JP2004259624A - 電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】優れた高率放電特性を有する電池の提供。
【解決手段】一端が開口し、他端が閉塞した電池缶2と、前記電池缶2の開口内に絶縁部材8を介して配置され、前記開口を封口する封口板10と、前記封口板10と離隔して前記電池缶2内に収容され、セパレータ22を介して積層された第1の電極及び第2の電極を含む電極群20と、前記封口板10と対向して前記電極群20の一端側に設けられ、前記第1の電極に溶接された集電体32と、前記集電体32及び前記封口板10に両端が溶接された第1の集電部材38と、前記集電体と前記封口板10との間に介装された第2の集電部材40とを具備したことを特徴とする電池。
【選択図】 図1
【解決手段】一端が開口し、他端が閉塞した電池缶2と、前記電池缶2の開口内に絶縁部材8を介して配置され、前記開口を封口する封口板10と、前記封口板10と離隔して前記電池缶2内に収容され、セパレータ22を介して積層された第1の電極及び第2の電極を含む電極群20と、前記封口板10と対向して前記電極群20の一端側に設けられ、前記第1の電極に溶接された集電体32と、前記集電体32及び前記封口板10に両端が溶接された第1の集電部材38と、前記集電体と前記封口板10との間に介装された第2の集電部材40とを具備したことを特徴とする電池。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電池に関し、とりわけ、優れた高率放電特性を有するアルカリ二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動工具や電気自動車などの電源として用いられる電池、例えば、ニッカド二次電池、ニッケル水素二次電池等のアルカリ二次電池には、これら製品が大電流を必要とすることから、優れた高率放電特性が要求される。
この種の電池は、例えば特許文献1に開示されている。この従来技術の電池は円筒型の電池缶を備え、電池缶内には渦巻電極体が収容され、電極体の一端に溶接された集電体と、封口蓋との間には電流導出体が配置されている。この電流導出体は封口蓋に溶接されるとともに集電体に圧接しており、電流導出体を介して、電極体に含まれた極板と封口蓋とが電気的に接続されている。
【0003】
【特許文献1】
特開昭52−103643号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、大電流用の電池には更なる高率放電特性の向上が求められており、従来技術の電池においてその向上を実現するためには、集電体と電流導出体との間を溶接し、それらの間における内部抵抗を低減することが有効である。
しかしながら、電流導出体を集電体に溶接した場合においても、内部抵抗の低減効果は限られている。またこの場合、電池缶の内径が有限であるために、電流導出体における溶接部を増やして内部抵抗を低減することにも限界がある。そのため、従来技術の電池にあっては、その内部抵抗の低減を十分に図ることができず、更なる高率放電特性の向上を実現することが困難であるという問題がある。
【0005】
本発明は上記した問題点を解決し、優れた高率放電特性を有する電池の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明においては、一端が開口し、他端が閉塞した電池缶と、前記電池缶の開口内に絶縁部材を介して配置され、前記開口を封口する封口板と、前記封口板と離隔して前記電池缶内に収容され、セパレータを介して積層された第1の電極及び第2の電極を含む電極群と、前記封口板と対向して前記電極群の一端側に設けられ、前記第1の電極に溶接された集電体と、前記集電体及び前記封口板に両端が溶接された第1の集電部材と、前記集電体と前記封口板との間に介装された第2の集電部材とを具備したことを特徴とする電池が提供される(請求項1)。
【0007】
具体的な態様として、前記第2の集電部材はリング状の形状を有して前記第1の集電部材を囲み、かつ、前記集電体に面接触している一の接続部及び前記封口板に面接触している他の接続部を有する(請求項2)。
前記第2の集電部材は、鉄を含有する基材と、この基材を被覆するニッケルめっきとから成ることが好ましい。
【0008】
また、前記第2の集電部材は、前記集電体及び前記封口板により弾性的に狭持されていることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態として、図1に示した円筒型ニッケル水素二次電池(以下、電池Aという)について説明する。
電池Aは、負極端子を兼ねる金属製の電池缶2を備え、電池缶2は一端が開口し、他端が閉塞した有底円筒状をなしている。電池缶2の開口近傍には、電池缶2の周方向に沿って段部4が形成され、この段部4はその径方向内方に突出している。また、電池缶2の開口縁6も電池缶2の径方向内方にかしめられており、段部4と開口縁6との間には、環状の絶縁部材8を介して円形の封口板10の周縁部が挟まれている。つまり、電池缶2の開口内には、絶縁部材8を介して導電性の封口板10が配置され、これら封口板10及び絶縁部材8は、気密状態を保持して電池缶2の開口を閉塞している。
【0010】
封口板10はその中央に貫通孔12を有し、封口板10の外面上には、この貫通孔12の開口を覆うようにしてゴム製の弁体14が配置されている。更に、封口板10の外面上には、この弁体14を覆うようにして帽子状の正極端子16が配置され、正極端子16は弁体14を封口板10に押圧している。つまり、貫通孔12及び弁体14は、電池缶2内の圧力が異常に上昇した場合にその圧力を外部に導出可能な安全弁を構成している。なお、正極端子16にあっては、その鍔部18が封口板10に溶接されており、かしめられた電池缶2の開口縁6は絶縁部材8を介して鍔部18の周縁部を覆っている。
【0011】
電池缶2内には、略円柱状の電極群20(渦巻状電極群)が電池缶2と同心状にして収容され、且つ、公知のアルカリ電解液が注液されている。
この電極群20は、セパレータ22を介して巻回されたそれぞれ帯状の正極板24及び負極板26を含み、正極板24および負極板26はそれらの幅方向を電極群20の軸線方向に一致させて巻回されている。従って、この電極群20においては、セパレータを介して、正極板24及び負極板26が電極群20の径方向に積層されている。
【0012】
ここで、正極板24及び負極板26は、幅方向にわずかにずらして巻回されており、電極群20の両端においては、正極板24若しくは負極板26の一側縁部28,30が電極群20の軸線方向に突出している。従って、電極群20の両端において、一の極板との間には絶縁性を確保しながら、他の極板に後述する集電体32,34を溶接可能となっている。また一方、電極群20の外周には負極板26が位置付けられており、電極群20の外周にて露出した負極板26は電池缶2に内接している。なお、正極板24、負極板26及びセパレータ22としてはいずれも公知のものを使用することができる。
【0013】
電極群20の両端には、それぞれ円板状の集電体32,34が設けられ、各集電体32,34は、正極板24若しくは負極板26の突出した一側縁部28,30に溶接されている。電極群20は、負極板26に溶接された負極集電体34が電池缶2の底面に接するようにして電池缶2内に収容され、負極集電体34は電池缶2の底面に溶接されている。したがって、負極板26は、電池缶2の内周面及び底面に電気的に接続されている。
【0014】
一方、正極板24に溶接された正極集電体32は、その軸線方向に封口板10から離間し、正極集電体32と封口板10との間には略円柱状の中空部36が存在している。
この中空部36内には、帯状の集電リード38(第1の集電部材)が2回折り曲げられて配置され、この折曲された集電リード38における一端部は、正極集電体32の中央部に面接触した状態にて溶接されている。また、集電リード38における他端部は、封口板10の中央部に面接触した状態にて溶接されている。
【0015】
そして更に、正極集電体32と封口板10との間の中空部36内には、集電リード38を取り囲んだ状態で環状の集電リング40(第2の集電部材)が中空部36と同心状にして配置され、集電リング40は集電リード38を囲んでいる。図2及び図3に上記した集電リング40の一例を示す。集電リング40は断面略S字状の周壁42と、周壁42の両端にそれぞれ一体にして形成された端壁44,44とからなり、周壁42は、集電リング40がその軸線方向両側から圧縮されたときに弾性変形可能である。また、両端壁44,44は正極集電体32及び封口板10に面接触可能となるように平面状をなしており、開口縁6がかしめられることによって、正極板24及び封口板10はこれら端壁44,44を押圧し、集電リング40を弾性的に狭持している。つまり、集電リング40は、正極集電体32及び封口板10には溶接されていないけれども、その両端壁44,44が接続部として正極集電体32または封口板10に弾性的に面接触している。
【0016】
従って、上述した電池Aにおいては、正極集電体32と封口板10との間が、集電リード38に加えて、集電リング40を介して電気的に接続されていることから、正極集電体32と封口板10との間における電気抵抗が低く、その結果として高率放電特性の向上が図られている。
ここにおいて、集電リング40の材料としては、鉄を主成分として含有する鋼板を基材として、この基材の表面がニッケルめっきされたものであることが好ましい。その理由は、大電流放電用途として必要な導電性が得られ、且つ低コストで部品作製が可能であるからである。
【0017】
そして、集電リング40における基材の厚みは0.15mm〜0.50mmであることが好ましい。なぜならば、基材の厚みが0.15mm未満であると、基材自体の抵抗が高く、十分に電池Aの内部抵抗を低減することができないからである。また、基材の厚みが0.50mmを超えると、周壁42を断面S字状に加工することが困難となるばかりか、周壁42の弾性が乏しくなって、電池缶2の開口縁6をかしめることが不可能となったり、たとえかしめられたとしても、電極群20が押し潰されるおそれがあるからである。そして、より好ましい集電リング40における基材の厚みは、0.25〜0.30mmである。
【0018】
なお、正極板24と電池缶2との間における絶縁性を確保するために、上述した集電リング40、正極集電体32及び正極板24の一側縁部28を囲む絶縁リング46が電池缶2内に配置されている。
以下、上述した電池Aの製造方法について説明する。
まず、セパレータ22を介して正極板24及び負極板26を巻回して、上述した電極群20を作製する。得られた電極群20の両端に正極集電体32及び負極集電体34をそれぞれ溶接した後、L字状に折曲された集電リード38の一端部を正極集電体32に溶接する(図4参照)。そして、この電極群20を電池缶2内に挿入して負極集電体34を電池缶2の底面に溶接した後、電池缶2に段部4を形成する。それから、電池缶2内に絶縁リング46及び集電リング40を配置した後、集電リード38の他端部に、正極端子16等が取り付けられた封口板10を溶接する(図5参照)。そして、封口板10が溶接された集電リード38を折り曲げ、絶縁部材8を介して封口板10を電池缶2の開口内に配置する。この後、電池缶2の開口縁6をかしめて、封口板10及び正極集電体32によって集電リング40を狭持させるとともに、封口板10及び絶縁部材8によって電池缶2の開口を密封して電池Aが製造される(図6参照)。
【0019】
このように、集電リング40は、かしめ加工により封口板10あるいは正極集電体32に対して弾性的に密着する。従って、電池Aの製造に際しては、集電リング40を新たに設けたことによる溶接工程の増加がなく、集電リング40を正極集電体32上に載置する工程を追加するのみでよい。そのゆえ、電池Aは良好な生産性の下で製造可能である。
【0020】
なお、本発明は上述した一実施形態に限定されることはなく種々変形が可能であって、本発明の電池は、ニッケル水素二次電池の外に、例えば、ニッカド二次電池や、あるいは一次電池にも適用可能である。
また、上述した一実施形態においては、円筒型のニッケル水素二次電池について説明したが、本発明の電池は角型電池にも適用可能である。
【0021】
【実施例】
実施例1〜8,比較例1〜4
1.電池の製造
ニッケルメッキされたパンチングメタルに、正極活物質として水酸化ニッケルを担持して正極板24を作製する一方、同じくニッケルメッキされたパンチングメタルに負極活物質である水素を吸蔵可能な水素吸蔵合金を担持して負極板26を作製した。そして、これら極板24,26をナイロン不織布のセパレータ22を介して渦巻状に巻回して、電極反応面積120cm2の電極群20を作成し、電極群20の両端に、ニッケルメッキ鋼板から成る正極集電体32及び負極集電体34を溶接した。この後、ニッケルめっき鋼板からなる集電リード38と、基材が表1に示した厚みを有する鋼板からなり、この基材に厚み3μmのニッケルめっきを施した集電リング40と、外径が17mmである電池缶2と、アルカリ電解液とを用意して、電池Aと同じ構成を有する公称容量3.2Ahのニッケル水素二次電池を組み立てた。なお、このニッケル水素二次電池の軸線方向の長さ(高さ)は67mmであった。
【0022】
2.電池の評価
2−1.内部抵抗の評価
得られた実施例及び比較例の電池について内部抵抗をAC1KHzにて測定した。その結果を表1に示す。
2−2.高率放電特性の評価
得られた実施例及び比較例の電池について、活性化処理を施した後、3Aで1h充電してから、40A又は50Aの放電電流にて放電させたときの電池温度及び電池CVの測定を行った。結果をあわせて表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
表1から明らかなように、集電リング40における基材の厚みが0.10mmある実施例1の電池は、集電リング40を具備しない電池と同じ内部抵抗、電池温度及び電池CVを示している。
これに対して、集電リング40における基材の厚みが0.15〜0.50mmである実施例2〜8の電池においては、内部抵抗が比較例1の電池に比べて小さく、そのゆえ高率放電時における電池温度は低く且つ電池CV値が大きい。
【0025】
なお、集電リング40における基材の厚みが0.6〜0.8mmである比較例2〜4の電池においては、集電リング40が弾性変形しないことから電池缶2の開口縁6をかしめることが不可能であったため、電池Aを作製することができなかった。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の電池によれば、集電リングを配置したことにより電池の内部抵抗の低減が図られ、高率放電特性が向上している。より具体的には、本発明の電池は放電電流40Aにおいても使用可能であって大電流用途に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電池を、その電極群を除いて断面にて示した部分断面図である。
【図2】図1の電池に用いられる集電リングの上面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】図1の電池の製造工程の説明図である。
【図5】図1の電池の製造工程の説明図である。
【図6】図1の電池の製造工程の説明図である。
【符号の説明】
2 電池缶
10 封口板
20 電極群(渦巻状電極群)
22 セパレータ
24 正極板(第1の電極)
26 負極板(第2の電極)
32 正極集電体
34 負極集電体
38 集電リード(第1の集電部材)
40 集電リング(第2の集電部材)
44 端壁(接続部)
【発明の属する技術分野】
本発明は電池に関し、とりわけ、優れた高率放電特性を有するアルカリ二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動工具や電気自動車などの電源として用いられる電池、例えば、ニッカド二次電池、ニッケル水素二次電池等のアルカリ二次電池には、これら製品が大電流を必要とすることから、優れた高率放電特性が要求される。
この種の電池は、例えば特許文献1に開示されている。この従来技術の電池は円筒型の電池缶を備え、電池缶内には渦巻電極体が収容され、電極体の一端に溶接された集電体と、封口蓋との間には電流導出体が配置されている。この電流導出体は封口蓋に溶接されるとともに集電体に圧接しており、電流導出体を介して、電極体に含まれた極板と封口蓋とが電気的に接続されている。
【0003】
【特許文献1】
特開昭52−103643号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、大電流用の電池には更なる高率放電特性の向上が求められており、従来技術の電池においてその向上を実現するためには、集電体と電流導出体との間を溶接し、それらの間における内部抵抗を低減することが有効である。
しかしながら、電流導出体を集電体に溶接した場合においても、内部抵抗の低減効果は限られている。またこの場合、電池缶の内径が有限であるために、電流導出体における溶接部を増やして内部抵抗を低減することにも限界がある。そのため、従来技術の電池にあっては、その内部抵抗の低減を十分に図ることができず、更なる高率放電特性の向上を実現することが困難であるという問題がある。
【0005】
本発明は上記した問題点を解決し、優れた高率放電特性を有する電池の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明においては、一端が開口し、他端が閉塞した電池缶と、前記電池缶の開口内に絶縁部材を介して配置され、前記開口を封口する封口板と、前記封口板と離隔して前記電池缶内に収容され、セパレータを介して積層された第1の電極及び第2の電極を含む電極群と、前記封口板と対向して前記電極群の一端側に設けられ、前記第1の電極に溶接された集電体と、前記集電体及び前記封口板に両端が溶接された第1の集電部材と、前記集電体と前記封口板との間に介装された第2の集電部材とを具備したことを特徴とする電池が提供される(請求項1)。
【0007】
具体的な態様として、前記第2の集電部材はリング状の形状を有して前記第1の集電部材を囲み、かつ、前記集電体に面接触している一の接続部及び前記封口板に面接触している他の接続部を有する(請求項2)。
前記第2の集電部材は、鉄を含有する基材と、この基材を被覆するニッケルめっきとから成ることが好ましい。
【0008】
また、前記第2の集電部材は、前記集電体及び前記封口板により弾性的に狭持されていることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態として、図1に示した円筒型ニッケル水素二次電池(以下、電池Aという)について説明する。
電池Aは、負極端子を兼ねる金属製の電池缶2を備え、電池缶2は一端が開口し、他端が閉塞した有底円筒状をなしている。電池缶2の開口近傍には、電池缶2の周方向に沿って段部4が形成され、この段部4はその径方向内方に突出している。また、電池缶2の開口縁6も電池缶2の径方向内方にかしめられており、段部4と開口縁6との間には、環状の絶縁部材8を介して円形の封口板10の周縁部が挟まれている。つまり、電池缶2の開口内には、絶縁部材8を介して導電性の封口板10が配置され、これら封口板10及び絶縁部材8は、気密状態を保持して電池缶2の開口を閉塞している。
【0010】
封口板10はその中央に貫通孔12を有し、封口板10の外面上には、この貫通孔12の開口を覆うようにしてゴム製の弁体14が配置されている。更に、封口板10の外面上には、この弁体14を覆うようにして帽子状の正極端子16が配置され、正極端子16は弁体14を封口板10に押圧している。つまり、貫通孔12及び弁体14は、電池缶2内の圧力が異常に上昇した場合にその圧力を外部に導出可能な安全弁を構成している。なお、正極端子16にあっては、その鍔部18が封口板10に溶接されており、かしめられた電池缶2の開口縁6は絶縁部材8を介して鍔部18の周縁部を覆っている。
【0011】
電池缶2内には、略円柱状の電極群20(渦巻状電極群)が電池缶2と同心状にして収容され、且つ、公知のアルカリ電解液が注液されている。
この電極群20は、セパレータ22を介して巻回されたそれぞれ帯状の正極板24及び負極板26を含み、正極板24および負極板26はそれらの幅方向を電極群20の軸線方向に一致させて巻回されている。従って、この電極群20においては、セパレータを介して、正極板24及び負極板26が電極群20の径方向に積層されている。
【0012】
ここで、正極板24及び負極板26は、幅方向にわずかにずらして巻回されており、電極群20の両端においては、正極板24若しくは負極板26の一側縁部28,30が電極群20の軸線方向に突出している。従って、電極群20の両端において、一の極板との間には絶縁性を確保しながら、他の極板に後述する集電体32,34を溶接可能となっている。また一方、電極群20の外周には負極板26が位置付けられており、電極群20の外周にて露出した負極板26は電池缶2に内接している。なお、正極板24、負極板26及びセパレータ22としてはいずれも公知のものを使用することができる。
【0013】
電極群20の両端には、それぞれ円板状の集電体32,34が設けられ、各集電体32,34は、正極板24若しくは負極板26の突出した一側縁部28,30に溶接されている。電極群20は、負極板26に溶接された負極集電体34が電池缶2の底面に接するようにして電池缶2内に収容され、負極集電体34は電池缶2の底面に溶接されている。したがって、負極板26は、電池缶2の内周面及び底面に電気的に接続されている。
【0014】
一方、正極板24に溶接された正極集電体32は、その軸線方向に封口板10から離間し、正極集電体32と封口板10との間には略円柱状の中空部36が存在している。
この中空部36内には、帯状の集電リード38(第1の集電部材)が2回折り曲げられて配置され、この折曲された集電リード38における一端部は、正極集電体32の中央部に面接触した状態にて溶接されている。また、集電リード38における他端部は、封口板10の中央部に面接触した状態にて溶接されている。
【0015】
そして更に、正極集電体32と封口板10との間の中空部36内には、集電リード38を取り囲んだ状態で環状の集電リング40(第2の集電部材)が中空部36と同心状にして配置され、集電リング40は集電リード38を囲んでいる。図2及び図3に上記した集電リング40の一例を示す。集電リング40は断面略S字状の周壁42と、周壁42の両端にそれぞれ一体にして形成された端壁44,44とからなり、周壁42は、集電リング40がその軸線方向両側から圧縮されたときに弾性変形可能である。また、両端壁44,44は正極集電体32及び封口板10に面接触可能となるように平面状をなしており、開口縁6がかしめられることによって、正極板24及び封口板10はこれら端壁44,44を押圧し、集電リング40を弾性的に狭持している。つまり、集電リング40は、正極集電体32及び封口板10には溶接されていないけれども、その両端壁44,44が接続部として正極集電体32または封口板10に弾性的に面接触している。
【0016】
従って、上述した電池Aにおいては、正極集電体32と封口板10との間が、集電リード38に加えて、集電リング40を介して電気的に接続されていることから、正極集電体32と封口板10との間における電気抵抗が低く、その結果として高率放電特性の向上が図られている。
ここにおいて、集電リング40の材料としては、鉄を主成分として含有する鋼板を基材として、この基材の表面がニッケルめっきされたものであることが好ましい。その理由は、大電流放電用途として必要な導電性が得られ、且つ低コストで部品作製が可能であるからである。
【0017】
そして、集電リング40における基材の厚みは0.15mm〜0.50mmであることが好ましい。なぜならば、基材の厚みが0.15mm未満であると、基材自体の抵抗が高く、十分に電池Aの内部抵抗を低減することができないからである。また、基材の厚みが0.50mmを超えると、周壁42を断面S字状に加工することが困難となるばかりか、周壁42の弾性が乏しくなって、電池缶2の開口縁6をかしめることが不可能となったり、たとえかしめられたとしても、電極群20が押し潰されるおそれがあるからである。そして、より好ましい集電リング40における基材の厚みは、0.25〜0.30mmである。
【0018】
なお、正極板24と電池缶2との間における絶縁性を確保するために、上述した集電リング40、正極集電体32及び正極板24の一側縁部28を囲む絶縁リング46が電池缶2内に配置されている。
以下、上述した電池Aの製造方法について説明する。
まず、セパレータ22を介して正極板24及び負極板26を巻回して、上述した電極群20を作製する。得られた電極群20の両端に正極集電体32及び負極集電体34をそれぞれ溶接した後、L字状に折曲された集電リード38の一端部を正極集電体32に溶接する(図4参照)。そして、この電極群20を電池缶2内に挿入して負極集電体34を電池缶2の底面に溶接した後、電池缶2に段部4を形成する。それから、電池缶2内に絶縁リング46及び集電リング40を配置した後、集電リード38の他端部に、正極端子16等が取り付けられた封口板10を溶接する(図5参照)。そして、封口板10が溶接された集電リード38を折り曲げ、絶縁部材8を介して封口板10を電池缶2の開口内に配置する。この後、電池缶2の開口縁6をかしめて、封口板10及び正極集電体32によって集電リング40を狭持させるとともに、封口板10及び絶縁部材8によって電池缶2の開口を密封して電池Aが製造される(図6参照)。
【0019】
このように、集電リング40は、かしめ加工により封口板10あるいは正極集電体32に対して弾性的に密着する。従って、電池Aの製造に際しては、集電リング40を新たに設けたことによる溶接工程の増加がなく、集電リング40を正極集電体32上に載置する工程を追加するのみでよい。そのゆえ、電池Aは良好な生産性の下で製造可能である。
【0020】
なお、本発明は上述した一実施形態に限定されることはなく種々変形が可能であって、本発明の電池は、ニッケル水素二次電池の外に、例えば、ニッカド二次電池や、あるいは一次電池にも適用可能である。
また、上述した一実施形態においては、円筒型のニッケル水素二次電池について説明したが、本発明の電池は角型電池にも適用可能である。
【0021】
【実施例】
実施例1〜8,比較例1〜4
1.電池の製造
ニッケルメッキされたパンチングメタルに、正極活物質として水酸化ニッケルを担持して正極板24を作製する一方、同じくニッケルメッキされたパンチングメタルに負極活物質である水素を吸蔵可能な水素吸蔵合金を担持して負極板26を作製した。そして、これら極板24,26をナイロン不織布のセパレータ22を介して渦巻状に巻回して、電極反応面積120cm2の電極群20を作成し、電極群20の両端に、ニッケルメッキ鋼板から成る正極集電体32及び負極集電体34を溶接した。この後、ニッケルめっき鋼板からなる集電リード38と、基材が表1に示した厚みを有する鋼板からなり、この基材に厚み3μmのニッケルめっきを施した集電リング40と、外径が17mmである電池缶2と、アルカリ電解液とを用意して、電池Aと同じ構成を有する公称容量3.2Ahのニッケル水素二次電池を組み立てた。なお、このニッケル水素二次電池の軸線方向の長さ(高さ)は67mmであった。
【0022】
2.電池の評価
2−1.内部抵抗の評価
得られた実施例及び比較例の電池について内部抵抗をAC1KHzにて測定した。その結果を表1に示す。
2−2.高率放電特性の評価
得られた実施例及び比較例の電池について、活性化処理を施した後、3Aで1h充電してから、40A又は50Aの放電電流にて放電させたときの電池温度及び電池CVの測定を行った。結果をあわせて表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
表1から明らかなように、集電リング40における基材の厚みが0.10mmある実施例1の電池は、集電リング40を具備しない電池と同じ内部抵抗、電池温度及び電池CVを示している。
これに対して、集電リング40における基材の厚みが0.15〜0.50mmである実施例2〜8の電池においては、内部抵抗が比較例1の電池に比べて小さく、そのゆえ高率放電時における電池温度は低く且つ電池CV値が大きい。
【0025】
なお、集電リング40における基材の厚みが0.6〜0.8mmである比較例2〜4の電池においては、集電リング40が弾性変形しないことから電池缶2の開口縁6をかしめることが不可能であったため、電池Aを作製することができなかった。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の電池によれば、集電リングを配置したことにより電池の内部抵抗の低減が図られ、高率放電特性が向上している。より具体的には、本発明の電池は放電電流40Aにおいても使用可能であって大電流用途に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電池を、その電極群を除いて断面にて示した部分断面図である。
【図2】図1の電池に用いられる集電リングの上面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】図1の電池の製造工程の説明図である。
【図5】図1の電池の製造工程の説明図である。
【図6】図1の電池の製造工程の説明図である。
【符号の説明】
2 電池缶
10 封口板
20 電極群(渦巻状電極群)
22 セパレータ
24 正極板(第1の電極)
26 負極板(第2の電極)
32 正極集電体
34 負極集電体
38 集電リード(第1の集電部材)
40 集電リング(第2の集電部材)
44 端壁(接続部)
Claims (2)
- 一端が開口し、他端が閉塞した電池缶と、
前記電池缶の開口内に絶縁部材を介して配置され、前記開口を封口する封口板と、
前記封口板と離隔して前記電池缶内に収容され、セパレータを介して積層された第1の電極及び第2の電極を含む電極群と、
前記封口板と対向して前記電極群の一端側に設けられ、前記第1の電極に溶接された集電体と、
前記集電体及び前記封口板に両端が溶接された第1の集電部材と、
前記集電体と前記封口板との間に介装された第2の集電部材とを具備したことを特徴とする電池。 - 前記第2の集電部材はリング状をなして前記第1の集電部材を囲み、かつ、前記集電体に面接触している一の接続部及び前記封口板に面接触している他の接続部を有することを特徴とする請求項1に記載の電池。
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JP2003049847A JP2004259624A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 電池 |
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JP2003049847A Pending JP2004259624A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 電池 |
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Cited By (4)
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JP2007234486A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Gs Yuasa Corporation:Kk | 電池 |
JP2007242395A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Sanyo Electric Co Ltd | アルカリ蓄電池 |
JP2010061892A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | M & G Eco Battery:Kk | 渦巻き電極群を有する二次電池 |
CN101728565A (zh) * | 2008-10-31 | 2010-06-09 | 三洋电机株式会社 | 圆筒型二次电池 |
-
2003
- 2003-02-26 JP JP2003049847A patent/JP2004259624A/ja active Pending
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