JP2014183299A - 封止シート収容器 - Google Patents

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広和 松田
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Abstract

【課題】簡易な構成で封止シートを収容することができながら、封止シートを収容しないときには、省スペース化を図ることのできる封止シート収容器を提供すること。
【解決手段】
封止シート収容器1Aに対して封止シート収容器1Bを、上下方向に投影したときに、第1凸部17Bと第1凹部19Aとが重なり、第1凹部19Bと第1凸部17Aと重なることにより、天壁10Bと天壁10Aとが離間され、固定シート93を収容可能な空間を形成する収容位置と、左右方向に投影したときに、第1凸部17Bと第1凸部17Aとが重なり、第1凹部19Bと第1凹部19Aとが重なることにより、天壁10Bと天壁10Aとが近接され、2つの封止シート収容器1の積重ね長さが、収容位置における2つの封止シート収容器1の積重ね長さよりも短くなる積重ね位置とに選択的に重ねることが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、封止シート収容器、詳しくは、封止シートを収容する封止シート収容器に関する。
従来より、電子素子などを封止シートによって封止し、電子装置を構成することが知られている。
このような封止シートとして、樹脂膜と、樹脂膜の表面に仮着される剥離シートとを備える封止シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような封止シートでは、出荷時には、樹脂膜の表面が、剥離シートによって保護されている。
そして、使用時には、封止シートは、樹脂膜から剥離シートを剥がして樹脂膜を露出させ、電子素子などに対して貼り付けて封止するようにして使用される。
特開2009−141020号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載の封止シートでは、タック性の高い樹脂が樹脂膜として使用される場合には、剥離シートを仮着することができず、樹脂膜を保護することができないという不具合がある。
一方、樹脂膜は、その表面が保護されていないと、空気中の埃や、他部材との接触により、封止シートとしての役割を成さなくなるという不具合がある。
そこで、封止シートの保護のために、樹脂膜と他部材との接触を防止するための空間を有する専用の梱包容器に、封止シートを収容することが検討される。しかし、そのような専用の梱包容器では、封止シートを収容する空間を形成する必要がある分、封止シートを収容せずに、専用の梱包容器を保管、出荷、搬送するときに、積重ねたときの嵩が増え、多くのスペースが必要となる。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成で封止シートを収容することのできながら、封止シートを収容しないときには、省スペース化を図ることのできる封止シート収容器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の封止シート収容器は、封止シートを収容可能であって、所定厚みを有し、厚み方向と直交する第1方向に沿って延びる中央部と、中央部の第1方向の両外側において、厚み方向に間隔を隔てるように配置される1対の端部と、中央部と1対の端部とを厚み方向に沿って連結する1対の連結部とを備え、1対の連結部は、第1方向の外側に突出する少なくとも1つの凸部と、第1方向内側に窪む少なくとも1つの凹部とを備え、2つの封止シート収容器を、厚み方向において、収容位置と積重ね位置とに選択的に重ねることが可能であって、収容位置では、厚み方向に投影したときに、厚み方向の一方側の封止シート収容器の凸部と、厚み方向の他方側の封止シート収容器の凹部とが重なり、厚み方向の一方側の封止シート収容器の凹部と、厚み方向の他方側の封止シート収容器の凸部とが重なり、1対の連結部が厚み方向に並ぶように配置されることにより、厚み方向の一方側の封止シート収容器の中央部と、厚み方向の他方側の封止シート収容器の中央部とが相対的に離間され、封止シートを収容可能な空間が形成され、積重ね位置では、第1方向に投影したときに、厚み方向の一方側の封止シート収容器の凸部と、厚み方向の他方側の封止シート収容器の凸部とが重なり、厚み方向の一方側の封止シート収容器の凹部と、厚み方向の他方側の封止シート収容器の凹部とが重なり、1対の連結部が第1方向に並ぶように配置されることにより、厚み方向の一方側の封止シート収容器の中央部と、厚み方向の他方側の封止シート収容器の中央部とが相対的に近接され、2つの封止シート収容器の積重ね長さが、収容位置における2つの封止シート収容器の積重ね長さよりも短くなる。
このような封止シート収容器では、2つの封止シート収容器を、収容位置に重ねると、2つの封止シート収容器の1対の連結部同士が厚み方向に並ぶように配置され、2つの封止シート収容器の中央部同士が相対的に離間することにより、封止シートを収容可能な空間が形成される。また、2つの封止シート収容器を、積重ね位置に重ねると、2つの封止シート収容器の1対の連結部同士が第1方向に並ぶように配置され、2つの封止シート収容器の中央部同士が相対的に近接することにより、2つの封止シート収容器の積重ね長さが、収容位置における2つの封止シート収容器の積重ね長さよりも短くなる。
つまり、2つの封止シート収容器から、封止シートを収容可能な空間が形成される収容位置と、収容位置における2つの封止シート収容器の積重ね長さよりも、2つの封止シート収容器の積重ね長さが短くなる積重ね位置とを構成することができる。
そのため、封止シート収容器を2つ重ねることによって、収容位置では、封止シートを収容可能な空間に、封止シートを収容・保護することができ、積重ね位置では、封止シートを収容する必要がないので、2つの封止シート収容器の積重ね長さを短くして、省スペース化を図ることができる。
また、収容位置において、厚み方向一方側の封止シート収容器の凸部と、厚み方向他方側の封止シート収容器の凹部とが重なり、厚み方向一方側の封止シート収容器の凹部と、厚み方向他方側の封止シート収容器の凸部とが重なる、言い換えると、厚み方向一方側の封止シート収容器の凸部の厚み方向他方側端部と、厚み方向他方側の封止シート収容器の凹部の厚み方向一方側端部とは非接触であり、厚み方向一方側の封止シート収容器の凹部の厚み方向他方側端部と、厚み方向他方側の封止シート収容器の凸部の厚み方向一方側端部とは当接される。
例えば、収容位置における封止シートを収容可能な空間に、封止シートを載置するときに、封止シートを固定するための固定シートを用いる場合がある。
このような場合には、固定シートを、厚み方向に投影したときに、厚み方向他方側の封止シート収容器の凹部および凸部と重なるように配置することによって、厚み方向一方側の封止シート収容器の凹部と、厚み方向他方側の封止シート収容器の凸部との当接部分で、固定シートの一部を挟み、固定することができる。
そのため、空間を形成するための1対の連結部の凹部および凸部を利用して、固定シートを固定することができ、封止シート収容器に、より効率的に封止シートを収容することができる。
また、本発明の封止シート収容器では、厚み方向に投影したときに、1対の連結部は、1対の連結部間の中央における厚み方向および第1方向の両方と直交する第2方向に沿う仮想線に対して、線対称に形成されていることが好適である。
このような封止シート収容器では、1対の連結部を仮想線に対して線対称に形成することによって、厚み方向の一方側の封止シート収容器、または、厚み方向他方側の封止シート収容器のいずれか一方を、第2方向に沿う仮想線に対して、封止シート収容器の1対の連結部の一方側と他方側とが入れ替わるように配置するだけで、2つの封止シート収容器を収容位置と積重ね位置とに切り替えることができる。
そのため、簡易な作業により収容位置と積重ね位置とに選択的に重ねることができる。
また、1対の連結部を仮想線に対して線対称に形成することで、1対の連結部のそれぞれを同一形状に形成することができる。
また、本発明の封止シート収容器では、凹部および凸部は、1対の連結部において、それぞれ複数形成されており、厚み方向および第1方向の両方と直交する第2方向に沿う波形状を構成していることが好適である。
このような封止シート収容器では、2つの封止シート収容器を収容位置に重ねると、厚み方向に投影したときに、厚み方向一方側の封止シート収容器の複数の凹部のそれぞれと、厚み方向他方側の封止シート収容器の複数の凸部のそれぞれとが重なるように配置される。
そのため、複数の当接部分を有するように2つの封止シート収容器を重ねることができるので、2つの封止シート収容器によって、封止シートを収容可能な空間を安定して形成することができる。
また、封止シート収容器に凸部と凹部とが複数設けられていたとしても、2つの封止シート収容器を積重ね位置に重ねると、第1方向に投影したときに、2つの封止シート収容器のそれぞれの凸部同士が重なるように配置され、2つの封止シート収容器のそれぞれの凹部同士が重なるように配置される。
そのため、凸部および凹部の数量に関係なく、2つの封止シート収容器の1対の連結部同士を第1方向に並ぶように配置することができ、2つの封止シート収容器の積重ね長さを短くすることができる。
その結果、2つの封止シート収容器を収容位置に重ねるときには、封止シートを収容する空間を安定して形成することができながら、2つの封止シート収容器を積重ね位置に重ねるときには、封止シートを収容しないときの2つの封止シート収容器の積重ね長さを、短く保つことができる。
その結果、封止シートの品質を確実に保つことができる。
また、本発明の封止シート収容器では、1対の端部よりも第1方向両外側において、2つの封止シート収容器を重ねるときに位置決めするための位置決め部を備えていることが好適である。
このような封止シート収容器では、2つの封止シート収容器を重ねるときに、位置決め部を用いることによって、収容位置においては、厚み方向に投影したときに、厚み方向一方側の封止シート収容器の凸部と、厚み方向他方側の封止シート収容器の凹部とが重なり、厚み方向一方側の封止シート収容器の凹部と、厚み方向他方側の封止シート収容器の凸部とが重なるように、確実に位置決めすることができる。
また、位置決め部を用いることによって、積重ね位置においては、第1方向に投影したときに、厚み方向一方側の封止シート収容器の凸部と、厚み方向他方側の封止シート収容器の凸部とが重なり、厚み方向一方側の封止シート収容器の凹部と、厚み方向他方側の封止シート収容器の凹部とが重なるように、確実に位置決めすることができる。
その結果、収容位置および積重ね位置の各位置において、2つの封止シート収容器を安定して重ねることができる。
本発明の封止シート収容器では、簡易な構成で封止シートを収容することができながら、封止シートを収容しないときには、省スペース化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施形態の封止シート収容器、固定シート、および、封止シートの分解斜視図である。なお、便宜的に、図1に示す方向矢印は、紙面下側に図示される封止シート収容器の方向を現すものとする。 図2は、図1に示す封止シート収容器の平面図である。 図3Aは、図2に示す封止シート収容器のA−A断面図を示し、図3Bは、図2に示す封止シート収容器のB−B断面図を示す。 図4Cは、図2に示す封止シート収容器のC−C断面図を示し、図4Dは、図2に示す封止シート収容器のD−D断面図を示す。 図5は、図1に示す封止シート収容器を、収容位置に重ねた状態を示す。 図6は、図5に示す収容位置の封止シート収容器の平面図である。 図7Aは、図6に示す収容位置の封止シート収容器のA’−A’断面図を示し、図7Bは、図6に示す収容位置のB’−B’断面図を示す。 図8Cは、図6に示す収容位置の封止シート収容器のC’−C’断面図を示し、図8Dは、図6に示す収容位置の封止シート収容器のD’−D’断面図を示す。 図9は、図1に示す封止シート収容器を、積重ね位置に重ねた状態を示す。 図10Aは、図9に示す積重ね位置の封止シート収容器における、図2のA−A断面と同一位置の断面図を示し、図10Bは、図9に示す積重ね位置の封止シート収容器における、図2のB−B断面と同一位置の断面図を示す。 図11Cは、図9に示す積重ね位置の封止シート収容器における、図2のC−C断面と同一位置の断面図を示し、図10Dは、図9に示す積重ね位置の封止シート収容器における、図2のD−D断面と同一位置の断面図を示す。 図12Aは、図1に示す封止シート収容器を、収容位置に複数重ねた状態を示し、図12Bは、図1に示す封止シート収容器を、積重ね位置に複数重ねた状態を示す。 図13は、複数の封止シートが封止シート載置領域に載置される状態を示し、図13Aは、略矩形状の封止シートであり、図13Bは、略円形状の封止シートである。
1.封止シート収容器の構成
本発明の一実施形態の封止シート収容器1は、図1に示すように、2つ重ねることによって、封止シート96(後述)を収容するものであって、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステル系樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)などのポリオレフィン系樹脂などの樹脂から、一定の厚み(例えば、0.3〜1.0mm)を有する平面視略矩形の薄板状に形成されている。
なお、封止シート収容器1に関し、方向について言及する場合には、それぞれ水平方向に載置したときの方向を基準とし、具体的には、各図に示した矢印方向を基準とする。なお、図1に示す矢印方向は、紙面下側に図示される封止シート収容器1に対して適応されるものとし、以下の説明では、下側の封止シート収容器1について詳述する。
封止シート収容器1は、収容部4と、枠部5と、溝部6と、複数(4つ)の架設部7とを一体的に備えている。
収容部4は、図2および図3に示すように、封止シート収容器1の内側部分であって、下側が開放された略ボックス形状に形成されている。
枠部5は、図1および図3に示すように、封止シート収容器1の周縁部分であって、収容部4の外周縁から、前後左右方向外側に間隔を隔てて配置され、上側に向かって突出する平面視略矩形枠形状に形成されている。枠部5は、その下端部が、上下方向(厚み方向)において、収容部4の下端部(後述する1対の第1連結壁11および1対の第2連結壁12の下端部)と略同一位置となるように配置されている。また、枠部5は、その上端部が、収容部4の上端部(後述する天壁10)よりも、上方となるように配置されている。
溝部6は、収容部4の下端外周縁と、枠部5の下端内周縁とを連結する平面視略矩形枠形状に形成されている。
架設部7は、図1および図2に示すように、平面視における溝部6の4つの角のそれぞれから、上方に向かって突出し、収容部4の4つの角のそれぞれと、収容部4の4つの角のそれぞれと隣接する枠部5の4つの角のそれぞれとの間を架設するように形成されている。また、架設部7は、その上端部が、上下方向において、収容部4の上端部(後述する天壁10)と略同一位置となるように配置されている。
(1)収容部
収容部4は、図2および図3に示すように、中央部の一例としての天壁10と、1対の連結部の一例としての1対の第1連結壁11(左右連結壁)と、図2および図4に示すように、1対の連結部の一例としての1対の第2連結壁12(前後連結壁)とを備えている。
天壁10は、収容部4の上側部分であって、前後方向に長手の平面視略矩形の平板形状に形成されている。
1対の第1連結壁11は、図2および図3に示すように、左右方向(すなわち、第1方向)に互いに間隔を隔てて配置され、天壁10の左右方向外側の両端縁から連続して、下方に向かって延びる側面視略矩形の平板形状に形成されている。つまり、左側の第1連結壁11(1対の第1連結壁11の一方側)は、図2に示すように、左前側の架設部7と左後側の架設部7との間に架設されるように配置されており、右側の第1連結壁11(1対の第1連結壁11の他方側)は、右前側の架設部7と右後側の架設部7との間に架設されるように配置されている。1対の第1連結壁11は、図3に示すように、上方に向かうに従って、わずかに左右方向内側に向かって傾斜するように形成されている。第1連結壁11は、図2に示すように、第1短部15と、第1長部16と、複数(6つ)の凸部の一例としての第1凸部17(収容部側左右凸部)と、複数(5つ)の凹部の一例としての第1凹部19(収容部側左右凹部)とを備えている。
第1短部15は、第1連結壁11の前側部分であって、平面視略直線状の平板形状に形成されている。
第1長部16は、第1連結壁11の後側部分であって、平面視略直線状の平板形状に形成されている。第1長部16の前後方向(すなわち、第2方向)長さは、第1短部15の前後方向長さよりも長い。
第1凸部17は、第1連結壁11における第1短部15と第1長部16との間において、前後方向に沿って等間隔に6つ配置されている。なお、最前端の第1凸部17は第1短部15と連続され、最後端の第1凸部17は第1長部16と連続されている。第1凸部17は、図1および図2に示すように、第1連結壁11の上下方向全域にわたって、左右方向外側に向かって湾曲するように突出する平面視略半円形状に形成されている。第1凸部17の左右方向外側端部は、図2に示すように、左右方向において、第1短部15および第1長部16よりも、左右方向外側となるように配置されている。
第1凹部19は、第1連結壁11における第1短部15と第1長部16との間において、前後方向に沿って等間隔に5つ配置されている。第1凹部19は、図1および図2に示すように、前後方向に隣接する第1凸部17の間に連続して配置され、第1連結壁11の上下方向全域にわたって、左右方向内側に向かって湾曲するように窪む平面視略半円形状に形成されている。第1凹部19の左右方向内側端部は、図2に示すように、左右方向において、第1短部15および第1長部16と略同一位置となるように配置されている。
このように、第1連結壁11の前後方向端部に第1短部15および第1長部16が形成され、その間に連続して複数の第1凸部17と複数の第1凹部19とが、交互に形成されていることにより、平面視において、天壁10の左右方向両外側の端縁は、前後方向両端部が前後方向に沿う略直線状であり、その前後方向略中央部分が前後方向に沿う波形状に形成されている。
そして、上下方向に投影したときに、第1凸部17によって囲まれる天壁10の略半円形状部分が、第1凸部上面18として区画されている。すなわち、第1凸部上面18は、複数の第1凸部17に対応して、天壁10の左右方向外側部分のそれぞれにおいて、前後方向に沿って、6つずつ区画されている。
このように、1対の第1連結壁11は、収容部4において、1対の第2連結壁12間の中央における左右方向に沿う仮想線X(図2仮想線参照)に対して非線対称であり、1対の第1連結壁11間の中央における前後方向に沿う仮想線Y(図2仮想線参照)に対して線対称に形成されている。
1対の第2連結壁12は、図2および図4に示すように、前後方向に互いに間隔を隔てて配置され、天壁10の前後方向外側の両端縁から連続して、下方に向かって延びる正面視略矩形の平板形状に形成されている。つまり、図2に示すように、前側の第2連結壁12(1対の第2連結壁12の一方側)は、左前側の架設部7と右前側の架設部7との間に架設されるように配置されており、後側の第2連結壁12(1対の第2連結壁12の他方側)は、左後側の架設部7と、右後側の架設部7との間に架設されるように配置されている。また、第2連結壁12は、その左右方向長さが、第1連結壁11の前後方向長さよりも短い。1対の第2連結壁12は、図4に示すように、上方に向かうに従って、わずかに前後方向内側に向かって傾斜するように形成されている。第2連結壁12は、図2に示すように、第2短部25と、第2長部26と、複数(5つ)の凹部の一例としての第2凹部29(収容部側前後凹部)と、複数(4つ)の凸部の一例としての第2凸部27(収容部側前後凸部)とを備えている。
第2短部25は、第2連結壁12の左側部分であって、平面視略直線状の平板形状に形成されている。
第2長部26は、第2連結壁12の右側部分であって、平面視略直線状の平板形状に形成されている。第2長部26の左右方向長さは、第2短部25の左右方向長さよりも長い。
第2凹部29は、第2連結壁12における第2短部25と第2長部26との間において、左右方向に沿って等間隔に5つ配置されている。なお、最左端の第2凹部29は第2短部25と連続され、最右端の第2凹部29は第2長部26と連続されている。第2凹部29は、図1および図2に示すように、第2連結壁12の上下方向全域にわたって、前後方向内側に向かって湾曲するように窪む平面視略半円形状に形成されている。第2凹部29の前後方向内側端部は、図2に示すように、前後方向において、第2短部25および第2長部26よりも、前後方向内側となるように配置されている。
第2凸部27は、第2連結壁12における第2短部25と第2長部26との間において、左右方向に沿って等間隔に4つ配置されている。第2凸部27は、図1および図2に示すように、左右方向に隣接する第2凹部29の間に連続して配置され、第2連結壁12の上下方向全域にわたって、前後方向外側に向かって湾曲するように突出する平面視略半円形状に形成されている。第2凸部27の前後方向外側端部は、図2に示すように、前後方向において、第2短部25および第2長部26と略同一位置となるように配置されている。
このように、第2連結壁12の左右方向端部に第2短部25および第2長部26が形成され、その間に連続して複数の第2凹部29と複数の第2凸部27とが、交互に形成されていることにより、平面視において、天壁10の前後方向両外側の端縁は、左右方向両端部が左右方向に沿う略直線状であり、その左右方向略中央部分が左右方向に沿う波形状に形成されている。
そして、上下方向に投影したときに、第2凸部27によって囲まれる天壁10の略半円形状部分が、第2凸部上面28として区画されている。また、天壁10の右側において、最右端の第2凹部29および第2長部26と隣接する部分が、第2凸部上面28として区画されている。すなわち、第2凸部上面28は、天壁10の前後方向外側部分のそれぞれにおいて、左右方向に沿って、5つずつ区画されている。
このように、1対の第2連結壁12は、収容部4において、仮想線Y(図2仮想線参照)に対して非線対称であり、仮想線X(図2仮想線参照)に対して線対称に形成されている。
なお、収容部4において、天壁10には、固定シート載置領域84と封止シート載置領域85とが区画されている。
固定シート載置領域84は、天壁10において、その左右方向長さが、1対の第1連結壁11のそれぞれの第1凸部17の左右方向外側端部間の長さよりも短く、1対の第1連結壁11のそれぞれの第1凹部19の左右方向内側端部間の長さよりも長い、また、その前後方向長さが、1対の第2連結壁12のそれぞれの第2凸部27の前後方向外側端部間の長さよりも短く、1対の第2連結壁12のそれぞれの第2凹部29の前後方向内側端部間の長さよりも長い領域として区画されている。
封止シート載置領域85は、天壁10において、固定シート載置領域84の内側に区画されており、その左右方向長さが、1対の第1連結壁11のそれぞれの第1凹部19の左右方向内側端部間の長さよりもわずかに短く、その前後方向長さが、1対の第2連結壁12のそれぞれの第2凹部29の前後方向内側端部間の長さよりもわずかに短い領域として区画されている。
(2)枠部
枠部5は、図2および図3に示すように、位置決め部の一例としての1対の第1位置決め部32と、位置決め部の一例としての1対の第2位置決め部33(図4参照)と、鍔部34とを備えている。
(2−1)第1位置決め部
1対の第1位置決め部32は、左右方向に互いに間隔を隔てて配置され、前後方向に沿って延びるように形成されている。なお、1対の第1位置決め部32を区別する場合には、左側の第1位置決め部32を1対の第1位置決め部32の一方側とし、右側の第1位置決め部32を1対の第1位置決め部32の他方側とする。第1位置決め部32は、図3に示すように、第1内壁37と、第1内壁37と左右方向に対向する第1外壁38と、第1内壁37の上端部と第1外壁38の上端部とを連結する第1上壁39とを備えている。
第1内壁37は、側面視略矩形の平板形状に形成されている。第1内壁37は、上方に向かうに従って、わずかに左右方向外側に向かって傾斜するように形成されている。なお、第1内壁37の下端縁は、溝部6(詳しくは、後述する第1底壁69)と連続されている。
第1外壁38は、側面視略矩形の平板形状に形成されている。第1外壁38は、上方に向かうに従って、わずかに左右方向内側に向かって傾斜するように形成されている。
第1上壁39は、第1内壁37の上端縁と、第1外壁38の上端縁とを連結する平面視略矩形の平板形状に形成されている。
すなわち、第1位置決め部32は、第1内壁37と、第1外壁38と、第1内壁37とから、上方に向かうに従って幅狭となる正断面視略台形状に形成されている。
(2−1−1)第1内壁
第1内壁37は、図2に示すように、第3短部45と、第3長部46と、複数(7つ)の第3凸部47(枠部側左右凸部)と、複数(6つ)の第3凹部49(枠部側左右凹部)とを備えている。
第3短部45は、第1内壁37の前側部分であって、平面視略直線状の平板形状に形成されている。
第3長部46は、第1内壁37の後側部分であって、平面視略直線状の平板形状に形成されている。第3長部46の前後方向長さは、第3短部45の前後方向長さよりも長い。
第3凸部47は、第1内壁37における第3短部45と第3長部46との間において、前後方向に沿って等間隔に7つ配置されている。なお、最前端の第3凸部47は第3短部45と連続され、最後端の第3凸部47は第3長部46と連続されている。第3凸部47は、図1および図2に示すように、第1内壁37において、第1内壁37の上側部分を除く左右方向内側部分から、左右方向内側に向かって湾曲するように突出する平面視略半円形状に形成されている。第3凸部47の左右方向内側端部は、図2に示すように、左右方向において、第3短部45および第3長部46よりも左右方向内側となるように配置されている。
第3凹部49は、第1内壁37における第3短部45と第3長部46との間において、前後方向に沿って等間隔に6つ配置されている。第3凹部49は、図1および図2に示すように、前後方向に隣接する第3凸部47の間に連続して配置され、左右方向外側に向かって湾曲するように窪む平面視略半円形状に形成されている。第3凹部49の左右方向外側端部は、図2に示すように、左右方向において、第3短部45および第3長部46と略同一位置となるように配置されている。
このように、第1内壁37の前後方向端部に第3短部45および第3長部46が形成され、その間に連続して複数の第3凸部47と複数の第3凹部49とが、交互に形成されていることにより、平面視において、第1内壁37は、前後方向両端部が前後方向に沿う略直線状であり、その前後方向略中央部分が前後方向に沿う波形状に形成されている。なお、第1内壁37は、その第3凸部47が第1連結壁11の第1凹部19と左右方向に対向し、その第3凹部49が第1連結壁11の第1凸部17と左右方向に対向するような波形状に形成されている。つまり、第1内壁37の波形状(複数の第3凸部47と複数の第3凹部49)と、第1連結壁11の波形状(複数の第1凹部19と複数の第2凸部27)とは、前後方向に沿って、互い違いとなるように形成されている。
そして、上下方向に投影したときに、第1内壁37において、第3凸部47によって囲まれる略半円形状部分が、第3凸部上面48として区画されている。すなわち、第3凸部上面48は、複数の第3凸部47に対応して、1対の第1位置決め部32の第1内壁37のそれぞれにおいて、前後方向に沿って、7つずつ区画されている。第3凸部上面48は、図3に示すように、上下方向において、収容部4の天壁10と略同一位置となるように配置されている。
(2−1−2)第1外壁
第1外壁38は、図2に示すように、複数(3つ)の第1大凹部52と、複数(3つ)の第1大凸部51とを備えている。
第1大凹部52は、第1外壁38において、前後方向に沿って、等間隔に3つ配置されている。第1大凹部52は、図1および図2に示すように、第1外壁38の上下方向全域にわたって、左右方向内側に向かって平面視略矩形状に窪むように形成されている。
第1大凸部51は、図2に示すように、第1外壁38において、前後方向に沿って、等間隔に3つ配置されている。第1大凸部51は、その内の2つが、前後方向に隣接する第1大凹部52の間に連続して配置され、その内の1つが、最前端の第1大凹部52と連続するように、第1大凹部52の前側に配置されている。第1大凸部51は、図1および図2に示すように、第1外壁38の上下方向全域にわたって、左右方向外側に向かって平面略矩形状に突出するように形成されている。第1大凸部51は、その前後方向長さが、第1大凹部52の前後方向長さよりも長い。また、第1大凸部51は、第1支持部53を備えている。
第1支持部53は、第1大凸部51の前後方向略中央における上側部分から、左右方向内側に向かって平面視略矩形状に窪むように形成されている。第1支持部53は、その前後方向長さが、第1大凹部52の前後方向長さと略同一である。第1支持部53の下面は、図3に示すように、収容部4の天壁10と、上下方向において略同一位置となるように配置されている。
なお、封止シート収容器1の前端から、最前端の第1支持部53までの長さと、封止シート収容器1の後端から、最後端の第1大凹部52までの長さは略同一である。
(2−2)第2位置決め部
1対の第2位置決め部33は、1対の第1位置決め部32の前端部間および後端部間を架設するように、前後方向に互いに間隔を隔てて配置され、左右方向に沿って延びるように形成されている。なお、1対の第2位置決め部33を区別する場合には、前側の第2位置決め部33を1対の第2位置決め部33の一方側とし、後側の第2位置決め部33を1対の第2位置決め部33の他方側とする。第2位置決め部33は、その左右方向長さが、第1位置決め部32の前後方向長さよりも短い。また、第2位置決め部33は、図4に示すように、第2内壁40と、第2内壁40と前後方向に対向する第2外壁41と、第2内壁40の上端部と第2外壁41の上端部とを連結する第2上壁42とを備えている。
第2内壁40は、正面視略矩形の平板形状に形成されている。第2内壁40は、上方に向かうに従って、わずかに前後方向外側に向かって傾斜するように形成されている。なお、第2内壁40の下端部は、溝部6(詳しくは、後述する第2底壁70)と連続されている。
第2外壁41は、正面視略矩形の平板形状に形成されている。第2外壁41は、上方に向かうに従って、わずかに前後方向内側に向かって傾斜するように形成されている。
第2上壁42は、第2内壁40の上端縁と、第2外壁41の上端縁とを連結する平面視略矩形の平板形状に形成されている。
すなわち、第2位置決め部33は、第2内壁40と、第2外壁41と、第2上壁42とから、上方に向かうに従って幅狭となる側断面視略台形状に形成されている。
(2−2−1)第2内壁
第2内壁40は、図2に示すように、第4短部55と、第4長部56と、複数(5つ)の第4凸部57(枠部側前後凸部)と、複数(4つ)の第4凹部59(枠部側前後凹部)とを備えている。
第4短部55は、第2内壁40の左側部分であって、平面視略直線状の平板形状に形成されている。
第4長部56は、第2内壁40の右側部分であって、平面視略直線状の平板形状に形成されている。第4長部56の左右方向長さは、第4長部56の左右方向長さよりも長い。
第4凸部57は、第2内壁40における第4短部55と第4長部56との間において、左右方向に沿って等間隔に5つ配置されている。なお、最左端の第4凸部57は第4短部55と連続され、最右端の第4凸部57は第4長部56と連続されている。第4凸部57は、図1および図2に示すように、第2内壁40において、第2内壁40の上側部分を除く前後方向内側部分から、前後方向内側に向かって湾曲するように突出する平面視略半円形状に形成されている。第4凸部57の前後方向内側端部は、図2に示すように、前後方向において、第4短部55および第4長部56よりも前後方向内側となるように配置されている。
第4凹部59は、第2内壁40における第4短部55と第4長部56との間において、左右方向に沿って等間隔に4つ配置されている。第4凹部59は、図1および図2に示すように、左右方向に隣接する第4凸部57の間に連続して配置され、前後方向外側に向かって湾曲するように窪む平面視略半円形状に形成されている。第4凹部59の前後方向外側端部は、図2に示すように、前後方向において、第4短部55および第4長部56と略同一位置となるように配置されている。
このように、第2内壁40の左右方向端部に第4短部55および第4長部56が形成され、その間に連続して複数の第4凸部57と複数の第3凹部49とが、交互に形成されていることにより、平面視において、第2内壁40は、左右方向両端部が左右方向に沿う略直線状であり、その左右方向略中央部分が左右方向に沿う波形状に形成されている。なお、第2内壁40は、その第4凸部57が第2連結壁12の第2凹部29と前後方向に対向し、その第4凹部59が第1連結壁11の第2凸部27と前後方向に対向するような波形状に形成されている。つまり、第2内壁40の波形状(複数の第4凸部57と複数の第4凹部59)と、第2連結壁12の波形状(複数の第2凹部29と複数の第2凸部27)とは、左右方向に沿って、互い違いとなるように形成されている。
そして、上下方向に投影したときに、第2内壁40において、第4凸部57によって囲まれる略半円形状部分が、第4凸部上面58として区画されている。すなわち、第4凸部上面58は、複数の第4凸部57に対応して、1対の第2位置決め部33の第1内壁37のそれぞれにおいて、左右方向に沿って、5つずつ区画されている。第4凸部上面58は、図4に示すように、上下方向において、収容部4の天壁10と略同一位置となるように配置されている。
(2−2−2)第2外壁
第2外壁41は、図2に示すように、複数(2つ)の第2大凹部62と、複数(2つ)の第2大凸部61とを備えている。
第2大凹部62は、第2外壁41において、左右方向に沿って、互いに間隔を隔てて2つ配置されている。第2大凹部62は、図1または図2に示すように、第2外壁41の上下方向全域にわたって、前後方向内側に向かって平面視略矩形状に窪むように形成されている。
第2大凸部61は、図2に示すように、第2外壁41において、左右方向に沿って、互いに間隔を隔てて2つ配置されている。第2大凸部61は、その内の1つが、左右方向に隣接する第2大凹部62の間に連続して配置され、その内の1つが、左側の第2大凹部62の左側に配置されている。第2大凸部61は、図1および図2に示すように、第2外壁41の上下方向全域にわたって、前後方向外側に向かって平面視略矩形状に突出するように形成されている。第2大凸部61は、その左右方向長さが、第2大凹部62の左右方向長さよりも長い。また、第2大凸部61は、第2支持部63を備えている。
第2支持部63は、第2大凸部61の左右方向略中央における上側部分から、前後方向内側に向かって平面視略矩形状に窪むように形成されている。第2支持部63は、その左右方向長さが、第2大凹部62の左右方向長さと略同一である。第2支持部63の下面は、図4に示すように、収容部4の天壁10と、上下方向において略同一位置となるように配置されている。
なお、封止シート収容器1の左端から、左側の第2支持部63までの長さと、封止シート収容器1の右端から、右側の第2大凹部62までの長さは略同一である。
(2−3)鍔部
鍔部34は、図1および図2に示すように枠部5の周縁部分であって、1対の第1位置決め部32の第1外壁38の下端縁、および、1対の第2位置決め部33の第2外壁41の下端縁と連続する平面視略矩形枠形状の平板形状に形成されている。鍔部34は、図3に示すように、上下方向において、溝部6(詳しくは、後述する1対の第1底壁69と、1対の第2底壁70)と略同一位置となるように配置されている。そして、図2に示すように、上下方向に投影したときに、第1大凹部52によって囲まれる鍔部34の略矩形状部分が、第1被支持部64として区画されている。すなわち、第1被支持部64は、複数の第1支持部53に対応して、鍔部34の左右方向両側に3つずつ区画されている。また、上下方向に投影したときに、第2大凹部62によって囲まれる鍔部34の略矩形状部分が、第2被支持部65として区画されている。すなわち、第2被支持部65は、複数の第2支持部63に対応して、鍔部34の前後方向両側に2つずつ区画されている。
(3)溝部
溝部6は、1対の端部の一例としての1対の第1底壁69と、1対の端部の一例としての1対の第2底壁70とを備えている。
1対の第1底壁69は、溝部6の左側部分および右側部分であって、互いに左右方向に間隔を隔てて配置されている。
具体的には、左側の第1底壁69(1対の第1底壁69の一方側)は、左前側の架設部7と左後側の架設部7との下端部間を連結するとともに、左側の第1連結壁11(1対の第1底壁69の他方側)と左側の第1内壁37との下端部間を連結する、前後方向に長手の平面視略矩形の平板形状に形成されている。右側の第1底壁69は、右前側の架設部7と右後側の架設部7との下端部間を連結するとともに、右側の第1連結壁11と右側の第1内壁37との下端部間を連結する、前後方向に長手の平面視略矩形の平板形状に形成されている。
なお、第1底壁69において、上下方向に投影したときに、第1連結壁11の第1凹部19によって囲まれる略半円形状部分が、第1凹部下面73として区画されている。また、第1底壁69の後側において、最後端の第1凸部17および第1長部16の前側部分と隣接する部分が、第1凹部下面73として区画されている。すなわち、第1凹部下面73は、1対の第1底壁69の左右方向内側部分のそれぞれにおいて、前後方向に沿って、6つずつ区画されている。
また、第1底壁69において、上下方向に投影したときに、第1内壁37の第3凹部49によって囲まれる略半円形状部分が、第3凹部下面76として区画されている。また、第1底壁69の後側において、最後端の第3凸部47および第3長部46の前側部分と隣接する部分とが、第3凹部下面76として区画されている。すなわち、第3凹部下面76は、1対の第1底壁69の左右方向外側部分のそれぞれにおいて、前後方向に沿って、7つずつ区画されている。
1対の第2底壁70は、溝部6の前側部分および後側部分であって、互いに前後方向に間隔を隔てて配置されている。
具体的には、前側の第2底壁70(1対の第2底壁70の一方側)は、左前側の架設部7と右前側の架設部7との下端部間を連結するとともに、前側の第2連結壁12と前側の第2内壁40との下端部間を連結する、左右方向に長手の平面視略矩形の平板形状に形成されている。後側の第2底壁70(1対の第2底壁70の他方側)は、左後側の架設部7と右後側の架設部7との下端部間を連結するとともに、後側の第2連結壁12と後側の第2内壁40との下端部間を連結する、左右方向に長手の平面視略矩形の平板形状に形成されている。
なお、第2底壁70において、上下方向に投影したときに、第2連結壁12の第2凹部29によって囲まれる略半円形状部分が、第2凹部下面74として区画されている。すなわち、第2凹部下面74は、1対の第2底壁70の前後方向内側部分のそれぞれにおいて、左右方向に沿って、5つずつ区画されている。
また、第2底壁70において、上下方向に投影したときに、第2内壁40の第4凹部59によって囲まれる略半円形状部分が第4凹部下面77として区画されている。また、第2底壁70の右側において、最右端の第4凸部57および第4長部56の左側部分と隣接する部分とが、第4凹部下面77として区画されている。すなわち、第4凹部下面77は、1対の第2底壁70の前後方向外側部分のそれぞれにおいて、左右方向に沿って、5つずつ区画されている。
(4)架設部
架設部7は、収容部4の4つの角にそれぞれ配置され、封止シート収容器1の対角線に沿って延びるように収容部4と枠部5とを架設している。架設部7は、上方に向かうに従って、幅狭となる断面視略台形状に形成されている。架設部7は、溜部80を備えている。
溜部80は、架設部7の外側部分であって、枠部5の4つの角(1対の第1位置決め部32と、1対の第2位置決め部33との連結部分)に対して、封止シート収容器1の内側から隣接するように配置され、下方に向かって略半円形状に窪むように形成されている。
2.固定シートの構成
固定シート93は、図1に示すように、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなり、上下方向に一定の厚み(例えば、0.02〜0.20mm)を有する前後左右方向に延びるフレキシブルな薄板状に形成されている。固定シート93の前後左右方向長さは、固定シート載置領域84の前後左右方向長さと同一である。
固定シート93は、その上面が表面タックを有する片面粘着シートから形成されている。固定シート93の粘着力は、詳しくは後述するが、固定シート93に対して、上側から封止シート収容器1の第1凹部下面73および第2凹部下面74が接触されただけでは、封止シート収容器1に接着しないように、例えば、1Pa以上、好ましくは、5Pa以上であり、例えば、100Pa以下、好ましくは、50Pa以下に設定されている。なお、固定シート93の粘着力が100Paよりも大きいと、固定シート93に対して、封止シート収容器1の第1凹部下面73および第2凹部下面74が接触された状態から、封止シート収容器1を上方に持ち上げたときに、固定シート93が封止シート収容器1に追従して持ち上がってしまう場合がある。固定シート93の粘着力が1Paよりも小さいと、後述する積重ね位置において、封止シート収容器1(後述する封止シート収容器1B)で固定シート93を固定することが困難となり、封止シート96(後述)を安定して出荷、搬送できない場合がある。また、固定シート93の封止シート96(後述)に対する粘着力は、固定シート93の封止シート収容器1に対する粘着力よりも大きいことが好ましい。
3.封止シートの構成
封止シート96は、図13Aに示すように、基材97と封止層98とを備えている。
基材97は、樹脂フィルムなどからなり、上下方向に一定の厚み(例えば、0.02〜1.50mm)を有する左右方向に長手の平面視略矩形の薄板状に形成されている。
封止層98は、粘着性を有する樹脂(粘着剤)から、平面視における基材97の略中央部分に積層される平面視略矩形の薄板状に形成されている。
なお、封止シート96は、その基材97の形状および大きさ、また、その封止層98の形状および大きさが特に限定されず、基材97は封止シート載置領域85よりも小さく、封止層98は基材97よりも小さければ、どのような形状でもよい。例えば、図13Bに示すように、封止シート96は、平面視略円形状の薄板状に形成されていてもよい。また、封止シート96は、図示しないが、例えば、平面視略三角形状の薄板状、平面視略L字状の薄板状、または、平面視略星形状の薄板状などに形成されていてもよい。
4.封止シート収容器の重ね合わせ
上記した封止シート収容器1は、上下方向において、2つ以上重ねることができる。封止シート収容器1は、図5に示すように、上記した封止シート96を収容可能な収容位置と、図9に示すように、封止シート96を収容しない積重ね位置とに選択的に重ねることができる。
封止シート収容器1の重ね合わせを説明するにあたって、図5〜図11において、下側の封止シート収容器1を封止シート収容器1Aとし、封止シート収容器1Aに属する全ての部材には、その符号の末尾にAを付し、また、上側の封止シート収容器1を封止シート収容器1Bとし、封止シート収容器1Bに属する全ての部材には、その符号の末尾にBを付し、2つの封止シート収容器1を区別する。
(1)収容位置
封止シート収容器1を、封止シート96を収容可能な収容位置に重ねるには、まず、2つの同一形状の封止シート収容器1と、固定シート93と、封止シート96を用意する。
そして、図6に示すように、封止シート収容器1Aの天壁10Aに固定シート93を載置する。
天壁10Aに固定シート93を載置するには、天壁10Aの固定シート載置領域84Aに対して、固定シート93の非接着面(下面)が接触されるように、固定シート93を上側から載置する。これにより、固定シート93は、天壁10Aの固定シート載置領域84Aに載置される。
次いで、固定シート93に、封止シート96を載置する。
固定シート93に封止シート96を載置するには、天壁10Aの封止シート載置領域85A内において、固定シート93に対して、封止シート96の基材97が接触されるように、封止シート96を上側から載置する。これにより、封止シート96は、天壁10Aの封止シート載置領域85Aに載置される。
また、固定シート93と封止シート96とを天壁10Aに載置する方法は、上記した順番に限定されず、まず、固定シート93に対して封止シート96を載置してから、封止シート96が載置された固定シート93を天壁10Aに載置することもできる。
なお、封止シート96は、図13に示すように、封止シート載置領域85に収まれば、どのような形状であっても、複数配置することができる。
次に、図5に示すように、固定シート93および封止シート96が載置された封止シート収容器1Aに対して、封止シート収容器1Bを上側から重ね合わせる。
詳しくは、図5および図6に示すように、封止シート収容器1Aに対して、封止シート収容器1Bを、平面視における封止シート収容器1の対角線(図示せず)の交点を通る上下方向に沿う中点Zを回転中心として、180°回転させる。つまり、封止シート収容器1Bを、仮想線Yに対して、1対の第1連結壁11B一方側と他方側とが入れ替わるとともに、仮想線Xに対して、1対の第2連結壁12Bの一方側と他方側とが入れ替わるように配置する。
そうして、上下方向に投影したときに、1対の第1連結壁11Aの一方側と1対の第1連結壁11Bの他方側、1対の第2連結壁12Aの一方側と1対の第2連結壁12Bの他方側、1対の第1位置決め部32Aの一方側と1対の第1位置決め部32Bの他方側、および、1対の第2位置決め部33Aの一方側と1対の第2位置決め部33Bの他方側が、それぞれ一致するように、封止シート収容器1Bを封止シート収容器1Aに対して、上側から重ね合わせる。
そうすると、図6に示すように、平面視において、第1連結壁11Aの第1短部15Aと、第1連結壁11Bの第1長部16Bとが重なり、第1連結壁11Aの第1長部16Aと、第1連結壁11Bの第1短部15Bとが重なることによって、第1連結壁11Aにおける第1凸部17Aおよび第1凹部19Aからなる波形状と、第1連結壁11Bにおける第1凸部17Bおよび第1凹部19Bからなる波形状とがずれるように重なる。つまり、上下方向に投影したときに、第1凸部17Aと第1凹部19Bとが重なり、第1凹部19Aと第1凸部17Bとが重なる。
また、平面視において、第2連結壁12Aの第2短部25Aと、第2連結壁12Bの第2長部26Bとが重なり、第2連結壁12Aの第2長部26Aと、第2連結壁12Bの第2短部25Bとが重なることによって、第2連結壁12Aにおける第2凸部27Aおよび第2凹部29Aからなる波形状と、第2連結壁12Bにおける第2凸部27Bおよび第2凹部29Bからなる波形状とがずれるように重なる。つまり、上下方向に投影したときに、第2凸部27Aと第2凹部29Bとが重なり、第2凹部29Aと第2凸部27Bとが重なる。
また、平面視において、第1内壁37Aの第3短部45Aと、第1内壁37Bの第3長部46Bとが重なり、第1内壁37Aの第3長部46Aと、第1内壁37Bの第3短部45Bとが重なることによって、第1内壁37Aにおける第3凸部47Aおよび第3凹部49Aからなる波形状と、第1内壁37Bにおける第3凸部47Bおよび第3凹部49Bからなる波形状とがずれるように重なる。つまり、上下方向に投影したときに、第3凸部47Aと第3凹部49Bとが重なり、第3凹部49Aと第3凸部47Bとが重なる。
また、平面視において、第2内壁40Aの第4短部55Aと、第2内壁40Bの第4長部56Bとが重なり、第2内壁40Aの第4長部56Aと、第2内壁40Bの第4短部55Bとが重なることによって、第2内壁40Aにおける第4凸部57Aおよび第4凹部59Aからなる波形状と、第2内壁40Bにおける第4凸部57Bおよび第4凹部59Bからなる波形状とがずれるように重なる。つまり、上下方向に投影したときに、第4凸部57Aと第4凸部57Bとが重なり、第4凹部59Aと第4凹部59Bとが重なる。
これにより、図7および図8に示すように、封止シート収容器1Aの複数の第1凸部上面18Aに、封止シート収容器1Bの複数の第1凹部下面73Bが当接され、封止シート収容器1Aの複数の第2凸部上面28Aに、封止シート収容器1Bの複数の第2凹部下面74Bが当接され、封止シート収容器1Aの複数の第3凸部上面48Aに、封止シート収容器1Bの複数の第3凹部下面76Bが当接され、封止シート収容器1Aの複数の第4凸部上面58Aに、封止シート収容器1Bの複数の第4凹部下面77Bが当接される。つまり、第1連結壁11Aと第1連結壁11Bとが、上下方向に並ぶように配置されるとともに、第2連結壁12Aと第2連結壁12Bとが、上下方向に並ぶように配置されることにより、天壁10Aと天壁10Bとが相対的に離間され、天壁10Aと収容部4Bとによって囲まれる空間が、収容空間88として区画される。
収容空間88の上下方向長さ、すなわち、天壁10Aおよび天壁10B間の長さL1は、例えば、3.0mm以上、好ましくは、5.0mm以上であり、例えば、30.0mm以下、好ましくは、20.0mm以下である。
これにより、固定シート載置領域84に載置される固定シート93は、その左右方向両端部が、複数の第1凸部上面18Aと、複数の第1凹部下面73Bとに挟まれるとともに、その前後方向両端部が複数の第2凸部上面28Aと、複数の第2凹部下面74Bとに挟まれることにより、封止シート収容器1Aおよび封止シート収容器1Bによって固定される。なお、固定シート93の粘着力は、封止シート収容器1Aから封止シート収容器1Bを離間させたとしても、第1凹部下面73Bおよび第2凹部下面74Bに追従しない程度に設定されているため、固定シート93が固定シート載置領域84から移動することはない。
また、封止シート収容器1Aの複数の第1支持部53Aに、封止シート収容器1Bの複数の第1大凹部52Bが嵌合されることで、複数の第1支持部53Aの下面に、複数の第1被支持部64が当接されるとともに、封止シート収容器1Aの複数の第2支持部63Aに、封止シート収容器1Bの複数の第2大凹部62Bが嵌合されることで、複数の第2支持部63Aの下面に、複数の第2被支持部65が当接される。
このように、枠部5Aに対して、枠部5Bが係合されることにより、封止シート収容器1Aに対する封止シート収容器1Bの前後左右方向への移動が規制される。
こうして、封止シート収容器1Aに対して、封止シート収容器1Bが位置決めされる。
以上により、2つの封止シート収容器1は、封止シート96を収容可能な収容位置に重ねられる。
なお、図12Aに示すように、封止シート収容器1を収容位置に複数重ねることによって、多くの封止シート96を収容することができる。
(2)積重ね位置
封止シート収容器1を、封止シート96を収容しない積重ね位置に重ねるには、2つの同一形状の封止シート収容器1を用意する。
そして、封止シート収容器1Aに対して、封止シート収容器1Bを上側から重ね合わせる。
詳しくは、上下方向に投影したときに、1対の第1連結壁11Aの一方側と1対の第1連結壁11Bの一方側、1対の第2連結壁12Aの一方側と1対の第2連結壁12Bの一方側、1対の第1位置決め部32Aの他方側と1対の第1位置決め部32Bの他方側、および、1対の第2位置決め部33Aの他方側と1対の第2位置決め部33Bの他方側が、それぞれ一致するように、封止シート収容器1Bを封止シート収容器1Aに対して、上側から組み付ける。
これにより、図10に示すように、1対の第1連結壁11Bが、1対の第1連結壁11Aの傾斜に沿うように接触され、1対の第1位置決め部32Bが、1対の第1位置決め部32Aの傾斜に沿うように接触される、また、図11に示すように、1対の第2連結壁12Bが、1対の第2連結壁12Aの傾斜に沿うように接触され、1対の第2位置決め部33Bが、1対の第2位置決め部33Aの傾斜に沿うように接触される。
なお、このとき、左右方向に投影したときに、第1連結壁11Aと第1連結壁11Bとにおいては、第1凸部17Aと第1凸部17Bとが重なり、第1凹部19Aと第1凹部19Bとが重なり、第1位置決め部32Aと第1位置決め部32Bとでは、第3凸部47Aと第3凸部47Bとが重なり、第3凹部49Aと第3凹部49Bとが重なる。
また、前後方向に投影したときに、第2連結壁12Aと第2連結壁12Bとにおいては、第2凸部27Aと第2凸部27Bとが重なり、第2凹部29Aと第2凹部29Bとが重なり、第2位置決め部33Aと第2位置決め部33Bとでは、第4凸部57Aと第4凸部57Bとが重なり、第4凹部59Aと第4凹部59Bとが重なる。
そして、封止シート収容器1Aの天壁10Aと、封止シート収容器1Bの天壁10Bとが相対的に近接される。天壁10Aおよび天壁10B間の長さL2は、例えば、0.1mm以上であり、例えば、1.0mm以下、好ましくは、0.5mm以下である。
これにより、収容位置における2つの封止シート収容器1の積重ね長さよりも短くなる。
以上により、2つの封止シート収容器1は、封止シート96を収容しない積重ね位置に重ねられる。
なお、図12Bに示すように、封止シート収容器1を積み重ね位置に複数重ねることによって、複数の封止シート収容器1の出荷・搬送時に省スペース化を図ることができる。
5.作用効果
この封止シート収容器1では、図7に示すように、2つの同一形状の封止シート収容器1を、収容位置に重ねると、2つの封止シート収容器1の1対の第1連結壁11同士が上下方向に並ぶように配置されるとともに、図8に示すように、2つの封止シート収容器1の1対の第2連結壁12同士が上下方向に並ぶように配置され、2つの封止シート収容器1の天壁10同士が相対的に離間することにより、封止シート96を収容可能な収容空間88が形成される。また、図10に示すように、2つの封止シート収容器1を、積重ね位置に重ねると、2つの封止シート収容器1の1対の第1連結壁11同士が左右方向に並ぶように配置されるとともに、図11に示すように、1対の第2連結壁12同市が前後方向に並ぶように配置され、2つの封止シート収容器1の天壁10同士が相対的に近接することにより、2つの封止シート収容器1の積重ね長さが、収容位置における2つの封止シート収容器1の積重ね長さよりも短くなる。
つまり、2つの封止シート収容器1から、封止シート96を収容可能な収容空間88が形成される収容位置(図5参照)と、収容位置における2つの封止シート収容器1の積重ね長さよりも、2つの封止シート収容器1の積重ね長さが短くなる積重ね位置(図9参照)とを構成することができる。
そのため、封止シート収容器1を2つ重ねることによって、図5に示すように、収容位置では、封止シート96を収容可能な収容空間88に、封止シート96を収容・保護することができ、図9に示すように、積重ね位置では、封止シート96を収容する必要がないので、2つの封止シート収容器1の積重ね長さを短くして、省スペース化を図ることができる。
また、収容位置において、図7に示すように、封止シート収容器1Bの第1凸部17Bと、封止シート収容器1Aの第1凹部19Aとが重なり、封止シート収容器1Bの第1凹部19Bと、封止シート収容器1Aの第1凸部17Aとが重なる、言い換えると、封止シート収容器1Bの第1凸部17Bの下端部と、封止シート収容器1Aの第1凹部19Aの上端部とは非接触であり、封止シート収容器1Bの第1凹部19Bの下端部(すなわち、第1凹部下面73B)と、封止シート収容器1Aの第1凸部17Aの上端部(すなわち、第1凸部上面18A)とは当接される。また、収容位置において、図8に示すように、封止シート収容器1Bの第2凸部27Bと、封止シート収容器1Aの第2凹部29Aとが重なり、封止シート収容器1Bの第2凹部29Bと、封止シート収容器1Aの第2凸部27Aとが重なる、言い換えると、封止シート収容器1Bの第2凸部27Bの下端部と、封止シート収容器1Aの第2凹部29Aの上端部とは非接触であり、封止シート収容器1Bの第2凹部29Bの下端部(すなわち、第2凹部下面74B)と、封止シート収容器1Aの第2凸部27Aの上端部(すなわち、第2凸部上面28A)とは当接される。
例えば、収容位置における封止シート96を収容可能な収容空間88に、封止シート96を載置するときに、封止シート96を固定するための固定シート93を用いる場合がある。
このような場合には、図6に示すように、固定シート93を、上下方向に投影したときに、封止シート収容器1Aの第1凹部19Aおよび第1凸部17Aと重なるように配置することによって、図7に示すように、第1凹部下面73Bと、第1凸部上面18Aとで、固定シート93の一部を挟み、固定することができる。また、固定シート93を、上下方向に投影したときに、封止シート収容器1Aの第2凹部29Aおよび第2凸部27Aと重なるように配置することによって、図8に示すように、第2凹部下面74Bと、第2凸部上面28Aとで、固定シート93の一部を挟み、固定することができる。
そのため、収容空間88を形成するための1対の第1連結壁11の第1凹部19および第1凸部17と、1対の第2連結壁12の第2凹部29および第2凸部27を利用して、固定シート93を固定することができ、封止シート収容器1に、より効率的に封止シート96を収容することができる。
また、この封止シート収容器1では、図2に示すように、1対の第1連結壁11を仮想線Yに対して線対称に形成し、1対の第2連結壁12を仮想線Xに対して線対称に形成している。
そのため、図6に示すように、封止シート収容器1Bを、仮想線Yに対して、封止シート収容器1Bの1対の第1連結壁11Bの一方側と他方側とが入れ替わるように配置し、仮想線Xに対して封止シート収容器1Bの1対の第2連結壁12Bの一方側と他方側とが入れ替わるように配置するだけで、封止シート収容器1Aと封止シート収容器1Bとを収容位置と積重ね位置とに切り替えることができる。
そのため、簡易な作業により収容位置と積重ね位置とに選択的に重ねることができる。
また、1対の第1連結壁11を仮想線Yに対して線対称に形成することで、1対の第1連結壁11のそれぞれを同一形状に形成することができ、1対の第2連結壁12を仮想線Xに対して線対称に形成することで、1対の第2連結壁12のそれぞれを同一形状に形成することができる。
また、この封止シート収容器1では、図6に示すように、2つの同一形状の封止シート収容器1を収容位置に重ねると、上下方向に投影したときに、封止シート収容器1Bの複数の第1凹部19Bのそれぞれと、封止シート収容器1Aの複数の第1凸部17Aのそれぞれとが重なり、封止シート収容器1Bの第2凹部29Bのそれぞれと、封止シート収容器1Aの複数の第2凸部27Aのそれぞれとが重なるように配置される。
そのため、複数の当接部分を有するように2つの封止シート収容器1を重ね合わせることができるので、2つの封止シート収容器1によって、封止シート96を収容可能な収容空間88を安定して形成することができる。
また、封止シート収容器1に第1凸部17と第1凹部19とが複数設けられ、第2凸部27と第2凹部29とが複数設けられていたとしても、2つの封止シート収容器1を積重ね位置に重ねると、図10に示すように、左右方向に投影したときに、2つの封止シート収容器1のそれぞれの第1凸部17同士が重なるように配置され、2つの封止シート収容器1のそれぞれの第1凹部19同士が重なるように配置される、また、図11に示すように、前後方向に投影したときに2つの封止シート収容器1のそれぞれの第2凸部27同士が重なるように配置され、2つの封止シート収容器1のそれぞれの第2凹部29同士が重なるように配置される。
そのため、第1凸部17および第1凹部19、または、第2凸部27および第2凹部29の数量に関係なく、2つの封止シート収容器1の1対の第1連結壁11同士を左右方向に並ぶように配置し、2つの封止シート収容器1の1対の第2連結壁12同市を前後方向に並ぶように配置することができ、2つの封止シート収容器1の積重ね長さを短くすることができる。
その結果、図5に示すように、2つの封止シート収容器1を収容位置に重ねるときには、封止シート96を収容する収容空間88を安定して形成することができながら、図9に示すように、2つの封止シート収容器1を積重ね位置に重ねるときには、封止シート96を収容しないときの2つの封止シート収容器1の積重ね長さを、短く保つことができる。
その結果、封止シート96の品質を確実に保つことができる。
この封止シート収容器1では、図7に示すように、2つの封止シート収容器1を重ねるときに、1対の第1位置決め部32Aの複数の第1支持部53Aに、1対の第1位置決め部32Bの複数の第1大凹部52Bが嵌合されることで、収容位置においては、上下方向に投影したときに、封止シート収容器1Bの第1凸部17Bと、封止シート収容器1Aの第1凹部19Aとが重なり、封止シート収容器1Bの第1凹部19Bと、封止シート収容器1Aの第1凸部17Aとが重なるように、確実に位置決めすることができる。また、1対の第2位置決め部33Aの複数の第2支持部63Aに、1対の第2位置決め部33Bの複数の第2大凹部62Bが嵌合されることで、封止シート収容器1Bの第2凸部27Bと、封止シート収容器1Aの第2凹部29Aとが重なり、封止シート収容器1Bの第2凹部29Bと封止シート収容器1Aの第2凸部27Aとが重なるように確実に位置決めすることができる。
その結果、収容位置および積重ね位置の各位置において、2つの封止シート収容器1を安定して重ねることができる。
1 封止シート収容器
10 天壁
11 第1連結壁
12 第2連結壁
17 第1凸部
19 第1凹部
27 第2凸部
29 第2凹部
32 第1位置決め部
33 第2位置決め部
69 第1底壁
70 第2底壁
88 収容空間
96 第1底壁

Claims (4)

  1. 封止シートを収容可能な封止シート収容器であって、
    所定厚みを有し、厚み方向と直交する第1方向に沿って延びる中央部と、
    前記中央部の前記第1方向の両外側において、前記厚み方向に間隔を隔てるように配置される1対の端部と、
    前記中央部と前記1対の端部とを前記厚み方向に沿って連結する1対の連結部と
    を備え、
    前記1対の連結部は、
    前記第1方向の外側に突出する少なくとも1つの凸部と、
    前記第1方向内側に窪む少なくとも1つの凹部と
    を備え、
    2つの前記封止シート収容器を、前記厚み方向において、収容位置と積重ね位置とに選択的に重ねることが可能であって、
    前記収容位置では、
    前記厚み方向に投影したときに、前記厚み方向の一方側の前記封止シート収容器の前記凸部と、前記厚み方向の他方側の前記封止シート収容器の前記凹部とが重なり、前記厚み方向の一方側の前記封止シート収容器の前記凹部と、前記厚み方向の他方側の前記封止シート収容器の前記凸部とが重なり、前記1対の連結部が厚み方向に並ぶように配置されることにより、前記厚み方向の一方側の前記封止シート収容器の中央部と、前記厚み方向の他方側の前記封止シート収容器の中央部とが相対的に離間され、前記封止シートを収容可能な空間が形成され、
    前記積重ね位置では、
    前記第1方向に投影したときに、前記厚み方向の一方側の前記封止シート収容器の前記凸部と、前記厚み方向の他方側の前記封止シート収容器の前記凸部とが重なり、前記厚み方向の一方側の前記封止シート収容器の前記凹部と、前記厚み方向の他方側の前記封止シート収容器の前記凹部とが重なり、前記1対の連結部が第1方向に並ぶように配置されることにより、前記厚み方向の一方側の前記封止シート収容器の中央部と、前記厚み方向の他方側の前記封止シート収容器の中央部とが相対的に近接され、2つの前記封止シート収容器の積重ね長さが、前記収容位置における2つの前記封止シート収容器の積重ね長さよりも短くなる
    ことを特徴とする、封止シート収容器。
  2. 前記厚み方向に投影したときに、前記1対の連結部は、前記1対の連結部間の中央における前記厚み方向および前記第1方向の両方と直交する第2方向に沿う仮想線に対して、線対称に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の封止シート収容器。
  3. 前記凹部および前記凸部は、前記1対の連結部において、それぞれ複数形成されており、前記厚み方向および前記第1方向の両方と直交する第2方向に沿う波形状を構成していることを特徴とする、請求項1または2に記載の封止シート収容器。
  4. 前記1対の端部よりも前記第1方向両外側において、2つの前記封止シート収容器を重ねるときに位置決めするための位置決め部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の封止シート収容器。
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