JP4455923B2 - 旋回式建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の旋回式建設機械に関し、特に、カウンタウエイト、外装カバー等を備えた旋回式建設機械に関する。
一般に、旋回式建設機械としては、例えば油圧ショベル等が知られており、この油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とによって大略構成されている。
また、油圧ショベルには、例えば後方小旋回機と呼ばれる小型の油圧ショベル(以下、小旋回式油圧ショベルという)がある。この小旋回式油圧ショベルは、カウンタウエイトを旋回中心に近付けて配置することにより、上部旋回体を上側からみてほぼ円形状に形成し、旋回したときに概ね車幅内に収まるように構成されている。
そして、小旋回式油圧ショベルの上部旋回体は、旋回フレームと、該旋回フレーム上に設けられたエンジンと、前記作業装置との重量バランスをとるために前記旋回フレームの後端部に設けられたカウンタウエイトと、前記旋回フレームに設けられ、該カウンタウエイトと協働して前記エンジン、油圧ポンプ、タンク等の内部機器を覆う外装カバーと、該外装カバーの下側に位置して前記カウンタウエイトから前側に延びる左,右のスカートカバーとを備えている。
ここで、スカートカバーは、カウンタウエイト側となる後端部を該カウンタウエイトの内周側に重ね合わせるように配置することにより、加工誤差によってスカートカバーとカウンタウエイトとの間に内部のエンジン等が覗けるような隙間が生じるのを抑えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
一方、小旋回式油圧ショベルは、上部旋回体がほぼ車幅内に収まるように小型に形成しているから、カウンタウエイトに十分な厚みをもたせることができない。このため、小旋回式油圧ショベルには、カウンタウエイトを上部旋回体の後面を規定する高さをもって形成することにより、カウンタウエイトの重量を大きくしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−291071号公報 特開2003−129523号公報
ところで、上述した特許文献1による油圧ショベルでは、スカートカバーの後端部をカウンタウエイトの内周側に重ね合わせて配置することにより、組立時にスカートカバーとカウンタウエイトとの間に隙間が生じるのを抑える構成としている。
しかし、特許文献2による油圧ショベルのように、カウンタウエイトを上部旋回体の後面を規定する高さをもって形成した場合には、該カウンタウエイトは、スカートカバーの上側に位置する外装カバーにも接することになる。このため、カウンタウエイトと外装カバーを旋回フレーム側に組付けるときには、該外装カバーとカウンタウエイトとが接する部分の隙間調整を行なわなくてはならず、組立作業に手間や時間を要してしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、外装カバー、プロテクタとカウンタウエイトとの間の隙間調整を不要とし、組立作業性を向上できるようにした旋回式建設機械を提供することにある。
請求項1の発明による建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられ前側に作業装置が取付けられた上部旋回体とからなり、該上部旋回体は、旋回フレームと、該旋回フレーム上に設けられたエンジンと、前記作業装置との重量バランスをとるために前記旋回フレームの後端部に設けられたカウンタウエイトと、前記旋回フレームに設けられ該カウンタウエイトと協働して前記エンジンを含む内部機器を覆う外装カバーとを備えている。
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記カウンタウエイトは前記上部旋回体の後面を規定する高さをもって形成し、前記カウンタウエイトの左,右の下側には当該カウンタウエイトの一部を形成する重量物からなる左,右のプロテクタを設け前記外装カバーは、前記カウンタウエイトの左側で左プロテクタの上側に位置する左後中カバーと、該左後中カバーの上側に位置する左後上カバーと、前記カウンタウエイトの右側で右プロテクタの上側に位置する右後中カバーとを含んで構成し、前記カウンタウエイトの左端縁部分には、前記左プロテクタ、左後中カバーおよび左後上カバーのカウンタウエイト側端縁を嵌合して設け、前記カウンタウエイトの右端縁部分には、前記右プロテクタおよび右後中カバーのカウンタウエイト側端縁を嵌合して設ける構成としたことにある。
請求項2の発明によると、前記カウンタウエイトの左,右の端縁部分には内面側を上,下方向に窪ませて内面側嵌合溝を設け、前記左,右のプロテクタ、左後中カバー、左後上カバーおよび右後中カバーのカウンタウエイト側端縁には外面側を上,下方向に窪ませて前記内面側嵌合溝に嵌合する外面側嵌合溝を設ける構成としたことにある。
請求項の発明によると、前記カウンタウエイトの右端縁上部には外面側を上,下方向に窪ませて他の外面側嵌合溝を設け、該外面側嵌合溝には前記外装カバーの一部を形成するタンクカバーの後端部を嵌合する構成としたことにある。
請求項の発明によると、前記カウンタウエイトは前記エンジンを点検するための点検口を有し、前記カウンタウエイトには前記外装カバーの一部を形成し上,下方向に移動することにより前記点検口を開閉するエンジンカバーを設ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、カウンタウエイトを上部旋回体の後面を規定する高さをもって形成した場合、該カウンタウエイトと外装カバーとが接するが、この外装カバーは、カウンタウエイトの左,右に重なるように嵌合することができる。即ち、カウンタウエイトの左端縁部分には、左プロテクタ、外装カバーの左後中カバーおよび左後上カバーのカウンタウエイト側端縁を嵌合することができ、カウンタウエイトの右端縁部分には、右プロテクタおよび右後中カバーのカウンタウエイト側端縁を嵌合することができる。
これにより、カウンタウエイトの左端縁部分と左プロテクタ、左後中カバー、左後上カバーとの間の合わせ位置と、カウンタウエイトの右端縁部分と右プロテクタ、外装カバーの右後中カバーとの間の合わせ位置をそれぞれ上,下に延びる1本の線とし、すっきりとした外観に仕上げることができる。
の結果、カウンタウエイトと外装カバーを組立てるときには、両者間の隙間調整作業を省略することができるから、組立作業時間を短縮して生産性を向上することができ、また、部品の精度を低く抑えて製造コストを低減することができる。
また、カウンタウエイトの左,右の下側には、重量物からなる左,右のプロテクタを嵌合しているから、カウンタウエイトと左,右のプロテクタを組立てるときの隙間調整作業を省略することができ、外装カバーと同様に、生産性の向上、製造コストの低減を図ることができる。しかも、重量物からなる左,右のプロテクタは、カウンタウエイトの一部を形成することができるから、例えばカウンタウエイトの厚さ寸法等を小さくすることができ、この場合にはエンジン等の設置スペースを広くして組立作業性を向上でき、或いは、上部旋回体の旋回半径を小さくして旋回性能を向上することができる。
請求項2の発明によれば、カウンタウエイトの左,右の端縁部分に設けた内面側嵌合溝には、左,右のプロテクタ、左後中カバー、左後上カバーおよび右後中カバーのカウンタウエイト側端縁に設けた外面側嵌合溝を嵌合することにより、カウンタウエイトの外面とプロテクタ、外装カバーの外面との段差を小さくすることができる。これにより、外観上の見栄えを良好にすることができる。また、プロテクタと外装カバーとを外側に寄せて配置することができるから、エンジン等の内部機器を収容するスペースを広くすることができる。
さらに、上,下方向に窪ませて内面側嵌合溝と外面側嵌合溝とを設けているから、この内面側嵌合溝と外面側嵌合溝との合わせ位置を上,下方向に延びる1本の線として形成することができる。これにより、隙間調整を行なわなくても良好な外観を得ることができる。
請求項の発明によれば、カウンタウエイトの右端縁上部に設けた他の外面側嵌合溝にタンクカバーの後端部を嵌合することにより、カウンタウエイトの外面とタンクカバーの外面との段差を小さくすることができ、また隙間調整を省略することができる。しかも、他の外面側嵌合溝は、カウンタウエイトの外面側を上,下方向に窪ませて形成しているから、例えばタンクカバーを開閉式とした場合でも、タンクカバーの後端部を外面側嵌合溝に外側から容易に嵌合することができる。
請求項の発明によれば、カウンタウエイトに設けられたエンジンカバーを開くことにより、点検口からエンジンの点検作業等を容易に行なうことができる。また、エンジンカバーを閉じて点検口を覆うことにより、エンジンを保護でき、また見栄えを良好にすることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る旋回式建設機械として小旋回式油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図9に従って詳細に説明する。
図1、図2において、1は旋回式建設機械としての小旋回式油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置4とにより大略構成されている。
ここで、上部旋回体3は、下部走行体2の車幅内でほぼ旋回できるように、上方からみてほぼ円形状に形成されている。そして、上部旋回体3は、後述の旋回フレーム5、エンジン10、カウンタウエイト13、プロテクタ14,15、外装カバー16等を含んで構成されている。
5は上部旋回体3の支持構造体を構成する旋回フレームで、該旋回フレーム5の前側には作業装置4が取付けられている。また、旋回フレーム5の後端部には後述のカウンタウエイト13が取付けられ、該カウンタウエイト13の前側にはエンジン10が搭載されている。
6は旋回フレーム5上の左側に設けられたキャブで、該キャブ6は、オペレータが各種操作を行なう運転室を画成するものである。また、キャブ6内には、オペレータが着座する運転席7が設けられ、該運転席7の左,右両側には作業装置4等を操作する作業レバー8が設けられている。さらに、運転席7の前側には下部走行体2を走行させるための走行レバー・ペダル9が設けられている。
10は旋回フレーム5の後部側に設けられたエンジン(図3、図4中に図示)で、該エンジン10は、左,右方向に延在する横置き状態に配置されている。また、エンジン10の左側には、該エンジン10によって駆動される油圧ポンプ11が設けられ、エンジン10の右側には、ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器12が配設されている。さらに、熱交換器12の前側には、旋回フレーム5の右側に位置して作動油タンク、燃料タンク(いずれも図示せず)が配設されている。そして、エンジン10、油圧ポンプ11、熱交換器12、作動油タンク、燃料タンク等の内部機器は、後述のカウンタウエイト13、プロテクタ14,15、外装カバー16等によって覆われている。
13はエンジン10の後側に位置して旋回フレーム5の後端部に設けられたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト13は、作業装置4との重量バランスをとるもので、例えば鋳造手段を用いて製造されている。また、カウンタウエイト13は、ほぼ円形状の上部旋回体3に対応して中央部が後側に突出するように湾曲した円弧形状に形成されている。さらに、カウンタウエイト13は、図3に示すように、上部旋回体3の後面を規定する高さ、即ち、旋回フレーム5の下端からキャブ6を除いて最も高い部分となる後述の外装カバー16上部までの高さ寸法Hをもって形成されている。
そして、カウンタウエイト13は、下側に位置して厚肉に形成された下ウエイト部13Aと、該下ウエイト部13Aの上側に位置して薄肉に形成された中ウエイト部13Bと、該中ウエイト部13Bの上側に位置して厚肉に形成された上ウエイト部13Cとを備えている。また、中ウエイト部13Bの外面側は、下ウエイト部13A、上ウエイト部13Cよりも一段窪ませた凹陥面13B1となり、該凹陥面13B1には後述のエンジンカバー22が閉じたときに嵌るようになっている。さらに、中ウエイト部13Bには、下ウエイト部13Aと上ウエイト部13Cとの間に大きく開口して点検口13Dが設けられ、エンジン10等の点検作業、メンテナンス作業等は、この点検口13Dから行なうことができる。
また、下ウエイト部13Aの左端縁部分には、図5、図7に示すように、内面側の角部を上,下方向に窪ませることにより左下内面側嵌合溝13Eが形成されている。また、下ウエイト部13Aの右端縁部分には、図6、図7に示すように、内面側の角部を上,下方向に窪ませることにより右下内面側嵌合溝13Fが形成されている。そして、左下内面側嵌合溝13Eには後述する左プロテクタ14の外面側嵌合溝14Bが重なるように嵌合され、右下内面側嵌合溝13Fには後述する右プロテクタ15の外面側嵌合溝15Bが嵌合される。
一方、中ウエイト部13Bの左端縁部分には、左下内面側嵌合溝13Eから上側に延びて左中内面側嵌合溝13Gが形成され、右端縁部分には、右下内面側嵌合溝13Fから上側に延びて右中内面側嵌合溝13Hが形成されている。そして、左中内面側嵌合溝13Gには、図8に示すように後述する左後中カバー17の外面側嵌合溝17Bが重なるように嵌合され、右中内面側嵌合溝13Hには後述する右後中カバー19の外面側嵌合溝19Bが嵌合される。
さらに、上ウエイト部13Cの左端縁部分には、左中内面側嵌合溝13Gから上側に延びるように左上内面側嵌合溝13Jが形成され、該左上内面側嵌合溝13Jには、図9に示すように後述する左後上カバー18の外面側嵌合溝18Bが嵌合される。また、上ウエイト部13Cの右端縁部分には、外面側の角部を上,下方向に窪ませることにより他の外面側嵌合溝13Kが形成され、該外面側嵌合溝13Kには後述するタンクカバー20の後端部20Aが嵌合される。
14はカウンタウエイト13を構成する下ウエイト部13Aの左前側に位置して旋回フレーム5に取付けられた左プロテクタで、該左プロテクタ14は、下ウエイト部13Aとほぼ同じ高さ寸法を有し、下ウエイト部13Aに連続するように前側に延びて設けられている。また、左プロテクタ14は、例えば鋳造手段を用いて製造され、カウンタウエイト13の一部を形成する重量物として構成されている。また、左プロテクタ14は、油圧ポンプ11等の左後側を覆う左後下カバーも兼ねている。そして、左プロテクタ14は、油圧ポンプ11の下側部分、該油圧ポンプ11に接続された配管類(図示せず)等の点検作業、メンテナンス作業を行なうときに、カウンタウエイト13とは別個に取外すことができ、取外した状態では広い作業スペースを提供することができる。
また、左プロテクタ14は、図5に示すように、前側が傾斜した台形状の外面部14Aと、該外面部14Aの後端部に位置して外面側の角部を上,下方向に窪ませて形成した外面側嵌合溝14Bとにより構成されている。
そして、左プロテクタ14は、図7に示すように、外面側嵌合溝14Bをカウンタウエイト13の左下内面側嵌合溝13Eに差込むことにより重ねて嵌合することができ、この嵌合状態では、左プロテクタ14の後端部がカウンタウエイト13の内側に重ね合わさるから、カウンタウエイト13の下ウエイト部13Aと左プロテクタ14との間にエンジン10、油圧ポンプ11等が覗けるような隙間が形成されるのを防止することができる。しかも、左プロテクタ14の外面側嵌合溝14Bをカウンタウエイト13の左下内面側嵌合溝13Eに嵌合したときには、窪み同士の嵌合により左プロテクタ14の外面部14Aをカウンタウエイト13の下ウエイト部13A外面とほぼ同じ円周面上に配置することができ、外面部14Aと下ウエイト部13Aとを段差のない状態にすることができる。
一方、15はカウンタウエイト13の下ウエイト部13Aの右前側に位置して旋回フレーム5に取付けられた右プロテクタで、該右プロテクタ15は、左プロテクタ14とほぼ同様に、下ウエイト部13Aとほぼ同じ高さ寸法を有し、下ウエイト部13Aに連続するように前側に延びて設けられている。また、右プロテクタ15は、左プロテクタ14と共に例えば鋳造手段を用いカウンタウエイト13の一部を形成する重量物として構成され、熱交換器12等の右後側を覆う右後下カバーも兼ねている。そして、右プロテクタ15は、熱交換器12の下側部分等の点検作業、メンテナンス作業等を行なうときに、カウンタウエイト13とは別個に取外すことができる。
また、右プロテクタ15は、図6に示す如く、左プロテクタ14とほぼ同様に、前側が傾斜した台形状の外面部15Aと、該外面部15Aの後端部に位置して外面側の角部を上,下方向に窪ませて形成した外面側嵌合溝15Bとにより構成されている。ここで、外面側嵌合溝15Bは、カウンタウエイト13の右下内面側嵌合溝13Fに嵌合することができ、この嵌合状態では、カウンタウエイト13の下ウエイト部13Aと右プロテクタ15との間に隙間と段差がない状態とすることができる。
16はキャブ6の後側から右側に亘って旋回フレーム5に設けられた外装カバーで、該外装カバー16は、カウンタウエイト13と協働してエンジン10、油圧ポンプ11、熱交換器12、作動油タンク、燃料タンク等を含む内部機器を覆うものである。そして、外装カバー16は、後述の左後中カバー17、左後上カバー18、右後中カバー19、タンクカバー20、左スカートカバー21、エンジンカバー22等により大略構成されている。
17はカウンタウエイト13の中ウエイト部13Bの左端縁部分から前側に延びるように旋回フレーム5に取付けられた左後中カバーを示している。この左後中カバー17は、中ウエイト部13Bの左端縁部分から左プロテクタ14に倣って下向きに傾斜し、前端部は後述の左スカートカバー21に繋がっている。また、左後中カバー17は、例えば鋼板にプレス加工を施すことにより製造され、油圧ポンプ11等の左側を覆っている。
また、左後中カバー17は、図5に示すように、ほぼS字状に屈曲した外面部17Aと、該外面部17Aの後端部に位置して外面側の角部を上,下方向に窪ませて形成した外面側嵌合溝17Bとにより構成されている。この左後中カバー17は、油圧ポンプ11等の点検作業、メンテナンス作業等を行なうときに取外すことができる。
ここで、左後中カバー17は、左プロテクタ14等と同様に、図8に示すように、外面側嵌合溝17Bをカウンタウエイト13の左中内面側嵌合溝13Gに差込むことにより重ねて嵌合することができ、この嵌合状態では、左後中カバー17の後端部がカウンタウエイト13の内側に重ね合わさるから、カウンタウエイト13の中ウエイト部13Bと左後中カバー17との間にエンジン10、油圧ポンプ11等が覗けるような隙間が形成されるのを防止することができる。また、左後中カバー17の外面側嵌合溝17Bをカウンタウエイト13の左中内面側嵌合溝13Gに嵌合したときには、窪み同士の嵌合により左後中カバー17の外面部17Aを後述のエンジンカバー22とほぼ同じ円周面上に配置することができ、外面部17Aをエンジンカバー22と段差のない状態にすることができる。
18は左後中カバー17の上側に位置して旋回フレーム5に取付けられた左後上カバーで、該左後上カバー18は、カウンタウエイト13の上ウエイト部13Cの左端縁部分から前側に向け斜め下側に延びて形成されている。また、左後上カバー18は、例えば鋼板にプレス加工を施すことにより製造されている。そして、左後上カバー18は、図5に示すように、傾斜した外面部18Aと、該外面部18Aの後端部に位置して外面側の角部を上,下方向に窪ませて形成した外面側嵌合溝18Bとにより構成されている。この左後上カバー18は、油圧ポンプ11の上側部分、配管類等の点検作業、メンテナンス作業等を行なうときに取外すことができる。
ここで、左後上カバー18は、左後中カバー17とほぼ同様に、図9に示す如く、外面側嵌合溝18Bをカウンタウエイト13の左上内面側嵌合溝13Jに重ねて嵌合した状態では、カウンタウエイト13の上ウエイト部13Cとの間に隙間と段差がない状態にすることができる。
19はカウンタウエイト13の中ウエイト部13Bの右端縁部分から前側に延びるように旋回フレーム5に取付けられた右後中カバーを示している。この右後中カバー19は、中ウエイト部13Bの右端縁部分から右プロテクタ15に倣って下向きに傾斜した後、旋回フレーム5の周囲を覆うように前側に延びている。また、右後中カバー19は、左後中カバー17等と同様に、例えば鋼板にプレス加工を施すことにより製造され、熱交換器12等の右側を覆っている。
また、右後中カバー19は、図2、図6に示すように、ほぼS字状に屈曲した外面部19Aと、該外面部19Aの後端部に位置して外面側の角部を上,下方向に窪ませて形成した外面側嵌合溝19Bと、前記外面部19Aから前側に延びた右スカートカバー19Cとにより構成されている。この右後中カバー19は、熱交換器12等の点検作業、メンテナンス作業等を行なうときに取外すことができる。
ここで、右後中カバー19は、左後中カバー17等とほぼ同様に、図8に示す如く、外面側嵌合溝19Bをカウンタウエイト13の右中内面側嵌合溝13Hに重ねて嵌合した状態では、カウンタウエイト13の中ウエイト部13Bとの間に隙間がなく、エンジンカバー22との間に段差がない状態にすることができる。なお、右後中カバー19の右スカートカバー19Cは、外面部19Aと別個に設ける構成としてもよい。
20はキャブ6の右側に位置して旋回フレーム5上に設けられたタンクカバー(図2、図3中に図示)で、該タンクカバー20は、熱交換器12、作動油タンク、燃料タンク等を上側から覆う右上カバーとして形成されている。また、タンクカバー20は、例えば前側を支点として後側を上,下させることにより開閉することができる。また、タンクカバー20の後端部20Aは、図9に示す如く、カウンタウエイト13を構成する上ウエイト部13Cの右端部に設けられた他の外面側嵌合溝13Kに外側から嵌合することができる。
21は旋回フレーム5の左前側に設けられた左スカートカバー(図1中に図示)で、該左スカートカバー21は、外装カバー16の一部を構成するもので、左後中カバー17の前部から前側に延びて旋回フレーム5の左側を覆っている。なお、左スカートカバー21は、右後中カバー19のように、左後中カバー17と一体形成する構成としてもよい。
22はカウンタウエイト13の中ウエイト部13B外面側に設けられたエンジンカバーで、該エンジンカバー22は、カウンタウエイト13を構成する中ウエイト部13Bの凹陥面13B1に収まるように円弧状に湾曲している。また、エンジンカバー22は、図4に示すように、例えばリンク機構23を用いて上,下方向に移動させることにより、点検口13Dを開,閉することができる。そして、エンジンカバー22を開いたときには、点検口13Dを開放してエンジン10等の点検作業、メンテナンス作業を行なうことができる。
また、24は下部走行体2の前側に設けられた排土板で、該排土板24は、地面を均すときに用いるもので、上,下方向に回動可能に設けられている。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、作業装置4等を用いて作業を行なう場合の動作について説明する。
まず、オペレータは、キャブ6内の運転席7に着座し、この状態で前側の走行レバー・ペダル9を操作することにより、下部走行体2を走行させることができる。また、左,右の作業レバー8を操作することにより、作業装置4を俯仰動させて土砂の掘削作業等を行なうことができる。
かくして、本実施の形態によれば、上部旋回体3の後面を規定する高さ寸法Hをもって形成したカウンタウエイト13の左端縁部分には、内面側の角部を上,下方向に窪ませることにより左下内面側嵌合溝13E,左中内面側嵌合溝13G,左上内面側嵌合溝13Jを設け、左プロテクタ14の外面側嵌合溝14Bを左下内面側嵌合溝13Eに重なるように嵌合し、外装カバー16を形成する左後中カバー17の外面側嵌合溝17Bを左中内面側嵌合溝13Gに嵌合し、左後上カバー18の外面側嵌合溝18Bを左上内面側嵌合溝13Jに嵌合している。
一方、カウンタウエイト13の右端縁部分には、右下内面側嵌合溝13F,右中内面側嵌合溝13Hを設け、右プロテクタ15の外面側嵌合溝15Bを右下内面側嵌合溝13Fに重なるように嵌合し、外装カバー16を形成する右後中カバー19の外面側嵌合溝19Bを右中内面側嵌合溝13Hに嵌合している。
従って、カウンタウエイト13を上部旋回体3の後面を規定する高さ寸法Hをもって形成した場合でも、該カウンタウエイト13と各プロテクタ14,15、外装カバー16の左後中カバー17、左後上カバー18、右後中カバー19との間に、内部のエンジン10、油圧ポンプ11等が覗けるような隙間が形成されるのを防止することができる。
この結果、カウンタウエイト13と各プロテクタ14,15、各カバー17,18,19は、組立時の隙間調整作業を省略することができるから、組立作業時間を短縮して生産性を向上することができ、また、個々の部品の精度を低く抑えて製造コストを低減することができる。
また、内面側を窪ませたカウンタウエイト13の各内面側嵌合溝13E,13F,13G,13H,13Jと外面側を窪ませた各プロテクタ14,15,各カバー17,18,19の外面側嵌合溝14B,15B,17B,18B,19Bとを重ねて嵌合させているから、カウンタウエイト13(エンジンカバー22)の外面と各プロテクタ14,15、各カバー17,18,19の外面とをほぼ同じ円周面上に配置することができる。
これにより、カウンタウエイト13と各プロテクタ14,15、各カバー17,18,19との間の段差をなくすことができ、外観上の見栄えを良好にすることができる。また、各プロテクタ14,15,外装カバー16の各カバー17,18,19を外側に寄せて配置することができるから、エンジン10等の設置スペースを広くすることができる。
また、カウンタウエイト13の各内面側嵌合溝13E〜13Jと各プロテクタ14,15,各カバー17,18,19の外面側嵌合溝14B,15B,17B,18B,19Bとは、上,下方向に窪ませて形成している。従って、この内面側嵌合溝13E〜13Jと外面側嵌合溝14B,15B,17B,18B,19Bとの合わせ位置を、上,下方向に延びる1本の線として形成できるから、隙間調整を行なわない場合でも、各部品の繋ぎ部分をすっきりとみせることができ、より一層良好な外観を得ることができる。
一方、カウンタウエイト13の下側位置には、カウンタウエイト13の一部を形成する重量物からなるプロテクタ14,15を設けているから、例えばカウンタウエイト13の厚さ寸法等を小さくすることができる。これにより、エンジン10等の設置スペースを広くして組立作業性を向上でき、或いは、上部旋回体3の旋回半径を小さくして旋回性能を向上することができる。また、プロテクタ14,15を取外すことにより、点検作業、メンテナンス作業等を行なうための作業スペースを広く確保することができる。
また、カウンタウエイト13の上ウエイト部13C右端部には、外面側を上,下方向に窪ませて他の外面側嵌合溝13Kを設け、該外面側嵌合溝13Kにはタンクカバー20の後端部20Aを外側から嵌合させる構成としている。従って、上ウエイト部13Cの外面とタンクカバー20の外面との段差を小さくすることができ、また隙間調整を省略することもできる。しかも、タンクカバー20を開閉式とした場合でも、その後端部20Aをカウンタウエイト13の外面側嵌合溝13Kに外側から容易に嵌合することができる。
さらに、カウンタウエイト13には点検口13Dを設け、該点検口13Dはエンジンカバー22を上,下方向に移動することにより開閉する構成としている。これにより、エンジンカバー22を開くことにより、点検口13Dからエンジン10等の点検作業等を容易に行なうことができる。また、エンジンカバー22を閉じて点検口13Dを覆うことにより、エンジン10を土砂等から保護でき、また見栄えを良好にすることができる。
なお、実施の形態では、運転室を画成するキャブ6を備えた油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば運転席7の上側を覆うキャノピを備えた油圧ショベルに適用してもよい。
また、実施の形態では、旋回式建設機械としてクローラ式の油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイール式の油圧ショベル、油圧クレーン等の他の旋回式建設機械にも広く適用することができる。
本発明の実施の形態に適用される油圧ショベルを示す正面図である。 本発明の実施の形態に適用される油圧ショベルを示す背面図である。 図1の油圧ショベルを右側から拡大して示す右側面図である。 図2の油圧ショベルをエンジンカバーを開いた状態で示す右側面図である。 カウンタウエイト、左プロテクタ、外装カバーの左後中カバー、左後上カバーをそれぞれ単体で示す分解斜視図である。 カウンタウエイト、右プロテクタ、外装カバーの右後中カバー、タンクカバーの一部をそれぞれ単体で示す分解斜視図である。 カウンタウエイトの下ウエイト部に対する左プロテクタ、右プロテクタの嵌合状態を図3中の矢示VII−VII方向からみた拡大横断面図である。 カウンタウエイトの中ウエイト部に対する外装カバーの左後中カバー、右後中カバーの嵌合状態を図3中の矢示VIII−VIII方向からみた拡大横断面図である。 カウンタウエイトの上ウエイト部に対する外装カバーの左後上カバー、タンクカバーの嵌合状態を図3中の矢示IX−IX方向からみた拡大横断面図である。
符号の説明
1 油圧ショベル(旋回式建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 作業装置
5 旋回フレーム
10 エンジン
13 カウンタウエイト
13A 下ウエイト部
13B 中ウエイト部
13C 上ウエイト部
13D 点検口
13E 左下内面側嵌合溝
13F 右下内面側嵌合溝
13G 左中内面側嵌合溝
13H 右中内面側嵌合溝
13J 左上内面側嵌合溝
13K 他の外面側嵌合溝
14 左プロテクタ
14A,15A,17A,19A,18A 外面部
14B,15B,17B,19B,18B 外面側嵌合溝
15 右プロテクタ
16 外装カバー
17 左後中カバー
18 左後上カバー
19 右後中カバー
20 タンクカバー
20A 後端部
21 左スカートカバー
22 エンジンカバー
H カウンタウエイトの高さ寸法

Claims (4)

  1. 自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられ前側に作業装置が取付けられた上部旋回体とからなり、該上部旋回体は、旋回フレームと、該旋回フレーム上に設けられたエンジンと、前記作業装置との重量バランスをとるために前記旋回フレームの後端部に設けられたカウンタウエイトと、前記旋回フレームに設けられ該カウンタウエイトと協働して前記エンジンを含む内部機器を覆う外装カバーとを備えてなる旋回式建設機械において、
    前記カウンタウエイトは前記上部旋回体の後面を規定する高さをもって形成し、
    前記カウンタウエイトの左,右の下側には当該カウンタウエイトの一部を形成する重量物からなる左,右のプロテクタを設け
    前記外装カバーは、前記カウンタウエイトの左側で左プロテクタの上側に位置する左後中カバーと、該左後中カバーの上側に位置する左後上カバーと、前記カウンタウエイトの右側で右プロテクタの上側に位置する右後中カバーとを含んで構成し、
    前記カウンタウエイトの左端縁部分には、前記左プロテクタ、左後中カバーおよび左後上カバーのカウンタウエイト側端縁を嵌合して設け、
    前記カウンタウエイトの右端縁部分には、前記右プロテクタおよび右後中カバーのカウンタウエイト側端縁を嵌合して設ける構成としたことを特徴とする旋回式建設機械。
  2. 前記カウンタウエイトの左,右の端縁部分には内面側を上,下方向に窪ませて内面側嵌合溝を設け、前記左,右のプロテクタ、左後中カバー、左後上カバーおよび右後中カバーのカウンタウエイト側端縁には外面側を上,下方向に窪ませて前記内面側嵌合溝に嵌合する外面側嵌合溝を設ける構成としてなる請求項1に記載の旋回式建設機械。
  3. 前記カウンタウエイトの右端縁上部には外面側を上,下方向に窪ませて他の外面側嵌合溝を設け、該外面側嵌合溝には前記外装カバーの一部を形成するタンクカバーの後端部を嵌合する構成としてなる請求項1または2に記載の旋回式建設機械。
  4. 前記カウンタウエイトは前記エンジンを点検するための点検口を有し、前記カウンタウエイトには前記外装カバーの一部を形成し上,下方向に移動することにより前記点検口を開閉するエンジンカバーを設ける構成としてなる請求項1,2または3に記載の旋回式建設機械。
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