JP6526405B2 - 作業機のキャブガード - Google Patents

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本発明は、油圧ショベル、解体機、木材作業機、または木材等の積み込み、積み降ろしに用いる荷役作業機等の作業機において、キャブの前面に設けるキャブガードに関する。
油圧ショベル、解体機、木材作業機あるいは荷役作業機等の作業機においては、掘削、解体作業、伐採、切断作業あるいは積み込み、積み降ろしの際に岩石、解体屑あるいは木材等がキャブに飛散あるいは倒れかかることがある。このため、キャブやオペレータを保護することを目的として、特許文献1には、キャブの前面に設けるキャブガードを、下ガードと、中間部ないし上部を一体化した上ガードとに分割し、これらの下ガードと上ガードとをそれぞれキャブの前面にボルトにより取付けたものが開示されている。
キャブガードの他の例として、特許文献2、3に記載のものがある。特許文献2に記載のキャブガードは、全周の枠をパイプにより一体に構成し、パイプで囲まれた枠内に縦横の板材でなる格子を溶接して構成し、このキャブガードをボルトによりキャブの前面に固定してなる。特許文献3に記載のキャブガードは、4周をL型の枠材により構成し、その枠材内に横板とパイプからなる格子を溶接してなる。これらの特許文献2、3に記載のキャブガードは、側面視がほぼ直線状をなすように構成される。
特開2014−54942号公報 特許第5355831号公報 実用新案登録第2514321号公報
特許文献1に記載のように、キャブガードを分割した構造にすると、分割部分において横材が重複して視界を遮る上下幅が大きくなり、キャブ内からの視界が悪くなる。
また、特許文献2、3に記載のように側面視が直線状をなすように構成すれば、キャブ内のオペレータの保護空間、すなわちキャブガードとオペレータとの間の空間が狭くなる上、キャブの下方の視界が悪くなる。
また、特許文献2に記載のように、キャブガードの全周をパイプにより構成すると重量が大となる。一方、特許文献3に記載のように、全周を断面形状がL字形の鋼材により構成すると、枠構成が大型となる。
本発明は、上記の問題点に鑑み、小型、軽量化された構造を有すると共に、オペレータからの視界も改善できる作業機のキャブガードを提供することを目的とする。
請求項1の作業機のキャブガードは、
キャブの前面に設けられ、前記キャブの前面の仰角部と俯角部にそれぞれ対応する仰角部と俯角部とを有するガード本体を備え、
前記ガード本体は、パイプからなる左右の縦枠と、前記左右の縦枠に両端を溶接して設けられた複数枚の横板と、前記複数枚の横板にそれぞれ溶接して設けられた複数枚の縦板とにより一体に構成され
前記ガード本体の下端の横板は、前記キャブの前後方向に見て後側となる後部と、その後部と一体をなす前部とにより構成されており、
前記後部はその前側が下向きとなるように傾斜し、前記前部は前記後部よりも前側がさらに下向きとなるように形成されていることを特徴とする。
請求項2の作業機のキャブガードは、請求項1に記載の作業機のキャブガードにおいて、
前記縦枠として角パイプが用いられており、
前記複数枚の横板のうち、少なくとも上下の横板以外の横板の左右方向の両端に、キャブの前後方向に見て後側を切り欠いた角形切欠部が設けられ、前記角形切欠部に、前記縦枠の前面と、前記縦枠の左右方向の内側の側面とでなるコーナー部が嵌められて溶接されることにより、前記横板が前記縦枠に結合されていることを特徴とする。
請求項3の作業機のキャブガードは、請求項1または2に記載の作業機のキャブガードにおいて、
前記ガード本体の左右いずれか一方の縦枠は前記キャブの前窓の一方の側部に蝶番により開閉可能に取付けられており、
前記ガード本体の自由端側の縦枠の仰角部に、前記ガード本体を閉じる際の前記縦枠とキャブ前面の縦枠受け部との時の当接による衝撃を緩和する緩衝材が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、パイプからなる左右の縦枠と、左右の縦枠間に両端を溶接して設ける複数枚の横板と、各横板に溶接して設ける複数枚の縦板とにより一体にガード本体を構成したものであり、パイプは左右の縦枠のみとしたので、ガード本体が一体構造でありながら、従来より軽量化されたキャブガードを実現できる。また、枠材をL字形の断面構造ではなく、パイプとしたため、強度を保ちつつ、L字形とした場合よりも小型化が実現できる。
また、ガード本体が一体構造をなすため、従来の分割構造のような上下の分割部分の横枠が無くなり、その結果、分割部分において、視界の障害となる部分が少なくなり、視界が良好となる。その上、ガード本体の下部がキャブの下部の俯角部に対応しているため、オペレータから下方への視界も改善できる。
また、ガード本体の下端の傾斜した横板の前部を、後部より下向きとなるように形成したので、ガード本体の下端部の背面側に設ける機器に対する下方からの飛来物から機器を保護することができる。
請求項2の発明によれば、左右の縦枠を角パイプにより構成し、この角パイプに横板の両端の角形切欠部を合わせて溶接したので、前方からの飛来物等に対して強度の高いキャブガードを実現できる。
請求項3の発明によれば、ガード本体が一体構造を有すると共に、左右いずれか片側を中心として開閉可能としたため、ガード本体を開くことにより、キャブの前面が一度に開放されるため、キャブの前窓の清掃作業が容易となり、清掃に要する労力、時間が削減される。
また、ガード本体の自由端側の縦枠の仰角部に緩衝材を設けたので、ガード本体の荷重を仰角部で受けることができ、その結果、蝶番に必要とされる強度を軽減し、小型化に寄与させることができる。
本発明のキャブガードの一実施の形態を示すキャブの斜視図であり、ガードを閉じた状態で示す。 本発明の前ガードの一実施の形態を示すキャブの斜視図であり、キャブガードを開いた状態で示す。 本実施の形態のキャブガードを示す正面図である。 本実施の形態のキャブガードを示す斜視図である。 (A)は本実施の形態のキャブガードを示す横断面図、(B)はそのキャブガードの縦板と横板との接合構造を示す部分分解斜視図、(C)はそのキャブガードの縦枠と横板との接合構造を示す横断面図である。 本実施の形態のキャブガードを運転室に対して閉じた状態で示す右側面図である。 本実施の形態のキャブガードの蝶番による取付け構造を示す斜視図である。 本実施の形態のキャブガードの下部構造を、運転室に対してキャブガードが閉じた状態で示す右側面図である。 本実施の形態のキャブガードのロック構造を非ロック状態で示す右側面図である。 図9のロック装置をロック状態で示す右側面図である。
図1は本発明の作業機のキャブガードの一実施の形態を示すキャブの斜視図である。1は作業機のキャブであり、このキャブ1は下部走行体(図示せず)上に旋回装置(図示せず)を介して設置した旋回フレーム(図示せず)上に搭載される。このキャブ1を備える作業機は、多関節構造あるいは伸縮構造のフロントを旋回フレームに取付けて油圧ショベル、解体機、木材伐採、切断等の木材作業機や木材等の荷役機、その他、使用目的に応じた作業具をフロントに備えた自走式作業機として構成されるものである。
2はキャブガードであり、このキャブガード2はキャブ1の前面を覆う前ガードとして構成され、前窓3の前面を覆う上下幅を有する。以下このキャブガード2を前ガードと称する。本実施の形態の前窓3は、図2の斜視図に示すように、中間部ないし上部を占める上窓3aと下窓3bとにより構成されているが、ガード2のガード本体7は、前窓3のほぼ全面に対面する上下幅および左右幅を有する。なお、図1、図2においてはキャブガードとして前ガード2のみを示しているが、この前ガード2のみではなく、キャブ1の上面部を覆う上ガードを設ける場合や、さらにキャブ1の背面を覆う後ガードを設ける場合もある。
前ガード2は、図3の正面図および図4の斜視図に示すように、パイプからなる左右の縦枠4a,4bと、左右の縦枠4a,4b間に両端を溶接して設ける複数枚の横板5a〜5eと、各横板5a〜5eに溶接して設ける複数枚の縦板6とにより一体構造のガード本体7を構成する。図2に示すように、キャブ1の前面の左右の片側(本実施の形態においてはキャブ1の右側)に上下に隔てて設けた蝶番8a,8bにより、後述(図7)の構造でガード本体7を開閉可能に取付ける。
本実施の形態においては、ガード本体7を構成する上下の横板5a,5e以外の横板5b〜5dと縦板6は、図5(A)の横断面図および図5(B)の斜視図に示すように、相互の突き合わせ部を結合溝5x,6aに互いに嵌合して溶接することにより一体化して構成している。上下端の横板5a,5eと縦板6との結合は、図3、図4に示すように、縦板6の上下端をそれぞれ横板5a,5eの板面に突き当てて溶接することにより行なう。縦枠4a,4bと上下端の横板5a,5eとの結合も同様に溶接により行なう。なお、上下端の横板5a,5eも縦板6と図5(B)の構造で結合してもよい。
なお、図5(A)に示すように、各縦板6の向きは、キャブ1内で作業機を操作するオペレータからの視線9と縦板6の板面が平行をなすように構成する。また、図6の側面図に示すように、横板5a〜5eの向きも、オペレータからの視線9と横板5a〜5eの板面が平行をなすように構成する。
本発明において、ガード本体7を構成する左右の縦枠4a,4bは丸パイプで構成してもよいが、本実施の形態においては、縦枠4a,4bを角パイプにより構成している。そして図5(C)に示すように、横板5b〜5dの縦枠4a,4bとの結合部に、キャブ1の前後方向に見て後側を切り欠いて形成した角形切欠部5yを設け、この角形切欠部5yを、角パイプでなる縦枠4bの前面4xと、縦枠4bの左右方向の内側の側面4yとでなるコーナー部4zに嵌めて溶接することにより、横板5b〜5dを縦枠4a,4bに結合する。なお、上下端の横板5a,5eの上下端も図5(C)の構造で縦枠4a,4bと結合してもよい。
図6は前ガード2をキャブ1の前面に対面させて閉じた状態を示す右側面図である。図6に示すように、ガード本体7は、キャブ1の前面の仰角部1aと俯角部1bにそれぞれ対応する仰角部7aと俯角部7bと、これらの間の垂直部7cとを有して側面視が略くの字形をなす。ここで、キャブ1の仰角部1aとは、キャブ前面の角度θが直角をなす部分11から上の領域であり、前窓3がやや上向きに傾斜した部分である。また俯角部7bは、キャブ前面の角度θが直角をなす部分11より下の領域であり、前窓3をやや下向きに傾斜した部分である。なお、本実施の形態においては、キャブ1の仰角部1aと俯角部1bとはなだらかな弧状に形成されている。これによりキャブ1内のオペレータの前方の保護空間を確保している。
図7は蝶番8aによるガード本体7の取付け構造を示す斜視図である。図7において、13はキャブ1の前面の一方の側部(本実施の形態においては右側)に設けた前枠であり、この前枠13に蝶番8aの取付け座14を溶接し、この取付け座14に蝶番8aの片側の取付け板15をボルト16により固定する。一方、ガード本体7の縦枠4aの背面にも蝶番8aの取付け座17を溶接し、この取付け座17に蝶番8aの他側の取付け板18をボルト19により固定する。ガード本体7の下側に設ける蝶番8bも同様な構造で前枠13と縦枠4aとの間に取付ける。
図2、図6に示すように、前ガード2の自由端側の縦枠4bには、縦枠4bの受け部であるキャブ1の前枠20に当接させる緩衝材21a〜21cを取付ける。これらの緩衝材21a〜21cはゴム等でなる弾性材でなる。図8は、緩衝材21a〜21cの取付け構造を、最下部の緩衝材21cで代表させて示すものであり、縦枠4bの背面にコ字形の取付け金具22を溶接し、緩衝材21cに埋め込んだボルト23を、取付け金具22に設けた貫通孔22aに挿通し、ボルト23に螺合するナット24,25で取付け金具22を挟持することにより、緩衝材21cを縦枠4bに取付ける。
図6に示すように、ガード本体7を閉じた状態において、3個の緩衝材21a〜21cのうち、上部の緩衝材21aと中間部の緩衝材21bは、ガード本体7の縦枠4bにおけるキャブ1の前面の仰角部1aとなる部分に当接させ、下部の緩衝材21cは俯角部1bとなる部分に当接させる。
図1、図6において、27はガード本体7の自由端側を、縦枠受け部である前枠20にロックするためのロック装置である。図9に示すように、ロック装置27のキャブ1側の装置は、前枠20に取付け座28を溶接し、その取付け座28に、ロック受けピン29を有するブラケット30をボルト31により固定して構成する。一方、ガード本体7の縦枠4bにはブラケット35を溶接等により固定し、このブラケット35に、扁平な角筒状の係合体36を固定する。この係合体36にはロック受けピン29に嵌合する嵌合溝36aを設ける。また、係合体36にはロックレバー32を軸34を中心として回動可能に取付ける。また、係合体36には、軸37を中心として回動可能にロック爪38を内蔵する。このロック爪38はキャブ1側にロック用溝38aを有する。ガード本体7がキャブ1から離れた状態では、ロックレバー32は図9に示すように下げた姿勢にしておく。この状態では、図示のように、ロック爪38はその自重により、ロック用溝38aの開口部が係合体36の嵌合溝36aの開口部と一致する姿勢となる。
ガード本体7をキャブ1の前面を覆って閉じた姿勢にする場合には、図10に矢印40で示すように縦枠4bと共にブラケット35および係合体36をキャブ1側に移動させる。これにより、ロック受けピン29に、係合体36の嵌合溝36aと、ロック爪38のロック用溝38aが嵌まり、ロック爪38はロック受けピン29によって押されることにより矢印41に示すように回動する。このようにロック爪38が回動した状態において、ロックレバー32を矢印42に示すように押し上げ、ロック爪38の係止突起38bにロックレバー32の係止凹部32aを嵌合させる。
このようにロックした状態においては、ガード本体7の自重によりブラケット35が下がろうとすると、ロック爪38はロック受けピン29から押し上げられる方向(矢印41の反対方向)の回動力を受け、これにより、ロック爪38の係止突起38bはロックレバー32の係止凹部32aに強く接合されるため、ロック状態が保たれる。また、ガード本体7がキャブ1から離れる方向の力を受けた場合もロック爪38はロック受けピン29から矢印41の反対方向の回動力を受け、ロック爪38の係止突起38bはロックレバー32の係止凹部32aに強く接合されるため、ロック状態が保たれる。
図2に示すように、ガード本体7の開閉終端時における衝撃を緩和するため、前窓3の下枠45とガード本体7の最下端の横板5eとの間に流体ダンパ46を取付けている。また、図8に示すように、ガード本体7の下端の横板5eを、キャブ1の前後方向に見て後側となる後部50と、その後部50と一体をなす前部51とにより構成し、後部50はその前側が下向きとなるように傾斜させ、前部51は後部50よりも前側がさらに下向きとなるように形成する。本実施の形態においては、前部51はほぼ垂直に下がるように構成している。
以上に述べたように、本実施の形態においては、パイプからなる左右の縦枠4a,4bと、左右の縦枠4a,4b間に両端を溶接して設ける複数枚の横板5a〜5eと、各横板5a〜5eに溶接して設ける複数枚の縦板6とにより一体構造にガード本体7を構成したものであり、比較的重量のあるパイプは左右の縦枠4a,4bのみとし、他は比較的軽量の横板5a〜5eと縦板6により構成したので、ガード本体が一体構造でありながら、従来より軽量化された前ガードを実現できる。また、パイプでなる縦枠4a,4bは、枠材をL字形の断面構造とした場合に比較して小型化でき、ガード本体7の小型化が実現できる。
このように、前ガード2が小型、軽量化できるため、開閉式でありながら、開閉が容易な前ガード2を実現できる。また、ガード本体7が一体構造を有するため、ガード本体7を開くことにより、キャブ1の前面が一度に開放されると共に、閉じる際にはロック装置27により簡単にロックできるため、キャブ1の前窓の清掃作業が容易となり、清掃に要する労力、時間が削減される。
また、ガード本体7が一体構造をなすため、従来の分割構造のような上下の分割部分の横枠が無くなるため、分割部分において、視界の障害となる部分が少なくなり、視界が良好となる。その上、ガード本体7の下部がキャブ1の下部の俯角部1bに対応しているため、オペレータから下方への視界も改善できる。
また、左右の縦枠4a,4bを角パイプにより構成し、この角パイプのコーナー部4zに横板5b〜5dの両端の角形切欠部5yを嵌めて溶接したので、前方からの飛来物等に対して強度の高い前ガード2を実現できる。
また、ガード本体7の自由端側の縦枠4bの仰角部7aに緩衝材21a,21bを設けたので、ガード本体7の荷重をキャブ1の前面の仰角部1aで受けることができ、その結果、蝶番8a,8bに必要とされる強度を軽減し、小型化に寄与させることができる。
また、ガード本体7の下端の横板5eの前部51を、その前端が後部50よりも下向きとなるように形成したので、ガード本体7の下端部の背面側に設ける流体ダンパ46からなる緩衝機器等の機器を、図8に矢印48で示すように下方からの飛来物から保護することができる。
以上本発明を実施の形態により説明したが、本発明を実施する場合は、上記の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、付加が可能である。
1 キャブ
2 キャブガード(前ガード)
3 前窓
4a,4b 縦枠
4z コーナー部
5a〜5e 横板
5y 角形切欠部
6 縦板
7 ガード本体
7a 仰角部
7b 俯角部
8a,8b 蝶番
21a〜21c 緩衝材
27 ロック装置
46 流体ダンパ
50 後部
51 前部

Claims (3)

  1. キャブの前面に設けられ、前記キャブの前面の仰角部と俯角部にそれぞれ対応する仰角部と俯角部とを有するガード本体を備え、
    前記ガード本体は、パイプからなる左右の縦枠と、前記左右の縦枠に両端を溶接して設けられた複数枚の横板と、前記複数枚の横板にそれぞれ溶接して設けられた複数枚の縦板とにより一体に構成され
    前記ガード本体の下端の横板は、前記キャブの前後方向に見て後側となる後部と、その後部と一体をなす前部とにより構成されており、
    前記後部はその前側が下向きとなるように傾斜し、前記前部は前記後部よりも前側がさらに下向きとなるように形成されていることを特徴とする作業機のキャブガード。
  2. 請求項1に記載の作業機のキャブガードにおいて、
    前記縦枠として角パイプが用いられており、
    前記複数枚の横板のうち、少なくとも上下の横板以外の横板の左右方向の両端に、キャブの前後方向に見て後側を切り欠いた角形切欠部が設けられ、前記角形切欠部に、前記縦枠の前面と、前記縦枠の左右方向の内側の側面とでなるコーナー部が嵌められて溶接されることにより、前記横板が前記縦枠に結合されていることを特徴とする作業機のキャブガード。
  3. 請求項1または2に記載の作業機のキャブガードにおいて、
    前記ガード本体の左右いずれか一方の縦枠は前記キャブの前窓の一方の側部に蝶番により開閉可能に取付けられており、
    前記ガード本体の自由端側の縦枠の仰角部に、前記ガード本体を閉じる際の前記縦枠とキャブ前面の縦枠受け部との時の当接による衝撃を緩和する緩衝材が設けられていることを特徴とする作業機のキャブガード。
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