JP2004255012A - マッサージ装置 - Google Patents

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JP2004255012A
JP2004255012A JP2003050789A JP2003050789A JP2004255012A JP 2004255012 A JP2004255012 A JP 2004255012A JP 2003050789 A JP2003050789 A JP 2003050789A JP 2003050789 A JP2003050789 A JP 2003050789A JP 2004255012 A JP2004255012 A JP 2004255012A
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Satoru Oshita
悟 大下
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Abstract

【課題】左右のエアバッグを交互に膨縮させても乗り物酔いの症状を起こすことのないマッサージ装置を提供する。
【解決手段】左右に配置されたエアバッグ26A〜31A,26B〜31Bと、このエアバック26A〜31A,26B〜31Bの給排気を行う給排気装置100とを備え、この給排気装置100によってエアバック26A〜31A,26B〜31Bを交互に膨縮させることによってマッサージを行うマッサージ装置であって、エアバッグ26A〜31A,26B〜31Bを膨張させた後、そのエアバッグの給気時間以上の時間だけその膨張を維持させ、この後エアバック26A〜31A,26B〜31Bの排気を行う。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、左右に配置されたエアバッグを交互に膨縮させることによってマッサージを行うマッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、左右にエアバッグを配置した椅子式のマッサージ装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
かかるマッサージ装置は、図6に示すように、座部1と背凭れ部2と足載せ台3とを有し、座部1,背凭れ部2,足載せ台3には左右にそれぞれ複数のエアバッグ9A〜11A,9B〜11Bが配置されている。
【0004】
そして、例えばエアバッグ9A,9Bを交互に膨縮させることによって肩部の捻りマッサージが行われる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−65779号公報(段落17〜20,40、図1,図6参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなマッサージ装置にあっては、左右のエアバッグを交互に膨縮させるので身体が左右に揺れる状態となり、乗り物酔いの症状を起こす虞があった。
【0007】
この発明の目的は、左右のエアバッグを交互に膨縮させても乗り物酔いの症状を起こすことのないマッサージ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、左右に配置されたエアバッグと、このエアバックの給排気を行う給排気手段とを備え、この給排気手段によってエアバックを交互に膨縮させることによってマッサージを行うマッサージ装置であって、
前記エアバッグを膨張させた後、そのエアバッグの給気時間以上の時間だけその膨張を維持させ、この後エアバックの排気を行うことを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、前記エアバッグを膨張させた後、そのエアバッグを排気して収縮させていく際、そのエアバッグの排気時間をエアバックの給気時間以上にすることを特徴とする。
【0010】
【実施の形態】
以下、この発明に係るマッサージ装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1および図2に示す椅子式マッサージ装置20は、座部21と、この座部21の後ろに設けた背もたれ部22と、座部21の前に設けたフットレスト部23と、座部21の両側に設けたアームレスト部24,25と、座部21の下側に設けられた給排気装置100(図1では図示せず)とを有している。
【0011】
座部21の上面には前と後ろに一対のエアバック26A,26B,27A,27Bが左右にそれぞれ設けられており、フットレスト部23には一対のエアバック28A,28Bが左右に設けられている。
【0012】
また、背もたれ部22の前面には腰用の一対のエアバック29A,29Bと背中用の一対のエアバック30A,30Bと肩用の一対のエアバック31A,31Bとが設けられている。各エアバック26A〜31A,26B〜31Bは、座部21,背もたれ部22,フットレスト部23に取り付けられたカバーKによって覆われている。
【0013】
アームレスト部24の上面の前側には操作部32が設けられており、この操作部32には各種のマッサージモードを設定する操作スイッチ(図示せず)や電源スイッチ(図示せず)等が設けられている。
【0014】
給排気装置100は、図2に示すように、ポンプ101と複数の給気電磁弁102A〜107A,102B〜107Bと複数の排気電磁弁108A〜113A,108B〜113Bと制御装置110とを有している。
【0015】
給気電磁弁102Aは、開成されるとポンプ101とエアーバック26Aとを連通してポンプ101からエアーバック26Aにエアーを給気するようになっている。同様に、各給気電磁弁103A〜107A,102B〜107Bは、開成されるとポンプ101と各エアーバック27A〜31A,26B〜31Bとを連通してポンプ101から各エアーバック27A〜31A,26B〜31Bにエアーを給気するようになっている。
【0016】
また、排気電磁弁108Aは、開成されるとエアバック26Aを大気に開放するようになっており、この開放によりエアバック26Aの排気が行われる。同様に、各排気電磁弁109A〜113A,108B〜113Bが開成されると各エアーバック27A〜31A,26B〜31Bは大気に開放されて排気が行われるようになっている。
【0017】
制御装置110は、CPU等から構成されており、操作部32の操作スイッチの操作に基づいてポンプ101,給気電磁弁102A〜107A,102B〜107B,排気電磁弁108A〜113A,108B〜113B等を制御するようになっている。
[動 作]
次に、上記のように構成されるマッサージ装置20の動作を図3に示すタイムチャートを参照しながら説明する。なお、ポンプ101が駆動される前は全てのエアバッグ27〜34は収縮されており、給気電磁弁102A〜107A,102B〜107Bおよび排気電磁弁108A〜113A,108B〜113Bは閉成しているものとする。
【0018】
先ず、操作部32または図示しないリモートコントロール装置を操作して、例えば捻りモードを設定し、スタートスイッチを操作するとポンプ101が駆動されるとともに給気電磁弁106Aが開成され、エアバッグ31Aは給気されて膨張していく(時点t1)。エアバッグ31Aの給気が所定時間(給気時間)T1行われると給気電磁弁106Aが閉成され(時点t2)、エアバッグ31Aの給気が停止され、その膨張は停止する。給気電磁弁106Aが閉成されると、排気電磁弁112Aは閉成していることによりエアバッグ31Aは膨張した状態を維持する。すなわち、エアバッグ31Aの圧力は一定に保たれる。
【0019】
給気電磁弁106Aが閉成してから一定時間(ホールド時間)T2(時間T2は時間T1以上に設定されている。)が経過すると、排気電磁弁112Aが開成され(時点t3)、エアバッグ31Aは大気に開放されて収縮していく。排気電磁弁112Aの開成時(時点t3)から所定時間T3(T3≦T1≦T2)が経過すると、排気電磁弁112Aは閉成され、エアバック31Aの排気は停止される。
【0020】
そして、排気電磁弁112Aの閉成時(時点t4)から一定時間T4が経過すると、給気電磁弁106Bが開成されてエアバッグ31Bの給気が行われ、エアバッグ31Bは膨張していく(時点t5)。エアバッグ31Bの給気が所定時間T1(T1≦T2)行われると給気電磁弁106Bが閉成され(時点t6)、エアバッグ31Bの給気が停止され、その膨張は停止する。給気電磁弁106Bが閉成されると、排気電磁弁112Bは閉成していることによりエアバッグ31Bは膨張した状態を維持する。すなわち、エアバッグ31Bの圧力は一定に保たれる。
【0021】
給気電磁弁106Bが閉成してから一定時間T2が経過すると、排気電磁弁112Bが開成され(時点t7)、エアバッグ31Bは大気に開放されて収縮していく。排気電磁弁112Bの開成時(時点t7)から所定時間T3が経過すると、排気電磁弁112Bは閉成され(時点t8)、エアバック31Bの排気は停止される。
【0022】
そして、排気電磁弁112Bの閉成時(時点t8)から一定時間T4が経過すると、給気電磁弁106Aが開成されて再度エアバッグ31Aの給気が行われ、エアバッグ31Aは膨張していく(時点t9)。これら動作が繰り返し行われていくことにより、左右のエアバッグ31A,31Bが交互に膨縮していき、捻りマッサージが行われていくことになる。
【0023】
これら動作は各一対のエアバッグ26A〜30A,26B〜30B毎に行えるようになっている。
【0024】
ところで、ホールド時間T2の長さを給気時間T1以上に設定しているので、身体が捻られてからその状態を保持する時間が長くなる。すなわち、身体が捻られていく時間、つまり、身体が揺すられている時間よりも身体の動きが停止している時間の方が長くなる。このため、乗り物酔いの症状を起こしてしまうことを防止することができる。特に、乗り物酔いの症状を起こし易い三半規管に近い部分のエアバッグ31A,31B,30A,30Bで捻りマッサージを行なっても、乗り物酔いの症状を起こしてしまうことを防止することができる。また、ホールド時間T2が長いことにより、捻り効果を十分に得られることになる。
[第2実施形態]
図4は第2実施形態の各一対のエアバッグ26A〜31A,26B〜31Bの動作のタイムチャートを示したものである。この第2実施形態では、給気時間Taよりも排気時間Tc(Ta≦Tc)を長くしたものである。このようにすることにより、身体が捻られていく時間より身体が元に戻る際の時間が長くなる。すなわち、捻られた身体がゆっくりと元の状態に戻るので、身体が揺すられた状態にならず、このため乗り物酔いの症状を起こしてしまうことを防止することができる。
[第3実施形態]
図5は第3実施形態のマッサージ装置50を示したものである。このマッサージ装置50は、マット本体51にエアバッグ26A〜31A,26B〜31Bを設けたものであり、これらエアバッグ26A〜31A,26B〜31Bは給排気装置100(図2参照)によって行われ、その動作は第1,第2実施形態と全く同じなので、その説明は省略する。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、左右のエアバッグを交互に膨縮させても乗り物酔いの症状を起こしてしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるマッサージ装置を示した斜視図である。
【図2】図1のマッサージ装置の構成を示したブロック図である。
【図3】マッサージ装置のエアバッグの動作を示したタイムチャートである。
【図4】第2実施形態のエアバッグの動作を示したタイムチャートである。
【図5】第3実施形態のマッサージ装置を示した説明図である。
【図6】従来のマッサージ装置を示した斜視図である。
【符号の説明】
26A〜31A エアバッグ
26B〜31B エアバッグ
100 給排気装置

Claims (3)

  1. 左右に配置されたエアバッグと、このエアバックの給排気を行う給排気手段とを備え、この給排気手段によってエアバックを交互に膨縮させることによってマッサージを行うマッサージ装置であって、
    前記エアバッグを膨張させた後、そのエアバッグの給気時間以上の時間だけその膨張を維持させ、この後エアバックの排気を行うことを特徴とするマッサージ装置。
  2. 左右に配置されたエアバッグと、このエアバックの給排気を行う給排気手段とを備え、この給排気手段によってエアバックを交互に膨縮させることによってマッサージを行うマッサージ装置であって、
    前記エアバッグを膨張させた後、そのエアバッグを排気して収縮させていく際、そのエアバッグの排気時間をエアバックの給気時間以上にすることを特徴とするマッサージ装置。
  3. 前記エアバックは、背中または腰または尻に対応した位置に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマッサージ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012045418A (ja) * 2011-11-01 2012-03-08 Fuji Iryoki:Kk マッサージ機
JP2012086041A (ja) * 2011-12-26 2012-05-10 Fuji Iryoki:Kk マッサージ機

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JP2012045418A (ja) * 2011-11-01 2012-03-08 Fuji Iryoki:Kk マッサージ機
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