JP2010174576A - 建設機械の開閉カバー装置 - Google Patents

建設機械の開閉カバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010174576A
JP2010174576A JP2009021027A JP2009021027A JP2010174576A JP 2010174576 A JP2010174576 A JP 2010174576A JP 2009021027 A JP2009021027 A JP 2009021027A JP 2009021027 A JP2009021027 A JP 2009021027A JP 2010174576 A JP2010174576 A JP 2010174576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing cover
engine hood
engine
counterweight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009021027A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Aoki
芳昇 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2009021027A priority Critical patent/JP2010174576A/ja
Publication of JP2010174576A publication Critical patent/JP2010174576A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

【課題】意図しない開閉カバーの開放を防止し、且つ、開閉カバーの構造が簡素化して開閉カバーを安価に製作できるようにする。
【解決手段】上部旋回体3に搭載したエンジン11がカウンタウエイト12により被蔽され、且つ、エンジン11の上部にエンジンフード14が上下回動可能に設けられ、エンジンフード14の下側に形成した点検窓17に開閉カバー18を取り付けられている。前記開閉カバー18の上端縁部及びカウンタウエイト12の上端縁部には係合溝20,21が形成されていると共に、係合溝20,21にエンジンフード14の下端縁部を係脱可能に係合させ、開閉カバー18の開放は、エンジンフード14の開放の後でなければ実行できないように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は建設機械の開閉カバー装置に関するものであり、特に、エンジンフードの下側に点検窓用の開閉カバーを配設して成る建設機械の開閉カバー装置に関するものである。
従来、此種油圧ショベル等の建設機械においては、下部走行体上に上部旋回体が搭載され、該上部旋回体の前部にはキャブが設けられている。更に、上部旋回体の後部にはエンジンが搭載され、該エンジンはカウンタウエイトにより被蔽されている。
又、エンジンの上部には開口部が形成されていると共に、該開口部は上下回動可能な略箱型のエンジンフードにより施蓋されている。そして、エンジンフードの下側には点検窓が形成され、該点検窓には把手付きの開閉カバーが設けられている(特許文献1参照)。
特開平11−082010公報
上記従来技術では、点検窓用の開閉カバーが悪戯や不測の外力などにより開放されたまま放置されることがある。開閉カバーが開放状態に放置されると、点検窓が外部に露呈されるために、該点検窓からゴミや塵埃などの異物や雨水がエンジンカバー内、即ち、エンジンルーム内に侵入する。その結果、該異物等によってエンジンルームが汚染され、該エンジンルーム内のエンジンや補機の機能に悪影響を与えることがある。
前記開閉カバーの不測の開放状態を防止するには、例えば、開閉カバーに高性能のロック機構を設けることが考えられる。しかし、このように構成すると、開閉カバーの構造が複雑になると共に該開閉カバーの製作コストが高騰する。
そこで、意図しない開閉カバーの開放を防止し、且つ、開閉カバーの構造が簡素化して安価に製作できるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、上部旋回体に搭載したエンジンがカウンタウエイトにより被蔽され、且つ、該エンジンの上部にエンジンフードが上下回動可能に設けられ、該エンジンフードの下側に形成した点検窓に開閉カバーを取り付けて成る建設機械の開閉カバー装置において、該開閉カバーの上端縁部及びカウンタウエイトの上端縁部に係合溝が連続して形成されていると共に、該係合溝に前記エンジンフードの下端縁部が係脱可能に係合し、該エンジンフードを開放しない限り前記開閉カバーを開放できないように構成した建設機械の開閉カバー装置を提供する。
この構成によれば、開閉カバーの上端縁部及びカウンタウエイトの上端縁部に係合溝が連続して形成されている。そして、エンジンフードの閉鎖時には、エンジンフードの下端縁部は前記係合溝に係合しているため、開閉カバーを開放させることはできない。又、エンジンフードを開放すると、前記係合溝に対するエンジンフード下端縁部の係合が解除されるために、前記開閉カバーの開放操作が可能になる。
請求項2記載の発明は、上記エンジンフード下端部と上記係合溝との係合部は外側から上記エンジンカバーの内部が見えないように形成されている請求項1記載の建設機械の開閉カバー装置を提供する。
この構成によれば、エンジンフードが閉鎖しているときは、エンジンフード下端部と係合溝との係合部には殆ど隙間が生ぜず、該係合部の外側からはエンジンカバーの内部を見ることができない。
請求項1記載の発明は、エンジンフードが開放されない限り、点検窓用の開閉カバーが開かないので、開閉カバーが不意に開放されることを阻止できる。従って、従来例のように、開閉カバーの意図しない開放により点検窓が外部に露呈されて、該点検窓からゴミ等の異物や雨水がエンジンカバーの内部に侵入することを確実に防止することができる。
また、エンジンフードは開閉カバーに対してロック手段の役割を果たす。依って、開閉カバーにロック機構や鍵を設ける必要がないので、開閉カバーの構造が簡素化して、該開閉カバーの製作が容易になると共に開閉カバーの製作コストが低減する。
請求項2記載の発明は、エンジンフード下端部と係合溝との間の係合部の外側からエンジンカバーの内部が直接見えないので、請求項1記載の発明の効果に加えて、開閉カバー装置の外観上の見映えが向上する。
本発明は、開閉カバーの不測の開放状態を防止し、且つ、開閉カバーの構造が簡素化して安価に製作できるようにするという目的を達成するために、上部旋回体に搭載したエンジンがカウンタウエイトにより被蔽され、且つ、該エンジンの上部にはエンジンフードが上下回動可能に設けられ、該エンジンフードの下側に形成した点検窓に開閉カバーが取り付けられた建設機械の開閉カバー装置において、前記開閉カバーの上端縁部及びカウンタウエイトの上端縁部に係合溝が形成されていると共に、該係合溝に前記エンジンフードの下端縁部が係脱可能に係合し、該エンジンフードを開放しない限り前記開閉カバーを開放できないように構成したことにより実現した。
以下、本発明の好適な一実施例を図面に従って説明する。図1は、本発明を適用した建設機械としての油圧ショベル1の側面図を示す。同図において、下部走行体2上には上部旋回体3が旋回自在に装架され、該上部旋回体3の前方一側部にキャブ4が載置されている。また、上部旋回体3の前方中央部には作業機が載置され、該作業機はブーム5,アーム6,バケット7並びに各種駆動用シリンダ8,9,10により構成されている。
前記ブーム5は上部旋回体3の前方中央部に俯仰可能に取り付けられ、該ブーム5の先端部にアーム6が上下回動可能に枢着されている。更に、アーム6の先端部にバケット7が上下回動可能に枢着されている。
また、上部旋回体3の後部にエンジン11が搭載され、該エンジン11はカウンタウエイト12により被蔽されている。さらに、カウンタウエイト12の左右上方部には、図4に示すように、点検用の開口部13が形成されていると共に、該開口部13はエンジンフード14により開閉可能に施蓋されている。
エンジンフード14は下部中央部に施錠装置15が装備され、施錠装置15をキー操作により解錠することにより、エンジンフード14を上方に回動して開放できるように構成されている。その際、エンジンフード14の回動時、該エンジンフード14の下面を支持するガスダンパー16によりアシストされるため、エンジンフード14を軽い押し上げ力で回動させることができる。
又、図2に示すように、カウンタウエイト12におけるエンジンフード14の下側には保守点検作業用の点検窓17が形成されていると共に、該点検窓17は開閉カバー(サイドドア−)18により着脱可能に施蓋されている。開閉カバー18はカウンタウエイト12側面の一部を形成している。そして、開閉カバー18の端部を除く所定領域には多数の通気孔19が形成され、多数の通気孔19を介して空気がカウンタウエイト12の内側又は外側に自由に流通できるように構成されている。
更に、図4に示すように、開閉カバー18の上端縁部は、カウンタウエイト12の上端縁部に連続するように形成されている。そして、開閉カバー18の上端縁部及びカウンタウエイト12の上端縁部の平面視形状は、エンジンフード14下端縁部の底面視形状に対応すべく、全体として円弧状、略U字状又は略コ字状に形成されている。
また、前記開閉カバー18の上端縁部に係合溝20が凹設されていると共に、カウンタウエイト12の上端縁部にも係合溝21が凹設されている。該カウンタウエイト12側の係合溝21は開閉カバー18側の係合溝20に連続するように形成されている。
そして、係合溝20,21には前記エンジンフード14の下端縁部が係脱可能に係合するように構成されている。又、エンジンフード14の閉鎖状態では、該エンジンフード14下端部と上記係合溝20,21との係合部には隙間が殆ど生じていないため、該係合部の外側からカウンタウエイト12の内部が見えないように形成されている。
図2及び図3は、エンジンフード14の閉鎖時の状態を示す斜視図及びその拡大図である。同図に示すように、エンジンフード14の閉鎖時には、開閉カバー18の上端縁部及びカウンタウエイト12の上端縁部に形成した係合溝20,21に前記エンジンフード14の下端縁部が係合している。従って、エンジンフード14の閉鎖状態では開閉カバー18を開くことができない。
このように本実施例では、エンジンフード14の閉鎖状態では、開閉カバー18上端の内縁部がエンジンフード14下端部の内側に位置するように嵌入している。このため、エンジンフード14を上方に開放しなければ、開閉カバー18の上端内縁部がエンジンフード14の下端内縁部に当接ために、開閉カバー18を開放させることができない。
図4及び図5は、エンジンフード14の開放時の状態を示す斜視図及びその拡大図である。同図に示すように、エンジンフード14を上方に回動して開放すると、エンジンフード14の下端縁部が前記係合溝20,21の上方に離間するため、該エンジンフード14の下端縁部と係合溝20,21との係合が解除される。従って、作業者は開閉カバー18を手で把持して開閉カバー18を容易に開くことができる。
以上の如く本発明によると、エンジンフード14が開放されない限り、点検窓17用の開閉カバー18を開くことができないため、開閉カバー18が悪戯などにより開放されることを阻止できる。斯くして、意図しない開閉カバー18の開放により点検窓17が外部に露呈されるおそれがなく、点検窓17からゴミ等の異物や雨水がカウンタウエイト12の内部に侵入することを確実に防止できる。
また、エンジンフード14が開放した後でなければ開閉カバー18を開くことができないので、エンジンフード14は開閉カバー18の開閉操作に対してロック手段として機能する。依って、開閉カバー18にロック機構(施錠装置、鍵)及び把手を設ける必要がないので、開閉カバー18の構造が簡素化して、開閉カバー18を容易に製作できるとともに、該開閉カバー18の製作コストが大幅に低減する。
更に、エンジンフード14を閉鎖させると、エンジンフード14下端部と上記係合溝20,21との嵌合部の外側からカウンタウエイト12の内部を見ることができないので、開閉カバー装置の外観上の見映えが著しく向上する。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明の一実施例を示し、建設機械としての油圧ショベルの全体側面図。 一実施例に係るエンジンフードの閉鎖時の状態を示す斜視図。 図2の要部の構造を説明する拡大詳細図。 一実施例に係るエンジンフードの開放時の状態を示す斜視図。 図4の要部の構造を説明する拡大詳細図。
1 油圧ショベル(建設機械)
3 上部旋回体
4 キャブ
11 エンジン
12 カウンタウエイト
14 エンジンフード
17 点検窓
18 開閉カバー(サイドドア−)
20 係合溝
21 係合溝

Claims (2)

  1. 上部旋回体に搭載したエンジンがカウンタウエイトにより被蔽され、且つ、該エンジンの上部にエンジンフードが上下回動可能に設けられ、該エンジンフードの下側に形成した点検窓に開閉カバーを取り付けて成る建設機械の開閉カバー装置において、該開閉カバーの上端縁部及びカウンタウエイトの上端縁部に係合溝が形成されていると共に、該係合溝に前記エンジンフードの下端縁部が係脱可能に係合し、該エンジンフードを開放しない限り前記開閉カバーを開放できないように構成したことを特徴とする建設機械の開閉カバー装置。
  2. 上記エンジンフード下端部と上記係合溝との係合部は外側から上記エンジンカバーの内部が見えないように形成されていることを特徴とする請求項1記載の建設機械の開閉カバー装置。

JP2009021027A 2009-01-31 2009-01-31 建設機械の開閉カバー装置 Pending JP2010174576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009021027A JP2010174576A (ja) 2009-01-31 2009-01-31 建設機械の開閉カバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009021027A JP2010174576A (ja) 2009-01-31 2009-01-31 建設機械の開閉カバー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010174576A true JP2010174576A (ja) 2010-08-12

Family

ID=42705802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009021027A Pending JP2010174576A (ja) 2009-01-31 2009-01-31 建設機械の開閉カバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010174576A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117249A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Komatsu Ltd 油圧ショベル
JP2017203301A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 コベルコ建機株式会社 建設機械

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117249A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Komatsu Ltd 油圧ショベル
JP2017203301A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 コベルコ建機株式会社 建設機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9004212B2 (en) Machine main body and operating machine provided with same
JP2001003388A (ja) 旋回作業機
JP2012012848A (ja) キャビンのドア
JP2008008089A (ja) 建設機械のガード構造
JP5949794B2 (ja) 建設機械のツールボックス
JP5154467B2 (ja) 旋回作業機のボンネット・カバー構造
JP2010174576A (ja) 建設機械の開閉カバー装置
JP4156638B2 (ja) 鉄蓋施錠装置
JP2584422Y2 (ja) 建設機械の運転室
JP4180994B2 (ja) 建設機械
JP5054802B2 (ja) 建設機械
JP2008127847A (ja) 建設機械の運転室
JP2010112096A (ja) 建設機械の旋回ロック装置
JP4717858B2 (ja) 建設機械の空調装置
JP2006057245A (ja) 建設機械用キャブ
JP2004074853A (ja) キャブ
JP5073768B2 (ja) フィルタ点検用カバーを備える建設機械
JP2005263024A (ja) 建設機械のキャブドア装置
JP7426970B2 (ja) 車体カバーの開閉機構
JPH09310376A (ja) 建設機械における外殻部材構造
JPH08254299A (ja) 分割型エンジンフード
JP4995786B2 (ja) 双腕型作業機械
JP2015140633A (ja) 建設機械
JP2007056493A (ja) 建設機械におけるカバー体
JP2014004892A (ja) キャビン