JP2004259195A - 文書処理装置、文書処理方法、およびプログラム - Google Patents

文書処理装置、文書処理方法、およびプログラム Download PDF

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Junichi Matsunoshita
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Abstract

【課題】電子文書の見た目を損ねずに、機密部分の閲覧を制限する文書処理装置、文書処理方法およびプログラムを提供する
【解決手段】文書処理装置2は、電子文書の一部にアクセス権が設定されている場合に、アクセス権のない機密部分822を削除して、削除された機密部分822の領域を詰めて電子文書を表示する。さらに、文書処理装置2は、削除された機密部分822に段落番号842cが含まれている場合に、電子文書の段落番号842を連続番号になるよう振りなおす。
【選択図】 図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書の機密管理を行う文書処理装置、文書処理方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
機密情報が含まれた電子文書を複数の人間で共有する場合には、この機密部分に対して、閲覧または編集等の権限(アクセス権)を設定して、機密情報の閲覧または編集等を制限する必要がある。このような要求に対して、電子文書の一部に対してアクセス権等を設定する方法が種々提案されている(例えば、特許文献1〜6)。例えば、機密部分の閲覧が禁止されている場合に、この部分を黒くマスクして表示し、機密情報の閲覧を禁止する方法がある。
しかしながら、このような方法で機密部分の閲覧を禁止すると、電子文書の見た目を損ねるだけでなく、この部分に機密情報が隠されていることを閲覧者に知らせることになり、セキュリティ上好ましくない。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−243172号公報
【特許文献2】
特開平6−214862号公報
【特許文献3】
特開平10−116271号公報
【特許文献4】
特開平11−25076号公報
【特許文献5】
特開2000−20377号公報
【特許文献6】
特開2002−279289号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した背景からなされたものであり、電子文書の見た目を損ねずに、機密部分の閲覧を制限する文書処理装置、文書処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
[文書処理装置]
上記目的を達成するために、本発明にかかる文書処理装置は、電子文書の中から、閲覧が禁止されている機密部分を特定する機密部分特定手段と、前記機密部分特定手段により特定された機密部分の表示を禁止し、かつこの機密部分に対する電子文書のレイアウト上の特性に応じて電子文書のレイアウトを変更して、電子文書を表示させる表示制御手段とを有する。
【0006】
また、本発明にかかる文書処理装置は、電子文書の中から、閲覧が禁止されている機密部分を特定する機密部分特定手段と、前記機密部分特定手段により特定された機密部分の表示を禁止し、表示が禁止された機密部分が配置されていた領域を詰めて電子文書を表示させる表示制御手段とを有する。
【0007】
好適には、前記機密部分特定手段は、前記機密部分として、閲覧が禁止された文字列または図表を特定し、前記表示制御手段は、前記機密部分特定手段により特定された文字列または図表の表示を禁止し、表示が禁止された文字列または図表が配置されていた領域を詰めて電子文書を表示させる。
【0008】
好適には、前記機密部分特定手段は、電子文書に含まれる表の中から、閲覧が禁止された行または列を特定し、前記表示制御手段は、前記機密部分特定手段により特定された行または列の表示を禁止して、表示が禁止された列または行の領域を詰めて表を表示させる。
【0009】
好適には、前記機密部分特定手段により特定された機密部分に、電子文書の構成を示す構成記号が含まれている場合に、この機密部分を除いた電子文書に対して構成記号を再付与する構成記号付与手段をさらに有する。
【0010】
また、本発明にかかる文書処理装置は、電子文書をページ毎に表示する表示手段と、電子文書の中から、閲覧が禁止されているページを特定する機密部分特定手段と、前記機密部分特定手段により特定されたページを詰めて、電子文書をページ毎に表示するよう制御する表示制御手段とを有する。
【0011】
好適には、前記表示制御手段は、前記機密部分特定手段により特定されたページを飛び越して、次のページを表示させる。
【0012】
好適には、電子文書の各ページに対応するサムネール画像を表示するサムネール表示手段と、前記機密部分特定手段により特定されたページのサムネール画像を除いて、除かれたサムネール画像の表示領域を詰めて次のページのサムネイル画像を表示するよう制御するサムネール表示制御手段とをさらに有する。
【0013】
好適には、前記機密部分特定手段により特定されたページを除いて、電子文書にページ番号を再付与するページ番号付与手段と、ページ番号付与手段により再付与されたページ番号を、電子文書の各ページに対応付けて表示するページ番号表示手段とをさらに有する。
【0014】
好適には、電子文書に含まれる複数のページには、互いにリンクが張られており、前記表示手段は、リンク先のページを表示するよう指示された場合に、このリンク先のページを表示し、前記機密部分特定手段により特定されたページがリンク先として表示するよう指示された場合に、このリンク先の表示を禁止し、これ以外の場合に、リンク先の表示を許可するリンク制御手段をさらに有する。
【0015】
[文書処理方法]
また、本発明にかかる文書処理方法は、電子文書の中から、閲覧が禁止されている機密部分を特定し、特定された機密部分の表示を禁止し、表示が禁止された機密部分の領域を詰めるように電子文書のレイアウトを変更する。
【0016】
[プログラム]
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを含む文書処理装置において、電子文書の中から、閲覧が禁止されている機密部分を特定するステップと、特定された機密部分の配置および大きさに応じて、電子文書のレイアウトを変更して表示させるステップとを前記文書処理装置のコンピュータに実行させる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、図を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明にかかる文書処理方法が適応される文書処理装置2のハードウェア構成を例示する図である。
図1に示すように、文書処理装置2は、CPU202およびメモリ204などを含む制御装置20、通信装置22、プリンタ23、HDD・CD装置などの記録装置24、および、LCD表示装置あるいはCRT表示装置およびマウス・キーボード・タッチパネルなどを含むユーザインターフェース装置(UI装置)26から構成される。
以上の構成により、文書処理装置2は、電子文書に含まれる部分に対して、アクセス権を設定する操作を受け付ける。また、文書処理装置2は、操作者のアクセス権に応じて、アクセス権が設定された部分を消去し、電子文書全体を再構成して表示する。
なお、以下の説明において、アクセス権が設定される部分を機密部分という。
また、本例では、「0」から「5」までの6段階でアクセス権レベルが設定される場合を具体例として説明する。アクセス権レベル「0」は、全く制限が設定されていないレベルであり、アクセス権レベルの数値が高くなるにつれて、アクセス(例えば、閲覧、編集、複製、印刷等)の制限が厳しくなる。
【0018】
[文書処理プログラム5]
次に、文書処理装置2の機能構成を説明する。
図2は、制御装置20(図1)により実行され、本発明にかかる文書処理方法を実現する文書処理プログラム5の構成を示す図である。
図2に示すように、文書処理プログラム5は、UI部510、文書作成部520、文書データベース(文書DB)530、機密部分特定部540、表示制御部550、表示部560、及び印刷部570から構成される。
文書作成部520は、文書編集部522およびアクセス権設定部524を有する。
また、表示制御部550は、コンテンツ表示制御部552、構成記号付与部554、サムネール表示制御部556、ページ番号付与部558およびリンク制御部559を有し、表示部560は、コンテンツ表示部562、サムネール表示部564およびページ番号表示部566を有する。
文書処理プログラム5は、例えば記録媒体240(図1)またはネットワークを介して制御装置20に供給され、メモリ204にロードされて実行される。
【0019】
文書処理プログラム5において、UI部510は、UI装置26(図1)のマウス又はキーボードを制御して、文書の入力、表示、編集、アクセス権設定または印刷等を指示する入力データを受け付けて、文書作成部520または機密部分特定部540に対して出力する。
また、UI部510は、表示部560から入力された画像データをUI装置26に表示させる。
【0020】
文書作成部520は、文書編集部522およびアクセス権設定部524を有し、電子文書の編集およびアクセス権の設定を行う。
より具体的には、文書編集部522が、電子文書の編集処理を指示する入力データに応じて、電子文書の編集処理を行い、編集された電子文書を文書DB530に格納する。
【0021】
アクセス権設定部524は、アクセス権の設定を指示する入力データに応じて、電子文書の指定された部分(機密部分)にアクセス権を設定する。設定されるアクセス権は、閲覧、編集、複製、印刷および消去等を制限するものであり、本例のアクセス権設定部524は、電子文書の機密部分に対してアクセス権レベルを設定し、設定されたアクセス権レベルをこの機密部分に対応付けて文書DB530に格納する。
また、アクセス権設定部524は、アクセス権の設定を指示する入力データに応じて、操作者(またはパスワード)と、この操作者に割り当てられたユーザ権限レベルとを対応付ける権限リストを作成し、電子文書に対応付けて文書DB530に格納する。
【0022】
文書DB530は、電子文書、機密部分のアクセス権レベル、および権限リストを記憶し、要求に応じて機密部分特定部540に対して出力する。
【0023】
機密部分特定部540は、UI部510から電子文書の表示を指示する入力データを取得すると、指定された電子文書と、これに対応するアクセス権レベルおよび権限リストとを文書DB530から取得して、メモリ204(図1)上に読み出す。
さらに、機密部分特定部540は、操作者にアクセス権が付与されていない機密部分のデータを特定し、メモリ204から削除する。本例の機密部分特定部540は、例えば、UI部510を介して操作者のパスワードを取得すると、パスワードに対応するユーザ権限レベルを特定し、ユーザ権限レベルよりも高いアクセス権レベルが設定された機密部分のデータを削除する。
【0024】
表示制御部550は、機密部分が削除された電子文書のデータに応じて、電子文書のレイアウト等を変更して、電子文書を再構成する。表示制御部550は、電子文書を再構成する場合に、機密部分に対する電子文書のレイアウト上の特性に基づいて電子文書のレイアウトを変更する。機密部分に対する電子文書のレイアウト上の特性とは、例えば、電子文書における機密部分の配置および大きさまたはこれらのいずれかを示すレイアウト情報である。
具体的には、表示制御部550は、コンテンツ表示制御部552、構成記号付与部554、サムネール表示制御部556、ページ番号付与部558、およびリンク制御部559を有し、コンテンツ表示制御部552は、機密部分が削除された電子文書の各構成(文字列および図表等)を、削除された領域を詰めて再配置する。
【0025】
構成記号付与部554は、電子文書内の文章(テキストデータ)および図表(画像データ)に付与されている構成記号を特定する。構成記号とは、例えば、文章の章番号および段落番号等、並びに、図表示の図番号および表番号等であり、連続的に付与された番号(例えば、「1,2,3,・・・」)または文字(例えば、「A,B,C,・・・」)などである。
構成記号付与部554は、削除された機密部分に構成記号が含まれていた場合に、削除された部分を除いて電子文書に構成記号を再付与する。
【0026】
サムネール表示制御部556は、電子文書の各ページの縮小画像(サムネール画像)を生成する。電子文書の機密部分が削除された場合に、サムネール表示制御部556は、削除された機密部分に相当するページのサムネール画像を除いて、除かれたサムネール画像の表示領域を詰めて、次のページのサムネール画像を表示させる。
【0027】
ページ番号付与部558は、電子文書の各ページに、連続するページ番号を付与する。電子文書の機密部分が削除された場合に、ページ番号付与部558は、削除された機密部分を除いた電子文書に対して、連続するページ番号を再付与する。
【0028】
リンク制御部559は、電子文書内の複数のページを互いにリンクさせており、例えば、ページ内に設けられたリンクボタンがクリックされると、対応するページを表示させる。電子文書の機密部分が削除された場合に、リンク制御部559は、削除された機密部分をリンク先に指定するリンクを無効にする。例えば、リンク制御部559は、削除された機密部分に相当するページをリンク先とするリンクボタンを非表示にして、当該リンクを無効にする。リンク制御部559は、削除された機密部分へリンクする動作を禁止して、リンクを無効にしてもよい。
【0029】
表示部560は、UI部510を介してUI装置26(図1)を制御して、表示制御部550の指示に応じて電子文書を表示する。
具体的には、表示部560は、コンテンツ表示部562、サムネール表示部564、およびページ番号表示部566を有し、コンテンツ表示部562は、コンテンツ表示制御部552により再配置された電子文書をUI装置26に表示する。コンテンツ表示部562は、ページ毎に電子文書を表示し、リンク制御部559からリンク先の表示が指定されると、指定されたリンク先のページを表示する。
【0030】
サムネール表示部564は、サムネール表示制御部556により生成されたサムネール画像をUI装置26に表示する。
ページ番号表示部566は、ページ番号付与部558により付与されたページ番号を、コンテンツ表示部562が表示するページに連動させて表示する。本例のページ番号表示部566は、機密部分が削除された後の全ページ番号と、現在コンテンツ表示部562により表示されているページ番号とを表示する。
【0031】
印刷部570は、操作者の要求に応じて、表示部560が表示している電子文書を印刷する。例えば、印刷部570は、プリンタ23(図1)を制御して、コンテンツ表示部562により表示されている電子文書を印刷し、さらに各印刷媒体にページ番号を印刷する。
【0032】
[アクセス権設定動作]
次に、上記構成による動作を説明する。
図3は、文書処理装置2(文書処理プログラム5)のアクセス権設定動作(S10)を示すフローチャートである。以下の処理は、アクセス権の設定が許可された管理者の指示に応じて、電子文書の機密部分にアクセス権を設定する場面に相当する。従って、図4で後述するように、一般の操作者が電子文書の表示を指示した場合の動作と異なる。
【0033】
図3に示すように、ステップ110(S110)において、アクセス権を設定する管理者は、UI装置26(図1)を用いて、ファイルを指定して電子文書を開くように指示すると、UI部510は、電子文書ファイルを開くよう指示する入力データを取得し、文書作成部520に対して出力する。
文書作成部520は、UI部510を介して、電子文書のファイルを開くよう指示する入力データを取得し、指定された電子文書のファイルを文書DB530から取り出す。
UI部510は、管理者のアクセス権に応じて、文書作成部520が取り出した電子文書をUI装置26上に表示させる。
【0034】
ステップ120(S120)において、管理者が、UI装置26を用いて、電子文書のアクセス権を設定する範囲(機密部分)を選択し、アクセス権レベル等を指定すると、UI部510は、UI装置26を介して、機密部分の範囲およびアクセス権レベル等を指定する入力データを取得し、アクセス権設定部524に対して出力する。
【0035】
ステップ130(S130)において、アクセス権設定部524は、UI部510から入力された入力データに応じて、選択された機密部分に対して、指定されたアクセス権レベルを設定し、この機密部分と、このアクセス権レベルとを互いに対応付けて文書DB530に格納する。
ステップ140(S140)において、文書作成部520は、アクセス権の設定が完了したか否かを判断する。文書処理プログラム5は、アクセス権の設定が完了した場合に、S150の処理に移行し、これ以外の場合に、S120の処理に戻ってアクセス権設定処理(S120およびS130)を繰り返す。
【0036】
ステップ150(S150)において、管理者が、UI装置26を用いて操作者のパスワードおよびユーザ権限レベルとを指定すると、アクセス権設定部524は、電子文書のアクセス権設定対象である操作者のパスワードと、この操作者のユーザ権限レベルとを互いに対応付ける権限リストを作成し、この電子文書と対応付けて文書DB530に格納する。
【0037】
以上のように、文書処理装置2は、電子文書の各機密部分に対して、それぞれアクセス権レベルを設定し、さらに、パスワードとユーザ権限レベルとを対応付けた権限リストを作成して、この電子文書に対応付けて格納する。
【0038】
図4は、文書処理装置2(文書処理プログラム5)の閲覧処理動作(S20)を示すフローチャートである。
図4に示すように、ステップ200(S200)において、文書処理装置2の操作者は、UI装置26(図1)を用いて、ファイルを指定して電子文書の表示を指示する操作を行うと、UI部510は、電子文書の表示を指示する入力データを、機密部分特定部540に対して出力する。
ステップ204(S204)において、機密部分特定部540は、表示が指示された電子文書のファイルを、文書DB530から取得しメモリ204に読み出す。さらに、機密部分特定部540は、指定された電子文書に対応するアクセス権レベルと、権限リストとを文書DB530から取得する。
ステップ208(S208)において、機密部分特定部540は、この電子文書にアクセス権が設定されているか否かを判断する。文書処理プログラム5は、電子文書にアクセス権が設定されている部分がある場合に、S212の処理に移行し、これ以外の場合に、S260の処理に移行する。
すなわち、文書処理プログラム5は、アクセス権が設定されていない場合には、電子文書をそのまま表示するが、これ以外の場合には、以下に説明する処理を行い、操作者のユーザ権限レベルを特定し、ユーザ権限レベルに応じて電子文書を表示する。
【0039】
ステップ212(S212)において、機密部分特定部540は、UI部510を介して、操作者にパスワードの入力を指示する。操作者が、UI装置26(図1)を用いてパスワードを入力すると、UI部510は、入力されたパスワードを機密部分特定部540に対して出力する。
ステップ216(S216)において、機密部分特定部540は、権限リストを参照して、UI部510から入力されたパスワードに対応するユーザ権限レベル(操作者のアクセス権レベル)を判定する。
【0040】
ステップ220(S220)において、機密部分特定部540は、電子文書のアクセス権設定部分(機密部分)を検索し、機密部分に対応するアクセス権レベルを特定する。
ステップ224(S224)において、機密部分特定部540は、検索で発見された機密部分のアクセス権レベルと、操作者のユーザ権限レベルとを比較する。
文書処理プログラム5は、アクセス権レベルがユーザ権限レベル以下である場合に、S228の処理に移行し、これ以外の場合に、S232の処理に移行する。すなわち、文書処理プログラム5は、操作者のユーザ権限レベルが機密部分に設定されているアクセス権レベル以上である場合には機密部分の内容を表示し、これ以外の場合には、機密部分を削除する。
【0041】
ステップ228(S228)において、機密部分特定部540は、検索で発見されたアクセス権設定部分に対応するデータをメモリ204(図1)上に保持する。
一方、ステップ232(S232)において、機密部分特定部540は、検索で発見されたアクセス権設定部分に対応するデータをメモリ204上から削除する。
コンテンツ表示制御部552は、削除された機密部分を詰めるために、電子文書のレイアウトを更新する。
また、サムネール表示制御部556は、削除された機密部分に相当するページを詰めて、サムネール画像を生成する。
ステップ236(S236)において、構成記号付与部554は、機密部分の削除に伴い、構成記号も削除されたか否かを判断し、構成記号も削除された場合には、電子文書に対して構成記号を再付与する。
【0042】
ステップ240(S240)において、機密部分特定部540は、次のアクセス権設定部分(機密部分)を検索する。文書処理プログラム5は、全てのアクセス権設定部分の検索を完了した場合に、S250の処理に移行し、これ以外の場合に、S220の処理に戻る。
【0043】
ステップ250(S250)において、リンク制御部559は、削除された機密部分をリンク先としたリンクボタンを特定し、特定されたリンクボタンについてリンク動作を禁止する。
ステップ260(S260)において、ページ番号付与部558は、コンテンツ表示制御部552によりレイアウトが更新された電子文書について、ページ数を再度カウントして、各ページにページ番号を再付与する。
ステップ264(S264)において、コンテンツ表示部562は、コンテンツ表示制御部552によりレイアウトが更新された電子文書をページ単位でUI装置26(図1)に表示し、ページ番号表示部566は、ページ番号付与部558により付与されたページ番号を、表示されているページに連動させて表示する。
また、サムネール表示部562は、サムネール表示制御部556により生成されたサムネール画像をUI装置26に表示する。
【0044】
ページ上に設けられたリンクボタンがクリックされると、リンク制御部559は、クリックされたリンクボタンに対応するリンク先のページを特定し、リンク先のページの表示をコンテンツ表示部562に対して指示する。コンテンツ表示部562は、リンク制御部559の指示に応じて、リンク先のページをUI装置26(図1)に表示する。
【0045】
このように、文書処理プログラム5は、電子文書の機密部分のうち、操作者に閲覧が許可されない部分がある場合には、閲覧が許可されない部分を削除し、削除された領域を詰めて電子文書を表示する。
【0046】
図5は、図4に示したリンク先調整処理(S250)をより詳細に説明するフローチャートである。
図5に示すように、ステップ252(S252)において、リンク制御部559は、メモリ204(図1)上の電子文書(機密部分削除済み)の中から、リンク情報を検索する。
ステップ254(S254)において、リンク制御部559、検索で発見されたリンク情報のリンク先を特定する。リンク制御部559は、リンク先が削除されたページである場合に、S246の処理に移行し、これ以外の場合に、S258の処理に移行する。
ステップ256(S256)において、リンク制御部559は、リンク情報を削除して、リンク動作を禁止する。
ステップ258(S258)において、リンク制御部559は、次のリンク情報を検索し、リンク情報が発見された場合に、S252の処理に戻り、これ以外の場合に、全てのリンク情報の検索が完了したものとしてリンク先調整処理(S250)の処理を終了する。
【0047】
[表示例]
次に、機密部分が削除された場合に表示される電子文書を、表示例を用いて説明する。
図6は、表示部560が表示する文書表示画面700を例示する図である。
図6に例示するように、文書表示画面700には、文書表示エリア710、ページ数表示エリア720およびサムネール表示エリア730が表示される。
文書表示エリア710は、コンテンツ表示部560(図2)により表示されるエリアであり、機密部分の削除に応じてレイアウトが更新された電子文書をページ毎に表示する。文書表示エリア710に表示されたページの下端には、ページ番号712が表示される。
ページ数表示エリア720は、文書表示エリア710の下方に配置され、ページ番号表示部566(図2)により表示されるエリアである。ページ数表示エリア720には、文書表示エリア710に表示している電子文書の全ページ数と、現在表示しているページのページ番号とが表示される。
サムネール表示エリア730は、文書表示エリア710の横に配置され、サムネール表示部564(図2)により表示されるエリアである。サムネール表示エリア730には、機密部分を除いた電子文書のサムネール画像732がページ毎に表示される。文書表示エリア710において「3ページ目」が表示されているので、このページに対応するサムネール画像732cは、他のサムネール画像732aおよびbとは異なる表示態様(色など)で表示される。
【0048】
図7は、図表(機密部分)にアクセス権が設定されている電子文書を例示する図である。図7(A)は、図表(機密部分)が削除されていない電子文書を例示し、(B)は、図表(機密部分)が削除された電子文書を例示する。
本例では、図表エリア810(機密部分)にアクセス権が設定されており、操作者のユーザ権限レベルがこの図表エリア810に設定されたアクセス権レベル以上である場合に、コンテンツ表示部562は、図7(A)に例示するように、図表エリア810(機密部分)を含む電子文書を、文書表示エリア710にそのまま表示する。
一方、ユーザ権限レベルがアクセス権レベルよりも低い場合に、コンテンツ表示部562は、図7(B)に例示するように、図表エリア810(機密部分)が削除された電子文書を、文書表示エリア710に表示する。
すなわち、操作者のユーザ権限レベルがこの図表エリア810に設定されたアクセス権レベルよりも低い場合に、機密部分特定部540が図表エリア810に対応するデータをメモリ204(図1)から削除し、コンテンツ表示制御部552が、図表エリア810(機密部分)の領域を文字エリア820に変換して、文字エリア820内で文字列を詰めて再配置する。コンテンツ表示部562は、コンテンツ表示制御部552により文字列が再配置された電子文書を文書表示エリア710に表示する。
【0049】
図8は、文字列(機密部分)が削除されていない電子文書を例示する図である。また、図9は、文字列(機密部分)が削除された電子文書を例示する図である。
本例では、文字エリア820の一部である文字列822(機密部分)にアクセス権が設定されており、操作者のユーザ権限レベルがこの文字列822に設定されたアクセス権レベル以上である場合に、コンテンツ表示部562は、図8に例示するように、文字列822(機密部分)を含む電子文書を、文書表示エリア710に表示する。
一方、ユーザ権限レベルがアクセス権レベルよりも低い場合に、コンテンツ表示部560は、図9(A)または(B)に例示するように、文字列822(機密部分)が削除された電子文書を、文書表示エリア710に表示する。
【0050】
図9(A)は、文字列(機密部分)が削除された場合に、文字エリア820内でのみレイアウトが変更された電子文書を例示し、図9(B)は、文字列が削除された場合に、文字エリア820および図表エリア810のレイアウトが変更された電子文書を例示する。
図9(A)に例示するように、コンテンツ表示部560は、図表エリア810の配置を変えずに、文字列822の削除に応じて、文字エリア820内の文字列を詰めて配列させる。
また、図9(B)に例示するように、コンテンツ表示部560は、文字列822の削除に応じて、削除された文字列822の下方に隣接する図表エリア810を上方に詰めて配置し、さらにこの図表エリア810の下方に隣接する文字エリア820bを上方に詰めて配置して表示する。
【0051】
図10は、表の行(機密部分)にアクセス権が設定されている電子文書を例示する図である。図10(A)は、行(機密部分)が削除されていない電子文書を例示し、(B)は、行(機密部分)が削除された電子文書を例示する。
本例では、表830の行832(機密部分)にアクセス権が設定されており、操作者のユーザ権限レベルがこの行832に設定されたアクセス権レベル以上である場合に、コンテンツ表示部562は、図10(A)に例示するように、行832(機密部分)を含む電子文書を、文書表示エリア710にそのまま表示する。
一方、ユーザ権限レベルがアクセス権レベルよりも低い場合に、コンテンツ表示部562は、図10(B)に例示するように、行832(機密部分)が削除された電子文書を、文書表示エリア710に表示する。
すなわち、操作者のユーザ権限レベルがこの行832に設定されたアクセス権レベルよりも低い場合に、機密部分特定部540は、行832に対応するデータをメモリ204(図1)から削除し、コンテンツ表示制御部552が、表830内で、削除された行832の領域を詰める。コンテンツ表示部562は、コンテンツ表示制御部552により行832が削除された電子文書を文書表示エリア710に表示する。
【0052】
図11は、表の列(機密部分)にアクセス権が設定されている電子文書を例示する図である。図11(A)は、列(機密部分)が削除されていない電子文書を例示し、(B)は、列(機密部分)が削除された電子文書を例示する。
本例では、表830の列834(機密部分)にアクセス権が設定されており、操作者のユーザ権限レベルがこの列834に設定されたアクセス権レベル以上である場合に、コンテンツ表示部562は、図11(A)に例示するように、列834(機密部分)を含む電子文書を、文書表示エリア710にそのまま表示する。
一方、ユーザ権限レベルがアクセス権レベルよりも低い場合に、コンテンツ表示部562は、図11(B)に例示するように、列834(機密部分)が削除された電子文書を、文書表示エリア710に表示する。
【0053】
図12は、構成番号842を含む文字列822(機密部分)にアクセス権が設定されている電子文書を例示する図である。図12(A)は、文字列822(機密部分)が削除されていない電子文書を例示し、(B)は、文字列822(機密部分)の削除に伴い、構成番号842が再付与された電子文書を例示する。
本例では、「2」(構成番号842c)を含む文字列822(機密部分)にアクセス権が設定されており、操作者のユーザ権限レベルがこの行832に設定されたアクセス権レベル以上である場合に、コンテンツ表示部562は、図12(A)に例示するように、文字列822(機密部分)を含む電子文書を、文書表示エリア710にそのまま表示する。
一方、ユーザ権限レベルがアクセス権レベルよりも低い場合に、コンテンツ表示部562は、図12(B)に例示するように、文字列822(機密部分)が削除され、これに伴い構成番号842の番号が振り直された電子文書を、文書表示エリア710に表示する。
すなわち、構成記号付与部554(図2)は、構成番号842cが削除されたことを検知すると、削除された構成番号842cの後に続く構成番号842dおよび842eの番号を、電子文書全体で連続するように振り直す。コンテンツ表示部562は、構成記号付与部554により振り直された構成番号842dおよび842eを、電子文書と共に文書表示エリア710に表示する。
【0054】
図13は、構成番号842を含む図表エリア810a(機密部分)にアクセス権が設定されている電子文書を例示する図である。図13(A)は、図表エリア810a(機密部分)が削除されていない電子文書を例示し、(B)は、図表エリア810a(機密部分)の削除に伴い、図表エリア810の構成番号842が再付与された電子文書を例示する。
本例では、「2、1」(構成番号844a)を含む図表エリア810a(機密部分)にアクセス権が設定されており、操作者のユーザ権限レベルがこの図表エリア810aに設定されたアクセス権レベル以上である場合に、コンテンツ表示部562は、図13(A)に例示するように、図表エリア810aの構成番号844aを含む電子文書を、文書表示エリア710にそのまま表示する。
一方、ユーザ権限レベルがアクセス権レベルよりも低い場合に、コンテンツ表示部562は、図13(B)に例示するように、図表エリア810a(機密部分)およびこれに対応する構成番号844aが削除され、これに伴い構成番号844bの番号が振り直された電子文書を、文書表示エリア710に表示する。
すなわち、構成記号付与部554(図2)は、構成番号844aが削除されたことを検知すると、削除された構成番号844aの後に続く構成番号844bの番号を、電子文書全体で連続するように振り直す。コンテンツ表示部562は、構成記号付与部554により振り直された構成番号844bを、電子文書と共に文書表示エリア710に表示する。
【0055】
図14は、電子文書内に設定されたリンク機能を説明する図である。
図14に例示するように、リンク制御部559は、電子文書の2ページ目のなかに、リンク先(4ページ目)が設定されたリンクボタン850を表示する。
本例において、操作者のユーザ権限レベルがリンク先(4ページ目)に設定されたアクセス権レベル(レベル2)以上である場合に、2ページ目でリンクボタン850がクリックされると、リンク制御部559は、コンテンツ表示部562を制御して、このリンクボタン850に設定されたリンク先である4ページ目を表示させる。
一方、ユーザ権限レベルがこのアクセス権レベル(レベル2)よりも低い場合に、リンク制御部559は、リンク動作を禁止して、そのままのページ(2ページ目)を表示させる。
【0056】
以上説明したように、本実施形態の文書処理装置2は、アクセス権に応じて電子文書の一部(文字列または図表など)を削除し、削除されたことが認識できないように、電子文書のレイアウト、構成記号、およびリンク機能等を変更する。
これにより、電子文書の見た目を損なわずに機密部分を非表示にすると共に、機密部分の配置、大きさおよび形状等から機密情報を類推することを阻止することができる。
また、アクセスが禁止されている部分の存在すら操作者に認識させないので、機密情報の不正アクセスを試みることさえさせない。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる文書処理装置、文書処理方法およびプログラムは、電子文書の見た目を損ねずに、機密部分の閲覧を制限するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる文書処理方法が適応される文書処理装置2のハードウェア構成を例示する図である。
【図2】制御装置20(図1)により実行され、本発明にかかる文書処理方法を実現する文書処理プログラム5の構成を示す図である。
【図3】文書処理装置2(文書処理プログラム5)のアクセス権設定動作(S10)を示すフローチャートである。
【図4】文書処理装置2(文書処理プログラム5)の閲覧処理動作(S20)を示すフローチャートである。
【図5】図4に示したリンク先調整処理(S250)をより詳細に説明するフローチャートである。
【図6】表示部560が表示する文書表示画面700を例示する図である。
【図7】(A)は、図表(機密部分)が削除されていない電子文書を例示し、(B)は、図表(機密部分)が削除された電子文書を例示する。
【図8】文字列(機密部分)が削除されていない電子文書を例示する図である。
【図9】(A)は、文字列(機密部分)が削除された場合に、文字エリア820内でのみレイアウトが変更された電子文書を例示し、(B)は、文字エリア820および図表エリア810のレイアウトが変更された電子文書を例示する図である。
【図10】(A)は、行(機密部分)が削除されていない電子文書を例示し、(B)は、行(機密部分)が削除された電子文書を例示する。
【図11】(A)は、列(機密部分)が削除されていない電子文書を例示し、(B)は、列(機密部分)が削除された電子文書を例示する。
【図12】(A)は、文字列822(機密部分)が削除されていない電子文書を例示し、(B)は、文字列822(機密部分)の削除に伴い、構成番号842が再付与された電子文書を例示する。
【図13】(A)は、図表エリア810a(機密部分)が削除されていない電子文書を例示し、(B)は、図表エリア810a(機密部分)の削除に伴い、図表エリア810の構成番号842が再付与された電子文書を例示する。
【図14】電子文書内に設定されたリンク機能を説明する図である。
【符号の説明】
2・・・文書管理装置
5・・・文書処理プログラム
510・・・UI部
520・・・文書作成部
522・・・文書編集部
524・・・アクセス権設定部
526・・・認証部
528・・・文書データベース
530・・・文書取得部
535・・・アクセス権特定部
540・・・文字変換部
542・・・変換部
545・・・画像変換部
550・・・制限内容表示部
560・・・印刷部
570・・・通信部

Claims (12)

  1. 電子文書の中から、閲覧が禁止されている機密部分を特定する機密部分特定手段と、
    前記機密部分特定手段により特定された機密部分の表示を禁止し、かつこの機密部分に対する電子文書のレイアウト上の特性に応じて電子文書のレイアウトを変更して、電子文書を表示させる表示制御手段と
    を有する文書処理装置。
  2. 電子文書の中から、閲覧が禁止されている機密部分を特定する機密部分特定手段と、
    前記機密部分特定手段により特定された機密部分の表示を禁止し、表示が禁止された機密部分が配置されていた領域を詰めて電子文書を表示させる表示制御手段と
    を有する文書処理装置。
  3. 前記機密部分特定手段は、前記機密部分として、閲覧が禁止された文字列または図表を特定し、
    前記表示制御手段は、前記機密部分特定手段により特定された文字列または図表の表示を禁止し、表示が禁止された文字列または図表が配置されていた領域を詰めて電子文書を表示させる
    請求項2に記載の文書処理装置。
  4. 前記機密部分特定手段は、電子文書に含まれる表の中から、閲覧が禁止された行または列を特定し、
    前記表示制御手段は、前記機密部分特定手段により特定された行または列の表示を禁止して、表示が禁止された列または行の領域を詰めて表を表示させる
    請求項2に記載の文書処理装置。
  5. 前記機密部分特定手段により特定された機密部分に、電子文書の構成を示す構成記号が含まれている場合に、この機密部分を除いた電子文書に対して構成記号を再付与する構成記号付与手段
    をさらに有する請求項1〜3のいずれかに記載の文書処理装置。
  6. 電子文書をページ毎に表示する表示手段と、
    電子文書の中から、閲覧が禁止されているページを特定する機密部分特定手段と、
    前記機密部分特定手段により特定されたページを詰めて、電子文書をページ毎に表示するよう制御する表示制御手段と
    を有する文書処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記機密部分特定手段により特定されたページを飛び越して、次のページを表示させる
    請求項6に記載の文書処理装置。
  8. 電子文書の各ページに対応するサムネール画像を表示するサムネール表示手段と、
    前記機密部分特定手段により特定されたページのサムネール画像を除いて、除かれたサムネール画像の表示領域を詰めて次のページのサムネイル画像を表示するよう制御するサムネール表示制御手段と
    をさらに有する請求項6のいずれかに記載の文書処理装置。
  9. 前記機密部分特定手段により特定されたページを除いて、電子文書にページ番号を再付与するページ番号付与手段と、
    ページ番号付与手段により再付与されたページ番号を、電子文書の各ページに対応付けて表示するページ番号表示手段と
    をさらに有する請求項6に記載の文書処理装置。
  10. 電子文書に含まれる複数のページには、互いにリンクが張られており、
    前記表示手段は、リンク先のページを表示するよう指示された場合に、このリンク先のページを表示し、
    前記機密部分特定手段により特定されたページがリンク先として表示するよう指示された場合に、このリンク先の表示を禁止し、これ以外の場合に、リンク先の表示を許可するリンク制御手段
    をさらに有する請求項6に記載の文書処理装置。
  11. 電子文書の中から、閲覧が禁止されている機密部分を特定し、
    特定された機密部分の表示を禁止し、
    表示が禁止された機密部分の領域を詰めるように電子文書のレイアウトを変更する
    文書処理方法。
  12. コンピュータを含む文書処理装置において、
    電子文書の中から、閲覧が禁止されている機密部分を特定するステップと、
    特定された機密部分の配置および大きさに応じて、電子文書のレイアウトを変更して表示させるステップと
    を前記文書処理装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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