JP2004342245A - 光ディスクの記録方法および装置 - Google Patents

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泰広 清瀬
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Abstract

【課題】光ディスクにユーザデーを記録する方法及び装置において、記録位置に応じて、常に最適のパワーで記録を行なうことを可能にする。
【解決手段】ユーザデータの記録領域の直前に、記録パワー調整用の領域(LA)を設け、前記調整用の領域を用いて最適記録パワーを求めて(S6)、このようにして求められた最適記録パワーでユーザデータを記録領域に記録する(S9)。一旦記録パワーの調整を行なってから、径方向記録位置が所定値以上変わったときに(S3)、再び記録パワーの調整行なう(S6)。記録パワー調整用の領域を確保する際、リンキング領域(LA)と同じものとして扱い、記録パワー調整用の領域に、リンキング領域と同じデータを書きこむ。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVD(Digital Versatile Disk)装置等の光ディスクに情報の記録を行う方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光ディスク装置は、予め決められた領域PCA(Power Calibration Area)にて測定されたエラー率により、最適記録パワーを得る構成となっている(例えば、特許文献1参照)。また、記録の繋ぎ目には、リンキングを発生させることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−198661号公報(第6頁、図10)
【非特許文献1】
SFF Committee、「Information Specification for ATAPI DVD Devices」Rev.5.4 October 23,2001(Page 122)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の光ディスク装置では、予め決められた領域PCAでのみ最適記録パワーを得ているため、CAV(Constant Angular Velocity)モード時に記録位置(ディスクの径方向位置)に応じた記録パワーの制御が行えないという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解消するためになされたもので、記録位置に応じて最適記録パワーを得ることができる記録方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、
光ディスクにユーザデータを記録する方法において、
該ユーザデータの記録領域の直前に、記録パワー調整用の領域を形成し、
前記記録パワー調整用の領域を用いて最適記録パワーを求め、
このようにして求められた最適記録パワーで前記ユーザデータを前記記録領域に記録する
ことを特徴とする光ディスクの記録方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下に説明する実施の形態では、ディスクがCAVモードのものであり、記録される径方向位置の変化とともに線速が変化する。本実施の形態では、以下に詳しく述べるように、記録される径方向位置が所定値以上変化したときには、再度記録パワーの調整を行なうこととし、これにより、径方向記録位置の変化に拘わらず、常に最適の記録パワーで記録を行なうようにしたものである。
【0008】
図1はこの発明の実施の形態1の光ディスク装置を示すものである。図中、ホスト・インターフェース(I/F)・コントローラ1は、ホスト2とのインターフェース制御を司り、記録再生のコマンド解釈を行い、データの送受信を行う。例えば、ホスト・インターフェース・コントローラ1は、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)コントローラやSCSI(Small Computer System Interface)コントローラと呼ばれるものであっても良い。
【0009】
バッファメモリ3は、記録再生用データを一時保存するものであり、バッファメモリ・コントローラ4は、バッファメモリ3の蓄積データ量管理を行うとともに、ホスト・インターフェース・コントローラ1並びに以下に説明する記録信号生成部5及び再生信号処理部6とのデータ転送制御を行う。
【0010】
記録信号生成部5は、バッファメモリ・コントローラ4から転送された、記録されるべきユーザデータに対し光ディスク11のフォーマットに対応した誤り訂正符号の生成及び付加を行い、さらに誤り訂正符号の付加されたデータを変調方式にしたがって変調し、ディジタル形式からアナログ形式に変換してレーザ駆動回路9へ供給する。
【0011】
調整用パターン生成部7は、システムコントローラ8に制御されて、記録パワー調整用のビットパターンを生成して、レーザ駆動回路9へ供給する。記録パワー用のビットパターンは、例えば、既知の固定パターン、例えば全零のパターンである。本実施の形態では、リンキング領域LAのデータ領域に記録されるのと同じビットパターンが用いられる。但し、記録パワーがステップ状に変更される。即ち、強度変調される。
【0012】
レーザ駆動回路9は、記録信号生成部5や調整用パターン生成部7からの記録データや調整用パターンを、サーボ回路17で位置決めされた光ヘッド10へ転送し、光ヘッド10内のレーザダイオードを駆動する。
【0013】
一方、光ヘッド10を介して再生された光ディスク11からの再生信号はプリアンプ回路12で増幅され、2値化回路13で2値化されてディジタル信号となり、2値化回路13の出力は、再生信号処理部6、データ領域開始位置検出部15及び調整用領域検出部16に供給される。
【0014】
プリアンプ回路12はまた、サーボ回路17に、光ヘッド10のトラッキングエラー信号やフォーカシングエラー信号を供給する。
【0015】
アシンメトリ検出回路14は、プリアンプ回路12で増幅された光ディスク11からの再生信号の最短マークと最長マークの振幅中央ずれ量を検出する。ここで、振幅中央ずれ量Cdは、図2に示すように、最短マークの部分から得られる信号Saの中央値Caと最長マークの部分から得られる信号Sbの中央値Cbとの差である。
【0016】
システムコントローラ8は、アシンメトリ検出回路14における検出結果に基づいて、振幅中央ずれ量が当該ディスクに対して予め定められた値になるように記録パワーを調整する。
【0017】
再生信号処理部6は、2値化回路13の出力を復調して誤り訂正を行い、バッファメモリ・コントローラ4へ転送する。
データ領域開始位置検出部15は、2値化回路13の出力に基づいて、データ領域の開始位置を検出し、検出結果をシステムコントローラ8に知らせる。
調整用領域検出部16は、2値化回路13の出力に基づいて、調整用領域を検出し、検出結果をシステムコントローラ8に知らせる。
【0018】
システムコントローラ8は、上記のようなパワー調整のみならず、一連の記録再生シーケンス動作を制御するものであり、そのため、ホスト・インターフェース・コントローラ1、バッファメモリ・コントローラ4、記録信号生成部5、調整用パターン生成部7、再生信号処理部6、データ領域開始位置検出部15、調整用領域検出部16、2値化回路13、アシンメトリ検出回路14、サーボ回路17、プリアンプ回路12、レーザ駆動回路9、光ヘッド10と接続され、これらとの間で制御信号などの授受を行なう。
【0019】
本発明の特徴の一つは、システムコントローラ8が、特定の領域にパワー調整のための領域を確保して、その領域を用いてパワー調整を行なうことにある。本実施の形態では、システムコントローラ8は、記録される径方向位置が所定値以上変化したときには、再度記録パワーの調整を行なわせる。そして、そのために、記録パワーの調整を行なうたびに、そのときの径方向位置をメモリ8aに記憶させ、次に情報の記録を開始するときに、メモリ8aの記憶内容を参照して、径方向位置が所定値以上変化したかどうかの判断を行なう。
【0020】
本発明では、以下に詳細に説明するように、リンキング領域に相当する領域をパワー調整のために利用する。
リンキング領域は、一つのデータと別のデータの繋ぎ目に形成されるものであり、例えば、図3に示すように、一つのデータAを記録した後、別のデータBを記録する場合に、その間にリンキング領域LAが挿入される。リンキング領域LAのサイズは、例えば1セクタ(2kバイト)或いは1ECCブロック(32kバイト)とするのが一般的である。
【0021】
各セクタは複数個の、例えば26個のシンクフレームで構成され、図4に示すように、リンキング領域LAを構成するセクタ21の先頭に配置されたID領域22内には、リンキング領域であることを示す識別コードSYXが記録され、リンキング領域LAを構成するセクタ内のシンクフレームの各々のデータ領域には、所定のビットパターン、例えば全零が記録されている。
【0022】
リンキング領域LAを形成するためには、ドライブ側のシステムコントローラ)4で、リンキングLAの発生をホスト2に知らせ、ホスト2はこれに応じてリンキング発生として処理を行ない、記録コマンドをドライブへ発行する。
【0023】
本実施の形態では、このようなリンキング領域に相当する領域、即ちリンキング領域と同様にして、特にホスト2においてはリンキング領域と同様の扱いにより、記録パワーの調整用の領域を生成する。具体的には、記録パワー調整用の領域を構成するセクタ21は、その先頭に配置されるID領域22に、リンキング領域LAと同じ識別コードSYXを有し、データ領域にリンキング領域LAと同じ値のビットパターンのデータを有する。但し記録パワー調整用の領域内の、データ領域のデータは、記録パワーがステップ状の変更(強度変調)されたものである。
【0024】
各記録パワー調整用の領域は、リンキング領域と同じく、アドレスの割り付け可能な最小単位である一つのセクタ、又は信号処理が完結する一つのブロック(ECCブロック)で構成されている。
【0025】
図5は、システムコントローラ8の制御の下で行われる光ディスクの記録方法を示す。なお、記録時の動作シーケンスが開始される前に、例えば、電源オン時の起動シーケンスにおいて、ホスト2と光ディスクの記録再生装置間では、記録時の繋ぎ目に発生するリンキングのサイズを示す情報(例えば、記録型DVDではアドレスの割付け可能な最小単位のセクタの2kバイトであることを示す情報、信号処理単位の1ECC(Error Correction)ブロックの32kバイトであることを示す情報)や、記録中にバッファメモリ3内のデータが空となった際にエラー報告を行うかどうかのモードを示す情報が授受されているものとする。
【0026】
最初にホスト2より記録コマンドが発行され、記録コマンドが受信される(S1)。受信された記録コマンドのパラメータより、記録開始位置と転送長が指定される。
【0027】
これに対して、連続記録であるかどうかの判断を行う(S2)。この判断は、例えば、前回受信した記録コマンドとの論理ブロックアドレスの連続性に基づいて行われる。
ステップS2で、連続記録と判断された場合には、次に、記録パワー調整要か否かの判断を行う(S3)。
この判断は、前回記録パワーの調整を行なったときの記録位置(後述のステップS7において、システムコントローラ8内のメモリ8aに記録されている)と、今回の記録を行なおうとする位置の、ディスクの径方向の隔たりに基づいて行なわれる。即ち、該隔たりが所定値以上であれば、記録パワー調整要と判断する。
【0028】
本実施の形態では、ディスクがCAVタイプのものであり、記録される径方向位置の変化とともに線速が変化し、これとともに最適記録パワーも変化する。そこで、径方向記録位置が所定値以上変化したときには、再度記録パワーの調整を行なうこととしている。
また、ディスクがドライブにローディングされた後、一度も記録パワーの調整が行なわれていなければ、記録パワー調整要と判断する。
【0029】
ステップS2で、連続記録でないと判断された場合には、記録パワー調整のためのステップS6に進む。
【0030】
ステップS3で、記録パワー調整要と判断された場合には、ホスト2に対して記録の繋ぎ目が発生したとしてエラーの報告を行って(S4)、ホスト2に対して再度の記録コマンドの発行を促し、記録コマンドを受信する(S5)。
そして、その後ステップS6に進む。
【0031】
ステップS6は、パワー調整、即ち、最適パワー取得を行うためのものであり、記録パワー調整領域として、上記のように、記録時の動作シーケンスが開始される前に、例えば、電源オン時の起動シーケンスにおいて、ホスト2から知らされたリンキングのサイズに相当する領域が割り当てられる。
【0032】
ステップS6の処理の詳細は図6に示すとおりである。まず、割り当てられた領域に、調整用のデータ記録を行う(S61)。記録に当たっては記録パワーを複数のステップに振り分けて行う。即ち、記録パワーをステップ状に変更しながら、記録を行う。記録データは、調整用パターン生成部7で生成されるものであり、既知のデータ、例えば固定パターン、例えば、全零とする。また、割り当てられたセクタ21の先頭に位置するID領域22には、記録パワー調整用の領域であることを示すデータ、たとえば図4の識別コードSYXを併せて記録する。このように、記録データを全零とするとともに、ユーザデータ記録領域以外の領域にリンキングを示す識別コードを記録することで、ホスト2にリンキング領域として認識させることが可能である。
また記録パワーの変更は、システムコントローラ8からレーザ駆動回路9に変更のための指示を与えることにより行なわれる。
【0033】
次に記録パワー調整用領域に記録されたデータの再生を行い(S62)、アシンメトリ検出回路14によりアシンメトリ測定を行って、最適パワーを決定する(S63)。即ち、アシンメトリ検出回路14で、プリアンプ回路12で増幅された光ディスク11からの再生信号の最短マーク長と最長マーク長の振幅中央ずれ量を検出し、システムコントローラ8で、このずれ量が当該ディスクに対して予め定められた値になるように記録パワーが調整される。
ステップS62の、記録パワー調整用領域に記録されたデータの再生を行う際、記録パワー調整用領域であることを示すデータ、すなわち識別コードSYXを調整用領域検出部16で読みって、それに続くデータ領域DP内のデータを読み取る。
【0034】
このようにして記録パワーの調整を行なったら、そのときの径方向位置をメモリ8aに記憶させる(S7)。
【0035】
次に、上記のようにして決定された最適パワーを用いて、ホスト2で指定された記録開始位置より、ユーザデータの記録を転送長分行う(S9)。記録開始位置は、データ領域開始位置検出部15によって検出される。
【0036】
ステップS3にて記録パワー調整の必要がないと判断された場合は、ホスト2からのユーザデータを前記録コマンドによる記録の終了位置と隣接した位置より、連続的に記録を開始する。
【0037】
なお、ホスト2からのユーザデータがバッファメモリ3に転送された時点で、コマンドを完了したものとして処理することにより、ホスト2間との応答速度が良好となる。
【0038】
上述のように、本実施の形態では光ディスクの回転モードとしてCAVモードである場合には、記録位置に応じて、記録パワーの調整が可能となり、信頼性が向上する。
また、記録パワー調整用領域を、既にホストとの間で処理の仕方が定まっている、リンキング領域と同様にして形成するため、ホストとの間で処理の仕方を別途規定する必要がなく、また、書替え可能型光ディスクおよび追記型光ディスクの両方に適用可能である。
【0039】
実施の形態2.
次に、実施の形態2の光ディスクの記録方法を説明する。この実施の形態の記録方法は、図1に示すのと同じ装置を用いて行われる。図7は、本実施の形態の記録方法を示す。図7で図1と同じ符号は同一ないし相当するステップを示す。図7に示す方法が図5に示す方法と異なるのは、ステップS10、S11、S12が加わっていることである。
【0040】
本実施の形態では、ステップS2で、連続記録でないと判断された場合には、次にステップS10に進む。ステップS10では、ホスト2がリンキング発生と認識しているかどうかの判定を行う。この判定は、ステップS1で受信された、ホスト2からの記録コマンドのパラメータに基づいて行なわれる。即ち、ホスト2がリンキング発生と認識した場合には、ホスト2からの記録コマンドの中のユーザデータの記録開始位置が、前コマンドの記録終了位置に、リンキングサイズを加えた位置に指定されているので、このことから、ホストがリンキング発生と認識したかどうかの判断ができる。
【0041】
ステップS10で、リンキング発生と認識されていると判断した場合には、次にステップS11に進む。ステップS11では、記録パワー調整が必要かどうかの判断を行う。この判断はステップS3と同様にして行なわれる。
【0042】
ステップS11で、記録パワー調整不要と判断された場合には、リンキング領域に本来のリンキングデータ(例えば全零)を記録し(S12)、次に、ステップS9に進む。
【0043】
ステップS10でリンキング発生と認識されていない場合、及びステップS11で、記録パワー調整要と判断された場合には、ステップS6に進む
【0044】
このようにステップS10、S11、S12を加えた理由は以下のとおりである。即ち、ステップS2にて連続記録でないと判断された場合には、ホスト2がリンキング発生と認識した場合が含まれる(S10)。
この場合には、一般には記録パワーの調整は必要でなく、記録パワー調整が必要である場合を除き、リンキングデータを記録し、それに続けてユーザデータを記録すれば良い。そこで、この場合には、ステップS12で、記録パワー調整のためのパワーの変更を行なうことなく、所定のビットパターン、例えば全零を記録し(S12)、次に、ステップS9に進む。
【0045】
本実施の形態では、実施の形態1の効果に加え、ホスト2がリンキング発生と認識しているかどうかの判断を加えることにより、記録パワー調整が必要でない、リンキング発生のための記録時(パワー調整が必要な場合を除く)には、余分な記録パワー調整ステップが発生しないため、ホスト2間の応答速度が向上する。
【0046】
以上の説明では、CAVモードであるとして説明したが、本発明はCLVモードにも適用できる。即ち、CLVモードにあっても、ユーザデータの開始位置で記録パワーの調整を行なえば、管理領域内のPCA領域への光ヘッドのアクセスなしでパワー調整が可能であるため、ホスト2への応答速度が向上すると言う効果がある。
【0047】
なお、記録パワー調整用の領域を、アドレスの割付け可能な最小単位であるセクタ構成することにより、冗長度を最小にすることができる。
【0048】
また、記録パワー調整用の領域を、信号処理が完結するブロック単位(ECCブロック)で構成することにより、ユーザデータの信頼性を高めることができる。
【0049】
さらに、記録パワー調整用の領域に記録するパターンとして、既知のデータを強度変調することにより得られるパターンを用いることにより、ハードウェアの量を少なくすることができる。
【0050】
【発明の効果】
この発明によれば、記録パワー調整用領域がユーザデータの記録領域の直前に設けられるで、CAVモード時に記録位置に応じたパワー調整を行え、記録データの信頼性が向上するという効果がある。また、CLVモードにあっても、管理領域内のPCA領域への光ヘッドのアクセスなしでパワー調整が可能であるため、ホスト2への応答速度が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1および実施の形態2の光ディスクの記録装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1および実施の形態2で検出される振幅中央ずれ量を示す波形図である。
【図3】本発明の実施の形態1および実施の形態2で用いられる光ディスクのリンキング領域を示す図である。
【図4】図3のリンキング領域を構成するセクタの構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1に関する光ディスクの記録方法を示すフローチャートである。
【図6】図5のステップS6の詳細を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態2に関する光ディスクの記録方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホスト・インターフェース・コントローラ、 2 ホスト、 3 バッファメモリ、 4 バッファメモリ・コントローラ、 5 記録信号生成部、 6再生信号処理部、 7 調整用パターン生成部、 8 システムコントローラ、 9 レーザ駆動回路、 10 光ヘッド、 11 光ディスク、 12 プリアンプ回路、 13 2値化回路、 14 アシンメトリ検出回路、15 データ領域開始位置検出部、 16 調整用領域検出部、 17 サーボ回路。

Claims (14)

  1. 光ディスクにユーザデータを記録する方法において、
    該ユーザデータの記録領域の直前に、記録パワー調整用の領域を形成し、
    前記記録パワー調整用の領域を用いて最適記録パワーを求め、
    このようにして求められた最適記録パワーで前記ユーザデータを前記記録領域に記録する
    ことを特徴とする光ディスクの記録方法。
  2. 前記記録パワー調整用の領域が、アドレスの割り付け可能な最小単位である一つのセクタで構成されることを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの記録方法。
  3. 前記記録パワー調整用の領域が、信号処理が完結する一つのブロックで構成されることを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの記録方法。
  4. 一旦記録パワーの調整を行なってから、径方向記録位置が所定値以上変わった位置において新たなユーザデータの記録を行なうおうとするときに、前記新たなユーザデータの記録領域の直前に、記録パワー調整用の領域を形成して、この記録パワー調整用の領域を用いて最適記録パワーを求め、
    このようにして求められた最適記録パワーで前記新たなユーザデータを前記記録領域に記録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの記録方法。
  5. 前記記録パワー調整用の領域を確保する際、リンキング領域として扱うことを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの記録方法。
  6. 前記記録パワー調整用の領域に、リンキング領域と同じデータを書きこむことを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの記録方法。
  7. 前記記録パワー調整用の領域に、既知のビットパターンのデータを強度変調することにより得られる信号を記録することを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの記録方法。
  8. 新たなユーザデータの記録を行なおうとする際、そのユーザデータがその前に記録されたユーザデータと連続したものかどうかの判定を行ない、連続したものでなければ、前記新たなユーザデータの記録領域の直前に、記録パワー調整用の領域を形成して、この記録パワー調整用の領域を用いて最適記録パワーを求め、
    このようにして求められた最適記録パワーで前記新たなユーザデータを前記記録領域に記録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの記録方法。
  9. 一旦記録パワーの調整を行なってから、径方向記録位置が所定値以上変わっていない位置において新たなユーザデータの記録を行なうおうとするときに、そのユーザデータがその前に記録されたユーザデータと連続したものかどうかの判定を行ない、連続したものでなければ、ホストがリンキング発生と認識しているかどうかの判定を行ない、ホストがリンキング発生と認識しているときは、前記新たなユーザデータの記録領域の直前に、リンキング領域を形成し、前記新たユーザデータを前記記録領域に記録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの記録方法。
  10. 光ディスクにユーザデータを記録する装置において、
    記録されるべきユーザデータに応じた記録信号を生成する手段と、
    記録パワー調整用の信号を生成する手段と、
    前記記録パワー調整用の信号を、前記ユーザデータの記録領域の直前に記録させる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記調整用の領域からの再生信号を検出してその結果に基づいて最適記録パワーを求め、前記最適記録パワーで前記ユーザデータを前記記録領域に記録させる
    ことを特徴とする光ディスクの記録装置。
  11. 記録パワーの調整を行ったときに、そのときの径方向記録位置を記憶する手段をさらに備え、
    前記制御手段は、新たなユーザデータの記録を行なおうとするとき、前記メモリに記憶されている、前回記録パワーの調整を行なった位置から、径方向記録位置が所定値以上変わったかどうかの判断を行ない、
    所定値以上変わったと判断したときは、前記ユーザデータの記録領域の直前に、記録パワー調整用の領域を形成して、この領域を用いて最適記録パワーを求め、このようにして得られた最適記録パワーで前記新たなユーザデータを前記記録領域に記録する
    ことを特徴とする請求項10に記載の光ディスクの記録装置。
  12. 前記制御手段は、前記記録パワー調整用の領域を確保する際、リンキング領域として扱うことを特徴とする請求項10に記載の光ディスクの記録装置。
  13. 前記制御手段は、前記記録パワー調整用の領域に、リンキング領域と同じデータを書き込ませることを特徴とする請求項10に記載の光ディスクの記録装置。
  14. 前記記録パワー調整用の信号を生成する手段が、
    既知のビットパターンのデータを生成する手段と、
    この既知のビットパターンのデータを強度変調して前記記録パワー調整用の信号を生成する手段と
    を有することを特徴とする請求項10に記載の光ディスクの記録装置。
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