JP2004244046A - 箱型容器用展開板状材 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】長側壁12、13の相対する短辺に連接されている嵌合部材取付け基板B2、B3に、雄型嵌合部材M1を配設するとともに、下部フラップ15a及び上部フラップ15bには、雄型嵌合部材が嵌合可能な雌型嵌合部材Fを配設し、更に、天板14の端部側長辺には、天板用雄型嵌合部材M2を配設するとともに、もう一方の長側壁12の端部側の長辺に連接された嵌合部材取付け基板B1には、天板用雄型嵌合部材が嵌合可能な雌型嵌合部材Fを配設した箱型容器用展開板状材1に関するものである。
【効果】糊代部を有する段ボール製の箱型容器用展開板状材の組み立て及び飲料缶の充填ラインを、大幅な変更を加えることなくそのまま利用することができる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂で略平板状に成形された展開板状材を、折り曲げるとともに、側壁や底部や天部等を、適当な嵌合部材により連結することにより、箱型に組み立て可能な合成樹脂製の箱型容器用展開板状材に関するものであり、箱型に組み立てられた箱型容器には、ビール缶やジュース缶の飲料缶やその他の缶が、所定数、収納されることになる。
【0002】
【従来の技術】
先ず最初に、図26を用いて、箱型に組み立て可能な段ボール製の展開板状材100について説明する。
【0003】
101は、長方形の底板であり、底板101の相対する長辺101aには、それぞれ、長側壁102、103が連接されている。また、一方の長側壁102の端部側の長辺102aには、帯状の糊代部g1が連接されており、そして、もう一方の長側壁103の底板101から遠い方の長辺103aには、底板101と同じ大きさの長方形の天板104が連接されている。更に、長側壁102、103の相対する短辺102b、103bには、それぞれ、方形状の糊代部g2、g3が連接されており、また、底板101の相対する短辺101bには、展開板状材100を箱型に組み立てた際に、短側壁の下部を形成する下部フラップ105aが連接されており、更に、天板104の相対する短辺104bには、同じく、展開板状材100を箱型に組み立てた際に、短側壁の上部を形成する上部フラップ105bが連接されている。
【0004】
次に、上述した構成を有する段ボール製の展開板状材100を、図27に示されているような、公知の展開板状材100の組み立て及び飲料缶Vの充填ラインによって、箱型に組み立てるとともに、飲料缶Vを充填する順序について概説する。
【0005】
積み重ねられた状態の展開板状材100は、図示されてないサクション部材により、一枚ずつ取り出され、直線状の主搬送装置C1に載置される。搬送装置C1に載置された展開板状材100は、第1工程Iにおいて、底板101を挟んで位置する帯状の糊代部g1が連接された一方の長側壁102が、略垂直に立てられるとともに、底板101を挟んで位置するもう一方の長側壁103と該長側壁103に連接されている天板104が、略垂直に立てられる。この状態のまま、展開板状材100は、主搬送装置C1により、充填工程である複数の第2工程II(図28には、2セットの第2工程IIが配設されている例が示されている。)に移動する。この充填工程である第2工程IIにおいて、副搬送装置C2により搬送されてくる、一例として、4個×6個に配列された状態の飲料缶Vが、底板101に載置される。次いで、第3工程IIIにおいて、底板101に、飲料缶Vが載置された状態の展開板状材100の帯状の糊代部g1を略水平状態に倒すとともに、第4工程IVにおいて、略垂直状態の天板104を倒して、糊材が付着されている糊代部g1に当接させて、天板104と糊代部g1とを接着させる。また、この第4工程IVにおいて、長側壁102、103の相対する短辺102b、103bに連接されている糊代部g2、g3が、長側壁102、103に対して、略垂直に折り曲げられる。次いで、第5工程Vにおいて、下部フラップ105aが上方に折り曲げられるとともに、上部フラップ105bが下方に折り曲げられ、下部フラップ105aと上部フラップ105bが、糊材が付着されている糊代部g2、g3に当接し、下部フラップ105aと上部フラップ105bとが、長側壁102、103の相対する短辺102b、103bに連接されている糊代部g2、g3に接着されて、展開板状材100が、図28に示されているように、飲料缶Vが充填された箱型容器X’に組み立てられることになる。展開板状材100が、箱型に組み立てられた際には、下部フラップ105aと上部フラップ105bとにより短側壁105が形成されることになる。
【0006】
上述したような公知の段ボール製の展開板状材100を、合成樹脂で成形する試みが、従来よりなされている。このような、合成樹脂製の展開板状材は、例えば、特開昭63−96031号公報や特開2002−337844号公報等に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
合成樹脂で形成された従来の展開板状材は、上述した糊代部g1、g2、g3に代えて、天板と長側壁や天板と短側壁等を連結するために、凸部と凹部とからなる嵌合部材が形成されているが、嵌合部材のために、展開板状材を、安定した状態に、多数、積み重ねることができないとともに、従来の段ボール製の展開板状材に比べ、その厚さが厚いために、積み重ね高さが高くなり、多くの展開板状材をコンパクトに積み重ねることができないという問題がある。
【0008】
また、従来の段ボール製の展開板状材100の場合には、上述したように、糊材を糊代部g1、g2、g3に付着させ、糊代部g1、g2、g3に、天板104や下部フラップ105aや上部フラップ105bを当接させて接着するものであるため、糊代部g1、g2、g3と天板104や下部フラップ105aや上部フラップ105bとの位置関係が正確に位置決めされていなくても、展開板状材100を箱型容器に組み立てることができるが、凸部と凹部とからなる嵌合部材が形成されている場合には、天板と長側壁や天板と短側壁等の位置関係が正確に位置決めされないと、箱型容器に組み立てることができないが、従来の展開板状材には、このような位置決め手段が配設されていないために、迅速な、且つ、効率的な組み立てができないという問題がある。
【0009】
本発明の目的は、上述した従来の箱型容器用展開板状材が有する課題を解決することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、第1には、相対する長辺に長側壁が連接されているとともに、相対する短辺に下部フラップが連接されている底板と、一方の長側壁の長辺に連接されているとともに、短辺に上部フラップが連接されている天板と、前記一対の長側壁の相対する短辺に連接されている嵌合部材取付け基板と、もう一方の長側壁の端部側の長辺に連接されている嵌合部材取付け基板とを有する箱型容器用展開板状材であって、前記長側壁の相対する短辺に連接されている嵌合部材取付け基板には、嵌合部材が配設されているとともに、前記下部フラップ及び上部フラップには、前記嵌合部材が嵌合可能な嵌合部材が配設されており、更に、前記天板の端部側長辺には、天板用嵌合部材が配設されているとともに、前記もう一方の長側壁の端部側の長辺に連接された嵌合部材取付け基板には、前記天板用嵌合部材が嵌合可能な嵌合部材が配設されているものであり、第2には、上記嵌合部材のうち、一方の嵌合部材には、雄型嵌合部材としての嵌合凸部が形成されているとともに、もう一方の嵌合部材には、雄型嵌合部材としての前記嵌合凸部が嵌入可能な透孔が形成されているものであり、第3には、上記雄型嵌合部材及び天板用雄型嵌合部材には、箱型容器用展開板状材を積み重ねた際に、上記嵌合凸部が挿入可能な嵌合凹部を形成したものであり、第4には、上記長側壁の相対する短辺に連接されている嵌合部材取付け基板の短辺に、底板に対して、前記長側壁を垂直に維持する位置決め部材を配設したものである。
【0011】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0012】
先ず最初に、図1〜図8を用いて、合成樹脂で一体に成形された、略平坦な板状の箱型容器用展開板状材(以下、単に、展開板状材ともいう。)1について説明する。
【0013】
11は、長方形の底板であり、底板11の相対する長辺11aには、薄肉部h1を介して、それぞれ、長側壁12、13が連接されている。また、一方の長側壁12の端部側の長辺12aには、長辺12aに沿って、且つ、薄肉部h2を介して、帯状の嵌合部材取付け基板B1が連接されており、そして、もう一方の長側壁13の底板11から遠い方の長辺13aには、薄肉部h3を介して、底板11と同じ大きさの長方形の天板14が連接されている。更に、長側壁12、13の相対する短辺12b、13bには、短辺12b、13bに沿って、且つ、薄肉部h4、h5を介して、それぞれ、帯状の嵌合部材取付け基板B2、B3が連接されており、また、底板11の相対する短辺11bには、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、短側壁の下部を形成する下部フラップ15aが、薄肉部h6を介して、連接されており、更に、天板14の相対する短辺14bには、同じく、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、短側壁の上部を形成する上部フラップ15bが、薄肉部h7を介して、連接されている。なお、薄肉部h1〜h7は、図6や図8に示されているように、展開板状材1の両面から断面略V字状の溝h’を形成することにより形成されている。
【0014】
なお、図1及び図3には、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、箱型容器の内側に位置する面、即ち、内面が上方に位置している展開板状材1の斜視図及び平面図が示されており、また、図2には、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、箱型容器の外側に位置する面、即ち、外面が上方に位置している展開板状材1の斜視図が示されている。以下、説明の都合上、箱型に組み立てられた容器の内側に位置する面を、展開板状材1の内面と称し、箱型に組み立てられた容器の外側に位置する面を、展開板状材1の外面と称する。また、底板11、長側壁12、13、天板14、下部フラップ15a、上部フラップ15b、嵌合部材取付け基板B1及び嵌合部材取付け基板B2、B3のうち、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、容器の内側に位置する面を、底板11の内面、長側壁12、13の内面、天板14の内面、下部フラップ15aの内面、上部フラップ15bの内面、嵌合部材取付け基板B1の内面及び嵌合部材取付け基板B2、B3の内面と称し、底板11、長側壁12、13、天板14、下部フラップ15a、上部フラップ15b、嵌合部材取付け基板B1及び嵌合部材取付け基板B2、B3のうち、展開板状材1を箱型に組み立てた際に、容器の外側に位置する面を、底板11の外面、長側壁12、13の外面、天板14の外面、下部フラップ15aの外面、上部フラップ15bの外面、嵌合部材取付け基板B1の外面及び嵌合部材取付け基板B2、B3の外面と称する。なお、図中において、外面には、符号Rが付されており、内面には、符号Sが付されている。
【0015】
図1のI−I線に沿った断面図である図4に詳細に示されているように、長側壁12、13の短辺12b、13bに沿って形成されている帯状の嵌合部材取付け基板B2、B3には、それぞれ、適当数の嵌合部材取付け基板B2、B3の外面Rから突出するように形成された円筒状の基部m1と、円筒状の基部m1の先端に形成されているとともに基部m1の内側に延在する水平環状部m2と、水平環状部m2の内側周縁に沿って、外面Rから遠ざかる方向に突出した円筒状の嵌合凸部m3とから構成された雄型嵌合部材M1が形成されている。円筒状の基部m1と水平環状部m2とにより形成される嵌合凹部m4の深さ(嵌合部材取付け基板B2、B3の内面Sから水平環状部m2までの距離)D1は、嵌合凸部m3の高さ(水平環状部m2から嵌合凸部m3の端面m3aまでの距離)H1と略同じか、それ以上に形成されている。なお、本実施例においては、嵌合部材取付け基板B2、B3には、長側壁12、13の短辺12b、13bに沿って、それぞれ、4個ずつの雄型嵌合部材M1が形成されている例が示されているが、4個に限定されるものではない。
【0016】
図1のII−II線に沿った断面図である図5に詳細に示されているように、下部フラップ15aには、下部フラップ15aの相対する短辺15a1に沿って、適当数の雌型嵌合部材Fが形成されており、雌型嵌合部材Fは、上述した雄型嵌合部材M1を形成する円筒状の嵌合凸部m3が嵌入可能な透孔f1として構成されている。本実施例には、下部フラップ15aの相対する短辺15a1に沿って、それぞれ、2個の透孔f1としての雌型嵌合部材Fが形成されている例が示されている。同様に、上部フラップ15bにも、上部フラップ15bの相対する短辺15b1に沿って、適当数の透孔f1としての雌型嵌合部材Fが形成されており、本実施例には、上部フラップ15bの相対する短辺15b1に沿って、それぞれ、2個の透孔f1としての雌型嵌合部材Fが形成されている例が示されている。
【0017】
図1のIII−III線に沿った断面図である図6に詳細に示されているように、薄肉部h2を介して、長側壁12の端部側の長辺12aに沿って形成されている帯状の嵌合部材取付け基板B1には、上述した透孔f1としての雌型嵌合部材Fが、適当数、長側壁12の長辺12aに沿って形成されている。本実施例には、透孔f1としての5個の雌型嵌合部材Fが形成されている例が示されている。また、帯状の嵌合部材取付け基板B1の上面(長側壁12の内面S側)には、嵌合部材取付け基板B1の周縁に沿って、周縁リブb1が形成されているとともに、嵌合部材取付け基板B1の短辺に沿って、複数の仕切リブb2が形成されている。本実施例においては、4本の仕切リブb2により、周縁リブb1は、5個の領域に区画されており、各区画に、雌型嵌合部材Fを構成する透孔f1が、それぞれ1個ずつ穿設されている。上記の周縁リブb1や仕切リブb2は、嵌合部材取付け基板B1の強度や剛性を高めるためのものである。
【0018】
図1のIV−IV線に沿った断面図である図7に詳細に示されているように、天板14の端部側長辺14aに沿って、端部側長辺14a側が開放された帯状凹部14cが、天板14を、外面R方向に膨出させることにより形成されており、帯状凹部14cには、上述した帯状の嵌合部材取付け基板B1が嵌合するように構成されている。帯状凹部14cには、嵌合部材取付け基板B1に形成されている雌型嵌合部材Fに対応して、上述した雄型嵌合部材M1と同様の天板用雄型嵌合部材M2が形成されている。天板用雄型嵌合部材M2は、帯状凹部14cから、天板14の内面Sを超えて突出する円筒状の嵌合凸部m1’と、嵌合凸部m1’の中心孔m2’を囲むように、天板14の外面R側に形成された嵌合凹部m3’から構成されている。嵌合凸部m1’の天板14の内面Sからの突出高さH2は、嵌合凹部m3’の深さD2と略同じか、それ以下に形成されている。なお、本実施例には、上述した帯状の嵌合部材取付け基板B1に形成されている5個の雌型嵌合部材Fに対応して、5個の天板用雄型嵌合部材M2が形成されている例が示されている。
【0019】
帯状の嵌合部材取付け基板B2、B3の外面Rには、周縁リブb3が形成されているとともに、周縁リブb3と該周縁リブb3と隣り合う雄型嵌合部材M1を構成する円筒状の基部m1及び隣り合う雄型嵌合部材M1を構成する円筒状の基部m1を連結する連結リブb4とが形成されている。これらの周縁リブb3や連結リブb4は、嵌合部材取付け基板B2、B3の強度や剛性を高めるためのものである。
【0020】
また、下部フラップ15aの外面Rには、周縁リブb5が形成されているとともに、下部フラップ15aの相対する短辺に沿って、周縁リブb3を連結する連結リブb6が、適当数、形成されている。同様に、上部フラップ15bの外面Rにも、周縁リブb7が形成されているとともに、上部フラップ15bの相対する短辺に沿って、周縁リブb7を連結する連結リブb8が、適当数、形成されている。これらの周縁リブb5、b7や連結リブb6、b8は、下部フラップ15a及び上部フラップ15bの強度や剛性を高めるためのものである。
【0021】
更に、長側壁12、13の外面Rにも、周縁リブb9が形成されているとともに、長側壁12、13の相対する短辺に沿って、周縁リブb9を連結する連結リブb10が、適当数、形成されている。これらの周縁リブb9や連結リブb10は、長側壁12、13の強度や剛性を高めるためのものである。
【0022】
更にまた、底板11の外面Rにも、周縁リブb11が形成されているとともに、底板11の相対する長辺11a側には、端部が周縁リブb11に連結されたコの字状の側部リブb12が形成されている。同様に、帯状凹部14cが形成されている端部側長辺14aを除いて、天板14の外面Rには、コの字状の周縁リブb13が形成されているとともに、長側壁13側に位置する周縁リブb13には、端部が周縁リブb13に連結されたコの字状の側部リブb14が形成されている。これらの周縁リブb11、b13や側部リブb12、b14は、底板11や天板14の強度や剛性を高めるためのものである。
【0023】
また、詳細は後述するが、底板11の外面Rには、行列状に配置された円錐台状の突起P1が突設されており、また、天板14の外面Rにも、上記の円錐台状の突起P1の同配列に配置された、上記の突起P1と同形状の突起P1が突設されている。
【0024】
上述した展開板状材1を箱型に組み立てた際に、容器の内側に位置する面、即ち、底板11の内面、長側壁12、13の内面、天板14の内面、下部フラップ15aの内面、上部フラップ15bの内面、嵌合部材取付け基板B2、B3の内面、及び、嵌合部材取付け基板B1に形成されている周縁リブb1と仕切リブb2の先端は、同一平面上或いは実質的に同一平面上に位置しており、所謂、面一或いは実質的に面一に構成されている。
【0025】
底板11の外面Rに突設されている円錐台状の突起P1の先端面、天板14の外面Rに突設された円錐台状の突起P1の先端面、長側壁12、13の外面に形成されている周縁リブb9や連結リブb10の先端、下部フラップ15aの外面に形成されている周縁リブb3や連結リブb6の先端、上部フラップ15bの外面に形成されている周縁リブb7や連結リブb8の先端、及び、嵌合部材取付け基板B2、B3の外面に形成されている周縁リブb3や連結リブb4の先端は、同一平面上或いは実質的に同一平面上に位置しており、所謂、面一或いは実質的に面一に構成されている。そして、図2のV−V線に沿った断面図である図8に示されているように、底板11の外面Rに形成されている周縁リブb11や側部リブb12の先端は、底板11の外面Rに突設されている円錐台状の突起P1の先端面より低く形成されており、同様に、天板14の外面Rに形成されている周縁リブb13や側部リブb14の先端も、天板14の外面Rに突設された円錐台状の突起P1の先端面より低く形成されている。即ち、底板11の外面Rに突設されている突起P1は、周縁リブb11や側部リブb12を超えて突出しており、また、天板14の外面Rに突設されている突起P1も、同様に、周縁リブb13や側部リブb14を超えて突出している。なお、嵌合部材取付け基板B1の外面Rは、上記の各リブの先端より、若干、上方に位置している。
【0026】
嵌合部材取付け基板B2、B3の外面に突設されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3は、嵌合部材取付け基板B2、B3の外面に形成されている周縁リブb3や連結リブb4を超えて突出している。また、天板14の端部側長辺14aに沿って形成されている帯状凹部14cに突設されている天板用雄型嵌合部材M2の嵌合凸部m1’は、天板14の内面Sより突出している。従って、天板用雄型嵌合部材M2の嵌合凸部m1’は、底板11の内面、長側壁12、13の内面、天板14の内面、下部フラップ15aの内面、上部フラップ15bの内面、嵌合部材取付け基板B2、B3の内面、及び、嵌合部材取付け基板B1に形成されている周縁リブb1と仕切リブb2の先端により形成される平面より突出していることになる。また、嵌合部材取付け基板B2、B3の外面に突設されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3は、底板11の外面に突設されている円錐台状の突起P1の先端面、天板14の外面に突設された円錐台状の突起P1の先端面、長側壁12、13の外面に形成されている周縁リブb9や連結リブb10の先端、下部フラップ15aの外面に形成されている周縁リブb3や連結リブb6の先端、上部フラップ15bの外面に形成されている周縁リブb7や連結リブb8の先端、及び、嵌合部材取付け基板B2、B3の外面に形成されている周縁リブb3や連結リブb4の先端により形成される平面より突出している。
【0027】
上述したような構成を有する略平坦な板状の展開板状材1を、底板11や天板14や長側壁12、13等の外面が下方に位置するとともに、下に位置する展開板状材1の底板11や天板14や長側壁12、13等が、それぞれ、上に位置する展開板状材1の底板11や天板14や長側壁12、13等の上方に位置するように同じ向きに配置した際には、上に位置する展開板状材1の底板11の外面に突設されている円錐台状の突起P1の先端面、天板14の外面に突設された円錐台状の突起P1の先端面、長側壁12、13の外面に形成されている周縁リブb9や連結リブb10の先端、下部フラップ15aの外面に形成されている周縁リブb3や連結リブb6の先端、上部フラップ15bの外面に形成されている周縁リブb7や連結リブb8の先端、及び、嵌合部材取付け基板B2、B3の外面に形成されている周縁リブb3や連結リブb4の先端により形成される平面より、下方に突出している嵌合部材取付け基板B2、B3の外面に突設されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3は、下方に位置する嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凹部m4に挿入されるように構成されており、また、下に位置する展開板状材1の底板11の内面、長側壁12、13の内面、天板14の内面、下部フラップ15aの内面、上部フラップ15bの内面、嵌合部材取付け基板B2、B3の内面、及び、嵌合部材取付け基板B1に形成されている周縁リブb1と仕切リブb2の先端により形成される平面より、上方に突出している天板14の帯状凹部14cに形成されている天板用雄型嵌合部材M2の嵌合凸部m1’は、上方に位置する展開板状材1の天板14の帯状凹部14cに形成されている天板用雄型嵌合部材M2の嵌合凹部m3’に挿入されるように構成されている。従って、下に位置する展開板状材1の底板11の内面、長側壁12、13の内面、天板14の内面、下部フラップ15aの内面、上部フラップ15bの内面、嵌合部材取付け基板B2、B3の内面、及び、嵌合部材取付け基板B1に形成されている周縁リブb1と仕切リブb2の先端により形成される平面上に、上に位置する展開板状材1の底板11の外面に突設されている円錐台状の突起P1の先端面、天板14の外面に突設された円錐台状の突起P1の先端面、長側壁12、13の外面に形成されている周縁リブb9や連結リブb10の先端、下部フラップ15aの外面に形成されている周縁リブb3や連結リブb6の先端、上部フラップ15bの外面に形成されている周縁リブb7や連結リブb8の先端、及び、嵌合部材取付け基板B2、B3の外面に形成されている周縁リブb3や連結リブb4の先端により形成される平面が載置されることになるので、重ねられた展開板状材1が、部分的に屈曲したり、盛り上がるようなことなく、多数の展開板状材1を、従来の段ボール製の展開板状材100のように、全体の厚さが略同じになるように積み重ねることができる。
【0028】
次に、図9〜図18を用いて、上述した構成を有する展開板状材1の箱型容器への組み立てについて説明するが、一例としての組み立て順序は、図9に示されているように、上述した公知の組み立て順序と同じである。
【0029】
積み重ねられた状態の展開板状材1は、図示されてないサクション部材により、一枚ずつ取り出され、直線状の主搬送装置C1に、底板11や天板14や長側壁12、13等の外面が下に位置するように載置される。搬送装置C1に載置された展開板状材1は、第1工程Iにおいて、図10に示されているように、底板11を挟んで位置する一方の長側壁12と嵌合部材取付け基板B1とが、略垂直に立てられるとともに、底板11を挟んで位置するもう一方の長側壁13と天板14とが、略垂直に立てられる。
【0030】
この状態のまま、展開板状材1は、主搬送装置C1により、充填工程である複数の第2工程IIに移動する。この充填工程である第2工程IIにおいて、副搬送装置C2により搬送されてくる、一例として、4個×6個に配列された状態の飲料缶Vが、底板11に載置される。
【0031】
次いで、第3工程IIIにおいて、図11に示されているように、嵌合部材取付け基板B1を略水平状態に倒すとともに、第4工程IVにおいて、図12に示されているように、略垂直状態の天板14を倒して、嵌合部材取付け基板B1に形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、天板14に形成されている天板用雄型嵌合部材M2の嵌合凸部m1’を嵌入させるとともに、天板14に形成されている帯状凹部14cに、嵌合部材取付け基板B1を嵌合させることにより、嵌合部材取付け基板B1を介して、天板14と一方の長側壁12を連結させる(図15及び図16を参照)。この嵌合部材取付け基板B1を介しての天板14と一方の長側壁12との連結工程においては、充填工程である第2工程IIにおいて、4個×6個に配列された状態の飲料缶Vが、底板11に載置されているとともに、相対する垂直状態の長側壁12、13の内面は、4個×6個に配列された状態の飲料缶Vに当接しているので、相対する垂直状態の長側壁12、13の内面を、4個×6個に配列された状態の飲料缶Vに当接させることにより、嵌合部材取付け基板B1に形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1と、天板14に形成されている天板用雄型嵌合部材M2の嵌合凸部m1’との位置決めを行うことができるので、確実に、嵌合部材取付け基板B1に形成されている透孔f1に、天板14に形成されている嵌合凸部m1’を嵌入させることができる。
【0032】
また、この第4工程IVにおいて、長側壁12、13の相対する短辺12b、13bに、薄肉部h4、h5を介して、それぞれ連結されている嵌合部材取付け基板B2、B3が、図13に示されているように、長側壁12、13に対して、略垂直に折り曲げられる。
【0033】
次いで、第5工程Vにおいて、薄肉部h6を介して、底板11に連結されている下部フラップ15aが上方に折り曲げられるとともに、薄肉部h7を介して、天板14に連結されている上部フラップ15bが下方に折り曲げられる。下部フラップ15aの上方への折り曲げ工程により、下部フラップ15aに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1(本実施例においては、2個形成されている。)に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1のうち(本実施例においては、それぞれ、4個ずつ形成されている。)、下方に位置する雄型嵌合部材M1(本実施例においては、下方には、それぞれ、2個ずつ形成されている。)の嵌合凸部m3が嵌入し、嵌合部材取付け基板B2、B3を介して、下部フラップ15aが、長側壁12、13に連結されることになる(図17及び図18を参照)。同様に、上部フラップ15bの下方への折り曲げ工程により、上部フラップ15bに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1(本実施例においては、2個形成されている。)に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1のうち(本実施例においては、それぞれ、4個ずつ形成されている。)、上方に位置する雄型嵌合部材M1(本実施例においては、上方には、それぞれ、2個ずつ形成されている。)の嵌合凸部m3が嵌入し、嵌合部材取付け基板B2、B3を介して、上部フラップ15bが、長側壁12、13に連結されることになる。
【0034】
上述した第5工程Vにおける下部フラップ15a及び上部フラップ15bに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1と、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3との位置決めは、既に、第4工程IVにおいて、天板14に、嵌合部材取付け基板B1を介して、一方の長側壁12が連結されているとともに、底板11に載置されている飲料缶Vと長側壁12、13との当接により、底板11と天板13に対して、相対する長側壁12、13が垂直に維持されているので、特に、行う必要がなく、確実に、下部フラップ15a及び上部フラップ15bに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3を嵌入することができる。
【0035】
上述したようにして、展開板状材1を、図14に示されているように、一例としての飲料缶Vが充填された箱型容器Xに組み立てることができる。展開板状材1が、箱型容器Xに組み立てられた状態においては、下部フラップ15aと上部フラップ15bにより、相対する短側壁15が形成されることになる。
【0036】
なお、上述したように、展開板状材1の相対する短側壁15の組み立て作業においては、最初に、嵌合部材取付け基板B2、B3が、長側壁12、13に対して、略垂直に折り曲げられ、次いで、下部フラップ15aと上部フラップ15bとが垂直に立てられるように構成されており、従って、箱型に組み立てられた際には、嵌合部材取付け基板B2、B3の内面が、充填された飲料缶Vに当接することになる。また、最初に、嵌合部材取付け基板B2、B3が、長側壁12、13に対して、略垂直に折り曲げられるので、図1及び図3に示されているように、長側壁12、13の相対する短辺12b、13bと嵌合部材取付け基板B2、B3との間に位置する薄肉部h4、h5は、底板11と下部フラップ15aとの間に位置する薄肉部h6及び天板14と上部フラップ15bとの間に位置する薄肉部h7より、嵌合部材取付け基板B2、B3の略厚さ分だけ、若干、内側に位置している。
【0037】
また、展開板状材1が、箱型容器Xに組み立てられた状態においては、下部フラップ15aの先端中央部に形成された凹部15a2及び上部フラップ15bの先端中央部に形成された凹部15b2により、短側壁15の中央部に、指が挿入可能な透孔16が形成されるように構成されている。箱型容器Xから飲料缶Vを取り出す際には、透孔16に指を挿入し、下部フラップ15aと上部フラップ15bを、手前に引っ張り、薄肉部h6、h7を中心に回動させることにより、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3を、下部フラップ15a及び上部フラップ15bに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1から抜き出させて、箱型容器Xの一方の短側壁15を開放し、箱型容器Xから飲料缶Vを取り出すことができるように構成されている。
【0038】
更に、上述したように、底板11の外面Rには、行列状に配置された円錐台状の突起P1が突設されており、また、天板14の外面Rにも、上記の円錐台状の突起P1の同配列に配置された、上記の突起P1と同形状の突起P1が突設されている。一例として、長側壁12の端部側の長辺12aに沿って、複数の突起P1列が形成されており、各列を構成する突起P1の数は同じであり、且つ、突起P1間の間隔(長辺12aに沿った間隔)は、突起P1の外径と略同じに形成されている。また、隣り合う突起P1列においては、隣り合う突起P1列を構成する突起P1が、互いに、突起P1間の間隔の半分だけ、長側壁12の端部側の長辺12aに沿って、ずれて配置されている。更に、一つ置き位置する突起P1列を構成する突起P1間の間隔(短辺12bに沿った間隔)は、突起P1の外径と略同じに形成されている。
【0039】
上述したように、底板11及び天板14に、同一配列を有する円錐台状の突起P1を、形成することにより、箱型に組み立てられた箱型容器Xを、図19に示されているように、段積みした際に、図20に示されているように、下に位置する箱型容器X1の天板14に形成されている突起P1が、上に位置する箱型容器X2の底板11に突設された突起P1間に位置する、突起P1が形成されていない領域に位置することになるので、上に位置する箱型容器X2が、下に位置する箱型容器X1に対して、水平方向に移動しようとしても、下に位置する箱型容器X1の天板14に形成されている突起P1が、上に位置する箱型容器X2の底板11に突設された突起P1に当接し、その水平移動が制限されるので、上に位置する箱型容器X2の下に位置する箱型容器X1に対する水平移動が制限され、従って、複数の箱型容器Xを、安定した状態で段積みすることができる。
【0040】
上述したように、展開板状材1を、従来の段ボール製の展開板状材100の糊代部g1、g2、g3に代えて、嵌合部材取付け基板B1、B2、B3を形成した以外は、実質的に、同じ構成としたので、公知の展開板状材100の組み立て及び飲料缶Vの充填ラインをそのまま利用することができる。
【0041】
次に、図21〜図25を用いて、本発明の別の実施例について説明する。
【0042】
この実施例は、展開板状材1の箱型容器への組み立て順序が、一部異なるものである。即ち、底板11を挟んで位置する一方の長側壁12と嵌合部材取付け基板B1とが、略垂直に立てられるとともに、底板11を挟んで位置するもう一方の長側壁13と天板14とが、略垂直に立てられる第1工程Iは同じであるが、第2工程IIにおいて、図21及び図22に示されているように、長側壁12、13の相対する短辺12b、13bに、薄肉部h4、h5を介して、それぞれ連結されている嵌合部材取付け基板B2、B3のうち、飲料缶Vの充填側から遠い方に位置する嵌合部材取付け基板B2、B3が、長側壁12、13に対して、略垂直に折り曲げられ、次いで、下部フラップ15aの上方への折り曲げ工程により、下部フラップ15aに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3が嵌入し、図23に示されているように、嵌合部材取付け基板B2、B3を介して、下部フラップ15aが、長側壁12、13に連結される。更に、この第2工程IIにおいて、副搬送装置C2により搬送されてくる飲料缶Vが、底板11に載置される。
【0043】
その後、第3工程IIIにおいて、上述した実施例と同様に、嵌合部材取付け基板
B1を略水平状態に倒すとともに、第4工程IVにおいて、略垂直状態の天板14を倒して、嵌合部材取付け基板B1に形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、天板14に形成されている天板用雄型嵌合部材M2の嵌合凸部m1’を嵌入させるとともに、天板14に形成されている帯状凹部14cに、嵌合部材取付け基板B1を嵌合させることにより、嵌合部材取付け基板B1を介して、天板14と一方の長側壁12を連結させる。
【0044】
更に、第5工程において、天板14に連結されている上部フラップ15bが下方に折り曲げられ、この上部フラップ15bの下方への折り曲げ工程により、上部フラップ15bに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3が嵌入し、嵌合部材取付け基板B2、B3を介して、上部フラップ15bが、長側壁12、13に連結されて、下部フラップ15aと上部フラップ15bとにより形成される一方の短側壁15が閉じられることになる。その後、同様にして、長側壁12、13の相対する短辺12b、13bに、薄肉部h4、h5を介して、それぞれ連結されている嵌合部材取付け基板B2、B3のうち、飲料缶Vが充填された側に位置する嵌合部材取付け基板B2、B3が、長側壁12、13に対して、略垂直に折り曲げられ、次いで、下部フラップ15aの上方への折り曲げ工程及び上部フラップ15bの下方への折り曲げ工程により、下部フラップ15a及び上部フラップ15bに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3が嵌入し、嵌合部材取付け基板B2、B3を介して、下部フラップ15a及び上部フラップ15bが、長側壁12、13に連結されて、下部フラップ15aと上部フラップ15bとにより形成されるもう一方の短側壁15が閉じられて、飲料缶Vが充填された箱型容器Bが組み立てられることになる。
【0045】
この実施例においては、行列に配列された状態の飲料缶Vが、底板11に載置される前に、図23に示されているように、嵌合部材取付け基板B2、B3を介して、下部フラップ15aが、長側壁12、13に連結されることになるので、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3と下部フラップ15aの雌型嵌合部材Fを構成する透孔f1との位置決めが必要となる。そのために、この実施例においては、図25等に示されているように、嵌合部材取付け基板B2の相対する短辺b15及び嵌合部材取付け基板B3の相対する短辺b16に、嵌合部材取付け基板B2、B3に沿って、それぞれ、凸部としての位置決め部材17が突設されている。この位置決め部材17は、図22に示されているように、嵌合部材取付け基板B2、B3のうち、飲料缶Vの充填側から遠い方に位置する嵌合部材取付け基板B2、B3が、長側壁12、13に対して、略垂直に折り曲げられた際に、底板11に載置されることになるが、位置決め部材17が、底板11に載置された際に、嵌合部材取付け基板B2、B3が連接されている長側壁12、13が、底板11に対して垂直になるように、位置決め部材17の嵌合部材取付け基板B2の相対する短辺b15及び嵌合部材取付け基板B3の相対する短辺b16からの突出量H3が設定されている。
【0046】
上述したような位置決め部材17を、嵌合部材取付け基板B2の相対する短辺b15及び嵌合部材取付け基板B3の相対する短辺b16に形成することにより、嵌合部材取付け基板B2、B3が、長側壁12、13に対して、略垂直に折り曲げられ、位置決め部材17が、底板11に載置された際に、長側壁12、13が、底板11に対して垂直になるように位置決めされるので、下部フラップ15aの上方への折り曲げ工程により、下部フラップ15aに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3が、確実に嵌入し、嵌合部材取付け基板B2、B3を介して、下部フラップ15aが、長側壁12、13に連結されることになる。
【0047】
その後、嵌合部材取付け基板B1を略水平状態に倒すとともに、略垂直状態の天板14を倒して、嵌合部材取付け基板B1に形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、天板14に形成されている天板用雄型嵌合部材M2の嵌合凸部m1’を嵌入させる際にも、上記のように、既に、嵌合部材取付け基板B2、B3を介して、下部フラップ15aが、長側壁12、13に連結されているので、確実に、嵌合部材取付け基板B1に形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、天板14に形成されている天板用雄型嵌合部材M2の嵌合凸部m1’が嵌入されることになる。
【0048】
更にその後、上部フラップ15bの下方への折り曲げ工程により、上部フラップ15bに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3を嵌入する際にも、嵌合部材取付け基板B2、B3が、下部フラップ15aを介して、底板11に対して垂直になるように位置決めされるので、確実に、上部フラップ15bに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3が嵌入されることになる。
【0049】
同様に、飲料缶Vが充填された側に位置する嵌合部材取付け基板B2、B3が、長側壁12、13に対して、略垂直に折り曲げられ、次いで、下部フラップ15aの上方への折り曲げ工程及び上部フラップ15bの下方への折り曲げ工程により、下部フラップ15a及び上部フラップ15bに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3が嵌入し、嵌合部材取付け基板B2、B3を介して、下部フラップ15a及び上部フラップ15bが、長側壁12、13に連結されて、下部フラップ15aと上部フラップ15bとにより形成されるもう一方の短側壁15が閉じられる場合も、上記のように、嵌合部材取付け基板B2、B3に配設された位置決め部材17により、長側壁12、13が、底板11に対して垂直になるように位置決めされるので、確実に、下部フラップ15a及び上部フラップ15bに形成されている雌型嵌合部材Fとしての透孔f1に、嵌合部材取付け基板B2、B3に形成されている雄型嵌合部材M1の嵌合凸部m3が嵌入することができる。このようにして、展開板状材1を、箱型容器Xに組み立てることができる。
【0050】
上述した実施例には、薄肉部h1〜h7を介して、底部11と長側壁12、13や、長側壁12、13と嵌合部材取付け基板B2、B3や、底部11と下部フラップ15aや、天板14と上部フラップ15bや、長側壁12と嵌合部材取付け基板B1とが連接されている例が示されているが、折り曲げることが容易にできるものであれば、折曲部としての薄肉部h1〜h7に代えて、折曲部に、ミシン目や溝条や透孔等を形成してもよい。
【0051】
雄型嵌合部材M1及び天板用雄型嵌合部材M2に嵌合凸部m3、m1’を形成するとともに、雌型嵌合部材Fを、嵌合凸部m3、m1’が嵌入可能な透孔f1として構成したので、透孔f1への嵌合凸部m3、m1’の嵌入という簡単な固着手段により、展開板状材1の箱型容器への組み立てを行うことができる。
【0052】
雄型嵌合部材M1及び天板用雄型嵌合部材M2に、箱型容器用展開板状材1を積み重ねた際に、嵌合凸部m3、m1’が挿入可能な嵌合凹部m4、m3’を形成したので、重ねられた展開板状材1が、部分的に屈曲したり、盛り上がるようなことなく、多数の展開板状材1を、従来の段ボール製の展開板状材のように、全体の厚さが略同じになるように積み重ねることができる。
【0053】
長側壁12、13の相対する短辺に連接されている嵌合部材取付け基板B2、B3の短辺に、底板11に対して、長側壁12、13を垂直に維持する位置決め部材17を配設したので、雄型嵌合部材M1と雌型嵌合部材Fとの嵌合を、容易に、且つ、確実に行うことができ、ひいては、展開板状材1の箱型容器Xへの組立作業及び飲料缶の充填作業の作業効率が向上する。
【0054】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0055】
長側壁の相対する短辺に連接されている嵌合部材取付け基板には、嵌合部材が配設されているとともに、下部フラップ及び上部フラップには、前記嵌合部材が嵌合可能な嵌合部材が配設されており、更に、天板の端部側長辺には、天板用嵌合部材が配設されているとともに、もう一方の長側壁の端部側の長辺に連接された嵌合部材取付け基板には、前記天板用嵌合部材が嵌合可能な嵌合部材が配設されているので、糊代部を有する段ボール製の箱型容器用展開板状材の組み立て及び飲料缶の充填ラインを、大幅な変更を加えることなくそのまま利用することができる。
【0056】
嵌合部材のうち、一方の嵌合部材には、雄型嵌合部材としての嵌合凸部が形成されているとともに、もう一方の嵌合部材には、雄型嵌合部材としての前記嵌合凸部が嵌入可能な透孔が形成されているので、透孔への嵌合凸部の嵌入という簡単な固着手段により、展開板状材の箱型容器への組み立てを行うことができる。
【0057】
雄型嵌合部材及び天板用雄型嵌合部材に、箱型容器用展開板状材を積み重ねた際に、嵌合凸部が挿入可能な嵌合凹部を形成したので、重ねられた展開板状材が、部分的に屈曲したり、盛り上がるようなことなく、多数の展開板状材を、従来の段ボール製の展開板状材のように、全体の厚さが略同じになるように積み重ねることができる。
【0058】
長側壁の相対する短辺に連接されている嵌合部材取付け基板の短辺に、底板に対して、長側壁を垂直に維持する位置決め部材を配設したので、雄型嵌合部材と雌型嵌合部材との嵌合を、容易に、且つ、確実に行うことができ、ひいては、展開板状材の組立作業及び飲料缶の充填作業の作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の箱型容器用展開板状材の斜視図である。
【図2】図2は本発明の箱型容器用展開板状材の裏面斜視図である。
【図3】図3は本発明の箱型容器用展開板状材の平面図である。
【図4】図4は図1のI−I線に沿った垂直断面図である。
【図5】図5は図1のII−II線に沿った垂直断面図である。
【図6】図6は図1のIII−III線に沿った垂直断面図である。
【図7】図7は図1のIV−IV線に沿った垂直断面図である。
【図8】図8は図2のV−V線に沿った垂直断面図である。
【図9】図9は本発明の箱型容器用展開板状材の組み立て及び飲料缶の充填ラインの概略斜視図である。
【図10】図10は本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
【図11】図11は図10に続く本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
【図12】図12は図11に続く本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
【図13】図13は図12に続く本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
【図14】図14は本発明の箱型容器用展開板状材から組み立てられた箱型容器の斜視図である。
【図15】図15は本発明の箱型容器用展開板状材の天板と長側壁に連接された嵌合部材取付け基板との連結工程を説明するための天板や嵌合部材取付け基板の等の部分垂直断面図である。
【図16】図16は本発明の箱型容器用展開板状材の天板と長側壁に連接された嵌合部材取付け基板とが連結された状態の天板や嵌合部材取付け基板の等の部分垂直断面図である。
【図17】図17は本発明の箱型容器用展開板状材の下部フラップと長側壁に連接された嵌合部材取付け基板との連結工程を説明するための下部フラップと嵌合部材取付け基板の部分垂直断面図である。
【図18】図18は本発明の箱型容器用展開板状材の下部フラップと長側壁に連接された嵌合部材取付け基板とが連結された状態の下部フラップと嵌合部材取付け基板の部分垂直断面図である。
【図19】図19は本発明の箱型容器用展開板状材により組み立てられた2つの箱型容器が段積みされた状態の斜視図である。
【図20】図20は本発明の箱型容器用展開板状材により組み立てられた2つの箱型容器が段積みされた状態の平面図である。
【図21】図21は本発明の箱型容器用展開板状材の組み立て及び飲料缶の充填ラインの別の実施例の概略斜視図である。
【図22】図22は図21に示されている箱型容器用展開板状材の組み立て及び飲料缶の充填ラインによる箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
【図23】図23は図22に続く本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
【図24】図24は図23に続く本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て順序を示す斜視図である。
【図25】図25は図21に示されている箱型容器用展開板状材の組み立て及び飲料缶の充填ラインで使用される箱型容器用展開板状材の平面図である。
【図26】図26は従来の段ボール製の箱型容器用展開板状材の平面図である。
【図27】図27は従来の段ボール製の箱型容器用展開板状材の組み立て及び飲料缶の充填ラインの概略斜視図である。
【図28】図28は従来の段ボール製の箱型容器用展開板状材から組み立てられた箱型容器の斜視図である。
【符号の説明】
B1、B2、B3・・・・・・嵌合部材取付け基板
F・・・・・・・・・・・・・雌型嵌合部材
M1・・・・・・・・・・・・雄型嵌合部材
M2・・・・・・・・・・・・天板用雄型嵌合部材
X・・・・・・・・・・・・・箱型容器
1・・・・・・・・・・・・・箱型容器用展開板状材
11・・・・・・・・・・・・底板
12、13・・・・・・・・・長側壁
14・・・・・・・・・・・・天板
15・・・・・・・・・・・・短側壁
15a・・・・・・・・・・・下部フラップ
15b・・・・・・・・・・・上部フラップ
17・・・・・・・・・・・・位置決め部材

Claims (4)

  1. 相対する長辺に長側壁が連接されているとともに、相対する短辺に下部フラップが連接されている底板と、一方の長側壁の長辺に連接されているとともに、短辺に上部フラップが連接されている天板と、前記一対の長側壁の相対する短辺に連接されている嵌合部材取付け基板と、もう一方の長側壁の端部側の長辺に連接されている嵌合部材取付け基板とを有する箱型容器用展開板状材であって、前記長側壁の相対する短辺に連接されている嵌合部材取付け基板には、嵌合部材が配設されているとともに、前記下部フラップ及び上部フラップには、前記嵌合部材が嵌合可能な嵌合部材が配設されており、更に、前記天板の端部側長辺には、天板用嵌合部材が配設されているとともに、前記もう一方の長側壁の端部側の長辺に連接された嵌合部材取付け基板には、前記天板用嵌合部材が嵌合可能な嵌合部材が配設されていることを特徴とする箱型容器用展開板状材。
  2. 上記嵌合部材のうち、一方の嵌合部材には、雄型嵌合部材としての嵌合凸部が形成されているとともに、もう一方の嵌合部材には、雄型嵌合部材としての前記嵌合凸部が嵌入可能な透孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の箱型容器用展開板状材。
  3. 上記雄型嵌合部材及び天板用雄型嵌合部材には、箱型容器用展開板状材を積み重ねた際に、上記嵌合凸部が挿入可能な嵌合凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の箱型容器用展開板状材。
  4. 上記長側壁の相対する短辺に連接されている嵌合部材取付け基板の短辺に、底板に対して、前記長側壁を垂直に維持する位置決め部材を配設したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の箱型容器用展開板状材。
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