JP2003111017A - 監視カメラシステム - Google Patents

監視カメラシステム

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JP2003111017A
JP2003111017A JP2001294351A JP2001294351A JP2003111017A JP 2003111017 A JP2003111017 A JP 2003111017A JP 2001294351 A JP2001294351 A JP 2001294351A JP 2001294351 A JP2001294351 A JP 2001294351A JP 2003111017 A JP2003111017 A JP 2003111017A
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JP2001294351A
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Yuichi Watanabe
有一 渡辺
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記憶容量に大きな記憶媒体の領域を有効に使用
することで、通常の監視データについては記憶と消去を
リング的に自動的に行えるようにするほかに、消去した
くない画像データについては自動的には消去せずに保存
可能にする。 【解決手段】1つまたは複数のカメラ10〜1mからの各カ
メラ画像をデジタル化及び圧縮化して記憶媒体26に記録
し、再生時は記憶媒体26から読み出し伸長してモニタ30
に多画面表示することを可能とする監視カメラシステム
を構築する際に、記憶媒体26の記憶領域に、記憶領域容
量が一杯になった際には、自動的に順次最も古い記憶デ
ータを消去し、新しい記憶データをリング式に記憶及び
消去する第1の領域と、記憶したデータは自動的には消
去せず、操作によって消去できる第2の領域を有し、第
1の領域には、通常時の録画データを記憶するととも
に、第2の領域には、保存しておきたい画像データを区
別して記憶できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子を有した
カメラで画像を撮影し、画像圧縮技術を用いて記憶媒体
に記録したり、モニタ表示したりする監視カメラシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストア,スーパー
マーケット,百貨店などで使用されている監視カメラシ
ステムには、カメラ映像を記録する手段として主にVT
R(ビデオテープレコーダ)が用いられていた。
【0003】従来の監視カメラシステムにおける、VT
Rによるテープ媒体への記録では、近年のデジタル電子
機器に見られるようなデジタル処理を行うことができ
ず、データ解析などの処理が行なえないと共に、テープ
を再生して再び必要な部分を見ようとしてもテープ送り
や巻き戻しに時間を要したり、記録及び再生を繰り返す
ことでテープの劣化及び画質の劣化を招きかつ故障の原
因となったり、記録容量的にも限界があり長時間の記録
を行うことが困難であるなどの問題があった。
【0004】そこで、近年、撮影した映像信号をデジタ
ル化し、デジタル画像データとして記憶媒体に記録する
ことが行われている。
【0005】しかしながら、この種の監視カメラシステ
ムは、カメラ映像を記録するものであるために、大容量
の記憶領域を持つ記憶媒体が必要であり、長時間の画像
データを記憶するのに適した記憶媒体は、種類が限られ
ている。
【0006】大容量の記憶媒体としては、例えばハード
ディスク(以下、HDD)やデジタルビデオディスク
(以下、DVD)、ZIPなどがある。これらの記憶媒
体のうち、HDDの記憶容量が他の記憶媒体に比較し、
格段に大きいため、通常の記憶媒体には、一般的にはH
DDが用いられていた。このHDDは、コントローラ本
体と一体化し、記憶容量が一杯になると、自動的に最も
古いデータを自動的に消去し、順次古いデータを消去し
ながら、最新のデータをリング的に記憶する構成が取ら
れていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に大容量の記憶媒体の記憶領域を、記憶容量が一杯にな
ったときに、古いデータを消去しながらリング的に記憶
する構成であると、消去をせずに記録しておきたいデー
タも自動的に消去される可能性がある。このため、記憶
データを自動的に消去することなく保存するためには、
容量的に小さな別の記憶媒体に、必要な画像データを記
憶する方式が取られており、長時間の画像データを記憶
するためには、容量の小さな記憶媒体を数多く使用する
必要があった。また、容量の小さな記憶媒体を何回も交
換して使用するため手間がかかるという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、上記問題点を鑑み、記
憶容量に大きな記憶媒体を使用し、該記憶媒体の領域を
有効に使用することで、通常の監視データについては記
憶と消去をリング的に自動的に行えるようにする一方、
消去したくない画像データについては消去することなく
保存できるようにした監視カメラシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る監視カメラシステムは、撮像素子を有し、映像信号を
出力する1つ又は複数のカメラと;前記カメラからの映
像信号を入力し、デジタル画像データに変換する変換部
と、変換された前記デジタル画像データを圧縮したり或
いは圧縮画像データを伸長する処理を行う処理部と、圧
縮した画像データを記録する記憶媒体であって、その記
憶領域に、記憶領域容量が一杯になった際には、自動的
に順次最も古い記憶データを消去し、新しい記憶データ
をリング式に記憶する第1の記憶領域と、記憶したデー
タは、操作によって消去できる第2の記憶領域が形成さ
れた記憶媒体と、圧縮した画像データを前記記憶媒体に
記録したり読み出したりする制御を行う制御部であっ
て、前記記憶媒体の第1の記憶領域には、通常時の録画
データをリング式に自動的に記憶するとともに、第2の
記憶領域には、自動的に消去したくない画像データを記
憶させる制御部と、前記変換部からのデジタル画像デー
タ又は前記処理部からの伸長したデジタル画像データを
アナログの映像信号に変換し、1つ又は複数のモニタに
出力する出力部とを有したコントロール装置と;前記コ
ントロール装置から出力された信号を表示する1つ又は
複数のモニタと;を具備したものである。
【0010】上記の説明で、撮像素子としては一般的に
は電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Deviceの
略)が用いられる。また、撮像素子としては、カラー
用,白黒用どちらの撮像素子であっても良い。カメラと
して複数のカメラを用いる場合は、複数のカメラの映像
を1つの記憶媒体に時分割して記録したり、1つのモニ
タに多画面分割して表示したり或いは各映像をそれぞれ
複数のモニタに表示したりすることが可能である。複数
のカメラによる撮影の場合は、各カメラによる複数の映
像を順に例えば1/30秒間隔(或いは1/60秒間隔)で1フ
レーム(或いは1フィールド)の画像として取り込んで
記録したり、表示したりすることができる。記録媒体に
記録する際の画像圧縮方式としては、主として静止画圧
縮用のJPEG(Joint Photographic Expert Group の
略)を用いる。記憶媒体としては、HDD装置やDVD
装置を用いるが、好ましくは大容量(例えば200〜300Gb
yte)のHDD装置を使用する方がよい。HDD装置を
使用した場合、パーテーションにて第1,第2のドライ
ブというように2つの記憶領域に領域分けして使用する
ことが容易にできる。
【0011】請求項1の発明によれば、記憶媒体の記憶
領域に、記憶領域容量が一杯になった際には、自動的に
順次最も古いを消去し、新しい記憶データをリング式に
記憶する第1の記憶領域と、記憶したデータは、操作に
よって消去できる第2の記憶領域を設けたので、保存が
必要なデータが自動的に消去されるのを防止できる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1項記載の
監視カメラシステムにおいて、前記第1の記憶領域と前
記第2の記憶領域は、物理的に異なる記憶媒体であるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2の発明によれば、第2の記憶領域
に別体の記憶媒体を使用可能としたので、この別体の記
憶媒体に大容量のものを使用して長時間の画像データを
任意の時まで記憶保存することが可能である。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の監視カメラシステムにおいて、前記第2の記憶領域
の記憶媒体は、コントロール装置に対して着脱可能であ
ることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明によれば、第2の記憶領域
をコントロール装置と別体にし、容易に着脱可能な構成
としたので、この第2の記憶領域を必要に応じて取り外
すことができ、画像データを別保管することができる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1つに記載の監視カメラシステムにおいて、前記
第1の記憶領域と前記第2の記憶領域は、同形状で物理
的に異なる記憶媒体であることを特徴とする。
【0017】上記の「同形状で物理的に異なる記憶媒体」
とは、具体的には、同形状の記憶媒体、例えばHDDの
ような円盤状の形状を有する同種の記憶媒体を、別々に
2つ使用するの意である。
【0018】請求項4の発明によれば、第2の記憶媒体
は、第1の記憶媒体と同形状の記憶媒体が使用できるた
め、記憶データ容量に対するコストパフォーマンスが向
上する。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1つに記載の監視カメラシステムにおいて、前記
第1の記憶領域と前記第2の記憶領域は、コントロール
装置とは、物理的に異なる記憶媒体であり、かつ前記第
1の記憶領域と前記第2の記憶領域は、同形状の記憶媒
体であることを特徴とする。
【0020】上記の「コントロール装置とは、物理的に
異なる記憶媒体であり、同形状の記憶媒体である」と
は、第1の記憶領域と第2の記憶領域は共に、コントロ
ール装置に対して、例えば外付けの別体であって、かつ
第1の記憶領域と第2の記憶領域は、同形状の記憶媒
体、例えばHDDのような円盤状の形状を有する同種の
記憶媒体を、別々に2つ使用するの意である。
【0021】請求項5の発明によれば、第2の記憶媒体
は、第1の記憶媒体と同形状の記憶媒体が使用できるた
め、記憶データ容量に対するコストパフォーマンスが向
上すると共に、第1,第2の記憶領域とも必要に応じて
取り外して、それぞれの画像データを別保管することも
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の
監視カメラシステムを示すブロック図である。本実施の
形態では、複数のカメラからの複数の映像を1つのモニ
タに画面分割して表示する場合を例として説明する。
【0023】図1において、監視カメラシステムは、C
CDなどの撮像素子を有し、映像信号を出力する少なく
とも1つの監視用のカメラ10〜1mと、これらのカメ
ラ10〜1mからの映像信号を間引き処理及び合成処理
してモニタ30に出力したり、カメラ10〜1mからの
各映像信号を圧縮処理をして記憶媒体26に記録した
り、或いは記憶媒体26から読み出した各圧縮画像デー
タを伸長処理し1枚の画像に合成して前記モニタ30に
出力したりするコントロール装置20と、コントロール
装置20から出力された信号を複数画面に分割して表示
するモニタ30とで構成されている。
【0024】前記コントロール装置20は、少なくとも
1つの監視用のカメラ10〜1mからの各映像信号を入
力し、出力すべき映像信号を順次に選択して出力した
り、或いは特定のカメラからの映像信号のみに固定して
出力することが可能なセレクタ21と、前記セレクタ2
1にて選択的に出力する各カメラの映像信号を入力し、
デジタル画像データに変換する変換部22と、変換され
た前記デジタル画像データを圧縮したりまた圧縮した画
像データを伸長する処理を行う機能と前記変換部22か
らの各カメラのデジタル画像データ又は圧縮後の画像デ
ータを伸長した各カメラのデジタル画像データを1枚の
画像となるように水平,垂直方向の間引き処理(例えば
4台のカメラ映像の場合は各画面の面積を1/4に縮小
するために水平,垂直方向共に1/2に間引く)及び合
成処理する機能とを有した処理部23と、圧縮した画像
データを記憶媒体26に記録したり読み出したりする制
御を行う制御部25と、HDD等の大容量(例えば200
〜300Gbyte)を有し、後述する第1,第2の2つの記憶
領域を有して構成される記憶媒体26と、前記処理部2
3から出力される各カメラのデジタル画像データをアナ
ログの映像信号に変換してモニタ30に出力する出力部
24と、記録,再生,早送り,早戻し等の記録再生に必
要な指示を与えたり、前記記憶媒体26の記憶領域のう
ち第2の記憶領域に記憶した内容を消去したい時にはそ
の消去の指示を与えるための操作部27と、を有して構
成されている。
【0025】なお、複数のカメラの映像信号を変換及び
出力可能に構成された変換部を用いるときは、セレクタ
が不要となることは言うまでもない。
【0026】上記記憶媒体26は、その記憶領域に、記
憶領域容量が一杯になった際には、自動的に順次最も古
い記憶データを消去し、新しい記憶データをリング式に
記憶する第1の記憶領域と、記憶したデータは、操作部
27の操作によって消去できる第2の記憶領域を有して
いる。図2は、記憶媒体26の記憶領域を、第1,第2
の2つの領域に分けた状態の概念図を示している。
【0027】そして、上記制御部25は、圧縮した画像
データを記憶媒体26に記録したり読み出したりする制
御を行うほかに、記憶媒体26の前記第1の記憶領域に
は、通常時の録画データ(各カメラで撮影した監視デー
タ)をリング式に自動的に記憶及び消去するとともに、
第2の記憶領域には、自動的に消去したくない画像デー
タを記憶するように制御を行うものである。
【0028】上記構成において、複数台のカメラ10〜
1mは例えば店舗内の適宜の位置に配置されている。通
常のカメラによる監視状態では、複数のカメラ10〜1
mで撮像した各映像をモニタ30上に複数画面に分割し
てリアルタイムに表示する一方、カメラ10〜1mで撮
像した各映像を記憶媒体26に圧縮画像データとして記
録することが可能となっている。
【0029】複数のカメラ10〜1mからの各映像をモ
ニタ30上に複数画面に分割してリアルタイムに表示す
る際には、各カメラから入力される映像信号は、制御部
25から供給される垂直同期信号ごとにセレクタ21に
より切り替えられ、これらカメラ映像信号は変換部22
によりデジタルの輝度信号と色差信号に変換され、この
変換された各カメラの輝度信号と色差信号は、処理部2
3内で間引き処理及び合成処理され、その合成データは
モニタ画面表示用の水平/垂直同期信号に同期して出力
部24に供給され、出力部24にてアナログのモニタ画
面表示用信号に変換されて、1つのモニタ30上に複数
画面に分割して表示される。図3は、モニタ30の画面
において、例えば4つのカメラ10〜13の画像を4画
面分割表示した例を示している。
【0030】一方、複数のカメラ10〜1mからの各映
像を記憶媒体26に圧縮画像データとして記録する際に
は、通常各カメラで撮像している監視録画データを第1
の記憶領域にリング式動作に基づいて自動的に順次記憶
し容量が一杯の場合は順次消去及び記憶するとともに、
自動的に(リング式動作に基づいて自動的に)消去した
くない画像データについてはモニタ30の表示を参照し
ながら操作部27からのユーザー指示に基づいて第2の
記憶領域に記憶したり、或いは複数のカメラのうち特定
カメラからの画像データを消去したくない画像データと
して予め制御部25に設定し、制御部25の制御にて自
動的に第2の記憶領域に記憶したりすることができる。
第1の記憶領域には、前述したように、記憶領域容量が
一杯になった際には、自動的に順次最も古い記憶データ
を消去し、新しい記憶データをリング式に記憶し、また
第2の記憶領域に記憶した保存データは、操作部27の
消去ボタンによるユーザー操作によって消去したいとき
に消去することが可能となっている。
【0031】複数のカメラ11〜1mのそれぞれの映像
信号を、セレクタ21にて一定時間間隔(例えば1/3
0秒間隔、或いは1/60秒間隔)で順次に切り替える
動作をさせた場合、カメラ11〜1mからの1フレーム
又は1フィールドの複数の映像信号は変換部22でデジ
タル化されかつ処理部23にて圧縮されて、前記一定時
間間隔で記憶媒体26の第1の記憶領域に順次自動的に
記録されると同時に、変換部22にてデジタル化した画
像データは処理部23で間引き処理及び合成処理され、
出力部24にてアナログ映像信号となってモニタ30の
画面上に複数の画面に分割して表示される。この各カメ
ラに対応した分割画面をモニタ30にて監視している人
は、その画面の中から操作部27にてカメラNo.に相
当するボタンを押すことにより、その操作信号に基づい
て制御部25が該当するカメラ映像を記憶媒体26の第
2の記憶領域に記憶させることができる。或いは、予め
操作部27にて消去したくないカメラNo.を設定して
おくことで、そのカメラの画像を常時、第2の記憶領域
に自動的に記憶させることもできる。なお、いずれの場
合でも、第2の記憶領域に記憶したカメラの画像は、他
のカメラの画像と共に一定時間間隔でリング式に第1の
記憶領域にも自動的に記憶されていることは勿論であ
る。
【0032】尚、セレクタ21の切り替えを制御するこ
とにより、複数台のカメラ10〜1mのうち、特定の1
台のカメラ(例えば符号10のカメラ)による撮像画像
の一定時間(例えば1秒)内の撮影枚数を他のカメラ1
1〜1mのそれぞれの撮像画像の枚数の複数倍(例えば
2倍又は3倍)とするように切り替えることもできる。
これにより、記憶媒体26の第1の記憶領域には、一定
時間内に、カメラ10の画像がその他のカメラの各画像
の枚数より2倍又は3倍多く記憶されることになる。こ
のように特定カメラ画像をセレクタ21にてその他のカ
メラ画像よりも2倍又は3倍多くセレクトして第1の記
憶領域に順次一定時間間隔(例えば1/30秒間隔、或
いは1/60秒間隔)で記録することにより、記憶媒体
26の第1の記憶領域の記録画像を再生し複数画面にて
分割表示した場合(図3参照)に、各画面に対応したカ
メラ映像のうち、カメラ10の画像のみが一定時間(例
えば1秒)内に2倍又は3倍の枚数多く表示されるた
め、他のカメラ11〜1mの各画像の表示よりもより動
画像に近い連続的な映像として表示させることができ
る。なお、カメラ10の画像を他のカメラ映像より多い
枚数、記憶媒体26の第1の記憶領域に記録すると同時
に、そのカメラ10の多い枚数の画像を第2の記憶領域
に記憶させるようにしてもよい。このようにすること
で、自動的には消去しない第2の記憶領域に対して、特
定カメラの画像データを時間的により連続した画像情報
として消去することなく保存しておくことが可能とな
る。
【0033】尚、図1の実施の形態では、コントロール
装置20の内部に1つの記憶媒体20を設け、該記憶媒
体20の記憶領域を第1,第2の2つの記憶領域に分け
た構成としたが、コントロール装置20の内部に物理的
に異なる第1,第2の記憶媒体を設けて、それぞれを第
1,第2の記憶領域とするようにしてもよい。第1,第
2の記憶領域に対応した第1,第2の記憶媒体として
は、大容量で同種の記憶媒体、例えば2つHDD装置を
用いればよい。このように第2の記憶領域に別体の記憶
媒体を使用すれば、この別体の記憶媒体に大容量のもの
を使用して長時間の画像データを任意の時まで記憶保存
することが可能である。つまり、単体のHDD装置には
最大記憶容量に制限があるためである。
【0034】図4は本発明の第2の実施の形態の監視カ
メラシステムを示すブロック図である。図1の実施の形
態と異なる点は、記憶媒体26の記憶領域を全て前述の
リング式に自動的に記憶及び消去可能な第1の記憶領域
とし、記憶したデータを自動的には消去不可能とする前
記第2の記憶領域としては、別体の記憶媒体28を用意
し、コントロール装置20に着脱可能としたものであ
る。第1,第2の記憶領域に対応した第1,第2の記憶
媒体26,28としては、大容量で同種の記憶媒体、例
えば2つHDD装置を用いればよい。なお、記憶媒体2
8は、コントロール装置20に設けた接続ポート20a
に対してSCSIケーブルなどの接続ケーブルを用いて
着脱可能に接続する。その他の構成は図1と同様であ
る。
【0035】このように第2の記憶領域に別体の記憶媒
体28を使用すれば、この別体の記憶媒体28に大容量
のものを使用して長時間の画像データを任意の時まで記
憶保存することが可能である一方、第2の記憶領域とな
る記憶媒体28をコントロール装置20と別体にし、装
置本体に対し容易に着脱可能な構成にしたので、この第
2の記憶領域を必要に応じて取り外すことができ、画像
データを別保管することができる利点を生じる。
【0036】図5は本発明の第3の実施の形態の監視カ
メラシステムを示すブロック図である。図1の実施の形
態と異なる点は、前記第1の記憶領域と前記第2の記憶
領域にそれぞれ対応した2つの記憶媒体26,28は、
コントロール装置20に対しては外付けの別体としてあ
り、かつ第1の記憶媒体26と第2の記憶媒体28は、
同形状の記憶媒体、例えばHDD装置のような円盤状の
形状を有する同種の記憶媒体で構成してある。なお、こ
の場合、記憶媒体28,26は、コントロール装置20
に設けた接続ポート20a,20bに対してそれぞれS
CSIケーブルなどの接続ケーブルを用いて着脱可能に
接続する。その他の構成は図1と同様である。
【0037】このような構成によれば、第2の記憶媒体
28は、第1の記憶媒体26と同形状の記憶媒体が使用
できるため、コスト的に有利であると共に、第1,第2
の記憶媒体26,28とも必要に応じてコントロール装
置20から取り外して、第1,第2の記憶領域それぞれ
の画像データを別々に保管することができる利点を生じ
る。
【0038】尚、以上述べた実施の形態では、複数台の
カメラの映像信号を出力する手段としてのモニタは、1
台であったが、本発明ぱこれに限定されず、コントロー
ル装置の出力部に対して複数台のモニタを配置して各モ
ニタに複数台のカメラそれぞれからの映像信号を表示す
るように構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、記憶容量一杯
の状態では自動的に消去して新たに画像データを書き込
める第1の記憶領域のほかに、保存が必要な画像データ
が消去されることなく記録できる第2の記憶領域を設け
たので、注目すべき保存が監視画像データを消去するこ
となく保存しておくことができ、監視カメラシステムと
しての利便性を向上させることができる。
【0040】請求項2の発明によれば、第2の記憶領域
に別体の記憶媒体を使用できるので、この別体の記憶媒
体に大容量のものを使用して長時間の画像データを任意
の時まで記憶保存することが可能となる。
【0041】請求項3の発明によれば、第2の記憶領域
をコントロール装置とは別体にし、容易に着脱可能にし
たので、この第2の記憶領域を必要に応じて取り外すこ
とができ、画像データを別保管することが可能となる。
【0042】請求項4の発明によれば、第2の記憶媒体
は、第1の記憶媒体と同形状の記憶媒体が使用できるた
め、記憶データ容量に対するコストパフォーマンスを向
上させることができる。
【0043】請求項5の発明によれば、第2の記憶媒体
は、第1の記憶媒体と同形状の記憶媒体を使用できるた
め、記憶データ容量に対するコストパフォーマンスが向
上すると共に、第1,第2の記憶領域ともコントロール
装置から必要に応じて取り外して、それぞれの画像デー
タを別保管することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の監視カメラシステ
ムを示すブロック図。
【図2】記憶媒体の記憶領域を、第1,第2の2つの領
域に分けた状態を示す概念図。
【図3】モニタの画面において、4台のカメラの画像を
4画面分割して表示した例を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態の監視カメラシステ
ムを示すブロック図。
【図5】本発明の第3の実施の形態の監視カメラシステ
ムを示すブロック図。
【符号の説明】
10〜1m…カメラ 20…コントロール装置 22…変換部 23…処理部 24…出力部 25…制御部 26,28…記憶媒体 27…操作部 30…モニタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を有し、映像信号を出力する1
    つ又は複数のカメラと;前記カメラからの映像信号を入
    力し、デジタル画像データに変換する変換部と、変換さ
    れた前記デジタル画像データを圧縮したり或いは圧縮画
    像データを伸長する処理を行う処理部と、圧縮した画像
    データを記録する記憶媒体であって、その記憶領域に、
    記憶領域容量が一杯になった際には、自動的に順次最も
    古い記憶データを消去し、新しい記憶データをリング式
    に記憶する第1の記憶領域と、記憶したデータは、操作
    によって消去できる第2の記憶領域が形成された記憶媒
    体と、圧縮した画像データを前記記憶媒体に記録したり
    読み出したりする制御を行う制御部であって、前記記憶
    媒体の第1の記憶領域には、通常時の録画データをリン
    グ式に自動的に記憶するとともに、第2の記憶領域に
    は、自動的に消去したくない画像データを記憶させる制
    御部と、前記変換部からのデジタル画像データ又は前記
    処理部からの伸長したデジタル画像データをアナログの
    映像信号に変換し、1つ又は複数のモニタに出力する出
    力部とを有したコントロール装置と;前記コントロール
    装置から出力された信号を表示する1つ又は複数のモニ
    タと;を具備したことを特徴とする特徴とする監視カメ
    ラシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶領域と前記第2の記憶領
    域は、物理的に異なる記憶媒体であることを特徴とする
    請求項1項記載の監視カメラシステム。
  3. 【請求項3】 前記第2の記憶領域の記憶媒体は、コン
    トロール装置に対して着脱可能であることを特徴とする
    請求項1又は2記載の監視カメラシステム。
  4. 【請求項4】 前記第1の記憶領域と前記第2の記憶領
    域は、同形状で物理的に異なる記憶媒体であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の監視カメ
    ラシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1の記憶領域と前記第2の記憶領
    域は、コントロール装置とは、物理的に異なる記憶媒体
    であり、かつ前記第1の記憶領域と前記第2の記憶領域
    は、同形状の記憶媒体であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1つに記載の監視カメラシステム。
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