JP2004244131A - エレベータ用防火防煙スクリーン装置 - Google Patents

エレベータ用防火防煙スクリーン装置 Download PDF

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Tomihiko Hashimoto
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • B66B13/30Constructional features of doors or gates
    • B66B13/303Details of door panels
    • B66B13/305Slat doors for elevators

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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】三方枠を有効に利用してその設置と一体的にエレベータ用防火防煙スクリーン装置の設置を可能にし、作業性を高めかつ見栄えを良好にし得るエレベータ用防火防煙スクリーン装置を提供する。
【解決手段】エレベータの出入り口2に設置される三方枠1の上枠3を、その内部に巻き取りドラム11を収納するように形成し、この上枠の下面に、上記巻き取りドラムに巻き取られたスクリーン12を出入り口に垂下させるためのスリット14を設けるとともに、上記三方枠の左右両側の側枠4Lに、それぞれスクリーンの下端に設けた座板13の端部を上下方向にガイドするガイド溝15を形成する。そして、巻き取りドラムに巻き取られたスクリーンが、巻き取りドラムの回転を制動するブレーキ装置を解放すると座板及びスクリーンの自重により下降して出入り口を閉鎖する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータの出入り口に装備するエレベータ用防火防煙スクリーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、エレベータの出入り口においては、上枠と左右2つの側枠とからなる三方枠が設置されているとともに、この三方枠の後側つまりエレベータ昇降路寄りにエレベータドアが設けられている。
【0003】
そして、従来、このようなエレベータの出入り口に装備するエレベータ用防火防煙スクリーン装置としては、例えば特許文献1に開示されるように、三方枠の上枠の前側に底板が開閉可能なコンテナを取り付け、このコンテナ内にスクリーンとしての強化カーテンを巻き付けたリールを配置するとともに、三方枠の各側枠の前側に、上記強化カーテンの側縁に設けた可撓性磁気ストリップを吸着するための強磁性のサイドレールを取り付けたものが知られている。
【0004】
【特許文献1】
特表平10−506158号公報(第11−16頁、図1−図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のものでは、エレベータ設備としての三方枠の設置とは別に、エレベータ用防火防煙スクリーン装置の設置のためにコンテナやサイドレールなどの取り付けを行わなければならず、その分設置作業に手間がかかり、作業性が悪いという問題があった。また、エレベータの出入り口にコンテナなどが露出した状態で取り付けられるため、見栄えが悪くなるという問題もある。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、三方枠を有効に利用してその設置と一体的にエレベータ用防火防煙スクリーン装置の設置を可能にし、作業性を高めかつ見栄えを良好にし得るエレベータ用防火防煙スクリーン装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、エレベータの出入り口に設置される三方枠の上枠を、その内部に巻き取りドラムを収納するように形成し、この上枠の下面に、上記巻き取りドラムに巻き取られたスクリーンを出入り口に垂下させるためのスリットを設けるとともに、上記三方枠の左右両側の側枠に、それぞれスクリーンの下端に設けた座板の端部を上下方向にガイドするガイド溝を形成し、上記巻き取りドラムに巻き取られたスクリーンが、巻き取りドラムの回転を制動するブレーキ装置を解放すると座板及びスクリーンの自重により下降して出入り口を閉鎖するように構成する。
【0008】
この構成では、三方枠の上枠内にスクリーンの巻き取りドラムなどが配置され、また三方枠の左右両側の側枠にスクリーン下端の座板の端部をガイドするガイド溝が形成されているため、エレベータ用防火防煙スクリーン装置の設置は、エレベータ設備としての三方枠の設置と一体的にかつ簡単に行われることになり、作業性を高めることができる。しかも、従来の如くスクリーン収納用のコンテナなどがエレベータの出入り口に露出して取り付けられることがなく、見栄えが良好になる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のエレベータ用防火防煙スクリーン装置において、上記巻き取りドラムを略円筒状にし、この巻き取りドラム内に上記ブレーキ装置を配置する構成とする。この構成では、巻き取りドラム内にブレーキ装置を配置することにより、三方枠の上枠内におけるスクリーン装置の設置スペースが可及的に小さくなり、上枠が大型化するのを抑制することができる。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項2記載のエレベータ用防火防煙スクリーン装置において、上記巻き取りドラム内にコイルスプリングを配置し、このコイルスプリングの一端を巻き取りドラム側に、他端を取付ブラケット側にそれぞれ連結して、巻き取りドラムに巻き取られたスクリーンが下降して出入り口を閉鎖するときばね反力を発生し、このばね反力によりスクリーンを上方に引っ張って緊張状態にするように構成する。この構成では、火災時などにスクリーンによりエレベータの出入り口を閉鎖したときには、コイルスプリングのばね反力によりスクリーンが上方に引っ張られて緊張状態になるため、スクリーンによる防火防煙機能を高めることができる。また、スクリーン下端の座板を持ち上げて出入り口を開放するときには、コイルスプリングのばね反力がスクリーンに作用している分座板を持ち上げるのを容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態に係るエレベータ用防火防煙スクリーン装置を装備したエレベータの出入り口付近を示し、1は出入り口2に設置された三方枠であって、この三方枠1は、上枠3と左右両側の側枠4L,4Rとからなる。
【0012】
上記三方枠1の後側にはエレベータドア5がエレベータ昇降路6に面して設けられている。また、三方枠1の上枠3の前面には乗場インジケータ7が設けられているとともに、三方枠1の右側側枠4R近傍の壁面には乗場ボタン8が設けられている。
【0013】
そして、本発明の特徴点として、上記三方枠1の上枠3は、乗場インジケータ7の配置箇所よりも比較的大きく上方に拡大して形成され、この上枠3の内部には略円筒状の巻き取りドラム11が配置されている。この巻き取りドラム11の外周面には耐火クロス製のスクリーン12が巻き付けられ、このスクリーン12の下端には金属製の座板13が取り付けられている。上枠3の下面には座板13及びスクリーン12をエレベータ出入り口2に垂下させるための横方向に延びるスリット14が設けられているとともに、左右両側の側枠4L,4Rにはそれぞれ座板13の端部を上下方向にガイドする凹状のガイド溝15が形成されている。側枠4L,4R及びガイド溝15は、上枠3内の巻き取りドラム11の配置箇所近傍にまで設けられていて、座板13を上記スリット14に導くようになっている。
【0014】
上記巻き取りドラム11の両端は、図3に詳示するように、それぞれ壁面に取り付けられた取付ブラケット16L,16Rに回転自在に支持されている。この巻き取りドラム11の内部には右側に開閉機20が、左側にコイルスプリングユニット80がそれぞれ配置されている。
【0015】
上記開閉機20は、図4及び図5に示すように、手動による回転力を出力シャフト21から巻き取りドラム11に伝達する動力機構22と、巻き取りドラム11の回転を規制するブレーキ装置23と、出力シャフト21とブレーキ装置23との間に設けられた2連式の遊星歯車装置24とを備えている。出力シャフト21は駆動輪25に連結されており、この駆動輪25及び巻き取りドラム11は、図6に示すように、互いに嵌り合う凹部25a,11aを円周方向に略等間隔に4つずつ有し、一体的に回転するようになっている。
【0016】
上記動力機構22は、取付ブラケット16Rに固定されるギヤケース31内に回転可能に配置されたウオームホイール32と、このウオームホイール32と噛合するウオームギヤ33とを有している。ウオームホイール32は、ウオームギヤ33と噛合するギヤ部32aの内側に有底円筒部32bが一体に形成されてなり、この有底円筒部32bの外周面には円筒状のフレーム34の一端部が嵌合してネジ止めされており、このフレーム34内には上記遊星歯車装置24が配置されている。また、ウオームギヤ33の一端には、図示していないが、回転操作具と係合可能なハンドルが連結されている。そして、回転操作具をハンドルに係合し、回転操作具によりハンドルを介してウオームギヤ33を回転させるとウオームホイール32、フレーム34、遊星歯車装置24及び出力シャフト21が一体的に回転し、巻き取りドラム11も回転するようになっている。
【0017】
上記ブレーキ装置23は、ウオームホイール32の有底円筒部32bの底面にライニング36を介して当接可能に配置されたブレーキシュー37と、このブレーキシュー37の背面側である遊星歯車装置24寄りに配置されたギヤサポート38とを有している。ギヤサポート38は、ベアリング39により回転自在に支持されており、このギヤサポート38とブレーキシュー37とは、連結ピン40により回転一体にかつ軸方向に相対移動可能に結合されているとともに、両者間に配置したブレーキスプリング41によりブレーキシュー37がライニング36を介してウオームホイール32の有底円筒部32bの底面に当接する方向に常時付勢されている。また、ブレーキ装置23は、ギヤケース31に形成した中空部42内に軸方向に摺動可能に配置された有底円筒状の作動ケーシング43と、この作動ケーシング43内にベアリング44を介して回転自在に設けられ、先端部がウオームホイール32の有底円筒部32bの底面に設けた中心孔45を通してブレーキシュー37に当接可能な作動ピン46と、上記作動ケーシング43とギヤケース31との間に圧縮状態に配置され、作動ケーシング43を介して作動ピン46がブレーキシュー37に当接する方向に付勢する解放スプリング47と、一端が上記作動ケーシング43に接続され、他端が自動又は手動閉鎖装置(図示せず)に接続された作動ワイヤ48とを有している。そして、通常は図4に示す如く作動ワイヤ48により作動ケーシング43が解放スプリング47の付勢力に抗してギヤケース31の中空部42内の右寄りに引っ張られ、作動ピン46がブレーキシュー37から離れる一方、ブレーキシュー37がブレーキスプリング41の付勢力によりライニング36を介してウオームホイール32の有底円筒部32bの底面に当接してブレーキング状態(巻き取りドラム11の回転を制動する状態)にあり、火災時などに自動又は手動閉鎖装置で作動ワイヤ48を緩めると、図7に示すように、解放スプリング47の付勢力により作動ケーシング43がギヤケース32の中空部42内の左側に摺動し、作動ピン46がブレーキシュー37に当接してこのブレーキシュー37をブレーキスプリング41の付勢力に抗してギヤサポート38側に押圧することにより、ブレーキシュー37及びライニング36がウオームホイール32の有底円筒部32bの底面から離れてブレーキ解除状態になる。
【0018】
さらに、上記ブレーキ装置23のギヤサポート38には、図8及び図9に示すように、ガバナブレーキ50が設けられている。このガバナブレーキ50は、ギヤサポート38のブレーキシュー37に対向する面に軸心を挟んで形成した一対の凹部51,51にそれぞれ半径方向に摺動可能に配置されたガバナ52,52と、この各ガバナ52に形成した円弧状溝53に挿入して配置された棒状のバネ部材54,54とを備え、ギヤサポート38の回転時に各ガバナ52が遠心力を受けてバネ部材54を弾性変形させながら凹部51内を半径方向外側に摺動してフレーム34内面に接触することによりブレーキ力を発生するようになっている。
【0019】
上記遊星歯車装置24は、上記ガバナブレーキ50の作動を安定させるために、ブレーキ装置23のブレーキ解除により巻き取りドラム11が回転してスクリーン12が自重閉鎖する時巻き取りドラム11と一体に回転する出力シャフト21の回転を増速してガバナブレーキ50側のギヤサポート38に伝達するものである。この遊星歯車装置24は、フレーム34内に嵌め込んで固定された第1及び第2のリングギヤ61,62と、出力シャフト21に第1のキャリヤ63を介して連結されかつ上記第1のリングギヤ61と噛合する第1のプラネットギヤ64と、このプラネットギヤ64と噛合する第1のサンギヤ65と、このサンギヤ65に第2のキャリヤ66を介して連結されかつ上記第2のリングギヤ62と噛合する第2のプラネットギヤ67と、このプラネットギヤ67と噛合する第2のサンギヤ68とを有しており、第2のサンギヤ68は、上記ブレーキ装置23のギヤサポート38にスプライン結合されている。尚、図4及び図7中、71はギヤケース31の外周面に回転自在に装着されたクラウンであって、このクラウン71は、図示していないが、駆動輪25の場合と同様に、その外周面に巻き取りドラム11の凹部11aと嵌り合う凹部を円周方向に略等間隔に4つ有し、巻き取りドラム11と一体的に回転するようになっている。
【0020】
一方、上記コイルスプリングユニット80は、図3に示すように、取付ブラケット16Lに取り付けられたコイルスプリングサポート81と、巻き取りドラム11内の中央部に回転一体に固定されたコイルスプリング回転輪82と、このコイルスプリング回転輪82と上記コイルスプリングサポート81との間に配置されかつ両端がこの両部材81,82に相対回転自在に結合された補助パイプ83と、この補助パイプ83の外周に配置され、一端がコイルスプリングサポート81に、他端がコイルスプリング回転輪82にそれぞれ固定されたコイルスプリング84とを備えている。そして、上記ブレーキ装置23のブレーキ解除により巻き取りドラム11が回転してスクリーン12が自重閉鎖する時、上記コイルスプリング84が捩じられて巻き取りドラム11をスクリーン12の巻き取り方向に回転させるばね反力が生じ、このばね反力によりスクリーン12を上方に引っ張って緊張状態にするようになっている。尚、巻き取りドラム11の左端は、コイルスプリングサポート81の外周にすべり軸受け86を介して回転自在に支持されている。
【0021】
従って、上記実施形態においては、エレベータの出入り口2付近にエレベータ用防火防煙スクリーン装置を装備するに当たり、エレベータ設備である三方枠1の上枠3内にスクリーン装置の巻き取りドラム11を配置し、上枠3の下面に巻き取りドラム11に巻き取られたスクリーン12及びその下端に設けられた座板13を出入り口2の下方に垂下するためのスリット14を設けるとともに、三方枠1の左右両側の側枠4L,4Lにそれぞれ上記座板13の端部をガイドするガイド溝15を形成したことにより、エレベータ用防火防煙スクリーン装置の設置を三方枠1の設置と一体的にかつ簡単に行うことができるので、作業性を高めることができる。しかも、従来の如くスクリーン収納用のコンテナなどがエレベータの出入り口2に露出して取り付けられることはなく、見栄えを良好にすることができる。
【0022】
その上、上記巻き取りドラム11内にスクリーン装置の主要部品である開閉機20及びコイルスプリングユニット80を配置したことにより、スクリーン装置の設置をより簡単に行うことができる上、三方枠1の上枠3内におけるスクリーン装置の設置スペースを可及的に小さくすることができるので、上枠3の大型化を抑制することができる。
【0023】
さらに、火災時などにブレーキ装置23のブレーキ解除により巻き取りドラム11が回転してスクリーン12がエレベータの出入り口2を自重閉鎖したときには、コイルスプリングユニット80のコイルスプリング84のばね反力によりスクリーン12が上方に引っ張られて緊張状態になるため、スクリーン12による防火防煙機能を高めることができる。また、スクリーン12下端の座板13を持ち上げて出入り口2を開放するときにはコイルスプリング84のばね反力が作用している分座板13を容易に持ち上げることができ、実用性に優れた効果を有する。
【0024】
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。例えば、上記実施形態では、三方枠1の上枠3の前面に乗場インジケータ7を設けた場合について述べたが、本発明は、図10及び図11に示すように、三方枠1の右側側枠4R近傍の壁面に一体型の乗場インジケータ・ボタン9を設けたものにも同様に適用することができる。この場合、三方枠1の上枠3に乗場インジケータ7を設ける必要がないため、上枠3の高さ寸法をその分小さくすることができる。
【0025】
また、上記実施形態では、三方枠1の上枠3内に配置した巻き取りドラム11内に、手動により巻き取りドラム11を回転するための動力機構22を備えた開閉機20を配置したが、本発明は、モータにより巻き取りドラム11を回転する開閉機を配置したり、単にブレーキ装置23のみを配置したりしてもよいのは勿論である。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明のエレベータ用防火防煙スクリーン装置によれば、三方枠の上枠内にスクリーンの巻き取りドラムなどを配置するとともに、三方枠の左右両側の側枠にスクリーン下端の座板の端部をガイドするガイド溝を形成したことにより、スクリーン装置の設置を三方枠の設置と一体的にかつ簡単に行うことができるので、作業性を高めることができる。しかも、従来の如くスクリーン収納用のコンテナなどがエレベータの出入り口に露出して取り付けられることがなく、見栄えを良好にすることができる。
【0027】
特に、請求項2に係る発明では、三方枠の上枠内におけるスクリーン装置の設置スペースを可及的に小さくすることができるので、三方枠の上枠が大型化するのを抑制することができ、実施化を図る上で非常に有利なものである。
【0028】
また、請求項3に係る発明では、火災時などにスクリーンによりエレベータの出入り口を閉鎖したときには、コイルスプリングのばね反力によりスクリーンが上方に引っ張られて緊張状態になるため、スクリーンによる防火防煙機能を高めることができ、また座板を持ち上げて出入り口を開放するときにはコイルスプリングのばね反力が作用している分座板を容易に持ち上げることができるという効果を併有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るエレベータ用防火防煙スクリーン装置を装備したエレベータの出入り口付近の正面図である。
【図2】図1のX−X線における断面図である。
【図3】図1のY−Y線における拡大断面図である。
【図4】開閉機の断面図である。
【図5】図4のZ方向から見た矢視図である。
【図6】巻き取りドラムと駆動輪との嵌合構造を示す断面図である。
【図7】開閉機のブレーキ装置のブレーキ解放状態を示す断面図である。
【図8】図4のH−H線における拡大断面図である。
【図9】図8のI−I線における拡大断面図である。
【図10】別の実施形態を示す図1相当図である。
【図11】図10のJ−J線における断面図である。
【符号の説明】
1 三方枠
2 出入り口
3 上枠
4L,4R 側枠
11 巻き取りドラム
12 スクリーン
13 座板
14 スリット
15 ガイド溝
23 ブレーキ装置
84 コイルスプリング

Claims (3)

  1. エレベータの出入り口に設置される三方枠の上枠は、その内部に巻き取りドラムを収納するように形成されており、この上枠の下面には上記巻き取りドラムに巻き取られたスクリーンを出入り口に垂下させるためのスリットが設けられているとともに、上記三方枠の左右両側の側枠にはそれぞれスクリーンの下端に設けた座板の端部を上下方向にガイドするガイド溝が形成されており、上記巻き取りドラムに巻き取られたスクリーンは、巻き取りドラムの回転を制動するブレーキ装置を解放すると座板及びスクリーンの自重により下降して出入り口を閉鎖するように構成されていることを特徴とするエレベータ用防火防煙スクリーン装置。
  2. 上記巻き取りドラムは略円筒状のものであり、この巻き取りドラム内に上記ブレーキ装置が配置されている請求項1記載のエレベータ用防火防煙スクリーン装置。
  3. 上記巻き取りドラム内にはコイルスプリングが配置され、このコイルスプリングの一端は巻き取りドラム側に、他端は取付ブラケット側にそれぞれ連結されていて、巻き取りドラムに巻き取られたスクリーンが下降して出入り口を閉鎖するときばね反力を発生し、このばね反力によりスクリーンを上方に引っ張って緊張状態にするようになっている請求項2記載のエレベータ用防火防煙スクリーン装置。
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