JP2007045460A - 箱型容器用展開板状材 - Google Patents

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Yasuhiro Ishiyama
泰弘 石山
Shuji Noguchi
修次 野口
Junichi Suzuki
淳一 鈴木
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Abstract

【解決手段】底板b1と、該底板の相対する長辺b1aにヒンジ連結されている一対の長側壁b2、b3と、該一対の長側壁のうちの一方の長側壁b2の端部側の長辺b2aにヒンジ連結されている天板接合片c1と、前記一対の長側壁のうちのもう一方の長側壁b3の底板から遠い方の長辺b3aにヒンジ連結されている天板b4と、前記長側壁の相対する短辺b2b、b3bにヒンジ連結されている側板接合片c2、c3と、前記底板の相対する短辺b1bにヒンジ連結されている下部フラップb5aと、前記天板の相対する短辺b4bにヒンジ連結されている上部フラップb5bとからなる箱型容器用展開板状材Bにおいて、前記天板接合片の長辺側端部に、傾斜面c1bを形成したものである。
【効果】重ねられた状態の箱型容器用展開板状材への仕分け部材の針部材の挿入を、確実に、且つ、容易に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、合成樹脂で略平板状に一体成形された展開板状材を、折り曲げるとともに、側壁や底部や天部等を、適当な接合部材により連結することにより、箱型に組み立て可能な合成樹脂製の箱型容器用展開板状材に関するものであり、箱型に組み立てられた箱型容器には、ビール缶やジュース缶の飲料缶やその他の缶が、所定本数、収納されることになる。
以下に、本出願人の先の出願である特許文献1を用いて、背景技術について説明するが、先ず最初に、図35を用いて、箱型容器用展開板状材(以下、単に、展開板状材という。)Bについて説明する。
b1は、長方形の底板であり、底板b1の相対する長辺には、ヒンジ部H1を介して、それぞれ、長側壁b2、b3がヒンジ連結されている。また、一方の長側壁b2の端部側の長辺には、長辺に沿って、且つ、ヒンジ部H2を介して、帯状の天板接合片c1がヒンジ連結されており、そして、もう一方の長側壁b3の底板b1から遠い方の長辺には、ヒンジ部H3を介して、底板b1と同じ大きさの長方形の天板b4がヒンジ連結されている。更に、長側壁b2、b3の相対する短辺には、短辺に沿って、且つ、ヒンジ部H4を介して、それぞれ、帯状の側板接合片c2、c3がヒンジ連結されており、また、底板b1の相対する短辺には、展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、短側壁の下部を形成する下部フラップb5aが、ヒンジ部H5を介して、ヒンジ連結されており、更に、天板b4の相対する短辺には、同じく、展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、短側壁の上部を形成する上部フラップb5bが、ヒンジ部H5を介して、ヒンジ連結れている。
次に、図36を用いて、一例としての飲用缶の充填工程及び展開板状材Bの箱型容器への組み立て工程を有する充填・組み立てラインについて説明する。
図示されていない公知の保持部内に積み重ねられている展開板状材Bは、図示されてないサクション部材により、一番下に位置する展開板状材Bから一枚ずつ取り出され、直線状の主搬送装置T1に載置される。搬送装置T1に載置された展開板状材Bは、第1工程Iにおいて、底板b1を挟んで位置する一方の長側壁b2と天板接合片c1とが、略垂直に立てられるとともに、底板b1を挟んで位置するもう一方の長側壁b3と天板b4とが、略垂直に立てられることになる。なお、展開板状材Bは、展開板状材Bが箱型容器に組み立てられた際に、箱型容器の内側に位置する面が、上面となるように、換言すれば、箱型容器の外側に位置する面が、下面となるように配置されている。
この状態のまま、展開板状材Bは、主搬送装置T1により、充填工程である第2工程IIに移動する。この充填工程である第2工程IIにおいて、副搬送装置T2により搬送されてくる、一例として、4個×6個に配列された状態の飲料缶Vが、底板b1に載置される。なお、図36には、充填工程である第2工程IIが2列、配設されている例が示されている。
次いで、第3工程IIIにおいて、天板接合片c1を略水平に倒すとともに、第4工程IVにおいて、略垂直状態の天板b4を略水平に倒して、天板接合片c1と天板b4とを、適当な接合部材を介して連結させる。この第4工程IVにおいて、長側壁b2、b3の相対する短辺に、ヒンジ部H4を介して、それぞれヒンジ連結されている側板接合片c2、c3が、長側壁b2、b3に対して、略垂直に折り曲げられる。
次いで、第5工程Vにおいて、ヒンジ部H5を介して、底板b1に連結されている下部フラップb5aが上方に折り曲げられるとともに、ヒンジ部H5を介して、天板b4に連結されている上部フラップb5bが下方に折り曲げられる。下部フラップb5aの上方への折り曲げ及び上部フラップb5bの下方への折り曲げにより、適当な接合部材を介して、下部フラップb5a及び上部フラップb5bが、側板接合片c2、c3に連結される。
上述したようにして、展開板状材Bを、図37に示されているように、箱型容器Xに組み立てることができる。展開板状材Bが、箱型容器Xに組み立てられた状態においては、下部フラップb5aと上部フラップb5bにより、相対する短側壁b5が形成されることになる。
また、合成樹脂で略平板状に一体成形された多数の展開板状材Bは、パレットに載置され運び込まれ、その後、パレットに載置された多数の展開板状材Bから、適当枚数の展開板状材Bが、仕分け装置により仕分けられ、その後、仕分けられた適当枚数の展開板状材Bが、充填・組み立てラインの公知の保持部に供給されることになる。このような仕分け装置が、一例として、特許文献2に開示されている。
特開2004−244046号公報 特開平8−197654号公報
上述した仕分け装置による仕分け作業においては、パレットに載置された多数の展開板状材Bの上部層に、針部材を差し込んで、適当枚数の展開板状材Bを切り分けることになるが、多数重ねられている展開板状材Bの端面間には、間隙がないために、多数重ねられている展開板状材B間への針部材の差し込みができず、展開板状材Bの仕分け作業が失敗したり、無理して、針部材を差し込んで、展開板状材Bが損傷するという問題があった。
また、仕分け作業の際には、パレットに載置された多数の展開板状材Bの上部層に、針部材を差し込んだ後に、針部材を上昇させて、適当枚数の展開板状材Bを切り分けるとともに傾斜させることになるが、適当枚数の展開板状材Bを傾斜させた際に、適当枚数の展開板状材Bが、針部材から滑り落ちて、展開板状材Bの仕分け作業が失敗するという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の箱型容器用展開板状材が有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、底板と、該底板の相対する長辺にヒンジ連結されている一対の長側壁と、該一対の長側壁のうちの一方の長側壁の端部側の長辺にヒンジ連結されている天板接合片と、前記一対の長側壁のうちのもう一方の長側壁の底板から遠い方の長辺にヒンジ連結されている天板と、前記長側壁の相対する短辺にヒンジ連結されている側板接合片と、前記底板の相対する短辺にヒンジ連結されている下部フラップと、前記天板の相対する短辺にヒンジ連結されている上部フラップとからなる箱型容器用展開板状材において、第1には、前記天板接合片の長辺側端部に、傾斜面を形成したものであり、第2には、前記天板接合片に、引っ掛け用透孔を穿設したものである。
箱型容器用展開板状材の天板接合片の長辺側端部に、傾斜面を形成したので、重ねられた状態の箱型容器用展開板状材の天板接合片の先端間には、間隙が形成されることになり、従って、重ねられた状態の箱型容器用展開板状材への仕分け部材の針部材の挿入を、確実に、且つ、容易に行うことができる。
箱型容器用展開板状材の天板接合片に、引っ掛け用透孔を穿設したので、重ねられた状態の箱型容器用展開板状材から、適当枚数の箱型容器用展開板状材を、仕分け装置に配設された針部材で切り分け、針部材を上昇させて、適当枚数の箱型容器用展開板状材を傾斜させた際に、針部材の先端部が、引っ掛け用透孔に挿入され引っ掛かるように構成されているので、仕分けられ適当枚数の箱型容器用展開板状材が、針部材から滑り落ちるようなことが防止され、従って、箱型容器用展開板状材の仕分け作業が失敗するようなことがなく、箱型容器用展開板状材の仕分け作業の作業性が向上する。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。なお、上述した展開板状材Bを構成する底部b1、長側壁b2、b3、天板b4、下部フラップb5a、上部フラップb5b、天板接合片c1及び側板接合片c2、c3については、以下に説明する本発明の展開板状材Bの構成部材と基本的に同じであるので、以下の本発明の説明においても、同じ構成部材名と符号を使用することとする。また、上述した展開板状材Bの箱型容器Xへの組み立て順序も、同じであるので、以下においては、この組み立て順序を用いて、本発明の展開板状材Bの組み立て工程について説明する。
次に、図1〜図4を用いて、合成樹脂で一体成形された箱型容器用展開板状材Bについて説明する。
なお、図1及び図2には、展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、箱型容器の内側に位置する面、即ち、内面が上方に位置している斜視図及び平面図が示されており、また、図3及び図4には、展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、箱型容器の外側に位置する面、即ち、外面が上方に位置している斜視図及び平面図が示されている。なお、以下、説明の都合上、展開板状材B全体及び展開板状材B構成する底部b1、長側壁b2、b3、天板b4、下部フラップb5a、上部フラップb5b、天板接合片c1、側板接合片c2、c3等において、組み立てられた箱型容器の内側に位置する面を、内面と称し、組み立てられた箱型容器の外側に位置する面を、外面と称することとする。
b1は、長方形の底板であり、底板b1の相対する長辺b1aには、後述するヒンジ部H1を介して、それぞれ、長側壁b2、b3がヒンジ連結されており、また、一方の長側壁b2の端部側の長辺b2aには、後述するヒンジ部材H2を介して、帯状の天板接合片c1がヒンジ連結されている。更に、もう一方の長側壁b3の底板b1から遠い方の長辺b3aには、後述するヒンジ部H3を介して、底板b1と同じ大きさの長方形の天板b4がヒンジ連結されている。更にまた、長側壁b2の相対する短辺b2b及び長側壁b3の相対する短辺b3bには、後述するヒンジ部H4を介して、それぞれ、側板接合片c2、c3がヒンジ連結されている。なお更に、底板b1の相対する短辺b1bには、展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、短側壁の下部を形成する下部フラップb5aが、後述するヒンジ部H5を介して、ヒンジ連結されているとともに、天板b4の相対する短辺b4bには、同じく、展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、短側壁の上部を形成する上部フラップb5bが、上記のヒンジ部H5を介して、ヒンジ連結されている。
帯状の天板接合片c1は、底板b1、長側壁b2、b3、側板接合片c2、c3、天板b4、下部フラップb5a及び上部フラップb5bの厚さの略半分の厚さに形成されており、また、天板b4の内面には、天板b4の端部側の長辺b4aに沿って、天板接合片c1が嵌合可能で、且つ、深さが、天板接合片c1の厚さと略同じである帯状の凹部b4cが形成されている。
次に、上述したヒンジ部H1〜H5について説明するが、先ず最初に、このようなヒンジ部H1〜H5を構成する基本単位であるヒンジモジュールM1〜M3について説明する。
先ず最初に、図5〜図10を用いて、第1ヒンジモジュールM1について説明する。
第1ヒンジモジュールM1は、平面形状が略方形状の平板状の基板1を有しており、基板1の中央部には、同一幅と同一長さを有する同一形状の一対のスリット2が、互いに平行に穿設されている。また、スリット2に対して平行な基板1の相対する辺部1aと一対のスリット2間に位置する基板1の下面1bには、天部3aとスリット2に対して垂直に延在する相対する側部3bとからなる凹部3が形成されている。基板1の下面1bに、このような凹部3を形成することにより、凹部3が形成されている基板1には、凹部3が形成されていない基板1の肉厚より薄い肉厚を有する薄肉部4が形成されている。更に、基板1の上面1cには、スリット2に対して垂直で、且つ、一対のスリット2の長手方向中心から上記相対する辺部1aまで延在する帯状凸条部5が、それぞれ突設されている。更にまた、帯状凸条部5の裏面、換言すれば、凹部3を構成する天部3aには、スリット2に対して垂直で、且つ、スリット2の長手方向中心から上記相対する辺部1aまで延在する1条の凹溝6が形成されており、このような凹溝6を形成することにより、基板上面側ヒンジ部h1が形成されている。なお、帯状凸条部5は、凹溝6を形成することにより、この部分の基板1の強度が低下するのを防止するために突設されたものであり、基板1の強度が大きく低下するものでない場合には、帯状凸条部5を突設する必要はない。
一対のスリット2間に位置する基板1の上面1cには、上述した基板1の下面1bに形成された凹部3と略同じ幅を有する凹部7が形成されており、凹部7は、底部7aとスリット2に対して垂直に延在する相対する側部7bとから構成されている。基板1の上面1cに、このような凹部7を形成することにより、凹部7が形成されている基板1には、凹部7が形成されていない基板1の肉厚より薄い肉厚を有する薄肉部8が形成されている。底部7aの上面には、スリット2に対して垂直な底部7aの中心線を挟んで線対称に、底部7aを横断するように、一対の凹溝9が形成されており、一対の凹溝9間には、1条の帯状厚肉部10が形成されている。このように、1条の帯状厚肉部10と該帯状厚肉部10を挟んで位置する2条の凹溝9により、基板下面側ヒンジ部h2が形成されている。
なお、以下においては、基板上面側ヒンジ部h1及び基板下面側ヒンジ部h2により、基板1は2つの部分に分割されているが、この分割された部分を、それぞれ、半基板と称し、符号1’を使用する。
第1ヒンジモジュールM1において、基板上面側ヒンジ部h1を形成する凹溝6の長さ方向の中心線は、一対のスリット2の長さ方向の中心点を結んだ中心線L1と一致しており、また、基板下面側ヒンジ部h2を形成する一対の凹溝8は、上記の中心線L1に対して、線対称に形成されており、更に、基板1の下面1bに形成された凹部3の長さ方向の中心線や基板1の上面1cに形成された凹部7の長さ方向の中心線も、上記の中心線L1と一致している。また、上述したように、基板1の辺部1a側から見た場合に、基板上面側ヒンジ部h1は、所定の間隔を置いて、基板下面側ヒンジ部h2の上方に位置するように構成されている。
次に、第1ヒンジモジュールM1の動作について説明する。
図7に示されているように、基板上面側ヒンジ部h1及び基板下面側ヒンジ部h2の両側に位置する半基板1’の上面1cが面一の状態から、半基板1’の上面1c同士を、互いに接近する方向に、基板上面側ヒンジ部h1及び基板下面側ヒンジ部h2を中心に回動させる。図9に示されているように、基板上面側ヒンジ部h1及び基板下面側ヒンジ部h2を、基板1の辺部1a側から見た場合に、基板上面側ヒンジ部h1と基板下面側ヒンジ部h2とが略重なるまでは、基板上面側ヒンジ部h1の下方に位置する基板下面側ヒンジ部h2が、引き延ばされながら回動することになり、従って、基板上面側ヒンジ部h1と基板下面側ヒンジ部h2とが略重なるまでに、半基板1’から手を離すと、引き延ばされた基板下面側ヒンジ部h2の復帰力により、基板上面側ヒンジ部h1と基板下面側ヒンジ部h2の両側に位置する半基板1’の上面1cが、面一になるように復元することになる。
基板上面側ヒンジ部h1及び基板下面側ヒンジ部h2を、基板1の辺部1a側から見た場合に、図9に示されているように、基板上面側ヒンジ部h1と基板下面側ヒンジ部h2とが略重なった状態から、更に、半基板1’の上面1c同士が、互いに接近する方向に、基板上面側ヒンジ部h1及び基板下面側ヒンジ部h2を中心に回動させて、図10に示されているように、基板下面側ヒンジ部h2が、基板上面側ヒンジ部h1と基板下面側ヒンジ部h2とが略重なった時点を越えた際には、基板下面側ヒンジ部h2には、基板下面側ヒンジ部h2を引き延ばす方向の力が消失し、従って、基板上面側ヒンジ部h1及び基板下面側ヒンジ部h2を中心に回動され、略直角を形成する一対の半基板1’が、互いに離反するように付勢されることがなく、略直角の状態を維持することができる。
上述したように、互いに平行な一対のスリット2間に形成された、1条の帯状厚肉部10と該帯状厚肉部10を挟んで位置する2条の凹溝9とからなる基板下面側ヒンジ部h2と、スリット2と該スリット2に平行な基板1の相対する辺部1aとの間に形成されているとともに、基板1の辺部1a側から見た場合に、基板下面側ヒンジ部h2の上方に位置する、1条の凹溝6からなる一対の基板上面側ヒンジ部h1とにより、第1ヒンジモジュールM1が形成されている。
上述したように、基板上面側ヒンジ部h1と基板下面側ヒンジ部h2とを挟んで位置する一対の半基板1’の上面1cを、一対の半基板1’の上面1cが面一な状態から、基板上面側ヒンジ部h1及び基板下面側ヒンジ部h2を中心に、一対の半基板1’を、半基板1’の上面1cが、互いに接近する方向に回動させた際に、基板1の辺部1a側から見た場合に、基板上面側ヒンジ部h1と基板下面側ヒンジ部h2とが略重なる前までは、上記基板下面側ヒンジ部h2の復元力により、上記一対の半基板1’の上面1cが、元の面一になるように付勢され、また、基板下面側ヒンジ部h2が、基板上面側ヒンジ部h1と基板下面側ヒンジ部h2とが略重なった時点を越えた後には、上記一対の半基板1’の上面1cが、面一になるような、基板下面側ヒンジ部h2の復元力が消失するように構成されている。
上述したように、基板上面側ヒンジ部h1と基板下面側ヒンジ部h2とからなる第1ヒンジモジュールM1は、第1ヒンジモジュールM1を中心に、一対の半基板1’の上面1cが接近する方向に、一対の半基板1’を折り曲げた際には、一対の半基板1’の上面1cにより形成される角度が、一対の半基板1’の上面1cが面一な180度から、一対の半基板1’の上面1cのなす角度が、135度付近までは、一対の半基板1’には、一対の半基板1’が面一になるような付勢力が加わり、また、半基板1’の上面1cにより形成される角度が、135度付近を越えて、90度に近づくと、一対の半基板1’を面一とする付勢力が消滅し、第1ヒンジモジュールM1を挟んで位置する一対の半基板1’を、略90度に維持することができるように構成されている。
上述したように、第1ヒンジモジュールM1は、一対の半基板1’の上面1cが面一な180度から、一対の半基板1’の上面1cなす角度が、135度付近までは、一対の半基板1’を面一とするような付勢力が生じ、また、半基板1’の上面1cにより形成される角度が、135度付近を越えて、90度に近づくと、所定の角度において、一対の半基板1’を面一とする付勢力が消滅するように構成されている。なお、このように、一対の半基板1’を、折り曲げた状態に保持するためには、基板上面側ヒンジ部h1と基板下面側ヒンジ部h2との距離を広げた方がよいので、上述したように、基板1の上面1cに帯状凸条部5を突設し、該帯状凸条部5の裏面に凹溝6を形成することが好ましい。
次に、図11〜図16を用いて、第2ヒンジモジュールM2について説明する。
第2ヒンジモジュールM2は、上述した第1ヒンジモジュールM1と同様に、平面形状が略方形状の平板状の基板10を有しており、基板10の中央部には、同一幅と同一長さを有する同一形状の一対のスリット20が、互いに平行に穿設されている。また、スリット20に対して平行な基板10の相対する辺部10aと一対のスリット20間に位置する基板10の下面10bには、天部30aとスリット20に対して垂直に延在する相対する側部30bとからなる凹部30が形成されている。更に、凹部30を形成する天部30aには、スリット20に対して垂直で、且つ、スリット20の長手方向中心から上記相対する辺部10aまで延在する1条の凹溝40が形成されており、このような凹溝40を形成することにより、基板上面側ヒンジ部h10が形成されている。
一対のスリット20間に位置する基板10の上面10cには、上述した基板10の下面10bに形成された凹部30と略同じ幅で同じ深さを有する凹部50が形成されており、凹部50は、底部50aとスリット20に対して垂直に延在する相対する側部50bとから構成されている。底部50aの上面には、スリット20に対して垂直で、且つ、相対するスリット20の長手方向中心線に沿って、底部50aを横断するように、上述した基板上面側ヒンジ部h10を構成する凹溝40と同一形状の1条の凹溝60が形成されており、このような凹溝60を形成することにより、基板下面側ヒンジ部h20が形成されている。
なお、以下においては、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20により、基板10は2つの部分に分割されているが、この分割された部分を、それぞれ、半基板と称し、符号10’を使用する。
第2ヒンジモジュールM2において、基板上面側ヒンジ部h10を形成する凹溝40の長さ方向の中心線は、一対のスリット20の長さ方向の中心点を結んだ中心線L10と一致しており、また、基板下面側ヒンジ部h20を形成する一対の凹溝60の長さ方向の中心線も、上記の中心線L10と一致しており、更に、基板10の下面10bに形成された凹部30の長さ方向の中心線や基板10の上面10cに形成された凹部50の長さ方向の中心線も、上記の中心線L10と一致している。更にまた、基板10の辺部10aから見た場合に、基板上面側ヒンジ部h10は、基板下面側ヒンジ部h20の上方に位置するように構成されている。
次に、第2ヒンジモジュールM2の動作について説明する。
図14に示されているように、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20の両側に位置する半基板10’の上面10cが面一の状態から、図15に示されているように、半基板10’の上面10c同士が、互いに接近する方向に、半基板10’を、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20を中心に回動させると、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20を、基板10の辺部10aから見た場合に、基板上面側ヒンジ部h10の下方に位置する基板下面側ヒンジ部h20が、引き延ばされるように回動することになり、従って、半基板10’から手を離すと、引き延ばされた基板下面側ヒンジ部h20の復帰力により、基板上面側ヒンジ部h10と基板下面側ヒンジ部h20の両側に位置する半基板10’の上面10cが、面一になるように復元することになる。
また、図14に示されているように、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20の両側に位置する半基板10’の上面10cが面一の状態から、図16に示されているように、半基板10’の下面10b同士が、互いに接近する方向に、半基板10’を、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20を中心に回動させると、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20を、基板10の辺部10aから見た場合に、基板下面側ヒンジ部h20の上方に位置する基板上面側ヒンジ部h10が、引き延ばされるように回動することになり、従って、半基板10’から手を離すと、引き延ばされた基板上面側ヒンジ部h10の復帰力により、基板上面側ヒンジ部h10と基板下面側ヒンジ部h20の両側に位置する半基板10’の上面10cが、面一になるように復元することになる。
上述したように、互いに平行な一対のスリット20間に形成された、1条の凹溝60からなる基板下面側ヒンジ部h20と、スリット20と該スリット20に平行な基板10の相対する辺部10aとの間に形成されているとともに、基板10の辺部10a側から見た場合に、基板下面側ヒンジ部h20の上方に位置する、1条の凹溝40からなる一対の基板上面側ヒンジ部h10とにより、第2ヒンジモジュールM2が形成されている。
上述したように、基板上面側ヒンジ部h10と基板下面側ヒンジ部h20とを挟んで位置する一対の半基板10’の上面10cを、一対の半基板10’の上面10cが面一な状態から、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20を中心に、一対の半基板10’を、半基板10’の上面10cが、互いに接近する方向に回動させた際には、一対の半基板10’は、常に、一対の半基板10’の上面10cが、元の面一になるように付勢されている。同様に、基板上面側ヒンジ部h10と基板下面側ヒンジ部h20とを挟んで位置する一対の半基板10’の下面10bを、一対の半基板10’の下面10bが面一な状態から、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20を中心に、一対の半基板10’を、半基板10’の下面10bが、互いに接近する方向に回動させた際には、一対の半基板10’は、常に、一対の半基板10’の下面10bが、元の面一になるように付勢されている。従って、基板上面側ヒンジ部h10と基板下面側ヒンジ部h20とを挟んで位置する一対の半基板10’を、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20を中心に回動させた際には、第2ヒンジモジュールM2は、常に、一対の半基板10’が面一となるように付勢されている。
上述したように、第2ヒンジモジュールM2は、一対の半基板10’からなる基板10を、基板上面側ヒンジ部h10及び基板下面側ヒンジ部h20を中心に、折り曲げた際には、常に、一対の半基板10’が面一になるように付勢されている。
次に、図17〜図21を用いて、第3ヒンジモジュールM3について説明する。
第3ヒンジモジュールM3は、上述した第1ヒンジモジュールM1及び第2ヒンジモジュールM2と同様に、平面形状が略方形状の平板状の基板100を有しており、基板100の中央部には、同一幅と同一長さを有する同一形状の一対のスリット200が、互いに平行に穿設されている。
一対のスリット200に対して平行な基板100の相対する辺部100aとスリット200間に位置する基板100の下面100bには、薄肉天部300aとスリット200に対して垂直に延在する相対する側部300bとからなる凹部300が形成されている。このように、基板100の下面100bに凹部300を形成することにより、一方のスリット200と基板100の一方の辺部100aとの間には、基板下面側ヒンジ部h100が形成されている。なお、側部300bは、薄肉天部300aに対して、外側に略45度の傾斜面を有するように構成されている。
また、一対のスリット200間に位置する基板100の上面100cには、上述した基板100の下面100bに形成された凹部300と略同じ幅で同じ深さを有する凹部400が形成されており、凹部400は、薄肉底部400aとスリット200に対して垂直に延在する相対する側部400bとから構成されている。このように、基板100の上面100cに凹部400を形成することにより、一対のスリット200間には、基板上面側ヒンジ部h200が形成されている。なお、側部400bは、薄肉底部400aに対して、外側に略45度の傾斜面を有するように構成されている。
なお、以下においては、基板下面側ヒンジ部h100及び基板上面側ヒンジ部h200により、基板10は2つの部分に分割されているが、この分割された部分を、それぞれ、半基板と称し、符号100’を使用する。
上述した基板下面側ヒンジ部h100を構成する凹部300の長手方向中心線L100と基板上面側ヒンジ部h200を構成する凹部400の長手方向中心線L200とは、一致するように構成されているとともに、上記の長手方向中心線L100、L200は、一対のスリット200の中心を通るように構成されている。
上述したように、一対のスリット200間に形成された基板上面側ヒンジ部h200とスリット200を挟んで基板上面側ヒンジ部h200の側方に形成された一対の基板下面側ヒンジ部h100とにより、第3ヒンジモジュールM3が構成されている。なお、必要に応じて、上述したヒンジ部材H1における帯状凸条部5と同様の帯状凸条部500を、薄肉天部300a及び薄肉底部400aに形成することもできる。
次に、第3ヒンジモジュールM3の動作について説明する。
図21に示されているように、一対のスリット200間に形成された基板上面側ヒンジ部h200とスリット200を挟んで基板上面側ヒンジ部h200の側方に形成された一対の基板下面側ヒンジ部h100とからなる第3ヒンジモジュールM3の両側に位置する半基板100’の下面100b及び上面100cが面一の状態から、図20に示されているように、半基板100’の上面100c同士が、互いに接近する方向に、半基板100’を、基板下面側ヒンジ部h100及び基板上面側ヒンジ部h200を中心に回動させて、半基板100’を略直交させると、基板上面側ヒンジ部h200の薄肉底部400aが引き延ばされるとともに、基板上面側ヒンジ部h200の薄肉天部300aが屈曲されることになり、従って、半基板100’から手を離すと、引き延ばされた基板上面側ヒンジ部h200の薄肉底部400aと屈曲された基板上面側ヒンジ部h200の薄肉天部300aの復元力により、半基板100’の下面100b及び上面100cが面一になることになる。
同様に、図17に示されているように、一対のスリット200間に形成された基板上面側ヒンジ部h200とスリット200を挟んで基板上面側ヒンジ部h200の側方に形成された一対の基板下面側ヒンジ部h100とからなる第3ヒンジモジュールM3の両側に位置する半基板100’の下面100b及び上面100cが面一の状態から、図21に示されているように、半基板100’の下面100b同士が、互いに接近する方向に、半基板100’を、基板下面側ヒンジ部h100及び基板上面側ヒンジ部h200を中心に回動させて、半基板100’を略直交させると、基板下面側ヒンジ部h100の薄肉底部300aが引き延ばされるとともに、基板上面側ヒンジ部h200の薄肉底部400aが屈曲されることになり、従って、半基板100’から手を離すと、引き延ばされた基板下面側ヒンジ部h100の薄肉底部300aと屈曲された基板上面側ヒンジ部h200の薄肉底部400aの復元力により、半基板100’の下面100b及び上面100cが面一になることになる。
上述したように、第3ヒンジモジュールM3は、一対の半基板100’からなる基板100を、基板下面側ヒンジ部h100及び基板上面側ヒンジ部h200を中心に、折り曲げた際には、常に、一対の半基板100’が面一になるように付勢されている。
上述した第3ヒンジモジュールM3は、上述した第2ヒンジモジュールM2と異なり、薄肉天部300a及び薄肉底部400aには、凹溝40、60が形成されていないので、薄肉の基板100に形成することができる。
次に、上述したヒンジ部H1〜H5が、第1ヒンジモジュールM1、第2ヒンジモジュールM2及び第3ヒンジモジュールM3のうちの、どのヒンジモジュール、或いは、どのヒンジモジュールの組み合わせで構成されているかについて説明する。なお、図1〜図4に示されているように、本実施例には、第1ヒンジモジュールM1の上面1c、第2ヒンジモジュールM2の下面10b及び第3ヒンジモジュールM3の下面100cが、展開板状材Bの内面に位置するように配設された例が示されている。
底板b1の相対する長辺b1aには、上述したように、ヒンジ部H1を介して、それぞれ、長側壁b2、b3がヒンジ連結されており、このヒンジ部H1の基本単位は、第1ヒンジモジュールM1により構成されている。上述したように、第1ヒンジモジュールM1は、互いに平行な一対のスリット2間に位置するとともに、スリット2に対して垂直な2条の凹溝9を有する基板下面側ヒンジ部h2と、スリット2を挟んで基板下面側ヒンジ部h2と対向するとともに、1条の凹溝6を有する基板上面側ヒンジ部h1とから構成されているが、底板b1と長側壁b2、b3とをヒンジ連結するヒンジ部H1は、4個の基板下面側ヒンジ部h2と、スリット2を挟んで、基板下面側ヒンジ部h2の両側に位置する5つの基板上面側ヒンジ部h1とから構成されている。そして、隣り合う一対の基板下面側ヒンジ部h2の間に配設された基板上面側ヒンジ部h1は、隣り合う一対の基板下面側ヒンジ部h2に対して共通の基板上面側ヒンジ部h1として機能することになる。
上述したように、底板b1と長側壁b2、b3とをヒンジ連結するヒンジ部H1の基本単位は、第1ヒンジモジュールM1により構成されているので、展開板状材1の箱型容器への組み立て工程において、底板b1と長側壁b2、b3とが、互いに略面一で水平な状態から、公知の折り曲げバーにより、長側壁b2、b3が、上方に屈曲される際には、上述した第1ヒンジモジュールM1の動作と同様に、水平な底板b1と長側壁b2、b3とのなす角度が、135度付近までは、長側壁b2、b3は、水平になろうとする付勢力が加わるが、底板b1と長側壁b2、b3とのなす角度が、135度付近を越えて、90度に近づくと、底板b1と長側壁b2、b3とのなす角度が、略90度に維持されることになる。従って、第1工程Iにおいて、底板b1を挟んで位置する一方の長側壁b2と天板接合片c1とが、略垂直に立てられるとともに、底板b1を挟んで位置するもう一方の長側壁b3と天板b4とが、略垂直に立てられた際には、ヒンジ部H1により、長側壁b2と天板接合片c1及び長側壁b3と天板b4とが、倒れることなく、略垂直状態を維持したまま、次の工程に移動することができる。
長側壁b2の端部側の長辺b2aには、上述したように、ヒンジ部材H2を介して、帯状の天板接合片c1がヒンジ連結されており、このヒンジ部H2の基本単位は、第3ヒンジモジュールM3により構成されている。長側壁b2と天板接合片c1とをヒンジ連結するヒンジ部材H2は、長側壁b2と天板接合片c1の中央部に穿設された透孔Sを挟んで配置された一対の第3ヒンジモジュールM3により構成されている。
上述したように、長側壁b2と天板接合片c1とをヒンジ連結するヒンジ部材H2が、第3ヒンジモジュールM3により構成されているので、長側壁b2と天板接合片c1とは面一を維持しており、また、長側壁b2と天板接合片c1とを、第3ヒンジモジュールM3からなるヒンジ部材H2によりヒンジ連結することにより、上述したように、天板接合片c1を薄肉とすることができる。このように、天板b4に形成された帯状の凹部b4cに嵌合されるとともに、天板b4と重合される天板接合片c1を、薄肉とするすることができるので、天板b4と天板接合片c1との重合部分の厚さを、底板b1や長側壁b2、b3や天板b4の厚さと略同じ厚さとすることができる。
長側壁b3の底板b1から遠い方の長辺b3aには、上述したヒンジ部H3を介して、天板b4がヒンジ連結されており、このヒンジ部H3は、第1ヒンジモジュールM1と第2ヒンジモジュールM2とから構成されている。ヒンジ部H3の中央部には、第2ヒンジモジュールM2が1つ配設され、第2ヒンジモジュールM2の両側には、それぞれ、複数個の第1ヒンジモジュールM1が配設されており、本実施例においては、2個の基板下面側ヒンジ部h2と、スリット2を挟んで、基板下面側ヒンジ部h2の両側に位置する3つの基板上面側ヒンジ部h1とから、それぞれ、構成されている。
上述したように、天板b4と長側壁b3とは、第1ヒンジモジュールM1と第2ヒンジモジュールM2とからヒンジ部H3を介して、ヒンジ連結されており、ヒンジ部H3は、長側壁b3と底部1bとをヒンジ連結するヒンジ部H1とは、該ヒンジ部H1の基本単位が、第1ヒンジモジュールM1のみであるのに対して、天板b4と長側壁b3とをヒンジ連結するヒンジ部H3が、第1ヒンジモジュールM1に、第2ヒンジモジュールM2が付加されている点で、長側壁b3と底部1bとをヒンジ連結するヒンジ部H1とは異なることになる。このように、天板b4と長側壁b3とをヒンジ連結するヒンジ部H3に、天板b4と長側壁b3とが、常に、面一になるような復元力を有する第2ヒンジモジュールM2を付加することにより、単に、第1ヒンジモジュールM1のみで構成された長側壁b3と底部1bとをヒンジ連結するヒンジ部H1の屈曲抵抗力(底部1bに対して、長側壁b3を屈曲するために必要な力)に較べて、天板b4と長側壁b3との屈曲抵抗力(長側壁b3に対して、天板b4を屈曲するために必要な力)を大きくすることができる。換言すれば、天板b4と長側壁b3との屈曲抵抗力は、長側壁b3と底部1bとの屈曲抵抗力より大きいことになる。
上述したように、第1工程Iにおいて、底板b1を挟んで位置する一方の長側壁b2と天板接合片c1とが、略垂直に立てられるとともに、底板b1を挟んで位置するもう一方の長側壁b3と天板b4とが、略垂直に立てられることになるが、一方の長側壁b2に、ヒンジ部H2を介して、略面一にヒンジ連結されている天板接合片c1は、その高さ(一方の長側壁b2の長辺b2aに対して、垂直な長さ)は低いので、天板接合片c1が、一方の長側壁b2に対して、倒れるようなことがない。一方、もう一方の長側壁b3に、ヒンジ部H3を介して、略面一にヒンジ連結されている天板b4は、もう一方の長側壁b3に較べて大きいので、倒れ易いことになるが、本実施例においては、天板b4と長側壁b3とをヒンジ連結するヒンジ部H3の屈曲抵抗力は、底部b1ともう一方の長側壁b3とをヒンジ連結しているヒンジ部H1の屈曲抵抗力より大きいので、天板b4が、もう一方の長側壁b3との面一状態を維持することができ、従って、天板b4が倒れるようなことを防止することができる。
上述したように、底部b1に対して、略垂直に、且つ、互いに略面一に立てられたもう一方の長側壁b3と天板b4とのうち、天板b4が、底部b1方向に倒れると、底部b1への飲料缶Vの載置作業に支障を来すことになり、また、天板b4が、底部b1と反対方向に倒れた場合には、天板b4が、天板b4を底部b1方向に倒すための公知の折り曲げバーに当接することができず、展開板状材Bの箱型容器への組み立てが失敗することになる。
長側壁b2の相対する短辺b2b及び長側壁b3の相対する短辺b3bには、上述したヒンジ部H4を介して、それぞれ、側板接合片c2、c3がヒンジ連結されており、ヒンジ部H4は、1個の第1ヒンジモジュールM1により構成されている。従って、展開板状材1の箱型容器への組み立て工程において、長側壁b2及び長側壁b3と、それぞれ、略面一な側板接合片c2、c3を、公知の折り曲げバーにより、側板接合片c2、c3が、長側壁b2及び長側壁b3方向に屈曲される際には、長側壁b2及び長側壁b3と側板接合片c2、c3とのなす角度が、135度付近までは、側板接合片c2、c3は、長側壁b2及び長側壁b3と面一になろうとする付勢力が加わるが、長側壁b2及び長側壁b3と側板接合片c2、c3とのなす角度が、135度付近を越えて、90度に近づくと、長側壁b2及び長側壁b3と側板接合片c2、c3とのなす角度が、略90度に維持されることになる。従って、側板接合片c2、c3に、下部フラップb5a及び上部フラップb5bを接合する次工程までに、側板接合片c2、c3が、長側壁b2及び長側壁b3と面一な状態に戻るようなことがない。
底板b1の相対する短辺b1bには、展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、短側壁の下部を形成する下部フラップb5aが、上述したヒンジ部H5を介して、ヒンジ連結されており、また、天板b4の相対する短辺b4bには、同じく、展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、短側壁の上部を形成する上部フラップb5bが、上述したヒンジ部H5を介して、それぞれ、ヒンジ連結されており、ヒンジ部H5は、中央部に穿設された透孔Sを挟んで配置された一対の第1ヒンジモジュールM1により構成されている。従って、展開板状材1の箱型容器への組み立て工程において、底板b1と略面一な下部フラップb5a及び天板b4と略面一な上部フラップb5bを、それぞれ、公知の折り曲げバーにより、下部フラップb5a及び上部フラップb5b方向に屈曲される際には、上述した第1ヒンジモジュールM1の動作と同様に、底板b1と下部フラップb5a及び天板b4と上部フラップb5bとのなす角度が、135度付近を越えて、90度に近づくと、底板b1と下部フラップb5a及び天板b4と上部フラップb5bとのなす角度が、略90度に維持され、下部フラップb5a及び上部フラップb5bが、先に屈曲された側板接合片c2、c3に当接することになる。
次に、図22〜図26を用いて、天板b4と天板接合片c1、側板接合片c2、c3と下部フラップb5a及び側板接合片c2、c3と上部フラップb5bとを接合する雄部E1と雌部E2とからなる接合部材Eについて説明する。
図1〜図4に示されているように、雄部E1は、下部フラップb5a、上部フラップb5b及び天板b4の帯状の凹部b4cに配設されており、また、雌部E2は、側板接合片c2、c3及び帯状の天板接合片c1に形成されている。
図22〜図24に示されているように、雄部E1は、下部フラップb5a、上部フラップb5b及び天板b4の帯状の凹部b4cを構成する平坦な板部e1(下部フラップb5a、上部フラップb5b及び天板b4に共通な板部として、便宜的に、符号e1を用いる。)には、板部e1には、板部e1を、上面(展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、箱型容器の内側に位置する面)e1aから下方に凹ますことにより形成された略逆円錐台状の凹部e2が形成されており、略逆円錐台状の凹部e2は、中央部に透孔e2a’を有する環状底部e2aと環状底部e2aの外周縁に連接された傾斜円周壁e2bとにより形成されている。
環状底部e2aの内周縁に、板部e1の上面e1aに向かう架橋片e3が、所定数、形成されており、架橋片e3の上端には、雄ブロックe4が連接されている。雄ブロックe4は、略円錐台状の円錐台部e4aと円錐台部e4aの下面e4a’の略中央部に垂下された下部嵌合凸部e4bとを有しているとともに、架橋片e3の上端を、円錐台部e4aの底面e4a’の中央部寄りに連接することにより、円錐台部e4aの外周部には、係合周部e4a”が形成されている。また、円錐台部e4aの上面には、上部嵌合凹部e5が形成されており、上部嵌合凹部e5には、下部嵌合凸部e4bが嵌合可能なように構成されているとともに、円錐台部e4aの上面に、上部嵌合凹部e5を形成することにより、円錐台部e4aの上部には、上部周状突部e4’が形成されている。更に、雄ブロックe4付近の架橋片e3を上方に屈曲することにより、架橋片e3の上部と下部嵌合凸部e4bとの間には、円錐台部e4aの上部に形成された上部周状突部e4’が嵌合可能な下部嵌合凹部e6が形成されている。更にまた、雄ブロックe4は、板部e1の上面e1aから、所定量、突出するように構成されている。
図25及び図26に示されているように、接合部材Eを構成する雌部E2は、側板接合片c2、c3及び帯状の天板接合片c1を構成する平坦な板部e10(側板接合片c2、c3及び天板接合片c1に共通な板部として、便宜的に、符号e10を用いる。)を、上面(展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、箱型容器の内側に位置する面)e10aから下方に凹ますことにより形成された略逆円錐台状の凹部e11が形成されており、略逆円錐台状の凹部e11は、底部e11aと底部e11aの外周縁に連接された傾斜円周壁e11bとにより形成されているとともに、底部e11aの中央部には、係止透孔e11cが穿設されている。換言すれば、平坦な板部e10を、上面e10aから下方に凹ますことにより、板部e10の下面(展開板状材Bを箱型に組み立てた際に、箱型容器の外側に位置する面)e10bには、底部e11aと底部e11aの外周縁に連接された傾斜円周壁e11bとからなる略逆円錐台状の突部e11dが形成されることになる。底部e11aの中央部に穿設された係止透孔e11cは、上述した雄部E1の円錐台部e4aの外周部に形成された係合周部e4a”の外径より、小径に形成されている。
雄部E1の略逆円錐台状の凹部e2側と雌部E2を構成する略逆円錐台状の突部e11dとを当接した際には、雌部E2の略逆円錐台状の凹部e11を構成する底部e11aに穿設された係止透孔e11cに、雄部E1の円錐台部e4aが挿入されるように構成されており、この状態から、更に、雄部E1と雌部E2とを接近させると、雄部E1の円錐台部e4aの外周部に形成された係合周部e4a”が、雌部E2の底部e11aの中央部に穿設された係止透孔e11cに圧入されるとともに、雄部E1の円錐台部e4aの外周部に形成された係合周部e4a”が、雌部E2の係止透孔e11cの周囲に位置する底部e11aの裏面e11a’に係止され、図27に示されているように、雄部E1と雌部E2とが連結されることになる。
次に、図1と同様の図28を用いて、上述した接合部材Eを構成する雄部E1と雌部E2の配置の一例について説明する。
天板b4の内面に形成された帯状の凹部b4cには、略逆円錐台状の凹部e2が上方に位置するように、換言すれば、雄ブロックe4が、凹部b4cの内面側に位置するように、複数個(本実施例では、4個)の雄部E1が配設されている。また、雄部E1は、天板b4の端部側の長辺b4aに沿って、且つ、可能な限り、天板b4の長辺b4aに接近して配設されている。一方、天板b4の内面に形成された帯状の凹部b4cに嵌合される帯状の天板接合片c1には、略逆円錐台状の凹部e11が上方に位置するように、換言すれば、天板接合片c1の外面から、略逆円錐台状の突部e11dが突出するように、天板b4に配設された雄部E1に対応して、雌部E2が配設されているとともに、天板接合片c1に配設された雌部E2は、天板接合片c1にヒンジ連結されている長側壁b2に、可能な限り接近して配設されている。このように、天板接合片c1に配設された雌部E2は、天板接合片c1にヒンジ連結されている長側壁b2に、可能な限り接近して配設されているとともに、天板b4に配設された雄部E1は、可能な限り、天板b4の端部側の長辺b4aに接近して配設されている。
また、長側壁b2の相対する短辺b2b及び長側壁b3の相対する短辺b3bに、それぞれ、ヒンジ連結された側板接合片c2、c3には、略逆円錐台状の凹部e11が上方に位置するように、換言すれば、天板接合片c1の外面から、略逆円錐台状の突部e11dが突出するように、雌部E2が配設されている。本実施例においては、長側壁b2の相対する短辺b2b及び長側壁b3の相対する短辺b3bに沿って、2個の雌部E2が配設されている例が示されている。一方、底板b1の相対する短辺b1bに、それぞれ、ヒンジ連結された下部フラップb5a及び天板b4の相対する短辺b4bに、それぞれ、連結された上部フラップb5bには、略逆円錐台状の凹部e2が上方に位置するように、換言すれば、雄ブロックe4が、凹部b4cの内面側に位置するように、雄部E1が配設されている。本実施例においては、底板b1の相対する短辺b1bに沿って、下部フラップb5aの両端部付近に、それぞれ、1個ずつ、合計2個の雄部E1が配設されており、同様に、天板b4の相対する短辺b4bに沿って、上部フラップb5bの両端部付近に、それぞれ、1個ずつ、合計2個の雄部E1が配設されている例が示されている。
上述したように、雄部E1と雌部E2とが配設された展開板状材Bを、内面が上に位置するように重ねた際には、上に位置する展開板状材Bに配設されているとともに、展開板状材Bの外面(裏面)から突出している雌部E2の略逆円錐台状の突部e11dが、下に位置する展開板状材Bに配設されている雌部E2の略逆円錐台状の凹部e11に嵌合されるように構成されており、また、上に位置する展開板状材Bに配設されている雄部E1の下部嵌合凹部e6に、下に位置する展開板状材Bに配設されている雄部E1の雄ブロックe4に形成された上部周状突部e4’が嵌合されるように構成されている。このように構成されているので、重ねられた展開板状材Bが、水平方向にずれるようなことがなく、従って、多数の展開板状材Bを、安定した状態で重ねることができるとともに、重ねられた展開板状材Bが、ずれて崩れるようなことがないので、従って、重ねられた展開板状材Bを、安定した状態で搬送、運搬することができるので、重ねられた展開板状材Bの取扱性が向上する。
また、上述したように、雄部E1と雌部E2とが配設された展開板状材Bを、内面が上に位置するように重ねた際には、上に位置する展開板状材Bに配設されている雌部E2の略逆円錐台状の突部e11dが、下に位置する展開板状材Bに配設されている雌部E2の略逆円錐台状の凹部e11に嵌合されるように構成されており、また、上に位置する展開板状材Bに配設されている雄部E1の下部嵌合凹部e6に、下に位置する展開板状材Bに配設されている雄部E1を構成する雄ブロックe4の円錐台部e4aの上部周状突部e4’が嵌合されるように構成されているので、従って、下に位置する展開板状材Bを、サクション部材により、上に位置する展開板状材Bから分離する際に、下に位置する展開板状材Bが、上に位置する展開板状材Bに沿って、横方向に移動したとしても、上に位置する展開板状材Bに配設されている雌部E2の略逆円錐台状の突部e11dが、下に位置する展開板状材Bに配設されている雌部E2の略逆円錐台状の凹部e11を形成する傾斜円周壁e11bに当接することになるので、円滑に、下に位置する展開板状材Bが、上に位置する展開板状材Bから分離されることになる。同様に、上に位置する展開板状材Bに配設されている雄部E1の下部嵌合凹部e6に、下に位置する展開板状材Bに配設されている雄部E1を構成する雄ブロックe4の円錐台部e4aの上部周状突部e4’が嵌合されているので、下に位置する展開板状材Bが、上に位置する展開板状材Bに沿って、横方向に移動したとしても、下に位置する展開板状材Bに配設されている雄部E1を構成する雄ブロックe4の円錐台部e4aに、上に位置する展開板状材Bに配設されている雄部E1の下部嵌合凹部e6を形成する環状底部e2aが当接することになるので、円滑に、下に位置する展開板状材Bが、上に位置する展開板状材Bから分離されることになる。
上述したように、搬送装置T1に載置された展開板状材Bを、箱型容器Xに組み立てるには、第I工程において、天板接合片c1と該天板接合片c1とヒンジ部H2を介してヒンジ連結されている長側壁b2とが、底板b1と長側壁b2とをヒンジ連結しているヒンジ部H1を略90度に折曲することにより、天板接合片c1と長側壁b2とが、略面一な平坦な状態を維持したまま、略垂直に立てられるとともに、天板b4と該天板b4とヒンジ部H3を介してヒンジ連結されている長側壁b3とが、底板b1と長側壁b3とをヒンジ連結しているヒンジ部H1を略90度に折曲することにより、天板b4と長側壁b3とが、略面一な平坦な状態を維持したまま、略垂直に立てられることになる。底板b1と一方の長側壁b2及び底板b1ともう一方の長側壁b3とは、共に、第1ヒンジモジュールM1のみで構成されているヒンジ部材H1によりヒンジ連結されているので、略垂直に立てられた一方の長側壁b2及びもう一方の長側壁b3が、底部b1と面一になる方向に倒れることなく、略90度に曲げられた状態を維持することになる。
この状態のまま、展開板状材Bは、主搬送装置T1により、充填工程である第II工程に移動する。この充填工程である第II工程において、副搬送装置T2により搬送されてくる、一例として、4個×6個に配列された状態の飲料缶Vが、底板b1に載置される。このようにして、飲料缶Vが、底板b1に載置された状態が、図36の第III工程に示されている。
また、第III工程において、略垂直な長側壁b2に対して面一で、且つ、ヒンジ部材H2を介して連結されている天板接合片c1を、公知のプッシャーにより、一方の長側壁b2に対して、略90度に折曲しておき、次いで、第IV工程において、底板b1に対して、略垂直に立てられている天板b4と長側壁b3とのうち、上方に位置する天板b4を、主搬送装置T1による搬送途中において、公知の折り曲げバーに当接させることにより、天板b4を、底板1b方向に、135度(長側壁b3の内面と天板b4の内面とがなす角度)付近を越えて、天板b4の先端が、長側壁b2にヒンジ連結され、且つ.略垂直に立てられている天板接合片c1の上方に位置するまで回動させる。その後、折り曲げバーにより、天板b4を、長側壁b2に対して、略90度に折り曲げられた状態の天板接合片c1に接近させるとともに、プッシャーを退避させて、天板接合片c1を、天板b4に形成された凹部b4cに嵌合するとともに、天板b4の凹部b4cに配設された雄部E1と天板接合片c1に配設された雌部E2とを接合する。
上述したように、天板b4の凹部b4cに配設された雄部E1と天板接合片c1に配設された雌部E2とを接合する際には、天板b4の下方に位置する天板接合片c1に配設された雌部E2の略逆円錐台状の突部e11dは、上方に突出しているので、天板b4を、天板接合片c1に押し付けることにより、天板b4の凹部b4cに配設された雄部E1の雄ブロックe4を、天板接合片c1に配設された雌部E2の係止透孔e11cに挿着することができ、従って、天板b4と天板接合片c1とを、確実に、且つ、迅速に接合することができる。
また、天板b4と天板接合片c1との接合作業の際には、最初に、長側壁b2にヒンジ連結されている天板接合片c1が、水平方向に倒され、底部b1に載置されている飲料缶Vの天部v1の円周状突縁v1aに当接され、次いで、天板b4が、天板接合片c1の凹部b4cに当接されることになる。ところで、図29に示されているように、飲料缶Vの天部v1が、円周状突縁v1aと該円周状突縁v1aにより囲まれた凹部v1bとにより構成されている場合には、天板接合片c1に配設された雌部E2が、飲料缶Vの天部v1の凹部v1bの上方に位置すると、天板接合片c1に配設された雌部E2に、天板b4に配設された雄部E1を押し付けても、天板接合片c1が下方に湾曲してしまい、天板接合片c1に配設された雌部E2と天板b4に配設された雄部E1との上述した接合が失敗する場合がある。
ところで、飲料缶Vの天部v1が、円周状突縁v1aと該円周状突縁v1aにより囲まれた凹部v1bとにより構成されている場合には、天板接合片c1は、飲料缶Vの天部v1の円周状突縁v1aに当接することになるが、天板接合片c1の長さ方向に沿った円周状突縁v1aの間隔は、天板接合片c1にヒンジ連結されている長側壁b2に近いほど狭くなる。
本実施例においては、上述したように、天板接合片c1に配設された雌部E2は、天板接合片c1にヒンジ連結されている長側壁b2に、可能な限り接近して配設されているので、天板接合片c1の長さ方向に沿った円周状突縁v1aの間隔が狭く、従って、天板b4に配設された雄部E1を、天板接合片c1に配設された雌部E2に押し付けても、天板接合片c1が下方に湾曲するようなことが殆どなく、天板接合片c1に配設された雌部E2と天板b4に配設された雄部E1との接合を確実に行うことができる。
次いで、第IV工程において、長側壁b2、b3の相対する短辺b2b、b3bに、ヒンジ連結されている側板接合片c2、c3を、折り曲げバーにより、長側壁b2、b3に対して、略90度に折り曲げる。長側壁b2、b3と側板接合片c2、c3とは、上述したように、1個の第1ヒンジモジュールM1からなるヒンジ部材H4によりヒンジ連結されているので、長側壁b2、b3に対して、略90度に折り曲げられた側板接合片c2、c3が、長側壁b2、b3と面一になる方向に付勢されるようなことはなく、従って、側板接合片c2、c3は、長側壁b2、b3に対して、略90度に折り曲げられた状態を維持する。
次いで、第V工程に示されているように、底板b1の相対する短辺b1bに、ヒンジ連結されているとともに、底板b1と面一な下部フラップb5aを、それぞれ、底板b1に対して、略90度に折り曲げることにより、下部フラップb5aの左右両端部を、先に折り曲げられている側板接合片c2、c3に重ねることにより、側板接合片c2、c3に配設された雌部E2と、下部フラップb5aに配設された雄部E1とが対向するように位置することになる。上述した天板b4と天板接合片c1との接合と同じように、この場合にも、下部フラップb5aの下方に位置する側板接合片c2、c3に配設された雌部E2の略逆円錐台状の突部e11dは、外側に突出しているので、下部フラップb5aを、側板接合片c2、c3に押し付けることにより、下部フラップb5aに配設された雄部E1の雄ブロックe4を、側板接合片c2、c3に配設された雌部E2の係止透孔e11cに挿着することができ、従って、下部フラップb5aと側板接合片c2、c3とを、確実に、且つ、迅速に接合することができる。なお、ヒンジ部H5は、2個の第1ヒンジモジュールM1により構成されているので、底板b1に対して、略90度に折り曲げられた下部フラップb5aが、底板b1と面一になる方向に付勢されるようなことはなく、従って、下部フラップb5aは、底板b1に対して、略90度に折り曲げられた状態を維持することになる。
同様に、底板b1の相対する短辺b1bに、ヒンジ連結されているとともに、底板b1と面一な上部フラップb5bを、それぞれ、天板b4に対して、略90度に折り曲げることにより、上部フラップb5bの左右両端部を、先に折り曲げられている側板接合片c2、c3に重ねることにより、側板接合片c2、c3に配設された雌部E2と、上部フラップb5bに配設された雄部E1とが対向するように位置することになる。上述した天板b4と天板接合片c1との接合と同じように、この場合にも、上部フラップb5bの下方に位置する側板接合片c2、c3に配設された雌部E2の略逆円錐台状の突部e11dは、外側に突出しているので、上部フラップb5bを、側板接合片c2、c3に押し付けることにより、上部フラップb5bに配設された雄部E1の雄ブロックe4を、側板接合片c2、c3に配設された雌部E2の係止透孔e11cに挿着することができ、従って、上部フラップb5bと側板接合片c2、c3とを、確実に、且つ、迅速に接合することができる。なお、ヒンジ部H5は、2個の第1ヒンジモジュールM1により構成されているので、天板b4に対して、略90度に折り曲げられた上部フラップb5bが、天板b4と面一になる方向に付勢されるようなことはなく、従って、上部フラップb5bは、天板b4に対して、略90度に折り曲げられた状態を維持することになる。
上述したようにして、缶Vが収容された展開板状材Bが箱型に組み立てられることになる。このように、展開板状材Bが箱型に組み立てられた際には、下部フラップb5aと上部フラップb5bとにより、短側壁b5が形成されることになる。
図3及び図4に示されているように、天板b4の外面には、天板b4の相対する長辺b4a及び相対する短辺b4bに沿って、半球体状或いは円柱状の多数の小さな突起f1からなる額縁状の突起領域F1が形成されている。額縁状の突起領域F1に囲まれた天板b4の外面は、平坦面b4dとして形成されており、この平坦面b4dに、サクション部材の吸引孔が当接するように構成されているので、サクション部材による展開板状材Bの取り出しが失敗するようなことがない。
底板b1の外面の角部には、複数の略L字状の線状突条f2からなる角部線状突条領域F2aが形成されており、また、底板b1の相対する長辺b1aに沿って、長辺b1aに略平行な複数の直線状突条f3からなる長辺側線状突条領域F2bが形成されており、更に、底板b1の相対する短辺b1bに沿って、短辺b1bに略平行な複数の直線状突条f3からなる短辺側線状突条領域F2cが形成されている。角部線状突条領域F2aと長辺側線状突条領域F2bと短辺側線状突条領域F2cとにより、底板b1の外面には、額縁状の線状突条領域F2が形成されている。なお、直線状突条f3を、長辺b1aに対して、略垂直な直線状突条f4により連結することもできる。額縁状の線状突条領域F2に囲まれた底板b1の外面は、平坦面b1cとして形成されており、この平坦面b1cに、サクション部材の吸引孔が当接するように構成されているので、サクション部材による展開板状材Bの取り出しが失敗するようなことがない。
また、箱型容器Xを段積みした際には、上に位置する箱型容器Xの底板b1に形成された額縁状の突条領域F2を構成する略L字状の線状突条f2間や直線状突条f3間に、下に位置する箱型容器Xの天板b4に形成された額縁状の突起領域F1を構成する多数の突起f1が位置するように構成されているので、上に位置する箱型容器Xが、下に位置する箱型容器Xに対して、水平方向に移動しようとしても、下に位置する箱型容器Xの天板b4に形成された額縁状の突起領域F1を構成する突起f1が、上に位置する箱型容器Xの底板b1に形成された額縁状の線状突条領域F2を構成する略L字状の線状突条f2や直線状突条f3に当接し、上に位置する箱型容器Xの水平移動が制限されることになる。従って、安定した状態で、箱型容器Xを段積みすることができる。
更に、図30及び図31に示されているように、本実施例においては、帯状の天板接合片c1の長辺側端部c1aには、長辺側端部c1aの略全長に亘たって、傾斜面c1bが形成されている。この傾斜面c1bは、天板接合片c1の内面或いは外面の何方か一方に形成することも、また、天板接合片c1の内面及び外面の両方に形成することもできる。本実施例には、傾斜面c1bが、天板接合片c1の内面側に形成されている例が示されている。
更にまた、天板接合片c1には、適当数の引っ掛け用透孔c1cが、長側壁b2の長辺b2aに沿って穿設されている。本実施例には、4個の略方形状の引っ掛け用透孔c1cが穿設されている例が示されている。
ところで、上述した充填・組み立てラインに供給される適当枚数重ねられた展開板状材Bは、図32に示されているように、パレットPに、多数重ねられた状態の展開板状材Bを切り分けて、充填・組み立てラインに供給されることが従来より行われている。以下に、一例としての公知の仕分け装置及び仕分け工程について概説する。
仕分け装置Dは、上下方向及び左右方向に移動可能な主フレームd1と、主フレームd1に沿って移動可能なように、主フレームd1に配設された一対の副フレームd2とを有している。一方の副フレーム(以下、右側副フレームという。)d2には、略L字状の回動保持枠d3が配設されているとともに、複数の針部材d4aを有する、水平方向に進退可能で、且つ、上下動可能な仕分け部材d4が配設されており、また、もう一方の副フレーム(以下、左側副フレームという。)d2には、上記の略L字状の回動保持枠d3が配設されているとともに、略垂直な板状当接部材d5が配設されている。仕分け部材d4の針部材d4aは、後述するように、上述した展開板状材Bの天板接合片c1に穿設された引っ掛け用透孔c1cに、その先端部が挿入されるように構成されているので、本実施例には、針部材d4aは、天板接合片c1に穿設された4個の引っ掛け用透孔c1cに対応して、4本の針部材d4aが配設されている。
図32に示されている待機状態においては、右側副フレームd2の略L字状の回動保持枠d3及び左側副フレームd2の略L字状の回動保持枠d3が、共に、後方位置にあり、且つ、仕分け部材d4の針部材d4aが進出している。なお、多数重ねられた状態の展開板状材Bは、右側副フレームd2側に、天板接合片c1が位置し、左側副フレームd2側に、天板b4が位置するように配置されている。
図32に示されている待機状態から、図33(a)に示されているように、左側副d2を右方向に移動させて、板状当接部材d5を、多数、重ねられた状態の展開板状材Bの上部側面に当接させ、その後、右側副フレームd2を左方向に移動させて、仕分け部材d4の針部材d4aを、重ねられた状態の展開板状材Bの天板接合片c1の上層部に差し込む。ところで、上述したように、天板接合片c1の長辺側端部c1aには、傾斜面c1bが形成されているので、重ねられた状態の展開板状材Bのうち、上に位置する展開板状材Bの天板接合片c1の先端部と、該展開板状材Bの直ぐ下に位置する展開板状材Bの天板接合片c1の先端部との間には、図34に示されているように、間隙Gが形成されることになる。このように、重ねられた状態の展開板状材Bの天板接合片c1の先端部間には、間隙Gが形成されているので、重ねられた状態の展開板状材Bの天板接合片c1への仕分け部材d4の針部材d4aの挿入を、確実に、且つ、容易に行うことができる。
次いで、図33(b)に示されているように、仕分け部材d4を上昇させることにより、針部材d4aにより、適当枚数の展開板状材Bの天板接合片c1側を持ち上げて、展開板状材Bを傾斜させて、多数重ねられた状態の展開板状材Bから、適当枚数の展開板状材B’を仕分ける。このように、適当枚数の展開板状材B’が、仕分けられ傾斜された際には、針部材d4aに載置されている展開板状材B’の天板接合片c1に穿設されている引っ掛け用透孔c1cに、仕分け部材d4の針部材d4aの先端部が挿入され引っ掛かるように構成されている。従って、仕分けられ適当枚数の展開板状材B’が、針部材d4aから滑り落ちるようなことが防止され、展開板状材Bの仕分け作業が失敗することなく、展開板状材Bの仕分け作業の作業性が向上する。
上に位置し、且つ、針部材d4aに引っ掛かっていない展開板状材B’は、その外面から突出している雌部E2の略逆円錐台状の突部e11dが、上記の展開板状材B’の下に位置し、且つ、針部材d4aに引っ掛かっている展開板状材B’の雌部E2の略逆円錐台状の凹部e11に嵌合されており、また、上に位置し、且つ、針部材d4aに引っ掛かっていない展開板状材B’に配設されている雄部E1の下部嵌合凹部e6に、下に位置し、且つ、針部材d4aに引っ掛かっている展開板状材B’に配設されている雄部E1の雄ブロックe4に形成された上部周状突部e4’が嵌合されるように構成されているので、針部材d4aに引っ掛かっていない展開板状材Bも、滑り落ちるようなことがなく、従って、仕分けられた展開板状材B’が、ずれて崩れたり滑り落ちるようなことがない。
次いで、図33(b)に示されているように、右側副フレームd2の略L字状の回動保持枠d3を、仕分けられた展開板状材B’方向に回動させて、仕分けられ傾斜状態の適当枚数の展開板状材B’の天板接合片c1側を、回動保持枠d3の水平部d3aにより保持するとともに、その後、仕分け部材d4の針部材d4aを後退させて、仕分けられた展開板状材B’から離反させる。
次いで、図33(c)に示されているように、主フレームd1を左方向に移動させて、仕分けられ傾斜状態の適当枚数の展開板状材B’の左側、換言すれば、展開板状材Bの天板b4側を、パレットPに載置されている展開板状材Bからはみ出させる。その後、左側副フレームd2の略L字状の回動保持枠d3を、仕分けられ展開板状材B’方向に回動させて、仕分けられ傾斜状態の適当枚数の展開板状材B’の天板b4側を、左側副フレームd2の回動保持枠d3の水平部d4aにより保持する。
次いで、図33(d)に示されているように、左側副フレームd2を上昇させて、仕分けられた適当枚数の展開板状材B’を水平状態とし、適当枚数の展開板状材Bを、充填・組み立てラインに供給する。
図1は、本発明の箱型容器用展開板状材の斜視図である。 図2は、本発明の箱型容器用展開板状材の平面図である。 図3は、本発明の箱型容器用展開板状材の裏面斜視図である。 図4は、本発明の箱型容器用展開板状材の裏面図である。 図5は、本発明の箱型容器用展開板状材に配設されるヒンジ部を構成するヒンジモジュールの斜視図である。 図6は、図5に示されているヒンジモジュールの裏面斜視図である。 図7は、図5に示されているヒンジモジュールの部分垂直断面図である。 図8は、図5に示されているヒンジモジュールの平面図である。 図9は、図7と同様の図5に示されているヒンジモジュールの部分垂直断面図である。 図10は、同じく、図7と同様の図5に示されているヒンジモジュールの部分垂直断面図である。 図11は、本発明の箱型容器用展開板状材に配設されるヒンジ部を構成する他のヒンジモジュールの斜視図である。 図12は、図11に示されているヒンジモジュールの裏面斜視図である。 図13は、図11に示されているヒンジモジュールの平面図である。 図14は、図11に示されているヒンジモジュールの部分垂直断面図である。 図15は、図14と同様の図11に示されているヒンジモジュールの部分垂直断面図である。 図16は、同じく、図14と同様の図11に示されているヒンジモジュールの部分垂直断面図である。 図17は、本発明の箱型容器用展開板状材に配設されるヒンジ部を構成する更に他のヒンジモジュールの斜視図である。 図18は、図17のI−I線に沿ったヒンジモジュールの部分垂直断面図である。 図19は、図17のII−II線に沿ったヒンジモジュールの部分垂直断面図である。 図20は、図17に示されているヒンジモジュールの部分垂直断面図である。 図21は、同じく、図17に示されているヒンジモジュールの部分垂直断面図である。 図22は、本発明の箱型容器用展開板状材に配設される接合部材の雄部の斜視図である。 図23は、図22に示されている雄部の裏面斜視図である。 図24は、図22に示されている雄部の垂直断面図である。 図25は、本発明の箱型容器用展開板状材に配設される接合部材の雌部の斜視図である。 図26は、図25に示されている雌部の裏面斜視図である。 図27は、図22に示されている雄部と図25に示されている雌部とが接合した状態の接合部材の垂直断面図である。 図28は、図1と同様の本発明の箱型容器用展開板状材の斜視図である。 図29は、本発明の箱型容器用展開板状材が組み立てられた箱型容器に充填される一例としての飲料缶の斜視図である。 図30は、本発明の箱型容器用展開板状材の天板接合片付近の部分拡大斜視図である。 図31は、図30に示されている天板接合片付近の部分垂直断面図である。 図32は、本発明の箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て及び飲料缶の充填ラインの前工程における仕分け装置の概略正面図である。 図33は、本発明の箱型容器用展開板状材の仕分け装置による仕分け工程を説明するための工程図である。 図34は、図31と同様の天板接合片付近の部分垂直断面図である。 図35は、本出願人の先の出願に係る箱型容器用展開板状材の平面図である。 図36は、図35に示されている箱型容器用展開板状材の箱型容器への組み立て及び飲料缶の充填ラインの概略斜視図である。 図37は、図36に示されているラインにより組み立てられた箱型容器の斜視図である。
符号の説明
B・・・・・・・・・・・・・箱型容器用展開板状材
E・・・・・・・・・・・・・接合部材
E1・・・・・・・・・・・・雄部
E2・・・・・・・・・・・・雌部
H1〜H5・・・・・・・・・ヒンジ部
M1〜M3・・・・・・・・・ヒンジモジュール
V・・・・・・・・・・・・・缶
1、10、100・・・・・・基板
1’、10’、100’・・・半基板
b1・・・・・・・・・・・・底板
b2、b3・・・・・・・・・長側壁
b4・・・・・・・・・・・・天板
b5a・・・・・・・・・・・下部フラップ
b5b・・・・・・・・・・・上部フラップ
c1・・・・・・・・・・・・天板接合片
c2、c3・・・・・・・・・側板接合片

Claims (2)

  1. 底板と、該底板の相対する長辺にヒンジ連結されている一対の長側壁と、該一対の長側壁のうちの一方の長側壁の端部側の長辺にヒンジ連結されている天板接合片と、前記一対の長側壁のうちのもう一方の長側壁の底板から遠い方の長辺にヒンジ連結されている天板と、前記長側壁の相対する短辺にヒンジ連結されている側板接合片と、前記底板の相対する短辺にヒンジ連結されている下部フラップと、前記天板の相対する短辺にヒンジ連結されている上部フラップとからなる箱型容器用展開板状材において、前記天板接合片の長辺側端部に、傾斜面を形成したことを特徴とする箱型容器用展開板状材。
  2. 前記天板接合片に、引っ掛け用透孔を穿設したことを特徴とする請求項1に記載の箱型容器用展開板状材。
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