JPH07249270A - データ記録装置 - Google Patents

データ記録装置

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JPH07249270A
JPH07249270A JP3877394A JP3877394A JPH07249270A JP H07249270 A JPH07249270 A JP H07249270A JP 3877394 A JP3877394 A JP 3877394A JP 3877394 A JP3877394 A JP 3877394A JP H07249270 A JPH07249270 A JP H07249270A
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JP
Japan
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video data
management
area
recorded
data
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JP3877394A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takado
清一 高堂
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07249270A publication Critical patent/JPH07249270A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】管理領域の情報が破壊されても、データ領域の
データを読み出すことができるデータ記録装置を供給す
る。 【構成】外部記憶装置40の記録媒体41の0セクタ側
からシステム情報領域42、主管理領域43、ビデオデ
ータ領域44、副管理領域45を確保する。システム情
報領域42には、システム情報を記録する。ビデオデー
タ領域44にはビデオデータを記録する。主管理領域4
3にはピクチャ番号や画像開始情報などの管理情報を記
録する。副管理領域45には主管理領域43の管理情報
を複写する。主管理領域43の管理情報が破壊されて
も、副管理領域45の管理情報にもとづきビデオデータ
を読み出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静止画像のビデオデ
ータなどのデジタルデータを記録するデータ記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、医療分野を中心として、高精細な
静止画像の電子ファイリングが要望されている。
【0003】従来、データ記録装置としていわゆるベル
ヌーイディスクドライブやハードディスクドライブある
いは光磁気ディスクなどのディスク状記録媒体を用い
て、ビデオデータを記録するデータ記録装置が提案され
ている。
【0004】このディスク状記録媒体にビデオデータを
記録する場合、記録媒体にビデオデータ領域と管理領域
をそれぞれ1つ設け、ビデオデータをビデオデータ領域
に記録すると共に、管理領域には記録されたビデオデー
タが何番目の画像であるかを示すピクチャ番号、記録さ
れたビデオデータがビデオデータ領域のどのセクタから
記録されたを示す開始情報などを記録し、記録されたビ
デオデータを読み出す場合には、管理領域の情報をもと
にしてビデオデータを読み出すことが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスク状
記録媒体にビデオデータ領域と管理領域をそれぞれ設け
てビデオデータを記録するものでは、ビデオデータを記
録する毎に管理領域の情報が更新される。このため、ビ
デオデータを記録し管理領域の管理情報が更新されてい
る間に誤って電源がオフされると、新しい管理情報が不
完全な状態とされると共に、従来の管理情報も書き換え
られて不完全な状態とされるために、全てのビデオデー
タを読み出すことが出来ない様な重大な障害を残す恐れ
があった。
【0006】そこで、この発明では、管理領域の管理情
報が破壊されても、データ領域のデータを読み出すこと
ができるデータ記録装置を供給するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ記
録装置は、記録媒体にデータ領域と複数の管理領域を設
け、データ領域にはデータを記録すると共に複数の管理
領域にはデータ領域に記録するデータの管理情報を同一
に記録するものである。
【0008】
【作用】この発明においては、複数の管理領域にデータ
の管理情報が同一に記録され、1つの管理領域の管理情
報が破壊されても、他の管理領域の管理情報に基づきデ
ータを読み出すことができる。このため、記憶装置に記
録した全てのデータが読み出すことが出来ない様な重大
な障害を防止することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明に係る
静止画記録装置の一実施例について説明する。
【0010】図1において、1はビデオ信号を構成する
輝度信号が入力される輝度信号入力端子である。輝度信
号入力端子1に入力された輝度信号YINは、ローパスフ
ィルタ3で帯域制限されてA/D変換器11に供給され
る。A/D変換器11では、電圧制御発振器12から供
給される色副搬送波周波数fSCの4倍の周波数のサンプ
リング信号でもって輝度信号YINがデジタル信号に変換
されてメモリコントローラ15に供給される。また、輝
度信号入力端子1に入力された輝度信号YINは、同期分
離回路4に供給される。同期分離回路4では、輝度信号
YINから水平同期信号HDや垂直同期信号VDが分離され
てメモリコントローラ15に供給される。
【0011】また、2はビデオ信号を構成する搬送色信
号が入力される色信号入力端子である。色信号入力端子
2に入力された色信号CINは、輝度信号YINと同様にロ
ーパスフィルタ6で帯域制限されてA/D変換器13に
供給される。A/D変換器13では、色副搬送波周波数
fSCの4倍の周波数で色信号CINがデジタル信号に変換
されてメモリコントローラ17に供給される。また、色
信号CINは波形整形回路5に供給される。波形整形回路
5では、色信号CINのバースト信号が矩形波に整形さ
れ、この波形整形後のバースト信号SCがメモリコント
ローラ15の位相比較部15aに供給される。
【0012】なお、電圧制御発振器12から出力された
サンプリング信号は、メモリコントローラ15の位相比
較部15aに供給される。このメモリコントローラ15
の位相比較部15aではサンプリング信号が1/4分周
器15bで1/4分周されてる。この1/4分周された
信号と波形整形回路5からのバースト信号SCとが位相
比較され、その比較出力信号はローパスフィルタ14を
介して電圧制御発振器12に供給される。このため、電
圧制御発振器12、ローパスフィルタ14、位相比較部
15aおよび1/4分周器15bから構成されるPLL
回路により、A/D変換器11,13での変換操作は外
部から供給される搬送色信号CINの色副搬送波信号に位
相ロックして行われる。
【0013】メモリコントローラ15,17は、A/D
変換器11,13から供給された輝度信号YINおよび搬
送色信号CINのビデオデータをD/A変換器23,25
に供給したり、メモリコントローラ15に供給された水
平同期信号HDや垂直同期信号VDに基づき1画面分のビ
デオデータをフレームメモリ24,26に記憶させた
り、あるいはフレームメモリ24,26に記憶されたビ
デオデータをD/A変換器23,25に供給するための
ものであり、画像用マイクロコンピュータ(以下「画像
マイコン」という)18によって制御される。
【0014】ところで、この画像マイコン18は制御用
マイクロコンピュータ(以下「制御マイコン」という)
19によって制御されると共に、この制御マイコン19
は表示用マイクロコンピュータ(以下「表示マイコン」
という)10を制御する。
【0015】制御マイコン19にはキー操作部8が接続
されてキー操作の判別が行われる。また、表示マイコン
10には表示部9が接続され、キー操作および静止画記
録装置の動作などに関する表示が行われる。
【0016】また、画像マイコン18には、外部同期回
路7が接続される。この外部同期回路7によって、外部
のフットスイッチ(図示せず)あるいはシャッタ(図示
せず)などからのトリガ信号の入力や入力されたトリガ
信号に関係付けて外部のストロボ(図示せず)を制御す
るためなどのトリガ信号の出力が行われる。このため、
キー操作部8のキー操作によらずフットスイッチなどで
静止画像の取り込みを行うことができる。
【0017】メモリコントローラ15,17に接続され
たD/A変換器23,25は、ローパスフィルタ27,
28を介してそれぞれ輝度信号出力端子32と色信号出
力端子33に接続される。
【0018】一方、メモリコントローラ15,17に接
続されたフレームメモリ24,26は、それぞれスイッ
チ29の固定端子a,bに接続される。ゲートコントロ
ール回路22を介して制御マイコン19で制御されるス
イッチ29の可動端子は、スイッチ30の一方の固定端
子cに接続される。また、スイッチ30の他方の固定端
子dは制御マイコン19に接続される。この制御マイコ
ン19によって制御されるスイッチ30の可動端子は、
ビデオデータインタフェース31に接続される。このビ
デオデータインタフェース31は、例えばSCSIイン
ターフェースのように割り込み操作などによってデータ
の転送が中断されるものではなく、後述する外部記録装
置40に対して1画面分のビデオデータを中断すること
なく連続して入出力処理できるものである。このビデオ
データインタフェース31は、ビデオデータ端子34を
介していわゆるベルヌーイディスクドライブで構成され
る外部記憶装置40に接続される。
【0019】ところで、このベルヌーイディスクドライ
ブは、ベルヌーイの定理により表わされる流体の力学的
性質を応用したディスクドライブであり、記録媒体が取
り外し可能であって記録媒体1枚あたり150Mバイト
の容量をもち約1Mバイト/secの記録再生速度であ
る。なお、外部記憶装置40はベルヌーイディスクドラ
イブに限られるものではなく、ハードディスクドライブ
などでもよい。
【0020】ここで図2を用いて外部記憶装置40のフ
ァイル構成を示す。図において、41は記録媒体を示
す。記録媒体41の0セクタ側から順にシステム情報領
域42、主管理領域(以下「ディレクトリ領域」とい
う)43、ビデオデータ領域44、副管理領域(以下
「補助ディレクトリ領域」という)45が確保される。
つまり、本例では管理領域は主管理領域43と副管理領
域45の2つの領域から構成される。なお、各領域の順
序は本例に限定されるものでない。
【0021】このビデオデータ領域44にはビデオデー
タが記録される。ディレクトリ領域43には、記録され
たビデオデータが何番目の画像であるかを示すピクチャ
番号や記録されたビデオデータがビデオデータ領域44
のどのセクタから記録されたかを示す開始情報などの管
理情報が記録される。補助ディレクトリ領域45には、
ディレクトリ領域43の管理情報が複写されるが、その
詳細は後述する。さらに、ディレクトリ領域43とビデ
オデータ領域44と補助ディレクトリ領域45の開始位
置やデータの更新日付などのシステム情報がシステム情
報領域42に記録される。
【0022】本例は以上のように構成されており、次に
画像の記録再生動作について述べる。
【0023】まず、外部記憶録装置40にビデオデータ
を記録する場合には、キー操作部8の記録キーが操作さ
れるとあるいは外部のフットスイッチなどでトリガ信号
が外部同期回路7に入力されると、画像マイコン18で
制御されたメモリコントローラ15,17によって、輝
度信号YINおよび色信号CINのビデオデータがデータ圧
縮されることなく1画面分フレームメモリ24,26に
記憶される。
【0024】次に制御マイコン19によって、スイッチ
30はc側に接続される。フレームメモリ24に記憶さ
れた輝度信号YINのビデオデータとフレームメモリ26
に記憶された色信号CINのビデオデータは、制御マイコ
ン19で制御されるスイッチ29で選択されてスイッチ
30を介してビデオデータインターフェース31に供給
される。ビデオデータインターフェース31から出力さ
れたビデオデータは、ビデオデータ端子34を経てデー
タ圧縮されることなく外部記憶装置40に供給される。
この外部記憶装置40では、1画面分のビデオデータが
記録媒体41のビデオデータ領域44の連続した位置に
記録される。
【0025】輝度信号YINのビデオデータと搬送色信号
CINのビデオデータが1画面分外部記憶装置40に記録
されると、制御マイコン19によってスイッチ30はd
側に接続される。制御マイコン19からは、記録された
ビデオデータのピクチャ番号や記録されたビデオデータ
がビデオデータ領域44のどのセクタから記録されたか
を示す開始情報などが、スイッチ30を介してビデオデ
ータインターフェース31に供給され、ビデオデータ端
子34を介して外部記憶装置40の記録媒体41のディ
レクトリ領域43に記録される。
【0026】次に、外部記憶装置40に記録されたビデ
オデータを読み出す場合について述べる。キー操作部8
の再生キーが操作されたりあるいはテンキーで記録され
た画像のピクチャ番号が指定されると、スイッチ30は
d側とされて、外部記憶装置40の記録媒体41のディ
レクトリ領域43の管理情報がビデオデータ端子34、
ビデオデータインターフェース31およびスイッチ30
を介して制御マイコン19に供給される。制御マイコン
19では、供給されたディレクトリ領域43のデータよ
り指定されたビデオデータが記録されているかどうかが
判断される。指定されたビデオデータが記録されている
場合には、スイッチ30はc側に切り換えられる。ま
た、指定されたビデオデータが記録されていない場合に
は、表示部9に記録されていない旨の表示がなされる。
【0027】スイッチ30がc側に切り換えられると、
外部記憶装置40の記録媒体41のビデオデータ領域4
4から指定されたビデオデータが読み出され、ビデオデ
ータ端子34、ビデオデータインターフェース31およ
びスイッチ30を介してスイッチ29の可動端子に供給
される。このビデオデータが輝度信号のデータである場
合には、制御マイコンによってスイッチ29はa側とさ
れてフレームメモリ24に記憶される。また、ビデオデ
ータが色信号のデータである場合にはスイッチ29はb
側とされてフレームメモリ26に記憶される。
【0028】このフレームメモリ24,26に輝度信号
と色信号のビデオデータが1画面分記憶されると、記憶
されたデータはメモリコントローラ15,17によって
読み出されてD/A変換器23,25に供給される。D
/A変換器23,25に供給されたビデオデータは、D
/A変換器23,25でアナログ信号に変換され、ロー
パスフィルタ27,28で帯域制限されて、輝度信号出
力端子32から輝度信号YOUTとして出力されると共
に、色信号出力端子33から搬送色信号COUTとして出
力される。図示せずも、輝度信号出力端子32と色信号
出力端子33にはモニタテレビが接続され、輝度信号Y
OUTと搬送色信号COUTによって静止画が表示される。
【0029】ここで、図3及び図4のフローチャートを
使用して外部記憶装置40の記録媒体41に確保された
ディレクトリ領域43と補助ディレクトリ領域45の管
理情報の書き換え動作について説明する。
【0030】パワースイッチのオンボタンが操作されて
電源の供給が行われ、外部記憶装置40に記録媒体41
があることが確認されると、ステップST1でシステム
情報領域42からシステム情報が読み込まれ、ステップ
ST2でディレクトリ領域43から管理情報が読み込ま
れ、ステップST3で補助ディレクトリ領域45から管
理情報が読み込まれる。
【0031】ステップST4では、ディレクトリ領域4
3から読み出された管理情報に訂正できないような誤り
があるかどうかが判定される。誤りが無い場合はステッ
プST6に進み、誤りが有る場合にはステップST5で
補助ディレクトリ領域45から読み出された管理情報が
ディレクトリ領域43に複写されてステップST6に進
む。
【0032】次に、ステップST6でディレクトリ領域
43から読み出された管理情報と補助ディレクトリ領域
45から読み出された管理情報が比較される。比較され
た結果、管理情報が一致していればステップST8に進
む。一致していなければ補助ディレクトリ領域45の管
理情報が書き換えられていないと判断されてステップS
T7でディレクトリ領域43の管理情報が補助ディレク
トリ領域45に複写されてステップST8に進む。
【0033】ステップST8では、ビデオデータの記録
や再生の動作が行われると共に、必要に応じてディレク
トリ領域43の管理情報の更新が行われてステップST
9に進む。ステップST9では、メディアエラー例えば
チェックサムエラーや物理的エラーが記録媒体に発生し
ていないかどうかが判定される。エラーが発生していな
い場合には、ステップST10に進み、一定時間以上操
作がされていない状態であったかどうかが判定される。
ビデオデータの記録や再生の操作が一定時間を越えない
間に行われた場合には、ステップST16に進みパワー
スイッチの操作が検出される。このステップST16で
パワースイッチのオフボタンが操作されていないときは
再びステップST8に進みビデオデータの記録や再生の
動作が行われる。
【0034】ここで、ステップST10でビデオデータ
の記録や再生の操作が一定時間内に行われなかった場合
には、ステップST11に進みディレクトリ領域43の
管理情報の更新がされているかが判定される。管理情報
の更新がされていない場合には、ステップST16に進
み、更新されている場合には、ステップST12で補助
ディレクトリ領域45の管理情報が更新されてステップ
ST16に進む。
【0035】一方、ステップST9で、記録媒体にエラ
ーが発生している場合には、ステップST13に進む。
ステップ13ではエラーの発生場所がディレクトリ領域
43の位置であるかどうかが判断される。ディレクトリ
領域43の位置にエラーが発生した場合には、ステップ
ST14で補助ディレクトリ領域45の管理情報をディ
レクトリ領域43に複写することでディレクトリ領域4
3の管理情報が修復される。また、エラーの発生位置が
ディレクトリ領域43でない場合、例えばビデオデータ
領域44であった場合には、ステップST15でエラー
発生部分を含む1画面分のビデオデータを消去してステ
ップST16に進む。
【0036】ステップST16でパワースイッチのオフ
ボタンが操作されると、ステップST17でディレクト
リ領域43の管理情報が補助ディレクトリ領域45に複
写されたのち、電源がオフ状態とされる。
【0037】このように本例によれば、静止画像のビデ
オデータが、例えばSCSIインターフェースのように
割り込み等で中断されることなく外部記憶装置40に転
送される。このため、ビデオデータを短時間で記録する
ことができる。
【0038】また、A/D変換器11,13から得られ
たビデオデータがデータ圧縮されることなくフレームメ
モリ24,26および外部記憶装置40に記録されるの
で、高精細な画像を画質の劣化を生ずることなく記録再
生ができ、例えば医療分野においては再生画像を診断な
どに有効に活用することができる。
【0039】さらに、外部記憶装置40としてメディア
が交換できると共にアクセスタイムやデータの転送速度
が速いいわゆるベルヌーイディスクドライブを使用する
ことで、連続的に静止画を記録することができると共に
記録されたビデオデータを持ち運ぶことが可能とされ
る。
【0040】また、外部記憶装置40の記録媒体41の
ディレクトリ領域43および補助ディレクトリ領域45
に、ビデオデータの管理情報が記録されると共に、ビデ
オデータはビデオデータ領域の連続した位置に記録され
る。このため、管理領域の管理情報を参照することで再
生しようとするビデオデータの記録位置を容易に検出す
ることができると共に、ビデオデータの記録位置にヘッ
ドが移動された後はヘッドのシークタイムを必要とせ
ず、短時間かつ一定時間でビデオデータを記録すること
ができる。
【0041】また、このディレクトリ領域43と補助デ
ィレクトリ領域45に管理情報を記録するために、一方
の領域の管理情報が使用出来なくなっても、他方の管理
情報を使用することで、ビデオデータが全て読み出せな
いような致命的不良が発生することを防止できる。な
お、この補助ディレクトリ領域45の管理情報は、動作
中に適宜ディレクトリ領域43の管理情報で更新される
ものである。このため、ディレクトリ領域43の管理情
報のようにビデオデータの記録動作時に常に更新される
ものではないことから、ビデオデータの記録動作に要す
る時間は補助ディレクトリ領域45を設けても長時間と
なることがない。また、補助ディレクトリ領域45の対
する記録回数が少ないため、管理情報が破壊される危険
性を減少させることができる。
【0042】さらに、補助ディレクトリ領域45の管理
情報は動作中に適宜更新されると共に、電源をオフする
場合には常にディレクトリ領域43の管理情報が複写さ
れるため、補助ディレクトリ領域45の管理情報は新し
い情報が記録される。このため、この情報を使用する場
合であっても、ビデオデータの記録再生に支障をきたす
ことがない。ところで、本例では2つの管理領域を設け
た場合について述べたが管理領域を3つ設け、それぞれ
の管理情報を多数決で採用することで、管理情報の精度
を向上させることができる。
【0043】また、補助ディレクトリ領域45の管理情
報の更新は、一定時間操作されない場合とパワーオフ時
に実施するものとしているが、一定時間経過後あるいは
データの記録回数に関係付けて実施するものとしてもよ
い。
【0044】なお、本例ではビデオ入力信号を記録する
場合の例を示したが、本願の発明はビデオ信号を記録す
る場合に限らずオーディオデジタルデータやコンピュー
タのデジタルデータなどを記録する場合にも適用出来る
ことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、複数の管理領域にデ
ータの管理情報が同一に記録され、1つの管理領域の管
理情報が破壊されても、他の管理領域の管理情報に基づ
きデータを読み出すことができる。このため、記憶装置
に記録した全てのデータが読み出すことが出来ない様な
重大な障害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る静止画記録装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】外部記憶装置40のファイル構成を示す図であ
る。
【図3】管理領域の書き換え動作を示すフローチャート
である。
【図4】管理領域の書き換え動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 輝度信号入力端子 2 色信号入力端子 8 キー操作部 10 表示マイコン 11,13 A/D変換器 19 制御マイコン 23,25 D/A変換器 24,26 フレームメモリ 32 輝度信号出力端子 33 色信号出力端子 34 ビデオデータ端子 40 外部記憶装置 41 記録媒体 42 システム情報領域 43 主管理領域 44 ビデオデータ領域 45 副管理領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にデータ領域と複数の管理領域
    を設け、 上記データ領域にはデータを記録すると共に上記複数の
    管理領域には上記データ領域に記録するデータの管理情
    報を同一に記録することを特徴とするデータ記録装置。
JP3877394A 1994-03-09 1994-03-09 データ記録装置 Pending JPH07249270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3877394A JPH07249270A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 データ記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3877394A JPH07249270A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 データ記録装置

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ID=12534617

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JP3877394A Pending JPH07249270A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 データ記録装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100324159B1 (ko) * 1998-01-21 2002-02-16 니시무로 타이죠 영상 데이타 기록 매체, 영상 데이타 기록 장치 및 영상 데이타 재생 장치
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US7363530B2 (en) 2001-11-12 2008-04-22 Hitachi, Ltd. Data recording method and data recording apparatus

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