JP2004102416A - 車載用電子機器およびサービス情報表示方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自車位置がサービス情報を無線信号によって提供している施設に近づいたとき、車載用電子機器11は、無線通信デバイス26を用いて当該施設の無線機器31との間の無線通信を自動的に実行する。これにより、車載用電子機器11は、自車位置周辺の各施設から無線信号によって送信される当該施設のサービス内容を示すサービス情報を取得することができる。取得されたサービス情報は、表示制御部113によって車載モニタの画面上に表示される。ユーザは、サービス情報を取得すべき施設を何等明示的に指定することなく、サービス情報を無線で提供する施設に車が近づいた時にその施設で現在提供されているサービス情報をリアルタイムに車載モニタの画面上で確認することが出来る。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車に搭載された表示装置に各種情報を表示可能な車載用電子機器および同車載用電子機器に適用されるサービス情報表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車に搭載して使用される代表的な車載用電子機器として、カーナビゲーション装置が知られている。
【0003】
カーナビゲーション装置は、GPS(Global Positioning System)等の位置検出装置を用いて自車位置を検出し、そしてその自車位置周辺の地図を地図データベースから検索して画面上に表示することにより、道路案内や目的地までの経路誘導を行う。
【0004】
さらに、最近では、道路案内や目的地までの経路誘導のみならず、地図データベースに格納されている様々な付帯情報を表示する機能を持つカーナビゲーション装置も開発されている。
【0005】
このような付帯情報を表示可能なカーナビゲーション装置としては、レストラン、給油所等の施設の情報を地図データベースに予め格納しておき、自車位置周辺の施設を必要に応じて地図データベースから検索するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−221430号公報(第7−8頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、地図データベースに予め登録された付帯情報を利用する方式においては、例えばレストラン、給油所等の施設において現在提供されているサービスの詳細等をユーザにリアルタイムに呈示することは実際上困難である。
【0008】
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、自車位置の周辺の任意の施設で現在提供されているサービス情報を自動的にユーザに提供することが可能な車載用電子機器およびサービス情報表示方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、車に搭載された表示装置に各種情報を表示可能な車載用電子機器において、無線通信エリア内に位置する各無線機器との無線通信を実行する無線通信手段と、自車位置から前記無線通信エリア内に位置する施設が提供するサービスの内容を示すサービス情報を、前記施設に設けられた無線機器との間の無線通信を前記無線通信手段を用いて実行することによって受信するサービス情報受信手段と、前記サービス情報受信手段によって受信されたサービス情報を前記表示装置の画面上に表示する手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、車に搭載された表示装置に各種情報を表示可能な車載用電子機器において、自車位置を検出する位置検出手段と、地図情報を記憶した地図データベースに基づいて、前記位置検出手段によって検出された自車位置の周辺の地図を前記表示装置に表示すると共に、自車位置の周辺に存在する各施設の所在位置を前記地図上に表示する表示制御手段と、サービスを提供する自車位置周辺の施設の内で自己のサービス内容を無線信号によって送信可能な施設に対して自車位置が無線通信可能な範囲内に近接した場合、当該施設からサービス情報を受信するサービス情報受信手段と、前記サービス情報受信手段によって受信されたサービス情報を前記表示装置に表示するサービス情報表示手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
これら車載用電子機器によれば、自車位置周辺の施設のサービス情報を無線通信によって自動的に受信することができるので、自車位置周辺の施設によって現在提供されているサービス情報をリアルタイムにユーザに提供することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0013】
図1には、本発明の一実施形態に係る車載用電子機器の構成が示されている。この車載用電子機器11は自動車に搭載して使用されるシステムであり、カーナビゲーション機能と無線通信機能とを連動させることによってユーザにとって有意義な様々な情報を提供する。
【0014】
カーナビゲーション機能は、自車位置周辺の地図を画面上に表示することにより、道路案内や目的地までの経路誘導を行う機能である。無線通信機能は、走行中にその自車位置周辺の各施設から無線信号によって送信されるサービス情報を自動的に受信するための機能である。
【0015】
ここで、サービス情報とは、例えばレストラン、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、映画館、美術館、サービスエリア、遊園地、アミューズメントパークなどの各施設が現在提供しているサービスの内容を、その施設の周囲の道路を走行中の車のドライバーにリアルタイムに提供するための電子情報である。サービス情報には、例えば、割引券、優待券等の電子クーポン券情報も含まれる。
【0016】
サービス情報と施設は基本的に一対一の関係にあり、サービス情報を無線信号によって提供している施設内またはその施設の周辺には、当該施設のサービス情報を無線信号によって送信する無線通信機(無線局)が設けられている。
【0017】
自車位置が、自己のサービス内容を示すサービス情報を無線信号によって提供している施設に近づいたとき、車載用電子機器11は当該施設との無線通信を自動的に実行する。これにより、自車位置周辺の各施設に関するサービス情報をユーザに自動的に提供することが出来る。
【0018】
車載用電子機器11には、図示のように、システム制御部12、CD/DVDドライブ装置13、およびストレージ装置14が設けられている。
【0019】
システム制御部12は車載用電子機器11の動作を制御するための各種情報処理を実行するプロセッサであり、カーナビゲーション機能、無線通信機能、さらにそれらカーナビゲーション機能と無線通信機能とを連動させる機能を有している。
【0020】
CD/DVDドライブ装置13は、それに装着されたCDまたはDVD等の記憶メディアからそこに記憶されている地図データベースを読み出すためのドライブ装置である。地図データベースは地図および各種施設の位置情報等を含む地図情報を記憶したデータベースである。
【0021】
ストレージ装置14は例えばハードディスクドライブ(HDD)から構成されており、ここには様々なコンテンツデータを記憶することが出来る。地図データベースをストレージ装置14に予め記憶しておくこともできる。この場合、システム制御部12は、CD/DVDドライブ装置13を使用せずとも必要な地図情報をストレージ装置14から読み出すことができる。
【0022】
車載用電子機器11は、さらに、GPSユニット16、車速センサ17、ジャイロセンサ18、および車両情報検出部19を備えている。これらGPSユニット16、車速センサ17、ジャイロセンサ18、および車両情報検出部19は、インターフェース20を介してシステム制御部12に接続されている。
【0023】
GPSユニット16は自車の現在位置(自車位置)を検出するための位置検出装置であり、GPSアンテナ15を介して複数の衛星からの電波を受信して自車位置(緯度、経度)を測位する。
【0024】
車速センサ17およびジャイロセンサ18はそれぞれ自車の走行速度および走行方向を検出するためのセンサである。検出された走行速度および走行方向は、例えば、GPSユニット16によって検出された自車位置の補正等に用いられる。車両情報検出部19は、例えば、車がバックしたことや、サイドブレーキが踏まれたことなどに関する様々な車両情報を検出する。
【0025】
車載用電子機器11は、さらに、TVチューナ21、音声入出力部22、表示装置23、タブレットコントローラ24、プロジェクタ25、無線通信デバイス26、メモリカードインタフェース27、携帯電話インターフェース28、プリンタ29、およびオーディオ出力インターフェース30を備えている。
【0026】
TVチューナ21は地上波放送、衛星放送等の各種放送信号の受信および局選択を行う装置である。音声入出力装置22はユーザからの音声入力に基づいて車載用電子機器11の動作を制御する音声コントロール機能、および経路誘導やサービス情報等に関する音声案内を行うために用いられる。
【0027】
表示装置23はユーザに各種情報を呈示するための車載モニタ(LCDモニタ)であり、カーナビゲーションのための地図情報の表示、無線通信デバイス26によって受信された周辺施設のサービス情報の表示、TVチューナ21によって受信されたTV放送番組の表示等に用いられる。
【0028】
タブレットコントローラ24はユーザ操作に応じて各種動作の実行をシステム制御部12に指示するための入力装置である。このタブレットコントローラ24は、表示装置23の表示画面上に配置された透明の座標検出装置から構成されている。これにより、表示装置23の表示画面はタッチスクリーンとして機能する。ユーザはタッチスクリーン上に表示される各種ボタンを指でタッチすることにより、各種操作指示を入力することが出来る。
【0029】
プロジェクタ25はビデオデータの映像を車に搭載されたスクリーン上に投影する装置であり、車に搭載されたオーディオ機器と連動してカーシアターを実現するために用いられる。
【0030】
無線通信デバイス26は他の各無線機器(無線局)との間の無線通信を実行する装置であり、例えばIEEE802.11aまたはIEEE802.11b等の無線LAN規格に準拠した無線通信を実行するように構成されている。
【0031】
無線通信デバイス26の無線通信可能エリアは自車位置から例えば半径100m程度の範囲である。無線通信デバイス26は、その無線通信可能エリア内に属する各無線機器との間で一対一または一対多の無線通信を行うことが出来る。
【0032】
この無線通信デバイス26は車の走行中に上述のサービス情報を自動的に受信するために用いられる。
【0033】
すなわち、車の走行中においては、その走行に伴って無線通信デバイス26の無線通信可能エリアがカバーする地理的な位置も動的に変化する。無線通信デバイス26は、例えば、それと通信可能な無線通信機を探索するための局発見処理を定期的に実行する。これにより、無線通信デバイス26は、自車位置周辺に存在する無線機器を自動的に検出(認識)する事が出来る。無線通信デバイス26は、検出した無線機器と無線接続することにより、その無線機器に対応する施設が提供するサービス内容を示すサービス情報を当該無線機器から直接的に受信する。
【0034】
ユーザ(ドライバーまたは同乗者)は、サービス情報を取得すべき施設を何等明示的に指定することなく、サービス情報を無線で提供する任意の施設に車が近づいた時にその施設のサービス情報を自動的に表示装置23の画面上で確認することが出来る。
【0035】
各無線機器からのサービス情報の送信は例えばプッシュ型情報サービスの形態で行われる。無線通信デバイス26は無線通信可能な範囲に近づいた無線機器との間の無線接続を確立するだけで、無線接続が確立された無線機器に対応する施設のサービス情報をその無線機器から受信することが出来る。
【0036】
車の走行中におけるサービス情報の表示においては、無線でサービス情報を提供する施設に自車位置が近接した時点で即座に画面表示することが好ましい。サービス情報が表示された時点で、既に自車位置が該当施設を通過してしまっているという事態を防止するためである。無線通信デバイス26の無線通信速度は例えば54Mbpsという高速であり、またインターネットや形態電話網を介すことなく、周辺の施設に設けられた無線機器から直接的にサービス情報を取得するので、無線でサービス情報を提供する施設に自車位置が近接した時点で即座にその施設のサービス情報を画面表示することができる。
【0037】
さらに、無線通信デバイス26は、自宅のホームサーバとの通信や、ドライブインシアターに設置されたサーバから配信されるコンテンツデータの受信のためにも用いられる。ドライブインシアターは、自動車に乗ったまま映画を鑑賞可能な野外施設である。
【0038】
メモリカードインターフェース27は、車載用電子機器11に取り外し自在に装着される携帯型デバイスであるメモリカード1をアクセスするための装置であり、メモリカード1へのデータの書き込みおよびメモリカード1からのデータの読み出しを行う。
【0039】
携帯電話インターフェース28は携帯電話機2を車載用電子機器11に接続するためのインターフェースである。携帯電話インターフェース28は、例えば、携帯電話機2のデータ通信機能を用いてインターネット等から最新の地図情報をダウンロードするためなどに用いられる。
【0040】
地図データベースには予め各施設のホームページアドレスが登録されている。携帯電話機2を用いてある施設のホームページをアクセスする場合には、無線通信可能な範囲内に存在する各周辺施設からサービス情報を取得する場合とは異なり、地図データベースに登録されている当該施設のホームページアドレスを用いて、インターネット上の該当するWEBサーバを能動的にアクセスすることが必要となる。
【0041】
プリンタ29は受信されたサービス情報に含まれるクーポン券情報を紙にプリント出力するために用いられる。オーディオ出力インターフェース30は、車載用電子機器11と車内のオーディオ機器とを接続するためのインターフェースである。
【0042】
システム制御部12は車載用電子機器11の各機能を実行するための機能実行部として、図示のように、ナビゲーション制御部111、サービス情報制御部112、表示制御部113、通信制御部114、ホームサーバ制御部115、およびカーシアター制御部116を備えている。これら各制御部は、例えば、システム制御部12内のCPUによって実行されるプログラムによって実現されている。
【0043】
ナビゲーション制御部111は上述のカーナビゲーション機能を実行するためのものであり、地図データベースを検索することによってGPSユニット16によって検出された自車位置周辺の地図を取得し、そしてそれを表示装置23に表示する。この場合、地図上には自車位置および走行方向を示すマーカが表示される。
【0044】
さらに、地図上には、各施設の所在位置とその施設の種類を示すランドマーク(アイコン)が表示される。また、ナビゲーション制御部111は、ユーザによって設定された目的地までの経路誘導を行う機能も有している。
【0045】
サービス情報制御部112は、無線通信デバイス26を用いてサービス情報を取得する処理、取得されたサービス情報を表示制御部113と共同して表示装置23の地図上に表示するための処理、さらには取得されたクーポン券情報をプリンタ29からプリント出力する処理等を実行する。
【0046】
表示制御部113は、表示装置23に表示すべき画面データを生成するためのものであり、ナビゲーション制御部111から送信される地図と自車位置情報とからナビゲーション画面を生成する処理、および表示装置23の表示画面上にサービス情報制御部112から出力されるサービス情報を表示する処理などを行う。
【0047】
通信制御部114は、サービス情報制御部112、ホームサーバ制御部115、およびカーシアター制御部116それぞれの制御の下に、無線通信デバイス26の無線通信動作を制御する。
【0048】
ホームサーバ制御部115は、ユーザによって予め設定された設定情報に基づいて、ユーザの自宅に設定されたホームサーバとの間の通信を制御する。カーシアター制御部116は、ドライブインシアターに設置されたサーバやホームサーバからコンテンツデータを受信する処理、および受信したコンテンツデータを再生する処理を実行する。
【0049】
次に、図2を参照して、各施設からサービス情報を取得するための構成について説明する。
【0050】
レストラン、コンビニ等の店(SHOP)、ガソリンスタンド、および美術館、アミューズメントパークなどの他の施設それぞれには、無線端末31が配置されている。各無線端末31は、それに対応する施設のサービス情報を含むデータパケットを無線信号によって送信する無線機器(無線局)である。
【0051】
各無線端末31は、それに対応する施設内またはその近傍に設置されている。各無線端末31は、例えば、無線通信デバイスとそれに接続されたコンピュータ等から構成される。各無線端末31の無線通信機能は、無線通信デバイス26と同じ無線LAN規格に基づくものである。
【0052】
また、例えば商店街等のように複数の店舗施設が近接して建ち並ぶ地域においては、それら店舗施設で一つの無線端末を共同して使用し、その無線端末から複数の店舗施設それぞれのサービス情報をデータパケットとして送信しても良い。
【0053】
各無線端末31から車載用電子機器11に無線送信されるデータパケットの一例を図3に示す。
【0054】
図3に示されているように、データパケットは、サービスIDフィールド、サービス情報フィールド、位置情報フィールド、およびクーポン券情報フィールドとから構成される。
【0055】
サービスIDフィールドには、該当する施設の種類つまりその施設が提供するサービスのジャンルを示すサービスIDがセットされる。サービス情報フィールドには、該当する施設のサービス情報の実体を構成する情報(テキストデータ又はグラフィクスデータ)がセットされ、またクーポン券情報フィールドにはクーポン券情報(テキストデータ又はグラフィクスデータ)がセットされる。クーポン券情報自体がサービス情報である場合にはサービス情報フィールドは空となる。また、サービス情報の実体は含むが、クーポン券情報は含まないデータパケットもある。位置情報フィールドには、該当する施設の所在位置を示す位置情報(例えば、緯度および経度)がセットされる。
【0056】
無線端末31から無線信号によって送信されるデータパケットは、それを受信した車載用電子機器11内において次のように処理される。
【0057】
すなわち、図2に示されているように、車載用電子機器11においては、データパケットはまず無線通信デバイス26によって受信される。無線通信デバイス26によって受信されたデータパケットは、通信制御部114を介してサービス情報制御部112に送られる。サービス情報制御部112は、予め作成された設定情報(モード設定情報)に従って動作する。この設定情報には、受信すべきサービス情報のジャンルを示す情報、およびサービス情報の表示形態を指定する情報等が含まれている。
【0058】
サービス情報制御部112は、設定情報とデータパケット内に含まれるサービスIDとに基づいて、当該データパケットがユーザにとって必要なサービス情報であるかどうかを判断する。当該データパケットがユーザにとって必要なサービス情報であるならば、サービス情報制御部112は、当該データパケットからサービス情報、位置情報、クーポン券情報を抽出する。サービス情報および位置情報は表示制御部113に送られ、またクーポン券情報はプリンタ29に送られる。
【0059】
サービス情報制御部112からサービス情報を受信したとき、表示制御部113は、現在表示中の画面(ナビゲーション画面またはTV画面)上に重ねてサービス情報を表示する(ポップアップ表示)。この表示画面の一例を図4に示す。
【0060】
図4に示されているように、ナビゲーション画面またはTV画面上には、例えば「○○××割引中 クーポン券有り」等のメッセージを含むサービス情報100が表示される。また、データパケット内にクーポン券情報が含まれている場合には、図示のように、「クーポン券出力」ボタン101が画面上に表示される。「クーポン券出力」ボタン101は、クーポン券情報のプリント出力を指示するための操作ボタンである。もちろん、プリント出力する代わりに、クーポン券情報をメモリカード1または携帯電話機2にダウンロードしても良い。
【0061】
ユーザは、プリント出力されたクーポン券、またはメモリカード1もしくは携帯電話機2にダウンロードされたクーポン券情報を該当する施設の店員に呈示することにより、割引等のサービスを受けることが出来る。
【0062】
また、ナビゲーション画面上にサービス情報を表示する場合には、表示制御部113は、サービス情報制御部112から受信した位置情報に基づき、そのサービス情報を、地図上における該当する施設の所在位置に表示することができる。この表示画面の一例を図5に示す。
【0063】
ナビゲーション画面には、図示のように、地図200が表示される。この地図200は、自車位置周辺の地域の地図である。地図200上には、現在の自車位置および走行方向を示すマーク201が表示される。さらに、地図200上には、その地図上に存在する各種施設それぞれの種類に対応するランドマーク301〜304が表示される。ランドマーク301〜304の表示位置は、それに対応する施設の所在位置に対応している。
【0064】
サービス情報100は、データパケットに含まれている位置情報に基づき、そのサービス情報100に対応する施設の所在位置に表示される。例えばサービス情報100がランドマーク304に対応する施設のサービス情報である場合には、そのサービス情報100は、ランドマーク304に対応付けて図示のように表示される。
【0065】
サービス情報100をそれに対応する施設の位置に対応付けて表示する形態としては、図6のような2画面表示を用いることも出来る。
【0066】
図6においては、表示装置23の画面は左右2つの画面(表示画面#1,表示画面#2)に分割されている。表示画面#1はナビゲーション画面の表示に用いられ、表示画面#2はサービス情報の表示に用いられる。
【0067】
サービス情報100がランドマーク304に対応する施設のサービス情報である場合、表示画面#1においては、ランドマーク304に近接して図示のように識別マーク(IDマーク)401が表示される。この識別マーク401は、表示画面#2に表示されているサービス情報100がどの施設に対応するものであるかを識別するためのマークである。
【0068】
図7には、モード設定情報の設定画面の例が示されている。ユーザは、図7の設定画面を用いてサービス情報の表示に関する動作を設定することが出来る。
【0069】
この設定画面上には、図示のように、サービス情報を表示するか否かを指定する設定項目が設けられている。サービス情報を表示する設定をユーザが選択した場合、ユーザは、さらに表示すべきサービス情報の種類(サービスジャンル)を指定することが出来る。これは、どの種類のサービスを提供している施設からのサービス情報を表示するかを指定するものである。ユーザは、サービス情報の種類(サービスジャンル)毎にその表示/非表示を指定することが出来る。
【0070】
さらに、設定画面上には、表示モードに関する設定項目と、クーポン券出力モードに関する設定項目が設けられている。表示モードは、サービス情報の表示形態を指定するものであり、ユーザは、「ポップアップ表示」モード(図4の表示形態)、「地図上に表示」モード(図5の表示形態)、および「2画面表示」モード(図6の表示形態)の3つの表示モードの中から使用対象の表示モードを指定することができる。クーポン券出力モードは、クーポン券情報の出力形態を指定するものであり、ユーザは、「プリントアウト」、「携帯電話に出力」、「メモリカードに出力」の3つの出力モードの中から使用対象の出力モードを指定することができる。
【0071】
次に、図8のフローチャートを参照して、システム制御部12によって実行される一連の処理について説明する。
【0072】
車載用電子機器11は車のエンジンの始動に応答して自動的に起動される。システム制御部12は、まず、モード設定情報に基づいて、サービス情報を表示するモードが指定されているかどうかを判断する(ステップS111)。サービス情報を表示するモードが指定されているならば、システム制御部12は、通信制御部114を通じて無線通信デバイス26を動作状態に設定する(ステップS112)。動作状態に設定された無線通信デバイス26は、その通信エリア内に存在する無線機器を発見するための局発見処理を定期的に実行する。
【0073】
この後、システム制御部12は、ナビゲーション制御部113を用いて、ナビゲーション処理を開始する(ステップS113)。このナビゲーション処理においては、GPSユニット16によって検出される自車位置に基づき、自車位置周辺の地図の表示、およびユーザによって設定された目的地までの経路案内等が行われる。
【0074】
走行中において自車位置がサービス情報を無線で送信する施設に近づくと、その施設に設けられた無線機器が無線通信デバイス26によって検出される。すなわち、無線通信デバイス26は局発見要求をブロードキャストし、無線通信デバイス26の無線通信範囲に存在する各無線機器からの応答を待つ。無線通信デバイス26は、応答を返した各無線機器との間の無線接続を確立する事が出来る。無線通信デバイス26は、無線接続が確立された各無線機器との間の無線通信を実行することによって、それに対応する施設のサービス情報(データパケット)を取得する。
【0075】
無線通信デバイス26によってサービス情報(データパケット)が受信された時(ステップS114のYES)、システム制御部12は、サービス情報制御部112を用いて、当該サービス情報がユーザによって表示対象として指定されたサービスジャンルのものであるかどうかを判断する(ステップS115)。この判断は、上述したように、データパケットに含まれるサービスIDとモード設定情報とに基づいて行われる。
【0076】
サービス情報がユーザによって表示対象として指定されたサービスジャンルのものでは無かった場合には(ステップS115のNO)、システム制御部12は、そのデータパケットを破棄する。サービス情報の表示は行われない。
【0077】
一方、サービス情報がユーザによって表示対象として指定されたサービスジャンルのものである場合には(ステップS115のYES)、システム制御部12は、モード設定情報に基づいて、ユーザによって指定されている表示モードを判定する(ステップS116)。
【0078】
表示モードが「ポップアップ」モードである場合、システム制御部12は、表示制御部113を用いて、データパケットに含まれているサービス情報を地図上に重ねてポップアップ表示する(ステップS117)。さらに、システム制御部12は、サービス情報制御部112を用いてデータパケットにクーポン券情報が含まれているかどうかを判断する(ステップS118)。クーポン券情報が含まれている場合には(ステップS118のYES)、システム制御部12は、表示制御部113を用いて、上述の「クーポン券出力」ボタン101を地図上に表示する(ステップS119)。
【0079】
表示モードが「地図上に表示」モードである場合、システム制御部12は、データパケットに含まれている位置情報に基づいて、サービス提供元、つまり受信されたサービス情報に対応するサービスを提供する施設が地図上のどの位置に存在するものであるかを検出する(ステップS120)。次いで、システム制御部12は、表示制御部113を用いて、データパケットに含まれているサービス情報を、地図上の該当位置に重ねてポップアップ表示する(ステップS121)。具体的には、図5で説明したように、サービス提供元のランドマークアイコンに対応付けてサービス情報が表示される。さらに、システム制御部12は、サービス情報制御部112を用いてデータパケットにクーポン券情報が含まれているかどうかを判断する(ステップS122)。クーポン券情報が含まれている場合には(ステップS122のYES)、システム制御部12は、表示制御部113を用いて、上述の「クーポン券出力」ボタン101を地図上に表示する(ステップS123)。
【0080】
表示モードが「2画面表示」モードである場合、システム制御部12は、まず、表示制御部113を用いて、表示装置23の画面を地図表示用画面とサービス情報表示用画面との2画面に分割する(ステップS124)。次いで、システム制御部12は、データパケットに含まれている位置情報に基づいて、サービス提供元、つまり受信されたサービス情報に対応するサービスを提供する施設が地図上のどの位置に存在するものであるかを検出する(ステップS125)。この後、システム制御部12は、表示制御部113を用いて、地図表示用画面に表示されている地図上の該当位置にIDマークを表示する(ステップS126)。具体的には、図6で説明したように、サービス提供元のランドマークアイコンに対応付けてIDマークが表示される。
【0081】
さらに、システム制御部12は、表示制御部113を用いて、データパケットに含まれているサービス情報をサービス情報表示用画面上にポップアップ表示する(ステップS127)。そして、システム制御部12は、サービス情報制御部112を用いてデータパケットにクーポン券情報が含まれているかどうかを判断する(ステップS128)。クーポン券情報が含まれている場合には(ステップS128のYES)、システム制御部12は、表示制御部113を用いて、上述の「クーポン券出力」ボタン101をサービス情報表示用画面上に表示する(ステップS129)。
【0082】
以上のように、車の走行中においては、無線によってサービス情報を提供可能な新たな施設が無線通信デバイス26の無線通信エリア内に入る度に、車載用電子機器11は、無線通信デバイス26を用いて当該施設の無線機器31に無線接続し、その無線機器31との間の無線通信を自動的に実行する。これにより、車載用電子機器11は、自車位置周辺の各施設から無線信号によって送信される当該施設のサービス内容を示すサービス情報を取得することができる。ユーザは、サービス情報を取得すべき施設を何等明示的に指定することなく、サービス情報を無線で提供する施設に車が近づいた時にその施設で現在提供されているサービス情報をリアルタイムに車載モニタの画面上で確認することが出来る。
【0083】
なお、受信したサービス情報に含まれる施設の位置情報と自車位置情報とを比較することにより、無線通信エリア内に位置する施設それぞれから受信したサービス情報のうち、自車位置との距離が無線通信エリアよりも狭い所定の範囲内に位置する施設からのサービス情報のみを表示することもできる。
【0084】
これは、例えば、自車位置から10m範囲内、20m範囲内、などのように、無線通信エリア(100m)よりも狭い任意の値をサービス情報探索範囲としてユーザに指定させ、自車位置との距離が指定されたサービス情報探索範囲に属する施設からのサービス情報のみを表示するという構成によって実現できる。これにより、自車が例えば店舗等の施設の駐車場に進入した時に、その店舗のサービス情報を表示するという制御が可能となる。
【0085】
次に、図9のフローチャートを参照して、「クーポン券出力」ボタン101が押された場合に実行される処理について説明する。
【0086】
「クーポン券出力」ボタン101がユーザによって押された場合(ステップS131のYES)、システム制御部12は、まず、モード設定情報に基づいて、ユーザによって指定されているクーポン券出力モードを判定する(ステップS132)。
【0087】
クーポン券出力モードが「プリントアウト」モードである場合、システム制御部12は、データパケットに含まれているクーポン券情報をプリンタ29に印刷データとして送信し、それをプリント出力させる(ステップS123)。
【0088】
クーポン券出力モードが「携帯電話に出力」モードである場合には、システム制御部12は、データパケットに含まれているクーポン券情報を携帯電話インターフェース28を介して携帯電話2にダウンロードする(ステップS134)。
【0089】
クーポン券出力モードが「メモリカードに出力」モードである場合には、システム制御部12は、データパケットに含まれているクーポン券情報を、メモリカードインターフェース27を介してメモリカード1にダウンロード(書き込み)する(ステップS135)。
【0090】
以上、車の走行中に自車位置に近接した施設のサービス情報を自動的に取得する処理について説明したが、自車位置周辺の施設を検索することを示すユーザからの明示的な指示に応答して自車位置周辺の施設を探索し、探索された施設からサービス情報を取得することも可能である。これは、自車位置周辺にどのような施設が存在するかを検索するという一種の周辺検索機能である。
【0091】
通常、周辺検索機能は地図データベースのみを用いて行われる場合が多いが、この場合には詳細なサービス内容をユーザに呈示することは困難である。無線通信によって自車位置周辺の施設から直接にサービス情報を取得するという拡張された周辺検索機能を用いることにより、自車位置周辺の施設が現在提供しているサービス内容の詳細をユーザに呈示することが可能となる。この拡張周辺検索機能の処理手順の一例を図10に示す。
【0092】
図10のフローチャートに示されているように、システム制御部12は、自車位置周辺の施設を検索することがユーザによって指示されると(ステップS141のYES)、まず、検索対象とすべき施設の種類(検索対象とすべきサービスのジャンル)をユーザに問い合わせ、その結果に応じて検索対象のサービスジャンルを決定する(ステップS142)。
【0093】
この場合、システム制御部12は、例えば、予め決められた施設の種類の一覧を示す施設リスト(レストラン、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、映画館、サービスエリア、等)が表示装置23の画面上に表示し、その施設リストの中からユーザによって選択されたサービスジャンルを検索対象として決定する。もちろん、図7のモード設定画面によって予め指定されているサービスジャンルを検索対象として採用しても良い。
【0094】
システム制御部12は、通信制御部114を介して無線通信デバイス26を制御し、自車位置から無線通信デバイス26の無線通信エリア内に存在する施設それぞれのサービス情報を受信する処理を実行する(ステップS143)。例えば、無線通信デバイス26は局発見要求をブロードキャストし、その局発見要求に応答した施設の各無線機器との間の無線通信を実行する。この無線通信により、周辺の各施設の無線機器から無線信号によって送信される該当する施設のサービス情報を受信することが出来る。
【0095】
サービス情報が受信される度に、システム制御部12は、サービス情報として受信されたデータパケットに含まれるサービスIDを参照して、当該サービス情報が検索対象のサービスジャンルに対応するものであるかどうかを判別する(ステップS114)。検索対象のサービスジャンルに対応するサービス情報(データパケット)であるならば(ステップS114のYES)、システム制御部12は、表示制御部113を用いて、そのデータパケットに含まれるサービス情報を表示装置23の画面上に表示するサービス情報表示処理を実行する(ステップS145)。
【0096】
このサービス情報表示処理においても、サービス情報のみを単独で表示するだけでなく、そのサービス情報を該当する施設の地図上の位置に対応付けて表示することが出来る。この場合、上述の「地図上に表示」モードに対応する処理が実行される。
【0097】
すなわち、システム制御部12は、データパケットに含まれている位置情報に基づいて、サービス提供元、つまり受信されたサービス情報に対応するサービスを提供する施設が地図上のどの位置に存在するものであるかを検出する。次いで、システム制御部12は、表示制御部113を用いて、データパケットに含まれているサービス情報を、地図上の該当位置に重ねてポップアップ表示する。具体的には、自車位置周辺の地図が地図データベースから検索され、それが画面表示される。そして、その地図上に表示されている各施設のランドマークアイコンの内、サービス情報提供元の施設に対応するランドマークアイコンに対応付けてサービス情報が表示される。
【0098】
さらに、システム制御部12は、サービス情報制御部112を用いてデータパケットにクーポン券情報が含まれているかどうかを判断する。クーポン券情報が含まれている場合には、システム制御部12は、表示制御部113を用いて、上述の「クーポン券出力」ボタン101を地図上に表示する。
【0099】
なお、「2画面表示」モードを用いても、サービス情報を該当する施設の地図上の位置に対応付けて表示することが出来る。
【0100】
次に、図11乃至図13を参照して、無線通信デバイス26を用いて家庭内のホームサーバを遠隔制御する処理について説明する。
【0101】
図11に示されているように、家庭内においては、ホームサーバ501が設けられている。ホームサーバ501は無線または有線の家庭内LANを介して空調機器(エアコン)502、給湯システム503、およびオーディオ・ビデオ機器504等の各家電機器に接続されており、それら各家電機器との通信を実行することによって、各家電機器の動作を制御する。
【0102】
ホームサーバ501は無線通信デバイス26と同じ無線LAN規格の無線通信機能を有しており、無線通信機能を持つ家電機器との通信は無線によって行うことが出来る。また、例えば自動車が例えば自宅またはその付近の駐車場に停車している場合など、車載用電子機器11の無線通信デバイス11がホームサーバ501と無線通信可能なエリア内に存在する場合には、ホームサーバ501と車載用電子機器11との間の通信も無線LANによって直接的に行うことが出来る。
【0103】
さらに、ホームサーバ501はインターネットにも接続されているので、車載用電子機器11を搭載した車が自宅から離れた場所に位置する場合であっても、車載用電子機器11は、自車位置周辺の無線アクセスポイント(AP)601およびインターネットを介してホームサーバ501との通信を行うことが出来る。
【0104】
車載用電子機器11とホームサーバ501との間の通信は、車載用電子機器11に設けられたホームサーバ制御部115によって制御される。ホームサーバ制御部115は、通信制御部114を介して無線通信デバイス26を制御することにより、ホームサーバ501に対して家電機器を遠隔制御するための制御情報を送信する。ホームサーバ制御部115によるホームサーバ501の遠隔制御は、予めユーザによって設定された設定情報(ホームサーバ制御モード設定情報)に従って自動的に実行される。
【0105】
図12には、ホームサーバ制御モードを設定するための設定画面の例が示されている。
【0106】
ユーザは、図12の設定画面を用いてホームサーバ制御に関する動作を設定することが出来る。
【0107】
この設定画面上には、図示のように、車載用電子機器11によってホームサーバの自動制御を行うか否かを指定する設定項目が設けられている。ホームサーバ自動制御を行う設定をユーザが選択した場合、ユーザは、さらに制御対象の家電機器、その制御内容の詳細(例えば空調や給湯システムの温度設定等)を設定することが出来る。
【0108】
さらに、設定画面上には、制御開始条件を指定する設定項目が設けられている。この設定項目はホームサーバの遠隔制御を何時行うかをユーザに指定させるものであり、自宅までの残りの所要距離を指定する項目と残り所要時間を指定する項目とを含む。ユーザは、残りの所要距離または残り所要時間の少なくとも一方を指定すればよい。
【0109】
以下、図13のフローチャートを参照して、ホームサーバの遠隔制御処理の手順について説明する。
【0110】
ユーザは自宅へ向かう場合には自宅を目的地に設定する。これにより、ナビゲーション制御部112によって目的地までの経路誘導がナビゲーション処理として開始される(ステップS161)。経路誘導処理においては、ナビゲーション制御部112は、自宅までの道路案内を行いながら、現在の自車位置と目的地(自宅)の所在位置とに基づいて、自宅までの残りの所要距離および残り所要時間を逐次算出し、それを画面上に表示する。
【0111】
システム制御部12は、ホームサーバ制御部115を用いて、ナビゲーション制御部112によって算出された残りの所要距離または残り所要時間が、ホームサーバ制御モード設定情報で指定された所要距離または残り所要時間の設定値になったかどうかを判別する(ステップS162)。
【0112】
ナビゲーション制御部112によって算出された残りの所要距離または残り所要時間が設置値以下になった場合(ステップS162のYES)、システム制御部12は、ホームサーバ制御部115を用いて、ホームサーバの自動制御処理を実行する(ステップS163)。ここでは、ホームサーバ制御部115は、ホームサーバ制御モード設定情報に基づいて制御対象の家電機器および制御内容を示す制御コマンドを生成し、その制御コマンドを含むデータパケットを無線通信デバイス26にホームサーバ501宛に送信させる。すなわち、このデータパケットはホームサーバ501のグローバルIPアドレスを含んでおり、自車位置周辺の無線アクセスポイント(AP)601およびインターネットを介してホームサーバ501に送信される。
【0113】
ホームサーバ501は、データパケットに含まれる制御コマンドに従って対応する家電機器を制御する。これにより、ユーザは何等明示的な指示を行わずとも、自宅に到着する前に家電機器を所望の動作状態に設定しておくことが出来る。
【0114】
また、自車位置が自宅付近に到達してホームサーバ501との無線通信が可能な範囲内に近接したことを条件に、無線通信デバイス26とホームサーバ501との間の無線通信を開始して、上述の制御コマンドを含むデータパケットを無線通信デバイス26からホームサーバ501に送信するようにしてもよい。
【0115】
次に、図14乃至図17を参照して、車載用電子機器11のカーシアター機能について説明する。
【0116】
このカーシアター機能は、無線通信デバイス26によって受信された映画タイトルなどのコンテンツデータをプロジェクタ25を用いて車載スクリーンに投影し、それを例えば車の後席などから視聴するという機能である。
【0117】
カーシアター制御部116は、ドライブインシアターに設置されたサーバから無線信号によって配信されるコンテンツデータを無線通信デバイス26によって受信し、そのコンテンツデータに含まれるビデオデータの映像をプロジェクタ25を用いて車載スクリーンに投影すると共に、コンテンツデータに含まれるオーディオデータを車載オーディオ機器に出力する。
【0118】
ドライブインシアターにもそのサービス情報を無線で送信可能な無線機器が配置されており、自車位置がドライブインシアターに近づくと、図14のような画面が表示される。
【0119】
図14の表示画面は、図6で説明した「地図上に表示」モードのナビゲーション画面に対応している。このナビゲーション画面には、図示のように、地図200が表示される。この地図200は、自車位置周辺の地域の地図である。地図200上には、現在の自車位置および走行方向を示すマーク201が表示される。さらに、地図200上には、その地図上に存在する各種施設それぞれの種類に対応するランドマーク301〜304が表示される。ランドマーク301〜304の表示位置は、それに対応する施設の所在位置に対応している。
【0120】
いま、ランドマーク304とランドマーク301それぞれに対応する施設からサービス情報100a,100bが受信された場合を考える。この場合、これらサービス情報100a,100bは、それぞれランドマーク304,301に対応付けて表示される。さらに、これら2つのサービス情報100a,100bそれぞれのデータパケットにクーポン券情報が含まれている場合には、2つのクーポン券出力ボタン101a,101bが表示される。サービス情報100aとクーポン券出力ボタン101aには識別番号として「1」が、またサービス情報100bとクーポン券出力ボタン101bには識別番号として「2」が付加されて表示される。
【0121】
ランドマーク301に対応する施設がドライブインシアターである場合、例えば、「○○放映中 クーポン券有り 空き有り」等のメッセージを含むサービス情報100bが表示される。
【0122】
図15に示すように、ドライブインシアター600内にはコンテンツデータを無線信号によって配信する配信サーバ601が設置されている。ユーザは車をドライブインシアター600の敷地内に停車することにより、配信サーバ601から配信されるコンテンツデータを車内で視聴することが出来る。車載用電子機器11と配信サーバ601との間の無線通信は、無線LANを介して行われる。すなわち、無線通信デバイス26は配信サーバ601と無線接続され、配信サーバ601から無線信号にて送信されるコンテンツデータを受信する。
【0123】
無線通信デバイス26によって受信されたコンテンツデータは、図16に示すように、通信制御部114を介してカーシアター制御部116に送られる。カーシアター制御部116では、コンテンツデータはビデオデータとオーディオデータとに分離され、そしてビデオデータはプロジェクタ25に、オーディオデータは車載オーディオ機器に送られる。プロジェクタ25は、カーシアター制御部116から入力されるビデオデータを再生し、その映像を車載スクリーン700に投影する。
【0124】
車載スクリーン700は、図17に示すように、棒状の回転巻き取り部700aとそれに巻き取り自在に取り付けられた薄いスクリーンシートとから構成されたロールスクリーンである。
【0125】
巻き取り部700aは車のフロントガラス800側の天上に取り付けられている。スクリーンシートは棒状の巻き取り部700aに巻き取られた状態で収容されている。使用時には、巻き取り部700aからスクリーンシートを引き出すことにより、スクリーンシートをその背面が車のフロントガラス800に対向するように広げることが出来る。スクリーンシートの先端には、スクリーンシートを広げた状態に保持するためのフック700bが設けられている。
【0126】
フロントガラス800の手前に広げられたスクリーンシートには、プロジェクタ25によって映像が投影される。これにより、ユーザは大画面で映画などのコンテンツを視聴することが出来る。ドライブインシアター600には大型スクリーンを設置する必要はないので、通常の駐車場等のスペースでドライブインシアター600を営業することができる。なお、プロジェクタ25による映像投影は、安全上の観点から車が停止していることを条件に行われる。
【0127】
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。例えば無線通信デバイスとしては無線LAN規格のものに限らず、例えばBluetooth(R)の規格に対応したものを用いることも出来る。また、サービス情報は画面表示するのみならず、音声にて再生出力しても良い。
【0128】
更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0129】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、車の周辺の施設で現在提供されているサービス情報をリアルタイムにユーザに提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車載用電子機器の構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態の車載用電子機器が周辺の施設からサービス情報を受信した場合に当該サービス情報がどのように処理されるかを示す図。
【図3】同実施形態の車載用電子機器が周辺の施設からサービス情報として取得するデータパケットの構成例を示す図。
【図4】同実施形態の車載用電子機器で用いられるサービス情報表示画面の第1の例を示す図。
【図5】同実施形態の車載用電子機器で用いられるサービス情報表示画面の第2の例を示す図。
【図6】同実施形態の車載用電子機器で用いられるサービス情報表示画面の第3の例を示す図。
【図7】同実施形態の車載用電子機器で用いられるサービス情報モード設定画面の一例を示す図。
【図8】同実施形態の車載用電子機器によって実行されるサービス情報受信・表示処理の手順を示すフローチャート。
【図9】同実施形態の車載用電子機器によって実行されるクーポン券出力処理の手順を示すフローチャート。
【図10】同実施形態の車載用電子機器によって実行される周辺検索処理の手順を示すフローチャート。
【図11】同実施形態の車載用電子機器がホームサーバと連携して動作する様子を示す図。
【図12】同実施形態の車載用電子機器で用いられるホームサーバ制御モード設定画面の一例を示す図。
【図13】同実施形態の車載用電子機器によって実行されるホームサーバ自動制御処理の手順を示すフローチャート。
【図14】同実施形態の車載用電子機器で用いられるサービス情報表示画面の他の例を示す図。
【図15】同実施形態の車載用電子機器がビデオデータ配信サーバからコンテンツデータを受信する様子を示す図。
【図16】同実施形態の車載用電子機器によって実行されるビデオデータ表示処理を説明するための図。
【図17】同実施形態の車載用電子機器に設けられた車載スクリーンを示す図。
【符号の説明】
11…車載用電子機器
12…システム制御部
13…CD/DVDドライブ
14…ストレージ装置
16…GPSユニット
23…表示装置
26…無線通信デバイス
29…プリンタ
31…無線機器
100…サービス情報
101…クーポン券出力ボタン
301〜304…ランドマークアイコン
111…ナビゲーション制御部
112…サービス情報制御部
113…表示制御部
114…通信制御部
115…ホームサーバ制御部
116…カーシアター制御部
501…ホームサーバ
700…車載スクリーン
Claims (14)
- 車に搭載された表示装置に各種情報を表示可能な車載用電子機器において、
無線通信エリア内に位置する各無線機器との無線通信を実行する無線通信手段と、
自車位置から前記無線通信エリア内に位置する施設が提供するサービスの内容を示すサービス情報を、前記施設に設けられた無線機器との間の無線通信を前記無線通信手段を用いて実行することによって受信するサービス情報受信手段と、
前記サービス情報受信手段によって受信されたサービス情報を前記表示装置の画面上に表示する手段とを具備することを特徴とする車載用電子機器。 - サービス情報を表示すべき施設の種類を指定する手段をさらに具備し、
前記サービス情報表示手段は、
前記サービス情報受信手段によって受信されたサービス情報毎にそのサービスを提供している施設の種類を判別する手段と、
前記判別結果と前記指定された施設の種類とに基づいて、前記受信されたサービス情報毎にそのサービス情報を前記表示装置に表示すべきか否かを決定する手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の車載用電子機器。 - 前記サービス情報は前記施設で利用可能なクーポン券情報を含み、
前記サービス情報受信手段によって受信されたサービス情報に含まれるクーポン券情報をプリント出力または前記車載用電子機器に接続された携帯機器にダウンロードする手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の車載用電子機器。 - 自車位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段によって検出された自車位置の周辺の地図を前記表示装置に表示する手段とをさらに具備し、
前記サービス情報表示手段は、
前記サービス情報受信手段によって受信されたサービス情報を、そのサービスを提供している施設が存在する前記地図上の位置に対応付けて表示する手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の車載用電子機器。 - 前記サービス情報には、それに対応するサービスを提供している施設の位置を示す位置情報が含まれており、
前記サービス情報表示手段は、
前記サービス情報に含まれる位置情報に基づいて、そのサービス情報に対応するサービスを提供している施設の位置を検出する手段を含むことを特徴とする請求項4記載の車載用電子機器。 - 自車位置を検出する位置検出手段と、
車の走行中に、前記位置検出手段によって検出された自車位置と目的地の位置とに基づいて当該目的地までの残りの所要距離または所要時間を決定する手段と、
前記目的地までの残りの所要距離または所要時間が所定の設定値以下になった場合、前記無線通信手段を用いて、前記目的地に設けられた遠隔制御システムを制御するための制御情報を前記遠隔制御システム宛に無線信号によって送信する手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の車載用電子機器。 - ビデオデータを無線信号によって配信する無線機器との間の無線通信を前記無線通信手段を用いて実行し、前記ビデオデータを受信する手段と、
前記受信されたビデオデータの映像を、車に搭載されたスクリーンに投影する映像投影手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の車載用電子機器。 - 車に搭載された表示装置に各種情報を表示可能な車載用電子機器において、
自車位置を検出する位置検出手段と、
地図情報を記憶した地図データベースに基づいて、前記位置検出手段によって検出された自車位置の周辺の地図を前記表示装置に表示すると共に、自車位置の周辺に存在する各施設の所在位置を前記地図上に表示する表示制御手段と、
サービスを提供する自車位置周辺の施設の内で自己のサービス内容を無線信号によって送信可能な施設に対して自車位置が無線通信可能な範囲内に近接した場合、当該施設からサービス情報を受信するサービス情報受信手段と、
前記サービス情報受信手段によって受信されたサービス情報を前記表示装置に表示するサービス情報表示手段とを具備することを特徴とする車載用電子機器。 - 前記サービス情報表示手段は、
前記サービス情報受信手段によって受信されたサービス情報を、そのサービスを提供している施設が存在する前記地図上の位置に対応付けて表示する手段を含むことを特徴とする請求項8記載の車載用電子機器。 - 車に搭載された表示装置に各種情報を表示可能な車載用電子機器に適用されるサービス情報表示方法であって、
前記車載用電子機器に設けられた無線通信装置の無線通信可能範囲内に位置する施設に設けられた無線機器との間の無線通信を前記無線通信手段を用いて実行し、前記施設が提供するサービス内容を示すサービス情報を前記無線機器から受信するサービス情報受信ステップと、
前記サービス情報受信ステップによって受信されたサービス情報を前記表示装置の画面上に表示するステップとを具備することを特徴とするサービス情報表示方法。 - サービス情報を表示すべき施設の種類を指定するステップをさらに具備し、
前記サービス情報表示ステップは、
前記サービス情報受信ステップによって受信されたサービス情報毎にそのサービスを提供している施設の種類を判別するステップと、
前記判別結果と前記指定された施設の種類とに基づいて、前記受信されたサービス情報毎にそのサービス情報を前記表示装置に表示すべきか否かを決定するステップとを具備することを特徴とする請求項10記載のサービス情報表示方法。 - 自車位置を検出する位置検出ステップと、
前記位置検出ステップによって検出された自車位置の周辺の地図を前記表示装置に表示するステップとをさらに具備し、
前記サービス情報表示ステップは、
前記サービス情報受信ステップによって受信されたサービス情報を、そのサービスを提供している施設が存在する前記地図上の位置に対応付けて表示するステップとを含むことを特徴とする請求項10記載のサービス情報表示方法。 - 車に搭載された表示装置に各種情報を表示可能な車載用電子機器に適用されるサービス情報表示方法であって、
自車位置を検出する位置検出ステップと、
地図情報を記憶した地図データベースに基づいて、前記位置検出ステップによって検出された自車位置の周辺の地図を前記表示装置に表示すると共に、自車位置の周辺に存在する各施設の所在位置を前記地図上に表示する表示制御ステップと、
サービスを提供する自車位置周辺の施設の内で自己のサービス内容を無線信号によって送信可能な施設に対して自車位置が無線通信可能な範囲内に近接した場合、当該施設からサービス情報を受信するサービス情報受信ステップと、
前記サービス情報受信ステップによって受信されたサービス情報を前記表示装置に表示するサービス情報表示ステップとを具備することを特徴とするサービス情報表示方法。 - 前記サービス情報表示ステップは、
前記サービス情報受信ステップによって受信されたサービス情報を、そのサービスを提供している施設が存在する前記地図上の位置に対応付けて表示するステップを含むことを特徴とする請求項13記載のサービス情報表示方法。
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