JP2010254021A - 建設車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油圧ショベル1では、エンジンフード14の開閉を補助するガススプリング20の一端(第1端20a)が、車体部6から着脱可能な第1車体フレーム31に対して取り付けられている構成において、ガススプリング20の第1端20aを仮固定する場所(第1端仮固定部32a)を別途設けている。
【選択図】図3
Description
例えば、特許文献1には、エンジンカバーを開閉可能な開閉カバー部と開閉不能な固定カバー部とに分割し、開閉カバー部の下方にメンテナンスの対象となる動力源等を配置した建設機械について開示されている。これにより、エンジンカバーを開閉する際の負担を軽減し、メンテナンス時の作業性を向上させることができる等の効果を奏する。
すなわち、上記公報に開示された建設機械では、メンテナンス作業時等にエンジンカバーを開けた状態で作業性を向上させる等のために、ガススプリングの一端が取り付けられたフレームが取り外される場合がある。この場合には、一端を支持するフレームがなくなってしまうため、ガススプリングも一緒に取り外す必要がある。このため、エンジンカバーを開けた状態で支持するものがなくなってしまうという問題がある。
これにより、着脱可能な第1車体フレームに対して伸縮部材の一端が固定されている場合でも、第1車体フレームを取り外す際にはその一端を固定された第2車体フレーム側に設けられた第1仮置き部に仮固定することで、車体カバーの開閉を伸縮部材によって支持することができる。よって、第1車体フレームを取り外して十分な作業スペースを確保することができるとともに、伸縮部材によって車体カバーを支持しながら開閉を行うことができる。
ここでは、伸縮部材の他端を仮固定するための仮置き場を、車体カバー側にも設けている。
ここでは、上述した開閉可能な車体カバーとして、エンジンフードを用いている。
本実施形態に係る油圧ショベル1は、図1に示すように、下部走行体2と、旋回台3と、作業機4と、カウンタウェイト5と、車体部6と、機器室9と、キャブ10と、を備えている。
作業機4は、ブーム11と、ブーム11の先端に取り付けられたアーム12と、アーム12の先端に取り付けられたバケット13とを含むように構成されている。そして、作業機4は、図示しない油圧回路に含まれる各油圧シリンダ11a,12a,13a等によって、ブーム11やアーム12、バケット13等を上下に移動させながら、土木工事の現場において土砂や砂礫等の掘削作業を行う。
キャブ10は、油圧ショベル1のオペレータが乗降する室内空間を有しており、作業機4の先端部を見通せるように、旋回台3上における作業機4の側方となる左側前部に配置されている。
本実施形態では、車体部6の後方に配置された開閉可能なエンジンフード14を、ガススプリング(伸縮部材)20を用いて開閉補助しながら開閉を行う。そして、エンジンフード14によって覆われた上部開口の下方に配置されたエンジン周辺の各種機器のメンテナンス等を行う際には、ガススプリング20の取付位置を、車体部6の骨格部分を構成する第1車体フレーム31から移設して、エンジンフード14の開閉を行う。
本実施形態では、上述したように、メンテナンス作業時等における第1車体フレーム31が車体部6から除去されるのに伴って、ガススプリング20の第1端20a、第2端20bを通常の取付位置から仮固定位置へと移設する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、エンジンフード14内のメンテナンス等を行う際には、図3に示すように、第1車体フレーム31を取り外した際に、ガススプリング20の両端(第1端20a,第2端20b)をそれぞれ仮固定位置(第1端仮固定部32a、第2端仮固定部14b)に移動させて、エンジンフード14の開閉を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、車体部6に対して開閉可能な車体カバーとして、上下方向に開閉可能なエンジンフード14を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、エンジンフード14の開閉を補助する伸縮機構としてガススプリング20を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、伸縮機構としては、オイルダンパ等を用いてもよい。
上記実施形態では、本発明に係る建設車両として油圧ショベル1を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
2 下部走行体
3 旋回台
4 作業機
5 カウンタウェイト
6 車体部
9 機器室
10 キャブ
11 ブーム
11a 油圧シリンダ
12 アーム
12a 油圧シリンダ
13 バケット
13a 油圧シリンダ
14 エンジンフード
14a 第2端取付部
14aa 支持部
14ab 開口部
14b 第2端仮固定部(第2仮置き部)
14ba 支持部
14bb 開口部
14bc ナット
20 ガススプリング(伸縮部材)
20a 第1端
20b 第2端
31 第1車体フレーム
31a 第1端取付部
31aa 支持部
31ab 開口部
32 第2車体フレーム
32a 第1端仮固定部(第1仮置き部)
41 スナップピン
42 ピン
43 ワッシャ
51,52 ボルト
d 隙間
Claims (4)
- 車体部と、
前記車体部から着脱可能な第1車体フレームと、
前記第1車体フレームの近傍に配置されており、前記車体部から着脱不能な第2車体フレームと、
前記車体部に対して開閉可能な状態で取り付けられている車体カバーと、
着脱可能な前記第1車体フレームに対して一端が、前記車体カバーに対して他端がそれぞれ取り付けられており、前記車体カバーの開閉時に前記車体カバーを支持する伸縮部材と、
前記第2車体フレーム側に設けられており、前記第1車体フレームを取り外す際に前記伸縮部材の前記一端が仮固定される第1仮置き部と、
を備えている建設車両。 - 前記伸縮部材は、前記一端が前記仮置き部に仮固定されている状態において、前記車体カバーが閉じられて全縮状態に移行すると、前記車体部から所定の隙間を設けた状態で前記車体カバーを支持する、
請求項1に記載の建設車両。 - 前記車体カバーは、前記伸縮部材の他端が仮固定される第2仮置き部を有している、
請求項1または2に記載の建設車両。 - 前記車体カバーは、エンジンフードである、
請求項1から3のいずれか1項に記載の建設車両。
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