後に液状物を混合して用いるようなものであり、例えば、2液型の接着剤、レジストインキ、マーキングインキ等のほか、食品分野における液卵の黄身と白身などでは、従来から収納室を分けた包装が行われている。
【0012】
ホルダ本体2は、略平板状の基部3と、この基部3上に立設し、先端に包装容器20を把持するチャック4が取り付けられたチャック支持部5とを備えて構成されている。このホルダ1は、包装容器20の両側部のフィルム貼り合わせ部20aをチャック4で把持することにより、包装容器20をその開口部21が上方に向いた状態に保持することができる。
【0013】
受け部材6は、ここでは上下に開口した筒状の部材であり、前記基部3から立設された受け部材支持手段7により、昇降可能に支持されている。受け部材支持手段7は、ここでは、受け部材6を昇降させる昇降機構7aと、この昇降機構7aから上方に突出し、この突出量が昇降機構7aにより上下させられるようになっている支柱7bと、この支柱7bの上端に、ほぼ水平に設けられ、概略T字状に先端側が分岐して形成された支持部材7cとから構成されており、受け部材6は、支持部材7cの先端部の2箇所に取り付けられている。
昇降機構7aとしては、電動モータや、エアシリンダ、油圧シリンダーなど、受け部材6を駆動して昇降させるものでもよく、また、ネジやラッチ、カムなどによって受け部材6の基部3からの高さを少なくとも2通りに変化させて支持することができる機構であっても良い。
【0014】
次に、本発明の充填装置の動作を説明する。図1に示すように、包装容器20をホルダ1に保持させ、包装容器20の開口部21を開口し、昇降機構7aにより受け部材6を下降させて開口部21に嵌入させ、受け部材6の下端が開口部21の開口端縁21aより下方に位置させる。これにより、包装容器20のシール部22が受け部材6によって覆われると共に、受け部材6により開口部21が広がった状態が維持される。
【0015】
受け部材6がノズル11の下方に位置するように包装容器20を搬送し、ノズル11から流下する液状物Cを、受け部材6を通して包装容器20の各収納室23に所定量充填する。受け部材6は、ノズル11から流下する液状物Cの流下経路Pの周囲を完全に取り囲んでいる。
ホルダ1は、包装容器20を個別に保持するようになっているので、包装容器20を保持したホルダ1ごと、ロードセルなどの計量手段に載せ、ホルダ1を含めた包装容器20の重量を風袋として充填中の重量変化を測定することにより、液状物Cの充填量を、適切に制御することができる。
【0016】
充填後、包装容器20はノズル11の下から搬出される、この際、図3(a)に示すように、ノズル11の先端11aから、該ノズル11に残留した液状物Cが落下もしくは垂下して液だれDが生じることがあるが、この液だれDは、図3(b)に示すように受け部材6により切断され、図3(c)に示すように、受け部材6に付着する。これにより、液だれDが包装容器20のシール部22に付着することが抑制される。
図4に示すように、昇降機構7aにより受け部材6を上昇させてから、包装容器20のシール部22を、シール手段12を用いて熱融着などの手法によりシールし、包装容器20を密閉する。
【0017】
このように、本実施の形態の充填装置によれば、包装容器20がノズル11の下に位置したときに、ホルダ1に取り付けられた受け部材6が、包装容器20のシール部22の内面を覆って、ノズル11から流下する液状物Cの流下経路Pの周囲を完全に取り囲むように配置されているので、充填中に流下経路Pの液状物Cが空調の気流などにより振動したとしても、シール部22内面に液状物Cが付着しない。しかも、充填時に受け部材6を開口部21に嵌入させることにより、開口部21の開口状態が維持される。
【0018】
また、受け部材6は包装容器20に対する相対位置を維持しながら搬送されるので、充填後、ノズル11から落下もしくは垂下する液だれや糸引きDは、受け部材6に切断されて受け部材6に付着し、シール部22内面に付着しない。さらに、付着した液だれDが収納室23に落下したとしても、包装容器20のシール部22内面に液だれDが付着することがない。
従って、シール時の液噛みを防ぎ、シール不良を抑制し、安定して良好なシールを行うことができる。
【0019】
図5は、本発明の第2の実施の形態の充填装置に係るホルダを示す概略斜視図である。このホルダ1は、図5(a)に示すように、受け部材6が半円弧状の断面を有する半割り円筒状の壁体であることを除いて、上記第1の実施の形態の充填装置に係るホルダ1と同様に構成されている。この受け部材6は、ホルダ1の搬送方向(図5に示す矢印Vの方向)に凹面側を向けて配置されている。
【0020】
このホルダ1では、受け部材6は、図5(b)に仮想線で示すように包装容器20がノズル11の下に位置したときに、包装容器20の搬送方向Vの後方において、包装容器20とノズル11の先端11aとの間に位置するように、設けられている。なお、図5(b)では、受け部材6は、形状が分かりやすいように、正面からではなく、若干斜めの方向から見た形状を図示してある。
【0021】
充填後、包装容器20が搬送方向Vに搬送されたとき、液だれDは、図5(b)に示すように受け部材6により切断されて、受け部材6に付着する。このように受け部材6が充填時にノズル11からの流下経路Pの周囲を完全に囲んでいなくても、液だれDが包装容器20のシール部22内面への付着を充分に抑制し、シール時の液噛みを防止することができる。
【0022】
図6は、本発明の第3の実施の形態の充填装置に係るホルダを示す図である。このホルダ1では、受け部材6は、円筒状の液受け部6aと、この液受け部6aから一定間隔で垂設された複数本の棒状の開口部材6bとから構成されている。
充填時、受け部材6は、開口部材6bが包装容器20の開口部21に嵌入し、液受け部6aが開口部21より上に位置するように配置される。
このような構成のホルダ1によれば、液受け部6aにより、シール部22への液だれDの付着を抑制することができるとともに、開口部材6bにより、開口部21の開口状態を維持できる。
【0023】
図7は、本発明の第4の実施の形態の充填装置を示す概略構成図である。この充填装置40は、液状物を貯蔵するタンク41と、包装容器に液状物を充填するノズル42A、42Bと、タンク41からノズルに液状物を供給する供給配管43と、液状物の充填量を計量するロードセル44と、液状物を送液するポンプ45と、液状物の流量を調整する充填弁46とを備えている。
なお、包装容器を保持するためのホルダは、図7では省略されているが、適宜上記した構成のものを用いることはいうまでもない。
【0024】
図7に示すように、充填装置40においては、一本の供給配管43から複数本の分岐配管43a、43bを分岐させ、各分岐配管43a、43bの先端にノズル42A、42Bが取り付けられている。分岐配管およびノズルの本数は、図3では2本としてあるが、もちろん、包装容器20の個数に合わせて3本以上とすることもできる。
【0025】
充填弁46は、それぞれの分岐配管43a、43bに設けられる。充填弁46としては、流量調整手段を有する弁を用いることが好ましい。
例えば2個の弁47、48を直列に接続したものを用いることができる。充填開始時には両弁47、48を開口する。充填が進行して目的重量に近づいた時には片側の弁48を閉じて弁47を通過する液状物の流量を減少させる。さらに目的重量になった時に弁47を閉じて充填を終了する。
このような弁を用いることにより、計量ばらつきを低減させ、計量の正確性を向上させることができる。特に、液状物の粘稠性が高く、中に気泡が絡みやすい場合、充填する液状物の粘度、粒度、チクソ性、気泡絡み等の性状の差に関係なく安定した連続充填作業性を確保することができる。
また、充填弁46として、1つの弁により開口量を2段、多段、もしくは連続的に調整可能な構造の物を用いても同じ効果を得ることができる。
【0026】
複数の包装容器20A、20Bに充填する場合には、包装容器20Aおよび包装容器20Bの充填終了時期に、一定の時間差を設けることが好ましい。これにより、同一の供給配管43から内容物を供給する場合においても、複数の充填弁46、46を同時に閉じることにより発生する液状物の液量変化や流れの不安定化が抑制され、ロードセル44の計量不良や、ノズルからの液だれを抑制することができる。充填終了時期の時間差は、充填効率に鑑みて2秒以内とすることが好ましい。
充填終了時期の時間差を設けるためには、例えば、分岐配管43a側の充填弁46を開いて包装容器20Aの充填を開始した直後に分岐配管43b側の充填弁46を開いて包装容器20Bの充填を開始し、包装容器20A、20Bの充填開始時期に時間差を設けるようにしてもよい。また、例えば、分岐配管43a、43bに流量差を設けることにしても達成できる。
【0027】
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明はこの実施の形態のみに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、包装容器は一つの収納室を有するものであっても良い。
また、上記実施の形態では、受け部材6が昇降するようになっていたが、要は受け部材6と包装容器20との相対関係が同様になればよく、充填時には受け部材6に対して包装容器20が上昇して受け部材6が包装容器20に嵌入し、シール時に受け部材6に対して包装容器20が下降して受け部材6が包装容器20から退出するにしても良い。
また、例えば、液状物Cの流下経路Pが包装容器20の搬送方向の前方に位置する場合や液だれDが糸引きしにくい場合、充填時に受け部材6が包装容器20の開口端縁21aより上方にあっても良い。この場合、充填時と、シール時とで、受け部材6が昇降する必要がなく、昇降機構を省略することができる。
【0028】
そして、上記実施の形態では、充填量の制御にロードセルを用いたが、ピストンシリンダなどを用いて容量により充填量を制御しても良い。ロードセルの代わりに、電子上皿天秤など他の秤量装置を用いても良い。
さらに、上記実施の形態では、ホルダ本体2をチャック支持部5や受け部支持手段7が独立した平板状の基部3から立設されたものとしたが、例えば、ロータリー式充填装置などの場合、回転する円盤または回転軸を基部3として、チャック支持部5や受け部支持手段7が水平や斜め方向に突設されたものであっても良い。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の充填装置は、ホルダに保持された包装容器をノズルの下に搬送し、前記包装容器に前記ノズルにより所定量の液状物を充填する充填装置であって、前記ホルダは、包装容器を保持するホルダ本体と、ホルダ本体に支持されて、前記ノズルの先端から垂下もしくは落下する液状物を受ける受け部材とを備えており、前記受け部材は、前記包装容器が前記ノズルの下に位置したときに、少なくとも前記包装容器の搬送方向後方において、前記包装容器と前記ノズルの先端との間に位置するように、前記ホルダに設けられたものであるので、包装容器のシール部への液だれの付着が抑制され、シール部での液噛みが防止され、シール不良を効果的に抑制することができる。
【0030】
受け部材が筒状であれば、ノズルから流下する液状物の流下経路を完全に取り囲むことができるので、包装容器のシール部への液状物の付着が一層効果的に抑制される。
【0031】
受け部材が、充填時に下端部が包装容器の開口端縁より下方に位置するように設けられていれば、包装容器のシール部への液状物の付着が一層効果的に抑制される。また、包装容器が柔軟なパウチやチューブなどの場合、受け部材により、当該包装容器の開口部の開口状態を維持することができる。
包装容器が袋体であれば、熱溶着などの手法により、シールが容易である。
【0032】
前記液状物の重量を測定する計量手段を備え、前記包装容器が前記ノズルの下に位置したときに、前記包装容器および受け部材を含めた全体が前記計量手段により計量されるようになっていれば、充填前の重量を風袋として、液状物の充填量の制御および管理が容易になる。
前記計量手段がロードセルであれば、精度の高い計量が可能になる。
前記包装容器に所定量の液状物を充填する充填弁として、流量調整手段を有する弁を用いた場合、充填する液状物の中に気泡が絡んでいる場合でも、計量ばらつきを低減させ、充填する液状物の粘度、粒度、チクソ性、気泡絡み等の性状の差に関係なく安定した連続充填作業性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の充填装置の要部を示す概略図である。
【図2】図1の充填装置に係るホルダを示す概略斜視図である。
【図3】図1の充填装置により液状物を充填する様子を説明する図である。
【図4】図1の充填装置により包装容器をシールする様子を説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の充填装置に関し、(a)ホルダを示す概略斜視図、(b)液状物を充填する様子を説明する図である。
【図6】本発明の第3の実施形態の充填装置に係るホルダを示す概略斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施形態の充填装置を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1…ホルダ、2…ホルダ本体、6…受け部材、11…ノズル、11a…ノズルの先端、20…包装容器、21a…開口端縁、44…ロードセル、46…充填弁、C…液状物、D…液だれ、V…搬送方向。

Claims (7)

  1. ホルダに保持された包装容器をノズルの下に搬送し、前記包装容器に前記ノズルにより所定量の液状物を充填する充填装置であって、
    前記ホルダは、包装容器を保持するホルダ本体と、ホルダ本体に支持されて、前記ノズルの先端から落下もしくは垂下する液状物を受ける受け部材とを備えており、
    前記受け部材は、前記包装容器が前記ノズルの下に位置したときに、少なくとも前記包装容器の搬送方向後方において、前記包装容器と前記ノズルの先端との間に位置するように、前記ホルダに設けられていることを特徴とする充填装置。
  2. 前記受け部材は筒状であることを特徴とする請求項1に記載の充填装置。
  3. 前記受け部材は、充填時に下端部が前記包装容器の開口端縁より下方に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の充填装置。
  4. 前記包装容器が袋体であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の充填装置。
  5. 前記液状物の重量を測定する計量手段を備え、前記包装容器が前記ノズルの下に位置したときに、前記包装容器および受け部材を含めた前記ホルダの全体が前記計量手段により計量されるようになっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の充填装置。
  6. 前記計量手段がロードセルであることを特徴とする請求項5に記載の充填装置。
  7. 前記包装容器に所定量の液状物を充填する充填弁として、流量調整手段を有する弁を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の充填装置。
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