JP2004249914A - 車載装置 - Google Patents

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Koji Fujita
功司 藤田
Yoshiaki Sumi
義明 角
Hiroyuki Fukuda
博之 福田
Masahiro Osone
雅浩 大曽根
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Abstract

【課題】車載装置のプログラムを、ユーザーに意識させずかつ使い勝手を悪化させることなく、自動的に迅速に機能拡張や機能修正が行えるようにする。
【解決手段】センターサーバーとの無線通信によりプログラムの更新ファイルを受信する無線通信制御手段105と、受信した更新ファイルを記憶するRAM104と、エンジンの状態を検知するエンジン状態検知手段107と、エンジン状態検知手段107により車両エンジン停止を検知した場合に、RAM104に記憶された更新ファイルを基にプログラムを更新するプログラム更新手段106とを備える。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センターサーバーと車載装置が無線などの通信によって接続され、車載装置を制御しているプログラムの機能拡張や機能修正が生じたときにプログラムの更新が可能な車載装置およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車載装置は、ユーザーがシステムを起動時、つまりユーザーがシステムを利用しようとした時に、プログラムの更新が存在するかどうかをセンターサーバーへ問い合わせ、更新情報のチェックと更新作業を行っていた。また、車載装置のプログラムを更新する場合、プログラム提供会社からのダイレクトメールや案内によってプログラムの更新を知り、ユーザー自身がネットワークに繋がった情報処理装置を用いて記憶媒体にダウンロードしたり、ユーザー自身がプログラム提供会社に赴いてプログラムの更新を行っていた(例えば特許文献1乃至特許文献3参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−225724号公報(第8−9頁、第3図)
【特許文献2】
特開平10−320184号公報(第4−5頁、第3図)
【特許文献3】
特開平11−3214号公報(第4−5頁、第6図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車載装置においては、ユーザーがシステムを起動した時点で更新情報のチェックと更新作業、すなわち最新版のプログラムのダウンロードおよびインストール作業が発生するため、ユーザーが早急にそのシステムを使用する必要があったために起動したにも関わらず、更新作業が終了するまで待たなくては利用できないという問題があった。また、更新情報のチェック、最新版のプログラムのダウンロード、インストールおよび再起動の一連作業を同時に行っていたため、実際にユーザーが車載装置を使用するまでに長い時間掛かってしまうという問題があった。さらに、ユーザー自身によるダウンロードやインストールを行わなくてはいけないため、車載装置に詳しくない人には、作業が難しいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、ユーザーに意識させずかつ使い勝手を悪化させることなく、自動的に迅速にプログラムの機能拡張や機能修正を行うことのできる車載装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の車載装置は、センターサーバーとの無線通信によりプログラムの更新ファイルを受信する無線通信制御手段と、受信した更新ファイルを記憶する記憶手段と、エンジンの状態を検知するエンジン状態検知手段と、前記エンジン状態検知手段により車両エンジン停止を検知した場合に、前記記憶手段に記憶された更新ファイルを基にプログラムを更新するプログラム更新手段とを備えたことを特徴とする。この構成により、ユーザーが車両のエンジンを停止し、車載装置を利用しなくなった時にプログラムのバージョンアップを行うので、ユーザーの利用を妨げることがない。また、バージョンアップのために車載装置を再起動する必要がないので、ユーザーに意識させずかつ使い勝手を悪化させることなく、自動的に迅速にプログラムの機能拡張や機能修正を行うことができる。
【0007】
また、本発明の車載装置は、車両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、地図上のランドマーク地点で一定時間車両を移動させない場所を停車場所データとして格納する停車場所データベースと、前記現在位置算出手段が算出した現在位置と前記停車場所データベースに格納してある停車場所データとを基にバージョンアップ可能であるかを判断する確認手段とを備えたことを特徴とする。この構成により、ユーザーが車両のエンジンを停止した場合に常にプログラムのバージョンアップを行うのではなく、ユーザが一定時間車両を移動させないことが確実であろうと思われるランドマーク地点でバージョンアップを行うので、バージョンアップを確実に行うことができる。したがって、ユーザーがエンジンを停止後直ぐにエンジンを始動する場合や車両のエンジンを停止させる度にバージョンアップを行うことがないので、センターサーバーへの問い合わせ回数を限定でき通話料の節約や消費電力を抑えることができる。
【0008】
また、本発明の車載装置は、車両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、ユーザーがバージョンアップする場所を指定する場所入力手段と、前記場所入力手段によって入力された場所を入力場所データとして記憶する記憶手段と、前記現在位置算出手段が算出した現在位置と前記記憶手段に記憶した入力場所データとを基にバージョンアップ可能であるかを判断する確認手段を備えたことを特徴とする。この構成により、地図上のランドマーク地点だけでなく、ユーザーが一定時間車両を移動させない場所を自由に設定でき、ユーザーはバージョンアップを行ってほしい場所でバージョンアップすることができる。
【0009】
また、本発明の車載装置は、ユーザーがバージョンアップする時間帯を入力する時間入力手段と、前記時間入力手段によって入力された時間帯を時間データとして記憶する記憶手段と、現在時刻と前記記憶手段に記憶した時間データとを基にバージョンアップ可能であるかを判断する確認手段とを備えたことを特徴とする。この構成により、ユーザーが一定時間車両を利用しない時間帯を自由に設定でき、ユーザーはバージョンアップを行ってほしい時間帯でバージョンアップをすることができる。また、現在位置を算出するためのGPSやジャイロセンサを必要とせず、現在時刻を求めるための内部クロック等の簡単な構成なため、コストを抑え、コンパクトにすることができる。
【0010】
また、本発明の車載装置は、走行開始から一定距離以上走行したかまたは一定時間以上経過した場合に、前記無線通信制御手段を介してセンターサーバーから更新ファイルを受信する走行距離時間判定手段を備えたことを特徴とする。この構成により、走行中に更新ファイルの問い合わせと更新ファイルのダウンロードを行っておくことで、車両のエンジン停止後のプログラム更新時間を短縮することができる。
【0011】
また、本発明の車載装置は、ユーザーがエンジン停止中にバージョンアップを行いたい日時を入力する時間入力手段と、前記車載装置を自動で起動する起動手段を備えたことを特徴とする。この構成により、ユーザーがバージョンアップを行う日時を自由に設定できるとともに、その日時に車載装置がオフ状態であったとしても、起動手段により車載装置を自動的に起動できるので、長期間車両を利用しない場合でもわざわざユーザーが車両まで赴むいて車載装置を起動しなくてもバージョンアップを行うことができる。また、エンジン停止中に更新ファイルが存在し、バージョンアップが行われた場合は、エンジンを始動した時点で最新のソフトウェアで動作することができる。
【0012】
また、本発明の車載装置は、車両の電源供給装置の電源供給残量を測定する電源供給残量測定手段と、前記電源供給残量がプログラムの更新を行うために必要な電源残量値より少なかった場合、自動でエンジンを始動、停止させるエンジン始動停止手段とを備えたことを特徴とする。この構成により、ダウンロード中やインストール中で処理が止まることがなく、プログラムの更新が完了するまで動作を継続することができる。
【0013】
また、本発明の車載装置は、LAN接続手段を有し、前記LAN接続手段を介して前記車載装置と複数の車載情報処理装置とが車載LANにより接続され、前記車載装置は、前記車載装置と前記車載情報処理装置のプログラムのバージョン情報を管理するソフトウェア管理データベースを備え、前記センターサーバーから受信した更新ファイルを基に前記車載装置と前記車載情報処理装置を制御しているプログラムを更新することを特徴とする。この構成により、センターサーバーと通信機能を持たない車載情報処理装置をバージョンアップすることができる。また、複数の車載情報処理装置のバージョンアップを同時に行える。また、バージョン情報を車載装置が一元管理でき、整合性を向上することができる。
【0014】
また、本発明の車載装置制御方法は、センターサーバーとの無線通信によりプログラムの更新ファイルを受信するステップと、受信した前記更新ファイルを記憶するステップと、エンジンの状態を検知するステップと、前記エンジンの停止を検知した場合に、記憶された前記更新ファイルを基にプログラムを更新するステップとを備えたことを特徴とする。この方法により、ユーザーが車両のエンジンを停止し、車載装置を利用しなくなった時にプログラムのバージョンアップを行うので、ユーザーの利用を妨げることがない。また、バージョンアップのために車載装置を再起動する必要がない。したがって、ユーザーに意識させずかつ使い勝手を悪化させることなく、自動的に迅速にプログラムの機能拡張や機能修正を行うことができる。
【0015】
また、本発明は、上記の車載装置制御方法をコンピューターに実行させるためのプログラムであり、このプログラムにより、ユーザーが車両のエンジンを停止し、車載装置を利用しなくなった時にプログラムのバージョンアップを行うので、ユーザーの利用を妨げることがない。また、バージョンアップのために車載装置を再起動する必要がない。したがって、ユーザーに意識させずかつ使い勝手を悪化させることなく、自動的に迅速にプログラムの機能拡張や機能修正を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態における車載装置について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の車載装置を含むシステム構成を示している。本システムは、プログラム提供会社などに配置されたセンターサーバー200と、車両100に搭載された車載装置101とを有する。車両100に搭載された車載装置101は、センターサーバー200のアンテナ207を介してセンターサーバー制御装置201と無線通信を利用してデータ通信を行う。
【0017】
図2は本実施の形態1における車載装置101の構成を示す。図2において、車載装置101は、この車載装置101の制御等を行うCPU102、プログラムや制御に使用するパラメータ等が記憶されたROM103、制御に使用するデータやプログラムを一時的に記憶するためのRAM104、センターサーバー200との無線通信とプログラムの更新情報や更新ファイルを送受信する無線通信制御手段105、プログラムの更新を行うプログラム更新手段106、車両のエンジンが動作または停止しているかを検知するエンジン状態検知手段107、プログラムのバージョン情報が格納されたソフトウェア管理データベース108、エンジンが停止後も一定時間の間、車載装置101に電源をオン状態に保持しておくために電源を管理する電源管理手段109、ボタンやタッチパネルなどを使って操作補助やユーザーに対して視覚的補助を行う表示手段150とを有する。無線通信制御手段105には、無線通信アンテナ110が接続されている。
【0018】
図3は本実施の形態1におけるセンターサーバー制御装置201の構成を示す。センターサーバー制御装置201は、このセンターサーバー制御装置201の制御等を行うCPU202、プログラムや制御に使用するパラメータ等が記憶されたROM203、制御に使用するデータ等を記憶するためのRAM204、車両100との無線通信とプログラムの更新情報や更新ファイルを送受信する無線通信制御手段205、プログラムの更新情報や更新ファイルを格納するディスク装置206とを有する。無線通信制御手段205には、アンテナ207が接続されている。
【0019】
以上のように構成された車載装置について、その動作を図4のフローチャートを用いて説明する。まず、エンジン状態検知手段107から車両のエンジンが停止したかどうかの判定を行い(ステップS1001)、エンジン停止が検出された場合は、無線通信制御手段105を介してセンターサーバー200へプログラムの更新情報を問い合わせる(ステップS1002)。エンジン停止が検出されない場合はステップS1001へ戻る。次に、センターサーバー200から得た更新情報とソフトウェア管理データベース108内のプログラムのバージョン情報とを比較して更新ファイルが存在するかどうかを調べる(ステップS1003)。更新ファイルが存在する場合は、表示手段150は「バージョンアップ中」といった視覚的通知をディスプレイに表示し、CPU102は、無線通信制御手段105を介してセンターサーバー200から更新ファイルをダウンロードし、RAM104に格納する。プログラム更新手段106は、RAM104に格納した更新ファイルを基に該当するプログラムをバージョンアップする(ステップS1004)。車載装置101内のプログラムのバージョンアップが終了した後、電源管理手段109は、車載装置101をシャットダウンして処理を終了する(ステップS1005)。ステップS1003において更新ファイルが存在しない場合も、車載装置101をシャットダウンする。
【0020】
このように、本発明の第1の実施の形態の車載装置によれば、センターサーバー200との無線通信によりプログラムの更新ファイルを受信する無線通信制御手段105と、受信した更新ファイルを記憶するRAM104と、エンジンの状態を検知するエンジン状態検知手段107と、エンジン状態検知手段107により車両エンジン停止を検知した場合に、RAM104に記憶された更新ファイルを基にプログラムを更新するプログラム更新手段106とを備えることにより、ユーザーが車両のエンジンを停止し、車載装置を利用しなくなった時にプログラムをバージョンアップすることができ、ユーザーの利用を妨げることがない。また、車載装置を利用しなくなった時にバージョンアップを行うため、再起動する必要がない。
【0021】
なお、車載装置101は、一般のナビゲーション装置や携帯電話や情報処理装置として構築することも可能である。また、センターサーバー制御装置201は、公衆回線や専用回線などのネットワークを介しても同様に実施可能である。また、ディスク装置206は、ネットワークに接続された他の記憶媒体でも同様に実施可能である。また、バージョンアップに限らず、ユーザーが指定したコンテンツをエンジン停止後にダウンロードすることも同様に実施可能である。
【0022】
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態の車載装置について図5を用いて説明する。本実施の形態2は、図2に示した実施の形態1の構成とは、GPS受信アンテナ114に接続されたGPS受信器により車両の現在位置を電波航法により算出するとともに、ジャイロセンサや車速度センサなどのセンサ115が接続されて車両の現在位置を自律航法により算出する現在位置算出手段111と、地図上のランドマーク地点で一定時間車両を移動させない場所を停車場所データとして記憶する停車場所データベース112と、現在位置算出手段111が算出した現在位置と停車場所データベース112に格納されている停車場所データとを基にバージョンアップ可能であるかを判断する確認手段113とを備えた点が相違している。他の構成は実施の形態1と同様なので、同様な構成要素には同様な符号を付して重複した説明は省略する。
【0023】
以上のように構成された車載装置について、その動作を図6を用いて説明する。基本的な動作は図4に示した実施の形態1の動作と同様なので、異なる点についてのみ説明する。まず、エンジン状態検知手段107よりエンジンが停止したかどうかの判定を行い(ステップS2001)、エンジン停止が検出された場合は、現在位置算出手段111により車両の現在位置を算出し(ステップS2002)、算出した現在位置が停車場所データベース112に格納してある停車場所データ、すなわち一定時間車両を移動させないランドマーク地点、例えば、コンビニエンスストアやガソリンスタンド等の地図上でランドマークとなる地点と一致したと確認手段113が判断した場合は(ステップS2003)、以降図4と同様に、センターサーバー200へ問い合わせを行って更新ファイルを取得した後、プログラム更新手段106によりバージョンアップを行い、バージョンアップ完了後、車載装置101をシャットダウンする(ステップS2004〜S2007)。
【0024】
このように、本発明の第2の実施の形態の車載装置によれば、車両の現在位置を算出する現在位置算出手段111と、地図上のランドマーク地点で一定時間車両を移動させない場所を停車場所データとして記憶する停車場所データベース112と、バージョンアップ可能であるかを判断する確認手段113とを備えることにより、地図上のランドマーク地点から一定時間車両を移動させない場所でバージョンアップすることができる。また、ユーザーがエンジンを停止後直ぐにエンジンを始動する場合や車両のエンジンを停止させる度にバージョンアップを行うことがないので、センターサーバーへの問い合わせ回数を限定でき、通話料の節約や消費電力を抑えることができる。
【0025】
なお、停車場所データベース112に格納してある一定時間車両を移動させない停車場所データとしてのランドマーク地点は、ユーザーが表示手段150を使って地図上のランドマーク地点から選択することも可能である。
【0026】
(実施の形態3)
次に、本発明の第3の実施の形態の車載装置について図7を用いて説明する。本実施の形態3は、図2に示した実施の形態1の構成とは、GPS受信アンテナ114に接続されたGPS受信器により車両の現在位置を電波航法により算出するとともに、ジャイロセンサや車速度センサなどのセンサ115が接続されて車両の現在位置を自律航法により算出する現在位置算出手段111と、ユーザーがエンジン停止後にバージョンアップを行いたい場所を入力できる場所入力手段116と、場所入力手段116により入力した場所情報を入力場所データとして記憶する記憶手段117を備えた点が相違している。他の構成は実施の形態1と同様なので、同様な構成要素には同様な符号を付して重複した説明は省略する。
【0027】
以上のように構成された車載装置について、その動作を図8を用いて説明する。基本的な動作は図4に示した動作と同様なので、異なる点についてのみ説明する。まず、予め表示手段150を使い、ユーザーはエンジン停止後にバージョンアップを行いたい場所を入力する(ステップS3001)。例えば、上記したランドマーク地点以外に、自宅の駐車場、会社の駐車場等が考えられる。設定方法は、例えば図19に示すように、「金沢市西念1−1−3」といった住所指定、「076224****」といった電話番号指定やディスプレイ上の地図をスクロールさせて地図上から検索する地図指定を、表示手段150の矢印ボタンやタッチパネルによって各項目の選択と入力を行い場所を決定する。場所入力手段116は、ユーザーによって入力された場所データを記憶手段117に格納する。次に、エンジン状態検知手段107よりエンジンが停止したかどうかの判定を行い(ステップS3002)、エンジン停止が検出された場合は、現在位置算出手段111により車両の現在位置を算出し(ステップS3003)、算出した現在位置が記憶手段117に格納してあるユーザーが指定した場所と一致したと確認手段113が判断した場合は(ステップS3004)、以降図4と同様に、センターサーバー200へ問い合わせを行って更新ファイルを取得した後、プログラム更新手段106によりバージョンアップを行い、バージョンアップ完了後、車載装置101をシャットダウンする(ステップS3005〜S30008)。
【0028】
このように、本発明の第3の実施の形態の車載装置によれば、車両の現在位置を算出する現在位置算出手段111と、ユーザーがバージョンアップを行いたい場所を入力できる場所入力手段116と、入力場所データを記憶する記憶手段117とを備えることにより、地図上のランドマーク地点だけでなく、ユーザーが一定時間車両を移動させない場所を自由に設定でき、ユーザーはバージョンアップを行ってほしい場所でバージョンアップすることができる。
【0029】
なお、記憶手段117は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体記憶素子などの各種記憶媒体が考えられるが、RAM104を共用してもよい。
【0030】
(実施の形態4)
次に、本発明の第4の実施の形態の車載装置について図9を用いて説明する。本実施の形態3は、図2に示した実施の形態1の構成とは、ユーザーがエンジン停止後にバージョンアップを行いたい時間帯を入力できる時間入力手段118と、時間入力手段118に入力した時間を時間データとして記憶する記憶手段117とを備えた点が相違している。他の構成は実施の形態1と同様なので、同様な構成要素には同様な符号を付して重複した説明は省略する。
【0031】
以上のように構成された車載装置について、その動作を図10を用いて説明する。基本的な動作は図4に示した動作と同様なので、異なる点についてのみ説明する。まず、予め表示手段150を使い、ユーザーはエンジン停止後にバージョンアップを行いたい時間帯を入力する(ステップS4001)。例えば図20に示すように、「2005年6月30日24時〜6時」といった日付指定や「月曜日〜金曜日24時〜6時」といった曜日指定を表示手段150の矢印キーやタッチパネルによって項目の選択や曜日、日付、時間の設定を行い時間帯を決定する。時間入力手段118はユーザーによって入力された時間帯データを記憶手段117に格納する。次に、エンジン状態検知手段107よりエンジンが停止したかの判定を行い(ステップS4002)、エンジン停止が検出された場合は、現在時刻が記憶手段117に格納してあるユーザーが指定した時間帯データに含まれると確認手段113が判断した場合は(ステップS4003)、以降図4と同様に、センターサーバー200へ問い合わせを行って更新ファイルを取得した後、プログラム更新手段106によりバージョンアップを行い、バージョンアップ完了後、車載装置101をシャットダウンする(ステップS4004〜S4007)。
【0032】
このように、本発明の第4の実施の形態の車載装置によれば、ユーザーがバージョンアップを行いたい時間帯を入力できる時間入力手段118と、時間帯データを記憶する記憶手段117とを備えることにより、ユーザーが一定時間車両を移動させない時間帯を自由に設定することができ、ユーザーはバージョンアップを行ってほしい時間帯でバージョンアップを行うことができる。また、現在位置を算出するためのGPSやジャイロセンサを必要とせず、現在時刻を求めるための内部クロック等の簡単な構成なため、コストを抑え、コンパクトに構成することができる。
【0033】
なお、本実施の形態4は、上記した実施の形態2または実施の形態3と組み合わせて、バーションアップしたい場所と時間とを共に指定するようにしてもよい。
【0034】
(実施の形態5)
次に、本発明の第5の実施の形態の車載装置について図11を用いて説明する。本実施の形態5は、上記した実施の形態1乃至4の構成に、走行開始から一定距離以上走行したかまたは一定時間以上経過した場合に、無線通信制御手段を介してセンターサーバーから更新ファイルを受信する走行距離時間判定手段119を備えている点が相違している。他の構成は実施の形態1乃至4と同様なので、同様な構成要素には同様な符号を付して重複した説明は省略する。
【0035】
以上のように構成された車載装置について、その動作を図12を用いて説明する。まず、現在位置算出手段111から得られる位置データを基に、走行距離時間判定手段119によって車両が走行開始から一定距離を走行したかを判断し(ステップS5001)、予め設定してある基準値以上走行した場合はステップ5003の処理を行い、そうでない場合は、内部クロックにより計測した走行時間を基に、走行距離時間判定手段119によって一定時間が経過したかを判断し(ステップS5002)、予め設定してある基準値以上経過した場合はステップ5003の処理を行い、そうでない場合はステップS5001に戻る。走行距離時間判定手段119によって一定の走行距離や一定の走行時間経過が判定された場合、例えば、その日初めてエンジンを始動してから1kmを走行した場合や5分経過した後に、走行距離時間判定手段119は、無線通信制御手段105を起動させてセンターサーバー200へプログラムの更新情報を問い合せる(ステップS5003)。プログラムの更新ファイルが存在した場合(ステップS5004)、表示手段150は「更新ファイルが存在します。エンジン停止後にバージョンアップを行います」といった視覚的通知をディスプレイに表示し、走行中に更新ファイルをダウンロードし、エンジンが停止するまでにRAM104に格納する(ステップS5005)。次に、エンジン状態検知手段107よりエンジンが停止したかどうかの判定を行い(ステップS5006)、エンジン停止が検出された場合は、プログラム更新手段106がRAM104に格納してある更新ファイルをインストールして該当するプログラムをバージョンアップする(ステップS5007)。バージョンアップ完了後、電源管理手段109により車載装置101をシャットダウンする(ステップS5008)。
【0036】
このように、本発明の第5の実施の形態の車載装置によれば、走行開始から一定距離以上走行したかまたは一定時間以上経過した場合に、無線通信制御手段105を起動してセンターサーバーから更新ファイルを受信する走行距離時間判定手段119を備えることにより、走行中に更新情報の問い合わせと更新ファイルのダウンロードを行っておくことができ、車両のエンジン停止後のプログラム更新時間を短縮することができる。
【0037】
なお、走行距離や走行時間は表示手段150を用いて、100km継続して走行後やエンジンを停止することなく120分走行後等のようにユーザーが指定することも可能である。また、場所入力手段116、時間入力手段118のいずれか一つを用いて、場所指定または時間指定を併用しても同様に実施可能である。また、走行中に更新ファイルをダウンロードするかを、表示手段150によりユーザーに問い合わせることも可能である。
【0038】
また、センターサーバー200からダウンロードした更新ファイルを記憶する場所は、RAM104でなく、記憶手段117に記憶するようにしてもよい。
【0039】
(実施の形態6)
次に、本発明の第6の実施の形態の車載装置について図13を用いて説明する。上記実施の形態1から5は、車両のエンジンが停止した後、電源管理手段109により車載装置101の電源がオンしている間にバージョンアップの処理を行うが、本実施の形態6では、車載装置101の電源がオフの場合でもバージョンアップを可能とした例である。本実施の形態6の構成は、図9に示した実施の形態4の構成に、車載装置101を自動で起動する起動手段120を加えたものである。他の構成は実施の形態4と同様なので、同様な構成要素には同様な符号を付して重複した説明は省略する。
【0040】
以上のように構成された車載装置について、その動作を図14を用いて説明する。まず、予め表示手段150を使いユーザーは車両のエンジン停止中にバージョンアップを行いたい日時を入力する(ステップS6001)。例えば図21に示すように、「2005年6月30日23時」といった日付指定や「日曜日23時」といった曜日指定を表示手段150の矢印キーやタッチパネルによって項目の選択や曜日、日付、時間の設定を行い時間を決定する。時間入力手段118は、ユーザーによって入力された時間データを記憶手段117に格納する。次に、現在時刻が記憶手段117に格納してあるユーザーが指定した日時と一致したと確認手段113が判断した場合は(ステップS6002)、エンジン状態検知手段107が車両のエンジンが停止しているかどうかを判定し(ステップS6003)、エンジンが動作中の場合はステップS6002に戻り、エンジンが停止している場合は起動手段120より車載装置101を起動する(ステップS6004)。以降図4と同様に、センターサーバー200へ無線通信制御手段105を介してプログラムの更新情報を問い合せ、更新ファイルが存在する場合、無線通信制御手段105はセンターサーバー200から更新ファイルを受信してRAM104に格納し、プログラム更新手段106によりバージョンアップを行い、バージョンアップ完了後、車載装置101をシャットダウンする(ステップS6005〜S6008)。
【0041】
このように、本発明の第6の実施の形態の車載装置によれば、ユーザーがエンジン停止中にバージョンアップを行いたい日時を入力できる時間入力手段118と、車載装置101を自動で起動する起動手段120を備えることにより、ユーザーがバージョンアップを行う日時を自由に設定できるとともに、その日時に車載装置101がオフ状態であったとしても、起動手段により車載装置101を自動的に起動できるので、長期間車両を利用しない場合でもわざわざユーザーが車両まで赴むいて車載装置101を起動しなくてもバージョンアップすることができる。また、エンジン停止中に更新ファイルが存在し、バージョンアップが行われた場合は、エンジンを始動した時点で最新のソフトウェアで動作することができる。
【0042】
なお、センターサーバー200への問い合わせのタイミングを、現在位置算出手段111を使用し、車両のエンジンが停止中でユーザーが指定した時間でユーザーが指定した場所であった時とすることも可能である。また、指定した時間にエンジン動作中の場合はセンターサーバー200へプログラム更新情報を問い合わせ、プログラムの更新が存在した場合はプログラムをダウンロードし、エンジン停止後にバージョンアップすることも可能である。
【0043】
(実施の形態7)
次に、本発明の第7の実施の形態の車載装置について図15を用いて説明する。本実施の形態7は、図2に示した実施の形態1の構成とは、電源供給装置の電源供給残量を測定する電源供給残量測定手段121と自動で車両のエンジンを始動、停止させるエンジン始動停止手段122を備えた点が相違している。他の構成は実施の形態1と同様なので、同様な構成要素には同様な符号を付して重複した説明は省略する。
【0044】
以上のように構成された車載装置について、その動作を図16を用いて説明する。基本的な動作は図4に示した動作と同様なので、異なる点についてのみ説明する。まず、エンジン状態検知手段107よりエンジンが停止したかどうかの判定を行い(ステップS7001)、エンジン停止が検出された場合は、プログラムの更新を行う前に電源供給残量測定手段121を用いて車両の電源供給残量をチェックする(ステップS7002)。その結果、基準値よりも電源供給残量が少ない場合は、エンジン始動停止手段122を用いてエンジンを始動させる(ステップS7003)。以降図4と同様に、センターサーバー200へ問い合わせを行って更新ファイルを取得した後、プログラム更新手段106によりバージョンアップを行い、バージョンアップ完了後、車載装置101をシャットダウンするとともに、エンジン始動停止手段122によってエンジンを切る(ステップS7004〜S7007)。
【0045】
このように、本発明の第7の実施の形態の車載装置によれば、電源供給装置の電源供給残量を測定する電源供給残量測定手段121と、自動で車両のエンジンを始動、停止させるエンジン始動停止手段122を備えることにより、ダウンロード中やインストール中で処理が止まることがなく、プログラムの更新が完了するまで動作を継続することができる。
【0046】
なお、電源供給残量の基準値については、センターサーバー200からのプログラム更新情報の中にファイルサイズを含むことでファイルサイズで基準値を変更することもできる。
【0047】
(実施の形態8)
次に、本発明の第8の実施の形態の車載装置について図17を用いて説明する。本実施の形態8の車載装置301は、図2に示した実施の形態1の車載装置101と基本的に同じ構成であるが、CPU302にLAN接続部303が接続され、このLAN接続部303および車載LAN304を介してカーナビゲーションやCDチェンジャー等の複数の車載情報処理装置305、306、307等が接続されている点が相違している。各車載情報処理装置305〜307は、無線通信制御手段105を介してセンターサーバー200とデータ通信を行うことはできず、したがって更新ファイルを受信することはできない。他の構成は実施の形態1と同様なので、同様な構成要素には同様な符号を付して重複した説明は省略する。
【0048】
以上のように構成された車載装置についてその動作を図18を用いて説明する。まず、エンジン状態検知手段107よりエンジンが停止したかの判定を行い(ステップS8001)、エンジン停止が検出された場合、車載装置301は、センターサーバー200へ無線通信制御手段105を介してプログラムの更新情報を問い合せる(ステップS8002)。問い合わせた更新情報と車載装置301および車載情報処理装置305〜307等のバージョン情報が管理されたソフトウェア管理データベース108のデータとを比較し(ステップS8003)、プログラムの更新ファイルが存在しない場合は、電源管理手段109により車載装置301および車載情報処理装置305〜307をシャットダウンする。プログラムの更新ファイルが存在する場合は、表示手段150は「カーナビゲーションとCDチェンジャーのバージョンアップ中」といった視覚的通知をディスプレイに表示し、無線通信制御手段105はセンターサーバー200から更新ファイルをダウンロードし、RAM104に格納する。プログラム更新手段106は、RAM104に格納した更新ファイルを更新の対象となる車載装置101および車載情報処理装置305〜307にインストールしてプログラムをバージョンアップする(ステップS8004)。バージョンアップ完了後、電源管理手段109により車載装置101および車載情報処理装置305〜307をシャットダウンして処理を終了する(ステップS8005)。
【0049】
このように、本発明の第8の実施の形態の車載装置によれば、車載装置301に複数の車載情報処理装置305〜307をLAN接続部303および車載LAN304を介して接続した場合でも、車載装置301と車載情報処理装置305〜307のプログラムのバージョン情報を管理するソフトウェア管理データベース108を備えることにより、車載装置301および車載情報処理装置305〜307を制御しているプログラムを更新することができ、センターサーバと通信機能を持たない車載情報処理装置305〜307をバージョンアップすることができる。また、複数の車載情報処理装置305〜307のバージョンアップを同時に行えるため、バージョン情報を車載装置が一元管理でき、整合性を向上することができる。
【0050】
なお、車載情報処理装置305〜307は、CDチェンジャー、MDチェンジャー、VICS受信機、アンプ、スピーカーなどが考えられる。また、車載情報処理装置305〜307の電源は、車載装置301の電源管理手段109により自由に電源オン、オフが可能である。
【0051】
なお、上記各実施の形態1から8において、車載装置の制御は、それぞれの車載装置制御方法をコンピュータが利用可能なプログラムとして作成し、これをコンピューターが読み取り可能な記憶媒体に記憶させて、コンピュータ上でを実行することにより行われる。
【0052】
【発明の効果】
以上のように本発明は、センターサーバーとの無線通信によりプログラムの更新ファイルを受信する無線通信制御手段と、受信した更新ファイルを記憶する記憶手段と、エンジンの状態を検知するエンジン状態検知手段と、エンジン状態検知手段により車両エンジン停止を検知した場合に、記憶手段に記憶された更新ファイルを基にプログラムを更新するプログラム更新手段とを備えているので、ユーザーが車両のエンジンを停止し、車載装置を利用しなくなった時にプログラムのバージョンアップを行うことができ、ユーザーの利用を妨げることがない。また、バージョンアップのために車載装置を再起動する必要がないので、ユーザーに意識させずかつ使い勝手を悪化させることなく、自動的に迅速にプログラムの機能拡張や機能修正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における車載装置のシステム構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態における車載装置のブロック図
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるセンターサーバーのブロック図
【図4】本発明の第1の実施の形態における車載装置の動作説明のためのフロー図
【図5】本発明の第2の実施の形態における車載装置のブロック図
【図6】本発明の第2の実施の形態における車載装置の動作説明のためのフロー図
【図7】本発明の第3の実施の形態における車載装置のブロック図
【図8】本発明の第3の実施の形態における車載装置の動作説明のためのフロー図
【図9】本発明の第4の実施の形態における車載装置のブロック図
【図10】本発明の第4の実施の形態における車載装置の動作説明のためのフロー図
【図11】本発明の第5の実施の形態における車載装置のブロック図
【図12】本発明の第5の実施の形態における車載装置の動作説明のためのフロー図
【図13】本発明の第6の実施の形態における車載装置のブロック図
【図14】本発明の第6の実施の形態における車載装置の動作説明のためのフロー図
【図15】本発明の第7の実施の形態における車載装置のブロック図
【図16】本発明の第7の実施の形態における車載装置の動作説明のためのフロー図
【図17】本発明の第8の実施の形態における車載装置のブロック図
【図18】本発明の第8の実施の形態における車載装置の動作説明のためのフロー図
【図19】本発明の第3の実施の形態における場所入力手段の視覚的表示図
【図20】本発明の第4の実施の形態における時間入力手段の視覚的表示図
【図21】本発明の第6の実施の形態における時間入力手段の視覚的表示図
【符号の説明】
100 車両
101 車載装置
102 CPU
103 ROM
104 RAM
105 無線通信制御手段
106 プログラム更新手段
107 エンジン状態検知手段
108 ソフトウェア管理データベース
109 電源管理手段
110 無線通信アンテナ
111 現在位置算出手段
112 停車場所データベース
113 確認手段
114 GPS受信アンテナ
115 センサ
116 場所入力手段
117 記憶手段
118 時間入力手段
119 走行距離時間判定手段
120 起動手段
121 電源供給残量測定手段
122 エンジン始動停止手段
150 表示手段
200 センターサーバー
201 センターサーバー制御装置
202 CPU
203 ROM
204 RAM
205 無線通信制御手段
206 ディスク装置
207 アンテナ
301 車載装置
302 CPU
303 LAN接続部
304 車載LAN
305〜307 車載情報処理装置

Claims (10)

  1. センターサーバーとの無線通信によりプログラムの更新ファイルを受信する無線通信制御手段と、受信した更新ファイルを記憶する記憶手段と、エンジンの状態を検知するエンジン状態検知手段と、前記エンジン状態検知手段により車両エンジン停止を検知した場合に、前記記憶手段に記憶された更新ファイルを基にプログラムを更新するプログラム更新手段とを備えたことを特徴とする車載装置。
  2. 車両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、地図上のランドマーク地点で一定時間車両を移動させない場所を停車場所データとして格納する停車場所データベースと、前記現在位置算出手段が算出した現在位置と前記停車場所データベースに格納してある停車場所データとを基にバージョンアップ可能であるかを判断する確認手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の車載装置。
  3. 車両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、ユーザーがバージョンアップする場所を指定する場所入力手段と、前記場所入力手段によって入力された場所を入力場所データとして記憶する記憶手段と、前記現在位置算出手段が算出した現在位置と前記記憶手段に記憶した入力場所データとを基にバージョンアップ可能であるかを判断する確認手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車載装置。
  4. ユーザーがバージョンアップする時間帯を入力する時間入力手段と、前記時間入力手段によって入力された時間帯を時間データとして記憶する記憶手段と、現在時刻と前記記憶手段に記憶した時間データとを基にバージョンアップ可能であるかを判断する確認手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の車載装置。
  5. 走行開始から一定距離以上走行したかまたは一定時間以上経過した場合に、前記無線通信制御手段を介してセンターサーバーから更新ファイルを受信する走行距離時間判定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車載装置。
  6. ユーザーがエンジン停止中にバージョンアップを行いたい日時を入力する時間入力手段と、前記車載装置を自動で起動する起動手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車載装置。
  7. 車両の電源供給装置の電源供給残量を測定する電源供給残量測定手段と、前記電源供給残量がプログラムの更新を行うために必要な電源残量値より少なかった場合、自動でエンジンを始動、停止させるエンジン始動停止手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の車載装置。
  8. LAN接続手段を有し、前記LAN接続手段を介して前記車載装置と複数の車載情報処理装置とが車載LANにより接続され、前記車載装置は、前記車載装置と前記車載情報処理装置のプログラムのバージョン情報を管理するソフトウェア管理データベースを備え、前記センターサーバーから受信した更新ファイルを基に前記車載装置と前記車載情報処理装置を制御しているプログラムを更新することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の車載装置。
  9. センターサーバーとの無線通信によりプログラムの更新ファイルを受信するステップと、受信した前記更新ファイルを記憶するステップと、エンジンの状態を検知するステップと、前記エンジンの停止を検知した場合に、記憶された前記更新ファイルを基にプログラムを更新するステップとを備えたことを特徴とする車載装置制御方法。
  10. 請求項9記載の車載装置制御方法をコンピューターに実行させるためのプログラム。
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