JP2004250162A - 在庫管理システム及び在庫管理方法 - Google Patents

在庫管理システム及び在庫管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】視覚的に在庫状況の全体を一目で正確に把握でき、複雑な装置や設備を必要とすることなく、効率良く倉庫内の在庫状況の管理が行える。
【解決手段】倉庫1内に積載,保管される在庫品の管理システムであって、倉庫内に搬入され、又は倉庫内から搬出される在庫品の、保管場所を含む所定の在庫品情報を入力する入力手段となる倉庫端末10と、倉庫端末10からの在庫品情報を集計し、倉庫内の在庫品情報を一括管理する情報集計手段,集計された在庫品情報に含まれる保管場所情報に基づき、倉庫内の在庫品の保管場所を、当該保管場所の在庫品の段積み数に応じて色分け表示された平面図状のロケーション表示に変換するロケーション表示変換手段,変換されたロケーション表示を視認可能に表示する表示手段を備える在庫管理センタ2に設置された在庫管理サーバ20と、からなる構成としてある。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、倉庫内に積載,保管される在庫品の管理システムに関し、特に、在庫品の倉庫内での保管場所を平面図状に表示するとともに、在庫品の段積み数等に応じて色分け表示等を行うロケーション表示を表示させることによって、在庫状況の全体を視覚的に一目で正確に把握でき、複雑な装置や設備を必要とすることなく、簡易かつ低コストで導入,運用が可能なシステムのみで効率良く倉庫内の在庫状況管理が行える在庫管理システム及び在庫管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、出荷前の製品等は倉庫内に保管され、在庫管理されている。
このような在庫品を保管するための倉庫には、在庫品が床上にそのまま載置され複数段に積載されて保管される平置き型の倉庫や、ロボットにより在庫品が所定の保管場所に搬出入されて自動的に管理される自動倉庫等の形態があるが、いずれの形態の倉庫であっても、倉庫内のどこにどれだけの在庫品が保管されているかを把握,管理する在庫状況管理が極めて重要となる。
これまで、平置き型の倉庫における在庫状況の管理は、倉庫の管理者,作業員等が定期的に倉庫内を巡回し、どこにどれだけの在庫品が保管されているかを随時又は定期的に目視によって確認し、台帳等に記入したりコンピュータ等にデータ入力することで在庫状況の把握,管理が行われていた。
ところが、このような人的作業による管理方法では、多大な労力や人員,人件費が必要となる一方で、見落としや記入漏れ,入力ミス等による管理遺漏が発生する可能性が高いという問題があった。
【0003】
そこで、このような人的な倉庫管理の問題を解決するために、倉庫内の在庫状況を自動的に検知,把握して人的要因による管理ミスの発生を防止するようにした倉庫内の管理システムが提案されている(例えば、特許文献1−2参照。)。
特許文献1には、在庫品の各保管場所の上方に、保管場所ごとに対応して超音波センサを備えることで、在庫品の有無と高さを各保管場所ごとに検知し、倉庫内の在庫状況を自動的に管理できるシステムが開示さている。
特許文献2には、倉庫内を移動する在庫品搬送用のフォークリフトに位置計測装置を搭載し、フォークリフトの位置や移動量から倉庫内の在庫状況を把握できるようにした管理システムが開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−60029号公報(第3頁、第2図)
【特許文献2】
特開2002−87530号公報(第3頁、第4図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの管理システムでは、特許文献1の場合には在庫品に対応した多数の超音波センサが、特許文献2の場合にはフォークリフトの位置や移動量を検知する位置測定装置が、それぞれ必要となり、装置や設備が複雑で大がかりなものとなり、導入や運用のためのコストが増大するおそれがあった。
また、このように複雑で大型の設備を必要とするシステムでは、倉庫内に新たな設置,敷設等の作業を行わなければならず、既存の倉庫に迅速に導入することは困難で、システムの導入決定から最終的に稼働が開始されるまでに多大な時間がかかるおそれもあった。
さらに、これらのシステムでは、在庫品の個々の位置情報,保管情報を個別データや一覧表の形で取得することは可能であったが、倉庫内の在庫状況の全体を一度に把握することはできなかった。
【0006】
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、在庫品の倉庫内での保管場所を平面図状に表示するとともに、在庫品の段積み数等に応じた色分け表示等を行うロケーション表示を表示させることによって、在庫状況の全体を視覚的に一目で正確に把握でき、複雑な装置や設備を必要とすることなく、簡易かつ低コストで導入,運用が可能なシステムのみで効率良く倉庫内の在庫状況管理が行える、特に平置き型の倉庫に好適な在庫管理システム及び在庫管理方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の在庫管理システムは、請求項1に記載するように、倉庫内に積載,保管される在庫品の管理システムであって、倉庫内に搬入され、又は倉庫内から搬出される在庫品の、保管場所を含む所定の在庫品情報を入力する入力手段と、入力手段からの在庫品情報を集計し、倉庫内の在庫品情報を一括管理する情報集計手段と、集計された在庫品情報に含まれる保管場所情報に基づき、倉庫内の在庫品の保管場所を平面図状に表したロケーション表示に変換するロケーション表示変換手段と、変換されたロケーション表示を視認可能に表示する表示手段と、を備える構成としてある。
【0008】
また、請求項2に記載するように、ロケーション表示変換手段は、倉庫内の在庫品の保管場所を、当該保管場所の在庫品の段積み数に応じて異なる表示に変換する構成としてある。
特に、請求項3に記載するように、ロケーション表示変換手段は、倉庫内の在庫品の保管場所を、当該保管場所の在庫品の段積み数に応じて色彩が異なる色分け表示に変換する構成とすることができる。
【0009】
このような構成からなる本発明の在庫管理システムによれば、まず、在庫品の搬出入の際に、入力手段を介して保管場所を含む所定の在庫品情報が入力され、各入力手段で入力された在庫品情報が情報集計手段で一括的に集計,管理される。そして、情報集計手段で集計された在庫品情報に含まれる保管場所情報が、ロケーション変換手段を介して所定のロケーション表示に変換される。
ロケーション表示は、倉庫内の在庫品の保管場所を平面図状に表した表示であり、倉庫内のどこに在庫品が保管されているかが図面上に表示されるようになっている。さらに、ロケーション表示は、各保管場所における在庫品の段積み数に応じて色分け表示等がされ、在庫品の段積み数が視覚的に識別できるように表示される。
【0010】
これにより、本発明に係るロケーション表示を見れば、倉庫内のどこにどれだけの在庫品が保管されているかが一目でわかるようになる。
特に色分け表示によるロケーション表示は、在庫品の有無や段積み数の状況を色彩のみで示すことができるので、シンプルで分かり易く、多数の在庫品を保管可能な大規模倉庫であっても、一目で在庫状況が識別,把握できる。
このように在庫状況の全体を視覚的に一目で正確に把握できる本システムによれば、複雑な装置や設備は一切不要となり、簡易かつ低コストで導入,運用が可能なシステムのみによって倉庫内の在庫状況管理が行えるようになり、特に平置き型の倉庫の在庫管理を効率よく行える在庫管理システムを実現できる。
【0011】
また、請求項4に記載するように、ロケーション表示変換手段は、倉庫内の在庫品の保管場所を、当該保管場所の在庫品の在庫品情報に応じて異なる表示に変換する構成とすることができる。
【0012】
このような構成からなる本発明の在庫管理システムによれば、ロケーション表示が、各保管場所における在庫品の段積み数に加えて、又は段積み数に代えて、各在庫品に関する所定の在庫品情報に応じた内容を視覚的に識別できるように表示することができる。
例えば在庫品の単位となるパレットをフルパレットとハーフパレットで異なる色分け表示をしたり、在庫品の良品と保留品とを色分け表示したり、また、当日出荷予定の在庫品を点滅表示することができる。
【0013】
また、ある製品コードに係る在庫品を抽出し、その在庫品の保管場所近傍の空きグリッドのみを他の空きグリッドと異なる色で表示させることができる。このようにすると、新たに入庫される製品について、既に保管されている在庫品と同一の製品コードのものについては、その既保管製品に最も近い空きグリッドに保管することが、同種類の製品を集結させて倉庫内に保管することができ、出荷時の倉出し作業の作業性等を向上させることができるようになる。
さらに、例えば空きグリッドのうち、入庫,保管が決定している入庫予定品の保管場所について、「仮置き」を示す色や文字,マーク等を表示することもできる。
このようにして、在庫品毎に異なる詳細情報を反映させた、よりきめ細かい在庫管理が低コストで効率良く実現可能な、拡張性,汎用性に優れた在庫管理システムを提供できる。
【0014】
また、請求項5に記載するように、入力手段は、倉庫内での在庫品の保管場所情報を含む、所定の在庫品情報の一部又は全部をコード入力するコード入力手段を備える構成とすることができる。
【0015】
このような構成からなる本発明の在庫管理システムによれば、所定の在庫品情報を入力する入力手段として、在庫品情報をコード入力できるコード入力手段を備えることで、保管情報や入出庫情報,製品名や積数情報等、在庫管理に必要な在庫品情報の一部又は全部をコード入力でき、作業者や管理者が誤りなく容易かつ確実に所定情報を入力,処理することができる。
これにより、さらに正確で効率の良い在庫管理が容易に行えるようになる。
ここで、コード入力手段としては、例えばバーコードを読み取るバーコードリーダや二次元コードを読み取るスキャナ、数値コードを入力可能な端末等によって構成することができる。
【0016】
また、請求項6に記載するように、入力手段は、携帯可能なハンディ入力手段を備える構成とすることができる。
【0017】
このような構成からなる本発明の在庫管理システムによれば、在庫品情報入力用の入力手段を、作業者が簡易に携帯して操作可能なハンディ入力手段として構成することで、在庫品の入出庫の際に作業者がハンディ入力手段を携帯して情報入力できるようになる。例えば、在庫品をフォークリフトで保管場所に運んだ際に、作業者がその保管場所で保管場所情報を入力することができる。
これにより、作業者等がより容易かつ誤りなく所定の在庫品情報を入力することが可能となり、さらに高効率で正確な在庫管理が行えるようになる。
ここで、このような携帯自在にハンディ入力手段としては、例えばコード入力手段を備えたハンディ・スキャナによって構成することができ、入力された情報は、無線又は有線を介してパーソナルコンピュータやサーバコンピュータ等に送信することができる。
【0018】
さらに、請求項7に記載するように、本発明の在庫管理方法は、倉庫内に積載,保管される在庫品の管理方法であって、在庫品の倉庫内への搬入時に、当該在庫品の保管場所を含む所定の在庫品情報を入力するステップと、入力された在庫品情報を集計し、倉庫内の在庫品情報を一括管理するステップと、集計された在庫品情報に含まれる保管場所情報に基づき、倉庫内の在庫品の保管場所を平面図状に表したロケーション表示に変換するステップと、変換されたロケーション表示を視認可能に表示するステップと、在庫品の倉庫内からの搬出時に、当該在庫品の元の保管場所を含む所定の在庫品情報を更新するステップと、を有する方法としてある。
【0019】
このような構成からなる本発明の在庫管理方法によれば、まず、在庫品の搬出入の際に、その在庫品の保管場所を含む所定の在庫品情報を入力することにより、入力される各在庫品情報を一括的に集計,管理することができる。そして、集計された在庫品情報に含まれる保管場所情報に基づき、倉庫内の在庫品の保管場所を平面図状に表したロケーション表示を生成,変換することができる。
これにより、ロケーション表示を表示して視認することで、倉庫内のどこに在庫品が保管されているか、各保管場所の在庫品の段積み数はどのようになっているかが、色分け表示等で視覚的に識別でき、倉庫内のどこにどれだけの在庫品が保管されているかが一目でわかるようになる。
従って、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を利用して本発明に係る在庫管理方法を実施することにより、在庫状況の全体を視覚的に一目で正確かつ容易に把握できるようになり、複雑な装置や設備を一切必要とすることなく、簡易かつ低コストで、効率の良い在庫管理が実現できるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る在庫管理システム及び在庫管理方法の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る在庫管理システムの全体を模式的に示す説明図である。
図2は、平置き型倉庫内の在庫品の保管状態を示す概略斜視図である。
図3は、図1に示す本実施形態に係る在庫管理システムの倉庫端末と在庫管理サーバを模式的に示す説明図である。
【0021】
[在庫管理システム]
まず、本発明の一実施形態に係る在庫管理システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る在庫管理システムは、倉庫1内に積載,保管される在庫品の管理システムであり、倉庫1に設置される倉庫端末10と、在庫管理センタ2に設置される在庫管理サーバ20を備え、これら倉庫端末10と在庫管理サーバ20で処理される所定の在庫品情報に基づいて倉庫1内の在庫状況が管理されるようになっている。
倉庫1は、在庫品を保管するための倉庫であり、本実施形態では、図2に示すように、在庫品が床上にそのまま載置され複数段に積載されて保管される平置き型の倉庫となっている。
この倉庫1に倉庫端末10が備えられ、図3に示すように、在庫管理センタ2側の在庫管理サーバ20と、有線又は無線の通信回線等を介して接続されるようになっている。
【0022】
具体的には、倉庫1は、トラック等で在庫品が搬出入され、フォークマンと呼ばれる作業者がフォークリフトを操作することで、予め決められた所定の保管場所に在庫品が保管され、所定時期に出荷されるようになっている。
倉庫1内の保管場所は、床上の空間がマトリックス状に割り当てられており、図1に示すように、床上に示されたブロックコードと列及び番地によって、各保管場所が特定されるようになっている。例えば「Gブロックの10列3番」であれば、図1に示す「G」のブロックの「10」の列で前から「3番」目の保管場所となる。そして、各保管場所には、図2に示すように、通常、一段〜三段に在庫品が段積みで保管されるようになっている。
【0023】
なお、本実施形態の倉庫1は、一階及び二階に保管空間を備える構造となっており(図7〜図8参照)、各階の床上空間にマトリックス状に保管場所が設定されている。但し、倉庫の階数や構造,規模等は特に限定されるものではない。
在庫管理センタ2は、例えば、倉庫1の最上階(3階等)や別棟の建物に設けられる管理業務用のオフィス等であり、本システムを利用した在庫管理が行われるようになっている。
この在庫管理センタ2に在庫管理サーバ20が備えられ、図3に示すように、倉庫1側の倉庫端末10と、有線又は無線の通信回線等を介して接続されるようになっている。
【0024】
倉庫端末10は、倉庫1内に搬入され、又は倉庫1内から搬出される在庫品の、保管場所を含む所定の在庫品情報を入力するための情報処理装置等からなる。
具体的には、倉庫端末10は、例えば倉庫1の在庫品の搬出入口の近傍等に備えられる情報処理装置で、例えば、パーソナルコンピュータや業務専用の端末機,POS等で構成される。
ここで、倉庫端末10は、図3に示すように、一又は二以上の任意の数だけ備えられるようになっており(同図に示す倉庫端末10a〜10n参照)、例えば倉庫1内の一階と二階に一台ずつ設置する等、倉庫1の規模や構造等に応じて任意の箇所に任意の数の倉庫端末10を備えることができる。
【0025】
各倉庫端末10は、入力手段としてハンディ・スキャナ11を備えている(図3参照)。ハンディ・スキャナ11は、携帯可能なハンディ入力手段であり、フォークマン等の作業者が簡易に携帯して入力操作が行えるようになっている。例えば在庫品をフォークリフトで保管場所に運んだ際に、作業者がその保管場所で保管場所情報等を入力することができる。ハンディ・スキャナ11で入力された情報は、無線又は有線を介して倉庫端末10に送信,入力される。
ここで、ハンディ・スキャナ11を介して倉庫端末10に入力される所定の在庫品情報としては、在庫品の管理に必要となる任意の情報であり、例えば、在庫品の製品名,製品コード,積数,製造日,ライン番号,ロット番号,保管場所を示すロケーション情報,入庫日等の情報がある(図4〜図6参照)。これら在庫品情報の内容,項目等は特に限定されるものではなく、本実施形態では、少なくとも倉庫内の在庫品を特定できる情報と、各在庫品の保管場所を特定できるロケーション情報が含まれていれば良い。
【0026】
そして、本実施形態に係るハンディ・スキャナ11は、倉庫内での在庫品の保管場所情報を含む、所定の在庫品情報の一部又は全部をコード入力できるコード入力手段を備えている。コード入力手段としては、例えばバーコードを読み取るバーコードリーダや、二次元コードを読み取るスキャナ、数値コードを入力可能な端末等によって構成することができる。入力すべき情報量の多い在庫品については、データを平面ドットパタン等で記録して大容量のデータを高密度に記録可能な二次元コードを用いることが好ましい。
なお、コード入力は、予め在庫品の表面や包装に印刷,貼付等されたバーコードや二次元コード等により、また、予め用意されたロケーション情報等に対応したバーコードの一覧表等を使用することで実現できる。
このように在庫品情報をコード入力可能なハンディ・スキャナ11を備えることで、保管情報や入出庫情報,製品名や積数情報等をコード入力でき、作業者や管理者が誤りなく容易かつ確実に所定情報を入力,処理できるようになる。
【0027】
在庫管理サーバ20は、倉庫端末10からの在庫品情報を集計して、倉庫内の在庫品情報を一括管理するための情報処理装置等からなる。
具体的には、在庫管理サーバは、倉庫1の最上階(3階等)や隣接する建物に設置される在庫管理センタ2の事務所内等に備えられる情報処理装置で、例えば、サーバコンピュータやワークステーション,業務専用機,POS等で構成される。
図3に示すように、在庫管理サーバ20は、一又は二以上の倉庫端末10a〜10nと回線を介して接続され、全倉庫端末10からの在庫品情報を集計し、倉庫内の在庫品情報を一括管理するようになっている。なお、図3では、在庫管理サーバ20を単一の装置として表しているが、これを複数の装置によって構成することも勿論可能である。
【0028】
本実施形態に係る在庫管理サーバ20は、コンピュータで実行可能なプログラムによって構成される情報集計手段及びロケーション表示変換手段を備えるとともに、集計,処理されたロケーション管理情報を格納する記憶手段と、ロケーション表示を含む所定情報を出力,表示する表示手段を備えている。
情報集計手段は、各倉庫端末10からの在庫品情報を集計し、倉庫内の在庫品情報を一括管理可能なプログラムからなり、コンピュータで実行されることにより、倉庫端末10又は在庫管理サーバ20の入力手段を介して入力される所定の在庫品情報を集計,処理する。
情報集計手段で集計,処理された在庫品情報は、CRTやLCD等のディスプレイからなる表示手段を介して視認可能に表示される。
【0029】
図4〜図6に、情報集計手段で集計,処理された在庫品情報の表示画面の一例を示す。
図4に示す表示は、「在庫確認」画面であり、「包装製品コード:1」を指定することにより、包装製品コードの先頭に「1」を含む全在庫品が抽出されて一覧表示されている場合である。
図5に示す表示は、「ロケーション内容表示」画面であり、「ロケーション:1階Gブロック」を指定することにより、倉庫1内の「1階Gブロック(ロケーションコード:1G)」に保管されている全在庫品が抽出されて一覧表示されている場合である。
図6に示す表示は、図5の表示内容を更に絞り込んで表示される「ロケーション内容表示」画面であり、「ロケーション:1階Gブロック10列」を指定することにより、倉庫1内の「1階Gブロック10列(ロケーションコード:1G10)」に保管されている全在庫品が抽出され一覧表示された場合である。
これらの図のロケーションコードは、例えば、図6に示す「1G100」であれば「1階Gブロック10列0番」、「1G101」であれば「1階Gブロック10列1番」を意味している。また、同じロケーションコードが複数(例えば3個)表示されている場合は、当該ロケーションの在庫品が複数(例えば3段)段積みされていることを意味する。
【0030】
ロケーション表示変換手段は、情報集計手段で集計された在庫品情報に含まれる保管場所情報に基づいて、倉庫内の全在庫品(又はその一部)の保管場所を、当該保管場所の在庫品の段積み数に応じて色分け表示された平面図状のロケーション表示に変換するプログラムからなり、コンピュータで実行されることにより、所定のロケーション表示の変換処理を行う。
ロケーション表示変換手段で変換されたロケーション表示は、LCD等の表示手段を介して視認可能に表示される。
【0031】
具体的には、ロケーション表示は、倉庫1内の在庫品の保管場所を平面図状に表した表示であり(図7〜図8参照)、倉庫内のどこに在庫品が保管されているかが平面図として表示されるようになっている。
そして、本実施形態では、ロケーション表示として、各保管場所における在庫品の段積み数に応じて色分け表示がなされるようになっており、在庫品の段積み数が視覚的に識別できるように表示される。
これにより、本発明に係るロケーション表示を見れば、倉庫内のどこにどれだけの在庫品が保管されているかが一目でわかるようになる。特に色分け表示によるロケーション表示は、在庫品の有無や段積み数の状況を色彩のみで示すことができるので、シンプルで分かり易く、多数の在庫品を保管可能な大規模倉庫であっても、一目で在庫状況が識別,把握できる。
【0032】
図7〜図8に、ロケーション表示変換手段で変換されたロケーション表示の一例を示す。
図7に示すロケーション表示は、倉庫1の一階の在庫状況を示すロケーション表示である。
図8に示すロケーション表示は、倉庫1の二階の在庫状況を示すロケーション表示である。
これらの図に示すロケーション表示では、例えば以下の表1に示すような対応関係で色分け表示がなされる。
【0033】
【表1】
Figure 2004250162
【0034】
なお、ロケーション表示変換手段では、倉庫内の在庫品の保管場所を示す表示として、各保管場所の在庫品の段積み数以外の在庫品情報に応じて異なる表示に変換,生成するようにすることもできる。すなわち、ロケーション表示により、各保管場所における在庫品の段積み数に加えて(又は段積み数に代えて)、各在庫品に関する所定の在庫品情報に応じた内容を視覚的に識別できるように表示することができる。
図7〜図8に示す例では、段積み数に加えて、在庫品の単位となるパレットをフルパレットとハーフパレットで異なる色分け表示をするとともに、在庫品の良品と保留品とを色分け表示するようにしてある。
【0035】
また、ロケーション表示は、在庫管理に必要となる任意の要素を抽出し、抽出された要素に従って異なる色分け等の視覚表示を行うことができる。
例えば、ある製品コードに係る在庫品を抽出し、その在庫品の保管場所近傍の空きグリッドのみを他の空きグリッドと異なる色で表示させることができる。このようにすると、新たに入庫される製品について、既に保管されている在庫品と同一の製品コードのものについては、その既保管製品に最も近い空きグリッドに保管することができる。この場合、製品の入庫時に、その入庫製品と同一の製品コードを検索し、該当する既入庫品情報を抽出し、同一コードの既入庫製品が置かれているグリッドに最も近い位置で、入庫予定数量以上の空きグリッドを色を変えてロケーション表示させることができる。
このようにすると、例えば製造日等が異なっていても、同種類の製品を集結させて倉庫内に保管することができ、出荷時の倉出し作業の作業性等を向上させることができるようになる。
【0036】
また、ロケーション表示として、例えば空きグリッドのうち、入庫,保管が決定している入庫予定品の保管場所について、仮置きデータをインプットして表示させることができる。仮置きデータは、例えば、当日のみ有効とされるデータであって、実際には製品は保管されていないが、ロケーション表示の見かけ上は製品が置かれていると表示できるもので、他の空きグリッドと異なる色で表示したり、「仮置き」を示す文字やマーク等で表示することができる。
このようにすると、生産予定品等について予め保管場所を確保することができ、より柔軟できめの細かい在庫管理を実施できるようになる。
【0037】
[在庫管理方法]
次に、以上のような構成からなる本実施形態に係る在庫管理システムを用いた在庫管理方法について、図9を参照しつつ説明する。
図9は、本発明の一実施形態に係る在庫管理システムにおける在庫管理方法の手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態に係る在庫管理システムを用いた在庫管理方法は、まず、トラック等で在庫品が倉庫1に搬入されると(S901)、作業者が搬入された在庫品に関する所定の在庫品情報、例えば、製品名,製品コード,積数,製造日,入庫日等の情報を入力する(S902)。この情報入力操作は倉庫端末10のハンディ・スキャナ11を用いてフォークマン等の作業者が簡単に行うことができる。また、入力される所定情報は、予め在庫品の表面や包装に印刷,貼付等されたバーコードや二次元コード等によってコード入力することができる。
入力された在庫品情報は倉庫端末10に入力され、倉庫端末10を介して在庫管理サーバ20に送信,入力される。
【0038】
所定の情報入力が済んだ在庫品は、フォークリフトによって倉庫内を移動,運搬され、所定の保管場所に保管される(S903)。なお、保管場所は、集計処理された在庫品情報及びロケーション表示等に基づいて、各在庫品毎に予め割り当てられて管理されている。
在庫品が所定の保管場所に格納,保管されると、当該在庫品の保管場所を示すロケーション情報が入力される(S904)。このとき、ロケーション情報の入力操作はハンディ・スキャナ11により、作業者が保管場所で簡単に行うことができる。また、入力されるロケーション情報は、予め用意されたロケーション毎のバーコードの一覧表等を使用することによってコード入力することができる。
入力されたロケーション情報は倉庫端末10に入力され、倉庫端末10を介して在庫品情報として在庫管理サーバ20に送信される(S905)。
在庫管理サーバ20では、情報集計手段が実行され、倉庫端末10から送信された在庫品情報の集計処理が行われる(S906)。集計処理された在庫品情報は、表示手段を介して一覧表示等によって表示,出力される(図4〜図6参照)。
【0039】
さらに、在庫管理サーバ20では、ロケーション表示変換手段が、集計された在庫品情報から保管場所情報を抽出し(S907)、抽出された保管場所情報に基づいて、保管場所を示す平面図からなるロケーション表示を生成,変換する(S908)。生成,変換されたロケーション表示は、LCD等からなる表示手段によって視認可能に表示される(S909)。
このロケーション表示は、倉庫内の在庫品の保管場所を平面図で表した表示であり、各保管場所における在庫品の段積み数に応じて色分け表示がされ(図7〜図8参照)、倉庫内のどこにどれだけの在庫品が保管されているかが一目で識別できる。従って、このロケーション表示を活用することで在庫状況の管理が容易に行える。
【0040】
その後、在庫品は、所定の日時に搬出される(S910)。
在庫品が搬出される際には、搬入時と同様、在庫品の元の保管場所を含む在庫品情報がハンディ・スキャナ11を介して入力され、倉庫端末10,在庫管理サーバ20の情報が更新される(S911)。
以上のステップを繰り返すことにより、本システムを利用した効率の良い在庫管理が行えることになる。
【0041】
[実施例]
以下、本実施形態に係る在庫管理システムを用いた在庫管理方法について、より具体的な一実施例例を説明する。
この実施例では、本実施形態に係る在庫管理システムを利用して、製品入庫の際に同種製品を集結させるための最適積み付け位置を決定できる管理方法としてある。
まず、当日の入庫作業に先立ち、生産予定情報から当日入庫予定製品群の製品コード(包装製品コード),入庫予定数量等を製品群毎に抽出する。
次いで、在庫管理センタ2の在庫管理サーバ20又は倉庫内の倉庫端末10を介して、本システムのデータベースをアクセスし、既に倉庫で保管されている製品の中から、当日入庫予定の製品群の包装製品コードと同一の製品を検索する。
【0042】
検索の結果、同一コード製品があった場合、その既入庫製品(同一コード製品)が保管されているグリッドに最も近い位置で、入庫予定数量以上の空きグリッドを、色を変えてロケーション表示させる。
これにより、いずれの保管場所にいずれの製品を入庫,保管するかの決定が、容易かつ効率的,効果的に行えるようになる。このとき、出荷時の倉出し作業の作業性,利便性等を考慮し、在庫品は、製造日等が異なっていても、できる限り同種の製品を近傍に集結させて倉庫内に保管するようにする。
また、ロケーション表示された各保管位置に、生産予定品を置くことを決定した場合には、在庫管理センタ2の在庫管理サーバ20又は倉庫内の倉庫端末10を介して、表示された空きグリッドに対して仮置きデータをインプットする。この仮置きデータは、例えば、当日のみ有効とされるデータで、実際には製品は置かれていないが、ロケーション表示の見かけ上は置かれていると表示されるものであり、他のグリッドと視覚的に区別できるように違う色で表示される。
【0043】
これと同時に、入庫指示書、例えば、当日生産予定の各製品毎に保管場所等を指示した帳票類等を発行する。入庫指示書は、在庫管理サーバ20や倉庫端末10に接続された印刷装置等から発行される。発行された入庫指示書に従い、フォークマンはその日の入庫作業を実施する。入庫作業の際には、フォークマンがハンディ・スキャナ11を用いて保管場所情報を含む所定情報を入力し、入力された情報は倉庫端末10を介して在庫管理サーバ20に送信,入力される。
さらに、フォークマンがハンディ・スキャナ11より実際の製品を置いた番地情報(保管場所情報)を入力すると、入力された実際の番地情報が、予め決められた仮置きデータとしてインプットされている情報と合致しているか否かが確認される。そして、もし仮置きデータと実際の番地情報が相違している場合には、ロケーション表示上にエラーを示す警告等が表示される。これにより、入庫予定と実際の入庫作業を確実に一致させることができ、効率の良い入庫作業が信頼性をもって実施されることになる。
【0044】
その後は、所定の日時に在庫品が搬出される。搬出される在庫品の保管場所を含む所定の情報は、搬入時と同様、ハンディ・スキャナ11を介して入力され、倉庫端末10,在庫管理サーバ20の管理情報が更新される。これにより、例えば、搬出された在庫品の元の保管場所については、ロケーション表示で空きグリッドとして表示され、次の入庫品の保管場所として管理,決定されるようになる。
以上の工程を繰り返すことで、本システムを利用した効率の良い在庫管理が実施されることになる。
【0045】
以上説明したように、本実施形態に係る在庫管理システム及び在庫管理方法によれば、まず、在庫品の搬出入の際に、ハンディ・スキャナ11,倉庫端末10を介して保管場所を含む所定の在庫品情報が入力され、入力された在庫品情報が在庫管理サーバ20で一括的に集計,管理される。そして、集計された在庫品情報に含まれる保管場所情報が所定のロケーション表示に変換される。
ロケーション表示は、倉庫内の在庫品の保管場所を平面図状に表した表示であり、倉庫内のどこに在庫品が保管されているかが図面上に表示されるようになっている。また、ロケーション表示は、各保管場所における在庫品の段積み数に応じて色分け表示がされるので、在庫品の段積み数が視覚的に識別できるように表示される。
【0046】
これにより、本実施形態に係るロケーション表示を見れば、倉庫内のどこにどれだけの在庫品が保管されているかが一目でわかるようになる。
特に色分け表示によるロケーション表示は、在庫品の有無や段積み数の状況を色彩のみで示すことができるので、シンプルで分かり易く、多数の在庫品を保管可能な大規模倉庫であっても、一目で在庫状況が識別,把握できる。
このように在庫状況の全体を視覚的に一目で正確に把握できる本実施形態によれば、複雑な装置や設備は一切不要となり、簡易かつ低コストで導入,運用が可能なシステムのみによって倉庫内の在庫状況管理が行えるようになり、特に平置き型の倉庫の在庫管理を効率よく行える在庫管理システムを実現できる。
【0047】
以上、本発明の在庫管理システムと在庫管理方法について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明の在庫管理システム及び在庫管理方法は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、在庫品情報に応じた識別表示の例として、在庫品の段積み数等に応じた色分け表示の場合を示したが、各在庫品の所定の在庫品情報に応じてその内容を視覚的に識別できる表示であれば、色分け表示のみに限定されるものではなく、他の表示態様を採用することも勿論可能である。
例えば、当日出荷予定の在庫品の保管場所を点滅表示させたり、段積み数を示す数字を保管場所毎に表示させることも可能である。
【0048】
また、倉庫は平置き型倉庫に限られない。上述した実施形態では、本発明を適用する倉庫として、在庫品が床上にそのまま載置され複数段に積載されて保管される平置き型の倉庫で、一階及び二階に保管空間を備える構造となっていたが、本発明の対象は、この実施形態で示した形態や規模の倉庫のみに限られない。
例えば、倉庫の形態としては、平置き型倉庫の他、ロボットにより在庫品が所定の保管場所に搬出入されて自動的に管理される自動倉庫等があり、このような自動倉庫の在庫管理に対しても、本発明に係る在庫管理システム及び在庫管理方法が適用できることは言うまでもない。
さらに、上記実施形態では、一つの倉庫の在庫管理を行う場合を示しているが、本発明の在庫管理システムで管理できる倉庫数は特に一つの場合に限られるものではなく、二以上の複数の倉庫の在庫状況を一括管理することも可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の在庫管理システム及び在庫管理方法によれば、在庫品の倉庫内での保管場所を平面図状に表示するとともに、在庫品の段積み数等に応じた色分け表示等を行うロケーション表示を表示させることによって、在庫状況の全体を視覚的に一目で正確に把握できるようになる。
これにより、従来のような複雑な装置や設備を必要とすることなく、簡易かつ低コストで導入,運用が可能なシステムのみによって、効率良く倉庫内の在庫状況の管理が行える。特に、平置き型の倉庫に好適な在庫管理システム及び在庫管理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る在庫管理システムの全体を模式的に示す説明図である。
【図2】平置き型倉庫内の在庫品の保管状態を示す概略斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る在庫管理システムの倉庫端末と在庫管理サーバを模式的に示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る在庫管理システムにおける表示画面の一例であり、「在庫確認」画面において「包装製品コード“1”」で検索した結果を示している。
【図5】本発明の一実施形態に係る在庫管理システムにおける表示画面の一例であり、「ロケーション内容表示」画面において「ロケーション“1階Gブロック”」で検索した結果を示している。
【図6】本発明の一実施形態に係る在庫管理システムにおける表示画面の一例であり、「ロケーション内容表示」画面において「ロケーション“1階Gブロック10列”」で検索した結果を示している。
【図7】本発明の一実施形態に係る在庫管理システムにおける表示画面の一例であり、「1階ロケーション表示」画面を示している。
【図8】本発明の一実施形態に係る在庫管理システムにおける表示画面の一例であり、「2階ロケーション表示」画面を示している。
【図9】本発明の一実施形態に係る在庫管理システムにおける在庫管理方法の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 倉庫
2 在庫管理センタ
10(10a〜10n) 倉庫端末
11 ハンディ・スキャナ
20 在庫管理サーバ

Claims (7)

  1. 倉庫内に保管される在庫品の管理システムであって、
    倉庫内に搬入され、又は倉庫内から搬出される在庫品の、保管場所を含む所定の在庫品情報を入力する入力手段と、
    入力手段からの在庫品情報を集計し、倉庫内の在庫品情報を一括管理する情報集計手段と、
    集計された在庫品情報に含まれる保管場所情報に基づき、倉庫内の在庫品の保管場所を平面図状に表したロケーション表示に変換するロケーション表示変換手段と、
    変換されたロケーション表示を視認可能に表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする在庫管理システム。
  2. ロケーション表示変換手段は、倉庫内の在庫品の保管場所を、当該保管場所の在庫品の段積み数に応じて異なる表示に変換する請求項1記載の在庫管理システム。
  3. ロケーション表示変換手段は、倉庫内の在庫品の保管場所を、当該保管場所の在庫品の段積み数に応じて色彩が異なる色分け表示に変換する請求項2記載の在庫管理システム。
  4. ロケーション表示変換手段は、倉庫内の在庫品の保管場所を、当該保管場所の在庫品の在庫品情報に応じて異なる表示に変換する請求項1,2又は3記載の在庫管理システム。
  5. 入力手段は、倉庫内での在庫品の保管場所情報を含む、所定の在庫品情報の一部又は全部をコード入力するコード入力手段を備える1,2,3又は4記載の在庫管理システム。
  6. 入力手段は、携帯可能なハンディ入力手段を備える1,2,3,4又は5記載の在庫管理システム。
  7. 倉庫内に保管される在庫品の管理方法であって、
    在庫品の倉庫内への搬入時に、当該在庫品の保管場所を含む所定の在庫品情報を入力するステップと、
    入力された在庫品情報を集計し、倉庫内の在庫品情報を一括管理するステップと、
    集計された在庫品情報に含まれる保管場所情報に基づき、倉庫内の在庫品の保管場所を平面図状に表したロケーション表示に変換するステップと、
    変換されたロケーション表示を視認可能に表示するステップと、
    在庫品の倉庫内からの搬出時に、当該在庫品の元の保管場所を含む所定の在庫品情報を更新するステップと、
    を有することを特徴とする在庫管理方法。
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