WO2023068203A1 - 円筒形電池 - Google Patents

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仰 奥谷
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パナソニックホールディングス株式会社
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Abstract

底部の変形を抑制しつつ、安全性を向上させた円筒形電池を提供する。本開示の一態様である円筒形電池は、電極体と、電解質と、電極体及び電解質を収容する有底円筒形状の外装缶と、外装缶の開口部を塞ぐ封口体とを備え、外装缶の底部が、多角形を形成する第1溝と、多角形の複数の頂点の各々から外側に向けて延伸する複数の第2溝とを有する。

Description

円筒形電池
 本開示は、円筒形電池に関する。
 近年、エネルギー密度の高い電池が求められている。また、電池の高エネルギー密度化に対応して、電池の安全性も益々重視されるようになっている。特許文献1~4には、電池の安全性向上のために、円筒形二次電池の底部に溝を設け、異常時にはこの溝に沿って破断させる技術が開示されている。
特開平06-333548号公報 特開平01-309252号公報 特開平11-213978号公報 特開2006-338979号公報
 円筒形電池は、通常使用時にも電池の内圧が上昇して、底部が変形することがある。そのため、円筒形電池の底部には、通常時は変形を抑制しつつ、異常時には極力広い範囲で開口する破断部を設ける必要がある。特許文献1~4に開示の技術は、円筒形電池の底部の変形については検討しておらず、未だ改善の余地がある。
 本開示の目的は、底部の変形を抑制しつつ、安全性を向上させた円筒形電池を提供することである。
 本開示の一態様である円筒形電池は、電極体と、電解質と、電極体及び電解質を収容する有底円筒形状の外装缶と、外装缶の開口部を塞ぐ封口体とを備え、外装缶の底部が、多角形を形成する第1溝と、多角形の複数の頂点の各々から外側に向けて延伸する複数の第2溝とを有することを特徴とする。
 本開示に係る円筒形電池によれば、底部の変形の抑制と安全性の向上とを両立することができる。
実施形態の一例である円筒形二次電池の縦方向断面図である。 実施形態の一例である円筒形二次電池の底面図である。 図2の円筒形二次電池において、異常時に開裂した外装缶の底部の斜視図である。 実施形態の一例である円筒形二次電池の底部に形成された溝を示す模式図である。 実施形態の一例である円筒形二次電池の底部に形成された溝を示す模式図である。 実施形態の一例である円筒形二次電池の底部に形成された溝を示す模式図である。 実施形態の一例である円筒形二次電池の底部に形成された溝を示す模式図である。 実施形態の一例である円筒形二次電池の底部に形成された溝を示す模式図である。
 以下では、図面を参照しながら、本開示に係る円筒形電池の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、円筒形電池の仕様に合わせて適宜変更することができる。また、以下の説明において、複数の実施形態、変形例が含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
 図1は、実施形態の一例である円筒形二次電池10の縦方向断面図である。円筒形二次電池10は、電極体14と、電解質(図示せず)と、電極体14及び電解質を収容する有底円筒形状の外装缶15と、外装缶15の開口部を塞ぐ封口体16とを備える。以下では、外装缶15の軸方向に沿った方向を「縦方向」とし、封口体16側を「上」、外装缶15の底部側を「下」として説明する。また、外装缶15の軸方向に垂直な方向を「横方向」とし、外装缶15の径方向中心側を「内側」、径方向外側を「外側」として説明する。
 電極体14は、正極11及び負極12がセパレータ13を介して巻回されてなる巻回型の構造を有する。電極体14は、巻回型に限定されず、積層型でもよい。
 正極11は、例えば、帯状の正極集電体と、正極集電体の両面に形成された正極合剤層とを有する。正極集電体には、例えば、アルミニウムなどの金属の箔、当該金属を表層に配置したフィルム等が用いられる。正極合剤層は、少なくとも正極活物質を含み、導電剤、結着剤等を含んでもよい。正極活物質としては、Ni等の遷移金属元素を含有するリチウム含有遷移金属酸化物等が例示できる。正極11は、正極活物質等を溶剤に分散させた正極合剤スラリーを正極集電体の両面に塗布した後、正極合剤層を乾燥及び圧延することにより作製できる。
 負極12は、例えば、帯状の負極集電体と、負極集電体の両面に形成された負極合剤層とを有する。負極集電体には、例えば、銅などの金属の箔、当該金属を表層に配置したフィルム等が用いられる。負極合剤層は、少なくとも負極活物質を含み、結着剤等を含んでもよい。負極活物質としては、天然黒鉛、人造黒鉛等の炭素材料、ケイ素系化合物等の金属化合物等が例示できる。負極12は、負極活物質等を溶媒に分散させた負極合剤スラリーを負極集電体の両面に塗布した後、負極合剤層を乾燥及び圧延することにより作製できる。
 セパレータ13としては、イオン透過性及び絶縁性を有する多孔性シートを用いることができる。多孔性シートの具体例としては、微多孔薄膜、織布、不織布などが挙げられる。セパレータ13の材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン樹脂が好ましい。
 電極体14の上下には、上部絶縁板17及び下部絶縁板18がそれぞれ配置されている。正極リード19は上部絶縁板17の貫通孔を通って上方に延び、封口体16の底板であるフィルタ22の下面に溶接されている。円筒形二次電池10では、フィルタ22と電気的に接続された封口体16の天板であるキャップ26が正極端子となる。他方、負極リード20は下部絶縁板18の貫通孔を通って、外装缶15の底部側に延び、外装缶15の底部内面に溶接されている。円筒形二次電池10では、外装缶15が負極端子となる。
 外装缶15は、有底円筒形の金属製の外装缶である。外装缶15の厚みは、例えば、0.2mm~0.8mmである。外装缶15は、底部及び底部の周縁に立設した側壁部を有する。外装缶15の底部は、第1溝30及び第2溝32を有する。第1溝30及び第2溝32は、後述するように、異常時に円筒形二次電池10の内圧が上昇すると、破断し、破断した部位からガスが排出される。外装缶15の側壁部には、溝入部21が形成されている。溝入部21は、下側から封口体16を支持する。溝入部21は、外装缶15の周方向に沿って環状に形成されることが好ましい。
 外装缶15の上部の開口部は、ガスケット27を介して封口体16で塞がれており、円筒形二次電池10の内部の密閉性が確保されている。封口体16は、電極体14側から順に積層された、フィルタ22、下弁体23、絶縁部材24、上弁体25、及びキャップ26を有する。封口体16を構成する各部材は、例えば円板形状又はリング形状を有し、絶縁部材24を除く各部材は互いに電気的に接続されている。下弁体23と上弁体25とは各々の中央部で互いに接続され、各々の周縁部の間には絶縁部材24が介在している。異常時に円筒形二次電池10の内圧が上昇すると、例えば、下弁体23が破断し、これにより上弁体25がキャップ26側に膨れて下弁体23から離れることにより両者の電気的接続が遮断される。さらに内圧が上昇すると、上弁体25が破断し、キャップ26の開口部26aからガスが排出される。
 上記のように、外装缶15の底部及び封口体16は、いずれも防爆弁として機能する。いずれが先に開放されるかは、特に制限はなく、適宜設計可能である。
 外装缶15には、電極体14以外に電解質が収容されている。電解質として、例えば水溶液系の電解質及び非水電解質などを用いることができるが、非水電解質を用いることが好ましい。非水電解質の非水溶媒(有機溶媒)としては、カーボネート類、ラクトン類、エーテル類、ケトン類、エステル類等が例示できる。これらの溶媒は2種以上を混合して用いることができる。2種以上の溶媒を混合して用いる場合、環状カーボネートと鎖状カーボネートを含む混合溶媒を用いることが好ましい。環状カーボネートとしては、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、及びブチレンカーボネート(BC)等を用いることができる。鎖状カーボネートとしては、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、及びジエチルカーボネート(DEC)等を用いることができる。エステル類として、酢酸メチル(MA)及びプロピオン酸メチル(MP)等の炭酸エステルを用いることが好ましい。非水溶媒は、これら溶媒の水素原子の少なくとも一部をフッ素等のハロゲン原子で置換したハロゲン置換体を含有していてもよい。ハロゲン置換体として、例えば、フルオロエチレンカーボネート(FEC)及びフルオロプロピオン酸メチル(FMP)等を用いることが好ましい。
 非水電解質の電解質塩としては、LiPF、LiBF、LiCFSO、リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド、リチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド等及びこれらの混合物を用いることができる。非水溶媒に対する電解質塩の溶解量は、例えば0.5mol/L~2.0mol/Lである。また、さらにビニレンカーボネート(VC)やプロパンスルトン系添加剤を添加してもよい。
 次に、図2~図4Eを参照しつつ、外装缶15の底部に形成された第1溝30及び第2溝32について詳説する。
 図2は、実施形態の一例である円筒形二次電池10の底面図である。外装缶15(円筒形二次電池10)の底部は、多角形を形成する第1溝30と多角形の複数の頂点の各々から外側に向けて延伸する複数の第2溝32とを有する。これにより、円筒形二次電池10において、底部の変形を抑制しつつ、安全性を向上させることができる。図2に示す例においては、第1溝30は四角形を形成し、当該四角形の各頂点から1本ずつ第2溝32が延伸している。
 円筒形二次電池10は、通常使用時にも、内圧が上昇することがある。しかし、本実施形態に係る第1溝30が形成する多角形の内側では、内圧が上昇した際にも、変形が抑制される。なお、外装缶15の底部に、防爆弁としての円形状の溝が形成されていることがある。しかし、溝が円を形成する場合には、溝の内側と外側で変形し易さが変わらず、外装缶15の底部の変形を抑制できない。
 第1溝30が形成する多角形は、例えば、正多角形である。なお、第1溝30が形成する多角形は、肉眼において多角形と認識できるものであればよい。即ち、第1溝30は、直線に限定されず、曲線であってもよい。第1溝30が曲線である場合には、第1溝30は、外側に凸であることが好ましい。
 第1溝30が形成する多角形の中心は、例えば、外装缶15の底部の中心Oと略重なっている。第1溝30が形成する多角形の外接円の直径D3は3mm以上であることが好ましい。第1溝30が形成する多角形の外接円の直径D3と、外装缶15の底部直径D1とは、例えば、D3/D1≦0.6の関係を満たす。
 第1溝30の深さは、例えば、0.1mm~0.5mmであり、第1溝30の幅は、例えば、0.1mm~1.0mmである。第1溝30の断面形状は、特に限定されないが、例えば、V字形状である。なお、第1溝30の深さ、幅、及び断面形状は、延伸方向において、変化してもよい。この場合、第1溝30の深さ及び幅は、各々、延伸方向に沿って複数点で測定した値の平均値を意味する。
 図3は、図2の円筒形二次電池10において、異常時に開裂した外装缶15の底部の斜視図である。円筒形二次電池10の内部の圧力は、電池内部の燃焼等の異常時には、急激に上昇する。円筒形二次電池10の内部の圧力が所定値に達すると、第2溝32が破断する。これにより、外装缶15の底部にガスを排出する大きな開口が形成されるので、電池の安全性を向上させることができる。
 複数の第2溝32は、図2に示すように、第1溝30が形成する多角形の1つの頂点にのみ接することが好ましい。これにより、第2溝32が破断した際に、第1溝30で囲まれた部位を外装缶15の底部から飛散させずに繋ぎとめることができる。
 複数の第2溝32が、第1溝30が形成する多角形との接点近傍において、その接点に接続する当該多角形の辺の延長線上にあることが好ましい。これにより、第1溝30と第2溝32が破断する際に、破断が接点で止まることを抑制できる。
 複数の第2溝32は、例えば、外装缶15の底部の中心Oに対して同一回転方向に延伸している。回転方向は、右回り、左回りのいずれでもよい。
 複数の第2溝32の終端部34は、例えば、同一円周上に位置する。ここで、終端部34とは、第2溝32の第1溝30と接していない側の端部近傍を意味する。複数の終端部34が位置する円の中心は、例えば、外装缶15の底部の中心Oと略重なっており、この円の直径D2と、外装缶15の底部直径D1とは、例えば、D2/D1≦0.9の関係を満たす。
 第2溝32の深さは、例えば、0.1mm~0.5mmであり、第2溝32の幅は、例えば、0.1mm~1.0mmである。第2溝32の断面形状は、特に限定されないが、例えば、V字形状である。なお、第2溝32の深さ、幅、及び断面形状は、延伸方向において、変化してもよい。この場合、第2溝32の深さ及び幅は、各々、延伸方向に沿って複数点で測定した値の平均値を意味する。第2溝32と第1溝30は、例えば、深さ、幅、及び断面形状がいずれも同じである。なお、第2溝32と第1溝30の深さ、幅、及び断面形状は、相互に異なっていてもよい。
 図4A~図4Eを参照しつつ、第1溝30と第2溝32の他の実施形態について説明する。図4A~図4Eは、各々、第1溝30と第2溝32の他の実施形態を示す模式的な図である。
 図4Aに示す例においては、第1溝30aは三角形を形成し、当該三角形の各頂点から1本ずつ第2溝32aが延伸している。図4Bに示す例においては、第1溝30bは五角形を形成し、当該五角形の各頂点から1本ずつ第2溝32bが延伸している。第1溝30が形成する多角形は、好ましくは三角形~六角形であり、より好ましくは四角形~五角形である。
 図4Cに示す例においては、第1溝30cは四角形を形成し、当該四角形の各頂点から1本ずつ第2溝32cが延伸している。図4Cの第2溝32cは、直線部分を有している。図4Dに示す例においては、第1溝30dは四角形を形成し、当該四角形の各頂点から1本ずつ第2溝32dが延伸している。図4Dの第2溝32dは、2本の直線からなり、2本の直線の交点部分には角を有している。第2溝32は、直線部分を有してもよいが、曲線のみからなることが好ましい。
 図4Eに示す例においては、第1溝30eは四角形を形成し、当該四角形の対向する2つの頂点から1本ずつ第2溝32eが延伸している。第2溝32は、第1溝30が形成する多角形の一部の頂点から延伸していてもよいし、第1溝30が形成する多角形の全ての頂点から延伸していてもよい。第2溝32が多角形の一部の頂点から延伸している場合は、第2溝32が接している多角形の頂点が、相互に対向していることが好ましい。
 以下、実験例により本開示をさらに説明するが、本開示はこれらの実験例に限定されるものではない。
 <実験例>
 [外装缶の作製]
 鋼板材料に絞り加工を行って直径21mmの有底円筒形状の外装缶を作製した。外装缶の底部の中央には、1辺6mmの正方形を形成するように第1溝を設けた。当該正方形の全ての頂点から延伸するように、4本の曲線形状の第2溝を設けた。この時、第2溝の終端部が外装缶の底部の中央に仮想される直径13mmの円周上に位置するようにした。
 [防爆弁の動作確認]
 作製した外装缶の開口部を封止板で封止した。封止板には外装缶の内部と外部を連通するための貫通穴が設けられている。この貫通穴を介して外装缶の内部に窒素ガスを注入し、外装缶の底部に設けられた第1溝及び第2溝からなる防爆弁が作動するまで、外装缶内部の圧力を上昇させた。その後、目視によって、図3のように第1溝及び第2溝に沿って外装缶の底部が開裂していることを確認した。また、防爆弁が作動するまでは外装缶の底部の変形が抑制されていることも確認した。なお、上記の直径21mmの外装缶と同様に、直径46mmや直径18mmの外装缶でも同様の結果が得られることを確認している。
 上述のように、本開示の円筒形電池によれば、底部の変形の抑制と安全性の向上とを両立することができる。
 10 円筒形二次電池、11 正極、12 負極、13 セパレータ、14 電極体、15 外装缶、15a 刻印部、16 封口体、17 上部絶縁板、18 下部絶縁板、18a 基材部、18b 接着部、19 正極リード、20 負極リード、21 溝入部、22 フィルタ、23 下弁体、24 絶縁部材、25 上弁体、26 キャップ、26a 開口部、27 ガスケット、30、30a、30b、30c、30d、30e 第1溝、32、32a、32b、32c、32d、32e 第2溝、34 終端部

Claims (5)

  1.  電極体と、電解質と、前記電極体及び前記電解質を収容する有底円筒形状の外装缶と、前記外装缶の開口部を塞ぐ封口体とを備え、
     前記外装缶の底部が、多角形を形成する第1溝と、前記多角形の複数の頂点の各々から外側に向けて延伸する複数の第2溝とを有する、円筒形電池。
  2.  前記複数の第2溝が、前記複数の第2溝及び前記多角形と、前記多角形の1つの頂点でのみ接する、請求項1に記載の円筒形電池。
  3.  前記複数の第2溝が、前記多角形との接点近傍において、前記接点に接続する前記多角形の辺の延長線上にある、請求項1又は2に記載の円筒形電池。
  4.  前記複数の第2溝が、前記外装缶の底部の中心に対して同一回転方向に延伸している、請求項1~3のいずれか1項に記載の円筒形電池。
  5.  前記複数の第2溝の終端部が、同一円周上に位置する、請求項1~4のいずれか1項に記載の円筒形電池。
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