JP2013141879A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアフィルタと機器とを限られたスペース内で配設するとともに、エアフィルタ着脱用の作業空間を十分に確保する。
【解決手段】機械室15内には、空気流通方向の上流側から順に、エアクリーナ55、吸気ダクト40、及びラジエータ33が配設されている。吸気ダクト40には、エアフィルタ50が着脱自在に取り付けられている。エアフィルタ50は、車両後方に向かうにつれてフィルタ面がラジエータ33側に傾斜している。これにより、エアフィルタ50とエアクリーナ55との間には、エアフィルタ50を着脱するための作業空間Sが設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、建設機械に関するものである。
従来より、下部走行体と、下部走行体上に搭載された上部旋回体と、上部旋回体に設けられた機械室を覆う機械室カバーとを備えた建設機械が知られている(例えば、特許文献1参照)。
建設機械の機械室内には、空気流通方向の上流側から順に、吸気ダクト、ラジエータ、、ファン及びエンジンが配設されている。吸気ダクトには、エアフィルタが取り付けられている。吸気ダクトの内部には、エアクリーナ等の機器が設置されている。そして、エンジンの駆動時には、ファンの回転により、機械室カバーの吸気口から機械室内に空気が取り入れられる。取り入れられた空気は、吸気ダクトを通ってラジエータを流れる冷媒と熱交換し、機械室カバーの排気口から機械室の外に排出される。
特開2008−174004号公報
ところで、吸気ダクトの内部にエアクリーナ等の機器を設置すると、吸気ダクトを通ってラジエータのコア面に向かう空気の流れを阻害してしまい、ラジエータでの熱交換効率が低下して性能を十分に発揮できないおそれがある。また、機器を収容するスペースを確保するために吸気ダクトを大型化する必要があり、構造が複雑化したり重量が増加してしまうという課題がある。これに対し、本発明者は、吸気ダクトの内部に機器を設置するのではなく、吸気ダクトよりも空気流通方向の上流側に機器を配設することを考えた。
しかしながら、吸気ダクトよりも空気流通方向の上流側に機器を配設した場合には、エアフィルタを吸気ダクトから取り外して交換する際に機器が邪魔になってしまい、メンテナンスし難くなるという問題がある。そこで、吸気ダクトと機器との間隔を広くしてエアフィルタ着脱用の作業空間を確保することも考えられるが、上部旋回体が大型化してしまうため好ましくない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、エアフィルタと機器とを限られたスペース内で配設するとともに、エアフィルタ着脱用の作業空間を十分に確保することにある。
本発明は、下部走行体と、該下部走行体上に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に設けられた機械室を覆う機械室カバーとを備えた建設機械を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、コア面が車両左右方向を向くように前記機械室内に配設されたラジエータと、
前記ラジエータよりも空気流通方向の上流側に配設された吸気ダクトと、
フィルタ面が前記ラジエータのコア面に対向して前記吸気ダクトに着脱自在に取り付けられたエアフィルタと、
前記エアフィルタよりも空気流通方向の上流側に配設された機器とを備え、
前記エアフィルタは、車両後方に向かうにつれて前記フィルタ面が前記ラジエータ側に傾斜するように前記吸気ダクトに取り付けられることで、該エアフィルタと前記機器との間に該エアフィルタ着脱用の作業空間が設けられていることを特徴とするものである。
第1の発明では、空気流通方向の上流側から順に、機器、吸気ダクト、及びラジエータが機械室内に配設されている。吸気ダクトには、エアフィルタが着脱自在に取り付けられている。エアフィルタは、車両後方に向かうにつれてフィルタ面がラジエータ側に傾斜している。これにより、エアフィルタと機器との間には、エアフィルタ着脱用の作業空間が設けられることとなる。
このような構成とすれば、エアフィルタと機器とを限られたスペース内で配設するとともに、エアフィルタ着脱用の作業空間を十分に確保することができる。具体的に、エアフィルタを交換する際には、エアフィルタを手前側に引き出して吸気ダクトから取り外す必要がある。しかしながら、エアフィルタと機器との間隔が狭い場合には、エアフィルタが機器に干渉してしまい、エアフィルタの取り外しができないという問題がある。
これに対し、本発明では、エアフィルタのフィルタ面を、車両後方に向かうにつれてラジエータ側に傾斜させているから、平面視で三角形状の作業空間がエアフィルタと機器との間に設けられることとなる。そして、エアフィルタの車両後方側の端部を作業空間内に引き出すことで、エアフィルタを吸気ダクトからスムーズに取り外すことができる。
特に、エアフィルタが上下二段に並んで配設されている場合には、このような作業空間を設けることで、上段側のエアフィルタの取り外し作業を効果的に行うことができる。具体的に、機械室カバーには、エアフィルタを挿通させるためのメンテナンス孔が形成されているが、メンテナンス孔の上縁部は、上段側のエアフィルタに一部重なっている。これは、メンテナンス孔の開口面積を必要最小限として、カウンタウエイトの重量を確保するためである。そのため、上段側のエアフィルタは、その高さ位置のままではメンテナンス孔側に向けて引き抜くことができない。そこで、上段側のエアフィルタを取り外す際には、作業空間側に引き出した後で下段側のエアフィルタの高さ位置まで降ろすことで、メンテナンス孔から引き抜くようにすればよい。
第2の発明は、第1の発明において、
前記エアフィルタの車両後方側の側壁部に当接して該エアフィルタを固定するロック部材を備えたことを特徴とするものである。
第2の発明では、エアフィルタの車両後方側の側壁部をロック部材で固定するようにしている。このような構成とすれば、エアフィルタが吸気ダクトから脱落しないように確実に固定することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記吸気ダクトは、前記エアフィルタを取り付けるエアフィルタ取付部と、該エアフィルタ取付部と一体に形成されて前記機器を取り付ける機器取付部とを有することを特徴とするものである。
第3の発明では、吸気ダクトは、エアフィルタ取付部と機器取付部とを有する。エアフィルタ取付部と機器取付部とは、一体に形成されている。
このような構成とすれば、吸気ダクトにエアフィルタと機器とを取り付けるだけで、エアフィルタと機器との間隔を一定に保つことができる。つまり、エアフィルタと機器とを機械室内に別々に配設した場合に比べて、エアフィルタと機器との間隔のばらつきを抑えることができるとともに、組み立て作業性が向上する。
本発明によれば、エアフィルタのフィルタ面を、車両後方に向かうにつれてラジエータ側に傾斜させているから、平面視で三角形状の作業空間がエアフィルタと機器との間に設けられることとなる。そして、エアフィルタの車両後方側の端部を作業空間内に引き出すことで、エアフィルタを吸気ダクトからスムーズに取り外すことができる。
本発明の実施形態に係る建設機械の全体構成を示す斜視図である。 上部旋回体の内部構成を示す平面図である。 上部旋回体の内部構成を示す背面図である。 吸気ダクトの構成を示す斜視図である。 エアフィルタの突起板の構成を示す斜視図である。 ロック部材の構成を示す斜視図である。 ロック部材のロックを解除した状態を示す平面図である。 エアフィルタを作業空間内に引き出した状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る建設機械の全体構成を示す斜視図である。図1には、上下や前後左右の方向を矢印で示してある。特に言及しない限り、上下等の方向についてはこれら矢印で示す方向に従って説明する。
図1に示すように、建設機械10は、クローラ式の下部走行体11と、下部走行体11上に旋回自在に搭載された上部旋回体20とで構成されている。上部旋回体20には、アタッチメント13、キャブ14、機械室15、アッパーフレーム21等が備えられている。ちなみに、本実施形態の建設機械10は小旋回型である。旋回半径が小さくなるように、上部旋回体20は相対的に小さく構成されており、上部旋回体20の後部の外郭線は、上方から見て円弧状に形成されている。
アタッチメント13は、上部旋回体20の前部に設置され、ブーム13a、アーム13b、及びバケット13c等で構成されている。ブーム13a等のそれぞれは、油圧制御された油圧シリンダ13dの伸縮に連動して動作し、掘削等の作業を行う。これらブーム13a等の操作は、キャブ14において行われる。
キャブ14は、矩形箱形の運転室であり、アタッチメント13に隣接して上部旋回体20の左前部に設置されている。機械室15は、上部旋回体20の後部に設けられている。機械室15の周囲は、機械室カバー16で覆われている。機械室15の内部には、エンジン31(図2参照)や油圧機器等が密集した状態で収容されている。この建設機械10では、機械室15の後部を覆う機械室カバー16が、アタッチメント13との間で前後のバランスを確保するカウンタウエイトを兼ねている。
機械室カバー16の左後部には、メンテナンス孔17が形成されている。メンテナンス孔17には、開閉自在な開閉扉18が取り付けられている。メンテナンス孔17は、機械室15内に配設された各種機器のメンテナンスを行うための開口であり、メンテナンス孔17を介して後述するエアフィルタ50を挿通させることで、エアフィルタ50の交換作業を行うことができる。
図2は、上部旋回体の内部構成を示す平面図である。図2に示すように、アッパーフレーム21は、上部旋回体20の下部に設置されており、キャブ14や機械室15等は、アッパーフレーム21の上に配置されている。アッパーフレーム21には、底板22、一対の縦板23、梁板24、及び台座25等が設けられている。
底板22は、上面が大きく広がる金属製の板材であり、その前側の左隅部にはキャブ14が設置されている。図示はしないが、底板22における幅方向中間の前寄りの部分には、旋回機構が設けられていて、この旋回機構により底板22は下部走行体11に旋回可能に支持されている。
一対の縦板23は、底板22の左右幅方向の中間部分において、底板22の前端部分から後端部分にわたって前後方向に平行に延びている。縦板23は、底板22に溶接されて底板22と直交するように立設されている。一対の縦板23間には、アタッチメント13のブーム13aが回動自在に支持される。縦板23には、エンジン31用の台座25が設けられている。
梁板24は、帯状の金属製の板材であり、底板22の前後方向の中間部分において、底板22の左端部分から右端部分にわたって幅方向に延びるように配置され、底板22や各縦板23と一体に接合されている。
図3は、上部旋回体の内部構成を示す背面図である。図3に示すように、台座25の上には、防振具31aを介してエンジン31が設置されている。エンジン31は、その駆動軸が底板22の左右方向に向くように機械室15の内部に収容されている。機械室カバー16の左側上部には、吸気口16aが形成されている。機械室カバー16の右側上部には、排気口16bが形成されている。
機械室15の内部には、エンジン31の他にも、油圧ポンプ32、ラジエータ33、ファン34、及び吸気ダクト40等が収容されている。この建設機械10では、空気流通方向の上流側から順に、吸気ダクト40、ラジエータ33、ファン34、エンジン31、及び油圧ポンプ32が横並びに配設されている。
ラジエータ33は、コア面が車両左右方向を向くように配設されている。ファン34は、エンジン31の駆動軸の左端部に接続され、エンジン31とラジエータ33との間に配設されている。油圧ポンプ32は、エンジン31の駆動軸の右端部に接続され、機械室15の右側部分に位置している。
図3に矢印線で示すように、この建設機械10では、エンジン31の駆動時に、機械室15の内部に左側から右側ヘ向かう空気の流れが形成され、ラジエータ33でその空気と熱交換する冷媒によってエンジン31等が冷却される。具体的には、ファン34の回転によって吸気口16aから空気が機械室15の内部に取り入れられる。取り入れられた空気は、ラジエータ33を通り抜け、ラジエータ33を流れる冷媒の熱を吸熱して熱気となり、排気口16bから機械室15の外に排出される。
図4にも示すように、吸気ダクト40は、空気流通方向の上流側から下流側に向かって開口した箱状のダクト本体41を有する。ダクト本体41には、エアフィルタ50を取り付けるエアフィルタ取付部42と、機器としてのエアクリーナ55を取り付ける機器取付部56とが設けられている。
エアクリーナ55は、エンジン31に供給する空気を集塵するためのものであり、ダクト本体41からバイパスされた吸気管55a及びエンジン31に向かう排気管(図示省略)に接続されている。
エアフィルタ取付部42は、ダクト本体41の上流側の開口部に設けられている。なお、エアフィルタ取付部42の具体的な構成については後述する。エアフィルタ取付部42には、上下方向に並ぶように配設された2つのエアフィルタ50が着脱自在に取り付けられている。上段側のエアフィルタ50は、車両後方側から見てメンテナンス孔17の上縁部に一部重なっている(図3参照)。
エアフィルタ50は、車両後方側に向かうにつれてフィルタ面がラジエータ33側に傾斜している。これにより、エアフィルタ50とエアクリーナ55との間には、平面視で三角形状の作業空間S(図7の斜線領域を参照)が設けられる。
エアフィルタ取付部42と機器取付部56とは、一体に形成されている。これにより、吸気ダクト40に対してエアフィルタ50とエアクリーナ55を取り付けるだけで、エアフィルタ50とエアクリーナ55との間隔を一定に保つことができる。つまり、エアフィルタ50とエアクリーナ55とを機械室15内に別々に配設した場合に比べて、エアフィルタ50とエアクリーナ55との間隔のばらつきを抑えることができるとともに、組み立て作業性が向上する。
エアフィルタ取付部42は、エアフィルタ50の上下面に沿ってそれぞれ配設された一対のガイド板43と、車両前方側に配設された当接板44と、車両後方側に配設されたロック部材45とを備えている。
一対のガイド板43は、その間にエアフィルタ50を収容するものである。また、一対のガイド板43は、機械室カバー16のメンテナンス孔17からエアフィルタ50を挿通させる際のガイドとして機能する。
図5にも示すように、上側のガイド板43には、車両後方側に開口する切欠孔43aが形成されている。エアフィルタ50の上面には、上方に突出するように折り曲げ形成された突起板50aが取り付けられている。そして、エアフィルタ50を一対のガイド板43間に収容する際に、ガイド板43の切欠孔43aに突起板50aを嵌合することで、エアフィルタ50が厚さ方向に位置決めされる。
当接板44は、エアフィルタ50の車両前方側の側壁面に当接することで、エアフィルタ50が奥行方向に位置決めされる。また、当接板44の車両左側端は、車両後方側に折り曲げられており、この折り曲げ部分がエアフィルタ50の車両左側の面に当接することで、エアフィルタ50が厚さ方向に位置決めされる。
図7にも示すように、ロック部材45は、エアフィルタ50の車両後方側の側壁面に当接するロック板46と、ロック板46に取り付けられたアーム板47と、ロック板46の回動中心となる締結ボルト48と、締結ナット49とを備えている。
ロック板46は、エアフィルタ50の側壁面に当接することで、エアフィルタ50を当接板44との間で挟持して固定するものである。ロック板46は、アーム板47とともに締結ボルト48のボルト軸を中心に回動させることによって、エアフィルタ50を固定するロック位置と、エアフィルタ50のロック状態を解除する解除位置との間で移動自在となっている。そして、ロック板46をエアフィルタ50の側壁面に当接させた状態で、締結ナット49を締め付けることにより、ロック板46をロック位置で固定することができる。
−エアフィルタの取り外し手順−
次に、図7及び図8を用いて、吸気ダクト40からエアフィルタ50を取り外す手順について説明する。まず、図7に示すように、ロック部材45のロック板46を回動させてエアフィルタ50のロック状態を解除するとともに、エアフィルタ50を一対のガイド板43に沿って車両後方側に引き出し、切欠孔43aと突起板50aとの嵌合を解除する。
そして、図8に示すように、エアフィルタ50の車両後方側の端部を作業空間S側に向かって引き出した後、エアフィルタ50をメンテナンス孔17から引き抜く。これにより、エアフィルタ50を吸気ダクト40から取り外すことができる。
このように、エアフィルタ50のフィルタ面を、車両後方に向かうにつれてラジエータ33側に傾斜させることで、エアフィルタ50とエアクリーナ55との間に作業空間Sを設けるようにしたから、エアフィルタ50とエアクリーナ55とを限られたスペース内で配設するとともに、エアフィルタ50着脱用の作業空間Sを十分に確保することができる。
特に、本実施形態のように、エアフィルタ50が上下二段に配設されている場合には、このような作業空間Sを設けることで、上段側のエアフィルタ50の取り外し作業を効果的に行うことができる。具体的に、機械室カバー16に形成されたメンテナンス孔17は、その上縁部が上段側のエアフィルタ50に一部重なっている(図3参照)。これは、メンテナンス孔17の開口面積を必要最小限として、カウンタウエイトの重量を確保するためである。そのため、上段側のエアフィルタ50は、その高さ位置のままではメンテナンス孔17側に向けて引き抜くことができない。そこで、上段側のエアフィルタ50を取り外す際には、作業空間S側に引き出した後で下段側のエアフィルタ50の高さ位置まで降ろすことで、上段側のエアフィルタ50をメンテナンス孔17から引き抜くことができる。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
本実施形態では、エアフィルタ50よりも空気流通方向の上流側に配設される機器として、エアクリーナ55を例示して説明したが、この形態に限定するものではない。例えば、その他の機器として、ラジエータサブタンク、カウンタウエイト、及びバッテリー等がエアフィルタ50よりも空気流通方向の上流側に配設された形態についても、本実施形態の構成を同様に適用可能である。
以上説明したように、本発明は、エアフィルタと機器とを限られたスペース内で配設するとともに、エアフィルタ着脱用の作業空間を十分に確保することができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10 建設機械
11 下部走行体
15 機械室
16 機械室カバー
20 上部旋回体
33 ラジエータ
40 吸気ダクト
42 エアフィルタ取付部
45 ロック部材
50 エアフィルタ
55 エアクリーナ(機器)
56 機器取付部
S 作業空間

Claims (3)

  1. 下部走行体と、該下部走行体上に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に設けられた機械室を覆う機械室カバーとを備えた建設機械であって、
    コア面が車両左右方向を向くように前記機械室内に配設されたラジエータと、
    前記ラジエータよりも空気流通方向の上流側に配設された吸気ダクトと、
    フィルタ面が前記ラジエータのコア面に対向して前記吸気ダクトに着脱自在に取り付けられたエアフィルタと、
    前記エアフィルタよりも空気流通方向の上流側に配設された機器とを備え、
    前記エアフィルタは、車両後方に向かうにつれて前記フィルタ面が前記ラジエータ側に傾斜するように前記吸気ダクトに取り付けられることで、該エアフィルタと前記機器との間に該エアフィルタ着脱用の作業空間が設けられていることを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1において、
    前記エアフィルタの車両後方側の側壁部に当接して該エアフィルタを固定するロック部材を備えたことを特徴とする建設機械。
  3. 請求項1又は2において、
    前記吸気ダクトは、前記エアフィルタを取り付けるエアフィルタ取付部と、該エアフィルタ取付部と一体に形成されて前記機器を取り付ける機器取付部とを有することを特徴とする建設機械。
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