JP2004259222A - 画像出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作パネルに対する種々の情報開示処理のバリエーションを格段に向上させ、訴求力に富んだ文書と画像とからなら複合的なメッセージを自在に表示することである。
【解決手段】伝送媒体を介してホストコンピュータ240と通信可能な画像出力装置200において、ホストコンピュータ240から受信するHTTPコマンドに応じて、画像出力装置200に保持されている情報をHTML文書として生成して、該生成されたHTML文書をHTTPプロトコルによりホストコンピュータ240に送信した後、コントロールユニット2000がホストコンピュータ240からのHTTPコマンドと該HTTPコマンドに付帯するビットマップデータを受信して操作部2012の表示部に表示制御する構成を特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】伝送媒体を介してホストコンピュータ240と通信可能な画像出力装置200において、ホストコンピュータ240から受信するHTTPコマンドに応じて、画像出力装置200に保持されている情報をHTML文書として生成して、該生成されたHTML文書をHTTPプロトコルによりホストコンピュータ240に送信した後、コントロールユニット2000がホストコンピュータ240からのHTTPコマンドと該HTTPコマンドに付帯するビットマップデータを受信して操作部2012の表示部に表示制御する構成を特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像出力装置とホストコンピュータがネットワーク等の伝送媒体を介して接続された画像出力装置の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像出力装置内にWebサーバを実装し、画像出力装置とホストコンピュータとの間の通信規約としてHTTPプロトコルを採用し、画像出力装置の状態やコンフィギュレーション情報、画像出力装置に投入された画像出力ジョブの状況や履歴情報などをHTML文書として画像出力装置から送信し、受信したホストコンピュータ上のWebブラウザにより閲覧する方法が知られている。
【0003】
また、Webブラウザから送信されるHTTPコマンドにパラメータを付帯させることにより、画像出力装置内のコンフィギュレーション情報を設定したり、画像出力装置内に保持された画像の出力指示をしたりする方法が知られている。HTTPプロトコルにより転送されるHTML文書を解釈し表示を行うWebブラウザは種別の異なる多くのホストコンピュータ上に広く実装されており、ホストコンピュータの種別によらない異機種混交なシステムを構成することが可能となっている。
【0004】
また、HTTPプロトコルは1対多のマルチクライアントプロトコルであり、複数のユーザが同時に装置と対話することが可能な機会を提供している。
【0005】
画像出力装置の内蔵Webサーバを利用した特徴的な機能として、Webブラウザで設定したメッセージを画像出力装置の操作表示部に表示させる掲示板機能が知られている。該掲示板機能は、任意のメッセージを画像出力装置の操作部上に表示できる為、画像出力装置の管理者と使用者間のコミュニケーション手段として有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、メッセージだけでは表現能力に乏しく、連絡事項の告知程度に留まってしまい、商品の宣伝といったような広告を目的とした用途では訴求力が足りない面があった。
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置において、ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成して、該生成されたHTML文書をHTTPプロトコルによりホストコンピュータに送信した後、ホストコンピュータからのHTTPコマンドと該HTTPコマンドに付帯するビットマップデータを受信して操作パネルに表示制御することにより、操作パネルに対する種々の情報開示処理のバリエーションを格段に向上させ、訴求力に富んだ文書と画像とからなる複合的なメッセージを自在に表示できる操作パネル環境を自在に構築できる画像出力装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の画像出力装置は以下に示す構成を備える。
【0009】
本発明は、伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置であって、前記ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成する生成手段(例えば図2に示すHTTPモジュール1512に相当)と、前記生成手段により生成されたHTML文書をHTTPプロトコルにより前記ホストコンピュータに送信するとともに、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドを受信するWebサーバ手段(例えば図2に示すWebSeverモジュール1503に相当)と、画像出力処理状態を表示可能な操作パネル(例えば図6に示すLCD2013)と、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示する制御手段(例えば図2に示すUIモジュール1501に相当)とを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像出力装置および情報処理装置を適用可能な画像処理システムの一例を示すブロック図である。
【0011】
図1において、画像形成装置200は、画像入力デバイスであるスキャナ部2070、画像出力デバイスであるプリンタ部2095、Controller Unit2000、ユーザインタフェースである操作部2012から構成される。
【0012】
スキャナ部2070、プリンタ部2095、操作部2012は、それぞれController Unit2000に接続され、Controller Unit2000は、LAN2011などのネットワーク伝送手段に接続されている。
【0013】
また、LAN2011には、画像形成装置200と同様の機器構成をもつ他の画像形成装置220,230が接続されている。画像形成装置220,230は、それぞれスキャナ部2270,2370、プリンタ部2295,2395、操作部2212,2312を持ち、それらがController Unit2200,2300に接続されている。
【0014】
図2は、図1に示した画像形成装置200,220,230のモジュール構成を説明するソフトウエアブロック図である。
【0015】
図2において、1501はUIモジュールで、即ちユーザインタフェースを司り、オペレータが本画像形成装置の各種操作・設定を行う際、機器との仲介を行う。UIモジュール1501は、オペレータの操作に従い、後述の各種モジュールに入力情報を転送し処理の依頼、或いはデータの設定等を行う。
【0016】
1502はデータベースモジュール(Address−Book)で、即ちデータの送付先、通信先等を管理する。Address−Bookの内容は、UI1501からの操作によりデータの追加、削除、取得が行われ、オペレータの操作により後述の各モジュールにデータの送付・通信先情報を与えるものとして使用されるものである。
【0017】
1503はWeb−Serverモジュールであり、図示しないWebクライアントからの要求により、本画像形成装置の管理情報を通知するために使用される。管理情報は、後述のUniversal−Send1504、後述のRemote−Copy−Print1510、後述のRemote−Copy−Scan1509、後述のControll−API1518を介して読み取られ、後述のHTTP1512、TCP/IPモジュール1516、Network−Driver1517を介してWebクライアントに通知される。
【0018】
1504はUniversal−Sendモジュールで、データの配信を司るモジュールであり、UI1501によりオペレータに指示されたデータを、同様に指示された通信(出力)先に配布するものである。
【0019】
また、オペレータにより、本機器のスキャナ機能を使用し配布データの生成が指示された場合は、後述のControll−API1518を介して機器を動作させ、データの生成を行う。
【0020】
1505はP550モジュールで、Universal−Send1504内で出力先にプリンタが指定された際に実行されるモジュールである。1506はE−mailモジュールで、Universal−Send1504内で通信先にE−mailアドレスが指定された際に実行される。
【0021】
1507はDBモジュールで、Universal−Send1504内で出力先にデータベースが指定された際に実行される。1508はDPモジュールで、Universal−Send1504内で出力先に本機器と同様の画像形成装置が指定された際に実行される。
【0022】
1509はRemote−Copy−Scanモジュールであり、本画像形成装置のスキャナ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の画像形成装置を出力先とし、本画像形成装置単体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモジュールである。
【0023】
1510はRemote−Copy−Printモジュールであり、本画像形成装置のプリンタ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の画像形成装置を入力先とし、本画像形成装置単体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモジュールである。
【0024】
1511はボックスモジュール(Box)であり、スキャン画像もしくはPDLプリント画像をHDDに格納し、格納した画像のプリンタ機能による印刷、Universal−Send機能による送信、HDDに格納した文書の削除、グルーピング(個別BOXへの格納)、BOX間移動、BOX間コピーなどの管理機能を提供する。
【0025】
1512は本画像形成装置がHTTPにより通信する際に使用されるHTTPモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のWeb−Serverモジュール1503に通信を提供するものである。
【0026】
1513はlprモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のUniversal−Send1504内のプリンタモジュール1505に通信を提供するものである。
【0027】
1514はSMTPモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のUniversal−Send1504内のE−mailモジュール1506に通信を提供するものである。
【0028】
1515はSalutation−Manager(SLM)モジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のUniversal−Send1504内のデータベースモジュール1517、DPモジュール1518、及びRemote−Copy−Scanモジュール1509、Remote−Copy−Printモジュール1510に通信を提供するものである。
【0029】
1516はTCP/IP通信モジュール(TCP/IPモジュール)であり、前述の各種モジュールに後述のNetwork−Driverによりネットワーク通信を提供するものである。
【0030】
1517はネットワークドライバ(Network−Driver)であり、ネットワークに物理的に接続される部分を制御するものである。1518はControll−APIであり、Universal−Send1504等の上流モジュールに対し、後述のJob−Manager1519等の下流モジュールとのインタフェースを提供するものであり、上流、及び下流のモジュール間の依存関係を軽減しそれぞれの流用性を高めるものである。
【0031】
1519はJob−Managerであり、前述の各種モジュールよりControll−API1518を介して指示される処理を解釈し、後述の各モジュールに指示を与えるものである。また、本モジュールは、本画像形成装置内で実行されるハード的な処理を一元管理するものである。
【0032】
1520はCODEC−Managerであり、Job−Manager1519が指示する処理の中でデータの各種圧縮・伸長を管理・制御するものである。1521はFBE−Encoderであり、Job−Manager1519、Scanner−Manager1524により実行されるスキャン処理により読み込まれたデータをFBEフォーマットにより圧縮するものである。
【0033】
1522はJPEG−CODECであり、Job−Manager1519、Scan−Manager1524により実行されるスキャン処理、及びPrint−Manager1526により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのJPEG圧縮及び印刷データのJPEG展開処理を行うものである。
【0034】
1523はMMR−CODECであり、Job−Manager1519、Scan−Manager1524により実行されるスキャン処理、及びPrint−Manager1526により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのMMR圧縮及び印刷データのMMR伸長処理を行うものである。1524はScan−Managerであり、Job−Manager1519が指示するスキャン処理を管理・制御するものである。
【0035】
1525はSCSIドライバであり、Scan−Manager1524と本画像形成装置が内部的に接続しているスキャナ部との通信を行うものである。1526はPrint−Managerであり、Job−Manager1519が指示する印刷処理を管理・制御するものである。
【0036】
1527はEngine−I/Fドライバであり、Print−Manager1526と印刷部とのI/Fを提供するものである。1528はパラレルポートドライバであり、Web−Pull−Print1511がパラレルポートを介して図示しない出力機器にデータを出力する際のI/Fを提供するものである。
【0037】
図3は、図1に示した画像形成装置200のコントロールユニット2000の構成を説明するブロック図であり、他の画像形成装置220,230も同様の構成を備えているものとする。
【0038】
図3において、Controller Unit2000は画像入力デバイスであるスキャナ部2070や画像出力デバイスであるプリンタ部2095と接続し、一方ではLAN2011や公衆回線(WAN)2051と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。
【0039】
CPU2001はシステム全体を制御するコントローラである。RAM2002はCPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM2003はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。
【0040】
2004はハードディスクドライブ(HDD)で、システムソフトウェア、画像データを格納する。操作部I/F2006は、操作部(UI)2012とのインタフェース部で、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。
【0041】
また、操作部2012から本システム使用者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。Network2010はLAN2011に接続し、情報の入出力を行う。Modem2050は、公衆回線2051に接続され、情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス2007上に配置される。
【0042】
Image BusI/F2005は、システムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。
【0043】
ラスタイメージプロセッサ(RIP)2060はPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ部2070やプリンタ部2095とコントローラユニット2000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
【0044】
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。
【0045】
画像回転部2030は画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸長処理を行う。カードリーダI/F2015は、磁気カードの読み取り装置であるカードリーダ2016のインタフェース部である。
【0046】
図4は、図1に示した画像形成装置200のスキャナ部2070,プリンタ部2095の構成を説明する外観図である。
【0047】
図3に示すように、画像入力デバイスであるスキャナ部2070は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することで、ラスタイメージデータ2071として電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットし、装置使用者が操作部2012から読み取り起動指示することにより、CPU2001がスキャナ部2070に指示を与え、原稿フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
【0048】
画像出力デバイスであるプリンタ部2095は、ラスタイメージデータ2096を用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、他のどのプリント方式(例えば電子写真方式)でも構わない。
【0049】
プリント動作の起動は、CPU2001からの指示によって開始する。プリンタ部2095には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2101、2102、2103がある。また、排紙トレイ2111,2112は印字し終わった用紙を受けるものである。
【0050】
図5は、図3に示した操作部2012の構成を説明する平面図であり、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
【0051】
図5において、LCD表示部2013は、LCD上にタッチパネルシート2019が貼られており、システムの操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をCPU2001に伝える。
【0052】
スタートキー2014は原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー2014中央部には、緑と赤の2色LED2018があり、その色によってスタートキー2014が使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー2115は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー2116は、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキー2017は操作部からの設定を初期化する時に用いる。
【0053】
図6は、図5に示した操作部2012の制御構成を説明するブロック図であり、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
【0054】
図6において、画像形成装置において、2001はCPUで、ROM2003のプログラム用ROMとHDD2004に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス2007に接続される各種デバイスとのアクセスを総括的に制御し、画像入力部インタフェースを介して接続されるスキャナ部2070から入力情報を読み込み、印刷部インタフェースを介して接続されるプリンタ部2095に出力情報としての画像信号を出力する。2002はRAMで、CPU2001の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0055】
タッチパネル2019、各キー2014,2017,2018,2115,2116から、ユーザ入力を受け取り操作入力部I/Fである入力ポート20061を介して、操作内容を取得する。
【0056】
取得した操作内容と前述の制御プログラムにもとづいて、CPU2001において表示画面データが生成され、画面出力デバイスを制御する出力デバイスコントローラとして機能する出力ポート20062を介して、LCD表示部2013やCRTなどの画面出力デバイスに表示画面を出力する。また、出力ポート20062を介して、LED2018の消灯,点滅,点灯も制御される。
【0057】
図7は、図3に示した操作部2012の操作表示に関するモジュール構成を説明するブロック図であり、操作表示系タスク構成に対応する。なお、図6と同一のものには同一の符号を付してある。
【0058】
なお、ROM2003のプログラム用ROMの一部には、リアルタイムOSと呼ばれる、タスクスケジューリングプログラムが格納されており、図7に示すタスクもこのリアルタイムOSの管理下で制御されるものである。
【0059】
図7において、2201はキー入力タスクであり、操作者のタッチパネル操作、ハードキー操作に起因する割り込みにより起床され、キー入力イベントを操作部イベントキュー2205につめて、再度起床待ちという処理を繰り返す。
【0060】
2205は複数のタスクからのイベントを一括して受け入れるイベントキューで、先入れ先だしのFIFO構造になっている。2202はインターバルタイマタスクであり、一定時間間隔毎にタイマイベントを操作部イベントキュー2205につめるという処理を繰り返す。
【0061】
2203は操作表示系ではなくコントローラ制御関連のタスク(コントローラ制御タスク群)であるが、操作部イベントキュー2205に機器の状態を示す本体ステータスイベントを詰めたり、機器の駆動コマンドを受け付けたり、といったIFを操作表示系タスクであるキー入力タスク2201、インターバルタイママスク2202、コントローラ制御タスク群2203との間でタスクをこなす。
【0062】
2204は操作部アプリタスクであり、操作部イベントキュー2205に詰められた各種イベントを取り出して、イベントに応じた処理をして、操作部イベントが無くなるまで繰り返し、イベントが無くなれば、イベント待ち状態に入る。イベントに応じた処理としては、LCD2013への描画や、LED2018の点灯、コントローラ制御タスク群2203へのコマンド送信が主要なものである。
【0063】
図8は、本発明に係る画像出力装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図7に示した操作部アプリタスク2004の処理手順に対応する。なお、該タスクの手順は、ROM2003あるいはハードディスク2004等よりRAM2002上にロードして、CPU2001により実行される。なお、S2301〜S2306は各ステップを示す。
【0064】
まず、ステップS2301からスタートし、ステップS2302でタスクの初期化処理や、起動時に一回だけ行う各種初期化処理を行う。
【0065】
次に、ステップS2303で、操作部イベントキュー2205にイベントが存在するかどうか調べ、存在すると判断した場合は、ステップS2304に進み、存在しないと判断した場合には、同処理を繰り返す。
【0066】
そして、ステップS2304では、取り出したイベント内容からイベント通知すべきウィンドウを判定する。そして、イベントを通知すべきウィンドウを判別したら、ステップS2305に進み、そのウィンドウに予め登録されたコールバック関数に制御を渡し、ステップS2306に進む。
【0067】
そして、ステップS2306で、コールバック関数内の処理であり、処理内容はウィンドウによって様々であるが、一般的に行われる処理としては、新規ウィンドウの作成、画面描画、コマンド送信、LEDの点灯/消灯などを行い、ステップS2003へ戻る。
【0068】
以下、LCD表示部2013の画面構成について説明する。
【0069】
図9は、図6に示したLCD表示部2013の画面構成を説明する平面図であり、初期画面、例えば通常のコピー待ち画面表示例に対応する。なお、初期画面は、各画像形成機能設定後に戻ってくる標準画面として機能する。
【0070】
図9において、2701はソフトキーで、画像形成において変倍機能を用いず等倍出力を設定する。2702はソフトキーで、変倍機能を設定する。
【0071】
2703はソフトキーで、出力用紙サイズを設定する。2704はソフトキーで、両面出力を設定する。2705はソフトキーで、出力用紙のソート設定を行う。
【0072】
2706はソフトキーで、その他の応用機能を設定する。なお、各ソフトキー2701〜2706は押下後にさらに詳細な設定の為の表示画面に切り替わる。また、2707はソフトキー群で、画像出力濃度の設定を行う。2708はソフトキーで、本画像出力装置の動作状況を閲覧する際に指示される。
【0073】
次に、本実施形態において特徴的な機能であるリモートUI(リモートユーザインタフェース)について説明する。
【0074】
リモートUIは、画像出力装置の外部の情報処理装置(ホストコンピュータ)から画像出力装置の状態等の情報を取得・設定、またはプリントや送信(Universal−Send)等の動作を行わせるための機能である。
【0075】
本画像出力装置は、ユーザはネットワーク2011に接続されたパーソナルコンピュータなどのホストコンピュータ240から、Webブラウザを利用して画像出力装置にアクセスすることによりリモートUIの機能を使用することができるように構成されている。
【0076】
なお、図2にあるように、画像出力装置内部ではWeb−Server1503が稼動しておりこれによりHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による通信が可能となっている。Web−Server1503では、クライアントからの要求により起動されるCGI(CommonGateway Interface)プログラムを動作させることができる。
【0077】
図6に示したHDD2004中にはリソースファイル群、ページのテンプレートファイル群が格納されており、これらがリモートUIにおいて使用される。
【0078】
リソースファイルはページ表示に用いられるHTML(Hyper TextMakeup Language)ファイルや画像ファイルなどである。テンプレートファイルは、CGIプログラムから参照されページを作成するのに用いられるファイルである。
【0079】
本画像出力装置にアクセスするために、ユーザは、ホストコンピュータ240上のウェブブラウザを立ち上げ、URL(Uniform Resource Locator)を直接ウェブブラウザに入力するか、該URLが埋め込まれたリンクを選択する。
【0080】
ウェブブラウザ(クライアントブラウザ)は、オペレータによって入力されたURLを指定するHTTPコマンドを通信路を介して送信する。Web−Server1503は、このHTTPコマンドを受け取り、そのHTTPコマンドを解析し、それに応じた動作を行う。
【0081】
この際、クライアントブラウザからの要求がCGIプログラムの起動要求でなければ、前記リソース群の中から指定されたリソースをクライアントブラウザに送信して処理を終了する。
【0082】
クライアントブラウザからの要求がCGIプログラムであった場合、対応するCGIプログラムが起動する。CGIプログラムは起動時にクエリーパラメータを受け取ることができ、ユーザがブラウザから指定した値が渡される。CGIプログラムは、その要求に応じて装置情報の取得・設定や、プリント出力等の動作を本体に要求する。
【0083】
また、CGIプログラムはそのページに対応したテンプレートファイルを使って送信するページを作成していく。テンプレートファイル中には、取得された情報を用いて記述を変更する部分があり、これによりその時の状態に応じたページの内容を作成することができる。
【0084】
発信側ウェブブラウザ(クライアントブラウザ)は、本画像出力装置から返されたページを受信して表示装置の画面に表示してその内容をユーザに示す。こうしてウェブブラウザを利用して、画像出力装置にアクセスすることにより、装置外部から画像出力装置の機能・状態・保持情報を取得および設定し、また装置を操作することが可能となる。
【0085】
なお、リモートUIによって取得・設定できる情報は、例えば利用できる紙サイズや残量などの装置情報、投入されたジョブの情報、記憶装置に蓄積されている文書情報、EmailやFAXなのアドレス情報、ネットワークに関する設定情報などである。また、リモートUIによって行わせることが可能な動作としては、機器内に保持されている文書情報のプリントアウトや送信などがある。
【0086】
図10は、本発明に係る画像処理システムにおけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、クライアント(ブラウザ)側とサーバ側の基本的な処理に対応する。なお、ステップS100〜S105は、例えば図1に示したホストコンピュータ240等のクライアント側のステップに対応し、ステップS200〜S206は画像処理装置側のWeb Sever1503によるステップに対応する。
【0087】
クライアント側では、ステップS100から開始し、ステップS101でユーザからのURL入力待ち、URL入力後に、ステップS102でHTTPコマンドを画像出力装置にネットワークを介して送信し、ステップS103で、ネットワークを介して画像出力装置側からのレスポンス受信待ち、該レスポンス受信後にステップS104でHTML文書を整形表示し、一つのセッションを終了する(S105)。
【0088】
一方、サーバ側では、ステップS200から処理を開始し、ステップS201で、ネットワークを介してホストコンピュータ240等からのHTTPコマンド受信待ち、HTTPコマンド受信後に、ステップS202でCGI起動要求かどうか判定し、CGIプログラム起動要求であると判断した場合は、ステップS203でCGIパラメータを解析し、ステップS204で、CGIプログラムを起動し、一つのセッションを終了する(S206)。
【0089】
一方、ステップS202でCGIプログラム起動要求でないと判断した場合は、指定されたリソースファイルをレスポンスとして返信し、一つのセッションを終了する。
【0090】
なお、多くのページでは、表示内容はその時の状態に応じて変化する為、起動されたCGIプログラムの中で、機器情報を取得し、テンプレートファイルからHTMLを生成し、レスポンスとして返信するという処理が行われる。また、ステップS205では、HTMLファイルに対する加工は行わず、指定されたHTMLファイルをそのまま返信する。
【0091】
図11,図12は、本発明に係る情報処理装置の表示装置に表示されるリモートUIの一例を示す図であり、図1に示したホストコンピュータ240の表示装置に表示され、該表示画面は、リモートUIのトップページであり、ウェブブラウザで本装置のIPアドレスのみをURLに指定して接続した場合に表示されるデフォルトページである。
【0092】
なお、本表示画面はインデックス領域3101とメイン領域3102の2つのフレームから構成されている。インデックス領域には、主なサイトマップが表示され、マップ上のボタンを押すと対応する画面がメイン領域に表示される。
【0093】
図11において、トップページは、機器の一般情報を表示する。その他、デバイス情報ページ、ジョブステータスページ、ボックスページ、ユーザモードページなどがインデックス領域に配置したボタン(デバイスボタン3104、ジョブステータスボタン3105、ボックスボタン3106、ユーザモードボタン3107)押下により表示される。
【0094】
トップページへ戻るボタン3103は押下することにより、トップページが表示される。表示言語の切替えプルダウンメニュー3108は表示言語を選択する為の、プルダウンメニューであり、押下することにより表示言語の切替えプルダウンメニュー(図示しない)が表示される。このプルダウンメニューで言語を選択すると、選択した言語のトップページが表示される。
【0095】
次にリモートUIによるビットマップファイルのアップロード方法を図12に示す画面例を用いて説明する。
【0096】
特に、図12に示す画面例はシステム管理設定の編集ページであり、図11に示したトップページにて、ユーザモードボタン3107を押下することにより表示されるシステム管理設定ページ(図示しないが、システム管理設定の編集ページで設定されたシステム管理設定情報が閲覧可能なページである)にて編集ボタン(図示しない)を押下した後に表示されるページである。
【0097】
3305はIDと暗証番号を登録する為のボタンであり、押下によりIDと暗証番号を登録する為のページが表示される。ステータス表示部チェックボックス3302の設定により、テキストボックス3304に入力されたメッセージが、本体操作部のステータスライン(画面最下部の黒領域)に表示される。
【0098】
ポップアップウィンドウチェックボックス3301の設定により、テキストボックス3303に入力されたメッセージが含まれるポップアップウィンドウ(掲示板)が本体操作部に表示される。本体操作部の画面例は後述する。
【0099】
表示方法ラジオボタン3308は、ステータス表示部のメッセージとポップアップウィンドウのメッセージをどのように表示するか設定するラジオボタンであり、常に表示を選択した場合は常時表示される。オートクリア時に表示を選択した場合は、本体操作部にてオートクリア(一定時間キー入力が無い場合に操作画面、設定情報がクリアされる)されるタイミングにて表示が行われる。
【0100】
トップページに表示するチェックボックス3309はリモートUIのトップページにステータス表示部のメッセージとポップアップウィンドウのメッセージを表示するかどうかを設定する為のチェックボックスである。
【0101】
3310はテキストボックスで、アップロードするビットマップファイルのパス名を入力する。3315はファイル参照の為のボタンであり、押下することによりディレクトリシステム中から所望のファイルを選択する為のダイアログボックス(図示しない)が表示される。
【0102】
ここで、設定したビットマップファイルが、前記ポップアップウィンドウ中に画像として表示される。サポートリンクテキストボックス3311、システム管理者名テキストボックス3314、連絡先テキストボックス3313、メールアドレステキストボックス3312は、それぞれここで入力した文字列が、リモートUIのトップページに表示される。
【0103】
そして、OKボタン3306を押下することにより、システム管理設定の編集ページで設定した内容をパラメータとして含むHTTPコマンドが送信され、受信したサーバ側で設定内容が画像形成装置のバックアップメモリに設定保持される。
【0104】
なお、テキストボックス3310で入力されたビットマップファイルもパラメータとして展開され、送信(アップロード)されるが、受信したサーバ側ではHDD2004中にファイルとして保存される。
【0105】
また、ポップアップウィンドウチェックボックス3301がチェックされていない場合には、ビットマップファイルは送信されない。キヤンセルボタン3307を押下した場合には、システム管理設定の編集ページで設定した内容がキヤンセルされ、システム管理設定ページに戻る。
【0106】
図13は、図6に示したLCD2013に表示されるポップアップウィンドウ(掲示板)の画面表示例を示す図である。
【0107】
図13において、3402がポップアップウィンドウ(掲示板)であり、操作部画面最下部のステータスラインを除くほぼ全画面がウィンドウによって覆われる。3401はポップアップウィンドウのメッセージ表示エリアで、システム管理設定の編集ページで入力した内容が表示される。
【0108】
3403はポップアップウィンドウのビットマップ画像表示エリアであり、システム管理設定の編集ページからアップロードしたビットマップ画像がここに表示される。
【0109】
具体的には、HDD2004上に保存されたビットマップファイルをRAM2002上に展開し、さらにLCD表示部2013に転送することにより表示を行う。
【0110】
なお、閉じるボタン3404を押下することにより、ポップアップウィンドウが閉じるが、表示方法ラジオボタン3308にてオートクリア時に表示を選んだ場合にのみ表示され、常に表示を選んだ場合にはボタンそのものが表示されない為、ポップアップウィンドウを閉じることはできない。
【0111】
図14は、本発明に係る情報処理装置の表示装置に表示される他のリモートUIの一例を示す図であり、図1に示したホストコンピュータ240の表示装置に表示され、ポップアップウィンドウ(掲示板)のメッセージとビットマップ画像をリモートUIのトップページに表示した画面表示例である。
【0112】
図14において、システム管理設定の編集ページのトップページに表示するチェックボックス3309をチェックした際には、ポップアップウィンドウメッセージ3501と、ポップアップウィンドウのビットマップ画像3502が表示される。
【0113】
より詳細には、トップページを生成するCGIプログラム中にて、前記バックアップメモリに保持された設定情報を参照し、ポップアップウィンドウのメッセージをHTML中に組み込み、ポップアップウィンドウのビットマップファイルを参照するリンクをHTML中に組み込むことによって実現される。
【0114】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、画像出力装置に内蔵されたWebサーバとホストコンピュータ上のWebブラウザからなるシステムにより、掲示板に表示するビットマップ画像をアップロードしたが、プリンタドライバなどのプリンタユーティリティからも同様に掲示板に表示するビットマップ画像をアップロードすることにより達成しても同様の効果が期待できる。
【0115】
以下、図15に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像出力システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0116】
図15は、本発明に係る情報処理装置,画像出力装置を含む画像出力システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0117】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0118】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0119】
本実施形態における図8,図10に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0120】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0121】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0122】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0123】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0124】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0125】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0126】
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜14について説明する。
【0127】
〔実施態様1〕
伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置であって、前記ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成する生成手段(例えば図2に示すHTTPモジュール1512に相当)と、前記生成手段により生成されたHTML文書をHTTPプロトコルにより前記ホストコンピュータに送信するとともに、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドを受信するWebサーバ手段(例えば図2に示すWeb−Severモジュール1503に相当)と、画像出力処理状態を表示可能な操作パネル(例えば図6に示すLCD表示部2013)と、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示する制御手段(例えば図2に示すUIモジュール1501に相当)とを有することを特徴とする画像出力装置。
【0128】
〔実施態様2〕
前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示すべきHTML文書中に組み込んでHTMLファイルを生成する生成手段を備え、前記制御手段は、前記生成手段により生成されたHTMLファイルを前記操作パネルに表示することを特徴とする実施態様1記載の画像出力装置。
【0129】
〔実施態様3〕
前記制御手段は、前記操作パネル上に前記HTMLファイルから生成される画面情報を表示することを特徴とする実施態様1記載の画像出力装置。
【0130】
〔実施態様4〕
前記制御手段は、前記操作パネル上に前記HTMLファイルから生成される画面情報を動画表示することを特徴とする実施態様1記載の画像出力装置。
【0131】
〔実施態様5〕
前記制御手段は、前記操作パネルに対する入力が一定時間ないことを検知した場合に、前記HTMLファイルから生成される画面情報を前記操作パネルに表示することを特徴とする実施態様1〜4のいずれかに記載の画像出力装置。
【0132】
〔実施態様6〕
伝送媒体を介して画像出力装置と通信可能なホストコンピュータであって、ユーザ入力に応じてHTTPコマンドを前記画像出力装置に送信し、かつ前記画像出力装置から受信したHTML文書を解釈し表示装置に表示を行うWebブラウザ手段を有し、前記Webブラウザ手段は、前記HTTPコマンドに付帯させてビットマップデータを前記画像出力装置に送信することを特徴とするホストコンピュータ。
【0133】
〔実施態様7〕
画像出力処理状態を表示可能な操作パネルを備え、伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置におけるデータ処理方法であって、前記ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成されたHTML文書をHTTPプロトコルにより前記ホストコンピュータに送信するとともに、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドを受信する通信ステップ(図10に示すステップS102)と、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示する制御ステップ(図10に示すステップS104)とを有することを特徴とするデータ処理方法。
【0134】
〔実施態様8〕
前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示すべきHTML文書中に組み込んでHTMLファイルを生成する生成ステップ(図示しない)を備え、前記制御ステップは、前記生成ステップにより生成されたHTMLファイルを前記操作パネルに表示することを特徴とする実施態様7記載のデータ処理方法。
【0135】
〔実施態様9〕
前記制御ステップは、前記操作パネル上に前記HTMLファイルから生成される画面情報を表示することを特徴とする実施態様7記載のデータ処理方法。
【0136】
〔実施態様10〕
前記制御ステップは、前記操作パネル上に前記HTMLファイルから生成される画面情報を動画表示することを特徴とする実施態様7記載のデータ処理方法。
【0137】
〔実施態様11〕
前記制御ステップは、前記操作パネルに対する入力が一定時間ないことを検知した場合に、前記HTMLファイルから生成される画面情報を前記操作パネルに表示することを特徴とする実施態様7〜10のいずれかに記載のデータ処理方法。
【0138】
〔実施態様12〕
伝送媒体を介して画像出力装置と通信可能なホストコンピュータにおけるデータ処理方法であって、ユーザ入力に応じてHTTPコマンドを前記画像出力装置に送信し、かつ前記画像出力装置から受信したHTML文書を解釈し表示装置に表示を行う通信表示ステップ(図10に示すステップS104)を有し、前記通信表示ステップは、前記HTTPコマンドに付帯させてビットマップデータを前記画像出力装置に送信することを特徴とするデータ処理方法。
【0139】
〔実施態様13〕
実施態様7〜12のいずれかに記載のデータ処理方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
【0140】
〔実施態様14〕
実施態様7〜12のいずれかに記載のデータ処理方法を実現することを特徴とするプログラム。
【0141】
上記実施形態および実施態様によれば、画像出力装置に内蔵されたWebサーバによりビットマップ画像をアップロードし、そのビットマップ画像を画像出力装置内の記憶媒体に保持し、画像出力装置の操作表示部に表示させたり、画像出力装置が生成するWebページ中に組み込みWebブラウザによる閲覧を可能としたりすることにより、掲示板機能の表現力は大幅に向上し、商品の宣伝といったような広告を目的とするような用途にも、十分耐えうる訴求力を容易に付加することができる。
【0142】
なお、上記実施形態では、1つのホストコンピュータから取得する前記HTTPコマンドに付帯させてビットマップデータを表示制御する場合について説明したが、複数のホストからのビットマップデータを記憶管理し、かつ、設定される表示スケジュールに従い、各ホストからのビットマップデータの表示を動的に切り換え制御してもよい。例えば曜日毎、時間帯毎、ユーザ毎、画像処理条件毎等適宜設定された条件に従い、合致するユーザによりふさわしいビジュアル情報を報知できるように構成してもよい。
【0143】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置において、ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成して、該生成されたHTML文書をHTTPプロトコルによりホストコンピュータに送信した後、ホストコンピュータからのHTTPコマンドと該HTTPコマンドに付帯するビットマップデータを受信して操作パネルに表示制御するので、操作パネルに対する種々の情報開示処理のバリエーションを格段に向上させ、訴求力に富んだ文書と画像とからなら複合的なメッセージを自在に表示できる操作パネル環境を自在に構築できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像出力装置および情報処理装置を適用可能な画像処理システムの一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像形成装置のモジュール構成を説明するソフトウエアブロック図である。
【図3】図1に示した画像形成装置のコントロールユニットの構成を説明するブロック図である。
【図4】図1に示した画像形成装置のスキャナ部,プリンタ部の構成を説明する外観図である。
【図5】図3に示した操作部の構成を説明する平面図である。
【図6】図5に示した操作部の制御構成を説明するブロック図である。
【図7】図3に示した操作部の操作表示に関するモジュール構成を説明するブロック図である。
【図8】本発明に係る画像出力装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】図6に示したLCDの画面構成を説明する平面図である。
【図10】本発明に係る画像処理システムにおけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る情報処理装置の表示装置に表示されるリモートUIの一例を示す図である。
【図12】本発明に係る情報処理装置の表示装置に表示されるリモートUIの一例を示す図である。
【図13】図6に示したLCDに表示されるポップアップウィンドウ(掲示板)の画面表示例を示す図である。
【図14】本発明に係る情報処理装置の表示装置に表示される他のリモートUIの一例を示す図である。
【図15】本発明に係る情報処理装置,画像出力装置を含む画像出力システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
2000 コントロールユニット
2001 CPU
2002 RAM
2003 ROM
2004 HDD
2012 操作部
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像出力装置とホストコンピュータがネットワーク等の伝送媒体を介して接続された画像出力装置の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像出力装置内にWebサーバを実装し、画像出力装置とホストコンピュータとの間の通信規約としてHTTPプロトコルを採用し、画像出力装置の状態やコンフィギュレーション情報、画像出力装置に投入された画像出力ジョブの状況や履歴情報などをHTML文書として画像出力装置から送信し、受信したホストコンピュータ上のWebブラウザにより閲覧する方法が知られている。
【0003】
また、Webブラウザから送信されるHTTPコマンドにパラメータを付帯させることにより、画像出力装置内のコンフィギュレーション情報を設定したり、画像出力装置内に保持された画像の出力指示をしたりする方法が知られている。HTTPプロトコルにより転送されるHTML文書を解釈し表示を行うWebブラウザは種別の異なる多くのホストコンピュータ上に広く実装されており、ホストコンピュータの種別によらない異機種混交なシステムを構成することが可能となっている。
【0004】
また、HTTPプロトコルは1対多のマルチクライアントプロトコルであり、複数のユーザが同時に装置と対話することが可能な機会を提供している。
【0005】
画像出力装置の内蔵Webサーバを利用した特徴的な機能として、Webブラウザで設定したメッセージを画像出力装置の操作表示部に表示させる掲示板機能が知られている。該掲示板機能は、任意のメッセージを画像出力装置の操作部上に表示できる為、画像出力装置の管理者と使用者間のコミュニケーション手段として有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、メッセージだけでは表現能力に乏しく、連絡事項の告知程度に留まってしまい、商品の宣伝といったような広告を目的とした用途では訴求力が足りない面があった。
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置において、ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成して、該生成されたHTML文書をHTTPプロトコルによりホストコンピュータに送信した後、ホストコンピュータからのHTTPコマンドと該HTTPコマンドに付帯するビットマップデータを受信して操作パネルに表示制御することにより、操作パネルに対する種々の情報開示処理のバリエーションを格段に向上させ、訴求力に富んだ文書と画像とからなる複合的なメッセージを自在に表示できる操作パネル環境を自在に構築できる画像出力装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の画像出力装置は以下に示す構成を備える。
【0009】
本発明は、伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置であって、前記ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成する生成手段(例えば図2に示すHTTPモジュール1512に相当)と、前記生成手段により生成されたHTML文書をHTTPプロトコルにより前記ホストコンピュータに送信するとともに、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドを受信するWebサーバ手段(例えば図2に示すWebSeverモジュール1503に相当)と、画像出力処理状態を表示可能な操作パネル(例えば図6に示すLCD2013)と、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示する制御手段(例えば図2に示すUIモジュール1501に相当)とを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像出力装置および情報処理装置を適用可能な画像処理システムの一例を示すブロック図である。
【0011】
図1において、画像形成装置200は、画像入力デバイスであるスキャナ部2070、画像出力デバイスであるプリンタ部2095、Controller Unit2000、ユーザインタフェースである操作部2012から構成される。
【0012】
スキャナ部2070、プリンタ部2095、操作部2012は、それぞれController Unit2000に接続され、Controller Unit2000は、LAN2011などのネットワーク伝送手段に接続されている。
【0013】
また、LAN2011には、画像形成装置200と同様の機器構成をもつ他の画像形成装置220,230が接続されている。画像形成装置220,230は、それぞれスキャナ部2270,2370、プリンタ部2295,2395、操作部2212,2312を持ち、それらがController Unit2200,2300に接続されている。
【0014】
図2は、図1に示した画像形成装置200,220,230のモジュール構成を説明するソフトウエアブロック図である。
【0015】
図2において、1501はUIモジュールで、即ちユーザインタフェースを司り、オペレータが本画像形成装置の各種操作・設定を行う際、機器との仲介を行う。UIモジュール1501は、オペレータの操作に従い、後述の各種モジュールに入力情報を転送し処理の依頼、或いはデータの設定等を行う。
【0016】
1502はデータベースモジュール(Address−Book)で、即ちデータの送付先、通信先等を管理する。Address−Bookの内容は、UI1501からの操作によりデータの追加、削除、取得が行われ、オペレータの操作により後述の各モジュールにデータの送付・通信先情報を与えるものとして使用されるものである。
【0017】
1503はWeb−Serverモジュールであり、図示しないWebクライアントからの要求により、本画像形成装置の管理情報を通知するために使用される。管理情報は、後述のUniversal−Send1504、後述のRemote−Copy−Print1510、後述のRemote−Copy−Scan1509、後述のControll−API1518を介して読み取られ、後述のHTTP1512、TCP/IPモジュール1516、Network−Driver1517を介してWebクライアントに通知される。
【0018】
1504はUniversal−Sendモジュールで、データの配信を司るモジュールであり、UI1501によりオペレータに指示されたデータを、同様に指示された通信(出力)先に配布するものである。
【0019】
また、オペレータにより、本機器のスキャナ機能を使用し配布データの生成が指示された場合は、後述のControll−API1518を介して機器を動作させ、データの生成を行う。
【0020】
1505はP550モジュールで、Universal−Send1504内で出力先にプリンタが指定された際に実行されるモジュールである。1506はE−mailモジュールで、Universal−Send1504内で通信先にE−mailアドレスが指定された際に実行される。
【0021】
1507はDBモジュールで、Universal−Send1504内で出力先にデータベースが指定された際に実行される。1508はDPモジュールで、Universal−Send1504内で出力先に本機器と同様の画像形成装置が指定された際に実行される。
【0022】
1509はRemote−Copy−Scanモジュールであり、本画像形成装置のスキャナ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の画像形成装置を出力先とし、本画像形成装置単体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモジュールである。
【0023】
1510はRemote−Copy−Printモジュールであり、本画像形成装置のプリンタ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の画像形成装置を入力先とし、本画像形成装置単体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモジュールである。
【0024】
1511はボックスモジュール(Box)であり、スキャン画像もしくはPDLプリント画像をHDDに格納し、格納した画像のプリンタ機能による印刷、Universal−Send機能による送信、HDDに格納した文書の削除、グルーピング(個別BOXへの格納)、BOX間移動、BOX間コピーなどの管理機能を提供する。
【0025】
1512は本画像形成装置がHTTPにより通信する際に使用されるHTTPモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のWeb−Serverモジュール1503に通信を提供するものである。
【0026】
1513はlprモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のUniversal−Send1504内のプリンタモジュール1505に通信を提供するものである。
【0027】
1514はSMTPモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のUniversal−Send1504内のE−mailモジュール1506に通信を提供するものである。
【0028】
1515はSalutation−Manager(SLM)モジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のUniversal−Send1504内のデータベースモジュール1517、DPモジュール1518、及びRemote−Copy−Scanモジュール1509、Remote−Copy−Printモジュール1510に通信を提供するものである。
【0029】
1516はTCP/IP通信モジュール(TCP/IPモジュール)であり、前述の各種モジュールに後述のNetwork−Driverによりネットワーク通信を提供するものである。
【0030】
1517はネットワークドライバ(Network−Driver)であり、ネットワークに物理的に接続される部分を制御するものである。1518はControll−APIであり、Universal−Send1504等の上流モジュールに対し、後述のJob−Manager1519等の下流モジュールとのインタフェースを提供するものであり、上流、及び下流のモジュール間の依存関係を軽減しそれぞれの流用性を高めるものである。
【0031】
1519はJob−Managerであり、前述の各種モジュールよりControll−API1518を介して指示される処理を解釈し、後述の各モジュールに指示を与えるものである。また、本モジュールは、本画像形成装置内で実行されるハード的な処理を一元管理するものである。
【0032】
1520はCODEC−Managerであり、Job−Manager1519が指示する処理の中でデータの各種圧縮・伸長を管理・制御するものである。1521はFBE−Encoderであり、Job−Manager1519、Scanner−Manager1524により実行されるスキャン処理により読み込まれたデータをFBEフォーマットにより圧縮するものである。
【0033】
1522はJPEG−CODECであり、Job−Manager1519、Scan−Manager1524により実行されるスキャン処理、及びPrint−Manager1526により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのJPEG圧縮及び印刷データのJPEG展開処理を行うものである。
【0034】
1523はMMR−CODECであり、Job−Manager1519、Scan−Manager1524により実行されるスキャン処理、及びPrint−Manager1526により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのMMR圧縮及び印刷データのMMR伸長処理を行うものである。1524はScan−Managerであり、Job−Manager1519が指示するスキャン処理を管理・制御するものである。
【0035】
1525はSCSIドライバであり、Scan−Manager1524と本画像形成装置が内部的に接続しているスキャナ部との通信を行うものである。1526はPrint−Managerであり、Job−Manager1519が指示する印刷処理を管理・制御するものである。
【0036】
1527はEngine−I/Fドライバであり、Print−Manager1526と印刷部とのI/Fを提供するものである。1528はパラレルポートドライバであり、Web−Pull−Print1511がパラレルポートを介して図示しない出力機器にデータを出力する際のI/Fを提供するものである。
【0037】
図3は、図1に示した画像形成装置200のコントロールユニット2000の構成を説明するブロック図であり、他の画像形成装置220,230も同様の構成を備えているものとする。
【0038】
図3において、Controller Unit2000は画像入力デバイスであるスキャナ部2070や画像出力デバイスであるプリンタ部2095と接続し、一方ではLAN2011や公衆回線(WAN)2051と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。
【0039】
CPU2001はシステム全体を制御するコントローラである。RAM2002はCPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM2003はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。
【0040】
2004はハードディスクドライブ(HDD)で、システムソフトウェア、画像データを格納する。操作部I/F2006は、操作部(UI)2012とのインタフェース部で、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。
【0041】
また、操作部2012から本システム使用者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。Network2010はLAN2011に接続し、情報の入出力を行う。Modem2050は、公衆回線2051に接続され、情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス2007上に配置される。
【0042】
Image BusI/F2005は、システムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。
【0043】
ラスタイメージプロセッサ(RIP)2060はPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ部2070やプリンタ部2095とコントローラユニット2000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
【0044】
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。
【0045】
画像回転部2030は画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸長処理を行う。カードリーダI/F2015は、磁気カードの読み取り装置であるカードリーダ2016のインタフェース部である。
【0046】
図4は、図1に示した画像形成装置200のスキャナ部2070,プリンタ部2095の構成を説明する外観図である。
【0047】
図3に示すように、画像入力デバイスであるスキャナ部2070は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することで、ラスタイメージデータ2071として電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットし、装置使用者が操作部2012から読み取り起動指示することにより、CPU2001がスキャナ部2070に指示を与え、原稿フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
【0048】
画像出力デバイスであるプリンタ部2095は、ラスタイメージデータ2096を用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、他のどのプリント方式(例えば電子写真方式)でも構わない。
【0049】
プリント動作の起動は、CPU2001からの指示によって開始する。プリンタ部2095には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2101、2102、2103がある。また、排紙トレイ2111,2112は印字し終わった用紙を受けるものである。
【0050】
図5は、図3に示した操作部2012の構成を説明する平面図であり、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
【0051】
図5において、LCD表示部2013は、LCD上にタッチパネルシート2019が貼られており、システムの操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をCPU2001に伝える。
【0052】
スタートキー2014は原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー2014中央部には、緑と赤の2色LED2018があり、その色によってスタートキー2014が使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー2115は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー2116は、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキー2017は操作部からの設定を初期化する時に用いる。
【0053】
図6は、図5に示した操作部2012の制御構成を説明するブロック図であり、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
【0054】
図6において、画像形成装置において、2001はCPUで、ROM2003のプログラム用ROMとHDD2004に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス2007に接続される各種デバイスとのアクセスを総括的に制御し、画像入力部インタフェースを介して接続されるスキャナ部2070から入力情報を読み込み、印刷部インタフェースを介して接続されるプリンタ部2095に出力情報としての画像信号を出力する。2002はRAMで、CPU2001の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0055】
タッチパネル2019、各キー2014,2017,2018,2115,2116から、ユーザ入力を受け取り操作入力部I/Fである入力ポート20061を介して、操作内容を取得する。
【0056】
取得した操作内容と前述の制御プログラムにもとづいて、CPU2001において表示画面データが生成され、画面出力デバイスを制御する出力デバイスコントローラとして機能する出力ポート20062を介して、LCD表示部2013やCRTなどの画面出力デバイスに表示画面を出力する。また、出力ポート20062を介して、LED2018の消灯,点滅,点灯も制御される。
【0057】
図7は、図3に示した操作部2012の操作表示に関するモジュール構成を説明するブロック図であり、操作表示系タスク構成に対応する。なお、図6と同一のものには同一の符号を付してある。
【0058】
なお、ROM2003のプログラム用ROMの一部には、リアルタイムOSと呼ばれる、タスクスケジューリングプログラムが格納されており、図7に示すタスクもこのリアルタイムOSの管理下で制御されるものである。
【0059】
図7において、2201はキー入力タスクであり、操作者のタッチパネル操作、ハードキー操作に起因する割り込みにより起床され、キー入力イベントを操作部イベントキュー2205につめて、再度起床待ちという処理を繰り返す。
【0060】
2205は複数のタスクからのイベントを一括して受け入れるイベントキューで、先入れ先だしのFIFO構造になっている。2202はインターバルタイマタスクであり、一定時間間隔毎にタイマイベントを操作部イベントキュー2205につめるという処理を繰り返す。
【0061】
2203は操作表示系ではなくコントローラ制御関連のタスク(コントローラ制御タスク群)であるが、操作部イベントキュー2205に機器の状態を示す本体ステータスイベントを詰めたり、機器の駆動コマンドを受け付けたり、といったIFを操作表示系タスクであるキー入力タスク2201、インターバルタイママスク2202、コントローラ制御タスク群2203との間でタスクをこなす。
【0062】
2204は操作部アプリタスクであり、操作部イベントキュー2205に詰められた各種イベントを取り出して、イベントに応じた処理をして、操作部イベントが無くなるまで繰り返し、イベントが無くなれば、イベント待ち状態に入る。イベントに応じた処理としては、LCD2013への描画や、LED2018の点灯、コントローラ制御タスク群2203へのコマンド送信が主要なものである。
【0063】
図8は、本発明に係る画像出力装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図7に示した操作部アプリタスク2004の処理手順に対応する。なお、該タスクの手順は、ROM2003あるいはハードディスク2004等よりRAM2002上にロードして、CPU2001により実行される。なお、S2301〜S2306は各ステップを示す。
【0064】
まず、ステップS2301からスタートし、ステップS2302でタスクの初期化処理や、起動時に一回だけ行う各種初期化処理を行う。
【0065】
次に、ステップS2303で、操作部イベントキュー2205にイベントが存在するかどうか調べ、存在すると判断した場合は、ステップS2304に進み、存在しないと判断した場合には、同処理を繰り返す。
【0066】
そして、ステップS2304では、取り出したイベント内容からイベント通知すべきウィンドウを判定する。そして、イベントを通知すべきウィンドウを判別したら、ステップS2305に進み、そのウィンドウに予め登録されたコールバック関数に制御を渡し、ステップS2306に進む。
【0067】
そして、ステップS2306で、コールバック関数内の処理であり、処理内容はウィンドウによって様々であるが、一般的に行われる処理としては、新規ウィンドウの作成、画面描画、コマンド送信、LEDの点灯/消灯などを行い、ステップS2003へ戻る。
【0068】
以下、LCD表示部2013の画面構成について説明する。
【0069】
図9は、図6に示したLCD表示部2013の画面構成を説明する平面図であり、初期画面、例えば通常のコピー待ち画面表示例に対応する。なお、初期画面は、各画像形成機能設定後に戻ってくる標準画面として機能する。
【0070】
図9において、2701はソフトキーで、画像形成において変倍機能を用いず等倍出力を設定する。2702はソフトキーで、変倍機能を設定する。
【0071】
2703はソフトキーで、出力用紙サイズを設定する。2704はソフトキーで、両面出力を設定する。2705はソフトキーで、出力用紙のソート設定を行う。
【0072】
2706はソフトキーで、その他の応用機能を設定する。なお、各ソフトキー2701〜2706は押下後にさらに詳細な設定の為の表示画面に切り替わる。また、2707はソフトキー群で、画像出力濃度の設定を行う。2708はソフトキーで、本画像出力装置の動作状況を閲覧する際に指示される。
【0073】
次に、本実施形態において特徴的な機能であるリモートUI(リモートユーザインタフェース)について説明する。
【0074】
リモートUIは、画像出力装置の外部の情報処理装置(ホストコンピュータ)から画像出力装置の状態等の情報を取得・設定、またはプリントや送信(Universal−Send)等の動作を行わせるための機能である。
【0075】
本画像出力装置は、ユーザはネットワーク2011に接続されたパーソナルコンピュータなどのホストコンピュータ240から、Webブラウザを利用して画像出力装置にアクセスすることによりリモートUIの機能を使用することができるように構成されている。
【0076】
なお、図2にあるように、画像出力装置内部ではWeb−Server1503が稼動しておりこれによりHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による通信が可能となっている。Web−Server1503では、クライアントからの要求により起動されるCGI(CommonGateway Interface)プログラムを動作させることができる。
【0077】
図6に示したHDD2004中にはリソースファイル群、ページのテンプレートファイル群が格納されており、これらがリモートUIにおいて使用される。
【0078】
リソースファイルはページ表示に用いられるHTML(Hyper TextMakeup Language)ファイルや画像ファイルなどである。テンプレートファイルは、CGIプログラムから参照されページを作成するのに用いられるファイルである。
【0079】
本画像出力装置にアクセスするために、ユーザは、ホストコンピュータ240上のウェブブラウザを立ち上げ、URL(Uniform Resource Locator)を直接ウェブブラウザに入力するか、該URLが埋め込まれたリンクを選択する。
【0080】
ウェブブラウザ(クライアントブラウザ)は、オペレータによって入力されたURLを指定するHTTPコマンドを通信路を介して送信する。Web−Server1503は、このHTTPコマンドを受け取り、そのHTTPコマンドを解析し、それに応じた動作を行う。
【0081】
この際、クライアントブラウザからの要求がCGIプログラムの起動要求でなければ、前記リソース群の中から指定されたリソースをクライアントブラウザに送信して処理を終了する。
【0082】
クライアントブラウザからの要求がCGIプログラムであった場合、対応するCGIプログラムが起動する。CGIプログラムは起動時にクエリーパラメータを受け取ることができ、ユーザがブラウザから指定した値が渡される。CGIプログラムは、その要求に応じて装置情報の取得・設定や、プリント出力等の動作を本体に要求する。
【0083】
また、CGIプログラムはそのページに対応したテンプレートファイルを使って送信するページを作成していく。テンプレートファイル中には、取得された情報を用いて記述を変更する部分があり、これによりその時の状態に応じたページの内容を作成することができる。
【0084】
発信側ウェブブラウザ(クライアントブラウザ)は、本画像出力装置から返されたページを受信して表示装置の画面に表示してその内容をユーザに示す。こうしてウェブブラウザを利用して、画像出力装置にアクセスすることにより、装置外部から画像出力装置の機能・状態・保持情報を取得および設定し、また装置を操作することが可能となる。
【0085】
なお、リモートUIによって取得・設定できる情報は、例えば利用できる紙サイズや残量などの装置情報、投入されたジョブの情報、記憶装置に蓄積されている文書情報、EmailやFAXなのアドレス情報、ネットワークに関する設定情報などである。また、リモートUIによって行わせることが可能な動作としては、機器内に保持されている文書情報のプリントアウトや送信などがある。
【0086】
図10は、本発明に係る画像処理システムにおけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、クライアント(ブラウザ)側とサーバ側の基本的な処理に対応する。なお、ステップS100〜S105は、例えば図1に示したホストコンピュータ240等のクライアント側のステップに対応し、ステップS200〜S206は画像処理装置側のWeb Sever1503によるステップに対応する。
【0087】
クライアント側では、ステップS100から開始し、ステップS101でユーザからのURL入力待ち、URL入力後に、ステップS102でHTTPコマンドを画像出力装置にネットワークを介して送信し、ステップS103で、ネットワークを介して画像出力装置側からのレスポンス受信待ち、該レスポンス受信後にステップS104でHTML文書を整形表示し、一つのセッションを終了する(S105)。
【0088】
一方、サーバ側では、ステップS200から処理を開始し、ステップS201で、ネットワークを介してホストコンピュータ240等からのHTTPコマンド受信待ち、HTTPコマンド受信後に、ステップS202でCGI起動要求かどうか判定し、CGIプログラム起動要求であると判断した場合は、ステップS203でCGIパラメータを解析し、ステップS204で、CGIプログラムを起動し、一つのセッションを終了する(S206)。
【0089】
一方、ステップS202でCGIプログラム起動要求でないと判断した場合は、指定されたリソースファイルをレスポンスとして返信し、一つのセッションを終了する。
【0090】
なお、多くのページでは、表示内容はその時の状態に応じて変化する為、起動されたCGIプログラムの中で、機器情報を取得し、テンプレートファイルからHTMLを生成し、レスポンスとして返信するという処理が行われる。また、ステップS205では、HTMLファイルに対する加工は行わず、指定されたHTMLファイルをそのまま返信する。
【0091】
図11,図12は、本発明に係る情報処理装置の表示装置に表示されるリモートUIの一例を示す図であり、図1に示したホストコンピュータ240の表示装置に表示され、該表示画面は、リモートUIのトップページであり、ウェブブラウザで本装置のIPアドレスのみをURLに指定して接続した場合に表示されるデフォルトページである。
【0092】
なお、本表示画面はインデックス領域3101とメイン領域3102の2つのフレームから構成されている。インデックス領域には、主なサイトマップが表示され、マップ上のボタンを押すと対応する画面がメイン領域に表示される。
【0093】
図11において、トップページは、機器の一般情報を表示する。その他、デバイス情報ページ、ジョブステータスページ、ボックスページ、ユーザモードページなどがインデックス領域に配置したボタン(デバイスボタン3104、ジョブステータスボタン3105、ボックスボタン3106、ユーザモードボタン3107)押下により表示される。
【0094】
トップページへ戻るボタン3103は押下することにより、トップページが表示される。表示言語の切替えプルダウンメニュー3108は表示言語を選択する為の、プルダウンメニューであり、押下することにより表示言語の切替えプルダウンメニュー(図示しない)が表示される。このプルダウンメニューで言語を選択すると、選択した言語のトップページが表示される。
【0095】
次にリモートUIによるビットマップファイルのアップロード方法を図12に示す画面例を用いて説明する。
【0096】
特に、図12に示す画面例はシステム管理設定の編集ページであり、図11に示したトップページにて、ユーザモードボタン3107を押下することにより表示されるシステム管理設定ページ(図示しないが、システム管理設定の編集ページで設定されたシステム管理設定情報が閲覧可能なページである)にて編集ボタン(図示しない)を押下した後に表示されるページである。
【0097】
3305はIDと暗証番号を登録する為のボタンであり、押下によりIDと暗証番号を登録する為のページが表示される。ステータス表示部チェックボックス3302の設定により、テキストボックス3304に入力されたメッセージが、本体操作部のステータスライン(画面最下部の黒領域)に表示される。
【0098】
ポップアップウィンドウチェックボックス3301の設定により、テキストボックス3303に入力されたメッセージが含まれるポップアップウィンドウ(掲示板)が本体操作部に表示される。本体操作部の画面例は後述する。
【0099】
表示方法ラジオボタン3308は、ステータス表示部のメッセージとポップアップウィンドウのメッセージをどのように表示するか設定するラジオボタンであり、常に表示を選択した場合は常時表示される。オートクリア時に表示を選択した場合は、本体操作部にてオートクリア(一定時間キー入力が無い場合に操作画面、設定情報がクリアされる)されるタイミングにて表示が行われる。
【0100】
トップページに表示するチェックボックス3309はリモートUIのトップページにステータス表示部のメッセージとポップアップウィンドウのメッセージを表示するかどうかを設定する為のチェックボックスである。
【0101】
3310はテキストボックスで、アップロードするビットマップファイルのパス名を入力する。3315はファイル参照の為のボタンであり、押下することによりディレクトリシステム中から所望のファイルを選択する為のダイアログボックス(図示しない)が表示される。
【0102】
ここで、設定したビットマップファイルが、前記ポップアップウィンドウ中に画像として表示される。サポートリンクテキストボックス3311、システム管理者名テキストボックス3314、連絡先テキストボックス3313、メールアドレステキストボックス3312は、それぞれここで入力した文字列が、リモートUIのトップページに表示される。
【0103】
そして、OKボタン3306を押下することにより、システム管理設定の編集ページで設定した内容をパラメータとして含むHTTPコマンドが送信され、受信したサーバ側で設定内容が画像形成装置のバックアップメモリに設定保持される。
【0104】
なお、テキストボックス3310で入力されたビットマップファイルもパラメータとして展開され、送信(アップロード)されるが、受信したサーバ側ではHDD2004中にファイルとして保存される。
【0105】
また、ポップアップウィンドウチェックボックス3301がチェックされていない場合には、ビットマップファイルは送信されない。キヤンセルボタン3307を押下した場合には、システム管理設定の編集ページで設定した内容がキヤンセルされ、システム管理設定ページに戻る。
【0106】
図13は、図6に示したLCD2013に表示されるポップアップウィンドウ(掲示板)の画面表示例を示す図である。
【0107】
図13において、3402がポップアップウィンドウ(掲示板)であり、操作部画面最下部のステータスラインを除くほぼ全画面がウィンドウによって覆われる。3401はポップアップウィンドウのメッセージ表示エリアで、システム管理設定の編集ページで入力した内容が表示される。
【0108】
3403はポップアップウィンドウのビットマップ画像表示エリアであり、システム管理設定の編集ページからアップロードしたビットマップ画像がここに表示される。
【0109】
具体的には、HDD2004上に保存されたビットマップファイルをRAM2002上に展開し、さらにLCD表示部2013に転送することにより表示を行う。
【0110】
なお、閉じるボタン3404を押下することにより、ポップアップウィンドウが閉じるが、表示方法ラジオボタン3308にてオートクリア時に表示を選んだ場合にのみ表示され、常に表示を選んだ場合にはボタンそのものが表示されない為、ポップアップウィンドウを閉じることはできない。
【0111】
図14は、本発明に係る情報処理装置の表示装置に表示される他のリモートUIの一例を示す図であり、図1に示したホストコンピュータ240の表示装置に表示され、ポップアップウィンドウ(掲示板)のメッセージとビットマップ画像をリモートUIのトップページに表示した画面表示例である。
【0112】
図14において、システム管理設定の編集ページのトップページに表示するチェックボックス3309をチェックした際には、ポップアップウィンドウメッセージ3501と、ポップアップウィンドウのビットマップ画像3502が表示される。
【0113】
より詳細には、トップページを生成するCGIプログラム中にて、前記バックアップメモリに保持された設定情報を参照し、ポップアップウィンドウのメッセージをHTML中に組み込み、ポップアップウィンドウのビットマップファイルを参照するリンクをHTML中に組み込むことによって実現される。
【0114】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、画像出力装置に内蔵されたWebサーバとホストコンピュータ上のWebブラウザからなるシステムにより、掲示板に表示するビットマップ画像をアップロードしたが、プリンタドライバなどのプリンタユーティリティからも同様に掲示板に表示するビットマップ画像をアップロードすることにより達成しても同様の効果が期待できる。
【0115】
以下、図15に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像出力システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0116】
図15は、本発明に係る情報処理装置,画像出力装置を含む画像出力システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0117】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0118】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0119】
本実施形態における図8,図10に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0120】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0121】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0122】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0123】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0124】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0125】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0126】
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜14について説明する。
【0127】
〔実施態様1〕
伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置であって、前記ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成する生成手段(例えば図2に示すHTTPモジュール1512に相当)と、前記生成手段により生成されたHTML文書をHTTPプロトコルにより前記ホストコンピュータに送信するとともに、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドを受信するWebサーバ手段(例えば図2に示すWeb−Severモジュール1503に相当)と、画像出力処理状態を表示可能な操作パネル(例えば図6に示すLCD表示部2013)と、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示する制御手段(例えば図2に示すUIモジュール1501に相当)とを有することを特徴とする画像出力装置。
【0128】
〔実施態様2〕
前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示すべきHTML文書中に組み込んでHTMLファイルを生成する生成手段を備え、前記制御手段は、前記生成手段により生成されたHTMLファイルを前記操作パネルに表示することを特徴とする実施態様1記載の画像出力装置。
【0129】
〔実施態様3〕
前記制御手段は、前記操作パネル上に前記HTMLファイルから生成される画面情報を表示することを特徴とする実施態様1記載の画像出力装置。
【0130】
〔実施態様4〕
前記制御手段は、前記操作パネル上に前記HTMLファイルから生成される画面情報を動画表示することを特徴とする実施態様1記載の画像出力装置。
【0131】
〔実施態様5〕
前記制御手段は、前記操作パネルに対する入力が一定時間ないことを検知した場合に、前記HTMLファイルから生成される画面情報を前記操作パネルに表示することを特徴とする実施態様1〜4のいずれかに記載の画像出力装置。
【0132】
〔実施態様6〕
伝送媒体を介して画像出力装置と通信可能なホストコンピュータであって、ユーザ入力に応じてHTTPコマンドを前記画像出力装置に送信し、かつ前記画像出力装置から受信したHTML文書を解釈し表示装置に表示を行うWebブラウザ手段を有し、前記Webブラウザ手段は、前記HTTPコマンドに付帯させてビットマップデータを前記画像出力装置に送信することを特徴とするホストコンピュータ。
【0133】
〔実施態様7〕
画像出力処理状態を表示可能な操作パネルを備え、伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置におけるデータ処理方法であって、前記ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成されたHTML文書をHTTPプロトコルにより前記ホストコンピュータに送信するとともに、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドを受信する通信ステップ(図10に示すステップS102)と、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示する制御ステップ(図10に示すステップS104)とを有することを特徴とするデータ処理方法。
【0134】
〔実施態様8〕
前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示すべきHTML文書中に組み込んでHTMLファイルを生成する生成ステップ(図示しない)を備え、前記制御ステップは、前記生成ステップにより生成されたHTMLファイルを前記操作パネルに表示することを特徴とする実施態様7記載のデータ処理方法。
【0135】
〔実施態様9〕
前記制御ステップは、前記操作パネル上に前記HTMLファイルから生成される画面情報を表示することを特徴とする実施態様7記載のデータ処理方法。
【0136】
〔実施態様10〕
前記制御ステップは、前記操作パネル上に前記HTMLファイルから生成される画面情報を動画表示することを特徴とする実施態様7記載のデータ処理方法。
【0137】
〔実施態様11〕
前記制御ステップは、前記操作パネルに対する入力が一定時間ないことを検知した場合に、前記HTMLファイルから生成される画面情報を前記操作パネルに表示することを特徴とする実施態様7〜10のいずれかに記載のデータ処理方法。
【0138】
〔実施態様12〕
伝送媒体を介して画像出力装置と通信可能なホストコンピュータにおけるデータ処理方法であって、ユーザ入力に応じてHTTPコマンドを前記画像出力装置に送信し、かつ前記画像出力装置から受信したHTML文書を解釈し表示装置に表示を行う通信表示ステップ(図10に示すステップS104)を有し、前記通信表示ステップは、前記HTTPコマンドに付帯させてビットマップデータを前記画像出力装置に送信することを特徴とするデータ処理方法。
【0139】
〔実施態様13〕
実施態様7〜12のいずれかに記載のデータ処理方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
【0140】
〔実施態様14〕
実施態様7〜12のいずれかに記載のデータ処理方法を実現することを特徴とするプログラム。
【0141】
上記実施形態および実施態様によれば、画像出力装置に内蔵されたWebサーバによりビットマップ画像をアップロードし、そのビットマップ画像を画像出力装置内の記憶媒体に保持し、画像出力装置の操作表示部に表示させたり、画像出力装置が生成するWebページ中に組み込みWebブラウザによる閲覧を可能としたりすることにより、掲示板機能の表現力は大幅に向上し、商品の宣伝といったような広告を目的とするような用途にも、十分耐えうる訴求力を容易に付加することができる。
【0142】
なお、上記実施形態では、1つのホストコンピュータから取得する前記HTTPコマンドに付帯させてビットマップデータを表示制御する場合について説明したが、複数のホストからのビットマップデータを記憶管理し、かつ、設定される表示スケジュールに従い、各ホストからのビットマップデータの表示を動的に切り換え制御してもよい。例えば曜日毎、時間帯毎、ユーザ毎、画像処理条件毎等適宜設定された条件に従い、合致するユーザによりふさわしいビジュアル情報を報知できるように構成してもよい。
【0143】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置において、ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成して、該生成されたHTML文書をHTTPプロトコルによりホストコンピュータに送信した後、ホストコンピュータからのHTTPコマンドと該HTTPコマンドに付帯するビットマップデータを受信して操作パネルに表示制御するので、操作パネルに対する種々の情報開示処理のバリエーションを格段に向上させ、訴求力に富んだ文書と画像とからなら複合的なメッセージを自在に表示できる操作パネル環境を自在に構築できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像出力装置および情報処理装置を適用可能な画像処理システムの一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像形成装置のモジュール構成を説明するソフトウエアブロック図である。
【図3】図1に示した画像形成装置のコントロールユニットの構成を説明するブロック図である。
【図4】図1に示した画像形成装置のスキャナ部,プリンタ部の構成を説明する外観図である。
【図5】図3に示した操作部の構成を説明する平面図である。
【図6】図5に示した操作部の制御構成を説明するブロック図である。
【図7】図3に示した操作部の操作表示に関するモジュール構成を説明するブロック図である。
【図8】本発明に係る画像出力装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】図6に示したLCDの画面構成を説明する平面図である。
【図10】本発明に係る画像処理システムにおけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る情報処理装置の表示装置に表示されるリモートUIの一例を示す図である。
【図12】本発明に係る情報処理装置の表示装置に表示されるリモートUIの一例を示す図である。
【図13】図6に示したLCDに表示されるポップアップウィンドウ(掲示板)の画面表示例を示す図である。
【図14】本発明に係る情報処理装置の表示装置に表示される他のリモートUIの一例を示す図である。
【図15】本発明に係る情報処理装置,画像出力装置を含む画像出力システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
2000 コントロールユニット
2001 CPU
2002 RAM
2003 ROM
2004 HDD
2012 操作部
Claims (1)
- 伝送媒体を介してホストコンピュータと通信可能な画像出力装置であって、
前記ホストコンピュータから受信するHTTPコマンドに応じて、前記画像出力装置内に保持されている情報をHTML文書として生成する生成手段と、
前記生成手段により生成されたHTML文書をHTTPプロトコルにより前記ホストコンピュータに送信するとともに、前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドを受信するWebサーバ手段と、
画像出力処理状態を表示可能な操作パネルと、
前記ホストコンピュータからのHTTPコマンドに付帯するビットマップデータを前記操作パネルに表示する制御手段と、
を有することを特徴とする画像出力装置。
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