JP2004241111A - ディスクドライブ及びそのシステム情報記録再生方法 - Google Patents

ディスクドライブ及びそのシステム情報記録再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 単一のヘッドを有するディスクドライブであっても,その動作に重要なシステム情報を複数位置に記憶して,システム情報を安全に維持する。
【解決手段】 ディスク型記録媒体110に対して記録再生するための単一ヘッド115を備えたディスクドライブ100において,ディスク型記録媒体を回転させるためのスピンドルモータ180と,スピンドルモータ及びヘッドを駆動制御する制御部とを設け,制御部は,ディスクドライブのシステム情報をディスク型記録媒体上の原本位置及びこれと相異なる少なくとも1つ以上のバックアップ位置に記録するようにヘッドを駆動制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明はディスクドライブ及びそのシステム情報記録再生方法に係り,特に単一のヘッドを有するディスクドライブ及びそのシステム情報記録再生方法に関する。
ディスクドライブにデータを記憶する際には,一般データの他にディスクドライブの動作などに必要な例えば記録再生チャンネル,サーボなどに関する主要情報が保存される。このような主要情報は,一般データが記録される領域とは相異なる領域に保存される。その理由は,一般データのうち一部分が失われても他のデータの記録及び再生に大きい支障がないが,主要情報のうち例えばディスクドライブの動作に必須的である重要なシステム情報は,そのうち一部だけが失われても,ディスクドライブ全体の動作が不能となる虞があるためである。したがって,ディスクドライブのシステム情報については,一般データが記録される領域より安全な記録領域が割当てられる。これにより,ディスクドライブの電源がオンとなる度に,安全な記録領域に保存されたシステム情報が再生されることにより,ディスクドライブを正常に動作させることができる。
ディスクドライブの動作に関連する重要なシステム情報の中には,例えばヘッドのトラック追跡及び探索動作のためのサーボ校正/最適化情報,ヘッドがデータを記録する再生及び記録チャンネルの最適化情報,ディスク型記録媒体上に存在する物理的欠陥に対する欠陥情報が含まれる。例えばサーボ校正/最適化情報が失われれば,正常的なトラック追跡及び探索動作が行われないので,ディスクドライブが誤動作を引き起こす虞があり,また,データを探索するための時間が延長される問題が発生する虞もある。また,再生及び記録チャンネル最適化情報が失われれば,当該ディスクドライブのハードウェア状態による記録/再生環境に相応しないチャンネル値を利用して記録及び再生過程が行われる。このため,ディスクドライブの性能及び安定性に致命的な問題点が発生する虞がある。また,ディスク型記録媒体上の物理的欠陥に対する欠陥情報が失われれば,エラーが発生した領域に重要なデータが記録されて,結局再生不能になる虞がある。従って,このようなシステム情報は,ディスクドライブの動作に必須不可欠な要素である。
従来,ディスクドライブの中には,複数の記録用媒体を利用してデータを記録するものがある。これによれば,複数の媒体それぞれの面に対応する複数のヘッドが提供される。これにより,システム情報の安定性を確保するために,複数の記録用媒体それぞれにシステム情報を保存する方法が適用される。このような方法によれば,物理的衝撃によって複数の記録用媒体のうち何れか1つに欠陥が生じて,記録されたシステム情報を再生できない事故が発生しても,他の記録用媒体上で同じシステム情報を再生しうるので,システム情報を安定的に維持することができる。
ところが,最近のディスクドライブでは複数のヘッドの代りに単一ヘッドを利用する場合が多い。その理由は,記録用媒体の記録密度が増加することによって従来技術で複数の記録用媒体を使用するものと同じ記録容量を単一記録用媒体から得られ,複数のヘッドを使用することにより生産コストが節減されることはもとより,ディスクドライブのサイズを軽量化,小型化することができるからである。
大韓民国出願公開2001−54379号明細書
しかしながら,このような単一ヘッドディスクドライブでは,従来の複数のヘッドを利用するディスクドライブとは異なり,システム情報をバックアップできる方法がない。このため,単一ヘッドディスクドライブは,保存されたシステム情報が外部衝撃によって失われた場合,ディスクドライブ全体の動作が不能になる虞がある点で不利がある。
したがって,単一ヘッドを利用したディスクドライブでも,複数のヘッドを利用したディスクドライブのように,ディスクドライブの動作に重要なシステム情報をバックアップできる方法が所望されている。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,単一ヘッドディスクドライブであっても,例えばディスクドライブの動作に重要なシステム情報をバックアップできるディスクドライブ及びそのシステム情報記録再生方法を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば, ディスク型記録媒体に対して記録再生するためのヘッドを1つだけ備えたディスクドライブにおいて,前記ディスク型記録媒体を回転させるためのスピンドルモータと,前記スピンドルモータ及び前記ヘッドを駆動制御する制御部とを設け,前記制御部は,前記ディスクドライブのシステム情報を前記ディスク型記録媒体上の原本位置及びこれと相異なる少なくとも1つ以上のバックアップ位置に記録するように前記ヘッドを駆動制御することを特徴とするディスクドライブが提供される。
上記制御部は,再生動作時,前記原本位置に記録された前記システム情報を再生できない場合に前記バックアップ位置に記録された前記システム情報を再生し,再生された前記システム情報を前記原本位置に復元するようにしてもよい。また上記制御部は,前記原本位置及び前記バックアップ位置を相互に最大限離隔されるように設定して前記システム情報を記録するようにしてもよい。なお,上記制御部は例えばファームウェアによって制御されるマイクロコントローラやマイクロプロセッサユニットによって構成されるようにしてもよい。
なお,上記システム情報は,例えば前記ヘッドのトラック追跡及び探索動作のためのサーボ校正/最適化情報と,前記ヘッドがデータを再生記録する再生記録チャンネルの最適化情報と,前記ディスク型記録媒体上に存在する物理的欠陥に対する欠陥情報と,のうち少なくとも1つ以上を含む。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,ディスク型記録媒体に対して記録再生するためのヘッドを1つだけ備え,このヘッドによりディスクドライブのシステム情報を前記ディスク型記録媒体上に記録再生するディスクドライブのシステム情報記録再生方法において,前記システム情報を準備するシステム情報準備段階と,前記システム情報を記録するための前記記録用媒体上の原本位置及びこれと相異なる少なくとも1つ以上のバックアップ位置を決定する記録位置決定段階と,前記システム情報を前記原本位置及び前記バックアップ位置に記録するシステム情報記録段階と,前記システム情報を再生するシステム情報再生段階とを有することを特徴とするディスクドライブのシステム情報記録再生方法が提供される。これらのうち,上記記録位置決定段階は,前記原本位置及び前記バックアップ位置は相互に最大限離隔されるように個別的に決定するようにしてもよい。
また,上記システム情報再生段階は,前記原本位置に記録された前記システム情報を再生する原本位置再生段階と,前記原本位置に記録された前記システム情報の再生に成功したか否かを判断する原本システム情報判断段階と,前記原本システム情報判断段階で,システム情報の再生に成功したと判断した場合に,前記バックアップ位置に記録されたシステム情報を再生するバックアップ位置再生段階と,前記バックアップ位置に記録された前記システム情報の再生に成功したか否かを判断するバックアップシステム情報判断段階と,
前記バックアップシステム情報判断段階で,システム情報の再生が成功しなかったと判断した場合に,エラーの警告を行うエラー警告段階と,前記バックアップシステム情報判断段階で,システム情報の再生がが成功したと判断した場合に,前記バックアップ位置から再生された前記システム情報を前記原本位置に復元するシステム情報復元段階とを有するようにしてもよい。
また,上記システム情報復元段階は,前記原本位置への前記システム情報の記録が成功したか否かを判断する復元判断段階と,前記復元判断段階で,前記原本位置への前記システム情報の記録が成功しなかったと判断した場合に,前記原本位置と相異なる新たな記録位置を選択して決定し,その新たな記録位置を前記原本位置として更新する原本位置更新段階と,更新された前記原本位置に前記システム情報を復元する再復元段階とをさらに有するようにしてもよい。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,1つのヘッドでディスク型記録媒体からデータを記録再生するディスクドライブにおいて,前記ヘッドを駆動して前記ディスク型記録媒体の複数の領域上に前記ディスクドライブのシステム情報を記録再生する制御部を備えることを特徴とするディスクドライブが提供される。
また,上記ディスク型記録媒体上に記録される前記システム情報は,前記ヘッドのトラック追跡及び探索動作のためのサーボ校正/最適化情報と,前記ヘッドがデータを再生記録する再生記録チャンネルの最適化情報と,前記ディスク型記録媒体上に存在する物理的欠陥に対する欠陥情報と,のうち少なくとも1つ以上を含むようにしてもよい。この場合,上記ヘッドは,前記ディスクドライブの前記システム情報を前記ディスク型記録媒体の複数の領域にそれぞれ記録するようにしてもよい。
また,上記ディスク型記録媒体の前記複数の領域は,システム情報それぞれの原本を記録するための原本位置と,システム情報それぞれのバックアップを保存するためのバックアップ位置とを含むことが好ましい。この場合,上記システム情報の原本は,前記ディスク型記録媒体の特定領域の欠陥が前記原本位置と前記バックアップ記録位置との両方に拡張することを防止するために前記バックアップ位置から可能なかぎり離隔して記録することが好ましい。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,単一のヘッドによりディスクドライブのシステム情報をディスク型記録媒体に記録し,記録されたシステム情報を再生するディスクドライブのシステム情報記録再生方法において,前記システム情報を記録する第1及び第2記録位置を前記ディスク型記録媒体上に決定する段階と,前記システム情報を決定された前記第1及び第2記録位置に記録する段階とを含むことを特徴とするディスクドライブのシステム情報記録再生方法が提供される。
また,上記ディスク型記録媒体の前記第1及び第2記録位置を決定する段階は,前記ディスク型記録媒体上の特定領域の欠陥が前記第1記録位置と前記第2記録位置ともに拡張することを防止するために前記第1及び第2記録位置を可能なかぎり相互に離隔されるように配置する段階をさらに含むようにしてもよい。
なお,上記システム情報としては,例えば前記ヘッドのトラック追跡及び探索動作のためのサーボ校正/最適化情報と,前記ヘッドがデータを再生記録する再生記録チャンネルの最適化情報と,前記ディスク型記録媒体上に存在する物理的欠陥に対する欠陥情報と,のうち少なくとも1つ以上を含むようにしてもよい。
また,上記システム情報を前記ディスク型記録媒体から再生する段階は,前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報を再生する段階と,前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報の再生に成功したか否かを判断する段階と,前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報の再生に成功したと判断した場合に,前記システム情報を前記ディスクドライブのメモリに保存する段階と,前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報の再生に成功しなかったと判断した場合に,前記システム情報を前記ディスクドライブの前記第2記録位置から再生する段階と,前記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置に記録された前記システム情報の再生に成功したか否かを判断する段階とを含むことを特徴とする請求項17に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法が提供される。
また,上記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功したか否かを判断する段階は,再生されたシステム情報のパリティ値を生成し,生成されたパリティ値を予め保存されたパリティ値と比較する段階を含むようにしてもよい。
また,上記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功したか否かを判断する段階は,前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置から前記システム情報を再生する過程で取得されたビットエラーが所定値を超えるか否かを検査する段階を含むようにしてもよい。
また,上記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功したか否かを判断する段階は,再生されたシステム情報のパリティ値を生成し,生成されたパリティ値を予め保存されたパリティ値と比較する段階を含むようにしてもよく,また上記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置から前記システム情報を再生する過程で獲得されたビットエラーが所定値を超えるか否かを検査する段階を含むようにしてもよい。
また,上記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功したと判断した場合に,前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に前記システム情報を復元する段階を含むようにしてもよい。このとき,上記第2記録位置から再生された前記システム情報が前記第1記録位置に復元できない場合に,前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置が物理的に欠陥を有していると決定する段階をさらに含むようにしてもよい。さらに,上記ディスク型記録媒体上の新しい記録位置を選択する段階と,前記第2記録位置から再生された前記システム情報を前記新しい記録位置に復元する段階と,をさらに含むようにしてもよい。
また,上記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功しなかったと判断した場合に,ユーザに前記ディスク型記録媒体上にエラーが発生したことを警告する段階をさらに含むようにしてもよい。上記ディスク型記録媒体上の前記第1及び第2記録位置はそれぞれ,例えば原本位置及びバックアップ位置を含む。
なお,本明細書において記録再生というときは,記録及び/または再生を意味し,再生記録というときは,再生及び/または記録を意味する。
発明によれば,単一のヘッドを有するディスクドライブであっても,その動作に重要なシステム情報を複数位置に記憶することができるので,システム情報を安全に維持することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は,本発明の実施形態にかかる単一ヘッドディスクドライブの概略構成を示すブロック図である。ここで,単一ヘッドディスクドライブとは,ヘッドが1つだけ設けられたディスクドライブである。図1に示すように,本実施形態にかかるディスクドライブ100は,データ及びシステム情報が記録される単一ディスク型記録媒体110,データを記録及び再生するための単一ヘッド115,単一ヘッド115からの信号を増幅するためのプリアンプ120,プリアンプ120からの信号を処理するための再生/記録チャンネル回路130,ディスクデータ制御部190,ディスク制御部150,回転式ボイスコイルモータ(VCM:Voice Coil Motor)165,VCM駆動部160,不揮発性メモリ152,スピンドルモータ駆動部170,スピンドルモータ180を備える。 また,ディスクドライブ100は,ディスク制御部150に入出力される信号をアナログ及びデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器145,デジタル/アナログ変換器155を備える。
ここで,ディスクドライブ100の一般的な動作を図1を参照しながら説明する。ディスク型記録媒体110は,スピンドルモータ180によって回転される。ディスク型記録媒体110は,複数の同心円のトラックを有する。またディスク型記録媒体110は,ディスクドライブを使用しない場合に単一ヘッド115を位置させるパーキング領域,データが記録されるデータ領域を有する。
単一ヘッド115は,回転式VCM165によってディスク型記録媒体110上で水平移動しつつデータをディスク型記録媒体110に記録及び再生する。データ再生時,単一ヘッド115によって再生されたデータは,プリアンプ120によって増幅されて再生/記録チャンネル回路130に伝達される。また,データ記録時には,再生/記録チャンネル回路130から伝えられた符号化されたデータが単一ヘッド115によってディスク型記録媒体110上に記録される。記録再生されるデータは,ディスクデータ制御部190によってディスクドライブ100を接続する外部機器例えばホストコンピュータから送受信される。
再生/記録チャンネル回路130は,ディスク型記録媒体110に保存されたシステム情報の一部であるサーボ情報を復調して位置エラー信号(PES:Position
Error Signal)を発生させる。これにより,発生したPESは,アナログ/デジタル変換器145を経てディスク制御部150に印加される。
ディスク制御部150は,アナログ/デジタル変換器145から入力されるPESを利用して単一ヘッド115のトラック追跡及びトラック探索を制御する。さらに,ディスク制御部150は,ゲートアレイ(図示せず)から入力される多様なサーボ関連信号に対応してサーボ制御を行う。
デジタル/アナログ変換器155は,ディスク制御部150から印加される単一ヘッド115の位置制御のための命令をアナログ信号に変換してVCM駆動部160に供給し,VCM駆動部160は,これに応じてVCM165を駆動する。スピンドルモータ駆動部170は,ディスク制御部150の制御下にスピンドルモータ180を駆動してディスク型記録媒体110を回転させる。
ディスク制御部150に連結された不揮発性メモリ152は,ディスク型記録媒体110から再生されたディスクドライブ100の駆動のための応用プログラム及びディスクドライブ100のシステム情報111を保存する。
次に,本実施形態にかかる単一ヘッドディスクドライブ100のシステム情報111を記録及び/または再生する方法を説明する。まず,ディスク制御部150は,ディスクドライブ100の動作に必要なシステム情報を生成する。ここで,システム情報111には,例えば単一ヘッド115のトラック追跡及び探索動作のためのサーボ校正/最適化情報,単一ヘッド115のデータ再生及び/または記録チャンネルの最適化情報,ディスク型記録媒体110上の欠陥に対する欠陥情報が含まれる。
ディスク型記録媒体110上には,数千のデータトラックが存在するので,接近しようとする位置に単一ヘッド115を移動させる機能及び記録/再生機能が完了するまで単一ヘッド115を目標トラック上に維持させることが非常に重要である。したがって,ディスク型記録媒体110上にサーボ情報を記録する。
このようなサーボ情報には,例えばサーボPLL(Phase Locked Loop),サーボアドレスマーク,グレーコード,上述したPESを発生させるためのサーボバーストが含まれる。このうち,グレーコード及びサーボバーストは,単一ヘッド115の直径方向運動を制御するために必要な情報である。さらに詳細には,グレーコードは,ディスクのトラック当り一つずつ付与される番号であって,トラックの位置を表す。サーボバーストは,トラック内での精密な位置を制御するために使われる信号である。このようなサーボ情報をディスクドライブ100の特性に適するように最適化し,校正することは,単一ヘッドのトラック追跡及び検索動作のために必要なことである。
ここで,再生及び記録チャンネルの最適化情報について説明する。ディスクドライブは,幾つかの装置が組立てられて製造されるが,多様な装置のハードウェア的特性が異なるため,このような特性を補償できる因子が必要である。特に,ディスクドライブのヘッド,ディスク型媒体及びスピンドルモータの工程のばらつきは,補正されなければならない。したがって,各装置の固有性質を補正するためにバーンイン工程で再生チャンネル因子を最適化するが,この過程で多様なチャンネル因子を代入した場合のディスクドライブの性能変化,ビットエラー率の変化を検討して最適のチャンネル因子を設定する。チャンネル最適化段階で遮断周波数,記録電流値,再生電流値,信号干渉予測,記録前置補正のような多様な値が最適化される。このような情報は,それぞれのディスクドライブのハードウェア特性に適するように最適化されるので,再生及び記録チャンネルの最適化情報は,当該ディスクドライブを駆動させるために非常に重要な情報である。
ディスク型記録媒体110の物理的欠陥情報は,欠陥のある部分にデータを記録しなくするために使われる。すなわち,ディスク制御部150は,物理的欠陥情報を再生して,欠陥が存在する記録領域にはデータを記録しないことによって,将来再生が不能になる場合を防止する。本明細書では,上述のようなサーボ校正/最適化情報,再生及び記録チャンネルの最適化情報,欠陥情報を含むハードウェア特性情報をシステム情報と称する。
本実施形態にかかるディスクドライブ100は,上述のようなシステム情報をディスク型記録媒体110上に原本位置1ヵ所にだけ保存することではなく,バックアップ位置を決定してバックアップ位置にも記録する。それにより,物理的欠陥によって原本位置でシステム情報111を再生できない場合に,バックアップ位置からシステム情報111を再生する。このように,システム情報111を原本位置及びバックアップ位置に記録することによって,単一ヘッドディスクドライブのシステム情報を安全に管理できる長所がある。さらに,バックアップ位置で再生されたシステム情報111を原本位置に再復元するようにしてもよい。このような本発明によれば,単一ヘッド115を利用したディスクドライブ100でもシステム情報111を安全に管理できる。
システム情報111が記録される原本位置及びバックアップ位置は,最大限相互離隔されることが望ましい。その理由は,原本位置及びバックアップ位置のうち何れか一つに物理的欠陥が発生した時,物理的欠陥は周辺に広げられる傾向を有しているので,このような欠陥の拡散から可能なかぎり安全にシステム情報111を記録するためである。したがって,図1のディスク型記録媒体110に示すように,システム情報111は,ディスク型記録媒体110の中心から約180°の角度に離隔されて記録されることが望ましい。
次に,本実施形態にかかる単一ヘッドディスクドライブのシステム情報記録再生方法におけるシステム情報記録方法の具体例を図2を参照しながら説明する。図2は,本実施形態におけるシステム情報記録方法の具体例を示すフローチャートである。
まず,ステップS210にてディスク型記録媒体に記録するシステム情報を準備する。上述したように,準備されるシステム情報は,サーボ校正/最適化情報,チャンネル最適化情報及び物理的欠陥情報を含むことが望ましい。サーボ校正最適化及びチャンネル最適化のための方法は公知の方法を適用できるため,ここでは詳細な説明を省略する。すなわち,公知の技術によるいかなるサーボ校正/最適化方法及びチャンネル最適化方法でもシステム情報準備段階(S210)のために使用できる。
続いて,ステップS220にてシステム情報準備段階(S210)によって準備されたシステム情報を記録するための原本位置及びバックアップ位置を決定する。この場合,物理的欠陥からシステム情報を安全に保護するためには,上述したように,原本位置及びバックアップ位置は,相互に約180°離隔されるように決定することが望ましい。
次いで,ステップS230にてシステム情報準備段階(S210)によって準備されたシステム情報をステップS220によって決定された原本位置及びバックアップ位置に保存する。なお,本発明では,システム情報が必ずしも原本位置及びバックアップ位置の2ヵ所にだけ保存される場合に限定されるものではなく,原本位置以外の複数の位置にシステム情報を保存するようにしてもよい。システム情報を保存する位置が多いほどシステム情報を安全に管理できる。但し,システム情報を多く保存するほどデータを保存する領域が減少する。したがって,重要なシステム情報であるほど数ヵ所の位置に保存するようにしてもよい。
次に,本実施形態にかかる単一ヘッドディスクドライブのシステム情報記録再生方法におけるシステム情報再生方法の具体例を図3を参照しながら説明する。図3は,システム情報再生方法の他の具体例を示すフローチャートである。ディスクドライブの最初の動作時に,ステップS310にてディスクドライブのシステム情報が記録された原本位置を探索し,取得する。次いで,ステップS320にて取得された原本位置でシステム情報を再生する。
次にステップS330にてシステム情報再生段階(S320)で再生されたシステム情報の再生に成功したか否かを判断する。ここで,システム情報の再生に成功したか否かは,例えば再生されたシステム情報のパリティを生成して既保存されたパリティと比較する方法または再生過程でのビットエラー率が所定値以上であるか否かを比較して行う。
ステップS330にて再生に成功したと判断した場合は,再生されたシステム情報が有効であると判断し,再生過程を終了する。この場合,再生されたシステム情報は,ディスクドライブ内の不揮発性メモリに保存され,上述したように,ディスクドライブの駆動に使用される。
またステップS330にて再生に成功しなかったと判断した場合は,ステップS340にてシステム情報が保存されたバックアップ位置を探索し,取得する。そして,ステップS350にてステップS340で取得されたバックアップ位置からシステム情報を再生する。次いで,ステップS360にてバックアップ位置で再生されたシステム情報の再生が成功したか否かを判断する。ここでシステム情報の再生に成功したか否かは,ステップS330の場合と同様に,例えば再生されたシステム情報のパリティを比較する方法または再生過程でのビットエラー率が所定値以上であるか否かを判断して行われる。
ステップS350にてバックアップ位置からのシステム情報の再生に成功しなかったと判断した場合は,ステップS370にてディスクドライブに致命的なエラーが発生したことをユーザに告知する。ユーザへの告知は,例えばLEDなどのランプを点灯したり,ブザーを鳴らしたりするようにしてもよい。
また,バックアップ位置からのシステム情報の再生が成功したと判断した場合は,ステップS380にて再生されたシステム情報を原本位置に復元する。バックアップ位置で再生されたシステム情報を原本位置に復元することによって,原本位置(例えば第1の記録位置)及びこれと相異なる少なくとも1つ以上のバックアップ位置(例えば第2の記録位置)とを含む少なくとも2以上の位置にシステム情報を記録するので,システム情報を安全に管理できる。もし,原本位置にシステム情報を復元できない場合には,ディスク型記録媒体上の原本位置に物理的欠陥があると判断し,その原本位置とは相異なる他の記録位置を選択して決定し,その新たな記録位置を新たな原本位置として更新し(原本位置更新段階),システム情報を復元するようにしてもよい(再復元段階)。
ここで,上述したような本発明の方法によって記録されたシステム情報の記録位置の具体例を図4を参照しながら説明する。図4A及び4Bは,本発明にかかる方法よって記録されたシステム情報の記録位置の具体例を示す図である。
図4Aは,サーボ校正/最適化情報(SERVO),再生及び記録チャンネルの最適化情報(CHANNEL),ディスク型記録媒体の物理的欠陥に対する欠陥情報(DEFECT)を一度に記録し,その全部をディスク型記録媒体の反対側に記録した場合を示す。したがって,図4Aに示されたシステム情報は,多様な情報が連続的に記録されたものであるので,記録及び再生が容易であるが,物理的欠陥が発生する場合に色々なシステム情報が一気に失われる虞がある。
一方,図4Bは,システム情報を構成するサーボ校正/最適化情報SERVO,再生及び記録チャンネルの最適化情報CHANNEL及び欠陥情報DEFECT各々を最大限相互離隔されるように記録した場合を示す。これによれば,記録及び再生過程が多少複雑となるものの,物理的欠陥が発生する場合に色々なシステム情報が共に失われる可能性が少ない。このように,システム情報の原本をバックアップ位置から可能なかぎり離隔して記録することにより,ディスク型記録媒体の特定領域の欠陥が原本位置とバックアップ記録位置の両方に拡張することを防止することができる。
このように,本発明によれば,例えばディスクドライブの電源がオンとなる度に,複数の記録領域に保存されたシステム情報が再生されてディスクドライブを定常的に動作させるので,システム情報を安全に維持することができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,例えばハードディスクドライブ,光ディスクドライブなどのディスクドライブ及びそのシステム情報記録再生方法に適用可能である。
本発明の実施形態にかかるディスクドライブの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態にかかるシステム情報記録再生方法のうちシステム情報記録方法の具体例を示すフローチャートである。 本実施形態にかかるシステム情報記録再生方法のうちシステム情報再生方法の具体例を示すフローチャートである。 本発明にかかる方法によって記録されたシステム情報の記録位置の具体例示す図である。 本発明にかかる方法によって記録されたシステム情報の記録位置の他の具体例を示す図である。
符号の説明
100 ディスクドライブ
110 ディスク型記録媒体
111 システム情報
115 単一ヘッド
120 プリアンプ
130 再生/記録チャンネル回路
145 アナログ/デジタル変換器
150 ディスク制御部
152 不揮発性メモリ
155 デジタル/アナログ変換器
160 VCM駆動部
165 回転式VCM
170 スピンドルモータ駆動部
180 スピンドルモータ
190 ディスクデータ制御部

Claims (27)

  1. ディスク型記録媒体に対して記録再生するためのヘッドを1つだけ備えたディスクドライブにおいて,
    前記ディスク型記録媒体を回転させるためのスピンドルモータと,
    前記スピンドルモータ及び前記ヘッドを駆動制御する制御部とを設け,
    前記制御部は,前記ディスクドライブのシステム情報を前記ディスク型記録媒体上の原本位置及びこれと相異なる少なくとも1つ以上のバックアップ位置に記録するように前記ヘッドを駆動制御することを特徴とするディスクドライブ。
  2. 前記制御部は,再生動作時,前記原本位置に記録された前記システム情報を再生できない場合に前記バックアップ位置に記録された前記システム情報を再生し,再生された前記システム情報を前記原本位置に復元することを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ。
  3. 前記制御部は,前記原本位置及び前記バックアップ位置を相互に最大限離隔されるように設定して前記システム情報を記録することを特徴とする請求項1又は2に記載のディスクドライブ。
  4. 前記システム情報は,
    前記ヘッドのトラック追跡及び探索動作のためのサーボ校正/最適化情報と,
    前記ヘッドがデータを再生記録する再生記録チャンネルの最適化情報と,
    前記ディスク型記録媒体上に存在する物理的欠陥に対する欠陥情報と,のうち少なくとも1つ以上を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のディスクドライブ。
  5. ディスク型記録媒体に対して記録再生するためのヘッドを1つだけ備え,このヘッドによりディスクドライブのシステム情報を前記ディスク型記録媒体上に記録再生するディスクドライブのシステム情報記録再生方法において,
    前記システム情報を準備するシステム情報準備段階と,
    前記システム情報を記録するための前記記録用媒体上の原本位置及びこれと相異なる少なくとも1つ以上のバックアップ位置を決定する記録位置決定段階と,
    前記システム情報を前記原本位置及び前記バックアップ位置に記録するシステム情報記録段階と,
    前記システム情報を再生するシステム情報再生段階と,
    を有することを特徴とするディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  6. 前記記録位置決定段階は,
    前記原本位置及び前記バックアップ位置は相互に最大限離隔されるように個別的に決定することを特徴とする請求項5に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  7. 前記システム情報再生段階は,
    前記原本位置に記録された前記システム情報を再生する原本位置再生段階と,
    前記原本位置に記録された前記システム情報の再生に成功したか否かを判断する原本システム情報判断段階と,
    前記原本システム情報判断段階で,システム情報の再生に成功したと判断した場合に,前記バックアップ位置に記録されたシステム情報を再生するバックアップ位置再生段階と,
    前記バックアップ位置に記録された前記システム情報の再生に成功したか否かを判断するバックアップシステム情報判断段階と,
    前記バックアップシステム情報判断段階で,システム情報の再生が成功しなかったと判断した場合に,エラーの警告を行うエラー警告段階と,
    前記バックアップシステム情報判断段階で,システム情報の再生がが成功したと判断した場合に,前記バックアップ位置から再生された前記システム情報を前記原本位置に復元するシステム情報復元段階と,
    を有することを特徴とする請求項5又は6に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  8. 前記システム情報復元段階は,
    前記原本位置への前記システム情報の記録が成功したか否かを判断する復元判断段階と,
    前記復元判断段階で,前記原本位置への前記システム情報の記録が成功しなかったと判断した場合に,前記原本位置と相異なる新たな記録位置を選択して決定し,その新たな記録位置を前記原本位置として更新する原本位置更新段階と,
    更新された前記原本位置に前記システム情報を復元する再復元段階と,
    をさらに有することを特徴とする請求項7に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  9. 前記システム情報は,
    前記ヘッドのトラック追跡及び探索動作のためのサーボ校正/最適化情報と,
    前記ヘッドがデータを再生記録する再生記録チャンネルの最適化情報と,
    前記ディスク型記録媒体上に存在する物理的欠陥に対する欠陥情報と,のうち少なくとも1つ以上を含むことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  10. 1つのヘッドでディスク型記録媒体からデータを記録再生するディスクドライブにおいて,
    前記ヘッドを駆動して前記ディスク型記録媒体の複数の領域上に前記ディスクドライブのシステム情報を記録再生する制御部を備えることを特徴とするディスクドライブ。
  11. 前記ディスク型記録媒体上に記録される前記システム情報は,
    前記ヘッドのトラック追跡及び探索動作のためのサーボ校正/最適化情報と,
    前記ヘッドがデータを再生記録する再生記録チャンネルの最適化情報と,
    前記ディスク型記録媒体上に存在する物理的欠陥に対する欠陥情報と,のうち少なくとも1つ以上を含むことを特徴とする請求項10に記載のディスクドライブ。
  12. 前記ヘッドは,
    前記ディスクドライブの前記各システム情報を前記ディスク型記録媒体の複数の領域にそれぞれ記録することを特徴とする請求項11に記載のディスクドライブ。
  13. 前記ディスク型記録媒体の前記複数の領域は,
    システム情報それぞれの原本を記録するための原本位置と,
    システム情報それぞれのバックアップを保存するためのバックアップ位置と,
    を有することを特徴とする請求項12に記載のディスクドライブ。
  14. 前記システム情報の原本は,
    前記ディスク型記録媒体の特定領域の欠陥が前記原本位置と前記バックアップ記録位置との両方に拡張することを防止するために前記バックアップ位置から可能なかぎり離隔して記録することを特徴とする請求項13に記載のディスクドライブ。
  15. 単一のヘッドによりディスクドライブのシステム情報をディスク型記録媒体に記録し,記録されたシステム情報を再生するディスクドライブのシステム情報記録再生方法において,
    前記システム情報を記録する第1及び第2記録位置を前記ディスク型記録媒体上に決定する段階と,
    前記システム情報を決定された前記第1及び第2記録位置に記録する段階と,
    を有することを特徴とするディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  16. 前記ディスク型記録媒体の前記第1及び第2記録位置を決定する段階は,
    前記ディスク型記録媒体上の特定領域の欠陥が前記第1記録位置と前記第2記録位置ともに拡張することを防止するために前記第1及び第2記録位置を可能なかぎり相互に離隔されるように配置する段階をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  17. 前記システム情報は,
    前記ヘッドのトラック追跡及び探索動作のためのサーボ校正/最適化情報と,
    前記ヘッドがデータを再生記録する再生記録チャンネルの最適化情報と,
    前記ディスク型記録媒体上に存在する物理的欠陥に対する欠陥情報と,のうち少なくとも1つ以上を含むことを特徴とする請求項15又は16に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  18. さらに,前記システム情報を前記ディスク型記録媒体から再生する段階を有し,この再生する段階はさらに,
    前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報を再生する段階と,
    前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報の再生に成功したか否かを判断する段階と,
    前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報の再生に成功したと判断した場合に,前記システム情報を前記ディスクドライブのメモリに保存する段階と,
    前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報の再生に成功しなかったと判断した場合に,前記システム情報を前記ディスクドライブの前記第2記録位置から再生する段階と,
    前記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置に記録された前記システム情報の再生に成功したか否かを判断する段階と,
    を有することを特徴とする請求項17に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  19. 前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功したか否かを判断する段階は,
    再生されたシステム情報のパリティ値を生成し,生成されたパリティ値を予め保存されたパリティ値と比較する段階を含むことを特徴とする請求項18に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  20. 前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功したか否かを判断する段階は,
    前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置から前記システム情報を再生する過程で取得されたビットエラーが所定値を超えるか否かを検査する段階を含むことを特徴とする請求項18に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  21. 前記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功したか否かを判断する段階は,
    再生されたシステム情報のパリティ値を生成し,生成されたパリティ値を予め保存されたパリティ値と比較する段階を含むことを特徴とする請求項18に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  22. 前記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功したか否かを決定する段階は,
    前記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置から前記システム情報を再生する過程で獲得されたビットエラーが所定値を超えるか否かを検査する段階を含むことを特徴とする請求項18に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  23. さらに,前記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功したと判断した場合に,前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置に前記システム情報を復元する段階を含むことを特徴とする請求項18に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  24. さらに,前記第2記録位置から再生された前記システム情報が前記第1記録位置に復元できない場合に,前記ディスク型記録媒体の前記第1記録位置が物理的に欠陥を有していると決定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項23に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  25. さらに,前記ディスク型記録媒体上の新しい記録位置を選択する段階と,
    前記第2記録位置から再生された前記システム情報を前記新しい記録位置に復元する段階と,をさらに含むことを特徴とする請求項24に記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  26. 前記ディスク型記録媒体の前記第2記録位置に記録された前記システム情報の再生が成功しなかったと判断した場合に,ユーザに前記ディスク型記録媒体上にエラーが発生したことを警告する段階をさらに含むことを特徴とする請求項18〜25のいずれかに記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
  27. 前記ディスク型記録媒体上の前記第1及び第2記録位置はそれぞれ,
    原本位置及びバックアップ位置を含むことを特徴とする請求項18〜26のいずれかに記載のディスクドライブのシステム情報記録再生方法。
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