JP2004259767A - セラミック基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】一次分割溝や二次分割溝に沿った不所望な割れが発生しにくく、かつ、チップ状電子部品の端面形状不良を防止する効果が高いセラミック基板を提供すること。
【解決手段】セラミック基板11は、表面(上面A)側に形成される一次分割溝12aの深さd1が、裏面(下面B)側に形成される一次分割溝12bの深さd2よりも深く、かつ、表面側に形成される二次分割溝13aの深さd3が、裏面側に形成される二次分割溝13bの深さd4よりも浅くしてある。そして、セラミック基板11の表裏両面間の厚さ寸法をtとしたとき、(d1+d2)の値と(d3+d4)の値をいずれも0.45t〜0.65tの範囲内に設定し、かつ、(d1+d2)≧(d3+d4)となるように設定してある。
【選択図】 図2
【解決手段】セラミック基板11は、表面(上面A)側に形成される一次分割溝12aの深さd1が、裏面(下面B)側に形成される一次分割溝12bの深さd2よりも深く、かつ、表面側に形成される二次分割溝13aの深さd3が、裏面側に形成される二次分割溝13bの深さd4よりも浅くしてある。そして、セラミック基板11の表裏両面間の厚さ寸法をtとしたとき、(d1+d2)の値と(d3+d4)の値をいずれも0.45t〜0.65tの範囲内に設定し、かつ、(d1+d2)≧(d3+d4)となるように設定してある。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分割溝が格子状に形成されていて、チップ状電子部品を多数個取りする大判基板として用いられるセラミック基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
格子状の分割溝を設けたセラミック基板を用いると、その片面に多数の回路素子(例えば抵抗素子)を一括して形成した後、一次分割溝に沿って短冊状に分割し、この短冊状分割片に端面電極を形成してから二次分割溝に沿って分割することにより、多数のチップ状電子部品を効率よく一括製造することができる。そして、従来のこの種のセラミック基板では、一般的に、回路素子が形成される基板片面のみに、直線状に延びる複数の一次分割溝と、一次分割溝に対し直交する方向に延びる複数の二次分割溝とが形成されていた。しかしながら、格子状の分割溝が片面のみに形成されているセラミック基板を使用すると、分割工程でセラミック基板の他面側が斜めに破断して、チップ状電子部品の端面となる分割面の形状がいびつになりやすいため、自動実装に支障をきたす等の不良品が発生して、チップ状電子部品の製造歩留まりが向上させにくいという問題があった。
【0003】
そこで従来、セラミック基板の表裏両面にそれぞれ一次分割溝および二次分割溝を格子状に形成し、かつ、一次分割溝の深さの和が二次分割溝の深さの和よりも大きくなるように設定しておくという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図8は、かかる従来のセラミック基板の分割溝を示す要部断面図であり、同図(a)は一次分割溝、同図(b)は二次分割溝を示している。
【0004】
図8において、セラミック基板1の上面(表面)Aは回路素子が形成される面であり、下面(裏面)Bはチップ状電子部品の底面となる面である。このセラミック基板1には、一次分割工程での分割溝として、上面Aに直線状に延びる複数の一次分割溝2aが等ピッチに形成されていると共に、下面Bで各一次分割溝2aと対応する位置にそれぞれ一次分割溝2bが形成されており、これら対をなす一次分割溝2a,2bは深さD1に設定されている。同様に、二次分割工程での分割溝として、上面Aに一次分割溝2aに対し直交する方向に延びる複数の二次分割溝3aが等ピッチに形成されていると共に、下面Bで各二次分割溝3aと対応する位置にそれぞれ二次分割溝3bが形成されており、これら対をなす二次分割溝3a,3bは深さD2(ただしD2<D1)に設定されている。
【0005】
このように表裏両面に格子状の分割溝が形成してあるセラミック基板1は、一次分割工程で表面側の一次分割溝2aがブレイクされると裏面側の一次分割溝2bに向かって破断しやすく、かつ、二次分割工程で表面側の二次分割溝3aがブレイクされると裏面側の二次分割溝3bに向かって破断しやすいため、チップ状電子部品の端面形状不良が発生しにくくなって製造歩留まりの向上が期待できる。また、このセラミック基板1では、一次分割溝2a,2bの深さの和(2D1)を二次分割溝3a,3bの深さの和(2D2)よりも大きくすることにより、一次分割溝2a,2bに比して二次分割溝3a,3bのブレイク強度を高めているので、一次分割工程で懸念される二次分割溝3a,3bに沿った不所望な割れが発生しにくくなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図8に示す従来のセラミック基板1は、分割溝が片面のみに形成されているセラミック基板に比べると、チップ状電子部品の製造歩留まりを向上させるうえで有効であるが、表裏両面に深めの一次分割溝2a,2bを形成すると両一次分割溝2a,2b間が肉薄になって、回路素子の印刷工程時(例えばチャッキング時やスキージング時)などに付与される加圧力で一次分割溝2a,2bに沿った不所望な割れが発生しやすくなる。そのため、実際には一次分割溝2a,2bをあまり深く形成することはできないが、そうなると二次分割溝3a,3bの深さと大差なくなってしまうため、一次分割工程で二次分割溝3a,3bに沿った割れが発生する危険性が高まる。また、二次分割溝3a,3bを表裏両面に浅めに形成してブレイク強度を高めた場合には、両二次分割溝3a,3b間が肉厚になってしまうため、二次分割工程でチップ状電子部品の端面形状不良が発生する危険性が高まる。
【0007】
なお、表面側の一次分割溝2aのみを深くして裏面側の一次分割溝2bは浅くすることにより両一次分割溝2a,2b間の厚みを確保したセラミック基板も知られているが、このものも、表裏両面の二次分割溝3a,3b間をある程度肉厚に設定しておかないと、一次分割工程で二次分割溝3a,3bに沿った割れが発生しやすくなってしまうため、二次分割工程で懸念されるチップ状電子部品の端面形状不良を防止する効果は十分とは言えなかった。
【0008】
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、一次分割溝や二次分割溝に沿った不所望な割れが発生しにくく、かつ、チップ状電子部品の端面形状不良を防止する効果が高い優れたセラミック基板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明によるセラミック基板では、直線状に延びて一次分割工程での分割溝となる複数の一次分割溝と、該一次分割溝に対し直交する方向に延びて二次分割工程での分割溝となる複数の二次分割溝とを、表裏両面に格子状に配列させて形成すると共に、前記表裏両面のうち回路素子が形成される表面側に形成される前記一次分割溝の深さを、裏面側に形成される前記一次分割溝の深さよりも深くし、かつ、前記表面側に形成される前記二次分割溝の深さを、前記裏面側に形成される前記二次分割溝の深さよりも浅くした。
【0010】
このように構成されたセラミック基板は、一次分割溝と二次分割溝のいずれもが片面側で深く他面側で浅くなっているため、表裏両面の一次分割溝どうしの間および表裏両面の二次分割溝どうしの間に、印刷工程時などに付与される加圧力で割れる恐れのない厚みを確保することができる。また、一次分割工程において表面側に深めに形成されている一次分割溝は開く向きにブレイクされるが、この表面側に形成されている二次分割溝は浅めなので、一次分割工程で懸念される二次分割溝に沿った不所望な割れが発生する危険性は少ない。また、その後の二次分割工程において、表面側の二次分割溝が開く向きにブレイクされると裏面側に深めに形成されている二次分割溝に向かって破断しやすくなるので、チップ状電子部品の端面形状不良も発生しにくい。
【0011】
かかる構成において、セラミック基板の表裏両面間の厚さ寸法をtとしたとき、該表裏両面にそれぞれ形成される一次分割溝の深さの和を0.45t〜0.65tの範囲内に設定すると共に、該表裏両面にそれぞれ形成される二次分割溝の深さの和を0.45t〜0.65tの範囲内に設定し、かつ、一次分割溝の深さの和を二次分割溝の深さの和よりも大きな値に設定しておけば、各分割溝に沿った不所望な割れや端面形状不良を確実に防止するという観点から好ましい。このとき、表面側に形成される一次分割溝の深さと裏面側に形成される二次分割溝の深さをいずれも0.25t以上に設定すると共に、裏面側に形成される一次分割溝の深さと表面側に形成される二次分割溝の深さをいずれも0.1t以上に設定しておくことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係るセラミック基板の平面図、図2は該セラミック基板の分割溝を示す要部断面図、図3は該セラミック基板上に電極を配設した状態を示す要部平面図、図4は該セラミック基板上に抵抗体を配設した状態を示す要部平面図、図5は該セラミック基板上にガラスコート層を配設した状態を示す要部平面図、図6は該セラミック基板を一次分割して得た短冊状分割片の平面図、図7は該短冊状分割片を二次分割して得たチップ抵抗器の断面図である。
【0013】
図1,2に示すセラミック基板11は、図7に示すチップ抵抗器10を多数個取りするための大判基板であって、アルミナを主成分とする絶縁性材料からなる。セラミック基板11の上面(表面)Aは、抵抗体14等が形成される回路素子形成面であり、この上面Aに一次分割溝12aと二次分割溝13aが格子状の配列で形成されている。また、セラミック基板11の下面(裏面)Bはチップ抵抗器10の底面となる面であり、この下面Bに一次分割溝12bと二次分割溝13bが格子状の配列で形成されている。すなわち、このセラミック基板11には一次分割工程での分割溝として、上面Aに直線状に延びる複数の一次分割溝12aが等ピッチに形成されていると共に、下面Bで各一次分割溝12aと対応する位置にそれぞれ一次分割溝12bが形成されている。ただし、図2(a)に示すように、上面A側の一次分割溝12aの深さd1は下面B側の一次分割溝12bの深さd2よりも深く、セラミック基板11の表裏両面間の厚さ寸法をtとしたとき、(d1+d2)の値が0.45t〜0.65tを満足するように設定されている。また、このセラミック基板11には二次分割工程での分割溝として、上面Aに一次分割溝12aに対し直交する方向に延びる複数の二次分割溝13aが等ピッチに形成されていると共に、下面Bで各二次分割溝13aと対応する位置にそれぞれ二次分割溝13bが形成されている。ただし、図2(b)に示すように、上面A側の二次分割溝13aの深さd3は下面B側の二次分割溝13bの深さd4よりも浅く、(d3+d4)の値が(d1+d2)の値よりも大きくなくて0.45t〜0.65tを満足するように設定されている。
【0014】
かかるセラミック基板11からチップ抵抗器10を多数個取りするための製造工程について説明すると、まず、図3に示すように、セラミック基板11の表裏両面に銀ペーストまたは銀とパラジウムのペーストをスクリーン印刷して焼成することにより、個々のチップ抵抗器10に対応する表面電極15と裏面電極16(図7参照)を形成する。ここで、表面電極15と裏面電極16はどちらを先に印刷形成してもよい。
【0015】
次に、図4に示すように、セラミック基板11の表面側に酸化ルテニウム等の抵抗体ペーストをスクリーン印刷して焼成することにより、隣接する一対の表面電極15間にそれぞれ抵抗体14を形成する。そして、図5に示すように、各抵抗体14を被覆するようにガラスペーストをスクリーン印刷して焼成することにより、帯状のガラスコート層17を形成し、この後、抵抗体14をレーザトリミングすることにより、各抵抗体14を所定の抵抗値に調整する。なお、ガラスコート層17は、抵抗体14の非トリミング領域がレーザの熱で損傷しないように保護する役目を果たす。
【0016】
次に、ガラスコート層17およびトリミング部分を被覆するようにエポキシ等の樹脂ペーストをスクリーン印刷して加温硬化することにより、帯状のオーバーコート層18を形成し、この後、一次分割溝12a,12bに沿ってセラミック基板11を分割する一次分割を行って、図6に示すような短冊状分割片19を形成する。なお、抵抗体14のトリミングした部分はオーバーコート層18によって被覆されるため、抵抗体14は露出部分がなくなって酸化等に起因する抵抗値の変動が防止できる。
【0017】
次に、短冊状分割片19の長手方向に沿って延びる一対の側端面にそれぞれニッケルクロム等をスパッタすることにより、表面電極15と裏面電極16の端面どうしを橋絡する端面電極20(図7参照)を形成し、この端面電極20と表面電極15および裏面電極16からなる下地電極層を得る。そして、この短冊状分割片19を二次分割溝13a,13bに沿って個々のチップ状基板21に分割する二次分割を行った後、各チップ状基板21の下地電極層に電解めっきを施してニッケルめっき層22と半田めっき層23とを形成することにより、図7に示すようなチップ抵抗器10が得られる。なお、これらのめっき層22,23は、電極くわれの防止や半田付けの信頼性向上を図るためのものである。
【0018】
このように本実施形態例に係るセラミック基板11は、表裏両面(上面Aと下面B)に形成されている一方の一次分割溝12aが深くて他方の一次分割溝12bが浅く、かつ、一方の二次分割溝13aが浅くて他方の二次分割溝13bが深くしてあるため、表裏両面の一次分割溝12a,12bどうしの間、および表裏両面の二次分割溝13a,13bどうしの間に、印刷工程時(例えばチャッキング時やスキージング時)などに付与される加圧力で割れる恐れのない厚みが確保されている。また、一次分割工程において、上面A側に深めに形成されている一次分割溝12aは開く向きにブレイクされるが、この上面A側に形成されている二次分割溝13aは浅めなので、一次分割工程で二次分割溝13a,13bに沿う不所望な割れが発生する危険性は少ない。また、その後の二次分割工程においては、上面A側の二次分割溝13aが開く向きにブレイクされるが、このとき短冊状分割片19は下面B側に深めに形成されている二次分割溝13bに向かって破断しやすく、二次分割溝13bを外れた破断面が生じる可能性は低いため、多数個取りしたチップ抵抗器10の端面形状がいびつになる可能性は低い。したがって、このようなセラミック基板11を大判基板として使用することにより、チップ抵抗器10の製造歩留まりを大幅に向上させることができる。
【0019】
なお、本実施形態例では、セラミック基板11の表裏両面に形成される一次分割溝12a,12bの深さの和(d1+d2)と、二次分割溝13a,13bの深さの和(d3+d4)を、いずれも、該セラミック基板11の表裏両面間の厚さ寸法tの45〜65%に設定し、かつ、(d1+d2)≧(d3+d4)となるように設定してあるが、このような条件を満足することにより、各分割溝に沿った不所望な割れや端面形状不良を確実に防止することができる。このとき、深めに形成されている一次分割溝12aと二次分割溝13bの深さd1,d4をいずれも0.25t以上に設定すると共に、浅めに形成されている一次分割溝12bと二次分割溝13aの深さd2,d3をいずれも0.1t以上に設定しておくことが好ましい。例えば、セラミック基板11の表裏両面間の厚さ寸法が280μmである場合、d1とd4は約70μm以上に設定し、かつ、d2とd3は約30μm以上に設定しておくことが好ましい。
【0020】
また、本実施形態例ではセラミック基板11からチップ抵抗器10を製造する場合について説明したが、チップコンデンサなどの他のチップ状電子部品の大判基板として用いられるセラミック基板であっても、本発明を適用できることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】
表面側に形成される一次分割溝の深さを裏面側に形成される一次分割溝の深さよりも深くし、かつ、表面側に形成される二次分割溝の深さを裏面側に形成される二次分割溝の深さよりも浅くしたセラミック基板なので、表裏両面の一次分割溝どうしの間、および表裏両面の二次分割溝どうしの間に、印刷工程時などに付与される加圧力で割れる恐れのない厚みを確保することができる。そして、表面側の二次分割溝が浅めなため、一次分割工程で懸念される二次分割溝に沿った不所望な割れを防止する効果が高く、また、二次分割工程では裏面側の深めの二次分割溝に向かって破断しやすいため、チップ状電子部品の端面形状不良を防止する効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係るセラミック基板の平面図である。
【図2】該セラミック基板の分割溝を示す要部断面図である。
【図3】該セラミック基板上に電極を配設した状態を示す要部平面図である。
【図4】該セラミック基板上に抵抗体を配設した状態を示す要部平面図である。
【図5】該セラミック基板上にガラスコート層を配設した状態を示す要部平面図である。
【図6】該セラミック基板を一次分割して得た短冊状分割片の平面図である。
【図7】該短冊状分割片を二次分割して得たチップ抵抗器の断面図である。
【図8】従来例に係るセラミック基板の分割溝を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 チップ抵抗器
11 セラミック基板
12a,12b 一次分割溝
13a,13b 二次分割溝
14 抵抗体
15 表面電極
16 裏面電極
17 ガラスコート層
18 オーバーコート層
19 短冊状分割片
20 端面電極
21 チップ状基板
22,23 めっき層
【発明の属する技術分野】
本発明は、分割溝が格子状に形成されていて、チップ状電子部品を多数個取りする大判基板として用いられるセラミック基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
格子状の分割溝を設けたセラミック基板を用いると、その片面に多数の回路素子(例えば抵抗素子)を一括して形成した後、一次分割溝に沿って短冊状に分割し、この短冊状分割片に端面電極を形成してから二次分割溝に沿って分割することにより、多数のチップ状電子部品を効率よく一括製造することができる。そして、従来のこの種のセラミック基板では、一般的に、回路素子が形成される基板片面のみに、直線状に延びる複数の一次分割溝と、一次分割溝に対し直交する方向に延びる複数の二次分割溝とが形成されていた。しかしながら、格子状の分割溝が片面のみに形成されているセラミック基板を使用すると、分割工程でセラミック基板の他面側が斜めに破断して、チップ状電子部品の端面となる分割面の形状がいびつになりやすいため、自動実装に支障をきたす等の不良品が発生して、チップ状電子部品の製造歩留まりが向上させにくいという問題があった。
【0003】
そこで従来、セラミック基板の表裏両面にそれぞれ一次分割溝および二次分割溝を格子状に形成し、かつ、一次分割溝の深さの和が二次分割溝の深さの和よりも大きくなるように設定しておくという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図8は、かかる従来のセラミック基板の分割溝を示す要部断面図であり、同図(a)は一次分割溝、同図(b)は二次分割溝を示している。
【0004】
図8において、セラミック基板1の上面(表面)Aは回路素子が形成される面であり、下面(裏面)Bはチップ状電子部品の底面となる面である。このセラミック基板1には、一次分割工程での分割溝として、上面Aに直線状に延びる複数の一次分割溝2aが等ピッチに形成されていると共に、下面Bで各一次分割溝2aと対応する位置にそれぞれ一次分割溝2bが形成されており、これら対をなす一次分割溝2a,2bは深さD1に設定されている。同様に、二次分割工程での分割溝として、上面Aに一次分割溝2aに対し直交する方向に延びる複数の二次分割溝3aが等ピッチに形成されていると共に、下面Bで各二次分割溝3aと対応する位置にそれぞれ二次分割溝3bが形成されており、これら対をなす二次分割溝3a,3bは深さD2(ただしD2<D1)に設定されている。
【0005】
このように表裏両面に格子状の分割溝が形成してあるセラミック基板1は、一次分割工程で表面側の一次分割溝2aがブレイクされると裏面側の一次分割溝2bに向かって破断しやすく、かつ、二次分割工程で表面側の二次分割溝3aがブレイクされると裏面側の二次分割溝3bに向かって破断しやすいため、チップ状電子部品の端面形状不良が発生しにくくなって製造歩留まりの向上が期待できる。また、このセラミック基板1では、一次分割溝2a,2bの深さの和(2D1)を二次分割溝3a,3bの深さの和(2D2)よりも大きくすることにより、一次分割溝2a,2bに比して二次分割溝3a,3bのブレイク強度を高めているので、一次分割工程で懸念される二次分割溝3a,3bに沿った不所望な割れが発生しにくくなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図8に示す従来のセラミック基板1は、分割溝が片面のみに形成されているセラミック基板に比べると、チップ状電子部品の製造歩留まりを向上させるうえで有効であるが、表裏両面に深めの一次分割溝2a,2bを形成すると両一次分割溝2a,2b間が肉薄になって、回路素子の印刷工程時(例えばチャッキング時やスキージング時)などに付与される加圧力で一次分割溝2a,2bに沿った不所望な割れが発生しやすくなる。そのため、実際には一次分割溝2a,2bをあまり深く形成することはできないが、そうなると二次分割溝3a,3bの深さと大差なくなってしまうため、一次分割工程で二次分割溝3a,3bに沿った割れが発生する危険性が高まる。また、二次分割溝3a,3bを表裏両面に浅めに形成してブレイク強度を高めた場合には、両二次分割溝3a,3b間が肉厚になってしまうため、二次分割工程でチップ状電子部品の端面形状不良が発生する危険性が高まる。
【0007】
なお、表面側の一次分割溝2aのみを深くして裏面側の一次分割溝2bは浅くすることにより両一次分割溝2a,2b間の厚みを確保したセラミック基板も知られているが、このものも、表裏両面の二次分割溝3a,3b間をある程度肉厚に設定しておかないと、一次分割工程で二次分割溝3a,3bに沿った割れが発生しやすくなってしまうため、二次分割工程で懸念されるチップ状電子部品の端面形状不良を防止する効果は十分とは言えなかった。
【0008】
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、一次分割溝や二次分割溝に沿った不所望な割れが発生しにくく、かつ、チップ状電子部品の端面形状不良を防止する効果が高い優れたセラミック基板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明によるセラミック基板では、直線状に延びて一次分割工程での分割溝となる複数の一次分割溝と、該一次分割溝に対し直交する方向に延びて二次分割工程での分割溝となる複数の二次分割溝とを、表裏両面に格子状に配列させて形成すると共に、前記表裏両面のうち回路素子が形成される表面側に形成される前記一次分割溝の深さを、裏面側に形成される前記一次分割溝の深さよりも深くし、かつ、前記表面側に形成される前記二次分割溝の深さを、前記裏面側に形成される前記二次分割溝の深さよりも浅くした。
【0010】
このように構成されたセラミック基板は、一次分割溝と二次分割溝のいずれもが片面側で深く他面側で浅くなっているため、表裏両面の一次分割溝どうしの間および表裏両面の二次分割溝どうしの間に、印刷工程時などに付与される加圧力で割れる恐れのない厚みを確保することができる。また、一次分割工程において表面側に深めに形成されている一次分割溝は開く向きにブレイクされるが、この表面側に形成されている二次分割溝は浅めなので、一次分割工程で懸念される二次分割溝に沿った不所望な割れが発生する危険性は少ない。また、その後の二次分割工程において、表面側の二次分割溝が開く向きにブレイクされると裏面側に深めに形成されている二次分割溝に向かって破断しやすくなるので、チップ状電子部品の端面形状不良も発生しにくい。
【0011】
かかる構成において、セラミック基板の表裏両面間の厚さ寸法をtとしたとき、該表裏両面にそれぞれ形成される一次分割溝の深さの和を0.45t〜0.65tの範囲内に設定すると共に、該表裏両面にそれぞれ形成される二次分割溝の深さの和を0.45t〜0.65tの範囲内に設定し、かつ、一次分割溝の深さの和を二次分割溝の深さの和よりも大きな値に設定しておけば、各分割溝に沿った不所望な割れや端面形状不良を確実に防止するという観点から好ましい。このとき、表面側に形成される一次分割溝の深さと裏面側に形成される二次分割溝の深さをいずれも0.25t以上に設定すると共に、裏面側に形成される一次分割溝の深さと表面側に形成される二次分割溝の深さをいずれも0.1t以上に設定しておくことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係るセラミック基板の平面図、図2は該セラミック基板の分割溝を示す要部断面図、図3は該セラミック基板上に電極を配設した状態を示す要部平面図、図4は該セラミック基板上に抵抗体を配設した状態を示す要部平面図、図5は該セラミック基板上にガラスコート層を配設した状態を示す要部平面図、図6は該セラミック基板を一次分割して得た短冊状分割片の平面図、図7は該短冊状分割片を二次分割して得たチップ抵抗器の断面図である。
【0013】
図1,2に示すセラミック基板11は、図7に示すチップ抵抗器10を多数個取りするための大判基板であって、アルミナを主成分とする絶縁性材料からなる。セラミック基板11の上面(表面)Aは、抵抗体14等が形成される回路素子形成面であり、この上面Aに一次分割溝12aと二次分割溝13aが格子状の配列で形成されている。また、セラミック基板11の下面(裏面)Bはチップ抵抗器10の底面となる面であり、この下面Bに一次分割溝12bと二次分割溝13bが格子状の配列で形成されている。すなわち、このセラミック基板11には一次分割工程での分割溝として、上面Aに直線状に延びる複数の一次分割溝12aが等ピッチに形成されていると共に、下面Bで各一次分割溝12aと対応する位置にそれぞれ一次分割溝12bが形成されている。ただし、図2(a)に示すように、上面A側の一次分割溝12aの深さd1は下面B側の一次分割溝12bの深さd2よりも深く、セラミック基板11の表裏両面間の厚さ寸法をtとしたとき、(d1+d2)の値が0.45t〜0.65tを満足するように設定されている。また、このセラミック基板11には二次分割工程での分割溝として、上面Aに一次分割溝12aに対し直交する方向に延びる複数の二次分割溝13aが等ピッチに形成されていると共に、下面Bで各二次分割溝13aと対応する位置にそれぞれ二次分割溝13bが形成されている。ただし、図2(b)に示すように、上面A側の二次分割溝13aの深さd3は下面B側の二次分割溝13bの深さd4よりも浅く、(d3+d4)の値が(d1+d2)の値よりも大きくなくて0.45t〜0.65tを満足するように設定されている。
【0014】
かかるセラミック基板11からチップ抵抗器10を多数個取りするための製造工程について説明すると、まず、図3に示すように、セラミック基板11の表裏両面に銀ペーストまたは銀とパラジウムのペーストをスクリーン印刷して焼成することにより、個々のチップ抵抗器10に対応する表面電極15と裏面電極16(図7参照)を形成する。ここで、表面電極15と裏面電極16はどちらを先に印刷形成してもよい。
【0015】
次に、図4に示すように、セラミック基板11の表面側に酸化ルテニウム等の抵抗体ペーストをスクリーン印刷して焼成することにより、隣接する一対の表面電極15間にそれぞれ抵抗体14を形成する。そして、図5に示すように、各抵抗体14を被覆するようにガラスペーストをスクリーン印刷して焼成することにより、帯状のガラスコート層17を形成し、この後、抵抗体14をレーザトリミングすることにより、各抵抗体14を所定の抵抗値に調整する。なお、ガラスコート層17は、抵抗体14の非トリミング領域がレーザの熱で損傷しないように保護する役目を果たす。
【0016】
次に、ガラスコート層17およびトリミング部分を被覆するようにエポキシ等の樹脂ペーストをスクリーン印刷して加温硬化することにより、帯状のオーバーコート層18を形成し、この後、一次分割溝12a,12bに沿ってセラミック基板11を分割する一次分割を行って、図6に示すような短冊状分割片19を形成する。なお、抵抗体14のトリミングした部分はオーバーコート層18によって被覆されるため、抵抗体14は露出部分がなくなって酸化等に起因する抵抗値の変動が防止できる。
【0017】
次に、短冊状分割片19の長手方向に沿って延びる一対の側端面にそれぞれニッケルクロム等をスパッタすることにより、表面電極15と裏面電極16の端面どうしを橋絡する端面電極20(図7参照)を形成し、この端面電極20と表面電極15および裏面電極16からなる下地電極層を得る。そして、この短冊状分割片19を二次分割溝13a,13bに沿って個々のチップ状基板21に分割する二次分割を行った後、各チップ状基板21の下地電極層に電解めっきを施してニッケルめっき層22と半田めっき層23とを形成することにより、図7に示すようなチップ抵抗器10が得られる。なお、これらのめっき層22,23は、電極くわれの防止や半田付けの信頼性向上を図るためのものである。
【0018】
このように本実施形態例に係るセラミック基板11は、表裏両面(上面Aと下面B)に形成されている一方の一次分割溝12aが深くて他方の一次分割溝12bが浅く、かつ、一方の二次分割溝13aが浅くて他方の二次分割溝13bが深くしてあるため、表裏両面の一次分割溝12a,12bどうしの間、および表裏両面の二次分割溝13a,13bどうしの間に、印刷工程時(例えばチャッキング時やスキージング時)などに付与される加圧力で割れる恐れのない厚みが確保されている。また、一次分割工程において、上面A側に深めに形成されている一次分割溝12aは開く向きにブレイクされるが、この上面A側に形成されている二次分割溝13aは浅めなので、一次分割工程で二次分割溝13a,13bに沿う不所望な割れが発生する危険性は少ない。また、その後の二次分割工程においては、上面A側の二次分割溝13aが開く向きにブレイクされるが、このとき短冊状分割片19は下面B側に深めに形成されている二次分割溝13bに向かって破断しやすく、二次分割溝13bを外れた破断面が生じる可能性は低いため、多数個取りしたチップ抵抗器10の端面形状がいびつになる可能性は低い。したがって、このようなセラミック基板11を大判基板として使用することにより、チップ抵抗器10の製造歩留まりを大幅に向上させることができる。
【0019】
なお、本実施形態例では、セラミック基板11の表裏両面に形成される一次分割溝12a,12bの深さの和(d1+d2)と、二次分割溝13a,13bの深さの和(d3+d4)を、いずれも、該セラミック基板11の表裏両面間の厚さ寸法tの45〜65%に設定し、かつ、(d1+d2)≧(d3+d4)となるように設定してあるが、このような条件を満足することにより、各分割溝に沿った不所望な割れや端面形状不良を確実に防止することができる。このとき、深めに形成されている一次分割溝12aと二次分割溝13bの深さd1,d4をいずれも0.25t以上に設定すると共に、浅めに形成されている一次分割溝12bと二次分割溝13aの深さd2,d3をいずれも0.1t以上に設定しておくことが好ましい。例えば、セラミック基板11の表裏両面間の厚さ寸法が280μmである場合、d1とd4は約70μm以上に設定し、かつ、d2とd3は約30μm以上に設定しておくことが好ましい。
【0020】
また、本実施形態例ではセラミック基板11からチップ抵抗器10を製造する場合について説明したが、チップコンデンサなどの他のチップ状電子部品の大判基板として用いられるセラミック基板であっても、本発明を適用できることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】
表面側に形成される一次分割溝の深さを裏面側に形成される一次分割溝の深さよりも深くし、かつ、表面側に形成される二次分割溝の深さを裏面側に形成される二次分割溝の深さよりも浅くしたセラミック基板なので、表裏両面の一次分割溝どうしの間、および表裏両面の二次分割溝どうしの間に、印刷工程時などに付与される加圧力で割れる恐れのない厚みを確保することができる。そして、表面側の二次分割溝が浅めなため、一次分割工程で懸念される二次分割溝に沿った不所望な割れを防止する効果が高く、また、二次分割工程では裏面側の深めの二次分割溝に向かって破断しやすいため、チップ状電子部品の端面形状不良を防止する効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係るセラミック基板の平面図である。
【図2】該セラミック基板の分割溝を示す要部断面図である。
【図3】該セラミック基板上に電極を配設した状態を示す要部平面図である。
【図4】該セラミック基板上に抵抗体を配設した状態を示す要部平面図である。
【図5】該セラミック基板上にガラスコート層を配設した状態を示す要部平面図である。
【図6】該セラミック基板を一次分割して得た短冊状分割片の平面図である。
【図7】該短冊状分割片を二次分割して得たチップ抵抗器の断面図である。
【図8】従来例に係るセラミック基板の分割溝を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 チップ抵抗器
11 セラミック基板
12a,12b 一次分割溝
13a,13b 二次分割溝
14 抵抗体
15 表面電極
16 裏面電極
17 ガラスコート層
18 オーバーコート層
19 短冊状分割片
20 端面電極
21 チップ状基板
22,23 めっき層
Claims (3)
- 直線状に延びて一次分割工程での分割溝となる複数の一次分割溝と、該一次分割溝に対し直交する方向に延びて二次分割工程での分割溝となる複数の二次分割溝とを、表裏両面に格子状に配列させて形成すると共に、
前記表裏両面のうち回路素子が形成される表面側に形成される前記一次分割溝の深さを、裏面側に形成される前記一次分割溝の深さよりも深くし、かつ、前記表面側に形成される前記二次分割溝の深さを、前記裏面側に形成される前記二次分割溝の深さよりも浅くしたことを特徴とするセラミック基板。 - 請求項1の記載において、前記表裏両面にそれぞれ形成される前記一次分割溝の深さの和を前記表裏両面間の厚さ寸法の45〜65%に設定すると共に、前記表裏両面にそれぞれ形成される前記二次分割溝の深さの和を前記表裏両面間の厚さ寸法の45〜65%に設定し、かつ、前記一次分割溝の深さの和を前記二次分割溝の深さの和よりも大きく設定したことを特徴とするセラミック基板。
- 請求項2の記載において、前記表面側に形成される前記一次分割溝の深さと、前記裏面側に形成される前記二次分割溝の深さとを、前記表裏両面間の厚さ寸法の25%以上に設定すると共に、前記裏面側に形成される前記一次分割溝の深さと、前記表面側に形成される前記二次分割溝の深さとを、前記表裏両面間の厚さ寸法の10%以上に設定したことを特徴とするセラミック基板。
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JP2003046295A JP2004259767A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | セラミック基板 |
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- 2003-02-24 JP JP2003046295A patent/JP2004259767A/ja active Pending
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