JP2004249815A - コンバイン等の作業車の運転座席 - Google Patents
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Abstract
【目的】エンジンのメンテナンスの容易化、運転座席の移動構成の簡素化および軽量化。
【構成】走行装置3を有する機体フレーム1にエンジン11を設け、該エンジン11を覆うエンジンカバー12の上方に運転座席9を設けたものにおいて、前記エンジンカバー12は前後に設けた前側取付部材15および横軸24により該前側取付部材15および横軸24の軸周りに側方回動自在に構成すると共に、前記横軸24近傍に設けた支持軸25の軸周りに後方回動自在に構成したコンバイン等の作業車の運転座席。
【選択図】 図9
【構成】走行装置3を有する機体フレーム1にエンジン11を設け、該エンジン11を覆うエンジンカバー12の上方に運転座席9を設けたものにおいて、前記エンジンカバー12は前後に設けた前側取付部材15および横軸24により該前側取付部材15および横軸24の軸周りに側方回動自在に構成すると共に、前記横軸24近傍に設けた支持軸25の軸周りに後方回動自在に構成したコンバイン等の作業車の運転座席。
【選択図】 図9
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバイン等の作業車に設けた運転座席の取付構成に関し、特に、エンジンを包囲するエンジンカバーの移動構成に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、走行装置を有する機体フレームにエンジンを設け、該エンジンの上方に運転部の運転座席を設けたものにおいて、前記運転座席は運転座席の前方に設けた左右方向の横軸の軸周りに前方に向けて回動自在に構成し、運転座席を上方に移動させてエンジンの周辺に空間を形成するようにした構成について記載されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−236732号公報(4〜5頁、図4、図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記公知例は、エンジンの周辺に十分な作業空間が形成できないという課題がある。
即ち、運転座席を前方回動させてエンジンの周辺に作業空間を形成するには、回動中心をよほど前方に設けないと無理であり、前記公知例では十分な空間が確保できていない。
また、公知例は、回動中心と運転座席との間の距離を稼ぐ手法として、運転部全体を上方回動させているが、これでは、運転座席を上方移動させる作業は相当な重量物を持ち上げることになり、作業が容易でない。
本願は、エンジンの周辺に十分なメンテナンス用作業空間を形成し、しかも、エンジンカバーの移動作業を簡単にできるようにしたものである。
【0005】
【発明の目的】
エンジンのメンテナンスの容易化、運転座席の移動構成の簡素化および軽量化。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、走行装置3を有する機体フレーム1にエンジン11を設け、該エンジン11を覆うエンジンカバー12の上方に運転座席9を設けたものにおいて、前記エンジンカバー12は前後に設けた前側取付部材15および横軸24により該前側取付部材15および横軸24の軸周りに側方回動自在に構成すると共に、前記横軸24近傍に設けた支持軸25の軸周りに後方回動自在に構成したコンバイン等の作業車の運転座席としたものであり、エンジンカバー12は運転座席9と共に前側取付部材15および横軸24の軸心を中心に側方回動させると、エンジン11の前側や上方および側方を開放して、メンテナンス作業が簡単に行える。
次に、エンジンカバー12を支持軸25中心に後側回動させるようにすると、前側取付部材15は固定側前支持部材17から外ずれ、そのままエンジンカバー12は支持軸25中心に後側回動し、エンジン11の外側の側方に人が立入可能な作業空間を形成する。反対に、エンジンカバー12を支持軸25中心に前方回動させると、前側取付部材15は固定側前支持部材17に嵌り、この状態でエンジンカバー12はエンジンカバー12ごと前側取付部材15および横軸24の軸心を中心に上方回動させると、元の状態に戻る。
本発明は、前記エンジンカバー12は該エンジンカバー12と共に後方回動する支持体36との間に所定以上の側方回動を規制する回動ストッパ35を設けたコンバイン等の作業車の運転座席としたものであり、エンジンカバー12は前側取付部材15および横軸24の軸心を中心に側方回動させると、回動ストッパ35の規制部材37がエンジンカバー12と支持体36とを繋いだ状態にし、所定以上のエンジンカバー12の側方回動を規制する。
したがって、前側取付部材15および横軸24を中心に側方回動させて回動ストッパ35により所定位置で停止させたエンジンカバー12を、この状態で、前側取付部材15を固定側前支持部材17から外づすように支持軸25中心に後方回動させればよく、操作性を向上させる。
本発明は、前記前側取付部材15は軸棒形状に形成し、該前側取付部材15が係合する固定側前支持部材17は前側取付部材15が嵌合係合するU型形状の係合部係合部19を有して形成し、該係合部19の開放方向は前記支持軸25中心の後方回動方向に一致させて構成したコンバイン等の作業車の運転座席としたものであり、固定側前支持部材17は支持軸25中心に後方回動させるときの、後方回動方向に開放しているから、ワンタッチ脱着ができ、操作が簡単であり、また、エンジンカバー12を通常状態に戻しても、エンジンカバー12の荷重は下向きに掛かるので、上方開放させた構成でも支障がなく、合理的な構成になる。
【0007】
【発明の効果】
請求項1の場合、エンジンカバー12を側方移動させてから横軸周りに後方回動することで、エンジン11の周辺に広いメンテナンス作業用の空間を形成でき、しかも、エンジンカバー12の移動作業自体も容易にできる。
請求項2の場合、前記効果に加えて、エンジンカバー12の側方移動を規制することで横軸周りの後方回動作業を容易にでき、操作性および作業性を向上させる。
請求項3の場合、前記効果に加えて、支持構成を複雑にすることなく、エンジンカバー12の後方回動作業をワンタッチで容易にでき、合理的構成となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面により説明すると、1は作業車の機体フレームであり、コンバインの例にて説明する。機体フレーム1の下方には左右一対のクローラ2からなる走行装置3を設け、走行装置3の上方の一側には脱穀装置(図示省略)を設け、脱穀装置の側部には該脱穀装置により脱穀した穀粒を貯留するグレンタンク5を設け、該グレンタンク5の前側には操縦部6を設ける。7は刈取部である。
操縦部6には作業者の立つステップ8および作業者の着座する運転座席9および運転座席9の前側に設けたスイッチやレバー類を有する操作ボックス10等により構成する。
【0009】
前記運転座席9は機体フレーム1の上方に設けたエンジン11の一部または全部を包囲する任意形状のエンジンカバー12に取付ける。実施例のエンジンカバー12は運転座席9を取付けた運転座席支持部13をエンジン11の上方に設け、運転座席支持部13の外側にエンジン11の側方を包囲するサイドカバー14を設けて形成しているが、補強フレーム(図示省略)を設けてもよい。
サイドカバー14の下縁には前側取付部材15と後側取付部材16とを前後に並設する。前側取付部材15は機体フレーム1側に設けた固定側前支持部材17に着脱自在および回動自在に取付ける。前側取付部材15は軸棒部材により「コ」の字形状に形成する。
【0010】
固定側前支持部材17は下部に前側取付部材15が嵌合して係合するU型形状の係合部19に形成し、係合部19の上部は前側取付部材15より狭幅で変形可能な狭小部20に形成し、狭小部20の上側に上方に至るに従い互いに離れるように傾斜させた案内部21を形成し、前側取付部材15は案内部21に案内されて上方より狭小部20を一旦拡大させて係合部19に係合し、係合部19に係合すると係合部19に嵌合した前側取付部材15中心にエンジンカバー12全体を外側へ横軸回動可能にし、着脱および回動の何れもが自在となるように構成する。
この場合、前側取付部材15と固定側前支持部材17とは相対的に着脱自在および回動自在になればよく、前側取付部材15に係合部19を形成し、固定側前支持部材17を軸棒形状に形成してもよい。
22は固定側前支持部材17のステー部である。
【0011】
前記後側取付部材16は下向き「コ」の字形状に形成し、後側取付部材16は機体フレーム1側に設けた後側支持部材23に前後方向の横軸24および左右方向の支持軸25の夫々中心に前後および側方回動自在に取付ける。
即ち、後側支持部材23は前後一対の平板により構成し、後側支持部材23の上部に後側取付部材16を前側取付部材15と略同一軸心状に配置した横軸24により側方回動自在に取付け、後側支持部材23の下部は左右方向の支持軸25に固定し、支持軸25は機体フレーム1に設けた軸受部材26に回転自在に取付ける。
前記軸受部材26は運転座席9の下方に設けたエンジン11を機体フレーム1に搭載するエンジンマウント29に設けると、別途機体フレーム1への取付部材を省略できて、好適である。
29は前記エンジン11を機体フレーム1に搭載するエンジンマウント、30はラジエター、31はラジエターファン、32はサイドカバー14に設けたラジエターグリルである。
【0012】
しかして、運転座席9およびエンジンカバー12の回動ストッパ35を設ける。回動ストッパ35は、支持軸25に軸棒形状の支持体36の基部(下部)を支持軸25に対して交差方向に固定し、支持体36の先端とエンジンカバー12との間を規制部材37により連結し、エンジンカバー12の側方回動を規制する。
実施例で、規制部材37は可撓性を有するワイヤにより形成している。
したがって、エンジンカバー12は、横軸24を中心に側方回動させ、この側方回動を回動ストッパ35により所定位置で規制し、この状態で、前側取付部材15を固定側前支持部材17から外すと、支持軸25中心に後方回動し、エンジン11周辺を開放する。
この場合、固定側前支持部材17の係合部19は支持軸25中心に後方回動させるときの、後方回動方向に開放しているから、ワンタッチ脱着ができ、操作が簡単であり、また、エンジンカバー12を包囲状態に戻しても、エンジンカバー12の荷重は下向きに掛かるので、係合部19は上方開放させた形状でも支障がなく、合理的な構成になる。
【0013】
また、図中、39は運転座席支持部13の前側に設けたフロントカバーであり、エンジンカバー12と一体に側方回動および後方回動するようにしてもよい。図中、40はロック装置であり、機体固定部に係合体41を設け、エンジンカバー12に係合フック42を設けて構成している。43はエアクリーナー、44はエアクリーナーカバーである。
【0014】
しかして、図10はエンジンカバー12およびエンジンカバー12のオープン構成の他の実施例であり、軸受部材26を所定長さの筒部材により形成し、支持軸25が軸受部材26に対して摺動自在に構成する。そのため、側方回動あるいは後方回動させたエンジンカバー12およびエンジンカバー12を側方に引き出してエンジン11周辺を開放し、開放空間を拡大できる。
しかして、図11以下はエンジン11およびコンプレッサー45の配置構成の実施例であり、エンジン11は運転座席9の下方に位置させ、コンプレッサー45は操縦部6のステップ8の下方の機体フレーム1にマウント46を介して設ける。コンプレッサー45の右側には入力プーリ47を設け、入力プーリ47とエンジン11の右側に設けた出力プーリ48との間にはベルト49を掛け回す。
従来、特開平11−137064号公報のように、清掃用に圧縮空気を利用し、この圧縮空気を供給するコンプレッサーはグレンタンクと脱穀部との間に設けているが、エンジンからの距離が遠く、伝動経路が複雑であった。
【0015】
本願では、ステップ8の下方に設けているから、ベルト49一つで伝動でき、頗るコストを低くでき、また、マウント46を介して取付けているから、振動および騒音を軽減でき、ステップ8の下方空間を有効利用できる。
また、操縦部6の操作ボックス10等の所望位置にはコンプレッサー45の圧力計50を設ける。コンプレッサー45の圧力状況が、コンバイン操作しながら確認でき、操作性を向上させる。
また、コンプレッサー45はエンジン11の近くにあるので、エンジン11のエアクリーナー43を共用でき、配管が容易になり、部品共通化によりコストを低くする(図7)。
【0016】
次に実施例の作用を述べる。
操縦部6の運転座席9に着座し、エンジン11を始動させ、走行装置3により機体を走行させ、刈取部7で刈取り、刈り取った穀稈を脱穀装置により脱穀する。
しかして、所定期間作業を作業すると、エンジンカバー12を移動させてエンジン11の周囲を開放し、メンテナンス作業を行う。
エンジンカバー12は、運転座席9を支持する運転座席支持部13の外側にエンジン11の側方を包囲するサイドカバー14を一体状に設け、サイドカバー14の下縁には前側取付部材15と後側取付部材16とを前後に並設し、前側取付部材15は機体フレーム1側に設けた固定側前支持部材17に着脱自在および回動自在に取付け、後側取付部材16は機体フレーム1側に設けた後側支持部材23に前後方向の横軸24および左右方向の支持軸25の夫々中心に前後および側方回動自在に取付けているから、前側取付部材15および横軸24の軸心を中心にエンジンカバー12を側方回動させると、エンジン11の前側や上方および側方を開放して、メンテナンス作業を簡単に行える。
【0017】
次に、前側取付部材15は固定側前支持部材17に対して相対的に着脱自在に構成し、後側取付部材16は後側支持部材23を介して支持軸25中心に回動自在に取付けているから、前側取付部材15を固定側前支持部材17から外すようにエンジンカバー12を支持軸25中心に後側回動させると、エンジンカバー12は支持軸25中心に後側回動してエンジン11の外側の側方に人が立入可能な作業空間を形成する。
したがって、エンジン11のオイル交換やラジエター30の注水口より冷却用水(不凍液等の添加材を含む)を補給する等のメンテナンスができる。
【0018】
この場合、前側取付部材15は軸棒部材により形成し、固定側前支持部材17は下部に前側取付部材15が嵌合して係合するU型形状の係合部係合部19に形成し、係合部19の上部は前側取付部材15より狭幅で変形可能な狭小部20に形成し、狭小部20の上側に上方に至るに従い互いに離れるように傾斜させた案内部案内部21を形成しているから、前側取付部材15は係合部19に対して上方に移動させれば、係合部19より離脱し、この係合部19からの離脱方向をエンジンカバー12の支持軸25中心の後側回動方向に一致させることができ、前側取付部材15の着脱と回動を兼用する構成を合理的に、安価に達成できる。
また、反対に、前側取付部材15は係合部19に対して上方から嵌めると、案内部21に案内されて上方より狭小部20を一旦拡大させて係合部19に係合するから、包囲状態のときは、前側取付部材15に掛かる荷重は固定側前支持部材17の係合部19が支受するので、支持構成に影響しない。
【0019】
しかして、エンジンカバー12には規制部材37の一端を係止し、サイドカバー14の内側の支持軸25に固定した軸棒形状の支持体36の先端に規制部材37の他端を係止して、エンジンカバー12と支持体36の先端との間に回動ストッパ35を設けているから、前側取付部材15および横軸24の軸心を中心とする一定以上のエンジンカバー12の側方回動を規制する。
したがって、前側取付部材15および横軸24を中心に側方回動させて回動ストッパ35により所定位置で停止させたエンジンカバー12を、この状態で、前側取付部材15を固定側前支持部材17から外して支持軸25中心に後方回動させればよく、操作性を向上させる。
【0020】
この場合、固定側前支持部材17は支持軸25中心に後方回動させるときの、後方回動方向に開放しているから、ワンタッチ脱着ができ、操作が簡単であり、また、エンジンカバー12を包囲状態に戻しても、エンジンカバー12の荷重は下向きに掛かるので、係合部19は上方開放させた構成でも支障がなく、合理的な構成になる。
また、実施例のエンジンカバー12は、サイドカバー14とフロントカバー39と共に側方および後側回動させるが、エアクリーナー43およびエアクリーナーカバー44は残して回動させるので、大きくエンジン11の周囲を開放しつつ開放作業は簡単となる。
【0021】
しかして、図10のエンジンカバー12のオープン構成の他の実施例では、軸受部材26を所定長さの筒部材により形成し、支持軸25が軸受部材26に対して摺動自在に構成しているから、エンジンカバー12を側方回動あるいは後方回動させ、次にエンジンカバー12を側方に引き出すと、支持軸25が軸受部材26を案内にして外側に摺動し、これにより、エンジン11周辺を開放し、開放空間を拡大できる。
なお、図示は省略するが、エンジンカバー12は、外側に移動させた後にスタンド等の支持部材により支持させてもよい。
また、エンジンカバー12を側方摺動自在構成としたとき、前記回動ストッパ35の支持体36は軸受部材26より外側の支持軸25に固定し、支持軸25の摺動に干渉しないようにすると、合理的な構成となって、好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業車(コンバイン)の運転座席部分の側面図。
【図2】同一部縦断正面図。
【図3】同斜視図。
【図4】エンジンカバーの取付部材の斜視図。
【図5】同側方回動状態の斜視図。
【図6】前側取付部材が固定側前支持部材に係合した状態の正面図。
【図7】エンジンカバーの側方回動状態側面図。
【図8】同正面図。
【図9】同後方回動状態側面図。
【図10】エンジンカバーが側方に移動するオープン構成の実施例の正面図。
【図11】コンバインの平面図。
【図12】エンジンとコンプレッサを示す正面図。
【図13】コンバインの平面図。
【符号の説明】
1…機体フレーム、2…クローラ、3…走行装置、4…脱穀装置、5…グレンタンク、6…操縦部、8…ステップ、9…運転座席、10…操作ボックス、11…エンジン、14…サイドカバー、15…前側取付部材、16…後側取付部材、17…固定側前支持部材、19…係合部、20…狭小部、21…案内部、22…ステー、23…後側支持部材、24…横軸、25…支持軸、26…軸受部材、29…エンジンマウント、30…ラジエター、31…ラジエターファン、32…ラジエターグリル、35…回動ストッパ、36…支持体、37…規制部材、40…ロック装置、41…係合体、42…係合フック、43…エアクリーナー、45…コンプレッサー、46…マウント46、47…入力プーリ、48…出力プーリ、49…ベルト、50…圧力計。
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバイン等の作業車に設けた運転座席の取付構成に関し、特に、エンジンを包囲するエンジンカバーの移動構成に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、走行装置を有する機体フレームにエンジンを設け、該エンジンの上方に運転部の運転座席を設けたものにおいて、前記運転座席は運転座席の前方に設けた左右方向の横軸の軸周りに前方に向けて回動自在に構成し、運転座席を上方に移動させてエンジンの周辺に空間を形成するようにした構成について記載されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−236732号公報(4〜5頁、図4、図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記公知例は、エンジンの周辺に十分な作業空間が形成できないという課題がある。
即ち、運転座席を前方回動させてエンジンの周辺に作業空間を形成するには、回動中心をよほど前方に設けないと無理であり、前記公知例では十分な空間が確保できていない。
また、公知例は、回動中心と運転座席との間の距離を稼ぐ手法として、運転部全体を上方回動させているが、これでは、運転座席を上方移動させる作業は相当な重量物を持ち上げることになり、作業が容易でない。
本願は、エンジンの周辺に十分なメンテナンス用作業空間を形成し、しかも、エンジンカバーの移動作業を簡単にできるようにしたものである。
【0005】
【発明の目的】
エンジンのメンテナンスの容易化、運転座席の移動構成の簡素化および軽量化。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、走行装置3を有する機体フレーム1にエンジン11を設け、該エンジン11を覆うエンジンカバー12の上方に運転座席9を設けたものにおいて、前記エンジンカバー12は前後に設けた前側取付部材15および横軸24により該前側取付部材15および横軸24の軸周りに側方回動自在に構成すると共に、前記横軸24近傍に設けた支持軸25の軸周りに後方回動自在に構成したコンバイン等の作業車の運転座席としたものであり、エンジンカバー12は運転座席9と共に前側取付部材15および横軸24の軸心を中心に側方回動させると、エンジン11の前側や上方および側方を開放して、メンテナンス作業が簡単に行える。
次に、エンジンカバー12を支持軸25中心に後側回動させるようにすると、前側取付部材15は固定側前支持部材17から外ずれ、そのままエンジンカバー12は支持軸25中心に後側回動し、エンジン11の外側の側方に人が立入可能な作業空間を形成する。反対に、エンジンカバー12を支持軸25中心に前方回動させると、前側取付部材15は固定側前支持部材17に嵌り、この状態でエンジンカバー12はエンジンカバー12ごと前側取付部材15および横軸24の軸心を中心に上方回動させると、元の状態に戻る。
本発明は、前記エンジンカバー12は該エンジンカバー12と共に後方回動する支持体36との間に所定以上の側方回動を規制する回動ストッパ35を設けたコンバイン等の作業車の運転座席としたものであり、エンジンカバー12は前側取付部材15および横軸24の軸心を中心に側方回動させると、回動ストッパ35の規制部材37がエンジンカバー12と支持体36とを繋いだ状態にし、所定以上のエンジンカバー12の側方回動を規制する。
したがって、前側取付部材15および横軸24を中心に側方回動させて回動ストッパ35により所定位置で停止させたエンジンカバー12を、この状態で、前側取付部材15を固定側前支持部材17から外づすように支持軸25中心に後方回動させればよく、操作性を向上させる。
本発明は、前記前側取付部材15は軸棒形状に形成し、該前側取付部材15が係合する固定側前支持部材17は前側取付部材15が嵌合係合するU型形状の係合部係合部19を有して形成し、該係合部19の開放方向は前記支持軸25中心の後方回動方向に一致させて構成したコンバイン等の作業車の運転座席としたものであり、固定側前支持部材17は支持軸25中心に後方回動させるときの、後方回動方向に開放しているから、ワンタッチ脱着ができ、操作が簡単であり、また、エンジンカバー12を通常状態に戻しても、エンジンカバー12の荷重は下向きに掛かるので、上方開放させた構成でも支障がなく、合理的な構成になる。
【0007】
【発明の効果】
請求項1の場合、エンジンカバー12を側方移動させてから横軸周りに後方回動することで、エンジン11の周辺に広いメンテナンス作業用の空間を形成でき、しかも、エンジンカバー12の移動作業自体も容易にできる。
請求項2の場合、前記効果に加えて、エンジンカバー12の側方移動を規制することで横軸周りの後方回動作業を容易にでき、操作性および作業性を向上させる。
請求項3の場合、前記効果に加えて、支持構成を複雑にすることなく、エンジンカバー12の後方回動作業をワンタッチで容易にでき、合理的構成となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面により説明すると、1は作業車の機体フレームであり、コンバインの例にて説明する。機体フレーム1の下方には左右一対のクローラ2からなる走行装置3を設け、走行装置3の上方の一側には脱穀装置(図示省略)を設け、脱穀装置の側部には該脱穀装置により脱穀した穀粒を貯留するグレンタンク5を設け、該グレンタンク5の前側には操縦部6を設ける。7は刈取部である。
操縦部6には作業者の立つステップ8および作業者の着座する運転座席9および運転座席9の前側に設けたスイッチやレバー類を有する操作ボックス10等により構成する。
【0009】
前記運転座席9は機体フレーム1の上方に設けたエンジン11の一部または全部を包囲する任意形状のエンジンカバー12に取付ける。実施例のエンジンカバー12は運転座席9を取付けた運転座席支持部13をエンジン11の上方に設け、運転座席支持部13の外側にエンジン11の側方を包囲するサイドカバー14を設けて形成しているが、補強フレーム(図示省略)を設けてもよい。
サイドカバー14の下縁には前側取付部材15と後側取付部材16とを前後に並設する。前側取付部材15は機体フレーム1側に設けた固定側前支持部材17に着脱自在および回動自在に取付ける。前側取付部材15は軸棒部材により「コ」の字形状に形成する。
【0010】
固定側前支持部材17は下部に前側取付部材15が嵌合して係合するU型形状の係合部19に形成し、係合部19の上部は前側取付部材15より狭幅で変形可能な狭小部20に形成し、狭小部20の上側に上方に至るに従い互いに離れるように傾斜させた案内部21を形成し、前側取付部材15は案内部21に案内されて上方より狭小部20を一旦拡大させて係合部19に係合し、係合部19に係合すると係合部19に嵌合した前側取付部材15中心にエンジンカバー12全体を外側へ横軸回動可能にし、着脱および回動の何れもが自在となるように構成する。
この場合、前側取付部材15と固定側前支持部材17とは相対的に着脱自在および回動自在になればよく、前側取付部材15に係合部19を形成し、固定側前支持部材17を軸棒形状に形成してもよい。
22は固定側前支持部材17のステー部である。
【0011】
前記後側取付部材16は下向き「コ」の字形状に形成し、後側取付部材16は機体フレーム1側に設けた後側支持部材23に前後方向の横軸24および左右方向の支持軸25の夫々中心に前後および側方回動自在に取付ける。
即ち、後側支持部材23は前後一対の平板により構成し、後側支持部材23の上部に後側取付部材16を前側取付部材15と略同一軸心状に配置した横軸24により側方回動自在に取付け、後側支持部材23の下部は左右方向の支持軸25に固定し、支持軸25は機体フレーム1に設けた軸受部材26に回転自在に取付ける。
前記軸受部材26は運転座席9の下方に設けたエンジン11を機体フレーム1に搭載するエンジンマウント29に設けると、別途機体フレーム1への取付部材を省略できて、好適である。
29は前記エンジン11を機体フレーム1に搭載するエンジンマウント、30はラジエター、31はラジエターファン、32はサイドカバー14に設けたラジエターグリルである。
【0012】
しかして、運転座席9およびエンジンカバー12の回動ストッパ35を設ける。回動ストッパ35は、支持軸25に軸棒形状の支持体36の基部(下部)を支持軸25に対して交差方向に固定し、支持体36の先端とエンジンカバー12との間を規制部材37により連結し、エンジンカバー12の側方回動を規制する。
実施例で、規制部材37は可撓性を有するワイヤにより形成している。
したがって、エンジンカバー12は、横軸24を中心に側方回動させ、この側方回動を回動ストッパ35により所定位置で規制し、この状態で、前側取付部材15を固定側前支持部材17から外すと、支持軸25中心に後方回動し、エンジン11周辺を開放する。
この場合、固定側前支持部材17の係合部19は支持軸25中心に後方回動させるときの、後方回動方向に開放しているから、ワンタッチ脱着ができ、操作が簡単であり、また、エンジンカバー12を包囲状態に戻しても、エンジンカバー12の荷重は下向きに掛かるので、係合部19は上方開放させた形状でも支障がなく、合理的な構成になる。
【0013】
また、図中、39は運転座席支持部13の前側に設けたフロントカバーであり、エンジンカバー12と一体に側方回動および後方回動するようにしてもよい。図中、40はロック装置であり、機体固定部に係合体41を設け、エンジンカバー12に係合フック42を設けて構成している。43はエアクリーナー、44はエアクリーナーカバーである。
【0014】
しかして、図10はエンジンカバー12およびエンジンカバー12のオープン構成の他の実施例であり、軸受部材26を所定長さの筒部材により形成し、支持軸25が軸受部材26に対して摺動自在に構成する。そのため、側方回動あるいは後方回動させたエンジンカバー12およびエンジンカバー12を側方に引き出してエンジン11周辺を開放し、開放空間を拡大できる。
しかして、図11以下はエンジン11およびコンプレッサー45の配置構成の実施例であり、エンジン11は運転座席9の下方に位置させ、コンプレッサー45は操縦部6のステップ8の下方の機体フレーム1にマウント46を介して設ける。コンプレッサー45の右側には入力プーリ47を設け、入力プーリ47とエンジン11の右側に設けた出力プーリ48との間にはベルト49を掛け回す。
従来、特開平11−137064号公報のように、清掃用に圧縮空気を利用し、この圧縮空気を供給するコンプレッサーはグレンタンクと脱穀部との間に設けているが、エンジンからの距離が遠く、伝動経路が複雑であった。
【0015】
本願では、ステップ8の下方に設けているから、ベルト49一つで伝動でき、頗るコストを低くでき、また、マウント46を介して取付けているから、振動および騒音を軽減でき、ステップ8の下方空間を有効利用できる。
また、操縦部6の操作ボックス10等の所望位置にはコンプレッサー45の圧力計50を設ける。コンプレッサー45の圧力状況が、コンバイン操作しながら確認でき、操作性を向上させる。
また、コンプレッサー45はエンジン11の近くにあるので、エンジン11のエアクリーナー43を共用でき、配管が容易になり、部品共通化によりコストを低くする(図7)。
【0016】
次に実施例の作用を述べる。
操縦部6の運転座席9に着座し、エンジン11を始動させ、走行装置3により機体を走行させ、刈取部7で刈取り、刈り取った穀稈を脱穀装置により脱穀する。
しかして、所定期間作業を作業すると、エンジンカバー12を移動させてエンジン11の周囲を開放し、メンテナンス作業を行う。
エンジンカバー12は、運転座席9を支持する運転座席支持部13の外側にエンジン11の側方を包囲するサイドカバー14を一体状に設け、サイドカバー14の下縁には前側取付部材15と後側取付部材16とを前後に並設し、前側取付部材15は機体フレーム1側に設けた固定側前支持部材17に着脱自在および回動自在に取付け、後側取付部材16は機体フレーム1側に設けた後側支持部材23に前後方向の横軸24および左右方向の支持軸25の夫々中心に前後および側方回動自在に取付けているから、前側取付部材15および横軸24の軸心を中心にエンジンカバー12を側方回動させると、エンジン11の前側や上方および側方を開放して、メンテナンス作業を簡単に行える。
【0017】
次に、前側取付部材15は固定側前支持部材17に対して相対的に着脱自在に構成し、後側取付部材16は後側支持部材23を介して支持軸25中心に回動自在に取付けているから、前側取付部材15を固定側前支持部材17から外すようにエンジンカバー12を支持軸25中心に後側回動させると、エンジンカバー12は支持軸25中心に後側回動してエンジン11の外側の側方に人が立入可能な作業空間を形成する。
したがって、エンジン11のオイル交換やラジエター30の注水口より冷却用水(不凍液等の添加材を含む)を補給する等のメンテナンスができる。
【0018】
この場合、前側取付部材15は軸棒部材により形成し、固定側前支持部材17は下部に前側取付部材15が嵌合して係合するU型形状の係合部係合部19に形成し、係合部19の上部は前側取付部材15より狭幅で変形可能な狭小部20に形成し、狭小部20の上側に上方に至るに従い互いに離れるように傾斜させた案内部案内部21を形成しているから、前側取付部材15は係合部19に対して上方に移動させれば、係合部19より離脱し、この係合部19からの離脱方向をエンジンカバー12の支持軸25中心の後側回動方向に一致させることができ、前側取付部材15の着脱と回動を兼用する構成を合理的に、安価に達成できる。
また、反対に、前側取付部材15は係合部19に対して上方から嵌めると、案内部21に案内されて上方より狭小部20を一旦拡大させて係合部19に係合するから、包囲状態のときは、前側取付部材15に掛かる荷重は固定側前支持部材17の係合部19が支受するので、支持構成に影響しない。
【0019】
しかして、エンジンカバー12には規制部材37の一端を係止し、サイドカバー14の内側の支持軸25に固定した軸棒形状の支持体36の先端に規制部材37の他端を係止して、エンジンカバー12と支持体36の先端との間に回動ストッパ35を設けているから、前側取付部材15および横軸24の軸心を中心とする一定以上のエンジンカバー12の側方回動を規制する。
したがって、前側取付部材15および横軸24を中心に側方回動させて回動ストッパ35により所定位置で停止させたエンジンカバー12を、この状態で、前側取付部材15を固定側前支持部材17から外して支持軸25中心に後方回動させればよく、操作性を向上させる。
【0020】
この場合、固定側前支持部材17は支持軸25中心に後方回動させるときの、後方回動方向に開放しているから、ワンタッチ脱着ができ、操作が簡単であり、また、エンジンカバー12を包囲状態に戻しても、エンジンカバー12の荷重は下向きに掛かるので、係合部19は上方開放させた構成でも支障がなく、合理的な構成になる。
また、実施例のエンジンカバー12は、サイドカバー14とフロントカバー39と共に側方および後側回動させるが、エアクリーナー43およびエアクリーナーカバー44は残して回動させるので、大きくエンジン11の周囲を開放しつつ開放作業は簡単となる。
【0021】
しかして、図10のエンジンカバー12のオープン構成の他の実施例では、軸受部材26を所定長さの筒部材により形成し、支持軸25が軸受部材26に対して摺動自在に構成しているから、エンジンカバー12を側方回動あるいは後方回動させ、次にエンジンカバー12を側方に引き出すと、支持軸25が軸受部材26を案内にして外側に摺動し、これにより、エンジン11周辺を開放し、開放空間を拡大できる。
なお、図示は省略するが、エンジンカバー12は、外側に移動させた後にスタンド等の支持部材により支持させてもよい。
また、エンジンカバー12を側方摺動自在構成としたとき、前記回動ストッパ35の支持体36は軸受部材26より外側の支持軸25に固定し、支持軸25の摺動に干渉しないようにすると、合理的な構成となって、好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業車(コンバイン)の運転座席部分の側面図。
【図2】同一部縦断正面図。
【図3】同斜視図。
【図4】エンジンカバーの取付部材の斜視図。
【図5】同側方回動状態の斜視図。
【図6】前側取付部材が固定側前支持部材に係合した状態の正面図。
【図7】エンジンカバーの側方回動状態側面図。
【図8】同正面図。
【図9】同後方回動状態側面図。
【図10】エンジンカバーが側方に移動するオープン構成の実施例の正面図。
【図11】コンバインの平面図。
【図12】エンジンとコンプレッサを示す正面図。
【図13】コンバインの平面図。
【符号の説明】
1…機体フレーム、2…クローラ、3…走行装置、4…脱穀装置、5…グレンタンク、6…操縦部、8…ステップ、9…運転座席、10…操作ボックス、11…エンジン、14…サイドカバー、15…前側取付部材、16…後側取付部材、17…固定側前支持部材、19…係合部、20…狭小部、21…案内部、22…ステー、23…後側支持部材、24…横軸、25…支持軸、26…軸受部材、29…エンジンマウント、30…ラジエター、31…ラジエターファン、32…ラジエターグリル、35…回動ストッパ、36…支持体、37…規制部材、40…ロック装置、41…係合体、42…係合フック、43…エアクリーナー、45…コンプレッサー、46…マウント46、47…入力プーリ、48…出力プーリ、49…ベルト、50…圧力計。
Claims (3)
- 走行装置3を有する機体フレーム1にエンジン11を設け、該エンジン11を覆うエンジンカバー12の上方に運転座席9を設けたものにおいて、前記エンジンカバー12は前後に設けた前側取付部材15および横軸24により該前側取付部材15および横軸24の軸周りに側方回動自在に構成すると共に、前記横軸24近傍に設けた支持軸25の軸周りに後方回動自在に構成したコンバイン等の作業車の運転座席。
- 請求項1において、前記エンジンカバー12は該エンジンカバー12と共に後方回動する支持体36との間に所定以上の側方回動を規制する回動ストッパ35を設けたコンバイン等の作業車の運転座席。
- 請求項1または請求項2において、前記前側取付部材15は軸棒形状に形成し、該前側取付部材15が係合する固定側前支持部材17は前側取付部材15が嵌合係合するU型形状の係合部係合部19を有して形成し、該係合部19の開放方向は前記支持軸25中心の後方回動方向に一致させて構成したコンバイン等の作業車の運転座席。
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