JP2004248176A - ノード装置および伝送制御方法 - Google Patents

ノード装置および伝送制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ノード装置を並列多重伝送路で接続し、送信パケットは順序番号を付加した後並列多重伝送路に振り分けて伝送され、受信時に該順序番号に基づいてパケットを送信順に並べ替えるパケット伝送システムにおいて、受信パケットの並べ替え能力が異なる受信処理部を混在させることが可能なノード装置を実現することを目的とする。
【解決手段】受信部毎に識別子を設定し、ノード装置に各受信部の識別子を読み取る手段と、該識別子をノード間で共有する手段と、パケットの宛先端末が接続されている受信部の識別子に応じて該パケットのスイッチング条件を可変とするスイッチ手段を設け、パケットの宛先端末が接続されている受信部のパケット並べ替え能力が小さいほど該パケットを振り分ける伝送路の本数を小さくする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信ネットワークに関し、更に詳しくは、受信側における受信パケットの順序が送信側における送信パケットの順序と一致することが保証されないネットワークにおける伝送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、簡易な構成の大容量ネットワークシステムとして、ノード装置を並列多重伝送路でリング状に接続したネットワークシステムが検討されている。このネットワークシステムの詳細は、特開平8−172394号公報「ネットワークシステム及びノード装置及びコンセントレ一夕及びネットワークシステムにおける伝送制御方法」、特開平8−237306号公報「ネットワークシステム及びノード装置及び伝送制御方法」において述べられている。以下に、特開平8−237306号公報「ネットワークシステム及びノード装置及び伝送制御方法」で述べられているネットワークシステムを例として挙げる。
【0003】
図8は従来のネットワークにおけるノード装置の構成図であり、ノード装置800にサブ伝送路を介して端末851〜858を接続している例を示している。符号801〜808は、分離挿入手段であるところの分離挿入部であり、並列多重伝送路から入力されるパケットのアドレスを検出し、サブ伝送路を介して端末へ伝送させるパケットとバッファへ入力させるパケットに分離すると共に、端末から伝送されてくるパケットを、並列多重伝送路から人力されるパケット流に挿入する機能を有している。符号811〜818は、バッファ手段であるところのバッファであり、分離挿入部から出力されるパケットをスイッチ841の出力端に対応した記憶領域に一時記憶する機能を有している。符号821〜828、831、838はノード間を接続するための並列多重伝送路であり、例えば空間的に分離された複数の光ファイバ伝送路であったり、あるいは1本の光ファイバ上に波長分割されて多重化された波長多重伝送路であったりする。符号841はスイッチであり、スイッチ制御部842に制御されて、入力端IN1〜IN8に入力したパケットを任意の出力端OUT1〜OUT8へ接続するものである。スイッチ841は、並列多重伝送路に複数の光ファイバ伝送路を用いるときには、空間スイッチ等を用いて交換を行う。また、波長多重伝送路を用いる場合には、図8とは若干構成が異なるが、複数の可変波長レーザダイオードと合波器からなる送信部を波長多重伝送路へ接続し、波長多重伝送路の受信部で分波器により各波長を分離することでノード間でスイッチを構成し、可変波長レーザダイオードの送信波長を波長λ1〜λ8の任意の波長に設定することで交換を行う。符号842はスイッチ制御部であり、例えば図11の制御パターンに従ってスイッチを制御する。符号843はバッファ制御部であり、各バッファに接続されたスイッチの入力端が所望の出力端に接続されたときに、バッファから記憶されているパケットを読み出すように制御するものである。
【0004】
図9は分離挿入部801〜808の内部構成を示す図であり、901はパケットのヘッダから宛先アドレスを検出するヘッダ検出部、902、903は入力信号を出力または遮断するためのゲート、904は2つの入力信号のどちらか一方を出力するセレクタ、905はパケットを一時記憶するためのFIFO(First In First Out)である。分離挿入轡801〜808において、並列多重伝送路より入力したパケットはヘッダ検出部901においてヘッダが検出され、ヘッダの内容によりゲート902と903の開閉の処理を行う。ヘッダ検出部901にはあらかじめその分離挿入部に接続されている端末のアドレスが記憶されており、検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致したときには、ゲート903を開き且つゲート902を閉じて端末方向のみにそのバケットを出力する。また、検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致しない場合は、ゲート902を開き且つゲート903を閉じて、セレクタ904のみにそのパケットを出力してセレクタ904を通ってバッファへ送られる。一方端末から伝送されてきたパケットはFIFO905に一時記憶し、ゲート902からセレクタ904に入力したパケット流にすき間があるときにFIFO905から読み出され、セレクタ904を通ってバッファへ送られるように動作する。
【0005】
図10はバッファ811〜818の内部構成であり、1001はスイッチ841の出力端に対応した記憶領域1〜記憶領域8からなるバッファメモリ、1002はパケットのヘッダから宛先アドレスを検出するヘッダ検出部、1003はバッファメモリ1001に書き込みアドレスを供給するためのアドレスカウンタである。バッファ811、818において、分離挿入部より入力したパケットはヘッダ検出部1002においてヘッダが検出され、ヘッダの内容によりそのバケットを記憶する記憶領域が決定される。ヘッダ検出部1002にはあらかじめ隣接する下流ノードに接続される端末のアドレスが記憶されており、検出した宛先が記憶しているアドレスと一致したときには、その端末が接続されている伝送路つまりスイッチ841の出力端に対応した記憶領域を指定し、アドレスカウンタ1003より書き込みアドレスを発生させてバッファメモリ1001に記憶させる。また、検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致しないときには、任意の記憶領域にそのパケットを記憶させるごとく制御する。
【0006】
図11はスイッチ841の入出力の接続関係を示す制御パターンであり、制御アドレスAl〜A8によりスイッチの入出力接続関係が変更される。入力端IN1〜IN8はバッファ811〜818に対応しており、出力端OUT1、OUT8(または送信波長λ1〜λ8)は各バッファの記憶領域1〜記憶領域8に対応している。
【0007】
図12は、図8に示したノード装置を用いたネットワークシステムの構成例であり、4つのノード装置1201〜1204を並列多重伝送路1205〜1208によってリング型に接続し、各ノード装置にはそれぞれ8本のサブ伝送路を介して8台の端末が接続されている。端末1211〜1218は端末851〜858に対応し、同様に1221〜1228、1231〜1238、1241〜1248も端末851〜858に対応している。
【0008】
図13はこのネットワークの通信原理を説明するための図であり、1301〜1304はノード装置、1305〜1308はスイッチ841に対応した交換スイッチ、1309〜1312はバッファ811〜818に対応したバッファ、1321〜1336は端末、A,B,C,Dはリングを成す並列伝送路である。
【0009】
まず、図13を用いてこのネットワークの通信原理について説明する。このネットワークは複数のリングA,B,C,Dを有し、各リング間は交換スイッチ1305〜1308によって相互に接続されている。各端末は並列伝送路A,B,C,Dの中の1つのリング伝送路に接続されており、他のリングに接続された端末と通信を行う場合は、少をくとも1回、任意の交換スイッチで他のリングに交換されることで通信が行われる。交換が行われる位置は特定されないが、宛先ノードの1つ手前のノードで宛先の伝送路へ乗り換えて、他のノードでは任意の伝送路へ乗り換えるようにすると通信制御が容易になる。このネットワークはノード装置を簡略化するため、交換スイッチ1305〜1308は入力信号とは無関係に入出力の接続関係を特定の巡回パターンにしたがって一定周期に変更し、バッファ1309〜1312で入力信号を一時蓄積して、交換スイッチの入出力接続関係が所望の関係になったときにバッファからパケットを読み出すようにして交換が行われる。
【0010】
例えば、端末1322から端末1332へ通信する場合は、端末1322から出力されたパケットはノード1301のバッファ1309に蓄積され、スイッチ1305の入力端IN2が例えば出力端OUT2に接続されたときにバッファから読み出されて伝送路Bに出力され、ノード1302のバッファ1310へ入力してスイッチ1306のIN2とOUT4が接続されたときにバッファから読み出されることにより、伝送路Dへ出力されて端末1332へパケットが送られる。
【0011】
このように、それぞれのノード装置で任意のリング伝送路に乗り換えることにより通信が行われる。
【0012】
次に、図8〜図12を用いて詳細を説明する。説明において並列多重伝送路は空間的に分離された複数の光ファイバ伝送路、スイッチは空間スイッチとして説明するが、波長多重伝送路を用いる場合も上記原理に基づいており、ほぼ同様の動作が行われる。仮に、端末1212から端末1235へ通信する場合の動作例について説明する。
【0013】
端末1212からの送信データは固定長のパケットに分割され、各パケットのヘッダに宛先アドレスが記載されて出力される。出力されたパケットはサブ伝送路を通ってノード装置1201へ入力し、分離送入部802のFIFO905に一時記憶される。記憶されたパケットは、ゲート902からセレクタ904に入力したパケット流にすき間があるときにFIFO905から読み出され、セレクタ904を通ってバッファへ送られる。
【0014】
バッファ812のヘッダ検出部1002は、入力したパケットのヘッダを検出すると検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致しないので、任意の記憶領域を指定する。書き込みアドレスカウンタ1003はその情報を受けて書き込みアドレスを発生させ、そのパケットをバッファメモリ1001の記憶領域に書き込ませる。ここでは仮に記憶領域1に記憶されるとする。
【0015】
バッファ制御部843はスイッチ841の入力端IN2が出力端OUT1に接続されるまでそのパケットの読み出しを待機させ、接続された時にパケットを読み出す。
【0016】
スイッチ制御部842は、図11に示すテーブルのように制御アドレスをA1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8と順次供給してスイッチ841の接続関係を変更させ、かつ制御アドレスを例えば1パケット長周期に供給することで、8パケット周期で同じパターンを繰り返すように制御している。その情報をバッファ制御部843へ通知することでバッファからの読み出しタイミングが制御される。ここではスイッチ841の入力端IN2が出力端OUT1に接続されたときにバッファ812の記憶領域1からパケットが読み出されることにより、そのパケットはスイッチ841を通って伝送路831へ出力される。
【0017】
伝送路831を伝送されたパケットは、ノード装置1202の分離送入部801に入力し、ヘッダ検出部901においてパケットのヘッダが検出されるま検出した宛先アドレスは記憶しているアドレスと一致しないので、ゲート902を開きゲート903を閉じてセレクタ904へそのパケットを出力する。分離挿入部801のセレクタ904へ出力されたパケットは、セレクタ904を通りバッファ811へ入力する。
【0018】
ヘッダ検出部1002はヘッダを検出すると検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致しているので、宛先アドレスの端末が接続される伝送路に対応する記憶領域を指定する。ここでは宛先の端末が伝送路835に接続されているので記憶領域5に記憶させる。
【0019】
バッファ制御部843はスイッチ841のIN1がOUT5に接続されたときにバッファ811の記憶領域5からパケットを読み出すことで、パケットはスイッチ841を通って伝送路835へ出力される。伝送路を通ってノード装置1203の分離送入部805に入力したパケットは、ヘッダ検出部901でヘッダが検出され、検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致したので、ゲート903を開き且つゲート902を閉じて端末方向のみにそのパケットを出力する。分離挿入部805から端末方向へ出力されたパケットは、サブ伝送路を通って端末1235へ送られ受信される。
【0020】
このようにして通信が行われる。
【0021】
しかしながら、図13を用いて説明したようなネットワークシステムにおいてパケットの送受信を行う場合、送信側におけるパケットの送出順序と受信側におけるパケットの受倍順序とが必ずしも一致しないという問題がある。そこで、「ノード装置及び複数のノード装置を有する通信ネットワーク及びそれらの制御方法」File No.177188において図14に示すように分離挿入部と端末との問に並べ替え処理部1401〜1408を設けたノード装置1400が提案されている。ノード装置1400の内部では、パケット送信時にはヘッダ変換部1411〜1418において送出パケットのヘッダにモジュロn(n=1,2,…)のシーケンシャル番号を付与し、受信時には並べ替え処理部1401〜1408において分離挿入部から受信したパケット列を一時蓄積し該シーケンシャル番号順に並べ替えて端末へ送出することにより、送受信間でのパケットの順序を一致させている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例における交換処理ではノード装置からの送信パケットを複数のチャネルに分配するため、各チャネルの混雑度が異なるとパケット順序の入れ替わりが生じ、各チャネルの混雑度の違いが大きいほどパケット順序の入れ替わり幅は大きくなるという傾向がある。また、チャネル数が多いほど混雑度の異なるチャネルを通過する確率が高くなると考えられる。従って、従来例では各受信処理部に、パケット順序を元に戻すために受信パケットを一時記憶しておくための十分な容量のメモリが必要であった。
【0023】
そこで本発明では、小容量なメモリを用いた受信処理部を扱うことが可能なネットワークシステム、さらには大容量なメモリを用いた受信処理部と小容量なメモリを用いた受信処理部を混在させることが可能なネットワークシステムおよびそのための伝送制御方法を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】
受信セル並べ替え処理機能の有無や並べ替えのためのメモリ容量を特定する識別子を保持・通知する受信部情報通知部を有する受信部と、受信部情報通知部から受信部情報を読み出す受信部情報読取部と、各HUB間での受信部情報と隣接HUB間でのバッファ情報を通知する制御情報通知部と、全HUBの受信部情報を記憶する受信部情報記憶部と、受信セル並べ替え能力の低い受信部(並べ替え機能を有していないあるいは並べ替えのためのメモリ容量が小さい受信部)に接続された端末宛てのパケットに関しては、受信パケットの並べ替え能力に応じて一部のチャネルにのみ送出するように制御する制御部を設ける。
【0025】
(作用)
パケットを並列チャネルのうち一部のチャネルにのみ振り分けることにより、パケット順序が入れ替わる確率を低減させることが期待できる。さらに、各チャネルの混雑度を観測し、混雑度が同程度のチャネルを選択して、該選択されたチャネルにのみパケットを振り分けることにより確実にパケットが入れ替わる幅を低減させる。
【0026】
従って、受信パケットの並べ替え能力の低い受信処理部を用いることが可能となり、さらには受信処理部を識別して、パケットの宛先となる受信処理部の受信パケット並べ替え能力に応じて適宜パケットを振り分けるチャネルを制御することにより、システム全体の性能を著しく劣化させることなく受信パケット並べ替え能力の異なる受信処理部を混在させることが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
〔実施形態1〕
図1は実施形態1のネットワークにおけるノード装置の構成図であり、ノード装置100にサブ伝送路を介して端末191〜194を接続している例を示している。符号111〜114は、分離挿入手段であるところの分離挿入部であり、並列多重伝送路から入力されるパケットのアドレスを検出し、サブ伝送路を介して端末に受信させるパケットとバッファへ入力させるパケットに分離すると共に、端末から伝送されてくるパケットを、並列多重伝送路から入力されるパケット流に挿入する機能を有している。符号121〜124は、バッファ手段であるところのバッファであり、分離挿入部から出力されるパケットをスイッチ181の入力端に対応した記憶領域に一時記憶する機能を有している。符号131〜134、141〜144はノード間を接続するための並列多重伝送路であり、例えば空間的に分離された複数の光ファイバ伝送路である。符号151〜154はヘッダ変換部であり、端末191〜194からのパケットのへッダにシーケンシャル番号を付加する。符号161〜164は受信処理部であり、順序の入れ替わったパケットを元の順序に並べ替える機能を有しており、チャネルおよびシーケンシャル番号毎にパケットの到着を監視するテーブルと受信パケットを一時記憶しておくメモリと受信情報通知部171〜174とにより構成される(ただし並べ替え機能を持たない場合も有り得る。その場合該テーブルとメモリはなくてもよい)。符号171〜174は受信部情報通知部であり、受信処理部161〜164の有する並べ替え機能の有無やメモリの容量を特定する識別子を保持しており、受信部情報読取部184からの問い合わせに応答して該識別子を通知する機能を有する。また、ヘッダ変換部151〜154と受信処理部161〜164はそれぞれ対を成しており一つの送受信モジュールを構成している。符号181はスイッチであり、スイッチ制御部182に制御されて、入力端IN1−IN4に入力したパケットを任意の出力端OUT1〜OUT4へ接続するものである。スイッチ181は、並列多重伝送路に複数の光ファイバ伝送路を用いるときには、空間スイッチ等を用いて交換を行う。符号182はスイッチ制御部であり、所定の制御パターンに従ってスイッチを制御する。符号183はバッファ制御部であり、受信部情報記憶部185の情報を受け、並べ替えメモリを持たない受信処理部に接続されている端末宛てのパケットは伝送路141〜144のいずれか1チャネルに送出されるように、また並べ替えメモリ容量が小さい受信処理部に接続されている端末宛てのパケットは伝送路141〜144のうちn個のチャネル(1<n<4)に送出されるようにバッファへの書き込みを制御するとともに、バッファに接続されたスイッチの人力端が所望の出力端に接続されたときに、バッファから記憶されているパケットを読み出すように制御する。符号184は受信部情報読取部であり、各受信処理部171〜174の識別子を読み取る機能を有する。符号185は受信部情報記憶部であり、接続されているすべてのノード装置100の受信部情報通知部171〜174が有する識別子を記憶する機能を有する。符号186は制御情報通信部であり、他のノード装置100と受信部情報読取部184で読み取った識別子を送受しあう機能を有する。符号187は制御情報伝送経路であり、主に受信部情報読取部184で読み取った識別子を送受しあうための伝送路である。
【0028】
図2は、図1に示したノード装置を用いたネットワークシステムの構成例であり、4つのノード装置211〜214を並列多重伝送路A,B,C,Dによってリング型に接続し、各ノード装置にはそれぞれ4本のサブ伝送路を介して4台の端末が接続されている。端末221〜224は端末191〜194に対応し、同様に225〜228、229〜232、233〜236も同様に端末191〜194に対応している。
【0029】
図3は分離挿入部111〜114の内部構成を示す図であり、301はパケットのヘッダから宛先アドレスを検出するヘッダ検出部、302、303は入力信号を出力または遮断するためのゲート、304は2つの入力信号のどちらか一方を出力するセレクタ、305はパケットを一時記憶するためのFIFO(First In First Out)である。分離挿入部111〜114において、並列多重伝送路より入力したパケットはヘッダ検出部301においてヘッダが検出され、ヘッダの内容によりゲート302と303の開閉の処理を行う。ヘッダ検出部301にはあらかじめその分離挿入部に接続されている端末のアドレスが記憶されており、検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致したときには、ゲート303を開き且つゲート302を閉じて端末方向のみにそのパケットを出力する。また、検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致しない場合は、ゲート302を開き且つゲート303を閉じて、セレクタ304のみにそのパケットを出力してセレクタ304を通ってバッファへ送られる。一方端末から伝送されてきたバケットはFIFO305に一時記憶し、ゲート302からセレクタ304に入力したパケット流にすき間があるときにFIFO305から読み出され、セレクタ304を通ってバッファへ送られるように動作する。
【0030】
図4はバッファ121〜124の内部構成であり、401はスイッチ181の出力端に対応した記憶領域1、記憶領域4からなるバッファメモリ、402はパケットのヘッダから宛先アドレスを検出するヘッダ検出部、403はバッファメモリ401に書き込みアドレスを供給するためのアドレスカウンタである。バッファ121〜124において、分離挿入部より入力したパケットはヘッダ検出部402においてヘッダが検出され、ヘッダの内容によりそのパケットを記憶する記憶領域が決定される。ヘッダ検出部402にはあらかじめ隣接する下流ノードに接続される端末のアドレス(例えば、図2におけるノード211では、ノード212に接続されている端末225〜228のアドレス)が記憶されており、検出した宛先が記憶しているアドレスと一致したときには、その端末が接続されている伝送路つまりスイッチ181の出力端に村応した記憶領域を指定し、アドレスカウンタ403より書き込みアドレスを発生させてバッファメモリ401に記憶させる。また、検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致しないときには、受信部情報記憶部185を参照して、並べ替えメモリを実装していない受信処理部161〜164に接続されている端末宛てのパケットは一つの記憶領域に、並べ替えメモリ容量が小さい受信処理部161〜164に接続されている端末宛てのパケットは特定のn個(1<n<4)の記憶領域に、それ以外の端末宛てのバケットは任意の記憶領域にそれぞれ記憶させるごとく制御される。
【0031】
図5はスイッチ151の入出力の接続関係を示す制御パターンであり、制御アドレスA1〜A4によりスイッチの入出力接続関係が変更される。入力端IN1〜IN4はバッファ121〜124に対応しており、出力端OUT1〜OUT4は各バッファの記憶領域1〜記憶領域4に対応している。
【0032】
まず、図2を用いてこのネットワークの通信原理について説明する。このネットワークは複数のリング状伝送路A,B,C,Dを有し、各ノード間は交換スイッチ181によって相互に接続されている。各端末は並列伝送路A,B,C,Dの1つのリング伝送路に接続されており、他のリングに接続された端末と通信を行う場合は、少なくとも1回、任意の交換スイッチで他のリングに交換されることで通信が行われる。交換が行われる位置は特定されないが、宛先ノードの1づ手前のノードで宛先の伝送路へ乗り換えて、他のノードでは任意の伝送路へ乗り換えるようにすると通信制御が容易になる。このネットワーークはノード装置を簡略化するため、交換スイッチ181は入力信号とは無関係に入出力の接続関係を特定の巡回パターンにしたがって一定周期に変更し、バッファ121〜124で入力信号を一時蓄積して、交換スイッチの入出力接続関係が所望の関係になったときにバッファからパケットを読み出すようにして交換が行われる。
【0033】
次に図2のネットワークシステムの元で端末221から端末232へ通信する場合を例に挙げ、図1、図3、図4、図5をともに用いて説明する。図2において端末221〜224、225〜228、229、232、233〜236は伝送路A、B、C、Dに接続されているものとする。受信部情報より見取部184は各受信部情報通知部171〜174から識別子を読み取り、受信部情報記憶部185に記憶させる。制御情報通信部186は自ノード装置の受信部情報を、伝送路187を介して他のノード装置に送信するとともに、他ノードの受信部情報を受信して受信部情報記憶部185に記憶させる。以上の動作の結果受信部情報記憶部185はネットワークシステムを構成する全ノード装置の受信部情報を記憶することになる。端末221からの送信データは固定長のパケットに分割され、各パケットのヘッダに宛先アドレスが記載されて出力される。出力されたパケットはサブ伝送路を通ってノード装置211へ入力され、ヘッダ変換部151でシーケンシャル番号が付加された後、分離送入部111のFIFO305に一時記憶される。記憶されたパケットは、ゲート302からセレクタ304に入力したパケット流にすき間があるときにFIFO305から読み出され、セレクタ304を通ってバッファ121へ送られる。
【0034】
バッファ121のヘッダ検出部402は、入力したバケットのヘッダを検出すると検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致しないので、受信部情報記憶部185の情報を受けたバッファ制御部183の制御の元に以下のごとく動作する。
【0035】
▲1▼端末232が接続されている受信処理部164が並べ替えメモリをもたない場合:一連のすべてのパケットは記憶領域1〜記憶領域4のうちのいずれか一つに書き込まれる。
【0036】
▲2▼端末232が接続されている受信処理部164の並べ替えメモリが小容量の場合:一連のすべてのパケットは記憶領域1〜記憶領域4のうちn個の記憶領域に振り分けて書き込まれる。
【0037】
▲3▼端末232が接続されている受信処理部164の並べ替えメモリが大容量の場合:一連のすべてのパケットは記憶領域1〜記憶領域4のうち任意の記憶領域に振り分けて書き込まれる。
【0038】
書き込みアドレスカウンタ403はその情報を受けて書き込みアドレスを発生させ、そのパケットをバッファメモリ401の記憶領域に書き込ませる。ここでは仮に着目する1個のパケットは記憶領域1に記憶されるとする(着日するパケットに続くパケットは受信処理部164の種別により、同記憶領域1のみに記憶されるかもしれないし、他の記憶領域にも記憶されるかもしれない)。
【0039】
バッファ制御部183はスイッチ181の入力端INlが出力端OUT1に接続されるまでそのパケットの読み出しを待機させ、接続された時にパケットを読み出す。
【0040】
スイッチ制御部182は、図5に示すテーブルのように制御アドレスをA1,A2,A3,A4と順次供給してスイッチ181の接続関係を変更させ、かつ制御アドレスを例えば1パケット長周期に供給することで、4パケット周期で同じパターンを繰り返すように制御している。その情報をバッファ制御部183へ通知することでバッファからの読み出しタイミングが制御される。ここではスイッチ181の入力端IN1が出力端OUT1に接続されたときにバッファ121の記憶領域1からパケットが読み出されることにより、そのパケットはスイッチ181を通って伝送路141(A)へ出力される。
【0041】
伝送路Aを伝送されたパケットは、ノード装置212の分離送入部111に入力し、ヘッダ検出部301においてパケットのヘッダが検出される。検出した宛先アドレスは記憶しているアドレスと一致しないので、ゲート302を開きゲート303を閉じてセレクタ304へそのパケットを出力する。分離挿入部111のセレクタ304へ出力されたパケットは、セレクタ304を通りバッファ121へ入力される。
【0042】
ヘッダ検出部402はヘッダを検出すると検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致しているので、宛先アドレスの端末が接続される伝送路に対応する記憶領域を指定する。ここでは宛先の端末が伝送路144(D)に接続されているので記憶領域4に記憶させる。
【0043】
バッファ制御部183はスイッチ181のIN1がOUT4に接続されたときにバッファ121の記憶領域4からパケットを読み出すことで、パケットはスイッチ18lを通って伝送路144(D)へ出力される。伝送路を通ってノード装置213の分離送入部114に入力したパケットは、ヘッダ検出部301でヘッダが検出され、検出した宛先アドレスが記憶しているアドレスと一致したので、ゲート303を開き且つゲート302を閉じて端末方向のみにそのパケットを出力する。分離挿入部114から端末方向へ出力されたパケットは受信処理部164において並べ替え処理を受けた後(受信処理部164が並べ替えメモリを有する場合のみ)、サブ伝送路を通って端末232へ送られ受信される。
【0044】
〔実施形態2〕
図6は実施形態2のネットワークにおけるノード装置の構成図であり、ノード装置600にサブ伝送路を介して端末191〜194を接続している例を示している。符号111〜114は、分離挿入手段やあるところの分離挿入部であり、並列多重伝送路から入力されるパケットのアドレスを検出し、サブ伝送路を介して端末に受信させるパケットとバッファへ入力させるパケットに分離すると共に、端末から伝送されてくるパケットを、並列多重伝送路から入力されるパケット流に挿入する機能を有している。符号121〜124は、バッファ手段であるところのバッファであり、分離挿入部から出力されるパケットをスイッチ181の入力端に対応した記憶領域に一時記憶する機能を有している。符号131〜134、141〜144はノード間を接続するための並列多重伝送路であり、例えば空間的に分離された複数の光ファイバ伝送路である。符号151〜154はヘッダ変換部であり、端末191〜194からのパケットのヘッダにシーケンシャル番号を付加する。符号161〜164は受信処理部であり、順序の入れ替わったパケットを元の順序に並べ替える機能を有しており、チャネルおよびシーケンシャル番号毎にパケットの到着を監視するテーブルと受信パケットを一時記憶しておくメモリと受信部情報通知部171〜174とにより構成される(ただし並べ替え機能を持たない場合も有り得る。その場合該テーブルとメモリはなくてもよい)。符号171〜174は受信部情報通知部であり、受信処理部161〜164の有する並べ替え機能の有無やメモリの容量を特定する識別子を保持しており、受億部情報読取部184からの問い合わせに応答して該識別子を通知する機能を有する。また、ヘッダ変換部151、154と受信処理部161〜164はそれぞれ対を成しており一つの送受信モジュールを構成している。符号181はスイッチであり、スイッチ制御部182に制御されて、入力端IN1〜IN4に入力したパケットを任意の出力端OUT1〜OUT4へ接続するものである。スイッチ181は、並列多重伝送路に複数の光ファイバ伝送路を用いるときには、空間スイッチ等を用いて交換を行う。符号182はスイッチ制御部であり、所定の制御パターンに従ってスイッチを制御する。符号184は受信部情報読取部であり、各受信処理部171〜174の識別子を読み取る機能を有する。符号185は受信部情報記憶部であり、接続されているすべてのノード装置100の受信部情報通知部171〜174が有する識別子を記憶する機能を有する。符号186は制御情報通信部であり、他のノード装置100と受信部情報読取部184で読み取った識別子を送受しあう機能を有する。符号187は制御情報伝送経路であり、主に受信部情報読取部184で読み取った識別子を送受しあうための伝送路である。符号61はバッファ制御部であり、受信部情報記憶部185およびチャネル選択部62の情報を受け、並べ替え機能を持たない受信処理部に接続されている端末宛てのパケットは伝送路141〜144のいずれか1チャネルに送出されるように、また並べ替えメモリー容量が小さい受億処理部に接続されている端末宛てのパケットは伝送路141〜144のうちチャネル選択部62によって選択されたチャネルに送出されるように、通常の容量の並べ替えメモリを有する受信処理部に接続されている端末宛てのパケットは任意のチャネルに送出されるようにバッファへの書き込みを制御するとともに、バッファに接続されたスイッチの入力端が所望の出力端に接続されたときに、バッファから記憶されているパケットを読み出すように制御する。符号62はチャネル選択部であり、自ノード装置あるいは他ノード装置のバッファ121〜124の各記憶領域を監視することにより、パケット送信経路上のバッファ内に一時記憶されているパケット数が同程度になるような複数のチャネルを選択する機能を有する。
【0045】
図7はチャネル選択部の構成図やある。符号711〜714は各チャネルのバッファ121〜124に対応する監視部であり、記憶領域1〜4に対応する監視部が一組となっている。符号721〜724は記憶領域1〜4に対応する監視部である。符号73は書き込みカウンタであり、記憶領域に書き込まれたパケット数をカウントする。符号74は読み出しカウンタであり、記憶領域から読み出されたパケット数をカウントする。符号75はパケット数算出部であり、書き込みカウンタ73の値と読み出しカウンタ74の値とを比較(減算)して記憶領域内に一時記憶されているパケット数を算出する。符号76は比較部であり、各バッファ毎に記憶領域1〜4における一時記憶パケット数の比較を行い、新規入力パケットが記憶領域から読み出されるタイミングがほぼ等しくなるチャネルを選択する。
【0046】
実施形態2のネットワークシステムの動作は実施形態1のネットワークシステムの動作とほぼ同様である。並べ替えメモリ容量が小さい受信処理部に接続された端末宛てのパケットを一時記憶する記憶領域を、チャネル選択部によって決定することにおいて実施形態1と異なる。また、図7を用いて説明したチャネル選択部は一例であり、動的にチャネルを選択する手段であれば、その構造や方法を問わない。
【0047】
【発明の効果】
パケットを並列チャネルのうち一部のチャネルにのみ振り分けることにより、パケット順序が入れ替わる確率を低減させることが期待できる。さらに、各チャネルの混雑度を観測し、混雑度が同程度のチャネルを選択して、該選択されたチャネルにのみパケットを振り分けることにより確実にパケットが入れ替わる幅を低減させる。
【0048】
従って、受信パケットの並べ替え能力の低い受信処理部を用いることが可能となり、さらには受信処理部を識別して、パケットの宛先となる受信処理部の受信パケット並べ替え能力に応じて適宜パケットを振り分けるチャネルを制御することにより、システム全体の性能を著しく劣化させることなく受信パケット並べ替え能力の異なる受信処理部を混在させることが可能となる。
【0049】
その結果、受信処理部の並べ替えに用いていたメモリを一部削減することができ、システム全体としてコスト削減が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のネットワークシステムにおけるノード装置の構成図。
【図2】実施形態1のネットワークシステムの構成図。
【図3】図1のノード装置内の分離挿入部の内部構成図。
【図4】図1のノード装置内のバッファ部の内部構成図。
【図5】実施形態1のノード装置のスイッチの入出力の接続関係を示す制御パターン。
【図6】実施形態2のネットワークシステムにおけるノード装置の構成図。
【図7】チャネル選択部の内部構成図。
【図8】従来例のネットワークにおけるノード装置の構成図。
【図9】図8のノード装置内の分離挿入部の内部構成図。
【図10】図8のノード装置内のバッファ部の内部構成図。
【図11】従来例のノード装置のスイッチの入出力の接続関係を示す制御パターン。
【図12】従来例のネットワークシステムの構成図。
【図13】従来例のネットワークの通信原理を説明するための図。
【図14】並べ替え処理を有する従来例のノード装置の構成図。
【符号の説明】
61 バッファ制御部
62 チャネル選択部
73 書き込みカウンタ
74 読み出しカウンタ
75 パケット数算出部
76 比較部
100 ノード装置
111〜114 分離挿入部
121〜124 バッファ部
131〜134 伝送路
141〜144 伝送路
151 スイッチ
152 スイッチ制御部
153 バッファ制御部
154 バッファ監視部
155 制御情報通信部
156 優先度決定部
157 制御情報伝送経路
161〜164 端末装置
211〜214 ノード装置
221〜236 端末装置
A〜D 並列多重伝送路
301 ヘッダ検出部
302 ゲート
303 ゲート
304 セレクタ
305 FIFO
401 バッファメモリ
402 ヘッダ検出部
403 アドレスカウンタ
600 ノード装置
711〜714 チャネルに対応監視ユニット
721〜724 記憶領域に対応した監視ユニット
800 ノード装置
801〜808 分離挿入部
811〜818 バッファ部
821〜828 伝送路
831〜838 伝送路
841 スイッチ
842 スイッチ制御部
843 バッファ制御部
901 ヘッダ検出部
902 ゲート
903 ゲート
904 セレクタ
905 FIFO
1001 バッファメモリ
1002 ヘッダ検出部
1003 アドレスカウンタ
1201〜1204 ノード装置
1211〜1218 端末
1221〜1228 端末
1231〜1238 端末
1241〜1248 端末
1205〜1208 並列多重伝送路
1301〜1304 ノード装置
1305〜1308 スイッチ
1309〜1312 バッファ部
1321〜1336 端末
1401〜1408 並べ替え処理部
1411〜1418 ヘッダ変換部

Claims (2)

  1. 複数のノード装置間を複数N個のチャネルで接続してパケットの伝送を行うネットワークシステムを構成するためのノード装置において、
    送信パケットに送信順序番号を挿入するヘッダ変換手段と、
    受信処理手段の種別を特定する識別子を保持する受信部情報通知手段と、
    受信部情報通知手段を有する受信部とによって構成される端末に対応した送受信インタフェース手段と、
    該受信部情報通知手段から識別子を読み取る受信部情報読取手段と、
    該受信部情報読取手段によって読み取られた識別子を他のノード装置との間で送受信する制御情報通信手段と、
    該受信部情報読取手段によって読み取られた自ノード装置の受信部の識別子と、該制御情報通信手段によって受信された他ノード装置の受信部の識別子を記憶する受信情報記憶手段と、
    端末と接続されるN個のサブ伝送路と、
    送信すべきパケットを送出チャネルに対応したN個の領域に一時記憶するN個のバッファ手段と、
    該各バッファ手段からのパケットをN個のチャネルに送出できる送信手段と、該送信手段を制御して、各バッファ手段からのパケットを送出できるチャネルを、所定のチャネル変更パターンを元に、同時に同じチャネルに2つ以上のバッファ手段からめパケットが送出されないようにして変更するチャネル変更制御手段と、
    該各バッファ手段を制御して、該受信部情報記憶手段に記憶されている識別子を元に、パケットの宛先の端末が接続されている受信部の種別に応じてパケットを書き込む記憶領域を制限するとともに、各バッファ手段からのパケットを送出できるチャネルが所望のチャネルに変更されるのに同期して、該所望のチャネルで読み出すべきパケットを読み出すバッファ制御手段と、
    該N個のチャネルをそれぞれ受信し、該受信したパケットから、分離すべきパケットを分離してサブ伝送路を介して接続される端末に出力するとともにその他のパケットを該バッファ手段に出力する分離手段と、
    該端末からサブ伝送路を介して伝送されてくるパケットを該分離手段から該バッファ手段に出力されるパケット流に挿入する挿入手段を有していることを特徴とするノード装置。
  2. 複数のノード装置間を複数N個のチャネルで接続してパケットの伝送を行うネットワークシステムを構成するためのノード装置において、
    送信パケットに送信順序番号を挿入するヘッダ変換手段と、
    受信処理手段の種別を特定する識別子を保持する受信部情報通知手段と、
    受信部情報通知手段を有する受信部とによって構成される端末に対応した送受信インタフェース手段と、
    該受信部情報通知手段から識別子を読み取る受信部情報読取手段と、
    該受信部情報読取手段によって読み取られた識別子を他のノード装置との間で送受信する制御情報通信手段と、
    該受信部情報読取手段によって読み取られた自ノード装置の受信部の識別子と、該制御情報通信手段によって受信された他ノード装置の受信部の識別子を記憶する受信情報記憶手段と、
    端末と接続されるN個のサブ伝送路と、
    送信すべきパケットを送出チャネルに対応するN個の領域に一時記憶するN個のバッファ手段と、
    N個のチャネルのうちM≦NなるM個のチャネルを選択するチャネル選択手段と、
    該各バッファ手段からのパケットをN個のチャネルに送出できる送信手段と、該送信手段を制御して、各バッファ手段からのパケットを送出できるチャネルを、所定のチャネル変更パターンを元に、同時に同じチャネルに2つ以上のバッファ手段からのバケットが送出されないようにして変更するチャネル変更制御手段と、
    該各バッファ手段を制御して、該受信部情報記憶手段に記憶されている識別子を元に、パケットの宛先の端末が接続されている受信部の種別に応じてパケットを書き込む記憶領域を該チャネル選択手段によって選択されたチャネルに対応する領域に制限するとともに、各バッファ手段からのパケットを送出できるチャネルが所望のチャネルに変更されるのに同期して、該所望のチャネルで読み出すべきパケットを読み出すバッファ制御手段と、
    該N個のチャネルをそれぞれ受信し、該受信したパケットから、分離すべきパケットを分離してサブ伝送路を介して接続される端末に出力するとともにその他のパケットを該バッファ手段に出力する分離手段と、
    該端末からサブ伝送路を介し伝送されてくるパケットを該分離手段から該バッファ手段に出力されるパケット流に挿入する挿入手段を有していることを特徴とするノード装置。
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