JP5654856B2 - 油圧ショベル - Google Patents

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本発明は、エンジンルームとカウンタウェイトとの境界部分付近に排気ガス後処理装置を搭載した油圧ショベルに関する。
近年、油圧ショベル等の建設機械には、排ガス規制に対応するために、エンジンの排気ガス中に含まれる微粒子物質を除去するための排気ガス後処理装置が搭載されている。
例えば、特許文献1には、ディーゼル微粒子捕集フィルタや選択還元触媒等を含む排気ガス後処理装置が、カウンタウェイトの凹部に収容された大型の油圧ショベルについて開示されている。
しかしながら、上記従来の油圧ショベルでは、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された油圧ショベルでは、ディーゼル微粒子捕集フィルタを含む排気ガス後処理装置をカウンタウェイトの凹部に搭載しているが、いわゆる後方小旋回型の油圧ショベルのように車体前後方向におけるカウンタウェイトの長さが小さい油圧ショベルでは、スペースの問題により、上記公報に開示された大型の油圧ショベルと同様の位置に排気ガス後処理装置を搭載することは困難である。そこで、エンジンルーム側に排気ガス後処理装置を設ける必要がある。ところが、排気ガス後処理装置は、エンジンルームよりも上方に突出すると後方視界性が低下するため、エンジンルーム内に収納している。
一方で、排気ガス後処理装置は、メンテナンス等のために、クレーンで吊り上げて車体部に対して着脱を行う必要がある。また上述のように、排気ガス後処理装置は、エンジンルーム内に収納されており、その上方にエンジンルームを構成するフレーム部材が存在するため、着脱時に排気ガス後処理装置の一部がフレーム部材等に干渉してしまうおそれがある。
本発明の課題は、例えば、後方小旋回型の油圧ショベルのように、車体前後方向における車体の長さが小さい油圧ショベルであっても、排気ガス後処理装置の着脱を容易に実施することが可能な油圧ショベルを提供することにある。
第1の発明に係る油圧ショベルは、旋回時にカウンタウェイトの端部が下部走行体からはみ出す量が下部走行体の幅に対して所定の割合以下となる後方小旋回型の油圧ショベルであって、車体部と、排気ガス後処理装置と、カウンタウェイトと、カバー部材と、段差部と、フレーム部材と、構造的不連続部と、を備えている。車体部は、エンジンが搭載されている。排気ガス後処理装置は、エンジンに隣接配置され、エンジンの排気ガス中に含まれる粒子状物質を減少させる。カウンタウェイトは、車体部の後部に取り付けられており、車体部側に凹部を有する略コの字型形状である。カバー部材は、凹部の上部開放空間を覆うとともに、カウンタウェイトに対して開閉可能な状態で取り付けられる。段差部は、カウンタウェイトの凹部の内壁面に沿って形成されており、カバー部材が閉じられた際にその端部が載置される。フレーム部材は、車体部に取り付けられており、排気ガス後処理装置の略鉛直方向上方に配置されている。構造的不連続部は、車体部の前後方向に対して斜めに形成された段差部の一部に設けられており、排気ガス後処理装置がフレーム部材と干渉しない位置までスライド移動させた状態で上方から吊り下げられた際に排気ガス後処理装置の一部が通過する。
ここでは、排気ガス後処理装置を搭載した後方小旋回型の油圧ショベルにおいて、エンジンルームの収納空間が限られており、排気ガス後処理装置の直上にフレーム部材が配置された構成であっても、メンテナンス時等に排気ガス後処理装置を容易に着脱できるようにするために、以下のような構成が採用されている。
なお、上記車体の前後方向とは、油圧ショベルのキャブ内に座ったオペレータの正面を前方向とする前後方向を意味している。また、上記排気ガス後処理装置とは、エンジンの排気ガス中に含まれる微粒子物質を減少させるフィルタ装置であって、ここでは、排気ガス後処理装置を着脱する際にクレーン等によって吊り下げられる排気ガス後処理装置の本体部、本体部とエンジンとをつなぐ配管を含む。また、上記段差部は、カウンタウェイトの凹部の内壁面における上端部付近に沿って形成されており、例えば、カバー部材を閉じた際に、カバー部材の上面とカウンタウェイトの上面とがフラットな面を形成する。そして、上記構造的不連続部(structural discontinuity)は、段差部の断面に直交する方向における構造的に不連続な部分であって、例えば、上記段差部の一部を切り欠いて形成されていてもよいし、あるいは複数設けられた段差部と段差部の間に形成されていてもよい。
本発明の油圧ショベルでは、排気ガス後処理装置の直上にフレーム部材が配置されているため、クレーン等を用いてこのまま排気ガス後処理装置を持ち上げてもフレーム部材と干渉してしまう。このため、本発明では、このようなフレーム部材との干渉を回避するために、エンジンルーム内において排気ガス後処理装置を所定の位置へスライド移動させた後、排気ガス後処理装置を持ち上げて着脱する。
このとき、後方小旋回型の油圧ショベルでは、カウンタウェイトとの干渉を避けるため、排気ガス後処理装置の水平方向における移動距離はできるだけ少ないことが好ましい。
そこで、本発明の油圧ショベルでは、カウンタウェイトの凹部の内壁面に沿って、車体の前後方向に対して斜めに形成された段差部の一部に、排気ガス後処理装置を通過させるために必要な空間を確保するための構造的不連続部を設けている。しかも、構造的不連続部は、カバー部材が被されるため、外観上目立たない。
これにより、後方小旋回型の油圧ショベルのように、エンジンルーム内における空間が限られている場合でも、排気ガス後処理装置を通過させるために必要な空間を確保するための構造的不連続部を段差部の一部に設け、排気ガス後処理装置をエンジンルーム内でスライド移動させた後、クレーン等を用いて持ち上げて着脱することができる。
この結果、排気ガス後処理装置のような比較的大きな装置をエンジンルーム内に効率よく配置し、かつこの着脱を容易に実施することができる。
第2の発明に係る油圧ショベルは、第1の発明に係る油圧ショベルであって、排気ガス後処理装置における車体部の前方側の第1端部とエンジンが搭載されたエンジンルームを仕切る仕切り板との間における車体部の前後方向における距離は、排気ガス後処理装置における第1端部とは反対側の第2端部と構造的不連続部との間の車体部の前後方向における距離とほぼ等しい。また、フレーム部材の下方に配置された排気ガス後処理装置の第3端部とフレーム部材との距離は、排気ガス後処理装置における第3端部とは反対側の第4端部と構造的不連続部との間の車体部の前後方向に直交する左右方向における距離とほぼ等しい。
ここでは、排気ガス後処理装置を着脱する際にエンジンルーム内において排気ガス後処理装置をスライド移動させるために必要な移動距離を、前後方向、左右方向においてそれぞれ特定している。
なお、上記排気ガス後処理装置は、長手方向が車体の前後方向に沿って配置されており、第1端部は排気ガス後処理装置の前端、第2端部は排気ガス後処理装置の後端をそれぞれ意味している。また、排気ガス後処理装置の短手方向は車体の左右方向に沿って配置されており、第3端部は排気ガス後処理装置のフレーム部材に対する干渉側の端部、第4端部は排気ガス後処理装置の干渉側の端部(第3端部)とは反対側の端部をそれぞれ意味している。
これにより、エンジンルーム内に排気ガス後処理装置を搭載した状態において、車体の前後方向においては、第2端部と構造的不連続部との前後方向における距離だけ水平方向に移動させるとともに、車体の左右方向においては、平面視において排気ガス後処理装置とフレーム部材との干渉を解消できる距離だけ移動させることができる。
この結果、エンジンルームの広さを最小限だけ活用しつつ、エンジンルーム内に排気ガス後処理装置を効率的に配置して、着脱も容易に実施することができる。
第3の発明に係る油圧ショベルは、第1または第2の発明に係る油圧ショベルであって、カバー部材は、エンジンルームの上方の開放空間を覆うエンジンフードと、排気ガス後処理装置の上方の開放空間を覆うカバーと、を有している。
ここで、上述した後方小旋回型の油圧ショベルでは、後方視界性を向上させるために、エンジンフード等の部材も平板状とし、カウンタウェイトの上面に対してフラットになるように設けられる。
このため、平板状のカバー部材では、箱型のカバー部材と比較して、剛性が低下するため、エンジンルームや排気ガス後処理装置の設置部分までを覆う単一の大きな部材とすることは難しい。
ここでは、エンジンルーム等を覆う平板状のカバー部材を、エンジンフードとカバーとに分けて設けているため、剛性の低い平板状のカバー部材でも最低限の剛性を確保することができる。
また、このようにカバー部材を分割して設けたために、そのつなぎ目の部分にフレーム部材が配置されて排気ガス後処理装置の直上に配置された場合でも、上述したスライド移動後の持ち上げを実施することで、フレーム部材が干渉して排気ガス後処理装置の着脱ができなくなることを回避できる。
第4の発明に係る油圧ショベルは、第3の発明に係る油圧ショベルであって、エンジンフードおよびカバーは、ともに平板によって形成されている。
ここでは、エンジンフードとカバーとを平板状の部材によって形成している。
これにより、後方小旋回型の油圧ショベルにおいて、オペレータの後方視界性を向上させることができる。また、平板状の部材としたことによる剛性の低下は、上述したカバー部材の分割によって、最小限の剛性を確保することができる。
第5の発明に係る油圧ショベルは、第1から第4の発明のいずれか1つに係る油圧ショベルであって、構造的不連続部は、段差部における前後方向に対して斜めに配置された部分に設けられている。
ここでは、カウンタウェイトの凹部の内周面に沿って形成された段差部のうち、車体の前後方向に対して斜めに形成された部分に構造的不連続部を設けている。
これにより、構造的不連続部を設けるためにカウンタウェイトの一部を切り欠く必要がないため、カウンタウェイトの重量が減ってしまうことを回避することができる。
第6の発明に係る油圧ショベルは、第1から第5の発明のいずれか1つに係る油圧ショベルであって、構造的不連続部は、段差部の一部を切り欠いて形成された切欠き部である。
これにより、簡素な構成により、構造的不連続部を設けることができる。
第7の発明に係る油圧ショベルは、車体部と、排気ガス後処理装置と、カウンタウェイトと、カバー部材と、段差部と、フレーム部材と、構造的不連続部と、を備えている。車体部は、エンジンが搭載されている。排気ガス後処理装置は、エンジンに隣接配置され、エンジンの排気ガス中に含まれる粒子状物質を減少させる。カウンタウェイトは、車体部の後部に取り付けられており、車体部側に凹部を有する略コの字型形状である。カバー部材は、凹部の上部開放空間を覆うとともに、カウンタウェイトに対して開閉可能な状態で取り付けられる。段差部は、カウンタウェイトの凹部の内壁面に沿って形成されており、カバー部材が閉じられた際に載置される。フレーム部材は、車体部に取り付けられており、排気ガス後処理装置の略鉛直方向上方に配置されている。構造的不連続部は、車体部の前後方向に対して斜めに形成された段差部の一部に設けられており、排気ガス後処理装置がフレーム部材と干渉しない位置までスライド移動させた状態で上方から吊り下げられた際に排気ガス後処理装置の一部が通過する。
ここでは、排気ガス後処理装置を搭載した油圧ショベルにおいて、例えば、後方小旋回型の油圧ショベルのようにエンジンルームの収納空間が限られており、排気ガス後処理装置の直上にフレーム部材が配置された構成であっても、メンテナンス時等に排気ガス後処理装置を容易に着脱できるようにするために、以下のような構成が採用されている。
なお、上記車体の前後方向とは、油圧ショベルのキャブ内に座ったオペレータの正面を前方向とする前後方向を意味している。また、上記排気ガス後処理装置とは、排気ガス規制に対応するために、エンジンの排気ガス中に含まれる微粒子物質を減少させるフィルタ装置であって、ここでは、排気ガス後処理装置を着脱する際にクレーン等によって吊り下げられる排気ガス後処理装置の本体部と本体部に接続された配管も含む。また、上記段差部は、カウンタウェイトの凹部の内壁面における上端部付近に沿って形成された突出部であって、例えば、カバー部材を閉じた際に、カバー部材の上面とカウンタウェイトの上面とがフラットな面を形成する。そして、上記構造的不連続部は、例えば、上記段差部の一部を切り欠いて形成されていてもよいし、あるいは複数設けられた段差部と段差部の間に形成されていてもよい。
本発明の油圧ショベルでは、排気ガス後処理装置の直上にフレーム部材が配置されているため、クレーン等を用いてこのまま排気ガス後処理装置を持ち上げてもフレーム部材と干渉してしまう。このため、本発明では、このようなフレーム部材との干渉を回避するために、エンジンルーム内において排気ガス後処理装置を所定の位置へスライド移動させた後、排気ガス後処理装置を持ち上げて着脱する。
このとき、例えば、後方小旋回型の油圧ショベル等では、カウンタウェイトとの干渉を避けるため、排気ガス後処理装置の水平方向における移動距離はできるだけ少ないことが好ましい。
そこで、本発明の油圧ショベルは、カウンタウェイトの凹部の内壁面に沿って、車体の前後方向に対して斜めに形成された段差部の一部に、排気ガス後処理装置を通過させるために必要な空間を確保するための構造的不連続部を設けている。しかも、構造的不連続部は、カバー部材が被されるため、外観上目立たない。
これにより、例えば、後方小旋回型の油圧ショベルのように、エンジンルーム内における空間が限られている場合でも、排気ガス後処理装置を通過させるために必要な空間を確保するための構造的不連続部を段差部の一部に設け、排気ガス後処理装置をエンジンルーム内でスライド移動させた後、クレーン等を用いて持ち上げて着脱することができる。
この結果、排気ガス後処理装置のような比較的大きな装置をエンジンルーム内に効率よく配置し、かつこの着脱を容易に実施することができる。
本発明に係る油圧ショベルによれば、排気ガス後処理装置のような比較的大きな装置をエンジンルーム内に効率よく配置しつつ、その着脱を容易に実施することができる。
本発明の一実施形態に係る油圧ショベルの外観の構成を示す側面図。 図1の油圧ショベルを示す平面図。 (a)は、図1の油圧ショベルにおけるカウンタウェイトとエンジンルームとの境界部分付近の構成を示す平面図。(b)は、エンジンフードとカバーとを示す簡略図。 図3(a)のA−A線矢視断面図。 図1の油圧ショベルにおけるカウンタウェイトとエンジンルームとの境界部分付近の構成を示す背面図。 図3(a)の排気ガス後処理装置上を覆うカバーを閉じた状態を示す概念図。 本発明の他の実施形態に係る油圧ショベルにおけるカウンタウェイトとエンジンルームとの境界部分付近の構成を示す背面図。
本発明の一実施形態に係る油圧ショベル1について、図1〜図6を用いて説明すれば以下の通りである。
なお、以下の説明において使用する「前後方向」「左右方向」とは、キャブ10(図1等参照)内でオペレータが椅子に座って正面を向いた状態を基準とする「前後方向」、「左右方向」を示すものとする。
[油圧ショベル1全体の構成]
本実施形態に係る油圧ショベル1は、図1および図2に示すように、下部走行体2と、旋回台3と、作業機4と、カウンタウェイト5と、エンジン6と、機器室9と、キャブ10とを備えている。そして、油圧ショベル1は、旋回時に車体後方の安全が保障されるように、後端旋回半径が下部走行体2の幅Bの120%以内であって、フロント最小旋回半径は120%を超える、いわゆる後方小旋回型(日本工業規格による定義(JIS A 8340-4))の油圧ショベルである。
下部走行体2は、進行方向左右両端部分に巻き掛けられた履帯Pを回転させることで、油圧ショベル1を前進・後進させるとともに、上面側に旋回台3を旋回可能な状態で搭載している。
旋回台3は、下部走行体2上において、旋回中心Oを中心として任意の方向に旋回可能であって、上面に作業機4と、カウンタウェイト5と、エンジン6と、キャブ10と、を搭載している。なお、この旋回台3上におけるエンジン6が搭載された空間(エンジンルーム11)とカウンタウェイト5との境界部分に配置された排気ガス後処理装置20(図3(a)参照)周辺の構成については、後段にて詳述する。
作業機4は、ブームと、ブームの先端に取り付けられたアームと、アームの先端に取り付けられたバケットとを含むように構成されており、油圧シリンダによってアームやバケット等を上下に移動させながら、土砂や砂礫等の掘削を行う土木工事の現場において作業を行う。
カウンタウェイト5は、例えば、鋼板を組み立てて形成した箱の中に屑鉄やコンクリート等を入れて固めたものであって、採掘時等において車体のバランスをとるために旋回台3の後端部に設けられている。また、カウンタウェイト5は、図3(a)に示すように、エンジンルーム11に面する側に、凹状に切り欠かれた凹部5aを有している。
エンジン6は、下部走行体2や作業機4を駆動するための駆動源であって、カウンタウェイト5に隣接するエンジンルーム11内に配置されている。
機器室9は、作業機4の側方に配置されており、図示しない燃料タンク、作動油タンクおよび操作弁等を収容する。
キャブ10は、油圧ショベル1のオペレータが乗降する運転室であって、作業機4の先端部を見通せるように、旋回台3上における作業機4の側方となる左側前部に配置されている。
[排気ガス後処理装置20周辺の構造]
本実施形態の油圧ショベル1では、図2に示すように、カウンタウェイト5の凹部5aとエンジンルーム11との境界部分付近に、排気ガス後処理装置20が設けられている。
排気ガス後処理装置20は、エンジン6の排気ガス中に含まれる粒子状物質を減少させる後処理装置として搭載されており、図3(a)に示すように、排気ガス後処理装置20の本体部20aと、配管21と、を備えている。
配管21は、エンジン6のエンジン配管6aと接続されており、エンジン6から排出される排気ガスを排気ガス後処理装置20内へ取り込む。また、配管21は、エンジン配管6aに対してボルト止めによって接合されており、後述する排気ガス後処理装置20をクレーン等で吊り上げてメンテナンス等を行う際には、排気ガス後処理装置20とともに車体外へと取り出される。さらに、配管21は、図5に示すように、旋回台3上に設置されている状態において、後述するフレーム部材31がその鉛直方向上に位置するように配置される。このため、排気ガス後処理装置20を車体から取り出す際には、配管21とフレーム部材31とが干渉しないように、エンジンルーム11内において排気ガス後処理装置20をスライド移動させてから吊り上げる必要がある。この排気ガス後処理装置20の取り外しに関しては、後段にて詳述する。
本実施形態の油圧ショベル1では、比較的大きな排気ガス後処理装置20をカウンタウェイト5の凹部5aの部分に効率よく配置し、かつメンテナンス時等にスムーズに排気ガス後処理装置20を車体外へと取り外せるように、以下のような構成を備えている。
具体的には、排気ガス後処理装置20の周辺には、図3(a)および図3(b)、図4に示すように、段差部24、フレーム部材31、仕切り板32、カバー(カバー部材)33、およびエンジンフード(カバー部材)34が設けられている。
段差部24は、図3(a)に示すように、カウンタウェイト5の凹部5aの内周面側に沿って、カウンタウェイト5の上面から所定の距離だけ低い位置に形成されており、略水平方向においてカウンタウェイト5の内側に向かって突出している(図6参照)。そして、段差部24には、図3(b)に示すように、排気ガス後処理装置20の上方空間を覆うカバー33の端部が載置される。さらに、段差部24は、その一部に切欠き(構造的不連続部)24aを有している。
切欠き24aは、後述する排気ガス後処理装置20を車体外へ取り出すためにエンジンルーム11内においてスライド移動させた際に、排気ガス後処理装置20の一部を通過させるために、段差部24における所定の位置に形成された凹状の部分である。そして、切欠き24aは、図3(a)に示すように、車体前後方向に対して角度θだけ傾斜した方向に沿って配置された段差部24の一部に形成されている。
フレーム部材31は、図3(b)に示すように、カウンタウェイト5の凹部5aの部分を覆うカバー部材(カバー33、エンジンフード34)が閉じられた状態で載置されるフレームであって、車体の前後方向に沿って取り付けられている。より詳細には、フレーム部材31は、カバー33とエンジンフード34とが隣接する部分に沿って配置されており、両カバー部材を閉じた状態では、両カバー部材の端部がそれぞれフレーム部材31の上面に載置される。
仕切り板32は、図3(a)に示すように、エンジンルーム11における車体前方側の境界となる板状の部材であって、車体の幅方向に沿って配置されている。つまり、エンジンルーム11は、仕切り板32とカウンタウェイト5の凹部5aの内周面とによって囲まれた空間として形成される。ここで、本実施形態の油圧ショベル1のような後方小旋回型の油圧ショベルでは、車体後部をできるだけ小さくする必要があるため、当然、カウンタウェイト5の前後方向における長さもできるだけ小さくする必要がある。一方で、排気ガス後処理装置20のように、エンジンルーム11内に設置された装置としては比較的大きな装置を着脱可能な状態で搭載する必要もある。このため、本実施形態では、後述する排気ガス後処理装置20をスライド移動できるだけの最小限のスペースを、エンジンルーム11内に確保している。
カバー33は、カウンタウェイト5の凹部5aに配置された排気ガス後処理装置20の上方空間を覆う開閉可能な平板状のカバー部材である。カバー33は、車体に対して閉じていくと、その端部が、段差部24上およびフレーム部材31上にそれぞれ載置された状態で全閉状態となる(図3(a)の破線部分参照)。なお、このカバー33の全閉状態では、図4に示すように、カウンタウェイト5の上面とカバー33の上面とはほぼ平滑な面を形成するため、キャブ10内のオペレータが後方を見た際に、カバー33によって遮られることはない。よって、キャブ10内からの後方視界性を向上させることができる。
エンジンフード34は、カウンタウェイト5の凹部5aの部分を覆うカバー部材の一部であって、上述したカバー33とは分割して設けられている。エンジンフード34は、カバー33と同様に、閉じた状態において、カウンタウェイト5の凹部5aの内周部分に沿って形成された段差部24上に載置される(図3(a)の破線部分参照)。そして、エンジンフード34は、板状部材として形成されており、閉じた状態ではカウンタウェイト5の上面とほぼ平滑な面を形成する。よって、カバー33と同様に、キャブ10内のオペレータの後方視界を遮ることはなく、キャブ10内からの後方視界性を向上させることができる。
ここで、本実施形態では、カウンタウェイト5の凹部5aを覆うカバー部材を、カバー33とエンジンフード34とに分割して設けている。これにより、例えば、排気ガス後処理装置20のメンテナンス等を行う際には、カバー33だけを開けて作業を行うことができるし、逆に、エンジンルーム11内の点検等を行う際には、エンジンフード34だけを開けて作業を行うことができる。よって、オペレータは分割して設けられた一方のカバー部材だけを開けて作業を行うことができるため、作業時の負担を軽減することができる。
また、上述したように、分割して設けたカバー33とエンジンフード34とは、ともに板状部材によって形成されている。通常、このような板状の部材によってカバー部材を形成した場合には、箱型のカバー部材と比較して強度的に劣るというデメリットがある。しかし、本実施形態では、従来は1部材であったカバー部材を、カバー33とエンジンフード34とに分割して設けている。このため、従来よりも強度的に低下したカバー部材であっても、大きさを制限したことで、充分な強度を確保することができる。
<排気ガス後処理装置20の取り外し工程>
本実施形態の油圧ショベル1は、後方小旋回型であるため、キャブ10後方のエンジンルーム11は省スペース化されている。そして、この油圧ショベル1のエンジンルーム11内に、メンテナンス時等に車体から着脱する必要がある比較的大きな排気ガス後処理装置20を搭載している。このため、本実施形態では、排気ガス後処理装置20を、エンジンルーム11内におけるカウンタウェイト5に形成された凹部5aに配置し、かつ排気ガス後処理装置20を取り外す際には、排気ガス後処理装置20(配管21)のフレーム部材31等との干渉を回避するためにエンジンルーム11内において所定の位置(図3(a)の符号20の破線参照)まで水平方向にスライド移動させた後、クレーン等によって吊り下げて車体から取り外す。
ここで、排気ガス後処理装置20のスライド移動は、カウンタウェイト5との干渉を避けるために、できる限り少ない移動量であることが好ましい。
そこで、本実施形態では、できるだけ少ない移動量で、平面視において排気ガス後処理装置20と他の部材とが干渉しない所定の位置まで移動させることができるように、カウンタウェイト5の凹部5aの内周面に沿って形成された段差部24の一部を切り欠いた切欠き24aを設けている。
具体的には、排気ガス後処理装置20を取り外す際には、図3(a)に示すように、車体の幅方向(図3(a)における上下方向)に移動量X、車体の前後方向(図3(a)における左右方向)に移動量Yだけ排気ガス後処理装置20をスライド移動させる。
ここで、移動量Xは、直上に設置されたフレーム部材31と配管21との干渉が回避されるために最低限必要な移動量X1(ただし、X>X1)より大きい移動量として定義される。一方、移動量Yは、排気ガス後処理装置20を車体の幅方向に移動量Xだけスライド移動させた際に生じる排気ガス後処理装置20の端部とカウンタウェイト5の凹部5aの内壁面との干渉を回避するために最低限必要な移動量Y1(ただし、Y>Y1)として定義される。
なお、移動量X,Yは、切欠き24aが形成された段差部24の車体前後方向に対する傾斜角度θとすると、以下の関係式(1)によって算出される。
tanθ=X/Y ・・・・・(1)
以上のことから、本実施形態では、車体の前後方向においては、仕切り板32と排気ガス後処理装置20の前方側端部(第1端部)との間隔を移動量Y以上確保するように排気ガス後処理装置20の配置位置が決定される。そして、排気ガス後処理装置20を車体の前後方向に移動量Yだけ移動させ、かつ配管21(第3端部)とフレーム部材31との干渉を回避するために必要な移動量Xだけ車体の幅方向に移動させた際に、排気ガス後処理装置20の後方側端部(第2端部)と側面端部(第4端部)とが交差する部分と干渉する段差部24の一部に切欠き24aを設けている。
これにより、後方小旋回型の油圧ショベル1において、排気ガス後処理装置20をエンジン6に隣接する位置に効率よく配置することができるとともに、排気ガス後処理装置20を所定量だけスライド移動させるだけで、容易にその着脱を実施することができる。
また、本実施形態の油圧ショベル1では、排気ガス後処理装置20を吊り上げる際に通過させる空間として段差部24の一部を切り欠いているだけで、カウンタウェイト5自体を切り欠いていない。このため、カウンタウェイト5の左右の重量バランスを崩すことなく、上記の効果を得ることができる。
さらに、排気ガス後処理装置20を吊り上げる際に通過させる空間として一部を切り欠いた段差部24は車体表面に露出していない。このため、油圧ショベル1のカウンタウェイト5の付近の外観を損なうことなく、上記の効果を得ることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、排気ガス後処理装置20の配管21の直上に、フレーム部材31が設けられており、排気ガス後処理装置20をそのまま持ち上げた際に配管21とフレーム部材31とが干渉する配置構成を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図7に示すように、排気ガス後処理装置20の本体部20aの直上にフレーム部材31が配置された配置構成であってもよい。
この場合でも、上記実施形態と同様に、配管21とフレーム部材31とが干渉しない所定の位置まで排気ガス後処理装置20をスライド移動させた後、排気ガス後処理装置20をクレーン等で持ち上げることで、上記と同様の効果を得ることができる。
(B)
上記実施形態では、後方小旋回型の油圧ショベル1に対して、本発明を適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、後方小旋回型に限らず、車体前後方向における車体の長さが短い小型や中型の油圧ショベルに対しても本発明の適用は可能である。
(C)
上記実施形態では、エンジンルーム11内において所定の位置までスライド移動させた排気ガス後処理装置20を持ち上げる際に通過させる空間を確保するための構造的不連続部として、段差部24の一部を切り欠いた切欠き24aを採用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
構造的不連続部としては、例えば、上記切欠き24a以外に、カウンタウェイト5の凹部の内壁面に沿って複数設けられた段差部と段差部との間の隙間を用いてもよい。
本発明は、排気ガス後処理装置のような比較的大きな装置をエンジンルーム内に効率よく配置しつつ、その着脱を容易に実施することができるという効果を奏することから、エンジンルームのスペースが比較的小さく排気ガス後処理装置を搭載した各種作業車両に対して広く適用可能である。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 旋回台
4 作業機
5 カウンタウェイト
5a 凹部
6 エンジン
6a エンジン配管
7 スライドドア
9 機器室
10 キャブ
11 エンジンルーム
20 排気ガス後処理装置
20a 本体部
21 配管
24 段差部
24a 切欠き(構造的不連続部)
31 フレーム部材
32 仕切り板
33 カバー(カバー部材)
34 エンジンフード(カバー部材)
B 幅
O 旋回中心
P 履帯
R 半径
X,Y 移動量
特開2008−156835号公報(平成20年7月10日公開)

Claims (7)

  1. 旋回時にカウンタウェイトの端部が下部走行体からはみ出す量が下部走行体の幅に対して所定の割合以下となる後方小旋回型の油圧ショベルであって、
    エンジンが搭載される車体部と、
    前記エンジンに隣接配置され、前記エンジンの排気ガス中に含まれる粒子状物質を減少させる排気ガス後処理装置と、
    前記車体部に取り付けられており、前記排気ガス後処理装置の略鉛直方向上方に配置されたフレーム部材と、
    前記車体部の後部に取り付けられており、前記車体部側に切り欠かれた凹部を有するカウンタウェイトと、
    前記凹部の上部開放空間を覆うとともに、前記カウンタウェイトに対して開閉可能な状態で取り付けられるカバー部材と、
    前記カウンタウェイトの前記凹部の内壁面に沿って形成されており、前記カバー部材が閉じられた際にその端部が載置される段差部と、
    前記車体部の前後方向に対して斜めに形成された前記段差部の一部に設けられており、前記排気ガス後処理装置が前記フレーム部材と干渉しない位置までスライド移動させた状態で上方から吊り下げられた際に前記排気ガス後処理装置の一部が通過する構造的不連続部と、
    を備えている油圧ショベル。
  2. 前記排気ガス後処理装置における前記車体部の前方側の第1端部と前記エンジンが搭載されたエンジンルームを仕切る仕切り板との間における前記車体部の前後方向における距離は、前記排気ガス後処理装置における前記第1端部とは反対側の第2端部と前記構造的不連続部との間の前記車体部の前後方向における距離とほぼ等しく、
    前記フレーム部材の下方に配置された前記排気ガス後処理装置の第3端部と前記フレーム部材との距離は、前記排気ガス後処理装置における前記第3端部とは反対側の第4端部と前記構造的不連続部との間の前記車体部の前後方向に直交する左右方向における距離とほぼ等しい、
    請求項1に記載の油圧ショベル。
  3. 前記カバー部材は、エンジンルームの上方の開放空間を覆うエンジンフードと、前記排気ガス後処理装置の上方の開放空間を覆うカバーと、を有している、
    請求項1または2に記載の油圧ショベル。
  4. 前記エンジンフードおよび前記カバーは、ともに平板によって形成されている、
    請求項3に記載の油圧ショベル。
  5. 前記構造的不連続部は、前記段差部における前後方向に対して斜めに配置された部分に設けられている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の油圧ショベル。
  6. 前記構造的不連続部は、前記段差部の一部を切り欠いて形成された切欠き部である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の油圧ショベル。
  7. エンジンが搭載される車体部と、
    前記エンジンに隣接配置され、前記エンジンの排気ガス中に含まれる粒子状物質を減少させる排気ガス後処理装置と、
    前記車体部の後部に取り付けられており、前記車体部側に切り欠かれた凹部を有するカウンタウェイトと、
    前記凹部の上部開放空間を覆うとともに、前記カウンタウェイトに対して開閉可能な状態で取り付けられるカバー部材と、
    前記カウンタウェイトの前記凹部の内壁面に沿って形成されており、前記カバー部材が閉じられた際に載置される段差部と、
    前記車体部に取り付けられており、前記排気ガス後処理装置の略鉛直方向上方に配置されたフレーム部材と、
    前記車体部の前後方向に対して斜めに形成された前記段差部の一部に設けられており、前記排気ガス後処理装置が前記フレーム部材と干渉しない位置までスライド移動させた状態で上方から吊り下げられた際に前記排気ガス後処理装置の一部が通過する構造的不連続部と、
    を備えている油圧ショベル。
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