JP5414609B2 - 建設車両 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、油圧ショベル等のようなカウンタウェイトを搭載した建設車両に関する。
近年、自走可能な走行体に旋回可能な状態で取り付けられた旋回台に、オペレータが乗降する運転室を含むキャブ、キャブの前方あるいは側方に取り付けられたブーム、アーム、バケット等の作業機、旋回台のバランスを取るためのカウンタウェイト等を搭載した油圧ショベルが用いられている。
このような油圧ショベル等では、カウンタウェイトの一部に凹部や切欠き等を設けて、エンジン周辺の点検・修理等を行う作業スペースとして利用する場合がある。
例えば、特許文献1には、カウンタウェイトの前面部から上面部にかけて形成された切欠き凹部内の空間を、エンジン周辺の機器を点検・修理する際のメンテナンス用スペースとして使用する場合において、このメンテナンス空間を工具箱として活用した油圧ショベルについて開示されている。
しかしながら、上記従来の建設車両では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された建設車両では、メンテナンス空間として設けられたスペースを工具箱として活用することができるものの、特に、カウンタウェイトの幅が狭い場合には、油圧ショベル等のエンジンルーム側のメンテナンスを行うための作業スペースとして十分な空間が確保できるとは言い難い。
本発明の課題は、カウンタウェイトの一部を切り欠いて作業スペースを設けた場合でも、エンジンルーム側に作業スペースを拡大して十分な作業スペースを確保することが可能な建設車両を提供することにある。
第1の発明に係る建設車両は、車体部と、カウンタウェイトと、凹部空間部と、ケーブルカバーと、を備えている。カウンタウェイトは、内部空間内に重量物が充填され、車体部の後方に設置されている。凹部空間部は、カウンタウェイトにおける車体部側に、上面に向かって開口するように形成されている。ケーブルカバーは、凹部空間部に隣接する車体部側に配置されており、各種ケーブルを挿通する空間を内部に有し、凹部空間部の底面に対して同等の高さで上面が平坦になるように配置されている。
ここでは、内部空間にセメントや金属片等の重量物が充填されたカウンタウェイトにおける車体部との隣接位置に、上面に向かって開口を有する凹部空間部を形成している。また、車体部における凹部空間に隣接する位置に、エンジン周辺の各種機器等に接続されるケーブルが挿通されるケーブルカバーを設けている。そして、このケーブルカバーは、上面が凹部空間部の底面に対して平坦(フラット)になる高さ位置に配置されている。
ここで、凹部空間部は、車体部側におけるエンジン周辺に配置された、例えば、燃料サプライポンプやエンジンコントローラ等の点検・修理を行う際に、人が入って作業を行うためのメンテナンス空間として用いられる。このため、作業性を確保するためには、十分な作業スペースが確保されていることが望ましい。また、ケーブルカバーは、エンジン周辺に配置された各種機器に接続されるケーブルが挿通されており、凹部空間部の底面に合わせて上面が平滑になるように配置されている。
これにより、凹部空間部から見て、車体側に配置されたケーブルカバーが点検・修理時の作業の邪魔になることなく、その上面を作業する人の足場として利用することもできる。よって、凹部空間部に入って作業を行う人の作業スペースを車体部側に拡張して、メンテナンス空間として十分な作業スペースを確保することができる。
第2の発明に係る建設車両は、第1の発明に係る建設車両であって、ケーブルカバーは、上面が凹部空間部の底面に対して面一になるように配置されている。
ここでは、ケーブルカバーの上面と凹部空間部の底面とが面一になるように、ケーブルカバーを配置している。
これにより、作業スペースとなる凹部空間部の底面に対して段差のない状態でスペースを拡張することができる。
第3の発明に係る建設車両は、第1または第2の発明に係る建設車両であって、凹部空間部の底面とケーブルカバーの上面とによって形成される底面および凹部空間部の側面によって形成され、作業を行う人の作業スペースを形成する作業空間を、さらに備えている。
の発明に係る建設車両は、第1から第3の発明のいずれか1つに係る建設車両であって、カウンタウェイトは、車体部のメインフレームに対して固定される取付部と、凹部空間部の左右の側面を形成し、取付部の上方に設置された側板部と、凹部空間部における車体部とは反対側の面を構成する背面板と、を有している。
ここでは、凹部空間部の左右の側面を形成するカウンタウェイトの側板を、車体部のメインフレームに対して固定される取付部の位置に合わせて設置している。
ここで、側板は、凹部空間部の左右の側面を形成するとともに、カウンタウェイトの内部空間に設置される補強用の仕切り板としての機能も有している。
これにより、メインフレームに対して固定される取付部付近からカウンタウェイトにかかる応力を側板によって直接的に受けることができる。よって、カウンタウェイトの強度を向上させつつ、凹部空間部の作業スペースを十分に確保することができる。
の発明に係る建設車両は、第1から第の発明のいずれか1つに係る建設車両であって、ケーブルカバーには、電源供給用のパワーケーブルが挿通される。
ここでは、ケーブルカバーに挿通されるケーブルとして、例えば、ハイブリッド式の油圧ショベル等に搭載される電源供給用のパワーケーブルを用いている。
ここで、電源供給用のパワーケーブルは、建設車両に搭載された電動モータ等へ電力を供給するケーブルである。
これにより、電力が供給されるケーブルに対して作業者が触れてしまうことをより確実に防止して、メンテナンス時の作業性を向上させることができる。
の発明に係る建設車両は、第1から第の発明のいずれか1つに係る建設車両であって、凹部空間部の上面を覆うように、着脱可能な状態で取り付けられたカバー部材をさらに備えている。
ここでは、カウンタウェイトにおける上面に向かって開口した凹部空間部を覆う蓋として、着脱可能なカバー部材を設けている。
ここで、カバー部材は、メンテナンス時に作業者が入りやすいように、カウンタウェイト側に着脱可能な状態で取り付けられる。
これにより、カウンタウェイトと車体部との間に形成された凹部空間部の上面開口を覆って、土砂等が凹部空間部内に侵入することを回避することができる。
の発明に係る建設車両は、第1から第の発明のいずれか1つに係る建設車両であって、冷却ファンと、遮蔽部材と、さらに備えている。冷却ファンは、車体部においてエンジンに隣接して設けられており、車体部と凹部空間部との境界面に沿って送風する。遮蔽部材は、車体部と凹部空間部との境界部分を覆うように設けられている。
ここでは、カウンタウェイトと車体部との境界面に沿って送風する冷却ファンが車体部におけるカウンタウェイト側に設置された建設車両において、カウンタウェイトの車体部側に形成された凹部空間部と車体部との境界部分を覆って車体部と凹部空間部とを分離する遮蔽部材を設けている。
ここで、上記遮蔽部材には、ある程度の重量を有するゴム製や樹脂製の部材等が含まれる。
通常、エンジン冷却用の冷却ファンによってカウンタウェイトと車体部との境界部分に沿って風を送る場合、送風方向における下流側の側方に形成された空間に風が回りこむことで下流側の風圧が低下するおそれがある。本発明においては、上述した凹部空間部をカウンタウェイト側に形成したことで、冷却ファンによる下流側の風圧低下が生じるおそれがある。
そこで、本発明の建設車両では、このカウンタウェイトと車体部との境界部分を覆う遮蔽部材を設けている。
これにより、カウンタウェイトの車体部側に大きな開口(凹部空間部)が形成されたことによって生じる冷却ファンの風圧ロスは、上記遮蔽部材によって上記境界部分を閉じることで解消される。この結果、冷却ファンによる冷却効率の低下を防止することができる。
の発明に係る建設車両は、第の発明に係る建設車両であって、遮蔽部材は、フレーム部と、遮蔽板と、を有している。フレーム部は、両端が略水平方向に沿って車体部側のフレームに脱着可能に固定される。遮蔽板は、フレーム部から垂れ下がるようにフレーム部に取り付けられている。
ここでは、フレーム部から垂れ下がるように遮蔽板が取り付けられており、フレーム部の両端が車体部側のフレームに脱着可能な状態で取り付けられる。
これにより、凹部空間部に作業者が入ってエンジン等の車体部側のメンテナンス作業を行う場合には、フレームの両端を車体部側のフレームから分離することで、凹部空間部から車体部側の空間へ容易にアクセス可能となる。
の発明に係る建設車両は、第の発明に係る建設車両であって、遮蔽板は、ゴム製の板状部材である。
ここでは、カウンタウェイトの凹部空間部と車体部側の空間とを分離する遮蔽部材として、ゴム製の板状部材を用いている。
これにより、凹部空間部と車体部側の空間との境界部分に設けられた遮蔽部材は、冷却ファンによって形成される空気の流れによって適度に変形した状態で、凹部空間部と車体部側の空間とを隙間なく分離することができる。また、ゴム製の板状部材を用いることで、板金部材等を用いた場合と比較して、振動によるビビリ対策としても有効である。
10の発明に係る建設車両は、第または第の発明に係る建設車両であって、遮蔽板は、上端部分がフレーム部に取り付けられている。
ここでは、遮蔽板が、その上端部分においてフレーム部に対して取り付けられている。
これにより、凹部空間部に作業者が入ってエンジン等の車体部側のメンテナンス作業を行う場合には、フレームの両端を車体部側のフレームから分離することで、凹部空間部から車体部側の空間へ容易にアクセス可能となる。
本発明に係る建設車両によれば、エンジンルーム側に作業スペースを拡大して十分な作業スペースを確保することができる。
本発明の一実施形態に係る油圧ショベルの構成を示す全体図。 図1の油圧ショベルの後方に設置されるカウンタウェイトの構成を示す斜視図。 図2のカウンタウェイトを構成する骨格部分を示す斜視図。 図2のカウンタウェイトと車体部との隣接部分周辺の構成を示す側断面図。 図4の隣接部分周辺の平面図。 図4の隣接部分をカウンタウェイト側から見た正面図。 ケーブルカバー内にパワーケーブルを挿通させた状態の構成を示す斜視図。 本発明の他の実施形態に係る油圧ショベルのカウンタウェイトと車体部との隣接部分周辺の構成を示す斜視図。 図8の隣接部分を示す正面図。 図8の隣接部分を示す側面図。 図8の隣接部分に取り付けられた遮蔽部材の構成を示す斜視図。 本発明のさらに他の実施形態に係る建設車両に搭載されるカウンタウェイトの構成を示す斜視図。
(実施形態1)
本発明の一実施形態に係る油圧ショベル(建設車両)1について、図1〜図7を用いて説明すれば以下の通りである。
[油圧ショベル1全体の構成]
本実施形態に係る油圧ショベル1は、ハイブリッド式の駆動部を含む建設車両であって、図1に示すように、下部走行体2と、旋回台3と、作業機4と、カウンタウェイト5と、車体部6と、機器室9と、キャブ10と、を備えている。
下部走行体2は、進行方向における左右両端部分に巻き掛けられた履帯Pを回転させることで、油圧ショベル1を前進、後進させるとともに、上面側に旋回台3を旋回可能な状態で搭載している。
旋回台3は、下部走行体2上において、任意の方向に旋回可能であって、上面に作業機4と、カウンタウェイト5と、車体部6と、キャブ10とを搭載している。
作業機4は、ブーム11と、ブーム11の先端に取り付けられたアーム12と、アーム12の先端に取り付けられたバケット13とを含むように構成されている。そして、作業機4は、図示しない油圧回路に含まれる各油圧シリンダ11a,12a,13a等によって、ブーム11やアーム12、バケット13等を上下に移動させながら、土木工事の現場において土砂や砂礫等の掘削作業を行う。
カウンタウェイト5は、例えば、鋼板を組み立てて形成した箱の中に屑鉄やコンクリート等を入れて固めたものであって、採掘時等において車体のバランスをとるために旋回台3上における車体部6の後方に設けられている。なお、このカウンタウェイト5の詳細な構成については、後段にて詳述する。
車体部6は、図1に示すように、カウンタウェイト5に隣接する位置に配置されており、開閉可能なエンジンフード14によって覆われた点検用の上部開口を有している。そして、車体部6の内部には、下部走行体2や作業機4を駆動するための動力源であるエンジン7(図4参照)や図示しないクーリングコア等が収容されている。
機器室9は、作業機4の後方に配置されており、図示しない燃料タンク、作動油タンクおよび操作弁等を収容する。
キャブ10は、油圧ショベル1のオペレータが乗降する室内空間を有しており、作業機4の先端部を見通せるように、旋回台3上における作業機4の側方となる左側前部に配置されている。
(カウンタウェイト5の構成)
カウンタウェイト5は、図2に示すように、凹部空間部20と、カバー部材21と、吊下げフック取付け穴21a,21aと、取付部22a,22bと、拡張部25と、を有している。
凹部空間部20は、車体部6側に設置されたエンジン7周辺の機器に対する点検・修理を行う際に、作業者が入り込んで作業を行うメンテナンス用の空間として利用される。また、凹部空間部20は、カウンタウェイト5における車体部6に隣接する側であって幅方向におけるほぼ中央部分に、上面に向かって開口するように形成されている。さらに、凹部空間部20は、図2および図3に示すように、カウンタウェイト5の内部空間として、底面20aと、左右の側面(側板部)20b,20cと、背面板20eと、拡張部25と、によって構成されている。
底面20aは、図3に示すように、凹部空間部20の底部分を形成する鋼板によって形成されており、メンテナンス作業時における作業者の足場となる。左側の側面20bは、図3に示すように、屈曲した鋼板によって形成されており、この屈曲部において後述する拡張部25を形成する。右側の側面20cは、底面20aから立設された鋼板によって形成されている。そして、左右の側面20b,20cは、図3に示すように、底面20aにおける取付部22a,22bの上方に立設されている。
カバー部材21は、凹部空間部20の上面開口を覆うように設けられており、ボルト等によって着脱可能な状態でカウンタウェイト5の後部に固定されている。これにより、凹部空間部20内に土砂や粉塵等が侵入してしまうことを防止することができる。
吊下げフック取付け穴21a,21aは、車体部6に対してカウンタウェイト5を取り付け、取り外しする際に吊下げフック(図示せず)が取り付けられる。
取付部22a,22bは、車体部6を構成するメインフレーム6a,6aに対してカウンタウェイト5が取り付けられる際の固定部分であって、カウンタウェイト5の下面から凹状に形成されている。ここで、上述した凹部空間部20の側面20b,20cは、カウンタウェイト5を構成する補強用のリブとして設けられており、上述したように、取付部22a,22bの上方に設置されている。これにより、車体部6側のメインフレームとの接続部分にかかる応力を、左右の側面20b,20cによってしっかりと受け止めることができる。
背面板20eは、凹部空間部20における車体部6側とは反対側の面を構成する。
拡張部25は、車体部6側に設置された発電機34に対してアクセスしやすくするために、左側の側面20bを形成する鋼板を屈曲させて形成されている。これにより、凹部空間部20の幅方向におけるスペースを一部拡張して、メンテナンスをより効率よく実施することができる。
<カウンタウェイト5と車体部6との隣接部分>
本実施形態では、上述した凹部空間部20を含むカウンタウェイト5と車体部6との隣接部分において、以下のような配置構成を採用している。
すなわち、図4、図5、図6および図7に示すように、カウンタウェイト5と隣接する車体部6側の空間には、エンジン7、ケーブルカバー30、パワーケーブル31、潤滑ポンプ32、燃料サプライポンプ33、発電機34および横フレーム35a,縦フレーム35bが設置されており、メンテナンス空間S1と非メンテナンス空間S2とが形成されている。
ケーブルカバー30は、図4に示すように、断面が略L字型形状の金属製の部材であって、高電圧が印加されるパワーケーブル31を保護している。ケーブルカバー30は、作業者がカウンタウェイト5の凹部空間部20内でメンテナンス作業を行う際に作業者が誤ってパワーケーブル31に触れてしまうことがないように、パワーケーブル31を凹部空間部20側から隔離する。また、ケーブルカバー30は、図4に示すように、その上面が上記凹部空間部20の底面20aに対して平坦になるように高さ位置を合わせて設置されている。これにより、カウンタウェイト5の凹部空間部20内においてメンテナンス作業等を行う作業者は、車体部6側に設置されたケーブルカバー30の上面も、底面20aから続くフラットな足場として利用することができる。よって、カウンタウェイト5における凹部空間部20の奥行き寸法はそのままで、車体部6側へ作業者の作業スペースを拡張して、メンテナンス作業等の作業性の向上が図れる。さらに、ケーブルカバー30は、メンテナンス作業の対象となる潤滑ポンプ32等が設置されたメンテナンス空間S1とそれ以外の空間とを隔離するために、メンテナンス作業の対象外となるパワーケーブル31等が配置された非メンテナンス空間S2を形成している。これにより、ケーブルカバー30によって非メンテナンス空間S2へのアクセルは不能となり、安全性を向上させることができる。また、ケーブルカバー30は、燃料系ホースとパワーケーブル31とを分離する隔壁としても機能する。また、ケーブルカバー30は、2本のメインフレーム6a,6a間に設置された支持フレーム6bに対して固定されている。そして、ケーブルカバー30を設置後、図7に示すように、ケーブルカバー30内にパワーケーブル31が挿通される。
パワーケーブル31は、ハイブリッド式の油圧ショベル1に搭載されたモータ等に接続された電力供給用の2本のケーブルである。パワーケーブル31は、凹部空間部20に対向する空間を通過しないように、凹部空間部20よりも下方へ設置されたケーブルカバー30内を通過するように配置されている。また、パワーケーブル31は、エンジン7周辺に設置されたメンテナンス対象物である潤滑ポンプ32等から分離された、ケーブルカバー30によって形成される非メンテナンス空間S2に設置される。
潤滑ポンプ32および燃料サプライポンプ33は、図5および図6に示すように、カウンタウェイト5の凹部空間部20の正面に広がるメンテナンス空間S1に設置された、メンテナンス対象物である。
発電機34は、図5および図6に示すように、カウンタウェイト5の凹部空間部20の正面に広がるメンテナンス空間S1に設置されており、メンテナンス対象物である。また、発電機34は、図6に示すように、メンテナンス空間S1の中でも右端寄りに設置されており、凹部空間部20の拡張部25の正面に配置されている。
横フレーム35aおよび縦フレーム35bは、図4および図6に示すように、車体部6側における凹部空間部20の上部正面に配置されたフレーム部材である。この横フレーム35aは、凹部空間部20内に作業者が入り込んで作業を行う際には、縦フレーム35bに対して接続された左右両端のボルトを外して着脱可能である。これにより、メンテナンス作業時に、フレームが邪魔になって作業性が低下することを防止することができる。
本実施形態の油圧ショベル1では、以上のように、カウンタウェイト5における車体部6に対して隣接する側に、上面に開口を有する凹部空間部20を設けている。そして、カウンタウェイト5側の凹部空間部20に隣接する車体部6側には、凹部空間部20の底面20aに対して、その上面が平坦になるように設置されたケーブルカバー30を設けている。
これにより、メンテナンス作業時には、作業者が作業を行う凹部空間部20の底面20aから続くフラットな足場としてケーブルカバー30の上面を利用することができる。このため、カウンタウェイト5と車体部6との間における作業者の作業スペースを車体部側に拡張して、メンテナンス時における作業性を向上させることができる。
(実施形態2)
本発明の他の実施形態に係る油圧ショベル(建設車両)201の構成について、図8〜図11を用いて説明すれば以下の通りである。
本実施形態の油圧ショベル201では、図8等に示すように、カウンタウェイト5側の凹部空間部20と車体部206側のメンテナンス空間S1との境界部分を覆う遮蔽部材240を設けた点で、上述した実施形態1とは異なっている。その他の構成については、実施形態1とほぼ同様であるから、実施形態1で説明した構成と同じ形状、機能を有する部材については、同じ符号を付し、ここでは説明を省略する。
本実施形態の油圧ショベル201は、図8に示すように、車体部206におけるカウンタウェイト5との境界部分近傍に、冷却ファン210と、クーリングコア211とを備えている。
冷却ファン210は、クーリングコア211に流れるエンジン207の冷却水との間で熱交換を行わせる空気を送りこむ送風装置であって、車体部206とカウンタウェイト5との境界面に略平行に風を送るように(図8中の矢印参照)、この境界面に略垂直に設置されている。なお、本実施形態では、冷却ファン210は、図8の矢印に示す左方向へ風を送ることで、図中右側に隣接配置されたクーリングコア211へ空気を送り込む。
クーリングコア211は、冷却ファン210に隣接配置されている。そして、クーリングコア211の内部を流れる冷却水は、冷却ファン210によって形成される車体部206内における空気との間で熱交換を行うことによって冷やされ、冷却水配管を介してエンジン207へと送られる。
さらに、油圧ショベル201は、車体部206におけるカウンタウェイト5との境界部分付近の位置に、互いに隣接するカウンタウェイト5側の凹部空間部20と車体部206側のメンテナンス空間S1とを分離するように仕切る遮蔽部材240を備えている。
遮蔽部材240は、図9に示すように、車体部206側から見た正面視においてカウンタウェイト5側の凹部空間部20を覆うように設けられている。また、遮蔽部材240は、車体部206側の横フレーム235a(図8等参照)に対して脱着可能な状態で両端が取り付けられるフレーム部241と、フレーム部241から垂れ下がるように上端部分がフレーム部241に取り付けられた遮蔽板242と、を有している。
横フレーム235aは、車体部206の幅方向における両端にそれぞれ配置されている。そして、遮蔽部材240のフレーム部241は、左右の横フレーム235a同士をつなぐように取り付けられる。
フレーム部241は、略水平方向に沿って車体部206の横フレーム235aに取り付けられている。また、フレーム部241は、図10に示すように、断面が略L字形状の金属製の部材を組み合わせて構成されている。また、フレーム部241は、図11に示すように、略L字型の一辺を構成する水平面にボルト孔241a、略L字型の垂直面にボルト孔241bがそれぞれ形成されている。
ボルト孔241aは、フレーム部241の両端に2つずつ形成されている。ボルト孔241aには、図9に示すように、フレーム部241を車体部206の横フレーム235aに対して固定するためのボルト243aが挿入されて締結される。
これにより、ボルト243aを締結したり解除したりすることで、フレーム部241が車体部206側の横フレーム235aに対して着脱することができる。そして、エンジン207のメンテナンス等を行う際には、このボルト243aの締結状態を解除することで、遮蔽部材240を車体部206から容易に取り外すことができる。この結果、凹部空間部20と車体部206との境界部分に遮蔽部材240を設けた場合でも、遮蔽部材240がメンテナンス作業の邪魔になることを回避できる。
ボルト孔241bは、図11に示すように、フレーム部241における中程に5つ形成されている。ボルト孔241bは、フレーム部241に遮蔽板242を固定するためのボルト243bが挿入されて締結される。これにより、フレーム部241から遮蔽板242が垂れ下がるように、遮蔽板242がフレーム部241に対して固定される。
遮蔽板242は、弾性を有する比較的比重の高いゴム製の板状部材であって、フレーム部241の垂直面に形成されたボルト孔241bに挿入されるボルト243bによって上端部分が固定されている。このため、遮蔽部材240がカウンタウェイト5と車体部206との境界部分に設置されると、図10に示すように、遮蔽板242は隙間が生じないように適度に変形して(図10中の点線参照)、車体部206とカウンタウェイト5側の凹部空間部20とを分離する。
以上のように、本実施形態の油圧ショベル201では、カウンタウェイト5と車体部206との境界面に沿って、冷却ファン210が空気の流れを形成している。そして、境界面における凹部空間部20と車体部206側のメンテナンス空間S1とを仕切るように凹部空間部20を覆う遮蔽部材240を設けている。
これにより、冷却ファン210によって形成される空気の流れのうち、冷却ファン210の下流側に流れる空気が、カウンタウェイト5側に形成された開口(凹部空間部20)内に流入してしまうことを回避することができる。よって、冷却ファン210の下流側における風圧の低下に起因して冷却ファン210の上流側に隣接配置されたクーリングコア211に供給される冷却用の空気の量が減少することを防止できる。この結果、クーリングコア211における冷却効率が低下することを防止することができる。
また、本実施形態では、遮蔽部材240として、ある程度の重量があって、かつ弾性を有するゴム製の遮蔽板242を用いている。
これにより、冷却ファン210によって形成される空気の流れによって遮蔽板242が適度に変形して、凹部空間部20と車体部206側のメンテナンス空間S1とを隙間なく仕切ることができる。そして、遮蔽板242には、比重の高いゴム製の板状部材を用いることで、冷却ファン210による空気の流れによって遮蔽板242が揺らぐことはない。よって、冷却ファン210によって形成される空気の流れがカウンタウェイト5側の凹部空間部20内に流入することを効果的に防ぐことができる。
さらに、本実施形態では、遮蔽部材240として、フレーム部241に遮蔽板242を吊り下げた暖簾状の部材を用いている。
これにより、フレーム部241と車体部206側の横フレーム235aとの固定を解除することで、遮蔽部材240を車体部206に対して容易に着脱することができる。この結果、凹部空間部20内に作業者が入ってメンテナンス作業等を行う場合でも、遮蔽部材240がメンテナンス作業の邪魔になることはない。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態1では、カウンタウェイト5に形成された凹部空間部20に、幅方向において部分的に凹部空間部20を拡張する拡張部25を設けた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図12に示すように、左右いずれか一方に拡張部等を設けることなく、左右対称な凹部空間部120を設けたカウンタウェイト105であってもよい。この場合でも、凹部空間部120の上面開口を覆うための開閉可能なカバー部材121を設けることで、凹部空間部120内への土砂等の侵入を防止することができる。
(B)
上記実施形態1では、車体部6側のメンテナンス空間S1内に設置されたメンテナンス対象物として、潤滑ポンプ32、燃料サプライポンプ33、発電機34等を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、エンジン周辺に設置された上記以外の機器を、メンテナンス対象物として作業を実施してもよい。
また、ハイブリッド式ではない通常の建設車両に対しても本発明の適用は可能である。
(C)
上記実施形態1では、非メンテナンス空間S2を形成するケーブルカバー30内に挿通されるケーブルとして、ハイブリッド式の油圧ショベル1に搭載された電力供給用のパワーケーブル31を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、非メンテナンス空間を形成するケーブルカバー内には、他のケーブルやホース類を挿通させてもよい。
(D)
上記実施形態2では、カウンタウェイト5側の凹部空間部20と車体部206側のメンテナンス空間S1とを仕切る遮蔽部材240を、車体部206側のフレームに対して固定した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、車体部に対して開閉可能なエンジンフードに対して遮蔽部材を取り付けてもよい。
この場合には、エンジンルーム内を点検するためにエンジンフードを開けると、エンジンフードに取り付けられた遮蔽部材も持ち上げられる。
これにより、カウンタウェイト側の凹部空間部と車体部側のメンテナンス空間とを仕切っていた遮蔽部材が自動的に取り除かれるため、例えば、作業者等がボルト等の固定を解除して遮蔽部材を除去する手間を省くことができる。
(E)
上記実施形態2では、カウンタウェイト5側の凹部空間部20と車体部206側のメンテナンス空間とを仕切る遮蔽部材240がゴム製の板状部材を含む例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、遮蔽部材として、樹脂製や金属製の遮蔽板を含む部材を用いてもよい。
このように弾性を有する樹脂製や金属製の板状部材を用いた場合には、上記両空間の間を隙間なく仕切ることができるので、より好ましい。
本発明の建設車両は、エンジンルーム側に作業スペースを拡大して十分な作業スペースを確保することができるという効果を奏することから、カウンタウェイトを搭載した各種建設車両に対して広く適用可能である。
1 油圧ショベル(建設車両)
2 下部走行体
3 旋回台
4 作業機
5 カウンタウェイト
6 車体部
6a メインフレーム
6b 支持フレーム
7 エンジン
9 機器室
10 キャブ
11 ブーム
11a 油圧シリンダ
12 アーム
12a 油圧シリンダ
13 バケット
13a 油圧シリンダ
14 エンジンフード
20 凹部空間部
20a 底面
20b,20c 側面(側板部)
20e 背面板
21 カバー部材
21a 吊下げフック取付け穴
22a,22b 取付部
25 拡張部
30 ケーブルカバー
31 パワーケーブル
32 潤滑ポンプ
33 燃料サプライポンプ
34 発電機
35a 横フレーム
35b 縦フレーム
105 カウンタウェイト
120 凹部空間部
121 カバー部材
201 油圧ショベル(建設車両)
206 車体部
207 エンジン
210 冷却ファン
211 クーリングコア
235a 横フレーム
240 遮蔽部材
241 フレーム部
241a,241b ボルト孔
242 遮蔽板
243a,243b ボルト
S1 メンテナンス空間
S2 非メンテナンス空間
実開平6−27960号公報(平成6年4月15日公開)

Claims (10)

  1. 車体部と、
    内部空間内に重量物が充填され、前記車体部の後方に設置されたカウンタウェイトと、
    前記カウンタウェイトにおける前記車体部側に、上面に向かって開口するように形成された凹部空間部と、
    前記凹部空間部に隣接する前記車体部側に配置されており、各種ケーブルを挿通する空間を内部に有し、前記凹部空間部の底面に対して同等の高さで上面が平坦になるように配置されたケーブルカバーと、
    を備えている建設車両。
  2. 前記ケーブルカバーは、上面が前記凹部空間部の底面に対して面一になるように配置されている、
    請求項1に記載の建設車両。
  3. 前記凹部空間部の底面と前記ケーブルカバーの上面とによって形成される底面および前記凹部空間部の側面によって形成され、作業を行う人の作業スペースを形成する作業空間を、さらに備えている、
    請求項1または2に記載の建設車両。
  4. 前記カウンタウェイトは、前記車体部のメインフレームに対して固定される取付部と、
    前記凹部空間部の左右の側面を形成し、前記取付部の上方に設置された側板部と、
    前記凹部空間部における前記車体部とは反対側の面を構成する背面板と
    を有している、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の建設車両。
  5. 前記ケーブルカバーには、電源供給用のパワーケーブルが挿通される、
    請求項1からのいずれか1項に記載の建設車両。
  6. 前記凹部空間部の上面を覆うように、着脱可能な状態で取り付けられたカバー部材をさらに備えている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の建設車両。
  7. 前記車体部においてエンジンに隣接して設けられており、前記車体部と前記凹部空間部との境界面に沿って送風する冷却ファンと、
    前記車体部と前記凹部空間部との境界部分を覆うように設けられた遮蔽部材と、
    をさらに備えている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の建設車両。
  8. 前記遮蔽部材は、両端が略水平方向に沿って前記車体部側のフレームに脱着可能に固定されるフレーム部と、前記フレーム部から垂れ下がるように前記フレーム部に取り付けられた遮蔽板と、を有している、
    請求項に記載の建設車両。
  9. 前記遮蔽板は、ゴム製の板状部材である、
    請求項に記載の建設車両。
  10. 前記遮蔽板は、上端部分が前記フレーム部に取り付けられている、
    請求項またはに記載の建設車両。
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