JP2004259456A - 電池ケース - Google Patents
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
【課題】電池製造時の工数や部品点数及びコストを大幅に削減することができる電池ケースを提供すること。
【解決手段】しぼり加工により製造され、内部に電極群と電解液とが装填される金属製の電池ケースにおいて、電池ケース1の一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部2をプレス加工により形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】しぼり加工により製造され、内部に電極群と電解液とが装填される金属製の電池ケースにおいて、電池ケース1の一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部2をプレス加工により形成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リチウム電池等の電池ケースに関し、特に、電池製造時の工数や部品点数及びコストを大幅に削減することができる電池ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スパイラル形リチウム電池などの電池においては、その内圧が異常上昇したときにラプチャーディスクの薄肉部を破断してガス等を外部に放出させる安全弁機構に加えて、異常時の過電流を防止して安全性を高めるためにPTC素子を組み付けることが広く行われている。
従来、このようなリチウム電池では、封口ガスケットに溶接板、ラプチャーディスク、PTC素子及び正極端子を積重し、電池ケースと共にかしめた構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のリチウム電池においては、電池ケース内にラプチャーディスクを密閉状態で配設するとともに、ラプチャーディスク外側の電池ケース蓋に、内圧上昇時のガス抜き孔を形成する必要があり、これにより、リチウム電池製造時に工数や部品点数及びコストが多くかかるという問題を有している。
【0004】
本発明は、上記従来のリチウム電池が有する問題点に鑑み、電池製造時の工数や部品点数及びコストを大幅に削減することができる電池ケースを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の電池ケースは、しぼり加工により製造され、内部に電極群と電解液とが充填される金属製の電池ケースにおいて、電池ケースの一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部をプレス加工により形成したことを特徴とする。
【0006】
この電池ケースは、電池ケースの一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部をプレス加工により形成することから、電池の内圧が異常上昇したときに、この電池ケースの薄肉部を破断させてガス等を外部に放出することができ、これにより、従来のラプチャーディスクやその密封配設構造、電池ケースのガス抜き孔を省略することができるとともに、薄肉部をプレス加工により容易に形成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電池ケースの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1〜図2に、本発明の電池ケースの一実施例を示す。
この電池ケースは、しぼり加工により断面コ字状に形成され、内部に電極群等が充填されるステンレススチール等の金属製のリチウム電池用の電池ケース1において、電池ケース1の一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部2をプレス加工により複数形成している。
【0009】
電池ケース1は、コップ状に形成された本体に、電極群や電解液等(図示省略)が充填されるとともに、開口部3に陽極用突部4を備えた電池ケース蓋5が密閉状態でかしめ止めされる。
【0010】
薄肉部2は、本実施例では、電池ケース1の底部にプレス加工で刻印することにより形成されており、リチウム電池がショートするなど、電池の内圧が異常上昇したときに破断してガス等を外部に放出するように、ステンレススチール製の電池ケース1の場合で、厚さtが100ミクロン以下、好ましくは、50ミクロン以下になるように設定されている。
薄肉部2の形状は、図2に示すように、矢印やT字、丸、四角、菱形、楕円、直線、曲線等、適宜に選択することが可能である。
【0011】
かくして、本実施例の電池ケースは、電池ケース1の一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する、ステンレススチール製の電池ケース1の場合で、厚さtが100ミクロン以下、好ましくは、50ミクロン以下の薄肉部2をプレス加工により形成することから、電池の内圧が異常上昇したときに、この電池ケース1の薄肉部2を破断させてガス等を外部に放出することができ、これにより、従来のラプチャーディスクやその密封配設構造、電池ケース1のガス抜き孔を省略することができるとともに、薄肉部2をプレス加工により容易に形成して、電池製造時の工数や部品点数及びコストを大幅に削減することができる。
【0012】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明の電池ケースの構成は、この実施例の記載に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することが可能である。
【0013】
【発明の効果】
本発明の電池ケースによれば、電池ケースの一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部をプレス加工により形成することから、電池の内圧が異常上昇したときに、この電池ケースの薄肉部を破断させてガス等を外部に放出することができ、これにより、従来のラプチャーディスクやその密封配設構造、電池ケースのガス抜き孔を省略することができるとともに、薄肉部をプレス加工により容易に形成して、電池製造時の工数や部品点数及びコストを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池ケースの一実施例を示し、(a)は断面図、(b)は要部拡大断面図である。
【図2】同実施例の電池ケースを示し、(a)は斜視図、(b)〜(g)は薄肉部の例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 電池ケース
2 薄肉部
3 開口部
4 陽極用突部
5 電池ケース蓋
t 厚み
【発明の属する技術分野】
本発明は、リチウム電池等の電池ケースに関し、特に、電池製造時の工数や部品点数及びコストを大幅に削減することができる電池ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スパイラル形リチウム電池などの電池においては、その内圧が異常上昇したときにラプチャーディスクの薄肉部を破断してガス等を外部に放出させる安全弁機構に加えて、異常時の過電流を防止して安全性を高めるためにPTC素子を組み付けることが広く行われている。
従来、このようなリチウム電池では、封口ガスケットに溶接板、ラプチャーディスク、PTC素子及び正極端子を積重し、電池ケースと共にかしめた構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のリチウム電池においては、電池ケース内にラプチャーディスクを密閉状態で配設するとともに、ラプチャーディスク外側の電池ケース蓋に、内圧上昇時のガス抜き孔を形成する必要があり、これにより、リチウム電池製造時に工数や部品点数及びコストが多くかかるという問題を有している。
【0004】
本発明は、上記従来のリチウム電池が有する問題点に鑑み、電池製造時の工数や部品点数及びコストを大幅に削減することができる電池ケースを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の電池ケースは、しぼり加工により製造され、内部に電極群と電解液とが充填される金属製の電池ケースにおいて、電池ケースの一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部をプレス加工により形成したことを特徴とする。
【0006】
この電池ケースは、電池ケースの一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部をプレス加工により形成することから、電池の内圧が異常上昇したときに、この電池ケースの薄肉部を破断させてガス等を外部に放出することができ、これにより、従来のラプチャーディスクやその密封配設構造、電池ケースのガス抜き孔を省略することができるとともに、薄肉部をプレス加工により容易に形成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電池ケースの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1〜図2に、本発明の電池ケースの一実施例を示す。
この電池ケースは、しぼり加工により断面コ字状に形成され、内部に電極群等が充填されるステンレススチール等の金属製のリチウム電池用の電池ケース1において、電池ケース1の一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部2をプレス加工により複数形成している。
【0009】
電池ケース1は、コップ状に形成された本体に、電極群や電解液等(図示省略)が充填されるとともに、開口部3に陽極用突部4を備えた電池ケース蓋5が密閉状態でかしめ止めされる。
【0010】
薄肉部2は、本実施例では、電池ケース1の底部にプレス加工で刻印することにより形成されており、リチウム電池がショートするなど、電池の内圧が異常上昇したときに破断してガス等を外部に放出するように、ステンレススチール製の電池ケース1の場合で、厚さtが100ミクロン以下、好ましくは、50ミクロン以下になるように設定されている。
薄肉部2の形状は、図2に示すように、矢印やT字、丸、四角、菱形、楕円、直線、曲線等、適宜に選択することが可能である。
【0011】
かくして、本実施例の電池ケースは、電池ケース1の一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する、ステンレススチール製の電池ケース1の場合で、厚さtが100ミクロン以下、好ましくは、50ミクロン以下の薄肉部2をプレス加工により形成することから、電池の内圧が異常上昇したときに、この電池ケース1の薄肉部2を破断させてガス等を外部に放出することができ、これにより、従来のラプチャーディスクやその密封配設構造、電池ケース1のガス抜き孔を省略することができるとともに、薄肉部2をプレス加工により容易に形成して、電池製造時の工数や部品点数及びコストを大幅に削減することができる。
【0012】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明の電池ケースの構成は、この実施例の記載に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することが可能である。
【0013】
【発明の効果】
本発明の電池ケースによれば、電池ケースの一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部をプレス加工により形成することから、電池の内圧が異常上昇したときに、この電池ケースの薄肉部を破断させてガス等を外部に放出することができ、これにより、従来のラプチャーディスクやその密封配設構造、電池ケースのガス抜き孔を省略することができるとともに、薄肉部をプレス加工により容易に形成して、電池製造時の工数や部品点数及びコストを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池ケースの一実施例を示し、(a)は断面図、(b)は要部拡大断面図である。
【図2】同実施例の電池ケースを示し、(a)は斜視図、(b)〜(g)は薄肉部の例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 電池ケース
2 薄肉部
3 開口部
4 陽極用突部
5 電池ケース蓋
t 厚み
Claims (1)
- しぼり加工により製造され、内部に電極群と電解液とが充填される金属製の電池ケースにおいて、電池ケースの一部に、電池の内圧が異常上昇したときに破断する薄肉部をプレス加工により形成したことを特徴とする電池ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003045439A JP2004259456A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 電池ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003045439A JP2004259456A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 電池ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004259456A true JP2004259456A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33112237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003045439A Pending JP2004259456A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 電池ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004259456A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006338979A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 円柱状リチウム二次電池 |
JP2015170395A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 円筒形二次電池 |
WO2023068203A1 (ja) * | 2021-10-20 | 2023-04-27 | 三洋電機株式会社 | 円筒形電池 |
-
2003
- 2003-02-24 JP JP2003045439A patent/JP2004259456A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006338979A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 円柱状リチウム二次電池 |
JP2015170395A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 円筒形二次電池 |
WO2023068203A1 (ja) * | 2021-10-20 | 2023-04-27 | 三洋電機株式会社 | 円筒形電池 |
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