JP2008127847A - 建設機械の運転室 - Google Patents

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英司 赤羽根
Akiyasu Yamada
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Abstract

【課題】ヘッドガードを取り付けた運転室の屋根部に備える天窓を、簡単な構造で、十分に開放を可能に、かつ開閉操作を容易に設置した、建設機械の運転室を提供する。
【解決手段】運転室(2)が、屋根部(6)に開口された天窓開口(8)と、屋根部の略全面を覆う屋根部の上方に取り付けられたヘッドガード(10)と、天窓開口の上方に位置するヘッドガードの部分に天窓開口よりも大きく開口形成された開放部(12)と、この開放部に開閉可能に取り付けられた開閉ガード(14)と、この開閉ガードに取り付けられその開閉によって天窓開口を開閉する天窓体(16)を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設機械の運転室、さらに詳しくは、ヘッドガードを取り付けた運転室の天窓構造に関する。
代表的な建設機械である例えば油圧ショベルの運転室の屋根部には、換気・上方視界確保などのために天窓が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
油圧ショベルのような建設機械の運転室にはまた、トンネル内、採石現場、あるいはビル解体現場など、落下物の可能性のある所で稼動する場合の室内の運転者保護のために、屋根部の上方の略全面に、上部保護体であるヘッドガードが取り付けられている。
ヘッドガードは、強度上、また機械の高さ制限上、運転室の屋根部に近づけて取り付けられている。したがって、天窓の開閉がヘッドガードに邪魔され、上方に十分に開放できない問題がある。開放を十分にできるようにするために、ヘッドガード全体を天窓の開放方向に揺動可能に取り付け、天窓の開閉とヘッドガードの揺動とを連動させるリンク手段を設けたものが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−188180号公報(第1図)
しかしながら、上述したヘッドガードを揺動可能にした建設機械の運転室には、次のとおりの解決すべき課題がある。
すなわち、運転室は、屋根部に開閉可能に取り付けた天窓と屋根部に揺動可能に取り付けたヘッドガードとを連結し、天窓とともにヘッドガード全体を天窓の開閉方向に揺動させる構造になっているので、天窓とヘッドガードを連結するリンク手段が複雑になり、また天窓の開閉において重量のあるヘッドガード全体を運転室内の運転者が上げ下げ操作するのは容易でなく補助手段として例えば大型のガススプリングが必要になる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、ヘッドガードを取り付けた運転室の屋根部に備える天窓を、簡単な構造で、十分に開放を可能に、かつ開閉操作を容易に設置した、建設機械の運転室を提供することである。
本発明によれば上記技術的課題を解決する建設機械の運転室として、屋根部に開口された天窓開口と、屋根部の略全面を覆う屋根部の上方に取り付けられたヘッドガードと、天窓開口の上方に位置するヘッドガードの部分に天窓開口よりも大きく開口形成された開放部と、この開放部に開閉可能に取り付けられた開閉ガードと、この開閉ガードに取り付けられその開閉によって天窓開口を開閉する天窓体とを備えていることを特徴とする建設機械の運転室が提供される。
好適には、天窓体は、天窓開口の周縁部に接離自在に当接する天窓板を備えている。天窓板は、透明の板により形成されている。ヘッドガードの開放部は、開口穴状に形成されている。
なお天窓体は、天窓開口の周縁部に筒端が接離自在に当接する筒体と、筒体の中空部を閉じる天窓板とを備えるようにしてもよい。
本発明に従って構成された建設機械の運転室は、屋根部の天窓開口の上方に位置するヘッドガードの部分に開閉ガードを取り付けた開放部が形成され、開閉ガードに天窓開口を開閉する天窓体が取り付けられている。天窓開口を開閉するには、天窓体を取り付けた開閉ガードを開閉操作すればよい。したがって、ヘッドガード全体を揺動操作する必要のない、簡単な構造で、十分に開放を可能に、かつ開閉操作を容易に設置した天窓を備える建設機械の運転室が提供される。
以下、本発明に従って構成された建設機械の運転室について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
天窓開口を開閉する天窓体として、天窓開口に接離自在に当接する天窓板を備えた実施例について説明する。
図1を参照して説明する。全体を番号2で示す運転室は、運転室本体4の屋根部6に開口された天窓開口8と、屋根部6の略全面を覆う屋根部6の上方に取り付けられたヘッドガード10と、天窓開口8の上方に位置するヘッドガード10の部分に天窓開口8よりも大きく開口形成された開放部12と、開放部12に開閉可能に取り付けられた開閉ガード14と、開閉ガード14に取り付けられその開閉によって天窓開口8を開閉する天窓体16を備えている。いわゆる天窓18が天窓開口8と天窓体16によって形成されている。
運転室本体4は、鋼製部材を接合して略直方体状に形成されている。前面4a(図1の左手前面)には前窓が取り付けられ、左側面(図1の右手前面)には乗降用のドアが取り付けられる。屋根部6の前面4a側に天窓開口8が矩形状に形成されている。
図1とともに図2、図3を参照して説明する。ヘッドガード10は平面視(図3)において前後に延びる矩形状に鋼板により形成され、左右両側は運転室本体4の屋根部6側に向けて折り曲げられている。天窓開口8の上方に位置するヘッドガード10の開放部12は矩形の開口穴状に形成されている(図1)。
ヘッドガード10は、その矩形の四隅部に通されたボルト20によって、屋根部6の四隅に立設したボス4bに取り付けられている。
開放部12に開閉可能に取り付けられた開閉ガード14は、矩形のパイプを開放部12の矩形穴の周縁に位置付ける大きさに接合した矩形の枠体14aと、枠体14aで囲まれた空間に前後に平行に差し渡し枠体14aに両端部を一体に接合した複数(実施例では8個)の格子板14bを備えている。
開閉ガード14は、一対のヒンジ22,22によってヘッドガード10の上面に上方に揺動自在に、運転室2の前面4a側を開閉可能にして取り付けられている。
図1〜図3とともに、図4および図5を参照して説明する。開閉ガード14に取り付けられている天窓体16は、天窓開口8の周縁部に接離自在に当接し天窓開口8を閉じる天窓板16aを備えている。天窓板16aは枠体14aの左右下面に一対の支持板16b、16bによって支持されている。天窓板16aは、透明の強度を有する板、例えばポリカーボネート板よって形成されている。当接する天窓開口8の周縁部には運転室2の内外を気密に保持するためのゴムパッキン9が取り付けられている。
天窓18を開閉するためのパイプ状の操作ハンドル24が、基端部を開閉ガード14の枠体14aの前面4aの側に取り付け、天窓板16aを貫通して、先端部に握り部を有して備えられている。天窓18の開閉を付勢補助するする、すなわち操作ハンドル24を用いて天窓体16を取り付けた開閉ガード14の揺動開閉を付勢し補助する、一対のガススプリング26,26が、天窓体16の天窓板16aと運転室本体4の間に、天窓開口8を通し取り付けられている。
かくして天窓18は、操作ハンドル24を用いて運転室2内から、開放状態(図1の状態)と閉じ状態(図4の状態)に開閉操作される。
天窓開口を開閉する天窓体として、天窓開口に接離自在に当接する筒体と天窓板とを備えた実施例について説明する。
図6〜図8を参照して説明する。番号28で示す天窓体は、天窓開口8の周縁部に筒端が接離自在に当接する筒体28aと、筒体28aの中空部を閉じる中空部の途中に取り付けられた天窓板28bを備えている。筒体28aは天窓開口8に合わせた矩形筒に鋼板によって形成されている。筒体28aの一側の開口端が開閉ガード14の枠体14aの下面に固定されている。天窓板28bは透明の強度を有した板、例えばポリカーボネート板によって形成されている。当接する天窓開口8の周縁部には運転室2の内外を気密に保持するためのゴムパッキン9が取り付けられている。天窓開口8と天窓体28によって天窓30が形成されている。
天窓30を開閉するためのパイプ状の操作ハンドル32が、基端を筒体28aの内面の天窓板28bよりも運転室2内側にブラケットを介して取り付けられ、先端部に握り部を有し備えられている。天窓30の開閉操作を付勢し補助する一対のガススプリング26,26が、筒体28aの端部と運転室本体4の間に天窓開口8を通し取り付けられている。
かくして天窓30は、操作ハンドル32を用いて、運転室2内から開放状態(図6の状態)と閉じ状態(図7の状態)に開閉操作される。
上述したとおりの建設機械の運転室2の作用効果について説明する。
運転室2は、屋根部6の天窓開口8の上方に位置するヘッドガード10の部分に開閉ガード14を取り付けた開放部12が形成され、開閉ガード14に天窓開口8を開閉する天窓体16(あるいは天窓体28)が取り付けられている。したがって、天窓開口8を開閉するには、天窓体16(あるいは天窓体28)を取り付けた開閉ガード14を開閉すればよい。したがって、ヘッドガード10全体を揺動操作する必要のない、構造が簡単で、十分に開放でき、かつ開閉操作が容易な天窓18(30)を備えた運転室2が提供される。
特に、ヘッドガード10は全体を揺動させるものでないから、屋根部6へのヘッドガード10の取付構造は簡単である。また、開閉を付勢補助するガススプリング26も小型でよい。
天窓体16は、天窓開口8の周縁部に接離自在に当接する天窓板16aを備えている。また、天窓体28は、天窓開口8の周縁部に筒端が接離自在に当接する筒体28aと、筒体28aの中空部を閉じる天窓板28bを備えている。したがって、確実に天窓開口8を閉じ、また開放することができる。
天窓板16aあるいは天窓板28bは、透明の板によって形成されているので、運転室2内からの天窓開口8を通した上方視界が確保される。
ヘッドガード10の開放部12は開口穴状に形成されている。したがって、ヘッドガードの強度を保持することができる。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
本発明の実施例においては、天窓板16aあるいは28bは透明な板によって形成されているが、天窓板を通した上方視界が必要なければ、透明でない、例えば鋼板で形成してもよい。
本発明の実施例においては、ヘッドガード10の開放部12は開口穴状に形成されているが、ヘッドガードに要求される強度が重要でなければ、開放部は穴状でなく一部がヘッドガードの周縁に開いた切欠き状であってもよい。
本発明に従って構成された建設機械の運転室の一実施例を天窓開放状態で示した斜視図。運転室は艤装されていないフレーム状態で示されている。 図1に示す運転室の天窓の部分を示した側面図。 図2のA矢印方向に見た運転室を上方から見た平面図。天窓は閉じ状態。 図1に示す運転室を天窓閉じ状態で示した斜視図。 図4の閉じ状態の天窓部分の、天窓体を取り付けた開閉ガードの拡大詳細側面図。 本発明に従って構成された建設機械の運転室の他の実施例を天窓開放状態で示した斜視図。 図6に示す運転室を天窓閉じ状態で示した斜視図。 図7の閉じ状態の天窓部分の、天窓体を取り付けた開閉ガードの拡大詳細側面図。
符号の説明
2:運転室
6:屋根部
8:天窓開口
10:ヘッドガード
12:開放部
14:開閉ガード
16:天窓体
16a:天窓板
28:天窓体
28a:筒体
28b:天窓板

Claims (5)

  1. 屋根部に開口された天窓開口と、
    屋根部の略全面を覆う屋根部の上方に取り付けられたヘッドガードと、
    天窓開口の上方に位置するヘッドガードの部分に天窓開口よりも大きく開口形成された開放部と、
    この開放部に開閉可能に取り付けられた開閉ガードと、
    この開閉ガードに取り付けられその開閉によって天窓開口を開閉する天窓体と
    を備えていることを特徴とする建設機械の運転室。
  2. 天窓体が、
    天窓開口の周縁部に接離自在に当接する天窓板を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載の建設機械の運転室。
  3. 天窓体が、
    天窓開口の周縁部に筒端が接離自在に当接する筒体と、
    筒体の中空部を閉じる天窓板と
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の建設機械の運転室。
  4. 天窓板が、透明の板により形成されている
    ことを特徴とする請求項2または3記載の建設機械の運転室。
  5. ヘッドガードの開放部が、開口穴状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の建設機械の運転室。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103978873A (zh) * 2014-05-21 2014-08-13 重庆长安汽车股份有限公司 汽车全景天窗顶盖内衬的安装结构
JP2017052640A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 コベルコ建機株式会社 クレーンに備えられたキャブガード
JP2017214759A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 ヤンマー株式会社 ガード体及びガード体を装備する建設機械
CN110616766A (zh) * 2019-09-25 2019-12-27 上海三一重机股份有限公司 一种驾驶室顶护网结构和工程机械设备

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