JP5115506B2 - サムネイルを作成する装置、情報処理システムおよびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、データ化されたドキュメントのサムネイルを作成する装置情報処理システムおよびコンピュータプログラムに関する。
OA(Office Automation)機器と呼ばれるビジネスユースの情報機器の一つに複合機がある。近年の複合機は、コピー、プリント、イメージ入力、ファクシミリ通信、メール送受、およびドキュメントの保存などに利用可能な多機能周辺機器(MFP:Multifunction Peripherals)として知られている。複合機は企業内のネットワークに組み込まれ、複合機に備わる操作パネルによる操作入力またはネットワークに接続されたコンピュータによるアクセスに応じて動作する。
このような複合機において、原稿から読み取ったりコンピュータから入力されたりした各種のドキュメントを保存する際に、ドキュメントの見本となる画像であるサムネイルを作成しておくことができる。典型的なサムネイルはドキュメントのプリントイメージを単純に縮小した画像である。複合機が作成したサムネイルは適時にネットワーク内のコンピュータに転送され、コンピュータに付随するディスプレイ上に表示される。例えば、コンピュータから複合機にドキュメントの印刷を指示するとき、コンピュータのユーザは表示されたサムネイルを見ることにより、複数のドキュメントの中から所望のドキュメントを選択することができる(特許文献1)。また、複合機の操作パネルに備わるディスプレイ上にサムネイルを表示し、操作パネルによってドキュメントを選択する操作入力の便宜を図ることができる(特許文献2)。
複合機におけるサムネイルの表示に関して、幾つかのセキュリティ対策が提案されている。例えば、パスワードによる保護がかけられたドキュメントについては、サムネイルに代えてドキュメントの内容を示さない予め用意された画像とドキュメントのファイル名とを表示する。これによれば、ドキュメントを見る権限のない者にサムネイルからドキュメントの内容を知られてしまうおそれがない(特許文献3)。他には、覗き見(盗み見)を抑止するために表示品質を意図的に低下させる技術がある。具体的には、解像度、輝度またはコントラストを低下させたり、カラーをモノクロにしたりする。これによれば、操作パネルを操作するユーザの肩越しに覗き見をするといった操作パネルからある程度離れた位置からの視認が困難になる(特許文献4)。
特開2004−005480号公報 特開2006−253751号公報 特開2007−220025号公報 特開2008−283578号公報
保護設定がなされたドキュメントのサムネイルを非表示にする上記先行技術は、そのドキュメントを見る権限のあるユーザの利便を損なう。ユーザはサムネイルによってドキュメントの内容がどのようなものであるかをサムネイルから知ることができない。サムネイルを表示させたいとき、ユーザは保護設定を解除するための操作を行わなくてはならない。
その上、サムネイルが表示された状態では、覗き見に対して無防備になる。
覗き見対策としてサムネイルの表示品質を低下させる上記先行技術は、サムネイルを表示させる操作をしたユーザにもサムネイルを見づらいものにしてしまう。ディスプレイが高精細であっても、その性能がサムネイルの表示に活かされない。
本発明は、このような事情に鑑み、覗き見に対するセキュリティ(安全性)をもち且つユーザがドキュメントの内容を確認するのに有用なサムネイルの作成を可能にすることを目的としている。
上記目的を達成する装置は、データ化されたドキュメントのサムネイルを作成する装置であって、前記ドキュメントが予め定められた種類の情報であるサムネイル用情報を有するか否かを判別する判別手段と、前記判別手段による判別の結果を受けて、前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有する場合は、前記ドキュメントが有する前記サムネイル用情報を表わす画像を前記ドキュメントのサムネイルとして作成し、前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有しない場合は、前記ドキュメントが有する情報の一部分のみを表わし、それ以外の部分を抜き取った画像を前記ドキュメントのサムネイルとして作成するサムネイル作成手段と、を備える。
「データ化されたドキュメント」は、コンピュータがファイルとして扱うメタ情報を含むデータのかたまりであり、各種のアプリケーションソフトウェアが作成する文書ファイルや画像ファイルである。
判別手段が有無を判別するサムネイル用情報としては、ドキュメントの内容を思い浮かべるヒントになり且つ内容を知らない者には内容の全貌が判らないような情報が定められる。例えば、コメントやキーワードといった人為的に付与されたテキスト、文章中の見出しや強調部分、1ページ内の一部分などがサムネイル用情報に当てはまる。
サムネイルとして作成されるサムネイル用情報を表わす画像が表示されることによって、ドキュメントの作成者や以前にドキュメントを見た者のようにドキュメントの内容を知っている者には、たとえ内容をうろ覚えであっても、サムネイル用情報に基づいてドキュメントが所望のものか否かを判断することができ、または判断しやすくなる。一方、ドキュメントの内容を知らない者は、サムネイルを見てもドキュメントに関してサムネイル用情報以外の情報を得ることができない。
好ましい態様では、サムネイル用情報に該当する情報の種類として複数の種類が定められる。これにより、多様なドキュメントに対応し得る。複数の種類に対して優先順位を付与し、1種類のサムネイル用情報をサムネイルに表わすことにより、1つのドキュメントに複数種のサムネイル用情報が含まれる場合に、必要以上に多くの情報が表示されるのを防ぐことができる。
本発明によれば、覗き見に対するセキュリティをもち且つユーザがドキュメントの内容を確認するのに有用なサムネイルを作成する装置またはシステムが実現される。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 サムネイルが作成されて表示される過程の第1の形態を示す図である。 複合機のハードウェア構成を示す図である。 複合機の要部の機能構成および動作を示す図である。 サムネイルの第1例を示す図である。 サムネイルの第2例を示す図である。 サムネイルの第3例を示す図である。 サムネイルの他の例を示す図である。 サムネイルに関する設定のための操作画面の一例を示す図である。 サムネイルを作成する処理の一例を示すフローチャートである。 サムネイル用情報の有無を判別する処理の一例を示すフローチャートである。 サムネイルが作成されて表示される過程の第2の形態を示す図である。 パーソナルコンピュータのハードウェア構成を示す図である。 サムネイルを作成するパーソナルコンピュータの機能構成および動作を示す図である。
図1のように複合機2および複数のパーソナルコンピュータ3,4を有した情報処理システム1を想定する。情報処理システム1は、企業またはそれに類する組織に設けられたLAN(Local Area Network)であり、複合機2を介して公衆回線7と繋がりかつルータ6を介してインターネット8と繋がっている。複合機2はMFPとも呼ばれる情報機器であり、コピー、プリント、イメージ入力、ファクシミリ通信、メール送受、データ保存などに利用可能である。複合機2およびパーソナルコンピュータ3,4はスイッチングハブ5を介して相互に通信することができる。
〔第1実施形態〕
情報処理システム1においては、複合機2のボックス機能を利用することにより、複数のユーザがドキュメントを共有・活用することができる。そのために複合機2は数千以上のドキュメントの蓄積が可能な容量のストレージを備える。ストレージには、複合機2が原稿から読み取ったり、ファクシミ通信で受信したり、パーソナルコンピュータ3,4から入力されたりした各種のドキュメントが保存される。図2の例示では、パーソナルコンピュータ3から複合機2にドキュメントが入力される。
図2のように、パーソナルコンピュータ3からドキュメントが入力されると、複合機2はドキュメントを保存するとともに、そのドキュメントのサムネイルを作成する。その際に後述のようにセキュリティを考慮した覗き見対策が図られる。作成されたサムネイルはドキュメントに対応づけて保存される。
その後、例えばユーザがパーソナルコンピュータ3のディスプレイによりドキュメントの内容を確認しようとする状況において、複合機2はパーソナルコンピュータ3からの要求に応えてサムネイルをパーソナルコンピュータ3に転送する。このとき、複数のドキュメントが指定された場合には、該当する複数のサムネイルが転送される。パーソナルコンピュータ3がサムネイルを表示し、ユーザがサムネイルを見てそのサムネイルの元であるドキュメントが所望のものか否かを判断する。そして、ユーザは所望のドキュメントを処理対象として選択する。図2では複合機2からパーソナルコンピュータ3へドキュメントを転送する処理が行われる。ただし、処理はこれに限らず、印刷、ファクシミリ送信、他のパーソナルコンピュータ4への転送、ストレージ内での保存箇所(フォルダ)の変更、ドキュメントの削除などといった他の処理をユーザが指定した場合には、複合機2は指定に応じた処理を実行する。
以下、複合機2によるサムネイルの作成について詳述する。
図3のように、複合機2は、操作パネル20、イメージスキャナ21、プリンタ22、用紙ストッカ23、電源回路24、制御回路25、画像処理回路27、ファクシミリ通信モデム27、外部接続インタフェース28およびストレージ29を備える。操作パネル20にはLCD(Liquid Crystal Display)201が配置されている。イメージスキャナ21はカラー原稿の読取りが可能である。プリンタ22は、両面プリントのためのユニットを備えており、多段形式の用紙ストッカ23から供給される用紙の片面または両面にモノクロまたはカラーのイメージをプリントする。電源回路24は複合機2の随所に必要とされる電力を供給する。制御回路25は、制御プログラムを記憶するROM251、制御プログラムを実行するCPU252、およびプログラム実行のワークエリアとして用いられるRAM253を有する。画像処理回路26はコピーやプリントにおけるビットマップ展開を含む種々の処理を担う。ファクシミリ通信モデム27は公衆回線7による通信に用いられる。外部接続インタフェース28はLANケーブルとの接続に用いられる。ストレージ29はハードディスクドライブのような大容量記憶デバイスである。ストレージ29には、複合機2の制御に係わるデータを記憶するメモリ領域とともに、各種ドキュメントのファイルを保存するメモリ領域であるいわゆるボックスが設けられる。ドキュメントのサムネイルもストレージ29により保存される。
図4のように、複合機2は、サムネイルに係わる機能要素として、通信部31、データ管理部32、判別部33、サムネイル作成部34、および操作制御部35を備える。これら機能要素は制御回路25のCPU252とROM251またはストレージ29が記憶するプログラムとで実現される。
通信部31は、パーソナルコンピュータ3,4および他の外部装置とデータ通信をする。すなわち、通信部31を介して複合機2と外部装置との間でファイルの受け渡しが行われる。例えばパーソナルコンピュータ3がドキュメントの保存を複合機2に要求したとき、通信部31はパーソナルコンピュータ3からデータファイルの形で入力されたドキュメント60をデータ管理部32に引き渡す。
データ管理部32は、通信部31から受け取ったドキュメント60をストレージ29に記憶させる。このとき、外部装置からの保存要求に含まれる指定に従って、ドキュメント60を保存するフォルダが選択される。また、データ管理部32は、イメージスキャナ21によるイメージ入力において、原稿55から読み取られた画像であるドキュメント60bをストレージ29内の予め決められたフォルダまたは操作パネル20により指定されたフォルダに書き込む。さらに、データ管理部32は、サムネイル作成部34が作成したサムネイル70をストレージ29に記憶させる。サムネイル70とその元となるドキュメント60との対応づけには、特開2003−208428号公報の開示のように、外部装置名とジョブ名を用いた階層構造のディレクトリによってファイルを管理する手法を適用することができる。
判別部33は、データ管理部32により保存されるドキュメント60,60bが予め定められた種類の情報であるサムネイル用情報を有するか否かを判別する。判別に際して、判別すべき情報の種類を示す設定テーブル331が参照される。設定テーブル331は予め作成されてストレージ29に記憶されている。ただし、参照を迅速にするためにストレージ29からRAM253へ設定テーブル331をロードしておいてもよい。
サムネイル用情報は、ユーザがドキュメントの内容を思い浮かべるヒントになり且つ内容を知らない者には内容の全貌が判らないような情報である。本実施形態においてサムネイル用情報は「コメント」、「大きな文字」および「ページの一部分」の3種に大別される。そして、「ページの一部分」は、「上側部分」、「下側部分」、「左側部分」、「右側部分」および「最初のm行」に細分される。
サムネイル用情報の種類の一つである「コメント」には、アプリケーションソフトウェアのコメント機能によりドキュメントに含められるテキストが該当する。コメント機能は、文書作成、表計算、画像編集または画像管理のためのアプリケーションソフトウェアが、文章、表、図、写真といったコンテンツに重ねて表示したり非表示にしたりすることのできるテキスト(いわゆるコメント)をドキュメントに付加する機能である。「コメント」に該当する種類の情報は、ファイルのサイズや属性とは違って、自動的ではなくドキュメントの作成者が人為的に作成する意図的な情報である。
サムネイル用情報の種類の他の一つである「大きな文字」には、設定されたサイズより大きい文字が該当する。文章を主体としたドキュメントでは、内容確認のヒントとなる表題や見出しの文字が他の部分の文字よりも大きいことが多い。言い換えれば、セキュリティの観点で重要な主情報(詳細)の文字は比較的に小さいことが多い。
さらに他の一つである「ページの一部分」には、ドキュメントの設定ページ(通常は先頭ページ)における一部の領域内の情報が該当する。例えば「上側部分」は、印刷するときの紙面の上端から設定された長さの位置までの範囲内に記載された情報である。また、「最初のm行」は、設定ページ(通常は先頭ページ)に記載された先頭からm行分の文字である。ユーザは後述の設定操作において「ページの一部分」に係る領域の幅や行数mの値を指定することができる。
このようなサムネイル用情報の有無を判別する際に、判別部33はドキュメント60,60bを解析する。通信部31からのドキュメント60については、テキストや画像といったデータの種類をファイル形式から判別することができる。テキストの書式情報を有したドキュメント60であれば、「大きな文字」に該当する文字を抽出することができる。余白情報から「ページの一部分」に該当する領域に記載があるか否かを判別することができる。また、PDF(Portable Document Format) ファイルのようにコメント機能をもつアプリケーションソフトウェアにより作成されたドキュメント60については、コメントの付加を示す情報が参照される。一方、ラスタ画像ファイルであるイメージスキャナ21からのドキュメント60bについては、文字領域と画像領域とを識別する公知の画像処理技術を用いることにより、「大きな文字」または「最初のm行」に該当する文字を抽出することができる。ただし、文字領域と画像領域とを識別する画像処理を行わず、「ページの一部分」に該当する領域に記載があるか否かを判別するようにしてもよい。そのようにした場合、判別部33はドキュメント60bについて「コメント」、「大きな文字」または「最初のm行」に該当するサムネイル用情報は“ない”と判別する。
サムネイル作成部34は、判別部33による判別の結果を受けて、ドキュメント60,60bがサムネイル用情報を有する場合は、ドキュメント60,60bが有するサムネイル用情報を表わす画像をドキュメント60,60bのサムネイルとして作成する。ドキュメント60,60bがサムネイル用情報を有しない場合、サムネイル作成部34はドキュメント60,60bが有する情報の一部分のみを表わす画像をドキュメント60,60bのサムネイルとして作成する。ここで、ドキュメント60,60bがサムネイル用情報を有しない場合のサムネイルにもセキュリティが要求される。この要求を満たすサムネイルの例として、ドキュメント60,60bを肉眼での文字認識が困難なほどに縮小した縮小画像が挙げられる。縮小画像はドキュメント60,60bがもつ情報のうち、文や図のレイアウト情報を表わすものである。他には、ページ内の複数の小領域を除いてページの大半をマスキングした画像が挙げられる。小領域を無作為に分散させることにより、ドキュメントを大雑把に示し且つ実用上のセキュリティが得られる。
サムネイル作成部34によって作成されたサムネイル70は、データ管理部32によってストレージ29にて保存される。その後、上述したようにパーソナルコンピュータ3,4のいずれかまたは他の外部装置から要求があれば、サムネイル70はストレージ29から読み出されて要求元へ転送される。また、操作パネル20による所定の操作に呼応して、サムネイル70はストレージ29から読み出されて操作制御部35へ送られる。そして、操作制御部35によりLCD201にサムネイル70が表示される。
図5(A)および(B)が例示するドキュメント61は、コメント機能をもつアプリケーションソフトウェアにより作成されたファイルである。図示されているのは、ドキュメント61を指定サイズの用紙に印刷したときの先頭ページである(以降の例示も同様)。ドキュメント61は単一ページのものでも複数ページのものでもよい。図5(B)のようにドキュメント61には主情報610のイメージに重ねた吹き出しに書き込む形式でコメント(テキスト)615,616が付加されている。図示の主情報610は複合機の外観図であるが、図に限らずテキストでも写真でもよい。視覚情報に限らず音声情報であってもよい。図5(A)の状態ではコメント615,616が非表示とされている。
図5(C)および(D)は、図5(A)および(B)のドキュメント61に対応したサムネイル71,71bを示す。図5(C)のサムネイル71は、ドキュメント61のコメント615,616に対応したコメント715,716を有し、主情報610に対応する情報は有していない。コメント715,716はドキュメント61と同様に吹き出しに書き込まれ、コメント615,616と同様に並ぶように配置されている。図5(D)のサムネイル71bは、コメント715,716を有するとともに、主情報610のイメージを縮小したイメージ情報710を有する。そして、主情報610を知らない者がイメージ情報710に基づいて主情報610を理解するのを難しくする目的で、イメージ情報710をぼかすマスキングが施されている。
図6(A)および図7(A)に重複して例示されたドキュメント62は、大きさの異なる文字が混在するテキスト情報を主体としたドキュメントである。ドキュメント62では、先頭ページのところどころに比較的に大きな文字で構成される文字列621,622,623,624が存在する。このドキュメント62に対しては図6(B)および図7(B)の示すサムネイル72,72bが作成される。
図6(B)のサムネイル72は、文字列621,622,623,624に対応した文字列721,722,723,724を有する。文字列721,722,723,724はドキュメント72の文字列621,622,623,624と同様に並ぶように配置されている。サムネイル72は、上述した種類の一つである「大きな文字」に該当するサムネイル用情報を表わす。サムネイル72の変形として、図5(D)の例に準じて、ドキュメント62を縮小したイメージを表し且つ文字列721,722,723,724を除いてイメージをぼかすマスキングを施すことができる。
図7(B)のサムネイル72bは、ドキュメント62の先頭の数行分の文字の集合620Aに対応した文字の集合720Aを有し、ドキュメント62がもつ文字の集合620A以外の情報を有していない。サムネイル72bは上述の「最初のm行」に該当するサムネイル用情報を表わす。例示では行数mは3である。その他の文字情報文字列721,722,723,724を有する。文字列721,722,723,724はドキュメント72の文字列621,622,623,624と同様に並ぶように配置されている。サムネイル72は、上述した種類の一つである「大きな文字」に該当するサムネイル用情報を表わす。サムネイル72bにも、図5(D)の例に準じて、ドキュメント62を縮小したイメージを表し且つ文字の集合720Aを除いてイメージをぼかすマスキングを施す変形例がある。
図8(B)〜(I)のサムネイル73a〜73hは図8(A)のドキュメント63における「上側部分」、「下側部分」、「左側部分」および「右側部分」に該当するサムネイル用情報を表わす。サムネイル73a〜73dではサムネイル用情報のみが表わされている。サムネイル73e〜73hではドキュメント63を縮小したイメージが表され、サムネイル用情報の部分を除いてイメージをぼかすマスキングが施されている。
以上の例示のようなサムネイル71,71b,72,72b,73a〜73hの作成に際してどの種類のサムネイル用情報を適用するかは、ユーザによる変更が可能な設定テーブル331(図4参照)の内容に依存する。ユーザは、例えばパーソナルコンピュータ3を操作して複合機2にアクセスすることにより、サムネイルに関する設定を行うことができる。設定は図9が例示する操作画面80によって行われる。
図9において、操作画面80は指定可能なサムネイル用情報の種類を一覧表示する領域81、および指定されている種類を一覧表示する領域82を有する。領域81の下方には追加ボタン85が配置され、領域82の下方には削除ボタン85が配置されている。さらに、領域82の右方には種類に対する優先順位を設定するための移動ボタン87,88が配置されている。操作画面80はマウスまたは他のポインティングデバイスによる操作およびキーボード操作に対応するが、次の操作説明ではマウスによる操作を想定する。
種類を指定するとき、ユーザは領域81で所望の種類を選択し、追加ボタン85を押す。そうすると、選択された種類が領域81から消えて、代わりに領域82において既に表示されている種類の下に表示される。逆に、既に指定されている種類の指定を解除するときには、ユーザは領域82で所望の種類を選択し、削除ボタン86を押す。そうすると、選択された種類が領域82から消えて、代わりに領域81において表示される。図9では、「コメント」「大きな文字」および「上側部分」の三つの種類が指定されている。ユーザがOKボタン89を押すと、その時点の表示の示す指定内容が設定テーブル331に登録される。
なお、指定可能な種類の一つとして「非表示」がある。これが指定され且つサムネイル作成に適用された場合は、ドキュメントの情報(ファイル名や日付といったメタ情報は除く)を表さない予め用意された画像がサムネイルとされる。
領域82では優先順位の高い種類から順に上から下へと並べて表示されるので、図9の状態では「コメント」が最上位であり、その次が「大きな文字」で、最下位が「上側部分」である。優先順位は、様々なドキュメントに対するサムネイルの作成を可能とし且つ適用するサムネイル用情報の種類の数を限定するために設定される。本実施形態では一つのサムネイルに適用される種類の数は1に限られる。例えば、最上位の種類(ここでは「コメント」)に該当する情報をドキュメントが有している場合は、2位以降の種類(ここでは「大きな文字」および「上側部分」)は適用されない。ドキュメントが最上位の種類の情報を有さず2位の種類の情報を有する場合は、2位の種類が適用される。ただし、ユーザが指定した3以上の種類のうち2以上の種類を適用するようにしてもよい。
このような優先順位を変更するには、変更したい種類を領域82において選択し、移動ボタン87または移動ボタン88を押せばよい。移動ボタン87を押すごとに優先順位が一つ上がり、移動ボタン88を押すごとに優先順位が一つ下がる。優先順位の変更に伴って表示の位置が変わる。
また、操作画面80は領域83,84を有する。領域83においては、「大きな文字」に該当するか否かを決める基準となる文字サイズ、「最初のm行」に係る行数m、および「ページの一部分」に係る上下左右の各部分の幅nを設定することができる。例示は幅nをcm単位の長さで設定するものであるが、紙面(または周囲の余白を除いた印刷可能領域)の長さの1/3,1/4,1/5というように紙面に対する比率で設定するようにしてもよい。領域84には、表示をぼかすマスクの有無を決めるラジオボタンが配置されている。「あり」が指定された場合には、図5(D)および図8(F)〜(I)の例のようにマスキングが施される。
本実施形態では上述したように複合機2がサムネイルを作成する。複合機2において、図10および図11が示すサムネイル作成処理がCPU252によって実行される。
通信部31またはイメージスキャナ21によってドキュメントが入力されると、CPU252は設定テーブル331を参照し、ドキュメントを解析し、指定された種類のサムネイル用情報の有無を判別する(#11〜#14)。
ドキュメントが指定に該当するサムネイル用情報を有し且つ非表示指定状態ではない場合には、該当するサムネイル用情報を表わすサムネイルが作成される(#15、#16)。非表示指定状態とは、サムネイル用情報の種類の一つとして上述の「非表示」が指定され、且つ優先順位が「非表示」よりも上位である種類のサムネイル用情報をドキュメントが有していない状態である。非表示指定状態である場合には、文または図形で非表示を表わす画像がサムネイルとされる(#17)。
一方、ステップ#14で、ドキュメントが指定に該当するサムネイル用情報を有していないと判別した場合、すなわち、ユーザが指定した種類のいずれかに該当するサムネイル用情報がドキュメントにない場合には、CPU252はドキュメントのもつ情報の一部分のみを表わす画像をサムネイルとする(#18)。このサムネイルとしては、上述したようにドキュメントのイメージを十分に縮小した画像やところどころ抜き取った画像がある。
ステップ#16、ステップ#17またはステップ#18で作成されたサムネイルはドキュメントに対応づけてストレージ29に保存される。
ステップ#11〜#15の処理が判別部33の機能に対応し、ステップ#16〜#18の処理がサムネイル作成部34の機能に対応し、ステップ#19の処理がデータ管理部32の機能に対応する。
図11のように、サムネイル用情報の有無の判別ではサムネイル用情報の種類の優先順位が反映される。最上位から順に1つの種類を選択して注目し、注目した種類について判別が行われる。「情報あり」との結果が得られると、未選択の種類の有無にかかわらず判別が終了され、より下位の種類についての判別は行われない。最下位の種類まで注目しても該当するサムネイル用情報がないとき、判別結果は「情報なし」となる(#141〜#146)。
〔第2実施形態〕
情報処理システム1(図1参照)において、パーソナルコンピュータ3,4にサムネイルを作成するアプリケーションソフトウェアを実行させることができる。すなわち、第2実施形態ではパーソナルコンピュータ3,4によってサムネイルが作成される。図12の例示ではパーソナルコンピュータ3がサムネイルを作成する。
図12において、サムネイルの作成は、ユーザによるドキュメントの保存を指示する操作入力に呼応して行われる。ただし、ドキュメントの保存の際に行う態様に限るものではなく、既に保存されているドキュメントに対してサムネイルを作成することもできる。ドキュメントはパーソナルコンピュータ3で作成されたものでも、ネットワーク内外の外部装置やリムーバブルメディアから読み込まれたものでもよい。作成サムネイルはドキュメントに対応づけて保存される。
その後、例えばユーザがパーソナルコンピュータ3のディスプレイによりドキュメントの内容を確認しようとする状況において、パーソナルコンピュータ3は表示指示操作に応えてサムネイルを表示する。このとき、複数のドキュメントが指定された場合には、該当する複数のサムネイルが表示モードに応じた形式で表示される。ユーザがサムネイルを見てそのサムネイルの元であるドキュメントが所望のものか否かを判断する。そして、ユーザは所望のドキュメントを処理対象として選択する。図12では複合機2によるドキュメントの印刷が指示され、パーソナルコンピュータ3から複合機2へドキュメントが転送される。第2実施形態において複合機2はドキュメントを用紙に印刷する画像出力装置として動作する。ただし、ドキュメントに対する処理は印刷に限らず、ファクシミリ送信、他のパーソナルコンピュータ4への転送、ストレージ内での保存箇所(フォルダ)の変更、ドキュメントの削除などといった他の処理でもよい。
図13のように、パーソナルコンピュータ3のハードウェア構成は一般的な構成である。パーソナルコンピュータ3は、各種プログラムを実行するCPU101、制御プログラムを記憶するROM102、プログラム実行のワークエリアとして用いられるRAM103、およびストレージとしてのハードディスクドライブ104を有する。CD−ROMやDVDにアクセスするためのリムーバブルメディアドライブ105およびネットワーク接続のための通信インタフェース105もパーソナルコンピュータ3の構成要素である。また、パーソナルコンピュータ3は、ヒューマンインタフェースデバイスとしてのディスプレイ107、キーボード108およびマウス109を含む。
図14のようにパーソナルコンピュータ3は、サムネイルに係わる機能要素として、データ入力部131、データ管理部132、判別部133、サムネイル作成部134、および表示制御部135を備える。これら機能要素はCPU101とハードディスクドライブ104が記憶するアプリケーションプログラムとで実現される。
データ入力部131は、所定のソフトウェアによりパーソナルコンピュータ3で作成されまたはパーソナルコンピュータ3に取り込まれたドキュメント60を当該ソフトウェアから受け取って、データ管理部132に引き渡す。ドキュメント60は判別部133にも取り込まれる。
データ管理部132は、データ入力部131から受け取ったドキュメント60をハードディスクドライブ104に記憶させる。このとき、前もって操作入力または初期設定で指定されたフォルダが保存先として選択される。また、データ管理部32は、サムネイル作成部134が作成したサムネイル70をハードディスクドライブ104に記憶させる。
判別部133は、データ管理部132により保存されるドキュメント60が予め定められた種類の情報であるサムネイル用情報を有するか否かを判別する。判別に際して、判別すべき情報の種類を示す設定テーブル332が参照される。設定テーブル332は予め作成されてハードディスクドライブ104に記憶されている。設定テーブル332の内容は上述した第1実施形態の設定テーブル331と同様でよい。
サムネイル作成部134は、判別部133による判別の結果を受けて、ドキュメント60がサムネイル用情報を有する場合は、ドキュメント60が有するサムネイル用情報を表わす画像をドキュメント60のサムネイルとして作成する。ドキュメント60がサムネイル用情報を有しない場合、サムネイル作成部134はドキュメント60が有する情報の一部分のみを表わす画像をドキュメント60のサムネイルとして作成する。作成されたサムネイル70はデータ管理部132によって保存される。
サムネイル70が保存された後に、サムネイルを表示させるソフトウェアをユーザが起動させると、表示要求を受けた表示制御部135が、データ管理部132を介してサムネイル70を取得し、ディスプレイ107にサムネイル70を表示させる。
第2実施形態においては、第1実施形態と同様に、図5〜図8に例示されたサムネイルを作成することができる。サムネイルに関する設定には図9の操作画面80を適用することができ、判別部133およびサムネイル作成部134の機能を図10および図11のフローチャートで表わすことができる。
以上の第1および第2の実施形態によれば、複数の種類のサムネイル用情報の有無が判別されるので、コメントを有するもの有しないものを含めた多様なドキュメントについて、セキュリティをもつサムネイルを作成することができる。
サムネイル用情報の種類に優先順位が設定され且つサムネイルに適用される種類が一つに制限されるので、複数の種類に該当する情報を有したドキュメントについても、サムネイルに過剰に情報が表されるのを防ぐことができる。優先順位の設定はセキュリティの確保の上で有用である。
第1および第2の実施形態において、情報処理システム1のシステム構成は例示に限らない。複合機2およびパーソナルコンピュータ3,4の台数は任意である。情報処理システム1は、メールサーバや認証用サーバなどの他の機器を有してもよく、イントラネットに接続されてもよい。
第1の実施形態において、サムネイル用情報の種類を指定する操作を、パーソナルコンピュータ3,4および複合機2の操作パネル20のいずれでも行うことができるようにしてもよい。
なお、第1、および第2の実施形態において、作成されたサムネイルを保存するように記載したが、ユーザの表示指示の都度、サムネイル作成を例えばRAMのようなテンポラリメモリで行い、ユーザのドキュメント選択後は保存しないものとしてもよい。
1 情報処理システム
2 複合機(サムネイルを作成する装置、画像出力装置)
3,4 パーソナルコンピュータ(サムネイルを作成する装置、情報処理装置)
60,61,62,63 ドキュメント
71,71b,72,72b サムネイル
73a〜73h サムネイル
33,133 判別部(判別手段)
34,134 サムネイル作成部(サムネイル作成手段)
201 LCD(ディスプレイ)
107 ディスプレイ
35 操作制御部(表示処理手段)
135 表示制御部(表示処理手段)

Claims (18)

  1. データ化されたドキュメントのサムネイルを作成する装置であって、
    前記ドキュメントが予め定められた種類の情報であるサムネイル用情報を有するか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別の結果を受けて、前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有する場合は、前記ドキュメントが有する前記サムネイル用情報を表わす画像を前記ドキュメントのサムネイルとして作成し、前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有しない場合は、前記ドキュメントが有する情報の一部分のみを表わし、それ以外の部分を抜き取った画像を前記ドキュメントのサムネイルとして作成するサムネイル作成手段と、を備える
    ことを特徴とするサムネイルを作成する装置。
  2. サムネイル用情報に該当する情報の種類として複数の種類が定められており、
    前記判別手段は、前記複数の種類のいずれかに該当するサムネイル用情報を前記ドキュメントが有するか否かを判別する
    請求項1記載のサムネイルを作成する装置。
  3. ドキュメントに人為的に付与されたテキストおよび設定値以上のサイズの文字がそれぞれ前記複数の種類の一つとして定められた
    請求項2記載のサムネイルを作成する装置。
  4. 前記複数の種類に対して優先順位が付与されており、
    前記判別手段は、前記複数の種類を優先順位の高いものから順に1つずつ選択し、選択した種類に該当するサムネイル用情報を前記ドキュメントが有するか否かを判別し、選択した種類に該当するサムネイル用情報を有すると判別すれば未選択の種類の有無にかかわらず当該ドキュメントについての判別を終了する
    請求項2または3記載のサムネイルを作成する装置。
  5. 前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有する場合、前記サムネイルにおいて、前記サムネイル用情報を表す画像以外の部分については、表示させない、または、ぼかす
    請求項1から4のいずれかに記載のサムネイルを作成する装置。
  6. 画像を表示するディスプレイと、
    前記サムネイル作成手段が作成したサムネイルを前記ディスプレイに表示させる表示処理手段と、をさらに備える
    請求項1からのいずれかに記載のサムネイルを作成する装置。
  7. データ化されたドキュメントのサムネイルを作成する情報処理システムであって、
    前記ドキュメントが予め定められた種類の情報であるサムネイル用情報を有するか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別の結果を受けて、前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有する場合は、前記ドキュメントが有する前記サムネイル用情報を表わす画像を前記ドキュメントのサムネイルとして作成し、前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有しない場合は、前記ドキュメントが有する情報の一部分のみを表わし、それ以外の部分を抜き取った画像を前記ドキュメントのサムネイルとして作成するサムネイル作成手段と、
    画像を表示するディスプレイと、
    前記サムネイル作成手段が作成したサムネイルを前記ディスプレイに表示させる表示処理手段と、を備える
    ことを特徴とする情報処理システム。
  8. サムネイル用情報に該当する情報の種類として複数の種類が定められており、
    前記判別手段は、前記複数の種類のいずれかに該当するサムネイル用情報を前記ドキュメントが有するか否かを判別する
    請求項7記載の情報処理システム。
  9. ドキュメントに人為的に付与されたテキストおよび設定値以上のサイズの文字がそれぞれ前記複数の種類の一つとして定められた
    請求項8記載の情報処理システム。
  10. 前記複数の種類に対して優先順位が付与されており、
    前記判別手段は、前記複数の種類を優先順位の高いものから順に1つずつ選択し、選択した種類に該当するサムネイル用情報を前記ドキュメントが有するか否かを判別し、選択した種類に該当するサムネイル用情報を有すると判別すれば未選択の種類の有無にかかわらず当該ドキュメントについての判別を終了する
    請求項8または9記載の情報処理システム。
  11. 前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有する場合、前記サムネイルにおいて、前記サムネイル用情報を表す画像以外の部分については、表示させない、または、ぼかす
    請求項7から10のいずれかに記載の情報処理システム。
  12. ドキュメントを印刷する画像出力装置とデータ通信によって前記画像出力装置に印刷を指示する情報処理装置とを備え、
    前記画像出力装置が、前記判別手段および前記サムネイル作成手段を有し、
    前記情報処理装置が、前記ディスプレイおよび前記表示処理手段を有する
    請求項7から11のいずれかに記載の情報処理システム。
  13. ドキュメントを印刷する画像出力装置とデータ通信によって前記画像出力装置に印刷を指示する情報処理装置とを備え、
    前記情報処理装置が、前記判別手段、前記サムネイル作成手段、前記ディスプレイおよび前記表示処理手段を有する
    請求項7から11のいずれかに記載の情報処理システム。
  14. データ化されたドキュメントのサムネイルを作成する装置が有するコンピュータのためのコンピュータプログラムであって、
    前記ドキュメントが予め定められた種類の情報であるサムネイル用情報を有するか否かを判別する処理と、
    前記処理による判別の結果を受けて、前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有する場合は、前記ドキュメントが有する前記サムネイル用情報を表わす画像を前記ドキュメントのサムネイルとして作成し、前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有しない場合は、前記ドキュメントが有する情報の一部分のみを表わし、それ以外の部分を抜き取った画像を前記ドキュメントのサムネイルとして作成する処理と、を前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. サムネイル用情報に該当する情報の種類として複数の種類が定められており、
    前記サムネイル用情報を有するか否かを判別する処理において、前記複数の種類のいずれかに該当するサムネイル用情報を前記ドキュメントが有するか否かを判別する
    請求項14記載のコンピュータプログラム。
  16. ドキュメントに人為的に付与されたテキストおよび設定値以上のサイズの文字がそれぞれ前記複数の種類の一つとして定められた
    請求項15記載のコンピュータプログラム。
  17. 前記複数の種類に対して優先順位が付与されており、
    前記サムネイル用情報を有するか否かを判別する処理において、前記複数の種類を優先順位の高いものから順に1つずつ選択し、選択した種類に該当するサムネイル用情報を前記ドキュメントが有するか否かを判別し、選択した種類に該当するサムネイル用情報を有すると判別すれば未選択の種類の有無にかかわらず当該ドキュメントについての判別を終了する
    請求項15または16記載のコンピュータプログラム。
  18. 前記ドキュメントが前記サムネイル用情報を有する場合、前記サムネイルにおいて、前記サムネイル用情報を表す画像以外の部分については、表示させない、または、ぼかす
    請求項14から17のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
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