JPH1059350A - 収納箱 - Google Patents
収納箱Info
- Publication number
- JPH1059350A JPH1059350A JP23358696A JP23358696A JPH1059350A JP H1059350 A JPH1059350 A JP H1059350A JP 23358696 A JP23358696 A JP 23358696A JP 23358696 A JP23358696 A JP 23358696A JP H1059350 A JPH1059350 A JP H1059350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- storage box
- wall
- continuously
- broken line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強度が強くて耐久力があり、緩衝効果の高
く、さらには、箱体の保管や運搬に大きなスペースを必
要としない収納箱を提供する。 【解決手段】 収納箱Aは、底面板部10と壁部K1〜
K4とを有し、壁部K1〜K4を平面状態とすることに
より収納箱A全体を平面状にすることができ、この状態
で収納箱Aを保管、運搬する。物品を収納する場合に
は、壁部K1〜K4を起立させて切込み33a、45a
等を係合させて組立て状態とする。垂下片32a、32
b、36a、36bは下方に折り曲げて凹部を形成して
収納された物品を取り出しやすくする。
く、さらには、箱体の保管や運搬に大きなスペースを必
要としない収納箱を提供する。 【解決手段】 収納箱Aは、底面板部10と壁部K1〜
K4とを有し、壁部K1〜K4を平面状態とすることに
より収納箱A全体を平面状にすることができ、この状態
で収納箱Aを保管、運搬する。物品を収納する場合に
は、壁部K1〜K4を起立させて切込み33a、45a
等を係合させて組立て状態とする。垂下片32a、32
b、36a、36bは下方に折り曲げて凹部を形成して
収納された物品を取り出しやすくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納箱に関するも
のであり、特に、段ボール紙で形成した箱体に関するも
のである。
のであり、特に、段ボール紙で形成した箱体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より段ボール材を使用した箱体とし
ては種々のものが開発、使用されている。そして、従来
の段ボール材を使用した箱体において、箱体上面から凹
部状の収納空間を設けて、該凹部状の収納空間に品物を
収納できるようにしたものがある。この凹部状の収納空
間を設けた箱体としては、例えば、上面に開口部を設
け、該開口部に別途段ボール材で形成された器状の収納
部を固着させる方法等が取られている。
ては種々のものが開発、使用されている。そして、従来
の段ボール材を使用した箱体において、箱体上面から凹
部状の収納空間を設けて、該凹部状の収納空間に品物を
収納できるようにしたものがある。この凹部状の収納空
間を設けた箱体としては、例えば、上面に開口部を設
け、該開口部に別途段ボール材で形成された器状の収納
部を固着させる方法等が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の箱
体においては、箱体の強度が大きくなく、特に、重量の
重い品物を収納するには適当ではないという問題があっ
た。よって、パソコン等の精密機械を収納することがで
きない。また、従来の箱体は、物品を収納しない状態で
も立体形状を呈し、箱体のみの保管、運搬においても大
きなスペースを要するという問題があった。そこで、本
発明は、強度が強くて耐久力があり、緩衝効果の高く、
さらには、箱体の保管や運搬に大きなスペースを必要と
しない収納箱を提供することを目的とするものである。
体においては、箱体の強度が大きくなく、特に、重量の
重い品物を収納するには適当ではないという問題があっ
た。よって、パソコン等の精密機械を収納することがで
きない。また、従来の箱体は、物品を収納しない状態で
も立体形状を呈し、箱体のみの保管、運搬においても大
きなスペースを要するという問題があった。そこで、本
発明は、強度が強くて耐久力があり、緩衝効果の高く、
さらには、箱体の保管や運搬に大きなスペースを必要と
しない収納箱を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、被収
納物を収納する収納箱であって、底面部と、底面部の外
周に設けられた複数の壁部で、該底面部の端部から折れ
線を介して連設された板状の外側部と、該外側板から折
れ線を介して連設された板状の上面部と、該上面部から
折れ線を介して連設され、端部が底面部に固定された板
状の内側部とが設けられた壁部と、を有し、上記外側部
と内側部とが立設状態の場合に、隣接する壁部同士を係
止可能で、また、壁部における外側部と内側部と上面部
とが底面部と同一方向となるように折畳み可能であるこ
とを特徴とする。この第1の構成の収納箱においては、
外側部と内側部と上面部とが底面部と同一方向となるよ
うに折畳み可能であるので、収納箱を全体的に平面状に
することができ、少ないスペースで保管や運搬をするこ
とができる。また、収納箱に物品を収納する場合には、
壁部を立設させて隣接する壁部同士を係止して組み立て
る。そして、壁部と底面部とで囲まれた収納スペースに
物品を収納する。この収納箱は壁部が外側部と内側部と
で二重に形成されるので、優れた緩衝効果を得ることが
できる。
決するために創作されたものであって、第1には、被収
納物を収納する収納箱であって、底面部と、底面部の外
周に設けられた複数の壁部で、該底面部の端部から折れ
線を介して連設された板状の外側部と、該外側板から折
れ線を介して連設された板状の上面部と、該上面部から
折れ線を介して連設され、端部が底面部に固定された板
状の内側部とが設けられた壁部と、を有し、上記外側部
と内側部とが立設状態の場合に、隣接する壁部同士を係
止可能で、また、壁部における外側部と内側部と上面部
とが底面部と同一方向となるように折畳み可能であるこ
とを特徴とする。この第1の構成の収納箱においては、
外側部と内側部と上面部とが底面部と同一方向となるよ
うに折畳み可能であるので、収納箱を全体的に平面状に
することができ、少ないスペースで保管や運搬をするこ
とができる。また、収納箱に物品を収納する場合には、
壁部を立設させて隣接する壁部同士を係止して組み立て
る。そして、壁部と底面部とで囲まれた収納スペースに
物品を収納する。この収納箱は壁部が外側部と内側部と
で二重に形成されるので、優れた緩衝効果を得ることが
できる。
【0005】また、第2には、被収納物を収納する収納
箱であって、略四角形状の底面部と、該底面部の外周の
各辺に沿って設けられた壁部で、該底面部の端部から折
れ線を介して連設された板状の外側部と、該外側板から
折れ線を介して連設された板状の上面部と、該上面部か
ら折れ線を介して連設され、端部が底面部に固定された
板状の内側部とが設けられた壁部と、を有し、上記外側
部と内側部とが立設状態の場合に、隣接する壁部同士を
係止可能で、また、壁部における外側部と内側部と上面
部とが底面部と同一方向となるように折畳み可能である
ことを特徴とする。この第2の構成の収納箱において
は、外側部と内側部と上面部とが底面部と同一方向とな
るように折畳み可能であるので、収納箱を全体的に平面
状にすることができ、少ないスペースで保管や運搬をす
ることができる。また、収納箱に物品を収納する場合に
は、壁部を立設させて隣接する壁部同士を係止して組み
立てる。そして、壁部と底面部とで囲まれた収納スペー
スに物品を収納する。この収納箱は壁部が外側部と内側
部とで二重に形成されるので、優れた緩衝効果を得るこ
とができる。
箱であって、略四角形状の底面部と、該底面部の外周の
各辺に沿って設けられた壁部で、該底面部の端部から折
れ線を介して連設された板状の外側部と、該外側板から
折れ線を介して連設された板状の上面部と、該上面部か
ら折れ線を介して連設され、端部が底面部に固定された
板状の内側部とが設けられた壁部と、を有し、上記外側
部と内側部とが立設状態の場合に、隣接する壁部同士を
係止可能で、また、壁部における外側部と内側部と上面
部とが底面部と同一方向となるように折畳み可能である
ことを特徴とする。この第2の構成の収納箱において
は、外側部と内側部と上面部とが底面部と同一方向とな
るように折畳み可能であるので、収納箱を全体的に平面
状にすることができ、少ないスペースで保管や運搬をす
ることができる。また、収納箱に物品を収納する場合に
は、壁部を立設させて隣接する壁部同士を係止して組み
立てる。そして、壁部と底面部とで囲まれた収納スペー
スに物品を収納する。この収納箱は壁部が外側部と内側
部とで二重に形成されるので、優れた緩衝効果を得るこ
とができる。
【0006】また、第3には、被収納物を収納する収納
箱であって、略四角形状の板状の底面部と、該底面部の
各辺から折れ線を介して連設された壁部と、を有し、該
壁部が、該底面部の辺から折れ線を介して連設された板
状の外側部と、該外側部の底面部が連設された辺と相対
する辺から折れ線を介して連設された板状の上面部と、
該上面部の外側部が連設された辺と相対する辺から折れ
線を介して連設された板状の内側部と、を有し、少なく
とも相対する一対の壁部において、内側部の上面部が連
設された辺と相対する辺から折れ線を介して連設された
板状の糊代部が設けられ、該糊代部が底面部に接着され
ていることを特徴とする。この第3の構成の収納箱にお
いては、略四角形状の底面部の各辺から壁部が連設さ
れ、壁部には、外側部と上面部と内側部とが設けられて
いるので、該外側部と上面部と内側部とを底面部と同一
方向になるように折り曲げることにより収納箱全体を平
面状に形成することができる。よって、少ないスペース
で保管や運搬をすることができる。また、収納箱に物品
を収納する場合には、壁部を立設させることにより、壁
部と底面部とで囲まれた収納スペースが形成され、この
収納スペースに物品を収納することができる。この収納
箱は壁部が外側部と内側部とで二重に形成されるので、
優れた緩衝効果を得ることができる。
箱であって、略四角形状の板状の底面部と、該底面部の
各辺から折れ線を介して連設された壁部と、を有し、該
壁部が、該底面部の辺から折れ線を介して連設された板
状の外側部と、該外側部の底面部が連設された辺と相対
する辺から折れ線を介して連設された板状の上面部と、
該上面部の外側部が連設された辺と相対する辺から折れ
線を介して連設された板状の内側部と、を有し、少なく
とも相対する一対の壁部において、内側部の上面部が連
設された辺と相対する辺から折れ線を介して連設された
板状の糊代部が設けられ、該糊代部が底面部に接着され
ていることを特徴とする。この第3の構成の収納箱にお
いては、略四角形状の底面部の各辺から壁部が連設さ
れ、壁部には、外側部と上面部と内側部とが設けられて
いるので、該外側部と上面部と内側部とを底面部と同一
方向になるように折り曲げることにより収納箱全体を平
面状に形成することができる。よって、少ないスペース
で保管や運搬をすることができる。また、収納箱に物品
を収納する場合には、壁部を立設させることにより、壁
部と底面部とで囲まれた収納スペースが形成され、この
収納スペースに物品を収納することができる。この収納
箱は壁部が外側部と内側部とで二重に形成されるので、
優れた緩衝効果を得ることができる。
【0007】また、第4には、上記第2又は第3の構成
において、底面部を介して相対する一対の壁部におい
て、内側部の上端の両側に切込みが形成され、また、他
の相対する一対の壁部において、上面部の両側に切込み
が形成されていることを特徴とする。この第4の構成の
収納箱においては、隣り合う壁部において、内側部に形
成された切込みと上面部に形成された切込みとを係合さ
せることにより壁部同士を係止して壁部の立設状態を固
定することができる。また、第5には、上記第2又は第
3の構成において、底面部を介して相対する一対の壁部
において、内側部における上端の両側に切込みが形成さ
れ、また、他の相対する壁部においては、内側板の幅が
上面部の両端部間の距離よりも小さく形成され、上面部
の内側部の端部から突出した一対の領域に切込みが形成
されていることを特徴とする。この第5の構成の収納箱
においては、隣り合う壁部において、内側部に形成され
た切込みと上面部に形成された切込みとを係合させるこ
とにより壁部同士を係止して壁部の立設状態を固定する
ことができる。また、第6には、上記第1から第5のい
ずれかの構成において、上面部の一部が切込みと折れ線
によって下方に折曲可能とすることにより内側部と外側
部間に凹部が形成され、さらに、該凹部形成位置におけ
る内側部に切欠きが形成されていることを特徴とする。
この第6の構成の収納箱においては、内側部と外側部の
間に凹部が形成され、内側部に切欠きが設けられている
ので、収納箱の収納スペースに収納された物品を容易に
取り出すことができる。
において、底面部を介して相対する一対の壁部におい
て、内側部の上端の両側に切込みが形成され、また、他
の相対する一対の壁部において、上面部の両側に切込み
が形成されていることを特徴とする。この第4の構成の
収納箱においては、隣り合う壁部において、内側部に形
成された切込みと上面部に形成された切込みとを係合さ
せることにより壁部同士を係止して壁部の立設状態を固
定することができる。また、第5には、上記第2又は第
3の構成において、底面部を介して相対する一対の壁部
において、内側部における上端の両側に切込みが形成さ
れ、また、他の相対する壁部においては、内側板の幅が
上面部の両端部間の距離よりも小さく形成され、上面部
の内側部の端部から突出した一対の領域に切込みが形成
されていることを特徴とする。この第5の構成の収納箱
においては、隣り合う壁部において、内側部に形成され
た切込みと上面部に形成された切込みとを係合させるこ
とにより壁部同士を係止して壁部の立設状態を固定する
ことができる。また、第6には、上記第1から第5のい
ずれかの構成において、上面部の一部が切込みと折れ線
によって下方に折曲可能とすることにより内側部と外側
部間に凹部が形成され、さらに、該凹部形成位置におけ
る内側部に切欠きが形成されていることを特徴とする。
この第6の構成の収納箱においては、内側部と外側部の
間に凹部が形成され、内側部に切欠きが設けられている
ので、収納箱の収納スペースに収納された物品を容易に
取り出すことができる。
【0008】また、第7には、上記第1から第6のいず
れかの構成において、内側部と外側部間に該内側部と外
側部間を連絡する連絡板部が設けられていることを特徴
とする。この第7の構成の収納箱においては、連絡板部
が設けられているので、内側部と外側部間の空間が維持
され、箱全体の強度を高めることができる。また、第8
には、上記第1から第6のいずれかの構成において、外
側部と同一平面に位置する領域を切込みと折れ線によっ
て、該内側部と外側部間を連絡する連絡板部と、該連絡
板部から折れ線を介して連設される糊代部とが設けられ
ることを特徴とする。この第8の構成の収納箱において
は、糊代部を内側部に接着することにより、連絡板部が
内側部と外側部間を連絡し、よって、内側部と外側部間
の空間が維持され、箱全体の強度を高めることができ
る。また、外側部と同一平面に位置する領域を切込みと
折れ線によって連絡板部と糊代部を形成するので、1枚
の紙材等の板材から形成することができる。
れかの構成において、内側部と外側部間に該内側部と外
側部間を連絡する連絡板部が設けられていることを特徴
とする。この第7の構成の収納箱においては、連絡板部
が設けられているので、内側部と外側部間の空間が維持
され、箱全体の強度を高めることができる。また、第8
には、上記第1から第6のいずれかの構成において、外
側部と同一平面に位置する領域を切込みと折れ線によっ
て、該内側部と外側部間を連絡する連絡板部と、該連絡
板部から折れ線を介して連設される糊代部とが設けられ
ることを特徴とする。この第8の構成の収納箱において
は、糊代部を内側部に接着することにより、連絡板部が
内側部と外側部間を連絡し、よって、内側部と外側部間
の空間が維持され、箱全体の強度を高めることができ
る。また、外側部と同一平面に位置する領域を切込みと
折れ線によって連絡板部と糊代部を形成するので、1枚
の紙材等の板材から形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく収納箱A
は、図1、図2に示されるように構成され、全体に略筐
状を呈し、断面は図2に示すように、略凹状を呈してい
る。この収納箱Aには略筐状の収納部Sが設けられ、該
収納部Sは四方を壁部K1〜K4により囲まれている。
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく収納箱A
は、図1、図2に示されるように構成され、全体に略筐
状を呈し、断面は図2に示すように、略凹状を呈してい
る。この収納箱Aには略筐状の収納部Sが設けられ、該
収納部Sは四方を壁部K1〜K4により囲まれている。
【0010】つまり、収納箱Aは、図1、図2に示すよ
うに、底面板部10と、壁部K1〜K4を有している。
この壁部K1〜K4は、外側板部と内側板部と上面板部
とを有し、この外側板部と内側板部とで二重に形成され
ている。例えば、壁部K1は、外側板部20と内側板部
40と上面板部30とを有している。同様に、壁部K2
は、外側板部22と内側板部42と上面板部32−1、
32−2とを有し、また、壁部K3は、外側板部24と
内側板部44と上面板部34とを有し、また、壁部K4
は、外側板部26と内側板部46と上面板部36−1、
36−2とを有している。ここで、外側板部20、2
2、24、26は上記外側部として機能し、内側板部4
0、42、44、46は上記内側部として機能し、上面
板部30、32−1、32−2、34、36−1、36
−2は上記上面部として機能する。
うに、底面板部10と、壁部K1〜K4を有している。
この壁部K1〜K4は、外側板部と内側板部と上面板部
とを有し、この外側板部と内側板部とで二重に形成され
ている。例えば、壁部K1は、外側板部20と内側板部
40と上面板部30とを有している。同様に、壁部K2
は、外側板部22と内側板部42と上面板部32−1、
32−2とを有し、また、壁部K3は、外側板部24と
内側板部44と上面板部34とを有し、また、壁部K4
は、外側板部26と内側板部46と上面板部36−1、
36−2とを有している。ここで、外側板部20、2
2、24、26は上記外側部として機能し、内側板部4
0、42、44、46は上記内側部として機能し、上面
板部30、32−1、32−2、34、36−1、36
−2は上記上面部として機能する。
【0011】また、図1に示すように、壁部K2には凹
部S1が設けられ、同様に、壁部K4には凹部S2が設
けられている。また、内側板部42、46には、収納さ
れた物品の取出しを容易とするために切欠きが設けられ
ている。また、壁部K1、K3の下部には凹部T1、T
2が設けられている。
部S1が設けられ、同様に、壁部K4には凹部S2が設
けられている。また、内側板部42、46には、収納さ
れた物品の取出しを容易とするために切欠きが設けられ
ている。また、壁部K1、K3の下部には凹部T1、T
2が設けられている。
【0012】上記収納箱Aの展開状態について図3を使
用して説明する。なお、図3において、基本的に、実線
は外周線ないしは切込み線を示し、一点鎖線は山折り線
を示し、二点鎖線は谷折り線を示すものとする。まず、
底面部としての略四角形状の底面板部10が設けられて
いる。
用して説明する。なお、図3において、基本的に、実線
は外周線ないしは切込み線を示し、一点鎖線は山折り線
を示し、二点鎖線は谷折り線を示すものとする。まず、
底面部としての略四角形状の底面板部10が設けられて
いる。
【0013】また、該底面板部10の右辺の方向には壁
部K1を構成する各部材が連設されている。つまり、底
面板部10の右辺からは外側板部20が設けられてい
る。この外側板部20は、連絡板部20aと糊代部20
bが設けられているため、平面視では全体として凹部状
を呈している。連絡板部20aは外側板部20から折れ
線を介して連設され、さらに、該連絡板部20aからは
折れ線を介して略細長長方形状の糊代部20bが連設さ
れている。この連絡板部20aと糊代部20bとは凹部
T1(図1、図2参照)を形成するためのものである。
つまり、この連絡板部20aと糊代部20bとは、外側
板部20と同一平面に位置する領域に切込みと折れ線を
形成することにより設けられている。また、該外側板部
20からは折れ線を介して上面板部30が連設されてい
る。この上面板部30は略細長長方形状を呈している。
部K1を構成する各部材が連設されている。つまり、底
面板部10の右辺からは外側板部20が設けられてい
る。この外側板部20は、連絡板部20aと糊代部20
bが設けられているため、平面視では全体として凹部状
を呈している。連絡板部20aは外側板部20から折れ
線を介して連設され、さらに、該連絡板部20aからは
折れ線を介して略細長長方形状の糊代部20bが連設さ
れている。この連絡板部20aと糊代部20bとは凹部
T1(図1、図2参照)を形成するためのものである。
つまり、この連絡板部20aと糊代部20bとは、外側
板部20と同一平面に位置する領域に切込みと折れ線を
形成することにより設けられている。また、該外側板部
20からは折れ線を介して上面板部30が連設されてい
る。この上面板部30は略細長長方形状を呈している。
【0014】また、該上面板部30からは折れ線を介し
て内側板部40が連設されている。この内側板部40は
略長方形状を呈し、内側板部40のX方向及びY方向の
長さは外側板部20と略同一である。また、内側板部4
0のY方向の端部の上面板部30との境界付近には切込
み41a、41bが設けられている。つまり、立設状態
では内側板部40の上端の両側に切込み41a、41b
が設けられている。該切込み41aは壁部K2の上面板
部32−2を嵌入させるためのものであり、該切込み4
1bは壁部K4の上面板部36−2を嵌入させるための
ものである。また、該内側板部40からは折れ線を介し
て糊代部50が連設されている。この糊代部50は略台
形形状を呈している。
て内側板部40が連設されている。この内側板部40は
略長方形状を呈し、内側板部40のX方向及びY方向の
長さは外側板部20と略同一である。また、内側板部4
0のY方向の端部の上面板部30との境界付近には切込
み41a、41bが設けられている。つまり、立設状態
では内側板部40の上端の両側に切込み41a、41b
が設けられている。該切込み41aは壁部K2の上面板
部32−2を嵌入させるためのものであり、該切込み4
1bは壁部K4の上面板部36−2を嵌入させるための
ものである。また、該内側板部40からは折れ線を介し
て糊代部50が連設されている。この糊代部50は略台
形形状を呈している。
【0015】また、該底面板部10の上辺の方向には壁
部K2を構成する各部材が連設されている。つまり、底
面板部10の上辺からは外側板部22が設けられてい
る。この外側板部22は略長方形状を呈している。ま
た、外側板部22の上辺の両側からは折れ線を介して上
面板部32−1、32−2が連設されている。この上面
板部32−1、32−2の片側にはアールが設けられる
とともに、切込み33a、33bが設けられている。該
切込み33aは壁部K3の内側板部44を嵌入させるた
めのものであり、該切込み33bは壁部K1の内側板部
40を嵌入させるためのものである。また、上面板部3
2−1からは折れ線を介して垂下片32aが設けられ、
また、上面板部32−2からは折れ線を介して垂下片3
2bが設けられている。これらの垂下片32a、32b
は略長方形状を呈している。
部K2を構成する各部材が連設されている。つまり、底
面板部10の上辺からは外側板部22が設けられてい
る。この外側板部22は略長方形状を呈している。ま
た、外側板部22の上辺の両側からは折れ線を介して上
面板部32−1、32−2が連設されている。この上面
板部32−1、32−2の片側にはアールが設けられる
とともに、切込み33a、33bが設けられている。該
切込み33aは壁部K3の内側板部44を嵌入させるた
めのものであり、該切込み33bは壁部K1の内側板部
40を嵌入させるためのものである。また、上面板部3
2−1からは折れ線を介して垂下片32aが設けられ、
また、上面板部32−2からは折れ線を介して垂下片3
2bが設けられている。これらの垂下片32a、32b
は略長方形状を呈している。
【0016】また、該上面板部32−1、32−2から
は折れ線を介して内側板部42が連設されている。この
内側板部42のX方向の幅は上面板部32−1、32−
2の両端部間の距離よりも小さく形成され、切込み33
a、33bを形成する内側の辺と内側板部42のY方向
の辺とは同一直線上となっている。この内側板部42に
は開口部42aが設けられ、全体として略凹部状を呈し
ている。この開口部42aはアールが形成された四角形
状を呈し、この開口部42aにより図1に示す切欠きが
形成されることになる。なお、垂下片32a、32bと
外側板部22、垂下片32a、32bと内側板部42と
は切込みにより区画されている。また、該内側板部42
からは折れ線を介して糊代部52が連設されている。こ
の糊代部52は略台形形状を呈している。
は折れ線を介して内側板部42が連設されている。この
内側板部42のX方向の幅は上面板部32−1、32−
2の両端部間の距離よりも小さく形成され、切込み33
a、33bを形成する内側の辺と内側板部42のY方向
の辺とは同一直線上となっている。この内側板部42に
は開口部42aが設けられ、全体として略凹部状を呈し
ている。この開口部42aはアールが形成された四角形
状を呈し、この開口部42aにより図1に示す切欠きが
形成されることになる。なお、垂下片32a、32bと
外側板部22、垂下片32a、32bと内側板部42と
は切込みにより区画されている。また、該内側板部42
からは折れ線を介して糊代部52が連設されている。こ
の糊代部52は略台形形状を呈している。
【0017】また、該底面板部10の左辺の方向には壁
部K3を構成する各部材が連設されている。これら各部
材は上記の壁部K1を構成する各部材とほぼ対称に構成
されている。つまり、底面板部10の左辺からは外側板
部24が設けられている。この外側板部24は連絡板部
24aと糊代部24bが設けられているため全体として
凹部状を呈している。連絡板部24aは外側板部24か
ら折れ線を介して連設され、さらに、該連絡板部24a
からは折れ線を介して略細長長方形状の糊代部24bが
連設されている。この連絡板部24aと糊代部24bと
は凹部T2(図2参照)を形成するためのものである。
つまり、この連絡板部24aと糊代部24bとは、外側
板部24と同一平面に位置する領域を利用して形成され
ている。また、該外側板部24からは折れ線を介して略
細長長方形状の上面板部34が連設されている。
部K3を構成する各部材が連設されている。これら各部
材は上記の壁部K1を構成する各部材とほぼ対称に構成
されている。つまり、底面板部10の左辺からは外側板
部24が設けられている。この外側板部24は連絡板部
24aと糊代部24bが設けられているため全体として
凹部状を呈している。連絡板部24aは外側板部24か
ら折れ線を介して連設され、さらに、該連絡板部24a
からは折れ線を介して略細長長方形状の糊代部24bが
連設されている。この連絡板部24aと糊代部24bと
は凹部T2(図2参照)を形成するためのものである。
つまり、この連絡板部24aと糊代部24bとは、外側
板部24と同一平面に位置する領域を利用して形成され
ている。また、該外側板部24からは折れ線を介して略
細長長方形状の上面板部34が連設されている。
【0018】また、該上面板部34からは折れ線を介し
て略長方形状の内側板部44が連設されている。この内
側板部44のX方向及びY方向の長さは外側板部24と
略同一である。また、内側板部44のY方向の端部の上
面板部34との境界付近には切込み45a、45bが設
けられている。該切込み45aは壁部K2の上面板部3
2−1を嵌入させるためのものであり、該切込み45b
は壁部K4の上面板部36−1を嵌入させるためのもの
である。また、該内側板部44からは折れ線を介して糊
代部54が連設されている。この糊代部54は略台形形
状を呈している。
て略長方形状の内側板部44が連設されている。この内
側板部44のX方向及びY方向の長さは外側板部24と
略同一である。また、内側板部44のY方向の端部の上
面板部34との境界付近には切込み45a、45bが設
けられている。該切込み45aは壁部K2の上面板部3
2−1を嵌入させるためのものであり、該切込み45b
は壁部K4の上面板部36−1を嵌入させるためのもの
である。また、該内側板部44からは折れ線を介して糊
代部54が連設されている。この糊代部54は略台形形
状を呈している。
【0019】また、該底面板部10の下辺の方向には壁
部K4を構成する各部材が連設されている。つまり、底
面板部10の下辺からは略長方形状の外側板部26が設
けられている。また、外側板部26の下辺の両側からは
折れ線を介して上面板部36−1、36−2が連設され
ている。この上面板部36−1、36−2の片側にはア
ールが設けられるとともに、切込み37a、37bが設
けられている。該切込み37aは壁部K3の内側板部4
4を嵌入させるためのものであり、該切込み33bは壁
部K1の内側板部40を嵌入させるためのものである。
また、上面板部36−1からは折れ線を介して垂下片3
6aが設けられ、また、上面板部36−2からは折れ線
を介して垂下片36bが設けられている。これらの垂下
片36a、36bは略長方形状を呈している。
部K4を構成する各部材が連設されている。つまり、底
面板部10の下辺からは略長方形状の外側板部26が設
けられている。また、外側板部26の下辺の両側からは
折れ線を介して上面板部36−1、36−2が連設され
ている。この上面板部36−1、36−2の片側にはア
ールが設けられるとともに、切込み37a、37bが設
けられている。該切込み37aは壁部K3の内側板部4
4を嵌入させるためのものであり、該切込み33bは壁
部K1の内側板部40を嵌入させるためのものである。
また、上面板部36−1からは折れ線を介して垂下片3
6aが設けられ、また、上面板部36−2からは折れ線
を介して垂下片36bが設けられている。これらの垂下
片36a、36bは略長方形状を呈している。
【0020】また、該上面板部36−1、36−2から
は折れ線を介して内側板部46が連設されている。この
内側板部46のX方向の幅は上面板部36−1、36−
2の両端部間の距離よりも小さく形成され、切込み37
a、37bを形成する内側の辺と内側板部46の辺とは
同一直線上となっている。この内側板部46には開口部
46aが設けられ、全体として略凹部状を呈している。
この開口部46aはアールが形成された四角形状を呈
し、この開口部46aにより図1に示す内側板部46に
おける切欠きが形成されることになる。なお、垂下片3
6a、36bと外側板部26、垂下片36a、36bと
内側板部46とは切込みにより区画されている。また、
該内側板部46からは折れ線を介して略台形形状の糊代
部56が連設されている。
は折れ線を介して内側板部46が連設されている。この
内側板部46のX方向の幅は上面板部36−1、36−
2の両端部間の距離よりも小さく形成され、切込み37
a、37bを形成する内側の辺と内側板部46の辺とは
同一直線上となっている。この内側板部46には開口部
46aが設けられ、全体として略凹部状を呈している。
この開口部46aはアールが形成された四角形状を呈
し、この開口部46aにより図1に示す内側板部46に
おける切欠きが形成されることになる。なお、垂下片3
6a、36bと外側板部26、垂下片36a、36bと
内側板部46とは切込みにより区画されている。また、
該内側板部46からは折れ線を介して略台形形状の糊代
部56が連設されている。
【0021】次に、上記構成の収納箱Aの製造工程につ
いて説明する。まず、図3に示す展開状態を段ボール材
から型抜きして形成する。段ボール材としては両面段ボ
ール材が好ましい。そして、所定の折れ線により折り曲
げた状態で、糊代部50、52、54、56と底面板部
10とを接着する。つまり、外側板部20と上面板部3
0間の折れ線を折曲げ形成し、また、外側板部22と上
面板部32−1、32−2間の折れ線を折曲げ形成し、
外側板部24と上面板部34間の折れ線を折曲げ形成
し、また、外側板部26と上面板部36−1、36−2
間の折れ線を折曲げ形成し、糊代部50、52、54、
56の図3における表面と底面板部10の図3における
表面とを接着する。また、上記のように折曲げ形成した
状態で、糊代部20bの図3における表面と内側板部4
0の表面とを接着する。同様に、糊代部24bの図3に
おける表面と内側板部44の表面とを接着する。以上の
ようにして、図4に示すような状態とする。
いて説明する。まず、図3に示す展開状態を段ボール材
から型抜きして形成する。段ボール材としては両面段ボ
ール材が好ましい。そして、所定の折れ線により折り曲
げた状態で、糊代部50、52、54、56と底面板部
10とを接着する。つまり、外側板部20と上面板部3
0間の折れ線を折曲げ形成し、また、外側板部22と上
面板部32−1、32−2間の折れ線を折曲げ形成し、
外側板部24と上面板部34間の折れ線を折曲げ形成
し、また、外側板部26と上面板部36−1、36−2
間の折れ線を折曲げ形成し、糊代部50、52、54、
56の図3における表面と底面板部10の図3における
表面とを接着する。また、上記のように折曲げ形成した
状態で、糊代部20bの図3における表面と内側板部4
0の表面とを接着する。同様に、糊代部24bの図3に
おける表面と内側板部44の表面とを接着する。以上の
ようにして、図4に示すような状態とする。
【0022】なお、この図4における状態では、外側板
部20、22、24、26と内側板部40、42、4
4、46と上面板部30、32−1、32−2、34、
36−1、36−2とが底面部10と同一方向になり、
収納箱Aが全体的に平面状になっているので、図4に示
す状態で収納箱Aそれ自体の保管や運搬を行うことがで
き、収納箱A自体の保管や運搬においてスペースを取る
ことがない。
部20、22、24、26と内側板部40、42、4
4、46と上面板部30、32−1、32−2、34、
36−1、36−2とが底面部10と同一方向になり、
収納箱Aが全体的に平面状になっているので、図4に示
す状態で収納箱Aそれ自体の保管や運搬を行うことがで
き、収納箱A自体の保管や運搬においてスペースを取る
ことがない。
【0023】次に、図4の状態の収納箱Aの組立てにつ
いて説明する。収納箱Aの組立てに当たっては、図4に
示す状態から内側板部及び外側板部を立設させる。つま
り、図5に示すように、内側板部や外側板部を立ち上が
らせていく。そして、対応する切込み同士を係合させ
る。つまり、切込み33bと切込み41aを係合させ、
切込み33aと切込み45aを係合させ、切込み37b
と切込み41bを係合させ、さらに、切込み37aと切
込み45bを係合させる。これにより、各壁部K1〜K
4が固定されることになる。このように切込み同士を係
合させるので、組立て状態が崩れるおそれがない。な
お、内側板部や外側板部を立設させた状態では、図2に
示すように、連絡板部20a、24aが外側板部と内側
板部間を連絡するようになる。よって、内側板部と外側
板部間の空間が維持され、収納箱の強度を保つことがで
きる。また、垂下片32a、32b、36a、36bを
下方に折り曲げて凹部S1、S2を形成する。以上のよ
うに、非常に簡単な操作で収納箱Aを組み立てることが
できる。
いて説明する。収納箱Aの組立てに当たっては、図4に
示す状態から内側板部及び外側板部を立設させる。つま
り、図5に示すように、内側板部や外側板部を立ち上が
らせていく。そして、対応する切込み同士を係合させ
る。つまり、切込み33bと切込み41aを係合させ、
切込み33aと切込み45aを係合させ、切込み37b
と切込み41bを係合させ、さらに、切込み37aと切
込み45bを係合させる。これにより、各壁部K1〜K
4が固定されることになる。このように切込み同士を係
合させるので、組立て状態が崩れるおそれがない。な
お、内側板部や外側板部を立設させた状態では、図2に
示すように、連絡板部20a、24aが外側板部と内側
板部間を連絡するようになる。よって、内側板部と外側
板部間の空間が維持され、収納箱の強度を保つことがで
きる。また、垂下片32a、32b、36a、36bを
下方に折り曲げて凹部S1、S2を形成する。以上のよ
うに、非常に簡単な操作で収納箱Aを組み立てることが
できる。
【0024】また、上記のようにして組み立てられた収
納箱Aの使用状態について説明する。使用に当たって
は、収納部Sに物品を収納して使用する。また、収納さ
れた物品を取り出すには、凹部S1、S2が設けられ、
また、内側板部42、46に切欠きが設けられているの
で、凹部S1、S2に指を入れることにより物品を容易
に取り出すことができる。
納箱Aの使用状態について説明する。使用に当たって
は、収納部Sに物品を収納して使用する。また、収納さ
れた物品を取り出すには、凹部S1、S2が設けられ、
また、内側板部42、46に切欠きが設けられているの
で、凹部S1、S2に指を入れることにより物品を容易
に取り出すことができる。
【0025】なお、上記の説明においては、各壁部に糊
代部50〜56が設けられ、この糊代部50〜56が底
面板部10に接着されるものとして説明したが、相対す
る一対の壁部にのみ設けられていてもよい。つまり、糊
代部52、56は省略してもよい。
代部50〜56が設けられ、この糊代部50〜56が底
面板部10に接着されるものとして説明したが、相対す
る一対の壁部にのみ設けられていてもよい。つまり、糊
代部52、56は省略してもよい。
【0026】また、内側板部42、46には開口部42
a、46aを設けるものとして説明したが、この開口部
の部分の部材も残して内側板部42、46と外側板部2
2、26間の支持片としてもよい。つまり、例えば、開
口部42aにおいては、この開口部42aの領域の部材
を残して、図6に示すように、谷折りの折れ線43a、
43bにより内側板部42と外側板部22とを連絡する
連絡板部43を設けて、さらに強度を向上させるように
してもよい。なお、片部43cは外側板部と接すること
になる。
a、46aを設けるものとして説明したが、この開口部
の部分の部材も残して内側板部42、46と外側板部2
2、26間の支持片としてもよい。つまり、例えば、開
口部42aにおいては、この開口部42aの領域の部材
を残して、図6に示すように、谷折りの折れ線43a、
43bにより内側板部42と外側板部22とを連絡する
連絡板部43を設けて、さらに強度を向上させるように
してもよい。なお、片部43cは外側板部と接すること
になる。
【0027】
【発明の効果】本発明に基づく収納箱によれば、収納箱
を全体的に平面状にすることができ、少ないスペースで
保管や運搬をすることができる。また、この収納箱は壁
部が外側部と内側部とで二重に形成されるので、優れた
緩衝効果を得ることができる。
を全体的に平面状にすることができ、少ないスペースで
保管や運搬をすることができる。また、この収納箱は壁
部が外側部と内側部とで二重に形成されるので、優れた
緩衝効果を得ることができる。
【図1】本発明の実施例に基づく収納箱を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1におけるX−X断面図である。
【図3】本発明の実施例に基づく収納箱の展開状態を示
す展開図である。
す展開図である。
【図4】本発明の実施例に基づく収納箱の折畳み状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】本発明の実施例に基づく収納箱の組立て過程を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例に基づく収納箱を一部破断
して示す部分展開図である。
して示す部分展開図である。
A 収納箱 K1、K2、K3、K4 壁部 S 収納部 S1、S2 凹部 10 底面板部 20、22、24、26 外側板部 20a、24a 連絡板部 20b、24b 糊代部 30、32−1、32−2、34、36−1、36−2
上面板部 40、42、44、46 内側板部 42a、46a 開口部 50、52、54、56 糊代部
上面板部 40、42、44、46 内側板部 42a、46a 開口部 50、52、54、56 糊代部
Claims (8)
- 【請求項1】 被収納物を収納する収納箱であって、 底面部と、 底面部の外周に設けられた複数の壁部で、該底面部の端
部から折れ線を介して連設された板状の外側部と、該外
側板から折れ線を介して連設された板状の上面部と、該
上面部から折れ線を介して連設され、端部が底面部に固
定された板状の内側部とが設けられた壁部と、を有し、 上記外側部と内側部とが立設状態の場合に、隣接する壁
部同士を係止可能で、また、壁部における外側部と内側
部と上面部とが底面部と同一方向となるように折畳み可
能であることを特徴とする収納箱。 - 【請求項2】 被収納物を収納する収納箱であって、 略四角形状の底面部と、 該底面部の外周の各辺に沿って設けられた壁部で、該底
面部の端部から折れ線を介して連設された板状の外側部
と、該外側板から折れ線を介して連設された板状の上面
部と、該上面部から折れ線を介して連設され、端部が底
面部に固定された板状の内側部とが設けられた壁部と、
を有し、 上記外側部と内側部とが立設状態の場合に、隣接する壁
部同士を係止可能で、また、壁部における外側部と内側
部と上面部とが底面部と同一方向となるように折畳み可
能であることを特徴とする収納箱。 - 【請求項3】 被収納物を収納する収納箱であって、 略四角形状の板状の底面部と、 該底面部の各辺から折れ線を介して連設された壁部と、
を有し、 該壁部が、 該底面部の辺から折れ線を介して連設された板状の外側
部と、 該外側部の底面部が連設された辺と相対する辺から折れ
線を介して連設された板状の上面部と、 該上面部の外側部が連設された辺と相対する辺から折れ
線を介して連設された板状の内側部と、を有し、 少なくとも相対する一対の壁部において、内側部の上面
部が連設された辺と相対する辺から折れ線を介して連設
された板状の糊代部が設けられ、該糊代部が底面部に接
着されていることを特徴とする収納箱。 - 【請求項4】 底面部を介して相対する一対の壁部にお
いて、内側部の上端の両側に切込みが形成され、また、
他の相対する一対の壁部において、上面部の両側に切込
みが形成されていることを特徴とする請求項2又は3に
記載の収納箱。 - 【請求項5】 底面部を介して相対する一対の壁部にお
いて、内側部における上端の両側に切込みが形成され、
また、他の相対する壁部においては、内側板の幅が上面
部の両端部間の距離よりも小さく形成され、上面部の内
側部の端部から突出した一対の領域に切込みが形成され
ていることを特徴とする請求項2又は3に記載の収納
箱。 - 【請求項6】 上面部の一部が切込みと折れ線によって
下方に折曲可能とすることにより内側部と外側部間に凹
部が形成され、さらに、該凹部形成位置における内側部
に切欠きが形成されていることを特徴とする請求項1か
ら5のいずれかに記載の収納箱。 - 【請求項7】 内側部と外側部間に該内側部と外側部間
を連絡する連絡板部が設けられていることを特徴とする
請求項1から6のいずれかに記載の収納箱。 - 【請求項8】 外側部と同一平面に位置する領域を切込
みと折れ線によって、該内側部と外側部間を連絡する連
絡板部と、該連絡板部から折れ線を介して連設される糊
代部とが設けられることを特徴とする請求項1から6の
いずれかに記載の収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23358696A JPH1059350A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23358696A JPH1059350A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1059350A true JPH1059350A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16957401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23358696A Pending JPH1059350A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1059350A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011102141A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 組み立て包装箱 |
JP2013107645A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-06 | Japan Tobacco Inc | 化粧箱及びこれに用いるブランク |
KR20150141438A (ko) * | 2014-06-10 | 2015-12-18 | 김영기 | 원액기 포장상자 |
-
1996
- 1996-08-14 JP JP23358696A patent/JPH1059350A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011102141A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 組み立て包装箱 |
JP2013107645A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-06 | Japan Tobacco Inc | 化粧箱及びこれに用いるブランク |
KR20150141438A (ko) * | 2014-06-10 | 2015-12-18 | 김영기 | 원액기 포장상자 |
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