JPH08195033A - データ記録方法、データ再生方法、データ記録再生方法及びディスク状記録媒体 - Google Patents

データ記録方法、データ再生方法、データ記録再生方法及びディスク状記録媒体

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JPH08195033A
JPH08195033A JP7004307A JP430795A JPH08195033A JP H08195033 A JPH08195033 A JP H08195033A JP 7004307 A JP7004307 A JP 7004307A JP 430795 A JP430795 A JP 430795A JP H08195033 A JPH08195033 A JP H08195033A
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JP7004307A
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English (en)
Inventor
Norichika Mitsune
範親 三根
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ROM領域とRAM領域を両方有する光ディ
スクにおいて、ROM領域の欠陥セクタ、若しくは欠陥
セクタと見なした修正、変更したいセクタをRAM領域
に交替処理することで、破棄せざるを得なかった光ディ
スクを使用できるようにして資源の節約を図ることがで
きるようにする。 【構成】 ROM領域とRAM領域を両方有する光ディ
スクにおいて、ROM領域の欠陥セクタ、若しくは欠陥
セクタと見なした修正、変更したいセクタをRAM領域
に交替処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスクドラ
イブ等に適用して好適なデータ記録方法、データ再生方
法及びデータ記録再生方法、並びに読み出し専用領域と
書き込み可能領域を有する光ディスク等に適用して好適
なディスク状記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクとしては、光磁気ディ
スク、相変化メディアとしての光ディスク、ライトワン
スディスク、CD−ROM等が提案されている。これら
の光ディスクは、書き込みが可能なディスクと、読み出
し専用のディスクに大別することができる。
【0003】書き込み可能なディスクとしての光磁気デ
ィスクは、製造時に行われるディスクサーティファイに
おいて書き込んだ情報とこの書き込み後に読み出した情
報の照合(ベリファイ)を行った結果、ディフェクト
(欠陥)セクタが検出された場合には、その欠陥セクタ
の隣のセクタを交替セクタとし、この情報を光磁気ディ
スクの所定のエリアに記録しておき、光磁気ディスクの
再生時には、欠陥セクタの交替セクタを用いる。この技
術を一般のSSA(Sector Slipping
Algorithm)と称している。また、このSSA
によって交替された欠陥セクタの位置情報、交替先の位
置情報等からなるテーブルは一般にPDL(Prima
ry Defect List)と称され、ディスクの
所定エリアに記録される。
【0004】そして、出荷後にユーザがデータを記録し
たり記録したデータを再生するために、光磁気ディスク
を使用する際、新たにディフェクトセクタが発生した場
合には、欠陥セクタの交替セクタ専用の領域にその欠陥
セクタの交替セクタを設定し、その交替セクタに本来欠
陥セクタに記録すべきデータを記録すると共に、その情
報を光磁気ディスクの所定のエリアに記録するようにさ
れている。この技術を一般にLRA(Linear R
eplacement Algorithm)と称して
いる。また、このLRAによって交替された欠陥セクタ
の位置情報、交替先の位置情報等からなるテーブルは一
般にSDL(Secondary Defect Li
st)と称され、ディスクの所定エリアに記録される。
【0005】そして、再生時においては、先ず、ディス
クの所定エリアに記録されているDDS(Disk D
efinition Structure)をリードす
ることにより、上記PDL及びSDLのスタートアドレ
ス等を得、これに基いて上記PDL及びSDLの情報か
らテーブルを生成し、ホストコンピュータ等から供給さ
れるアドレスデータをこのテーブルで物理的アドレスデ
ータに変換し、変換して得られた物理的アドレスデータ
で要求されたデータをアクセスする。
【0006】一方、読み出し専用ディスクとしてのCD
−ROMは、光ディスクドライブでデータが記録される
ことはなく、周知のように、CD−ROMの製造時にデ
ータが記録され、出荷後に光ディスクドライブで使用す
る際は、製造時に記録されたデータの読み出しだけであ
る。
【0007】また、上記光磁気ディスクに対して光ディ
スクドライブでデータを記録する場合や、上記CD−R
OMに対して製造時にデータを記録する場合には、デー
タに夫々エラー訂正用のパリティやエラーチェック用の
CRC等のパリティが付加されている。従って、再生時
においては、光磁気ディスクでもCD−ROMでも再生
されたデータに対して、パリティにより、エラーチェッ
クやエラー訂正処理が施される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
光磁気ディスクのような書き込み可能領域のみで構成さ
れる光ディスクでは、出荷後に欠陥セクタが発生した場
合においても上記LRAの技術によって対応することが
できる。
【0009】しかしながら、CD−ROM等のように読
み出し専用領域のみで構成される光ディスクでは、ディ
スクを製造した段階で欠陥セクタが発生した場合には、
そのディスクは製品として質が落ちると共に、プログラ
ムデータ等の場合ではプログラムが正常に動作しなくな
るので、破棄せざるを得ないといった大きな問題があ
る。
【0010】一方、光磁気ディスク等において採用され
ているエラー訂正の技術としては、記録すべきデータに
ついてNトラック分毎に排他的論理和演算を行い、この
結果得られたデータをパリティセクタデータとし、この
パリティセクタデータをディスクに記録しておき、バー
ストエラーが発生した場合に、エラーの発生したデータ
が属する範囲(上記Nトラック)に対応するパリティセ
クタから上記パリティセクタデータを読み出し、読み出
した上記パリティセクタデータと上記範囲のデータの内
のエラーとなったデータ以外のデータとで排他的論理和
演算を行うことで、欠陥セクタとなったデータから元の
データを回復する技術もある。
【0011】以下の説明では、欠陥セクタの発生は記録
時のベリファイでエラーとなった場合を意味し、バース
トエラーの発生はリードソロモン符号のパリティを用い
たエラー訂正において訂正不能となった場合を意味する
ものとする。
【0012】従って、この技術を上記CD−ROMのよ
うな読み出し専用領域のみを有する光ディスクの製造時
に用いれば、欠陥セクタが発生した場合においても十分
に対応することができる。
【0013】しかしながら、動画像データの場合等のよ
うにリアルタイムで処理しなければならないデータを扱
う場合においては、欠陥セクタの存在する位置を再生す
るときは、そのセクタの範囲(Nトラック分のセクタか
らなる範囲)に記録されているデータを再度読み込み、
この再度読み込んだデータと、上記パリティセクタに記
録されているパリティセクタデータとで排他的論理和演
算を行って欠陥セクタに対応するデータを回復しなけれ
ばならず、再生時にアクセス範囲に欠陥セクタがあった
場合、アクセス時間が長くなるという問題が生じる。
【0014】特に、近年、「マルチメディア」という言
葉に関連するものとして、例えばコンピュータを用いて
テレビジョン放送を見たり、ハードディスク、光ディス
ク等を用いて画像や音声を処理したり、双方向通信を行
ったりするシステムが周知であるが、このようなシステ
ムにおいて、現在の段階において主となる媒体として上
記CD−ROMがあげられる。
【0015】CD−ROMは周知のように、ゲームプロ
グラムデータ、一般プログラムデータ(ワープロソフト
やCADソフト等)、画像データ、音声データ等をユー
ザーに手軽に供給するための手段として広く採用されて
いるメディアであり、現在の用途としては、メーカー等
が提供した情報をユーザーが再生して楽しむといった意
味においては、CD−DAディスクと略同様である。そ
して、このCD−ROMを再生するためのドライブを製
造するメーカーでは、ユーザーがCD−ROMから所望
の情報を速く得ることができるようにするために、アク
セス速度を向上させることを製品開発の目標の1つとし
ている。
【0016】つまり、CD−ROM等の読み出し専用領
域のみで構成されるディスクを再生するドライブに対し
て現在最も要求されている事項としては、「アクセス速
度の向上」である。従って、上述したパリティセクタデ
ータを用いる技術を採用した場合には、欠陥セクタのあ
る範囲においては、アクセス速度が極端に遅くなり、ユ
ーザーが使用した場合には、所望の情報を得ることがで
きるまでの待ち時間が非常に長くなるといった大きな問
題が生じる。
【0017】また、CD−ROMは読み出し専用ディス
クであるので、製造後に記録データ中に誤りがあった場
合や変更したい部分が生じた場合に対応することができ
ないという問題があった。
【0018】本発明はこのような点を考慮してなされた
もので、読み出し専用領域のみならず、書き込み可能領
域において欠陥セクタが発生した場合においても、効率
良く処理を行い、連続再生が行え、通常は使用不可能と
されたディスクでも何等問題なく使用することができ、
ディスクの製造後であっても容易に記録データの訂正や
変更を行うことができ、しかも異なるフォーマットのデ
ィスク状記録媒体を1台の装置で使用することのできる
データ記録方法、データ再生方法、データ記録再生方法
及びディスク状記録媒体を提案しようとするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、データを
記録することのできる記録可能領域と、データを再生す
ることのみできる再生専用領域とからなるディスク状記
録媒体の上記記録可能領域にデータを記録するデータ記
録方法であって、上記再生専用領域に欠陥領域があるか
否かを検出し、上記再生専用領域に欠陥領域があった場
合には、当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に
設定し、上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上
記欠陥領域に記録すべき正しいデータを記録するデータ
記録方法である。
【0020】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥
領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置
情報を上記記録可能領域に記録するデータ記録方法であ
る。
【0021】第3の発明は、データを記録することので
きる記録可能領域と、データを再生することのみできる
再生専用領域とからなり、上記再生専用領域に欠陥領域
があった場合に当該欠陥領域の交替領域が上記記録可能
領域に設定され、上記記録可能領域に設定された上記交
替領域に上記欠陥領域に記録すべき正しいデータが記録
されているディスク状記録媒体を再生するデータ再生方
法であって、再生すべき上記再生専用領域の範囲内に上
記欠陥領域が存在する場合には、上記欠陥領域の交替領
域からデータを再生するデータ再生方法である。
【0022】第4の発明は、上記第3の発明において、
上記記録可能領域に記録されている、上記再生専用領域
の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領域の交替先であ
る上記記録可能領域の交替領域の位置情報を参照するデ
ータ再生方法である。
【0023】第5の発明は、データを記録することので
きる記録可能領域と、データを再生することのみできる
再生専用領域とからなるディスク状記録媒体の上記記録
可能領域にデータを記録するデータ記録方法であって、
上記再生専用領域のデータの内、修正若しくは変更する
必要の生じたデータの記録されている上記再生専用領域
の領域を欠陥領域とみなし、当該欠陥領域の交替領域を
上記記録可能領域に設定し、上記記録可能領域に設定し
た上記交替領域に上記欠陥領域に記録すべき修正若しく
は変更後のデータを記録するデータ記録方法である。
【0024】第6の発明は、上記第5の発明において、
上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥
領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置
情報を上記記録可能領域に記録するデータ記録方法であ
る。
【0025】第7の発明は、データを記録することので
きる記録可能領域と、データを再生することのみできる
再生専用領域とからなり、上記再生専用領域のデータの
内、修正若しくは変更する必要の生じたデータの記録さ
れている上記再生専用領域の領域が欠陥領域と見なさ
れ、当該欠陥領域の交替領域が上記記録可能領域に設定
され、上記記録可能領域に設定された上記交替領域に上
記欠陥領域に記録すべき修正若しくは変更後のデータが
記録されているディスク状記録媒体を再生するデータ再
生方法であって、再生すべき上記再生専用領域の範囲内
に上記欠陥領域と見なされた領域が存在する場合には、
上記欠陥領域と見なされた領域の交替領域からデータを
再生するデータ再生方法である。
【0026】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記記録可能領域に記録されている、上記再生専用領域
の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領域の交替先であ
る上記記録可能領域の交替領域の位置情報を参照するデ
ータ再生方法である。
【0027】第9の発明は、データを記録することので
きる記録可能領域と、エラー訂正用のデータが記録され
ており、データを再生することのみできる再生専用領域
とからなるディスク状記録媒体の上記記録可能領域にデ
ータを記録するデータ記録方法であって、上記再生専用
領域に欠陥領域があるか否かを検出し、上記再生専用領
域に欠陥領域があった場合には、当該欠陥領域の交替領
域を上記記録可能領域に設定し、上記再生専用領域に記
録されている上記エラー訂正用のデータを用いて上記欠
陥領域のデータを回復し、上記記録可能領域に設定した
上記交替領域に上記エラー訂正用のデータによって回復
した欠陥領域のデータを記録するデータ記録方法であ
る。
【0028】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の
欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の
位置情報を上記記録可能領域に記録するデータ記録方法
である。
【0029】第11の発明は、データを記録することの
できる記録可能領域と、エラー訂正用のデータが記録さ
れており、データを再生することのみできる再生専用領
域とからなり、上記再生専用領域に欠陥領域があった場
合には、当該欠陥領域の交替領域が上記記録可能領域に
設定され、上記再生専用領域に記録されている上記エラ
ー訂正用のデータを用いて上記欠陥領域のデータが回復
され、上記記録可能領域に設定された上記交替領域に上
記エラー訂正用のデータによって回復された欠陥領域の
データが記録されているディスク状記録媒体を再生する
データ再生方法であって、再生すべき上記再生専用領域
の範囲内に上記欠陥領域が存在する場合には、上記欠陥
領域の交替領域からデータを再生するデータ再生方法で
ある。
【0030】第12の発明は、上記第11の発明におい
て、上記記録可能領域に記録されている、上記再生専用
領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領域の交替先
である上記記録可能領域の交替領域の位置情報を参照す
るデータ再生方法である。
【0031】第13の発明は、データを記録することの
できる記録可能領域と、第1のエラー訂正用のデータ及
び第2のエラー訂正用のデータが記録されており、デー
タを再生することのみできる再生専用領域とからなるデ
ィスク状記録媒体の上記記録可能領域にデータを記録す
るデータ記録方法であって、上記再生専用領域において
エラーが発生したときは、上記第1のエラー訂正用のデ
ータを用いてエラー訂正処理を行い、上記第1のエラー
訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を行った結果、
訂正不能となった場合には、上記エラーの発生した領域
を欠陥領域と見なしてこの欠陥領域の交替領域を上記記
録可能領域に設定し、上記第2のエラー訂正用のデータ
を用いてエラー訂正処理を行ってエラーとなった上記領
域のデータを回復し、上記記録可能領域に設定した上記
交替領域に上記第2のエラー訂正用のデータによって回
復したデータを記録するデータ記録方法である。
【0032】第14の発明は、上記第13の発明におい
て、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の
欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の
位置情報を上記記録可能領域に記録するデータ記録方法
である。
【0033】第15の発明は、データを記録することの
できる記録可能領域と、第1のエラー訂正用のデータ及
び第2のエラー訂正用のデータが記録されており、デー
タを再生することのみできる再生専用領域とからなり、
上記再生専用領域においてエラーが発生したときに上記
第1のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理が
行われ、上記第1のエラー訂正用のデータを用いてエラ
ー訂正処理を行った結果、訂正不能となった場合に上記
エラーの発生した領域を欠陥領域と見なされこの欠陥領
域の交替領域が上記記録可能領域に設定され、上記第2
のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を行っ
てエラーとなった上記領域のデータが回復され、上記記
録可能領域に設定された上記交替領域に上記第2のエラ
ー訂正用のデータによって回復されたデータが記録され
たディスク状記録媒体を再生するデータ再生方法であっ
て、再生すべき上記再生専用領域の範囲内に上記欠陥領
域が存在する場合には、上記欠陥領域の交替領域からデ
ータを再生するデータ再生方法である。
【0034】第16の発明は、上記第15の発明におい
て、上記記録可能領域に記録されている、上記再生専用
領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領域の交替先
である上記記録可能領域の交替領域の位置情報を参照す
るデータ再生方法である。
【0035】第17の発明は、エラー訂正用のデータが
記録されており、データを記録することのできる記録可
能領域と、データを再生することのみできる再生専用領
域とからなるディスク状記録媒体の上記記録可能領域に
データを記録するデータ記録方法であって、上記記録可
能領域においてエラーが発生した場合には、上記エラー
の発生した領域を欠陥領域と見なし、この欠陥領域の交
替領域を上記記録可能領域に設定し、上記記録可能領域
に記録されている上記エラー訂正用のデータを用いて上
記エラーとなったデータを回復し、上記記録可能領域に
設定した上記交替領域に上記エラー訂正用のデータによ
って回復した上記領域のデータを記録するデータ記録方
法である。
【0036】第18の発明は、上記第17の発明におい
て、エラー訂正用のデータが記録されており、データを
記録することのできる記録可能領域と、データを再生す
ることのみできる再生専用領域とからなり、上記記録可
能領域においてエラーが発生した場合には、上記エラー
の発生した領域を欠陥領域と見なされ、この欠陥領域の
交替領域が上記記録可能領域に設定され、上記記録可能
領域に記録されている上記エラー訂正用のデータが用い
られて上記エラーとなったデータが回復され、上記記録
可能領域に設定された上記交替領域に上記エラー訂正用
のデータによって回復された上記領域のデータが記録さ
れたディスク状記録媒体を再生するデータ再生方法であ
って、再生すべき上記記録可能領域の範囲内に上記欠陥
領域が存在する場合には、上記欠陥領域の交替領域から
データを再生するデータ再生方法である。
【0037】第19の発明は、第1のエラー訂正用のデ
ータと第2のエラー訂正用のデータが記録されており、
データを記録することのできる記録可能領域と、データ
を再生することのみできる再生専用領域とからなるディ
スク状記録媒体の上記記録可能領域にデータを記録する
データ記録方法であって、上記記録可能領域においてエ
ラーが発生したときは、上記第1のエラー訂正用のデー
タを用いてエラー訂正処理を行い、上記第1のエラー訂
正用のデータを用いてエラー訂正処理を行った結果、訂
正不能となった場合には、上記エラーの発生した領域を
欠陥領域と見なしてこの欠陥領域の交替領域を上記記録
可能領域に設定し、上記第2のエラー訂正用のデータを
用いてエラー訂正処理を行ってエラーとなった上記領域
のデータを回復し、上記記録可能領域に設定した上記交
替領域に上記第2のエラー訂正用のデータによって回復
したデータを記録するデータ記録方法である。
【0038】第20の発明は、上記第19の発明におい
て、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の
欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の
位置情報を上記記録可能領域に記録するデータ記録方法
である。
【0039】第21の発明は、第1のエラー訂正用のデ
ータと第2のエラー訂正用のデータが記録されており、
データを記録することのできる記録可能領域と、データ
を再生することのみできる再生専用領域とからなり、上
記記録可能領域においてエラーが発生したときは、上記
第1のエラー訂正用のデータが用いられてエラー訂正処
理が行われ、上記第1のエラー訂正用のデータが用いら
れてエラー訂正処理が行われた結果、訂正不能となった
場合に上記エラーの発生した領域が欠陥領域と見なされ
てこの欠陥領域の交替領域が上記記録可能領域に設定さ
れ、上記第2のエラー訂正用のデータが用いられてエラ
ー訂正処理が行われてエラーとなった上記領域のデータ
が回復され、上記記録可能領域に設定された上記交替領
域に上記第2のエラー訂正用のデータによって回復され
たデータが記録されたディスク状記録媒体を再生するデ
ータ再生方法であって、再生すべき上記記録可能領域の
範囲内に上記欠陥領域が存在する場合には、上記欠陥領
域の交替領域からデータを再生するデータ再生方法であ
る。
【0040】第22の発明は、上記第1の発明におい
て、上記記録可能領域に記録されている、上記再生専用
領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領域の交替先
である上記記録可能領域の交替領域の位置情報を参照す
るデータ再生方法である。
【0041】第23の発明は、データを記録することの
できる記録可能領域と、エラー訂正用のデータが記録さ
れており、データを再生することのみできる再生専用領
域とからなるディスク状記録媒体の上記記録可能領域に
データを記録し、上記記録可能領域及び上記データ再生
領域に記録されているデータを再生するデータ再生方法
であって、上記ディスク状記録媒体の上記再生専用領域
に対して外部から再生要求があったときに、上記再生要
求のあった上記再生専用領域の範囲内に欠陥領域があっ
た場合に、当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域
に設定し、上記再生専用領域に記録されている上記エラ
ー訂正用のデータを用いて上記欠陥領域のデータを回復
し、上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上記エ
ラー訂正用のデータによって回復した欠陥領域のデータ
を記録し、上記ディスク状記録媒体の上記再生専用領域
に対して外部から再生要求があったときに、上記再生要
求のあった上記再生専用領域の範囲内に上記交替処理の
された欠陥領域があった場合に、上記欠陥領域の交替領
域からデータを読み出し、上記ディスク状記録媒体の上
記記録可能領域に対して外部から記録要求があったとき
に上記記録可能領域に外部から供給されるデータを記録
すると共に、記録時に供給されたデータと、記録の後に
読み出したデータとを照合してこれらが一致しなかった
場合は、当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に
設定し、当該欠陥領域に記録すべきデータを上記再生専
用領域の交替領域に記録し、上記ディスク状記録媒体の
上記記録可能領域に対して外部から再生要求があったと
きに、上記再生要求のあった上記記録可能領域の範囲内
に上記交替処理のされた欠陥領域があった場合に、上記
欠陥領域の交替領域からデータを読み出し、上記ディス
ク状記録媒体の上記記録可能領域に対して外部から再生
要求があったときに、上記再生要求のあった上記記録可
能領域の範囲内に新たに欠陥領域が検出された場合に、
当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、
上記記録可能領域に記録されている上記エラー訂正用の
データを用いて上記欠陥領域のデータを回復し、上記記
録可能領域に設定した上記交替領域に上記エラー訂正用
のデータによって回復した欠陥領域のデータを記録する
データ記録再生方法である。
【0042】第24の発明は、上記第23の発明におい
て、上記再生専用領域及び記録専用領域の欠陥領域の位
置情報と、上記欠陥領域の交替先である上記記録可能領
域の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録し、
再生時においては、上記記録可能領域に記録されてい
る、上記再生専用領域及び上記記録可能領域の欠陥領域
の位置情報と、上記の欠陥領域の交替先である上記記録
可能領域の交替領域の位置情報を参照するデータ記録再
生方法である。
【0043】第25の発明は、データを記録することの
できる記録可能領域からなるディスク状記録媒体の上記
記録可能領域にデータを記録し、上記記録可能領域に記
録されたデータを再生するデータ記録再生方法であっ
て、上記ディスク状記録媒体の上記記録可能領域に対し
て外部から記録要求があったときに上記記録可能領域に
外部から供給されるデータを記録すると共に、記録時に
供給されたデータと、記録の後に読み出したデータとを
照合してこれらが一致しなかった場合は、当該欠陥領域
の交替領域を上記記録可能領域に設定し、当該欠陥領域
に記録すべきデータを上記記録可能領域の交替領域に記
録し、上記ディスク状記録媒体の上記記録可能領域に対
して外部から再生要求があったときに、上記再生要求の
あった上記記録可能領域の範囲内に上記交替処理のされ
た欠陥領域があった場合に、上記欠陥領域の交替領域か
らデータを読み出し、上記ディスク状記録媒体の上記記
録可能領域に対して外部から再生要求があったときに、
上記再生要求のあった上記記録可能領域の範囲内に新た
に欠陥領域が検出された場合に、当該欠陥領域の交替領
域を上記記録可能領域に設定し、上記記録可能領域に記
録されている上記エラー訂正用のデータを用いて上記欠
陥領域のデータを回復し、上記記録可能領域に設定した
上記交替領域に上記エラー訂正用のデータによって回復
した欠陥領域のデータを記録するデータ記録再生方法で
ある。
【0044】第26の発明は、上記第25の発明におい
て、上記記録専用領域の欠陥領域の位置情報と、上記欠
陥領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位
置情報を上記記録可能領域に記録し、再生時において
は、上記記録可能領域に記録されている、上記記録可能
領域の欠陥領域の位置情報と、上記の欠陥領域の交替先
である上記記録可能領域の交替領域の位置情報を参照す
るデータ記録再生方法である。
【0045】第27の発明は、データの記録再生が可能
な記録可能領域RAaと、記録データの再生専用の再生
専用領域ROaとを有し、上記記録可能領域RAaに上
記記録可能領域RAa及び上記再生専用領域ROaの欠
陥領域の交替領域REaを設けたディスク状記録媒体で
ある。
【0046】第28の発明は、上記第27の発明におい
て、上記記録可能領域RAaに上記記録可能領域RAa
及び上記再生専用領域ROaの欠陥領域の位置情報及び
上記欠陥領域の交替領域REaの位置情報を記録する位
置情報記録領域DFaを設けたディスク状記録媒体であ
る。
【0047】第29の発明は、データの記録再生が可能
な記録可能領域RAaと、記録データの再生専用の再生
専用領域ROaとを有し、上記記録可能領域RAaに上
記記録可能領域RAa及び上記再生専用領域ROaの欠
陥領域の交替領域REaを設け、上記再生専用領域RO
aに上記再生専用領域ROaの記録データのエラー訂正
用のデータを記録するエラー訂正データ用領域Pa1、
Pa2を設けたディスク状記録媒体である。
【0048】第30の発明は、上記第29の発明におい
て、上記記録可能領域RAaに上記記録可能領域RAa
及び上記再生専用領域ROaの欠陥領域の位置情報及び
上記欠陥領域の交替領域REaの位置情報を記録する位
置情報記録領域DFaを設けたディスク状記録媒体であ
る。
【0049】第31の発明は、データの記録再生が可能
な記録可能領域RAaと、記録データの再生専用の再生
専用領域ROaとを有し、上記記録可能領域RAaに上
記記録可能領域RAa及び上記再生専用領域ROaの欠
陥領域の交替領域REaを設け、上記記録可能領域RA
a及び上記再生専用領域ROaの各記録データのエラー
訂正用のデータを記録するエラー訂正データ用領域Pa
1、Pa2を設けたディスク状記録媒体である。
【0050】第32の発明は、上記第31の発明におい
て、上記記録可能領域RAaに上記記録可能領域RAa
及び上記再生専用領域ROaの欠陥領域の位置情報及び
上記欠陥領域の交替領域REaの位置情報を記録する位
置情報記録領域DFaを設けたディスク状記録媒体であ
る。
【0051】
【作用】上述せる第1の発明によれば、データを記録す
ることのできる記録可能領域と、データを再生すること
のみできる再生専用領域とからなるディスク状記録媒体
の上記記録可能領域にデータを記録するデータ記録方法
であって、上記再生専用領域に欠陥領域があるか否かを
検出し、上記再生専用領域に欠陥領域があった場合に
は、当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定
し、上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上記欠
陥領域に記録すべき正しいデータを記録する。これによ
って、再生時において、再生範囲中に欠陥領域が存在す
る場合には、欠陥領域の交替領域から正しいデータを読
み出すことができる。
【0052】上述せる第2の発明によれば、上記第1の
発明において、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報
及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の
交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録する。こ
れによって、再生時においては、上記再生専用領域の欠
陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出し、欠
陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すことがで
きる。
【0053】上述せる第3の発明によれば、データを記
録することのできる記録可能領域と、データを再生する
ことのみできる再生専用領域とからなり、上記再生専用
領域に欠陥領域があった場合に当該欠陥領域の交替領域
が上記記録可能領域に設定され、上記記録可能領域に設
定された上記交替領域に上記欠陥領域に記録すべき正し
いデータが記録されているディスク状記録媒体を再生す
るデータ再生方法であって、再生すべき上記再生専用領
域の範囲内に上記欠陥領域が存在する場合には、上記欠
陥領域の交替領域からデータを再生する。これによっ
て、再生時においては、再生範囲中に欠陥領域が存在す
る場合に、欠陥領域の交替領域から正しいデータを再生
することができる。
【0054】上述せる第4の発明によれば、上記第3の
発明において、上記記録可能領域に記録されている、上
記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領
域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置情
報を参照する。これによって、再生時においては、上記
再生専用領域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域
から読み出し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを
読み出すことができる。
【0055】上述せる第5の発明によれば、データを記
録することのできる記録可能領域と、データを再生する
ことのみできる再生専用領域とからなるディスク状記録
媒体の上記記録可能領域にデータを記録するデータ記録
方法であって、上記再生専用領域のデータの内、修正若
しくは変更する必要の生じたデータの記録されている上
記再生専用領域の領域を欠陥領域とみなし、当該欠陥領
域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、上記記録可
能領域に設定した上記交替領域に上記欠陥領域に記録す
べき修正若しくは変更後のデータを記録する。これによ
って、再生専用領域のデータに修正や変更が生じた場合
においても対応することができ、再生時においては、再
生範囲中に、修正や変更により欠陥領域と見なされた領
域が存在する場合には、欠陥領域と見なされた領域の交
替領域から修正や変更後の正しいデータを再生すること
ができる。
【0056】上述せる第6の発明によれば、上記第5の
発明において、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報
及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の
交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録する。こ
れによって、再生時においては、上記再生専用領域の欠
陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出し、欠
陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すことがで
きる。
【0057】上述せる第7の発明によれば、データを記
録することのできる記録可能領域と、データを再生する
ことのみできる再生専用領域とからなり、上記再生専用
領域のデータの内、修正若しくは変更する必要の生じた
データの記録されている上記再生専用領域の領域が欠陥
領域と見なされ、当該欠陥領域の交替領域が上記記録可
能領域に設定され、上記記録可能領域に設定された上記
交替領域に上記欠陥領域に記録すべき修正若しくは変更
後のデータが記録されているディスク状記録媒体を再生
するデータ再生方法であって、再生すべき上記再生専用
領域の範囲内に上記欠陥領域と見なされた領域が存在す
る場合には、上記欠陥領域と見なされた領域の交替領域
からデータを再生する。これによって、再生時において
は、再生範囲中に、修正や変更により欠陥領域と見なさ
れた領域が存在する場合には、欠陥領域と見なされた領
域の交替領域から修正や変更後の正しいデータを再生す
ることができる。
【0058】上述せる第8の発明によれば、上記第7の
発明において、上記記録可能領域に記録されている、上
記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領
域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置情
報を参照する。これによって、再生時においては、上記
再生専用領域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域
から読み出し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを
読み出すことができる。
【0059】上述せる第9の発明によれば、データを記
録することのできる記録可能領域と、エラー訂正用のデ
ータが記録されており、データを再生することのみでき
る再生専用領域とからなるディスク状記録媒体の上記記
録可能領域にデータを記録するデータ記録方法であっ
て、上記再生専用領域に欠陥領域があるか否かを検出
し、上記再生専用領域に欠陥領域があった場合には、当
該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、上
記再生専用領域に記録されている上記エラー訂正用のデ
ータを用いて上記欠陥領域のデータを回復し、上記記録
可能領域に設定した上記交替領域に上記エラー訂正用の
データによって回復した欠陥領域のデータを記録する。
これによって、記録時において、欠陥領域のデータを回
復して交替領域に記録しておくことができるので、再生
時において、再生範囲中に欠陥領域が存在している場合
でも、エラー訂正用のデータを用いてエラー訂正を行う
必要がなく、交替領域に記録されているエラー訂正後の
データを読み出すことができる。
【0060】上述せる第10の発明によれば、上記第9
の発明において、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情
報及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域
の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録する。
これによって、再生時においては、上記再生専用領域の
欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出し、
欠陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すことが
できる。
【0061】上述せる第11の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域と、エラー訂正用の
データが記録されており、データを再生することのみで
きる再生専用領域とからなり、上記再生専用領域に欠陥
領域があった場合には、当該欠陥領域の交替領域が上記
記録可能領域に設定され、上記再生専用領域に記録され
ている上記エラー訂正用のデータを用いて上記欠陥領域
のデータが回復され、上記記録可能領域に設定された上
記交替領域に上記エラー訂正用のデータによって回復さ
れた欠陥領域のデータが記録されているディスク状記録
媒体を再生するデータ再生方法であって、再生すべき上
記再生専用領域の範囲内に上記欠陥領域が存在する場合
には、上記欠陥領域の交替領域からデータを再生する。
これによって、再生時において、再生範囲中に欠陥領域
が存在している場合でも、エラー訂正用のデータを用い
てエラー訂正を行う必要がなく、交替領域に記録されて
いるエラー訂正後のデータを読み出すことができる。
【0062】上述せる第12の発明によれば、上記第1
1の発明において、上記記録可能領域に記録されてい
る、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の
欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の
位置情報を参照する。これによって、再生時において
は、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報を上記記録
可能領域から読み出し、欠陥領域の交替領域から正しい
データを読み出すことができる。
【0063】上述せる第13の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域と、第1のエラー訂
正用のデータ及び第2のエラー訂正用のデータが記録さ
れており、データを再生することのみできる再生専用領
域とからなるディスク状記録媒体の上記記録可能領域に
データを記録するデータ記録方法であって、上記再生専
用領域においてエラーが発生したときは、上記第1のエ
ラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を行い、上
記第1のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理
を行った結果、訂正不能となった場合には、上記エラー
の発生した領域を欠陥領域と見なしてこの欠陥領域の交
替領域を上記記録可能領域に設定し、上記第2のエラー
訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を行ってエラー
となった上記領域のデータを回復し、上記記録可能領域
に設定した上記交替領域に上記第2のエラー訂正用のデ
ータによって回復したデータを記録する。これによっ
て、再生時においては、再生専用領域の再生範囲中に欠
陥領域が存在している場合でも、第2のエラー訂正用の
データを用いてエラー訂正を行う必要がなく、交替領域
に記録されているエラー訂正後のデータを読み出すこと
ができる。
【0064】上述せる第14の発明によれば、上記第1
3の発明において、上記再生専用領域の欠陥領域の位置
情報及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領
域の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録す
る。これによって、再生時においては、上記再生専用領
域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出
し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すこ
とができる。
【0065】上述せる第15の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域と、第1のエラー訂
正用のデータ及び第2のエラー訂正用のデータが記録さ
れており、データを再生することのみできる再生専用領
域とからなり、上記再生専用領域においてエラーが発生
したときに上記第1のエラー訂正用のデータを用いてエ
ラー訂正処理が行われ、上記第1のエラー訂正用のデー
タを用いてエラー訂正処理を行った結果、訂正不能とな
った場合に上記エラーの発生した領域を欠陥領域と見な
されこの欠陥領域の交替領域が上記記録可能領域に設定
され、上記第2のエラー訂正用のデータを用いてエラー
訂正処理を行ってエラーとなった上記領域のデータが回
復され、上記記録可能領域に設定された上記交替領域に
上記第2のエラー訂正用のデータによって回復されたデ
ータが記録されたディスク状記録媒体を再生するデータ
再生方法であって、再生すべき上記再生専用領域の範囲
内に上記欠陥領域が存在する場合には、上記欠陥領域の
交替領域からデータを再生する。これによって、記録時
においては、第1のエラー訂正用のデータを用いてエラ
ー訂正が不能となったときだけ第2のエラー訂正用のデ
ータを用いて再生専用領域のエラー訂正を行うことがで
きるので、回復したデータを交替領域に記録するまでの
処理時間を大幅に短縮でき、再生時においては、再生専
用領域の再生範囲中に欠陥領域が存在している場合で
も、第2のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正を
行う必要がなく、交替領域に記録されているエラー訂正
後のデータを読み出すことができる。
【0066】第16の発明は、上記第15の発明におい
て、上記記録可能領域に記録されている、上記再生専用
領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領域の交替先
である上記記録可能領域の交替領域の位置情報を参照す
る。これによって、再生時においては、上記再生専用領
域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出
し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すこ
とができる。
【0067】上述せる第17の発明によれば、エラー訂
正用のデータが記録されており、データを記録すること
のできる記録可能領域と、データを再生することのみで
きる再生専用領域とからなるディスク状記録媒体の上記
記録可能領域にデータを記録するデータ記録方法であっ
て、上記記録可能領域においてエラーが発生した場合に
は、上記エラーの発生した領域を欠陥領域と見なし、こ
の欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、上
記記録可能領域に記録されている上記エラー訂正用のデ
ータを用いて上記エラーとなったデータを回復し、上記
記録可能領域に設定した上記交替領域に上記エラー訂正
用のデータによって回復した上記領域のデータを記録す
る。これによって、記録時において、記録可能領域の欠
陥領域のデータを回復して交替領域に記録しておくこと
ができるので、再生時において、再生範囲中に欠陥領域
が存在している場合でも、エラー訂正用のデータを用い
てエラー訂正を行う必要がなく、交替領域に記録されて
いるエラー訂正後のデータを読み出すことができる。
【0068】上述せる第18の発明によれば、上記第1
7の発明において、エラー訂正用のデータが記録されて
おり、データを記録することのできる記録可能領域と、
データを再生することのみできる再生専用領域とからな
り、上記記録可能領域においてエラーが発生した場合に
は、上記エラーの発生した領域が欠陥領域と見なされ、
この欠陥領域の交替領域が上記記録可能領域に設定さ
れ、上記記録可能領域に記録されている上記エラー訂正
用のデータが用いられて上記エラーとなったデータが回
復され、上記記録可能領域に設定された上記交替領域に
上記エラー訂正用のデータによって回復された上記領域
のデータが記録されたディスク状記録媒体を再生するデ
ータ再生方法であって、再生すべき上記記録可能領域の
範囲内に上記欠陥領域が存在する場合には、上記欠陥領
域の交替領域からデータを再生する。これによって、再
生時において、記録可能領域の再生範囲中に欠陥領域が
存在している場合でも、エラー訂正用のデータを用いて
エラー訂正を行う必要がなく、交替領域に記録されてい
るエラー訂正後のデータを読み出すことができる。
【0069】上述せる第19の発明によれば、第1のエ
ラー訂正用のデータと第2のエラー訂正用のデータが記
録されており、データを記録することのできる記録可能
領域と、データを再生することのみできる再生専用領域
とからなるディスク状記録媒体の上記記録可能領域にデ
ータを記録するデータ記録方法であって、上記記録可能
領域においてエラーが発生したときは、上記第1のエラ
ー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を行い、上記
第1のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を
行った結果、訂正不能となった場合には、上記エラーの
発生した領域を欠陥領域と見なしてこの欠陥領域の交替
領域を上記記録可能領域に設定し、上記第2のエラー訂
正用のデータを用いてエラー訂正処理を行ってエラーと
なった上記領域のデータを回復し、上記記録可能領域に
設定した上記交替領域に上記第2のエラー訂正用のデー
タによって回復したデータを記録する。これによって、
記録時において、記録可能領域の欠陥領域のデータを回
復して交替領域に記録しておくことができるので、再生
時において、記録可能領域の再生範囲中に欠陥領域が存
在している場合でも、第2のエラー訂正用のデータを用
いてエラー訂正を行う必要がなく、交替領域に記録され
ているエラー訂正後のデータを読み出すことができる。
【0070】上述せる第20の発明によれば、上記第1
9の発明において、上記再生専用領域の欠陥領域の位置
情報及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領
域の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録す
る。これによって、再生時においては、上記再生専用領
域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出
し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すこ
とができる。
【0071】上述せる第21の発明によれば、第1のエ
ラー訂正用のデータと第2のエラー訂正用のデータが記
録されており、データを記録することのできる記録可能
領域と、データを再生することのみできる再生専用領域
とからなり、上記記録可能領域においてエラーが発生し
たときは、上記第1のエラー訂正用のデータが用いられ
てエラー訂正処理が行われ、上記第1のエラー訂正用の
データが用いられてエラー訂正処理が行われた結果、訂
正不能となった場合に上記エラーの発生した領域が欠陥
領域と見なされてこの欠陥領域の交替領域が上記記録可
能領域に設定され、上記第2のエラー訂正用のデータが
用いられてエラー訂正処理が行われてエラーとなった上
記領域のデータが回復され、上記記録可能領域に設定さ
れた上記交替領域に上記第2のエラー訂正用のデータに
よって回復されたデータが記録されたディスク状記録媒
体を再生するデータ再生方法であって、再生すべき上記
記録可能領域の範囲内に上記欠陥領域が存在する場合に
は、上記欠陥領域の交替領域からデータを再生する。こ
れによって、再生時において、記録可能領域の再生範囲
中に欠陥領域が存在している場合でも、第2のエラー訂
正用のデータを用いてエラー訂正を行う必要がなく、交
替領域に記録されているエラー訂正後のデータを読み出
すことができる。
【0072】上述せる第22の発明によれば、上記第1
の発明において、上記記録可能領域に記録されている、
上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥
領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置
情報を参照する。これによって、再生時においては、上
記再生専用領域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領
域から読み出し、欠陥領域の交替領域から正しいデータ
を読み出すことができる。
【0073】上述せる第23の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域と、エラー訂正用の
データが記録されており、データを再生することのみで
きる再生専用領域とからなるディスク状記録媒体の上記
記録可能領域にデータを記録し、上記記録可能領域及び
上記データ再生領域に記録されているデータを再生する
データ再生方法であって、上記ディスク状記録媒体の上
記再生専用領域に対して外部から再生要求があったとき
に、上記再生要求のあった上記再生専用領域の範囲内に
欠陥領域があった場合に、当該欠陥領域の交替領域を上
記記録可能領域に設定し、上記再生専用領域に記録され
ている上記エラー訂正用のデータを用いて上記欠陥領域
のデータを回復し、上記記録可能領域に設定した上記交
替領域に上記エラー訂正用のデータによって回復した欠
陥領域のデータを記録し、上記ディスク状記録媒体の上
記再生専用領域に対して外部から再生要求があったとき
に、上記再生要求のあった上記再生専用領域の範囲内に
上記交替処理のされた欠陥領域があった場合に、上記欠
陥領域の交替領域からデータを読み出し、上記ディスク
状記録媒体の上記記録可能領域に対して外部から記録要
求があったときに上記記録可能領域に外部から供給され
るデータを記録すると共に、記録時に供給されたデータ
と、記録の後に読み出したデータとを照合してこれらが
一致しなかった場合は、当該欠陥領域の交替領域を上記
記録可能領域に設定し、当該欠陥領域に記録すべきデー
タを上記再生専用領域の交替領域に記録し、上記ディス
ク状記録媒体の上記記録可能領域に対して外部から再生
要求があったときに、上記再生要求のあった上記記録可
能領域の範囲内に上記交替処理のされた欠陥領域があっ
た場合に、上記欠陥領域の交替領域からデータを読み出
し、上記ディスク状記録媒体の上記記録可能領域に対し
て外部から再生要求があったときに、上記再生要求のあ
った上記記録可能領域の範囲内に新たに欠陥領域が検出
された場合に、当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能
領域に設定し、上記記録可能領域に記録されている上記
エラー訂正用のデータを用いて上記欠陥領域のデータを
回復し、上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上
記エラー訂正用のデータによって回復した欠陥領域のデ
ータを記録する。これによって、再生専用領域を再生す
るときにエラーが発生した場合は、エラー訂正用のデー
タでエラー訂正を行って正しいデータを交替領域に記録
することができるので、次の再生時においては、エラー
訂正を行わなくとも正しいデータを交替領域から再生で
き、記録可能領域に記録を行って記録データと再生デー
タの照合を行ってこれらが一致しなかったときには、交
替領域にデータを記録することができるので、次の再生
時においては、交替領域から直接データを読み出すこと
ができ、記録可能領域を再生するときに新たにエラーが
発生したときには、エラー訂正用のデータでエラー訂正
処理を施してデータを回復し、回復したデータを交替領
域に記録することができるので、次の再生時において
は、交替領域から直接データを読み出すことができる。
【0074】上述せる第24の発明によれば、上記第2
3の発明において、上記再生専用領域及び記録専用領域
の欠陥領域の位置情報と、上記欠陥領域の交替先である
上記記録可能領域の交替領域の位置情報を上記記録可能
領域に記録し、再生時においては、上記記録可能領域に
記録されている、上記再生専用領域及び上記記録可能領
域の欠陥領域の位置情報と、上記の欠陥領域の交替先で
ある上記記録可能領域の交替領域の位置情報を参照す
る。これによって、再生時においては、上記再生専用領
域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出
し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すこ
とができる。
【0075】上述せる第25の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域からなるディスク状
記録媒体の上記記録可能領域にデータを記録し、上記記
録可能領域に記録されたデータを再生するデータ記録再
生方法であって、上記ディスク状記録媒体の上記記録可
能領域に対して外部から記録要求があったときに上記記
録可能領域に外部から供給されるデータを記録すると共
に、記録時に供給されたデータと、記録の後に読み出し
たデータとを照合してこれらが一致しなかった場合は、
当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、
当該欠陥領域に記録すべきデータを上記記録可能領域の
交替領域に記録し、上記ディスク状記録媒体の上記記録
可能領域に対して外部から再生要求があったときに、上
記再生要求のあった上記記録可能領域の範囲内に上記交
替処理のされた欠陥領域があった場合に、上記欠陥領域
の交替領域からデータを読み出し、上記ディスク状記録
媒体の上記記録可能領域に対して外部から再生要求があ
ったときに、上記再生要求のあった上記記録可能領域の
範囲内に新たに欠陥領域が検出された場合に、当該欠陥
領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、上記記録
可能領域に記録されている上記エラー訂正用のデータを
用いて上記欠陥領域のデータを回復し、上記記録可能領
域に設定した上記交替領域に上記エラー訂正用のデータ
によって回復した欠陥領域のデータを記録する。これに
よって、記録可能領域に記録を行って記録データと再生
データの照合を行ってこれらが一致しなかったときに
は、交替領域にデータを記録することができるので、次
の再生時においては、交替領域から直接データを読み出
すことができ、記録可能領域を再生するときに新たにエ
ラーが発生したときには、エラー訂正用のデータでエラ
ー訂正処理を施してデータを回復し、回復したデータを
交替領域に記録することができるので、次の再生時にお
いては、交替領域から直接データを読み出すことができ
る。
【0076】上述せる第26の発明によれば、上記第2
5の発明において、上記記録専用領域の欠陥領域の位置
情報と、上記欠陥領域の交替先である上記記録可能領域
の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録し、再
生時においては、上記記録可能領域に記録されている、
上記記録可能領域の欠陥領域の位置情報と、上記の欠陥
領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置
情報を参照する。これによって、再生時においては、上
記再生専用領域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領
域から読み出し、欠陥領域の交替領域から正しいデータ
を読み出すことができる。
【0077】上述せる第27の発明によれば、記録デー
タの再生専用の再生専用領域ROaの欠陥領域の交替領
域と、記録可能領域RAaの欠陥領域の交替領域をデー
タの記録再生が可能な記録可能領域RAaの交替領域R
Eaに設ける。これによって、記録可能領域に発生した
欠陥領域のみならず、再生専用領域に発生した欠陥領域
をも交替処理することができる。
【0078】第28の発明は、上記第27の発明におい
て、上記記録可能領域RAaに上記記録可能領域RAa
及び上記再生専用領域ROaの欠陥領域の位置情報及び
上記欠陥領域の交替領域REaの位置情報を記録する位
置情報記録領域DFaを設ける。これによって、各領域
の欠陥領域の交替領域から直接アクセスすることができ
る。
【0079】第29の発明は、データの記録再生が可能
な記録可能領域RAaに記録可能領域RAa及び記録デ
ータの再生専用の再生専用領域ROaの欠陥領域の交替
領域REaを設け、上記再生専用領域ROaに上記再生
専用領域ROaの記録データのエラー訂正用のデータを
記録するエラー訂正データ用領域Pa1、Pa2を設け
る。これによって、各領域の欠陥領域の交替領域から直
接アクセスすることができ、エラー訂正データ用領域に
記録されているエラー訂正用のデータを用いて再生専用
領域に発生したエラーに対するエラー訂正処理を行うこ
とができる。
【0080】第30の発明は、上記第29の発明におい
て、上記記録可能領域RAaに上記記録可能領域RAa
及び上記再生専用領域ROaの欠陥領域の位置情報及び
上記欠陥領域の交替領域REaの位置情報を記録する位
置情報記録領域DFaを設ける。これによって、各領域
の欠陥領域の交替領域から直接アクセスすることができ
る。
【0081】第31の発明は、データの記録再生が可能
な記録可能領域RAaに記録可能領域RAa及び記録デ
ータの再生専用の再生専用領域ROaの欠陥領域の交替
領域REaを設け、上記記録可能領域RAa及び上記再
生専用領域ROaの各記録データのエラー訂正用のデー
タを記録するエラー訂正データ用領域Pa1、Pa2を
設ける。これによって、各領域の欠陥領域の交替領域か
ら直接アクセスすることができ、エラー訂正データ用領
域に記録されているエラー訂正用のデータを用いて再生
専用領域に発生したエラーに対するエラー訂正処理を行
うことができる。
【0082】第32の発明は、上記第31の発明におい
て、上記記録可能領域RAaに上記記録可能領域RAa
及び上記再生専用領域ROaの欠陥領域の位置情報及び
上記欠陥領域の交替領域REaの位置情報を記録する位
置情報記録領域DFaを設けたディスク状記録媒体であ
る。これによって、各領域の欠陥領域の交替領域から直
接アクセスすることができる。
【0083】
【実施例】以下に、図を順次参照して本発明データ記録
方法、データ再生方法、データ記録再生方法及びディス
ク状記録媒体の一実施例について詳細に説明する。
【0084】本発明データ記録方法、データ再生方法、
データ記録再生方法及びディスク状記録媒体の一実施例
の説明は、次に示す項目説明を各項目の先頭に記載し、
各項目について次に示す順序で説明する。
【0085】A.本発明データ記録方法、データ再生方
法及びデータ記録再生方法が適用される光ディスクドラ
イブの構成及びその動作説明(図1参照) B.図1に示した光ディスクドライブのドライブコント
ローラの構成及びその動作説明(図2参照) C.図2に示したドライブコントローラのコントローラ
の構成及びその動作説明(図3参照) D.本発明ディスク状記録媒体が適用される光ディスク
のフォーマットの説明(図4参照) E.本例における書き込み可能領域、読み出し専用領域
に対する交替処理の説明(図5参照) F.本例における読み出し専用領域に対する交替処理の
説明(図6参照) G.本例における書き込み可能領域、読み出し専用領域
に対する交替処理の具体的説明(図7参照) H.本例におけるパリティセクタデータ生成の説明(図
8参照) I.本例におけるパリティセクタデータによるエラーの
訂正の説明(図9参照) J.本例におけるパリティセクタデータによるエラー訂
正の説明(図10参照) K.本例におけるROM領域の欠陥セクタに対する交替
処理の動作説明(図11参照) L.本例におけるROM領域のデータの修正、変更等の
ための交替処理の動作説明(図12参照) M.図1に示した光ディスクドライブで異なるフォーマ
ットのディスクを用いる場合の動作説明(図13〜図1
5参照)。 N.本例における読み出し専用領域の交替処理の動作説
明(図16参照) O.本例における読み出し専用領域に交替処理が施され
ている場合の再生時の動作説明(図17参照)
【0086】A.本発明データ記録方法、データ再生方
法及びデータ記録再生方法が適用される光ディスクドラ
イブの構成及びその動作説明(図1参照)
【0087】図1は本発明データ再生方法が適用される
光ディスクドライブの構成例を示す構成図である。
【0088】この光ディスクドライブは、光磁気ディス
ク及びライトワンスディスクに対するデータの記録及び
データの再生、CD−ROMからのデータの読み出し、
書き込み可能領域と読み出し専用領域からなるいわゆる
パーシャルROMの書き込み読み出し可能領域に対する
データの書き込み及び読み出し、並びに読み出し専用領
域からのデータの読み出しを行うことができるものであ
る。尚、CD−ROM等の読み出し専用ディスクやパー
シャルディスク等の読み出し専用領域を有するディスク
の場合は、これらの読み出し専用領域はディスクの製造
時に記録される。
【0089】〔接続及び構成〕図において、1は光ディ
スク4に対するデータの記録、光ディスク4からのデー
タの再生を行うためのドライブ、2はこのドライブを制
御するドライブコントローラ、3はこのドライブコント
ローラ2のSCSI(Small Computer
Systems Interface)専用の入出力端
子io1を介して接続され、ドライブコントローラ2を
介して光ディスク4に対するアクセスを行うホストコン
ピュータである。
【0090】ここで、上記光ディスク4としては、光磁
気ディスク、相変化メディアとしての光ディスク、ライ
トワンスディスク、書き込み可能領域(以下RAM領域
と称する)と読み出し専用領域(以下ROM領域と称す
る)を有するパーシャルディスク、CD−ROM等が使
用可能である。
【0091】ドライブ1は、光ディスク4をローディン
グするためのローディング機構5、ローディング機構5
によりローディングされた光ディスク4を回転させるた
めのスピンドルモータ6、このスピンドルモータ6を駆
動するドライバ7、光学ブロック8、この光学ブロック
8のレーザーダイオード13を駆動するドライバ14、
この光学ブロック8からの再生信号等をI−V(電流/
電圧)変換し、その電圧を複数の系に供給するI−V/
マトリクスアンプ16、光ディスク4に磁界を与えるた
めの磁気ヘッド17及びこの磁気ヘッド17を駆動する
ためのドライバ18で構成される。
【0092】光学ブロック8は、光ディスク4にレーザ
ーダイオード13からのレーザー光を照射するための対
物レンズ9、光学ブロック8を光ディスク4の径方向に
移動させるためのスライドモータ10、トラッキング用
のガルバノミラー11、フォーカス用のフォーカスアク
チュエータ12、レーザーダイオード13で構成され
る。
【0093】この磁気ヘッド17の駆動用のドライバ1
8は入力端子1を介してドライブコントローラ2の出力
端子2o1に接続され、レーザーダイオード13の駆動
用のドライバ14は入力端子1i2及び1i3を夫々介
してドライブコントローラ2の出力端子2o2及び2o
3に接続され、I−V/マトリクスアンプ16は出力端
子1o1、1o2、1o3、1o4、1o5を夫々介し
てドライブコントローラ2の入力端子2i1、2i2、
2i3、2i4、2i5に接続され、フォーカスアクチ
ュエータ12は入力端子1i4を介してドライブコント
ローラ2の出力端子2o4に接続され、ガルバノミラー
11は入力端子1i5を介してドライブコントローラ2
の出力端子2o5に接続され、スライドモータ10は入
力端子1i6を介してドライブコントローラ2の出力端
子2o6に接続され、スピンドルモータ6のドライバ7
は入出力端子1ioを介してドライブコントローラ2の
入出力端子2ioに接続され、ローディング機構5は入
力端子1i7を介してドライブコントローラ2の出力端
子2o7に接続される。
【0094】〔動作〕コマンド及びデータの授受のため
の処理はドライブコントローラ2により行われる。ドラ
イブコントローラ2は、記録時にはホストコンピュータ
3からのデータに対してCRCやエラー訂正コード等を
付加してドライブ1に渡し、再生時にはドライブ1から
のデータに対してエラー訂正処理を施し、ユーザデータ
部分のみをホストコンピュータ3に転送する。上記デー
タの記録時、並びにデータの再生時においては、ドライ
ブ1のサーボ系及び各ブロックに対する指令はドライブ
コントローラ2によって行われる。
【0095】B.図1に示した光ディスクドライブのド
ライブコントローラの構成及びその動作説明(図2参
照)
【0096】図2は図1に示したドライブコントローラ
2の構成例を示す構成図である。
【0097】〔接続及び構成〕図において、31はバス
43を介してディジタル信号処理回路53から供給され
るレーザーダイオード13のバイアスデータをD−Aコ
ンバータ32及び出力端子2o2を介して図1に示した
ドライバ18に供給するための入出力回路、33は入力
端子2i1及び2i2を夫々介して図1に示したI−V
/マトリクスアンプ16から供給される出力を後述する
サーボ系タイミングジェネレータ40からのタイミング
信号に基いて選択し、選択出力をクランプするセレクタ
/クランプ回路、34はセレクタ41からの選択された
サーボ系クロック信号またはデータ系クロック信号に基
いて、セレクタ/クランプ回路33からの出力をディジ
タルデータに変換するA−Dコンバータ、35はサーボ
系クロック生成回路39からのサーボ系クロック信号に
基いてデータ系クロック信号を生成するデータ系クロッ
ク生成回路、36はデータ系クロック信号に基いてデー
タ系タイミング信号を発生するデータ系タイミングジェ
ネレータ、37はA−Dコンバータ34からの再生デー
タ中から抽出した位相の基準データに基いて、データ系
クロック発生回路35からのデータ系クロック信号の位
相を制御して読み出し/書き込み回路38に読み出し時
のクロックとして供給し、読み出し/書き込み回路38
からの書き込み位置制御信号の位相を制御して出力端子
2o1を介して出力するデータ位相制御回路である。
【0098】読み出し/書き込み回路38は、再生時に
おいては、データ系クロック生成回路35からのデータ
系クロック信号、データ系タイミングジェネレータ36
からのデータ系タイミング信号に基いて、A−Dコンバ
ータ34の出力をコントローラ44に供給し、記録時に
おいては、コントローラ44からのデータを出力端子2
o1及び図1に示した入力端子1i1を介してドライバ
18に供給する。
【0099】サーボ系クロック生成回路39は、A−D
コンバータ34の出力からサーボ系クロック信号を生成
し、このサーボ系クロック信号をサーボ系タイミングジ
ェネレータ40、セレクタ41及びアドレスデコーダ4
2に夫々供給する。サーボ系タイミングジェネレータ4
0は、サーボ系クロック生成回路39からのサーボ系ク
ロック信号に基いてサーボ系タイミング信号を生成し、
このサーボ系タイミング信号をセレクタ41、アドレス
デコーダ42、セレクタ/クランプ回路33に夫々供給
する他、出力端子2o3及び図1に示した入力端子1i
3を介してレーザーダイオード13のドライバ14に供
給する。
【0100】45は図1に示したI−V/マトリクスア
ンプ16から入力端子2i3、2i4及び2i5を夫々
介して供給されるフロントAPC信号、フォーカスエラ
ー信号及びプルイン信号をA−Dコンバータ46に供給
するためのマルチプレクサ、47はA−Dコンバータ4
6の出力をバス43を介してディジタル信号処理回路5
3に供給する入出力回路、48はディジタル信号処理回
路53からバス43を介して供給される光学ブロック8
の駆動用のデータを変調するPWM(パルス幅変調)回
路である。49は図1に示したフォーカスアクチュエー
タ12を駆動するためのドライバ、50は図1に示した
ガルバノミラー11を駆動するためのドライバ、51は
図1に示したスライドモータ11を駆動するためのドラ
イバである。ドライバ49は、出力端子2o4及び図1
に示した入力端子1i4を介してフォーカスアクチュエ
ータ12に接続され、ドライバ50は、出力端子2o5
及び図1に示した入力端子1i5を介してガルバノミラ
ー11に接続され、ドライバ51は、出力端子2o6及
び図1に示した入力端子1i6を介してスライドモータ
10に接続される。
【0101】52はディジタル信号処理回路53からの
駆動信号を入出力端子2io及び図1に示したドライバ
7を介してスピンドルモータ6に供給する入出力回路で
ある。ディジタル信号処理回路53は、バス43を介し
て上記各ブロックの制御や駆動処理を行うと共に、太い
実線で示すバスを介してコントローラ44と接続され
る。
【0102】〔動作〕ディジタル信号処理回路53は、
光ディスク4がローディング機構5によりスピンドルモ
ータ6に装着された状態でホストコンピュータ3からの
要求に応じて、あるいは自動スピンアップモードが設定
されている場合に光ディスク4がローディング機構5に
よりローディングされると、入出力回路52を介してド
ライバ7にスピンドルモータ6を回転駆動するよう指示
を出す。
【0103】ドライバ7は、スピンドルモータ6が所定
の回転数になるとロック信号を出力し、ディジタル信号
処理回路53に対し、スピンドルモータ6の回転が安定
したことを通知する。この間、ディジタル信号処理回路
53は、PWM回路48を介してドライバ50によりレ
ーザーダイオード13からのレーザービームを光ディス
ク4のユーザエリア外に位置させるようにすると共に、
ドライバ51により光学ブロック8を光ディスク4の外
周又は内周側に移動させる。
【0104】ユーザエリアでフォーカスの引き込みを行
うと、感度の高いディスクのデータを誤って消去してし
まう可能性があるが、ユーザエリア外に光学ブロック8
を移動させ、そのユーザエリア外でフォーカスの引き込
みを行うことにより、このような誤消去を防止すること
ができる。
【0105】スピンドルモータ6が一定回転になり、光
学ブロック8が例えば外周側に移動すると、ディジタル
信号処理回路53は、入出力回路31及びD−Aコンバ
ータ32を介してドライバ14に対し、光学ブロック8
に設けられているレーザーダイオード13のバイアス電
流を設定し、レーザーダイオード13のオン、オフを制
御するサーボ系タイミングジェネレータ40にレーザー
を発光するようコマンドを出力する。
【0106】レーザーダイオード13から出射されたレ
ーザービームは、光学ブロック8に設けられているフォ
トディテクタ15に入射し、このフォトディテクタ15
により電気信号に変換され、検出出力としてI−V/マ
トリクスアンプ16に供給されて電圧に変換され、フロ
ントAPC信号としてマルチプレクサ45に供給され
る。
【0107】このフロントAPC信号は、上記マルチプ
レクサ45により時分割的に選択された信号としてA−
Dコンバータ46によりディジタル化され、入出力回路
47及びバス43を介してディジタル信号処理回路53
に供給される。ディジタル信号処理回路53は、ディジ
タル化されたフロントAPC信号によりレーザーダイオ
ード13から出射されるレーザービームの光量を認識
し、図示しないディジタルフィルタにより計算される光
量制御データを上記入出力回路31及びD−Aコンバー
タ32を介してドライバ14に帰還することにより、レ
ーザーダイオード13のパワーが一定となるよう制御す
る。
【0108】次に、ディジタル信号処理回路53は、P
WM回路48からドライバ49に電流を流すことによ
り、光学ブロック8のフォーカスアクチュエータ12を
上下方向に駆動してフォーカスアクチュエータ12をフ
ォーカスサーチ状態にする。このとき光ディスク4で反
射されたレーザービームはフォトディテクタ15の受光
面に入射する。フォトディテクタ15で受光されたレー
ザービームは電気信号に変換され、検出出力としてI−
V/マトリクスアンプ16に供給され、このI−V/マ
トリクスアンプ16により電圧に変換され増幅された後
にフォーカスエラー信号として出力され、マルチプレク
サ45に供給される。
【0109】このフォーカスエラー信号は、フロントA
PC信号と同様にマルチプレクサ45により時分割的に
選択された信号としてA−Dコンバータ46によりディ
ジタル化され、入出力回路47及びバス43を介してデ
ィジタル信号処理回路53に供給される。ディジタル信
号処理回路53は、ディジタル化されたフォーカスエラ
ー信号に対してディジタル的にフィルタ処理を施して得
られるフォーカス制御データをPWM回路48からドラ
イバ49に帰還することによって、フォーカス制御用の
サーボループを構成する。フォーカス制御が安定する
と、フォトディテクタ15から出力され、I−V/マト
リクスアンプ16を経て得られるRF信号は、その振幅
がある程度一定になり、セレクタ/クランプ回路33に
よって所定の電位にクランプされた後、A−Dコンバー
タ34によってディジタル化される。
【0110】このときのクロックはサーボ系クロック生
成回路39のフリーラン状態の周波数となる。クランプ
を行うためのタイミングパルスもこのフリーランの周波
数を所定の値で分周した信号が用いられる。
【0111】サーボ系クロック生成回路39は、A−D
コンバータ34でディジタル化されたRF信号の振幅差
を見ることによって光ディスク4上に形成されたピット
のパターンをチェックし、サーボエリアのピット列と同
じパターンを探す。パターンが見つかると、次のパター
ンが現れるべき位置にウインドウを開くよう、クロック
セレクタ41を制御し、そこで再びパターンが一致する
か否かを確認する。
【0112】この動作がある一定の回数連続して確認で
きると、サーボ系クロック生成回路39は、光ディスク
4のピットのパターンにロックしたものと見なす。位相
情報はサーボエリア内のウォブルピットの両肩の振幅差
を取ることで得る。更に2個のウォブルピットの両方か
ら得られた位相情報を加算することで、トラッキング位
置による振幅変化から生じるゲイン変動を吸収してい
る。
【0113】サーボ系クロック生成回路39がロックす
るとセグメント単位の位置が明確になり、光ディスク4
上に形成されたセグメントマークピットの位置も認識で
きるようになり、セグメントマークピット、アドレスマ
ークピット、セクタフラグ1ピット及びセクタフラグ2
ピットに対して所定の複数の位置Ar1、Ar2、Ar
3及びAr4でサンプリングされたRF信号の内で最大
振幅となる位置を探す。
【0114】その結果がAr1であるときにアドレスマ
ークであって、このセグメントがアドレスセグメントで
あり、フレームの先頭を認識することができるので、フ
レームカウンタをクリアすることでフレーム同期をとる
ことができる。1フレームが14セグメントで構成され
ている場合は14セグメント毎にウインドウを開くよう
にクロックセレクタ41を制御してアドレスマークとし
て連続して認識できるときにフレーム同期がロックした
ものと判断する。
【0115】フレーム同期がかかると、光ディスク4上
のアドレスの記録されている位置が認識できるので、ア
ドレスデコーダ42によりトラックアドレス及びフレー
ムコードのデコードを行う。このアドレスデコーダ42
では、4ビットずつグレーコード化されているパターン
をグレーコードテーブルとの一致を見ることにより行わ
れる。但し、4ビットのみではなく、全体でグレーコー
ド化されているので、単純に一致を見るのではなく、上
位4ビットの内のLSBが「1」か「0」かによって反
転したテーブルとの比較を行う。
【0116】ここで、最初にデコードされたフレームコ
ードをフレームカウンタにロードして、このフレームカ
ウンタをフレーム毎にインクリメントして得られる数値
と実際に再生されたフレームコードとを比較して連続し
て一致することを確認したときに、回転同期がかかった
ものとする。これ以降、フレームカウンタにより得られ
る数値をフレームコードとしてディジタル信号処理回路
53に返すことによって、ディフェクト等が多少あって
もフレーム位置を誤認識しないようにしている。
【0117】また、ディジタル信号処理回路53は、先
のグレーコード化されたトラックアドレスを読みながら
光学ブロック8の速度を演算し、PWM回路48からド
ライバ51を介して光学ブロック8のスライドモータ1
0を制御することにより、光学ブロック8を光ディスク
4上の目的のトラックに移動する。
【0118】そして、光学ブロック8の位置が目的のト
ラックの位置となると、トラッキング動作に入る。上述
のようにトラッキングエラー信号はサーボエリアにある
2つのウォブルピットに対するRF信号の振幅値の差分
を取ることで得られる、ディジタル信号処理回路53
は、この値をディジタル的にフィルタ処理を施して得ら
れるトラッキング制御データを、PWM回路48からド
ライバ50を介して光学ブロック8のガルバノミラー1
1を制御することにより、低周波数成分の変動を制御
し、更に、レーザーダイオード13からのレーザービー
ムのスポットが、光ディスク4のトラックの中心に位置
するようトラッキング制御を行う。
【0119】このようにトラッキングをかけた状態で目
的のセクタの先頭位置を検出する。上述のように、各セ
クタの先頭となるセグメントとその1つ前のセグメント
にはセクタマークがあり、各セクタマークは、上記4つ
の位置Ar1、Ar2、Ar3及びAr4にウインドウ
を開くようにセレクタ41を制御し、この4つの位置A
r1、Ar2、Ar3及びAr4でサンプリングされた
RF信号のなかで最大振幅となる位置が位置Ar2であ
るときにセクタの先頭セグメントであることを示し、位
置Ar3であるときにセクタの先頭の1つ前のセグメン
トであることを示す。基本的にセクタの先頭となるセグ
メントはホストコンピュータ3により与えられるセクタ
アドレスに対して物理セクタに変換してそのセクタがど
のトラックの何番目のセグメントであるかを演算するこ
とによって決定されるが、上記2種類のセクタマークが
同時にディフェクトになる確率は非常に少なく、これに
よる不良セクタの発生確率は極めて小さい。
【0120】また、データ系クロック生成回路35は、
サーボ系クロック生成回路39から得られるフレーム同
期のかかったサーボクロックをM/N倍したデータクロ
ックを生成し、このデータクロックをデータ系タイミン
グジェネレータ36及び読み出し/書き込み回路38に
夫々与える。
【0121】読み出し/書き込み回路38は、記録動作
モード時にはコントローラ44を介してホストコンピュ
ータ3から記録データが供給される。そして、読み出し
/書き込み回路38は、記録データに対し、例えば12
7周期の乱数を加算(排他的論理和)することによりY
=X7 +Xにしたがってスクランブル処理をセクタ単位
で行い、スクランブルされた記録データをデータクロッ
クに同期したNRZI系列のデータに変調する。このと
き、読み出し/書き込み回路38は、各セグメント毎に
初期値を「0」とし、その変調信号をドライバ18を介
して磁気ヘッド17に供給する。
【0122】磁気ヘッド17は、変調信号に応じた磁界
を発生し、この磁界をレーザーダイオード13が出射す
るレーザービームによりキュリー温度まで加熱された光
ディスク4のデータエリアに印加することにより、NR
ZI系列のデータを記録する。
【0123】また、再生動作モード時には、フォトディ
テクタ15による検出出力からI−V/マトリクスアン
プ16により得られる再生信号が、セレクタ/クランプ
回路33によって所定の電位にクランプされた後、A−
Dコンバータ34によってディジタル化されて読み出し
/書き込み回路38に供給される。そして、読み出し/
書き込み回路38は、A−Dコンバータ34によりディ
ジタル化された再生信号について、パーシャルレスポン
スに合わせるディジタルフィルタ処理を施してからビダ
ビ復号によりNRZI系列のデータを再生する。そし
て、このNRZI系列のデータをセグメント単位にNR
Z系に変換後、セクタ単位でデ・スクランブルしてから
再生データに変換し、この再生データをコントローラ4
4を介してホストコンピュータ3に転送する。
【0124】C.図2に示したドライブコントローラの
コントローラの構成及びその動作説明(図3参照)
【0125】図3は図2に示したコントローラ44の構
成例を示す構成図である。
【0126】〔接続及び構成〕
【0127】図において、60はCPU、61はこのC
PU60のバス(アドレス、データ及びコントロールバ
スからなる)、62は図12及び図13を用いて説明す
る再生動作時における処理を行うための各種プログラム
データやパラメータデータ等が記憶されているROM、
63はROM62に記憶されているプログラムデータ等
のワーク用のエリアとして用いられると共に、上述した
DDS、PDL、SDL並びにPDLとSDLによって
生成される変換テーブル、PDLのみによって生成され
る変換テーブルが記憶されるRAM、64は入出力ポー
トである。これらROM62、RAM63、入出力ポー
ト64をバス61を介してCPU60に接続する。
【0128】ここで、上記CPU60は、光ディスク4
が光磁気ディスク、ライトワンスディスク、相変化メデ
ィアとしての光ディスクの場合には、最初にディスクが
挿入されたときにDDSを光学ブロック8で読み取り、
読み取ったDDSの情報によってPDL及びSDLの位
置を検出し、位置を検出したPDL及びSDLの情報を
光学ブロック8で読み取り、読み取ったPDL及びSD
Lの情報でホストコンピュータ3からの要求アドレスデ
ータを光ディスク4の物理的アドレスデータに変換する
ための変換テーブルを生成する。
【0129】そして再生時においては、ホストコンピュ
ータ3からの要求アドレスデータを上記変換テーブルに
より物理的アドレスデータに変換してアクセスを行う。
また、記録時において欠陥セクタが発生した場合には、
上述したLRAによる交替処理を行い、その情報を上記
SDLに記録させる。一方、上記CPU60は、光ディ
スク4がCD−ROMの場合には、ホストコンピュータ
3からの要求アドレスデータに基いてアクセスを行う。
【0130】ところで、上述したように、CD−ROM
等のROM領域において欠陥セクタが発生した場合や記
録データに訂正や変更箇所が発生した場合は、これを出
荷せずに破棄してしまうことが殆どであった。そこで、
本例においては、RAM領域とROM領域からなる光デ
ィスク(以下パーシャルディスクと称する)を用い、こ
のパーシャルディスクのRAM領域については、上記光
磁気ディスクやライトワンスディスクに対する処理と同
様に製造時、製造後の交替処理を行い、ROM領域につ
いても、上記光磁気ディスクやライトワンスディスクと
同様、製造時、製造後において交替処理を行う。RAM
領域の欠陥セクタの交替領域も、ROM領域の欠陥セク
タの交替領域もRAM領域、若しくはRAM領域の所定
の領域となる。但し、ROM領域については、LRAに
よる交替処理だけを採用し、SSAによる交替処理は採
用しない。SSAによる交替処理はROM領域について
は採用不可能だからである。
【0131】65は図2に示した読み出し/書き込み回
路38に接続される入出力端子であり、この入出力端子
65はスイッチ66の可動接点66cに接続される。こ
のスイッチ66の一方の固定接点aはデコーダ67の入
力端子に接続され、スイッチ66の他方の固定接点bは
エンコーダ68の出力端子に接続される。
【0132】また、デコーダ67のデータ用の出力端子
はスイッチ69の一方の固定接点aに接続され、エンコ
ーダ68の入力端子はスイッチ69の他方の固定接点b
に接続され、このスイッチ69の可動接点cはバッファ
70の入出力端子に接続される。また、バッファ70の
入出力端子はインターフェース回路71の入出力端子に
接続され、このインターフェース回路71の入出力端子
は入出力端子io1を介して図1に示したホストコンピ
ュータ3の入出力端子に接続される。
【0133】ここで、デコーダ67は、スイッチ66を
介して供給される再生データに対し、エラー検出及びエ
ラー訂正処理を施す。図に示すように、このデコーダ6
7は、例えば2セクタ(本例においては1セクタを23
52バイトとする)分の容量のRAM67aと、このR
AM67aに書き込まれた再生データに対するLDC
(Long Distance Code)のパリティ
を用いたエラー訂正処理及びこのエラー訂正処理によっ
て回復できないエラーが発生した場合には、上述したパ
リティセクタデータによりエラー訂正処理を施すRAM
コントローラ67bで構成する。このデコーダ67の出
力はスイッチ69を介してバッファ70に供給される。
【0134】エンコーダ68は、図に示すように、2セ
クタ(本例においては1セクタを2352バイトとして
いる)分の記憶容量を有するRAM68aと、このRA
M68aに書き込んだ入力データを制御することによ
り、上記LDCのパリティの生成、上記パリティセクタ
の生成を行うRAMコントローラ68bから構成され
る。
【0135】また、このRAMコントローラ68bは、
ホストコンピュータ3から転送され、インターフェース
回路71を介してバッファ70に一旦書き込まれ、更に
このバッファ70から読み出された後にスイッチ69を
介して供給される記録すべきデータに対し、上記LDC
のパリティやパリティセクタデータを夫々付加する
【0136】尚、図1に示した光ディスクドライブにお
いてデータの通常の記録、上記LDCのパリティやパリ
ティセクタデータの記録を行うことができるのは、光磁
気ディスク、ライトワンスディスク及びパーシャルディ
スクのRAM領域である。従って、読み出し専用のCD
−ROMやパーシャルディスクのROM領域の場合には
ディスクの製造時に記録されることになる。
【0137】入出力ポート64に接続される入出力端子
72は図2に示したディジタル信号処理回路53に接続
され、出力端子73は図2に示した読み出し/書き込み
回路38のアック信号Ack用の入力端子に接続され、
入力端子74は図2に示した読み出し/書き込み回路3
8のリクエスト信号Req用の出力端子に接続される。
【0138】〔動作〕先ず、光磁気ディスクのRAM領
域やパーシャルディスクのRAM領域に対してホストコ
ンピュータ3から転送されたデータを記録する場合につ
いて説明する。
【0139】上述したように、CUP60は、光磁気デ
ィスク、ライトワンスディスク、パーシャルディスクの
RAM領域については、フォーマット時に記録されたP
DL、フォーマット後に記録されたSDLに基いて得た
変換テーブルにより、ホストコンピュータ3からの要求
アドレスデータを物理的アドレスデータに変換してアク
セスを行い、パーシャルディスクのROM領域について
は、フォーマット時及びフォーマット後に記録されたS
DLに基いて得た変換テーブルにより、ホストコンピュ
ータ3からの要求アドレスデータを物理的アドレスデー
タに変換してアクセスを行う。
【0140】先ず、CPU60は、入出力ポート64を
介してスイッチ66及び69にスイッチング制御信号を
供給し、スイッチ66及び69の各可動接点cを各固定
接点bに接続させる。これによって、ホストコンピュー
タ3から転送される記録すべきデータは、バッファ70
から読み出された後にスイッチ69を介してエンコーダ
68に供給され、このエンコーダ68によって上記LD
Cのパリティが付加された後に、スイッチ66及び出力
端子65を介して図2に示した読み出し/書き込み回路
38に供給され、図1及び図2を参照して説明したよう
に、光ディスク4のユーザエリアに記録される。
【0141】このとき、エンコーダ68は、RAM68
aに記憶された2セクタ分のデータの内、一方のセクタ
のデータに対してLDCのパリティの付加を行い、記録
のための処理が終了した時点で、そのセクタのデータを
出力すると共に、その旨を示す信号を入出力ポート64
及びバス61を介してCPU60に供給する。これによ
り、CPU60はディジタル信号処理回路53にライト
コマンドを供給すると共に、次の入力データを受け入れ
るためにバッファ70及びインターフェース回路71を
制御する。これによって、上記セクタの全データはドラ
イブ1に供給され、光ディスク4に記録され、一方、次
の入力データがRAM68aに書き込まれる。
【0142】またこのとき、CPU60は光学ブロック
8を用いて記録したデータについてベリファイを行い、
その結果がOK、即ち、記録すべきデータと、このデー
タを一旦記録した後に再生して得られた再生データが一
致した場合は、次のデータの記録を行うよう各部を制御
し、もしも、OKでなければ上述したLRAにより交替
処理を行い、その情報をRAM63に保持しているSD
Lに登録する。尚、SDLは、交替処理後直ちに光ディ
スク4の所定エリアに記録される。
【0143】次に、光磁気ディスク、ライトワンスディ
スク、パーシャルディスクのRAM領域に記録されてい
るデータを再生する場合について説明する。
【0144】CPU60は入出力ポート64を介してス
イッチ66及び69に夫々スイッチング制御信号を供給
し、スイッチ66及び69の各可動接点cを固定接点a
に接続させる。そして、ホストコンピュータ3からの要
求アドレスデータを上記PDL及びSDLによって生成
した変換テーブルによって物理的アドレスデータに変換
し、この変換で得た物理的アドレスデータにより光ディ
スク4に対するアクセスを行う。アクセスが行われる
と、光ディスク4から読み出され、読み出し/書き込み
回路38、入出力端子65及びスイッチ66を介して供
給される再生データは、デコーダ67に供給され、この
デコーダ67において、LDCのパリティによるエラー
検出、訂正処理が施され、スイッチ69、バッファ7
0、インターフェース回路71及び入出力端子io1を
介して図1に示したホストコンピュータ3に再生データ
として供給される。
【0145】このとき、デコーダ67は、RAM67a
に記憶された2セクタ分のデータの内、一方のセクタの
データに対して、上記LDCのパリティによるエラー訂
正、上記パリティセクタデータによるエラー訂正を行っ
てそのセクタのデータを得、これらの再生処理が終了し
た時点で、そのセクタのデータを出力すると共に、その
旨を示す信号を入出力ポート64及びバス61を介して
CPU60に供給する。そして、エラー訂正の間に、次
のセクタのデータがRAM67aの他のエリアに書き込
まれる。これによって、上記セクタの全データはバッフ
ァ70に供給され、この後、光ディスク4から読み出さ
れた次のセクタの再生データがRAM67aに供給され
る。
【0146】またこのとき、上記デコーダ67は、LD
Cのパリティを用いて訂正不能のエラーが発生した場
合、その旨をCPU60に通知する。CPU60は、上
記訂正不能のエラーの発生したセクタを欠陥セクタと見
なし、この欠陥セクタと見なしたセクタに対してLRA
による交替処理を行う。つまり、デコーダ67から供給
される、訂正不能のエラーの発生したセクタのデータに
ついてパリティセクタデータを用いて回復したデータ
を、光学ブロック8を用いて交替先のセクタに記録し、
この記録データについてベリファイを行い、その結果が
OKであれば、欠陥セクタと見なされたセクタの位置情
報とこの欠陥セクタ見なされたセクタの交替セクタの位
置情報を、RAM63で保持しているSDLに登録す
る。もしも、ベリファイの結果がOKでなければ、更に
LRAにより交替処理を行い、その情報をRAM63に
保持しているSDLに登録する。尚、SDLは、交替処
理の直後に光ディスク4の所定エリアに記録される。
【0147】次に、パーシャルディスクのROM領域に
記録されているデータを再生する場合について説明す
る。
【0148】既に説明したように、パーシャルディスク
のROM領域の欠陥セクタのデータは、フォーマット時
においてLRAにより交替処理され、RAM領域に記録
されると共に、欠陥セクタの位置情報と交替先の位置情
報はSDLとして登録される。
【0149】CPU60は、パーシャルディスクのRA
M領域に記録されているSDLに基いてホストコンピュ
ータ3からの要求アドレスデータをRAM領域における
物理的アドレスデータに変換するための変換テーブルを
生成し、ホストコンピュータ3からの要求アドレスデー
タを上記変換テーブルにより物理的アドレスデータに変
換し、この物理的アドレスデータによってアクセスを行
う。
【0150】CPU60は入出力ポート64を介してス
イッチ66及び69に夫々スイッチング制御信号を供給
し、スイッチ66及び69の各可動接点cを固定接点a
に接続させる。そして、ホストコンピュータ3からの要
求アドレスデータを上記SDLによって生成した変換テ
ーブルによって物理的アドレスデータに変換し、この変
換で得た物理的アドレスデータにより光ディスク4に対
するアクセスを行う。アクセスが行われると、光ディス
ク4から読み出され、読み出し/書き込み回路38、入
出力端子65及びスイッチ66を介して供給される再生
データは、デコーダ67に供給され、このデコーダ67
において、LDCのパリティによるエラー検出、このL
DCのパリティを用いてエラー検出訂正が不能となった
場合に上記パリティセクタデータによるエラー訂正処理
が施され、スイッチ69、バッファ70、インターフェ
ース回路71及び入出力端子io1を介して図1に示し
たホストコンピュータ3に再生データとして供給され
る。
【0151】このとき、デコーダ67は、RAM67a
に記憶された2セクタ分のデータの内、一方のセクタの
データに対して、上記LDCのパリティによるエラー訂
正、上記パリティセクタデータによるエラー訂正を行っ
てそのセクタのデータを得、これらの再生処理が終了し
た時点で、そのセクタのデータを出力すると共に、その
旨を示す信号を入出力ポート64及びバス61を介して
CPU60に供給する。そして、エラー訂正の間に次の
セクタのデータがRAM67aの他のエリアに書き込ま
れる。これによって、上記セクタの全データはバッファ
70に供給される。
【0152】またこのとき、上記デコーダ67は、LD
Cのパリティを用いて訂正不能のエラーが発生した場
合、その旨をCPU60に通知する。CPU60は、上
記訂正不能のエラーの発生したセクタを欠陥セクタと見
なし、この欠陥セクタと見なしたセクタに対してLRA
による交替処理を行う。つまり、デコーダ67から供給
される、訂正不能のエラーの発生したセクタのデータに
ついてパリティセクタデータを用いて回復したデータ
を、光学ブロック8を用いて交替先のRAM領域のセク
タに記録し、この記録データについてベリファイを行
い、その結果がOKであれば、欠陥セクタと見なされた
セクタの位置情報とこの欠陥セクタ見なされたセクタの
交替セクタの位置情報を、RAM63で保持しているS
DLに登録する。もしも、ベリファイの結果がOKでな
ければ、更にLRAにより交替処理を行い、その情報を
RAM63に保持しているSDLに登録する。尚、SD
Lは、交替処理後、直ちに光ディスク4の所定エリアに
記録される。
【0153】次に、パーシャルディスクのROM領域の
所望のセクタを外部から欠陥セクタとして指定し、この
欠陥セクタの交替セクタに修正したいデータや変更した
いデータを記録させる場合について説明する。
【0154】図1に示したホストコンピュータ3におい
て、セクタ番号データ及びセクタ長データを指示する
と、CPU60はRAM63に保持しているSDL(但
し、フォーマット時に欠陥セクタが検出されたときに生
成されたSDL)に基いて得た変換テーブルにより、要
求アドレスデータを順次物理アドレスデータに変換し、
更にこの物理アドレスデータが示すセクタを欠陥セクタ
と見なし、パーシャルディスクのRAM領域の交替セク
タの物理アドレスデータを、ディジタル信号処理回路5
3に通知して、上記読み出し/書き込み回路38にデー
タを供給する。これによって、修正或いは変更すべきデ
ータの記録されているセクタの交替セクタがRAM領域
のセクタに設定され、そのセクタにホストコンピュータ
3から供給される修正後或いは変更後のデータが記録さ
れる。
【0155】D.本発明ディスク状記録媒体の適用され
る光ディスクのフォーマットの説明(図4参照)
【0156】図4は図1に示した光ディスクドライブで
用いられる光ディスク(パーシャルディスク)のフォー
マットの一例を示す説明図である。
【0157】図に示すように、光ディスク4上に光ディ
スク4の最外周から最内周に向かって、ROM領域RO
a、RAM領域RAaが形成され、ROM領域ROaに
は上記ROM領域ROaのデータのパリティセクタデー
タの記録されるパリティセクタ領域Pa1と、上記デー
タ及びLDCのパリティからなるROMデータ用のRO
Mデータ領域RODaが設けられ、RAM領域RAaに
は上記第1のパリティ領域Pa1に対する第2のパリテ
ィ領域としてのパリティ領域Pa2が設けられ、上記R
OM領域ROaと上記RAM領域RAaの交替領域RE
a、DDS、PDL及びSDLが記録される欠陥情報記
録領域DFaが2箇所(何れも同一の情報である)設け
られ、更に上記データ及びLDCのパリティからなるR
AMデータ用のRAMデータ領域RADaが設けられ
る。尚、PDLのみRAM領域RAa専用となり、SD
LはRAM領域RAa及びROM領域ROaの両方の領
域についての情報となる。
【0158】尚、以下の説明においては、上記パリティ
領域Pa1をROM領域ROaのデータのパリティセク
タデータの記録用の領域とし、パリティ領域Pa2を上
記パリティ領域Pa1の予備領域、若しくは上記RAM
領域RAaのデータの他のエラー訂正用のデータの記録
用の領域、若しくは上記ROM領域ROaのデータの他
のパリティデータの記録用の領域として選択的に用いる
ものとする。
【0159】尚、パリティ領域Pa2をパリティ領域P
a1の予備領域とする場合は、パリティ領域Pa1を使
用できない場合に対応でき、後者2つの場合はよりエラ
ーに対して、強くすることができる。
【0160】つまり、パーシャルディスクを製造する際
は、ROM領域ROaのパリティ領域Pa1にはROM
データ領域RODaのデータのパリティセクタデータを
記録し、RAM領域RAaにDDS、PDL及びSDL
の欠陥情報記録領域DFaを確保し、更に、上記ROM
領域ROa及びRAM領域RAaの交替セクタを確保す
る交替領域REaを確保する。そして、ディスク挿入時
においては、CPU60が上記欠陥情報記録領域DFa
のDDSをリードすることにより、このディスクがパー
シャルディスクであること、どのセクタからどのセクタ
までがどのデータが記録されているか、PDL及びSD
Lの開始セクタ番号データ等を認識し、これに基いて上
記変換テーブルを生成し、この変換テーブルにより、ホ
ストコンピュータ3からの要求アドレスデータを物理的
アドレスデータに変換し、この物理的アドレスデータで
アクセスを行うのである。
【0161】〔変形例〕尚、内周側の欠陥情報記録領域
DFaをRAM領域RAaのDDS、PDL及びSDL
の領域とし、外周側の欠陥情報記録領域DFaをROM
領域ROaのDDS及びSDLの領域としても良い。
【0162】E.本例におけるRAM領域、ROM領域
に対する交替処理の説明(図5参照)
【0163】図5はパーシャルディスクのRAM領域、
ROM領域に対する交替処理について説明するための説
明図である。図において、図4と対応する部分には同一
符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0164】この図においては、図4に示した光ディス
ク4(但し、この例ではパーシャルディスクとする)の
各領域を最内周領域から最外周領域の順に概念的に表し
たものである。図において、横軸はセクタを示し、セク
タ“0”からセクタ“24”までで1トラックとしてい
る。また、縦軸はトラックを示し、“a”、“k”、
“b”、“n”、“m”は夫々トラック数を示し、トラ
ック“0”からトラック“2a+k+2b+n+m−
1”までが1枚のパーシャルディスクの全トラックであ
る。
【0165】この図に示すように、先頭のトラック0
(最内周)から“a”トラック分は欠陥情報記録領域D
Faに割り当てられ、次の“k”トラック分は上記RA
Mデータ領域RADaに割り当てられ、次の“b”トラ
ック分は上記パリティ領域Pa2に割り当てられ、次の
“n”トラック分は上記交替領域REaに割り当てら
れ、次の“a”トラック分は上記欠陥情報記録領域DF
aに割り当てられ、次の“m”トラック分は上記ROM
データ領域RODaに割り当てられ、次の“b”トラッ
ク分は上記パリティ領域Pa1に割り当てられる。ま
た、RAaは上述したRAM領域、ROaは上述したR
OM領域である。
【0166】さて、図においては、フォーマット時にお
いてRAMデータ領域RADaに欠陥セクタが発生した
場合にSSAによりセクタを交替処理した場合、フォー
マット後においてRAMデータ領域RADaに欠陥セク
タが発生した場合にLRAによりRAMデータ領域RA
Daのセクタを交替領域REaのセクタに交替処理した
場合、製造時若しくは製造後にROMデータ領域に欠陥
セクタが発生した場合若しくは欠陥セクタとみなさなけ
ればならない自体が生じた場合にLRAによりRAMデ
ータ領域RADaのセクタを交替領域REaのセクタに
交替処理した場合を示している。
【0167】先ず、フォーマット時においてRAMデー
タ領域RADaに欠陥セクタがあった場合について説明
する。この欠陥セクタは図において斜線で示すように、
RAMデータ領域RADaの“(a+k−1)/2”
{トラック(a+k−1)、セクタ“2”の意味であ
り、以下も同様である}の位置に発生したものである。
この欠陥セクタは、その隣にドットを付して示すよう
に、隣接セクタ“3”、即ち、位置“(a+k−1)/
3”のセクタにSSAにより交替処理される。
【0168】次に、フォーマット後においてRAMデー
タ領域RADaに欠陥セクタが発生した場合について説
明する。この欠陥セクタは図において斜線で示すよう
に、RAMデータ領域RADaの“6/22”の位置に
発生したものである。この欠陥セクタは、交替領域RE
aにドットを付して示すように、位置“(a+k+b)
/24”のセクタにLRAにより交替処理される。
【0169】次に、製造時若しくは製造後にROMデー
タ領域に欠陥セクタが発生した場合若しくは欠陥セクタ
とみなさなければならない事態が生じた場合について説
明する。この欠陥セクタ(若しくは修正や変更により書
き換えたいセクタ)は図において斜線で示すように、R
OMデータ領域RODaの“(2a+k+b+3)/2
3”の位置に発生したものである。この欠陥セクタ(若
しくは修正や変更により書き換えたいセクタ)は、交替
領域REaにドットを付して示すように、位置“(a+
k+b+n−1)/22”のセクタにLRAにより交替
処理される。
【0170】F.本例におけるROM領域に対する交替
処理の説明(図6参照)
【0171】図6は図5において説明した欠陥セクタに
対する交替処理の内、RAMデータ領域RADaに発生
した欠陥セクタをSSAにより交替処理する場合につい
て説明するための説明図である。図において、図5と対
応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略す
る。また、図において、0、1、3、4、・・・・は夫
々セクタ番号を示し、Defは欠陥セクタ(セクタ番号
は“2”)を示す。
【0172】この図から分かるように、製造時において
RAMデータ領域RADaに欠陥セクタDefが発生し
た場合は、その欠陥セクタに記録すべきデータを、その
隣のセクタに記録することになる。従って、欠陥セクタ
Defに記録すべきデータを隣のセクタ“3”に記録
し、PDLに欠陥セクタDefのアドレスデータ“(a
+k−1)/2”を登録する。従って、再生時において
は、このアドレスデータ“(a+k−1)/2”のセク
タが欠陥セクタDefであることが分かるので、隣接セ
クタ“3”からデータを再生することができるのであ
る。
【0173】G.本例におけるRAM領域、ROM領域
に対する交替処理の具体的説明(図7参照)
【0174】図7は図5において説明した欠陥セクタに
対する交替処理の内、RAMデータ領域RADa及びR
OMデータ領域RODaに夫々発生した欠陥セクタをL
RAにより夫々交替処理する場合について説明するため
の説明図である。図において、図5と対応する部分には
同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0175】先ず、RAM領域RAaの“6/22”の
位置のセクタが欠陥セクタとなった場合は、交替領域R
Eaの“(a+k+b)/24”の位置のセクタを交替
セクタとし、この交替セクタに“6/22”の位置のデ
ータを記録するようにする。そして、SDLには、欠陥
セクタのトラック/セクタの情報“6/22”を登録
し、この欠陥セクタの交替セクタのトラック/セクタの
情報“(a+k+b)/24”を登録する。
【0176】次に、ROM領域ROaの“(2a+k+
b+3)/23”の位置のセクタが欠陥セクタとなった
場合や修正や変更する必要が生じた場合は、交替領域R
Eaの“(a+k+b+n−1)/22”の位置のセク
タを交替セクタとし、この交替セクタに“(2a+k+
b+3)/23”の位置のデータを記録するようにす
る。そして、SDLには、欠陥セクタのトラック/セク
タの情報“(2a+k+b+3)/23”を登録し、こ
の欠陥セクタの交替セクタのトラック/セクタの情報
“(a+k+b+n−1)/22”を登録する。
【0177】H.本例におけるパリティセクタデータ生
成の説明(図8参照)
【0178】図8は本例によるパリティセクタデータの
生成を説明するための説明図である。この図において
は、夫々符号を図中において説明しているので、その説
明を省略する。
【0179】つまり、セクタ“0”からセクタ“m−
1”までの同一バイトのデータ全てでで排他的論理和演
算を夫々行い、その結果得られたデータをパリティセク
タデータとする。従って、パリティセクタに記録される
あるバイトのデータは、演算を行ったセクタ“0”から
セクタ“m−1”までの同一バイトの排他的論理和演算
の結果としてのデータである。
【0180】I.本例におけるパリティセクタデータに
よるエラーの訂正の説明(図9参照)
【0181】図9は図8において説明したようにして生
成されたパリティセクタデータを用いてバーストエラー
が発生したとき等に、エラーを回復するための処理を説
明するための説明図である。この図においては、夫々符
号を図中において説明しているので、その説明を省略す
る。
【0182】ここでは、欠陥セクタDefがセクタ
“k”だった場合を想定している。セクタ“k”が欠陥
セクタDefとなった場合は、欠陥セクタとなったセク
タ“k”のデータを除く全セクタの同じバイトのデータ
と、対応するパリティセクタのバイトのデータの排他的
論理和演算を行い、その結果得られたデータを欠陥セク
タとなったセクタ“k”のデータとする。
【0183】J.本例におけるパリティセクタデータに
よるエラー訂正の説明(図10参照)
【0184】図10は本例におけるパリティセクタデー
タによるエラー訂正の概念を説明するための説明図であ
る。
【0185】図において縦軸はトラック、横軸はセクタ
を夫々示し、トラックはn−1、n、n+1のみ示し、
図に示すように1トラックはセクタ“0”からセクタ
“24”までの場合を示している。
【0186】この図に示すように、トラックn−1のセ
クタ“0”からセクタ“24”までについて図9で説明
した排他的論理和演算によって得られたパリティセクタ
データをパリティ領域Pa1(若しくはPa2)のセク
タ“Pan−1”に記録し、トラックnのセクタ“0”
からセクタ“24”までについて図9で説明した排他的
論理和演算によって得られたパリティセクタデータをパ
リティ領域Pa1(若しくはPa2)のセクタ“Pa
n”に記録し、トラックn+1のセクタ“0”からセク
タ“24”までについて図9で説明した排他的論理和演
算によって得られたパリティセクタデータをパリティ領
域Pa1(若しくはPa2)のセクタ“Pan+1”に
記録する。
【0187】K.本例におけるROM領域の欠陥セクタ
の交替処理の動作説明(図11参照)
【0188】図11はパーシャルディスクの製造時にお
けるLRAによる交替処理の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。尚、ROM領域に対するデータの記
録は既に終了しているものとする。また、以下の動作に
おいては図1から図3に示した光ディスクドライブを使
用し、その中央処理はCPU60が行うものとする。
【0189】ステップS1ではRAM領域のサーティフ
ァイを行う。そしてステップS2に移行する。このステ
ップS1では例えばサンプルデータの書き込みと読み出
しを行い、書き込んだデータと読み込んだデータのベリ
ファイを行うことにより、欠陥セクタの検出を行う、欠
陥セクタが検出されたときには、その交替セクタの位置
情報をPDLに保持する。
【0190】ステップS2ではDDSを形成する。そし
てステップS3に移行する。このステップS2では上述
したDDSを形成し、このDDSを記録する。
【0191】ステップS3ではROM領域をリードす
る。そしてステップS4に移行する。
【0192】ステップS4では読めるか否かを判断し、
「YES」であればステップS5に移行し、「NO」で
あればステップS6に移行する。
【0193】ステップS5では全領域をリードしたか否
かを判断し、「YES」であればステップS7に移行
し、「NO」であれば再びステップS3に移行する。
【0194】ステップS6では読めないセクタのアドレ
スを記憶する。そしてステップS5に移行する。ここで
は、RAM63に読めないセクタのアドレスを記憶す
る。
【0195】ステップS7では保持したアドレスでテー
ブルを生成する。そしてステップS8に移行する。ここ
では、ステップS6で得られたアドレス、即ち、トラッ
ク/セクタの情報を用いたテーブルを生成する。
【0196】ステップS8ではSDLにROM領域の欠
陥セクタ及び交替セクタのアドレスを登録する。そして
ステップS9に移行する。このステップS8では上記テ
ーブルから得られる欠陥セクタのアドレスとその交替セ
クタのアドレスをSDLに登録する。
【0197】ステップS9では欠陥セクタのデータをホ
ストに通知する。そしてステップS10に移行する。こ
のステップS9では、ホストコンピュータ3からの欠陥
セクタに対応するデータをCPU60が受け付ける。
【0198】ステップS10では交替処理があったRO
M領域のセクタに対応する元のデータを交替先のセクタ
にライトする。そして終了する。このステップS10で
はステップS9においてホストコンピュータから供給さ
れる欠陥セクタのデータを交替セクタに記録する。
【0199】L.本例におけるROM領域のデータの修
正、変更等のための交替処理の動作説明(図12参照)
【0200】図12はROM領域のデータを修正したり
変更したりする場合に交替処理を行う場合の動作を説明
するためのフローチャートである。尚、ROM領域に対
するデータの記録は既に終了しているものとする。ま
た、以下の動作においては図1から図3に示した光ディ
スクドライブを使用し、その中央処理はCPU60が行
うものとする。
【0201】ステップS20ではライトコマンドを受信
したか否かを判断し、「YES」であればステップS2
1に移行する。このステップS12ではホストコンピュ
ータ3からのライトコマンドを受信したか否かを判断す
る。
【0202】ステップS21ではROM領域か否かを判
断し、「YES」であればステップS22に移行し、
「NO」であればステップS27に移行して他の処理、
例えばRAM領域に対する記録処理等を行う。ROM領
域か否かの判断はDDSに記録されている情報から判断
する。
【0203】ステップS22ではLRAによる交替処理
を行う。そしてステップS23に移行する。ここでは、
ホストコンピュータ3から要求されている修正若しくは
変更したいセクタに対して交替セクタを設定する。
【0204】ステップS23ではSDLに登録する。そ
してステップS24に移行する。このステップS23で
はRAM63に保持しているSDLに上記修正若しくは
変更するために交替処理されたセクタの位置情報と、交
替セクタの位置情報を登録する。
【0205】ステップS24では全領域交替処理したか
否かを判断し、「YES」であればステップS25に移
行し、「NO」であれば再びステップS22に移行す
る。ステップS22からステップS24を繰り返すこと
によって、ホストコンピュータ3から要求されているセ
クタ全てに対して交替処理を行う。例えばファイル単位
で記録してあるデータを書き換える場合は、当然ファイ
ル単位で修正、変更を行うことになるので、そのファイ
ルのデータで使用する全セクタが交替処理の対象とな
る。但し、ホストコンピュータ3側で変更、若しくは修
正すべきセクタだけを選択してコマンドを送るようにす
る場合においてはこの限りではない。
【0206】ステップS25では交替先セクタへデータ
をライトする。そしてステップS26に移行する。この
ステップS26では、ホストコンピュータ3から供給さ
れる修正若しくは変更したいデータを、RAM領域の交
替領域の交替セクタに記録する。
【0207】ステップS26では全領域ライトしたか否
かを判断し、「YES」であれば終了し、「NO」であ
れば再びステップS25に移行する。
【0208】以上の処理によって、ROM領域のデータ
について修正、変更したい場合には、交替セクタに修
正、変更後のデータを記録することによって、疑似的に
ROM領域のデータを書き換えることができるのであ
る。
【0209】M.図1に示した光ディスクドライブで異
なるフォーマットのディスクを用いる場合の動作説明
(図13〜図15参照)。
【0210】図13〜図15は、図1〜図3を参照して
説明した光ディスクドライブを用い、異なるフォーマッ
トのディスクを用いる場合の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0211】ステップS30ではディスクローディング
を行う。即ち、使用者によって光ディスク4が光ディス
クドライブにセットされると、図1に示したドライブコ
ントローラ2からの制御信号により、ローディング機構
5が光ディスク4をローディングする。そしてステップ
S31に移行する。
【0212】ステップS31では各部駆動及びサーボ処
理を行う。即ち、ドライブコントローラ2がドライバ7
を介してスピンドルモータ6を駆動し、スライドモータ
10、ガルバノミラー11及びフォーカスアクチュエー
タ12を夫々駆動すると共に、フォトディテクタ15か
らI/Vマトリクスアンプ16を介して供給される検出
信号に基いて上記スピンドルモータ6、スライドモータ
10、ガルバノミラー11及びフォーカスアクチュエー
タ12に対してサーボ処理を行う。そしてステップS3
に移行する。
【0213】ステップS32ではDDSを読む。即ち、
スライドモータ10を制御することにより、光学ブロッ
ク8を移動させ、更に、ガルバノミラー11によりトラ
ッキングを行うことにより、レーザーダイオード13か
ら出射され、対物レンズ9で集光されたレーザービーム
のビームスポットを、DDSのあるトラックに位置さ
せ、DDSの情報(メディアの種類を示す情報やアドレ
ス情報等)を読みとらせる。そしてステップS33に移
行する。
【0214】尚、DDSの情報を読み込んだ場合、パー
シャルディスクであることを認識したときには、CPU
60は、RAM63上に、RAM領域としてのRAMゾ
ーン、ROM領域としてのROMゾーンが夫々どのアド
レスからどのアドレスまでかを示すテーブルを生成す
る。
【0215】ステップS33ではROMか否かを判断
し、「YES」であればステップS34に移行し、「N
O」であればステップS36に移行する。ここでいうR
OMとは、上述したように、CD−ROM等の読み出し
専用ディスクを意味する。
【0216】ステップS34ではROMフラグを生成
し、記憶する。即ち、図3に示したドライブコントロー
ラ2のコントローラ44のCPU60が、RAM63の
所定エリアに光ディスク4の種類がROMであることを
示すフラグを記憶する。そしてステップS35に移行す
る。
【0217】ステップS35ではアクセスがあるか否か
を判断し、「YES」であれば図14のフローチャート
のステップS41に移行する。
【0218】ステップS36ではRAMか否かを判断
し、「YES」であればステップS37に移行し、「N
O」であればステップS38に移行する。ここでいうR
AMとは、上述したように、光磁気ディスクやライトワ
ンスディスク等の書き込み可能ディスクを意味する。
【0219】ステップS37ではRAMフラグを生成
し、記憶する。即ち、図3に示したドライブコントロー
ラ2のコントローラ44のCPU60が、RAM63の
所定エリアに光ディスク4の種類がRAMであることを
示すフラグを記憶する。そしてステップS35に移行す
る。
【0220】ステップS38ではパーシャルか否かを判
断し、「YES」であればステップS39に移行し、
「NO」であればステップS40に移行する。ここでい
うパーシャルとは、上述したように、パーシャルディス
ク(パーシャルROMともいう)等のRAM領域とRO
M領域の両方の領域を有するディスクを意味する。
【0221】ステップS39ではパーシャルフラグを生
成し、記憶する。即ち、図3に示したドライブコントロ
ーラ2のコントローラ44のCPU60が、RAM63
の所定エリアに光ディスク4の種類がパーシャルである
ことを示すフラグを記憶する。そしてステップS35に
移行する。
【0222】ステップS40ではエラーメッセージを出
力する。即ち、図3に示したCPU60が、バス61、
入出力ポート64、インターフェース回路71及び入出
力端子io1を介してホストコンピュータ3にエラーメ
ッセージデータを供給する。このエラーメッセージデー
タがホストコンピュータ3に供給されると、このホスト
コンピュータ3のテレビジョンモニタの管面上に例えば
「ディスクタイプ読みとりエラー 再度ディスクを挿入
するか、他のディスクを使用して下さい」等のエラーメ
ッセージが表示される。そして終了する。
【0223】ステップS41ではフラグを読む。即ち、
CPU60が、インターフェース回路71を介してホス
トコンピュータ3からアクセスがコマンドが供給された
場合に、RAM63に記憶しているフラグを読む。そし
てステップS42に移行する。
【0224】ステップS42では、ROMか否かを判断
し、「YES」であればステップS43に移行し、「N
O」であればステップS45に移行する。ここでいうR
OMとは、上述したように、CD−ROM等の読み出し
専用ディスクを意味する。
【0225】ステップS43ではROMセクタ処理を行
う。そしてステップS44に移行する。
【0226】ステップS44では全処理が終了か否かを
判断し、「YES」であれば再び図13に示すフローチ
ャートのステップS35に移行する。
【0227】ステップS45ではRAMか否かを判断
し、「YES」であればステップS46に移行し、「N
O」であれば図15に示すフローチャートのステップS
48に移行する。ここでいうRAMとは、上述したよう
に、光磁気ディスクやライトワンスディスク等の書き込
み可能ディスクを意味する。
【0228】ステップS46ではRAMセクタ処理を行
う。即ち、RAMの場合は、CPU60は、2つのセク
タを読み出して得られた2つのセクタのデータを、デコ
ーダ67のRAM67aに一旦記憶させた後に、エラー
訂正及びエラー検出を行わせる。そして、LDCのパリ
ティでエラー訂正不能となった場合には、上記パリティ
セクタデータによってデータを回復し、LRAによる交
替処理を行い、回復したデータを交替セクタに記録し、
訂正不能となったセクタの位置情報と交替セクタの位置
情報をSDLに登録する。以上の処理が済むと、ステッ
プS47に移行する。
【0229】ステップS47では全処理が終了か否かを
判断し、「YES」であれば再び図13に示すフローチ
ャートのステップS35に移行する。
【0230】ステップS48ではパーシャルか否かを判
断し、「YES」であればステップS49に移行し、
「NO」であれば図13に示すフローチャートのステッ
プS40に移行する。ここでいうパーシャルとは、上述
したように、パーシャルディスク等のように、RAM領
域とROM領域の両方の領域を有するディスクを意味す
る。
【0231】ステップS49ではROMゾーンか否かを
判断し、「YES」であればステップS100に移行
し、「NO」であればステップS50に移行する。この
ステップS49では、CPU60がRAM63に記憶さ
れているどのゾーンがRAMでどのゾーンがROMかを
示すテーブルに基いて、現在アクセスしているセクタの
アドレスがROMゾーンのアドレスか否かを判断するの
である。
【0232】ステップS100ではパーシャルでのRO
M処理を行う。そして図14に示すフローチャートのス
テップS44に移行する。このステップS100では上
述したパーシャルディスクのROM領域ROaについて
再生処理、欠陥セクタ発生時の交替処理等を行う。この
ステップS100の詳しい処理については後に項目N及
びOにおいて夫々図16及び図17を参照して説明す
る。
【0233】ステップS50ではRAMゾーンか否かを
判断し、「YES」であればステップS51に移行し、
「NO」であれば再び図13に示したステップS40に
移行する。このステップS50では、CPU60がRA
M63に記憶されているどのゾーンがRAMでどのゾー
ンがROMかを示すテーブルに基いて、現在アクセスし
ているセクタのアドレスがRAMゾーンのアドレスか否
かを判断するのである。
【0234】以上のようにして、挿入されたディスクが
ROM領域のみのディスクか、RAM領域のみのディス
クか、パーシャルディスク、パーシャルディスクのRO
M領域か、パーシャルディスクのRAM領域かを判断
し、その結果に基いた処理を行うのである。
【0235】〔変形例〕尚、挿入されたディスクがRO
M領域のみのディスクか、RAM領域のみのディスク
か、パーシャルディスクか否かの判断は、ディスクカー
トリッジとドライブ内の検出手段により可能となる。例
えば、ディスクカートリッジの決められた領域に孔が1
つも設けられていない場合を“0”、孔が1つ設けられ
ている場合を“1”、孔が2つ設けられている場合を
“2”とし、夫々の数値を各メディアタイプに対応させ
るようにし、ドライブ内に発光器と受光器を設け、ディ
スクカートリッジの挿入時に上記情報を読み取るように
すれば良い。
【0236】N.本例におけるROM領域の交替処理の
動作説明(図16参照)
【0237】図16はパーシャルディスクのROM領域
の通常使用時における交替処理の動作を説明するための
フローチャートである。この図16に示すフローチャー
トで示す処理は、図15に示したステップS100にお
いて行う処理である。
【0238】ステップS101ではリードコマンドを受
信する。そしてステップS102に移行する。ステップ
S102ではROM領域のリードを実行する。そしてス
テップS103に移行する。このステップS102では
ホストコンピュータ3からのリードコマンドによって要
求されたセクタのデータの読み込みを行う。
【0239】ステップS103ではOKか否かを判断
し、「YES」であればステップS112に移行し、
「NO」であればステップS104に移行する。このス
テップS103では正しくリードできた場合や少なくと
もLDCのパリティでエラーを検出訂正できた場合には
ホストコンピュータ3に回復したデータを供給する。
【0240】ステップS104ではリードできた所まで
ホストに転送する。そしてステップS105に移行す
る。このステップS104ではホストコンピュータ3か
ら要求された範囲の内、連続して正しくリードできた場
合や少なくともLDCのパリティでエラーを検出訂正で
きた時点までのデータをセクタ単位でホストコンピュー
タ3に転送する。
【0241】ステップS105ではリードできないセク
タを含むパリティ生成ブロックの他のセクタをリードし
てバッファに入れる。そしてステップS106に移行す
る。このステップS105では、パリティセクタデータ
を生成した範囲の全てのセクタのデータをリードしてバ
ッファ70に書き込む。
【0242】ステップS106では欠陥セクタに対応す
るパリティセクタをリードしてバッファメモリに入れ
る。そしてステップS107に移行する。このステップ
S106では欠陥セクタの発生した範囲に対応するパリ
ティセクタデータを読み込み、読み込んだパリティセク
タデータをバッファ70に書き込む。
【0243】ステップS107では各セクタの同一バイ
トの排他的論理和をとり、欠陥セクタのデータを計算す
る。そしてステップS108に移行する。このステップ
S107ではバッファ70に記憶した各セクタの同一バ
イトの排他的論理和演算を行って欠陥セクタのデータを
回復する。
【0244】ステップS108では計算された欠陥セク
タのデータをホストへ転送する。そしてステップS10
9に移行する。このステップS108ではステップS1
07で回復した欠陥セクタのデータをホストコンピュー
タ3に転送する。
【0245】ステップS109では欠陥セクタの交替策
を見つけSDLに登録する。そしてステップS110に
移行する。このステップS109では欠陥セクタの交替
セクタをRAM領域から探し、欠陥セクタの位置情報と
交替セクタの位置情報をSDLに登録する。
【0246】ステップS110では交替先のセクタに計
算された欠陥セクタのデータを書き込む。そしてステッ
プS111に移行する。このステップS110では交替
セクタに対して回復した欠陥セクタのデータを記録す
る。
【0247】ステップS111では欠陥セクタ以降のリ
ードを行う。そして再びステップS103に以降する。
【0248】O.本例におけるROM領域に交替処理が
施されている場合の再生時の動作説明(図17参照)
【0249】図17はROM領域のセクタに対して交替
処理が施され、交替セクタが設定されている場合の再生
時の動作を説明するためのフローチャートである。この
図17に示すフローチャートで示す処理は、図15に示
したステップS100において行う処理である。
【0250】ステップS120ではSDL、PDLを読
む。そしてステップS121に移行する。ステップS1
21ではリードコマンドを受信する。そしてステップS
122に移行する。
【0251】ステップS122では交替有るか否かを判
断し、「YES」であればステップS123に移行し、
「NO」であればステップS126に移行する。このス
テップS122では、ステップS121において読み込
んだSDLの情報により、交替セクタが有るか否かを判
断する。
【0252】ステップS123では交替セクタの前まで
をリードしホストへ転送する。そしてステップS124
に移行する。このステップS123ではSDLの情報か
ら最初の欠陥セクタのある位置の手前までリードを行
い、その結果得られた再生データをホストコンピュータ
3に転送する。
【0253】ステップS124では交替されたセクタの
交替先のセクタのリード及びホストへのリードデータの
転送を行う。そしてステップS125に移行する。この
ステップS124では最初の欠陥セクタの交替セクタの
データをリードして得たデータをホストコンピュータ3
に転送する。
【0254】ステップS125では交替されたセクタの
後の部分をリードし、ホストへ転送する。そして再びス
テップS120に移行し、リードコマンド待ちを行う。
このステップS125では欠陥セクタの次のセクタ以降
のセクタのデータをリードして得たデータをホストコン
ピュータ3に転送する。
【0255】尚、以上の処理は、ホストコンピュータ3
から要求された範囲内に欠陥セクタが1つ若しくは連続
して複数存在した場合を例にとり説明している。従っ
て、ホストコンピュータ3から要求された範囲内に欠陥
セクタが間隔が空いた状態で複数存在する場合は、上述
と同様、先ず、欠陥セクタの手前までリードしてリード
したデータをホストコンピュータ3に転送し、次に欠陥
セクタの交替セクタのデータをリードしてリードしたデ
ータをホストコンピュータ3に転送するといった動作を
繰り返すことになる。
【0256】〔実施例における効果〕
【0257】以上説明したように、この実施例において
は、先ず、図1から図3に示した光ディスクドライブに
おいて、図13から図15に示すフローチャートを用い
て説明したように、例えば光磁気ディスク、ライトワン
スディスク、相変化メディアとしての光ディスク、CD
−ROM、パーシャルディスク等のように数種類のディ
スクを全てディスク挿入時に認識し、この認識に基いて
処理を行うようにした。
【0258】これによって、1台の光ディスクドライブ
で例えば光磁気ディスク、ライトワンスディスク、相変
化メディアとしての光ディスク、CD−ROM、パーシ
ャルディスク等のように複数種類の光ディスクを使用す
ることが可能となる。
【0259】また、図4に示したように、パーシャルデ
ィスクのRAM領域RAaに欠陥情報記録領域DFaと
パリティ領域Pa2を設け、ROM領域ROaにパリテ
ィ領域Pa1を設けた。
【0260】そして、パーシャルディスクのROM領域
ROaに製造時において欠陥セクタが発生した場合やデ
ータの修正や変更のために外部から要求があった場合に
おいては、当該セクタの交替領域REaに交替セクタを
設定し、この交替セクタに正しいデータ(製造時なので
ホストコンピュータ3から供給できる)若しくは修正、
変更後のデータを記録し、欠陥情報記録領域DFaのS
DLに当該セクタの位置情報と当該セクタの交替セクタ
の位置情報を記録するようにする。勿論、修正や変更は
出荷後でも行えるようにした。
【0261】従って、パーシャルディスクのROM領域
ROaに製造時において欠陥セクタが生じた場合、正し
いデータをRAM領域RAaの交替領域REaに記録し
て見かけ上、ROM領域ROaのデータをエラーのない
正しいデータとすることができるので、破棄せざるを得
ないパーシャルディスクであっても正常なディスクとし
てを使用することができ、資源の節約、環境保護(破棄
によるゴミの増加等)を実行することができる。
【0262】また、出荷前に例えばプログラムデータ
(ゲーム、CAD、ワードプロセッサ等)、画像デー
タ、音声データ等の記録データにバグ、変更等があるこ
とが判明した場合、破棄するしかないが、上述した技術
を用いることによって、等価的に書き換えて出荷するこ
とができるといった大きなメリットがある。
【0263】また、パーシャルディスクのROM領域R
Oaに出荷後においてLDCのパリティで訂正不能とな
るバーストエラー等が発生した場合においては、ROM
領域ROaに設けたパリティ領域Pa1(若しくはPa
2)の対応するパリティセクタデータとエラーの発生し
たnセクタの同一バイトで排他的論理和演算を行ってデ
ータを回復し、バーストエラーの発生したセクタを欠陥
セクタと見なしてRAM領域RAaの交替領域REaに
交替セクタを設定し、この交替セクタに上記回復したデ
ータを記録し、欠陥情報記録領域DFaのSDLに当該
セクタの位置情報と当該セクタの交替セクタの位置情報
を記録するようにする。
【0264】従って、パーシャルディスクのROM領域
ROaに出荷後においてLDCのパリティで訂正できな
いバーストエラー等が生じた場合、上記欠陥部部分をそ
の発生時に1回だけエラー訂正し、以降は訂正後の正し
いデータの記録されている交替セクタを直接アクセスす
るので、バーストエラーの発生したセクタがホストコン
ピュータ3からの要求範囲内に入っている場合であって
も、再生の都度、パリティセクタデータを用いてエラー
の回復を行うことがないので、パリティセクタデータを
用いてエラー訂正を行う場合と比較して非常に高速なア
クセスを実現することができると共に、ユーザが意識し
なくとも、正しいデータをRAM領域RAaの交替領域
REaに記録して、ユーザに対して見かけ上、ROM領
域ROaのデータをエラーのない正しいデータとするこ
とができるので、破棄せざるを得ないパーシャルディス
クであっても正常なディスクとしてを使用することがで
き、資源の節約、環境保護(破棄によるゴミの増加等)
を実行することができる。
【0265】
【発明の効果】上述せる第1の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域と、データを再生す
ることのみできる再生専用領域とからなるディスク状記
録媒体の上記記録可能領域にデータを記録するデータ記
録方法であって、上記再生専用領域に欠陥領域があるか
否かを検出し、上記再生専用領域に欠陥領域があった場
合には、当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に
設定し、上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上
記欠陥領域に記録すべき正しいデータを記録するように
したので、再生時において、再生範囲中に欠陥領域が存
在する場合には、欠陥領域の交替領域から正しいデータ
を読み出すことができ、これによって、ディスク状記録
媒体の再生専用領域に欠陥があった場合においてもその
領域のデータを交替領域に記録することができるので、
ディスク状記録媒体を破棄せずに済み、、資源の節約、
環境保護(破棄したディスク状記録媒体がゴミとなるの
で)を図ることができ、更に、製造時の歩留まりを良好
にすることができ、結果として、記録容量とコストの釣
合の面においてユーザーに納得のできるディスク状記録
媒体を提供することができるという効果がある。
【0266】上述せる第2の発明によれば、上記第1の
発明において、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報
及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の
交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録するよう
にしたので、再生時においては、上記再生専用領域の欠
陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出し、欠
陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すことがで
き、これによって、交替領域を直接アクセスしてアクセ
ス速度を向上させることができるという効果がある。
【0267】上述せる第3の発明によれば、データを記
録することのできる記録可能領域と、データを再生する
ことのみできる再生専用領域とからなり、上記再生専用
領域に欠陥領域があった場合に当該欠陥領域の交替領域
が上記記録可能領域に設定され、上記記録可能領域に設
定された上記交替領域に上記欠陥領域に記録すべき正し
いデータが記録されているディスク状記録媒体を再生す
るデータ再生方法であって、再生すべき上記再生専用領
域の範囲内に上記欠陥領域が存在する場合には、上記欠
陥領域の交替領域からデータを再生するようにしたの
で、再生時においては、再生範囲中に欠陥領域が存在す
る場合に、欠陥領域の交替領域から正しいデータを再生
することができ、これによって、これによって、ディス
ク状記録媒体の再生専用領域に欠陥があった場合におい
てもそのディスク状記録媒体を使用することができると
いう効果がある。
【0268】上述せる第4の発明によれば、上記第3の
発明において、上記記録可能領域に記録されている、上
記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領
域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置情
報を参照するようにしたので、再生時においては、上記
再生専用領域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域
から読み出し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを
読み出すことができ、これによって、交替領域を直接ア
クセスしてアクセス速度を向上させることができるとい
う効果がある。
【0269】上述せる第5の発明によれば、データを記
録することのできる記録可能領域と、データを再生する
ことのみできる再生専用領域とからなるディスク状記録
媒体の上記記録可能領域にデータを記録するデータ記録
方法であって、上記再生専用領域のデータの内、修正若
しくは変更する必要の生じたデータの記録されている上
記再生専用領域の領域を欠陥領域とみなし、当該欠陥領
域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、上記記録可
能領域に設定した上記交替領域に上記欠陥領域に記録す
べき修正若しくは変更後のデータを記録するようにした
ので、再生専用領域のデータに修正や変更が生じた場合
においても対応することができ、再生時においては、再
生範囲中に、修正や変更により欠陥領域と見なされた領
域が存在する場合には、欠陥領域と見なされた領域の交
替領域から修正や変更後の正しいデータを再生すること
ができ、これによって、製造後に修正若しくは変更する
必要が生じた場合であっても、そのディスク状記録媒体
に記録されているデータを修正若しくは変更でき、結果
としてディスク状記録媒体を破棄せずに済み、、資源の
節約、環境保護(破棄したディスク状記録媒体がゴミと
なるので)を図ることができ、更に、製造時の歩留まり
を良好にすることができ、記録容量とコストの釣合の面
においてユーザーに納得のできるディスク状記録媒体を
提供することができると共に、ユーザーに正確なデータ
の記録されたディスク状記録媒体を提供することができ
るという効果がある。
【0270】上述せる第6の発明によれば、上記第5の
発明において、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報
及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の
交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録するよう
にしたので、再生時においては、上記再生専用領域の欠
陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出し、欠
陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すことがで
き、これによって、交替領域を直接アクセスしてアクセ
ス速度を向上させることができるという効果がある。
【0271】上述せる第7の発明によれば、データを記
録することのできる記録可能領域と、データを再生する
ことのみできる再生専用領域とからなり、上記再生専用
領域のデータの内、修正若しくは変更する必要の生じた
データの記録されている上記再生専用領域の領域が欠陥
領域と見なされ、当該欠陥領域の交替領域が上記記録可
能領域に設定され、上記記録可能領域に設定された上記
交替領域に上記欠陥領域に記録すべき修正若しくは変更
後のデータが記録されているディスク状記録媒体を再生
するデータ再生方法であって、再生すべき上記再生専用
領域の範囲内に上記欠陥領域と見なされた領域が存在す
る場合には、上記欠陥領域と見なされた領域の交替領域
からデータを再生するようにしたので、再生時において
は、再生範囲中に、修正や変更により欠陥領域と見なさ
れた領域が存在する場合には、欠陥領域と見なされた領
域の交替領域から修正や変更後の正しいデータを再生す
ることができ、これによって、再生時において、再生専
用領域に修正若しくは変更箇所のあったディスク状記録
媒体から修正若しくは変更された正しいデータを得るこ
とができるという効果がある。
【0272】上述せる第8の発明によれば、上記第7の
発明において、上記記録可能領域に記録されている、上
記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領
域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置情
報を参照するようにしたので、再生時においては、上記
再生専用領域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域
から読み出し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを
読み出すことができ、これによって、交替領域を直接ア
クセスしてアクセス速度を向上させることができるとい
う効果がある。
【0273】上述せる第9の発明によれば、データを記
録することのできる記録可能領域と、エラー訂正用のデ
ータが記録されており、データを再生することのみでき
る再生専用領域とからなるディスク状記録媒体の上記記
録可能領域にデータを記録するデータ記録方法であっ
て、上記再生専用領域に欠陥領域があるか否かを検出
し、上記再生専用領域に欠陥領域があった場合には、当
該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、上
記再生専用領域に記録されている上記エラー訂正用のデ
ータを用いて上記欠陥領域のデータを回復し、上記記録
可能領域に設定した上記交替領域に上記エラー訂正用の
データによって回復した欠陥領域のデータを記録するよ
うにしたので、記録時において、欠陥領域のデータを回
復して交替領域に記録しておくことができるので、再生
時において、再生範囲中に欠陥領域が存在している場合
でも、エラー訂正用のデータを用いてエラー訂正を行う
必要がなく、交替領域に記録されているエラー訂正後の
データを読み出すことができ、これによって、製造後に
エラー訂正すべき箇所があっても、そのディスク状記録
媒体に記録されているデータの訂正を行うことができ、
結果として再生時において、交替領域から直接アクセス
できるので、アクセス速度を大幅に向上させることがで
き、更に、ディスク状記録媒体を破棄せずに済み、、資
源の節約、環境保護(破棄したディスク状記録媒体がゴ
ミとなるので)を図ることができ、更に、製造時の歩留
まりを良好にすることができ、記録容量とコストの釣合
の面においてユーザーに納得のできるディスク状記録媒
体を提供することができると共に、ユーザーに正確なデ
ータの記録されたディスク状記録媒体を提供することが
できるという効果がある。
【0274】上述せる第10の発明によれば、上記第9
の発明において、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情
報及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域
の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録するよ
うにしたので、再生時においては、上記再生専用領域の
欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出し、
欠陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すことが
でき、これによって、交替領域を直接アクセスしてアク
セス速度を向上させることができるという効果がある。
【0275】上述せる第11の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域と、エラー訂正用の
データが記録されており、データを再生することのみで
きる再生専用領域とからなり、上記再生専用領域に欠陥
領域があった場合には、当該欠陥領域の交替領域が上記
記録可能領域に設定され、上記再生専用領域に記録され
ている上記エラー訂正用のデータを用いて上記欠陥領域
のデータが回復され、上記記録可能領域に設定された上
記交替領域に上記エラー訂正用のデータによって回復さ
れた欠陥領域のデータが記録されているディスク状記録
媒体を再生するデータ再生方法であって、再生すべき上
記再生専用領域の範囲内に上記欠陥領域が存在する場合
には、上記欠陥領域の交替領域からデータを再生するよ
うにしたので、再生時において、再生範囲中に欠陥領域
が存在している場合でも、エラー訂正用のデータを用い
てエラー訂正を行う必要がなく、交替領域に記録されて
いるエラー訂正後のデータを読み出すことができ、これ
によって、再生専用領域にエラーが発生しているディス
ク状記録媒体であっても、アクセス速度を大幅に向上さ
せ、連続再生にも対応することができるという効果があ
る。
【0276】上述せる第12の発明によれば、上記第1
1の発明において、上記記録可能領域に記録されてい
る、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の
欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の
位置情報を参照するようにしたので、再生時において
は、上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報を上記記録
可能領域から読み出し、欠陥領域の交替領域から正しい
データを読み出すことができ、これによって、交替領域
を直接アクセスしてアクセス速度を向上させることがで
きるという効果がある。
【0277】上述せる第13の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域と、第1のエラー訂
正用のデータ及び第2のエラー訂正用のデータが記録さ
れており、データを再生することのみできる再生専用領
域とからなるディスク状記録媒体の上記記録可能領域に
データを記録するデータ記録方法であって、上記再生専
用領域においてエラーが発生したときは、上記第1のエ
ラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を行い、上
記第1のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理
を行った結果、訂正不能となった場合には、上記エラー
の発生した領域を欠陥領域と見なしてこの欠陥領域の交
替領域を上記記録可能領域に設定し、上記第2のエラー
訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を行ってエラー
となった上記領域のデータを回復し、上記記録可能領域
に設定した上記交替領域に上記第2のエラー訂正用のデ
ータによって回復したデータを記録するようにしたの
で、再生時においては、再生専用領域の再生範囲中に欠
陥領域が存在している場合でも、第2のエラー訂正用の
データを用いてエラー訂正を行う必要がなく、交替領域
に記録されているエラー訂正後のデータを読み出すこと
ができ、これによって、製造後にエラー訂正すべき箇所
があっても、そのディスク状記録媒体に記録されている
データの訂正を行うことができ、結果として再生時にお
いて、交替領域から直接アクセスできるので、アクセス
速度を大幅に向上させることができ、更に、ディスク状
記録媒体を破棄せずに済み、、資源の節約、環境保護
(破棄したディスク状記録媒体がゴミとなるので)を図
ることができ、更に、製造時の歩留まりを良好にするこ
とができ、記録容量とコストの釣合の面においてユーザ
ーに納得のできるディスク状記録媒体を提供することが
できると共に、ユーザーに正確なデータの記録されたデ
ィスク状記録媒体を提供することができるという効果が
ある。
【0278】上述せる第14の発明によれば、上記第1
3の発明において、上記再生専用領域の欠陥領域の位置
情報及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領
域の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録する
ようにしたので、再生時においては、上記再生専用領域
の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出
し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すこ
とができ、これによって、交替領域を直接アクセスして
アクセス速度を向上させることができるという効果があ
る。
【0279】上述せる第15の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域と、第1のエラー訂
正用のデータ及び第2のエラー訂正用のデータが記録さ
れており、データを再生することのみできる再生専用領
域とからなり、上記再生専用領域においてエラーが発生
したときに上記第1のエラー訂正用のデータを用いてエ
ラー訂正処理が行われ、上記第1のエラー訂正用のデー
タを用いてエラー訂正処理を行った結果、訂正不能とな
った場合に上記エラーの発生した領域を欠陥領域と見な
されこの欠陥領域の交替領域が上記記録可能領域に設定
され、上記第2のエラー訂正用のデータを用いてエラー
訂正処理を行ってエラーとなった上記領域のデータが回
復され、上記記録可能領域に設定された上記交替領域に
上記第2のエラー訂正用のデータによって回復されたデ
ータが記録されたディスク状記録媒体を再生するデータ
再生方法であって、再生すべき上記再生専用領域の範囲
内に上記欠陥領域が存在する場合には、上記欠陥領域の
交替領域からデータを再生するようにしたので、記録時
においては、第1のエラー訂正用のデータを用いてエラ
ー訂正が不能となったときだけ第2のエラー訂正用のデ
ータを用いて再生専用領域のエラー訂正を行うことがで
きるので、回復したデータを交替領域に記録するまでの
処理時間を大幅に短縮でき、再生時においては、再生専
用領域の再生範囲中に欠陥領域が存在している場合で
も、第2のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正を
行う必要がなく、交替領域に記録されているエラー訂正
後のデータを読み出すことができ、これによって、再生
専用領域にエラーが発生しているディスク状記録媒体で
あっても、アクセス速度を大幅に向上させ、連続再生に
も対応することができるという効果がある。
【0280】第16の発明は、上記第15の発明におい
て、上記記録可能領域に記録されている、上記再生専用
領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領域の交替先
である上記記録可能領域の交替領域の位置情報を参照す
るようにしたので、再生時においては、上記再生専用領
域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出
し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すこ
とができ、これによって、交替領域を直接アクセスして
アクセス速度を向上させることができるという効果があ
る。
【0281】上述せる第17の発明によれば、エラー訂
正用のデータが記録されており、データを記録すること
のできる記録可能領域と、データを再生することのみで
きる再生専用領域とからなるディスク状記録媒体の上記
記録可能領域にデータを記録するデータ記録方法であっ
て、上記記録可能領域においてエラーが発生した場合に
は、上記エラーの発生した領域を欠陥領域と見なし、こ
の欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、上
記記録可能領域に記録されている上記エラー訂正用のデ
ータを用いて上記エラーとなったデータを回復し、上記
記録可能領域に設定した上記交替領域に上記エラー訂正
用のデータによって回復した上記領域のデータを記録す
るようにしたので、記録時において、記録可能領域の欠
陥領域のデータを回復して交替領域に記録しておくこと
ができるので、再生時において、再生範囲中に欠陥領域
が存在している場合でも、エラー訂正用のデータを用い
てエラー訂正を行う必要がなく、交替領域に記録されて
いるエラー訂正後のデータを読み出すことができ、これ
によって、記録可能領域にエラーが発生しているディス
ク状記録媒体であっても、再生時におけるアクセス速度
を大幅に向上させ、連続再生にも対応することができる
という効果がある。
【0282】上述せる第18の発明によれば、上記第1
7の発明において、エラー訂正用のデータが記録されて
おり、データを記録することのできる記録可能領域と、
データを再生することのみできる再生専用領域とからな
り、上記記録可能領域においてエラーが発生した場合に
は、上記エラーの発生した領域が欠陥領域と見なされ、
この欠陥領域の交替領域が上記記録可能領域に設定さ
れ、上記記録可能領域に記録されている上記エラー訂正
用のデータが用いられて上記エラーとなったデータが回
復され、上記記録可能領域に設定された上記交替領域に
上記エラー訂正用のデータによって回復された上記領域
のデータが記録されたディスク状記録媒体を再生するデ
ータ再生方法であって、再生すべき上記記録可能領域の
範囲内に上記欠陥領域が存在する場合には、上記欠陥領
域の交替領域からデータを再生するようにしたので、再
生時において、記録可能領域の再生範囲中に欠陥領域が
存在している場合でも、エラー訂正用のデータを用いて
エラー訂正を行う必要がなく、交替領域に記録されてい
るエラー訂正後のデータを読み出すことができ、これに
よって、記録可能領域にエラーが発生しているディスク
状記録媒体であっても、再生時におけるアクセス速度を
大幅に向上させ、連続再生にも対応することができると
いう効果がある。
【0283】上述せる第19の発明によれば、第1のエ
ラー訂正用のデータと第2のエラー訂正用のデータが記
録されており、データを記録することのできる記録可能
領域と、データを再生することのみできる再生専用領域
とからなるディスク状記録媒体の上記記録可能領域にデ
ータを記録するデータ記録方法であって、上記記録可能
領域においてエラーが発生したときは、上記第1のエラ
ー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を行い、上記
第1のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を
行った結果、訂正不能となった場合には、上記エラーの
発生した領域を欠陥領域と見なしてこの欠陥領域の交替
領域を上記記録可能領域に設定し、上記第2のエラー訂
正用のデータを用いてエラー訂正処理を行ってエラーと
なった上記領域のデータを回復し、上記記録可能領域に
設定した上記交替領域に上記第2のエラー訂正用のデー
タによって回復したデータを記録するようにしたので、
記録時において、記録可能領域の欠陥領域のデータを回
復して交替領域に記録しておくことができるので、再生
時において、記録可能領域の再生範囲中に欠陥領域が存
在している場合でも、第2のエラー訂正用のデータを用
いてエラー訂正を行う必要がなく、交替領域に記録され
ているエラー訂正後のデータを読み出すことができ、こ
れによって、記録可能領域に第1のエラー訂正用のデー
タで訂正不能なエラーが発生しているディスク状記録媒
体であっても、再生時におけるアクセス速度を大幅に向
上させ、連続再生にも対応することができるという効果
がある。
【0284】上述せる第20の発明によれば、上記第1
9の発明において、上記再生専用領域の欠陥領域の位置
情報及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領
域の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録する
ようにしたので、再生時においては、上記再生専用領域
の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出
し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すこ
とができ、これによって、交替領域を直接アクセスして
アクセス速度を向上させることができるという効果があ
る。
【0285】上述せる第21の発明によれば、第1のエ
ラー訂正用のデータと第2のエラー訂正用のデータが記
録されており、データを記録することのできる記録可能
領域と、データを再生することのみできる再生専用領域
とからなり、上記記録可能領域においてエラーが発生し
たときは、上記第1のエラー訂正用のデータが用いられ
てエラー訂正処理が行われ、上記第1のエラー訂正用の
データが用いられてエラー訂正処理が行われた結果、訂
正不能となった場合に上記エラーの発生した領域が欠陥
領域と見なされてこの欠陥領域の交替領域が上記記録可
能領域に設定され、上記第2のエラー訂正用のデータが
用いられてエラー訂正処理が行われてエラーとなった上
記領域のデータが回復され、上記記録可能領域に設定さ
れた上記交替領域に上記第2のエラー訂正用のデータに
よって回復されたデータが記録されたディスク状記録媒
体を再生するデータ再生方法であって、再生すべき上記
記録可能領域の範囲内に上記欠陥領域が存在する場合に
は、上記欠陥領域の交替領域からデータを再生するよう
にしたので、再生時において、記録可能領域の再生範囲
中に欠陥領域が存在している場合でも、第2のエラー訂
正用のデータを用いてエラー訂正を行う必要がなく、交
替領域に記録されているエラー訂正後のデータを読み出
すことができ、これによって、記録可能領域に第1のエ
ラー訂正用のデータで訂正不能なエラーが発生している
ディスク状記録媒体であっても、再生時におけるアクセ
ス速度を大幅に向上させ、連続再生にも対応することが
できるという効果がある。
【0286】上述せる第22の発明によれば、上記第1
の発明において、上記記録可能領域に記録されている、
上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥
領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置
情報を参照するようにしたので、再生時においては、上
記再生専用領域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領
域から読み出し、欠陥領域の交替領域から正しいデータ
を読み出すことができ、これによって、交替領域を直接
アクセスしてアクセス速度を向上させることができると
いう効果がある。
【0287】上述せる第23の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域と、エラー訂正用の
データが記録されており、データを再生することのみで
きる再生専用領域とからなるディスク状記録媒体の上記
記録可能領域にデータを記録し、上記記録可能領域及び
上記データ再生領域に記録されているデータを再生する
データ再生方法であって、上記ディスク状記録媒体の上
記再生専用領域に対して外部から再生要求があったとき
に、上記再生要求のあった上記再生専用領域の範囲内に
欠陥領域があった場合に、当該欠陥領域の交替領域を上
記記録可能領域に設定し、上記再生専用領域に記録され
ている上記エラー訂正用のデータを用いて上記欠陥領域
のデータを回復し、上記記録可能領域に設定した上記交
替領域に上記エラー訂正用のデータによって回復した欠
陥領域のデータを記録し、上記ディスク状記録媒体の上
記再生専用領域に対して外部から再生要求があったとき
に、上記再生要求のあった上記再生専用領域の範囲内に
上記交替処理のされた欠陥領域があった場合に、上記欠
陥領域の交替領域からデータを読み出し、上記ディスク
状記録媒体の上記記録可能領域に対して外部から記録要
求があったときに上記記録可能領域に外部から供給され
るデータを記録すると共に、記録時に供給されたデータ
と、記録の後に読み出したデータとを照合してこれらが
一致しなかった場合は、当該欠陥領域の交替領域を上記
記録可能領域に設定し、当該欠陥領域に記録すべきデー
タを上記再生専用領域の交替領域に記録し、上記ディス
ク状記録媒体の上記記録可能領域に対して外部から再生
要求があったときに、上記再生要求のあった上記記録可
能領域の範囲内に上記交替処理のされた欠陥領域があっ
た場合に、上記欠陥領域の交替領域からデータを読み出
し、上記ディスク状記録媒体の上記記録可能領域に対し
て外部から再生要求があったときに、上記再生要求のあ
った上記記録可能領域の範囲内に新たに欠陥領域が検出
された場合に、当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能
領域に設定し、上記記録可能領域に記録されている上記
エラー訂正用のデータを用いて上記欠陥領域のデータを
回復し、上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上
記エラー訂正用のデータによって回復した欠陥領域のデ
ータを記録するようにしたので、再生専用領域を再生す
るときにエラーが発生した場合は、エラー訂正用のデー
タでエラー訂正を行って正しいデータを交替領域に記録
することができるので、次の再生時においては、エラー
訂正を行わなくとも正しいデータを交替領域から再生で
き、記録可能領域に記録を行って記録データと再生デー
タの照合を行ってこれらが一致しなかったときには、交
替領域にデータを記録することができるので、次の再生
時においては、交替領域から直接データを読み出すこと
ができ、記録可能領域を再生するときに新たにエラーが
発生したときには、エラー訂正用のデータでエラー訂正
処理を施してデータを回復し、回復したデータを交替領
域に記録することができるので、次の再生時において
は、交替領域から直接データを読み出すことができ、こ
れによって、製造後にエラー訂正すべき箇所があって
も、そのディスク状記録媒体に記録されているデータの
訂正を行うことができ、結果として再生時において、交
替領域から直接アクセスできるので、アクセス速度を大
幅に向上させ、連続再生に対応させることができ、更
に、ディスク状記録媒体を破棄せずに済み、、資源の節
約、環境保護(破棄したディスク状記録媒体がゴミとな
るので)を図ることができ、更に、製造時の歩留まりを
良好にすることができ、記録容量とコストの釣合の面に
おいてユーザーに納得のできるディスク状記録媒体を提
供することができると共に、ユーザーに正確なデータの
記録されたディスク状記録媒体を提供することができる
という効果がある。
【0288】上述せる第24の発明によれば、上記第2
3の発明において、上記再生専用領域及び記録専用領域
の欠陥領域の位置情報と、上記欠陥領域の交替先である
上記記録可能領域の交替領域の位置情報を上記記録可能
領域に記録し、再生時においては、上記記録可能領域に
記録されている、上記再生専用領域及び上記記録可能領
域の欠陥領域の位置情報と、上記の欠陥領域の交替先で
ある上記記録可能領域の交替領域の位置情報を参照する
ようにしたので、再生時においては、上記再生専用領域
の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領域から読み出
し、欠陥領域の交替領域から正しいデータを読み出すこ
とができ、これによって、交替領域を直接アクセスして
アクセス速度を向上させることができるという効果があ
る。
【0289】上述せる第25の発明によれば、データを
記録することのできる記録可能領域からなるディスク状
記録媒体の上記記録可能領域にデータを記録し、上記記
録可能領域に記録されたデータを再生するデータ記録再
生方法であって、上記ディスク状記録媒体の上記記録可
能領域に対して外部から記録要求があったときに上記記
録可能領域に外部から供給されるデータを記録すると共
に、記録時に供給されたデータと、記録の後に読み出し
たデータとを照合してこれらが一致しなかった場合は、
当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、
当該欠陥領域に記録すべきデータを上記記録可能領域の
交替領域に記録し、上記ディスク状記録媒体の上記記録
可能領域に対して外部から再生要求があったときに、上
記再生要求のあった上記記録可能領域の範囲内に上記交
替処理のされた欠陥領域があった場合に、上記欠陥領域
の交替領域からデータを読み出し、上記ディスク状記録
媒体の上記記録可能領域に対して外部から再生要求があ
ったときに、上記再生要求のあった上記記録可能領域の
範囲内に新たに欠陥領域が検出された場合に、当該欠陥
領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、上記記録
可能領域に記録されている上記エラー訂正用のデータを
用いて上記欠陥領域のデータを回復し、上記記録可能領
域に設定した上記交替領域に上記エラー訂正用のデータ
によって回復した欠陥領域のデータを記録するようにし
たので、記録可能領域に記録を行って記録データと再生
データの照合を行ってこれらが一致しなかったときに
は、交替領域にデータを記録することができるので、次
の再生時においては、交替領域から直接データを読み出
すことができ、記録可能領域を再生するときに新たにエ
ラーが発生したときには、エラー訂正用のデータでエラ
ー訂正処理を施してデータを回復し、回復したデータを
交替領域に記録することができるので、次の再生時にお
いては、交替領域から直接データを読み出すことがで
き、これによって、エラー訂正すべき箇所があっても、
交替領域から直接アクセスできるので、アクセス速度を
大幅に向上させ、連続再生に対応することができると共
に、ユーザーに正確なデータの記録されたディスク状記
録媒体を提供することができるという効果がある。
【0290】上述せる第26の発明によれば、上記第2
5の発明において、上記記録専用領域の欠陥領域の位置
情報と、上記欠陥領域の交替先である上記記録可能領域
の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録し、再
生時においては、上記記録可能領域に記録されている、
上記記録可能領域の欠陥領域の位置情報と、上記の欠陥
領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置
情報を参照するようにしたので、再生時においては、上
記再生専用領域の欠陥領域の位置情報を上記記録可能領
域から読み出し、欠陥領域の交替領域から正しいデータ
を読み出すことができ、これによって、交替領域を直接
アクセスしてアクセス速度を向上させることができると
いう効果がある。
【0291】上述せる第27の発明によれば、記録デー
タの再生専用の再生専用領域ROaの欠陥領域の交替領
域と、記録可能領域の欠陥領域の交替領域をデータの記
録再生が可能な記録可能領域の交替領域に設けるように
したので、記録可能領域に発生した欠陥領域のみなら
ず、再生専用領域に発生した欠陥領域をも交替処理する
ことができ、これによって、再生時において交替領域か
ら直接アクセスできるので、アクセス速度を大幅に向上
させ、連続再生に対応させることができ、更に、ディス
ク状記録媒体を破棄せずに済み、資源の節約、環境保護
(破棄したディスク状記録媒体がゴミとなるので)を図
ることができ、更に、製造時の歩留まりを良好にするこ
とができ、記録容量とコストの釣合の面においてユーザ
ーに納得のできるディスク状記録媒体を提供することが
できると共に、ユーザーに正確なデータの記録されたデ
ィスク状記録媒体を提供することができるという効果が
ある。
【0292】第28の発明は、上記第27の発明におい
て、上記記録可能領域に上記記録可能領域及び上記再生
専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記欠陥領域の交替
領域の位置情報を記録する位置情報記録領域を設けるよ
うにしたので、各領域の欠陥領域の交替領域から直接ア
クセスすることができ、これによって、交替領域を直接
アクセスしてアクセス速度を向上させることができると
いう効果がある。
【0293】第29の発明は、データの記録再生が可能
な記録可能領域に記録可能領域及び記録データの再生専
用の再生専用領域の欠陥領域の交替領域を設け、上記再
生専用領域に上記再生専用領域の記録データのエラー訂
正用のデータを記録するエラー訂正データ用領域を設け
るようにしたので、各領域の欠陥領域の交替領域から直
接アクセスすることができ、エラー訂正データ用領域に
記録されているエラー訂正用のデータを用いて再生専用
領域に発生したエラーに対するエラー訂正処理を行うこ
とができ、これによって、製造後にエラー訂正すべき箇
所があっても、そのディスク状記録媒体に記録されてい
るデータの訂正を行うことができ、結果として再生時に
おいて、交替領域から直接アクセスできるので、アクセ
ス速度を大幅に向上させ、連続再生に対応させることが
でき、更に、ディスク状記録媒体を破棄せずに済み、、
資源の節約、環境保護(破棄したディスク状記録媒体が
ゴミとなるので)を図ることができ、更に、製造時の歩
留まりを良好にすることができ、記録容量とコストの釣
合の面においてユーザーに納得のできるディスク状記録
媒体を提供することができると共に、ユーザーに正確な
データの記録されたディスク状記録媒体を提供すること
ができるという効果がある。
【0294】第30の発明は、上記第29の発明におい
て、上記記録可能領域に上記記録可能領域及び上記再生
専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記欠陥領域の交替
領域の位置情報を記録する位置情報記録領域を設けるよ
うにしたので、各領域の欠陥領域の交替領域から直接ア
クセスすることができ、これによって、交替領域を直接
アクセスしてアクセス速度を向上させることができると
いう効果がある。
【0295】第31の発明は、データの記録再生が可能
な記録可能領域に記録可能領域及び記録データの再生専
用の再生専用領域の欠陥領域の交替領域を設け、上記記
録可能領域及び上記再生専用領域の各記録データのエラ
ー訂正用のデータを記録するエラー訂正データ用領域を
設けるようにしたので、各領域の欠陥領域の交替領域か
ら直接アクセスすることができ、エラー訂正データ用領
域に記録されているエラー訂正用のデータを用いて再生
専用領域に発生したエラーに対するエラー訂正処理を行
うことができ、これによって、製造後にエラー訂正すべ
き箇所があっても、そのディスク状記録媒体に記録され
ているデータの訂正を行うことができ、結果として再生
時において、交替領域から直接アクセスできるので、ア
クセス速度を大幅に向上させ、連続再生に対応させるこ
とができ、更に、ディスク状記録媒体を破棄せずに済
み、、資源の節約、環境保護(破棄したディスク状記録
媒体がゴミとなるので)を図ることができ、更に、製造
時の歩留まりを良好にすることができ、記録容量とコス
トの釣合の面においてユーザーに納得のできるディスク
状記録媒体を提供することができると共に、ユーザーに
正確なデータの記録されたディスク状記録媒体を提供す
ることができるという効果がある。
【0296】第32の発明は、上記第31の発明におい
て、上記記録可能領域に上記記録可能領域及び上記再生
専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記欠陥領域の交替
領域の位置情報を記録する位置情報記録領域を設けたデ
ィスク状記録媒体であるようにしたので、各領域の欠陥
領域の交替領域から直接アクセスすることができ、これ
によって、交替領域を直接アクセスしてアクセス速度を
向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明データ記録方法、データ再生方法及びデ
ータ記録再生方法が適用される光ディスクドライブの一
例を示す構成図である。
【図2】図1に示したドライブコントローラの構成例を
示す構成図である。
【図3】本発明データ記録方法、データ再生方法及びデ
ータ記録再生方法の一実施例の要部を示す図1に示した
光ディスクドライブのコントローラの構成例を示す構成
図である。
【図4】本発明ディスク状記録媒体が適用される光ディ
スクのフォーマットの一例を示す説明図である。
【図5】図4に示した光ディスクのRAM領域、ROM
領域に対する交替処理について説明するための説明図で
ある。
【図6】図5において説明した欠陥セクタに対する交替
処理の内、RAMデータ領域RAMaに発生した欠陥セ
クタをSSAにより交替処理する場合を説明するための
説明図である。
【図7】図5において説明した欠陥セクタに対する交替
処理の内、RAMデータ領域RADa及びROMデータ
領域RODaに夫々発生した欠陥セクタをLRAにより
夫々交替処理する場合を説明するための説明図である。
【図8】本例におけるパリティセクタデータ生成の概念
を説明するための説明図である。
【図9】図8で説明したパリティセクタデータを用いて
エラー発生時に訂正を行う場合について説明するための
説明図である。
【図10】本例におけるパリティセクタデータによるエ
ラー訂正の概念を説明するための説明図である。
【図11】パーシャルディスクの製造時におけるLRA
による交替処理の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図12】ROM領域のデータを修正したり変更したり
する場合に交替処理を行う場合の動作を説明するための
フローチャートである。
【図13】図1に示した光ディスクドライブで異なるフ
ォーマットのディスクを用いる場合の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図14】図1に示した光ディスクドライブで異なるフ
ォーマットのディスクを用いる場合の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図15】図1に示した光ディスクドライブで異なるフ
ォーマットのディスクを用いる場合の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図16】パーシャルディスクのROM領域の通常使用
時における交替処理の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図17】パーシャルディスクのROM領域のセクタに
対して交替処理が施され、交替セクタが設定されている
場合の再生時の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
4 光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 11/10 506 N 9075−5D 581 E 9296−5D 20/10 C 7736−5D 20/18 552 A 9558−5D 23/00 L 27/00 D

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録することのできる記録可能
    領域と、データを再生することのみできる再生専用領域
    とからなるディスク状記録媒体の上記記録可能領域にデ
    ータを記録するデータ記録方法であって、 上記再生専用領域に欠陥領域があるか否かを検出し、 上記再生専用領域に欠陥領域があった場合には、当該欠
    陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、 上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上記欠陥領
    域に記録すべき正しいデータを記録することを特徴とす
    るデータ記録方法。
  2. 【請求項2】 上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報
    及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の
    交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録すること
    を特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  3. 【請求項3】 データを記録することのできる記録可能
    領域と、データを再生することのみできる再生専用領域
    とからなり、上記再生専用領域に欠陥領域があった場合
    に当該欠陥領域の交替領域が上記記録可能領域に設定さ
    れ、上記記録可能領域に設定された上記交替領域に上記
    欠陥領域に記録すべき正しいデータが記録されているデ
    ィスク状記録媒体を再生するデータ再生方法であって、 再生すべき上記再生専用領域の範囲内に上記欠陥領域が
    存在する場合には、上記欠陥領域の交替領域からデータ
    を再生することを特徴とするデータ再生方法。
  4. 【請求項4】 上記記録可能領域に記録されている、上
    記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領
    域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置情
    報を参照することを特徴とする請求項3記載のデータ再
    生方法。
  5. 【請求項5】 データを記録することのできる記録可能
    領域と、データを再生することのみできる再生専用領域
    とからなるディスク状記録媒体の上記記録可能領域にデ
    ータを記録するデータ記録方法であって、 上記再生専用領域のデータの内、修正若しくは変更する
    必要の生じたデータの記録されている上記再生専用領域
    の領域を欠陥領域とみなし、 当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、 上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上記欠陥領
    域に記録すべき修正若しくは変更後のデータを記録する
    ことを特徴とするデータ記録方法。
  6. 【請求項6】 上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報
    及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の
    交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録すること
    を特徴とする請求項5記載のデータ記録方法。
  7. 【請求項7】 データを記録することのできる記録可能
    領域と、データを再生することのみできる再生専用領域
    とからなり、上記再生専用領域のデータの内、修正若し
    くは変更する必要の生じたデータの記録されている上記
    再生専用領域の領域が欠陥領域と見なされ、当該欠陥領
    域の交替領域が上記記録可能領域に設定され、上記記録
    可能領域に設定された上記交替領域に上記欠陥領域に記
    録すべき修正若しくは変更後のデータが記録されている
    ディスク状記録媒体を再生するデータ再生方法であっ
    て、 再生すべき上記再生専用領域の範囲内に上記欠陥領域と
    見なされた領域が存在する場合には、上記欠陥領域と見
    なされた領域の交替領域からデータを再生することを特
    徴とするデータ再生方法。
  8. 【請求項8】 上記記録可能領域に記録されている、上
    記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥領
    域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置情
    報を参照することを特徴とする請求項7記載のデータ再
    生方法。
  9. 【請求項9】 データを記録することのできる記録可能
    領域と、エラー訂正用のデータが記録されており、デー
    タを再生することのみできる再生専用領域とからなるデ
    ィスク状記録媒体の上記記録可能領域にデータを記録す
    るデータ記録方法であって、 上記再生専用領域に欠陥領域があるか否かを検出し、 上記再生専用領域に欠陥領域があった場合には、当該欠
    陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、 上記再生専用領域に記録されている上記エラー訂正用の
    データを用いて上記欠陥領域のデータを回復し、 上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上記エラー
    訂正用のデータによって回復した欠陥領域のデータを記
    録することを特徴とするデータ記録方法。
  10. 【請求項10】 上記再生専用領域の欠陥領域の位置情
    報及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域
    の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録するこ
    とを特徴とする請求項9記載のデータ記録方法。
  11. 【請求項11】 データを記録することのできる記録可
    能領域と、エラー訂正用のデータが記録されており、デ
    ータを再生することのみできる再生専用領域とからな
    り、上記再生専用領域に欠陥領域があった場合には、当
    該欠陥領域の交替領域が上記記録可能領域に設定され、
    上記再生専用領域に記録されている上記エラー訂正用の
    データを用いて上記欠陥領域のデータが回復され、上記
    記録可能領域に設定された上記交替領域に上記エラー訂
    正用のデータによって回復された欠陥領域のデータが記
    録されているディスク状記録媒体を再生するデータ再生
    方法であって、 再生すべき上記再生専用領域の範囲内に上記欠陥領域が
    存在する場合には、上記欠陥領域の交替領域からデータ
    を再生することを特徴とするデータ再生方法。
  12. 【請求項12】 上記記録可能領域に記録されている、
    上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥
    領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置
    情報を参照することを特徴とする請求項11記載のデー
    タ再生方法。
  13. 【請求項13】 データを記録することのできる記録可
    能領域と、第1のエラー訂正用のデータ及び第2のエラ
    ー訂正用のデータが記録されており、データを再生する
    ことのみできる再生専用領域とからなるディスク状記録
    媒体の上記記録可能領域にデータを記録するデータ記録
    方法であって、 上記再生専用領域においてエラーが発生したときは、上
    記第1のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理
    を行い、 上記第1のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処
    理を行った結果、訂正不能となった場合には、上記エラ
    ーの発生した領域を欠陥領域と見なしてこの欠陥領域の
    交替領域を上記記録可能領域に設定し、 上記第2のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処
    理を行ってエラーとなった上記領域のデータを回復し、 上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上記第2の
    エラー訂正用のデータによって回復したデータを記録す
    ることを特徴とするデータ記録方法。
  14. 【請求項14】 上記再生専用領域の欠陥領域の位置情
    報及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域
    の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録するこ
    とを特徴とする請求項13記載のデータ記録方法。
  15. 【請求項15】 データを記録することのできる記録可
    能領域と、第1のエラー訂正用のデータ及び第2のエラ
    ー訂正用のデータが記録されており、データを再生する
    ことのみできる再生専用領域とからなり、上記再生専用
    領域においてエラーが発生したときに上記第1のエラー
    訂正用のデータを用いてエラー訂正処理が行われ、上記
    第1のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理を
    行った結果、訂正不能となった場合に上記エラーの発生
    した領域を欠陥領域と見なされこの欠陥領域の交替領域
    が上記記録可能領域に設定され、上記第2のエラー訂正
    用のデータを用いてエラー訂正処理を行ってエラーとな
    った上記領域のデータが回復され、上記記録可能領域に
    設定された上記交替領域に上記第2のエラー訂正用のデ
    ータによって回復されたデータが記録されたディスク状
    記録媒体を再生するデータ再生方法であって、 再生すべき上記再生専用領域の範囲内に上記欠陥領域が
    存在する場合には、上記欠陥領域の交替領域からデータ
    を再生することを特徴とするデータ再生方法。
  16. 【請求項16】 上記記録可能領域に記録されている、
    上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥
    領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置
    情報を参照することを特徴とする請求項15記載のデー
    タ再生方法。
  17. 【請求項17】 エラー訂正用のデータが記録されてお
    り、データを記録することのできる記録可能領域と、デ
    ータを再生することのみできる再生専用領域とからなる
    ディスク状記録媒体の上記記録可能領域にデータを記録
    するデータ記録方法であって、 上記記録可能領域においてエラーが発生した場合には、
    上記エラーの発生した領域を欠陥領域と見なし、この欠
    陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、 上記記録可能領域に記録されている上記エラー訂正用の
    データを用いて上記エラーとなったデータを回復し、 上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上記エラー
    訂正用のデータによって回復した上記領域のデータを記
    録することを特徴とするデータ記録方法。
  18. 【請求項18】 エラー訂正用のデータが記録されてお
    り、データを記録することのできる記録可能領域と、デ
    ータを再生することのみできる再生専用領域とからな
    り、上記記録可能領域においてエラーが発生した場合に
    は、上記エラーの発生した領域を欠陥領域と見なされ、
    この欠陥領域の交替領域が上記記録可能領域に設定さ
    れ、上記記録可能領域に記録されている上記エラー訂正
    用のデータが用いられて上記エラーとなったデータが回
    復され、上記記録可能領域に設定された上記交替領域に
    上記エラー訂正用のデータによって回復された上記領域
    のデータが記録されたディスク状記録媒体を再生するデ
    ータ再生方法であって、 再生すべき上記記録可能領域の範囲内に上記欠陥領域が
    存在する場合には、上記欠陥領域の交替領域からデータ
    を再生することを特徴とするデータ再生方法。
  19. 【請求項19】 第1のエラー訂正用のデータと第2の
    エラー訂正用のデータが記録されており、データを記録
    することのできる記録可能領域と、データを再生するこ
    とのみできる再生専用領域とからなるディスク状記録媒
    体の上記記録可能領域にデータを記録するデータ記録方
    法であって、 上記記録可能領域においてエラーが発生したときは、上
    記第1のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処理
    を行い、 上記第1のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処
    理を行った結果、訂正不能となった場合には、上記エラ
    ーの発生した領域を欠陥領域と見なしてこの欠陥領域の
    交替領域を上記記録可能領域に設定し、 上記第2のエラー訂正用のデータを用いてエラー訂正処
    理を行ってエラーとなった上記領域のデータを回復し、 上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上記第2の
    エラー訂正用のデータによって回復したデータを記録す
    ることを特徴とするデータ記録方法。
  20. 【請求項20】 上記再生専用領域の欠陥領域の位置情
    報及び上記の欠陥領域の交替先である上記記録可能領域
    の交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録するこ
    とを特徴とする請求項19記載のデータ記録方法。
  21. 【請求項21】 第1のエラー訂正用のデータと第2の
    エラー訂正用のデータが記録されており、データを記録
    することのできる記録可能領域と、データを再生するこ
    とのみできる再生専用領域とからなり、上記記録可能領
    域においてエラーが発生したときは、上記第1のエラー
    訂正用のデータが用いられてエラー訂正処理が行われ、
    上記第1のエラー訂正用のデータが用いられてエラー訂
    正処理が行われた結果、訂正不能となった場合に上記エ
    ラーの発生した領域が欠陥領域と見なされてこの欠陥領
    域の交替領域が上記記録可能領域に設定され、上記第2
    のエラー訂正用のデータが用いられてエラー訂正処理が
    行われてエラーとなった上記領域のデータが回復され、
    上記記録可能領域に設定された上記交替領域に上記第2
    のエラー訂正用のデータによって回復されたデータが記
    録されたディスク状記録媒体を再生するデータ再生方法
    であって、 再生すべき上記記録可能領域の範囲内に上記欠陥領域が
    存在する場合には、上記欠陥領域の交替領域からデータ
    を再生することを特徴とするデータ再生方法。
  22. 【請求項22】 上記記録可能領域に記録されている、
    上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記の欠陥
    領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の位置
    情報を参照することを特徴とする請求項21記載のデー
    タ再生方法。
  23. 【請求項23】 データを記録することのできる記録可
    能領域と、エラー訂正用のデータが記録されており、デ
    ータを再生することのみできる再生専用領域とからなる
    ディスク状記録媒体の上記記録可能領域にデータを記録
    し、上記記録可能領域及び上記データ再生領域に記録さ
    れているデータを再生するデータ記録再生方法であっ
    て、 上記ディスク状記録媒体の上記再生専用領域に対して外
    部から再生要求があったときに、上記再生要求のあった
    上記再生専用領域の範囲内に欠陥領域があった場合に、
    当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域に設定し、
    上記再生専用領域に記録されている上記エラー訂正用の
    データを用いて上記欠陥領域のデータを回復し、上記記
    録可能領域に設定した上記交替領域に上記エラー訂正用
    のデータによって回復した欠陥領域のデータを記録し、 上記ディスク状記録媒体の上記再生専用領域に対して外
    部から再生要求があったときに、上記再生要求のあった
    上記再生専用領域の範囲内に上記交替処理のされた欠陥
    領域があった場合に、上記欠陥領域の交替領域からデー
    タを読み出し、 上記ディスク状記録媒体の上記記録可能領域に対して外
    部から記録要求があったときに上記記録可能領域に外部
    から供給されるデータを記録すると共に、記録時に供給
    されたデータと、記録の後に読み出したデータとを照合
    してこれらが一致しなかった場合は、当該欠陥領域の交
    替領域を上記記録可能領域に設定し、当該欠陥領域に記
    録すべきデータを上記再生専用領域の交替領域に記録
    し、 上記ディスク状記録媒体の上記記録可能領域に対して外
    部から再生要求があったときに、上記再生要求のあった
    上記記録可能領域の範囲内に上記交替処理のされた欠陥
    領域があった場合に、上記欠陥領域の交替領域からデー
    タを読み出し、 上記ディスク状記録媒体の上記記録可能領域に対して外
    部から再生要求があったときに、上記再生要求のあった
    上記記録可能領域の範囲内に新たに欠陥領域が検出され
    た場合に、当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域
    に設定し、上記記録可能領域に記録されている上記エラ
    ー訂正用のデータを用いて上記欠陥領域のデータを回復
    し、上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上記エ
    ラー訂正用のデータによって回復した欠陥領域のデータ
    を記録することを特徴とするデータ記録再生方法。
  24. 【請求項24】 上記再生専用領域及び記録専用領域の
    欠陥領域の位置情報と、上記欠陥領域の交替先である上
    記記録可能領域の交替領域の位置情報を上記記録可能領
    域に記録し、 再生時においては、上記記録可能領域に記録されてい
    る、上記再生専用領域及び上記記録可能領域の欠陥領域
    の位置情報と、上記の欠陥領域の交替先である上記記録
    可能領域の交替領域の位置情報を参照することを特徴と
    する請求項23記載のデータ記録再生方法。
  25. 【請求項25】 データを記録することのできる記録可
    能領域からなるディスク状記録媒体の上記記録可能領域
    にデータを記録し、上記記録可能領域に記録されたデー
    タを再生するデータ記録再生方法であって、 上記ディスク状記録媒体の上記記録可能領域に対して外
    部から記録要求があったときに上記記録可能領域に外部
    から供給されるデータを記録すると共に、記録時に供給
    されたデータと、記録の後に読み出したデータとを照合
    してこれらが一致しなかった場合は、当該欠陥領域の交
    替領域を上記記録可能領域に設定し、当該欠陥領域に記
    録すべきデータを上記記録可能領域の交替領域に記録
    し、 上記ディスク状記録媒体の上記記録可能領域に対して外
    部から再生要求があったときに、上記再生要求のあった
    上記記録可能領域の範囲内に上記交替処理のされた欠陥
    領域があった場合に、上記欠陥領域の交替領域からデー
    タを読み出し、 上記ディスク状記録媒体の上記記録可能領域に対して外
    部から再生要求があったときに、上記再生要求のあった
    上記記録可能領域の範囲内に新たに欠陥領域が検出され
    た場合に、当該欠陥領域の交替領域を上記記録可能領域
    に設定し、上記記録可能領域に記録されている上記エラ
    ー訂正用のデータを用いて上記欠陥領域のデータを回復
    し、上記記録可能領域に設定した上記交替領域に上記エ
    ラー訂正用のデータによって回復した欠陥領域のデータ
    を記録することを特徴とするデータ記録再生方法。
  26. 【請求項26】 上記記録専用領域の欠陥領域の位置情
    報と、上記欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の
    交替領域の位置情報を上記記録可能領域に記録し、 再生時においては、上記記録可能領域に記録されてい
    る、上記記録可能領域の欠陥領域の位置情報と、上記の
    欠陥領域の交替先である上記記録可能領域の交替領域の
    位置情報を参照することを特徴とする請求項25記載の
    データ記録再生方法。
  27. 【請求項27】 データの記録再生が可能な記録可能領
    域と、 記録データの再生専用の再生専用領域とを有し、 上記記録可能領域に上記記録可能領域及び上記再生専用
    領域の欠陥領域の交替領域を設けたことを特徴とするデ
    ィスク状記録媒体。
  28. 【請求項28】 上記記録可能領域に上記記録可能領域
    及び上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記欠
    陥領域の交替領域の位置情報を記録する位置情報記録領
    域を設けたことを特徴とする請求項27記載のディスク
    状記録媒体。
  29. 【請求項29】 データの記録再生が可能な記録可能領
    域と、 記録データの再生専用の再生専用領域とを有し、 上記記録可能領域に上記記録可能領域及び上記再生専用
    領域の欠陥領域の交替領域を設け、 上記再生専用領域に上記再生専用領域の記録データのエ
    ラー訂正用のデータを記録するエラー訂正データ用領域
    を設けたことを特徴とするディスク状記録媒体。
  30. 【請求項30】 上記記録可能領域に上記記録可能領域
    及び上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記欠
    陥領域の交替領域の位置情報を記録する位置情報記録領
    域を設けたことを特徴とする請求項29記載のディスク
    状記録媒体。
  31. 【請求項31】 データの記録再生が可能な記録可能領
    域と、 記録データの再生専用の再生専用領域とを有し、 上記記録可能領域に上記記録可能領域及び上記再生専用
    領域の欠陥領域の交替領域を設け、 上記記録可能領域及び上記再生専用領域の各記録データ
    のエラー訂正用のデータを記録するエラー訂正データ用
    領域を設けたことを特徴とするディスク状記録媒体。
  32. 【請求項32】 上記記録可能領域に上記記録可能領域
    及び上記再生専用領域の欠陥領域の位置情報及び上記欠
    陥領域の交替領域の位置情報を記録する位置情報記録領
    域を設けたことを特徴とする請求項31記載のディスク
    状記録媒体。
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