JP2004256651A - 弾性体およびその弾性体を使用した軸体、並びに、筆記具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天然弾性体または樹脂等からなる気泡を有する弾性粒体とシリコーン等からなる弾性樹脂と木粉等の香気性を有する物質とからなる弾性体において、気泡を有する弾性粒体と香気性を有する物質の合計の濃度が3〜50%である弾性体。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、筆記具、釣り竿、ラケット、自転車のハンドル、ドライバーなどの工具類等の弾性把持部材、衝撃吸収シートまたはマッサージ具などの弾性部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
弾性把持部材は、滑り止めや把持しやすさといった効果を持たせるために様々な発明がなされている。滑り止めとしてはシリコーンやエラストマーといった弾性樹脂を把持部に配置した構成が採られており、弾性樹脂の形状や硬さを変化させることによって前記把持部を形成している(特許文献1参照)。
また、天然の弾性材料であるコルクを把持部に用いることにより、握りやすさや滑り止め性を付与しているものもある(特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−507509号公報(請求項7,8、9,10)
【特許文献2】
特開2001−054997号公報(請求項1)
【0004】
【発明を解消しようとする課題】
しかし、前記特許文献1記載のものであっては、弾性把持部材が柔らか過ぎると使用時に把持部材が変形し、製品が手に着かなく使用しにくいという問題がある。特に、ショアーA硬度が40度以下の弾性樹脂では表面のべたつきが激しく、返って把持しにくくなるといった問題が生じている。また、ゴミなどが付着しやすく、ゴミの除去も困難であるといった問題もある。そこで、弾性樹脂のべたつきを防止するため、ショアーA硬度が80度以上の樹脂を用いたり、表面を梨地加工したりしているものもある。しかしながら、硬度の大きい弾性樹脂ではグリップの感触が硬くなってしまい適度なグリップ感が得られなく、また、適度な弾性を有する樹脂はどうしてもべたつくことから、表面を梨地加工するための金型代や後加工代が必要となりコストアップになっていた。
さらに、ショアーA硬度が80度以上の樹脂を用いてべたつきを防止するために、硬くなった感触を柔らかくするため樹脂材料の中に発泡剤を混入し、成形と同時に発泡させ小さな気泡を弾性樹脂中に埋抱させる方法があるが、気泡の大きさや気泡がしめる体積の制御が困難であり、気泡が小さすぎると弾力が得られなく、また、気泡が大きくなると裂けやすく耐久性がないという問題が発生してしまう。
一方、前記特許文献2に記載されているような、天然の弾性材料であるコルクは、把持部材として使用した場合、汗や油などの吸着により表面が汚れやすく、また水分を含むと黴が発生し易いという問題があった。さらに、ごく少量のバインダー樹脂でコルク粒子をつなぎ形状を維持していることから、コルク粉末が脱落したり、ひび割れが発生しやすい等の不具合が生じやすく耐久性の点で問題があった。
本発明は、従来の弾性体にない新しい感触を有しかつ耐久性の高い弾性部材を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、天然弾性体または樹脂等からなる気泡を有する弾性粒体とシリコーン等からなる弾性樹脂と木粉等の香気性を有する物質とからなる弾性体において、気泡を有する弾性粒体と香気性を有する物質の合計の濃度が3〜50%であることを要旨とするものである。
【0006】
以下、本発明を詳細に説明する。
気泡を有する弾性粒体はコルクや海綿状組織を有する海綿、ヘチマといった天然弾性体、気泡を有する樹脂などを粉砕し、粒体化したものが使用できる。
【0007】
気泡を有する樹脂は発泡ウレタン、発泡ポリエチレン、発泡ゴム等があげられる。気泡の元となる発泡剤としては化学発泡剤、物理発泡剤、熱膨張性マイクロカプセルなどが用いられる。気泡を有する樹脂粒体は、市販の発泡製品を粉砕したもの、成型用樹脂材料に発泡剤を混練し、成形と同時に発泡剤を気体化し樹脂材料中に小さな気泡を埋抱させて粒子状に成形したものが挙げられる。また、発泡剤の代わりに可溶性の粒子を樹脂に混練し、成形後や粉砕後に粒子を溶解させてもよく、気泡を有する樹脂粒体の製造方法は特に限定されるものではない。
【0008】
化学発泡剤の具体例は、アゾ化合物、ニトロソ化合物、ヒドラジン誘導体、セミカルバジド化合物、アジド化合物、トリアゾール化合物などの有機系熱分解型発泡剤、イソシアネート化合物などの有機系反応型発泡剤、重炭酸塩、炭酸塩、亜硫酸塩、水素化物などの無機系熱分解型発泡剤、重炭酸ナトリウム+酸、過酸化水素+イースト菌、亜鉛粉末+酸などの無機系反応型発泡剤などが挙げられる。
物理発泡剤の具体例は、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロルエタン、ジクロルメタン、フロン、空気、炭酸ガス、窒素ガスなどが挙げられる。
熱膨張性マイクロカプセルの具体例は、イソブタン、ペンタン、石油エーテル、ヘキサンなどの低沸点炭化水素を芯物質とし、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルなどの共重合体からなる熱可塑性樹脂を壁物質としたマイクロカプセルなどが挙げられ、特に限定されない。
可溶性の粒子としては炭酸カルシウムや塩化ナトリウム、塩化カルシウムなどがあげられる。これら発泡剤や可溶性粒子は、1種または2種以上添加してもよい。
【0009】
発泡させる樹脂としてはアクリル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、塩化ビニル、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロプロピレン樹脂、ジメチル系シリコーン、メチルビニル系シリコーン、メチルフェニルビニル系シリコーン、メチルフルオロアルキル系シリコーン(フロロシリコーン)、フロロ−ジメチル共重合シリコーン、ウレタンゴム、エチレンアクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、塩素化ポリエチレン、ニトリルゴム、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、ウレタン系エラストマーなどが挙げられる。樹脂自体が弾性を有さないものでも、発泡剤や可溶性粒子によって気泡を有する樹脂となった場合に弾性を有すればよい。
【0010】
弾性粒子内の気泡は、数ミクロンから数百ミクロン(真球状とした場合)の大きさがあればよいが、本発明の効果は、気泡の大きさに左右されるものでなく、特に限定されるものではない。
【0011】
弾性樹脂の具体例としては、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、塩化ビニル、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ジメチル系シリコーン、メチルビニル系シリコーン、メチルフェニルビニル系シリコーン、メチルフルオロアルキル系シリコーン(フロロシリコーン)、フロロ−ジメチル共重合シリコーン、ウレタンゴム、エチレンアクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、塩素化ポリエチレン、ニトリルゴム、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、ウレタン系エラストマーなどが挙げられるが、形状が維持できるものであれば、特に限定されない。これら樹脂は1種または2種以上の混合物であってもよい。前記発泡剤を使用して発泡樹脂として弾性を付与してもよい。
【0012】
香りを発する材料として木材や香材があげられる。木材の例としてはヒバ、ヒノキ、スギ、マツ、クスノキなどの木材があげられる。香材の例としては伽羅、沈香、白檀、安息香、唐木香、丁字、桂皮、大茴香、乳香、麝香、甘松、貝香、竜脳、冷凌香、竜涎香などがあげられる。これらの香りを発する材料を粉砕して気泡を有する弾性粒体及び/または弾性樹脂に混入することにより弾性体に香りを付けることができる。また、香りを発する材料の粉砕体をカプセルや活性炭のような担時体に担持させて混入してもよい。これらの香りを発する材料は1種もしくは2種以上混合して用いてもよい。
【0013】
気泡を有する弾性粒体と木粉等の香気性を有する物質の合計の濃度は、3〜50%とする。合計の濃度が3%未満だと弾性樹脂の性能(硬さ等)が主となり、手触り感、外観等が弾性樹脂そのものとなってしまう。また、弾性体からの芳香がなかったり、芳香があったとしてもほとんど持続できないからである。
又、合計の濃度が50%を超えると、弾性樹脂に対する気泡を有する弾性粒体と木粉等の香気性を有する物質の容積比が大きくなりすぎてしまう。これは気泡を有する弾性粒体と木粉等の香気性を有する物質をつなぐ役目をしている弾性樹脂が部材に占める割合が容積的に小さくなることを意味し、結果的に弾性体の強度低下を招くからである。さらに手触り感も硬くなってしまうからである。また、射出成形等の成形が困難となり、生産性が非常に悪くなってしまう。
【0014】
一方、気泡を有する弾性粒体と木粉等の香気性を有する物質の濃度の比率は、特に限定されるものではない。手触り感、外観等を任意とするために適宜濃度比率を調整すれば良い。一例を挙げればコルクの外観でひのきの香りがする弾性部材が必要な場合、コルク粒50%、ひのきのおがくず50%の比率で所定量を計量し弾性樹脂に混合し部材を作製すれば良い。
【0015】
弾性体の製造方法としては、圧縮成形やトランスファー成形、射出成形、押出成形、真空注形、インサート成形で形成するといった方法が挙げられるが、製造方法は特に限定されない。
【0016】
次に、弾性体の前記製造方法の代表例である射出成形について詳細に説明する。 射出成形は、金型のキャビティー部にシリンダー部で溶融した樹脂を流し込み、一定時間保持した後、金型のキャビティー部を分割し成形品を取り出す方法である。本発明の成形例を説明するとペレット状または液状の弾性樹脂から成る成形材料と気泡を有する弾性粒体を所定の配合比で予備混合する。その予備混合した材料をシリンダー部を通して金型のキャビティーに流し込み、一定時間経過後、キャビティーを分割し、成型品を取り出す。その後ランナー部を切り離し製品とする。
【0017】
【実施例】
以下、本発明を実施例により、より具体的に説明する。
<実施例1>
ジメチル系シリコーンゴム(GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U、ゴム硬度30°)とコルク粒体(3A、永柳工業(株)製)と秋田杉のおがくずを用いた。ジメチル系シリコーンゴム85%とコルク7.5%と秋田杉のおがくず7.5%をロールにて混合分散し、射出成形により筆記具グリップを成形し把持部3を得た。得られた把持部を軸体4に装着した(図2参照)。把持部3は、腰のある弾力を有し、筆記時の指の感触が良好であった。また筆圧を大きくし、強く握ったときも軸の硬さが感じられず、指が痛くなる等の不具合はなかった。また、長時間の使用においても把持部3の汚れが目立つことはなかった。さらに杉の香りが把持部より芳香し、さわやかに感じられた。
【0018】
<実施例2>
ジメチル系シリコーンゴム(GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U、ゴム硬度40°)と高機能フォーム(HR−80、イノアックコーポレーション製)を粉砕し、粒体化した材料とひのきのおがくずを用いた。ジメチル系シリコーンゴム93%と粒体化した高機能フォーム2%とひのきのおがくず5%をロールにて混合分散し、射出成形により筆記具グリップを成形し把持部3を得た。得られた把持部を軸体4に装着した(図2参照)。把持部3は、腰のある弾力を有し、筆記時の指の感触が良好であった。また筆圧を大きくし、強く握ったときも軸の硬さが感じられず、指が痛くなる等の不具合はなかった。また、長時間の使用においても把持部3の汚れが目立つことはなかった。さらにひのきの香りが把持部より芳香し、すがすがしく感じられた。
【0019】
<実施例3>
黒色のウレタンゴム(日本特材(株)、NTP−11、ゴム硬度20°)とコルク粒体(3A、永柳工業(株)製)とえぞ松のおがくずを用いた。黒色ウレタンゴム50%とコルク20%とえぞ松のおがくず30%をロールにて混合分散し、射出成形により筆記具グリップを成形し把持部3を得た。得られた把持部を軸体4に装着した(図2参照)。把持部3は、腰のある弾力を有し、筆記時の指の感触が良好であった。また筆圧を大きくし、強く握ったときも軸の硬さが感じられず、指が痛くなる等の不具合はなかった。また、長時間の使用においても把持部3の汚れが目立つことはなかった。さらに松の香りが把持部より芳香し、すがすがしく感じられた。
【0020】
<実施例4>
ジメチル系シリコーンゴム(GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U、ゴム硬度20°)とコルク粒体(3A、永柳工業(株)製)とひのきのおがくずを用いた。ジメチル系シリコーンゴム70%と香料を吸着させたコルク20%とひのきのおがくず10%をロールにて混合分散し、射出成形により筆記具グリップを成形し把持部3を得た。得られた把持部を軸体4に装着した(図2参照)。把持部3は、腰のある弾力を有し、筆記時の指の感触が良好であった。また筆圧を大きくし、強く握ったときも軸の硬さが感じられず、指が痛くなる等の不具合はなかった。また長時間の使用においても把持部3の汚れが目立つことはなかった。さらにひのきの香りが把持部より芳香し、すがすがしく感じられた。
【0021】
<実施例5>
ジメチル系シリコーンゴム(GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U、ゴム硬度40°)とコルク粒体(3A、永柳工業(株)製)と青森ひばのおがくずを用いた。ジメチル系シリコーンゴム93%とコルク5%と青森ヒバのおがくず2%をロールにて混合分散し、射出成形により筆記具グリップを成形し把持部3を得た。得られた把持部を軸体4に装着した(図2参照)。把持部3は、腰のある弾力を有し、筆記時の指の感触が良好であった。また筆圧を大きくし、強く握ったときも軸の硬さが感じられず、指が痛くなる等の不具合はなかった。また長時間の使用においても把持部3の汚れが目立つことはなかった。さらにひのきの香りが把持部より芳香し、すがすがしく感じられた。
【0022】
<比較例1>
天然コルクを粉砕したコルク粒80%とウレタン樹脂系接着剤20%を混合し円柱状に圧縮成型した。この成型物を所定の形状に切削加工し、把持部3を作成した。得られた把持部を軸体4に装着した(図2参照)。把持部3は、コルク特有の手触り感を有していた。しかしながら弾力がなく、筆記時の指の感触が硬く感じられた。また筆圧を大きくし、強く握ったときも指が痛くなる等の不具合があった。また長時間使用すると把持部3の汚れが目立つ様になり、かつ汗を吸着し滑り易くなった。
【0023】
<比較例2>
ジメチル系シリコーンゴム(GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U、ゴム硬度30°)とコルク粒体(3A、永柳工業(株)製)と秋田杉のおがくずを用いた。ジメチル系シリコーンゴム40%とコルク40%と秋田杉のおがくず20%をロールにて混合分散し、円柱状に圧縮成型した。この成形物を所定の形状に切削加工し、把持部3を作成した。得られた把持部3を軸体4に装着した(図2参照)。把持部3は、杉の香りはするものの指の感触が硬く、また長時間の使用においてグリップの汚れが目立った。さらにつめで把持部3を引っ掻くとコルク粒体や秋田杉のおがくずが脱落してきた。
【0024】
<比較例3>
ジメチル系シリコーンゴム(GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U、ゴム硬度40°)とコルク粒体(3A、永柳工業(株)製)と青森ひばのおがくずを用いた。ジメチル系シリコーンゴム98%とコルク1%と青森ひばのおがくず1%をロールにて混合分散し、射出成形により筆記具グリップを成形し把持部3を得た。得られた把持部を軸体4に装着した(図2参照)。把持部3は、弾力を有するものの、ひばの香りは感じられなかった。手触り感は、従来のシリコーン製把持部と全く同じであった。また筆圧を大きくし強く握ったとき、軸の硬さが直接手に感じられ指が痛くなった。
【0025】
【発明の効果】
以上、実施例に示したように、本発明は、天然弾性体または樹脂等からなる気泡を有する弾性粒体とシリコーン等からなる弾性樹脂と木粉等の香気性を有する物質とからなる弾性体において、気泡を有する弾性粒体と香気性を有する物質の合計の濃度が3〜50%であるので、弾性粒体中の気泡の変形と弾性樹脂の変形が同時にかつ変形の度合いが異なって起こり、その結果、腰のある柔らかさとなると共に、香気を長期に渡って持続させることができる。そして、その弾性体を筆記具に応用した場合、把持部を強く握っても指が痛くなることがなく、もって、長時間の使用により疲れることがなく、かつ、把持感の良い筆記具が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す要部断面図。
【図2】本発明の実施例1〜3を示す外観図。
【符号の説明】
1 気泡を有する弾性粒体
2 弾性樹脂
3 把持部
4 軸体
Claims (3)
- 天然弾性体または樹脂等からなる気泡を有する弾性粒体とシリコーン等からなる弾性樹脂と木粉等の香気性を有する物質とからなる弾性体において、気泡を有する弾性粒体と香気性を有する物質の合計の濃度が3〜50%であることを特徴とする弾性体。
- 前記弾性体を把持部に使用した請求項1記載の軸体。
- 前記弾性体を把持部に使用した請求項1記載の筆記具。
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