JP2004247612A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エッチングフレームは、リード部もエッチングにより離間形成されている。特に、厚くまた離間距離の小さいフレームの場合には、レーザで樹脂バリを除去する必要があり、樹脂モールドの際、側面の窪み部に樹脂が残る問題があった。また、パッケージの切断工程におけるリード部の強度を確保するため、リード長を短くできない問題があった。
【解決手段】リード部の断面形状を略台形形状に形成する。表面側からレーザを照射することにより、窪み部の樹脂バリも除去できる。これにより、半田の不着および、樹脂バリの脱落によるリードへの付着や打痕の発生などの悪影響が低減できる。また、リード部の表裏面からV溝を設けてパンチングすることによりリード部のクリアランスを最小限に抑えられ、パッケージの小型化が実現する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特にエッチングによる平坦フレームのパッケージから導出するリード部の樹脂バリの除去を容易とし、さらにパッケージの小型化を実現する半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子機器にセットされる回路装置は、携帯電話、携帯用のコンピューター等に採用されるため、小型化、薄型化、軽量化が求められている。
【0003】
例えば、回路装置として半導体装置を例にして述べると、一般的な半導体装置として、従来通常のトランスファーモールドで封止されたパッケージ型半導体装置30がある。
【0004】
このパッケージ型半導体装置30は図10(A)の如く、半導体素子22の周囲を樹脂層24で被覆し、この樹脂層24の側部から外部接続用のリード21cが導出されたものである。
【0005】
しかしこのパッケージ型半導体装置30は、平坦なリードフレーム21を曲げてヘッダー部21aおよび半導体素子22の電極を取り出す取りだし電極部21bおよびリード部21cを形成している。すなわち、ヘッダー部21a上の素子搭載領域M1は、曲げに必要な寸法分内側となる。更にリード部21cは、実装強度および測定の問題から所定の長さが必要であるため樹脂層24から外に出ており、全体のサイズが大きく、小型化、薄型化および軽量化を満足するものではなかった(例えば特許文献1参照。)。
【0006】
そのため、各社が競って小型化、薄型化および軽量化を実現すべく、色々な構造を開発し、最近ではCSP(チップサイズパッケージ)と呼ばれる、チップのサイズと同等のウェハスケールCSP、またはチップサイズよりも若干大きいサイズのCSPが開発されている。
【0007】
図10(B)は、エッチングフレームを採用した半導体装置20を示す。フレームは11例えばその厚みt4が0.15mm厚程度の銅板を用い、表裏からのエッチングと裏面からのハーフエッチングによりリード部11cとヘッダー部11a、取り出し電極部11bを設けたものである。半導体素子12が固着する側である表面ではリード部11cおよびヘッダー部11aは同一平面にあり、すなわち平坦フレームとなっている。ヘッダー部11aは、厚みt6がおよそ0.07mmであり、表面に半導体素子12を半田あるいはAu/Si共晶方式で固着する。リード部11cはもとの板厚である0.15mmである。
【0008】
半導体素子12、ヘッダー部11aおよびリード部11cの一部はトランスファーモールド等により樹脂層14で被覆される。リード部11cの裏面は樹脂層14裏面から露出し、また、樹脂層14の側面からもリード部11cの先端が0.05mm程度突出する。このハーフエッチフレームにおいては、裏面に露出するリード部11cの長さXを従来通り0.25mm確保すればよく、リード部11cをできる限り短くすればヘッダー部11aが大きくとれる。リード部11c先端の樹脂層4からの突出は全くなくてもよいが、金型で切断する為にはパンチを入れる為、樹脂層4とパンチが干渉しないよう位置精度を考慮したクリアランスが必要となる。つまり、リード部11cの突出は、クリアランスを考慮して0.05mmとしている。
【0009】
この半導体装置20のパッケージは、パッケージサイズが例えば横×縦×高さで1.6mm×1.6mm×0.56mmである。ハーフエッチングのフレームを用いることにより、リードの長さを含むパッケージ外形のサイズが例えば図10(A)と同じで、ヘッダー部11aの半導体素子12搭載領域M2を0.86mmから1.2mmまで拡大することができる。つまり、搭載チップサイズが約40%拡大でき、その分の特性改善が可能になる(例えば特許文献2参照。)。
【0010】
次に、図11を用いて、ハーフエッチフレームを用いた半導体装置の製造方法を説明する。
【0011】
第1工程: まず、板厚が0.15mm程度の銅板等のフレーム11の表裏面に所定のパターンのレジスト膜PRを形成する。表面はリード部11c、ヘッダー部11b更に半導体素子12の電極の取り出しとなる取り出し電極部11bを残し、分割領域Dを露出したパターンのレジスト膜PRであり、裏面はヘッダー部および取り出し電極部が露出するようレジスト膜PRをパターニングする(図11(A))。
【0012】
その後、板厚の2分の1以上をエッチングにより除去する。フレーム11の表裏からのエッチングにより分割領域Dが形成され、同時にフレーム裏面からのハーフエッチにより、ヘッダー部11aおよび取り出し電極部11bが形成されると同時にリード部11cがパターニングされ(図11(B))、リード部11cおよびヘッダー部11a表面が同一平面である平坦フレームとなる。リード部11cの厚みはフレーム厚であり、ヘッダー部11aの厚みはリード部11cの2分の1未満の厚みで形成される。
【0013】
第2工程: ヘッダー部11aの表面に半導体素子12を搭載し、Au/Si共晶により固着する。このときの半導体素子12のチップサイズは例えば0.35mm角である。搭載領域にはAgメッキを10μm程度施し、Au/Siの共晶温度370℃より高い温度、例えば420℃程度に加熱したフレーム上に半導体素子を搭載し、接合する。また、半導体素子12の電極と取り出し電極部11bとを例えばボンディングワイヤ13などにより電気的に接続する(図11(C))。
【0014】
第3工程: 更にトランスファモールド等により樹脂封止する。その後搭載領域外周の樹脂バリを例えばウォータージェット等によりフレームの表裏面から除去する。その後、隣接するパッケージ領域との連結部をパンチングにより切断し、個々のパッケージに分割する(図11(D))。
【0015】
【特許文献1】
特許第2902919号公報(第2頁、第5図)
【特許文献2】
特許第2902919号公報(第2頁、第1図)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
図12に、図11(D)に示す樹脂モールド後の一つのパッケージ領域を示す。図12(A)は平面図であり、図12(B)は図12(A)のG−G線断面図であり、図12(C)は1つのリード部の拡大断面図である。
【0017】
前述の如く、フレーム11は、表裏面からのエッチングにより分割領域Dを設け、更に裏面からのハーフエッチにより、ヘッダー部11a、取り出し電極部11bおよびリード部11cを形成している。つまり、図12(C)の如く、隣り合うリード部11cは、表裏面からのエッチングにより、その側面は若干内側に湾曲し、上下2段の窪み部18が形成される。
【0018】
このリード部11cは、後に詳述するが樹脂封止工程において、側面に樹脂が付着してしまう。このため、樹脂モールド後にウォータージェットや液体ホーニング、又はレーザ照射等の方法で樹脂バリ19を除去する工程を行うのが一般的である。
【0019】
これは、樹脂バリ19が残ると、パッケージの切断や測定等の後の工程において樹脂バリ19が脱落し、リード部への付着や打痕の発生などの悪影響を及ぼしたり、半田が付かなくなるという問題が起こるためである。
【0020】
例えば、フレームの板厚が0.15mm程度以下のように薄い場合は、樹脂バリ19とリード部11c側面の接着面積が小さい為、比較的容易にウォータージェットや液体ホーニング等で樹脂バリを除去できる。
【0021】
しかし、0.2mm程度以上の厚い板厚の場合は、樹脂バリ19とリード部11c側面の接着面積が大きくなり、ウォータージェットや液体ホーニング等でバリ取りを行うとパッケージの欠け込みが発生してしまう。また、特に小型化パッケージの場合には、隣り合うリード部11c間の距離が狭くなっているため、研磨材を使用する液体ホーニング等による除去は困難である。
【0022】
このような場合には、レーザを照射して樹脂バリを除去する方法が採用される。例えば、図10(B)の如くスタンピング方式で形成されたフレームであれば、リード部側面がほぼ垂直で陰になる部分が無いため、レーザーを照射すれば容易に樹脂バリを除去できる。
【0023】
一方、図12(B)、(C)に示すエッチングフレームでは、リード部側面に窪み部18が形成され、幅の広い部分の陰になる部分ができる。このためリード部11cの表面あるいは裏面側から垂直にレーザを照射しても窪み部18に樹脂バリ19が残ってしまう問題があった。
【0024】
また、図11(D)の如く、パッケージ領域を個々に分割する工程において、パンチがパッケージを抱え込む状態でフレームの連結部1dをパンチングにより切断している。しかし、この方法ではパンチの強度を確保する必要があり、パンチングのためのリード部1cのクリアランスを考慮すると、リード長を短くするのが困難であった。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述した多くの課題に鑑みて成され、ヘッダー部およびリード部を有するエッチングフレームと、前記ヘッダー部に搭載される半導体素子と、側面から前記リード部の一部が突出するように前記フレーム及び前記半導体素子を被覆する樹脂層とを有する半導体装置において、前記樹脂層の側面とほぼ平行な面における前記リード部の断面形状は略台形形状を有することにより解決するものである。
【0026】
また、前記リード部および前記ヘッダー部の表面は同一平面にあり、前記リード部の裏面はもとの平面にあり、前記ヘッダー部の裏面は前記もとの平面よりも窪んだ平面にあり、前記リード部の裏面は前記樹脂層から露出することを特徴とするものである。
【0027】
また、前記断面形状において、前記リード部の側面は湾曲した形状であることを特徴とするものである。
【0028】
また、前記略台形形状の側面には上下に2つの窪み部が設けられ、いずれか一方の窪み部が他方よりも外側にあることを特徴とするものである。
【0029】
第2に、ヘッダー部およびリード部からなる複数のパッケージ領域を有し、該リード部の一つの面における断面形状が略台形形状を有するエッチングフレームを準備する工程と、前記ヘッダー部に半導体素子を固着し、前記半導体素子と前記リード部とを電気的に接続する工程と、前記リード部の一つの面とほぼ平行となる側面から前記リード部の一部が突出するように前記フレームおよび前記半導体素子を樹脂層で被覆する工程と、前記樹脂層の側面から突出する前記リード部の他の面に付着する樹脂を除去する工程と、前記パッケージ領域を個々に分割する工程とを具備することにより解決するものである。
【0030】
また、前記エッチングフレームは、前記ヘッダー部の厚みがリード部の厚みより薄く形成され、前記ヘッダー部および前記リード部の表面が同一平面に形成されることを特徴とするものである。
【0031】
また、前記樹脂層の被覆工程において、前記リード部の裏面は該樹脂層から露出することを特徴とするものである。
【0032】
また、前記リード部の他の面の樹脂の除去は、レーザ照射により行うことを特徴とするものである。
【0033】
また、前記略台形形状の側面には、上下に窪み部が形成されることを特徴とするものである。
【0034】
また、前記樹脂の除去は、略台形形状の上辺または下辺のいずれか幅の狭い側から行うことを特徴とするものである。
【0035】
第3に、リード部およびヘッダー部からなる複数のパッケージ領域を有する金属フレームに半導体素子を固着し、前記金属フレームと前記半導体素子とを樹脂層で被覆する工程と、前記パッケージ領域から導出する前記リード部の一主面および他の主面からそれぞれV溝を形成し、前記いずれか一方の主面から前記パッケージ領域を抜き落として個々に分割する工程とを具備することにより解決するものである。
【0036】
また、前記V溝は、前記一主面に形成後、他の主面に形成することを特徴とするものである。
【0037】
また、前記V溝は、前記リード部の厚みの2分の1より浅く形成されることを特徴とするものである。
【0038】
また、前記V溝は、前記樹脂層側の側壁が前記一主面に対してほぼ垂直に形成されることを特徴とするものである。
【0039】
【発明の実施の形態】
図1から図7を用いて本発明の実施の形態を詳細に示す。
【0040】
図1は、半導体装置10を説明する構造図である。図1(A)は平面図であり、図1(B)は図1(A)のA−A線断面図、図1(C)はB−B線断面図である。
【0041】
図1(A)の如く、本実施形態の半導体装置10は、縦×横×高さが、例えば、1.6mm×1.6mm×0.56mmのごとき大きさを有するものである。リード部1cは絶縁性の樹脂層4側面から約0.05mm程度導出されて配置されており、パッケージ外形の中心線に対して左右(上下)対象となるようなパターンで配置されている。
【0042】
図1(B)の如く、半導体装置10は導電部材から成るフレーム1のヘッダー部1a表面に固着された半導体素子2、リード部1cおよびそれらを電気的に接続するボンディングワイヤ3を絶縁性の樹脂層4で被覆され構成されている。
【0043】
リード部1cおよびヘッダー部1aの表面はフレーム1表面の同一平面上にあり、リード部1cの裏面はもとのフレーム1裏面の平面上にある。ヘッダー部1aの裏面はエッチングによりもとの平面であるフレーム1裏面よりもくぼんだ平面にあり、段差t2が形成されている。そして、元のフレーム1と同一面であるリード部1c裏面は、樹脂層4裏面から露出する。
【0044】
本実施形態では、フレーム1は銅板を用い、表裏からのエッチングによりヘッダー部1aおよび半導体素子2の電極を取り出すための取り出し電極部1b、リード部1cを分割形成する分割領域Dを設ける。ここで、本明細書において分割領域Dとは、フレーム1の表裏面からエッチングされて分割された領域をいう。
【0045】
又、裏面からのハーフエッチングによりヘッダー部1aおよび取り出し電極部1bとリード部1cとをパターニングして設る。尚、ここでの図示は省略するが、隣り合うリード部1c同士も分割領域Dにより分割形成される(図2(A)参照)。
【0046】
このように、表面ではリード部1cおよびヘッダー部1a、取り出し電極部1bは同一平面にある平坦フレームとなっている。
【0047】
本実施形態では、フレーム1の厚みは例えば0.2mmであり、ヘッダー部1aは0.125mmとする。半導体素子2の大きさに対してヘッダー部1aが薄いと、Au/Si共晶方式にて固着した場合に、線膨張係数の違いにより半導体素子2に横われが発生する場合がある。このフレーム1およびヘッダー部1aの厚みは、それを抑えるために、エッチング量をコントロールしたものであり、本実施形態に於いては、この半導体装置を例に以下説明する。しかし強度において問題がなければ、この厚みに限らず、例えば0.15mm厚のフレームで、ヘッダー厚が0.07mm程度でも構わない。
【0048】
また、上記の如くヘッダー部1aおよび取り出し電極部1bをハーフエッチングにより形成した平坦フレームでなくてもよい。例えば、リード部1cがエッチングによりパターニングされるフレーム、すなわち分割領域Dをエッチングにより形成したエッチングフレームであれば、折り曲げ式のフレームにも適用でき、フレームの板厚は適宜選択できる。
【0049】
半導体素子2は、ヘッダー部1a表面にAu/Si共晶方式または半田により固着される。半導体素子2表面の電極は、ヘッダー部1aと同一のエッチングによって形成された取り出し電極部1bにボンディングワイヤ等で接続される。取り出し電極部1bまたはヘッダー部1aはリード部1cと連続しており、リード部1cの厚みt1はフレーム1の板厚と同じ厚みである。
【0050】
半導体素子2、ヘッダー部1aおよびリード部1cの一部はトランスファーモールド等により樹脂層4で被覆される。リード部1cの裏面は樹脂層裏面から露出し、また、樹脂層4の側面からもリード部1cの先端が突出する。このハーフエッチフレームにおいては、裏面に露出するリード部の長さを従来通り0.25mm確保すればよく、リード部1c先端の樹脂層4からの突出は、リードを切断するためのクリアランスを考慮して0.05mm程度でよい(図1(A)参照)。
【0051】
尚、図示はしていないが、ヘッダー部1a上には接着性を考慮して銀メッキや金メッキ、Pdメッキ等が施されている。また、リード部1c上にはボンディングワイヤ3の接着性が考慮され、同様に銀メッキやPdメッキ、あるいは金メッキ等が施されている。
【0052】
また、リード部1cの表面にはディンプル(凹部)5が数ヶ所に設けられても良い。これは樹脂の密着性を向上させるためである。ディンプル5は、ヘッダー部1aと同様に、リード部1c表面からのハーフエッチで形成されるが、その大きさは例えば直径0.12mmと小さいため、リード部1cの強度を劣化させずに、樹脂の密着性を向上させることができる。
【0053】
また、図1(C)、(D)に、リード部1cの断面を示す。これは、図1(A)のB−B線の断面である。
【0054】
図1(C)の如く、分割領域Dによりリード部1cが離間形成され、リード部1cが突出する樹脂層4側面とほぼ平行な面におけるリード部1cの断面形状は、表面側の幅w1よりも裏面側の幅w2方が幅の広い形状となっている。実際には表裏面からのエッチングにより形成されるため、図の如くリード部1c側面は上下2段の湾曲形状になり、窪み部8が形成される。また、リード部1cの表面側及び裏面側で幅が異なるので、上段の窪み部8aよりも下段の窪み部8bが外側に位置している。本明細書ではこのリード部1cの断面形状を略台形形状と称する。後に詳述するが、製造工程においては、樹脂モールド後、リード部1c側面にレーザを照射して、リード部1c側面に付着した樹脂バリ9を除去する必要がある。その際レーザは、例えば、表面側からリード部1c側面に垂直に照射されるのであるが、表面側および裏面側の幅が同一であると、幅の最も広い部分の影になる窪み部にはレーザが照射されず、樹脂バリが残ってしまう問題があった(図12(C)、(D)参照)。
【0055】
しかし、本実施形態の如く、表面側のリード部1cの幅w1を裏面側の幅w2よりも狭くすることで、影になる部分がなくなり、窪み部8aおよび8bが表面側から見るとともに露出するようになり、レーザLが充分照射できるので、樹脂バリ9を除去することができる(図1(D))。具体的には、例えば、表面側の幅w1が0.16mm、裏面側の幅w2が0.2mm程度である。
【0056】
尚、レーザは、幅を狭く形成した側から照射すれば良いので、表面側および裏面側のどちらを狭く形成してもよいが、実装強度を確保する為には、パッケージ裏面の露出が広いほうが良いので、図の如く表面側が狭く、裏面側が広い形状が好適である。
【0057】
次に図2から図7を参照して本発明の半導体装置の製造方法について説明する。
【0058】
本発明の半導体装置の製造方法は、ヘッダー部およびリード部からなる複数のパッケージ領域を有し、該リード部の一つの面における断面形状が略台形形状を有するエッチングフレームを準備する工程と、前記ヘッダー部に半導体素子を固着し、前記半導体素子と前記リード部とを電気的に接続する工程と、前記リード部の一つの面とほぼ平行となる側面から前記リード部の一部が突出するように前記フレームおよび前記半導体素子を樹脂層で被覆する工程と、前記樹脂層の側面から突出する前記リード部の他の面に付着する樹脂を除去する工程と、前記パッケージ領域を個々に分割する工程とから構成される。
【0059】
本発明の第1の工程は、図2および図3の如く、ヘッダー部およびリード部からなる複数のパッケージ領域を有し、該リード部の一つの面における断面形状が略台形形状を有するエッチングフレームを準備することにある。
【0060】
本実施形態では、ヘッダー部1aおよび取り出し電極部1bをハーフエッチングによりパターニングし、ヘッダー部1aの厚みがリード部1cの厚みより薄く形成され、ヘッダー部1aおよびリード部1cの表面が同一平面にあるエッチングフレームを例に説明する。しかし前述の如くこれに限らず、エッチングフレームであれば折り曲げ式のフレームにも適用できる。
【0061】
図2は、エッチングにより形成された平坦フレームの平面図であり、図2(B)は一つのパッケージ領域7の平面図であり、図2(C)は、図2(B)のC−C線断面図である。このようにリード部1c、ヘッダー部1a、取り出し電極部1bは、エッチングにより設けられた分割領域Dにより分割形成され、破線で示すパッケージ領域7が、フレーム上にパターニングされる。フレーム1上には、1個の半導体装置10に対応するパッケージ領域7が複数個分、例えば300個分を5行60列に縦横に配置される。
【0062】
ヘッダー部1a、リード部1c、取り出し電極部1bのパターンは、各パッケージ領域7内において同一形状である。ヘッダー部1aは半導体素子2を搭載する箇所であり、取り出し電極部1bは半導体素子2の電極パッドとワイヤ接続する箇所である。ヘッダー部1aは例えば4本のリード部1cに連続し、取り出し電極部1bは例えば2本のリード部1cに連続する。リード部1cは個々のパッケージ領域7に共通の連結部1dにより連結される。
【0063】
図2(B)では、斜線のハッチング領域が裏面からハーフエッチされた領域であり、格子状のハッチング領域が表面側からハーフエッチされた領域である。リード部1c、ヘッダー部1aおよび取り出し電極部1bからなる各パッケージ領域7は、例えば長辺×短辺が1.6mm×1.5mmの矩形形状を有している。
【0064】
このフレーム1の形成方法を図3に示す。図3(A)から図3(C)は図2(B)のC−C線断面図であり、図3(D)、図3(E)は、図2(B)のE−E線断面図である。
【0065】
まず、図3(A)の如く、リード部1c、ヘッダー部1a、取り出し電極部1bを形成するために所定のパターンを有するレジスト膜PR1、PR2をフレーム1の表裏面に形成し、エッチングを行う。フレーム1は、例えば、厚さが約0.2mmの一枚の銅板から成る。表面側では、リード部、ヘッダー部、取り出し電極部、および個々のパッケージ領域を連結する連結部をレジスト膜PR1でマスクし、分割領域Dを露出する。裏面側も、分割領域Dを露出するようにレジスト膜PR2でマスクする。ここで、従来では、裏面はレジスト膜を設けずにハーフエッチを行っていたが、本実施形態ではヘッダー部、取り出し電極部は、分割領域Dのエッチングよりもエッチング量を減らすため、所定の離間距離で均等にスリット6を設けたレジスト膜PR2でマスクする。(図3(A))。
【0066】
このフレーム1を、表裏面とも同時に、フレーム厚の2分の1以上エッチングする。これにより、分割領域Dが形成され、レジスト膜PR2にスリット6を設けたヘッダー部1a、取り出し電極部1bもスリット6部分から同時にエッチングされる(図3(B))。スリット6部分は、エッチングの進行に伴って隣接するエッチング領域が連結し、ヘッダー部1aおよび取り出し電極部1bのハーフエッチが行える。また、分割領域Dのエッチングと同時に行っても、分割領域Dよりもエッチング量が少なくなり、0.2mmの板厚(t1)のフレームで、ハーフエッチ量t2を0.075mmとし、0.125mmの厚み(t3)のヘッダー部1aおよび取り出し電極部1bを形成し、同時にリード部1aを形成できる(図3(C))。
【0067】
ここで、上述のヘッダー部1aの形成工程は、ヘッダー部1aの厚みをコントロールするために行っているものである。ヘッダー部1aの厚みに対してはチップサイズが大きいものは、Au/Si共晶方式でダイボンドすると、SiとCuの線膨張係数の違いにより半導体素子2の横われが発生することがある。ある程度大きいチップサイズなると、半田で固着すればよいのであるが、半田で固着するにはコントロールが困難な程度に小さく、ヘッダー部1aの厚みに対しては大きいチップサイズの場合には、ヘッダー部1aを厚くして、共晶が可能な範囲を広げればよく、そのために、上述の方法を採用する。すなわち、ヘッダー部1aの強度が問題ない場合は、図11に示す方法により、パターニングすればよい。また、工程数は増加するが分割領域Dとヘッダー部1a裏面からのハーフエッチを別工程で行っても良い。更に、折り曲げ式のフレームであれば、分割領域Dのみの形成となる。
【0068】
また、リード部1aにディンプル5を形成する場合は、ディンプル5の領域に表面側からスリット6を設けると、ヘッダー部1aと同様に0.075mmエッチングされたディンプル5が形成される。
【0069】
図3(D)、(E)は、図2(B)のE−E線の断面における、リード部1cの形成を示す。ヘッダー部1aと取り出し電極部1bをパターニングする分割領域Dためにフレーム1の表裏面に設けられるレジスト膜PR1、PR2の開口部は同一パターンと成るが、リード部1cが導出する樹脂層の側面とほぼ平行な面の断面においては、レジスト膜PR3、PR4の開口部を表面側、裏面側で異なる幅とすることにより、リード部1c断面を略台形形状とする。
【0070】
すなわち、リード部1cの形成領域には、図3(D)の如くレジスト膜PR3、PR4が設けられる。レジスト膜PR3、PR4は、例えばリード部1cの表面側の幅w1が裏面側の幅w2よりも狭くなるように、開口部を設ける。具体的には、w1が0.16mm、w2が0.2mm程度とする。その後、図3(B)で示すエッチングと同時にエッチングされ、分割領域Dにより、略台形形状を有するリード部1cがパターニングされる。この略台形形状により、後述するがモールド後の樹脂バリの除去が容易と成るものである。(図3(E))。
【0071】
図の如く、表裏面からのエッチングにより、リード部1cの側面は湾曲形状を有し、上下に窪み部8が形成される。リード部1cが略台形形状となることから、上段の窪み部8aよりも下段の窪み部8bが外側に形成される。
【0072】
尚、後述するが、リード部1cはどちら側の幅が広くてもよく、それによりレジスト膜PR3、PR4の開口幅を適宜変更する。
【0073】
本発明の第2の工程は、図4の如く、前記ヘッダー部に半導体素子を固着し、前記半導体素子と前記リード部とを電気的に接続することにある。
【0074】
フレーム1の各パッケージ領域7毎に、ヘッダー部1a表面にAu/Siの共晶温度370℃より高い温度、例えば420℃程度にフレームを加熱した状態で半導体素子2を搭載し、接合する。Au/Siの共晶温度は370℃程度であるが、ボンディングの際には溶け性の安定性を考慮し420℃程度でボンディングする。Au/Si共晶方式でボンディングされるSiチップは、裏面にあらかじめAuが蒸着されており、加熱されたフレームから受ける熱により370℃以上でAuとSiが溶けて接合される。
【0075】
固着する半導体素子2は、例えばウェハ厚150μmで、チップサイズが0.55mm角のパワーMOSFET、トランジスタ等の素子である。
【0076】
そして、半導体素子2の電極パッド(不図示)と取り出し電極部1bとを、例えば、Au線より成るボンディングワイヤ3により電気的に接続する。このとき、ボンディングワイヤ3は超音波ワイヤーボンディングにより、電極パッド部にはボールボンディングし、取り出し電極部1b側はステッチボンディングし接続する。
【0077】
図示はしていないが、ヘッダー部1a上には接着性を考慮して銀メッキや金メッキ、Pdメッキ等を施す場合もある。また、取り出し電極1b上にはボンディングワイヤ3の接着性が考慮して同様に銀メッキや金メッキ、Pdメッキを施す。
【0078】
尚、チップサイズがある程度大きければ、半田のコントロールも容易であるので、半田によるダイボンドでも良い。
【0079】
本発明の第3の工程は、図5の如く、リード部の一つの面とほぼ平行な側面から前記リード部の一部が突出するように前記フレームおよび前記半導体素子を樹脂層で被覆することにある。図5(A)はフレーム全体の平面図であり、図5(B)は一つのパッケージ領域7の断面図である。
【0080】
先ず、トランスファーモールドに用いる金型を準備し、金型内に樹脂を注入して、パッケージとなる絶縁性の樹脂層4を形成する。これにより、裏面にはリード部1cが露出し、取り出し電極1bおよびヘッダー部1aを含む半導体素子2が樹脂層4により被覆される。パッケージ裏面は、リード部裏面が0.25mm露出して形成される(図5(A))。
【0081】
ここで、裏面からのエッチング量が0.075mmであるので、裏面側の未充填領域を防ぎ、ピンホール等の発生を抑えることができる。また表面側に設けたディンプル5により、樹脂の密着性が向上し、樹脂はがれを防止することができる。(図5(B))。
【0082】
本発明の第4の工程は、図6の如く、樹脂層の側面から突出するリード部の他の面に付着する樹脂を除去することにある。図6(A)は一つのパッケージ領域7を示す平面図であり、図6(B)はF−F線断面図であり、図6(C)はリード部1cの拡大図である。
【0083】
モールド金型では、リード部1cの他の側面部分に、フレームをセットする際の位置ずれ等を考慮したクリアランスが設けてある。ここで他の側面とは、リード部1cが突出する樹脂層4側面に対してほぼ垂直方向の側面である。
【0084】
樹脂モールド時には、パッケージ領域7と共にリード1c側面のクリアランス部分にも樹脂が充填され樹脂バリ9となる為、その樹脂バリ9を除去する。樹脂バリの除去には水を高圧エアーと共に噴射するウォータージェット、研磨剤を含んだ液体を高圧エアーと共に噴射する液体ホーニング、または研磨剤のみを噴射するドライブラスト等が一般的である。
【0085】
しかし、本実施形態の板厚、すなわちリード部1cの厚みは、上述の如く、0.2mmであり樹脂とリード部1c側面との接着面積が比較的大きい。更に本実施形態では、隣り合うリード部1cの離間距離も小さいため、上記の方法により除去しようとすると、エアー圧力をより高圧にする必要があり、これにより樹脂バリ9とつながっているパッケージ領域7の樹脂が内側へ欠けこんでしまう不良が発生する。
【0086】
そこで、本実施形態では、図6(B)の如く、レーザLを照射して樹脂バリ9を除去する方法を採用する。通常ウォータジェット等は表裏面から行うが、レーザ照射であればどちらか一方から照射すればよい。
【0087】
レーザLは、例えば表面のみからリード部1c側面に沿って垂直に照射される。このとき、従来(図12(B)参照)の如く、リード部の幅w3が表面側と裏面側で同じであると、幅の広い部分の影となる湾曲した窪み部18に樹脂19が残ってしまう。これにより、その部分に半田が付かなかったり、樹脂バリが後のパッケージ領域の切断や測定等の工程で脱落し、リード部1cへの付着や打痕の発生などの悪影響を及ぼすことになる。
【0088】
しかし、図1(C)の如くリード部1cの断面形状を略台形形状にすることにより、レーザLが窪み部8a、8bともに照射され、リード部1c側面の樹脂バリを容易に除去することができる。このとき、レーザLは照射位置を移動させ、各パッケージ毎に、パッケージの周囲をトレースするように照射し、樹脂バリを焼き落とす。レーザLの強さは金属を焼くほどの強さでは無い為、リード部1cを通過する時にレーザLを照射したままでも、樹脂バリ9だけが焼け落ちる。
【0089】
尚、図では表面側の幅を狭く、裏面側の幅を広い形状としたが、逆に表面側が広く、裏面側が狭い形状でも良い。その場合は、裏面側からレーザを照射する。すなわち、窪み部8a、8b共に十分レーザが照射できるように、リード部1cの幅が狭い側からレーザを照射すればよい。
【0090】
本発明の第5の工程は、図7から図9に示すの如く、パッケージ領域を個々に分割することにある。
【0091】
本工程では、フレームの連結部1dをパンチングにより切断する。本実施形態においては、パッケージ領域7から導出するリード部1cの表面側および裏面側にV溝を形成し、例えば表面側からパッケージ領域を抜き落として個々に分割する。
【0092】
従来では図11(D)の如くパンチがパッケージを抱え込む状態で抜き落とす方法を採用していた。しかし、この方法ではパンチの強度を確保する必要がある為、リード長を短くするのが困難であった。
【0093】
そこで、本実施形態では、図7のように、まず裏面側からV溝を形成する。V溝を安定して形成するためには、裏面側および表面側のどちらか一方から片側ずつ行うことが望ましい。V溝の形成は、例えば、先端が鋭角な突起部53を設けた、受けとなる第1の下金型52の上にパッケージ領域を配置して切断部を合わせ(図7(A))、表面側から突起部53を押さえつけるように第1の上金型51を押下して(図7(B)、裏面側のV溝54aを形成する(図7(C))。
【0094】
次に、図8の如く表面側にV溝54を形成する。この場合は、先端に鋭角な突起部53を設けた第2の上金型55と、少なくともリード部1cを受ける部分が平坦な第2の下金型56を用いて切断部を位置あわせし(図8(A))、第2の上金型55を打ち込む(図8(B))。これにより、表面側からもV溝54bが形成される。
【0095】
ここで、突起部53は、V溝54の樹脂層4側の側壁が、リード部1cの表面および裏面に対してほぼ垂直になるような形状にする。例えば突起部53の先端が、中心に対して対称に角度をつけたような形状であると、突起部53が押し込まれるに従い、その角度分の体積が押し出されて盛り上がるなど、変形されてしまう。そこで、変形防止のためにV溝の樹脂層4側の側壁が垂直になるような形状の突起部53を採用する。反対側については、変形しても製品にならない廃棄部分になるので、問題はない。
【0096】
また、V溝の深さは、リード部1cの厚みの2分の1より浅く形成し、表面側及び裏面側からV溝54を形成後には中央の極一部分のみ繋がった状態にする(図8(C)参照)。
【0097】
その後、図9の如くパンチングする。まず、パッケージ領域の外側を受けるよう第3の下金型58と、平坦な第3の上金型57にパッケージ領域を位置あわせし(図9(A))、パンチングする(図9(B))。パッケージ領域は、極一部分のみ繋がった部分が切断され、個々に分割される(図9(C))。
【0098】
上記の方法により、パンチングのためのリード部1cのクリアランスを最小限に抑えることができる。電極の取り出しに必要な面積は、裏面に露出したリード部1cで確保できており、すなわち、パッケージの小型化が実現できるものである。
【0099】
尚、突起部53は、表面側および裏面側のいずれから打ちこんでも良く、図9に示した第3の金型でのパンチングも表面側および裏面側のいずれから行っても良い。
【0100】
又、V溝54の形成方法も、図のような突起部53の押下による方法に限らず、例えばエッチング等により除去することによる方法でもよい。
【0101】
更に、本実施形態はエッチングフレームで説明しているが、本工程で説明したパッケージの切断方法については、スタンピング方式のフレームにも適用でき、パッケージの小型化に寄与できるものである。
【0102】
【発明の効果】
本発明によれば、パッケージ側面から導出するリード部の、パッケージ側面にほぼ平行な面の断面形状を略台形形状とすることにより、樹脂モールド後の樹脂バリが容易に除去できものである。特に、Au/Si共晶方式で所定のチップサイズを固着するため、フレーム厚を0.2mmとし、ヘッダー部厚みを0.125mmとしたエッチングフレームを採用する場合、リード部の厚みも0.2mmと厚くなるため、樹脂バリの除去にはレーザ照射を採用する。このとき、リード部の断面形状が表面側および裏面側で幅の等しい形状で離間形成されると、その側面は湾曲して窪み部が形成され、窪み部の樹脂はレーザで除去することが困難となる。
【0103】
そこで、表面側のリード部幅が裏面側よりも狭い略台形形状に形成し、表面側からレーザを照射することにより、窪み部にも十分レーザを照射でき、樹脂バリを十分除去できるものである。これによりリード部の半田の不着や、樹脂バリの脱落による、リード部への付着や打痕の発生などを大幅に抑制できる。
【0104】
更に、表面側および裏面側から順次クサビを打ちこみリード部1c中央付近の極一部を残して切欠部を形成した後、パッケージ領域をパンチングして切断することにより、パンチングのためのリード部のクリアランスを最小限に抑えることができ、パッケージの小型化が実現できるものである。
【0105】
尚、外部と接続するリード部裏面側は従来通りの面積で樹脂層から露出するため、リード部のクリアランスを最小限に抑えても、実装強度を従来と同程度確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置を説明する(A)平面図、(B)断面図、(C)断面図、(D)断面図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法を説明する平面図である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
【図5】本発明の半導体装置の製造方法を説明する(A)平面図、(B)断面図である。
【図6】本発明の半導体装置の製造方法を説明する(A)平面図、(B)断面図、(C)断面図である。
【図7】本発明の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
【図8】本発明の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
【図9】本発明の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
【図10】従来の半導体装置を説明する断面図である。
【図11】従来の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
【図12】従来の半導体装置を説明する(A)平面図、(B)断面図、(C)断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム
1a ヘッダー部
1b 取り出し電極部
1c リード部
2 半導体素子
3 ボンディングワイヤ
4 樹脂層
5 ディンプル
7 パッケージ領域
8a 窪み部
8b 窪み部
9 樹脂バリ
11 フレーム
10 半導体装置
11a ヘッダー部
11b 取り出し電極部
11c リード部
12 半導体素子
13 ボンディングワイヤ
14 樹脂層
18a 窪み部
18b 窪み部
19 樹脂バリ
20 半導体装置
21 フレーム
21a ヘッダー部
21b 取り出し電極部
21c リード部
22 半導体素子
23 ボンディングワイヤ
24 樹脂層
30 半導体装置
51 第1の上金型
52 第1の下金型
53 突起部
54 V溝
54a V溝
54b V溝
55 第2の上金型
56 第2の下金型
57 第3の上金型
58 第3の下金型
PR レジスト膜
PR1 レジスト膜
PR2 レジスト膜
PR3 レジスト膜
PR4 レジスト膜

Claims (14)

  1. ヘッダー部およびリード部を有するエッチングフレームと、前記ヘッダー部に搭載される半導体素子と、側面から前記リード部の一部が突出するように前記フレーム及び前記半導体素子を被覆する樹脂層とを有する半導体装置において、
    前記樹脂層の側面とほぼ平行な面における前記リード部の断面形状は略台形形状を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記リード部および前記ヘッダー部の表面は同一平面にあり、前記リード部の裏面はもとの平面にあり、前記ヘッダー部の裏面は前記もとの平面よりも窪んだ平面にあり、前記リード部の裏面は前記樹脂層から露出することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記断面形状において、前記リード部の側面は湾曲した形状であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記略台形形状の側面には上下に2つの窪み部が設けられ、いずれか一方の窪み部が他方よりも外側にあることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. ヘッダー部およびリード部からなる複数のパッケージ領域を有し、該リード部の一つの面における断面形状が略台形形状を有するエッチングフレームを準備する工程と、
    前記ヘッダー部に半導体素子を固着し、前記半導体素子と前記リード部とを電気的に接続する工程と、
    前記リード部の一つの面とほぼ平行となる側面から前記リード部の一部が突出するように前記フレームおよび前記半導体素子を樹脂層で被覆する工程と、
    前記樹脂層の側面から突出する前記リード部の他の面に付着する樹脂を除去する工程と、
    前記パッケージ領域を個々に分割する工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記エッチングフレームは、前記ヘッダー部の厚みがリード部の厚みより薄く形成され、前記ヘッダー部および前記リード部の表面が同一平面に形成されることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記樹脂層の被覆工程において、前記リード部の裏面は該樹脂層から露出することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記リード部の他の面の樹脂の除去は、レーザ照射により行うことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記略台形形状の側面には、上下に窪み部が形成されることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記樹脂の除去は、略台形形状の上辺または下辺のいずれか幅の狭い側から行うことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  11. リード部およびヘッダー部からなる複数のパッケージ領域を有する金属フレームに半導体素子を固着し、前記金属フレームと前記半導体素子とを樹脂層で被覆する工程と、
    前記パッケージ領域から導出する前記リード部の一主面および他の主面にそれぞれV溝を形成し、前記いずれか一方の主面から前記パッケージ領域を抜き落として個々に分割する工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 前記V溝は、前記一主面に形成後、他の主面に形成することを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記V溝は、前記リード部の厚みの2分の1より浅く形成されることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記V溝は、前記樹脂層側の側壁が前記一主面に対してほぼ垂直に形成されることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
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