JP5905349B2 - 作業車両 - Google Patents

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この発明は、ボンネットを備えた作業車両に関する。
エンジンルームの上方側を開閉するボンネットと、エンジンルームの底面側から立上って該エンジンルームの前後を仕切る隔壁とを備え、隔壁の上端部及び左右両縁側と、閉状態のボンネットの内面側との間に正面視逆U字状のシール材を設けて密閉する特許文献1に示す作業車両が公知になっている。
特開2004−224307号公報
上記文献の作業車両は、シール材によって隙間が埋められた隔壁により、エンジンルーム後方側への埃等の侵入が効率的に防止される一方で、ボンネットの開閉がシール材の引掛りによってスムーズに行えない場合がある他、該引掛りや擦れ等によってシール材が破損する虞がある他、シール材がボンネット又は隔壁に前後で接当するため、ボンネットの左右位置が上手く定まらない場合がある。
本発明は、エンジンルームの前後を仕切る隔壁の上端部及び左右両縁側と、閉状態のボンネットの内面側との間に正面視逆U字状のシール材を設けて密閉する作業車両において、エンジンルームの開閉がスムーズに行うことが可能であるとともに、ボンネット開閉時の引掛りによるシール材の破損も防止される作業車両を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、第1に、エンジンルーム4の上方側を開閉するボンネット11と、エンジンルーム4の底面側から立上って該エンジンルーム4の前後を仕切る隔壁13とを備え、隔壁13の上端部及び左右両縁側と、閉状態のボンネット11の内面側との間に正面視逆U字状のシール材26を設けて密閉する作業車両において、ボンネット11の内面側に正面視逆U字状の補強部材24を設け、該補強部材24の左右両側を、それぞれ下方に向かって左右外側に傾斜させることによりボンネット側傾斜部29を形成するともに、隔壁13の左右両縁側を、それぞれ上記ボンネット側傾斜部29に左右内側から寄添うように傾斜させることにより隔壁側傾斜部14aを形成し、補強部材24と隔壁13との間に両者の形状に沿う前記シール材26を介在させ、ボンネット側傾斜部29及び隔壁側傾斜部14aを、それぞれ上部側の傾斜よりも下部側の傾斜が急になるように形成したことを特徴とする。
上記構成によれば、ボンネット側傾斜部及び隔壁側傾斜部によって、閉作動させる際に、ボンネットが、所定の左右位置にスムーズに案内されるため、ボンネットの閉作動が安定するとともに、ボンネットの開閉作動時におけるシール材の擦れや引っ掛かりを防止できる。さらに、ボンネットの内面側に設けた補強部材に、前記ボンネット側傾斜部を形成しているため、ガイド機能と補強機能が兼用されて部品点数が削減できる。
また、ボンネット側傾斜部及び隔壁側傾斜部を、それぞれ上部側の傾斜よりも下部側の傾斜が急になるように形成したものによれば、ボンネットの閉作動時の案内がよりスムーズになる。
本発明を適用した農業用のトラクタの側面図である。 ボンネットを開いた状態のトラクタの要部側面図である。 ボンネットを開いた状態のトラクタの要部正面図である。 エンジンルーム内の正面図である。 (A),(B)はボンネットの要部正断面図及び要部側面図ある。 ボンネットの要部底面図である。 ボンネットの要部斜視図である。 ボンネットと隔壁とのシール構造を示す要部側面図である
図1は、本発明を適用した農業用のトラクタの側面図であり、図2及び図3は、ボンネットを開いた状態のトラクタの要部側面図及び要部正面図である。作業車両の一種であるトラクタは、左右一対の前輪1,1及び後輪2,2によって支持された前後方向のシャーシフレーム3上の前側半部にエンジンルーム4を形成するとともに、シャーシフレーム3上の後側半部に操縦部を覆うキャビン6が立設されて走行機体7を構成しており、この走行機体7の後部に昇降リンクを介してロータリ耕耘装置等の作業機(図示しない)が昇降自在に連結されている。
エンジンルーム4内には、シャーシフレーム3上に取付支持されたエンジン8が格納され、このエンジン8の前方には、ラジエータ9が配設され、このエンジンルーム4の上方と左右両側方と前方とが開閉自在なボンネット11によってカバーされる。
ラジエータ9は、前後方向に厚みを有する正面視方形状に形成され、シャーシフレーム3の後部に形成された水平なベースプレート12上に載置され、シャーシフレーム3の一部を構成するベースプレート12と、後述する隔壁13とによって、ラジエータ9が該シャーシフレーム3側に支持固定される。
図4は、エンジンルーム内の正面図である。図1乃至4に示すように、隔壁13は、ラジエータ9を境にエンジンフレーム4を前後に仕切るように、エンジンルーム4の底板となるベースプレート12の上面(床面,底面)から垂直方向に立設された板状部材であり、該隔壁13の外縁は、正面視方形状に成形され、その下端部がシャーシフレーム3側に固定される。隔壁13の左右両側縁部及び上端部には、全体範囲に亘って正面視逆U字状の外枠14が形成されている。
ボンネット11は、前後方向に延びる天板16と、該天板16の左右両縁からそれぞれ下方に延出された左右一対のサイドプレート17,17と、フロントグリル18とを有している。左右のサイドプレート17,17は、前端部の下部同士が左右内側に延設されて互いに連接され、これによって、サイドプレート17及び天板16の前端部に環状の縁が形成され、この環状の縁にフロントグリル18が嵌め込み固定される。このフロントグリル18は、自身に形成された複数(多数)の通気孔18aによって前後方向の通気性が確保される。
このボンネット11は、自身の後端部上側に配置されたヒンジ19によって支持され、該ヒンジ19部分を支点にボンネット11が上下揺動自在に走行機体7の機体フレーム7a側に支持されている。このボンネット11は、伸長方向に付勢されたガススプリング21等の弾性部材によって上方揺動方向に付勢される。
具体的には、エンジン8の上面側の取付部材22と、ボンネット11内面側とにガススプリング21の両側端部がそれぞれ前後回動自在に連結され、このガススプリング21によってボンネット11が上方揺動方向に付勢され、このようにしてボンネット11が最上方位置(開位置)に揺動されると、エンジンルーム4の前方、左右両側方及び上方が開放されて開状態となる。
一方、ボンネット11を、ガススプリング21の弾性力に抗して、自身の前側下端部がベースプレート12側に近接又は当接する位置(閉位置)まで下方揺動させると、ベースプレート12下面側のボンネットキャッチ23によって、ボンネット11が閉状態でロックされ、このボンネットキャッチ23のロックを解除すると、ガススプリング21の作用によって、再びボンネット11が開状態となる。
該構成のトラクタは、キャビン6内の操縦部に乗込んだオペレータの操作によって、ロータリ耕耘装置を下降させ且つ耕耘駆動させることにより、走行機体7を前進走行させ、圃場の耕耘作業を行う。
本トラクタの路上走行中又は作業走行中、フロントグリル18からエンジンルーム4内に導入されたエアは、ラジエータ9内に流動し、ラジエータ9内の冷却水を冷却する。冷却された冷却水は、エンジン8内に戻されてエンジン18内を冷却して温められた後、再びラジエータ9に戻され、以下、この冷却サイクルを繰返す。
このエアによる冷却の際に、フロントグリル18の通気孔18aが小さいため、埃等のエンジンルーム4への混入をある程度防止できる一方で、エンジンルーム4内に混入された埃が、隔壁13の後方に入り込むことを防止するため、隔壁13と、ボンネット11の内面との間には、防塵手段が設けられている。
次に、図4乃至図8に基づき防塵手段の構成を説明する。
図5(A),(B)はボンネットの要部正断面図及び要部側面図であり、図6及び図7は、ボンネットの要部底面図及び要部斜視図であり、図8は、ボンネットと隔壁とのシール構造を示す要部側面図である。閉状態のボンネット11の内面における隔壁13側部分には、正面視逆U字状の補強部材24が形成され、上記防塵手段は、隔壁13と、補強部材24と、隔壁13と補強部材24との間に介在する正面視U字状のシール材26とによって構成されている。
上記補強部材24は、両面が前後を向いた左右の上下方向のサイド支持プレート27,27及び左右方向の上部支持プレート28と、両面が左右方向を向いた左右の上下方向のサイド接当プレート(ボンネット側傾斜部)29,29と、両面が上下方向を向いた左右方向の上部接当プレート31とを備えている。
サイド支持プレート27,27は、左右外側縁がボンネット11の左右の内面に、それぞれ溶接等で取付固定され、上部支持プレート28は、上縁がボンネット11の内面の上側部分に溶接等で取付固定されている。
左右のサイド接当プレート29,29は、自身の前縁が、近い側のサイド支持プレート27,27の後面の左右内側端部に溶接等で取付固定され、上部接当プレート31は、自身の前縁が、上部支持プレート28の後面の下端部に溶接等で取付固定されている。この左右のサイド接当プレート29は、下方に向かって互いに離間するように左右外側に傾斜形成されている。
この他、3つの各接当プレート29,29,31は、ボンネット11の内面の一部を構成し、各接当プレート29,29,31の表面は、曲げ部分以外はフラットに形成され、接当プレート29,29,31の後端部は、ボンネット11の近い側の内面に向かって屈曲形成されている。
一方、隔壁13も左右各縁側(具体的には、外枠14の左右各部)が、近い側のサイド接当プレート29に、左右内側から寄添うように、下方に向かって左右外側に傾斜形成されて隔壁側傾斜部14a,14aを構成している。
シール材26は、弾性変形可能な合成樹脂やゴム等によって構成され、このシール材26は、外縁14と、3つの接当プレート29,29,31との何れか一方に固定されるが、図示する例では、隔壁14側に固定されている。そして、このシール材26は、正面視で、U字状をなす3つの接当プレート29,29,31及び外縁14の形状に沿ってこれらと略同一形状の正面視U字状をなしている。具体的には、シール材26の左右両側が、サイド接当プレート29,29及び隔壁側傾斜部14a,14aと同様に下方に向かって左右外側に傾斜してシール側傾斜部26a,26aを構成している。
また、上述した各サイド接当プレート29は、下方側に向かって傾斜角度が段階的に変化し、次第に下降傾斜角度が大きくなる。具体的には、上部側の下降傾斜度合は小さく、これよりも下方側の傾斜度合は中程度であり、これよりも下方の中途部から下部に亘る範囲の下降傾斜度合は、最大となっている。このサイド接当プレート29と同様に、各シール側傾斜部26a及び各隔壁側傾斜部14aも、傾斜度合が下方に向かって段階的に急になるように変更される。
該構成のトラクタでは、開状態のボンネット11を閉操作する際、上記した傾斜形状によって、ボンネット11がスムーズに所定(左右方向中央)に案内され、円滑な操作が可能になる他、シール材26が、補強部材24及び隔壁13に全長方向全体で密着した状態なり、隔壁13とボンネット11の間がシールされ、埃等の混入が効率的に防止される。特に、シール材26が、各接当プレート29,29,31の前後幅中央部に接当した状態になり、両者が安定的に接当した状態になる。
4 エンジンルーム
11 ボンネット
13 隔壁
14a 隔壁側傾斜部
24 補強部材
26 シール材
29 サイド接当プレート(ボンネット側傾斜部)

Claims (1)

  1. エンジンルーム(4)の上方側を開閉するボンネット(11)と、エンジンルーム(4)の底面側から立上って該エンジンルーム(4)の前後を仕切る隔壁(13)とを備え、隔壁(13)の上端部及び左右両縁側と、閉状態のボンネット(11)の内面側との間に正面視逆U字状のシール材(26)を設けて密閉する作業車両において、ボンネット(11)の内面側に正面視逆U字状の補強部材(24)を設け、該補強部材(24)の左右両側を、それぞれ下方に向かって左右外側に傾斜させることによりボンネット側傾斜部(29)を形成するともに、隔壁(13)の左右両縁側を、それぞれ上記ボンネット側傾斜部(29)に左右内側から寄添うように傾斜させることにより隔壁側傾斜部(14a)を形成し、補強部材(24)と隔壁(13)との間に両者の形状に沿う前記シール材(26)を介在させ、ボンネット側傾斜部(29)及び隔壁側傾斜部(14a)を、それぞれ上部側の傾斜よりも下部側の傾斜が急になるように形成した作業車両。
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