JPH0752949A - 積み重ねることの可能なパッケージ - Google Patents
積み重ねることの可能なパッケージInfo
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- JPH0752949A JPH0752949A JP4082610A JP8261092A JPH0752949A JP H0752949 A JPH0752949 A JP H0752949A JP 4082610 A JP4082610 A JP 4082610A JP 8261092 A JP8261092 A JP 8261092A JP H0752949 A JPH0752949 A JP H0752949A
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- carton
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/32—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper having bodies formed by folding and interconnecting two or more blanks each blank forming a body part, whereby each body part comprises at least one outside face of the box, carton or tray
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D5/001—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper stackable
- B65D5/005—Separate or attached stacking elements
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-
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- B65D5/323—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper having bodies formed by folding and interconnecting two or more blanks each blank forming a body part, whereby each body part comprises at least one outside face of the box, carton or tray at least one container body part formed by folding a single blank to essentially U-shape with or without extensions which form openable lid elements and two further opposed body panels formed from two essentially planar blanks
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S229/00—Envelopes, wrappers, and paperboard boxes
- Y10S229/915—Stacking feature
- Y10S229/919—Reinforced wall
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
- Stackable Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 果実などの物品を保存もしくは移送するのに
使用される、環境に優しい材料で作られ且つまた安全に
積み重ねることのできるパッケージを提供する。 【構成】 このパッケージは、上側のパッケージ重量を
実質的に受け止める一対のコルゲート板で形成されたパ
ネルサポートが端壁に隣接配置される。このサポートは
上縁に一対の突起、下縁に一対の凹部を有し、これらは
積み重ねによって隣接パッケージの突起および凹部と係
合される。
使用される、環境に優しい材料で作られ且つまた安全に
積み重ねることのできるパッケージを提供する。 【構成】 このパッケージは、上側のパッケージ重量を
実質的に受け止める一対のコルゲート板で形成されたパ
ネルサポートが端壁に隣接配置される。このサポートは
上縁に一対の突起、下縁に一対の凹部を有し、これらは
積み重ねによって隣接パッケージの突起および凹部と係
合される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トレー、カートン或い
はケースなどを含んで構成される積み重ねることのでき
るパッケージに関するものである。
はケースなどを含んで構成される積み重ねることのでき
るパッケージに関するものである。
【０００２】
【従来技術】コルゲート板（波形板）によって形成され
たパッケージは、果物などの物品を移送するのに使用さ
れ得、移送するためにしばしばパッケージは積み重ねら
れる。ニュージーランド国特許第２２０１７２号明細書
は、端部パネルに突起が備えられ、積み重ねられた隣接
パッケージの対応する凹部にその突起が位置決めされる
ようになされたパッケージを示している。これはパッケ
ージを容易に積み重ねることができるようにしている。
たパッケージは、果物などの物品を移送するのに使用さ
れ得、移送するためにしばしばパッケージは積み重ねら
れる。ニュージーランド国特許第２２０１７２号明細書
は、端部パネルに突起が備えられ、積み重ねられた隣接
パッケージの対応する凹部にその突起が位置決めされる
ようになされたパッケージを示している。これはパッケ
ージを容易に積み重ねることができるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この初期の構造はモー
ルド成形したプラスチック材や木製品によって形成され
たパネルを備えている。これは作り出されたパッケージ
に強度を与えている。しかしながらプラスチックや木製
のインサートを使用することは環境に優しいといえな
い。更に、パッケージのその他の部分と別な材料で形成
されたパネルを有することは製造工程を複雑にする。
ルド成形したプラスチック材や木製品によって形成され
たパネルを備えている。これは作り出されたパッケージ
に強度を与えている。しかしながらプラスチックや木製
のインサートを使用することは環境に優しいといえな
い。更に、パッケージのその他の部分と別な材料で形成
されたパネルを有することは製造工程を複雑にする。
【０００４】それ故に本発明の目的は、簡単且つ有効な
方法で上述した欠点を排除もしくは最小限に抑え、或い
は少なくとも公衆に対して有用な選択を与えるようなパ
ッケージを提供することである。
方法で上述した欠点を排除もしくは最小限に抑え、或い
は少なくとも公衆に対して有用な選択を与えるようなパ
ッケージを提供することである。
【０００５】
【課題を達成するための手段】それ故本発明は積み重ね
ることの可能なパッケージに存し、このパッケージは、
ベースと、側壁と、端壁と、この端壁および／または側
壁に隣接して配置される内側の少なくとも一対のパネル
サポートとを有するトレー、カートン或いはケースを含
み、前記パネルサポートの各々に突起および凹部が備え
られ、前記突起が隣接パッケージの前記凹部の中に位置
決めされるようになされていて、前記パネルサポートが
コルゲート板で形成され、前記コルゲート板は十分な剛
性の突起を形成できるように２プライもしくは多プライ
の媒体を有している構成される。
ることの可能なパッケージに存し、このパッケージは、
ベースと、側壁と、端壁と、この端壁および／または側
壁に隣接して配置される内側の少なくとも一対のパネル
サポートとを有するトレー、カートン或いはケースを含
み、前記パネルサポートの各々に突起および凹部が備え
られ、前記突起が隣接パッケージの前記凹部の中に位置
決めされるようになされていて、前記パネルサポートが
コルゲート板で形成され、前記コルゲート板は十分な剛
性の突起を形成できるように２プライもしくは多プライ
の媒体を有している構成される。
【０００６】本発明はまた３部片のコルゲート板ブラン
クに存するということができ、この３部片のコルゲート
板ブランクは、本体部片および一対のパネルサポート部
片を含んでなる一対のパネルサポートを有するパッケー
ジで、前記本体部片はベースパネルと、一対の端壁パネ
ルと、一対の側壁パネルとを含み、前記端壁パネルおよ
び側壁パネルは折り曲げ線によって前記ベースパネルに
連結されているような積み重ねることの可能な前記パッ
ケージに組み上げられることができ、前記パネルサポー
ト部片が突起および凹部を有し、前記突起および凹部が
前記パネルサポートの反対両端に備えられて使用に際し
て垂直方向に整合される。
クに存するということができ、この３部片のコルゲート
板ブランクは、本体部片および一対のパネルサポート部
片を含んでなる一対のパネルサポートを有するパッケー
ジで、前記本体部片はベースパネルと、一対の端壁パネ
ルと、一対の側壁パネルとを含み、前記端壁パネルおよ
び側壁パネルは折り曲げ線によって前記ベースパネルに
連結されているような積み重ねることの可能な前記パッ
ケージに組み上げられることができ、前記パネルサポー
ト部片が突起および凹部を有し、前記突起および凹部が
前記パネルサポートの反対両端に備えられて使用に際し
て垂直方向に整合される。
【０００７】更に他の概念において本発明は積み重ねる
ことが可能なパッケージに使用されるサポートパネルに
関し、このサポートパネルは、積み重ねることが可能な
パッケージに使用されるサポートパネルであって、２プ
ライまたは多プライの媒体を有するコルゲート板で形成
されており、一対の細長いパネル部材を含み、前記パネ
ル部材はその上縁に隣接する突起および垂直方向に整合
された下縁に隣接する凹部を有しており、また、前記パ
ネル部材は前記突起の間の連接部にて折り曲げ線で連結
されて、前記サポートパネルに二重のコルゲート板厚の
実質的に剛性の楔形の突起を形成するようになされてい
る。
ことが可能なパッケージに使用されるサポートパネルに
関し、このサポートパネルは、積み重ねることが可能な
パッケージに使用されるサポートパネルであって、２プ
ライまたは多プライの媒体を有するコルゲート板で形成
されており、一対の細長いパネル部材を含み、前記パネ
ル部材はその上縁に隣接する突起および垂直方向に整合
された下縁に隣接する凹部を有しており、また、前記パ
ネル部材は前記突起の間の連接部にて折り曲げ線で連結
されて、前記サポートパネルに二重のコルゲート板厚の
実質的に剛性の楔形の突起を形成するようになされてい
る。
【０００８】更に本発明は、サンドイッチされた波形コ
アーを備えている厚紙板、多プライ紙板および紙板で構
成される群から選定された自己支持シート材料で形成さ
れたトレー、カートンまたはケースの強化部材であっ
て、第１の細長い領域と、第２の細長い領域と、間隔を
隔てて且つ実質的に平行に配置して（それらの長い軸線
に関して）前記細長い領域を固定する少なくとも１つの
ブリッジ領域であって、一方の細長い領域が他方の領域
に対して位置されるように折り曲げられもしくは折り曲
げ可能とされ（同延とされる必要はない）ており、折り
曲げられる前記突起の先端と実質的に共通する長手方向
軸線の横方向へ延在した二重のシート厚の複数の突起を
定めるようになす前記少なくとも１つのブリッジ領域
と、このような折り曲げ状態にて強化部材がトレー、カ
ートンまたはケースの中にその２つの相対する端壁の各
々に対して位置決めでき、これにより折り曲げたブリッ
ジ領域によってトレー、カートンまたはケースの端壁上
方に突起を形成するようになされていて、突起は上方ま
たは下方に積み重ねるように配置された同様なトレー、
カートンまたはケースの凹部の中に割り出されるすなわ
ち位置決めされることができるように構造および配置と
されていることと、を有するトレー、カートンまたはケ
ースの強化部材を提供する。
アーを備えている厚紙板、多プライ紙板および紙板で構
成される群から選定された自己支持シート材料で形成さ
れたトレー、カートンまたはケースの強化部材であっ
て、第１の細長い領域と、第２の細長い領域と、間隔を
隔てて且つ実質的に平行に配置して（それらの長い軸線
に関して）前記細長い領域を固定する少なくとも１つの
ブリッジ領域であって、一方の細長い領域が他方の領域
に対して位置されるように折り曲げられもしくは折り曲
げ可能とされ（同延とされる必要はない）ており、折り
曲げられる前記突起の先端と実質的に共通する長手方向
軸線の横方向へ延在した二重のシート厚の複数の突起を
定めるようになす前記少なくとも１つのブリッジ領域
と、このような折り曲げ状態にて強化部材がトレー、カ
ートンまたはケースの中にその２つの相対する端壁の各
々に対して位置決めでき、これにより折り曲げたブリッ
ジ領域によってトレー、カートンまたはケースの端壁上
方に突起を形成するようになされていて、突起は上方ま
たは下方に積み重ねるように配置された同様なトレー、
カートンまたはケースの凹部の中に割り出されるすなわ
ち位置決めされることができるように構造および配置と
されていることと、を有するトレー、カートンまたはケ
ースの強化部材を提供する。
【０００９】最後に本発明はまた、ベース、側壁および
端壁を有し、各端壁がサンドイッチされた波形コアーを
備えている厚紙板、多プライ紙板および紙板で構成され
る群から選定された自己支持シート材料で形成された強
化部材によって強化されている種類のトレー、カートン
またはケースであって、前記部材が、第１の細長い領域
と、第２の細長い領域と、間隔を隔てて且つ実質的に平
行に配置して（それらの長い軸線に関して）前記細長い
領域を固定する少なくとも１つのブリッジ領域であっ
て、一方の細長い領域が他方の領域に対して位置される
ように折り曲げられもしくは折り曲げ可能とされ（同延
とされる必要はない）ており、折り曲げられる前記突起
の先端と実質的に共通する長手方向軸線の横方向へ延在
した二重のシート厚の複数の突起を定めるようになす前
記少なくとも１つのブリッジ領域と、このような折り曲
げ状態にて強化部材がトレー、カートンまたはケースの
中にその２つの相対する端壁の各々に対して位置決めで
き、これにより折り曲げたブリッジ領域によってトレ
ー、カートンまたはケースの端壁上方に突起を形成する
ようになされていて、突起は上方または下方に積み重ね
るように配置された同様なトレー、カートンまたはケー
スの凹部の中に割り出されるすなわち位置決めされるこ
とができるようになされた構造および配置と、を有する
トレー、カートンまたはケース、に関するのである。
端壁を有し、各端壁がサンドイッチされた波形コアーを
備えている厚紙板、多プライ紙板および紙板で構成され
る群から選定された自己支持シート材料で形成された強
化部材によって強化されている種類のトレー、カートン
またはケースであって、前記部材が、第１の細長い領域
と、第２の細長い領域と、間隔を隔てて且つ実質的に平
行に配置して（それらの長い軸線に関して）前記細長い
領域を固定する少なくとも１つのブリッジ領域であっ
て、一方の細長い領域が他方の領域に対して位置される
ように折り曲げられもしくは折り曲げ可能とされ（同延
とされる必要はない）ており、折り曲げられる前記突起
の先端と実質的に共通する長手方向軸線の横方向へ延在
した二重のシート厚の複数の突起を定めるようになす前
記少なくとも１つのブリッジ領域と、このような折り曲
げ状態にて強化部材がトレー、カートンまたはケースの
中にその２つの相対する端壁の各々に対して位置決めで
き、これにより折り曲げたブリッジ領域によってトレ
ー、カートンまたはケースの端壁上方に突起を形成する
ようになされていて、突起は上方または下方に積み重ね
るように配置された同様なトレー、カートンまたはケー
スの凹部の中に割り出されるすなわち位置決めされるこ
とができるようになされた構造および配置と、を有する
トレー、カートンまたはケース、に関するのである。
【００１０】本発明が関係する分野に熟知した者には、
本発明の構造、広く様々に異なる実施例およびその応用
における多くの変形が特許請求の範囲の欄に記載されて
いる本発明の範囲から逸脱せずに独自に示唆されるであ
ろう。この開示および説明は純粋に説明のためのもので
あって、制限する意図はないのである。
本発明の構造、広く様々に異なる実施例およびその応用
における多くの変形が特許請求の範囲の欄に記載されて
いる本発明の範囲から逸脱せずに独自に示唆されるであ
ろう。この開示および説明は純粋に説明のためのもので
あって、制限する意図はないのである。
【００１１】本発明の１つの好ましい形態が添付図面を
参照して以下に説明される。
参照して以下に説明される。
【００１２】
【実施例】本発明は果実やその他の類似物品を移送のた
めに保持するのに好適な積み重ねることの可能なパッケ
ージに関する。
めに保持するのに好適な積み重ねることの可能なパッケ
ージに関する。
【００１３】この積み重ねることの可能なパッケージは
トレー、カートンまたはケース１の形態とされる。この
トレー、カートンまたはケース１は一般に四角いベース
２と、それから上方へ延在する一対の端壁３とを有して
いる。一対の側壁４もまたべース２から上方へ延在させ
て備えられている。
トレー、カートンまたはケース１の形態とされる。この
トレー、カートンまたはケース１は一般に四角いベース
２と、それから上方へ延在する一対の端壁３とを有して
いる。一対の側壁４もまたべース２から上方へ延在させ
て備えられている。
【００１４】このパッケージは一対のパネルサポートす
なわち強化部材６を有する。この強化部材６は端壁３お
よび／または側壁４に隣接して備えられる。望ましく
は、一対のパネルサポート６は各端壁３に隣接して備え
られる。このパネルサポート６はサンドイッチされた波
形コアー（以下媒体を構成する波形を有するコルゲート
板と称する）を備えた厚紙板、多プライ紙板もしくは紙
板で構成された群から選定された自己支持シート材料に
よって形成される。しかしながら本発明の好ましい実施
例ではパネルサポート６は２プライもしくは多プライの
媒体を有し且つまた強化体（一般に二重アーチ材と称さ
れる）を含んでいるコルゲート板で形成される。コルゲ
ート板は例えば英国特許第２，１０１，０３９号明細書
に記載されている工程によって形成される。トレー、カ
ートンもしくはケース１は同様に二重アーチ材であるコ
ルゲート板から形成されるのが都合良い。
なわち強化部材６を有する。この強化部材６は端壁３お
よび／または側壁４に隣接して備えられる。望ましく
は、一対のパネルサポート６は各端壁３に隣接して備え
られる。このパネルサポート６はサンドイッチされた波
形コアー（以下媒体を構成する波形を有するコルゲート
板と称する）を備えた厚紙板、多プライ紙板もしくは紙
板で構成された群から選定された自己支持シート材料に
よって形成される。しかしながら本発明の好ましい実施
例ではパネルサポート６は２プライもしくは多プライの
媒体を有し且つまた強化体（一般に二重アーチ材と称さ
れる）を含んでいるコルゲート板で形成される。コルゲ
ート板は例えば英国特許第２，１０１，０３９号明細書
に記載されている工程によって形成される。トレー、カ
ートンもしくはケース１は同様に二重アーチ材であるコ
ルゲート板から形成されるのが都合良い。
【００１５】パネルサポート６を形成するのに二重アー
チ材を使用することはパネルサポート６に実質的に剛性
な突起８を与えることになる（後述する）。
チ材を使用することはパネルサポート６に実質的に剛性
な突起８を与えることになる（後述する）。
【００１６】本発明はまたトレー、カートンもしくはケ
ースを強化するのに使用できるパネルサポート６を提供
する。パネルサポート６は後述するように積み重ねるこ
との可能なパッケージに使用されるのが望ましい。この
パネルサポート６は第１の細長い領域すなわちパネル部
材および第２の細長い領域すなわちパネル部材１０を含
んでなる。この一対のブリッジ領域９がこれらの細長い
領域すなわちパネル部材７および１０を間隔を隔てて且
つまたそれらの細長い領域７および１０の長い軸線に対
して実質的に平行に並置させて固定している。このブリ
ッジ領域９は折り曲げることができるような平たい状態
（すなわち図２に示されるように）、或いは図４に示さ
れるようにパネルサポート６を形成するように折り曲げ
られた状態とされることができる。一度折り曲げられる
と、一方の細長い領域７は他方の細長い領域１０に対し
て位置決めされるが、同延とされる必要はない。折り曲
げられた状態において、二重のシート厚の多数の突起８
が細長い領域７および１０の実質的に共通の長手方向軸
線の横方向に延在している。このようにしてパネル部材
７および１０の各々は一対の一対の突起１２を有し、そ
れらの突起の間に折り曲げ線１３を有し、折り曲げられ
てパネル部材６を形成するようになされる。折り曲げら
れた状態で、突起８はパネル部材６の上縁に望ましく形
成され、パネル部材６の下縁には垂直方向に整合された
凹部１４が形成される。
ースを強化するのに使用できるパネルサポート６を提供
する。パネルサポート６は後述するように積み重ねるこ
との可能なパッケージに使用されるのが望ましい。この
パネルサポート６は第１の細長い領域すなわちパネル部
材および第２の細長い領域すなわちパネル部材１０を含
んでなる。この一対のブリッジ領域９がこれらの細長い
領域すなわちパネル部材７および１０を間隔を隔てて且
つまたそれらの細長い領域７および１０の長い軸線に対
して実質的に平行に並置させて固定している。このブリ
ッジ領域９は折り曲げることができるような平たい状態
（すなわち図２に示されるように）、或いは図４に示さ
れるようにパネルサポート６を形成するように折り曲げ
られた状態とされることができる。一度折り曲げられる
と、一方の細長い領域７は他方の細長い領域１０に対し
て位置決めされるが、同延とされる必要はない。折り曲
げられた状態において、二重のシート厚の多数の突起８
が細長い領域７および１０の実質的に共通の長手方向軸
線の横方向に延在している。このようにしてパネル部材
７および１０の各々は一対の一対の突起１２を有し、そ
れらの突起の間に折り曲げ線１３を有し、折り曲げられ
てパネル部材６を形成するようになされる。折り曲げら
れた状態で、突起８はパネル部材６の上縁に望ましく形
成され、パネル部材６の下縁には垂直方向に整合された
凹部１４が形成される。
【００１７】２つの細長い領域７および１０は互いに接
着されるのが望ましい。
着されるのが望ましい。
【００１８】折り曲げた状態において、パネルサポート
６はトレー、カートンまたはケースの内側にて相対する
２つの端壁の各々に対して位置決めでき、これにより折
り畳まれたブリッジ領域９、によって突起８をトレー、
カートンまたはケース１の端壁３の上方に形成するよう
になす。これらの突起８は上側または下側に積み重ねら
れて配置されたトレー、カートンまたはケースの凹部１
４の中に割り出されるすなわち位置決めされることがで
きる。
６はトレー、カートンまたはケースの内側にて相対する
２つの端壁の各々に対して位置決めでき、これにより折
り畳まれたブリッジ領域９、によって突起８をトレー、
カートンまたはケース１の端壁３の上方に形成するよう
になす。これらの突起８は上側または下側に積み重ねら
れて配置されたトレー、カートンまたはケースの凹部１
４の中に割り出されるすなわち位置決めされることがで
きる。
【００１９】パネルサポート６はこの好ましい実施例の
トレー、カートンまたはケースに使用するのが好適とな
るように横方向に非対称とされるのが望ましい（そのブ
ランクは図１に示されている）。図１に示されるよう
に、トレー、カートンまたはケース１の側壁４は一対の
折り曲げ可能なタブ１５を有し、このタブはそれらの各
々の端部から延在される。完成されたパッケージでは、
タブ１５は隣接する端壁３に対して位置決めされるよう
に折り曲げられる。タブ１５は端壁３に接着される。タ
ブ１５によって形成される面積部分を受け入れるため
に、一方のパネル部材１０は他方のパネル部材７よりも
長さが短くされる。このようにして、一対の凹部１７が
パネルサポート６の各端部に隣接して形成される。タブ
１５はパネルサポート６が端壁３に接着されて完成され
たパッケージにおいては凹部１７の中に位置決めされる
ことができる。全体として一対の３プライの端壁組立体
が形成され、これはパッケージの内側寸法を最大限とな
し、しかも積み重ねられたときにパッケージを実質的に
支持するようになすのである。
トレー、カートンまたはケースに使用するのが好適とな
るように横方向に非対称とされるのが望ましい（そのブ
ランクは図１に示されている）。図１に示されるよう
に、トレー、カートンまたはケース１の側壁４は一対の
折り曲げ可能なタブ１５を有し、このタブはそれらの各
々の端部から延在される。完成されたパッケージでは、
タブ１５は隣接する端壁３に対して位置決めされるよう
に折り曲げられる。タブ１５は端壁３に接着される。タ
ブ１５によって形成される面積部分を受け入れるため
に、一方のパネル部材１０は他方のパネル部材７よりも
長さが短くされる。このようにして、一対の凹部１７が
パネルサポート６の各端部に隣接して形成される。タブ
１５はパネルサポート６が端壁３に接着されて完成され
たパッケージにおいては凹部１７の中に位置決めされる
ことができる。全体として一対の３プライの端壁組立体
が形成され、これはパッケージの内側寸法を最大限とな
し、しかも積み重ねられたときにパッケージを実質的に
支持するようになすのである。
【００２０】パッケージの下側に配置される同様なパッ
ケージの突起８が凹部４の中に割り出されることができ
るように、一対の開口１８が各端壁３に隣接してベース
２に形成されることができる。
ケージの突起８が凹部４の中に割り出されることができ
るように、一対の開口１８が各端壁３に隣接してベース
２に形成されることができる。
【００２１】パッケージは、そのパッケージ上に折り曲
げられることのできる２つの蓋フラップ２０とされた蓋
を有するのが望ましい。蓋フラップ２０は例えば側壁４
から延在され、折り曲げ線２１によって側壁に連結され
ることができる。蓋フラップ２０の各端部に隣接して一
対の開口２３が備えられることができる。これらの開口
は突起８に対応し且つまた蓋フラップ２０が閉じられた
ときにその上に位置するようになされる。
げられることのできる２つの蓋フラップ２０とされた蓋
を有するのが望ましい。蓋フラップ２０は例えば側壁４
から延在され、折り曲げ線２１によって側壁に連結され
ることができる。蓋フラップ２０の各端部に隣接して一
対の開口２３が備えられることができる。これらの開口
は突起８に対応し且つまた蓋フラップ２０が閉じられた
ときにその上に位置するようになされる。
【００２２】更に他の一対の開口２４が蓋フラップ２０
の各端部に隣接して備えられることができる。これらの
開口は開口２３よりも蓋フラップ２０の先端に近い側に
配置されている。更に、折り曲げ線２５が備えられるこ
とができる。この折り曲げ線は例えば穿孔されて蓋フラ
ップ２０のパッケージ下側に対する折り曲げのし易さを
改善するようになされる。折り曲げ線２５は例えば端壁
４と実質的に平行とされ、また折り曲げ線２１から穿孔
された折り曲げ線２５までの距離は側壁４の高さよりも
わずかに高くされている。開口２４と同様に折り曲げ線
２５を形成することは蓋フラップ２０がパッケージのベ
ース２の下側に折り曲げられるのを容易にする。パッケ
ージの下側に位置する突起は開口２４を通して位置決め
されるのであるる従って、蓋フラップ２０は折り曲げら
れて、人が物品をパッケージ内側に詰め込むのに都合良
く、その内側空間に容易にアクセスすることができるの
である。
の各端部に隣接して備えられることができる。これらの
開口は開口２３よりも蓋フラップ２０の先端に近い側に
配置されている。更に、折り曲げ線２５が備えられるこ
とができる。この折り曲げ線は例えば穿孔されて蓋フラ
ップ２０のパッケージ下側に対する折り曲げのし易さを
改善するようになされる。折り曲げ線２５は例えば端壁
４と実質的に平行とされ、また折り曲げ線２１から穿孔
された折り曲げ線２５までの距離は側壁４の高さよりも
わずかに高くされている。開口２４と同様に折り曲げ線
２５を形成することは蓋フラップ２０がパッケージのベ
ース２の下側に折り曲げられるのを容易にする。パッケ
ージの下側に位置する突起は開口２４を通して位置決め
されるのであるる従って、蓋フラップ２０は折り曲げら
れて、人が物品をパッケージ内側に詰め込むのに都合良
く、その内側空間に容易にアクセスすることができるの
である。
【００２３】本発明はまた３部片のコルゲート板ブラン
クに関する。この３部片のブランクは図１に示すような
本体部片を含み、図２に示すような一対の強化部材すな
わちパネルサポート部片を有する。
クに関する。この３部片のブランクは図１に示すような
本体部片を含み、図２に示すような一対の強化部材すな
わちパネルサポート部片を有する。
【００２４】図１に示された本体部片はベースパネル２
と、一対の端壁パネル３並びに一対の側壁パネル４を含
んでいる。端壁および側壁のパネル３および４は折り曲
げ線２８によってベース２に連結されている。蓋フラッ
プ２０は折り曲げ線２１によって側壁４に連結されてい
る。
と、一対の端壁パネル３並びに一対の側壁パネル４を含
んでいる。端壁および側壁のパネル３および４は折り曲
げ線２８によってベース２に連結されている。蓋フラッ
プ２０は折り曲げ線２１によって側壁４に連結されてい
る。
【００２５】図２に示されたパネルサポート部片は一対
のパネル部材７および１０を含み、これらの部材はそれ
ぞれ突起１２を備えている。突起８および凹部１４はパ
ネルサポート６の相対する端部に備えられていて、使用
に際しては垂直方向に整合される。
のパネル部材７および１０を含み、これらの部材はそれ
ぞれ突起１２を備えている。突起８および凹部１４はパ
ネルサポート６の相対する端部に備えられていて、使用
に際しては垂直方向に整合される。
【００２６】先に論じたように、３部片のコルゲート板
ブランクは二重アーチ構造とされるのが好ましく、この
板は強化体を含んでいる。
ブランクは二重アーチ構造とされるのが好ましく、この
板は強化体を含んでいる。
【００２７】好ましいパッケージを形成する方法がここ
で記載される。パネルサポートは折り曲げ線１３にてパ
ネル部材７および１０を折り曲げて形成される。折り曲
げ線１３は例えば強い尖端折り目（ｈｅａｖｙ ｐｏｉ
ｎｔ ｃｒｅａｓｅ）とされる。パネル部材７および１
０はしかる後に適当な接着剤を使用して互いに接着され
る。一度折り曲げられたならば、一対の実質的に楔形の
部分がサポートパネルに形成される。これは二重のコル
ゲート板厚となる。突起８のテーパー形は隣接パッケー
ジの凹部１４の中に容易に割り出しすなわち位置決めで
きるようになす。
で記載される。パネルサポートは折り曲げ線１３にてパ
ネル部材７および１０を折り曲げて形成される。折り曲
げ線１３は例えば強い尖端折り目（ｈｅａｖｙ ｐｏｉ
ｎｔ ｃｒｅａｓｅ）とされる。パネル部材７および１
０はしかる後に適当な接着剤を使用して互いに接着され
る。一度折り曲げられたならば、一対の実質的に楔形の
部分がサポートパネルに形成される。これは二重のコル
ゲート板厚となる。突起８のテーパー形は隣接パッケー
ジの凹部１４の中に容易に割り出しすなわち位置決めで
きるようになす。
【００２８】トレー、カートンおよびケース１は次に端
壁３および側壁４を適当な折り曲げ線に沿って折り曲げ
ることによって組み立てられる。折り曲げ可能なタブ１
５が次に折り曲げられて端壁３の内方へ向かう面に接着
される。サポートパネル６は次に端壁３の内方へ向かう
面とタブ１５との両方に対して接着でき、これによりタ
ブ１５が凹部１７の中に位置決めできるようになされ
る。勿蓋がトレー、カートンもしくはケースの上方に蓋
フラップ２０を折り曲げて形成されることができ、突起
８が開口２３を通して延在されるようになされる。
壁３および側壁４を適当な折り曲げ線に沿って折り曲げ
ることによって組み立てられる。折り曲げ可能なタブ１
５が次に折り曲げられて端壁３の内方へ向かう面に接着
される。サポートパネル６は次に端壁３の内方へ向かう
面とタブ１５との両方に対して接着でき、これによりタ
ブ１５が凹部１７の中に位置決めできるようになされ
る。勿蓋がトレー、カートンもしくはケースの上方に蓋
フラップ２０を折り曲げて形成されることができ、突起
８が開口２３を通して延在されるようになされる。
【００２９】このパッケージの中に物品を入れることが
望まれるときには、蓋フラップ２０がベース２の下側に
折り曲げられ、下側に位置しているパッケージの突起８
が蓋の開口２４を通して延在されることができる。包装
が完成すると、蓋フラップ２０は閉じられることができ
る。物品を収容したパッケージの積み重ねがこのように
して形成される。
望まれるときには、蓋フラップ２０がベース２の下側に
折り曲げられ、下側に位置しているパッケージの突起８
が蓋の開口２４を通して延在されることができる。包装
が完成すると、蓋フラップ２０は閉じられることができ
る。物品を収容したパッケージの積み重ねがこのように
して形成される。
【００３０】このパッケージの形状は、物品（果物な
ど）を収容するパッケージの積み重ねが形成され、この
ような積み重ねは重力の結果として全高が低くなる傾向
が軽減されるような、形状とされる。この特徴は、例え
ば積み込みの行われたパッケージが移送および／または
保存のために積み重ねられ、その積み重ねの上から紐が
掛けられ、この紐が積み重ねの回りにて緩まないことが
重要とされる場合に、望ましい。従ってこの構造は、特
定のパッケージの上方に配置されるパッケージの重量が
少なくとも本発明の好ましい実施例においては全てのパ
ネルサポート６を介して支えられるような構造である。
このために、突起８の高さおよび凹部１４の深さは、通
常の使用におけるパッケージの最大荷重においてのみ突
起８の尖端１が凹部１４の底部に接触するような寸法と
される。更に、パネルサポート６の上方に配置される蓋
フラップ２０の面積部分（図１にクロスハツチして示さ
れている）を形成するコルゲート板の波形は、パネルサ
ポートが係止するベース２の領域（同様に図１にクロス
ハツチして示されている）として事前に押し潰される。
これはコルゲート板の水平溝（すなわちベース２および
蓋フラップ２０における波形）の抵抗力が垂直溝（すな
わち端壁３およびパネル部材７および１０を形成する
溝）の抵抗力よりも小さいからである。例えば冷温倉庫
の中で所要時間にわたって水平溝が大気に露出される
と、変形を生じてパッケージの積み重ねの高さが低くな
ることになる。クロスハツチした面積部分を事前に押し
潰しておくと、積み重ねの高さが低くなる傾向を軽減す
ることになる。
ど）を収容するパッケージの積み重ねが形成され、この
ような積み重ねは重力の結果として全高が低くなる傾向
が軽減されるような、形状とされる。この特徴は、例え
ば積み込みの行われたパッケージが移送および／または
保存のために積み重ねられ、その積み重ねの上から紐が
掛けられ、この紐が積み重ねの回りにて緩まないことが
重要とされる場合に、望ましい。従ってこの構造は、特
定のパッケージの上方に配置されるパッケージの重量が
少なくとも本発明の好ましい実施例においては全てのパ
ネルサポート６を介して支えられるような構造である。
このために、突起８の高さおよび凹部１４の深さは、通
常の使用におけるパッケージの最大荷重においてのみ突
起８の尖端１が凹部１４の底部に接触するような寸法と
される。更に、パネルサポート６の上方に配置される蓋
フラップ２０の面積部分（図１にクロスハツチして示さ
れている）を形成するコルゲート板の波形は、パネルサ
ポートが係止するベース２の領域（同様に図１にクロス
ハツチして示されている）として事前に押し潰される。
これはコルゲート板の水平溝（すなわちベース２および
蓋フラップ２０における波形）の抵抗力が垂直溝（すな
わち端壁３およびパネル部材７および１０を形成する
溝）の抵抗力よりも小さいからである。例えば冷温倉庫
の中で所要時間にわたって水平溝が大気に露出される
と、変形を生じてパッケージの積み重ねの高さが低くな
ることになる。クロスハツチした面積部分を事前に押し
潰しておくと、積み重ねの高さが低くなる傾向を軽減す
ることになる。
【００３１】このように、本発明の少なくとも好ましい
形態においては、パッケージが積み重ねられたときにそ
れらのパッケージを支持する頑丈な端壁を有する積み重
ねることの可能なパッケージが提供される。実質的に楔
形の突起が備えられ、これは隣接パッケージの凹部の中
に容易に割り出されることができ、従ってパッケージの
積み重ね性を高めているのである。パネルサポートの非
対称配置がパッケージの内側寸法を最大限にしている。
突起および凹部のこの寸法および構造は、事前に蓋フラ
ップを押し潰しておくこととともにパッケージの積み重
ねを比較的安定した高さに保持できるようになす。この
ことがこのような積み重ねの回りに掛けられた紐が移送
の間に緩んでしまう傾向を低減するのである。
形態においては、パッケージが積み重ねられたときにそ
れらのパッケージを支持する頑丈な端壁を有する積み重
ねることの可能なパッケージが提供される。実質的に楔
形の突起が備えられ、これは隣接パッケージの凹部の中
に容易に割り出されることができ、従ってパッケージの
積み重ね性を高めているのである。パネルサポートの非
対称配置がパッケージの内側寸法を最大限にしている。
突起および凹部のこの寸法および構造は、事前に蓋フラ
ップを押し潰しておくこととともにパッケージの積み重
ねを比較的安定した高さに保持できるようになす。この
ことがこのような積み重ねの回りに掛けられた紐が移送
の間に緩んでしまう傾向を低減するのである。
【００３２】このパッケージは全体を製造目的に都合が
良く且つ環境に優しいコルゲート板によって形成されて
いるのである。
良く且つ環境に優しいコルゲート板によって形成されて
いるのである。
【００３３】
【発明の効果】上述したように本発明によるコルゲート
板は物品を貯蔵および／または移送する際に安全且つ安
定した状態に積み重ねることができ、しかもそれ自体が
環境に優しい材料で簡単に製造できるので、果実をはじ
めあらゆる物品に対して広く応用することができる利点
を有し、実用上極めて多大の効果を上げることができ
る。
板は物品を貯蔵および／または移送する際に安全且つ安
定した状態に積み重ねることができ、しかもそれ自体が
環境に優しい材料で簡単に製造できるので、果実をはじ
めあらゆる物品に対して広く応用することができる利点
を有し、実用上極めて多大の効果を上げることができ
る。
【図１】本発明によるパッケージの１つの好ましい形態
によるトレー、カートンまたはケースを形成するのに使
用されるブランクの平面図。
によるトレー、カートンまたはケースを形成するのに使
用されるブランクの平面図。
【図２】本発明の好ましい形態によるパネルサポートを
形成することができるブランクの平面図。
形成することができるブランクの平面図。
【図３】本発明の好ましい形態による組み立てられたパ
ッケージの斜視図。
ッケージの斜視図。
【図４】本発明の１つの好ましい形態によるパネルサポ
ートの斜視図。
ートの斜視図。
【図５】図３の部分Ｙの詳細図。
１ トレー、カートンまたはケース ２ ベース ３ 端壁 ４ 側壁 ６ パネルサポート ７，１０ パネル部材 ８ 突起 ９ ブリッジ領域 １２ 突起 １３，２１，２５，２８ 折り曲げ線 １４ 凹部 １５ タブ １７ 凹部 ２０ 蓋フラップ ２３，２４ 開口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年３月２４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 積み重ねることの可能なパッケージ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トレー、カートン或い
はケースなどを含んで構成される積み重ねることのでき
るパッケージに関するものである。
はケースなどを含んで構成される積み重ねることのでき
るパッケージに関するものである。
【０００２】
【従来技術】コルゲート板（波形板）によって形成され
たパッケージは、果物などの物品を移送するのに使用さ
れ得る。移送するためにしばしばパッケージは積み重ね
られる。ニュージーランド国特許第２２０１７２号明細
書は、端部パネルに突起が備えられ、積み重ねられた隣
接パッケージの対応する凹部にその突起が位置決めされ
るようになされたパッケージを示している。これはパッ
ケージを容易に積み重ねることができるにうにしてい
る。
たパッケージは、果物などの物品を移送するのに使用さ
れ得る。移送するためにしばしばパッケージは積み重ね
られる。ニュージーランド国特許第２２０１７２号明細
書は、端部パネルに突起が備えられ、積み重ねられた隣
接パッケージの対応する凹部にその突起が位置決めされ
るようになされたパッケージを示している。これはパッ
ケージを容易に積み重ねることができるにうにしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この初期の構造はモー
ルド成形したプラスチック材や木製品によって形成され
たパネルを備えている。これは作り出されたパッケージ
に強度を与えている。しかしながらプラスチックや木製
のインサートを使用することは環境に優しいといえな
い。更に、パッケージのその他の部分と別な材料で形成
されたパネルを有することは製造工程を複雑にする。
ルド成形したプラスチック材や木製品によって形成され
たパネルを備えている。これは作り出されたパッケージ
に強度を与えている。しかしながらプラスチックや木製
のインサートを使用することは環境に優しいといえな
い。更に、パッケージのその他の部分と別な材料で形成
されたパネルを有することは製造工程を複雑にする。
【０００４】それ故に本発明の目的は、簡単且つ有効な
方法で上述した欠点を排除もしくは最小限に抑え、或い
は少なくとも公衆に対して有用な選択を与えるようなパ
ッケージを提供することである。
方法で上述した欠点を排除もしくは最小限に抑え、或い
は少なくとも公衆に対して有用な選択を与えるようなパ
ッケージを提供することである。
【０００５】
【課題を達成するための手段】それ故、本発明は積み重
ねることの可能なパッケージに存し、このパッケージ
は、ベースと、側壁と、端壁と、この端壁および／また
は側壁に隣接して配置される内側の少なくとも一対のパ
ネルサポートとを有するトレー、カートン或いはケース
を含み、前記パネルサポートの各々に突起および凹部が
備えられ、前記突起が隣接パッケージの前記凹部の中に
位置決めされるようになされていて、前記パネルサポー
トがコルゲート板で形成され、前記コルゲート板は十分
な剛性の突起を形成できるように２プライもしくは多プ
ライの媒体を有している構成される。
ねることの可能なパッケージに存し、このパッケージ
は、ベースと、側壁と、端壁と、この端壁および／また
は側壁に隣接して配置される内側の少なくとも一対のパ
ネルサポートとを有するトレー、カートン或いはケース
を含み、前記パネルサポートの各々に突起および凹部が
備えられ、前記突起が隣接パッケージの前記凹部の中に
位置決めされるようになされていて、前記パネルサポー
トがコルゲート板で形成され、前記コルゲート板は十分
な剛性の突起を形成できるように２プライもしくは多プ
ライの媒体を有している構成される。
【０００６】本発明はまた、３部片のコルゲート板ブラ
ンクに存するということができ、この３部片のコルゲー
ト板ブランクは、本体部片および一対のパネルサポート
部片を含んでなる一対のパネルサポートを有するパッケ
ージで、前記本体部片はベースパネルと、一対の端壁パ
ネルと、一対の側壁パネルとを含み、前記端壁パネルお
よび側壁パネルは折り曲げ線によって前記ベースパネル
に連結されているような積み重ねることの可能な前記パ
ッケージに組み上げられることができ、前記パネルサポ
ート部片が突起および凹部を有し、前記突起および凹部
が前記パネルサポートの反対両端に備えられて使用に際
して垂直方向に整合される。
ンクに存するということができ、この３部片のコルゲー
ト板ブランクは、本体部片および一対のパネルサポート
部片を含んでなる一対のパネルサポートを有するパッケ
ージで、前記本体部片はベースパネルと、一対の端壁パ
ネルと、一対の側壁パネルとを含み、前記端壁パネルお
よび側壁パネルは折り曲げ線によって前記ベースパネル
に連結されているような積み重ねることの可能な前記パ
ッケージに組み上げられることができ、前記パネルサポ
ート部片が突起および凹部を有し、前記突起および凹部
が前記パネルサポートの反対両端に備えられて使用に際
して垂直方向に整合される。
【０００７】更に他の概念において本発明は積み重ねる
ことが可能なパッケージに使用されるサポートパネルに
関し、このサポートパネルは、積み重ねることが可能な
パッケージに使用されるサポートパネルであって、２プ
ライまたは多プライの媒体を有するコルゲート板で形成
されており、一対の細長いパネル部材を含み、前記パネ
ル部材はその上縁に隣接する突起および垂直方向に整合
された下縁に隣接する凹部を有しており、また、前記パ
ネル部材は前記突起の間の連接部にて折り曲げ線で連結
されて、前記サポートパネルに二重のコルゲート板厚の
実質的に剛性の楔形の突起を形成するようになされてい
る。
ことが可能なパッケージに使用されるサポートパネルに
関し、このサポートパネルは、積み重ねることが可能な
パッケージに使用されるサポートパネルであって、２プ
ライまたは多プライの媒体を有するコルゲート板で形成
されており、一対の細長いパネル部材を含み、前記パネ
ル部材はその上縁に隣接する突起および垂直方向に整合
された下縁に隣接する凹部を有しており、また、前記パ
ネル部材は前記突起の間の連接部にて折り曲げ線で連結
されて、前記サポートパネルに二重のコルゲート板厚の
実質的に剛性の楔形の突起を形成するようになされてい
る。
【０００８】更に本発明は、サンドイッチされた波形コ
アーを備えている厚紙板、多プライ紙板および紙板で構
成される群から選定された自己支持シート材料で形成さ
れたトレー、カートンまたはケースの強化部材であっ
て、第１の細長い領域と、第２の細長い領域と、間隔を
隔てて且つ実質的に平行に配置して（それらの長い軸線
に関して）前記細長い領域を固定する少なくとも１つの
ブリッジ領域であって、一方の細長い領域が他方の領域
に対して位置されるように折り曲げられもしくは折り曲
げ可能とされ（同延とされる必要はない）ており、折り
曲げられる前記突起の先端と実質的に共通する長手方向
軸線の横方向へ延在した二重のシート厚の複数の突起を
定めるようになす前記少なくとも１つのブリッジ領域
と、このような折り曲げ状態にて強化部材がトレー、カ
ートンまたはケースの中にその２つの相対する端壁の各
々に対して位置決めでき、これにより折り曲げたブリッ
ジ領域によってトレー、カートンまたはケースの端壁上
方に突起を形成するようになされていて、突起は上方ま
たは下方に積み重ねるように配置された同様なトレー、
カートンまたはケースの凹部の中に割り出されるすなわ
ち位置決めされることができるように構造および配置と
されていることと、を有するトレー、カートンまたはケ
ースの強化部材を提供する。
アーを備えている厚紙板、多プライ紙板および紙板で構
成される群から選定された自己支持シート材料で形成さ
れたトレー、カートンまたはケースの強化部材であっ
て、第１の細長い領域と、第２の細長い領域と、間隔を
隔てて且つ実質的に平行に配置して（それらの長い軸線
に関して）前記細長い領域を固定する少なくとも１つの
ブリッジ領域であって、一方の細長い領域が他方の領域
に対して位置されるように折り曲げられもしくは折り曲
げ可能とされ（同延とされる必要はない）ており、折り
曲げられる前記突起の先端と実質的に共通する長手方向
軸線の横方向へ延在した二重のシート厚の複数の突起を
定めるようになす前記少なくとも１つのブリッジ領域
と、このような折り曲げ状態にて強化部材がトレー、カ
ートンまたはケースの中にその２つの相対する端壁の各
々に対して位置決めでき、これにより折り曲げたブリッ
ジ領域によってトレー、カートンまたはケースの端壁上
方に突起を形成するようになされていて、突起は上方ま
たは下方に積み重ねるように配置された同様なトレー、
カートンまたはケースの凹部の中に割り出されるすなわ
ち位置決めされることができるように構造および配置と
されていることと、を有するトレー、カートンまたはケ
ースの強化部材を提供する。
【０００９】最後に本発明はまた、ベース、側壁および
端壁を有し、各端壁がサンドイッチされた波形コアーを
備えている厚紙板、多プライ紙板および紙板で構成され
る群から選定された自己支持シート材料で形成された強
化部材によって強化されている種類のトレー、カートン
またはケースであって、前記部材が、第１の細長い領域
と、第２の細長い領域と、間隔を隔てて且つ実質的に平
行に配置して（それらの長い軸線に関して）前記細長い
領域を固定する少なくとも１つのブリッジ領域であっ
て、一方の細長い領域が他方の領域に対して位置される
ように折り曲げられもしくは折り曲げ可能とされ（同延
とされる必要はない）ており、折り曲げられる前記突起
の先端と実質的に共通する長手方向軸線の横方向へ延在
した二重のシート厚の複数の突起を定めるようになす前
記少なくとも１つのブリッジ領域と、このような折り曲
げ状態にて強化部材がトレー、カートンまたはケースの
中にその２つの相対する端壁の各々に対して位置決めで
き、これにより折り曲げたブリッジ領域によってトレ
ー、カートンまたはケースの端壁上方に突起を形成する
ようになされていて、突起は上方または下方に積み重ね
るように配置された同様なトレー、カートンまたはケー
スの凹部の中に割り出されるすなわち位置決めされるこ
とができるようになされた構造および配置と、を有する
トレー、カートンまたはケース、に関するのである。
端壁を有し、各端壁がサンドイッチされた波形コアーを
備えている厚紙板、多プライ紙板および紙板で構成され
る群から選定された自己支持シート材料で形成された強
化部材によって強化されている種類のトレー、カートン
またはケースであって、前記部材が、第１の細長い領域
と、第２の細長い領域と、間隔を隔てて且つ実質的に平
行に配置して（それらの長い軸線に関して）前記細長い
領域を固定する少なくとも１つのブリッジ領域であっ
て、一方の細長い領域が他方の領域に対して位置される
ように折り曲げられもしくは折り曲げ可能とされ（同延
とされる必要はない）ており、折り曲げられる前記突起
の先端と実質的に共通する長手方向軸線の横方向へ延在
した二重のシート厚の複数の突起を定めるようになす前
記少なくとも１つのブリッジ領域と、このような折り曲
げ状態にて強化部材がトレー、カートンまたはケースの
中にその２つの相対する端壁の各々に対して位置決めで
き、これにより折り曲げたブリッジ領域によってトレ
ー、カートンまたはケースの端壁上方に突起を形成する
ようになされていて、突起は上方または下方に積み重ね
るように配置された同様なトレー、カートンまたはケー
スの凹部の中に割り出されるすなわち位置決めされるこ
とができるようになされた構造および配置と、を有する
トレー、カートンまたはケース、に関するのである。
【００１０】本発明が関係する分野に熟知した者には、
本発明の構造、広く様々に異なる実施例およびその応用
における多くの変形が特許請求の範囲の欄に記載されて
いる本発明の範囲から逸脱せずに独自に示唆されるであ
ろう。この開示および説明は純粋に説明のためのもので
あって、制限する意図はないのである。
本発明の構造、広く様々に異なる実施例およびその応用
における多くの変形が特許請求の範囲の欄に記載されて
いる本発明の範囲から逸脱せずに独自に示唆されるであ
ろう。この開示および説明は純粋に説明のためのもので
あって、制限する意図はないのである。
【００１１】本発明の１つの好ましい形態が添付図面を
参照して以下に説明される。
参照して以下に説明される。
【００１２】
【実施例】本発明は果実やその他の類似物品を移送のた
めに保持するのに好適な積み重ねることの可能なパッケ
ージに関する。
めに保持するのに好適な積み重ねることの可能なパッケ
ージに関する。
【００１３】この積み重ねることの可能なパッケージは
トレー、カートンまたはケース１の形態とされる。この
トレー、カートンまたはケース１は一般に四角いベース
２と、それから上方へ延在する一対の端壁３とを有して
いる。一対の側壁４もまたベース２から上方へ延在させ
て備えられている。
トレー、カートンまたはケース１の形態とされる。この
トレー、カートンまたはケース１は一般に四角いベース
２と、それから上方へ延在する一対の端壁３とを有して
いる。一対の側壁４もまたベース２から上方へ延在させ
て備えられている。
【００１４】このパッケージは一対のパネルサポートす
なわち強化部材６を有する。この強化部材６は端壁３お
よび／または側壁４に隣接して備えられる。望ましく
は、一対のパネルサポート６は各端壁３に隣接して備え
られる。このパネルサポート６はサンドイッチされた波
形コアー（以下、媒体を構成する波形を有するコルゲー
ト板と称する）を備えた厚紙板、多プライ紙板もしくは
紙板で構成された群から選定された自己支持シート材料
によって形成される。しかしながら本発明の好ましい実
施例ではパネルサポート６は２プライもしくは多プライ
の媒体を有し且つまた強化体（一般に、二重アーチ材と
称される）を含んでいるコルゲート板で形成される。コ
ルゲート板は例えば英国特許第２，１０１，０３９号明
細書に記載されている工程によって形成される。トレ
ー、カートンもしくはケース１は同様に二重アーチ材で
あるコルゲート板から形成されるのが都合良い。
なわち強化部材６を有する。この強化部材６は端壁３お
よび／または側壁４に隣接して備えられる。望ましく
は、一対のパネルサポート６は各端壁３に隣接して備え
られる。このパネルサポート６はサンドイッチされた波
形コアー（以下、媒体を構成する波形を有するコルゲー
ト板と称する）を備えた厚紙板、多プライ紙板もしくは
紙板で構成された群から選定された自己支持シート材料
によって形成される。しかしながら本発明の好ましい実
施例ではパネルサポート６は２プライもしくは多プライ
の媒体を有し且つまた強化体（一般に、二重アーチ材と
称される）を含んでいるコルゲート板で形成される。コ
ルゲート板は例えば英国特許第２，１０１，０３９号明
細書に記載されている工程によって形成される。トレ
ー、カートンもしくはケース１は同様に二重アーチ材で
あるコルゲート板から形成されるのが都合良い。
【００１５】パネルサポート６を形成するのに二重アー
チ材を使用することはパネルサポート６に実質的に剛性
な突起８を与えることになる（後述する）。
チ材を使用することはパネルサポート６に実質的に剛性
な突起８を与えることになる（後述する）。
【００１６】本発明はまたトレー、カートンもしくはケ
ースを強化するのに使用できるパネルサポート６を提供
する。パネルサポート６は後述するように積み重ねるこ
との可能なパッケージに使用されるのが望ましい。この
パネルサポート６は第１の細長い領域すなわちパネル部
材および第２の細長い領域すなわちパネル部材１０を含
んでなる。この一対のブリッジ領域９がこれらの細長い
領域すなわちパネル部材７および１０を間隔を隔てて且
つまたそれらの細長い領域７および１０の長い軸線に対
して実質的に平行に並置させて固定している。このブリ
ッジ領域９は折り曲げることができるような平たい状態
（すなわち図２に示されるように）、或いは図４に示さ
れるようにパネルサポート６を形成するように折り曲げ
られた状態とされることができる。一度折り曲げられる
と、一方の細長い領域７は他方の細長い領域１０に対し
て位置決めされるが、同延とされる必要はない。折り曲
げられた状態において、二重のシート厚の多数の突起８
が細長い領域７および１０の実質的に共通の長手方向軸
線の横方向に延在している。このようにしてパネル部材
７および１０の各々は一対の一対の突起１２を有し、そ
れらの突起の間に折り曲げ線１３を有し、折り曲げられ
てパネル部材６を形成するようになされる。折り曲げら
れた状態で、突起８はパネル部材６の上縁に望ましく形
成され、パネル部材６の下縁には垂直方向に整合された
凹部１４が形成される。
ースを強化するのに使用できるパネルサポート６を提供
する。パネルサポート６は後述するように積み重ねるこ
との可能なパッケージに使用されるのが望ましい。この
パネルサポート６は第１の細長い領域すなわちパネル部
材および第２の細長い領域すなわちパネル部材１０を含
んでなる。この一対のブリッジ領域９がこれらの細長い
領域すなわちパネル部材７および１０を間隔を隔てて且
つまたそれらの細長い領域７および１０の長い軸線に対
して実質的に平行に並置させて固定している。このブリ
ッジ領域９は折り曲げることができるような平たい状態
（すなわち図２に示されるように）、或いは図４に示さ
れるようにパネルサポート６を形成するように折り曲げ
られた状態とされることができる。一度折り曲げられる
と、一方の細長い領域７は他方の細長い領域１０に対し
て位置決めされるが、同延とされる必要はない。折り曲
げられた状態において、二重のシート厚の多数の突起８
が細長い領域７および１０の実質的に共通の長手方向軸
線の横方向に延在している。このようにしてパネル部材
７および１０の各々は一対の一対の突起１２を有し、そ
れらの突起の間に折り曲げ線１３を有し、折り曲げられ
てパネル部材６を形成するようになされる。折り曲げら
れた状態で、突起８はパネル部材６の上縁に望ましく形
成され、パネル部材６の下縁には垂直方向に整合された
凹部１４が形成される。
【００１７】２つの細長い領域７および１０は互いに接
着されるのが望ましい。
着されるのが望ましい。
【００１８】折り曲げた状態において、パネルサポート
６はトレー、カートンまたはケースの内側にて相対する
２つの端壁の各々に対して位置決めでき、これにより折
り畳まれたブリッジ領域９、によって突起８をトレー、
カートンまたはケース１の端壁３の上方に形成するよう
になす。これらの突起８は上側または下側に積み重ねら
れて配置されたトレー、カートンまたはケースの凹部１
４の中に割り出されるすなわち位置決めされることがで
きる。
６はトレー、カートンまたはケースの内側にて相対する
２つの端壁の各々に対して位置決めでき、これにより折
り畳まれたブリッジ領域９、によって突起８をトレー、
カートンまたはケース１の端壁３の上方に形成するよう
になす。これらの突起８は上側または下側に積み重ねら
れて配置されたトレー、カートンまたはケースの凹部１
４の中に割り出されるすなわち位置決めされることがで
きる。
【００１９】パネルサポート６はこの好ましい実施例の
トレー、カートンまたはケースに使用するのが好適とな
るように横方向に非対称とされるのが望ましい（そのブ
ランクは図１に示されている）。図１に示されるよう
に、トレー、カートンまたはケース１の側壁４は一対の
折り曲げ可能なタブ１５を有し、このタブはそれらの各
々の端部から延在される。完成されたパッケージでは、
タブ１５は隣接する端壁３に対して位置決めされるよう
に折り曲げられる。タブ１５は端壁３に接着される。タ
ブ１５によって形成される面積部分を受け入れるため
に、一方のパネル部材１０は他方のパネル部材７よりも
長さが短くされる。このようにして、一対の凹部１７が
パネルサポート６の各端部に隣接して形成される。タブ
１５はパネルサポート６が端壁３に接着されて完成され
たパッケージにおいては凹部１７の中に位置決めされる
ことができる。全体として一対の３プライの端壁組立体
が形成され、これはパッケージの内側寸法を最大限とな
し、しかも積み重ねられたときにパッケージを実質的に
支持するようになすのである。
トレー、カートンまたはケースに使用するのが好適とな
るように横方向に非対称とされるのが望ましい（そのブ
ランクは図１に示されている）。図１に示されるよう
に、トレー、カートンまたはケース１の側壁４は一対の
折り曲げ可能なタブ１５を有し、このタブはそれらの各
々の端部から延在される。完成されたパッケージでは、
タブ１５は隣接する端壁３に対して位置決めされるよう
に折り曲げられる。タブ１５は端壁３に接着される。タ
ブ１５によって形成される面積部分を受け入れるため
に、一方のパネル部材１０は他方のパネル部材７よりも
長さが短くされる。このようにして、一対の凹部１７が
パネルサポート６の各端部に隣接して形成される。タブ
１５はパネルサポート６が端壁３に接着されて完成され
たパッケージにおいては凹部１７の中に位置決めされる
ことができる。全体として一対の３プライの端壁組立体
が形成され、これはパッケージの内側寸法を最大限とな
し、しかも積み重ねられたときにパッケージを実質的に
支持するようになすのである。
【００２０】パッケージの下側に配置される同様なパッ
ケージの突起８が凹部４の中に割り出されることができ
るように、一対の開口１８が各端壁３に隣接してベース
２に形成されることができる。
ケージの突起８が凹部４の中に割り出されることができ
るように、一対の開口１８が各端壁３に隣接してベース
２に形成されることができる。
【００２１】パッケージは、そのパッケージ上に折り曲
げられることのできる２つの蓋フラップ２０とされた蓋
を有するのが望ましい。蓋フラップ２０は例えば側壁４
から延在され、折り曲げ線２１によって側壁に連結され
ることができる。蓋フラップ２０の各端部に隣接して一
対の開口２３が備えられることができる。これらの開口
は突起８に対応し且つまた蓋フラップ２０が閉じられた
ときにその上に位置するようになされる。
げられることのできる２つの蓋フラップ２０とされた蓋
を有するのが望ましい。蓋フラップ２０は例えば側壁４
から延在され、折り曲げ線２１によって側壁に連結され
ることができる。蓋フラップ２０の各端部に隣接して一
対の開口２３が備えられることができる。これらの開口
は突起８に対応し且つまた蓋フラップ２０が閉じられた
ときにその上に位置するようになされる。
【００２２】更に他の一対の開口２４が蓋フラップ２０
の各端部に隣接して備えられることができる。これらの
開口は開口２３よりも蓋フラップ２０の先端に近い側に
配置されている。更に、折り曲げ線２５が備えられるこ
とができる。この折り曲げ線は例えば穿孔されて蓋フラ
ップ２０のパッケージ下側に対する折り曲げのし易さを
改善するようになされる。折り曲げ線２５は例えば端壁
４と実質的に平行とされ、また折り曲げ線２１から穿孔
された折り曲げ線２５までの距離は側壁４の高さよりも
わずかに高くされている。開口２４と同様に折り曲げ線
２５を形成することは蓋フラップ２０がパッケージのベ
ース２の下側に折り曲げられるのを容易にする。パッケ
ージの下側に位置する突起は開口２４を通して位置決め
されるのである。従って、蓋フラップ２０は折り曲げら
れて、人が物品をパッケージ内側に詰め込むのに都合良
く、その内側空間に容易にアクセスすることができるの
である。
の各端部に隣接して備えられることができる。これらの
開口は開口２３よりも蓋フラップ２０の先端に近い側に
配置されている。更に、折り曲げ線２５が備えられるこ
とができる。この折り曲げ線は例えば穿孔されて蓋フラ
ップ２０のパッケージ下側に対する折り曲げのし易さを
改善するようになされる。折り曲げ線２５は例えば端壁
４と実質的に平行とされ、また折り曲げ線２１から穿孔
された折り曲げ線２５までの距離は側壁４の高さよりも
わずかに高くされている。開口２４と同様に折り曲げ線
２５を形成することは蓋フラップ２０がパッケージのベ
ース２の下側に折り曲げられるのを容易にする。パッケ
ージの下側に位置する突起は開口２４を通して位置決め
されるのである。従って、蓋フラップ２０は折り曲げら
れて、人が物品をパッケージ内側に詰め込むのに都合良
く、その内側空間に容易にアクセスすることができるの
である。
【００２３】本発明はまた３部片のコルゲート板ブラン
クに関する。この３部片のブランクは図１に示すような
本体部片を含み、図２に示すような一対の強化部材すな
わちパネルサポート部片を有する。
クに関する。この３部片のブランクは図１に示すような
本体部片を含み、図２に示すような一対の強化部材すな
わちパネルサポート部片を有する。
【００２４】図１に示された本体部片はベースパネル２
と、一対の端壁パネル３並びに一対の側壁パネル４を含
んでいる。端壁および側壁のパネル３および４は折り曲
げ線２８によってベース２に連結されている。蓋フラッ
プ２０は折り曲げ線２１によって側壁４に連結されてい
る。
と、一対の端壁パネル３並びに一対の側壁パネル４を含
んでいる。端壁および側壁のパネル３および４は折り曲
げ線２８によってベース２に連結されている。蓋フラッ
プ２０は折り曲げ線２１によって側壁４に連結されてい
る。
【００２５】図２に示されたパネルサポート部片は一対
のパネル部材７および１０を含み、これらの部材はそれ
ぞれ突起１２を備えている。突起８および凹部１４はパ
ネルサポート６の相対する端部に備えられていて、使用
に際しては垂直方向に整合される。
のパネル部材７および１０を含み、これらの部材はそれ
ぞれ突起１２を備えている。突起８および凹部１４はパ
ネルサポート６の相対する端部に備えられていて、使用
に際しては垂直方向に整合される。
【００２６】先に論じたように、３部片のコルゲート板
ブランクは二重アーチ構造とされるのが好ましく、この
板は強化体を含んでいる。
ブランクは二重アーチ構造とされるのが好ましく、この
板は強化体を含んでいる。
【００２７】好ましいパッケージを形成する方法がここ
で記載される。パネルサポートは折り曲げ線１３にてパ
ネル部材７および１０を折り曲げて形成される。折り曲
げ線１３は例えば強い尖端折り目（ｈｅａｖｙ ｐｏｉ
ｎｔ ｃｒｅａｓｅ）とされる。パネル部材７および１
０はしかる後に適当な接着剤を使用して互いに接着され
る。一度折り曲げられたならば、一対の実質的に楔形の
部分がサポートパネルに形成される。これは二重のコル
ゲート板厚となる。突起８のテーパー形は隣接パッケー
ジの凹部１４の中に容易に割り出しすなわち位置決めで
きるようになす。
で記載される。パネルサポートは折り曲げ線１３にてパ
ネル部材７および１０を折り曲げて形成される。折り曲
げ線１３は例えば強い尖端折り目（ｈｅａｖｙ ｐｏｉ
ｎｔ ｃｒｅａｓｅ）とされる。パネル部材７および１
０はしかる後に適当な接着剤を使用して互いに接着され
る。一度折り曲げられたならば、一対の実質的に楔形の
部分がサポートパネルに形成される。これは二重のコル
ゲート板厚となる。突起８のテーパー形は隣接パッケー
ジの凹部１４の中に容易に割り出しすなわち位置決めで
きるようになす。
【００２８】トレー、カートンおよびケース１は次に端
壁３および側壁４を適当な折り曲げ線に沿って折り曲げ
ることによって組み立てられる。折り曲げ可能なタブ１
５が次に折り曲げられて端壁３の内方へ向かう面に接着
される。サポートパネル６は次に端壁３の内方へ向かう
面とタブ１５との両方に対して接着でき、これによりタ
ブ１５が凹部１７の中に位置決めできるようになされ
る。勿蓋がトレー、カートンもしくはケースの上方に蓋
フラップ２０を折り曲げて形成されることができ、突起
８が開口２３を通して延在されるようになされる。
壁３および側壁４を適当な折り曲げ線に沿って折り曲げ
ることによって組み立てられる。折り曲げ可能なタブ１
５が次に折り曲げられて端壁３の内方へ向かう面に接着
される。サポートパネル６は次に端壁３の内方へ向かう
面とタブ１５との両方に対して接着でき、これによりタ
ブ１５が凹部１７の中に位置決めできるようになされ
る。勿蓋がトレー、カートンもしくはケースの上方に蓋
フラップ２０を折り曲げて形成されることができ、突起
８が開口２３を通して延在されるようになされる。
【００２９】このパッケージの中に物品を入れることが
望まれるときには、蓋フラップ２０がベース２の下側に
折り曲げられ、下側に位置しているパッケージの突起８
が蓋の開口２４を通して延在されることができる。包装
が完成すると、蓋フラップ２０は閉じられることができ
る。物品を収容したパッケージの積み重ねがこのように
して形成される。
望まれるときには、蓋フラップ２０がベース２の下側に
折り曲げられ、下側に位置しているパッケージの突起８
が蓋の開口２４を通して延在されることができる。包装
が完成すると、蓋フラップ２０は閉じられることができ
る。物品を収容したパッケージの積み重ねがこのように
して形成される。
【００３０】このパッケージの形状は、物品（果物な
ど）を収容するパッケージの積み重ねが形成され、この
ような積み重ねは重力の結果として全高が低くなる傾向
が軽減されるような、形状とされる。この特徴は、例え
ば積み込みの行われたパッケージが移送および／または
保存のために積み重ねられ、その積み重ねの上から紐が
掛けられ、この紐が積み重ねの回りにて緩まないことが
重要とされる場合に、望ましい。従ってこの構造は、特
定のパッケージの上方に配置されるパッケージの重量が
少なくとも本発明の好ましい実施例においては全てのパ
ネルサポート６を介して支えられるような構造である。
このために、突起８の高さおよび凹部１４の深さは、通
常の使用におけるパッケージの最大荷重においてのみ突
起８の尖端１が凹部１４の底部に接触するような寸法と
される。更に、パネルサポート６の上方に配置される蓋
フラップ２０の面積部分（図１にクロスハツチして示さ
れている）を形成するコルゲート板の波形は、パネルサ
ポートが係止するベース２の領域（同様に図１にクロス
ハツチして示されている）として事前に押し潰される。
これはコルゲート板の水平溝（すなわちベース２および
蓋フラップ２０における波形）の抵抗力が垂直溝（すな
わち端壁３およびパネル部材７および１０を形成する
溝）の抵抗力よりも小さいからである。例えば冷温倉庫
の中で所要時間にわたって水平溝が大気に露出される
と、変形を生じてパッケージの積み重ねの高さが低くな
ることになる。クロスハツチした面積部分を事前に押し
潰しておくと、積み重ねの高さが低くなる傾向を軽減す
ることになる。
ど）を収容するパッケージの積み重ねが形成され、この
ような積み重ねは重力の結果として全高が低くなる傾向
が軽減されるような、形状とされる。この特徴は、例え
ば積み込みの行われたパッケージが移送および／または
保存のために積み重ねられ、その積み重ねの上から紐が
掛けられ、この紐が積み重ねの回りにて緩まないことが
重要とされる場合に、望ましい。従ってこの構造は、特
定のパッケージの上方に配置されるパッケージの重量が
少なくとも本発明の好ましい実施例においては全てのパ
ネルサポート６を介して支えられるような構造である。
このために、突起８の高さおよび凹部１４の深さは、通
常の使用におけるパッケージの最大荷重においてのみ突
起８の尖端１が凹部１４の底部に接触するような寸法と
される。更に、パネルサポート６の上方に配置される蓋
フラップ２０の面積部分（図１にクロスハツチして示さ
れている）を形成するコルゲート板の波形は、パネルサ
ポートが係止するベース２の領域（同様に図１にクロス
ハツチして示されている）として事前に押し潰される。
これはコルゲート板の水平溝（すなわちベース２および
蓋フラップ２０における波形）の抵抗力が垂直溝（すな
わち端壁３およびパネル部材７および１０を形成する
溝）の抵抗力よりも小さいからである。例えば冷温倉庫
の中で所要時間にわたって水平溝が大気に露出される
と、変形を生じてパッケージの積み重ねの高さが低くな
ることになる。クロスハツチした面積部分を事前に押し
潰しておくと、積み重ねの高さが低くなる傾向を軽減す
ることになる。
【００３１】このように、本発明の少なくとも好ましい
形態においては、パッケージが積み重ねられたときにそ
れらのパッケージを支持する頑丈な端壁を有する積み重
ねることの可能なパッケージが提供される。実質的に楔
形の突起が備えられ、これは隣接パッケージの凹部の中
に容易に割り出されることができ、従ってパッケージの
積み重ね性を高めているのである。パネルサポートの非
対称配置がパッケージの内側寸法を最大限にしている。
突起および凹部のこの寸法および構造は、事前に蓋フラ
ップを押し潰しておくこととともにパッケージの積み重
ねを比較的安定した高さに保持できるようになす。この
ことがこのような積み重ねの回りに掛けられた紐が移送
の間に緩んでしまう傾向を低減するのである。
形態においては、パッケージが積み重ねられたときにそ
れらのパッケージを支持する頑丈な端壁を有する積み重
ねることの可能なパッケージが提供される。実質的に楔
形の突起が備えられ、これは隣接パッケージの凹部の中
に容易に割り出されることができ、従ってパッケージの
積み重ね性を高めているのである。パネルサポートの非
対称配置がパッケージの内側寸法を最大限にしている。
突起および凹部のこの寸法および構造は、事前に蓋フラ
ップを押し潰しておくこととともにパッケージの積み重
ねを比較的安定した高さに保持できるようになす。この
ことがこのような積み重ねの回りに掛けられた紐が移送
の間に緩んでしまう傾向を低減するのである。
【００３２】このパッケージは全体を製造目的に都合が
良く且つ環境に優しいコルゲート板によって形成されて
いるのである。
良く且つ環境に優しいコルゲート板によって形成されて
いるのである。
【００３３】
【発明の効果】上述したように本発明によるコルゲート
板は物品を貯蔵および／または移送する際に安全且つ安
定した状態に積み重ねることができ、しかもそれ自体が
環境に優しい材料で簡単に製造できるので、果実をはじ
めあらゆる物品に対して広く応用することができる利点
を有し、実用上極めて多大の効果を上げることができ
る。
板は物品を貯蔵および／または移送する際に安全且つ安
定した状態に積み重ねることができ、しかもそれ自体が
環境に優しい材料で簡単に製造できるので、果実をはじ
めあらゆる物品に対して広く応用することができる利点
を有し、実用上極めて多大の効果を上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるパッケージの１つの好ましい形態
によるトレー、カートンまたはケースを形成するのに使
用されるブランクの平面図。
によるトレー、カートンまたはケースを形成するのに使
用されるブランクの平面図。
【図２】本発明の好ましい形態によるパネルサポートを
形成することができるブランクの平面図。
形成することができるブランクの平面図。
【図３】本発明の好ましい形態による組み立てられたパ
ッケージの斜視図。
ッケージの斜視図。
【図４】本発明の１つの好ましい形態によるパネルサポ
ートの斜視図。
ートの斜視図。
【図５】図３の部分Ｙの詳細図。
【符号の説明】 １ トレー、カートンまたはケース ２ ベース ３ 端壁 ４ 側壁 ６ パネルサポート ７，１０ パネル部材 ８ 突起 ９ ブリッジ領域 １２ 突起 １３，２１，２５，２８ 折り曲げ線 １４ 凹部 １５ タブ １７ 凹部 ２０ 蓋フラップ ２３，２４ 開口
Claims (19)
- 【請求項１】 ベースと、側壁と、端壁と、この端壁お
よび／または側壁に隣接して配置される内側の少なくと
も一対のパネルサポートとを有するトレー、カートン或
いはケースを含んで構成され、前記パネルサポートの各
々に突起および凹部が備えられ、前記突起が隣接パッケ
ージの前記凹部の中に位置決めされるようになされたパ
ッケージであって、前記パネルサポートがコルゲート板
で形成され、前記コルゲート板は十分な剛性の突起を形
成できるように２プライもしくは多プライの媒体を有し
ている、ことを特徴とする積み重ねることの可能なパッ
ケージ。 - 【請求項２】 請求項１に記載されたパッケージであっ
て、前記突起が少なくとも２層の前記コルゲート板によ
って形成されている、ことを特徴とする積み重ねること
の可能なパッケージ。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２に記載されたパ
ッケージであって、前記パネルが前記コルゲート板の少
なくとも２つの層で形成されている、ことを特徴とする
積み重ねることの可能なパッケージ。 - 【請求項４】 請求項１から請求項３までの何れか１項
に記載されたパッケージであって、前記パネルサポート
が一重のコルゲート板厚の一対のパネル部材を含み、前
記パネル部材は各々が一重のコルゲート板厚の突起を有
しており、前記パネル部材は一重のコルゲート板厚の前
記突起の間の連接部にて結合され且つ折り畳まれて、前
記パネルサポート上に二重のコルゲート板厚の実質的に
楔型の突起を形成するようになされている、ことを特徴
とする積み重ねることの可能なパッケージ。 - 【請求項５】 請求項４に記載されたパッケージであっ
て、前記パネル部材が互いに接着されている、ことを特
徴とする積み重ねることの可能なパッケージ。 - 【請求項６】 請求項１から請求項５までの何れか１項
に記載されたパッケージであって、前記側壁の各端部か
ら延在されている一対の折り曲げ可能なタブが備えら
れ、前記タブは前記端壁の内方へ向いた面に接着されて
おり、また、前記パネル部材の一方は他方のパネル部材
よりも長さが短くされて前記パネルサポートに一対の凹
部を形成するようになされていて、前記タブが前記一対
の凹部の中に位置決めされるようになされている、こと
を特徴とする積み重ねることの可能なパッケージ。 - 【請求項７】 請求項１から請求項６までの何れか１項
に記載されたパッケージであって、前記側壁に折り曲げ
可能に連結された一対の蓋フラップを含む蓋を有してお
り、前記蓋に開口が備えられていて、前記蓋が閉じられ
たときに前記開口は前記突起と整合され、前記突起が前
記開口を通して延在できるようになされている、ことを
特徴とする積み重ねることの可能なパッケージ。 - 【請求項８】 請求項７に記載されたパッケージであっ
て、前記突起の高さおよび前記凹部の深さは、正常な使
用において前記パッケージ上の荷重が最大荷重に達した
ときに前記突起の先端が前記凹部の底部にただ接触する
だけの状態となるような寸法とされており、前記パッケ
ージ上に配置された同様パッケージの重量が実質的に前
記サポートパネルの全長にわたって伝えられるようにな
されている、ことを特徴とする積み重ねることの可能な
パッケージ。 - 【請求項９】 請求項７または請求項８に記載されたパ
ッケージであって、前記トレー、カートンまたはケース
がコルゲート板で形成されており、前記パネルサポート
に対して位置決めされる前記蓋部材および前記ベースの
面積部分におけるコルゲート板の波形が事前に押し潰さ
れている、ことを特徴とする積み重ねることの可能なパ
ッケージ。 - 【請求項１０】 請求項７から請求項９までの何れか１
項に記載されたパッケージであって、前記蓋部材が長手
方向の折り曲げ線を有し、前記折り曲げ線は前記側壁に
平行とされており、また、蓋の開口が前記蓋部材の各々
の端部に隣接して備えられて、前記蓋部材が上方に折り
畳まれて前記ベースの下側に位置できるようになされて
おり、また、隣接パッケージの前記突起が前記蓋の開口
の中に位置決めできるようになされている、ことを特徴
とする積み重ねることの可能なパッケージ。 - 【請求項１１】 本体部片および一対のパネルサポート
部片を含んでなる一対のパネルサポートを有するパッケ
ージで、前記本体部片はベースパネルと、一対の端壁パ
ネルと、一対の側壁パネルとを含み、前記端壁パネルお
よび側壁パネルは折り曲げ線によって前記ベースパネル
に連結されているような積み重ねることの可能な前記パ
ッケージに組み上げられることのできる３部片のコルゲ
ート板ブランクであって、前記パネルサポート部片が突
起および凹部を有し、前記突起および凹部が前記パネル
サポートの反対両端に備えられて使用に際して垂直方向
に整合されるようになされている、ことを特徴とする３
部片のコルゲート板ブランク。 - 【請求項１２】 請求項１１に記載された３部片のコル
ゲート板ブランクであって、前記パネルサポート部片が
一対のパネル部材を含み、これらのパネル部材の各々は
突起を有していて、前記パネル部材が前記突起の間の折
り曲げ線によって連結されている、ことを特徴とする３
部片のコルゲート板ブランク。 - 【請求項１３】 請求項１１または請求項１２に記載さ
れた３部片のコルゲート板ブランクであって、前記本体
部片および前記パネルサポート部片が２プライまたは多
プライの媒体を有するコルゲート板によって形成されて
いる、ことを特徴とする３部片のコルゲート板ブラン
ク。 - 【請求項１４】 請求項１１から請求項１３までの何れ
か１項に記載された３部片のコルゲート板ブランクであ
って、一対の蓋フラップが前記側壁から延在されてい
て、折り曲げ線によって側壁に連結されている、ことを
特徴とする３部片のコルゲート板ブランク。 - 【請求項１５】 積み重ねることが可能なパッケージに
使用されるサポートパネルであって、２プライまたは多
プライの媒体を有するコルゲート板で形成されており、
互いに接着された一対の細長いパネル部材を含み、前記
パネル部材はその上縁に隣接する突起および垂直方向に
整合された下縁に隣接する凹部を有しており、また、前
記パネル部材は前記突起の間の連接部にて折り曲げ線で
連結されて、前記サポートパネルに二重のコルゲート板
厚の実質的に剛性の楔形の突起を形成するようになされ
ている、ことを特徴とするサポートパネル。 - 【請求項１６】 請求項１５に記載されたサポートパネ
ルであって、前記細長いパネル部材の一方が他方のパネ
ル部材の長さよりも短くされている、ことを特徴とする
サポートパネル。 - 【請求項１７】 サンドイッチされた波形コアーを備え
ている厚紙板、多プライ紙板および紙板で構成される群
から選定された自己支持シート材料で形成されたトレ
ー、カートンまたはケースの強化部材であって、 第１の細長い領域と、 第２の細長い領域と、 間隔を隔てて且つ実質的に平行に配置して（それらの長
い軸線に関して）前記細長い領域を固定する少なくとも
１つのブリッジ領域であって、一方の細長い領域が他方
の領域に対して位置されるように折り曲げられもしくは
折り曲げ可能とされ（同延とされる必要はない）てお
り、折り曲げられる前記突起の先端と実質的に共通する
長手方向軸線の横方向へ延在した二重のシート厚の複数
の突起を定めるようになす前記少なくとも１つのブリッ
ジ領域と、 このような折り曲げ状態にて強化部材がトレー、カート
ンまたはケースの中にその２つの相対する端壁の各々に
対して位置決めでき、これにより折り曲げたブリッジ領
域によってトレー、カートンまたはケースの端壁上方に
突起を形成するようになされていて、突起は上方または
下方に積み重ねるように配置された同様なトレー、カー
トンまたはケースの凹部の中に割り出されるすなわち位
置決めされることができるように構造および配置されて
いることと、を有することを特徴とするトレー、カート
ンまたはケースの強化部材。 - 【請求項１８】 請求項１７に記載されたトレー、カー
トンまたはケースの強化部材であって、少なくとも一方
好ましくは両方の細長い領域は前記ブリッジ領域の各々
に相対して備えられ且つそれぞれの細長い領域の横方向
に内方へ向けて延在するインデントすなわち窪みを含
み、距離は細長い領域の他方の縁部からのブリッジ部材
の折り曲げられた突起よりも短く、折り曲げられたブリ
ッジ領域が同様な折り曲げられた強化部材の窪みの中に
位置決めできるようになされている、ことを特徴とする
トレー、カートンまたはケースの強化部材。 - 【請求項１９】 ベース、側壁および端壁を有し、各端
壁がサンドイッチされた波形コアーを備えている厚紙
板、多プライ紙板および紙板で構成される群から選定さ
れた自己支持シート材料で形成された強化部材によって
強化されている種類のトレー、カートンまたはケースで
あって、前記部材が、 第１の細長い領域と、 第２の細長い領域と、 間隔を隔てて且つ実質的に平行に配置して（それらの長
い軸線に関して）前記細長い領域を固定する少なくとも
１つのブリッジ領域であって、一方の細長い領域が他方
の領域に対して位置されるように折り曲げられもしくは
折り曲げ可能とされ（同延とされる必要はない）てお
り、折り曲げられる前記突起の先端と実質的に共通する
長手方向軸線の横方向へ延在した二重のシート厚の複数
の突起を定めるようになす前記少なくとも１つのブリッ
ジ領域と、 このような折り曲げ状態にて強化部材がトレー、カート
ンまたはケースの中にその２つの相対する端壁の各々に
対して位置決めでき、これにより折り曲げたブリッジ領
域によってトレー、カートンまたはケースの端壁上方に
突起を形成するようになされていて、突起は上方または
下方に積み重ねるように配置された同様なトレー、カー
トンまたはケースの凹部の中に割り出されるすなわち位
置決めされることができるようになされた構造および配
置と、を有することを特徴とするトレー、カートンまた
はケース。
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